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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
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245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 21:39:30.69 ID:FPsTgk3t0
みちるお手製パン
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 21:40:21.57 ID:EVUvVqEjo
パンを口に詰め込む
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 21:43:22.91 ID:9UN22vARo
パンを食べさせてりんごの効果を消す
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 21:45:31.90 ID:bVXhq8CDO
志希がかつて作ったバイバイ○でこずえを囲む
249 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:10:49.52 ID:gUswibj50
春菜「(こ、これは....!!!)」
春菜「(みちるちゃんお手製パン....!!!)」ババーン
【みちるちゃんお手製パン】
春菜「(パンかぁ)」
春菜「(パンじゃこずえちゃんには対抗できませんね....)」ションボリ
春菜「(他に何か使えそうなものは)」ポロッ
春菜「(あ)」
コロコロ
春菜「(あー!パンが転がって部屋の中に!)」
250 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:11:19.29 ID:gUswibj50
コロコロ
こずえ「?」
こずえ「ぱん....」
ちひろ?「パン....」
ピチャ
こずえ「?」
251 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:11:51.46 ID:gUswibj50
ちひろ?「突然パンが転がってきたと思ったら」
ちひろ?「志希が倒れた時に懐から流れ出た謎の液体に浸かって止まった....?」
パン パン
ちひろ?「!?」
ちひろ?「パ、パンが分裂した!?」
こずえ「???」
252 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:12:22.20 ID:gUswibj50
パン パン パン パン
ちひろ?「ま、まさかこれは....」
ちひろ?「こずえやばい!これはバイバインだ!!!」
こずえ「ばいばいん?」
ちひろ?「志希の懐から垂れているその液体はバイバインだったってこと!!!」
こずえ「どういうことー?」
253 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:13:15.54 ID:gUswibj50
ちひろ?「バイバインはドラえもんに出てくるひみつ道具で」
ちひろ?「その液体をかけた物体が。5分ごとに2倍の数に増えていくっ!!!」
こずえ「すごいー」
ちひろ?「なぜかこの液体の効果は数十秒ごとみたいだけど」
ちひろ?「このまま放置すると、私もこずえも、みんなも死ぬことになるっ!!!」
こずえ「....?」
こずえ「どうしてー?」
254 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:13:50.27 ID:gUswibj50
ちひろ?「これは全て食べ切らないと効果が消えない」
ちひろ?「逆に1つでも食べ切らないと永遠に増え続けるから」
ちひろ?「地球がヤバい!!!」
こずえ「....」
こずえ「じゃあどうしたらいいのー?」
ちひろ?「とにかく死に物狂いで食え!!!」
こずえ「わかったー」パク
255 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:14:18.37 ID:gUswibj50
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」パク
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」パク
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」ゴックン
256 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:14:58.28 ID:gUswibj50
こずえ「おなかいっぱいー」ケフ
ちひろ?「長いよ!?」
ちひろ?「1つ食べきるのに1レスも使ってたらあっという間に地球滅びちゃうから!!!」
ちひろ?「ほら、皆も食べて!!!」
\\\\\\ ハーイ //////
257 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:15:48.76 ID:gUswibj50
〜数分後〜
こずえ「ほんとうに、おなかいっぱいー....」ケフケフ
ちひろ?「それはよかった」トン
こずえ「ん....ぅ」バタリ
ちひろ?「こずえは食後のお昼寝でもしてて?」ニコ
ちひろ?「ふう、よくわからないけど助かった....」
258 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:16:27.36 ID:gUswibj50
春菜「も、もっととんでもないことになりかけてしまいました....」
ちひろ?「春菜?もしかして春菜が助けてくれたの?」
春菜「え?いや私は助けたというか落としてしまったというか....」
ちひろ?「はぁ?」
春菜「それよりちひろさん、腕と足大丈夫なんですか?」
ちひろ?「腕と足?」
春菜「両手両足ともあらぬ方向に曲がっちゃってますけど....」
ちひろ?「え?」グニャア
259 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:18:34.71 ID:gUswibj50
ちひろ?「あー....」
ちひろ?「....」
ちひろ?「もう1回入れ替わるまでは大丈夫!」
春菜「大丈夫じゃありませんよ!?」
ちひろ?「今はそんなことより、このテロリストたちの後片付けをしないと」
春菜「そ、そうですね....!」
260 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:30:35.54 ID:gUswibj50
愛梨「捕まっちゃいましたぁ」
志希「尿をバイバインにする実験は成功だったみたいだね〜♪」ニヒヒ
ヘレン「その愉快な光景、私も見たかったわ!!!」ババババーン
蘭子「やみのま!(クーデターお疲れ様でした!)」
こずえ「zzz....」スヤスヤ
ちひろ?「ちひろ、出番よ」
ちひろ「ハッ」ハッ
261 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:31:02.82 ID:gUswibj50
ちひろ「あれ、終わってる」
ちひろ「流石あのいたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた」グニャア
ちひろ「え、これ、なにこれ、体中が」
春菜「痛み止めがねどうぞ!」スチャッ
ちひろ「あ、治まった....」
春菜「それはあくまで痛み止めなので、これが終わったら病院に行ってくださいね?」
ちひろ「ありがとう春菜ちゃん....」
262 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:53:02.96 ID:gUswibj50
ちひろ「それで、みんなどうしてこんなことをしたんですか?」
愛梨「わかりません!」
ちひろ「そういうのいいですから」
愛梨「突然、青森の、プリンセス七海のためにクーデターを起こしたくなったんです」
ヘレン「私もよ!!!」バババババババーーーーン!!!!!!!
蘭子「私も!」
志希「....」
ちひろ「意地でも情報を吐かないつもりですか....」
志希「ううん」
263 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:53:44.69 ID:gUswibj50
志希「みんなの言ってることは本心だと思うにゃ〜」
ちひろ「....どういうこと?」
志希「事務所の冷蔵庫に、りんごが何個か入ってて〜」
志希「それを、ちょうど居合わせたこの5人で食べたんだよね〜」
ちひろ「....やっぱり、原因はりんごなんですか」
志希「あたしは、そのりんごを食べる前に一応中身を分析してから食べたんだけど〜」
264 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:54:22.60 ID:gUswibj50
志希「その中にはナノマシンが入ってたんだ♪」ニャハハ
ちひろ「なんで食べちゃうんですか!?」
志希「ナノマシン食べたことなかったから」キョトン
ちひろ「好奇心でよくわからないもの食べたらダメですよ!」
志希「善処します〜」
ちひろ「もう、ナノマシン入りのりんごなんて誰が....
ちひろ「ナノマシン!?」
志希「?」
265 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:54:53.90 ID:gUswibj50
ちひろ「ど、どういうことですか?」
志希「う〜ん」
志希「ナノマシンを食べた後からなんだよね」
志希「青森のことを大好きになっちゃったの」
ちひろ「....」
266 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:55:41.65 ID:gUswibj50
ちひろ「ナノマシンが脳に影響を及ぼして、みんなを操っていたってこと?」
志希「....少なくとも」
志希「状況証拠は揃ってるよ」ニヤ
ちひろ「....」
ちひろ「今も青森に対する気持ちは変わらない?」
志希「うん」
愛梨「早くりんご届かないかなぁ」
ヘレン「青森は世界!!!!」ババババババババババババババババババババババババーーーーーーーーーーーーーンンンンン
蘭子「波に飲まれよ!(津軽海峡の荒波)」
こずえ「zzz....」グウグウ
267 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 22:56:17.08 ID:gUswibj50
ちひろ「クーデターという目的は達成できなかったけど」
ちひろ「そのマシンを破壊しないと洗脳状態は解けないんですね....」
ちひろ「でも、脳に影響を及ぼしているということは」
ちひろ「マシン自体も脳の周辺にあるってこと....」
ちひろ「そんなの、取りだすにしても破壊するにしても」
ちひろ「大規模な外科手術でもしないと無理なんじゃ....」
ちひろ「一体どうしたら....」
ナノマシンの魔の手からアイドル達を救う方法
>>268
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 22:57:22.19 ID:/rVmVtBdO
ありすのタブレットで検索
269 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:09:09.91 ID:gUswibj50
ちひろ「ありすちゃん!」
ありす「はい!?」
ちひろ「タブレットを貸してもらえない?」
ありす「いいですけど、検索履歴は見ないでくださいね」
ちひろ「ありがとう、えーっと検索履歴は『大人の男の人 好きなもの』『興奮を
ありす「ちひろさん!!!!」プンスカ
ちひろ「間違えました」
270 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:10:05.43 ID:gUswibj50
ちひろ「『ナノマシン 破壊』」
ちひろ「ふむふむ」
ちひろ「へー、ナノマシンってもうある技術なんですね〜」
ちひろ「ナノマシンでがん細胞を破壊....すごい」
ちひろ「....ん?」
ちひろ「....ナノマシンでがん細胞を破壊する実験が行われているなら」
ちひろ「ナノマシンでナノマシンも破壊できるんじゃ....?」
271 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:10:35.21 ID:gUswibj50
ちひろ「....」
ちひろ「これは、うちの事務所の科学部を総結集させるしかありませんね....!」
志希「楽しみだにゃ〜♪」
コンコン
ちひろ「?」
春菜「ちひろさん、窓の外に何かがいます!」
春菜「少し遠くて見えづらいですね、あ!こういう時はこのハズキルーペを」
ちひろ「そういう使い方じゃありません」
272 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:11:06.52 ID:gUswibj50
ガラガラ
ちひろ「これは....鳩?」
ちひろ「いや違う、鳩風の機械です....!」
春菜「足に何かが括りつけられています!でも小さくて見えづらいですね!あ!こういう時はこ
ちひろ「伝書鳩....まさか!」
273 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:15:20.55 ID:gUswibj50
ちひろ「....」ヨミヨミ
ちひろ「....」ヨミヨミ
ちひろ「....Pさん、青森も大変なことになっているみたいですね」
ちひろ「でもこの手紙のおかげで、つながってきました」
ちひろ「....りんごも重要な手がかりになりそう」
ちひろ「志希ちゃん!」
志希「なに?」
274 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:15:57.79 ID:gUswibj50
ちひろ「志希ちゃんはこれから、事務所の科学部のリーダーになって」
ちひろ「ナノマシン研究に打ち込んでもらいます!」
志希「え〜?」
志希「でもそれって、この青森愛が消えちゃうってことだよね?」
志希「志希ちゃんそんなことに協力できない〜」
ちひろ「....志希ちゃん」
ちひろ「青森なんかへの偽りの愛とナノマシンの研究、どちらが楽しいか」
ちひろ「洗脳されていてもわかりますよね?」ニッコリ
志希「たしかに」
275 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:19:28.93 ID:gUswibj50
ちひろ「志希ちゃんなら数日程度でどうにかしてくれそうですし」
ちひろ「ナノマシン問題はどうにかなるかもしれませんね....」
ちひろ「どうにかならなくても、最悪5人は事務所の地下水牢に入れておけばいいですし」
ちひろ「あ、この伝書鳩往復用です」
ちひろ「これでPさんたちにこちらの現状が伝えられます!」
ちひろ「....」カキカキ
ちひろ「現状を伝える手紙はこれでよし....」
ちひろ「まだ何か送れそうですし、少しでもPさんの助けになるものを送ってあげたいです....」
ちひろ「何かいいものはないでしょうか....」
Pに送るものとそれを持ってきたアイドル名セット
>>
>>
276 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:20:05.48 ID:gUswibj50
訂正
ちひろ「志希ちゃんなら数日程度でどうにかしてくれそうですし」
ちひろ「ナノマシン問題はどうにかなるかもしれませんね....」
ちひろ「どうにかならなくても、最悪5人は事務所の地下水牢に入れておけばいいですし」
ちひろ「あ、この伝書鳩往復用です」
ちひろ「これでPさんたちにこちらの現状が伝えられます!」
277 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:21:43.79 ID:gUswibj50
ちひろ「....」カキカキ
ちひろ「現状を伝える手紙はこれでよし....」
ちひろ「まだ何か送れそうですし、少しでもPさんの助けになるものを送ってあげたいです....」
ちひろ「何かいいものはないでしょうか....」
ちひろ「....1人で考えていても仕方ありません!」
ちひろ「みんな〜、ちょっと話があるんですけど〜」
Pに送るものとそれを持ってきたアイドル名セット
>>278
>>279
>>280
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 23:23:07.56 ID:ZYkruoPeO
あかり りんご
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 23:24:33.02 ID:Jxe33vhUo
薫がよしのんもってきた
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 23:25:28.83 ID:FPsTgk3t0
あやめ 苦無10本
281 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/21(木) 23:27:22.53 ID:gUswibj50
安価を取ったところで、本日はここまでになります
志希にゃんの尿がバイバインの件はどこかで掘り下げるつもりです
金土日のどこかで再開するつもりなので、予定が固まったらまた連絡します
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/21(木) 23:33:13.53 ID:EVUvVqEjo
おつおつ
今日はカオス控えめだったな(錯乱)
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/22(金) 02:22:10.15 ID:3u1ge4PDO
大石英司の小説で、脳に直接入り込んで自らのエネルギーが無くなったら取り付いた相手を死なせる話があったなぁ
284 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/23(土) 23:27:30.33 ID:Px5Y/ZD/0
お世話になっております。
明日のお昼過ぎ、13時半〜14時頃からの再開を予定しています。
かなり早い時間になりますが、来ていただけると幸いです。
285 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 13:58:11.54 ID:z8V8LVRm0
あかり「青森りんごはやっぱりダメんご!」
あかり「信頼できるのは山形りんごだけ!」
ちひろ「ナノマシン入りとはいえりんごまみれの青森に敢えて送る必要あります?」
あかり「きっと!りんごが目の前にたくさんあるのにそれを食べられないのは辛いんご!」
ちひろ「りんごってそこまでして食べたいものではないような....」
あかり「いいから入れてください!」グイグイ
ちひろ「押しが凄い」
【山形りんご】
286 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:00:05.14 ID:z8V8LVRm0
あやめ「敵兵と戦うにはやはり武器が必要でしょう!」
あやめ「そんな時こそこの苦無!」
あやめ「数多の血肉を吸い込んできたと」
あやめ「これを売っていた通販番組で言っていました!」
ちひろ「胡散臭いです」
あやめ「武器だけではなく、壁を登ったり穴を掘ったりと、サバイバルには最適です!」
ちひろ「それならサバイバルナイフを入れた方がいいのでは?」
あやめ「....」
あやめ「ニンッ!」グイグイ
ちひろ「ああこっちも押しが凄い」
【苦無10本】
287 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:00:52.18 ID:z8V8LVRm0
ちひろ「このくらいでしょうか」
薫「ちひろさん!」
ちひろ「薫ちゃんも何かPさんに届けたいものがあるの?」
薫「芳乃ちゃんが行きたいんだって!」
ちひろ「え?」
ちひろ「いやそれは....」
薫「芳乃ちゃんはすごいんだよ!」
288 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:01:22.90 ID:z8V8LVRm0
薫「まだちっちゃいのに落ち着いてるし」
薫「かわいいしきれいだし!」
薫「ほら貝も吹けるよ!」
ちひろ「薫ちゃん、芳乃ちゃんが素敵な子なのは知ってます」
ちひろ「でもこの鳩さんに人間のような大きなものを運んでもらうのは無理ですから....」
薫「大丈夫っ!」
289 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:02:07.50 ID:z8V8LVRm0
薫「ほら!」スッ
ちひろ「これは?」
薫「仮死状態の芳乃ちゃん!」
ちひろ「???????」
薫「芳乃ちゃんね、せんせぇになやみごとがでてくるのがわかってたから」
薫「何日か前からご飯もお水もやめて、くりぷとびおしす?に入ったんだって!」
ちひろ「クリプトビオシスって、生物が厳しい環境に対して活動を停止する無代謝状態のことですか!?」
薫「そうなの?」
薫「お茶をかけたら復活するんだって〜」
ちひろ「芳乃ちゃん、不思議な子だとは思っていましたがまさかここまでとは....」
【よしのん(クリプトビオシス)】
290 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:03:39.44 ID:z8V8LVRm0
ちひろ「と、とにかく、これらをPさんの元へ送りましょう!」
ちひろ「もっといいものもあるような気がしますが....」
ちひろ「Pさん、どうかご無事で....」
291 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:10:07.22 ID:z8V8LVRm0
〜青森の街を探索後〜
P「しばらく青森の街を探索していたが」
P「なんとも普通の寂しい地方都市って感じだったな」
千夜「果たしてこれは都市なのでしょうか」
P「そんなこといったら街っていうのも怪しいところだろ」
千夜「はい」
P「....」
292 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:10:49.46 ID:z8V8LVRm0
P「だが、月並みな地方の町だからこそ」
P「他とは異なる部分が手掛かりとなって浮き上がってきてたな」
千夜「ええ、やはりこの青森という国はおかしい」
千夜「そう再認識させられました」
探索で見つけた青森情報@
>>293
探索で見つけた青森情報A
>>294
探索で見つけた青森情報B
>>295
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 14:11:35.37 ID:Nm208A5o0
七海のお魚さん講座という番組が週7で放送されている
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 14:18:48.95 ID:8xR2Bpcv0
船橋あたりにいそうな梨の妖精……のような謎のりんごの妖精がそこら中にいる
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 14:29:51.47 ID:eZLKnJ2po
七海が設立した福祉施設とか保育所とか学校とかがちらほらある
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 14:30:20.81 ID:67er8jYDO
96式戦車が走りまくってる
297 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:50:12.40 ID:z8V8LVRm0
P「お互いの得た情報を整理してみよう」
千夜「まず、民家に落ちていた新聞によると」
千夜「七海のお魚さん講座というテレビ番組が」
千夜「毎日夜の19時から1時間、ゴールデンタイムの帯番組として放送されているということがわかりました」
千夜「しかもこれは1つの局ではなく、青森で視聴できる全てのテレビ局で同じ番組が放送されています」
P「青森が日本から独立したとはいえ、テレビ局自体の母体は変わっていないはずだが....」
P「ここまで番組表が違うのはどうなってるんだ....?」
千夜「社会主義、共産主義の魔の手は電波にも及んでいるようですね」
298 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:51:18.76 ID:z8V8LVRm0
P「....なにより」
P「七海はこんな仕事を受けていないし、したこともない」
千夜「....」
P「あいつのスケジュールは俺の頭に入っているが」
P「一度としてこんな番組をやったことはないんだ」
P「あるとしたら七海が事務所を通さずに受けている仕事、闇営業ということになるが」
P「あいつの仕事、学校、私生活を考えると物理的に不可能だ」
千夜「毎日1時間の帯番組ということは、拘束時間もかなり長いでしょう」
P「ああ、全編ノーカットの撮って出しだとしても最低7時間はかかるし」
P「そんなことはありえない」
P「生放送が毎日19時に入っているはずもない」
千夜「....」
299 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 14:53:10.97 ID:z8V8LVRm0
すみません、急な予定が入ったので夜から再開します
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 15:13:16.70 ID:67er8jYDO
たんおつ
301 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:26:37.14 ID:z8V8LVRm0
千夜「....つまり」
千夜「そのような番組が存在しているはずはない、と」
P「そうなるな、まあどういうわけか青森では存在してるみたいだが」
P「謎は深まるばかりだ」
千夜「しかし、新聞が落ちているならば」
千夜「ここは常に人がいないわけではなさそうですね」
P「そうだな、今のタイミングだけたまたま町の人全員が出払っているのかもしれない」
千夜「....そのようなことは」
P「....ありえないだろうな」
P・千夜「「....」」
302 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:28:50.25 ID:z8V8LVRm0
P「次はそこら辺にいる謎の生物?だな」
千夜「甲高い音を立てながらそこらを歩き回っているあれですか」
五郎りんご「りんごっし〜」キーン ←アレ
P「そうそう」
P「見た目は船橋あたりにいそうな梨の妖精に酷似している」
P「だが妖精のようなファンタジックな存在ではなく」
P「どうも実態はあるように見える」
P「そもそも船橋のあれも実態はあるけど」
303 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:29:23.42 ID:z8V8LVRm0
千夜「なんなのですか、気色悪いです」
P「そう言ってやるなよ、奴らも懸命に生きてるんだ」
千夜「ではお前もゴキブリを見て気持ち悪いなどと言ってはいけませんよ」
P「すまんかった」
304 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:30:05.18 ID:z8V8LVRm0
P「最後」
P「七海の名前で設立された福祉施設とか保育所がちらほらある」
千夜「著名人がそのような施設や団体を設立することは珍しくないのでは?」
P「それはそうだが」
P「七海はまだ中学生だ」
P「あいつはいい子だが、ここまで大規模な活動を起こすほどじゃない」
P「こんなの企業の経営者かハリウッドスターはやる規模だぞ」
千夜「ふむ....」
305 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:30:36.25 ID:z8V8LVRm0
P「挙句の果てにはQNTC(クイーン七海1世カップ)なんて競馬のレースまで開催されてる始末だ」
P「これじゃまるで七海が女王みたいじゃないか」
P「そもそも青森に競馬はないはずだ」
P「種牡馬だってウインバリアシオンとアルデバランくらいしかいないのに」
千夜「はぁ」
306 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:31:48.39 ID:z8V8LVRm0
ボボボボボボボボボボボボ
P「ん?」
電気伝書鳩「ぽっぽー」
P「帰ってきた」
千夜「よくやりました、よしよし」パフパフ
P「(ニッコリ)」
307 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:33:04.22 ID:z8V8LVRm0
千夜「中へ帰りなさい」スッ
電気伝書鳩「ポッポー....」
シュポ
P「鳩、食った....」
千夜「電気伝書鳩を体内へ収納しただけです」
P「鳩の踊り食いにしか見えねえよ....」
308 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:33:40.17 ID:z8V8LVRm0
千夜「事務所からの返信です」スッ
P「無事届いたみたいで良かった」
P「え〜っとなになに」
P「『事務所では青森派のアイドル達がクーデターを起こしました』」
P「....どういうこと?」
千夜「おそらく、青森派のアイドル達がクーデターを起こしたのでしょう」
P「だよな」
千夜「はい」
P「....」
千夜「....」
309 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:35:22.42 ID:z8V8LVRm0
P「....」
P「え、やば」
千夜「こちらの行動と何か関係しているのでしょうか」
P「いや、続きを読む限りどうも関係はないらしい」
P「クーデターは春菜とみちると志希のおかげで制圧できたそうだ」
千夜「?」
千夜「志希さんはクーデター側の方にも名前が書いてありますが」
P「よくわからん、志希のことだし裏切ったんじゃないか?」
千夜「それもそうですね」
310 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:35:59.90 ID:z8V8LVRm0
P「なるほど、青森派の面々は青森国側からナノマシン入りのりんごを食べさせられて」
P「洗脳されてしまったらしい」
P「俺らが手紙に同封したりんごもナノマシンが入ってる可能性が高いってさ」
千夜「この大量に落ちているりんごもそうなのでしょうか」
P「おそらくな....」
千夜「....」
千夜「....あむ」ガリッ
P「」
311 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:36:30.82 ID:z8V8LVRm0
千夜「....」モグモグ
千夜「....」ゴックン
千夜「さすが青森りんごです、山形りんごでは太刀打ちのできない味」
P「なんで食べちゃうの!?」
千夜「空腹です」
P「それはわかるけど!」
312 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:37:01.92 ID:z8V8LVRm0
P「今しがたこのりんごの危険性を忠告したところだよね!?」
千夜「私の胃は鋼鉄ですから問題ありません」
P「鋼鉄とか関係なくナノマシンは....」
P「あ、マジで鋼鉄?」
千夜「はい、私の身体は義体ですので」
P「あぁ〜ね」
P「....いやアイドルが落ちてるもの食べたらダメでしょ」
313 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:37:57.74 ID:z8V8LVRm0
千夜「先ほどは空腹のためと言いましたが、もう1つ理由があります」
P「堂々と後付けすな」
千夜「例えば、道端で爆発物が発見されたときはどうしますか?」
P「警察を呼ぶ」
千夜「そうです、その後は爆発物処理班が対処をします」
P「うん」
千夜「今回も同じです」
P「???」
314 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:38:42.62 ID:z8V8LVRm0
千夜「このように危険なものを放置していると、新たな被害者が出る可能性があります」
千夜「ですから、簡単に処理できる私が全て食べてしまえばよいのです」
P「なるほど....?」
P「....」
P「ただ食べたいだけじゃないよな?」
千夜「違います」
P「それならいいけど」
315 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:40:26.68 ID:z8V8LVRm0
〜数分後〜
千夜「完了しました」
P「青森の町がきれいになったね!(白目)」
316 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:41:00.07 ID:z8V8LVRm0
P「青森派にクーデターを起こした理由を聞いたら」
P「『プリンセス七海の青森掌握の邪魔をさせないため』と答えたらしい」
千夜「....」
千夜「....七海さんが黒幕」
P「....それはまだわからん」
317 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:41:31.60 ID:z8V8LVRm0
P「七海が黒幕なら、ロケを装って青森に行く意味がない」
千夜「カモフラージュではないのですか」
P「カモフラージュもなにも、あいつは青森出身で実家も青森のまま」
P「プライベートで好きなだけ青森に行くことはできるんだ」
P「わざわざロケを装うことで、俺や事務所にバレるリスクを高める意味がない」
千夜「....なるほど」
P「だが、青森国側が七海に執着していることははっきりしたな」
千夜「....ええ」
318 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:42:15.98 ID:z8V8LVRm0
P「大変なことになってんなあ、どうしたもんか」
千夜「....」カサカサ
千夜「む、何かが手紙に同封されていますよ」
P「ん?」
【山形りんご】【苦無10本】 【よしのん(クリプトビオシス)】
P「....なんだこれ」
千夜「救援物資ではないですか?」
P「救援物資ならもうちょいマシなもん贈るだろ」
P「いやうちの事務所の面々ならありえるか....」
319 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:42:58.56 ID:z8V8LVRm0
P「りんご、山形のりんごらしい」
千夜「食べ比べても?」
P「早いて、もうちょい温存しよう」
千夜「....お前、覚えておきなさい」
P「沸点が低すぎる」
320 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:43:32.13 ID:z8V8LVRm0
P「苦無はあいつだろうな」
千夜「役に立たないこともないかもしれませんが」
P「ああ、もうちょっと柔軟に使えそうな今の時代のアイテムが欲しかった気もする」
P「最後のこの小さなくしゃくしゃの塊は....」
P「『芳乃の干物』らしい」
千夜「は?」
321 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:44:32.83 ID:z8V8LVRm0
千夜「お前、今の状況を分かっているのですか」
P「俺も書いてある通りに読んだだけだし....」
P「お茶をかけると戻るってさ」
千夜「....」
千夜「今、お茶はありません」
P「だよな」
P「まあこんなよくわからんもののために水分を消費する必要もないし」
P「お茶を手に入れたらかけてみよう、何かしらの変化はするんだろう」
千夜「それならばよいのですが」
322 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:45:18.66 ID:z8V8LVRm0
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
千夜「!」
千夜「お前!」
P「ああ、大量の足音」
P「....青森国の連中だろう」
P「しかしなぜバレたんだ....」
千夜「忘れたのですか、この国は社会主義国」
千夜「監視などお手の物ですよ」
P「監視カメラには気を付けていたつもりだったが....」
323 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:45:47.27 ID:z8V8LVRm0
千夜「....」
千夜「....」パシッ
五郎りんご「りんごっし〜」キーン
千夜「....」バキッ
五郎りんご「」
P「お、お前こんなに気持ち悪い妖精さんになんてことを....」
千夜「これは自立型監視用システムのようです」
P「オーマイガッ」
324 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:46:23.94 ID:z8V8LVRm0
P「だからこいつら、ちょいちょい街中にいたのかよ....」
千夜「これからは、青森の町では監視カメラだけでなく」
千夜「これにも気をつけなければいけませんね」
五郎りんご「」←コレ
P「青森怖いなあ」
325 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 22:47:28.22 ID:z8V8LVRm0
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
P「ここが見つかるのも時間の問題だな」
千夜「そのようです」
P「どうする、まだ七海の居場所もつかめてないのに....」
千夜「しかし、私たちは動くしかありません」
千夜「どうしますか、お前」
P「....」
Pと千夜ちゃんはどうする?
>>326
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 22:48:51.39 ID:OrY3l6Hr0
手をつなぐ
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 22:49:24.05 ID:dUybPouuO
レジスタンスを探す
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 22:53:28.66 ID:073F/7JMo
>>311
あかり「は???」
329 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:11:39.97 ID:z8V8LVRm0
P「....手を、つなごう」
千夜「思考放棄ですか」
P「....違う」
P「きっとここが俺の人生の最後だから」
P「最後くらい可愛い女の子と手をつないで死にたいと思って」
千夜「それを思考放棄と言うのです!」バシッ
P「見切った!」
パシッ
330 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:12:13.48 ID:z8V8LVRm0
千夜「なっ....」
P「ふっ、死の淵に立たされた俺が千夜のパンチを掴むことなど容易い」
千夜「離しなさい!」
P「嫌だ、ここを、こうして」サワサワ
P「....できた」
P「手つなぎ!!!」
千夜「」
331 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:12:47.29 ID:z8V8LVRm0
P「あ゛ぁ゛〜たまらん」ハァハァ
千夜「....もう諦めるのですか」
千夜「....見損ないました」
千夜「私はお前を好きではありませんが」
千夜「....七海さんの、アイドルのためなら」
千夜「....何をしてでも、助けになるのだと思っていたのに」
P「....きた」
千夜「....もう遅いですよ」
332 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:13:27.86 ID:z8V8LVRm0
P「....千夜」
P「手をつなぐことは、人間の心と体に」
P「様々な効果を与えてくれるんだ」
千夜「!?」
千夜「まさかお前....!」
P「....」ニヤリ
333 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:13:54.81 ID:z8V8LVRm0
P「1つ」
P「人間は緊張するとコルチゾールというホルモンを分泌するが」
P「手をつなぐことによってこれは減少し、ストレスは軽減される」
P「これによって俺は、追い詰められた状況下では貴重な」
P「『落ち着き』を得る」
千夜「!」
334 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:14:21.99 ID:z8V8LVRm0
P「2つ」
P「手をつなぐことで」
P「幸せホルモンとも言われるオキシトシンが分泌される」
P「これで俺は」
P「幸せな気持ちになった」
P「千夜とずっと手をつないでいたいちゅっちゅ」
千夜「!!」
335 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:14:51.49 ID:z8V8LVRm0
P「3つ」
P「コルチゾールは敏感肌の原因」
P「つまり手をつなぐと」
P「コルチゾールの減少によって」
P「敏感肌が改善される!!!」ババーン
千夜「!!!」
千夜「...」
千夜「???」
336 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:15:23.37 ID:z8V8LVRm0
千夜「それは何か役に立つのですか」
P「それはな
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
千夜「!?」
P「来たか」
337 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:15:51.18 ID:z8V8LVRm0
千夜「お前、銃弾が来ます、伏せ
P「千夜、俺の背中におぶさってくれ」
千夜「この状況で何を言っているのですか!?」
P「ここを正面突破する」
千夜「!!?!?!?!?」
338 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:16:18.56 ID:z8V8LVRm0
P「早くっ!」
千夜「....」
千夜「....知りませんよ」オズオズ
P「俺の身体に完全に隠れたな」
千夜「はい....?」
339 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:17:35.23 ID:z8V8LVRm0
P「俺は幼い頃から敏感肌でな」
P「物心ついてからは、肌が荒れていなかったことがない」
P「特にここ、青森に来てからは」
P「海の潮風や冬の北風にあてられて」
P「肌のコンディションは最悪だったんだ」
千夜「はぁ」
340 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:18:31.98 ID:z8V8LVRm0
P「だが俺の肌荒れは、手つなぎによって完璧に改善された」
千夜「それが何か?」
P「物心つく前の俺の体質に、親は死ぬほど苦労したらしい」
P「今思えば敏感肌は、神が俺を抑えるために与えてくれたのかもしれない」
千夜「???」
P「....要するに」
P「肌荒れの改善された俺は」
P「無敵だ」
341 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:19:10.10 ID:z8V8LVRm0
青森軍「Fire!!!」ババババババババババババババババババババババババ
千夜「っ!!!」グッ
P「....」シュルリ
P「今の俺の肌の摩擦はほぼゼロ」
P「銃弾が俺を捉えることは」
P「ない」ニヤリ
千夜「お、お前!!!」パァッ
342 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/01/24(日) 23:20:20.86 ID:z8V8LVRm0
本日はここまでになります
混沌としてきたので、近いうちにキャラ一覧を上げるつもりです
再開時はこちらで連絡します
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/24(日) 23:24:53.69 ID:073F/7JMo
おつおつ
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/25(月) 00:06:38.83 ID:umrqtlPdo
乙ー
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