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【安価】上条「とある禁書目録で」挟美「仮面ライダー」【禁書】

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116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:10:07.84 ID:fCVTFkftO
サヨナラ!
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:11:45.99 ID:iTrhobWxO
強い
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:12:02.44 ID:Nu9VKYY+O
ゾロ目ないかにゃーん
119 :1 [saga]:2021/02/06(土) 21:14:12.66 ID:O+dNt1Mb0
 DAアラウズ2「止めるんだっ!命令を聴けッ!」


 DAアラウズ3「うぐぁあああっ!喰らえェエエッ!」


 ―バシュンッ! ヒュルルルルルルッ!
  


 ―ゾゾゾ ゾ ゾッ

 ホースオルフェノク「フンッ!」


 ―ガキンッ!


 ホースオルフェノクは装備していない片手からホースシールドを生成し、腕を振って
 圧裂弾と呼ばれる弾丸を弾き返した。
 弾き返された圧裂弾は放った当人の構成員に向かっていき、胸部に命中すると貫通して
 フィンが皮膚に引っかかると、心臓にめり込む形で体内に留まる。
 構成員は圧裂弾が心臓にめり込んだ事による心臓麻痺を起こして、その場で痙攣していた。
 圧裂弾は起爆性が非常に高い成分を体内に拡散していき、構成員の全身の皮膚を
 オレンジ色に発光させる。
 そして、沸騰させるように体温を臨界温度まで上げられて風船のように膨らむと同時に
 圧裂弾が突き刺さった箇所と口、鼻、目、耳の穴から発光している同色の液体が噴出する。
 


 ―・・・ドオォオオオオオオオオオオンッ!!



 ホースオルフェノク「ぐっ・・・!?」


 ―ドガァァアアアアアアアンッ!!

 構成員の身体が最初に爆ぜて周囲に高熱が発生し、その地点で脅威的な爆発が起きる。
 側に立っていた構成員の2人は高熱によって皮膚が一瞬にして焼失し、まるで骨格標本が
 服を着ているような状態になってから、2度目の爆発で粉砕される。
 ホースオルフェノクはホースシールドを構えて、爆発の衝撃波に耐え抜いた
 

 ホースオルフェノク「・・・っ!?」


 ―ボォォオオオ・・・! バチバチッ! 

 ―ガシャァアーーンッ! ガラガラ・・・



 ホースオルフェノク「看取さんっ・・・!」


 看取「ナニナニ?」


 ホースオルフェノク「うわぁっ!?・・・あ、い、いつの間に・・・」


 看取「いやー、グレネード撃とうとしてたからサ。慌てて避難してたんだよ」


 看取「流石にあんな威力があるとは予想外だったねー・・・」


 ホースオルフェノク「・・・よかった。無事で・・・」


 看取「>>120



 あースッキリした
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:16:29.77 ID:iTrhobWxO
こー見えて色々修羅場くぐり抜けてるからね〜
もっと強い子も知ってるしこれくらいならなんとかかな
…でも木場君のおかげが8割だけど
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:22:28.65 ID:Nu9VKYY+O
ネ、能力さえ使えれば余裕余裕なんだから

さすが派手にやるな…
122 :1 [saga]:2021/02/06(土) 21:28:13.61 ID:O+dNt1Mb0
 看取「こう見えて色々修羅場くぐり抜けてるからネ〜」


 看取「私より強い子ともやりあったコトあるし、コレくらいならなんとなるよ」


 ホースオルフェノク「そう、なんだね・・・」


 看取「でも、ほとんど木場君のおかげだよ?8割はね」


 ―ギュロロロロ・・・

 木場「アイツらが弱かったからだよ。・・・あの爆弾で攻撃されていたら」


 木場「マズかったとは間違いないし、ギリギリだったと思うかな・・・」

 
 看取「それはそうかもね。・・・にしても、こんなモノを所持してるなんて・・・」


 看取「五和ちゃんに教えておこうかな・・・」


 木場「うん。こいつらは・・・怪人と同じくらい危険な奴らだよ」


 看取「・・・」





 -学園都市 第七学区 第七マンション 5000号室-

 ドリー妹「・・・」ソワソワ


 ―・・・ガチャッ

 看取<ただいま〜


 木場<お邪魔します・・・

 
 ドリー妹「!」パァァア




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:29:59.94 ID:fCVTFkftO
おかえりーと看取にとびかかるドリー妹にタックルにそなえてたが尻餅ついちゃうみーちゃん
元気さに苦笑する木場くん
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 05:48:01.00 ID:Tl4kIOz9O
↑+木場君を見て初めての異性ということもあって更に興奮するドリー
125 :1 [saga]:2021/02/07(日) 10:03:34.15 ID:yT3GeZ5u0
 ―・・・トタタタッ!


 看取「ちょっと離れてて?危ないから」スッ


 木場「え?(なんです構えて・・・?)」


 ドリー妹「みーちゃーーーん!」ピョーン


 看取「来たっ」ググッ


 ―ダキッ

 看取「良し!」ヨロッ


 看取「くない!?うわっ!」ドターン!


 木場「・・・」キョトン


 看取「あたたた・・・もう、ドリ〜」


 ドリー妹「えへへー♪おかえりー♪」スリスリ


 看取「・・・」クスッ、ナデナデ


 木場「・・・>>126
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 10:14:30.75 ID:vxJ70PHBO
二人でここに住んでるってすごいね
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 10:15:32.15 ID:Tl4kIOz9O
予想してたよりもずっと仲良さそうで良いね
128 :1 [saga]:2021/02/07(日) 10:16:23.01 ID:yT3GeZ5u0
台詞
>>128
129 :1 [saga]:2021/02/07(日) 10:21:15.76 ID:yT3GeZ5u0
 木場「・・・予想してたよりもずっと仲良さそうだね」クスッ


 看取「ア、アハハ・・・みっともないトコ見せちゃったネ・・・」


 ドリー妹「あ、このヒトが・・・おきゃくさん?」
  

 木場「初めまして。俺は木場勇治、よろしくね」ニコリ


 ドリー妹「うん!わたしはドリーだよ!」


 ドリー妹「みーちゃんと一緒にどこか行ってたの?」


 看取「まぁ、ちょっとね・・・ゴタゴタしてたところで会った感じ」
 

 ドリー妹「ゴタゴタ?」


 木場「忙しかったっていうコトだよ」


 ドリー妹「そうだったんだ」


 看取「>>130
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 10:24:23.81 ID:Tl4kIOz9O
ここは割とセキュリティがしっかりしてるからまだマシだけど引っ越しも視野に入れないとダメカナ…ウーン
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 10:25:12.08 ID:6FUxdg2EO
悪い人がウヨウヨしてたから木場君に助けてもらったの
ホントに助かったヨ
132 :1 [saga]:2021/02/07(日) 10:53:03.44 ID:yT3GeZ5u0
 看取「ここは割とセキュリティがしっかりしてるから、まだマシだけど・・・」


 看取「(引っ越しも視野に入れないとダメカナ・・・)」ウーン


 看取「(でも、ここのコトはバレてはなさそうだったし・・・)」


 看取「(・・・あのDAアラウズって組織をぶっ潰せばいいだけだから、今のトコはいっか)」


 ドリー妹「ゆーくんっておとなのヒト?」


 木場「・・・あ、俺の事?まぁ、うん。もう成人してるからね」


 ドリー妹「そうなんだ。カイツさんとおなじなんだね」ニコリ


 木場「カイツ・・・?」


 看取「去年まで、旅行してた時期に色々とお世話してくれた人のコト」


 看取「木場君より歳はいってておっさんだケド」


 木場「あぁ・・・まぁ、俺も本来なら35歳くらいになってるはずなんだけどね・・・」


 看取「え?・・・え?めっちゃおっさんじゃん」


 木場「うん。俺が生きてた年代は2003年で、それより今は大体10年進んでるから」


 木場「それくらい本当なら歳を取ってるんだ」


 ドリー妹「?」


 看取「じゃあ、タイムスリップも込みでこっちに来たってコトか」


 木場「そうだね。携帯電話が全然違う物になっててビックリしたよ」クスッ


 看取「フーン・・・ま、ここじゃなんだから上がってよ」


 看取「お茶ぐらい出してあげるかサ」ニコリ


 木場「・・・うん。ありがとう、看取さん」クスッ

 
 ドリー妹「おへやのなか、すっごくキレイにしておいたよ!」

 
 看取「おー、それはご苦労様だね。ありがと、ドリー」ニコリ、ナデナデ


 ドリー妹「んふふ〜♪」



 
 12月27日 終了
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:02:18.38 ID:Tl4kIOz9O
なるほど
タイムスリップと言うか飛ばされてってかんじかー
面白い
134 :1 [saga]:2021/02/07(日) 11:16:37.65 ID:yT3GeZ5u0
 12月28日



 ―ブロロロロローーッ


 「以上が報告になります」


 「・・・なるほど」


 「ガイアプログレッサーによる鳴護アリサのプランも失敗し、これで2度目だな」


 ―キュポッ トトト・・・

 「・・・」ゴクッ


 「前回のガイアプログレッサー掘削作業、及びその他の費用を含め50%の損失」


 「今回は乗用車3台、AIMジャマー2機、利用兵器1機の喪失によって」


 「損失は年間利益の20%となります」


 「締めて、70%・・・か」


 「いかがいたしましょう。亡元様」


 亡元「・・・奴らの利用価値は既に無いに等しいが・・・」


 亡元「まだエスコフィ号での宴に出される食材探しを終えられていない」


 亡元「今年度までに各国に居る食材を捕獲し、その後に処分を決める事としよう」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:19:11.49 ID:Tl4kIOz9O
ほい
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:19:15.91 ID:RK7NQLqjo
どうなるどうなる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:19:20.28 ID:6FUxdg2EO
たか明太子
138 :1 [saga]:2021/02/07(日) 11:44:16.29 ID:yT3GeZ5u0
 亡元「それで・・・例の計画の方は?」


 「第1計画は既に試験を全て達成し、変身に適合する人物も確保しました」

 
 「第2計画の進捗状況は、開発段階の全てを達成して実施試験へと進んでいます」


 「順調なので間もなく導入は可能かと・・・」


 「第3計画に至っては・・・未だに進捗の目処は立っていないようです」


 亡元「ふむ・・・第1、2計画が進んでいるならよかった」


 亡元「第3計画はそもそも未知なる力を使用するために、期待などしていなかったからな」


 亡元「・・・仮面ライダーか。くだらん・・・」


 亡元「奴らのせいで出資を余計に出してしまっている」


 亡元「そればかりか出資元さえも次々と消えていく始末・・・」


 亡元「・・・そろそろ、手を打たなければ」


 ―プルルルルルッ プルルルルルッ
 
 「はい。・・・はい、少々お待ちください」


 「亡元様、お電話です」


 亡元「む・・・私だ」


 『どうも。第3計画に関しての相談なのですが・・・』


 『やはり完成された実物を参考に開発を進めた方が的確と思いまして・・・』


 亡元「・・・」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:46:55.61 ID:RK7NQLqjo
くだらんとはなんだくそじじい!
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 11:47:54.68 ID:Tl4kIOz9O
どうにも裏目
141 :1 [saga]:2021/02/07(日) 12:03:19.72 ID:yT3GeZ5u0
 亡元「・・・では囚人を今すぐそちらに寄こせばいいのか?」


 『え?あ、いえ、実物だけで結構なのですが・・・。・・・よろしいのですか?』


 亡元「第3計画は未知なる力を扱うものだ。そちらでは理解出来ない技術もあるだろう」


 亡元「それなら開発者本人に指導してもらえ」


 『はぁ・・・では、お願い致します』


 亡元「出所させたらそちらへ送ろう。・・・では」スッ


 「・・・」カチャッ


 亡元「・・・菱形幹比古を出所させてやれ」


 亡元「住居など他に条件があれば、そちらの希望通りにしてやるとも伝えておくように」


 「かしこまりました」ピッピッ


 亡元「・・・あと、9日か」



 ―ブロロロロローーッ・・・


 


 視点変更

 鳴護アリサ
 野母崎夫婦
 弓箭猟虎
 丈澤博士
 全学区学生剣道大会
 ライダーボーイズ
 シャットアウラ事件簿

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:06:49.40 ID:RK7NQLqjo
野母崎夫妻
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:28:27.22 ID:Tl4kIOz9O
剣道大会
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:28:46.07 ID:6FUxdg2EO
猟虎先生ェ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:28:56.18 ID:WHyiFqr9O
ボーイズラブ
146 :1 [saga]:2021/02/07(日) 12:51:43.40 ID:yT3GeZ5u0
 -イギリス オックスフォード・サーカス 交差点-


 ―ノソノソ・・・ ノソノソ・・・


 「・・・」ハァ・・・ハァ・・・

   
 「・・・」ハァ・・・ハァ・・・



 ―ノソノソ・・・
 

 
 「「・・・」」ニタァ



 ―コンッ コンッ コンッ コンッ コンッ コンッ コンッコンッ コンッコンッ 
  

 ―コンッ コンッ コンッ コンッ 

 
       
       謀


 -イギリス 天草式十字凄教本部-


 建宮「ふむ・・・わかったのよな。近々、そっちに一度帰ってみる事にしようか」


 建宮「ああっ。じゃあ、引き続き頼むのよな」

 
 ―チーンッ・・・

 建宮「・・・ふーむ」


 ―コンコンッ

 建宮「入っていいのよなー」


 ―ガチャッ

 フロリス「斎字さん、お茶とお菓子持ってきたよ」


 建宮「おー、すまんのよな。いただくとするぜ」


 フロリス「>>147
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:54:37.59 ID:QGs/YifzO
少し忙しそうだけどだいぶ進んだ感じ?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 12:59:25.91 ID:Tl4kIOz9O
しっかり食べてね、寒い中動いてたんだから
149 :1 [saga]:2021/02/07(日) 13:04:04.69 ID:yT3GeZ5u0
 フロリス「少し忙しそうだけど、書類の方は進んだ感じ?」


 建宮「ああっ、活動報告書もまとめ終えて魔化魍に関する資料もエクセルで書き写して」


 建宮「一頻りの事は終えたのよな」


 フロリス「おー、流石仕事が早いねー。お疲れ様♪」チュッ


 建宮「ん・・・ただ、少し日本で気になる事が起きてるようだから」


 建宮「少し帰ってみる事にしたのよな」


 フロリス「え?何かあったの?」


 建宮「それが、総本山の「猛士」に所属してる金からの情報によると・・・」


 建宮「日本全国の魔化魍がぱったりと姿を現さなくなったようなのよな」


 建宮「最後に退治されたのを確認したのは・・・闇咲さんが倒したツチグモで最後だ」


 フロリス「でも、それって良い事なんじゃないの?」


 フロリス「現れないって事は魔化魍も諦めて大人しくなったって事かもしれないよ?」


 建宮「>>149
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 13:09:41.91 ID:Tl4kIOz9O
いやそんな素直に大人しくなってるとは思えないのよな、それなら鬼の出番なんて等になくなるだろうし
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 13:12:24.99 ID:M0ZbkYiFO
それなら良いが、徒党を組んだりとか悪いことを集まってしていたりとか考えるとな…
152 :1 [saga]:2021/02/07(日) 13:19:51.37 ID:yT3GeZ5u0
 建宮「いや、そんな素直に大人しくなってるとは思えないのよな」

 
 建宮「魔化魍は自然界の力がある限り、生み出され続ける」


 建宮「本当に居なくなるとすれば・・・親玉を消し去るしかないはずなのよな」


 フロリス「んー・・・それもそっか」


 建宮「それに、もし本当に魔化魍が居なくなったら鬼の出番なんて等になくなっちまうぞ」


 フロリス「いやいやそれでも別の怪人が出てきたら戦わないと」


 建宮「・・・あ、そっか」


 フロリス「もう〜。斎字さんそういうところ抜けてるんだから」クスッ


 建宮「ははははっ・・・まぁ、何はともあれ日本に一度帰国するのよな」


 フロリス「私も行っていい?」


 建宮「>>152
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 13:41:04.19 ID:Tl4kIOz9O
ああ、実家には許可を取ってるなら平気だぞ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 13:41:21.82 ID:M0ZbkYiFO
お母さんやお父さんは寂しがったないのよな?
155 :1 [saga]:2021/02/07(日) 14:01:41.18 ID:yT3GeZ5u0
 建宮「ああっ。けど、ベイロープは寂しがったりしないか?」


 フロリス「大丈夫大丈夫。問題ないよ」


 フロリス「そんな長く帰らないって訳じゃないでしょ?」


 建宮「ああっ。確認だけして、問題なようであれば帰るのよな」


 フロリス「そっか。行くとすればいつぐらい?来年?」


 建宮「そうするのよな。今すぐにって急ぎの対応じゃないからな」


 フロリス「あ、じゃあついでに学園都市に行って上条達とかに挨拶に行こ?」


 建宮「そうするのよな。ついでにお年玉も用意してやるか」


 フロリス「・・・何で玉を落すの?」


 建宮「いや、そうじゃないのよな。お年玉ってのは・・・」




 -イギリス オックスフォード ショッピングモール Westgate Oxford-

 <キャハハハッ!
 <こらこら、走ったらあぶないわよ
 

 野母崎嫁「ふふっ・・・可愛い」クスッ


 野母崎「久しぶりの休みなのに、ここで買い物するだけでいいのか?」


 野母崎嫁「うん。ここね、安くてカッコイイ服いっぱいあるの」クスッ


 野母崎「へぇ・・・」


 野母崎「>>156
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 14:07:11.15 ID:Tl4kIOz9O
あまり服には気を使ってはないんだけど君のためにもカッコいいものを着ないとね
157 :1 [saga]:2021/02/07(日) 14:29:53.88 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「あまり服には気を使ってはないんだけど・・・」


 野母崎嫁「前までは破れて消えちゃってたもんね」クスッ


 野母崎「あはは・・・まぁ、君のためにもカッコいいものを着ないとな」


 野母崎嫁「ありがと。ふふっ・・・」ニコリ



 (http://www.youtube.com/watch?v=ZQkG0DJ32ys&list=PLF2D3CD9BDBBDF071&index=19)

 -ショッピングモール Westgate Oxford Clothes shop-


 野母崎「お?これもいいな・・・あ、こっちも・・・」


 野母崎「こっちかな・・・んー」


 野母崎嫁「どう?良いの見つかった?」


 野母崎「あぁ、どれも好きな感じのばっかりで迷っちゃうな」クスッ


 野母崎嫁「そっか。気に入ってもらえてよかった」ニコリ


 野母崎「うんっ」コクリ


 野母崎「>>158
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 14:40:32.89 ID:M0ZbkYiFO
やっぱり君のセンスは素晴らしいよ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 14:41:05.86 ID:9idmMQEgO
歳も歳だからって遠慮しちゃいがちだけど少し若目のこれとかどうかな?
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 14:42:35.13 ID:Tl4kIOz9O
君のも選ばないとな…
161 :1 [saga]:2021/02/07(日) 15:25:15.17 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「やっぱり君のセンスは流石だよ」


 野母崎嫁「それほどでも。あっ、ねぇこれとかどうかな?」


 野母崎「ん〜・・・少し目立たないかな?」

  
 野母崎嫁「そう?これ以外だと・・・この薄い黄色の服は?」


 野母崎「そ、それ結構目立ちそうだね・・・」


 野母崎嫁「そっか・・・」


 野母崎「・・・まぁ、歳も歳だからって遠慮しちゃいがちだけど・・・」


 野母崎「少しは若目のそういう服もいいのかもしれないね」クスッ


 野母崎嫁「うん、そうだと思うよ」ニコリ


 野母崎「じゃあ・・・両方とも買おっか」


 野母崎嫁「はーい」




 -イギリス ロンドン オックスフォード バルウォークス・レーン-

 【ここを抜けて行けば、もう着くわね】


 ―スタスタ・・・


 「・・・」


 【キャッ・・・!?】


 「・・・」ペコ


 【(・・・何なの、この人・・・)】

 ―スタスタ・・・


 「・・・」フラフラ


 【・・・!?】ビクッ


 「すいませーん・・・」


 ―ヨタヨタ・・・

 【い、いやぁっ・・・!】


 「お腹が空いたんですけど」ズイッ

 
 「餌になってもらうぞ」
 



 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 15:30:00.15 ID:Tl4kIOz9O
高く来い
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 15:30:08.14 ID:vYE/1jh9O
いけ
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 15:30:14.41 ID:DncaluoGO
165 :1 [saga]:2021/02/07(日) 15:53:25.99 ID:yT3GeZ5u0
 ―コンッ コンッ コンッ コンッ コンッ コンッ


 ―ベキベキベキッ!

 
 ―バゴォオオオンッ!!

 【キャァァアアアアアッ!!】


 ―ベキッ!グジュッ!バキバキッ!


 「美味しかった?」


 ―フシューーーッ・・・!


 「ふふふっ・・・」



 「・・・」



 
 -ショッピングモール Westgate Oxford カフェ-

 野母崎「いやー、買ったな。これ買うなんて学生以来な気がするよ」


 野母崎嫁「ね。あの頃は沢山オシャレとかしてお出かけしたっけ」


 野母崎「うん、あの頃は若かったもんな・・・」


 野母崎嫁「今も十分まだまだ若いと思うけど」クスッ


 野母崎「>>166
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:04:53.46 ID:Tl4kIOz9O
いや〜身体はまだまだ若いつもりだけどね
もっと若くて元気な子が多くなってきたのを見るとね
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:05:18.99 ID:w4xDmLHZO
まだまだ現役でいたいけど若い子達が強くなってきたからね
168 :1 [saga]:2021/02/07(日) 16:22:05.71 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「身体はまだまだ若いつもりだけどね」


 野母崎「でも、自分よりもっと若くて元気な子が多くなってきたのを見ると・・・」


 野母崎「俺も大分、年上になったんだなーって自覚が出てきたと思うんだ」


 野母崎嫁「そうだね。天草式十字凄教も随分と増えたもん」


 野母崎「まだまだ現役でいたいけど・・・若い子達が強くなってきたから」

 
 野母崎「そんなに自分が出てくる幕も少なくなるんじゃないかな」


 野母崎嫁「でも、まだまだ怪人被害は出てきてる訳なんだか・・・」


 野母崎嫁「あなたも現役として頑張らないといけないと思うよ」


 野母崎「そうだな・・・」


 野母崎嫁「建宮さんはフロリスちゃんを弟子にしたんだし・・・」


 野母崎嫁「あなたもそろそろ弟子を取ってみたら?」


 野母崎「弟子か・・・俺の跡を継いでくれるのはありがたいが・・・」


 野母崎嫁「ん・・・?」


 野母崎「>>169
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:24:19.88 ID:w4xDmLHZO
教えるほどの器量とかが少し不安でね
建宮や女教皇さまみたいなリーダーシップは向いてないし
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:27:17.14 ID:rmhq3KH6O
弟子にどう教えるか考えると少し大変でね…
171 :1 [saga]:2021/02/07(日) 16:41:15.51 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「俺には教えるほどの器量とかが十分あるのか、少し不安でね」


 野母崎「建宮や女教皇様みたいなリーダーシップはそんなに向いてないし」


 野母崎嫁「そう?浦上ちゃんを救出する作戦の時、大活躍だったみたいだけど・・・」


 野母崎「あれは皆、俺がどう指示するのか大体知ってる後輩だったのもあるからさ」


 野母崎「やっぱりまだ俺に弟子は早いと思うな」


 野母崎嫁「そっか・・・うん。それなら、もう少し貫禄を付けてからの方がいいよね」


 野母崎「そうだな」コクリ


 野母崎嫁「・・・ねぇ、それなら・・・」


 野母崎嫁「私達の子を弟子にするのは、どう?」


 野母崎「・・・えっ?」


 野母崎嫁「ほら、知り合いとか後輩を弟子にするのもいいと思うけど・・・」


 野母崎嫁「野母崎家は代々、建宮さんと同じく鬼を引き継いできたんだから」


 野母崎嫁「やっぱり宗家に沿って、それがいいんじゃないかなって」


 野母崎「>>171
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:44:31.40 ID:ctL40GyoO
そうだね、それなら頑張らないとな
しっかり大きく育ててさ


なんだかんだねーちんも向いてない気が
聖人の天才肌だし甘いところは甘そうだし
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:45:08.90 ID:Tl4kIOz9O
俺もするとしたらそうするしかないかなと思ってたんだ、そうしよう
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:46:13.16 ID:RK7NQLqjo
なるほど…それもいいかもしれないね
ただ、我が子には我が子の道を歩んでほしい気持ちもあるんだ
175 :1 [saga]:2021/02/07(日) 16:55:46.56 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「・・・うん・・・俺もするとしたら、そうするしかないかなと思ってたんだ」


 野母崎嫁「あ、そうなんだ?」
 

 野母崎「いくら知ってる中と言っても、結局は他人な訳だから・・・」
 

 野母崎「我が子なら性格も性格も、なるべくわかるようになるはずだと思う」


 野母崎嫁「うん。確かに・・・そうかもね」
 

 野母崎「・・・よしっ。それなら頑張らないとな」


 野母崎「しっかり大きく育てて、立派な跡継ぎになってもらうよう鍛えてあげないと」


 野母崎嫁「ふふっ・・・なんだか建宮さんみたいだね」クスッ
 

 野母崎「そ、そうかな・・・?」


 野母崎嫁「じゃあ、これからはもっとスタミナのつく料理を作ってあげるね?」ニコリ
 

 野母崎「え?・・・あ、あぁ・・・//」クスッ


 野母崎「・・・?」チラッ




 ―ノソノソ・・・ ノソノソ・・・

 「「・・・」」


 

 野母崎「・・・!」スクッ


 野母崎嫁「どうしたの?」
 

 野母崎「童子と姫が・・・」


 野母崎嫁「えっ・・・?」


 野母崎「>>175




 >>172 いやー、自分らのまとめあげる器量を持ってる人は居ないでせうって
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 16:57:49.57 ID:Tl4kIOz9O
まずいし…君はみんなに知らせてくれ
ここは俺がやろう
177 :1 [saga]:2021/02/07(日) 17:11:49.15 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「っ・・・!」


 ―タッ・・・!

 野母崎嫁「あっ!あなた・・・!」




 -ショッピングモール Westgate Oxford-


 野母崎「・・・」キョロキョロッ


 野母崎「居ない・・・どこかに移動したのか・・・」


 野母崎嫁「あなたっ!っはぁー・・・何でこんな街中に?」


 野母崎「マズいな・・・変だとは思うが、とにかく探してみよう」


 野母崎「こっちに」


 野母崎嫁「うんっ」


 ―タッタッタッタッ・・・


 
 野母崎「ここでなら・・・」


 ―フヒュゥーーーッ・・・

 ―シュルルルルッ


 リョクオオザル「ブオッ!ブオッ!」カシャッカシャッ

 アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ
 
 キアカシシ「ボェオーオオッ!」カシャッカシャッ


 野母崎嫁「ここで?」


 野母崎「だから。ステルスモードにするんだ」


 ―フヒュゥーーーッ・・・

 ―シュルルルルッ


 野母崎「頼んだよ」


 アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ



 野母崎「君はここで待って、皆に知らせてもらえないか?」


 野母崎嫁「そんな!私だって一員なんだから、サポーターになってあげるよ」


 野母崎「>>178
178 :1 [saga]:2021/02/07(日) 17:12:25.71 ID:yT3GeZ5u0
台詞
>>179
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 17:15:52.70 ID:RK7NQLqjo
この街中でもし、無差別に襲われたら私だけでは手がまわらないかもしれない…
頼む君にしかできないことだ
180 :1 [saga]:2021/02/07(日) 17:25:25.51 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「・・・この街中で、もし襲われたら俺では手が回らないかもしれない」


 野母崎「それでも、頼めるかい?」


 野母崎嫁「うん、任せてっ」コクリ


 野母崎「よしっ・・・それじゃあ、バイクを取ってくる」


 野母崎「出入口付近まで運転しておくから、その間に連絡は入れておいてもらおうかな」


 野母崎嫁「わかった」コクリ




 -イギリス ロンドン 天草式十字凄教本部-

 建宮「そうか・・・じゃ、とりあえず野母崎が担当って事でいいか?」


 野母崎嫁『はい。大丈夫です』


 建宮「何かあった時のために、特別遊撃班として俺も一応待機しておくのよな」


 野母崎嫁『わかりました。では、お願いします』


 建宮「ああっ、何かあったら連絡入れてくれ」


 建宮「>>181
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 17:27:31.95 ID:Tl4kIOz9O
一人じゃ危ないのはわかっているな?
何かあったらすぐ呼ぶのよな
182 :1 [saga]:2021/02/07(日) 17:43:54.06 ID:yT3GeZ5u0
 建宮「旦那には、1人じゃ無理だと判断したらすぐに応援を呼ぶようにと」


 建宮「そう言っといてほしいのよな」


 野母崎嫁『はい。必ず伝えておきます』


 建宮「頼むのよな」


 ―チーンッ


 建宮「さってと。一仕事行くとするのよな」


 フロリス「魔化魍が海外のイギリスに現れたの?」


 建宮「そうらしいのよな。しかも街中と来たもんだ」


 建宮「フロリス、俺は聴いていた通り出るからもし、野母崎が魔化魍の特徴を」


 建宮「教えてた時のためにここで資料から調べてみてくれ」


 フロリス「りょーかいっ。あっ、切り火を切らないとね」


 建宮「おうっ」コクリ




 -イギリス ロンドン オックスフォード-

 ―ブロロロロローーッ!


 野母崎嫁『でも、日本でもそうだと思うけど・・・こんな街中って』


 野母崎嫁『私、経験無いよ』


 野母崎「俺もだ。もしかしたら、これは人の多い所で育つタイプなのかもしれない」


 野母崎「所謂、大きな村というか里に出るんだろうな」


 野母崎嫁『そっか・・・あと、何で魔化魍が日本から海外に・・・?』


 野母崎「>>183
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 17:48:58.53 ID:DiBAiWWeO
飛行機、船…しかしそういう現代的乗り物を使うとは…
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 17:49:26.48 ID:Tl4kIOz9O
人間に化けたか荷物に化けて来たか…
185 :1 [saga]:2021/02/07(日) 18:16:06.77 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「さぁ・・・今はもう冬だから黒のクグツが動き回ると思うけど」


 野母崎「そいつらが飛行機や客船を使って移動してきたとは考え難い・・・」


 野母崎「恐らく自力で海を渡ってきたんじゃないかな」


 野母崎嫁『そんな事をするなんて・・・』


 野母崎「とにかく童子と姫、それから魔化魍を退治しないと」


 野母崎嫁『うん。・・・キャッ!?』


 野母崎「え?」


 アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ


 野母崎「早くも見つけてくれたみたいだ。飛ばすよ!」


 野母崎嫁「っ・・・」ギュッ


 ―ブロロロロローーッ!




 -イギリス オックスフォード オスニー・ミード 倉庫前-

 ―キキィッ


 アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ


 リョクオオザル「ブオッ!ブオッ!」カシャッカシャッ

 キアカシシ「ボェオーオオッ!」カシャッカシャッ


 ―フヒュゥーーーッ・・・


 野母崎嫁「この辺り?」


 野母崎「みたいだな」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:20:16.67 ID:Tl4kIOz9O
行くぞ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:20:27.05 ID:UwfJ51n9O
おら
188 :1 [saga]:2021/02/07(日) 18:38:54.04 ID:yT3GeZ5u0
 <少し休むか?
 <ああっ、そうしようぜ


 野母崎嫁「あっ・・・」


 野母崎「・・・!」ハッ



 童子「・・・」ハァー・・・


 姫「・・・」ハァー・・・


 
 野母崎「・・・彼らを誘導して、ここはら離してくれ」


 野母崎嫁「わかった!」コクリ




 野母崎嫁<あの、すみません!ちょっといいですか?
    
     <ん?どうかしたのかい?

 野母崎嫁<バイクの調子が悪くなっちゃって、見てもらいたいのですけど・・・

     <ああっ、いいよ。お前詳しいだろ?

     <詳しいけど、修理できるかは・・・

 野母崎嫁<いえ、見ていただくだけでもいいので。こっちです


 

 ―ザッ ザッ
 

 アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ

 リョクオオザル「ブオッ!ブオッ!」カシャッカシャッ

 キアカシシ「ボェオーオオッ!」カシャッカシャッ


 ―バシンッ! バシィッ・・・!


 姫「鬼だね?」



 ―スタスタ・・・

 野母崎「俺が相手をしてやる」


 野母崎「>>189
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:47:16.10 ID:RK7NQLqjo
お前を逃がすわけにはいかないからね
190 :1 [saga]:2021/02/07(日) 19:14:43.85 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎「お前達を逃がす訳にはいかないからな」



 ―ズモモ モ モ モ・・・

 怪童子「・・・」


 妖姫「・・・」


 
 ―フヒュゥーーーッ・・・

  
 ―ビュオォオオオ〜〜〜〜ッ!


 ―パラパラパラパラパラパラパプァアーーーッ!


 威吹鬼(野母崎)「ハッ!」

 ―ズバッ!


 旋風(http://www.youtube.com/watch?v=q-OabzQaje8&list=PLF2D3CD9BDBBDF071&index=13)


 怪童子・妖姫「「ハァァ・・・!」」


 怪童子と妖姫が迫ってくると威吹鬼は怪童子の方へと接近した。
 飛びかかろうとする動作を見せて、怪童子を屈ませるとそれを利用し手を背中について
 側転をし、飛び越えた。
 着地すると近くに対峙した妖姫に回し蹴りを繰り出し、続けて身体を回転させながら
 連続で繰り出した回し蹴りを怪童子に叩きつけようとする。
 しかし、回避されて威吹鬼は背後から攻撃しようとしてきた妖姫に拳を2連打で腹部に
 叩き込む。


 威吹鬼(野母崎)「ハァッ!」


 ―キィンッ!

 怪童子「カァ・・・ッ!」 


 威吹鬼(野母崎)「タァッ!」


 ―キィンッ!

 妖姫「グゥッ・・・!」


 前転をして、怪童子の攻撃を回避すると近付いてきた妖姫に横蹴りを叩き込んで
 蹴飛ばす。
 妖姫との距離を確認して、その間に威吹鬼は怪童子と対峙すると手刀を首元に叩き込み
 回し蹴りも織り交ぜて攻め込んでいく。


 
 どうする?orどうなる?(威吹鬼)
 ↓2まで

 威吹鬼さんの打撃のキィンって音好き。
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 19:35:35.51 ID:Tl4kIOz9O
鬼爪を出して素早く引っ掻く
もちろんこれはダメージを与えるものではなく相手の避ける速さを見る為
そして早さがわかったら旋風刃で怪童子から狙う
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 19:37:57.05 ID:g0aO3WHmO
わかる…あの音大好き

烈風で空気弾を放ったり鍵爪で引っ掻いたりと緩急を使う
193 :1 [saga]:2021/02/07(日) 20:31:41.33 ID:yT3GeZ5u0
 妖姫「ヴゥゥウッ!」


 ―ブシュウウゥゥウウウウウーーーッ!



 怪童子「キアッ!」

 
 ―バシッ!

 威吹鬼(野母崎)「くっ!・・・!?」

 
 ―バシャァアアアッ!


 威吹鬼(野母崎)「ぐあぁああっ!」


 ―怪童子が威吹鬼から離れると、妖姫は口から高圧水流を吐き出す。
 凄まじい勢いの水流で威吹鬼は転倒し、高圧水流を浴びせられ続け地面を転がった。
 妖姫は高圧水流を吐くのをやめると飛び上がって、起き上がろうとする威吹鬼に襲いかかる。
 飛びかかってくる瞬間に合わせて威吹鬼はカウンターパンチを繰り出す。


 威吹鬼(野母崎)「フンッ!!」


 ―ドスンッ!!

 ―キィンッ!


 妖姫「・・・!?」


 ―ズルッ

 ―ブシュウゥーーーーッ!

 威吹鬼(野母崎)「ハッ!タァッ!」


 ―ザシュッ! ドシュッ!

 妖姫「グウゥゥウウ・・・ッ!」


 ―ドバァァアアアアンッ!!


 カウンターパンチを腹部に叩き込んだと同時に鬼爪を突き刺していたのだ。
 それを引き抜くと腹部の空いた穴から白い液体が噴出し、威吹鬼の全身に降り掛かる。
 威吹鬼は立ち上がって後退する妖姫に、追撃で鬼爪による引っ掻きと刺突を繰り出した。
 追撃を受けた妖姫は、次々と傷つけられた箇所から白い液体を噴出させながら爆発四散する。
 

 怪童子「ケァアアッ!!」


 威吹鬼(野母崎)「!」




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 20:51:26.65 ID:Tl4kIOz9O
いけっ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 20:51:35.83 ID:g0aO3WHmO
野母崎さん頑張れ!
196 :1 [saga]:2021/02/07(日) 21:41:31.57 ID:yT3GeZ5u0
 威吹鬼(野母崎)「ハァッ!」


 ―ダダダンッ! ダダダンッ!


 ―ドバッ! ドバドバッ!
 
 怪童子「グアァァアアッ!!」


 ―ドバァァアアアアンッ!!

 隙を突いて飛びかかってきていた怪童子に対して、腰に引っさげていた音撃管 烈風を
 手にした威吹鬼は即座に構える。
 圧縮空気弾を3点バーストで撃ち出し、怪童子の胴体を撃ち抜いた。
 胴体に無数の風穴を空けられた怪童子は妖姫と同様に白い液体を噴出しながら、空中で
 爆発四散した。
 枯れ葉が舞い散り、土塊がドシャッと地面に撒き散らされる。


 威吹鬼(野母崎)「ハーッ・・・」


 威吹鬼(野母崎)「(これで残るは魔化魍だ。・・・どこかに住み着いてるとすれば・・・)」


 威吹鬼(野母崎)「(どこに・・・)」


 威吹鬼(野母崎)「・・・一先ず、ここから離れて本部に連絡を入れよう」




 -イギリス ロンドン 天草式十字凄教本部-

 野母崎『それで魔化魍なんだけど』


 フロリス「はいはい。えっとねー、今野母崎さんが戦った童子と姫の特徴から」


 フロリス「はっきり答えが出た感じだよ」


 フロリス「敵はオオナマズになるね」


 野母崎『オオナマズ?』


 フロリス「そうっ。地下の湖や地下水路で育って、幼生期は餌を与えてもらうんだけど」


 フロリス「成長すると胃袋を地上に放って人を捕食するみたい」


 野母崎『胃袋を?』


 フロリス「うん。その胃袋自体が動くみたいで、消化液で地面を溶かして落とし穴を作ると」


 フロリス「穴に落ちた人を胃袋に生えてる触手で捕食するんだって」


 フロリス「>>197
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 21:46:34.39 ID:g0aO3WHmO
だからその胃袋を壊せばいいと思うけど…
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 21:50:41.97 ID:Tl4kIOz9O
だから胃袋を探すと自然にたどり着くと思うよ
199 :1 [saga]:2021/02/07(日) 22:04:35.14 ID:yT3GeZ5u0
 フロリス「だから、その胃袋を見つけ出せればいいんだけど・・・」


 フロリス「童子と姫を倒しちゃったから、探すの難しくなっちゃってるよね」


 フロリス「幼生期のままなら餌を与えられずに餓死するとは思うけど・・・」


 野母崎『既に成長しきっているなら、探し出して倒そう』


 フロリス「うん。とりあえず地下水路を探してみるといいかも」


 フロリス「もし人を捕食したなら、落とし穴ができてて・・・無いといいんだけど」


 フロリス「それを見つけたら正確な位置がわかると思うよ」

 
 野母崎『そうか。わかった、じゃあまた連絡するよ』


 フロリス「あっ!それとね、このオオナマズは本来、太鼓と撥で対峙するタイプなの」


 フロリス「だから・・・野母崎さんの音撃管だと難しい敵なんじゃないかなって・・・」


 野母崎『・・・大丈夫だよ。作戦は立てておくから』


 野母崎『>>199
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 22:06:15.84 ID:Tl4kIOz9O
俺だって鬼なんだからそれくらいは、ね
フロリスちゃんに心配させられないよね
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 22:06:45.88 ID:g0aO3WHmO
もちろん無理ならみんなの手を借りるけど、これは俺のこれからを試す試験みたいなものなんだ…
202 :1 [saga]:2021/02/07(日) 22:18:11.22 ID:yT3GeZ5u0
 野母崎『俺だってこれでも君より長く鬼はやってるんだからさ』


 野母崎『フロリスや皆に心配はさせないよ』


 フロリス「そっか・・・うん。それならいいんだけど」


 フロリス「一応、建宮さんには連絡を入れておくね?」


 野母崎『ああっ、そうしてもらえるかな』


 フロリス「了解。じゃあ、頑張ってください!」

 
 野母崎『ありがとうっ』


 ―プツッ

 フロリス「・・・すぐに斎字さんに連絡しないと」タプタプ


 フロリス「・・・あ、もしもし?斎字さん、あのね」




 -イギリス オックスフォード オスニー・ブリッジ-

 ―ブロロロロローーッ!


 野母崎嫁『音撃管で倒すのが難しいんだよね?どうやって戦うの?』


 野母崎「んー・・・問題はそこなんだよな」


 野母崎嫁『問題はって・・・決めてないの?戦い方・・・』


 野母崎「いや、決めてあるよ」


 野母崎嫁「じゃあ・・・場所を確認したら、建宮さんが来るまで待つの?」


 野母崎「>>202
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 06:06:06.89 ID:OWxCUvxjO
いや待たずに行こうかと考えてる、もちろん君には彼らを呼んでもらうつもりだけどね
204 :1 [saga]:2021/02/08(月) 13:06:15.71 ID:+FAYwvDP0
 野母崎「いや、待たずに行こうかと考えてるよ」


 野母崎嫁『えっ?行こうかって・・・』


 ―♪〜♪♪〜♪〜♪〜

 野母崎「あっ・・・」


 ―キキィッ

 野母崎「・・・もしもし?」


 建宮『野母崎。フロリスから事情は聴いたのよな』


 建宮『で、お前さんが追ってるそのオオナマズなんだが・・・』


 野母崎「ああっ、どうかしたのか?」


 建宮『どうやらもう成長して、人を襲ったようなのよな・・・』


 建宮『近隣住人が大きな穴が空いてるのを見つけたみたいなんだ』


 野母崎「・・・そうか。場所はどこなんだ?」


 建宮『落とし穴があるのはオックスフォードの細い道で・・・おっ』


 建宮『ちょっと待つのよな。穴の中を探索させてた鷹が戻ってきた』


 建宮『・・・当たりだ。どうやら地下の貯水槽を隠れ家にしてるようなのよな』


 野母崎「貯水槽・・・となると、ここから行けるか」


 野母崎「わかった。先に行って対処してみるよ」
 

 建宮『大丈夫か?俺が担当の魔化魍なら、合流してからでも』

 
 野母崎「>>205
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 17:41:37.11 ID:zyJFaCNXO
先に行って俺が少しでもダメージを与えられればって考えたらな
勿論準備ができ次第来てくれれば助かる
206 :1 [saga]:2021/02/08(月) 17:56:32.61 ID:+FAYwvDP0
 野母崎「いや、大丈夫だ。何とかやってみるよ」


 野母崎「俺が少しでもダメージを与える事ができれば、単騎線で倒せるかもしれないし」
   

 野母崎「そっちの準備が出来次第、来てくれれば助かるな」 


 建宮『・・・わかったのよな。んじゃ、また後でな』


 野母崎「ああっ」


 野母崎嫁『あなた、建宮さんから?』


 野母崎「ああっ。ここの橋に続いてる地下水路の出口から入って、貯水槽に向かうよ」カポッ


 野母崎嫁『えっ?向かうっ、て・・・」カポッ



 -オスニー・ブリッジ 橋上 水路口真上-

 野母崎「オオナマズはもう人を襲い始めて、既に被害も出でるんだ」


 野母崎「捕食してから時間が経ってるなら、また人を襲い始めるかもしれないだろう?」ヨジッ


 野母崎嫁「そうかもしれないけど・・・」


 野母崎「・・・行ってくるよ」ニコリ

 ―バッ バシャーン!


 野母崎嫁「あなた!」


 野母崎「>>207
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:26:01.39 ID:Ym+d5CWuO
大丈夫だ、思いっきり戦ってくるからご飯をたくさん頼むよ
208 :1 [saga]:2021/02/08(月) 18:48:00.20 ID:0MuaSGcF0
 野母崎「大丈夫だよ。帰ったら、食事を沢山頼むよ」クスッ


 野母崎嫁「・・・自分がご飯になっちゃダメだからね?」


 野母崎「当然。それに胃袋が出てきても、時間稼ぎぐらいはできるはずだよ」


 野母崎嫁「時間稼ぎ・・・?」


 野母崎嫁「・・・勝てる自信はあるの?」


 野母崎「もちろん、無理なら建宮の手を借りるけど・・・」


 野母崎「これは俺のこれからを試す試験みたいなものなんだ」


 野母崎嫁「試験・・・?」


 野母崎「ああっ。本当に弟子を持つなら、不得意な敵でも倒せないといけないんだ」
 

 野母崎「鬼として頑張ってくるよ」


 野母崎嫁「・・・そっか。鬼のあなたは、一人前の鬼って事だね」ニコリ


 野母崎「・・・ははっ」クスッ


 野母崎嫁「行ってらっしゃい!」

 ―カンカンッ!


 野母崎「・・・」スッ



 -イギリス 地下水路-


 野母崎「・・・」

 ―ザプッ ザプッ ジャブッ ザプッ・・・



 野母崎「・・・!」


 野母崎「(あそこが貯水槽になってる区間だな)」


 ―ジャプ ザプッ バシャッ・・・



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:51:47.88 ID:Ul4yZuOto
鬼の戦い
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:52:45.87 ID:GyGjDG/KO
ひくく
211 :1 [saga]:2021/02/08(月) 19:06:45.98 ID:0MuaSGcF0
 ―コツ コツ コツ・・・


 野母崎「・・・あっ」タッタッタッ
 

 野母崎「(・・・ここだけにしか瓦礫が落ちていない。となると・・・)」チラッ


 野母崎「(天井に大穴が・・・やっぱりここか)」


 ―タッタッタッタッ・・・

  
 -イギリス 地下貯水槽-


 野母崎「(この貯水槽に・・・)」

 ―・・・ユラッ ザプンッ・・・


 野母崎「見つけた。・・・気付かれる前に」


 ―フヒュゥーーーッ・・・


 ―ビュオォオオオ〜〜〜〜ッ!


 ―バシャァアアッ!

 ―パラパラパラパラパラパラパプァアーーーッ!


 威吹鬼(野母崎)「ハッ!」

 ―ズバッ!


 オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」



 威吹鬼(野母崎)「っ!。フッ!」

 ―バッ!

 ―キィンッ!


 躍動(http://www.youtube.com/watch?v=g_Ltpfi9Wj8&list=PLF2D3CD9BDBBDF071&index=15)


 威吹鬼は貯水槽から飛び出してきたオオナマズの胃袋を跳び蹴りで墜落させる。
 着地すると胃袋に駆け寄っていき、拳打や回し蹴りを叩き込む。
 胃袋が全身に生えている触手を伸ばして鞭の様に振るってくると、威吹鬼は
 身体を捻らせて前転し、回避する。


 威吹鬼(野母崎)「っと!胃袋のくせして強いなっ」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 19:26:13.18 ID:GyGjDG/KO
烈風で動き回る胃袋に鬼石を的確に打ち込んでいく威吹鬼
鬼爪を振るったり避けたりと攻撃を積極的に加えることはないが鬼石が適度に広まったのを見たらすかさず烈風を響かせて疾風一閃を披露する
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 19:27:43.68 ID:kigDTtycO
触手のように動き回る胃袋に悪戦苦闘するも旋風刃を纏い近寄ってくる胃袋に手刀を食らわせて切り裂く
勿論軽々と見をこなしつつ
214 :1 [saga]:2021/02/08(月) 21:03:20.23 ID:0MuaSGcF0
 オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」


 威吹鬼(野母崎)「ハッ!」

 
 ―ダダダンッ! ダダダンッ!


 ―バキッ! バキャッ! ベキョッ!


 威吹鬼は烈風で攻撃してくる触手を粉砕して、攻撃の手を緩めさせる。
 右腕を伸ばして上下に滑らかな動作で動かすと、左腕を上に置き右腕は下に構えて
 風を巻き起こす。
 それによって溜まっていた土埃が舞い上がり、威吹鬼の姿を隠した。
 オオナマズの胃袋は構わず攻撃しようと触手を振るったが、手応えが無い事に気付き
 触手を振うのを止める。
 土煙が晴れると、威吹鬼の姿は無くオオナマズの胃袋は見渡して見つけようとしていると
 背後に青い影が現れる。
 

 威吹鬼(野母崎)「テアッ!フンッ!ハァッ!」


 ―ズバッ! ザブッ! バシュッ!
 
 ―ブシャァアッ! ブシュウゥーッ!


 オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」


 ―カチッ

 ―プワァンッ!


 威吹鬼は鬼闘術 旋風刃により手足に風をまとわせ、手刀と蹴り技で胃袋を斬り付ける。
 斬り付けられた箇所から胃袋は白い液体を噴出して撒き散らした。
 威吹鬼は攻撃を止め、様子見をする。胃袋は口部分から細かく黄色い泡を吹いているが
 あまりダメージはないようだった。
 胃袋が接近しようとしてきたのを察知すると、威吹鬼は烈風を構えて2番目と3番目の 
 ピストンバルブを操作した。
 




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:03:36.08 ID:GyGjDG/KO
イケ
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