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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
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796 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:29:38.95 ID:Xg72QY0H0
待たない
797 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:37:46.98 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「行っちゃいましょう〜」
P「いいのか?」
七海(仮)「あの数のトリケラトプスを放せる場所となると限られます」
七海(仮)「そんなところを探す時間も含めると、まだ時間がかかるのかもしれません」
七海(仮)「....待った方が安心なんれしょうか」
七海(仮)「でも七海は、これ以上敵に時間を与える方が心配れす!」
P「それはたしかにな....」
798 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:39:34.07 ID:IL9GHSty0
P「一応聞いてた戦力はほぼ片づけたわけだし」
P「俺らだけでもなんとなやれるか?」
七海(仮)「....あとれすね」
七海(仮)「七海、さっきのおばさんは中ボスだと思います!」
P「中ボスて」
P「なんとなく言ってることはわかるけども」
七海(仮)「残るはラスボスだけ」
七海(仮)「七海の身体はすぐそこれす〜!れっつご〜!」
P「あいよ」
799 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:40:11.62 ID:IL9GHSty0
スタスタ
七海(仮)「そういえば、そこに女の子がいるんれすよね」
七海(仮)「七海には見えませんけど」
P「うん、今もいるよ」
P「能力発動中はずっと出っぱなしみたいだ」
ローリング△『?』
800 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:40:43.43 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「その子の出番って終わりれすか?」
P「え、うん、いまのところは」
七海(仮)「....」
七海(仮)「なんのために出したんれすか?」
P「な、何のためにって言われてもなあ....」
801 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:41:22.19 ID:IL9GHSty0
P「なんか向こうが、名前つけろースタンド出せーとか言うから
P「そのとおりにしたら出ちゃっただけだし、どう使うとかは....」
ローリング△『....』ショボン
七海(仮)「そんな言い方かわいそうれすよ〜」
P「本当だめっちゃしょげてる、すまん....」
ローリング△『....ふんっ』プイ
802 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:42:56.95 ID:IL9GHSty0
P「でもな」
P「俺の力って触れたものの摩擦力を操る力だから」
P「それが幼女として具現化したところで、何かさせられるわけでもないんだよ」
P「結局この子も
ローリング△『ローリング△!』
P「....ローリング△も俺が触れられる範囲にしか出てこられないみたいだし」
七海(仮)「....七海」
七海(仮)「ひらめきました!」
P「?」
803 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:43:30.78 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「たしか、元々の能力は自分の肌の摩擦力を操るだけだったのが」
七海(仮)「軍との戦いで覚醒して、ものの摩擦力も操れるようになったって言ってましたよね?」
P「おう」
P「自分以外のものに干渉できるようになったのは昨日が初めてだ」
七海(仮)「つまり、能力は成長・進化するんれす....」
P「あのおばさんも2つ能力持ってたしな」
804 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:43:58.24 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「....だったら」
七海(仮)「名前を付けて、具現化したことで」
七海(仮)「新しい力が発現している可能性はありませんか....?」
P「あ、新しい力!?」
七海(仮)「あくまで可能性れす....」
七海(仮)「『第3の能力』の心当たりはありませんか....?」
P「まったくないな....」
P「俺自身も知らない能力なんて使いようがないし....」
805 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:44:29.01 ID:IL9GHSty0
P「なんかある?」
ローリング△『あるよ』
P「あるってさ」
七海(仮)「ほら〜」
ローリング△第3の能力
>>806
806 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:46:22.62 ID:ryVqoy310
時間を自分だけ早く感じられるようにする
807 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:48:11.13 ID:kceRva/qO
逆メイドインヘブンかな?
808 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:11:32.70 ID:IL9GHSty0
ローリング△『時間を自分だけ早く感じられるようにする』
P「時間を自分だけ早く感じられるようにする?」
七海(仮)「それが新しい能力なんれすか?」
P「ああ、ローリング△が言うにはそうらしい」
七海(仮)「....つまりどういうことれすか?」
P「俺にもよく分からん」
ローリング△『じゃあ使ってみる?』
P「頼む」
ローリング△『えいっ』
809 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:12:19.03 ID:IL9GHSty0
ブゥン....
P「....?」
七海(仮)「プロデューサー?どうれすか?」
P「....」
P「....」
P「....」
P「....」
P「....」
七海(仮)「プロデューサー?」
810 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:12:50.38 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「プロデューサー!?」ユサユサ
P「....」
P「....」
P「....」
P「....ぅわあ!!!」ビクッ
七海(仮)「ちょ、いきなり止まったと思ったらどうしたんれすか!?」
P「止まった?俺は七海の言ってることが聞き取れなくなったと思ったら」
P「いきなり物凄い速さで俺を揺らしたから驚いたんだよ!」
七海(仮)「ええ?」
811 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:13:27.00 ID:IL9GHSty0
ローリング△『これが、新しい力だよ』
P「てことは」
P「実際の世界の時間の流れとは関係なく」
P「俺から見た世界の時間の流れが限りなく早くなるってことか?」
ローリング△『うん』
812 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:13:54.01 ID:IL9GHSty0
P「世界の時間を早く感じるから」
P「相対的に、俺以外の人から見たら」
P「俺は遅く動いているってこと?」
ローリング△『そうだよ』
P「えぇ....?」
P「自分の動きは遅くなるし、俺からすると他の人の行動は認識できないし」
P「使いどころが全くわからねえ」
七海(仮)「....」
813 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:14:49.70 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「使い方ありました〜!」
P「なんだ!教えてくれ!」
七海(仮)「お説教されてる時とかどうですか?」
P「それいいな!」
P「動きを伴う場合は使えないが」
P「ただ説教聞いてるだけならスローになってても問題ないしな!」
P「って全然バトル向きじゃねー!!!」
七海(仮)「れすね〜」アハハ
814 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:15:17.62 ID:IL9GHSty0
P「これからラストバトルかもしれないのにどうすんだよこれ!」
ローリング△『今のローリング△は、怖いものなしだよ!』
P「お説教の時限定だろ!」
七海(仮)「そう都合よくはいかないってことれすよ....」
P「ま、元々当てにしてたわけじゃないからいっか....」
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 22:17:15.75 ID:oy/MutYG0
いつのまにかメタル桃…ローリング△が流暢に喋るようになってる…
816 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:35:38.55 ID:IL9GHSty0
>>815
ローリング△も戦いを経て成長したので、言語能力も飛躍的に向上しました(適当)
817 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:36:08.06 ID:IL9GHSty0
〜アオモリン〜
ガチャリ
P「....」
七海(仮)「....」
P「誰もいない....?」
七海(仮)「綺麗な宮殿れすね〜」
七海(仮)「青森一、いや東北一かもしれません〜」
P「呑気に見物してる場合かよ....」
818 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:36:45.72 ID:IL9GHSty0
カツーン
カツーン
P「....誰かが来る」
七海(仮)「....」ジー
七海(仮)「階段の上れす!」
P「....」ジロリ
七海「....」カツ
七海「....」カツ
P・七海(仮)「「七海!?」」
819 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:38:05.00 ID:IL9GHSty0
七海「....七海を」
七海「助けに来てくれたんれすね!」
P「無事だったのか!」ダッ
七海「プロデューサー!」
P「七海っ」ダッ
七海「このくらいでいいか?」
七海「感動の再会は」ニタァ
P・七海(仮)「「!?」」
820 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:39:18.93 ID:IL9GHSty0
七海「どうした?」
七海「お前たちが欲しい言葉をかけたつもりだったが....」
七海「間違っていたかな?」
P「....」
P「....お前」
七海「....やれやれ」
821 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:39:56.53 ID:IL9GHSty0
七海「メイのやつめ」
七海「あれだけ着飾った言葉を並べておいてしくじるとは」
七海「フッ」クスリ
七海「所詮、あのジョンソンでもできたEU離脱すらしくじった女」
七海「やはりあいつも、会議を長引かせるだけの女に過ぎない」
七海(仮)「プロデューサー....」
P「....」コクリ
822 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:40:47.52 ID:IL9GHSty0
七海「新たな世界の礎となるのは」
七海「荷が重すぎたか....」
P「....おい」
七海「なんだ?」
P「七海をどこへやった!」
七海「ん〜?」
823 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:42:17.16 ID:IL9GHSty0
七海「お前の目は節穴か?」
七海「多大な犠牲を負ってまで、自ら救いに来た人間の顔すら見分けられないとは....」
P「....違う」
P「お前は七海じゃない」キッ
七海「はて」
七海「ではなんだ、お前の隣にいるその機械が浅利七海だとでも?」
七海(仮)「な、七海が七海れす!」
七海「誰がどう見ても、私が浅利七海だと思うのではないか....?」
P「お前は....誰だ....!」
824 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:43:25.64 ID:IL9GHSty0
P「答えろ!」
七海「....ハァ」ハァ
七海「これだけ言ってもまだわからんか」
七海「....私は既に戴冠式を済ませた」
P・七海(仮)「「....?」」
七海「お前たちが民衆を片付けてしまったせいで、すっかり寂しいものになってしまったが」
七海「もはやそれは問題ではあるまい」
825 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:44:04.62 ID:IL9GHSty0
七海「....改めて、お前たちに宣言してやろう」
七海「....我こそが」
七海「プリンセス・浅利七海!」
七海「青森の女王にして、これからの世界を統べる者!!!」
P「何を言っているんだ....」
七海(仮)「....七海は」
七海(仮)「どうしちゃったんれすか....」
826 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:45:01.07 ID:IL9GHSty0
早いんですが本日はここまでになります
佳境です、残りも楽しんで行きましょう
明日の夜21時以降に再開します
827 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 23:03:02.12 ID:oy/MutYG0
>「やはりあいつも、会議を長引かせるだけの女に過ぎない」
こいつ元お偉いさんのフォレスト氏では
828 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 11:50:07.41 ID:k1d7KxtDO
あと残った伏線はちひろさんとこのそれとバイバイン
それからペインレスと山形林檎ぐらいかな?
829 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:41:23.47 ID:ht77iBmh0
P「いい加減にっ....!」ダッ
七海「近づかない方がいいぞ」
P「何....?」
七海「お前が近づけば私は」
七海「この身体の、舌を噛み切って死んでやろう」ベー
P「....」ピタ
七海「賢明な判断だ」
P「チッ....」
830 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:42:35.39 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「....あなたは、誰なんれすか」
七海「?」
七海「言っているではないか」
七海「私の名前はプリンセス七海」
P「....さっき身体のとかなんとか言ったな」
P「やっぱりその身体は七海本人なのか!」
七海「....ああ」
七海「見ての通りだ」
831 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:44:15.35 ID:ht77iBmh0
七海「と言っても、人は見た目が9割というからな」
七海「中身が誰であれ、私が浅利七海であることは疑いようのない事実」
P「何をわけのわからないことを....」
P「....だがな」
P「七海本人の身体だってことがわかって安心したぞ」
七海「?」
P「簡単さ、七海の中にいるお前を消してしまえば一件落着ってことだろ!」
七海(仮)「そうれす!」
七海(仮)「七海の身体は返してもらいます!」
832 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:45:37.15 ID:ht77iBmh0
七海「....確かに」
七海「今の私は、肉体的にはごく平凡な女子中学生の身体に入っているに過ぎない」
七海「お前たちに武力をもって立ち向かわれてはひとたまりもないだろう」
七海「....それがなんだというのだ」
七海「手を出す素振りが見えた時点で、私はこいつの舌を噛み切って」
七海「殺してやる」ベェ
七海「万が一お前たちの攻撃が私に届き、痛めつけたところで」
七海「傷つくのは浅利七海の身体だけ」
七海「どうだ?何か妙案でも浮かんだかな?」
P「....」
833 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:46:55.04 ID:ht77iBmh0
P「....ありえない」
七海「何?」
P「七海の身体を殺せば、当然脳の機能も停止する」
P「だったら、その中にいるお前という人格も一緒に死ぬことになるはずだ」
P「だからお前は、俺たちを脅すことはできても」
P「決して実行には移せない!」
七海「....」
834 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:47:58.92 ID:ht77iBmh0
七海「....お見事」
七海「お前の言っていることも見当違いというわけではない」
七海「....身体を殺すというのはあくまで最終手段」
七海「ようやく手に入れたこの身体を失いたくはないからな」
七海「だが、何の策もなく」
七海「脅しのためだけにそんなことを言っているわけでもないのだよ」
P・七海(仮)「「!?」」
835 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:49:01.16 ID:ht77iBmh0
七海「残念ながら、この中にいる私は人格ではない」
七海「データだ」
七海「データは、広い広いインターネットの海へ逃げることが可能でな」
七海「そうなれば肉体の死など何の関係もないのだよ」
七海「それこそ、舌を噛み切ってからでも余裕を持って逃げられるというわけさ」
七海「ここまで準備を重ねておいてまた振り出しになるのも残念だが」
七海「その時は別の場所で、また改めて国づくりを始めようか」
P「っ....!」
836 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:51:28.41 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「嘘れす!」
七海(仮)「頭の中にあるデータを一瞬でインターネットに逃がすなんて
七海「この王冠は脳に直接繋がっていて、すぐにデータを持ち出すことができる」
七海「王冠には通信機能をつけているから、一瞬でインターネットへ繋がるのだ」
七海(仮)「それも嘘れす!」
七海(仮)「青森のこんな山奥で電波が届くはず
七海「私が電波塔を建てさせた」
七海(仮)「ぐぬぬ....」
P「あらゆる手を既に塞がれている....」
837 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:52:31.54 ID:ht77iBmh0
七海「理解できたかな?」
七海「お前たちは、何の力もない私に」
七海「勝・て・な・い」ニッコリ
七海「....もっとも」
七海「青森の、世界の命運のために、この身体を犠牲にするというならば」
七海「できないこともないか?」
七海「それも、逃げた私が再起するまでの時間稼ぎにしかならないがな!」
P「クソが....」
838 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:54:03.60 ID:ht77iBmh0
七海「....それで、だ」
七海「お前」ユビサシー
P「俺....?」
七海「そうだ」
七海「そこに籠があるだろう」
七海「中に入っているりんごを食え」
P「!?」
839 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:54:47.50 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「プロデューサー」
七海(仮)「そのりんごの中にはきっと....」
P「....ああ」コクリ
七海「....やはり知っていたか」
七海「ならば話は早い」
七海「そうだ、お前はそれを自ら食え」
七海「そして私の奴隷となるのだ」
P「....」
840 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:55:28.76 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「わかっていて食べる人なんていないれすよ!」
七海「....もう忘れてしまったのか?」
七海「この身体が人質になっていることを」
七海(仮)「あ....」
七海「....お前たちはもう私には逆らえない」ニヤリ
P「....」
841 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:56:44.35 ID:ht77iBmh0
P「....」スッ
七海(仮)「プロデューサー!」ガシッ
七海「フッ....」ニヤリ
P「....」
七海(仮)「....七海は、ここにいます」
七海(仮)「だから、あいつの脅しなんて気にしないでください!」
七海(仮)「七海は大丈夫れす!」
七海(仮)「大丈夫れすから....」ブルブル
P「....」
842 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:57:54.95 ID:ht77iBmh0
P「....すまん七海」ガリッ
シャク....シャク....
七海(仮)「あ、ああ....」
七海(仮)「飲み込んじゃダメれす!プロデューサー!」
P「....」ゴックン
七海(仮)「どうしてれすか....」
P「....俺には」
P「お前を殺すことなんてできない」ニコ
843 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:59:19.86 ID:ht77iBmh0
P「っ....」ガクッ
七海(仮)「!!!」
P「....すまん、七海」
P「でも俺にはこれしか、残された道がなかった....」
七海(仮)「そんなこと....」ウルウル
P「じゃあな七海....元気....で....」
P「....」ガクン
七海(仮)「プロデューサー....」ポロッ
七海(仮)「七海のせいでっ....」ポロポロ
844 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:00:29.43 ID:ht77iBmh0
七海「ハッ!やっとその男が消えた!」
七海「なんて愉快な気分だ!」
七海「....」
七海「....私の計画をめちゃくちゃにした罪は」
七海「絶対に償わせてやるからな....」ギロリ
七海「奴隷にしてやると言ったがそれすらも生ぬるい」
七海「生かさず殺さず、あらゆる苦痛を味わわせてやる」
845 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:01:38.98 ID:ht77iBmh0
七海「....そうだ」
七海「お前の事務所の人間を、その手で殺させてやろう」
七海「もちろん、お前自身の意識を残したまま」
七海「身体だけを操ってな!」
七海(仮)「....やめてください、そんなことは」
七海「あ?まだいたのか」
七海「偽七海はもう帰ってよいぞ」
七海「何も出来ない無力な小娘に興味はない」
七海「そんなやつは私の計画にも不要だ」
七海(仮)「そんな....」
846 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:04:19.68 ID:ht77iBmh0
七海「....ん、待てよ」
七海「帰る前に、お前の大好きなこの男が」
七海「見るも無残に操られる様を見ていけばよい」
七海「しっかりと奴隷に堕ちているかのテストも兼ねてな」
七海(仮)「そんなの....嫌れす....」
七海「どうしても嫌だと言うならばそのまま帰ってくれても構わないが....」
七海「その時は、こいつが命を賭けて守った浅利七海の身体を殺すだけだぞ?」ニッコリ
七海(仮)「ぅぅっ....」
七海「さて、どんなことをさせてやろうか」
Pにさせること
>>847
847 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 22:04:58.10 ID:k1d7KxtDO
焼き土下座
848 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 22:05:15.96 ID:0IS2BmIB0
リンゴで得た新能力「選択肢まで時を戻す」を使わせる
849 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:25:08.45 ID:ht77iBmh0
七海「そうだ!焼き土下座だ!」
七海「焼き土下座をしてもらおう!」
P「....」フラ
七海(仮)「プロデューサー!行っちゃダメれす!」
七海「こっちにちょうど良いものがあるからな」
七海「おい、お前も来い」
七海「この男が自ら焼かれる姿を見ていろ」
七海(仮)「やめ
七海「早くしろ」
七海(仮)「....」
850 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:25:40.65 ID:ht77iBmh0
メラメラ
七海「専用の道具ではないが」
七海「この熱した巨大な鉄板の上ならば」
七海「大の大人でも土下座ができるだろう」
P「....」
七海(仮)「そ、そんなことしたら死んじゃいます....」
七海「殺すわけがないだろう?これからが楽しいというのに」
七海「酷い火傷を負うくらいにしておいてやる」アッハッハ
851 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:26:25.24 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「そこで土下座をしろ」
P「....」スッ
七海(仮)「プロデューサー....」
ジュゥゥ
P「........ぅ」ギリ
七海「おお!」
七海「これは新たな発見だ!」
七海「洗脳下にあっても、身体を痛めつければ反射で声が出るのか!」
七海「ハハハッ!凄い!凄いぞ!」ゲラゲラ
七海(仮)「ひっ....」ガクガク
852 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:28:05.68 ID:ht77iBmh0
ジジ....ジジジ....
P「....ぁ....ぅ」ググク゛
ジュワ....プス....
P「....が........ぁ........」ジュワ
七海「こいつ!なんてバカなやつなんだ!」
七海「高温に熱した鉄板の上で!」
七海「完璧に土下座をしているぞ!」ゲラゲラ
七海(仮)「もうやめてください!本当に死んじゃいます!」
七海「おっと、愉快な時間は時を忘れてしまうな」テヘ
853 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:29:01.96 ID:ht77iBmh0
七海「おい、もういいぞ」
P「....ぅ....ぁ」
七海「?」
七海「皮膚が張り付いて降りられないのか?」
七海「油でも敷いておけばよかったな」
七海「おい、降ろしてやれ」
七海(仮)「プロデューサー!」グイグイッ
P「....ぎ........ぃ」
七海(仮)「んっ」グイグイッ
854 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:29:42.39 ID:ht77iBmh0
ドスン
七海(仮)「はぁ....はぁ....」
P「....」
七海(仮)「酷いれす....早く治療しないと....」ウルッ
七海「おい、こっちにこい」
P「....ぅぅ」スッ
P「....はぁ....はぁ」ヨタヨタ
七海「おー!あんよが上手だなあ!」
七海「ほらほら早く来い!」
P「............ぅぁ」フラフラ
七海(仮)「プロデューサー....」ポロポロ
855 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:45:56.08 ID:ht77iBmh0
P「....」
七海「まったく、ここまで来るのにどれだけ時間をかけている!」
七海「次は私の椅子になれ!」
七海「さっきと同じ姿勢でな!」
七海(仮)「プロデューサーさんの膝は酷い状態なんれすよ!?」
七海「椅子の傷つき具合など知るか」
七海「早くしろ」
P「....」
856 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:47:20.94 ID:ht77iBmh0
P「当身」ボゴォ
七海「う゛っ!?」
P「チョークスリーパー」
七海「ぐえ゛っ!?」
P「鳩尾ボディーブロー」
七海「かはっ!?」
七海「」ガクン
P「ついでに王冠もポキッ」
ポキッ
七海(仮)「!?」
P「これでしばらくは七海の身体から出られないな」
857 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:48:09.65 ID:ht77iBmh0
P「....」
P「七海、来い」
七海(仮)「プロデューサー!どうして!?」
P「説明してる暇はない」
P「作戦を簡潔に説明するからよく聞いてくれ」
七海(仮)「は、はいっ!」
P「....」ガサゴソ
P「....あった」ガサゴソ
858 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:48:43.39 ID:ht77iBmh0
P「これは私物のナノマシンなんだが」
七海(仮)「私物のナノマシン!?」
P「今から、その身体に入っているお前の脳のデータを」
P「こいつに入れる」
七海(仮)「えぇっ!?」
P「元々お前の仮想人格が入っていたものだから問題はないはずだ」
七海(仮)「どういうことれすか....?」
P「そしてこのナノマシンを」
859 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:49:32.57 ID:ht77iBmh0
P「この身体に投入する」
七海「」ブクブク
七海(仮)「!?!?!?!?!?!?」
七海(仮)「でも今は七海じゃない別のデータが入ってるんれすよ!?」
P「そうだ、だから中に入って」
P「そいつをぶっ殺してこい」
P「自分の手で」
七海(仮)「七海の....手で....?」
P「....最後は」
P「お前が決着をつけるんだ!」
七海(仮)「!!!」
860 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:50:07.52 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「....それじゃあ、行ってきます」
スゥ
七海(仮)「」ガクン
P「....ナノマシンに入れたみたいだな」
P「....」
プスッ
七海「」ビクンビクン
P「....頼んだぞ」
P「七海」
861 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:50:38.34 ID:ht77iBmh0
P「って痛えええええええええええええええええええええええええ」ジタバタ
P「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」ゲロゲロ
P「やばいやばいやばいやばい!!!!!!」ガクガク
P「肉焼けてるし骨見えてる!!!!!!!」ブルブル
P「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!!!!」ジンジン
ローリング△『....お兄ちゃん、大丈夫?』
P「大丈夫なわけあるかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ビクンビクン
862 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:51:07.29 ID:ht77iBmh0
ローリング△『また使う?』
P「だって使っても、結局後からダメージが来るんだろ」
ローリング△『うん』
P「じゃあ今でいいわ」
P「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」ゲロゲロ
ローリング△『....無茶するからだよ』アキレ
863 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:54:35.33 ID:ht77iBmh0
バーン
千夜「お前?」
P「ち、千夜....」ハァハァ
千夜「な、なんですかこれは!?」
千夜「早く治療を!」
P「今七海が戦ってるから、ここでしてくれ....」ゼェゼェ
千夜「しかし....」
P「離れるわけには....いかない....」ゼェハァ
千夜「....」
864 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 22:55:25.43 ID:ht77iBmh0
千夜「下衆さん!今すぐ治療ができる人をこちらへ!」
下衆『はいっ!』
千夜「....なぜ助けを呼ばなかったのですか」
P「おばさんが散々好き放題やったせいで、通信が繋がらなくなったんだ....」ゼハ
千夜「おばさん....?」
P「それは、おいおい説明するよ....」ハァゼエ
P「それより今は....七海の戦いを....」
P「」ガクン
千夜「おいお前!」
865 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:01:24.45 ID:ht77iBmh0
P「....ハッ!?」パチリ
千夜「....安心しました」
P「....俺はどれくらい寝てた?」
千夜「正確には不明ですが、およそ2時間と言ったところでしょうか」
P「七海は!?」
千夜「....そちらに」
P「!」
七海「zzz....」
千夜「あれからまだ目覚めていません」
P「....まだ戦ってるのか....?」
866 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:02:24.78 ID:ht77iBmh0
千夜「お前の方こそ、今は薬で痛みを紛らわせているだけです」
千夜「動かないでください」
P「....わかった」
ドラゴン「おお、目覚めましたか!」
P「ドラゴンさん、どうも」ペコ
ドラゴン「帰ってきたら大火傷を負って気絶していましたから肝が冷えましたよ!」
P「すみません」アハハ
千夜「(ドラ肝....)」ジュルリ
ドラゴン「千夜さんに聞いても、何もわからないと言いますし」
千夜「そうでした、何があったのか詳しく聞かせていただけますか」
P「え、今?」
千夜「まだ作戦中ですよ、その身体とはいえ意識を取り戻したのなら情報共有はしていただかないと」
P「鬼かよ....」
867 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:05:21.79 ID:ht77iBmh0
〜かくかくしかじか〜
ドラゴン「それは....なんとも強力な能力者ですね....」
千夜「つまり、その火傷はメイという女性にやられたと」
P「違うよ」
千夜「....違うのですか」
P「うん、これはその後」
868 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:12:26.56 ID:ht77iBmh0
〜回想〜
P『....』スッ
七海(仮)『プロデューサー!』ガシッ
七海『フッ....』ニヤリ
P『....』
七海(仮)『....七海は、ここにいます』
七海(仮)『だから、あいつの脅しなんて気にしないでください!』
七海(仮)『七海は大丈夫れす!』
七海(仮)『大丈夫れすから....』ブルブル
P『....』
P『....すまん七海』ガリッ
シャク....シャク....
七海(仮)『あ、ああ....』
七海(仮)『飲み込んじゃダメれす!プロデューサー!』
P『....』ゴックン
869 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:14:05.18 ID:ht77iBmh0
ドラゴン「あのりんごを食べたんですか!?」
千夜「私以外は皆、ナノマシンによって洗脳されてしまうはずですが」
P「ミスディレクションって知ってるか?」
ドラゴン「バスケットボール漫画で読みました」
P「ああ、まああれもそうなんですけど」
P「元々はクローズアップマジックのテクニックの1つで」
P「観客の注意を別の場所にそらす手法なんですよ」
P「それを応用しまして」
ドラゴン「ほう」
870 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:16:15.47 ID:ht77iBmh0
P「あいつは七海(仮)が動揺して、俺を掴んだ時」
P「油断からか愉悦からか、一瞬俺からの注意が逸れた」
P「その瞬間に入れ替えたコイツを齧ったってわけ」スッ
千夜「それは....!」
P「....」シャク
P「....」モグモグ
P「....」ゴックン
P「いや〜、やっぱ」
P「安心安全、無農薬無ナノマシンの山形りんごがナンバー1だわ!」
千夜「私はそうは思えませんが」
P「千夜ちゃんここは空気読んでくれ!頼むから!」
千夜「はぁ?」
871 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 23:21:21.76 ID:5tb7fZpt0
???「商売で作った農作物が無農薬だなんて幻想もいいとこんご」
872 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:29:32.87 ID:ht77iBmh0
〜回想〜
七海(仮)『そこで土下座をしろ』
P『....』スッ
七海(仮)『プロデューサー....』
ジュゥゥ
P『........ぅ』ギリ
七海『おお!』
七海『これは新たな発見だ!』
七海『洗脳下にあっても、身体を痛めつければ反射で声が出るのか!』
七海『ハハハッ!凄い!凄いぞ!』ゲラゲラ
七海(仮)『ひっ....』ガクガク ジジ....ジジジ....
P『....ぁ....ぅ』ググク゛
ジュワ....プス....
P『....が........ぁ........』ジュワ
七海『こいつ!なんてバカなやつなんだ!』
七海『高温に熱した鉄板の上で!』
七海『完璧に土下座をしているぞ!』ゲラゲラ
七海(仮)『もうやめてください!本当に死んじゃいます!』
七海『おっと、愉快な時間は時を忘れてしまうな』テヘ
七海』おい、もういいぞ』
P『....ぅ....ぁ』
七海『?』
七海『皮膚が張り付いて降りられないのか?』
七海『油でも敷いておけばよかったな』
七海『おい、降ろしてやれ』
七海(仮)『プロデューサー!』グイグイッ
P『....ぎ........ぃ』
七海(仮)『んっ』グイグイッ
873 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:30:29.26 ID:ht77iBmh0
ドラゴン「や、焼き土下座とは恐ろしい....」
千夜「それでこのような火傷を....」
P「ああ、正直ヤバかった」
P「能力を使わなきゃあいつにばれてただろう....」
千夜「能力....?」
ドラゴン「摩擦力を操るあの能力ですか?」
P「いや、そっちじゃなくてさっき説明した新しい能力」
ドラゴン「『時間を自分だけ早く感じられるようにする』、でしたか」
P「それです」
874 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:33:10.97 ID:ht77iBmh0
P「俺は鉄板の上に乗る寸前、ローリング△第3の能力を発動させました」
P「おかげで鉄板に乗っている間は、まったく痛みを感じませんでしたよ」
P「それの視覚や聴覚もほぼ役に立たないのは困りましたけどね」
千夜「自分以外の周辺のことが一切把握できないというのは」
千夜「本来敵の目の前で行うことではありませんよ」
P「俺もそう思う」
ローリング△『....むぅ』
875 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:34:30.38 ID:ht77iBmh0
P「あと、動きまでスローになっちゃうから」
P「降りろ!って言われたときは死ぬほど焦ったな」アハハ
P「痛みを感じないことだけを考えてて、そっちの方は何も考えてなかったし」
ドラゴン「途中で解除はできないのですか?」
P「ローリング△第3の能力は、時間経過でしか解除されないみたいで....」
P「しかも発動中の俺の知覚はほとんど役に立たないし....」
P「というか、仮に解除できたとしても」
P「鉄板の上で解除したら本末転倒ですから」ゲンナリ
ドラゴン「なるほど....」
876 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:35:01.74 ID:ht77iBmh0
ドラゴン「失礼ながら、かなり使い勝手の悪い能力のように聞こえますが....」
P「そうなんですよ....」
ローリング△『!!!』ゲシゲシ
P「ごめんごめん」ナデナデ
千夜「何をしているのですか?」
P「こっちの事情」
千夜「....」
877 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:35:30.09 ID:ht77iBmh0
千夜「先ほどの話の通りであれば」
千夜「相手が勝手に、お前が鉄板から降りられないのだと勘違いをしたと」
P「俺は聞こえてなかったけど、そうなんだよな?」
ローリング△『....うん』コクリ
P「らしい」
ドラゴン「....?」
878 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:37:40.59 ID:ht77iBmh0
〜かくかくしかじか2〜
千夜「....そんなことが」
ドラゴン「じゃあ今七海さんが寝ているということは....」
P「ええ、俺の作戦が失敗したなら」
P「プリンセスの方の七海として起きて来てもおかしくないです」
P「逆にまだ寝ているなら」
P「今も七海は戦っている可能性が高い....!」
千夜「七海さん....」
七海「zzz....」
879 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 23:39:04.31 ID:ht77iBmh0
たくさん書いたので本日はここまでになります
読者の方に伝わるかはわかりませんが、一応解説パートのようなものも書いたつもりです
明日の夜20時以降に再開します
880 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 23:42:26.14 ID:1U8QWKvH0
乙でした
摩擦をなくして、七海が歯で舌を噛み切れないようにするのかと思ってた
881 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 02:15:20.53 ID:zaSxaRXDO
山形りんごを無理やり口に入れると思った人ならここに……
882 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 05:53:03.23 ID:BQFiAyOHo
りんごろうを召喚して背後から気絶させると思ってた人ならここに…
883 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 20:43:32.63 ID:q4us3hx+0
〜七海内〜
七海(仮)「....ぅ」
七海(仮)「ここは....」
七海(仮)の目の前に広がっていた光景
>>884
884 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 20:45:36.96 ID:2yqL2U6aO
気絶した誰かを沢山の七海がボコってる
885 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 20:46:26.26 ID:CCquontj0
大量の釣り人が釣りをしている
886 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 20:46:42.62 ID:aEKNUHFD0
はたらく細胞かな?
887 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 20:49:24.54 ID:q4us3hx+0
七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」
七海(仮)「七海がたくさん....」
七海(仮)「....ん?」
??「」チーン
七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」ゲシゲシ
七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」ボコボコ
七海(仮)「!?」
七海(仮)「ちょ、ちょっと七海たち!何してるんれすか!」
七海たちがボコっている相手
>>888
888 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 20:51:49.62 ID:iZnsT4A9O
海にゴミを捨てた人
889 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:08:30.59 ID:q4us3hx+0
七海(仮)「ダメれすよこんなことしたら〜!」
七海(仮)「誰にこんなこと....」
海にゴミを捨てた人「」チーン
七海(仮)「誰れすか!?」
七海A「これは海にゴミを捨てた人れす」
七海(仮)「海にゴミを捨てた人!?」
890 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:09:19.11 ID:q4us3hx+0
七海B「この前釣りに行ったとき、見かけませんれしたか?」
七海(仮)「そういえば、こんな人が海にゴミを捨てていました....」
七海(仮)「注意する前に逃げられてしまいましたけど....」
七海C「その時の苦い体験を処理するために」
七海D「ここ、頭の中でこいつをボコボコにしています」
七海(仮)「ストレスの発散ということれすね!」
七海E「はい」
891 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:09:52.63 ID:q4us3hx+0
七海F「こうすることで、七海の心身の健康を保っているんれす」
七海(仮)「いつもありがとうございます〜」
七海(仮)「あれ?ってことはここって....」
七海(仮)「頭の中れすか!?」
七海G「そうれすよ?」
七海(仮)「よかった、ちゃんと入れたんれすね〜」
七海(仮)「でも不思議れす〜」
七海(仮)「頭の中ってこうなってたなんて〜」
七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」シーン
七海(仮)「?」
892 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:12:51.76 ID:q4us3hx+0
七海(仮)「何かあったんれすか?」
七海H「いつもは、こうじゃないんれす」
七海(仮)「どういうことれす?」
七海I「実はこの前、怖いやつがきて」
七海J「七海の人格を引っ張り出して、バラバラにしたんれす....」
七海(仮)「え?じゃあ元々は1人ってことれすか....?」
七海K「当たり前じゃないれすか、七海は多重人格じゃないれす」
七海(仮)「れすよね....」
七海L「しかも、そいつが脳の管理機能を乗っ取ってしまって....」
七海(仮)「やっぱりあいつなんれすか....」
七海M「いつもならさっきの人みたいにボコボコにするんれすけど」
七海N「バラバラにされてしまったせいで力が弱くなったのか、とても勝てなかったんれす....」
七海(仮)「....」
七海O「ところで、七海はどこの七海れすか?」
七海(仮)「....七海は」
七海(仮)「七海を救うために外からやって来た七海れす!」
七海たち「「「「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」」」」
七海(仮)「そいつのいるところに案内してください!」
七海(仮)「七海が、七海の身体を取り戻します!」
七海(仮)「総攻撃れす!」
七海たち「「「「「「「「「「「!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
敵が籠っているのはどんなところ?
>>893
893 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/10(水) 21:15:40.93 ID:CCquontj0
胃液の海に浮かべた要塞
894 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:26:41.64 ID:q4us3hx+0
七海P「あそこれす!あそこに敵が籠っています!」
七海(仮)「海の上に強そうな建物がありますね....」
七海Q「あ!その海には触れないでください!」
七海(仮)「?」
七海R「全部胃液なので、触った途端に全身が溶けて死にます!」
七海(仮)「!?」
七海(仮)「えっ!?ここって脳れすよ!?」
七海(仮)「どうして胃液があるんれすか!?七海死んじゃいますよ!?」
七海S「違います、ここは脳の中の精神世界れす」
七海T「実際に脳の中に胃液が入ってるわけじゃないれすよ」
七海(仮)「そういうことれすか....」
895 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/10(水) 21:27:50.36 ID:q4us3hx+0
七海U「この海も建物も、全部あいつが作ったんれす....」
七海(仮)「作ったって....どういうことれすか?」
七海V「ここは精神世界れす、精神力さえあれば基本的になんでも生み出せます」
七海W「でも七海たちはバラバラにされてしまったので、何もできなくなってしまったんれす.....」
七海(仮)「....だったら」
七海(仮)「七海が想像して創造すれば、どうにかできるかもしれないってことれすね」
七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」コクコク
七海X「でも気を付けてください....」
七海Y「ここで生み出せるものは想像できたことだけ....」
七海Z「だから正確に想像しないといけません....」
七海(仮)「なるほど....」
七海(仮)「もし銃を想像しても、七海は中の構造を知らないので使い物にはならないんれすか」
七海a「そういうことれす....」
七海(仮)「七海が正確に想像できて、胃液の海と大きな建物をどうにかできるもの....」
想像したもの
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