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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
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327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 22:49:24.05 ID:dUybPouuO
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328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 22:53:28.66 ID:073F/7JMo
>>311
あかり「は???」
329 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:11:39.97 ID:z8V8LVRm0
P「....手を、つなごう」
千夜「思考放棄ですか」
P「....違う」
P「きっとここが俺の人生の最後だから」
P「最後くらい可愛い女の子と手をつないで死にたいと思って」
千夜「それを思考放棄と言うのです!」バシッ
P「見切った!」
パシッ
330 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:12:13.48 ID:z8V8LVRm0
千夜「なっ....」
P「ふっ、死の淵に立たされた俺が千夜のパンチを掴むことなど容易い」
千夜「離しなさい!」
P「嫌だ、ここを、こうして」サワサワ
P「....できた」
P「手つなぎ!!!」
千夜「」
331 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:12:47.29 ID:z8V8LVRm0
P「あ゛ぁ゛〜たまらん」ハァハァ
千夜「....もう諦めるのですか」
千夜「....見損ないました」
千夜「私はお前を好きではありませんが」
千夜「....七海さんの、アイドルのためなら」
千夜「....何をしてでも、助けになるのだと思っていたのに」
P「....きた」
千夜「....もう遅いですよ」
332 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:13:27.86 ID:z8V8LVRm0
P「....千夜」
P「手をつなぐことは、人間の心と体に」
P「様々な効果を与えてくれるんだ」
千夜「!?」
千夜「まさかお前....!」
P「....」ニヤリ
333 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:13:54.81 ID:z8V8LVRm0
P「1つ」
P「人間は緊張するとコルチゾールというホルモンを分泌するが」
P「手をつなぐことによってこれは減少し、ストレスは軽減される」
P「これによって俺は、追い詰められた状況下では貴重な」
P「『落ち着き』を得る」
千夜「!」
334 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:14:21.99 ID:z8V8LVRm0
P「2つ」
P「手をつなぐことで」
P「幸せホルモンとも言われるオキシトシンが分泌される」
P「これで俺は」
P「幸せな気持ちになった」
P「千夜とずっと手をつないでいたいちゅっちゅ」
千夜「!!」
335 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:14:51.49 ID:z8V8LVRm0
P「3つ」
P「コルチゾールは敏感肌の原因」
P「つまり手をつなぐと」
P「コルチゾールの減少によって」
P「敏感肌が改善される!!!」ババーン
千夜「!!!」
千夜「...」
千夜「???」
336 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:15:23.37 ID:z8V8LVRm0
千夜「それは何か役に立つのですか」
P「それはな
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
千夜「!?」
P「来たか」
337 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:15:51.18 ID:z8V8LVRm0
千夜「お前、銃弾が来ます、伏せ
P「千夜、俺の背中におぶさってくれ」
千夜「この状況で何を言っているのですか!?」
P「ここを正面突破する」
千夜「!!?!?!?!?」
338 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:16:18.56 ID:z8V8LVRm0
P「早くっ!」
千夜「....」
千夜「....知りませんよ」オズオズ
P「俺の身体に完全に隠れたな」
千夜「はい....?」
339 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:17:35.23 ID:z8V8LVRm0
P「俺は幼い頃から敏感肌でな」
P「物心ついてからは、肌が荒れていなかったことがない」
P「特にここ、青森に来てからは」
P「海の潮風や冬の北風にあてられて」
P「肌のコンディションは最悪だったんだ」
千夜「はぁ」
340 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:18:31.98 ID:z8V8LVRm0
P「だが俺の肌荒れは、手つなぎによって完璧に改善された」
千夜「それが何か?」
P「物心つく前の俺の体質に、親は死ぬほど苦労したらしい」
P「今思えば敏感肌は、神が俺を抑えるために与えてくれたのかもしれない」
千夜「???」
P「....要するに」
P「肌荒れの改善された俺は」
P「無敵だ」
341 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:19:10.10 ID:z8V8LVRm0
青森軍「Fire!!!」ババババババババババババババババババババババババ
千夜「っ!!!」グッ
P「....」シュルリ
P「今の俺の肌の摩擦はほぼゼロ」
P「銃弾が俺を捉えることは」
P「ない」ニヤリ
千夜「お、お前!!!」パァッ
342 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:20:20.86 ID:z8V8LVRm0
本日はここまでになります
混沌としてきたので、近いうちにキャラ一覧を上げるつもりです
再開時はこちらで連絡します
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 23:24:53.69 ID:073F/7JMo
おつおつ
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/25(月) 00:06:38.83 ID:umrqtlPdo
乙ー
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/25(月) 00:45:36.46 ID:3iqXz1Pco
おつつ
ダブルアーツが始まるかと思ったよ
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/25(月) 13:09:09.10 ID:zg/Hf0jfO
また雑学披露してる…
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/25(月) 23:36:26.44 ID:HKpZPP860
Pと学ぶホルモンのはたらき
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/26(火) 15:27:19.21 ID:Ye86pGgp0
でもつるつる滑るから千夜はしっかり抱き着いておかないと滑り落ちるんじゃない?
ヤールギュレシみたいに
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/26(火) 15:49:13.18 ID:E1d5ZiDb0
まるで千夜の体に凹凸がなさすぎてつるつる滑るみたいな物言いだなぁ、おぉ!?
350 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:29:42.09 ID:m49LdaCw0
かなり内容が混沌としてきたので、私用の資料も兼ねてキャラ一覧を上げます。
今後の安価の参考にしていただけると幸いです。
351 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:31:36.21 ID:m49LdaCw0
P
とある芸能事務所のプロデューサー。兎にも角にもアイドル優先。アイドルに全てを捧げた男。
圧倒的な行動力と男気、そして肌の摩擦を無くすという特殊能力を持っている。
全体の摩擦を無くすだけでなく、肌荒れの箇所を操ることで必要な場所には摩擦を残すことも可能。
浅利七海
14歳のお魚大好きアイドル。無免許で河豚を捌いて第三者に振る舞っていた疑いがある。
青森国へロケに行ったまま行方不明。作中では名前を呼ばれるばかりで、ここまで一度も登場していない。
もはや彼女のスキャンダルはどこへやら、彼女の存在すら疑われつつある。
千川ちひろ
とある芸能事務所の事務員。Pのことが好き。意識的に心拍数を高めることで血流を加速させ、発生した熱量を運動能力に変換しスピードを急上昇させる「前借り」という技を使うことが出来る。心拍が高まることで心音がエンジン音のように鳴り響き、
体表の血管が腫脹するためか体色も赤く変化、さらに状態が進行すると白目が呉一族のもののように変化する。
さらにこの技の使用時には心臓に平常時の4〜5倍に相当するほどの負荷がかかるため、
全身の血管に損傷が生じて吐血や鼻・目からの出血を起こすばかりか、脳内出血が原因で記憶の喪失や混濁、幻覚、幻聴など重篤な症状が現れる。また、記憶の混濁によるものか好戦的な性格へと変化する。
彼女はこの危険な状態を別人格として切り離し、「鬼・悪魔・ちひろ」の言葉をキーにして押さえつけている。
元ネタは漫画『ケンガンアシュラ』。
352 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:32:09.84 ID:m49LdaCw0
棟方愛海
14歳のお山大好きアイドル。登山をしていた時にPに捕まり、プロフィールが七海と似ていることを理由に、
仮想人格入りナノマシンで人格を消されそうになった。
ライラさん
16歳のアイス大好きアイドル。七海に河豚を振る舞ってもらった張本人。
白雪千夜
17歳のお嬢さま大好きアイドル。七海を探して青森国に突入しようとするPを見つけ、勝手に着いてきた元人間。
幼い頃に遭った大火事で重傷を負い、生き永らえるために身体の80%ほどを義体とした。
通常時はごく普通の美少女だが、戦闘モードでは約15mでカラーリングが千夜風の巨大ロボットとなる。
他にも電気伝書鳩のような謎機能を多数備えている。
大和亜季
21歳のミリタリー大好きアイドル。千夜の招集した傭兵軍団の中になぜか混ざっていた。
原田美世
20歳のいじり大好きアイドル。北海道から青森に船で突入する時になぜか運転していた。
輿水幸子
14歳のカワイイ大好きアイドル。作中では未登場だが、大ファンである電気自動車メーカーCEOの手によって
彼女を模した魚雷が作られた。青森国軍の船団に少しだけ牙を剥いた。
353 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:32:40.49 ID:m49LdaCw0
脇山珠美
16歳の剣道大好きアイドル。学校への登校中、千夜の手によって突然拉致された。
そのまま解放されることはなく、体中が縛られた上に目隠しや猿轡で厳重に拘束された状態で長時間監禁されていたため、
『斬る』衝動に体中を支配された。その影響により、竹刀で青森国軍の船団のほとんどを壊滅させた。
久川凪
14歳のよくわからないアイドル。作中では未登場だが、青森国軍が壊滅し静かになった海を、千夜が「凪」と表現した。
十時愛梨
18歳のアップルパイ大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつ@。
遊佐こずえ
11歳のちょっと怖いアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつA。
彼女が食べたりんごは、ニュートンのリンゴという歪な笑顔が特徴の林檎で、摂取した結果重力操作の能力を得た。
使用すると眼球にリンゴと同じ歪な笑顔の模様が浮かぶ。元ネタはジャンプ漫画『HUNGRY JOKER』。
一ノ瀬志希
18歳の失踪大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こしたヤバいやつB。
他の4人とは違い、興味本位で洗脳りんごの危険性を認識したうえで食べたヤバいやつ。
自らの身体から排出される尿をバイバインにしているヤバいやつ。
354 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:33:07.59 ID:m49LdaCw0
ヘレン
24歳の世界大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつC。
強烈な個性にもかかわらず話にあまり関わってこなかった。
神崎蘭子
14歳の中二病大好きアイドル。強烈な個性にもかかわらず話にあまり関わってこなかった。
上条春菜
18歳の眼鏡大好きアイドル。事務所内でクーデターが勃発した時、春菜専用眼鏡部屋で眼鏡を愛でていたら巻き込まれずに済んだ。クーデター解決の立役者。
大原みちる
15歳のパン大好きアイドル。作中には未登場だが、彼女のパンがなければこの話は終わっていた。
橘ありす
12歳のタブレット大好きアイドル。ついでにプロデューサーのことも気になっており、
彼女の検索履歴を見た者は皆一様に柔らかな笑顔を浮かべる。
辻野あかり
15歳の山形りんご大好きアイドル。敵国内に潜入中のPに山形りんごを送った。
浜口あやめ
15歳の忍者大好きアイドル。敵国内に潜入中のPに苦無10本を送った。
龍崎薫
9歳のめちゃくちゃ元気で可愛いアイドル。敵国内に潜入中のPに芳乃を送った。
依田芳乃
16歳のおせんべいとお茶大好きアイドル。Pがトラブルに遭うことを事前に予知しており、
それに備えて数日前から仮死状態になっていた。現在はPのポケットの中に入っている。
355 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 00:33:56.76 ID:m49LdaCw0
短いのですが以上になります。今後ともよろしくお願いします。
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 00:48:09.57 ID:ZtZYpld/0
そもそも「青森国」なるモノがわかんねーんだよ!
しかしこうして見ると下世話の下衆さんの電話がなければ世界は青森に染まっていたのでは
本人も与り知らぬところで世界を救う(ことになるかもしれない)男・下衆極三
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 02:00:51.44 ID:iqm8tIe/o
もはや無免許河豚調理が霞むスキャンダルになってるよな
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 18:45:46.04 ID:CaV7E9h1o
河豚とかすっかり忘れてた
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 19:41:16.94 ID:HPerIquBO
ライラさんだけさん付けなのがなんかほっこり
360 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 19:54:37.95 ID:m49LdaCw0
本日21時半以降から再開します
よろしくお願いします
361 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:41:21.82 ID:m49LdaCw0
P「ハァ、ハァ」
P「どうやら巻けたようだな....」ゼェゼェ
千夜「まさか、自分の肌だけではなく触った物の摩擦係数も操ることが出来るとは....」
P「こんなことは初めてなんだ、能力が覚醒したのかもしれない」
千夜「....突然能力を使いだすなんて、世界観を間違えているのではありませんか」
P(能力者)「お前に言われたくねえよ!」
千夜(変形ロボット)「?」
362 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:42:23.21 ID:m49LdaCw0
P「だがこの能力、副作用がかなり大きくてな....」
P「連続しては使えないんだ....」
千夜「副作用....?」
P「....あぁ」
P「今の俺の肌を見てくれ」
千夜「....!」
363 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:42:54.63 ID:m49LdaCw0
千夜「また荒れてきていますね」
P「そう、肌荒れ体質の俺が能力を使ってしまうと」
P「解除した時、普段の肌荒れを超えたスーパー肌荒れになってしまう....」
千夜「....」
千夜「特に問題ないので使ってしまえばよいのでは」
P「今はまだ1回目だからこの程度で済んでるが」
P「1日の中で何度も繰り返しているとどんどん酷くなる」
千夜「?」
364 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:43:20.91 ID:m49LdaCw0
P「最後には肌が真っ黄色になり、頭の形まで変形してしまうくらいのワースト肌荒れになってしまうんだ」
P「これを医学用語でPヘッド状態と言うんだが」
P「こうなってしまったら最後、二度と元には戻らない....」
P「自分以外の物に干渉するのは負担が大きいみたいで、普段より肌荒れの速度がかなり速いみたいだ....」
千夜「はあ」
365 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:43:48.36 ID:m49LdaCw0
千夜「それが何か問題ですか?」
P「お前、このイケイケの面が永久に失われちまうんだぞ!?」
千夜「さて、この後はどうしますか」
千夜「敵を巻いたとはいえ同じ所に留まり続けるのは危険です」
P「ちょーい」
どうする?
>>366
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/27(水) 21:45:00.79 ID:8xFM+2+P0
乗り物を調達する
367 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:51:46.26 ID:m49LdaCw0
P「そうだな....」
P「敵が迫っていることを考えると、ここから離れるのはマストだろう」
P「同時に七海の居場所も探さなきゃならない」
P「そう考えると、長距離移動用に足が欲しいな」
千夜「乗り物ですか....」
P「大胆に動けば監視システムに捕捉されるんだろうが」
P「このままじゃ徒歩か走りでしか移動できない今のままじゃ、どのみちジリ貧だし」
P「使い勝手のいい乗り物を手に入れたいところだな....」
368 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:52:14.73 ID:m49LdaCw0
千夜「そういえば....」
P「ん?」
千夜「先ほどの探索中に条件に合致する乗り物を見ました」
P「でかした!」
P「そこに連れていってくれ!」
千夜「はい」
千夜ちゃんの見つけた乗り物
>>369
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 21:52:29.47 ID:lgv5CHeXo
ドラゴン
370 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 21:57:18.30 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「....」ガオー
P「....」
千夜「こちらです」
P「千夜の中のちょうどいいってなんなん」
千夜「先ほどの条件に合致していますよ」
P「大胆に動くのはマズいって言っただろ!?」
P「そもそも、その理由で変形千夜で空を飛ぶのもダメって言ってるのに」
P「ドラゴンなんて乗ったら益々目立つだろ!」
P「ツッコミどころ多すぎてドラゴンの存在自体にツッコむ余裕がねえよ!」
ドラゴン「それでは、レーダーで感知ができないくらいの高度を飛ぶというのはいかがでしょうか」
P「千夜より話が分かるドラゴンだった....」
千夜「おいお前」
371 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:10:44.88 ID:m49LdaCw0
P「いやあ、急上昇して目的地の上空まで移動」
P「到着したら急降下なら確かに相手には感知されないかもしれません」
P「ただ人間の俺には耐えられないような気がするんですよ」
ドラゴン「なるほど、確かに私のようなドラゴンやこの女性のような機械ならば問題はないですが」
ドラゴン「人間、しかも敏感肌となると厳しいかもしれません」
P「敏感肌とか関係なく人間には無理です....」
372 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:11:31.66 ID:m49LdaCw0
P「ところで」
ドラゴン「はい」
P「なぜか話を進めてしまっていたんですが」
P「あなたは一体....?」
ドラゴン「私は....」
ドラゴン「ドラゴンです」
P「見ればわかります」
千夜「プロフィールを聞いているんです」
ドラゴン「ああ、そうでしたか」
ドラゴン「失礼しました」
ドラゴンの名前
>>373
ドラゴンの体長
>>375
ドラゴンの特徴
>>377
ドラゴンは飛べる?
>>379
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:11:48.23 ID:8xFM+2+P0
ヒロミ
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:14:30.92 ID:Wfea29onO
3
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:19:17.15 ID:d1dDAi0/0
目付きが悪い
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:23:12.67 ID:rAwNx8TXO
155m
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:23:30.82 ID:cfose6iko
7つの首がある
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:28:15.60 ID:cfose6iko
kskst
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/27(水) 22:28:18.44 ID:2OKgJQIDO
地中に潜れる
380 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:56:50.54 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「私はヒロミというものです」
P「なんかDQNのなれ果て芸能人みたいな名前ですね」
ドラゴン「殺しますよ」
P「!?」
ドラゴン「私は人間とは仲良く共存していきたいのです」
ドラゴン「命が惜しくばあの人間と私を」
ドラゴン「名前だけで結びつけるのはやめなさい」
千夜「初対面の方に対して最大限の侮辱ですよ」
P「すみません....」
P「....」
P「....もしかしてよく言われるんですか」
ドラゴン「殺し
P「すみませんでした!!!」ドゲザ
381 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:57:32.66 ID:m49LdaCw0
P「ドラゴンってファンタジーでしか知らなかったんですけど」
P「めちゃくちゃ大きいってわけじゃないんですねぇ」
P「3メートルくらいですか?」
ドラゴン「今はそうですね」
P「今は?」
P「昔はもう少し小さかったとか?」
ドラゴン「いえいえ、そうではなく」
382 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:58:26.95 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「いいえ、私は数字を順番に言っていき」
ドラゴン「3の付く数字と3の倍数で止めれば」
ドラゴン「自分の体長をその大きさにできるんです」
ドラゴン「999mまでですがね」アハハ
P「....」
P「あのもう1度説明してもらっても?」
ドラゴン「実演してみましょうか」
383 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 22:59:10.92 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「今は3メートルです」7
ドラゴン「....」スゥ
ドラゴン「1,2,3,4,5」
ドラゴン「6」ググーン
ドラゴン「数字を言うのを止めたところの体長になります」
ドラゴン「これで倍の6mになりました」
P「すげー」
ドラゴン「これが私の能力『NABEATSU OF THE WORLD』です」
P「(日本のテレビ番組好きなのかな)」
384 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:01:26.47 ID:m49LdaCw0
P「わートゲトゲ!」
P「ドラゴンっぽくてかっこいいですね〜」
P「触っていいですか?」
ドラゴン「ええ、どうぞ」
P「ありがとうございます〜」サワサワ
P「おお〜、ドラゴンの鼓動を感じる〜」
ドラゴン「彼らも喜んでいるでしょう」ニコニコ
P「彼ら?」
385 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:02:43.74 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「このトゲの1本1本は、首が退化したものなんですよ」
P「首が退化?」
ドラゴン「ええ、ドラゴンというのは生まれた時」
ドラゴン「1つの身体に8つの首があるんです」
ドラゴン「当然脳もそれぞれにありますから、最初の頃は大変なんですよ」
ドラゴン「兄弟と言えばいいんでしょうか」
ドラゴン「すぐ隣にも、そのまた隣にも常に兄弟がいる環境」
ドラゴン「本当に騒がしいんですよねぇ、懐かしいなぁ」
P「へー」
386 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:03:32.89 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「そして、誕生日を迎えるごとに」
ドラゴン「最も生存能力がないと親に判断された首が引きちぎられます」
P「」
ドラゴン「人間界で言うところの『間引き』でしょうか」
ドラゴン「これを毎年行っていき」
ドラゴン「最後に残ったのが私です」ニッコリ
P「えぇ....」ドンビキ
387 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:04:34.09 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「時が経つと、引きちぎられた首の根元の部分が」
ドラゴン「最後に残った1本の首の後ろでトゲトゲになるんです」
ドラゴン「ほら、数えてみると7本ありますよ」
P「(ドラゴンやばい、志希くらいの倫理観しかない)」
ドラゴン「彼らの墓標みたいなものですから、もっと触ってあげてください」ニコニコ
P「(アカン)」ガクガク
388 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:05:18.15 ID:m49LdaCw0
修正
ドラゴン「時が経つと、引きちぎられた首の根元の部分が」
ドラゴン「最後に残った1本のそばで寄り添うようにトゲトゲになるんです」
ドラゴン「ほら、数えてみると7本ありますよ」
P「(ドラゴンやばい、志希くらいの倫理観しかない)」
ドラゴン「彼らの墓標みたいなものですから、もっと触ってあげてください」ニコニコ
P「(アカン)」ガクガク
389 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:05:47.24 ID:m49LdaCw0
P「俺ずっと疑問だったんですけど」
P「ドラゴンってどうやって飛んでいるんですか?」
P「立派な羽はお持ちですけど、身体の大きさを見るに」
P「その羽だけではとても飛ぶことなんてできないような....」
ドラゴン「さあ....」
390 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:07:19.45 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「ファンタジーに出てくるドラゴンは羽以外を使っているんじゃないでしょうか?」
ドラゴン「彼らは魔法を使えますしそれとか」
千夜「もしかすると、身体の密度が非常に小さいのかもしれません」
千夜「それならばあの羽でも十分飛ぶことができます」
P「いやいやドラゴンさん、俺はあなたに聞いてるんですよ〜」
P「飛べる理由は企業秘密ってやつですか?」
ドラゴン「私は飛べないのでわかりません」
P「飛べないならなんで空を飛ぶ前提の移動方法を提案したんだよ!!!」
ドラゴン「ドラゴンファンの期待を裏切ってはならないと思いまして」
P「存在してるだけでも十分期待に応えてるわ!!!」
391 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:07:52.82 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「代わりに地中に潜れます」
P「土に潜れるドラゴンはもう字面がモグラなんですよ....」
ドラゴン「『土』『竜』....」
ドラゴン「『土竜』....」
ドラゴン「なるほど、言葉遊びですか」
千夜「呑気ですねお前は」
P「俺悪いか?」
392 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/27(水) 23:08:51.38 ID:m49LdaCw0
短いのですが本日はここまでになります
モバマスとは一切関係のないオリキャラの話になってしまい申し訳ありません
再開時はこちらで連絡します
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/28(木) 17:27:30.20 ID:xvM8bnAOO
オリジナルは毎度の事だからセーフ
394 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 00:31:53.00 ID:5XdNLX5N0
早めのお知らせになります。本日20時以降から再開予定です。
ぜひお越しください。よろしくお願いします。
395 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 00:33:48.22 ID:5XdNLX5N0
また宣伝になりますが、気分転換に新しいスレも書き始めました。
(あくまでこちらの安価スレ優先なので、ペースはそこまで落ちないと思います)
こちらも暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。
【モバマスSS】まゆ「大切な日を、大切な人と」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1611933149/
396 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 21:39:35.93 ID:5XdNLX5N0
P「ドラゴンさんってずっとこの辺にいるんですか?」
ドラゴン「はい、もう何年も青森を見てきました」
P「....」
P「失礼ですが、なぜ青森に留まっているんですか?」
ドラゴン「....」
P「気を悪くされたならすみません」
P「ただ、あえて誰もいない青森の町に留まる理由があるのかなと」
ドラゴン「....」
ドラゴンが青森にいる理由
>>397
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 21:40:14.22 ID:mN8Xqcl70
村上組青森支部の人に捕まったから
398 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 21:57:27.51 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....青森の裏社会を牛耳る存在をご存知ですか」
P「え?いやぁそういうことには疎くて」
ドラゴン「村上組青森支部、というようです」
P「(知ってる名前だった)」
ドラゴン「元は広島のようですが、近年は青森でも力をつけているようで」
ドラゴン「実は私も、彼らに捕まっているのです....」
P「捕まっている....?」
399 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 21:57:59.50 ID:5XdNLX5N0
千夜「しかし、あなたのような力があるならすぐにでも倒すことが出来るのではありませんか?」
ドラゴン「ええ、私単体ならそうでしょう」
P「....人質ですか」
ドラゴン「....妻と子です」
P「....惨い」
千夜「....許せません」
400 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 21:58:34.09 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「ですが彼らもいつからか、思考を放棄させられているようでして」
ドラゴン「他の人々と同じように生業を捨て、国の指示に従って日々動いています」
P「!」
P「やっぱり青森の人間は全員ナノマシンの手に落ちているんですね」
ドラゴン「はい、村上組という悪も」
ドラゴン「さらなる巨悪の前にはなすすべもありませんでした」
ドラゴン「今日も招集がかかったのか、町の皆さんと揃ってフラフラと移動して行ったようです」
P「移動....?」
401 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 21:59:38.21 ID:5XdNLX5N0
千夜「この町の異常な静けさは過疎が理由だと思っていましたが」
千夜「通常の姿ではなかったのですね」
P「このレベルで人がいない町は過疎を超えてるだろ」
P「滅亡だよ滅亡」
千夜「どのみち近い未来にはそうなるのでは」
P「それは青森だけじゃなく日本の地方全体の問題だから....」
402 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:00:19.86 ID:5XdNLX5N0
P「それならドラゴンさんは逃げればいいんじゃ....」
P「あっ、奥さんと子供さんか....」
ドラゴン「はい、妻と子供も一緒に連れていかれてしまいました」
ドラゴン「私はりんごを食べていないのでナノマシンに操られてはいませんが」
ドラゴン「妻と子供は既に、意識が....うぅっ....」ウルッ
P「....」
P「町の人たちが今どこにいるかはご存知ですか?」
青森国の中枢都市
>>403
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:02:03.81 ID:4A/I87BCo
大鰐町
404 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:36:11.49 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「おそらく、今回もまた青森の住人達は」
ドラゴン「青森国の中枢、大鰐町に集められているはずです」
P「青森国の中枢....」
千夜「大鰐町....」
P「....」
405 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:36:40.91 ID:5XdNLX5N0
P「....ってどこですか?」
千夜「お前....」アキレ
P「いやだってさ!」
P「青森県の市町村なんて青森市と弘前市と八戸市くらいしか知らないだろ!?」
ドラゴン「八甲田雪中行軍遭難事件で有名な八甲田山のある十和田市もありますよ」
P「もうちょっとマシな紹介の仕方あるでしょ!?」
406 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:37:10.58 ID:5XdNLX5N0
千夜「まったく、青森に来るというのに呆れた人です」
P「不勉強ですまん....」
千夜「私の脳は半分ほどが機械に置き換わっているので」
千夜「こちらへ来る前に青森大百科をダウンロードし、オフラインでも閲覧できるようにしてきたというのに」
P「それはお前しかできないだろ」
P「ほぼカンニングのくせによく俺のこと罵倒できたな」
407 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:37:54.57 ID:5XdNLX5N0
千夜「いいですか、感謝を忘れず心して聞きなさい、大鰐町とは」
千夜「前回の国勢調査からの人口増減は11.86%減の9,676人であり、増減率は青森県下40市町村中33位」
千夜「という町です」
P「過疎化が進んでいるだけという情報!?」
ドラゴン「バブル景気時代に建設された温泉レジャー施設を運営する第三セクターが」
ドラゴン「バブル崩壊とともに多額の債務を生み出したことで」
ドラゴン「一時は財政破綻寸前まで陥りました」
P「ろくなニュースがない」
408 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:38:25.31 ID:5XdNLX5N0
P「なんで青森国はそんな辺鄙なところに中枢を置いたんだ....?」
千夜「連中からして見れば、既存の都市規模など関係ないのでしょう」
P「まあ住民はみんな洗脳してるわけだし」
P「必要な時は今日みたいに無理やり集めればいいだけだしな」
ドラゴン「大鰐町は青森の南端かつほぼ中心ですから」
ドラゴン「立地面で惹かれるものがあったのかもしれませんね」
P「なるほど....」
409 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:38:54.76 ID:5XdNLX5N0
P「とにかく、これで行き先が決まったな」
千夜「ええ」
ドラゴン「行き先?」
P「はい」
P「俺達は今、青森国に囚われている女の子を探しているんです」
ドラゴン「ほう、そういうことでしたか」
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:39:00.36 ID:x5OiNlNDO
三沢基地「ぐすっぐすっ」大湊基地「えーんえーん」
411 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:39:26.22 ID:5XdNLX5N0
P「青森国の中枢があって、そこに住民も集められている」
P「七海の居場所はそこしか考えられない」
千夜「....突入ですか」
P「ゆくゆくはな」
P「だがもう少し情報が欲しい」
P「せめて今の大鰐町がどうなってるのかは知っておきたいところだな」
412 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:40:26.28 ID:5XdNLX5N0
P「ということでドラゴンさん」
ドラゴン「はい?」
P「どうか、大鰐町まで地中を通って連れていってはくれませんか」
P「さすがに奴らも地中までは見張っていないでしょうし」
P「これが最良なんです....!」
ドラゴン「....」
P「どうか、七海のためにお願いします!!!」ドゲザ
ドラゴン「....」
413 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:41:00.83 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....もちろん、ご協力しましょう」
ドラゴン「きっと妻と子供もそこにいるはずですからね」ニコッ
P「ドラゴンさん....!」
ドラゴン「その代わり、突入の際は別行動とさせてもらいます」
ドラゴン「私は家族を探さなければなりませんので」
P「ありがとうございます!それで何の問題もありません!」
414 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:41:56.10 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....しかし」
ドラゴン「あなたの身体は、地中を高速で進む衝撃に耐えられるでしょうか?」
P「あっ....」
P「....」
415 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:42:35.76 ID:5XdNLX5N0
P「千夜どうにかできない?」
P「例えば千夜をパワードスーツみたいにして身に纏うとか....」
P「って無理だよなそんなこと」アハハ
千夜「....そんなこと」
千夜「私が義体化されていなければ実現不可能でしたよ」ウィーン
P「へぇっ!?」
ガシャ ガシャ ガシャ
カシュン
カシャシャシャシャシャシャシャ
チュイーン
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:43:24.89 ID:N0txZsfgO
エッッッッッ
417 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:43:35.98 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「す、すげえ....」
P(千夜を纏った姿)「トニー・スタークになった気分だ....」
千夜『これなら大抵の衝撃には耐えられるでしょう』
P(千夜を纏った姿)「あっやば、千夜の声が耳元で聞こえる」
P(千夜を纏った姿)「違うわ、俺が千夜の中に入ってるんだ....」
P(千夜を纏った姿)「....なんか」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:45:16.84 ID:4A/I87BCo
胎内回帰かな?
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:45:57.03 ID:x5OiNlNDO
アイアンマソより、モスピーダを想像したがな
420 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:47:02.12 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「興奮してきたな」ムラムラ
P(千夜を纏った姿)「皮モノも意外と....」
千夜『地中で放り出すぞお前』
P(千夜を纏った姿)「ごめんね」
千夜『....ただ、電力はお前の胸のアーク・リアクターから(勝手に)貰っていますから』
千夜『節電にはなります』
P(千夜を纏った姿)「千夜と俺が繋がってる....?」
千夜『このまま収縮して肉体を粉々にしましょうか』
P「てへ」
421 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:47:44.86 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさん、これから俺のことは」
千夜イアンマン「千夜イアンマンと呼んでください」ニッ
ドラゴン「はぁ」
千夜『やめてください』
P(千夜を纏った姿)「はい....」
422 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:48:57.64 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「では私のトゲトゲに捕まってください」
P(千夜を纏った姿)「はーい」
ドラゴン「お、そこは3番目に間引かれた『センチメンタルジャーニー』の首の根元が退化したトゲですね」
P(千夜を纏った姿)「紹介しないでいいですから....」ドンビキ
千夜『珍妙な名前ですね』
ドラゴン「それでは、行きますよ!」ガッ
ドラゴン「掘削開始!!!」ガガガガガガガッ
P(千夜を纏った姿)「っ....!!!」
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:50:19.19 ID:x5OiNlNDO
ジェットモグラをイメージすべきか、ジオグーンをイメージすべきか……
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/30(土) 22:50:36.86 ID:rXaQnpij0
千夜イヤ〜ンマン?(難聴)
425 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:56:11.95 ID:5XdNLX5N0
〜地中〜
ガガガガガガガガガガガガガガッ
P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさーん」
ドラゴン「なんでしょう?」
P(千夜を纏った姿)「大鰐町に入ってもいきなり突入するのは危険ですし」
P(千夜を纏った姿)「とりあえず町の郊外や山の中なんかの目立たないところに出てもらってもいいですか?」
P(千夜を纏った姿)「そこから敵をやり過ごしつつ情報収集をするつもりなので」
ドラゴン「ああ、無理です」
P(千夜を纏った姿)「....?」
426 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/30(土) 22:57:48.43 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「地中にいると地上のことはわかりませんから」
ドラゴン「方角と距離感からわかる大体の位置関係で大鰐町辺りを目指しています」
ドラゴン「そこから特定の場所を選んで出るのは無理です」
P(千夜を纏った姿)「え〜....」
千夜『ということはつまり』
ドラゴン「もうすぐ大鰐町のどこかに出ます!」
P(千夜を纏った姿)「どこかってどこですか〜!!!」
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