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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その7【安価】
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109 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/19(火) 23:24:32.20 ID:BpvbQpuL0
漣「そもそも皐月さんとの関係が曖昧なのがダメなんですよ」
深海綾波「付き合ってるんじゃないんだよな」
漣「体だけの関係ってやつですよ」
深海綾波「ならちゃんと責任取っとけ」
漣「セフレっていうのが背徳的で興奮してたりとかあったりするかもしれませんよ」
潮「……」
漣「どうしました?」
潮「私…皐月ちゃんに告白したの」
深海綾波「なんだよ解決済みか」
潮「ううん……断られたの」
漣「ん?それじゃあもうセフレでもなんでも無いんですか?」
潮「違う……この関係のままでいようって」
漣「ほぉぉぉ…」
深海綾波「なんだそりゃ」
110 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/19(火) 23:31:36.15 ID:BpvbQpuL0
潮「潮が僕に抱いているのは愛じゃない。だからそれは違うよ…って」
漣「それでも体は貸してあげると。皐月さんがえらく大人ですな」
深海綾波「どっちも子どもだと思うぞ」
漣「潮ちゃんをここで突き放せば最悪出て行ってしまいます。そうなれば潮ちゃんは酷い目に遭うでしょうな」
深海綾波「…そうかコイツは」
漣「深海棲艦の完全なチューナーです、我々が守らなければいけないんです」
深海綾波「皐月って奴はそこまで考えてんのか?」
漣「最近の皐月さんを見てるとそうとしか思えません。ちなみに貴女を呼んだ本当の理由は分かりましたか?」
深海綾波「…護衛か」
漣「その通りです、話が早くて助かりますよ」
潮「私……皐月ちゃんに気を使わせて……最低なこと…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/19(火) 23:43:14.57 ID:Y1iGwiaTO
でもまだ愛じゃなくても恋かもしれないだろ?
身体から始まる関係だってあるぜ。うちのあいつらもマジだし…(身を持って体験してる遠い目)
と綾波
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/19(火) 23:44:57.08 ID:bbJjsrWvo
>>111
そのへんは本人と話し合え、最低になりたくないならな
と
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/19(火) 23:45:11.85 ID:Guf/s4vBo
>>111
漣も確かに皐月自身もおっぱいばかりで恋愛経験あると言う話は今のとこ聞いたことがありませんねと
114 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/19(火) 23:52:18.63 ID:BpvbQpuL0
深海綾波「…でもまぁ、体から始まる関係だってあるからな」
潮「体から…」
漣「愛ではなくとも恋の可能性はあります」
深海綾波「うちのあいつらもマジだし……はぁぁ帰るのが本当に嫌だ」
潮「あの!私はどうしたら…」
深海綾波「細かいとこは本人と話し合え、このまま最低になりたくないならな」
潮「…わかりました」
漣「じゃ、一応答えが出たところで帰りますか」
115 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/19(火) 23:55:25.07 ID:BpvbQpuL0
ーー横須賀鎮守府
皐月「…どうしたの?」
潮「あの…これ!」スッ
皐月「……そっか、無くなったと思った下着は潮のせいだったんだね」
潮「ごめんなさい!新しいのを買ってきたから…」
皐月「うん、ありがとう」
潮「皐月ちゃん!それで……」
皐月「どうしたの?」
潮「いきなり付き合うとかじゃなくて…ちゃんと皐月ちゃんと仲良くなりたいから!その…なんて言えばいいのかな…」
皐月「安価」
下2 皐月の台詞や行動など
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/20(水) 00:11:59.04 ID:+ZXnxX4ZO
自分も複雑な距離感を測りかねてたことを話す皐月
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/20(水) 00:12:20.51 ID:7ccLdLXzo
僕もおっぱいしか知らなかったからお付き合いの経験はなくて…あの時はああ言っちゃって
ゆっくり一緒に知っていけるなら…よろしく
118 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/20(水) 00:21:21.56 ID:3ZQe1PgE0
皐月「僕はおっぱいしか知らなかったから、誰かと付き合ったりした経験はなくて…」
潮「そうなの…?」
皐月「あの時はああ言っちゃったけど、ゆっくり…一緒に知っていけるなら…」
潮「…皐月ちゃん!」ダキッ
皐月「うん…いいよ、潮」
潮「んふ、んふふふ…」スリスリ
皐月(これでいいんだ、下手なことを言っちゃうと潮はなにをするから分からないから。前までの僕ならどうだったかな…やっぱり答えは同じだったかな)
皐月(この世界はおっぱいなんだ)
皐月(それが分かって…なんていうのかな悟ったって言うのかな。そうしてから僕の考え方は凄く変わった気がする)
皐月(考え方だけじゃなくて強さも、まるで自分を俯瞰で見ているような感覚だよ)
皐月(今の僕なら深海棲艦の成虫がきても倒せる、倒せない敵なんか居ない)
潮「皐月ちゃぁん……」
皐月(……これから楽しみだよ)
ーー
119 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/20(水) 00:21:50.57 ID:3ZQe1PgE0
これくらいならなんとかいけそうです
多分
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/20(水) 00:29:22.68 ID:+ZXnxX4ZO
おつ
皐月は中枢の胸で真理の扉を開いてしまったのだろうか?
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/20(水) 00:29:49.83 ID:sN3iBs5DO
お疲れ様でした
ご無理だけはしないよう
皐月ってあくまでおっぱいで特定の誰かと付き合うというのは考えにくいイメージ
付き合っても気になるおっぱいがあったら触りに行くんだろうな
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/20(水) 01:03:22.99 ID:Ax3KN1/do
乙
悟りとロリは似ている……?
123 :
◆X87gBrHVzk
[saga]:2021/01/23(土) 19:18:57.45 ID:VDwl70M/0
ーー
皐月「司令官が整備士さんに連絡を取ったら、潮を観てみたいって言われたんだよね」
提督「そうだな…」
皐月「でも一人で潮を行かせるのは抵抗があるよね、だから僕が連れて行こうかなって思ってるんだ」
龍驤「こっちとしては皐月と一緒に行ってくれたら助かるわ」
提督「それも気になる、しかし問題は潮が受け入れてくれるかどうかなんだが…」
皐月「それなら大丈夫、僕の言うことなら潮は聞いてくれるから」
龍驤「ほんまに?それやったらお願いしようかな…」
皐月「僕に任せておいてよ!」
124 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 19:21:55.01 ID:VDwl70M/0
龍驤「…なぁ司令官、最近皐月の様子なんかおかしくない?」
提督「違和感は感じているが、いい方向に変わっていると思っていた」
龍驤「そう言われたらそうやねんけど、なんか引っかかるんよな」
提督「整備士の居る大本営には幹部さんや特務艦達が何人も居る、下手なことはおこらないはずだ」
龍驤「うん…そうやんな、ウチの気にし過ぎやんな」
提督「皐月と潮…か」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 19:32:19.67 ID:FY7k85ovo
安価下
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 19:33:56.87 ID:ho9JCEO6o
皐月とお出かけでるんるんの潮ちゃん
127 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 19:44:42.50 ID:VDwl70M/0
ーー街
潮「皐月ちゃんとデートできるだなんて、とっても嬉しいです!」
皐月「潮の気分転換になればいいって司令官も言ってたから」
潮「私、迷惑かけてばっかりなのに…」
皐月「そんなこと気にしなくていいよ、司令官もいつも言ってるでしょ?」
潮「…うん」
皐月「今日は二人で楽しもうよ、ね?」
潮「皐月ちゃん…!」ダキッ
皐月「もう、デートはまだこれならなのに」
皐月(うん、連れ出すのに成功できたし後は問題ないかな)
128 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 19:47:46.30 ID:VDwl70M/0
皐月「そうだ潮と行きたい所があるんだ」
潮「どこ!?皐月ちゃんとなら一緒に行く!」
皐月「服屋さんだよ、潮には可愛くてお洒落な服を着て欲しいからね」
潮「か可愛い…」
皐月「潮は誰よりも可愛いよ、僕だけの潮だもん」
潮「ん…んふぅ〜」
皐月(あの服屋さんから大本営は近いからね、これで自然に大本営に連れて行けそうでよかった)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 19:55:14.10 ID:ho9JCEO6o
お互いにお互いの似合いそうな服を選んで試着したりして服を選ぶ
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 19:57:40.76 ID:25XpxXA/O
>>129
あえて潮用をかわいい系でせめてた皐月だけど潮が一着だけ自分用にって胸を強調する服を選んだのを自分の為だと察してキュンと来ちゃう
131 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:03:08.83 ID:VDwl70M/0
ーー服屋
潮「どうかな…?」
皐月「うん、やっぱり凄く似合ってるよ」
潮「え、えへへ…嬉しいな」
皐月「気に入ったならそれを買って、次は…」
潮「待って!私も皐月ちゃんに服を選んでみたい!」
皐月「うーん僕はいいよ…」
潮「試着するだけでもいいから、ね?」
皐月「…分かった、せっかくだから着てみようかな」
潮「すぐに持ってくるから少し待っててね!」ダダダッ
皐月「…ここで拒否するのは可哀想だし、まだ時間もあるから大丈夫だよね」
132 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:09:03.69 ID:VDwl70M/0
ーー
皐月「ただでさえ可愛い潮がもっと可愛くなって、僕も満足だよ」
潮「皐月ちゃんも!可愛いなって嬉しい!」
皐月(よし買い物も終わったしあとは…)
潮「……」ゴソッ
皐月「…ねぇ潮、そういえば試着してない服を買ってなかった?」
潮「あ、あの…あれも試着した…よ?」
皐月「そうなの?僕は見てないけど…」
潮「これはね……胸が…強調されるみたいな服で…」
皐月「それって……」
潮「は、恥ずかしいけど……皐月ちゃんの為なら…」
皐月(上目遣いの潮って……)
皐月(ううん違う違う、早く大本営の整備士さんの所にいかなと…)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 20:17:27.00 ID:ho9JCEO6o
大本営の近くに行くために更に近くのカフェで軽くお茶
カップルらしい事した事無いのでらしい事するときめきポイントが溜まってく皐月
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 20:20:15.49 ID:9omfzsiHo
>>133
意識しちゃダメと思うとどんどん意識しちゃう
普段なら気にならないようなあーんでの間接キスとか
135 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:30:44.19 ID:VDwl70M/0
ーーカフェ
潮「服屋さんの近くにカフェがあるなんて…」
皐月「足りないもの鎮守府じゃこうはいかないもんね」
潮「都会って凄いんだなぁ…」
皐月(なんでカフェなんかに入っちゃったんだろう。早く整備士さんの所に行かないといけないのに…)
潮「あのすいません、注文を…」
皐月(…でも大本営に近づいてはいるから問題はないはず。そこまで急ぐ必要もないから…)
潮「……これでいい?」
皐月「あ、え…うん、それでいいよ」
潮「良かった…!じゃあそれでお願いします!」
皐月(こんな楽しそうな潮…初めて見たかも……可愛いな…)
136 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:34:44.82 ID:VDwl70M/0
ーー
皐月「……これって」
潮「カップルで食べるパフェだって!」
皐月「こんなの頼んでたんだ…」
潮「あれ、これ……スプーンが一つ…」
皐月(整備士さんの所に行って……そして…潮が…)
潮「あ……あ…!そういうこと…うう…!」
皐月「……」
潮「皐月ちゃん…」
皐月「…どうしたの?」
潮「あ、あーん……」
皐月「……ん」
潮「あのね!カップル用だからスプーンが一つしかなくて!」
皐月「……甘い」
潮「もう一つスプーン貰おっか…?」
皐月「…ううん、このままでいいよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 20:42:31.58 ID:25XpxXA/O
ゆったりとした時間を楽しんでから退店
それでも潮自身の為だからと整備士の元へ行く
ただ、手を繋ごうと皐月から手を差し出して
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 20:48:54.09 ID:P5ohH5CCo
>>137
139 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:52:22.75 ID:VDwl70M/0
潮「……こんなに時間が流れるのが遅く感じたことのなんて無かった…」
皐月「喜んでくれたら嬉しいな」
潮「皐月ちゃん次はどこに行くの?」
皐月「……」
潮「皐月ちゃん…?」
皐月(潮の為であり……僕たちの為にも…)
皐月「その前にちょっと…寄り道していいかな…?」
140 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 20:57:56.35 ID:VDwl70M/0
ーー大本営、研究室
整備士「確かに潮は僕の負の遺産だね。でも深海棲艦のチューナーきまでした覚えはないよ」
皐月「やっぱり潮は整備士さんの手を離れてから完成したんだね」
整備士「僕は傀儡や核になる部分を作った、それを作りさえすれば色々とできたんだろうね」
皐月「整備士さん、今の潮…欲しいよね?」
整備士「是非とも協力して欲しいな」
皐月「いいよ、そのつもりで潮は連れて来たし。今は幹部さんと話してるみたい」
整備士「こっちとしては有り難いけど、本当にいいのかい?」
皐月「うん……」
整備士「じゃあ彼女は一度解体してデータを取って……」
皐月(これでいいんだ、整備士さんに潮のデータが渡れば僕の考えてることが現実になる……)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:05:40.13 ID:ho9JCEO6o
と言いたいところだけど君のその顔を見るとできないね。タシュケントにも怒られそうだ。
メンテナンスついでに取れるデータは貰うことにするよ。
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:09:26.54 ID:25XpxXA/O
>>141
言われて頬を触って気づく事
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:12:32.91 ID:KUC9HaIDO
一応確認するけれど潮の解体はそちらの提督は知っているのかな?まさか君の独断じゃあないよね?と整備士
あの提督が了承するはずがないと解っていて意地の悪い質問
144 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:15:22.67 ID:VDwl70M/0
整備士「…と言いたいところだけど、君のその顔を見るとできないね」
皐月「え……」
整備士「また女の子を泣かせたってタシュケント君にも怒られちゃうからね」
皐月「僕……泣いて…」ツー
整備士「提督さんから聞いていた話と随分違ったからビックリしたよ、彼女のメンテナンスはちゃんとしておくから安心して」
皐月「……」
整備士「さて、ここからは大人の話し合いをしようか」
145 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:18:33.56 ID:VDwl70M/0
整備士「君は僕に何をやらせたかったのかな?」
皐月「……潮のデータがあれば深海棲艦も作れるよね」
整備士「もちろん」
皐月「イ級なんかじゃなく姫や鬼も…」
整備士「完璧な傀儡を作れるよ」
皐月「……」
整備士「そうか…君はかつての大本営みたいなことをしようとしてたんだね」
皐月「違う!僕はあんなことをしたいんじゃない!」
整備士「そうじゃないの?深海棲艦の傀儡を使って…」
皐月「僕は……深海棲艦との戦いを終わらせたかったんだ」
146 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:23:13.32 ID:VDwl70M/0
皐月「傀儡を作るときに色々混ぜたりできるんだよね?」
整備士「…できるけど?」
皐月「やっぱり…なら深海棲艦の傀儡に爆弾とかを混ぜれるんだね」
整備士「……」
皐月「傀儡でできた深海棲艦は自分が傀儡だとは知らない、だから本能的に海に帰ろうとする」
皐月「帰った先は深海棲艦の巣や拠点がある。爆弾を抱えた傀儡を大量に作れば…深海棲艦は滅ぼせる」
皐月「これに気付いた時…本当に終わらせられるって思ったんだ。深海棲艦との戦いが終われば僕達…司令官も…」
整備士「…そんなことを考えてたんだね」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:26:10.74 ID:+iuVG4rdo
僕もそうだったから解るよ。それはとても合理的な考えだよ、でもそれだけだ
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:29:57.30 ID:ho9JCEO6o
>>147
効率がいい方法だけどその方法は戦うつもりのない深海棲艦も巻き添えになるね。
爆弾を抱えたまま人間社会に溶け込もうとする深海棲艦も出てくるかもしれない。
君はとてもある意味でとても純粋なんだと思う。
だからこそ一人で突き進まず誰かと一緒にいたほうがいいと思うよ。
そんでタシュは貴方もですけどねって思ってる。
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:31:17.10 ID:KUC9HaIDO
>>147
そしてそれは取り返しのつかない憎しみの種を蒔く事になるよ
それに発生のメカニズムすら判っていない深海棲艦を本当に根絶やしになんて出来ると思うかい?と整備士
150 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:37:22.90 ID:VDwl70M/0
整備士「効率が良い方法だけど、その方法は戦うつもりのない深海棲艦も巻き添えになるかもしれないね」
皐月「戦いたくない深海棲艦は別行動を…」
整備士「全員が全員そうじゃないよ、それに人間社会に溶け込もうとする深海棲艦も出てくるかもしれないね」
皐月「あ……」
整備士「僕がその深海棲艦の爆弾を回収することはできる。けどなにかの拍子で爆発してしまう可能性はあるよ」
皐月「……」
整備士「君は純粋で合理的なんだね、僕もそうだったからなんとなく分かるよ」
皐月「整備士さんも…?」
整備士「僕は人間が最も恐れる『死』という概念を克服してしまった。そして純粋であるが故に過ちを犯したんだ」
151 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:43:53.00 ID:VDwl70M/0
整備士「失ってしまったものは二度も戻らない、提督さんにも言われたけど意味が分からなかったんだ」
整備士「でも吹雪を失って初めて分かったよ」
整備士「タシュケント君が死んでしまったらまた作ろうとしか思わない、もちろん僕が死んでもスペアを作れば良いだけ」
整備士「でも吹雪君は…違う。作ろうと思えば作れるけどその気になれない」
整備士「どうしてだかわかるかな?」
皐月「吹雪のことが…好きだった……」
整備士「安っぽい言葉で言えば愛、なんだろうね。僕はその気持ちに気付けずに彼女を狂わせてしまった」
整備士「吹雪君が僕を妄信していることにも気付けなかった、今になって気付けたんだよ」
整備士「君にはそうなって欲しくはないかな」
皐月「……」
152 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 21:45:53.06 ID:VDwl70M/0
整備士「なにかキッカケがあってそう考えるようになったのかもしれないね、そういう時は一人で考え込んじゃいけないよ」
皐月「僕…」
整備士「誰かと話した方がいいんじゃないかな」
皐月「……」
タシュケント「同志、連れて来たよ」
皐月「……潮」
潮「皐月ちゃん…」
整備士「…僕は少し席を外しておくよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:50:01.09 ID:KUC9HaIDO
僕…潮を解体させようと…最低だよね…と皐月
それには答えずねぇ皐月ちゃん
皐月ちゃんの抱えてるものや考えてる事私に話してくれないかな?
私じゃ駄目かな…?と潮
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 21:53:40.64 ID:25XpxXA/O
>>153
手をぎゅっと握ってくれるのを握り返す皐月
皐月は一つの到達点にたどり着いたけど辿り着いたからこそキャパが広がってそこを埋めるものがなかった…とか
155 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:00:24.80 ID:fjqPyvTBO
ーー
皐月「……」
皐月「僕…潮を解体させようと…」
潮「……」
皐月「……最低だよね」
潮「皐月ちゃんの抱えてるものとか考えてる事、私に話してくれないかな?」
皐月「……」
潮「私じゃ駄目かな……?」
皐月「……どうして潮は怒らないの」
潮「怒る理由がないもん」
皐月「……」
156 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:05:35.30 ID:fjqPyvTBO
潮「私の為に泣いてくれた皐月ちゃんに怒るわけないでしょ」
皐月「見て…たんだ」
潮「川内さんもそうだけど私って助けられてばっかりだから、皐月ちゃんがそう言うなら…いいかなって思ったんだ」
皐月「……」
潮「私が死んで深海棲艦との戦いが終わるならそれで…」
皐月「…嫌だ」
潮「……うん」
皐月「潮に…死んで欲しくないよ……」
潮「……皐月ちゃんの手が凄く冷たいよ。せめて…こうやって握って…」ギュッ
皐月「……」ギュッ
潮「…うん」
皐月「……」
157 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:10:04.21 ID:fjqPyvTBO
タシュケント「皐月はある意味で到達、覚醒に近い状態なんだよ」
整備士「覚醒…」
タシュケント「悟ったとでも言うのかな、頭が高速回転して全てが視えるようになるんだ」
整備士「それは全ての艦娘にも起こりうるのかな?」
タシュケント「どうかな、人間だって数十年かかって悟りの域に入れるかどうかって話じゃないか」
整備士「これはまた興味深いね…」
タシュケント「彼女はまだ悟るには早過ぎたんだよ、コントロールできるようになれば本物なんだけどね」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 22:19:55.24 ID:P5ohH5CCo
kskst
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 22:23:31.46 ID:KUC9HaIDO
潮と手を繋いだまま皐月が整備士に聞く
潮はまだ狙われる可能性はあるのか
潮がチューナーと知っている者は他に居るのかどうか
160 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:30:18.79 ID:fjqPyvTBO
皐月「整備士さん」
整備士「もう話し合いは…」
潮「……」ギュッ
整備士「うん、いいみたいだね」
皐月「聞きたいことがあるんだ」
整備士「彼女についてかな?」
皐月「潮はまだ狙われる可能性はあるの?」
整備士「十分あるよ」
皐月「潮が完璧なチューナーと知っている人は他に存在するの?」
整備士「チューナーとしては知っていても、彼女が完成品であるとこは知らない可能性が高いかな」
皐月「…そっか」
161 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:34:00.52 ID:fjqPyvTBO
整備士「どこから情報が漏れるか分からないから、彼女は横須賀に置いておかない方がいい思うよ」
皐月「……」
潮「私が居るだけで迷惑をかけてしまうかもしれないんですよね…」
皐月「大丈夫、僕が守るから…」
タシュケント「よくそんなことが言えたものだと思うよ。今の君なら確かに潮だけは守れるかもね」
皐月「……」
整備士「僕が彼女を預かるのに問題は無いよ、あとは二人と提督さんとで話し合った方がいいんじゃないかな」
皐月「…うん」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 22:43:24.92 ID:P5ohH5CCo
提督と話し合い現状を共有する
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 22:50:37.18 ID:25XpxXA/O
>>162
個人としての考えは二人の意思を尊重したいと
横須賀の提督としての考えでは横須賀の安全、潮自身の安全どちらを考えても大本営にいることが安全だろうと
164 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 22:56:50.27 ID:fjqPyvTBO
ーー横須賀鎮守府
提督「俺としての考えは二人の意思を尊重したいと思っているが、横須賀鎮守府の提督としてはまた別だ」
潮「はい…」
皐月「……」
提督「横須賀の提督としては街の安全、そして潮自身の安全どちらを考えても大本営にいることが安全だ」
潮「そう…ですよね……」
提督「旧大本営派もどこかで見張っている可能性だってある、最悪戦闘になれば被害も出る」
提督「なにをどう考えても大本営に預ける以外に選択肢はないだろう」
皐月「司令官…」
提督「だがそれは横須賀の提督としてだ、決定権は俺自身が持っている」
165 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:00:39.13 ID:fjqPyvTBO
提督「今まで大丈夫だった、だからこれからも横須賀で潮の面倒は見たい」
潮「でも…」
提督「……整備士にハッキリと言われたのも大きいな。潮はまだ狙われる立場なんだ」
皐月「ここは足りないもの鎮守府じゃなくて横須賀…司令官個人の考えは優先されない……」
提督「……すまない、潮」
潮「いいんです……今までが…幸せ過ぎただけですから…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:04:59.62 ID:KUC9HaIDO
だがやはり今更仲間に…家族に犠牲を強いるような事は俺はしたくはないと提督
潮…それにはお前自身にも強くなってもらう必要がある
守られる立場から守る立場になれば話は変わる
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:10:23.68 ID:6boGW2pbO
>>166
まだ潮は秘められたポテンシャルを出しきれてないとも整備士は言っていた
突き詰めればレーダー艦の様にも振る舞えるだろうと
168 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:18:50.32 ID:Q6PgQWmY0
提督「だが今更仲間に…家族に犠牲を強いるような事はしたくはない」
皐月「でも無理だよ…」
提督「無理じゃない。潮自身にも強くなってもらう必要があるが方法は無くはない」
潮「どうすればいいんですか…?」
提督「守られる立場から守る立場になれば話は変わる。潮にはまだ強くなれる可能性がある」
皐月「本当に…?」
提督「整備士がそう言っていた、傀儡を作り出した張本人が言うんだから間違いないだろう」
169 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:22:45.86 ID:Q6PgQWmY0
提督「不知火に秘められた力があったように、傀儡は力を引き出せる。それが潮でもできるはずなんだ」
潮「私が…」
提督「その方法までは分からないと言っていた、だがそれができるなら潮はここに残せる」
皐月「チャンスがあるってこと…!」
提督「レーダー艦のような未知なる力が目覚めてもおかしくはないとも言っていた、全ての艦種になれる潮なら不可能じゃない」
潮「…はい」
皐月「頑張ろう潮!絶対にここで一緒に居よう!」
潮「……うん」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:24:20.52 ID:sBJ+nFeGO
現代艦娘の艤装の技術にヒントがないかあたってみる
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:29:54.69 ID:ho9JCEO6o
>>170
さみだれや遊びに来る富士、つてで蒼龍なんかにもあたってみようって
その一方で潮自身の自力をつけるために皐月達で特訓をつけたり
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:30:59.05 ID:ho9JCEO6o
すいません蒼龍はそうりゅうでした
173 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:36:00.17 ID:Q6PgQWmY0
ーー
富士「うぅ〜ん私の艤装はドローンだけど参考になる?」
さみだれ「私のはサンタさんがくれたやつだし」
潮「見せてもらっても参考にならないかぁ…」
富士「あの潜水艦の子はどう?」
さみだれ「そうりゅうちゃんの艤装って見たことないけどあるのかな?」
潮「うん…話を聞いてくれただけでも嬉しいから…」
富士「力になれなくてごめんねぇ」
さみだれ「色んな艦種になれる方が凄いと思うけどなぁ」
174 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:40:39.79 ID:Q6PgQWmY0
ーー演習場
潮「……やぁっ!」
皐月「いいよその調子!」
不知火「随分と張り切っていますね」
皐月「潮がもっと自力をつけたいって言うから、僕も一緒になって応援してるの!」
不知火「それは素晴らしいですね」
皐月「あ…ごめんもしかして演習場使う予定だった?」
不知火「そのつもりでしたが、一つ試してみたいことができました」
皐月「それって?」
不知火「傀儡の力を使った不知火と潮さんで、演習をしてみませんか」
皐月「それは…危険なんじゃ……」
不知火「危険です、しかしここには皐月さんが居ます。もしもの時は止めてくれますよね」
175 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/23(土) 23:43:15.04 ID:Q6PgQWmY0
潮「どうしたの皐月ちゃん?」
不知火「傀儡の力を引き出すには傀儡をぶつけてみるのは悪くないかもしれません」
皐月「でも…」
不知火「お願いします、不知火もこの力を自分のものにしたいんです」
不知火「潮さんの話は聞きました、皐月さんの為に頑張っているんですよね。不知火は隼鷹さんの為に頑張ります」
不知火「大切な存在を守りたいのは不知火も同じなんです」
皐月「……分かった、危険だと思ったらすぐに止めるからね」
不知火「ありがとうございます」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:52:29.41 ID:ho9JCEO6o
徐々に力を出してく不知火と相対する潮、段々押されていくけど皐月が止めに入るのは待ってと
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:56:00.98 ID:6boGW2pbO
>>176
完全に死角の位置からの攻撃に皐月が危ない!と思ったら潮がふっと避ける
そこからは一進一退が続いて引き分けに
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/23(土) 23:57:54.54 ID:+iuVG4rdo
>>176
皐月を留めるのは隼鷹(見に来た)
信じてやろ〜ぜ〜?と(表情は不安げだが)
179 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:02:12.88 ID:s0aGLYsk0
ーー
不知火「攻撃対象→傀儡」
潮「うぅっ…!」
皐月「頑張って潮…」
不知火「夾叉→追撃」
潮「うぁぁ!」
皐月「……!」
不知火「命中→損害軽微→再追撃」
潮「はぁ…はぁ…っ!」
皐月「潮…」
180 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:06:08.08 ID:s0aGLYsk0
不知火「……」バシュッ
潮「次こそ…!」
皐月「…危ない!後ろから魚雷が…」
潮「……!」ザザザッ
不知火「敵傀儡、回避→攻撃再思考」
皐月「潮、もう…」
潮「止めないで皐月ちゃん!」
皐月「……」
潮「攻撃が当たらなくても、全部避ければ…!」
不知火「……攻撃」
181 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:10:39.96 ID:s0aGLYsk0
皐月(潮は攻撃が見えてる、けど反撃はできていない)
皐月(死角からの攻撃が見えるのは今の僕でもできる、でも潮は僕とは方法が違う)
皐月(潜水艦の能力を使ってるんだ、無意識にソナーを使って後ろを見てる)
皐月(この調子でいけば潮はきっと強くなる、僕なんかよりもずっと)
皐月(でも心配なのは潮が……)
潮「やぁぁっ…!」
皐月「……頑張って潮」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 00:17:30.39 ID:NFBUKZ01O
不知火も攻撃が鋭く精密だけどパターン化してるのに意思を反映しだす
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 00:21:26.81 ID:eZLKnJ2po
>>182
不知火はフェイント挟んだりして潮は攻撃まで移れないけど照準を合わせることまではできるように
演出が終わるとハラハラしてた隼鷹も出てくる
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 00:22:12.04 ID:eZLKnJ2po
演出×演習○
です
185 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:28:42.38 ID:s0aGLYsk0
不知火「……」
潮「…よし!照準が合っ…」
不知火「……」バシュッ
潮「う…!」
不知火「敵…回避……」
潮「まだまだ……!」
不知火「……回避…」
不知火「攻撃が…単純化……パターンに沿って…」
潮「攻撃が弱まった…?残弾が少ないんだ!」ザザザッ
不知火「違う……攻撃が…速度を……」
潮「やぁぁーーっ!!」
186 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:36:01.76 ID:s0aGLYsk0
皐月「そこまでだよ潮」
潮「皐月…ちゃん」
隼鷹「こっちも止めたぞ〜っと」
不知火「し…しら……不知火は…」
隼鷹「全く、無茶し過ぎだって。力はまだコントロールできてないんだろ」
不知火「不知火が……隼鷹さんを…守るんです……」
隼鷹「…皐月はあたしより強いけどさ、考えてること…分かるよな?」
皐月「うん…」
隼鷹「守るって言うなら守られる奴がいる、でもそれだけじゃないんだ」
皐月「今更だけど…わかってきたよ」
潮「私……もっと強くなるから…」
ーー
187 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:36:39.95 ID:s0aGLYsk0
今日はここまでです
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 00:40:54.01 ID:NFBUKZ01O
強くなることが目的にならないように気をつけなきゃなのかな
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 01:06:10.76 ID:eZLKnJ2po
乙です
みんなが仲睦まじく暮らせるようになるといいな
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 01:09:53.39 ID:rUvShamDO
お疲れ様でした
強さにも色々
潮の能力は見える事なのかな
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 01:42:24.36 ID:073F/7JMo
おつおつ
皐月潮の放浪行もあり得たのかなとふと思う
192 :
◆X87gBrHVzk
[saga]:2021/01/24(日) 19:28:35.43 ID:s0aGLYsk0
ーー
霞「皐月と潮の様子は見守るしかないでしょうね」
提督「そうだな…」
霞「潮が強くなるっていう結果は必要だけど、なにより努力しているところを見せつけるのに意味があるの」
霞「昼にレクリエーション室の使用禁止だけじゃなくて罰則も付けた、あなたが変わってきてるっていうのは皆んな気付いてる」
提督「……」
霞「あなたに甘え過ぎていたのよ、頼るのはもちろんだけど甘えと混同してきていた」
霞「他人に迷惑をかけない、本来ならこれが最低限のルールであってモラルであるの」
提督「分かって…いるんだ」
霞「そういうのはもう聞き飽きたわよ」
提督「……」
193 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 19:31:11.57 ID:s0aGLYsk0
霞「もう…ほんとにしょうがないわね、もうすぐ父親になるんでしょ」
提督「霞…」
霞「私に甘えてくれるのは嬉しいけど、入院したらそうはいかないのは分かってる?」
提督「…もちろんだ」
霞「近いうちに入院するんだし、父親としても提督としてもちゃんと頑張りなさいよ」
提督「あぁ…」
霞「はぁ…お姉様と龍驤さんにはよく言っておいた方が良さそうね」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 19:36:56.71 ID:GiHLfdq2O
そういう事を罰則にしたはいいが、一番心配な白露達は従っているのか様子を見に行く
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 19:47:45.32 ID:073F/7JMo
>>194
白露を呼んで聞き込み
196 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:02:20.16 ID:s0aGLYsk0
ーー
白露「話ってなぁに?」
提督「あぁ、白露達に聞きたいことが…」
村雨「どうせあのことじゃないの?」
時雨「それしかないよね」
春雨「じゅるっ」
提督「…察しはつくだろうがそういうことだ」
白露「心配になる気持ちは分かるけど、だって一番危険だもんね」
村雨「危険というか罰則を破りそうってことよね」
時雨「日頃の行いが悪いもんね」
197 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:08:09.84 ID:s0aGLYsk0
白露「守ってるかって言われたら微妙かな」
村雨「この鎮守府ではちゃんと守ってるわね」
時雨「シたくなったら外に出るもんね」
春雨「外に出す!?中で問題ありませんよ!」
提督「……鎮守府内で守っていてくれるならそれでいい」
白露「特務艦だから別に従う必要は無いけど、提督さんの顔を立ててあげないとね」
村雨「本当に顔を立てるなら昼間も我慢すればいいんでしょうけど」
時雨「それは無理だもんね」
春雨「早く、早くシましょう…」
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 20:12:31.93 ID:rUvShamDO
白露達から見ればここは仕事場
普通なら仕事場で盛るのはあり得ないと思っていたと語る
提督の中には自宅から鎮守府に出勤している者も居るという話を聞かされる
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 20:15:32.59 ID:bAd6ig7IO
他の娘たちの話を聞くと回数が減ったぶん1回の質が高まったので逆にいい効果があった様子
性の求道者として白露型が実践できないのはプライドに関わるとも考え出す
200 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:22:31.88 ID:s0aGLYsk0
ーー執務室
提督「皆んなにも話を聞いてみたが、悪くない印象だった」
龍驤「回数が減った分濃厚になったって…加賀もよう言うわ」
提督「その意見は俺も聞いたな」
龍驤「…不満が無いんやったらええけど」
提督「霞にも言われが甘えと混同していた、それに皆んなも気付いてくれたのかもしれない」
龍驤「とうとう禁止になったか…くらいに思ってくれてるのが一番やけどね」
提督「重く捉える必要は無いんだ、そもそも昼間にあんなことをする方がおかしいからな」
201 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:26:44.27 ID:s0aGLYsk0
ーー
白露「白露型集合〜〜」
村雨「どうしたの?」
時雨「外出するんじゃなかったっけ」
春雨「ふぅ……我慢…できない……」
白露「提督にはああ言ったけどさ、やっぱり最近物足りないよね」
村雨「それはそうだけど仕方ないわよ」
時雨「迷惑をかけるわけにもいかないしね」
白露「それは提督さんにだよね。ここに居る艦娘は…」
村雨「ちょっと…本気?」
時雨「誰かターゲットでもいるの?」
春雨「はぁはぁはぁはぁ…!」
202 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:30:30.56 ID:s0aGLYsk0
白露「性の探求者としてやっぱり原点に立ち返らないと」
村雨「…懐かしいわね」
時雨「監査だって言って艦娘を襲う。よくやってたなぁ」
春雨「んはぁっ!!」
白露「提督さんにバレないように隠密にね。騒がれそうになったら春雨を使おう」
春雨「スープは…いつでも出せますよぉ……」ビクビクッ
白露「よし…早速イってみよう、一番は誰かなぁ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 20:43:45.24 ID:rUvShamDO
とりあえず独り身で欲求不満そうなのを探してみる
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 20:47:18.99 ID:eZLKnJ2po
最初に出会った由良に邪な気配や視線を察知察知される
今の状況を逆に良い結果変えれないようでは二流と言われて琴線に触れる3人
それから命令だから漫然にではなく次の一回を意識して我慢して解放すると春雨も満足
由良自身いたす時は間が開いてるからこそわかってた
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 20:47:59.63 ID:GiHLfdq2O
物色中そういえば時雨と付き合ってる最上はこっちに来ないのシェアしようよ等と雑談する
206 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 20:58:20.91 ID:s0aGLYsk0
ーー
由良「…」
白露(由良か…)
村雨(相手にするには手強いわよ)
時雨(あの体には興味あるけどなぁ)
春雨「……」
由良「…貴女達」
白露「ん、どうしたの?」
由良「なにを考えてるの」
村雨「ナニって…」
由良「変なことを考えてるのはすぐ分かる」
時雨「一筋縄ではいかないか…」
207 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 21:02:47.91 ID:s0aGLYsk0
由良「強姦は罪」
春雨「スープを飲んでもらうだけです!」
由良「この状況を良い方に変えれないの」
村雨「変えるも何も…」
由良「できないのなら二流」
白露「なにも知らない人に言われたくないけど」
由良「分かるわよ」
時雨「嘘はよくないと思うな」
由良「私には夫が居る」
村雨「それは知ってるわよ」
由良「そういう術もあるのよ」
白露「……」
208 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/01/24(日) 21:08:13.00 ID:s0aGLYsk0
由良「機会が少ないならそれを利用する」
由良「そう考えられないのなら二流」
白露「…へぇ」
由良「そこの桃色にも我慢を覚えさせなさい」
春雨「あっはぁ!!その視線も興奮するぅぅぅ!!」
村雨「…どうする?」
時雨「そこまで言われちゃ、ね」
白露「…あたしを怒らせたことは覚えときなよ」
由良「そう」スタスタ
白露「……」
村雨「ここで本気で怒るところが本物なのよね…」
時雨「僕も否定はしないよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
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