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【二次創作】ゆるくやってくオリロンパ
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52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:22:12.50 ID:BH9f2YJf0
1
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:22:15.67 ID:VDbUiJojO
1
54 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 20:34:41.14 ID:vTZVv+z80
龍田「あの、おはよ……」
??「あは☆キモチワルイオタクぢゃん☆」
??「オタクは口を開いちゃダメだゾ☆オタクは性犯罪者って決まってるんだから☆」
??「捕まりたくないなら大人しく、お家の中でペンとお○ん○ん握ってればいいと思うナ☆」
さっきから俺を馬鹿にしてきた女の子と話そうと思ったけど……さっそく心が折れそう!
凄く派手な金髪の女の子。背は小さいけど色々と大きい彼女は俺のズボンを指差して笑っている
俺、この子と仲良くなれるのかな……?
龍田「あの、せめてお名前だけでも……」
天照「仕方ないなー☆えーりは天照 永凛(アマテル エイリン)だぞ☆超高校級の正義の詐欺師なのだ☆」
【超高校級の詐欺師】
天照 永凛(アマテル エイリン)
龍田「詐欺師……って!駄目だよ!犯罪だよ!?」
天照「えーりは警察と協力して、詐欺事件の解決の為にやってる犯罪アドバイザーなんだよ☆」
天照「頭の中以外で人との関わりが無いドーテー君には難しかったかな?」
龍田「それとこれとは関係無いって!!」
疲れる……!とにかく、天照さんは疲れる!
二人目で早速疲れてきたけど……頑張って皆と話そう!
1…一際寡黙な男子生徒
2…隅でこそこそしている生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:36:31.20 ID:GgJV6sm2O
1
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:36:32.20 ID:g00XwkuDO
2
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:36:35.23 ID:tpfIVnsl0
3
58 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 20:47:57.29 ID:vTZVv+z80
??「……げっ」
龍田「げって何!目があっただけでしょ!?」
??「話さないといけないでしょ?面倒だなー……」
そんな露骨に嫌そうな顔をされると、俺も何だか身体が重くなってくるよ……
隅の方でこそこそしていたパーカーの女の子は、俺の顔を見て深めの溜め息をついた
??「はぁ……いいよー。自己紹介でしょ」
渡良瀬「渡良瀬 澪(ワタラセ ミオ)だよ。超高校級のゲーマーだよ。以上だよ」
【超高校級のゲーマー】
渡良瀬 澪(ワタラセ ミオ)
龍田「あっ、ゲーム好きなんだ!俺もやるよ!」
龍田「RPGとか、FPSとか……ゲームって楽しいよね!」
渡良瀬「えー……どこが?あんなの、適当にやっても楽に勝てるじゃん」
渡良瀬「別に、楽しいとかないしー……ただ、楽にお金が貰えるからやってるだけだし……」
龍田「……じゃあ、別にゲームが好きとかじゃ」
渡良瀬「無いよ。ツマラナイじゃん。何もかも」
そう言ってふいっと顔を背ける渡良瀬さん。もう俺とは話したくないと言いたげな態度が痛いくらい俺に伝えてくる
こうなると、もう話せなさそうだね……他の人と話そうかな
1…一際寡黙な男子生徒
2…上等そうなスーツの少年
3…体格の良い大きな生徒
↓2
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:49:54.28 ID:GgJV6sm2O
1
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:50:05.58 ID:tpfIVnsl0
>>1
安価方法は
「安価下3まででレスのコンマ(反転)が最大のものを採用」
みたいにしてほしいです
コンマ(反転)は10の位と1の位を入れ替えたもので
>>52
なら「20:22:12.50」のコンマ「50」を入れ替えて「05」
>>53
なら「20:22:15.67」のコンマ「67」を入れ替えて「76」
です
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:50:06.53 ID:ened7jIVO
2
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 20:52:41.89 ID:GgJV6sm2O
自己紹介だし基本はそこまでしなくていいんじゃないかな
そんな下3まで人が来るかなって思うし。来なくてテンポ悪くなっても嫌だし
人多そうだったり、重要安価はそういう運要素入れるのもいいかもって思う
63 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 21:11:09.25 ID:vTZVv+z80
??「やあ、こんにちは。龍田君」
??「挨拶が遅れて申し訳ないね。どうか悪く思わないでくれないか」
龍田「あっ!い、いいえ!こっちこそ!」
うわあ、凄く高そうなスーツだ……!ってそうじゃなくて。凄く優しそうな人だなあ……
俺が頭を下げると、頭を上げてと手を差し出してくれた。いい人だなあ……
竜宮「僕は竜宮 丈(リュウグウ ジョウ)。超高校級の御曹司なんて呼ばれてる普通の生徒だよ」
竜宮「……ああ。名前は狙ってつけたみたいだから。触れないでくれると嬉しいかな」
【超高校級の御曹司】
竜宮 丈(リュウグウ ジョウ)
龍田「御曹司……!?じゃじゃじゃじゃあ、竜宮君は本当のセレブ!?」
竜宮「そんな大層なものじゃないよ。ただの親の七光りさ」
竜宮「だから、龍田君の方が超高校級と名乗るに相応しいと僕は思うな」
龍田「は、はい……!」
ニッコリと俺に笑ってくれた……うーん、格好いい!
俺もいつかは、こんなハンサムになりたいなあ……次も頑張ろうっと!
1…一際寡黙な男子生徒
2…小柄なフードの男子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:11:41.54 ID:r9HEyW2DO
1
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:11:47.71 ID:9IqOwpzn0
1
66 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 21:24:25.79 ID:vTZVv+z80
??「…………」
龍田「あのー……」
??「……なんだ?」
龍田「その、ご挨拶をと……」
壁際で目を瞑る男の子に話しかけようと思ったけど、なんか、睨まれてない!?
おまけに、何だか凄く強そう……俺、殺されたりしないかな……!?
??「ボーイ。……一つ聞くが」
龍田「ひゃい!?」
??「ここにはアルコール。もしくはマリファナは無いのか?早く呑みたいんだが」
龍田「無いよ!?学校だよここ!多分!」
??「そうか。この国は違法か……まあ、いいさ」
ユタ「ミーはユタ・フェイルス。超高校級の軍人らしいそうだ」
【超高校級の軍人】
ユタ・フェイルス
龍田「あ、が、外国の人だったんだ……日本語が上手だから日本人かなって」
ユタ「死ぬ気でドタマにブチ込んだ、三回死んだな。まあ慣れたモンさ」
龍田「実弾!?三回も死んだの!?」
凄い世界観の人だ……!外国ってどこの国なんだ……!?
とと、とにかく、他の人に話にいこう……!
1…清楚なドレスの女子生徒
2…小柄なフードの男子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:25:05.86 ID:YPN2rsBaO
1
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:25:07.00 ID:ened7jIVO
2
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:25:07.88 ID:tpfIVnsl0
3
70 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 21:39:09.70 ID:vTZVv+z80
龍田「あっ、君!こんにちは」
??「どうもです!こんにちは〜」
??「そうだ。お兄さん漫画家なんですってね。凄いなぁ。憧れちゃうよ」
龍田「えっ!そうかな!?」
??「うんうん!そうですよ!」
なんか、褒められちゃった!嬉しいなあ!
銀髪に色違いの目……凄く珍しい見た目だけど、きっといい人だよね!
天馬「ボクは天馬 雷智(テンマ ライチ)。超高校級のマジシャンなんですよ」
天馬「貴方のハートも騙しちゃうぜ!……なーんて、嘘です嘘です!」
【超高校級のマジシャン】
天馬 雷智(テンマ ライチ)
龍田「マジシャンかあ……テレビで見るけど、どうしてあんなにパパっと物を出せるんだろ?」
龍田「俺もあんな風に、パパっとアイデアを出せたらいいんだけどなあ……」
天馬「コツがあるんですよ。お暇な時に、少しくらいなら教えてあげましょうか?」
笑いながら握手してくれる天馬君。いい人だなあ……
握手したら元気が出てきた!ガンガン行くぞーっ!
1…清楚なドレスの女子生徒
2…簡素な胴着の小さな女子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:39:36.11 ID:vgdgM2SH0
1
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:40:07.60 ID:tpfIVnsl0
3
73 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 22:00:21.03 ID:vTZVv+z80
龍田「あの、こんにちは!俺は」
??「腹ァ、減ってるかァァ!!」
龍田「減ってませええええええん!!」
大きな体格の男子に話しかけた。いきなり大声を出されてビビるけど……
けど!俺も負けない!腹から声を出して、思いっきり返事をぶつける!
??「ハーハハハハ!ならァそれでよぉし!腹が減っては戦も出来ないからなぁ!」
火花井「我輩は火花井 阿斗(ヒバナイ アト)。火花飲食店総料理長でああある!ふぅん!」
【超高校級の料理人】
火花井 阿斗(ヒバナイ アト)
龍田「料理長!得意な料理は?」
火花井「愚問なりィ!我輩程になると得意な料理ではなく得意な食材と聞くと心得よォ!」
龍田「ところで、このエプロン可愛いですね!手作りですか?」
火花井「お目が高い!その通り、我輩裁縫も得意なれば!」
料理だけじゃなくて裁縫も上手く出来るなんて……!凄すぎる!
俺も負けてられない!頑張らないと!
1…清楚なドレスの女子生徒
2…簡素な胴着の小さな女子生徒
3…チャラめの服の男子生徒
↓2
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:02:19.41 ID:r9HEyW2DO
1
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:02:25.56 ID:9IqOwpzn0
2
76 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 22:23:25.12 ID:vTZVv+z80
??「お初にお目にかかります。龍田さま」
龍田「あ、どうもご丁寧に……」
??「漫画家とは露知らず。先程の非礼をどうかお許しいただければ」
龍田「いや、そんな謝らないで!大丈夫だから!」
小さい子だなあ……小学生かなって思ったけど、超高校級なら俺と同い年だよね
それに、凄く丁寧な物腰だなあ……大人びてる。というより、礼儀正しい子なのかな
敷島「私は敷島 千鶴(シキシマ チヅル)という者です。超高校級の格闘家などと呼ばれていますが」
敷島「未だ頂点には至らず。未熟者にてございます」
【超高校級の格闘家】
敷島 千鶴(シキシマ チヅル)
龍田「へえ……格闘家なんだ。……格闘家!?!?」
敷島「はい。およそ数百年ほど続く、武術家の家系の血を引く末裔でして」
敷島「私も幾つかの全国大会で、最優秀賞を戴いております」
龍田「は、はえ〜……」
人は見かけによらないって、本当なんだなぁ……こんなに小さな子が、そんなに……
……って、驚いてる暇はない!どんどんいこう!
1…清楚なドレスの女子生徒
2…メイドさん……?
3…チャラめの服の男子生徒
↓2
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:27:57.59 ID:HC/eUbN5O
3
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:28:01.01 ID:rBxRDhUrO
3
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:28:01.79 ID:r9HEyW2DO
1
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:28:31.40 ID:Hy854D9WO
2
81 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 22:45:22.12 ID:vTZVv+z80
龍田「あ、こんにちは!」
龍田「君とは初めてだよね。よろしく!」
??「ん、ヨロシク。漫画家なんだって?」
??「漫画は詳しくないんだわ。なんかゴメンな」
龍田「いいっていいって!これから知ってくれると嬉しいけど!」
最初はチャラチャラしていて怖かったけど……なんだかフランクで話しやすいぞ!
そうするわ。と薄く笑う彼が、俺も紹介しないと不公平だよなと首を回して口を開く
桜木「オレは桜木 陽太(サクラギ ヨウタ)な。仲良くやろうぜ?」
桜木「軽音やってんだけど。……ま、知らなくてもいいか。これから知ってくれよな」
【超高校級の軽音部】
桜木 陽太(サクラギ ヨウタ)
龍田「あっ……そ、そうだよね!今度、オススメのを教えてよ!」
桜木「オーケー。シロウトでもノれるとっておきを貸してやるよ」
龍田「そ、その……俺、オーディオとか持ってなくて」
桜木「シロウトなんだからしょうがないって。オレこラジカセも貸すからさ」
龍田「ありがとう!」
うわ、凄く嬉しい……!どんな音楽を勧めてくれるんだろう?今からドキドキしてきた……!
この勢いで、ガンガン話しかけていこう!
1…清楚なドレスの女子生徒
2…メイドさん……?
3…白衣を着た男子生徒
↓2
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:46:08.84 ID:c4SrBFSZ0
2
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:46:21.24 ID:Hy854D9WO
1
84 :
少し席を外します
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 23:06:12.51 ID:vTZVv+z80
龍田「そ……その!こんにちは!」
??「あらあら……ふふふ、ごきげんよう」
??「そう緊張なさらないで下さいな。同じ超高校級の生徒ですもの」
龍田「アッ……は、はい……」
す、凄く綺麗な人だ……!それに、何だかふわっていい匂いもする……!
気品とか、高貴とか。そんなチープな言葉では表せないくらいに!
黒金「わたくしは黒金 理依奈(クロガネ リイナ)と申します。超高校級のピアニストですの」
黒金「どうか、これからもお見知りおきを……ふふっ」
【超高校級のピアニスト】
黒金 理依奈(クロガネ リイナ)
龍田「ぴ、ピアノかあ……俺はモーツァルトとか、ベートーベンくらいしか知らないかな」
黒金「はい?モーツァ……ベントー……?」
龍田「え?有名な音楽家ですよね、俺も音楽の授業で聞いた事が……」
黒金「あ、ああ!そうですわね。オホホホ……。……何か言いたい事でも?」
龍田「いいえ!何でも!」
な、何だか一瞬凄く背筋が凍ったような……気のせいだよね!きっと!
さて、次は誰の所にいこうかな?
1…黒ずくめの女子生徒
2…メイドさん……?
3…白衣を着た男子生徒
↓2
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 23:06:59.29 ID:c4SrBFSZ0
2
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 23:07:03.83 ID:BH9f2YJf0
3
87 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/30(土) 23:42:21.24 ID:vTZVv+z80
龍田「……うっ」
な、なんか凄くクールそうな人だなぁ……話しかけるのを躊躇いそうだ
けどずっとこうしてる訳にもいかないし……ええい!
龍田「こ、こんにちは!」
??「ああ、こんにちは。龍田さん」
ここは真っ直ぐ、勢いよく!おっかなびっくりじゃ伝わるものも伝わらない!
振り向くと愛想よく答えてくれた。やった!
筧「私は人呼んで超高校級の発明家。筧 理人(カケイ リヒト)と云う者」
筧「世界をよくする為の発明を……志しております」
【超高校級の発明家】
筧 理人(カケイ リヒト)
龍田「世界をよくする為の発明!?凄いよ!どんなのがあるの!?」
筧「フフフ。そうですね、例えば……【女子の衣類を透過するアプリ】が代表的でしょうか」
龍田「ん?」
筧「他にも【絶対に見つからない盗聴カメラ】や【更衣室に仕掛けても曇らないレンズ】……」
筧「後は……」
龍田「ちょっと待って!?世界をよくする為の発明なんだよね!?」
龍田「どう考えても、明らかに犯罪目的なものばかりなんだけど!?」
筧「そう、思われるかもしれませんね……ですが、誤解なのですよ」
筧「私は、必ず……!この世界を平和にしてみせます」
嘘だ……!絶対に嘘だ!鼻の下が伸びてるじゃないか!
こんな人もいるんだな……ちゃんと注意しないと!
1…黒ずくめの女子生徒
2…メイドさん……?
3…場の中心にいた男子生徒
↓2
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 23:43:12.02 ID:Hyfww/K1O
1
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 23:43:30.75 ID:px7ouTrcO
2
90 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:03:43.82 ID:QCcnArS10
龍田「こんにちは!お名前を教えてくれますか?」
??「嫌です、嫌いです、さようなら」
龍田「即答!?初対面の人に酷くない!?」
な、なんなんだこの人は……!顔を見た瞬間、表情を変えずに罵倒してきたぞ……!?
すらっとしたメイドさんっぽい服を着てるその人は、うんざりとした顔で俺を睨みつけて語りだす
??「まずは払うものがあるでしょう?お金ですよ、お金。会話料です」
??「無料で話せるなんて思い上がってるんですか?虫ケラ以下のゴミクズ風情が」
龍田「お金……は持ってないけど。チラシの裏に絵を描いてあげようか?」
??「は?ゴミがゴミを渡すなんて面白い冗談ですね花丸あげます。それだけですが」
龍田「俺の描いた絵って、一枚数万で売れた事もあるんだけど」
氷川「氷川 彩乃(ヒカワ アヤノ)ですっ!超高校級のメイドとして入学します!」
氷川「ご主人様ぁ、これからも彩乃をよろしくお願いいたしますねっ☆」
【超高校級のメイド】
氷川 彩乃(ヒカワ アヤノ)
龍田「えぇ……?態度、変わりすぎじゃない!?」
氷川「そんな事ないよぉ……ねぇ、卑しいメイドの為にもっと描いてくれませんかぁ?」
龍田「チラシは一枚だけしかなかったから、それだけなんだけど……」
氷川「そうですかさようなら。ならさっさと失せてくれませんか?」
そういうと、しっしと腕を振ってあっちにいけと催促する氷川さん。……何なんだろう、いったい
さて、少なくなってきたけど……どうしようかな?
1…黒ずくめの女子生徒
2…場の中心にいた男子生徒
↓2
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 00:04:46.63 ID:CgPotmrNO
2
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 00:04:49.62 ID:4EALNyMT0
2
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 00:05:01.89 ID:rrTMgTrQO
2
94 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:30:53.16 ID:QCcnArS10
龍田「すみません!自己紹介お願いします!」
??「おっと地味めな野郎発見伝。こいつはオレちゃんの出番か〜?」
背の高めな、目立ってる男子に話しかけてみた。場の中心に、物理的に陣取っている
とはいえさっきの話を見るに……なんとなく、人を惹き付けるものはあるのかもしれないね
赤城「オレちゃんは赤城 紅羽(アカギ クレハ)。かくしてその才能は〜〜〜?」
龍田「才能は?」
赤城「超高校級の〜〜〜?」
龍田「超高校級の!?」
赤城「…………………………………………………………」
赤城「…………………………………探偵さ。ドヤァ!」
龍田「いや今の間は何だったの!?」
【超高校級の探偵】
赤城 紅羽(アカギ クレハ)
龍田「えっ、でも探偵!?なら、殺人事件とか強盗事件とか推理した事あるの!?」
赤城「あっ、いや……まあ……そうだな」
龍田「凄いよ!俺、探偵なんてテレビでしか見た事が無かったからさ!」
赤城「そ、そうだね……おう……」
流石は希望ヶ峰学園……!まさか、本物の探偵に会えるなんて思ってなかったよ!
これは凄い漫画が描けそうだ……!今から楽しくなってきたぞ!
95 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:34:40.58 ID:QCcnArS10
龍田「あの、お名前を……」
??「あはは〜わかってたよ〜。わたしの所に来る順番はね〜」
??「だって、そう出てるんだもん〜。そういう運命なんだから〜」
龍田「は、はぁ……?」
何だろう、このよくわからない雰囲気は……?
黒を基調とした制服だけど、頭のヘアバンドにはよくわからないものが描かれている……
??「それは太陽だよ〜」
龍田「うわっ!?もしかして、聞こえてた!?」
??「エスパーですから〜なんちゃって〜」
お、驚いた……単なる勘だよね?
くすくすと笑う女の子。にっこりと微笑むと、俺の顔に指を突きつけてくる
??「おまえは今から“嘘だよね”って言う〜」
龍田「嘘だよね……?」
って!何言ってるんだ俺は!?
??「あはははははは。面白〜い」
湯町「わたしは湯町 はにか(ユマチ ──)だよ〜。占い師なんだよ〜」
【超高校級の占い師】
湯町 はにか(ユマチ ──)
龍田「う、占い師かあ……なら、俺の今後も占える?」
湯町「難しいな〜わたしの占いはインスピだしね〜」
湯町「思いついたら教えるよ〜龍田くんの未来の運勢は多分雨〜」
龍田「不吉な事を言わないでよ!?」
にまにま笑う湯町さんから思わず離れる。その得たいの知れない空気が何だか怖くって
その先の未来は、多分、聞きたくなかったんだと思う
96 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:35:56.76 ID:QCcnArS10
『生徒名簿』
※身長や胸囲は適当に決めたので、おかしい部分は目をつむってください
【男子】
名前/龍田 祐希(たつた ゆうき)
才能/超高校級の同人作家
身長/169cm
名前/赤城 紅羽(あかぎ くれは)
才能/超高校級の探偵
身長/180cm
名前/筧 理人(かけい りひと)
才能/超高校級の発明家
身長/176cm
名前/桜井 陽太(さくらい ようた)
才能/超高校級の軽音部
身長/174cm
名前/天馬 雷智(てんま らいち)
才能/超高校級のマジシャン
身長/161cm
名前/火花井 阿斗(ひばない あと)
才能/超高校級の料理人
身長/194cm
名前/竜宮 丈(りゅうぐう じょう)
才能/超高校級の御曹司
身長/181cm
名前/ユタ・フェイルス
才能/超高校級の軍人
身長/188cm
97 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:36:34.04 ID:QCcnArS10
【女子】
名前/天照 永凛(あまてる えいりん)
才能/超高校級の詐欺師
身長・胸囲/150cm・95cm
名前/黒金 理依奈(くろがね りいな)
才能/超高校級のピアニスト
身長・胸囲/166cm・90cm
名前/敷島 千鶴(しきしま ちづる)
才能/超高校級の格闘家
身長・胸囲/148cm・73cm
名前/氷川 彩乃(ひかわ あやの)
才能/超高校級のメイド
身長・胸囲/169cm・82cm
名前/本居 葵(もとおり あおい)
才能/超高校級の文学少女
身長・胸囲/161cm・86cm
名前/湯町 はにか(ゆまち ──)
才能/超高校級の占い師
身長・胸囲/157cm・93cm
名前/渡良瀬 澪(わたらせ みお)
才能/超高校級のゲーマー
身長・胸囲/158cm・84cm
98 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 00:37:48.03 ID:QCcnArS10
本日はここまで。次回は明日の8〜9時から再開します。もしかしたら昼に少しやるかも
例のクマ登場と探索までやりたいと思います
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 00:38:58.92 ID:4EALNyMT0
乙
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 00:53:21.24 ID:D1y67JW/o
乙
101 :
◆9cqSF/8EkW0g
[sage]:2021/01/31(日) 14:39:34.85 ID:QCcnArS10
お昼は無理でした。最初に伝えた時刻で開始します
102 :
安価の無い部分は自動で終わらせます
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:12:26.44 ID:QCcnArS10
……取りあえず、ここにいる皆との自己紹介は終わり
ただ話すだけだったのに……凄く疲れる!悪い人じゃないって思いたいけれど
龍田「俺、やっていけるかな……」
超高校級って、凄く濃いメンツだ……!俺なんか本当にただの漫画好きな普通の人じゃないか
今更だけど……本当に、この皆とやっていけるのかな?怖くて身体が震えてくる
……ていうか、どうして皆はここにいるんだろう?入学式に間に合わないんじゃないかな?
本居「その……もしかして、龍田さんも、ですか?」
龍田「え?何が?」
桜木「オレ達、希望ヶ峰学園の前まで来てたんだ」
黒金「ですが……いつの間にか、ここに拉致されていたようなのです」
龍田「えぇっ!?」
思わず、ごくりと唾を飲む。拉致、という単語に驚いたのもあるけど……それ以上に、皆が同じ状況という事が恐ろしい
もしかして、俺もそうだったのかも。それはつまり、俺も誰かに拐われたという事実を伝えてきた
敷島「不可解です。私に気取られず拐うのは不可能だと断言します」
ユタ「ミーもだ。ホームのトレーニングで気配を消した相手の対処もC判定のミーが間違える訳が」
湯町「三割ちょっとなら外れるね〜」
……けど、皆はあまり気にしてないみたい。俺が気にしすぎなだけなのかな?
103 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:13:25.67 ID:QCcnArS10
赤城「要するに〜。オレちゃんのクラスメートがここにいるってワケか」
竜宮「しかし、何故希望ヶ峰の学生がこの様な場所に集められたのかという疑問はあるね」
渡良瀬「知らねー……ていうか、ここが希望ヶ峰学園だと思ってたんだけど……」
天照「学校じゃなくて牢屋だゾ☆別名はブタ箱かな☆」
筧「いえ……それよりも遥かに閉塞的な環境下です。私も何度か入りましたが……」
天馬「何でそんな事を知って……いや、この状況で敢えて聞きませんが」
そもそも、ここはどこなんだろう?学園にしては窓に鉄板があったりやけに暗かったり……
確かに施設や設備学校と呼べるかもしれないけれど、ここで仲良く授業しようとはとても思えない
火花井「我輩、そろそろ腹が減ってきたのである。食堂はどこにあるか知る者はいるか?」
氷川「知りません。そして私に話しかけたので会話料を請求させていただきます」
龍田「そんな無茶苦茶な……」
だけど、皆はこのおかしな状況に負けてないくらいの自分を持っている
不安でいっぱいの俺と違って、どうって事も無さそうにしている皆が羨ましい
もっと俺も自信を持たなきゃ!そう決意してガッツを漲らせると……“それ”は、聞こえてきた
『あーあー……そろそろいいよね?いいようですね!』
『それではこれより!“希望ヶ峰学園入学式”を開始したいと思いまーす!』
104 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:13:57.94 ID:QCcnArS10
龍田「……えっ?入学式?」
希望ヶ峰、入学式。その二つの単語が頭に引っ掛かる
そうだ。元々、俺達はそれの為に集まったはず。……だけど、どうしてここで?
いや……そもそも、ここは希望ヶ峰学園なの?だとしたら、何でこんな事を?
渡良瀬「はぁー。やっとなんだ」
赤城「いや、でも今の放送はおかしくないか?」
黒金「確かに……今のは人間の肉声ではなく、機械音声の様に聞こえましたが……」
色んな疑問が頭で渦巻く。そして、それは次に現れたモノによって、更に混沌になっていった
????「ひゃっほーう!オマエラ、おはようございます!」
龍田「…………クマ?」
天照「色きんもー☆ラジコンかな?☆」
筧「いえ……あれはかなり高性能なロボットでは……」
モノクマ「ロボットでもラジコンでもありません!ボクはモノクマ!」
モノクマ「この学園の、学園長なのです!」
……モノクマ。白と黒で二分された、クマをデフォルメしたボディのぬいぐるみはそう語る
やけに、ねばついた笑顔だな……初対面の印象だけど、俺は既にあまり好きじゃなくなっていた
105 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:14:43.93 ID:QCcnArS10
湯町「わ〜おはようございま〜す」
桜木「呑気だねえ。嘘に決まってんじゃん?」
天馬「でも、あんなモノを使ってやる事なんて……」
モノクマ「こらー!学園長に失礼だぞー!」
火花井「我輩は貴様を学園長とは認めん。希望の学園がこの様な悪ふざけを……」
モノクマ「うぷぷ、これが悪ふざけかどうかはすぐにわかるよ……」
くつくつと笑うその姿に、一層の恐怖を煽られる
得体の知れない雰囲気もそうだけど、まるで俺達を馬鹿にしてる様な態度は底が見えない
なんだろう。嫌な予感がする……!
モノクマ「それではオマエラ、まずはおめでとうございます」
モノクマ「世のパパ達があくせく働き、世のママ達がひーこら家事をする中で、オマエラは有象無象の苦労を鼻で笑う程の栄光を手にしたのです!」
モノクマ「そして、オマエラにはこれからの未来を両肩に載せた存在でもあります。……なので!そんな才能を汚い世間から保護する為に、オマエラには共同生活を送って貰います!一生ね!」
氷川「一生?一分の間違いでは?」
モノクマ「一生だよ、一生涯!たとえ灰になっても、この学園から出る事は出来ません!」
106 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:15:33.70 ID:QCcnArS10
本居「い、一生なんて……困ります!」
竜宮「まるで、監禁じゃないか……」
モノクマ「ああ心配ないよ。衣食住はちゃんと充実させるつもりだし、行動に制限は設けないし」
火花井「そんな事を言っている訳では無ァい!我輩は幾つもの厨房を担っておるのだぞ!」
筧「私もまだやりかけていた発明が……」
黒金「ざっけ……ん、その、私もコンサートが控えておりますの」
渡良瀬「私は……別にいいかなーって」
モノクマの無茶苦茶な言い分に、口々に不満や文句を言う皆。……渡良瀬さんはどうでもよさそうだけど
その反発は意外だったのか、少したじろいだ様子を見せたけど、すぐにうぷぷと笑いだして
モノクマ「そうは言うけど、この学園から出る事はとある例外を除いて不可能なんだよ」
モノクマ「敷島さんの正拳突き1000発もヨユーで耐えきる画期的鉄板!これが学園中にくまなく張り付けてあるからね!」
敷島「むむ……その通りです。手近にあった鉄板に叩き込んでみたのですが」
龍田「だ、大丈夫なの?腕とか」
敷島「大丈夫です。鍛えてますから」フンス
モノクマ「とにかく、ここから出るのは無理無理の無理。諦めて学園生活を……」
湯町「あれ〜?今、“とある例外を除いて”って言ったよね〜」
湯町「もしかして〜何かの条件をクリアすれば出られるのかな〜?」
107 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:16:22.85 ID:QCcnArS10
湯町さんのその一言に、見てわかる程に色めき立つ
それならば簡単だ。早くそれをすれば、ここから出られる
……そう、思っていたんだ
モノクマ「……うぷぷ。気づいたならば話は早いね。そうです。一つだけこの学園から出してあげる条件があるのです!」
モノクマ「それはね……コロシアイ。だよ」
龍田「………………え?」
モノクマ「希望ヶ峰学園から脱出する方法はコロシアイのみ……殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺凍殺圧殺絞殺惨殺呪殺……殺し方は問いません」
モノクマ「誰にもバレずに、誰かを殺した奴だけが、この学園から脱出する事が出来るのです!アーッハッハッハ!!」
……空気が凍りつく。モノクマのその発言は、明らかに常軌を逸していると俺でもわかる
誰かを殺さないと出られない。……そんな無茶苦茶な事を俺達に強要するなんて……!
龍田「そんな……そんなの!無理に決まってる!」
モノクマ「無理かどうかは龍田クンじゃなくて各々が理解しているでしょ」
モノクマ「ボクは本気だよ。本気ってかいてガチって読むくらいにはね!」
渡良瀬「……何が、目的なの?」
さっきまで面倒そうにしていた渡良瀬さんが、皆よりも先にその疑問を口にする
それを聞いたモノクマは、ぶひゃひゃと笑うとこう答えた
モノクマ「絶望………………それだけだよ」
108 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:17:06.46 ID:QCcnArS10
モノクマ「それでは!これにて入学式を閉会します」
モノクマ「ささやかな餞別として、オマエラには電子生徒手帳を差し上げます!」
モノクマ「以上!学園長であるボクは、モーレツなコロシアイをオマエラに期待しているからね!」
モノクマ「アーッハッハッハ!」
高笑いが響き渡る。モノクマの言葉に、誰もが口を封じていた分その声はよく聞こえてきた
振り返ると、そこにはさっきまでの和やかな雰囲気はどこにもなくって
疑いや警戒……そんな、ピリピリとした張りつく様な空気が辺りを支配していたんだ
こうして、俺達の学園生活は始まったんだ
小説よりも現実よりも、漫画よりも奇妙なこの希望の学園で
何より絶望的な、高校生としてここにいる全員で暮らす事が
109 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:18:21.87 ID:QCcnArS10
【PROLOGUE】
今日から俺は!超高校級! 【END】
110 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 18:19:43.76 ID:QCcnArS10
安価無し分はこれで終わり。次は先に言っていた8〜9時を目安に再開します
探索パートでは安価を使うので、お暇ならどうぞ
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 19:10:20.39 ID:qcm25o5KO
久々にプロローグまで終わってるところ見た
期待
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 19:18:30.37 ID:rLvTRt590
一旦乙
113 :
再開します
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 20:56:20.66 ID:QCcnArS10
赤城「皆!聞いてくれないか!」
赤城「あいつの言う事を信じる必要は無い!常識的に考えて無茶苦茶過ぎるからな!」
赤城「どうせ警察が何とかしてくれるさ!ただ頭のおかしい奴に絡まれただけだから安心してくれ!」
疑心暗鬼で淀む皆。真っ先に発破をかけたのは、超高校級の探偵の赤城君
探偵として慣れてるのかな?こんな状況でも皆を纏めようと声を張り上げて落ち着かせようと……
天照「頭がおかしいのはそっちだゾ☆普通に考えて、希望ヶ峰の穴ガバガバ過ぎるもん☆」
竜宮「確かに……全員が揃って拉致されるなんて、世界最先端の学園にしては杜撰すぎるミスだね」
氷川「適当な事をほざかないでくれますか?二酸化炭素生成装置風情が」
赤城「皆ぁ〜もっとオレちゃんに優しくして〜?」
したかったんだろうけど、周りから口々に浴びせられる集中砲火で轟沈してしまった。ドンマイ……!
桜木「とにかく、今は状況の確認が先っしょ」
ユタ「ミーにはこっから出られんという事しかわからんがな……」
龍田「あっ……さっき、電子生徒手帳がどうとか言ってたよね!?」
龍田「俺、取ってくるよ!皆は待ってて!」
さっき、モノクマのいた場所にタブレットみたいなのが置かれている
多分、あれが電子生徒手帳だ!急いで取りに行かないと……!
114 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 20:56:48.40 ID:QCcnArS10
【CHAPTER1】
ヤリキル
115 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 20:59:14.19 ID:QCcnArS10
箱に入っていた全部の電子生徒手帳を、皆に手渡す
起動すると名前の入力が求められた……別に誤魔化す必要もないから俺の名前を入力する
何事も問題なく起動した画面には、ハッキリと俺の名前。『龍田 祐希』と示されていた
筧「ほう……これは、中々」
敷島「私の握力でも壊れないとは……頑丈ですね」
赤城「一応聞くけど、ヘンな名前で登録したヤツはいないよな〜?」
湯町「なんだかね〜あらかじめ登録された名前じゃないと弾くみたい〜」
湯町「『ちくわ大明神』で登録しようとしたら、駄目みたいだったもん〜」
龍田「そんな名前で登録しちゃダメだよ!」
と、とにかく名前は本名登録以外は駄目みたいだね
火花井「それでこれからどうする?我輩、腹が減ったと先程も申したはずだが」
竜宮「電子生徒手帳の中に地図があるよ。どうやら食堂もあるみたいだ」
氷川「ではお前らはそっちに行ってください。私は一人で行動させて貰いますので」
渡良瀬「私もー……集団生活とかめんどー……」
天馬「一人で動くのは止めた方が良いと思いますよ。あらぬ疑惑がかけられるかもしれませんし」
赤城「それもそうだ。んじゃ三人一組でこの学園とやらを探索してみようぜ」
赤城「脱出に繋がる何かがあるかもしんないしな〜」
なんか、皆でこの学園を探し回るみたいだね
三人一組って事は、ちょうど五組が出来る計算になる
じゃあ俺は誰と組むのかな……?
↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い二名
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 20:59:36.43 ID:qcm25o5KO
桜木
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 20:59:38.36 ID:jukWxu+30
天照、火花井
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 20:59:59.80 ID:7gRXHKhqO
天馬
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:00:08.41 ID:qujX0igxO
湯町
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:00:22.69 ID:v3ch3rmoO
黒金
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:01:18.27 ID:rLvTRt590
本居
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:02:23.06 ID:jukWxu+30
ごめん1人か安価下にずらして
123 :
>>117では、今回は安価下で
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 21:14:10.42 ID:QCcnArS10
とりあえず、数分ほど話し合った結果……
龍田「桜木君、湯町さん!よろしく!」
桜木「ヨロシク。ま、いい感じなんじゃない」
湯町「またわたしの占い通りだ〜よろしくね〜」
飄々と手を振る桜木君に、にこにこと笑っている湯町さん。凄く頼もしい二人だ!
よーし、俺も二人に負けない様に張り切っていくぞ!
龍田「えーと、それじゃあどこから行こっか?」
桜木「ぐるっと回るだけだしな。どこからでもいい様な気がするけど」
湯町「待っててね〜少し占ってみるからね〜」
龍田「さっきはインスピがどうたらこうたらって言ってなかった?」
桜木「ま、そこら辺は気にしない方が良さげじゃね」
湯町「う〜ん、う〜〜〜ん……ここにしようか〜」
1…食堂
2…倉庫
3…保健室
4…焼却炉
5…個室
6…教室
↓2
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:15:34.79 ID:v3ch3rmoO
3
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:15:39.31 ID:rLvTRt590
1
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:16:07.09 ID:fZhU4EeDO
6
127 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 21:23:46.60 ID:QCcnArS10
──“食堂”
龍田「うわ、いい匂い!」
湯町「うふふ〜そうでしょそうでしょ〜」
桜木「オタクの手柄じゃないでしょうに」
食堂に入ると、美味しそうな匂いが鼻をくすぐる
これは多分……いや、きっと……!
火花井「三人か!食材の試し作りをしてみたが、どれも新鮮!素晴らしき!」
火花井「軽く料理を作ってみたが!これならば問題は無さそうだらァ!」
龍田「もしかして……それ、食べさせてくれるの!?」
火花井「いやこれは賄いだから無理」
湯町「そんな〜」
本居「あ、三人ともお疲れ様です」
桜木「本居か。後の一人はどうした?」
本居「それが個室に戻ってしまって……あ、お水飲みますか?そこにサーバーがありますよ」
龍田「ありがとう!」
三人で水を飲んで立ち去った……次はどこに行こうかな?
1…倉庫
2…保健室
3…焼却炉
4…個室
5…教室
↓2
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:25:25.78 ID:fZhU4EeDO
5
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:26:32.71 ID:mjJdNUUH0
1
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:26:34.75 ID:jukWxu+30
3
131 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 21:38:31.98 ID:QCcnArS10
──“倉庫”
龍田「うわ……広っ!ホームセンターくらい広いよ!」
桜木「衣食住を充実させるっていうのは、どうにも嘘じゃなさそうだな」
食堂の隣にあった倉庫。広くて一度じゃ調べきれないくらいだ
ご丁寧に衣類、食糧、生活用品に別れている。これなら迷うことも無さそうだ
赤城「よっす。どうよ調査の方は」
湯町「バッチリだよ〜わたしの占いのお陰だよ〜」
天照「テキトー言ってるだけでしょ☆占うのは危険日だけにしとけ☆」
龍田「あ、三人とも倉庫を調べてるの?」
ユタ「イエッサー。つっても広すぎて調べきれてねえけどな」
赤城「まあ何れはリスト作っておきたいよな〜。色々と便利になるからさ〜」
天照「これだけ広いと色々出来るね☆色々☆」
龍田「……何で俺を見るの?」
自意識過剰でキモいと言われた……何でなんだろ……
凹みつつ、二人に慰められながら立ち去った……うぅ……
1…保健室
2…焼却炉
3…個室
4…教室
↓2
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:39:15.62 ID:v3ch3rmoO
1
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:39:50.57 ID:jukWxu+30
2
134 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 21:49:42.19 ID:QCcnArS10
──“焼却炉”
龍田「ここは……?」
湯町「焼却炉って書いてあるね〜全てを焼き付くしてしまえ〜」
桜木「そんな物騒なものじゃないでしょ。ゴミ捨て場みたいな感じ?」
似つかわしくない重々しい扉を開けると、そこは機械に囲まれた広い部屋
ゴミ捨て場……確かに、これくらい大きな処理する機械があれば共同生活も楽かもしれないけど……
敷島「お三方ですね。見てわかると思いますが、ここは焼却炉を利用したゴミ捨て場だそうです」
氷川「現在は私が管理する事になりましたので、何かあれば嫌々引き受けます」
桜木「嫌々なら俺が変わろうか。にしてもアンタが自分からやってくれるなんて珍しいな」
竜宮「ああ。僕が彼女にチップを上げたからね」
竜宮「とはいっても、もう僕には支払えそうなものは無いかな……」
苦笑いを浮かべる竜宮君。なんだか、凄く苦労してるんだね……
1…保健室
2…個室
3…教室
↓2
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:50:41.64 ID:rLvTRt590
1
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:50:45.75 ID:fZhU4EeDO
3
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:50:49.98 ID:mjJdNUUH0
1
138 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 21:56:30.57 ID:QCcnArS10
──“教室”
龍田「ここ……!俺が起きた教室だ!」
湯町「そうなんだ〜わたしは廊下だったな〜」
桜木「俺は食堂だったな。よくわかんねーけど」
皆、色んな所で起きたんだな……そう考えると、俺って結構運が良かったのかも?
けど、なんでわざわざ……考えてみても、答えは出ない
桜木「まあ……ここには何も無さそうだな」
湯町「そうだね〜何もない確率1000パーだよ〜」
……それから、三人で空き教室をくまなく探した
けど、やっぱり何も見つからなかった……次に行こう
1…保健室
2…個室
↓2
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:57:09.48 ID:rLvTRt590
1
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 21:57:51.72 ID:v3ch3rmoO
1
141 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 22:06:01.32 ID:QCcnArS10
──“保健室”
黒金「三人とも、お疲れ様です」ニコッ
龍田「あっ!そそ、そちらこそ!」
天馬「ここは保健室みたいです。疲れた時はここで横になってもいいそうですよ」
言われてみると、確かにベッドや薬品とか……見慣れたものばかりが置いてある部屋だ
怪我した時とか、ここにくれば大丈夫そう!
筧「……ああ。どうしましょうか」
桜木「どうかしたのか?そんな暗い声出して」
筧「言うか言うまいか悩みましたが……この薬品棚、毒薬も置いてあるのです」
龍田「ど、毒薬!?」
筧「幸い、解毒薬も置いてありますが……破棄する事は校則違反との事で……」
黒金「チッ……い、いや。そんな恐ろしいものが……」
龍田「じゃあ、後で皆に知らせないと!」
湯町「すー、すー……」
龍田「湯町さん!?いつの間に!?」
天馬「個室と保健室以外での故意の就寝は校則違反になるそうなので……気をつけてくださいね」
毒薬はあの三人に任せて……俺達も、早く行かないと!
142 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 22:17:17.66 ID:QCcnArS10
──“個室前”
龍田「ここが俺達の住む部屋……かな」
桜木「そうみたいだな。ご丁寧にネームプレートも付いてるし」
湯町「このドット可愛い〜似てる〜」
いや、似てる……のかな?けど、これなら見間違える事は無さそうだ
電子生徒手帳をかざすと、鍵が空く音が鳴る。これは鍵も兼ねているみたいだね
モノクマ「世はキャッシュレスの時代だからね!個室に入るだけでジャラジャラ持ち歩くのは時代遅れ!」
湯町「今、何か通った〜?」
桜木「俺は何も見てないな。おう」
龍田「じゃ、じゃあ俺は中を見てくるよ!」
龍田「へぇ〜結構綺麗で広いや……ホテルみたい!」
龍田「これは……メモかな?後はシャワールームとトイレ。うん、これくらいでいいかな?」
龍田「お待たせ!待っちゃった?」
渡良瀬「だーりぃー……」
龍田「って渡良瀬さん!?どうしてここに!?」
桜木「個室からノコノコ出てきたからな。捕まえて話を聞いてたんだ」
湯町「メモが置いてあって〜シャワールームとトイレとベッドがあるみたい〜」
龍田「あ、なら俺と同じだ!」
渡良瀬「じゃあもういーい……もう戻るからー……」
龍田「ちょっと待ってよ!まだ結果を報告しないと」
湯町「あと少しだよ〜がんばがんば〜」
……これで、一通り見終わったはずだよね?
それじゃあ後は、食堂に集まって話し合うだけだ!
急がないと……!
143 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 22:30:10.71 ID:QCcnArS10
赤城「成る程、毒薬ねぇ……」
筧「ええ……黙るよりは、皆様に知って貰う方が抑止になるかと」
本居「そうですね。私も英断だと思います」
氷川「焼却炉は私が担当させられましたので、何かご用ならば手数料込みでお話かけください」
氷川「もっとギャラがあればもっと働くので。ええ、本当に」
竜宮「ははは……ごめんね、普段から金目のものを持ち歩いていなくて」
滝の様に流れていく、皆の話を聞いていく。今後の事とか、脱出に繋がる手がかりとか
けれどやっぱり、どこにも出口は無いと結論が出た。皆の周りの空気が暗くなる
敷島「あの一際大きな鉄の扉……あそこが出口では?」
ユタ「開けられなきゃ話にもならねえぜ。ガール」
黒金「あの、体育館の近くにあった赤い扉は何なのでしょうか」
天照「まだ教えられないって言ってた☆嘘くさ☆」
火花井「そんなもんはどうでもいいい!腹は減ったかそうとも減ったとも!」
桜木「自分で自分と会話すんなよな」
火花井「光栄ながら我輩、幾つか料理を作ったァ!さあさあ皆で囲んで食おうじゃアー!」
天馬「あっ……ボクは止めておきます」
天馬「毒薬の存在が明かされた以上……下手に口をつけるのは控えた方がいいかな。って……」
144 :
少し離席します
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 22:37:49.03 ID:QCcnArS10
「「「………………」」」
ぽつりと放った天馬君の一言が、和やかになりかけていた場の空気を凍りつかせる
言った本人は一瞬だけキョトンとしたけど……すぐに、失言だったと頭を下げた
天馬「あっ……ごめんなさい。別にそういう訳じゃ……」
天馬「ただ、疑わしい事は控えた方がお互いの為じゃないかなって……」
火花井「い、いや。気にしとらん。気にしとらんが」
渡良瀬「私もパス……誰かと食べるのってだるいし……」
筧「ああ……やはり、私が余計な事を言ったばかりに」
敷島「しかし、何れは発覚していた事。後悔する必要も無いのでは?」
口々に謝る他の人達。その様子は凄く悲しくて、俺もなんだか悪く思えてきたけれど
けど……どうしようもない。俺がいても、何も変えられない
赤城「あ〜……じゃあ、今から自由時間にしようぜ」
赤城「また夜にここに集まって……好きにメシを食う。それでいいだろ」
赤城君の提案に乗るように、皆はゆっくりと頷いた
自由時間。と言っても……俺は、どうしようか。どうせなら、誰かと話してみようかな?
↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 22:38:18.62 ID:c0Eiq9bDO
天照
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 22:38:21.98 ID:jukWxu+30
火花井
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 22:38:53.20 ID:fZhU4EeDO
敷島
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 22:39:03.79 ID:rLvTRt590
本居
149 :
◆9cqSF/8EkW0g
[saga]:2021/01/31(日) 23:14:07.07 ID:QCcnArS10
龍田「──火花井君!」
火花井「おお、龍田か……どうしたのか?」
思わず、俺は厨房へと戻っていた。そこには料理を手にした火花井君が
さっき天馬君に言われた時は何て事無さそうにしてたけど……でも、料理人としての誇りは傷ついている
なんとなくだけど、俺はそう思ったんだ
龍田「……その、料理はどうするの?」
火花井「我輩が消費するが……食べきれん、日持ちせんものは廃棄する」
龍田「その量を、一人で……!?」
火花井「ほとんどは廃棄じゃア。しかし誰も食べん物を放置する事も出来ぬう」
火花井「毒が入っている。と言われてしまえば……それまでなんじゃァ」
そう言いきる火花井君は凄く悲しそうな顔をしていて
あれだけ料理が好きなら、きっと捨てる事だって嫌なはずなんだ!
龍田「……!それ、俺に頂戴!」
火花井「何ィ……」
龍田「いただき、ます!」
手に持った料理を取って……思いっきり掻き込む!量が多い!食べきれるかわかんない!
けど……頑張らなきゃ!ここで吐いたら、もっと火花井君が悲しむんだ!
龍田「はぁ、はぁ……ごちそうさま」
火花井「龍田らァ……お前、ただものではないな……」
火花井「だが……ありがとう。これで我輩は無駄な料理を作らずに済んだァ……」
喜んでくれた……かな?俺もちょっと、いきなり腹に入れたから身体が重い……!
1…この料理、凄く美味しかった!
2…やっぱり皆と食べたかったな……
3…自由安価
↓2
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 23:14:28.33 ID:rLvTRt590
1
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/31(日) 23:14:51.99 ID:fZhU4EeDO
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