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【安価】○○オブザデッド
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36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:56:24.54 ID:Aqx5hsFTO
>>35
決まったマス数を乗り越えて耐え抜けばゴールか、その時その時で選択肢を選んで確率次第では突破できるしゴールしたりできるのか
どっちかというと後者のが合ってるかな?と思った
一応テスト兼ねて作ったシステムだし最後までいくか…もらった安価キャラすごく動かしたいし
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 22:00:28.63 ID:VcaWau8m0
好きなように進めて、どうぞ
別にシステム途中で変えちゃいけないなんてわけでもないしね
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/08(月) 22:12:36.73 ID:Aqx5hsFTO
【選択肢:1】
正人(疲れたな……)
いくつかの問題を同時に頭に並べるものではない。今考えるのはたったひとつでいい。どうやって外へ出るか、だ。
正人(そうや! 窓を割ってコイツら引きつけるか!)
数は多いが上手くいけば一か所に集中して、別の窓から脱出できるかもしれない。ずっとここにいると目立つ、迷っている暇はない。
周りを見渡すとガラスを割るのにちょうどよさそうなものを発見する。掃除用具の入ったロッカー。中からモップを取り出すと正人はバットを扱うように、
正人「ふッ」
窓目掛けてスイングした。物の見事にガラスが大きく音を立てて割れる。
「アアアア」
「ウウウウウ」
正人(よしっ!)
外の生徒たちがぞろぞろと割れた窓へ近寄ってくる。腰を屈めて身を隠しながら、正人は急いで十数メートル離れた位置にある窓へ向かう。
もう少しで脱出できる。外に出たら警察と救急車を呼ばなければ。スマホがあれば今ここで連絡できるのだが、鞄は保健室に置いてきてしまった。
正人(さて、外の様子は……と)
目的の位置までやって来るとすかさず窓の向こうを観察する。
正人「…………」
言葉を失ってしまう。どうやらさっきの音は予想を上回る数の生徒たちを引きつけてしまったらしい。突破口が見当たらないほどうじゃうじゃいる。
仕方なく、正人は別の手段を考えることにした。
【ストレス:なし 11%】
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/08(月) 22:47:23.30 ID:Aqx5hsFTO
現在地を間違ってたから修正
【進行度】
【スタート】=■=□=★=☆=☆=☆=□=■=◎=□=□=□=■=■=◇
★:現在地 □:会話マス ■:ゾンビマス ◎:休憩マス !:ハプニングマス ×:アクシデントマス ☆:出会いマス ◇:分岐マス
『ゾンビのアタックパーセンテージ:30%』『ストレス:12%』
【会話マス】
どうやらさっきの音で校内にいる生徒も引きつけてしまったようだ。何人もの生徒たちが呻きながら廊下でよろめいている。
正人(しばらくここにいるか)
ドアを背にして腰を落ち着ける。1年生の教室。かつて自分も、ちょうどこの教室で授業を受けた記憶がある。
正人(……誰もおらんな)
列が酷く乱れた机。中にはひっくり返っているものもある。置きっぱなしになっている鞄の数々に、床に散乱している教科書や筆箱。
極めつけはいたるところに付着している血痕。全て、ここで何が起きたのかを物語っている。
正人「……」
みんな自分と同じように襲われて逃げたのだろう。ここならば多少は落ち着いて考え事ができる。
一体この学校で何が起きた? なぜアイツらは俺たちを襲う? 間違いなく正気じゃない、なにかの病気か。
正人(俺以外にまともな奴は……)
いないのだろうか。見たところかなりの数の生徒たちが顔を真っ青にして、自分についた噛み跡を気にせず動き回っている。中には重傷の奴もいた。
この学校は生徒の数が多いことで有名だ。流石にそれら全てがああなったとは言い難い。
正人(どこかに隠れてるか、逃げたか)
逃げた奴がいるのなら必ず助けを呼んでくれるはず。正人の中に大きな希望が芽生える。このままここにいても助かるかもしれない。無理に逃げる必要はないかもしれない。
それならば、
【選択肢】
1:大人しくここにいよう
2:もっと安全な場所を探そう
3:こんな場所にはいられない、逃げ道を探そう
下1 選択次第でストレスゲージが増減
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 22:49:15.00 ID:1CaPUYgY0
2
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/08(月) 23:08:24.46 ID:Aqx5hsFTO
【選択肢:2】
もっと安全な場所を探そう。アイツらが入れないような場所に行こう。しかしそれはどこだ? 鍵が無くてもドアをロックできる場所などあっただろうか。
鍵さえあれば、どの部屋にも鍵をかけられる。危険な奴らから身を守れる確率がぐっと上がる。つまり目指すべきは職員室か?
ドンドンドンドンッ
正人「!!」
背を預けていたドアが激しく叩かれる。正人は咄嗟にドアが開かないよう押さえつける。
「アアアア」
「アアアア」
正人「アイツら、なんで急にここを……!!」
おかしくなった生徒たちにも意識はあるのだろうか。正人がいる気配を察知してドアを破ろうとしたのか。それとも偶然か。
そんなことどうでもいい。入ってこられてはマズい。
正人「あ、あかん! 力が、強すぎるっ……!」
正人と張り合うほどの力を持った生徒たちが、こぞってドアを壊そうとしている。長くは持たない。
こうなればここから逃げるしかない、目的地は逃げながら決めよう。正人は覚悟を決めてドアから手を離した。
【ストレス:なし 12%】
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/08(月) 23:46:12.03 ID:Aqx5hsFTO
【進行度】
【スタート】=■=□=□=★=☆=☆=□=■=◎=□=□=□=■=■=◇
★:現在地 □:会話マス ■:ゾンビマス ◎:休憩マス !:ハプニングマス ×:アクシデントマス ☆:出会いマス ◇:分岐マス
『ゾンビのアタックパーセンテージ:30%』『ストレス:13%』
【出会いマス】
「アアアアアア」
正人「はあっはあっはあっ!」
数多くの生徒たちに追われている正人は進路に危険な奴はいないか確認しながら逃げ回っていた。
いつまでもこのままというわけにはいかない。どこかやり過ごせる場所を探さなければ。
???「おい、こっちだ!」
正人「!!」
その時、突き当りの陰から誰かが身を乗り出して手招きしていることに気づいた。
???「早く来い! 喰われるぞ!」
遠目だが血色のいい肌をしていて、はっきり意識を持ってこっちに話しかけている。自分と同じ正常な人間らしい。
正人は脇目もふらず自分と同じ制服を着ている男子生徒のもとへ急いだ。やがて角を曲がると男子生徒はすぐ傍のドアが開いている部屋へ入っていく。
???「この中でやり過ごすんだ」
言われるがまま正人も部屋に入る。それを確認すると男子生徒はぴしゃりとドアを閉めて身を屈め、置物のように固まる。
正人も倣うようにじっとする。そのうち、追いかけてきた生徒たちがドタドタ騒がしい足音を立てて部屋の前を通過していった。
正人「ふぅ……行ったか」
???「危なかったな」
正人「ああ、でもおかげで助かったわ」
正人は息を整えながら、立ち上がった男子生徒にお礼を言った。
槙原 聖也(まきばら せいや)。この高校に通う生徒で彼を知らない者はいない。成績は常に上位、容姿も良く人望が厚い生徒会長。
正人「おおきに」
聖也「気にしないでくれ、鈴木正人君。生徒を見捨てる生徒会長なんていないよ」
少し垂れた前髪をかき上げて聖也は微笑む。ナルシストの気があることを知っている正人は苦笑する。
正人「……!」
ふと背後に気配を感じて振り向いた。そこには二名の人物がいて正人を見つめていた。
【槙原 聖也(まきばら せいや)が仲間になりました】
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/09(火) 00:01:55.19 ID:WSfDJkomO
出会うメンバーはサイコロで決めてます
【出会いマス】
???「無事でよかったよ」
正人「ご、ごんさん?」
正人は目を見開いた。椅子に腰かけていた男はジャージ姿という動きやすい服装をしており、朗らかな笑顔で正人を迎えた。
黒反田 権(くろたんだ ごん)。この高校の校長を務めている男で放任主義をモットーにしている。しかし責任感は強いため教師や生徒から慕われている。
権「はは、まったく。うちの生徒はどうしても私を校長と呼ばないねぇ」
正人「あっ、すいません」
権「いいんだ。それより怪我はないかな? 奴らに噛みつかれたりは?」
正人「大丈夫です」
権「何よりだ」
大きく頷いてまた朗らかな笑顔を見せる。正人は何故この人はジャージを着てるのだろうと疑問に思っていたが、
権「ああ、この格好か。土いじりをしていた最中でね。スーツを汚すわけにはいかんだろう」
正人「は、はあ」
聞かずとも答えを得られた。
【黒反田 権(くろたんだ ごん)が仲間になりました】
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/02/09(火) 00:24:07.43 ID:WSfDJkomO
【出会いマス】
???「……」
正人「君は?」
???「あ……えっと」
部屋の隅でじっとしていた女子生徒に声をかけると、ゆっくりとした動きで頭を下げる。
???「初めまして。1年生の春町 佳花(はるまち よしか)といいます。よろしくお願いします」
律儀な自己紹介をされる。顔を上げた彼女の瞳は眠たげで、幼い顔立ちをしている。
可愛い子だな、などと思いつつ正人はつられて自己紹介することにした。
正人「どうも、3年の鈴木正人です」
佳花「知ってます」
正人「え?」
佳花「鈴木先輩、とても有名なので。1年生の女子がよく話してます。カッコいいって」
にこりと笑うその顔はタンポポの花を彷彿させた。見惚れていると、聖也が間に割って入ってくる。
聖也「俺はどうかな」
佳花「?」
聖也「1年生で噂されてるよね。知らない生徒はいないだろ」
佳花「はい、槙原先輩もよく話題になってます」
その言葉を耳にして聖也は何度も頷く。どうでもいいことで張り合うなと正人は密かに思った。
【春町 佳花(はるまち よしか)が仲間になりました】
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 00:30:23.60 ID:WSfDJkomO
今回はこの辺で終わります
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 00:32:26.62 ID:Qf8E/St+0
乙
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 00:45:45.80 ID:0KQEjkAS0
・責任感が強くて周りは守るべき生徒だらけ
・最年長で老い先短いのに前衛キャラ
・定年になったら――
なんだこの歩く死亡フラグは
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 17:42:50.27 ID:Qf8E/St+0
主人公アタックだと勝手に思ってた、現状アタックは校長だけか
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 23:09:17.54 ID:uKTwVfw3O
>>47
死に際カッコよさそう。某ドラマシリーズなら意外と長く生き残って仲間を支えそう
>>48
校長がいなくなったらヤバい、でも主人公もヤバい
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 23:36:44.42 ID:uKTwVfw3O
更新は明日になります
あと出会いマスが終わって次は会話マスですが、仲間がいるとストレス増減の他に親密度増減が加わります
親密度が上がっていくと絆が深まって主人公のスキルに恩恵があります
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/11(木) 23:34:49.33 ID:giY3SNVM0
どうした
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クオリティの高いサービスを貴方に
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