【二次創作】ゆるくやってくオリロンパ

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134 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:49:42.19 ID:QCcnArS10

──“焼却炉”


龍田「ここは……?」

湯町「焼却炉って書いてあるね〜全てを焼き付くしてしまえ〜」

桜木「そんな物騒なものじゃないでしょ。ゴミ捨て場みたいな感じ?」

似つかわしくない重々しい扉を開けると、そこは機械に囲まれた広い部屋
ゴミ捨て場……確かに、これくらい大きな処理する機械があれば共同生活も楽かもしれないけど……

敷島「お三方ですね。見てわかると思いますが、ここは焼却炉を利用したゴミ捨て場だそうです」

氷川「現在は私が管理する事になりましたので、何かあれば嫌々引き受けます」

桜木「嫌々なら俺が変わろうか。にしてもアンタが自分からやってくれるなんて珍しいな」

竜宮「ああ。僕が彼女にチップを上げたからね」

竜宮「とはいっても、もう僕には支払えそうなものは無いかな……」

苦笑いを浮かべる竜宮君。なんだか、凄く苦労してるんだね……


1…保健室
2…個室
3…教室
↓2
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:50:41.64 ID:rLvTRt590
1
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:50:45.75 ID:fZhU4EeDO
3
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:50:49.98 ID:mjJdNUUH0
1
138 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 21:56:30.57 ID:QCcnArS10

──“教室”


龍田「ここ……!俺が起きた教室だ!」

湯町「そうなんだ〜わたしは廊下だったな〜」

桜木「俺は食堂だったな。よくわかんねーけど」

皆、色んな所で起きたんだな……そう考えると、俺って結構運が良かったのかも?
けど、なんでわざわざ……考えてみても、答えは出ない

桜木「まあ……ここには何も無さそうだな」

湯町「そうだね〜何もない確率1000パーだよ〜」

……それから、三人で空き教室をくまなく探した
けど、やっぱり何も見つからなかった……次に行こう



1…保健室
2…個室
↓2
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:57:09.48 ID:rLvTRt590
1
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:57:51.72 ID:v3ch3rmoO
1
141 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 22:06:01.32 ID:QCcnArS10


──“保健室”


黒金「三人とも、お疲れ様です」ニコッ

龍田「あっ!そそ、そちらこそ!」

天馬「ここは保健室みたいです。疲れた時はここで横になってもいいそうですよ」

言われてみると、確かにベッドや薬品とか……見慣れたものばかりが置いてある部屋だ
怪我した時とか、ここにくれば大丈夫そう!

筧「……ああ。どうしましょうか」

桜木「どうかしたのか?そんな暗い声出して」

筧「言うか言うまいか悩みましたが……この薬品棚、毒薬も置いてあるのです」

龍田「ど、毒薬!?」

筧「幸い、解毒薬も置いてありますが……破棄する事は校則違反との事で……」

黒金「チッ……い、いや。そんな恐ろしいものが……」

龍田「じゃあ、後で皆に知らせないと!」

湯町「すー、すー……」

龍田「湯町さん!?いつの間に!?」

天馬「個室と保健室以外での故意の就寝は校則違反になるそうなので……気をつけてくださいね」

毒薬はあの三人に任せて……俺達も、早く行かないと!


142 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 22:17:17.66 ID:QCcnArS10

──“個室前”


龍田「ここが俺達の住む部屋……かな」

桜木「そうみたいだな。ご丁寧にネームプレートも付いてるし」

湯町「このドット可愛い〜似てる〜」

いや、似てる……のかな?けど、これなら見間違える事は無さそうだ
電子生徒手帳をかざすと、鍵が空く音が鳴る。これは鍵も兼ねているみたいだね

モノクマ「世はキャッシュレスの時代だからね!個室に入るだけでジャラジャラ持ち歩くのは時代遅れ!」

湯町「今、何か通った〜?」

桜木「俺は何も見てないな。おう」

龍田「じゃ、じゃあ俺は中を見てくるよ!」


龍田「へぇ〜結構綺麗で広いや……ホテルみたい!」

龍田「これは……メモかな?後はシャワールームとトイレ。うん、これくらいでいいかな?」


龍田「お待たせ!待っちゃった?」

渡良瀬「だーりぃー……」

龍田「って渡良瀬さん!?どうしてここに!?」

桜木「個室からノコノコ出てきたからな。捕まえて話を聞いてたんだ」

湯町「メモが置いてあって〜シャワールームとトイレとベッドがあるみたい〜」

龍田「あ、なら俺と同じだ!」

渡良瀬「じゃあもういーい……もう戻るからー……」

龍田「ちょっと待ってよ!まだ結果を報告しないと」

湯町「あと少しだよ〜がんばがんば〜」

……これで、一通り見終わったはずだよね?
それじゃあ後は、食堂に集まって話し合うだけだ!
急がないと……!

143 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 22:30:10.71 ID:QCcnArS10


赤城「成る程、毒薬ねぇ……」

筧「ええ……黙るよりは、皆様に知って貰う方が抑止になるかと」

本居「そうですね。私も英断だと思います」

氷川「焼却炉は私が担当させられましたので、何かご用ならば手数料込みでお話かけください」

氷川「もっとギャラがあればもっと働くので。ええ、本当に」

竜宮「ははは……ごめんね、普段から金目のものを持ち歩いていなくて」


滝の様に流れていく、皆の話を聞いていく。今後の事とか、脱出に繋がる手がかりとか
けれどやっぱり、どこにも出口は無いと結論が出た。皆の周りの空気が暗くなる

敷島「あの一際大きな鉄の扉……あそこが出口では?」

ユタ「開けられなきゃ話にもならねえぜ。ガール」

黒金「あの、体育館の近くにあった赤い扉は何なのでしょうか」

天照「まだ教えられないって言ってた☆嘘くさ☆」

火花井「そんなもんはどうでもいいい!腹は減ったかそうとも減ったとも!」

桜木「自分で自分と会話すんなよな」

火花井「光栄ながら我輩、幾つか料理を作ったァ!さあさあ皆で囲んで食おうじゃアー!」


天馬「あっ……ボクは止めておきます」

天馬「毒薬の存在が明かされた以上……下手に口をつけるのは控えた方がいいかな。って……」


144 :少し離席します ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 22:37:49.03 ID:QCcnArS10

「「「………………」」」

ぽつりと放った天馬君の一言が、和やかになりかけていた場の空気を凍りつかせる
言った本人は一瞬だけキョトンとしたけど……すぐに、失言だったと頭を下げた


天馬「あっ……ごめんなさい。別にそういう訳じゃ……」

天馬「ただ、疑わしい事は控えた方がお互いの為じゃないかなって……」

火花井「い、いや。気にしとらん。気にしとらんが」

渡良瀬「私もパス……誰かと食べるのってだるいし……」

筧「ああ……やはり、私が余計な事を言ったばかりに」

敷島「しかし、何れは発覚していた事。後悔する必要も無いのでは?」

口々に謝る他の人達。その様子は凄く悲しくて、俺もなんだか悪く思えてきたけれど
けど……どうしようもない。俺がいても、何も変えられない

赤城「あ〜……じゃあ、今から自由時間にしようぜ」

赤城「また夜にここに集まって……好きにメシを食う。それでいいだろ」

赤城君の提案に乗るように、皆はゆっくりと頷いた
自由時間。と言っても……俺は、どうしようか。どうせなら、誰かと話してみようかな?


↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:38:18.62 ID:c0Eiq9bDO
天照
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:38:21.98 ID:jukWxu+30
火花井
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:38:53.20 ID:fZhU4EeDO
敷島
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:39:03.79 ID:rLvTRt590
本居
149 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 23:14:07.07 ID:QCcnArS10


龍田「──火花井君!」

火花井「おお、龍田か……どうしたのか?」

思わず、俺は厨房へと戻っていた。そこには料理を手にした火花井君が
さっき天馬君に言われた時は何て事無さそうにしてたけど……でも、料理人としての誇りは傷ついている
なんとなくだけど、俺はそう思ったんだ

龍田「……その、料理はどうするの?」

火花井「我輩が消費するが……食べきれん、日持ちせんものは廃棄する」

龍田「その量を、一人で……!?」

火花井「ほとんどは廃棄じゃア。しかし誰も食べん物を放置する事も出来ぬう」

火花井「毒が入っている。と言われてしまえば……それまでなんじゃァ」

そう言いきる火花井君は凄く悲しそうな顔をしていて
あれだけ料理が好きなら、きっと捨てる事だって嫌なはずなんだ!

龍田「……!それ、俺に頂戴!」

火花井「何ィ……」

龍田「いただき、ます!」

手に持った料理を取って……思いっきり掻き込む!量が多い!食べきれるかわかんない!
けど……頑張らなきゃ!ここで吐いたら、もっと火花井君が悲しむんだ!


龍田「はぁ、はぁ……ごちそうさま」

火花井「龍田らァ……お前、ただものではないな……」

火花井「だが……ありがとう。これで我輩は無駄な料理を作らずに済んだァ……」

喜んでくれた……かな?俺もちょっと、いきなり腹に入れたから身体が重い……!



1…この料理、凄く美味しかった!
2…やっぱり皆と食べたかったな……
3…自由安価
↓2

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:14:28.33 ID:rLvTRt590
1
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:14:51.99 ID:fZhU4EeDO
2
152 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 23:24:10.70 ID:QCcnArS10


龍田「ふう、ふう……少し、お腹一杯かな……」

山盛りの料理を全部食べきったからか、少し動くのが辛く感じる……
けど、全然嫌じゃない!きっと凄く美味しかったからだと思う!

火花井「そらそうじゃろう。元々は全員に食べさせるつもりだったからなァ」

龍田「やっぱり、皆とワイワイ食べたかったな……」

火花井「料理とは一人では完結しないんじゃア。食べる者がいてこそ、料理人を名乗れるもの」

火花井「一人で作って一人で食べるのは、それはただの料理を作る人である。我輩は料理人を志しておる」

龍田「やっぱり、違うものなんだね」

火花井「そういう意味では龍田に感謝すらァ!我輩の料理を食ってくれて……ありがとう!」

頭を下げる火花井君。だけど、お礼を言いたいのは俺の方だよ
こんなに美味しい料理が食べられるなんて……!初めてここに来て良かったって思えた!


龍田「火花井君、美味しかったよ!まだ食べてもいいかな!?」

火花井「当然じゃア〜〜〜!!」

火花井君と、残りの料理を食べ合って過ごした……


↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:24:34.43 ID:c0Eiq9bDO
天照
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:24:54.32 ID:7gRXHKhqO
赤城
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/01/31(日) 23:24:59.12 ID:LFKCd0BRO
天馬
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:25:12.22 ID:rLvTRt590
本居
157 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 23:35:00.49 ID:QCcnArS10


龍田「…………眠い」


あれから残りの料理を全部食べた……けれど、なんだか眠たくなってきた
個室と保健室以外では寝ちゃ駄目なのに……まだ早いと思うけど、個室で横になっていようかな?

天照「あ、ドーテー君だ☆やっほ☆」

龍田「……天照さん。何か用?」

廊下を歩いていた天照さんに絡まれた。……倉庫から見つけてきたのか、棒つきキャンディを咥えてる
正直、あまり話せる人じゃ無さそうなんだよね。俺の事酷く言ってくるし……

天照「きゃは☆少し話しかけられただけで用があるって思っちゃうんだ☆」

天照「そうやって勘違いして襲わないでね☆好きでも何でもないよ☆ドーテーオタク君☆」

龍田「うるさいな!関係ないでしょ!?」

天照「違うの?☆」龍田「そうだけど……」

天照「図星だから怒ってるんだ☆ちっちゃいんでしょ☆」

龍田「何が!?」

どうしよう。無視して逃げると後で何をされるか……
適当に話をしていれば、飽きて何処かにいってくれるかな……?



1…じゃあ、天照さんには彼氏がいるの?
2…どうして俺ばっかりにそんなに言うの?
3…自由安価
↓2

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/01/31(日) 23:35:44.90 ID:LFKCd0BRO
1
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:35:46.76 ID:jukWxu+30
1
160 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 23:45:09.94 ID:QCcnArS10


龍田「……じゃあさ!天照さんには彼氏がいるの!?」

龍田「俺ばっかりそんな風に言うけどさ!そっちはどうなの!?」

天照「は?えーりに彼氏……?」

言っちゃった……!?け、けどガツンと言わないと、多分ずっと言い続けるし……!
俺だって彼女いた事とか無いけど!でもあんなに言われる筋合いは無いと思う!

天照「きゃー☆ドーテー君は付き合うってそういう事なんだ☆ドン引きー☆」

龍田「えっ?いや、そういう事じゃ!」

天照「じゃあどういう事なのかな☆そうやって妄想が真実だと思うから犯罪に走るんだゾ☆」

天照「ち、な、み、に……教えなーい☆ドーテー君には頭の中だけで充分だもんね」

龍田「うぅ……」

天照「じゃあね☆エッチなオタク君☆」

龍田「うぅ……」


俯いて天照さんの話を聞いていた。何でだろう……俺、そんなに嫌われる様な事をしたかな……?
それとも、漫画が嫌いだったとか?もしかして俺が何か悪い事をしちゃったとか……
そんな悲しい考えで部屋に戻って……俺は、目を閉じた……



161 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/01/31(日) 23:45:46.65 ID:QCcnArS10
本日はここまで。明日も同じ8〜9時にやれたらいいなと思います
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:47:18.04 ID:jukWxu+30
乙です
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:48:34.33 ID:LFKCd0BRO
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:51:09.41 ID:rLvTRt590
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:54:15.65 ID:fZhU4EeDO
乙です
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 18:28:16.31 ID:hd/5k5UaO
各キャラの見た目とか決まってますか?
167 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 20:23:50.07 ID:BMbjETm00
>>142
指定されたキャラ以外は特に決めてないです。自作した龍田は例外ですが、別に出さなくてもいいかなと
見た目の印象とかあれば組み込むかもって感じです。35分を目安に再開します
168 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 20:36:05.04 ID:BMbjETm00

龍田「…………」

龍田「…………あ、れ?」

……何だろう?微かに、音が聞こえる
リズム良く、小気味良く。まるで何かのベルみたい
その音はどんどん大きくなっていく。そっか、これは目覚まし時計の……


龍田「ってそうだ!忘れてた!?」

龍田「夜にもう一度集まるんだった……急がないと!」

うっかりしていた、アラームかけてて良かった!
慌てて部屋から飛び出して、皆の待っている食堂へと走っていく

……どうせならこの状況こそが夢であって欲しかった。そんな期待をしてなかったと言えば嘘になる
けれど、皆との出会いを夢にしたいとは思わない。俺は皆とここで出会えた事が幸せなんだ!

龍田「よーし!いっくぞー!」


169 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 20:43:33.89 ID:BMbjETm00


龍田「皆!遅れてごめん!」

黒金「あら、龍田さん。ごきげんよう」

天馬「平気ですよ。まだ時間まで少しありますし」


食堂に入ると、まだ全員は来ていなかった。なんだか少し急ぎすぎたみたいだね
今ここにいるのは……だいたい半分と少し。談笑したり何かをつまんだりして過ごしていた

本居「あ、龍田さん。此方で座っていませんか?」

本居「つまらないかもしれませんけど……少しだけならお話出来そうです」

龍田「本当!ありがとう!」

本居さんが隣の席を空けてくれた。そこに座ると何でかドキドキする……
軽く談笑していたら何人か集まってくる。あっという間に全員が食堂に集っていた

赤城「うぃ〜っす、揃ってるか〜?」

敷島「いえ、まだ渡良瀬さんが来ていませんね」

渡良瀬「いるよ……だりぃー……」

赤城「さっき個室からノコノコ出てきたから捕まえて来たぜ〜凄いだろ〜?」

ユタ「ソレはツチノコか?」

竜宮「凄いかどうかは置いておいて……集まったけど、何かするのかな?」

桜木「何もしなくていーっしょ。いるだけで事件の抑止になるってやつ」


うんうん!と頷く赤城君。けど俺はその額に冷や汗が流れていた事を見逃さなかった
多分、何も考えずに決めたんだなって……その証拠に、皆は食堂の中で好き勝手に行動していた
俺も皆が集まってるし、誰かと話してみようかな?



↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:43:47.12 ID:IHcRJddGO
天馬
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:43:49.50 ID:vx7RicFDO
敷島
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:43:52.38 ID:Sx3f4r/x0
本居
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:43:54.10 ID:xJUosbQXO
竜宮
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:43:55.66 ID:V0F1AOMXO
湯町
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 20:44:07.62 ID:ZuMrSBcDO
赤城
176 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 21:00:10.34 ID:BMbjETm00


本居「龍田さん。もう少しいいですか?」

席を立とうとした時に、隣に座る本居さんから声をかけられた

本居「その、まだ話したいな……なんて、変ですか?」

龍田「ううん!俺も本居さんと話すの楽しいし!」

本居「良かった!その、ここにいる人達って皆さんとても個性的で……」

本居「私みたいな、ただの本好きがやっていけるのかなって……不安だったんですよ」


龍田「俺もだよ!俺も、漫画が好きなだけなのにって思っててさ!」

本居「あはは。なんだか、私達って気が合いますね」

にこっと笑った本居さん。俺も、まさか希望ヶ峰学園で趣味の合う人がいるなんて思わなかったよ!
単なる趣味の漫画を描いてただけで、ここまで来てもいいのか不安だったけど……友達が出来た!やったー!



1…最近読んだ本を聞いてみようかな
2…文学少女って、何しているの?
3…自由安価
↓2
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:01:00.64 ID:ZuMrSBcDO
3好きな本を教えて、俺の本も教えるからさ。今度ここから出たら交換しようよ
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:02:03.63 ID:vx7RicFDO
>>177
179 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 21:32:46.95 ID:BMbjETm00


龍田「……そうだ!ねえ、本居さん」

龍田「俺達って、色んな本を読んでるよね!?」

龍田「なら、オススメの本を教えてよ!俺のオススメも、今度貸してあげるから!」

一度、何かの雑誌で作者さん同士のオススメを教え合うコーナーを見かけたんだ
俺は漫画で、本居さんは小説だけど……きっと、趣味は合うはずだよね!

本居「あ、交換っこですね!実は憧れていたんです」

本居「えっとですね。龍田さんは小説自体はあまりお読みにならない、と」

本居「なら内容よりも、話題になった作品の方が取っつきやすいかもしれませんね」

龍田「そ、そうかな……」


本居「“磯の香りの消えぬ間に”という本はどうでしょう?恋愛小説ですが、読みやすくて読後感がじんわりと感じる名作です」

本居「少し前に大流行して、最近映画化も決定されたそうですよ」

龍田「そうなんだ……知らなかった……」

そんな小説があったなんて初耳だ……俺も、もっと趣味の範囲を広げないと
けど、本居さんは凄く楽しそうに話してるし……きっと、面白い小説なんだろうな……!

龍田「あ、俺のオススメはね!最近読んだ……」

本居「龍田さんのオススメは、ここを出てから教えてください」

本居「ここから出たら、一緒に書店で探しましょう。後の楽しみにとっておきますね!」

龍田「……そうだね!その時までに、とっておきのを考えておくよ!」


約束ですよ。と笑う本居さん。きっと色んな面白い小説を教えてくれるんだろうな
ここから出る理由がもう一つ増えた。俺も恥ずかしくない様に、オススメ出来る漫画を考えておかないと!

180 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 21:50:00.99 ID:BMbjETm00


……あれから、本居さんと話したり
火花井君が作ってくれた夕食を軽くつまんだりして、俺の部屋に戻ったんだけど……


龍田「全っ然眠れない……!」

夕方に寝すぎて、完全に目が冴えてる……!夜時間だから食堂も閉まってるし……
かといって、このまま横になっていても寝つける気がしないし……

龍田「んー……!よし、少しだけ外に出よう!」

龍田「少しだけ……少しだけなら、多分大丈夫……」


あんまり派手に動かなければ、皆から変に思われないよね?
少し……少しだけ。眠くなるまでだから……!

龍田「あれ、今音がしたけど……誰かいるのかな?」

龍田「……俺は注意するだけ。注意するだけだから」

自分に言い聞かせて、音のした方へと歩いていく
誰かいたらどうしよう?いや、その人が殺し合いに乗るとは限らないし……

なんとかなる!と、いいなあ……



↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:50:10.50 ID:V0F1AOMXO
湯町
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:50:10.58 ID:IHcRJddGO
天馬
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:50:14.41 ID:ZuMrSBcDO
赤城
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:50:17.35 ID:UPaVqIxW0
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:50:29.39 ID:wqnTvkESO
黒金
186 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 22:17:31.36 ID:BMbjETm00


天馬「あれ、龍田お兄さんじゃないですか」

天馬「こんばんは。と言いたいところですけど……もう夜中ですよ?」

龍田「天馬君!?」

音のする方向は教室から。何かガタガタ音がするから来てみたんだけど……

天馬「いやあバレちゃったなあ。あんまりタネは明かしたくないんだけど」

龍田「タネ?というよりも……どうしてここに?」

龍田「そもそも、夜中なのに動いているのは天馬君も同じだよね。何で?」

天馬「あはは、そんなの決まってるじゃないですか」



天馬「このナイフを隠して……誰かを殺すつもりなんですよ」

龍田「…………っ!?」

にこやかなその手には似つかわしくない、小ぶりな銀のナイフが光る
嫌な汗が垂れるのを感じる……いや、まさか本気なワケじゃないかもしれないし、説得すれば止めるかもしれないし……

天馬「ああ、止めたとしても無駄ですよ。誰かに言うのもお勧めはしません」

天馬「明日も、明後日も、そのまた次の日も……ボクは諦めませんよ」

龍田「冗談だよね?黙っておくから、止めよ?ね?」

天馬「そう思うなら止めてみますか?……はい!」 

パッと手を振ると……ナイフが消えた!?下に落ちてはいないし、隠したようには見えなかった
そうだ、天馬君はマジシャン……物を隠すのは得意なんだ……


天馬「さて……どっちの手に入っていると思います?」

天馬「当てたら止めてあげてもいいですよ」



1…右の手
2…左の手
3…自由安価
↓2
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:21:05.71 ID:P0CCd6GpO
3どっちの手にも入ってないよ、だって鋭いナイフを握ったら手が切れるはずだ
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:22:46.67 ID:UPaVqIxW0
3 天井に刺さってる
189 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 22:48:25.93 ID:BMbjETm00

……どうしよう、全然わからない
けど、黙っていてもどうにもならないし……こうなったらヤケクソだ!

龍田「どっちの手でも、無いよね?」

天馬「その根拠は?」

龍田「根拠……こんきょ……?」

そんなの無いよ……!けど、何か答えないと止めないだろうし……!

龍田「て、天井に刺さってるからー!……なんて……」

上を見上げても、当然ナイフは見当たらない。当たり前だ。デタラメなんだもん
さっきから見てくる視線が痛い……!お願いだからそんな目で見ないで!

天馬「まあ、不正解です。本当はここですよ」

龍田「えっ……懐に入れてたの!?ていうか、そんなの入れてたら傷だらけになるって!」 

天馬「平気ですよ。これアルミホイルですもん。これがホントの懐刀!」

ぽんと投げられたナイフを慌ててキャッチする
驚いて思わず放り投げると、壁に当たったナイフはくしゃっと音がしてぺしゃんこになった

龍田「な、なんだ……ニセモノか……」

天馬「ビックリしてくれました?」

ニコニコと笑う姿にホッとする。殺し合いをするつもりじゃなくて良かったよ
……あれ?けどなんでこんな夜に歩いてたんだろ?まあいっか!

190 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/01(月) 22:49:27.14 ID:BMbjETm00
本日はここまで。次回は9〜10時を目処にやりたいです
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:50:14.65 ID:Sx3f4r/x0
乙です
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:51:30.11 ID:P0CCd6GpO

さっそく天馬くんが不穏な動きをしてきて心配
本居さんとの関係もいいなって思ってるけれど一章を乗り越えられるか怖いな
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:54:16.06 ID:UPaVqIxW0

犯人はヤスヒロ
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:55:49.44 ID:jhKNrJ0wO
乙です
質問があるのですが
このスレでは00は0になりますか?100になりますか?あとゾロ目ボーナスなどはありますか?
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:56:30.17 ID:vx7RicFDO
乙でした
どうなっていくか気になる
196 : ◆9cqSF/8EkW0g [sage]:2021/02/01(月) 23:00:08.56 ID:BMbjETm00
>>194
今のところコンマを使う予定はありません
197 :再開します ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 21:30:05.52 ID:ZwzASAzS0


龍田「おはよう!」

敷島「おはようございます。朝が早いのですね」

筧「ふふふ……私も朝はいの一番に立っていますよ……」


二日目の朝。今日は少し早い時間で食堂に来てみた
流石にまだ人はあまり来ていないけど……でも、俺よりも早く来てる人もいるんだね
やっぱり、超高校級の人達は普段からしっかりしてるんだね!

氷川「おはようございます。雁首揃えて無駄に二酸化炭素を撒き散らすだけの皆様」

ユタ「ユーは何か言わないと挨拶も出来ないのか?」

氷川「は?私に対して何か言いたい事でも?は?」

黒金「二方とも、朝からそのように言い争うのは止めてください。ねっ?」

竜宮「黒金さんの言う通りだ。二人とも、矛を収めてはくれないか」

氷川「チッ、反省します」

ユタ「竜宮ボーイに言われたら仕方ねえな……」

赤城「おいっす〜!そんじゃ、朝の会でも始めるか」

湯町「あさのかい〜?」

赤城「朝、定期的に食堂に集まって情報の交換をしましょうって話さ」

赤城「安否確認にもなるし……丁度いいだろ?な?」

198 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 21:32:29.70 ID:ZwzASAzS0


桜木「けど、情報って言っても何もないぜ」

火花井「では我輩から一ォつ!今晩のおかずにピッタリなレシピと大根の大量消費レシピを」

渡良瀬「井戸端会議レベルじゃん……くっだらな……」

龍田「でもいいんじゃない?こういう小さな話を重ねていけば、きっともっと仲良くなれるよ!」

本居「そうですね。龍田さん!」


天照「じゃあえーりの意見だけど、多分救助はもっと後になると思うゾ☆」



敷島「誘拐は位置の特定から犯人の要求確認まで、手順が多い……とテレビドラマでやってました」

赤城「あんまりフィクションとリアルの捜査を混ぜないでくれよ〜」

皆、朝は思い思いに過ごすみたいだね
俺はどうしようかな……やっぱり、誰かと話すのが一番だよね!

↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 21:32:41.89 ID:4B038IPDO
敷島
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 21:32:43.69 ID:HAcBqWTl0
ユタ
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 21:37:18.03 ID:7iiqo5rR0
湯町
202 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 21:50:59.08 ID:ZwzASAzS0


龍田「敷島さん、隣いい?」

敷島「構いませんよ。どうぞ」 

どんぶり一杯のご飯と一緒に、味噌汁を飲んでいた敷島さんの近くに座ってみる
うーん。俺よりも小柄で、おまけに女子なのにこんなに食べられるなんて凄いなあ!

敷島「私は格闘家ですので、食べるのも修行の一環なのですよ」

敷島「莫大なエネルギーを消費するので、その分大量に食べないとやっていけないのです」

龍田「へぇー!小さいのに、凄いんだね!」

敷島「小さい……そう、小さい……」

龍田「ん……?」

何だろう。急に敷島さんの態度が落ち込んだぞ……?

敷島「時々思うのです……もし、格闘家にならなければ私はもっと……」

龍田「わわ、ご、ゴメン!」

敷島「いえ……龍田さまのせいでは……」


目を伏せ、悲しそうな顔をする敷島さん。もしかして傷つけちゃったのかな……!?
どうしよう。何て言えばいいんだろ……!?


1…背が高くなくても大丈夫だよ!
2…背が高い方がよかったの……?
3…自由安価
↓2
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:01:48.43 ID:uXH6amxFO
1
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:02:27.57 ID:S7+434N3O
2
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:04:09.72 ID:HAcBqWTl0
3安易に小さいと言ってごめん 
206 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 22:21:19.95 ID:ZwzASAzS0


龍田「せ、背が高い方が良かったの?」

とにかく、敷島さんが落ち込んでいるのは身長の事だ
もしかして気にしてる事を言っちゃったのかも……罪悪感が背中を過る

敷島「そう、ですね……やはり、格闘技において背丈のハンデは圧倒的です」

敷島「リーチや耐久力の面においても、私は過去の超高校級の方とは劣って見えるでしょう」

龍田「そうなんだ……」

俺は格闘技には詳しくない。けど、敷島さんの言葉は有無を言わせない真実味があった

敷島「ですが……」

龍田「あれ?」 

敷島「私は、その体格のハンデを克服する方法を見つけたのです」

敷島「即ち……一撃必殺、です」


ヒュッと拳が目の前を通る。空気が裂ける様な音が耳をつんざく
ニコニコと笑うその顔が何でかわからないけど怖く感じる……!

龍田「ご……ごめんなさーい!」

敷島「次は気を付けてくださいね」

207 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 22:21:54.07 ID:ZwzASAzS0


敷島さんに謝りながら過ごした……
俺はそんなに気にならない事でも、相手も同じかはわからないよね

龍田「まだお昼まであるかな……どこに行こうかな?」


↓1〜3まで、コンマ反転して数字の高い生徒

208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:22:00.00 ID:7iiqo5rR0
湯町
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:22:00.48 ID:9VKxz2nkO
竜宮
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:22:03.27 ID:3XTHEs1V0
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:22:04.47 ID:S7+434N3O
赤城
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:22:19.82 ID:cR+0ZpdUO
桜木
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:23:26.81 ID:cR+0ZpdUO
これは竜宮になるの?
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:24:38.77 ID:wADBKiU9O
00って100じゃないの?
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:26:09.46 ID:cR+0ZpdUO
どっちだろうって
コンマ大きい方ルールだからその名の通り0と84なのか
それともコンマ100になるのか?
216 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 22:35:02.67 ID:ZwzASAzS0
こっちが勘違いしていたので、>>196の解答は無かったことにしてください
00は100として扱うつもりでしたがそれを伝え忘れたせいでひと悶着起きても面倒なのでもう一度判定をやり直します
ごめんなさいね

↓1〜3までコンマ反転して数字の高い生徒
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:35:24.70 ID:7iiqo5rR0
湯町
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:35:31.70 ID:3XTHEs1V0
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:35:42.10 ID:HAcBqWTl0
ユタ
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:37:07.69 ID:cR+0ZpdUO
00が100なら湯町でいいんじゃない?
また同数で面倒になりそうだし
221 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 22:37:53.34 ID:ZwzASAzS0
同じ数字が出ることも想定外でした
このレスのコンマ反転が奇数なら湯町、偶数なら筧にします
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:43:12.53 ID:7iiqo5rR0
泣いた
223 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 22:53:53.50 ID:ZwzASAzS0

湯町「龍田くん〜おはよ〜」

龍田「湯町さん?何しているの?」

廊下に座って何かを眺めていた湯町さん。ふにゃふにゃとした笑顔を浮かべている
俺には何も見えないけど……何かあるのかな?

湯町「えっとね〜今ね〜占ってたんだ〜」

湯町「次にわたしの所に来るのが男の子か〜それとも女の子かな〜ってね〜」

湯町「結果は男の子だったから〜当たったよ〜」

龍田「凄いね!何でも当てられるんじゃない?」

湯町「何でもは無理かな〜体感で七割くらい〜?」

それでも充分凄い気がするけど……三割しか外れないんだよね?

湯町「せっかくだから〜占ってあげよ〜か〜?」

湯町「当たるも当たらぬも〜龍田くん次第だよ〜」

龍田「本当に!?やったあ!」

超高校級の占い師に占って貰えるなんて、滅多に無いチャンスだぞ!
ええと、ええと……何を占って貰おうかな……!?


1…ここからいつ脱出できるか
2…どんな漫画を描けばいいのか
3…自由安価
↓2

224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:54:30.04 ID:4B038IPDO
1
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:54:42.15 ID:cR+0ZpdUO
あれ?偶数だから筧じゃ…
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:56:19.34 ID:9VKxz2nkO
コンマ偶数なら筧じゃなかったっけ?
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:57:52.69 ID:HAcBqWTl0
コンマ反転なら>>221は43になって奇数になる
安価なら1
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:58:54.39 ID:cR+0ZpdUO
そういうことか
変なこと言ってごめんなさい
229 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 23:04:37.86 ID:ZwzASAzS0


龍田「じゃあさ!いつ出られるのか占ってよ!」

湯町「おっけ〜」

むむむ、と目を閉じて念を込める湯町さん。その顔はいつになく真剣だ
ここからいつ出られるか。それさえわかれば皆も希望が持てるはずだよね!

湯町「……出ました〜」

龍田「本当に!?いつ頃になる!?」

湯町「学園の外は平和そのものだって〜」

龍田「いや、それはそうだよ!それで、いつになったら俺達は外に……」

湯町「そのうちだって〜」

龍田「漠然とし過ぎてない!?」


にへらと笑っているけれど、そんなのアテにならないじゃないか……!
でも、湯町さんも当たるかはわからないって言ってるし……どうなんだろう?

湯町「まあ〜外れるかも〜しれないよ〜?」

湯町「もしかしたら〜外の世界は酷い事になってるかも〜?」

龍田「そっちは当たってほしいかな!」


230 : ◆9cqSF/8EkW0g [saga]:2021/02/02(火) 23:05:15.47 ID:ZwzASAzS0
本日はここまで。やっぱり平日は頭の回転が鈍くなりますね
明日も9〜10時を目処に再開するつもりです
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 23:08:30.25 ID:aNqLiEYwO

あと1回も交流できてないのが赤城、筧、ユタ、竜宮、黒金、氷川だからこの辺を中心に交流していきたいな
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 23:09:10.10 ID:dqQmRJ+VO

私様が黒幕かどうかで外の様子は変わる
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 23:14:56.43 ID:qXlO6IPeO

赤城、筧、竜宮あたりは初期からずっと選ばれてないからそろそろ実ってあげてほしい
あと質問です。本編でいう花火大会やカジノやネイルみたいな一対一じゃなくて何人かのグループでわちゃわちゃするイベントとかってする予定ありますか?小グループでの関わりが見たいと思ったので。
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