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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
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734 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 01:07:22.65 ID:zEBHko9tO
ボクサーのメイウェザーかと思ったらウェザーリポートを使うんだメイ元首相が出てくるってどうなってんだよ作者の頭(褒め言葉)
735 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 21:57:22.52 ID:GdSNJ4Na0
メイ「あら、可愛らしいスタンドね」
P「ああ、俺もビックリだよ」
P「七海、俺の背中に乗れ!」
七海(仮)「?」
P「いいから!」
七海(仮)「わ、わかりました!」ヨイショ
736 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 21:58:26.63 ID:GdSNJ4Na0
P「ローリング△ッ!この山の摩擦を減らせェェェ!!!」
ローリング△『チョット、ハリキッチャオウカナ』
ブゥン
ザザーッ
七海(仮)「すごいれす!この辺りの物が全部流されていきます!!!」
メイ「....なるほど」
737 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 21:58:59.03 ID:GdSNJ4Na0
メイ「触れたものの摩擦力を操る能力、といったところでしょうか」
P「....」
P「....なぜお前は平然と立っていられる」
メイ「あら、だって私」
メイ「地面の上に立っていませんもの」ウフフ
七海(仮)「プロデューサー、あの人....」
七海(仮)「浮いてます!」
P「何ィ!?」
738 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 21:59:30.33 ID:GdSNJ4Na0
メイ「しかし、うっかりあなたに触れられても困りますし」
フワァ
メイ「あなたには絶対に触れられない位置で戦うとしましょうか」フワフワ
P「チィッ....!」チッ
七海(仮)「ど、どうするんれすか....??」
P「自分の身体を自由自在に浮かせている....」
P「重力系の能力か....?」
739 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:00:28.10 ID:GdSNJ4Na0
メイ「もう終わりですか?」
メイ「それでは私も」ブンッ
P「痛って!」
ツー
P「!?」
七海(仮)「血が!?」
メイ「....」ニコニコ
P「....何をした」
740 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:02:23.90 ID:GdSNJ4Na0
メイ「なんでもかんでも聞いてばかり」
メイ「少しは自分の頭で考えてみてはいかがですか?」
P「....」
メイ「....仕方ありませんねえ」
メイ「愚民の問いに答えてあげるのも上の者の務め」
メイ「....私はただ、局地的に強い風を吹かせて」
メイ「あなたの身体を撫でてあげただけですよ」
P「風?」
741 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:03:05.30 ID:GdSNJ4Na0
メイ「まだわかりませんか?」
メイ「私が浮いているのも、気温の変化で起こした上昇気流の上に乗っているだけなのですよ」
七海(仮)「ど、どういうことなんれしょう....」
P「わからん....」
メイ「....」
742 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:03:44.20 ID:GdSNJ4Na0
メイ「この雨も!私が能力を使って起こしたものです!!!」
P「どういうことなんだ....?」
七海(仮)「七海にもサッパリれす....」
メイ「私のスタンドはウェザー・リポート!」
メイ「天気を操ることができるのです!!!!!」
P「自分から教えてくれたぞ」
七海(仮)「優しいれすね」
P「人のこと散々愚民愚民言ってるがあいつも大概だな」
メイ「っ!!!!!!」
743 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:04:34.38 ID:GdSNJ4Na0
メイ「....まあ良いでしょう」
メイ「これくらいのハンデ、なんてことはありません」
P「....」
P「....七海、手を強く握ってくれ」
七海(仮)「こうれすか?」ギュゥッ
P「....よし、興奮してきた」グググッ
七海(仮)「....」
744 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:05:29.77 ID:GdSNJ4Na0
メイ「もう少し痛めつけても問題なさそうです....」
メイ「ねッ!」ブンブンッ
P「....」シュルリ
メイ「!?」
メイ「(確かに捉えたはずでしたが....)」
メイ「....」ブンブンッ
P「....」シュルシュルリ
P「(よし)」
P「(物理攻撃であれば、俺の能力で無効化はできる....)」
745 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:08:27.20 ID:GdSNJ4Na0
P「(だがどうする....)」
P「(奴が上空にいる以上、攻撃手段がない....!)」
P「(そもそも俺の能力は、摩擦力を操って相手を無効化するもの....)」
P「(相手と正面から戦うのは分が悪いんだ....)」
P「(相手は相手で思いっきり攻撃型だし....)」
七海(仮)「プロデューサー....?」
P「....七海ィ!!!」
七海(仮)「はいっ!?」
P「なんか作戦ある?」
七海(仮)「七海に聞くんれすか!?」
メイに対抗するための作戦
>>746
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 22:10:06.98 ID:OGOS5ZPA0
芳乃復活させて神頼み
747 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:21:15.17 ID:GdSNJ4Na0
七海(仮)「作戦って、七海は手を握りに来ただけれすよ!?」
P「俺も八方塞がりというか....」ハァッ
七海(仮)「ええ〜、そんなこと言われても七海もなにも....」ハァハァ
P「どうすっかなこれ」ゼェゼェッ
七海(仮)「そっ、そんなことよりこれ、おかしいれす....」ハァゼェ
P「ああ、突然息がッ....」ゼェハァ
748 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:22:00.74 ID:GdSNJ4Na0
P「....まさか」チラ
メイ「ここは山の上ですから」
メイ「息が苦しいのも仕方ありませんねぇ」ニコニコ
七海(仮)「阿闍羅山の、標高は、700mれす....」ゼェッ
P「あいつの仕業かッ....」ハゼ
七海(仮)「何かないんれすか!?」ハァハァ
P「何かないか何かないか」ポケットガサゴソ
ポロッ
749 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:22:30.97 ID:GdSNJ4Na0
七海(仮)「これは?」
P「ちひろさんから貰った芳乃の干物」
七海(仮)「?????」
P「もう手がないしこれに縋るしかないか....」ゼェゼェ
P「困った時の神頼みだッ....」ハァハァ
七海(仮)「ついにおかしくなっちゃいました....」
750 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:23:03.70 ID:GdSNJ4Na0
P「お茶を垂らして」
ピチャ
P「あ、さっき切られたとこから出た血が混じっちゃった」
ムクムクムクムクッ!!!!
P「うわっ!?」
七海(仮)「なんなんれすかこれ!?」
P「だから芳乃だって言ってんだろ!!!」
七海(仮)「はあ!?」
ムクムクムクムクムクムクムクムクッ!!!!
751 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:32:39.40 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「....」
P「よ、芳乃....」
七海(仮)「芳乃さん....!?」
メイ「....どなたですか」
P「芳乃!今ヤバいんだどうにかならないか!?」
芳乃「....」
芳乃「....そなた」
P「なんだ?」
752 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:33:18.38 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「....遅いのでして」
P「へ?」
芳乃「復活させるのが遅いのでして!!!!!!!!!」ドンドン
七海(仮)「よ、芳乃さんが声を荒げて怒ってます!?」
芳乃「なんでこうなるまで放っておいたのですか!!!!!!!」バシバシ
P「ちょ、いて、痛いて!」
七海(仮)「目も血走っていて、皮膚も紅潮しています!?」
七海(仮)「筋肉も隆起して、普段の体つきからは考えられないくらい膨らんでいますし!!!」
芳乃「胸はいつも通りでして!!!!!!!!!!!」
七海(仮)「ひぃっ!?」
753 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:34:34.96 ID:GdSNJ4Na0
P「芳乃!今はとりあえずアイツ!アイツどうにかしてくれないか!?」
P「お説教はあとで聞くから!」
芳乃「誰ですか!!!!!」
P「アイツ!」スッ
メイ「....」
メイ「突然現れたかと思えば....」
メイ「なんと品のない....」
メイ「これだから愚
芳乃「おまえでして?」ボゴォッッッッ!!!!!!
メイ「ぅ゛ぁ゛ッッッ!!?!?!??!?」
754 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 22:34:37.14 ID:elXnLRsDO
よしのんって、はーちゃんと同じ身長なんだよね
でも千枝ちゃんと同じバストサイズ……
755 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:35:41.02 ID:GdSNJ4Na0
ヒュー
ドスン
P「い、一瞬で撃ち落とした....」
七海(仮)「今何が起こったんれすか....?」
P「俺にも見えなかったが」
P「おそらくメイのいるところまでジャンプして思いっきりぶん殴ったんだと思う」
七海(仮)「あのおばさん、アオモリンの5階くらいの高さに浮いてましたよ!?」
P「ああ....」ドンビキ
756 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 22:35:57.05 ID:4VySEPfl0
>>754
実は紗枝はんより身長が高い
でも和服の似合い度は紗枝はん以上
757 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:42:57.47 ID:GdSNJ4Na0
P「なんでだ....?ちゃんと言われた通りお茶で戻したのに....」
P「血か?血が悪かったのか?」
芳乃「....」スタスタ
芳乃「そなた、お説教の続きを....」
メイ「....」ヨタ
七海(仮)「芳乃さん後ろっ!」
758 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:43:56.92 ID:GdSNJ4Na0
メイ「私を舐められては困ります!!!」ズァッ
芳乃「....うるさい」パシ
メイ「なッ!?」
芳乃「今話をしている途中でしょうが!!!!!!!!!」ボカバキブクベゴォッッッッ!!!!!!!!!
メイ「」ボゴォッ
P「ヤバイて....」ガクブル
七海(仮)「あああああああああれだれれすか....」ビクビク
759 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:50:53.19 ID:GdSNJ4Na0
ピカァ
P「空が!」
七海(仮)「能力が切れたんれす!」
P「てことは....倒したのか....?」
七海(仮)「虹....!」
七海(仮)「空も七海たちを祝ってくれてます〜!」
芳乃「それではそこに正座するのですー」ニッコリ
P「へぇっ!?」
芳乃「お説教はまだ終わっていないのですよ!!!!!!!!!!!」バシバシ
P「」
七海(仮)「」
760 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 22:59:16.90 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「まずわたくしのフィギュアがなぜあのメーカーなのかを聞かせてもらいますー」
P「俺に聞かれても....」
芳乃「わたくしが小学生と同レベルだと言いたいのですか!!!!!!!!」バシバシバシバシ
P「いていていていて」
芳乃「触るのでして!!!!触ればわかるのでして!!!!!!」グイグイ
P「ちょ、それはマズいから
ズデッ
761 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:00:49.75 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「....」
P「....?」
P「芳乃?大丈夫か?」
芳乃「問題はないのでしてー....」ニチャァ
七海(仮)「....!」
七海(仮)「芳乃さん!!!」
七海(仮)「その足どうなってるんれすか....!?」ビクッ
芳乃「足....?」チラ
芳乃「!!!」
P「お前の足ッ、ナ、ナメクジみたいになってるぞ!?」
762 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:03:46.83 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「!!!」
芳乃「そなたもなっているのですよ!?」
P「何ッ!?」ニチャァ
メイ「....お前たちは、絶対に、許さない」ハァハァ
P「お前ッ!まだ意識が....!」
メイ「フフ、どうやら表れ始めたようですね....」
メイ「私のヘビー・ウェザーの効果が....!」ニタァ
763 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:17:55.98 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「おまえっ!!!」ジタバタ
メイ「その下半身ではもう動けないのではないですか?」ニッコリ
芳乃「ッ....!!!」ジタバタ
P「よ、芳乃....」
P「....!」
P「(マズい、俺の方も....)」
764 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:18:52.40 ID:GdSNJ4Na0
メイ「手間をかけてくれましたね!」ボタ
メイ「お前たちのような愚民は」ボタボタッ
メイ「そうやって地べたを這いずり回っているのがお似合いなんですよ!!!」ドバッ
P「....これは一体何なんだ」
メイ「ハァ、あなたは先ほど私を馬鹿にしていましたね」ゼェ
メイ「しかし教えてあげましょう、どうせもうすぐ消えゆく命です」ハァ
765 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:19:28.76 ID:GdSNJ4Na0
メイ「私のスタンド、もう1つの能力」
メイ「ヘビー・ウェザー」
メイ「あなたたちは私に『カタツムリになる』という暗示をかけられたのですッ!」
メイ「この太陽光を使ってェェェ!!!」ゼェゼェ
P「暗示だと....!?」
P「どういうことなんだ!」
メイ「....アハハ」
メイ「アハハハハ!」アハハ
P「何がおかしい!」
766 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:20:44.32 ID:GdSNJ4Na0
メイ「....情報を引き出したところで」
メイ「もう無駄だというのに」
メイ「必死で会話を続けるあなたが滑稽で、つい....!」クスクス
P「....」
メイ「この力は、私にも制御できません」ニタァ
P「なッ....」
767 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:21:35.45 ID:GdSNJ4Na0
メイ「私を侮辱したあなた方が悪いのですよ」ニンマリ
メイ「今頃この周辺、いえ」
メイ「青森中の人間が同じように苦しんでいることでしょう!!!」
P「なんてことを....」
メイ「....しかし」
メイ「そちらの方がまだマシでしょう」
768 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:22:34.23 ID:GdSNJ4Na0
メイ「惰眠を貪り無駄な脂肪ばかりを蓄え、口を開けばいらぬことばかり」
メイ「あまつさえ私を首相の座から引きずり下ろすような低能の猿共なんて」
メイ「物言わぬカタツムリ以下に違いありません!!!」
メイ「アッハッハ!」
芳乃「ッ....!」
P「こんなの....どうしようもないじゃないか....」
メイ「そうです!平民は上級の人間の下で何も出来ずに一生を終えていけば良いのです!」
七海(仮)「あの、七海には効かないんれすか?」
メイ「!?!?!?!?!?!?!?」
769 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:28:08.10 ID:GdSNJ4Na0
P「!」
P「(どういう原理かはわからないが、今の七海の身体が無生物なのが関係してるのか....?)」
P「(いや、今そんなことはどうでもいい....)」
P「七海ッ」コソコソ
七海「?」
P「....3分だ」
P「3分だけでいい」
P「その間だけアイツを相手に時間を稼いでくれ....」
七海「!?」
770 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:29:16.73 ID:GdSNJ4Na0
七海「で、でも七海は戦えないれすよ!?」
P「頼む....その後は俺がどうにかする....!」
七海「そう言われても
メイ「なぜ私の言うことが聞けないのですか!!!」
七海「!?」
メイ「カタツムリになれと!!そう言っているというのに!!!!」
メイ「....」
メイ「....わかりました」
メイ「喜びなさい、あなたは私が」
メイ「直々にとどめを刺してあげましょう」
七海(仮)「えぇっ!?」
七海(仮)「(どどどどうしたらいいんれすかあ〜!?)」
七海(仮)の時間稼ぎ
>>771
771 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 23:33:36.37 ID:8VgKA2JzO
ヒョウモンダコになりきって攻撃
772 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:45:48.92 ID:GdSNJ4Na0
七海(仮)「....」
七海(仮)「....はぁ〜」
メイ「....?」
七海(仮)「....七海の最終奥義」
七海(仮)「ヒョウモンダコ拳!!!」
七海(仮)「....」フニャア
メイ「....」
773 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:46:48.58 ID:GdSNJ4Na0
メイ「....なんですか、その妙な構えは」
七海(仮)「そっちから聞くなんて」
七海(仮)「おばさんも愚民?と同じなんれすね〜」
メイ「!!!!!」
メイ「言わせておけば....!!!!」
七海(仮)「来るんれすか?どうぞ〜」カムカム
メイ「ッ....!」ギリッ
七海(仮)「(実際来たらどうすればいいんれしょ....)」
774 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:48:10.92 ID:GdSNJ4Na0
メイ「ッ....!」
メイ「(あの自信はなんなの....?)」
メイ「(私のヘビー・ウェザーも効かないし)」
メイ「(何か能力を隠し持っている....?)」
メイ「....」
775 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:48:43.71 ID:GdSNJ4Na0
メイ「(さっき確かに『ヒョウモンダコ拳』と言った....)」
メイ「(ヒョウモンダコといえば、唾液に強い毒性を持つタコ....)」
メイ「(まさか、あの構えで誘い込んで接近したところを)」
メイ「(致死性の猛毒で....!?)」
メイ「....」
七海(仮)「(なんか勝手に止まってくれてますね)」
776 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:50:27.11 ID:GdSNJ4Na0
メイ「....」
七海(仮)「....」
七海(仮)「....来ないならこっちからいきますよ!」
メイ「(敵の能力がわからない以上、こちらから手を出すのは危険すぎる....)」
メイ「....」
メイ「(....私の優勢は揺らがない)」
メイ「(....あえて敵のフィールドに飛び込む必要はない)」
メイ「勝手にしなさい」フワァ
七海(仮)「!」
メイ「....私を誘い込むということは」フワフワ
メイ「....空中にいれば手出しはできないのではないかしら?」フワフワ
七海(仮)「(どっちにしろ手だしはできません)」
777 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 23:55:20.10 ID:+Atm/xDd0
なまじ知恵があるだけ不利になるやつだな…
778 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:58:14.53 ID:GdSNJ4Na0
P「七海ッ!」
七海(仮)「プロデューサー!?」
P「俺を後ろから思いっきり突き飛ばせ!!!」
七海(仮)「はいっ!」ドンッ
シュー
779 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:59:02.54 ID:GdSNJ4Na0
芳乃「(カタツムリの粘液と、山の摩擦の軽減によってかなりのスピードが出ていますー!)」
メイ「ふん、カタツムリになりかけているお前が何を」
P「(....最初は驚いたよ)」
P「(まさかケツから脂が出ているとは)」
P「(....閉じとくの、大変だったぜ)」
P「....肛門」
P「開放ッッッ!!!!!」ブババババババババ
ブワァッ
780 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/07(日) 23:59:18.33 ID:EVqGu2dXO
すごい伏線だ…
781 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/07(日) 23:59:33.74 ID:GdSNJ4Na0
メイ「う、浮いた!?」
P「ようおばさん」
P「そしてサヨナラだ」スッ
メイ「愚民があああああああああああ!!!!!!!!!!」
七海(仮)「あれは!!!」
P「喰らえェェェェェッッッッッ!!!!!!!!」ガギンッ
七海(仮)「超合金アーマードサバオリくん!!!」
782 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 00:00:39.40 ID:IL9GHSty0
本日はここまでになります
今更ですが、このSSに出てくるメイ前首相は実際の人物とは全く関係がありません
日付変わりましたので、本日の夜21時以降に再開します
783 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 00:45:20.18 ID:xwa+3lAZO
おつです
784 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 01:46:36.53 ID:Xg72QY0H0
乙でした
バラムツの伏線がw
785 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 06:08:19.72 ID:CUr7GPEDO
そしてサバヲリくんにも出番が
そういえば、メタル桃子って出番あんなけ?
786 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:19:25.19 ID:IL9GHSty0
P「はぁ....はぁ....」
メイ「」
P「やったみたいだな....」
芳乃「どうやら能力も解けたようでございますー」
七海(仮)「プロデューサー!芳乃さん!」ギュッ
P「七海、よくやってくれた」
芳乃「七海さんのおかげですー」
七海(仮)「それは違います!」
787 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:20:13.94 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「おばさんをボコボコにした芳乃さん」
七海(仮)「時間を稼いでプロデューサーを突き飛ばした七海」
七海(仮)「そしてバラムツジェットで空中浮遊して超合金アーマードサバオリ君攻撃をしたプロデューサー」
七海(仮)「これは、みんなの力でつかみ取った勝利れす!」
P「....」ウンウン
芳乃「ほほー....」ニコニコ
788 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:21:04.04 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「あれ?芳乃さん」
芳乃「?」
七海(仮)「もうお説教はいいんれすか?」
P「七海のバカ!」
芳乃「....」ゴゴゴゴゴ
P「せっかく忘れてたのにー....」
芳乃「....」ゴゴゴゴゴ
789 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:21:45.38 ID:IL9GHSty0
芳乃「怒りは収まりましたー」
七海(仮)「そうなんれすか?」
芳乃「わたくしのあの状態は」
芳乃「復活時に血を取り込んでしまったことによる一時的なものー」
芳乃「時間経過によって徐々に己を取り戻すのですー」
P「物騒な力だが、芳乃がいなきゃアイツは倒せなかったからな....」
芳乃「バーサーカーモードのわたくしは近接戦最強でございますー」
七海(仮)「そう言えるだけの実力はありました....」
790 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:22:17.80 ID:IL9GHSty0
芳乃「ですので、ここからは通常の依田芳乃でございますー」
P「戦力としては期待するなって?」
芳乃「はいー」
芳乃「失せ物探しであれば協力できますがー?」
P「いつも通りってことか」
P「....」
七海(仮)「....それなら」
791 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:23:37.92 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「芳乃さんはもう避難した方がいいと思います」
P「だな」
芳乃「....」
芳乃「....よろしいのですかー?」
P「....もうあの力が使えない以上」
P「普通のアイドルである芳乃を、敵の本丸には連れていけない」
芳乃「....でしたら」
792 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:24:42.53 ID:IL9GHSty0
芳乃「七海さんはよいのですかー?」
七海(仮)「....今の七海は、人間の身体ではないので」
七海(仮)「本来なら命に関わるようなダメージを負っても大丈夫なんれす」
芳乃「....」
七海(仮)「それに、万が一のための手つなぎ要員も必要れす」
七海(仮)「....あと、これはただのわがままなんれすが」
793 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:25:24.91 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「早く七海に会いたい....!」
芳乃「....わかりましたー」
芳乃「わたくしも、足手まといになりたくはありませんー」
芳乃「ここからはお2人にお任せしますー」
P「....すまん」
芳乃「いえ、お説教はこれが終わってからでも遅くはありませぬー」ニッコリ
P「やっぱりまだ怒ってるじゃん!」
七海(仮)「次は激怒するためだけに干からびるんじゃないれすか〜?」
P「勘弁してくれ....」
794 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:27:02.21 ID:IL9GHSty0
芳乃「それではー」シュー
P「俺の能力が発動中だから仕方のないこととはいえ」
P「よく恐れずに山を滑り降りていけるな....」
七海(仮)「芳乃さんれすから」
P「やっぱり精神年齢は幼女じゃないわ」
芳乃「そなたー?」シューーーー
P「....耳がいい」
七海(仮)「なんで自分から怒られに行ってるんれすか」
795 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:28:11.51 ID:IL9GHSty0
P「しかし」
P「こんなことになるなら、千夜とドラゴンさんを行かせるんじゃなかったな....」
七海(仮)「どこまでトリケラトプスさんたちを持って行ったんれすかね〜?」
P「どうする?あの2人を待つか」
P「それとも俺らだけでアオモリンに突入するか」
七海(仮)「そうれすね〜....」
待つ or 待たない
>>796
796 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:29:38.95 ID:Xg72QY0H0
待たない
797 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:37:46.98 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「行っちゃいましょう〜」
P「いいのか?」
七海(仮)「あの数のトリケラトプスを放せる場所となると限られます」
七海(仮)「そんなところを探す時間も含めると、まだ時間がかかるのかもしれません」
七海(仮)「....待った方が安心なんれしょうか」
七海(仮)「でも七海は、これ以上敵に時間を与える方が心配れす!」
P「それはたしかにな....」
798 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:39:34.07 ID:IL9GHSty0
P「一応聞いてた戦力はほぼ片づけたわけだし」
P「俺らだけでもなんとなやれるか?」
七海(仮)「....あとれすね」
七海(仮)「七海、さっきのおばさんは中ボスだと思います!」
P「中ボスて」
P「なんとなく言ってることはわかるけども」
七海(仮)「残るはラスボスだけ」
七海(仮)「七海の身体はすぐそこれす〜!れっつご〜!」
P「あいよ」
799 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:40:11.62 ID:IL9GHSty0
スタスタ
七海(仮)「そういえば、そこに女の子がいるんれすよね」
七海(仮)「七海には見えませんけど」
P「うん、今もいるよ」
P「能力発動中はずっと出っぱなしみたいだ」
ローリング△『?』
800 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:40:43.43 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「その子の出番って終わりれすか?」
P「え、うん、いまのところは」
七海(仮)「....」
七海(仮)「なんのために出したんれすか?」
P「な、何のためにって言われてもなあ....」
801 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:41:22.19 ID:IL9GHSty0
P「なんか向こうが、名前つけろースタンド出せーとか言うから
P「そのとおりにしたら出ちゃっただけだし、どう使うとかは....」
ローリング△『....』ショボン
七海(仮)「そんな言い方かわいそうれすよ〜」
P「本当だめっちゃしょげてる、すまん....」
ローリング△『....ふんっ』プイ
802 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:42:56.95 ID:IL9GHSty0
P「でもな」
P「俺の力って触れたものの摩擦力を操る力だから」
P「それが幼女として具現化したところで、何かさせられるわけでもないんだよ」
P「結局この子も
ローリング△『ローリング△!』
P「....ローリング△も俺が触れられる範囲にしか出てこられないみたいだし」
七海(仮)「....七海」
七海(仮)「ひらめきました!」
P「?」
803 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:43:30.78 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「たしか、元々の能力は自分の肌の摩擦力を操るだけだったのが」
七海(仮)「軍との戦いで覚醒して、ものの摩擦力も操れるようになったって言ってましたよね?」
P「おう」
P「自分以外のものに干渉できるようになったのは昨日が初めてだ」
七海(仮)「つまり、能力は成長・進化するんれす....」
P「あのおばさんも2つ能力持ってたしな」
804 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:43:58.24 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「....だったら」
七海(仮)「名前を付けて、具現化したことで」
七海(仮)「新しい力が発現している可能性はありませんか....?」
P「あ、新しい力!?」
七海(仮)「あくまで可能性れす....」
七海(仮)「『第3の能力』の心当たりはありませんか....?」
P「まったくないな....」
P「俺自身も知らない能力なんて使いようがないし....」
805 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 21:44:29.01 ID:IL9GHSty0
P「なんかある?」
ローリング△『あるよ』
P「あるってさ」
七海(仮)「ほら〜」
ローリング△第3の能力
>>806
806 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:46:22.62 ID:ryVqoy310
時間を自分だけ早く感じられるようにする
807 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 21:48:11.13 ID:kceRva/qO
逆メイドインヘブンかな?
808 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:11:32.70 ID:IL9GHSty0
ローリング△『時間を自分だけ早く感じられるようにする』
P「時間を自分だけ早く感じられるようにする?」
七海(仮)「それが新しい能力なんれすか?」
P「ああ、ローリング△が言うにはそうらしい」
七海(仮)「....つまりどういうことれすか?」
P「俺にもよく分からん」
ローリング△『じゃあ使ってみる?』
P「頼む」
ローリング△『えいっ』
809 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:12:19.03 ID:IL9GHSty0
ブゥン....
P「....?」
七海(仮)「プロデューサー?どうれすか?」
P「....」
P「....」
P「....」
P「....」
P「....」
七海(仮)「プロデューサー?」
810 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:12:50.38 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「プロデューサー!?」ユサユサ
P「....」
P「....」
P「....」
P「....ぅわあ!!!」ビクッ
七海(仮)「ちょ、いきなり止まったと思ったらどうしたんれすか!?」
P「止まった?俺は七海の言ってることが聞き取れなくなったと思ったら」
P「いきなり物凄い速さで俺を揺らしたから驚いたんだよ!」
七海(仮)「ええ?」
811 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:13:27.00 ID:IL9GHSty0
ローリング△『これが、新しい力だよ』
P「てことは」
P「実際の世界の時間の流れとは関係なく」
P「俺から見た世界の時間の流れが限りなく早くなるってことか?」
ローリング△『うん』
812 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:13:54.01 ID:IL9GHSty0
P「世界の時間を早く感じるから」
P「相対的に、俺以外の人から見たら」
P「俺は遅く動いているってこと?」
ローリング△『そうだよ』
P「えぇ....?」
P「自分の動きは遅くなるし、俺からすると他の人の行動は認識できないし」
P「使いどころが全くわからねえ」
七海(仮)「....」
813 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:14:49.70 ID:IL9GHSty0
七海(仮)「使い方ありました〜!」
P「なんだ!教えてくれ!」
七海(仮)「お説教されてる時とかどうですか?」
P「それいいな!」
P「動きを伴う場合は使えないが」
P「ただ説教聞いてるだけならスローになってても問題ないしな!」
P「って全然バトル向きじゃねー!!!」
七海(仮)「れすね〜」アハハ
814 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:15:17.62 ID:IL9GHSty0
P「これからラストバトルかもしれないのにどうすんだよこれ!」
ローリング△『今のローリング△は、怖いものなしだよ!』
P「お説教の時限定だろ!」
七海(仮)「そう都合よくはいかないってことれすよ....」
P「ま、元々当てにしてたわけじゃないからいっか....」
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 22:17:15.75 ID:oy/MutYG0
いつのまにかメタル桃…ローリング△が流暢に喋るようになってる…
816 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:35:38.55 ID:IL9GHSty0
>>815
ローリング△も戦いを経て成長したので、言語能力も飛躍的に向上しました(適当)
817 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:36:08.06 ID:IL9GHSty0
〜アオモリン〜
ガチャリ
P「....」
七海(仮)「....」
P「誰もいない....?」
七海(仮)「綺麗な宮殿れすね〜」
七海(仮)「青森一、いや東北一かもしれません〜」
P「呑気に見物してる場合かよ....」
818 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:36:45.72 ID:IL9GHSty0
カツーン
カツーン
P「....誰かが来る」
七海(仮)「....」ジー
七海(仮)「階段の上れす!」
P「....」ジロリ
七海「....」カツ
七海「....」カツ
P・七海(仮)「「七海!?」」
819 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:38:05.00 ID:IL9GHSty0
七海「....七海を」
七海「助けに来てくれたんれすね!」
P「無事だったのか!」ダッ
七海「プロデューサー!」
P「七海っ」ダッ
七海「このくらいでいいか?」
七海「感動の再会は」ニタァ
P・七海(仮)「「!?」」
820 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:39:18.93 ID:IL9GHSty0
七海「どうした?」
七海「お前たちが欲しい言葉をかけたつもりだったが....」
七海「間違っていたかな?」
P「....」
P「....お前」
七海「....やれやれ」
821 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:39:56.53 ID:IL9GHSty0
七海「メイのやつめ」
七海「あれだけ着飾った言葉を並べておいてしくじるとは」
七海「フッ」クスリ
七海「所詮、あのジョンソンでもできたEU離脱すらしくじった女」
七海「やはりあいつも、会議を長引かせるだけの女に過ぎない」
七海(仮)「プロデューサー....」
P「....」コクリ
822 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:40:47.52 ID:IL9GHSty0
七海「新たな世界の礎となるのは」
七海「荷が重すぎたか....」
P「....おい」
七海「なんだ?」
P「七海をどこへやった!」
七海「ん〜?」
823 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:42:17.16 ID:IL9GHSty0
七海「お前の目は節穴か?」
七海「多大な犠牲を負ってまで、自ら救いに来た人間の顔すら見分けられないとは....」
P「....違う」
P「お前は七海じゃない」キッ
七海「はて」
七海「ではなんだ、お前の隣にいるその機械が浅利七海だとでも?」
七海(仮)「な、七海が七海れす!」
七海「誰がどう見ても、私が浅利七海だと思うのではないか....?」
P「お前は....誰だ....!」
824 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:43:25.64 ID:IL9GHSty0
P「答えろ!」
七海「....ハァ」ハァ
七海「これだけ言ってもまだわからんか」
七海「....私は既に戴冠式を済ませた」
P・七海(仮)「「....?」」
七海「お前たちが民衆を片付けてしまったせいで、すっかり寂しいものになってしまったが」
七海「もはやそれは問題ではあるまい」
825 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:44:04.62 ID:IL9GHSty0
七海「....改めて、お前たちに宣言してやろう」
七海「....我こそが」
七海「プリンセス・浅利七海!」
七海「青森の女王にして、これからの世界を統べる者!!!」
P「何を言っているんだ....」
七海(仮)「....七海は」
七海(仮)「どうしちゃったんれすか....」
826 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/08(月) 22:45:01.07 ID:IL9GHSty0
早いんですが本日はここまでになります
佳境です、残りも楽しんで行きましょう
明日の夜21時以降に再開します
827 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/08(月) 23:03:02.12 ID:oy/MutYG0
>「やはりあいつも、会議を長引かせるだけの女に過ぎない」
こいつ元お偉いさんのフォレスト氏では
828 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/09(火) 11:50:07.41 ID:k1d7KxtDO
あと残った伏線はちひろさんとこのそれとバイバイン
それからペインレスと山形林檎ぐらいかな?
829 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:41:23.47 ID:ht77iBmh0
P「いい加減にっ....!」ダッ
七海「近づかない方がいいぞ」
P「何....?」
七海「お前が近づけば私は」
七海「この身体の、舌を噛み切って死んでやろう」ベー
P「....」ピタ
七海「賢明な判断だ」
P「チッ....」
830 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:42:35.39 ID:ht77iBmh0
七海(仮)「....あなたは、誰なんれすか」
七海「?」
七海「言っているではないか」
七海「私の名前はプリンセス七海」
P「....さっき身体のとかなんとか言ったな」
P「やっぱりその身体は七海本人なのか!」
七海「....ああ」
七海「見ての通りだ」
831 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:44:15.35 ID:ht77iBmh0
七海「と言っても、人は見た目が9割というからな」
七海「中身が誰であれ、私が浅利七海であることは疑いようのない事実」
P「何をわけのわからないことを....」
P「....だがな」
P「七海本人の身体だってことがわかって安心したぞ」
七海「?」
P「簡単さ、七海の中にいるお前を消してしまえば一件落着ってことだろ!」
七海(仮)「そうれす!」
七海(仮)「七海の身体は返してもらいます!」
832 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:45:37.15 ID:ht77iBmh0
七海「....確かに」
七海「今の私は、肉体的にはごく平凡な女子中学生の身体に入っているに過ぎない」
七海「お前たちに武力をもって立ち向かわれてはひとたまりもないだろう」
七海「....それがなんだというのだ」
七海「手を出す素振りが見えた時点で、私はこいつの舌を噛み切って」
七海「殺してやる」ベェ
七海「万が一お前たちの攻撃が私に届き、痛めつけたところで」
七海「傷つくのは浅利七海の身体だけ」
七海「どうだ?何か妙案でも浮かんだかな?」
P「....」
833 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/09(火) 21:46:55.04 ID:ht77iBmh0
P「....ありえない」
七海「何?」
P「七海の身体を殺せば、当然脳の機能も停止する」
P「だったら、その中にいるお前という人格も一緒に死ぬことになるはずだ」
P「だからお前は、俺たちを脅すことはできても」
P「決して実行には移せない!」
七海「....」
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