ココア「カードゲーム3番勝負だよ!」

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1 : ◆AHAsA7XoCo [saga]:2021/02/02(火) 12:18:28.16 ID:4I3VmGqio
チノ「どうしたんですか、この袋?」

ココア「カードゲームだよ!」

シャロ「カードゲーム?」

ココア「青山さんがネタ探しの旅で手に入れたんだって。凛ちゃんさんが持ってきてくれたんだ」

マヤ「何なに、カードやるの!?私にやらせて!」

千夜「マヤちゃんこういうのも得意なの?」

マヤ「得意だよー?バカラとかー、ポーカーとか!」ニコッ

メグ「!?」

リゼ「どこでそんなもの覚えた!?青山か、奴の影響か!?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1612235907
2 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:21:31.86 ID:4I3VmGqi0
リゼ「で、何のカードがあるんだ?」

ココア「えっと……」

ココア「あ、『ポケモンカード』があるよ!?」

マヤ「へえー、なっつかしぃ〜。昔よくやったよ〜」

メグ「私はやったことないなぁ。チノちゃんは?」

チノ「私もないです」

千夜「思い出すわ。誰にも相手してもらえず泣き出すシャロちゃん……」

幼シャロ「千夜がカードやってくれない〜!」エ〜ン

幼千夜「ぼうけんにしゅっぱつー!」

シャロ「あんたのせいよ」


ココア「それと、『ヴァイスシュヴァルツ』と……」

シャロ「ヴァイスシュヴァルツ……?」

リゼ「あー……、なんか名前はよく聞く気がするな。それ」

千夜「そうなの?」

マヤ「夜中とかテレビ見てると、無限にCMやってるよねー」

リゼ「ああ……。って、誰が夜更ししていいと言ったー!?」

マヤ「しまった!」

メグ「あ〜、リゼ先生だ〜」

チノ「先生を通り越してお母さんです」

ココア「それと、『マジック・ザ・ギャザリング』だね」

千夜「すごいわ、3つも入ってたのね」

マヤ「青山さん、太っ腹ぁ〜」ニコニコ

シャロ「ちゃんと褒めてる? それ」ジトッ…
3 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:23:27.60 ID:4I3VmGqi0
チノ「……。最後のは随分大人向けな感じですね」ジーッ

メグ「そうだね。私にはまだ早いかなー」

ココア「じゃあメグちゃんポケカやる?」

メグ「いいの?」

ココア「もちろん。これが一番簡単そうだし、初めてやるにはピッタリだよ!」ニコニコ

メグ「じゃあ私、やってみるね!マヤちゃん相手してくれる?」

マヤ「えー、私難しいのがやりたかったな〜」

メグ「え〜?」アセアセ


ココア「ダメだよ、難しいのはお姉ちゃん達の仕事だからね!」

リゼ「そうだな、チマメ隊にはまだ早いぞ。見ろ、このモンスターの絵を」

ココア「危ないよー、マヤちゃん食い殺されちゃうよ〜?」

マヤ「いや、カードだし。それに、危ないっていうならポケモンだってモンスターじゃんか!」

リゼ「そうだな、じゃあこのカード達は没収だ」スッ

マヤ「あ!嘘ウソ、もーしょーがないな〜」

マヤ「分かった。いいよ、メグ!私と勝負な!」

メグ「うん!」


ココア「あ、そうだ!」

チノ「?」

ココア「折角ならチームに分かれて勝負しようよ!」

みんな「!」

シャロ「チーム?」

リゼ「お、対抗戦か!いいな!」

ココア「カードは3種類あるから、3対3に分かれて2回勝ったチームの勝ちね」

ココア「はい、くじ引き!」
4 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:26:32.80 ID:4I3VmGqi0
ココア「……ということで頑張ろうね、千夜ちゃんメグちゃん!」

メグ「できるかな〜」ワクワク

千夜「任せてココアちゃん、こういう時のためにカードは習得済みよ!」スッ!

チノ「それタロットカードです」

シャロ「しかも死神!」

千夜「あら?」

リゼ「こっちのチームはシャロとマヤだな」

マヤ「私とリゼがいれば勝ったも同然だね!」

シャロ「マヤちゃん私は……?」

マヤ「シャロは〜、運悪いから弱そう!」ニコッ

シャロ「なっ!?」

チノ「私はメグさんのサポートと審判です」

ココア「ごめんねチノちゃん、ルール説明は任せたよ」

チノ「くじの結果です、かまいません」

チノ「それよりココアさん、審判に楯突いたら失格ですからね」

ココア「しないよっ、そんなこと!?」
5 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:28:05.05 ID:4I3VmGqi0
マヤ「それじゃー最初は私とメグな!」

メグ「頑張ろうね、マヤちゃん」

チノ「どちらのセットを使いますか?ピカチュウとイーブイの2つがありますけど」

マヤ「私ピカチュウもーらいっ!」

メグ「じゃあ私イーブイ〜」

マヤ「ねー、箱開けてみていい!?」

リゼ「開けないでどう始めるんだよ」

マヤ「そうだった」ヘヘッ

ココア「随分ちっちゃい箱だね。何が入ってるの?」

シャロ「そりゃカードでしょ」

メグ「えっと……」


マヤ「デッキとー。あ、あとダメカンも入ってるよ!」

ココア「ダメカン?」

千夜「くっ……、ここまでの様ね……」ドサッ

リゼ「もうダメ感を出すな」

千夜「えへ」ニコニコ

メグ「だめかん?って何なの?」

マヤ「ゲームで使うんだよ。それより早く始めようぜー!」ワクワク

チノ「ルールブックは入ってましたか?」

メグ「えっと〜……」

メグ「あれ?」

マヤ「入ってないなー。あ、1枚だけあるよ、ルール書いてあるの!」

リゼ「小さっ!?」

チノ「えっ、これでルール分かるんですか?」

マヤ「わならないことは公式サイトでチェック!……だって」

チノ「しょうがないですね……。検索しながらやりましょう」
6 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:29:41.94 ID:4I3VmGqi0
チノ「まず、よろしくお願いしますと挨拶して、握手してください」

シャロ「え??」

千夜「礼儀正しいゲームなのね」

マヤ「よろしくー、メグ!」

メグ「よろしくねー、マヤちゃん」ニコニコ

チノ「次に、じゃんけんして勝った方が先攻・後攻を選びます」

マヤ「じゃんけんグー!」

メグ「チョキー。あー、負けちゃった〜」

マヤ「やったー、じゃあ私後攻ー!」

リゼ「後攻?」

ココア「意外だね、マヤちゃんが後攻を選ぶなんて」

マヤ「ポケカはねー、最初のターンにやれること少ないから後攻の方が好き!」

チノ「そうなんですね」

メグ「じゃあ、私が先攻だね」


チノ「そうしたら、デッキをよく切って山札の場所に置いてください」

マヤ「デッキをよく切ってー……」シャッシャッ

メグ「山札の場所に……」

メグ「山札の場所ってどこ?」

チノ「え。えっと……」

マヤ「その辺に置けばいいんだよ、ほら!」

メグ「え〜?」

マヤ「そしたら、手札を7枚引いてー」

チノ「ま、待ってくださいマヤさん、私の仕事を取らないでください!」アセアセ

マヤ「もー、しっかりしてよね?しんぱ〜ん」


チノ「マヤさん勝手に進めないでください、私に従ってください」

メグ「あ〜、チノちゃん鬼教官だ〜」

マヤ「ごめんってー」アハハ

ココア「最近のチノちゃんは女王様気質が出てきたよね」

チノ「え」

千夜「そうね。鞭とか持ち出す日も近いわ」


女王チノ「ビシバシ」ビシバシ

ティッピー「ぎゃあああ……!」


ティッピー「なんでワシじゃ!?」

チノ「持ちません、そんなもの!」
7 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:31:21.76 ID:4I3VmGqi0
チノ「手札を7枚引いたら、その中から《たねポケモン》を1枚選んで裏向きで場に出してください」

メグ「たねポケモン?」

チノ「何でしょうか、たねポケモンって?」

マヤ「カードの左上にぃ、(たね)って書いてあるやつだよ!」

ココア「メグちゃんのカードには…」

メグ「あ、あったよ!」

チノ「ほんとです。ではそれを場に裏向きで出してください」

メグ「ば?」

ココア「!」バッ!

千夜「!」バッ!


ココ千夜「……」

ココア「えへへ」

千夜「うふふ」

シャロ「? 何してんのよアンタ達。座りなさいよ」


【サイド】[バトル場]〔山札〕
──〈ベンチ〉─〔トラッシュ〕


チノ「《この辺り/バトル場]ですね」

メグ「そっか〜。じゃあ、このカードを出すよ」

《???/たね}

マヤ「私はこれかなー?」

{たね/???》

チノ「手札に他の《たねポケモン》があれば、それらは〈ベンチ〉に裏向きで出せます」

メグ「あ、じゃあこれ?」

《???/ベンチ〉

マヤ「オッケー!」

〈ベンチ/???》
8 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:33:29.44 ID:4I3VmGqi0
チノ「最後に、山札の上から6枚を裏向きで【サイド】に置いてください」

ココア「サイド?」

メグ「6枚……」

【□□□□□□】《???/バトル場]
《???/ベンチ〉─


ココア「何なの?これ」

マヤ「サイドはねー、全部取ったら勝ちなんだ〜!」

チノ「はい。自分の【サイド】が全部なくなったら自分の勝ちです」

ココア「そうなんだ!」


チノ「では、[バトル場]と〈ベンチ〉のポケモンを表にしたらゲームスタートです!」

メグ「私のポケモンはこれ、《ケンタロス/HP110}!」

リゼ「お、強そうなの引いたな」

マヤ「いいじゃんいいじゃん!よーしいっけー、{HP70/エリキテル》!」

─〈ベンチ/ビカチュウV》─
[バトル場/エリキテル》【■■■■■■】

【□□□□□□】《ケンタロス/バトル場]
──《チルット/ベンチ〉─


メグ「あ、ピカチュウ引いてる!」

ココア「やるね、マヤちゃん!」

マヤ「へへーん、運が味方してるんだな〜!」

千夜「《ピカチュウV》……?Vって何なのかしら」

チノ「何か特別なカードみたいですね」

マヤ「単純に強いカードだよ、きっと!」
9 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:35:23.10 ID:4I3VmGqi0
千夜「そうなのね……。なら負けてられないわ、メグちゃん!」

メグ「う、うん。じゃあ私の番からだね!」

チノ「はい。まず、ターンの開始に山札からカードを1枚引いてください」

メグ「はーい」

《ドロー/□□□□□'□,)


チノ「次に、ポケモンに《エネルギー》を1枚つけることができます」

メグ「エネルギー……」

ココア「これだね!」

《基本鋼エネルギー/手札)

リゼ「つけるってどうするんだ?」

マヤ「場に出てるポケモンにくっつけておけばいいんだよ」

メグ「そうなんだ〜。じゃあ、これを《ケンタロス/バトル場]につけるね」

《ケンタロス/+'鋼,}


リゼ「で、つけると何がどうなるんだ?」

マヤ「技が使えるんだよ。ほら、《ケンタロス》のカードに書いてあるだろー?」

《無/なかまをよぶ}

マヤ「エネルギーが1個ついてたら、《なかまをよぶ》を使えるようになるってこと!」

リゼ「ふーん」

シャロ「[エリキテル》だと{でんげき/雷》だから、《雷エネルギー》がついてればいいの?」

マヤ「そう!」

ココア「え?でも、今つけたの《鋼エネルギー》でしょ?」

《ケンタロス/+鋼}
《無/なかまをよぶ}

ココア「無が必要なんじゃないの?」

マヤ「あーそれはねー……」

チノ「無色タイプはどのタイプエネルギーでもいいということみたいです」

メグ「へぇ〜」

ココア「そっか、それで色が無いってことなんだね!」
10 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:36:42.75 ID:4I3VmGqi0
チノ「エネルギーは1ターンに1度しか出せないようですね」

メグ「あとは何ができるの?」

チノ「他には、〈ベンチ〉に《たねポケモン》を出せます。5枚まで出せます」

メグ「《たねポケモン》……。もうないなー」

チノ「あとは……、《トレーナーズ》というカードが使えます」

メグ「とれーなーず?」

チノ「《グッズ》と《サポート》と《スタジアム》ですね」

メグ「ぐっずと……さぽーと……」

メグ「あ、《サポート》ならあるよ?これを使っていいの?」

チノ「はい……。あ」

メグ「?」

チノ「《サポート》は先攻の最初の番には使えない、とあります」

メグ「えー?」

マヤ「ほら言ったろー?先攻はそういうのがあるんだよ」

リゼ「なるほど……、だから後攻を取ったのか」

千夜「マヤちゃん本気ね……!」

ココア「いいね、それでこそチーム戦だよ!」


チノ「それから、《ポケモンの進化》も……」

チノ「できないみたいですね」

シャロ「え」

リゼ「できないのか……」

チノ「《進化》はお互いに最初の番ではできないみたいです」

チノ「あと、ポケモンの技も……」

リゼ「使えないのか?」

チノ「はい、使えません」

メグ「え〜!?」

チノ「技は、先攻だけが使えません」

メグ「じゃあ、もうこれで終わり?」

チノ「そうですね……。技を使わない場合ターンが終わってしまうようです」

メグ「そっか〜。じゃあ私の番は終わりだね」
11 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:38:13.45 ID:4I3VmGqi0
マヤ「終わったー?じゃあ私の番!」

(■■■■■'■,/ドロー》

マヤ「後攻からは色々できるからねー!一気にやっちゃうよ〜?」ニヤッ

メグ「かかってこい、だよ〜?」ニコッ

マヤ「言ったな〜?ならまず、《基本雷エネルギー》を[エリキテル》につけてー……」

[バトル場/+'雷,/エリキテル》

マヤ「これを使うぜー!」

{サポート/レッドの挑戦》


リゼ「サポートか!」

千夜「どんなカードなのかしら?」

チノ「《サポート》は1ターンに1枚しか使えない、とありますね」

マヤ「その代わり強いんだよ!これはねー、手札を2枚トラッシュしてー……」

シャロ「トラッシュ?」

チノ「使い終わったカードを置く所を〔トラッシュ〕と言うんです」

シャロ「ふ〜ん……」

マヤ「そ!そこに手札を2枚置いて……」

('XX,■■/トラッシュ》

マヤ「山札から好きなカード1枚をゲットできちゃうんだー!」

リゼ「おいおい、手札を2枚も捨てて平気なのか?」

マヤ「へーきへーき!まあ見てなって」

リゼ「……へえ、自信満々だな」

千夜「マヤちゃん、手慣れているわね」

ココア「遊び慣れてるね!」

千夜「いけない娘……!」

シャロ「そこっ、変な言い方しないの!」
12 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:39:53.39 ID:4I3VmGqi0
マヤ「じゃあ、{HP60/メリープ》をゲットだぜー!」

('■,■■/メリープ》

チノ「使い終わった《サポート》は〔トラッシュ〕へ置くんですね」

マヤ「そ」

マヤ「そんで(メリープ/それ》を〈ベンチ〉に出す!」

〈メリープ》〈ピカチュウV》
[+雷/エリキテル》【■■■■■■】

マヤ「そして攻撃!」

メグ「!」


ココア「攻撃してきたよ!」

千夜「返り討ちよ、メグちゃん!猛牛のパワーを見せてやりましょう!」

メグ「え?えっと……」

チノ「待ってください、攻撃のルールは……」

マヤ「書いてある数字の分がダメージになるんだよ」

{30/でんげき/雷》
{+雷/エリキテル》
──────────
《ケンタロス/HP110}


マヤ「{30/でんげき》だから30ダメージ!」

チノ「反撃とかないです……、ね」

ココア「なーんだ」

千夜「残念。されるがままなのね」

チノ「ダメージを受けたらその分《HP》が減っていきます」

メグ「じゃあ、《ケンタロス/HP110}は《HP80}になっちゃうねー」

《ケンタロス/HP110→80}


ココア「まだまだ元気だね、さすが牛さん!」

千夜「まさに闘牛ね!オーラが漲ってるわ」

ココア「メグちゃん赤いからね!」

メグ「え?」

千夜「ツインテがヒラヒラしてるからじゃない?」

メグ「ええ〜?」アセアセ

リゼ「そのままお前らに突っ込めばいいのにな」
13 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:41:42.15 ID:4I3VmGqi0
メグ「ダメージを受けたら、その分は覚えておかないといけないの?」

メグ「忘れちゃわないかな……?」

チノ「そうですね、気をつけないといけませんね」

マヤ「そういう時にダメカンを使うんだよ!」

ココア「あ、ダメカンだ」

千夜「!」

千夜「ぎゃぼーー!」

リゼ「!?」

リゼ「急になんだ!?」

シャロ「何、何かのボケ!?」

千夜「……」

千夜「プクー……」

リゼ「あ、むくれた」

シャロ「拾ってほしいなら伝わるやつやりなさいよ!」


チノ「ダメカンはカードに乗せておけるみたいですね」

メグ「じゃあ、今は30ダメージを受けてるから……」

メグ「この《10》のダメカンを3つ置いておけばいいの?」

《ケンタロス/HP110/'-30,/+鋼]

チノ「そうですね」

リゼ「{でんげき/エリキテル》は自分にも10ダメージだってさ。マヤも乗せとけよ」

マヤ「うーん、しょうがないな〜」

[+雷/'-10,/HP70/エリキテル》


チノ「ワザを使ったらターンは終わりですね」

マヤ「うん!じゃあ私の番は終わり。メグの番だよ!」
14 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:44:04.07 ID:4I3VmGqi0
メグ「よーし、今度はこっちが攻撃するよ〜」

《ドロー/□□□□□'□,)


メグ「今回からは、私も《サポート》を使えるんだよね?」

チノ「はい。それと、それぞれ2ターン目からは《進化》ができますね」

チノ「《進化》させる時は[バトル場]でも〈ベンチ〉でもいいみたいです。その代わり」

チノ「出したばかりのポケモンには進化させられないようです」

リゼ「1ターン待たないといけないのか」

チノ「はい」

ココア「でも今出てるポケモンは全部、前からいるよね」

【□□□□□□】《ケンタロス/-30/+鋼]
──《チルット〉───


チノ「ですね」

メグ「そっかー、じゃあ……」

メグ「……って、進化ってどうやるの?」

チノ「《進化ポケモン》によって決められている《たねポケモン》の上に重ねて出してください」

メグ「そっかー、じゃあ……」

メグ「《チルット/ベンチ〉を《チルタリス/手札)に進化!」

【□□□□□□】《ケンタロス/バトル場]
─《チルタリス/ベンチ〉─


ココア「おお〜!」

千夜「よっ!大統領!」

メグ「えへへ〜」

マヤ「え〜、進化させても〈ベンチ〉にいるんじゃ意味ないんじゃな〜い?」ニヤニヤ

メグ「そっ、そうなのかな……?」アセアセ

ココア「惑わされちゃダメだよ、メグちゃん!」

千夜「そうよ、あれは悪魔の囁きよ」

メグ「はっ、そっか!」

メグ「もぉ〜、マヤちゃんはほんとに悪タイプなんだから〜」

マヤ「へへ〜」ニヤッ
15 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:45:30.06 ID:4I3VmGqi0
メグ「それじゃあ、次は……」

メグ「《草エネルギー》を《ケンタロス/場]につけるよ」

《ケンタロス/+鋼'草,]

メグ「それから……これ!」

《マサキの研究/サポート}


ココア「《サポート》だね!」

千夜「どんな効果なの?」

メグ「えっと、山札の上から7枚見て……」

《水・スーパーボール・超・ホップ・リングマ・闘・ウールー)

メグ「その中の《トレーナーズ》を2枚まで手札に加えていいんだって」

リゼ「トレーナーズ……」

シャロ「えっと……」


《スーパーボール/グッズ}
《ホップ/サポート}

※トレーナーズ=グッズ・サポート・スタジアム


ココア「この2枚だね!」

《スーパー・ホップ/□□□'□□,)

リゼ「2枚も手に入れられるのか!」

シャロ「便利なカードですね」

ココア「いいよ、メグちゃん!その調子!」

メグ「うん!それなら……」
 

メグ「今手に入れたのを使うね」スッ

《スーパーボール/グッズ}

チノ「《グッズ》は1ターンに何枚でも使えますね」

ココア「便利だね〜、便利グッズだね」

千夜「シャロちゃん何かオススメある?」

シャロ「そうね、切った食材をまな板から直接掬えるボウルっていうのが……」

シャロ「って、そういうことじゃないでしょ!」

ココア「すごいね、スーパーボウルだね!」

リゼ「意味変わってるぞ、それ」
16 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:49:37.95 ID:4I3VmGqi0
メグ「《スーパーボール》は、山札を7枚見て……」

《超・ホップ・ごっこ・ウールー・バイウールー・ツイン・闘》

メグ「その中の《ポケモン》を1枚もらえるの」

《ウールー/たねポケモン}

メグ「《ウールー》をもらうね」

《手札/□□□□'□,)


メグ「それで……、あ」

メグ「《進化》した番も〈ベンチ〉にポケモンを出せる?」

チノ「あ……、はい。大丈夫ですよ」

メグ「そっか〜、それなら《この子/ウールー)を〈ベンチ〉に」

【□□□□□□】《ケンタロス/+鋼草]
──《チルタリス〉《ウールー〉──

メグ「そして攻撃するね!」

マヤ「お、来るかー!?」

メグ「いくよー、《ケンタロス/+鋼草]の攻撃!」

[-10/HP70/エリキテル》
─────────────
《ケンタロス/HP110/-30/+鋼草]
《無無/あばれタックル/60}


メグ「[エリキテル》に60ダメージ!」

マヤ「あー!?」

リゼ「[HP70/エリキテル》はすでに10ダメージ受けてるから……」

[-10/HP70/エリキテル》

シャロ「HPが0になっちゃいますね」

リゼ「0になったらどうなるんだ?」

チノ「HPが0になったら、ついているカードごと〔トラッシュ〕に置いてください」

メグ「ついているカードって、《エネルギー》?」

チノ「はい」

チノ「それから、メグさんは自分の《サイド/□】を1枚取れるんです」

メグ「あ、やっと出てきた〜、【サイド】」

ココア「そっかー、ポケモンを倒すと【サイド】が取れるんだ」

シャロ「じゃあ、相手を6体倒したら勝ちってことね?」

チノ「そうですね」
17 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:51:17.38 ID:4I3VmGqi0
メグ「取るって、手札にしちゃっていいの?」

チノ「はい、手札に加えてください」

メグ「やったー、手札が増えた〜」ニコッ

《サイド/□□□□□'X,】
《手札/□□□□'□,)


マヤ「やるな、メグ〜!」

メグ「えへへ、マヤちゃんに一歩リードできた〜!」ニコニコ

千夜「偉いわ、メグちゃん!」

ココア「どうだいリゼちゃん先生、これがウチのメグちゃんの実力だよ!」

リゼ「ぐっ、偉そうに……」

千夜「お宅の生徒さんとは随分差がついておりますわね、おほほほ」

リゼ「なんだと!?」

ココア「それも当然。うちは最先端の『妹ワーク』を推奨してますからね!」

シャロ「妹ワーク!?」

千夜「ツンデレワークは時代にそぐわなくってよ、シャロちゃん?」オホホホ

シャロ「やってるかそんなもんっっ!!」

リゼ「こいつら……」イラァッ…

リゼ「マヤッ!全力で反撃だ!」

シャロ「そうよ、ギャフンと言わせてやりなさい!」

マヤ「……。落ち着けって二人とも、勝負は始まったばっかだぜー?」

チノ「マヤさん冷静です」

ティッピー「一番大人じゃ」
18 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:53:08.53 ID:4I3VmGqi0
マヤ「{あばれタックル》の反動で《ケンタロス]も10ダメージ受けるよな?」

メグ「そうだね」

《ケンタロス/HP110/-30'-10,/+鋼草]

マヤ「そしたら、私は〈ベンチ〉から[バトル場]にポケモンを出すよ」

─〈メリープ》〈ピカチュウV》─

マヤ「こっちかな?」

{HP60/メリープ》

シャロ「?」

シャロ「後から出した方を先に[バトル場]に出せるの?」

マヤ「?」

リゼ「!」

リゼ「たしかに、〈ピカチュウV》の方が先に〈ベンチ〉に出てたよな」

チノ「あ……えっと……」

マヤ「いいんじゃないの?」

チノ「……、はい……。特に制限は書いてないです」

シャロ「そう。ならいいわ」

マヤ「もう、心配性だな〜シャロは」

シャロ「う……」

リゼ「いや、こういうのは大切だよ。な、シャロ」

シャロ「そっ、そうですね……」テレッ

マヤ「じゃ、{HP60/メリープ》を[バトル場]に出して、私の番!」

(■■'■,/ドロー》


マヤ「大体説明は終わったよね?こっからはガンガンいくよ!」

メグ「いいよー、ドンと来いだよ〜?」
19 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:54:28.78 ID:4I3VmGqi0
マヤ「じゃあ、まずは(手札/モココ》を[バトル場/メリープ》に重ねて進化!」

─〈ピカチュウV》─
[HP90/モココ》【■■■■■■】


リゼ「こっちも進化したな!」

シャロ「しかも[バトル場]に出てますから、こっちの方が有利ですよねっ?」

リゼ「そうだな!」

マヤ「それからこれ!」

{サポート/博士の研究》

マヤ「(■/手札》を全部トラッシュして、山札から7枚引く!」

メグ「え!?」

ココア「7枚も!?」

千夜「凄いわ、大盤振る舞いね」

シャロ「この博士、千夜のおばあちゃんにそっくりね」

千夜「そう?」

ティッピー「いや、ババァはもっと憎たらしい顔しとるわい」フンス

チノ「落ち着いてください」


('■■■■■■■,/ドロー》

マヤ「これで手札回復〜!」

マヤ「お!いいカード引けるじゃ〜ん!」ニンマリ

メグ「え〜っ、何かな〜?」アセアセ

マヤ「へへ〜、後のお楽しみー!」 

リゼ「そうかー。これがあるから、さっき手札を2枚捨てるのも平気だったんだな」

マヤ「そ!そうやって、先のことまで考えてやるのがカードゲームってもんなんだよー!」

メグ「マヤちゃん頭いい〜」

ココア「マヤちゃんだんだん、かしこキャラが顕になってきたね……!」

千夜「これは…負けてられないわ……」ゴゴゴ

リゼ「お前らにそのキャラは無理だろ」

ココア「そんなことないよ!千夜ちゃん、いくよ!」

千夜「!?え、ええ!」

ココア「マヤはマヤでも畏まったマヤってなーんだ!?」

千夜「……」

千夜「破魔矢!!」

ココア「おおっ!?正解!!」

ココ千夜「どう、賢い!?」

リゼ「……」

チノ「……。うるさいですね……」

シャロ「ダメだこりゃ」

ココ千夜「あれ?」
20 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:56:50.81 ID:4I3VmGqi0
マヤ「それから《雷エネルギー》を[モココ》につけて……」

[+'雷,/モココ》

マヤ「これ!」

{グッズ/ポケモンキャッチャー》

マヤ「その効果で、{○/コイン》を1回投げる!」

リゼ「コイン?」

マヤ「ある?」

リゼ「ああ、ほら」ピンッ

マヤ「あ」

コイン「」チャリンチャリン


[表/○》

千夜「表ね」

マヤ「こら〜、勝手に投げるな〜!」 

リゼ「え?ああ、ごめん」

マヤ「う〜……。まあいいや、表だし」

マヤ「表がでたら、相手の〈ベンチ〉と[バトル場]のポケモンを入れ替えちゃうんだー!」

メグ「え〜!?」

マヤ「だからー、《ケンタロス]と《ウールー〉を入れ替えて!」

メグ「そんな〜……!」

【□□□□□ー】《ウールー/HP70]
《ケンタロス/-40/+鋼草〉《チルタリス〉


ココア「やるね、マヤちゃん……」

千夜「なかなか手強いわ」

メグ「あ……。《エネルギー》はどうするの?」

チノ「入れ替える時は、《エネルギー》やダメカンはそのままだそうです」

ココア「引っ込めても回復とかはしないんだ」

千夜「〈ベンチ〉でも心休まない……。現代社会の様ね」

シャロ「嫌なこと言うなっっ!!」
21 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 12:58:29.44 ID:4I3VmGqi0
マヤ「それで、(手札/メリープ》を〈ベンチ〉に!」

─〈メリープ》〈ピカチュウV》─

マヤ「[+雷/モココ》で攻撃!」

{40/バチバチ/雷》
─────────
《ウールー/HP70}


マヤ「《ウールー]に40ダメージな!」

《ウールー/HP70/'-40,]

メグ「うぅっ……」

ココア「大丈夫、まだやられてないよ!」

千夜「そうね、カードを引いて反撃よ!」

メグ「う、うん!」

《ドロー/□□□□□'□,)

メグ「じゃあ、《ウールー/-40]を《バイウールー/手札)に進化させ……」

メグ「あ」

メグ「進化させる時は、ダメージはどうなるの?」

チノ「ダメージや《エネルギー》はそのままですね」


《バイウールー/HP130/-40]

チノ「ですから、《バイウールー]は{HP90}の状態で出てくるんです」

メグ「そっかー、ありがとう」

千夜「進化しても過去の傷を引きずっているのね」

ココア「私も……あの時膝に受けた矢の傷が……!」ガクッ

千夜「!? まさかココアちゃん破魔矢を!?」

リゼ「破魔矢受けたんなら滅されろよ」

ココア「うぇ!?ひどいよリゼちゃ〜ん」
22 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:00:27.65 ID:4I3VmGqi0
メグ「えっと……《この子/手札)を〈ベンチ〉に!」スッ

─《チルット/HP50〉《チルタリス〉《ケンタロス〉─

メグ「それから、このカード……」

《ホップ/サポート}

メグ「自分の山札を3枚引く、だって。カードを3枚引くね」

マヤ「ふんふん」

《ドロー/□□□'□□□,)


メグ「あ……?」

メグ「なんだろう、このカード……?」

チノ「何ですか?」

メグ「ほら、これ!」

《ツインエネルギー/特殊エネルギー}

チノ「あ、それはですね……」エット…

メグ「……」ジーッ…

チノ「特に何も制限されていませんね」

メグ「そっか〜。じゃあ《ツインエネルギー/手札)を《バイウールー]につけるね」

《バイウールー/-40/+'ツイン無,]


マヤ「ツインエネルギー!」

リゼ「何だそれ?」

メグ「えっと〜……これはね、1枚で2つ分の無色エネルギーになるんだって」

リゼ「へえ、それは使えるな」

ココア「1枚で2つ分だって、千夜ちゃん!」

千夜「!」

ココア「私達も一心同体、2人分のエネルギーを合わせた応援しよう!」

千夜「そうね!私達が合体すれば……」

千夜「究極の合体応援戦士『千ア』になれるはずよ!」

メグ「チア!?」

リゼ「応援できそうではあるな」

ココア「いくよ千夜ちゃん!」

千夜「まかせて!!」

ココア・千夜「せーのっ!!」

シャロ「うるっさこいつら……」

??「……」

??「私は保登心愛でも宇治松千夜でもない……」ゴゴゴ…

みんな「……?」


松コ「誰でもいいじゃないのよ、そんなこと」ドンッ!

メグ「!?」


みんな「マツコさんでたーー!!!」

シャロ「なんで失敗してんのよっっ!!?」
23 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:02:06.43 ID:4I3VmGqi0
メグ「ふ〜……。えっと……」

メグ「そしたら、《バイウールー/+ツイン無]で攻撃するね!」

[HP90/モココ》
─────────
《バイウールー/+ツイン無]
《無/コットンガード/30}

メグ「[HP90のモココ》に30ダメージ!」

['-30,/HP90/モココ》


マヤ「へへんっ!そんなんじゃ全然効かないぞ、メグ!」

メグ「む、それだけじゃないもん」プクー

マヤ「?」

メグ「《コットンガード}を使ったら、次の相手の番に《バイウールー]が受けるダメージが……」

メグ「-30されるんだよー?」

マヤ「……!」

ココア「いいねメグちゃん!先手打ってるよ!」

千夜「凄いわメグちゃん!予め防いでおくのが吉なのね!」

マヤ「ふふーん。なかなかやるけど、油断しちゃだめだぜー?」ニヤッ

メグ「え?」

(■■■■'■,/ドロー》

マヤ「私はー、[バトル場/モココ》を(手札/デンリュウ》に進化!」

─〈メリープ》〈ピカチュウV》─
[+雷/-30/HP150/デンリュウ》

メグ「あ!」

ココア「2段階進化だ!」

シャロ「いい流れねマヤちゃん!」

マヤ「だろ〜?強いんだぜー、こいつ!」

リゼ「よーし、こっから反撃だマヤ!」

マヤ「オッケー!」
24 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:03:18.15 ID:4I3VmGqi0
マヤ「まず《雷》を[+雷/デンリュウ》につけて〜……」

[+雷'雷,/デンリュウ》

マヤ「(手札/これ》を使うね!」

{サポート/マリィ》

マヤ「その効果で、お互いに手札を全て山札の下に戻してー……」

メグ「お互いに?」

マヤ「そう!それで、私が5枚・メグは4枚山札を引くんだー」

('XX,'■■■■■,/マヤ》
《メグ/'XXXXX,'□□□□,)


ココア「手札を入れ替えられちゃったよ!?」

リゼ「こっちは2枚から5枚、向こうは5枚から4枚だ」

シャロ「だいぶお得ですね!」

マヤ「そして(手札/エレブー》を〈ベンチ〉へ!」

─〈エレブー》〈メリープ》〈ピカチュウV》─

マヤ「[+雷雷/デンリュウ》で攻撃!」

メグ「!」

ココア「攻撃だよ、メグちゃん!」

千夜「でも大丈夫、さっきの技の能力があるのよね?」

メグ「そ、そう!《コットンガード》のおかげで、このターンはダメージが-30されるよ〜」

マヤ「へへん、それはどうかなー?」

メグ「?」
25 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:04:32.72 ID:4I3VmGqi0
{130/ライトニングボール/雷雷》
[+雷雷/デンリュウ》
───────────────
《バイウールー/HP90]
《コットンガード/ダメージ-30}


メグ「え!?」

ココア「ダメージ130!?」

千夜「急にインフレしだしたわ……!」

マヤ「ダメージ-30したって関係ないもんね〜!」ニコッ

メグ「そんな〜!」

《バイウールー/HP90→0}

マヤ「やった〜!1体倒したよ、リゼ!」

リゼ「いいぞマヤ、その調子だ!」

マヤ「うん!」

メグ「え〜ん、やられちゃったー……」ウルウル


千夜「これが数字の暴力ね……!」

ココア「ほんと、数が急に増えると大変だよね」

千夜「そうね、前もラビットハウスが雑誌に載った時はお客さんが増えて大変だったわ」

ココア「やっぱりラビットハウスは閑散としてないとね」ニコッ

千夜「ねー」ニコッ

ティッピー「なんじゃと!?」プンスカ

チノ「良くないですココアさん!」プンスカ

ココア「えへへ〜……」

ココア「って。ひどいよ千夜ちゃん!」プンスカ

千夜「あら?」


マヤ「これで【サイド】は5対5。こっからどんどん逆転しちゃうからね、メグ!」ニヤッ

メグ「うっ……!」
26 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:05:46.44 ID:4I3VmGqi0
チノ「その言葉の通り、[デンリュウ》の{130/ライトニングボール》による猛攻が始まりました」


マヤ「次のメグのターン。メグは《ポケモンごっこ/サポート}を使って……」

マヤ「《イーブイV》を手に入れて〈ベンチ〉に、《エネルギー》をつけてから攻撃してきた!」

['-60,/HP150/デンリュウ》
───────────────
《ケンタロス/HP110/-40'-10,/+鋼草]
《無無/あばれタックル/60}


マヤ「ま、そんなんじゃ《デンリュウ》はやられないけどね〜!」

メグ「次のマヤちゃんの番。マヤちゃんは《ワンパチ》を〈ベンチ〉に、〈ピカチュウV》にエネルギーをつけて……」

メグ「《ケンタロス/HP110/-50]を攻撃してきたの!」

{130/ライトニングボール/デンリュウ》
─────────────
《ケンタロス/HP110/-50'-130,]

メグ「《ケンタロス》が負けちゃって、【サイド】を取られちゃった!」

【■■■■'X,ー/マヤのサイド》


マヤ「次のターン。メグはー、〈チルット〉を[バトル場]に出して《ザングース》を〈ベンチ〉に!」

マヤ「《イーブイV〉に2枚目の《エネルギー》をつけてたな〜」

《イーブイV/+超'悪,〉

マヤ「でも攻撃はしてこなかった!《チルット]にエネルギーがついてないからね〜」


メグ「その後の番。マヤちゃんは〈+雷/ピカチュウV》に2つ目の《エネルギー》をつけて……」

メグ「また[デンリュウ》の攻撃!」

{130/ライトニングボール/デンリュウ》
────────────
《チルット/HP50/'-130,]

メグ「《チルット》も負けちゃった〜!」

チノ「マヤさんは3枚目の【サイド】を手に入れました」

〈ワンパチ・エレブー・メリープ・ピカチュウV》
[+雷雷/-90/HP150/デンリュウ》【■■■ーーー】

【□□□□□ー】《イーブイV/HP190/+超悪]
─《チルタリス〉《ザングース〉─

27 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:07:08.62 ID:4I3VmGqi0
ココア「勝負はここからだよ、メグちゃん!」

メグ「うん!」

《ドロー/□□□□'□,)


メグ「えっと、《これ/サポート}を使って手札を引いて……」

《ホップ/サポート}
《ドロー/□□□□'□□□,)

メグ「《草エネルギー》を《イーブイV/+超悪]につけるね」

《イーブイ/+超悪'草,]


リゼ「エネルギー3つか!」

シャロ「これで攻撃してくるわ!」

マヤ「お、やっとくるかー?」

メグ「いくよー、《イーブイV/+超悪草]の攻撃!」

[-90/HP150/デンリュウ》
─────────────
《無無無/バディブレイブ/80+}


メグ「それでねー、《このワザ/バディブレイブ}は、《サポート》を使ったターンなら」

メグ「さらに80ダメージ追加だって!」

マヤ「ええ!?」

千夜「ということは、さっき《サポート/ホップ)を使ったから……」

ココア「160ダメージ!?」

マヤ「うそー!?」

[HP60→0/デンリュウ》

《サイド/□□□□'X,ー】
《手札/□□□□□□'□,)


メグ「やった〜!」

マヤ「ふ〜ん、やるじゃんメグ!」

ココア「これでにっくき[デンリュウ》を倒せたね!」

リゼ「さすがVがつくポケモン、強いな……!」

シャロ「でも、こっちにも〈ピカチュウV》がいますよねっ?」

リゼ「そうだな、次はこっちの番だ!」


千夜「いいわメグちゃん、このままどんどん攻めていきましょう!」

ココア「《イーブイV]でブイブイ言わせてVだよ、V!」

メグ「?」

シャロ「なんて?」
28 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:08:19.12 ID:4I3VmGqi0
マヤ「だったらこっちもいくよ!」

マヤ「〈ベンチ/ピカチュウV》を[バトル場]に出して……」

[+雷雷/HP190/ピカチュウV》

マヤ「私の番!」

(■■■■■■■■'■,/ドロー》


マヤ「(手札/エリキテル》を〈ベンチ〉に出してー……」

〈エリキテル・ワンパチ・エレブー・メリープ》

マヤ「それからー、《雷》を〈エレブー》に!」

〈+'雷,/エレブー》

〈エリキテル・ワンパチ・エレブー・メリープ》
[+雷雷/ピカチュウV》


マヤ「[ピカチュウV》の攻撃!」

{30×/エレキサークル/雷雷》
────────────
《イーブイV/HP190]


マヤ「{エレキサークル》はー、自分の〈ベンチ〉の数×30ダメージだよ!」

メグ「?」

千夜「かける?」

ココア「そういうワザもあるんだね!」

メグ「へぇ〜……」

リゼ「マヤの〈ベンチ〉は……」

〈エリキテル・ワンパチ・エレブー・メリープ》

マヤ「4体だから、120ダメージ!」

メグ「ひゃくにじゅう!」

《イーブイV/HP190/'-120,]


リゼ「よし、《イーブイV]に大ダメージを与えたぞ!」

シャロ「あのポケモンを倒せば勝ちは決まりですよね、リゼ先輩!」

リゼ「ああ、そうだな!」

ココア「まずいよメグちゃん!」

千夜「このまま《イーブイV]を失うわけにはいかないわ!」

メグ「え、え〜……?そういわれても……」アセアセ

ココア「とにかく、《イーブイV]を倒されないように戦おう!」

メグ「う、うん……!」

メグ「わかった、やってみる……!」グッ…!
29 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:11:15.43 ID:4I3VmGqi0
《ドロー/□□□□□□□'□,)

メグ「よ〜し、じゃあ……」

メグ「これ!これを使うよ!」

《ポケモンいれかえ/グッズ}


リゼ「ポケモンいれかえ?」

シャロ「直接的な名前ですね……」

ココア「どんな効果なの?」

メグ「え?えっと〜」

マヤ「メグの[バトル場]と〈ベンチ〉を入れ替えられるんだよー」

ココア「へえ、そうなんだ!」

メグ「だから、《イーブイV]と《チルタリス〉をいれかえて……」

《チルタリス/HP110]
《イーブイV・ザングース〉

メグ「《チルタリス]に《これ/ツインエネルギー)をつけるね」

《チルタリス/+'ツイン無,]

リゼ「また出たな、《ツインエネルギー》!」

メグ「それで攻撃〜」

[HP190/ピカチュウV》
─────────
《チルタリス/+ツイン無]
《無無/スピードひこう/60}


チノ「[HP190/ピカチュウV》は60ダメージですね」

['-60,/HP190/ピカチュウV》

マヤ「ふふーん、そんなんじゃいつまでたっても倒せないよ〜?」ニマッ

メグ「それはどうかな〜〜?」ニコニコ

マヤ「?」

メグ「《チルタリス]はね、《特性》……?を持ってるんだよー」

マヤ「あ!」

千夜「特性?」

メグ「うん。それでねー、《チルタリス》は《ポケモンV》からワザのダメージを受けないんだって」

ココア「え!」

マヤ「うそぉ!?」

リゼ「それは強いな!」

シャロ「じゃあ、《ピカチュウV》じゃどうやっても勝てないってこと?」

チノ「そのようですね」

ココア「すごーい!メグちゃん、カードを使いこなしてるね!」

メグ「え、たまたまだよ〜」ニコニコ

ココア「いいね、特性!私も何か特性欲しいな!」

ココア「チノちゃんはもふもふ特性があるもんね!」モフモフ

チノ「ないです」モフモフ

千夜「シャロちゃんは特性欲しい?」

シャロ「そうね。アンタからのダメージが0になるなら悪くないわ」

千夜「……」
30 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:12:27.02 ID:4I3VmGqi0
マヤ「しょうがねーなー、私の番」

(■■■■■■■'■,/ドロー》


マヤ「じゃあ、私は《にげる》!」

メグ「?」

ココア「え!?」

シャロ「マヤちゃんっ!?」

千夜「敵前逃亡?」

リゼ「ふざけるなマヤぁ!敵に背中を見せるなんて許されると思うなよ!」バッ!

リゼ「最後まで命をかけて戦えー!!」

マヤ「ちげーよ、私じゃなくて[ピカチュウV》がにげるの!」

リゼ「!」

リゼ「なんだ……、それならそうと早く言え」コホン…

リゼ「逃げるなピカチュウ!戦えー!」

マヤ「そっちにも!?」


チノ「[バトル場]のポケモンは《にげる》を使えるみたいですね」

マヤ「《にげる》はー、ついてる《エネルギー》をトラッシュして使えるんだ〜」

[+雷雷/-60/HP190/ピカチュウV》

マヤ「《ピカチュウV》は《エネルギー》1個で逃げられるってさ!」

{無/にげる/ピカチュウV》
[+雷'X,/ピカチュウV》

〈'ピカチュウV,・エリキテル・ワンパチ・エレブー・メリープ》
['X,]【■■■ーーー】


ココア「せっかく《ピカチュウV》を倒せそうだったのに……」

メグ「逃げられちゃったね〜」ニコッ

千夜「三十六計逃げるに如かずだわ。リゼちゃんはご不満?」

リゼ「いや……。逃げるのも立派な戦術だ……」グヌヌ…

シャロ「先輩……」
31 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:13:37.25 ID:4I3VmGqi0
マヤ「まーまー。その代わり〈エリキテル》を[バトル場]に出してー、進化!」

[HP110/エレザード》


マヤ「それで《雷》をつけてー……」

[+'雷,/エレザード》

マヤ「攻撃!」

{かいでんぱ/雷》


ココア「あれ、ダメージが書いてないね?」

マヤ「ダメージがない攻撃もあるんだよー。《かいでんぱ》はー……」

マヤ「コインを1回投げて〜……」

{裏/●》

マヤ「あ」

リゼ「裏だな……」

マヤ「……」


マヤ「これでおーわりっ!」プイッ

チノ「え」

メグ「失敗しちゃったねー」

ココア「なんだか知らないけどラッキーだね!」

リゼ「かいでんぱ……。どんなワザだったんだ……?」

千夜「怪電波……。あ、シャロちゃんアルミホイルいる?」

シャロ「いらないわよ!」

千夜「そう、いらないのね。余ってたんだけど……」

シャロ「……あ、え?どっちの意味で?くれるのっ??いるいる!」
32 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:15:17.93 ID:4I3VmGqi0
《ドロー/□□□□□□□□'□,)

メグ「えっとー、どうしたらいいのかなー……?」ウーン…

メグ「あ……。じゃあこのカード使うね!」

《ポケモンキャッチャー/グッズ}


マヤ「あ!」

ココア「さっきマヤちゃんが使ったカードだね!」

メグ「そう〜。えっと、コインを投げてー……」

《○/表}


マヤ「げ!」

千夜「表ね」

マヤ「なんだよ〜、運任せかよ〜」ブーブー

リゼ「お前が言うな」

メグ「えへへ、ごめんね〜。表が出たから〈ピカチュウV》と入れ替えてね」

マヤ「くっそ〜……」

〈エレザード・ワンパチ・エレブー・メリープ》
[+雷/-60/HP190/ピカチュウV》


リゼ「《ピカチュウV》を引きずり出されたか!」

シャロ「これじゃ、また逃げないといけないですね……!」

ココア「いいねメグちゃん、押してるね!」

メグ「うん!それじゃあ……」

メグ「《闘》を《ザングース〉につけて……」

《ザングース/+'闘,〉

メグ「攻撃っ!」

[-60/HP190/ピカチュウV》
────────────
《チルタリス/+ツイン無]
《無無/スピードひこう/60}
33 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:16:48.92 ID:4I3VmGqi0
チノ「これでまた60ダメージですね」

[-60'-60,/HP190/ピカチュウV》

リゼ「HP70か……!」

マヤ「ぬー、まずいなぁー……」

(■■■■■■'■,/ドロー》


チノ「《チルタリス]相手では《ピカチュウV》は逃げるしかありませんね」

マヤ「ふ〜……。もっかい{無/にげる》を使ってー……」

['X,/ピカチュウV》

マヤ「〈+雷/エレザード》といれかえ!《雷》もつけちゃえ」

〈ピカチュウV・ワンパチ・エレブー・メリープ》
[+雷'雷,/HP110/エレザード》


マヤ「いっくぞ〜![エレザード》で攻撃!」

{120/かみなり/雷無》
[+雷雷/エレザード》
──────────
《チルタリス/HP110]

マヤ「《かみなり》は〜、自分に30、相手に120ダメージ!」

['-30,/HP110/エレザード》

メグ「またひゃくにじゅうダメージだ!」

リゼ「これなら一撃だな!」

マヤ「それだけじゃないよー?」ニヤッ

メグ「?」


マヤ「《チルタリス]は《雷》が弱点だから、ダメージ2倍だぜー?」

メグ「え」

ココア「2倍!?」

リゼ「じゃあ240ダメージか!?」

ココア「死んじゃう!チルタリス死んじゃうよ!」

リゼ「仕方ない……。弱みを抱えて戦場に出てくるのが悪いんだ……」

千夜「そうね。リゼちゃんだってモカさんにはされるがままだものね」

リゼ「う……。それは言うな……」

ココア「!」

ココア「ということは、もふもふされてもチノちゃん平気な顔してるから」  

ココア「やってもいいってことだよね!?」ガタッ!

チノ「違います。というか攻撃だったんですか」

ココア「……。攻撃じゃないんならなおさらやってもいいってことだよね!?」ガタッ!

チノ「あれ?」

千夜「語るに落ちたわね」
34 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:18:44.47 ID:4I3VmGqi0
チノ「えー……、これで《チルタリス]は倒されてしまいますね」

《チルタリス/HP110→0]

マヤ「とりあえず《チルタリス]撃破〜!」

(■■■■■■'■,/手札》
【■■'X,ーーー/サイド》


〈ピカチュウV・ワンパチ・エレブー・メリープ》
[-30/HP110/エレザード》【■■ーーーー】

【□□□□ーー】[バトル場]
《ザングース・イーブイV・ケンタロス〉


マヤ「これで私の【サイド】はあと2枚!勝ちが近づいてきたね!」

シャロ「そうね!このまま[エレザード》の攻撃で相手を倒していけば……」

リゼ「いや、油断は禁物だ」

シャロ「!」


ココア「反撃だよ、メグちゃん!」

メグ「うん!まず、《ザングース〉を[バトル場]に出して……」

《ザングース/HP100/+闘]

メグ「私の番!」

《ドロー/□□□□□'□,)


メグ「《悪エネルギー》を《ザングース/+闘]につけて……」

《ザングース/+闘'悪,]

メグ「もう一回《ポケモンキャッチャー/グッズ}を使うね!」

マヤ「げ!またぁ!?」

メグ「コインを一回投げて……」


《○/表}


マヤ「うわっ!」

メグ「やった!」ニコッ

千夜「ついてるわ!」

ココア「メグちゃんならきっとどんなポケモンでも捕まえられちゃうよね!」

千夜「そうね!私たちもメグちゃんのしもべよ!」

メグ「え!?」

ココア「姉御!あいつら生意気ですぜ!」

千夜「やっちまいましょうぜ!」

メグ「えぇ〜!?」アセアセ

リゼ「ポケモンじゃない、スジモンだそれは」

ココア「例のブツ、仕入れてきやしたぜ」チャカ…

シャロ「ポケットにとんでもないモン忍ばせるな!」

チノ「ただの水てっぽうです」

メグ「水てっぽうできたら、ポケモンだね〜」ニコニコ

ココア「でしょ〜」エヘヘ
35 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:19:47.04 ID:4I3VmGqi0
メグ「さ、[バトル場/エレザード》と〈ベンチ/ピカチュウV》を入れ替えて?」

メグ「ぐぬぬ〜、しょうがないなー……」

〈エレザード・ワンパチ・エレブー・メリープ》
[-120/HP190/ピカチュウV》


リゼ「まずい!」

シャロ「[ピカチュウV》は《チルタリス》の《攻撃/60}を2回受けてたから……」

ココア「次に強い攻撃を与えられたら倒せるね!」

メグ「うん、だから……」

マヤ「!」


メグ「《ザングース/+闘悪]で攻撃!」

[-120/HP190/ピカチュウV》
──────────────
《無無/ざんこくなやいば/20+}


ココア「ざんこくなやいば!?」

マヤ「うわ〜、メグがグレた〜!」

千夜「姉御、ポン刀持って来やした!」

メグ「真っ赤なもん見せてもらうか、だよマヤちゃん……」

ココア「刃傷沙汰……!」

リゼ「すごい、完全に姉御キャラをものにしている……!」

シャロ「メグちゃんに変なことさせるな!」

千夜「てへ」

チノ「ココアさんもよく夕食の時になりますよね」

リゼ「それは人参沙汰だ……。そして食え」

ココア「てへ」
36 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:21:09.11 ID:4I3VmGqi0
チノ「《ざんこくなやいば/20+}は、相手の《ポケモン》に乗っている……」

チノ「ダメカンの数×10の追加ダメージがあります」

[-120/HP190/ピカチュウV》

シャロ「ってことは……」

[HP70/ピカチュウV》
───────────
《ざんこくなやいば/140}


マヤ「うわ!?」

[HP70→0/ピカチュウV》


メグ「やった、[ピカチュウV》を倒せたよ!

ココア「うん!やったねメグちゃん!」

チノ「しかも、今倒したのは《ポケモンV》です」

ココア「?」

リゼ「《ポケモンV》が倒されたら何かあるのか!?」

チノ「はい。《ポケモンV》を倒したら、【サイド】を2枚取れるんです」

シャロ「えっ!?」

ココア「そうなの!?」

千夜「じゃあ……」

《サイド/□□'XX,ーー】
《手札/□□□□□'□□,)


[バトル場]【■■−−−−】

【□□ーーーー】《ザングース]


ココア「これで同点だね!」

メグ「うん!」

マヤ「くっそ〜!」グヌヌ…

リゼ「落ち着けマヤ。まだこっちの有利に変わりはない」

マヤ「!」

マヤ「ほんと、リゼ!?」

リゼ「ああ。大丈夫だから勝負をつづけるんだ」

マヤ「……うん、わかったよ!」パァッ!
37 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:22:31.95 ID:4I3VmGqi0
〈メリープ・エレブー・ワンパチ》
[+雷雷/-30/HP110/エレザード》

(■■■■■■■'■,/ドロー》


マヤ「よーし、まずは……これ!」

{グッズ/スーパーボール》

メグ「あ!」

ココア「《スーパーボール》だね!」

チノ「山札を上から7枚見て、《ポケモン》を1枚手に入れるんでしたね」

(マリィ・マチス・雷・モココ・雷・バチンウニ・雷》

マヤ「それなら{HP90/モココ》をゲットするよ!」

(■■■■■■■'■,/手札》


マヤ「それで、〈メリープ》を(手札/モココ》に進化!」

〈モココ・ワンパチ・エレブー》
[+雷雷/エレザード》


マヤ「それでー、《雷》を〈モココ》に!」

〈+'雷,/モココ》

メグ「!」

千夜「まずいわね……」

ココア「? 何なに?」

千夜「マヤちゃんはまた《デンリュウ》への進化を狙っているのよ」

ココア「へ?なんで?」

リゼ「〈デンリュウ》には{130/ライトニングボール/雷雷》があるからな!」

ココア「あ!」

メグ「え〜、またあの攻撃〜!?」アセアセ

マヤ「ふふーん……。ま、その前に……!」

マヤ「[+雷雷/エレザード》で攻撃!」

{120/かみなり/雷雷》
[-30'-30,/HP110/エレザード》
──────────────
《ザングース/HP100/'-120,]

マヤ「これで《ザングース/HP100]は倒せたね!」ニッ

《ザングース/HP0]
38 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:23:42.39 ID:4I3VmGqi0
メグ「あー、やられちゃった〜……」

マヤ「それで……」

(■■■■■■'■,/手札》
【■'X,ーーーー/サイド》


チノ「5枚目の【サイド】です!」

マヤ「よっしゃー!」

リゼ「いいぞ、あと1枚で勝利だ!」

ココア「!」

メグ「ど、どうしよう〜!?」ウルウル

千夜「どうしましょう、ココアちゃん!」

ココア「あわわわわ」

千夜「ココアちゃん!?」

ココア「どどどどうする!?」

メグ「お、落ち着こうココアちゃん」ヨシヨシ

ココア「だって……!」

メグ「そうだ、こっちにはまだ《イーブイV〉がいるよ!」

千夜「!」

千夜「そうだわ、《イーブイV》には《ダメージ160}のワザがあるじゃない!」

ココア「!」

ココア「そうだよ、それなら負けるわけないじゃん!」

リゼ「でもたしか、《イーブイV〉は《HPが100}しかなかったよな?」

シャロ「《ピカチュウV》の攻撃で90ダメージ受けてましたよね」

[+雷/モココ》
[-60/HP110/エレザード》【■ーーーーー】

【□□ーーーー】[バトル場]
《イーブイV/HP100〉《ケンタロス/HP110〉


チノ「《イーブイV》なら[エレザード》を倒せますけど……」

メグ「次で[デンリュウ》に進化されたら……」

ココア「……」

千夜「……」

メグ「……」

ココ千夜「あわわわわわわ」ガクブル

メグ「ウェ〜ン、モウダメダヨォ〜」ウルウル


チノ「考えても仕方ありません。とりあえずカードを引きましょう」

メグ「うん……」
39 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:24:41.61 ID:4I3VmGqi0
イーブイV/HP190/90]
《ドロー/□□□□□□□'□,)

メグ「《イーブイV]で攻撃……!」

[-60/HP110/エレザード》
《イーブイV/バディブレイブ/80}


マヤ「[エレザード》はやられちゃうか〜」

[HP0/エレザード》


チノ「これでメグさんの【サイド】もあと1枚です!」

《サイド/□'X,ーーーー】
《手札/□□□□□□□□'□,)

マヤ「で、私は〈モココ》を[バトル場]に出して……」

[HP90/モココ》【■ーーーーー】

【□ーーーーー】《イーブイV/HP190/-90]


マヤ「1枚山札を引くからな……!」

リゼ「最後のドローだな……」

チノ「……」ゴクリ…

リゼ「……」ゴクリ…

ココア「ゴクリ……」

千夜「喉乾いちゃったわ……」ゴクリ…

シャロ「……」


(■■■■■■■'■,/ドロー》

マヤ「……!」
40 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:25:34.11 ID:4I3VmGqi0
マヤ「……」

マヤ「はぁ〜〜あ」ガックリ

メグ「?」

マヤ「[モココ》でこうげ〜き」

ココア「!」

{40/バチバチ/モココ》
《イーブイV/HP190/-90]


マヤ「これで終わり〜。あーあ、ダメだめ」

リゼ「《デンリュウ》はなかったか……」

シャロ「運がなかったわね……」

メグ「うそ!」

ココア「やった〜!」

千夜「これで決めましょう、メグちゃん!」

メグ「う、うん!」

メグ「《マリィ/サポート}を使って、お互いに手札を入れ替えて……」

メグ「《イーブイV]の攻撃!」

[HP90/モココ》
《バディブレイブ/80+}

メグ「《サポート》を使ったから、ダメージが+80だよ!」

マヤ「ぬぬぬ……!」


マヤ「やられた〜〜!!」

[HP0/モココ》

《サイド/'X,ーーーーー】
《手札/□□□□□'□,)


チノ「【サイド】を全て取ったので、メグさんの勝ちです!」
41 : ◆AHAsA7XoCo [sage saga]:2021/02/02(火) 13:28:34.61 ID:4I3VmGqi0


・・・・・・・・・


メグ「やった〜〜!!勝ったよ〜!」

マヤ「うぇ〜〜ん、リゼ〜〜!」シクシク

リゼ「泣くなよ」

マヤ「シャロの不運が伝染った〜〜!」シクシク

シャロ「なっ……!?」

ココア「やったねメグちゃん!大勝利だよ!」

千夜「おめでとう、すばらしい戦いだったわ」

メグ「えへへ〜、ありがとう〜。2人のおかげだよ〜」

チノ「ほとんど賑やかししかしてませんでしたけどね」

メグ「チノちゃんもありがとね」ニコッ

チノ「あ、いえ。……審判ですから、当然のことです」テレッ


チノ「どうでした?ポケモンカードは」

メグ「楽しかったよー。初めてやったけど、全然難しくなかったー」

マヤ「でもさー、手札にエネルギーばーっか溜まって全然ポケモン出せないんだもん」

マヤ「やんなっちゃうよなー!」

リゼ「ま、それは時の運だな」


メグ「楽しかったね〜、マヤちゃん」ニコニコ

マヤ「ふん!次やったら負けないからなー!?」

メグ「えへへ〜、またやろうね」
42 : ◆AHAsA7XoCo [saga]:2021/02/02(火) 13:32:04.01 ID:4I3VmGqi0

・・・・・・・・・・・


マヤ「メグ!この試合は負けたけど勝負はまだこれからだからな!」

メグ「あ、そっか」

マヤ「リゼ、シャロ!仇は討ってよね!」

リゼ「ああ」

シャロ「任せて!」

千夜「ならシャロちゃん、私と勝負しましょう」

シャロ「!」

シャロ「いいわ。積年の恨みを晴らしてやるわ!」

千夜「うふ、楽しみね」

リゼ「今度はシャロと千夜か。頼んだぞ、シャロ!」

シャロ「リゼ先輩……。はい、任せてください!」

ココア「頑張って千夜ちゃん!」

メグ「千夜さんふぁいと〜」ニコニコ


千夜「あ!」

ココア「?」

千夜「でも困ったわ。ここで私が勝ったらココアちゃんの出番がなくなっちゃう……」

千夜「負けたほうがいいのかしら」

ココア「!?」

リゼ「なんだ、八百長か!?」

ココア「き、気にしなくていいよっ!全力でいこう千夜ちゃん!」アセアセ

シャロ「そうよ、手を抜いたら許さないから!!」

千夜「そう?じゃあ遠慮せず勝つわ」ニコッ

チノ「千夜さん強気です」
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