【二次創作】ゆるくやってくオリロンパ

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35 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:08:15.86 ID:tBJvGsvp0


──その学園は、都会の一等地に建っていた
この世のどんな城よりも豪華で、どんな研究所よりも最先端
それが、『希望ヶ峰学園』。今から俺が通う高校

「改めてみると、大きいなあ……」
「……そうだ!ここでスケッチしていこっと!」

思い立ったが吉日って言うし、入学式の前に軽く腕を慣らしておこうかな
背負ったリュックからスケブを出して、目の前の学園を描いていく。……門の真ん前で
当然、色んな人が通るけど……人目を気にしていたら何も出来ない

あっという間に出来上がった、白と黒の希望ヶ峰学園
せっかく描いた絵だし、後で皆に見せてみよう。サイン代わりに隅の方。俺の名前を書き込んだ



龍田「龍田 祐希(タツタ ユウキ)っと」

龍田「あっ!【超高校級の同人作家】って描いた方が良かったかな……」


【超高校級の同人作家】
  龍田 祐希(タツタ ユウキ)



36 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:09:24.54 ID:tBJvGsvp0


超高校級
それは、現役の学生でありながら、突出した才能を持つ人……らしい
その中でも、俺はそんなに大したことない……と思う

ただ、好きな作品があって……その「こうなったらいいな」って望みを漫画にしてただけ
まあ確かに……それでネットでバズって、テレビとか雑誌とかで特集して貰ったけどね


龍田「よーし!そろそろいかないと!」

龍田「楽しみだなあ。俺にも友達出来るかな?」

まだ会った事が無い人達、まだ知らなかった才能。俺は仲良く出来るか不安だけど

龍田「行かなきゃなんにもわかんないし、やらなきゃどうにもならないし!」

龍田「行くぞっ!いざ、希望ヶ峰学園ーーっ!」

ゆっくり歩くと怖じ気付くから、わざとらしく大声で
全力で走って、当たって砕ける!いや、砕けたら駄目なんだけど!

勇気を出して、立ち向かう。希望ヶ峰学園へ向かって走っていって



37 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:10:10.88 ID:tBJvGsvp0


龍田(……あ、あれ?)

龍田(俺、どうしちゃったんだろ……?)


何故か、そんな考えが頭をよぎった
いつも通りだったはずなのに、それが何故だか不気味なくらいで
疑問がグルグル回っていく。それとは逆に、目の前の学園は鮮明に目映く映っていく

龍田(なんか、俺……)

龍田(何か、忘れている気が……)


ブツリ。まるで漫画の頁を破くみたいに、世界が唐突に消え去っていく
俺の足元から崩れていく。糸がほどけていく様に、俺の存在が解れていく

……俺は、この時には知るよしも無かったんだ。この学園は、『希望の学園』なんかじゃない
寧ろ、真逆の……『絶望の学園』だったんだって


38 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:10:46.66 ID:tBJvGsvp0




【PROLOGUE】
  今日から俺は!超高校級!




39 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:11:21.75 ID:tBJvGsvp0


龍田「……痛っ、痛たたた」

龍田「あれ?ここは……俺のリュックは!?」

いつの間にか寝てたみたいだ。けど、何で寝てたのかまでは思い出せない
それに、俺のリュックはどこ……?確かに持ってきてたはずなのに!

あれには色々大切なものがあるんだけどな……
財布とかスマホとか。それと希望ヶ峰学園の入学届……

龍田「そうだ、希望ヶ峰学園!」

瞬間、自分が希望ヶ峰学園に入学するはずだった事を思い出す。それと同時に焦りがじわり
まさかとは思うけれど、遅刻で退学とかになったら何て言えばいいんだろう……!?

龍田「どうしよう……俺、早く行かないと……!」

龍田「そもそもここどこ?……学校?黒板あるし」

とりあえず状況を確認しなきゃ。その結論だけど、多分ここは学校の中だ
黒板や椅子は俺の元いた学校のものと同じだし。……あれ?なら、ここが希望ヶ峰学園?

龍田「にしては暗いなあ……ていうか、何で鉄板が窓に張られてるんだろ?」

龍田「あっここに何かある。……『体育館に集合』?」

龍田「時刻は……えーと……もうすぐじゃん!」


何かよくわからないけど、とにかく体育館に行けばいいんだよね!?
体育館に急がないと!……あれ、何か忘れている様な



40 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:12:06.12 ID:tBJvGsvp0

──“体育館前”


龍田「ここだ……いやあ、掲示板があって良かったよ」

丁寧に掲示板があって助かった〜。お陰で、ここまで辿り着けたよ
けれど、俺ってどうして体育館に来たんだっけ?
少し考えてみて……思い出した!俺は入学式に行かないといけないんだった!

龍田「……そうだ!希望ヶ峰学園に行かないと!」

龍田「でも、軽く見回したけど鉄板があったしなぁ。うーん」 

龍田「決めた!誰かいたら話を聞いて、いなかったら出口を探す事にしよう!」

とにかく、やらなきゃどうにもならない!ここで立ち止まってても、状況はよくならない!
いざ、体育館の扉を勢いよく開けて……!



龍田「おはようございまーーーす!!」


41 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:13:25.29 ID:tBJvGsvp0
という訳で本日は終わりです。明日の8〜9時に再開予定です
長い時間、お付き合いありがとうございました
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:14:31.17 ID:h638Lt+DO

どのキャラが出てくるかだけ知りたいです
43 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/29(金) 23:15:36.73 ID:tBJvGsvp0
>>42
正直な所、まだ全員は決まってないです
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:21:50.91 ID:VEriJn6K0

期待してます!!
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:22:26.30 ID:PGrI1B2l0
乙乙
46 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:02:35.00 ID:vTZVv+z80
再開します。なんとか採用するキャラを決めてきました
あらかじめ書こうとしたら思った以上に時間かかりそうなので安価にします
47 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:03:25.53 ID:vTZVv+z80


体育館の扉を開けた。そこには何人かいるみたい
良かった。とりあえず誰かからは聞けそうだね

……けど、何だか視線が痛い気がする。ここに来いって書いてあったはずなんだけど
そんな事を考えていたら、周りの皆がワッとどよめき出して



??「ほら見ろ!オレちゃんの言う通りだろ!?」

??「わたしの占いのおかげなんだけどね〜」

龍田「え、えっと……何の話?」

??「ああ……八時までに誰かが来るか。皆で話してたんです」

??「ちなみに、来るが二人でどうでもいいが他全員ですよ」

龍田「皆はどうでもよかったんだね……」

眼鏡を描けた女の子が親切に教えてくれた。けれど、彼女はいったい……


??「……もしかして貴方も、ですか?」

龍田「貴方も、って?」

??「ここにいる人達は、全員が“超高校級”の才能を持つ人達なんです」

龍田「ええっ!?」

全員が超高校級!?それって、俺と同じじゃないか!
何でここに?どうして?そんな風に驚いていたら、おずおずと女の子が俺に聞いてきた

??「あの、お名前を伺っても……?」

龍田「あ、俺は龍田です!龍田 祐希。超高校級の同人作家って皆は言っています!」

48 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:05:01.87 ID:vTZVv+z80


??「同人……作家……?」

龍田「あ、俺は趣味で漫画を描いてて……」

龍田「漫画って言っても、雑誌に乗るやつじゃなくてネットで上げて……」

??「えぇー!オタクじゃん!きんもー☆」

龍田「キモ……いや、確かに俺はオタクだけど……」

??「おたく……とは、何でしょうか。聞いた事のない武術ですが」

??「こっちに話振んないでー……めんどー……」

??「そうやってあまり人の好きなものを馬鹿にするのは駄目ですよ。めっ。です」

??「はーいっ☆ミ」



周りから聞こえるのはクスクス笑い。それと、ヘンなものを見るみたいな目
うーん……やっぱり、俺みたいな才能は珍しいのかも。俺も正直、やっていけるか不安だったんだ
けど!ここで怯んでたって駄目だ!頑張って話しかけていけば、いつかは、多分!

龍田「俺、皆の事をあまり知らないから自己紹介させてほしいな!」

龍田「だから、皆も俺に教えてよ!好きなこととか、やりたい夢とかを!」

ええっと、まずは誰と話そうかな?



1…場の中心にいる生徒
2…さっきから話しかけてくれた生徒
↓2
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:05:18.72 ID:9IqOwpzn0
1
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:06:00.44 ID:r9HEyW2DO
2
51 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:17:08.22 ID:vTZVv+z80

??「あの、初めまして」

??「先程は失礼しました。まさか漫画家さんだったなんて……」

龍田「初めまして!気にしてないよ!」

行こうとしたら話しかけてくれた!嬉しいな!
さっき、俺に説明してくれた女の子だ。緑色のポニーテールに眼鏡をかけた、頭の良さそうな人だな……

??「龍田くん、ですね。私も貴方に自己紹介させて下さい」

本居「私は本居 葵(モトオリ アオイ)です。その、超高校級の文学少女と呼ばれてますね」


【超高校級の文学少女】
  本居 葵(モトオリ アオイ)


龍田「本居さんだね、文学少女って事は本が好きなのかな?」

本居「はい!もう、好きで好きで仕方ないんです!」

本居「ジャンルとか男性向けとか女性向けとか関係無く、本と名の付くものは一通り読んでいて……」

本居「あっ……ご、ごめんなさい。私ったらつい……」

龍田「凄いよ!そんなに本が好きなんて、きっと本も読んで貰えて嬉しいはずだよ!」

龍田「……ところで、俺の漫画は知ってた?」

本居「すみません。ネットの本は不得手で……」

申し訳なさそうにする本居さん。けど、そんなに本が好きなら俺と話が合うかも!
次は誰と話そうかな?


1…一際派手な女子生徒
2…一際寡黙な男子生徒
↓2
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:22:12.50 ID:BH9f2YJf0
1
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:22:15.67 ID:VDbUiJojO
1
54 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:34:41.14 ID:vTZVv+z80

龍田「あの、おはよ……」

??「あは☆キモチワルイオタクぢゃん☆」

??「オタクは口を開いちゃダメだゾ☆オタクは性犯罪者って決まってるんだから☆」

??「捕まりたくないなら大人しく、お家の中でペンとお○ん○ん握ってればいいと思うナ☆」

さっきから俺を馬鹿にしてきた女の子と話そうと思ったけど……さっそく心が折れそう!
凄く派手な金髪の女の子。背は小さいけど色々と大きい彼女は俺のズボンを指差して笑っている
俺、この子と仲良くなれるのかな……?

龍田「あの、せめてお名前だけでも……」

天照「仕方ないなー☆えーりは天照 永凛(アマテル エイリン)だぞ☆超高校級の正義の詐欺師なのだ☆」


【超高校級の詐欺師】
  天照 永凛(アマテル エイリン)


龍田「詐欺師……って!駄目だよ!犯罪だよ!?」

天照「えーりは警察と協力して、詐欺事件の解決の為にやってる犯罪アドバイザーなんだよ☆」

天照「頭の中以外で人との関わりが無いドーテー君には難しかったかな?」

龍田「それとこれとは関係無いって!!」

疲れる……!とにかく、天照さんは疲れる!
二人目で早速疲れてきたけど……頑張って皆と話そう!



1…一際寡黙な男子生徒
2…隅でこそこそしている生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:36:31.20 ID:GgJV6sm2O
1
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:36:32.20 ID:g00XwkuDO
2
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:36:35.23 ID:tpfIVnsl0
3
58 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 20:47:57.29 ID:vTZVv+z80


??「……げっ」

龍田「げって何!目があっただけでしょ!?」

??「話さないといけないでしょ?面倒だなー……」

そんな露骨に嫌そうな顔をされると、俺も何だか身体が重くなってくるよ……
隅の方でこそこそしていたパーカーの女の子は、俺の顔を見て深めの溜め息をついた

??「はぁ……いいよー。自己紹介でしょ」

渡良瀬「渡良瀬 澪(ワタラセ ミオ)だよ。超高校級のゲーマーだよ。以上だよ」


【超高校級のゲーマー】
  渡良瀬 澪(ワタラセ ミオ)


龍田「あっ、ゲーム好きなんだ!俺もやるよ!」

龍田「RPGとか、FPSとか……ゲームって楽しいよね!」

渡良瀬「えー……どこが?あんなの、適当にやっても楽に勝てるじゃん」

渡良瀬「別に、楽しいとかないしー……ただ、楽にお金が貰えるからやってるだけだし……」

龍田「……じゃあ、別にゲームが好きとかじゃ」

渡良瀬「無いよ。ツマラナイじゃん。何もかも」

そう言ってふいっと顔を背ける渡良瀬さん。もう俺とは話したくないと言いたげな態度が痛いくらい俺に伝えてくる
こうなると、もう話せなさそうだね……他の人と話そうかな


1…一際寡黙な男子生徒
2…上等そうなスーツの少年
3…体格の良い大きな生徒
↓2
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:49:54.28 ID:GgJV6sm2O
1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:50:05.58 ID:tpfIVnsl0
>>1安価方法は
「安価下3まででレスのコンマ(反転)が最大のものを採用」
みたいにしてほしいです

コンマ(反転)は10の位と1の位を入れ替えたもので
>>52なら「20:22:12.50」のコンマ「50」を入れ替えて「05」
>>53なら「20:22:15.67」のコンマ「67」を入れ替えて「76」
です
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:50:06.53 ID:ened7jIVO
2
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 20:52:41.89 ID:GgJV6sm2O
自己紹介だし基本はそこまでしなくていいんじゃないかな
そんな下3まで人が来るかなって思うし。来なくてテンポ悪くなっても嫌だし
人多そうだったり、重要安価はそういう運要素入れるのもいいかもって思う
63 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 21:11:09.25 ID:vTZVv+z80


??「やあ、こんにちは。龍田君」

??「挨拶が遅れて申し訳ないね。どうか悪く思わないでくれないか」

龍田「あっ!い、いいえ!こっちこそ!」

うわあ、凄く高そうなスーツだ……!ってそうじゃなくて。凄く優しそうな人だなあ……
俺が頭を下げると、頭を上げてと手を差し出してくれた。いい人だなあ……

竜宮「僕は竜宮 丈(リュウグウ ジョウ)。超高校級の御曹司なんて呼ばれてる普通の生徒だよ」

竜宮「……ああ。名前は狙ってつけたみたいだから。触れないでくれると嬉しいかな」


【超高校級の御曹司】
  竜宮 丈(リュウグウ ジョウ)


龍田「御曹司……!?じゃじゃじゃじゃあ、竜宮君は本当のセレブ!?」

竜宮「そんな大層なものじゃないよ。ただの親の七光りさ」

竜宮「だから、龍田君の方が超高校級と名乗るに相応しいと僕は思うな」

龍田「は、はい……!」

ニッコリと俺に笑ってくれた……うーん、格好いい!
俺もいつかは、こんなハンサムになりたいなあ……次も頑張ろうっと!


1…一際寡黙な男子生徒
2…小柄なフードの男子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:11:41.54 ID:r9HEyW2DO
1
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:11:47.71 ID:9IqOwpzn0
1
66 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 21:24:25.79 ID:vTZVv+z80


??「…………」

龍田「あのー……」

??「……なんだ?」

龍田「その、ご挨拶をと……」

壁際で目を瞑る男の子に話しかけようと思ったけど、なんか、睨まれてない!?
おまけに、何だか凄く強そう……俺、殺されたりしないかな……!?

??「ボーイ。……一つ聞くが」

龍田「ひゃい!?」

??「ここにはアルコール。もしくはマリファナは無いのか?早く呑みたいんだが」

龍田「無いよ!?学校だよここ!多分!」

??「そうか。この国は違法か……まあ、いいさ」

ユタ「ミーはユタ・フェイルス。超高校級の軍人らしいそうだ」


【超高校級の軍人】
  ユタ・フェイルス


龍田「あ、が、外国の人だったんだ……日本語が上手だから日本人かなって」

ユタ「死ぬ気でドタマにブチ込んだ、三回死んだな。まあ慣れたモンさ」

龍田「実弾!?三回も死んだの!?」

凄い世界観の人だ……!外国ってどこの国なんだ……!?
とと、とにかく、他の人に話にいこう……!



1…清楚なドレスの女子生徒
2…小柄なフードの男子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:25:05.86 ID:YPN2rsBaO
1
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:25:07.00 ID:ened7jIVO
2
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:25:07.88 ID:tpfIVnsl0
3
70 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 21:39:09.70 ID:vTZVv+z80

龍田「あっ、君!こんにちは」

??「どうもです!こんにちは〜」

??「そうだ。お兄さん漫画家なんですってね。凄いなぁ。憧れちゃうよ」

龍田「えっ!そうかな!?」

??「うんうん!そうですよ!」

なんか、褒められちゃった!嬉しいなあ!
銀髪に色違いの目……凄く珍しい見た目だけど、きっといい人だよね!

天馬「ボクは天馬 雷智(テンマ ライチ)。超高校級のマジシャンなんですよ」

天馬「貴方のハートも騙しちゃうぜ!……なーんて、嘘です嘘です!」


【超高校級のマジシャン】
  天馬 雷智(テンマ ライチ)


龍田「マジシャンかあ……テレビで見るけど、どうしてあんなにパパっと物を出せるんだろ?」

龍田「俺もあんな風に、パパっとアイデアを出せたらいいんだけどなあ……」

天馬「コツがあるんですよ。お暇な時に、少しくらいなら教えてあげましょうか?」

笑いながら握手してくれる天馬君。いい人だなあ……
握手したら元気が出てきた!ガンガン行くぞーっ!


1…清楚なドレスの女子生徒
2…簡素な胴着の小さな女子生徒
3…体格の良い大きな生徒
↓2
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:39:36.11 ID:vgdgM2SH0
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:40:07.60 ID:tpfIVnsl0
3
73 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 22:00:21.03 ID:vTZVv+z80

龍田「あの、こんにちは!俺は」

??「腹ァ、減ってるかァァ!!」

龍田「減ってませええええええん!!」

大きな体格の男子に話しかけた。いきなり大声を出されてビビるけど……
けど!俺も負けない!腹から声を出して、思いっきり返事をぶつける!

??「ハーハハハハ!ならァそれでよぉし!腹が減っては戦も出来ないからなぁ!」

火花井「我輩は火花井 阿斗(ヒバナイ アト)。火花飲食店総料理長でああある!ふぅん!」


【超高校級の料理人】
  火花井 阿斗(ヒバナイ アト)


龍田「料理長!得意な料理は?」

火花井「愚問なりィ!我輩程になると得意な料理ではなく得意な食材と聞くと心得よォ!」

龍田「ところで、このエプロン可愛いですね!手作りですか?」

火花井「お目が高い!その通り、我輩裁縫も得意なれば!」

料理だけじゃなくて裁縫も上手く出来るなんて……!凄すぎる!
俺も負けてられない!頑張らないと!



1…清楚なドレスの女子生徒
2…簡素な胴着の小さな女子生徒
3…チャラめの服の男子生徒
↓2
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:02:19.41 ID:r9HEyW2DO
1
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:02:25.56 ID:9IqOwpzn0
2
76 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 22:23:25.12 ID:vTZVv+z80


??「お初にお目にかかります。龍田さま」

龍田「あ、どうもご丁寧に……」

??「漫画家とは露知らず。先程の非礼をどうかお許しいただければ」

龍田「いや、そんな謝らないで!大丈夫だから!」

小さい子だなあ……小学生かなって思ったけど、超高校級なら俺と同い年だよね
それに、凄く丁寧な物腰だなあ……大人びてる。というより、礼儀正しい子なのかな

敷島「私は敷島 千鶴(シキシマ チヅル)という者です。超高校級の格闘家などと呼ばれていますが」

敷島「未だ頂点には至らず。未熟者にてございます」


【超高校級の格闘家】
  敷島 千鶴(シキシマ チヅル)


龍田「へえ……格闘家なんだ。……格闘家!?!?」

敷島「はい。およそ数百年ほど続く、武術家の家系の血を引く末裔でして」

敷島「私も幾つかの全国大会で、最優秀賞を戴いております」

龍田「は、はえ〜……」

人は見かけによらないって、本当なんだなぁ……こんなに小さな子が、そんなに……
……って、驚いてる暇はない!どんどんいこう!



1…清楚なドレスの女子生徒
2…メイドさん……?
3…チャラめの服の男子生徒
↓2
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:27:57.59 ID:HC/eUbN5O
3
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:28:01.01 ID:rBxRDhUrO
3
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:28:01.79 ID:r9HEyW2DO
1
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:28:31.40 ID:Hy854D9WO
2
81 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 22:45:22.12 ID:vTZVv+z80


龍田「あ、こんにちは!」

龍田「君とは初めてだよね。よろしく!」

??「ん、ヨロシク。漫画家なんだって?」

??「漫画は詳しくないんだわ。なんかゴメンな」

龍田「いいっていいって!これから知ってくれると嬉しいけど!」

最初はチャラチャラしていて怖かったけど……なんだかフランクで話しやすいぞ!
そうするわ。と薄く笑う彼が、俺も紹介しないと不公平だよなと首を回して口を開く

桜木「オレは桜木 陽太(サクラギ ヨウタ)な。仲良くやろうぜ?」

桜木「軽音やってんだけど。……ま、知らなくてもいいか。これから知ってくれよな」



【超高校級の軽音部】
  桜木 陽太(サクラギ ヨウタ)


龍田「あっ……そ、そうだよね!今度、オススメのを教えてよ!」

桜木「オーケー。シロウトでもノれるとっておきを貸してやるよ」

龍田「そ、その……俺、オーディオとか持ってなくて」

桜木「シロウトなんだからしょうがないって。オレこラジカセも貸すからさ」

龍田「ありがとう!」

うわ、凄く嬉しい……!どんな音楽を勧めてくれるんだろう?今からドキドキしてきた……!
この勢いで、ガンガン話しかけていこう!



1…清楚なドレスの女子生徒
2…メイドさん……?
3…白衣を着た男子生徒
↓2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:46:08.84 ID:c4SrBFSZ0
2
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:46:21.24 ID:Hy854D9WO
1
84 :少し席を外します ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 23:06:12.51 ID:vTZVv+z80


龍田「そ……その!こんにちは!」

??「あらあら……ふふふ、ごきげんよう」

??「そう緊張なさらないで下さいな。同じ超高校級の生徒ですもの」

龍田「アッ……は、はい……」

す、凄く綺麗な人だ……!それに、何だかふわっていい匂いもする……!
気品とか、高貴とか。そんなチープな言葉では表せないくらいに!

黒金「わたくしは黒金 理依奈(クロガネ リイナ)と申します。超高校級のピアニストですの」

黒金「どうか、これからもお見知りおきを……ふふっ」


【超高校級のピアニスト】
  黒金 理依奈(クロガネ リイナ)


龍田「ぴ、ピアノかあ……俺はモーツァルトとか、ベートーベンくらいしか知らないかな」

黒金「はい?モーツァ……ベントー……?」

龍田「え?有名な音楽家ですよね、俺も音楽の授業で聞いた事が……」

黒金「あ、ああ!そうですわね。オホホホ……。……何か言いたい事でも?」

龍田「いいえ!何でも!」

な、何だか一瞬凄く背筋が凍ったような……気のせいだよね!きっと!
さて、次は誰の所にいこうかな?



1…黒ずくめの女子生徒
2…メイドさん……?
3…白衣を着た男子生徒
↓2
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 23:06:59.29 ID:c4SrBFSZ0
2
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 23:07:03.83 ID:BH9f2YJf0
3
87 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/30(土) 23:42:21.24 ID:vTZVv+z80

龍田「……うっ」

な、なんか凄くクールそうな人だなぁ……話しかけるのを躊躇いそうだ
けどずっとこうしてる訳にもいかないし……ええい!

龍田「こ、こんにちは!」

??「ああ、こんにちは。龍田さん」

ここは真っ直ぐ、勢いよく!おっかなびっくりじゃ伝わるものも伝わらない!
振り向くと愛想よく答えてくれた。やった!

筧「私は人呼んで超高校級の発明家。筧 理人(カケイ リヒト)と云う者」

筧「世界をよくする為の発明を……志しております」


【超高校級の発明家】
  筧 理人(カケイ リヒト)


龍田「世界をよくする為の発明!?凄いよ!どんなのがあるの!?」

筧「フフフ。そうですね、例えば……【女子の衣類を透過するアプリ】が代表的でしょうか」

龍田「ん?」

筧「他にも【絶対に見つからない盗聴カメラ】や【更衣室に仕掛けても曇らないレンズ】……」

筧「後は……」

龍田「ちょっと待って!?世界をよくする為の発明なんだよね!?」

龍田「どう考えても、明らかに犯罪目的なものばかりなんだけど!?」

筧「そう、思われるかもしれませんね……ですが、誤解なのですよ」

筧「私は、必ず……!この世界を平和にしてみせます」

嘘だ……!絶対に嘘だ!鼻の下が伸びてるじゃないか!
こんな人もいるんだな……ちゃんと注意しないと!



1…黒ずくめの女子生徒
2…メイドさん……?
3…場の中心にいた男子生徒
↓2
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 23:43:12.02 ID:Hyfww/K1O
1
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 23:43:30.75 ID:px7ouTrcO
2
90 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:03:43.82 ID:QCcnArS10


龍田「こんにちは!お名前を教えてくれますか?」

??「嫌です、嫌いです、さようなら」

龍田「即答!?初対面の人に酷くない!?」

な、なんなんだこの人は……!顔を見た瞬間、表情を変えずに罵倒してきたぞ……!?
すらっとしたメイドさんっぽい服を着てるその人は、うんざりとした顔で俺を睨みつけて語りだす

??「まずは払うものがあるでしょう?お金ですよ、お金。会話料です」

??「無料で話せるなんて思い上がってるんですか?虫ケラ以下のゴミクズ風情が」

龍田「お金……は持ってないけど。チラシの裏に絵を描いてあげようか?」

??「は?ゴミがゴミを渡すなんて面白い冗談ですね花丸あげます。それだけですが」

龍田「俺の描いた絵って、一枚数万で売れた事もあるんだけど」

氷川「氷川 彩乃(ヒカワ アヤノ)ですっ!超高校級のメイドとして入学します!」

氷川「ご主人様ぁ、これからも彩乃をよろしくお願いいたしますねっ☆」


【超高校級のメイド】
  氷川 彩乃(ヒカワ アヤノ)


龍田「えぇ……?態度、変わりすぎじゃない!?」

氷川「そんな事ないよぉ……ねぇ、卑しいメイドの為にもっと描いてくれませんかぁ?」

龍田「チラシは一枚だけしかなかったから、それだけなんだけど……」

氷川「そうですかさようなら。ならさっさと失せてくれませんか?」

そういうと、しっしと腕を振ってあっちにいけと催促する氷川さん。……何なんだろう、いったい
さて、少なくなってきたけど……どうしようかな?


1…黒ずくめの女子生徒
2…場の中心にいた男子生徒
↓2
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:04:46.63 ID:CgPotmrNO
2
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:04:49.62 ID:4EALNyMT0
2
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:05:01.89 ID:rrTMgTrQO
2
94 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:30:53.16 ID:QCcnArS10


龍田「すみません!自己紹介お願いします!」

??「おっと地味めな野郎発見伝。こいつはオレちゃんの出番か〜?」

背の高めな、目立ってる男子に話しかけてみた。場の中心に、物理的に陣取っている
とはいえさっきの話を見るに……なんとなく、人を惹き付けるものはあるのかもしれないね

赤城「オレちゃんは赤城 紅羽(アカギ クレハ)。かくしてその才能は〜〜〜?」

龍田「才能は?」

赤城「超高校級の〜〜〜?」

龍田「超高校級の!?」

赤城「…………………………………………………………」

赤城「…………………………………探偵さ。ドヤァ!」

龍田「いや今の間は何だったの!?」


【超高校級の探偵】
  赤城 紅羽(アカギ クレハ)


龍田「えっ、でも探偵!?なら、殺人事件とか強盗事件とか推理した事あるの!?」

赤城「あっ、いや……まあ……そうだな」

龍田「凄いよ!俺、探偵なんてテレビでしか見た事が無かったからさ!」

赤城「そ、そうだね……おう……」

流石は希望ヶ峰学園……!まさか、本物の探偵に会えるなんて思ってなかったよ!
これは凄い漫画が描けそうだ……!今から楽しくなってきたぞ!
95 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:34:40.58 ID:QCcnArS10

龍田「あの、お名前を……」

??「あはは〜わかってたよ〜。わたしの所に来る順番はね〜」

??「だって、そう出てるんだもん〜。そういう運命なんだから〜」

龍田「は、はぁ……?」

何だろう、このよくわからない雰囲気は……?
黒を基調とした制服だけど、頭のヘアバンドにはよくわからないものが描かれている……

??「それは太陽だよ〜」

龍田「うわっ!?もしかして、聞こえてた!?」

??「エスパーですから〜なんちゃって〜」

お、驚いた……単なる勘だよね?
くすくすと笑う女の子。にっこりと微笑むと、俺の顔に指を突きつけてくる

??「おまえは今から“嘘だよね”って言う〜」

龍田「嘘だよね……?」

って!何言ってるんだ俺は!?

??「あはははははは。面白〜い」

湯町「わたしは湯町 はにか(ユマチ ──)だよ〜。占い師なんだよ〜」


【超高校級の占い師】
  湯町 はにか(ユマチ ──)


龍田「う、占い師かあ……なら、俺の今後も占える?」

湯町「難しいな〜わたしの占いはインスピだしね〜」

湯町「思いついたら教えるよ〜龍田くんの未来の運勢は多分雨〜」

龍田「不吉な事を言わないでよ!?」

にまにま笑う湯町さんから思わず離れる。その得たいの知れない空気が何だか怖くって
その先の未来は、多分、聞きたくなかったんだと思う

96 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:35:56.76 ID:QCcnArS10

『生徒名簿』
 ※身長や胸囲は適当に決めたので、おかしい部分は目をつむってください

【男子】
 名前/龍田 祐希(たつた ゆうき)
 才能/超高校級の同人作家
 身長/169cm

 名前/赤城 紅羽(あかぎ くれは)
 才能/超高校級の探偵
 身長/180cm

 名前/筧 理人(かけい りひと)
 才能/超高校級の発明家
 身長/176cm

 名前/桜井 陽太(さくらい ようた)
 才能/超高校級の軽音部
 身長/174cm

 名前/天馬 雷智(てんま らいち)
 才能/超高校級のマジシャン
 身長/161cm

 名前/火花井 阿斗(ひばない あと)
 才能/超高校級の料理人
 身長/194cm

 名前/竜宮 丈(りゅうぐう じょう)
 才能/超高校級の御曹司
 身長/181cm

 名前/ユタ・フェイルス
 才能/超高校級の軍人
 身長/188cm


97 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:36:34.04 ID:QCcnArS10

【女子】
 名前/天照 永凛(あまてる えいりん)
 才能/超高校級の詐欺師
 身長・胸囲/150cm・95cm

 名前/黒金 理依奈(くろがね りいな)
 才能/超高校級のピアニスト
 身長・胸囲/166cm・90cm

 名前/敷島 千鶴(しきしま ちづる)
 才能/超高校級の格闘家
 身長・胸囲/148cm・73cm

 名前/氷川 彩乃(ひかわ あやの)
 才能/超高校級のメイド
 身長・胸囲/169cm・82cm

 名前/本居 葵(もとおり あおい)
 才能/超高校級の文学少女
 身長・胸囲/161cm・86cm

 名前/湯町 はにか(ゆまち ──)
 才能/超高校級の占い師
 身長・胸囲/157cm・93cm

 名前/渡良瀬 澪(わたらせ みお)
 才能/超高校級のゲーマー
 身長・胸囲/158cm・84cm


98 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 00:37:48.03 ID:QCcnArS10
本日はここまで。次回は明日の8〜9時から再開します。もしかしたら昼に少しやるかも
例のクマ登場と探索までやりたいと思います
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:38:58.92 ID:4EALNyMT0
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:53:21.24 ID:D1y67JW/o
101 : ◆9cqSF/8EkW0g [sage]:2021/01/31(日) 14:39:34.85 ID:QCcnArS10
お昼は無理でした。最初に伝えた時刻で開始します
102 :安価の無い部分は自動で終わらせます ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:12:26.44 ID:QCcnArS10

……取りあえず、ここにいる皆との自己紹介は終わり
ただ話すだけだったのに……凄く疲れる!悪い人じゃないって思いたいけれど

龍田「俺、やっていけるかな……」

超高校級って、凄く濃いメンツだ……!俺なんか本当にただの漫画好きな普通の人じゃないか
今更だけど……本当に、この皆とやっていけるのかな?怖くて身体が震えてくる

……ていうか、どうして皆はここにいるんだろう?入学式に間に合わないんじゃないかな?

本居「その……もしかして、龍田さんも、ですか?」

龍田「え?何が?」

桜木「オレ達、希望ヶ峰学園の前まで来てたんだ」

黒金「ですが……いつの間にか、ここに拉致されていたようなのです」

龍田「えぇっ!?」

思わず、ごくりと唾を飲む。拉致、という単語に驚いたのもあるけど……それ以上に、皆が同じ状況という事が恐ろしい
もしかして、俺もそうだったのかも。それはつまり、俺も誰かに拐われたという事実を伝えてきた


敷島「不可解です。私に気取られず拐うのは不可能だと断言します」

ユタ「ミーもだ。ホームのトレーニングで気配を消した相手の対処もC判定のミーが間違える訳が」

湯町「三割ちょっとなら外れるね〜」

……けど、皆はあまり気にしてないみたい。俺が気にしすぎなだけなのかな?

103 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:13:25.67 ID:QCcnArS10


赤城「要するに〜。オレちゃんのクラスメートがここにいるってワケか」

竜宮「しかし、何故希望ヶ峰の学生がこの様な場所に集められたのかという疑問はあるね」

渡良瀬「知らねー……ていうか、ここが希望ヶ峰学園だと思ってたんだけど……」

天照「学校じゃなくて牢屋だゾ☆別名はブタ箱かな☆」

筧「いえ……それよりも遥かに閉塞的な環境下です。私も何度か入りましたが……」

天馬「何でそんな事を知って……いや、この状況で敢えて聞きませんが」


そもそも、ここはどこなんだろう?学園にしては窓に鉄板があったりやけに暗かったり……
確かに施設や設備学校と呼べるかもしれないけれど、ここで仲良く授業しようとはとても思えない

火花井「我輩、そろそろ腹が減ってきたのである。食堂はどこにあるか知る者はいるか?」

氷川「知りません。そして私に話しかけたので会話料を請求させていただきます」

龍田「そんな無茶苦茶な……」

だけど、皆はこのおかしな状況に負けてないくらいの自分を持っている
不安でいっぱいの俺と違って、どうって事も無さそうにしている皆が羨ましい
もっと俺も自信を持たなきゃ!そう決意してガッツを漲らせると……“それ”は、聞こえてきた



『あーあー……そろそろいいよね?いいようですね!』

『それではこれより!“希望ヶ峰学園入学式”を開始したいと思いまーす!』

104 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:13:57.94 ID:QCcnArS10


龍田「……えっ?入学式?」

希望ヶ峰、入学式。その二つの単語が頭に引っ掛かる
そうだ。元々、俺達はそれの為に集まったはず。……だけど、どうしてここで?
いや……そもそも、ここは希望ヶ峰学園なの?だとしたら、何でこんな事を?

渡良瀬「はぁー。やっとなんだ」

赤城「いや、でも今の放送はおかしくないか?」

黒金「確かに……今のは人間の肉声ではなく、機械音声の様に聞こえましたが……」

色んな疑問が頭で渦巻く。そして、それは次に現れたモノによって、更に混沌になっていった


????「ひゃっほーう!オマエラ、おはようございます!」

龍田「…………クマ?」

天照「色きんもー☆ラジコンかな?☆」

筧「いえ……あれはかなり高性能なロボットでは……」

モノクマ「ロボットでもラジコンでもありません!ボクはモノクマ!」

モノクマ「この学園の、学園長なのです!」

……モノクマ。白と黒で二分された、クマをデフォルメしたボディのぬいぐるみはそう語る
やけに、ねばついた笑顔だな……初対面の印象だけど、俺は既にあまり好きじゃなくなっていた

105 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:14:43.93 ID:QCcnArS10


湯町「わ〜おはようございま〜す」

桜木「呑気だねえ。嘘に決まってんじゃん?」

天馬「でも、あんなモノを使ってやる事なんて……」

モノクマ「こらー!学園長に失礼だぞー!」

火花井「我輩は貴様を学園長とは認めん。希望の学園がこの様な悪ふざけを……」

モノクマ「うぷぷ、これが悪ふざけかどうかはすぐにわかるよ……」



くつくつと笑うその姿に、一層の恐怖を煽られる
得体の知れない雰囲気もそうだけど、まるで俺達を馬鹿にしてる様な態度は底が見えない

なんだろう。嫌な予感がする……!



モノクマ「それではオマエラ、まずはおめでとうございます」


モノクマ「世のパパ達があくせく働き、世のママ達がひーこら家事をする中で、オマエラは有象無象の苦労を鼻で笑う程の栄光を手にしたのです!」


モノクマ「そして、オマエラにはこれからの未来を両肩に載せた存在でもあります。……なので!そんな才能を汚い世間から保護する為に、オマエラには共同生活を送って貰います!一生ね!」


氷川「一生?一分の間違いでは?」

モノクマ「一生だよ、一生涯!たとえ灰になっても、この学園から出る事は出来ません!」

106 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:15:33.70 ID:QCcnArS10


本居「い、一生なんて……困ります!」

竜宮「まるで、監禁じゃないか……」

モノクマ「ああ心配ないよ。衣食住はちゃんと充実させるつもりだし、行動に制限は設けないし」

火花井「そんな事を言っている訳では無ァい!我輩は幾つもの厨房を担っておるのだぞ!」

筧「私もまだやりかけていた発明が……」

黒金「ざっけ……ん、その、私もコンサートが控えておりますの」

渡良瀬「私は……別にいいかなーって」

モノクマの無茶苦茶な言い分に、口々に不満や文句を言う皆。……渡良瀬さんはどうでもよさそうだけど
その反発は意外だったのか、少したじろいだ様子を見せたけど、すぐにうぷぷと笑いだして

モノクマ「そうは言うけど、この学園から出る事はとある例外を除いて不可能なんだよ」

モノクマ「敷島さんの正拳突き1000発もヨユーで耐えきる画期的鉄板!これが学園中にくまなく張り付けてあるからね!」

敷島「むむ……その通りです。手近にあった鉄板に叩き込んでみたのですが」

龍田「だ、大丈夫なの?腕とか」

敷島「大丈夫です。鍛えてますから」フンス

モノクマ「とにかく、ここから出るのは無理無理の無理。諦めて学園生活を……」



湯町「あれ〜?今、“とある例外を除いて”って言ったよね〜」

湯町「もしかして〜何かの条件をクリアすれば出られるのかな〜?」

107 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:16:22.85 ID:QCcnArS10


湯町さんのその一言に、見てわかる程に色めき立つ
それならば簡単だ。早くそれをすれば、ここから出られる
……そう、思っていたんだ 


モノクマ「……うぷぷ。気づいたならば話は早いね。そうです。一つだけこの学園から出してあげる条件があるのです!」

モノクマ「それはね……コロシアイ。だよ」

龍田「………………え?」

モノクマ「希望ヶ峰学園から脱出する方法はコロシアイのみ……殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺凍殺圧殺絞殺惨殺呪殺……殺し方は問いません」

モノクマ「誰にもバレずに、誰かを殺した奴だけが、この学園から脱出する事が出来るのです!アーッハッハッハ!!」



……空気が凍りつく。モノクマのその発言は、明らかに常軌を逸していると俺でもわかる
誰かを殺さないと出られない。……そんな無茶苦茶な事を俺達に強要するなんて……!

龍田「そんな……そんなの!無理に決まってる!」

モノクマ「無理かどうかは龍田クンじゃなくて各々が理解しているでしょ」

モノクマ「ボクは本気だよ。本気ってかいてガチって読むくらいにはね!」

渡良瀬「……何が、目的なの?」

さっきまで面倒そうにしていた渡良瀬さんが、皆よりも先にその疑問を口にする
それを聞いたモノクマは、ぶひゃひゃと笑うとこう答えた



モノクマ「絶望………………それだけだよ」


108 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:17:06.46 ID:QCcnArS10


モノクマ「それでは!これにて入学式を閉会します」

モノクマ「ささやかな餞別として、オマエラには電子生徒手帳を差し上げます!」

モノクマ「以上!学園長であるボクは、モーレツなコロシアイをオマエラに期待しているからね!」

モノクマ「アーッハッハッハ!」



高笑いが響き渡る。モノクマの言葉に、誰もが口を封じていた分その声はよく聞こえてきた

振り返ると、そこにはさっきまでの和やかな雰囲気はどこにもなくって

疑いや警戒……そんな、ピリピリとした張りつく様な空気が辺りを支配していたんだ


こうして、俺達の学園生活は始まったんだ

小説よりも現実よりも、漫画よりも奇妙なこの希望の学園で

何より絶望的な、高校生としてここにいる全員で暮らす事が

109 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:18:21.87 ID:QCcnArS10




【PROLOGUE】
  今日から俺は!超高校級! 【END】



110 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 18:19:43.76 ID:QCcnArS10
安価無し分はこれで終わり。次は先に言っていた8〜9時を目安に再開します
探索パートでは安価を使うので、お暇ならどうぞ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 19:10:20.39 ID:qcm25o5KO
久々にプロローグまで終わってるところ見た
期待
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 19:18:30.37 ID:rLvTRt590
一旦乙
113 :再開します ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 20:56:20.66 ID:QCcnArS10


赤城「皆!聞いてくれないか!」

赤城「あいつの言う事を信じる必要は無い!常識的に考えて無茶苦茶過ぎるからな!」

赤城「どうせ警察が何とかしてくれるさ!ただ頭のおかしい奴に絡まれただけだから安心してくれ!」

疑心暗鬼で淀む皆。真っ先に発破をかけたのは、超高校級の探偵の赤城君
探偵として慣れてるのかな?こんな状況でも皆を纏めようと声を張り上げて落ち着かせようと……

天照「頭がおかしいのはそっちだゾ☆普通に考えて、希望ヶ峰の穴ガバガバ過ぎるもん☆」

竜宮「確かに……全員が揃って拉致されるなんて、世界最先端の学園にしては杜撰すぎるミスだね」

氷川「適当な事をほざかないでくれますか?二酸化炭素生成装置風情が」

赤城「皆ぁ〜もっとオレちゃんに優しくして〜?」


したかったんだろうけど、周りから口々に浴びせられる集中砲火で轟沈してしまった。ドンマイ……!

桜木「とにかく、今は状況の確認が先っしょ」

ユタ「ミーにはこっから出られんという事しかわからんがな……」

龍田「あっ……さっき、電子生徒手帳がどうとか言ってたよね!?」 

龍田「俺、取ってくるよ!皆は待ってて!」

さっき、モノクマのいた場所にタブレットみたいなのが置かれている
多分、あれが電子生徒手帳だ!急いで取りに行かないと……!


114 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 20:56:48.40 ID:QCcnArS10




【CHAPTER1】
  ヤリキル




115 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 20:59:14.19 ID:QCcnArS10


箱に入っていた全部の電子生徒手帳を、皆に手渡す
起動すると名前の入力が求められた……別に誤魔化す必要もないから俺の名前を入力する

何事も問題なく起動した画面には、ハッキリと俺の名前。『龍田 祐希』と示されていた


筧「ほう……これは、中々」

敷島「私の握力でも壊れないとは……頑丈ですね」

赤城「一応聞くけど、ヘンな名前で登録したヤツはいないよな〜?」

湯町「なんだかね〜あらかじめ登録された名前じゃないと弾くみたい〜」

湯町「『ちくわ大明神』で登録しようとしたら、駄目みたいだったもん〜」

龍田「そんな名前で登録しちゃダメだよ!」

と、とにかく名前は本名登録以外は駄目みたいだね


火花井「それでこれからどうする?我輩、腹が減ったと先程も申したはずだが」

竜宮「電子生徒手帳の中に地図があるよ。どうやら食堂もあるみたいだ」

氷川「ではお前らはそっちに行ってください。私は一人で行動させて貰いますので」

渡良瀬「私もー……集団生活とかめんどー……」

天馬「一人で動くのは止めた方が良いと思いますよ。あらぬ疑惑がかけられるかもしれませんし」

赤城「それもそうだ。んじゃ三人一組でこの学園とやらを探索してみようぜ」

赤城「脱出に繋がる何かがあるかもしんないしな〜」


なんか、皆でこの学園を探し回るみたいだね
三人一組って事は、ちょうど五組が出来る計算になる
じゃあ俺は誰と組むのかな……?


↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い二名

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 20:59:36.43 ID:qcm25o5KO
桜木
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 20:59:38.36 ID:jukWxu+30
天照、火花井
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 20:59:59.80 ID:7gRXHKhqO
天馬
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:00:08.41 ID:qujX0igxO
湯町
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:00:22.69 ID:v3ch3rmoO
黒金
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:01:18.27 ID:rLvTRt590
本居
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:02:23.06 ID:jukWxu+30
ごめん1人か安価下にずらして
123 :>>117では、今回は安価下で ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:14:10.42 ID:QCcnArS10

とりあえず、数分ほど話し合った結果……

龍田「桜木君、湯町さん!よろしく!」

桜木「ヨロシク。ま、いい感じなんじゃない」

湯町「またわたしの占い通りだ〜よろしくね〜」

飄々と手を振る桜木君に、にこにこと笑っている湯町さん。凄く頼もしい二人だ!
よーし、俺も二人に負けない様に張り切っていくぞ!

龍田「えーと、それじゃあどこから行こっか?」

桜木「ぐるっと回るだけだしな。どこからでもいい様な気がするけど」

湯町「待っててね〜少し占ってみるからね〜」

龍田「さっきはインスピがどうたらこうたらって言ってなかった?」

桜木「ま、そこら辺は気にしない方が良さげじゃね」

湯町「う〜ん、う〜〜〜ん……ここにしようか〜」



1…食堂
2…倉庫
3…保健室
4…焼却炉
5…個室
6…教室
↓2
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:15:34.79 ID:v3ch3rmoO
3
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:15:39.31 ID:rLvTRt590
1
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:16:07.09 ID:fZhU4EeDO
6
127 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:23:46.60 ID:QCcnArS10

──“食堂”


龍田「うわ、いい匂い!」

湯町「うふふ〜そうでしょそうでしょ〜」

桜木「オタクの手柄じゃないでしょうに」

食堂に入ると、美味しそうな匂いが鼻をくすぐる
これは多分……いや、きっと……!

火花井「三人か!食材の試し作りをしてみたが、どれも新鮮!素晴らしき!」

火花井「軽く料理を作ってみたが!これならば問題は無さそうだらァ!」

龍田「もしかして……それ、食べさせてくれるの!?」

火花井「いやこれは賄いだから無理」

湯町「そんな〜」

本居「あ、三人ともお疲れ様です」

桜木「本居か。後の一人はどうした?」

本居「それが個室に戻ってしまって……あ、お水飲みますか?そこにサーバーがありますよ」

龍田「ありがとう!」

三人で水を飲んで立ち去った……次はどこに行こうかな?


1…倉庫
2…保健室
3…焼却炉
4…個室
5…教室
↓2
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:25:25.78 ID:fZhU4EeDO
5
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:26:32.71 ID:mjJdNUUH0
1
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:26:34.75 ID:jukWxu+30
3
131 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:38:31.98 ID:QCcnArS10

──“倉庫”


龍田「うわ……広っ!ホームセンターくらい広いよ!」

桜木「衣食住を充実させるっていうのは、どうにも嘘じゃなさそうだな」

食堂の隣にあった倉庫。広くて一度じゃ調べきれないくらいだ
ご丁寧に衣類、食糧、生活用品に別れている。これなら迷うことも無さそうだ

赤城「よっす。どうよ調査の方は」

湯町「バッチリだよ〜わたしの占いのお陰だよ〜」

天照「テキトー言ってるだけでしょ☆占うのは危険日だけにしとけ☆」

龍田「あ、三人とも倉庫を調べてるの?」

ユタ「イエッサー。つっても広すぎて調べきれてねえけどな」

赤城「まあ何れはリスト作っておきたいよな〜。色々と便利になるからさ〜」

天照「これだけ広いと色々出来るね☆色々☆」

龍田「……何で俺を見るの?」


自意識過剰でキモいと言われた……何でなんだろ……
凹みつつ、二人に慰められながら立ち去った……うぅ……



1…保健室
2…焼却炉
3…個室
4…教室
↓2

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:39:15.62 ID:v3ch3rmoO
1
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:39:50.57 ID:jukWxu+30
2
134 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:49:42.19 ID:QCcnArS10

──“焼却炉”


龍田「ここは……?」

湯町「焼却炉って書いてあるね〜全てを焼き付くしてしまえ〜」

桜木「そんな物騒なものじゃないでしょ。ゴミ捨て場みたいな感じ?」

似つかわしくない重々しい扉を開けると、そこは機械に囲まれた広い部屋
ゴミ捨て場……確かに、これくらい大きな処理する機械があれば共同生活も楽かもしれないけど……

敷島「お三方ですね。見てわかると思いますが、ここは焼却炉を利用したゴミ捨て場だそうです」

氷川「現在は私が管理する事になりましたので、何かあれば嫌々引き受けます」

桜木「嫌々なら俺が変わろうか。にしてもアンタが自分からやってくれるなんて珍しいな」

竜宮「ああ。僕が彼女にチップを上げたからね」

竜宮「とはいっても、もう僕には支払えそうなものは無いかな……」

苦笑いを浮かべる竜宮君。なんだか、凄く苦労してるんだね……


1…保健室
2…個室
3…教室
↓2
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