【アクダマ】ダンガンドライブ(あんこスレ)【ロンパ】

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1 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/12(火) 07:50:24.41 ID:QT4oKH+JO
・アクダマドライブとダンガンロンパシリーズのクロスオーバー


・両作品のネタバレを含みます

・(視点)主人公はオリジナルの希望ヶ峰学園生を作成します

・明記が無い限りは>>1のコンマ1桁で基本的に進みます



遥か昔、カントウとカンサイの間で戦争が起き、世界は分裂した

カンサイはカントウの属国となり、独自の発展を遂げていった

しかし、政治と警察力は衰退し、犯罪が横行

その犯罪者をアクダマと呼ぶ?──

高度に発達しながらも歪んだ社会

その中で、カンサイの一等地にかの学園は存在していた

名を希望ヶ峰学園──


まずは主人公の性別

奇数で男
偶数で女

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1610405424
2 : ◆EfsAJzy9aU [sage saga]:2021/01/12(火) 07:54:01.03 ID:Z9uX4L4bO
性別は男

希望ヶ峰学園の……

1在校生(16歳)
2在校生(17歳)
3在校生(18歳)
4在校生(16歳)
5在校生(17歳)
6在校生(3ダブ)
7卒業間近(18歳)
8卒業生
9予備学科
0あっ
3 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/12(火) 07:57:16.84 ID:Z9uX4L4bO
性別は男
希望ヶ峰学園在校生の18歳

超高級の才能は何?
安価↓3くらいまで

基本キャラメイクはこれで終わりでスタートは夕方くらいからになります
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 18:43:44.65 ID:EHzR/k6FO
Vtuber
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 18:56:48.60 ID:EzlNdrWqO
超能力者
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 19:06:32.14 ID:ZtANJdkqO
霊能力者
7 : ◆EfsAJzy9aU [saga sage]:2021/01/12(火) 21:33:45.55 ID:Vyd04VDR0
超高校級の……

1Vtuber
2超能力者
3霊能力者
4Vtuber
5超能力者
6霊能力者
7Vtuber
8超能力者
9霊能力者
0十桁目で上記判定。00は振り直し
8 : ◆EfsAJzy9aU [saga sage]:2021/01/12(火) 22:54:07.44 ID:Vyd04VDR0
性別は男
超高校級の超能力者の18歳

超能力って言っても範囲が広すぎかな…と思ったので
どういう系統が得意?

1サイコキネシス
2予知能力系
3時間操作
4サイコキネシス
5予知能力系
6時間操作
7サイコキネシス
8予知能力系
9時間操作
0それでもやっぱりオールラウンダー
9 : ◆EfsAJzy9aU [saga sage]:2021/01/12(火) 23:02:55.84 ID:Vyd04VDR0
性別は男
超高校級の超能力者の18歳
オーソドックスにサイコキネシスト
もっと細かく分類とか出来る?まあいいや

本編更新は用事済ませてからもう少し後で
10 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 01:25:03.38 ID:Dv6bWW/l0
──希望ヶ峰学園とは、あらゆる分野において秀でた才能を育成する特権的な教育機関である。

その存在は、カントウとカンサイの間に起こった戦争以前より確認されている、とても歴史のある学園だ。

戦争の影響もあるのか一時的に廃校にまで追い込まれた事もあった様だが、時がそれを解決し、今ではカントウに本校、カンサイのキタ区に分校を構えるまでに至っている。

遥か昔に起こったという戦争は未だ、土地に、社会に、人間に──あらゆる爪痕を残してはいたが、それでも人々は享受をし、あるいは目を背けながら日々を生き長らえていた──。

──いや、もしかしたら、抗いながらも前に進もうとする人間も、何処かにはいるのかもしれない。
11 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 01:25:52.98 ID:Dv6bWW/l0
超能力者の一人称は

1僕
2俺
3ボク
4オレ
5ぼく
6おれ
7僕
8俺
9私
0私(男の娘)
12 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 01:29:26.78 ID:Dv6bWW/l0
カンサイは治安があまりよろしくない土地だ。

カントウの手により復興はしたものの、特にミナミ区の辺りは犯罪ばかりのバラック街と化している。

俺のいる、希望ヶ峰学園カントウ校は比較的治安の良い一等地にあるキタ区に存在し、その生徒達の殆どは衣食住が保証され娯楽面も充実した学園の領域から踏み出そうとしなかったが──俺の場合は違った。

何故かと言えば……


「待ちやがれこのクソアクダマがぁ!」


突然の後方からの怒号に俺は振り返った。

見ると男二人が追いかけっこをしている。

聞こえた声は後方の男のもののようだ。


「どいたどいた!」ドンッ


前方を走っていた男がぶつかってくる。

そのすれ違い様、手に持っているものが視界に映った。

財布だ。どうやらスリの現行犯らしい。

というか、今のどさくさに紛れて、俺の財布も盗られたのはすぐにわかった。


「へへっ、まいどありー」

「……はぁ」


やっぱり今日もここはこんな様子だ。

よくある光景。見慣れた光景。

小さなため息と同時に、俺はそれをつい他人事の様に眺めてしまう。

……がそれも束の間、その視線の先に俺は集中した。

一般の人の前では軽々しく自分の『能力』を使ってはいけないとセンセイ方から言われているが、このケースはまあ仕方が無いだろう。

だって──あれは一般人ではなく、『アクダマ』だ。


「ぶえっ!?」バタンッ

逃げていこうとしたスリはその場で急にこける。

何も無い場所で突然足を取られた事に不思議がっているが……そうしている間に警護ロボがアクダマの前までかけつけてきた。
13 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 01:48:19.52 ID:Dv6bWW/l0
警護ロボ「ケイコク! アナタハ セットーノ ツミヲ オカシマシタ! スミヤカニ トーコー シナサイ!」

「はあ!? もう警護ロボが来たのかよ。クソ……おれなんか見逃せよ、このカンサイにはもっと悪いアクダマいるだろうが!」ジャキッ


転んでいたアクダマはすぐに体を起こし、警護ロボの前に懐に隠し持っていたナイフを突きつける。

俺は今度はそのナイフの方に視線を集中させる。

するとアクダマの手にあったナイフはぴょいっと警護ロボの方へ飛んでいった。

「へっ!?」

ナイフをキャッチする警護ロボ。

「ケイコク オトナシク トーコー シナサイ」

「えっ……う……」


後には引けないがかと言ってそこからどうする事も出来ないアクダマは少しだけ固まってから大きく頭を下げた。


「サーセンした! トーコーします! パクった財布もお返しやす!」

警護ロボ「ヨロシイ アナタノミガラヲ コーソクシマス」

「じゃあ、これを……あれ? ひとつしかない……」


思っていたよりも大事にならなくて良かった。

俺は自分の財布をポケットにしまい直して、その場を去った。
14 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 02:09:37.86 ID:Dv6bWW/l0
──俺は、希望ヶ峰学園の超高校級と言われる才能の持ち主の一人である。

その才能は『超能力』

学園での俺の肩書きは『超高校級の超能力者』である。

今の世間にとってはフィクション的なあまり馴染みの無い才能なので、安易に使うと驚かせる事もあるし、言っただけでは信じて貰えなかったりする能力だ。

得意とするのはサイコキネシス──念動力というやつである。

手を使わずとも自分の意思で物を動かしたり出来るとかそういうあれだ。

ただ生活している分にはせいぜいテレビのリモコンを取ったりだとか楽する為の能力でしか無いのだが、犯罪者の溢れるカンサイの街中へ出ると、これが自衛に役立ったりもする。今の様に。

そう。アクダマを転ばせたのも、ナイフを飛ばしたのも全部俺の能力によるものだ。

俺の才能は、この犯罪が横行する社会にはおあつらえ向きのものなのかもしれないな──。

通りを歩きながらふとそんな事を考えていた俺は、パァーンという音と共に周りが明るくなった事に気付き顔を上げた。
15 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 02:21:42.37 ID:Dv6bWW/l0
超能力者「シンカンセンか……」


高いレールの上を七色のプリズムが横切っていく。


シンカンセンはカンサイからカントウへ繋がる唯一の存在だ。

その明確な全貌を、俺たちカンサイ人が知る事は無い。

ただこうやってプリズムが行ったり来たりするのが時折目に入るだけだ。

しかし、その神々しさや神秘性からか、カンサイの人々にとっては神聖な信仰の対象でもある。



一桁 超能力者のシンカンセンに対する信仰の度合い
二桁 カントウに対する興味や執着の度合い
16 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 02:50:33.61 ID:Dv6bWW/l0
シンカンセンへの信仰度7→人並み以上
カントウへの興味や執着37→低め


超能力者「シンカンセン様、シンカンセン様……」


俺は周りの人間と同様に、手を合わせ目を伏せて頭を少し下げた。

今の若い人間はこうしてシンカンセンを拝む事も段々しなくなってきているなんて話も耳にはするが、そんな事は嘘の様に道行く人々は一同足を止めてシンカンセンに頭を垂れていて、それが当たり前だと俺自身も思っていた。

俺の才能もでたらめ扱いされる事も少なくないせいなのか、こういった神秘とされるものにちょっとした親近感の様なものも覚えるのだ……などと言ったら不敬かもしれないが、とにかく、俺はこうしてシンカンセンの通っていく光や空気を感じるのが結構好きだったりする。

学園の敷地からこうして良く外を出歩く理由のひとつがこれだ。

まあ、シンカンセンで向かうとされているカントウの事などにはそこまで興味は無かったりするのだが。

希望ヶ峰学園を卒業したらユートピアであるカントウへ行ける事は約束されたも同然などと言われても嬉しいともあまり思わなかったし。

さっきも思った通り、俺の才能はこの土地に合っていると感じているのが原因かもしれない。
17 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 03:12:13.12 ID:Dv6bWW/l0
超能力者「……さてと。時間はまだ大丈夫か」

ケータイで時刻を確認する。

学園の寮の門限まではまだ余裕はある。


1たこ焼き
2たこ焼き
3たこ焼き
4殺人鬼
5たこ焼き
6たこ焼き
7たこ焼き
8たこ焼き
9殺人鬼
0あっ
18 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 03:35:59.58 ID:Dv6bWW/l0
超能力者「さっき力も使ったし……お腹空いたかもな」グゥ


まあそこまで大した事はしてない筈なのだが、俺の欠点はともかく燃費が悪い事だった。

力ら使えば使う分だけ腹は減るし、逆を言えば食べれば食べた分、力として変換出来る。……と、自分では思っている。

もしかしたらただ食い意地が張ってるだけなのかもしれないが……仮にそうだとしたら、それはきっと学園で出来た友人のせいかもしれない。


超能力者(……元気にしてるかな。あいつの作ったたこ焼きは本当に最高だった)

超能力者(って、ホントにソースの香りがする)スンスン

超能力者(……たこ焼き屋!)タッタッタッ


匂いにつられた犬の様にそのたこ焼き屋に真っ直ぐと足は向かった。

……おっと、どうやら先客がいる様だ。


1知らない人
2知らない人
3知らない人
4知らない人
5知らない人
6知らない人
7知らない人
8見たことあるかも?
9顔見知り
0仲良し……?
19 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 04:02:22.20 ID:Dv6bWW/l0
超能力者「たこ焼きひとつお願いします」

おばちゃん「はいよ。500イェンね」

超能力者(決済は……っと、ここはハンコでの電子決済は不可ね。やっぱりこの辺で食い歩きするなら別に現金は持ってて正解だな)ゴソゴソ

超能力者(……ん? 先客のお兄さん……なんか何処かで……)

?「……」ジロッ

超能力者(やべっ。怖い顔で睨まれた)フイッ

超能力者(うーん……でも何処で見たんだっけ……?)



?「すみませんたこ焼き一つください!」

おばちゃん「はいよー。500イェンね」

おばちゃん「最初のお兄さんはお待ちー」

?「……」チャリン


超能力者(俺の後ろにまた一人客が並び、それと同時に先客のお兄さんの分が出来上がって会計が行われた。

チャリン

その時……お兄さんのポケットから500イェン玉が落ちたのが見えて……



奇数で咄嗟に能力を使用してしまった
20 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 07:47:51.72 ID:Q02Mmi6XO
地面に落ちたお金は俺が拾うよりも先に、俺よりも近くに落ちた後から来ていたお客のお姉さんが拾って、去っていこうとするお兄さんに渡そうとしていた。

その間に、俺の分のたこ焼きも出来上がって、会計を済ませて商品を受け取り、食べながら俺はなんとなくそのやり取りを眺めていた。



女「あのっ、落としましたよおカネ!」

男「……」モグモグ

女「あの……」


お兄さんの方は聞こえていないのか無視しているのか、自分のバイクに跨りながらただたこ焼きを無言で食べている。


男「……」モグモグ

女「あの……?」

男「……」ゴクン

男「落ちたカネは縁起が悪い」


超能力者(は?)

女「……は?」


バイクのお兄さんに対する俺とお姉さんの反応は一緒だった。
21 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 07:48:21.30 ID:Q02Mmi6XO
男「」ポイッ

女「あっ! ダメですよ! ゴミはゴミ箱に……」

男「」ヴィーン

女「はっ、ちょっ、ちょっと!」

超能力者(行ってしまったな……)

おばちゃん「お姉さんできたよー!」

女「あ……」

女「……」

女「」タッタッタッ

女「じゃ、ハンコで……」ゴソゴソ

おばちゃん「おっとお姉さんウチは現金のみだよ!」

女「えっ、いまどき!?」

おばちゃん「あぁん!? アンタまさか文無しかい!?」

女「そっ、そんなわけないです!」

おばちゃん「じゃあ、早く払いなよ!」

女「う……」

女「……」


お姉さんはさっき拾ったお兄さんが落とした500イェンに視線を落とす。

そして、それをぎゅっと握りしめた。


女「あっ、あのっ、私いま現金が無いのでちょっと待ってて貰えますか? すぐにおろしてくるので……」

超能力者「……」モグモグ

おばちゃん「あ!? そんな事言って逃げる気だろ! この辺のやつらはみんなそうさ! アタシを甘く見るんじゃないよ!」

超能力者「!」


1ちょっとまって!
2たこ焼きうめぇ
3ちょっとまって!
4たこ焼きうめぇ
5ちょっとまって!
6たこ焼きうめぇ
7ちょっとまって!
8たこ焼きうめぇ
9ちょっとまって!
0なんで払わないの?
22 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 15:12:27.61 ID:UssFoNnnO
超能力者「なあ、そこのお姉さん」

女「え、は、はい?」

超能力者「どうして払わないの?」

女「えっ!?」ビクッ

超能力者「いや、そこにお金持ってるじゃん」

超能力者(拾ったものだけど)

女「これは……」


お姉さんは口ごもっていたが、握っていた500イェンに視線を落とした後、俺に向けてはっきりと言った。


女「これは、返さなければいけないおカネなので」

超能力者(……返したいにしても、一度立て替えて使うくらいいいと思うけどな。500イェン程度なら)

超能力者(というかお兄さんも、もう何処に行ったのかわからないのに)

超能力者(うーん……まあ、でも、見た目よりもそういうところに関して頑固なお姉さんだったりするのかな。……仕方ない)ゴソゴソ

超能力者「おーい、おばちゃ……」


こちらから声をかけてしまった手前、放っておく訳にはいかなくなった俺は、お姉さんの分のたこ焼きの代金をこちらで立て替えようと、自分の財布に手を伸ばした。

だが……


ファンファンファンファンファン


超能力者・女「え?」

おばちゃん「おまわりさん! こっちだよ!」

警察「ご協力感謝であります」

超能力者・女「え??」

おばちゃん「なんだい! お兄ちゃんもグルだったんかい!?」

警察「さぁ、大人しく投降しなさい」ガシッ


超能力者・女「え???」


バタン バタン

超能力者・女「え????」

ファンファンファンファンファン


女「な……」

超能力者「……」

女「なんでぇ!?」


超能力者(たこ焼き屋のおばちゃんは見ないうちに110番通報していたらしい)

超能力者(あれよあれよという間に、俺はいつの間にか、何故かお姉さんと一緒に、カンサイ警察のコウリュウ場まで連れてこられていた……)
23 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/13(水) 15:13:22.18 ID:UssFoNnnO
一方その頃……


「……。拒否権はなしか」



「はん! どこのどいつか知らねーが、この俺に腕試しだと? おもしれぇ!」



「……ふーん。ゲームか。……興味深い」



「たいそうな内容ね。ま、ヒマつぶしにはちょうどいっか」



俺と、そしてこのお姉さんの運命を変える出来事は、俺たちの知らない所で着々と進み始めているのだった……



女「……おウチかえりたい」
24 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/14(木) 13:05:27.96 ID:wkzhhSma0
女「はぁ……なんでこんな事になっちゃったかな……」

超能力者「あの。なんか、その、……すんません」

女「え? いやっ、あなたのせいではないですよ!」

女「えーと……学生さん?」

超能力者「えっと、まあ、はい」


1制服
2私服
3制服
4私服
5制服
6私服
7制服
8私服
9制服
0制服(予備学科)
25 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/14(木) 13:32:44.16 ID:wkzhhSma0
超能力者(そもそもが学園の敷地外へ出たがる事は少ないのではあるが、基本希望ヶ峰学園の本科の生徒は制服を着て学園外を出る事を禁止している)

超能力者(よって今の俺は私服にスニーカー、ボディバッグの中にハンコと僅かばかりの現金の入った財布とかちょっとしたものを入れているという格好だ)

超能力者(予備学科の生徒はその限りではないらしい……というのは、こうして外を出歩く様になってからだが、理由は知らないし考えた事も無い。まあどうでもいい事だろう)



女「じゃあ、おうちの方が心配しちゃいますね。ごめんなさい」

超能力者「お姉さんが謝る事じゃ……でも本当に災難だったというか、なんというか」

女「うぅ……わたし今日もキッチリ定時でお仕事あがったのに……たこ焼き食べたかっただけなのに……」ブツブツ

超能力者「そういえばお姉さん、たこ焼き食べ損ねてるね」

女「そうなんですよ! 思い出したらお腹が……」グゥ

超能力者(持ってたお菓子は全部食べちゃってたっけ……?)ゴソゴソ


1ある
2ない
3ある
4ない
5ある
6ない
7ある
8ない
9ある
0おべんとうばこ


26 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/14(木) 13:53:53.28 ID:wkzhhSma0
超能力者「……ごめん。何も無いや」

女「だ、大丈夫! 大丈夫ですよ!」

女「今はそれよりも誤解をとかないと!」

超能力者「それもそうか」

女「なのでちょっと話してきます!」タッタッタッ

超能力者「あ、俺も俺も」タッタッタッ



超能力者(カンサイ警察のコウリュウ場はロビーの様な場所に同じく警察に連れてこられたのであろう強面の人たちが長椅子に腰掛けて溜まっている状態で、そこに通話ロボのおかれた窓口がいくつかありそこで署員と話が出来る様だ)


通話『あ、貴方は確認取れたので大丈夫よ。解放するからちょっと待っててね』

超能力者「あ、マジ?」

女「えっ」

超能力者(まあ、俺はきちんとお金払ってたからね)

女「私も無実です! たこ焼きのお金を払う気はあったんです!」

通話『なるほどね。あなたの言い分はわかったわ』

通話『でもさ、あなたは500イェンを持っていた訳でしょ? なんで払わなかったの?』

女「こ、これはわたしのじゃないんです! だから……だから、ちゃんと持ち主に返さないといけないおカネなんです!」

通話『あのね、おカネを持っていて払わないのは立派な詐欺罪だから』

女「う……」

超能力者(揉めてるが……既に話の輪から外れてしまった俺にはどうする事も出来ないかもしれない)


1指名手配
2指名手配
3指名手配
4電光掲示板
5指名手配
6指名手配
7指名手配
8指名手配
9電光掲示板
0メール
27 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/14(木) 15:16:55.39 ID:wkzhhSma0
超能力者(取り残された俺の視線はなんとなく外れて周りに向いた)


超能力者(コウリュウ場内には様々なアクダマの指名手配情報がスクリーンされているのが目に映る)

超能力者(特に目を引いたのは、S級クラスのアクダマの情報だ)

超能力者(どの誰もが推定懲役を3桁は超えているという信じられない連中だ)

超能力者(つい先日、史上最悪のアクダマ、推定懲役967年の殺人鬼が捕らえられたと話に聞くが、ここに載っている連中もそれに近しいとんでもないアクダマなのだろうか。たとえば……)

超能力者(──『喧嘩屋』赤いドレッドヘアーの厳つい顔の男。年頃は三十半ばくらいだろうか。推定懲役348年)

超能力者(『医者』ウェーブのかかった髪をサイドでシュシュで縛りメガネをかけた女性。年齢は若く見えなくもないがミステリアスな雰囲気がそれをわからなくしている気がする。バストアップ画像なのでこれは想像だが、白衣を羽織ってはいるものの胸元の露出が多めなので全体的に際どい格好をしていそう。推定懲役432年)

超能力者(『ハッカー』青と黒の帽子を被り、左目に眼帯をしている、薄茶色の毛先が少し跳ねた髪の、多分俺とそんなに歳は変わらない十代くらいの少年。情報によるとサイバーテロリストらしい。この若さで推定懲役589年)

超能力者(そして──)


超能力者「あっ……!?」


超能力者(俺は……そこに映っていた顔の男の全体像を、そこに映っている画像よりも詳細に知っていた)

超能力者(フード付きの灰色パーカーにレザージャケットを羽織り、レザーのパンツに黒いブーツ、左足にはホルスターを付けていて)

超能力者(……たこ焼き屋の代金を払っていた右手は……機械の義手だった)

超能力者(記憶にひっかかていた正体。それは……)



超能力者「──『運び屋』推定懲役745年」

超能力者(そうか、そうだよ! 前にちらっと見たアクダマの手配書で見た顔だったんだ! いやぁ、やっとスッキリした!)

超能力者(しかし、そんなに悪い人には見えなさそうだったけどアクダマだったとはね……今日はアクダマとよく接触する日だな)



通話『ねぇ、あなたさぁ』

超能力者(……?)

通話『本当は詐欺師とかなんじゃないの?』

超能力者(……え?)

女「ち、ちがいます! わたしは詐欺師なんかじゃありませ……」

超能力者(そして、通話している署員とお姉さんの会話に一瞬気を取られたその時……)


バリンッ!


超能力者「──!?」

女「!? なっ……わっ!」


超能力者(突然真後ろの窓ガラスが割れて、何故か鉄クズと化した警備ロボがそこに散らばっているのが見えた)
28 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/14(木) 15:45:17.83 ID:wkzhhSma0
超能力者「な、なんだ!?」

女「あれは……アクダマ? なんで自分から警察署に向かってきているの?」

超能力者(割れた窓の外を見ると、一人の男が警備ロボや署員を相手に暴れているのが遠目で見える)


「こんなゴミロボ集めても仕方ねぇぞ! もっとおもしれぇやつはいねぇのか!」ブンッ


超能力者「えっ」


ガシャーン!


女「うぎゃー!」

超能力者「……!」

超能力者(再び、警備ロボの残骸が窓に突っ込んでくる)

超能力者(それがお姉さんに当たりそうになったのを見て俺は咄嗟に力を使ってそれを防いだ)

超能力者(運動エネルギーを持っていた残骸はピタリと止まりその場にガシャンと落ちる)

女「……? わたし、なんともない……?」

超能力者「……」ホッ

超能力者(お姉さんはその場にしゃがみこんで頭を抱えるようにして守っていたので、俺が才能を行使していた場面は見ていなかったみたいだ)

超能力者(二つの意味でほっとする)


女「……あれ?」

超能力者「?」

女「猫さん……?」

超能力者「猫?」

超能力者(警察署内に猫とは? しかも、今はこんなに荒れに荒れて他にもコウリュウ場にいた筈の人間すら散り散りになっているのに)

超能力者(そう思ったが……お姉さんの視線の先には確かに、猫がいたのだ)

超能力者(首輪を付けた黒猫)

黒猫「……」

黒猫「……」タタッ

女「……!」

女「待って! 猫さん!」ダッ

超能力者「えっ、ちょっと!」

超能力者(何故か署内に向かって走っていく黒猫に、何故かその黒猫を追い掛けていくお姉さん)

超能力者(さっきから一体なんなんだよ──!)


1追いかける
2外
3追いかける
4外
5追いかける
6外
7追いかける
8外
9追いかける
0メール
29 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 15:31:07.59 ID:ioW1J5CN0

……

「競合相手? 面白い。本当に正面からいくバカがいるのか。おかげでいい目くらましになった」

「さて……行こうか。ゲームスタートだ」



……

「フフ……馬鹿が騒いでくれると話が早くていいわね」



……


署員「くっ……なんて馬鹿力のアクダマだあの野郎!」

署員「このままでは侵入を許してしまうぞ……まったく今日はなんて日だ」


ガッ

ヴィーン


「あ? なんだありゃあ。バイク便か?」


ザザザザッ


「チッ……工夫のねぇ止まり方だな」

「おい! てめぇ、俺より先に行くんじゃねぇよ!」

「……。クソが」


ヴィーン


「なっ……誰がクソだゴラァ!」ダダッ



……


黒猫「……」タタッ



女「猫さんどこー?」



超能力者「くそっ……お姉さん、待てってー!」
30 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 15:32:33.41 ID:ioW1J5CN0
……


署員「署長!」バンッ

署長「騒がしいぞ! 一体何事だ!?」

署員「アクダマです! 超S級のアクダマが署内に侵入してきました!」

署長「な、なんだと……!?」

署員「全ての警備を突破してセントラルエレベーターに向かっているそうです!」

署長「つまり……アクダマの狙いは……」



署長「地下最下層牢獄に収監している、『殺人鬼』か……!」



……


超能力者「お姉さーん! ……ちくしょう! 何処だ!?」


1女
2制御ルーム
3セントラルエレベーターホール手前
4女
5制御ルーム
6セントラルエレベーターホール手前
7女
8制御ルーム
9セントラルエレベーターホール手前
0黒猫
31 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 15:39:48.29 ID:ioW1J5CN0
超能力者「……あ! いた! お姉さん!」ダッ

女「え? 学生さん! どうしてここに?」

超能力者「それはこっちの台詞! なんでこんな危険そうな場所まで行くかなぁ……」

女「それを言うなら黒猫さんもですよ! 早く見つけて安全な場所まで連れていかないと……!」

超能力者「はぁ……まったく。じゃあ、俺も手伝うから、急ごう!」

女「ありがとうございます!」

超能力者(……うーん)


非常事態なので才能を行使するか

奇数で使う
偶数で使わない

ゾロ目だと……?
32 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 17:09:30.76 ID:4r1LdWqsO
超能力者(このお姉さんは一般人っぽいけど……状況が状況だ。それに、グズグズしてたら本当にあの猫も危ないかもしれない)

超能力者(……背に腹はかえられない、か)

超能力者「あの、お姉さん」

女「はい?」

超能力者「乗り物酔いとかする人だったら、ごめんなさい」

女「え」

超能力者「……」ヴン

女「……え? えっ!?」

超能力者(正直、他人相手に使った事があまり無いけど……まあなんとかなるだろ)

超能力者(俺がやろうとしているのは、要は物体に念動力を使う時の応用で、その対象を自分にして空中移動を行おうという事だ)

超能力者(それをお姉さん相手にもしようとしているのだが……)

女「ちょっ、あのっ! なんですかこれ!?」フワフワ

超能力者「口閉じてないと舌噛むかもよ」

超能力者「」ビューン

女「き、きゃああああああ!」ビューン
33 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 17:10:37.86 ID:4r1LdWqsO

……


黒猫「……」タタッ

超能力者「いた!」

女「!」

超能力者「」ヴン

超能力者「お姉さん、頼むよ!」

女「黒猫さん!」バッ

黒猫「!」

超能力者(黒猫にも向けて念動力を使いその場に制止させてから、黒猫とお姉さんを力を使ってお互い引き寄せた)

超能力者(その勢いのまま、黒猫はお姉さんの腕にすっぽりと嵌って、無事に捕獲は成功したのだった)

超能力者(そのままお姉さんをゆっくりと下ろし、俺も地に足をつける)



女「良かったぁ」

超能力者「うん。何処も怪我もしてないみたいだし」

女「本当にありがとうございました! ……あの」

超能力者(お姉さんは何処か言いにくそうにこちらを見ている)

女「学生、さん……? 貴方は一体……」

超能力者「ええと」

超能力者(……やっぱり世間的にも馴染みのある才能ではないってのは嘘じゃ無かったんだな)

黒猫「」ニャー

超能力者「い、いやあ、それにしても、猫ってこういう生き物なんだな! 本物を間近で見るのは初めてでさー」

女「はい? 本物を見るのは初めて……とは……」

女「……」

超能力者「? ど、どうしたの、お姉さん?」

女「あの……あれって……?」

超能力者(お姉さんが指さした方向へと振り向く)

超能力者(あれは……)



奇数で知ってる
偶数は知らない
34 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 17:36:29.26 ID:4r1LdWqsO
超能力者「なにあれ?」

女「さ、さあ、私にも……警備ロボにしては、見た事の無いデザインのような……」

超能力者「……」

超能力者(いつの間にか、俺の背後に5〜60cmほどのいきもの? ロボット? が立っていた)

超能力者(先にいきものと言ったのは、それがいきものの形をしていたからだ)

超能力者「クマ……?」

超能力者(クマ。あるいは、クマ型のロボットか?)

超能力者(ちなみに俺は、クマも本物は見た事は無い)

超能力者(見た事は無い、が。学園の資料で見たクマはもっと大きそうだったし、右半分が白で左半分が黒のクマなんて、俺の知識には存在しない)

黒猫「」シャーッ

女「黒猫さん?」

超能力者(お姉さんの腕の中にいる黒猫がクマ型のロボットに対して威嚇か、……あるいは、警戒か、そんな姿を見せた)

超能力者(──それと、ほぼ同時だった)


クマロボ「」シャキーン

超能力者「!」

女「学生さん!?」

超能力者(クマ型のロボットがこちらに向かって爪を立てて襲いかかってきた……!)


1回避
2回避
3ダメージ
4回避
5回避
6ダメージ
7回避
8回避
9カウンター
0完全勝利
35 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 17:49:48.23 ID:4r1LdWqsO
超能力者「ッ……」ザクッ

クマロボ「うぷぷぷぷ……!」シャキーン

女「学生さん!」


2桁ダメージ量
36 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 18:00:10.72 ID:4r1LdWqsO
ダメージ23


超能力者「っ……大丈夫、大した事はない!」

女「でも!」

超能力者「それよりも……」

黒猫「」タタッ

女「あっ、黒猫さん!?」

超能力者(ちょっとした隙に、黒猫はお姉さんの腕の中からすり抜けてふたたび走り出してしまっていた)

超能力者「先に行って! 黒猫を追いかけるんだ! 俺もすぐ行くから!」

女「……」

クマロボ「クマー!」

超能力者「早く!」

女「っ……」

女「絶対ですからね!」ダダッ

超能力者(お姉さんは少し迷う素振りを見せてから、黒猫の後を追って走っていった)

超能力者(クマロボはお姉さんに対しては特に構う事はなかった)

超能力者(標的はどうやら俺らしいが……しかし、何故だ?)


1停電?
2バイク
3停電?
4バイク
5停電?
6バイク
7停電?
8バイク
9停電?
0壊レロ!
37 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 18:14:06.94 ID:4r1LdWqsO
ヴィーン


超能力者「……!」

超能力者(遠くからエンジン音がする……? クマロボの背後の方から、段々近付いて……)


「……」ヴィーン

「邪魔だ」

クマロボ「クマー!?」ガシャーン

超能力者「うぇっ!?」ビュン


超能力者(クマロボは颯爽と現われたバイクに当て逃げされた……)

超能力者「っていうか、ここ建物内なんですけど!?」

超能力者(俺はというと、反射的に力を使って向かってきたバイクの後部へと飛び乗ってしまっていた)

「邪魔だ、どけ」

超能力者「あれっ、アンタは……」

「……」

超能力者「たこ焼き屋のお兄さん!?」

超能力者(そして……S級クラスのアクダマ……運び屋……!)

超能力者(なんでこんなところに……? もしかして、警察署前で暴れていたアクダマの仲間とか……?)

運び屋「……。チッ」

超能力者(めっちゃ嫌そうに舌打ちされた)

超能力者(……っと、クマロボの方は!?)



奇数で追ってきてる
ゾロ目だと大群
38 : ◆EfsAJzy9aU [saga]:2021/01/15(金) 18:47:37.82 ID:4r1LdWqsO
超能力者「……」ジーッ

超能力者(よかった。追ってきてない)ホッ

運び屋「……」ヴィーン

運び屋「」ジャキッ

超能力者「!?」

運び屋「」バンッ

超能力者(運び屋はバイクの速度を落とさないまま、突然何処かから銃を取り出し片手で間髪入れずに撃ってきた──!)

超能力者「……っぶな! よそ見運転とかやめろよな!」ヴン

アクダマ「……!?」

超能力者(まあそれも、俺の才能があればどうという事はなく、至近距離で放たれた弾丸を止める事も容易い訳で……)

超能力者「物騒だからこれも没収な!」ヴン

運び屋「……!」

超能力者(運び屋が手に持っていた銃をサイコキネシスで奪い取ると無表情気味だった運び屋の目が一瞬見開かれる様が見えた)

運び屋「……何者だか知らないが、仕事の邪魔をするな」

超能力者「仕事?」

運び屋「」キキーッ

超能力者「……っと!」

超能力者(そうこうしている内に、運び屋のバイクは大きな扉のようなものがある場所まで来ていた)



カンサイ警察署 セントラルエレベーターホール


運び屋「」ピッ

運び屋「届け先はこの下か」

超能力者(……何かを運んでいるのか?)



「ったく、いいかげんザコは邪魔なんだよ」ガシャン


超能力者(? 今度は誰──っ!?)


「追いついたぜクソ野郎。さあ、俺を楽しませてくれよ」


超能力者(あっ、あれは……あれもさっき手配書で見た顔……『喧嘩屋』か!?)

超能力者(もしかして……さっきは気付かなかったけど、警察署前で暴れていたアクダマってこの喧嘩屋だったのか!?)


運び屋「……一人で遊んでろ」

喧嘩屋「はん! 一人遊びは苦手なんだよ」

喧嘩屋「つか、そっちのボーズはなんだ?」

超能力者「えっ」

喧嘩屋「まあなんだっていいか……誰でもいいから遊んでもらうぜ!」ダッ


奇数運び屋
偶数超能力者
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