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【デレマス】ピンクカレーサプライズ【ミリマス】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:25:23.45 ID:VgzBzJgq0
デレマスとミリマスのクロスSSです
美穂ちゃん誕生日お祝い5割その他最近供給された担当成分いろいろ5割のテンションで作られています。
題名の割に美穂ちゃん以外のP.C.S.の出番少な目。
同名アイドルが登場しています。
該当アイドルは同時に出ている場面のみ名前の後にミリマスは「アイドル名(765)」、デレマスは「アイドル名(346)」表記になります。
【ミリマス】星がチェックに交わって【デレマス】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1603125049/
の続編ですが読まなくても特に問題ありません。
美穂と可奈が以前に接点があるとだけ認識しておいていただければ。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1608049523
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:28:25.66 ID:VgzBzJgq0
―――346プロ事務所の一室にて
卯月「亜季さんたちすごいね」
響子「誕生日パーティー終わった後にサバゲーをやりにいくなんてびっくりしました」
卯月「サバゲーって夜間でもできるんだね」
響子「炎陣のみなさん、亜季さん以外もノリノリでしたよね。私たちも何年かしたらあんなふうになれるんでしょうか?」
うづきょう「うーん……」
卯月「無理かなあ」
響子「ですよねっ! 私もイメージできませんでした」
卯月「あ、でも絶叫マシーンに乗るときの響子ちゃんならあんなテンションかもっ!」
響子「も〜。そんなことないですよ」
卯月「あははっ。冗談だよっ。でもピンクチェックスクール3人で集まれるような関係はずっと続けていきたいな」
響子「大丈夫ですよっ! 私たち3人が目指す未来は一緒なんですから!」
卯月「そうだねっ!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:31:27.28 ID:VgzBzJgq0
響子「それにしても美穂ちゃん遅いですね」
卯月「そうだね。それにどうして美穂ちゃんは寮やお店じゃなくて事務所で二次会をやることにしたのかな?」
響子「準備もしないでって言われてたのでどこかのお店に行くんだと思っていました」
卯月「うーん? 何かサプライズでもあるのかな?」
響子「美穂ちゃんの誕生日ですし普通私たちがする側なんですけどね」
卯月「サプライズで思い出したんだけど、この間のシンデレラプロジェクトお祝い放送の美穂ちゃん、実はあれサプライズだったんだよ」
響子「バーチャル出演のあれですか。TVで見ていたけどすごかったですよね! 出演者として発表されてなかったのでびっくりしたんですけど、卯月ちゃんも聞いてなかったんですか!」
卯月「うん。だから本当にびっくりしたよ」
響子「最近はサンタさんのお仕事もありましたよね。恥ずかしがりやの美穂ちゃんがお腹まで出していてびっくりしました」
卯月「少し前からかっこいいお芝居も増えてるし演技の幅がすごく広がってるよね。私も負けないようにしないと。島村卯月頑張ります!」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:36:47.85 ID:VgzBzJgq0
ガラガラッ
美穂「お待たせ!」
卯月「美穂ちゃん」
響子「待っていましたよ! もう大丈夫なんですか?」
美穂「はいっ! じゃあついてきてね」
響子「あれ? 移動するんですか?」
美穂「うん」
テクテクテク
美穂「ところですごく盛り上がっていたみたいだけど何の話をしてたの?」
卯月「最近美穂ちゃんが大活躍だなって話をしてたんだよ!」
美穂「えへへっ♪ そうかな? 二人にそう言ってもらえるとうれしいな」
響子「前はそんなことないよ〜って言ってたのに自信満々になりましたね!」
美穂「私だって頑張ったんだもん! それにプロデューサーさんやスタッフさんも一生懸命協力してくれたから。そこは自信をもたなきゃって。 あっ、とーちゃく、ですっ!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:42:48.45 ID:VgzBzJgq0
卯月「食堂室?」
響子「何か、いい臭いがしますけど。これはカレー?」
美穂「正解です。実は二人に食べてもらいたくてプロデューサーさんに貸し切りにしてもらったんです。じゃんっ♪」
響子「えっと、これは」
卯月「ピンク色……?」
美穂「はい、召し上がれ♪」
響子「え、え、え?」
卯月「まさかありすちゃんが!? 響子ちゃんやっぱり今度ありすちゃんにしっかりお料理を教えてあげて!」
美穂「ありすちゃんは関係ないからね」
卯月「じゃあ、美穂ちゃんもイチゴの呪いにかかったの!?」
美穂「違うよっ!? そもそもイチゴは入ってないから!」
響子「ちょっと待ってください。もしかして」パクッ
卯月「え、響子ちゃん?」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:48:05.83 ID:VgzBzJgq0
響子「やっぱり!」
卯月「だ、大丈夫なの? 倒れない? 変なもの見えてこない?」
美穂「もー! そんなわけないから! ね、響子ちゃん」
響子「はいっ! もしやと思いましたが、これはピンク華〇ですね!」
美穂「やっぱり響子ちゃんは知ってるよね」
響子「ビーツっていう野菜を使って作った鳥取県のカレーなんですっ♪ まさかこれが出てくるなんてびっくりしましたっ!」
美穂「びっくりするのは分かるけどよかったら卯月ちゃんにも食べてほしいな」
卯月「ううう……。えいっ」パクッ
美穂「どうですか?」
卯月「あ。本当においしい! 甘くはないんですね!」
美穂「わたしたちにぴったりなカレーだなって思ったの。いつも二人にはお世話になってるお礼もしたいなって」
卯月「気持ちはうれしいけど本当に驚いたよ。それに」
響子「美穂ちゃんの誕生日なのに逆ですよっ。でもなんでカレー?」
美穂「実はこの間また可奈ちゃんたちと会ってね」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:51:47.45 ID:VgzBzJgq0
―――数日前
可奈「あれ? 美穂さーん!」
美穂「えっ? あっ! 可奈ちゃん!」
茜「美穂ちゃんのお知り合いですか?」
奈緒「いや、この子は見覚えが」
杏奈「可奈……。待って……」
莉緒「ちょっとー。可奈ちゃん。突然走りださないでよ。ってあら?」
奈緒「思い出した。765プロのカプリコーン!」
莉緒「346プロのユモレスク・ユニティ!」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 01:57:36.14 ID:VgzBzJgq0
カクカクシカジカ
奈緒「へー。美穂と矢吹さんは知り合いだったのか」
可奈「あ、可奈でいいですよ!」
奈緒「うちにも『かな』はいるからな。ごっちゃになりそうで」
可奈「そうですか」ショボン
奈緒「あーー。もうわかったわかった。可奈! 努力するから」
可奈「わーい! 可奈は可奈〜♪ お名前呼ばれてうれしいな〜♪」
奈緒「ってか美穂は紛らわしくならないのか」
美穂「大丈夫だよ。二人一緒にいたらそうなるかもしれないけど」
茜「そうですよ! 可奈ちゃんは可奈ちゃんですし! 加奈ちゃんは加奈ちゃんですから!」
奈緒「茜はさすがパッションだな……」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:01:25.95 ID:VgzBzJgq0
美穂「ところで荷物がたくさんあるみたいですけど、そんなにどうしたんですか」
杏奈「杏奈……ゲーミングカレー作った」
奈緒「あー。少し前に紗南が買ってたな。ゲームをしながらでも食べられるカレーだっけ」
莉緒「その企画に続編の話があったのよ。カプリコーンみんなでオリジナルカレーを作りましょうって」
可奈「それで試食会をしようって話になったんです! おいしいカレー〜♪ みんなそれぞれ違うかな〜♪」
茜「カレーの試食会! ですか! いいですね!」
奈緒「どこで作ってるんだ?」
可奈「シアターです。よかったらみなさんもどうですか?」
奈緒「んー。いいのか? 私たちが行っても」
杏奈「いろんな人に食べてもらえてアドバイスもらえるのは……うれしい……です」
茜「それならぜひ! 行きましょう! 実は私も前にポジティブパッションでカレーを作る企画があったんです! 力になりますよ!」
奈緒「茜、待て待て待て。いやそうじゃなくて。部外者が劇場にお邪魔していいのか?」
莉緒「ああそういうこと。ちょっとプロデューサーくんに聞いて見るわ」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:07:04.97 ID:VgzBzJgq0
モシモシカクカクシカジカ
莉緒「346プロからは一ノ瀬さんや宮本さんがいつも勝手に来てるし協力してくれるならいいって」
奈緒「あいつらは……。まあそういうことなら遠慮なく。私も余所の事務所がどんなのか見てみたいし」
可奈「わーい! 美穂さんたちとー♪ おいしいカレーでパーティータイム〜♪」
莉緒「でも一つ困ったことがあるのよね」
美穂「どうしたんですか? やっぱりお邪魔でしたか?」
莉緒「いえ、さっき名前の話あったでしょう」
杏奈「あっ……。今日劇場に奈緒さんも来てる」
茜「ん? 奈緒ちゃんならここにいますよ」
可奈「いえ、私たちの事務所にも茜さんと奈緒さんがいるんです。茜さんは撮影でいないんですが……」
美穂「野々原茜ちゃんと横山奈緒さんですよね」
奈緒「あー、そういうことか。まあもうそこはなるようになれでいいさ。ほら、荷物半分持つよ」
美穂「そうだね。可奈ちゃん」
杏奈「ありがとう……ございます」
可奈「いいんですか! すみません」
茜「はい! 早く戻ってカレーを食べましょう」
莉緒「ちょっと、それ半分じゃなくて全部! というか方向逆だから!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:10:35.07 ID:VgzBzJgq0
―――765プロ劇場
海美「みんなおかえりー」
奈緒(765)「遅かったなあ。ってあれ? お客さん?」
カクカクシカジカ
奈緒(765)「なるほどなあ」
美穂「突然お邪魔してすみません」
美奈子「ううん。大歓迎ですよ♪ 人も増えたし張り切ってつくりますよ!」
育「私も作るから楽しみにしててね!」
杏奈「まずは杏奈が……作るね」
美奈子「人数も増えたし私もお手伝いしてきますね!」
莉緒「美奈子ちゃん。3種類作るんだから量はほどほどにね」
美奈子「はーい。大盛にしておきますね!」
奈緒(346)「いや、その流れおかしいだろ!」
奈緒(765)「ん? これは」
育「奈緒さん。どうかしたの?」
奈緒(765)「いや、なんでもないわ」
奈緒(346)「ん? 何がだ? ってそっちか」
育「うう。神谷さん。ごめんなさい。ついいつもの習慣で」
奈緒(346)「仕方ないさ。気にせずいつも通りにしててくれよ」
美穂「でもやっぱり二人いると混ざっちゃいますね」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:17:17.15 ID:VgzBzJgq0
海美「ここに茜っちがいたらもっと大変だったよね!」
育「茜ちゃんがいなくてよかったね」
茜「こちらにも私と同じ名前の方がいるんでしたね! お会いしてみたかったです!」
―――どこか別の場所
???「くしゅん」
律子「あら。茜? 大丈夫」
茜(765)「シアターで茜ちゃんがすごく不本意な扱いを受けている気がする!」
律子「はあ?」
茜(765)「って茜ちゃんの方だけ(765)がついてるの!? 今すぐシアターに帰らないと! そうすれば向こうにも(346)が付くはず」
律子「わけわからないこと言ってる余裕があるなら大丈夫そうね。ほら、あんたが大量発注した茜ちゃん人形訪問販売キャンペーン再開するわよ」
茜(765)「にゃあああああああ!」
―――茜ちゃん(765)の出番終了
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:21:23.66 ID:VgzBzJgq0
奈緒(765)「まあ何にせよ区別はつけた方がいいやんな。じゃあうちが奈緒1(ワン)や。それでそっちが」
奈緒(346)「奈緒2(ツー)だな。って誰が2だ!」
奈緒(765)「おおおおおお! やっぱり貴重なツッコミ要員やん! 最近あんまボケられなかったから助かるわ」
奈緒(346)「それもお断りだ! ってかあんたも普段から苦労してるんだな……」
奈緒(765)「まあなあ。ま、楽しいから全部オッケーやけど。そっちもそうやろ」
奈緒(346)「全部オッケーではないけどまあそうだな」
莉緒「でもどうするの? そのままでも多少は流れでどうにかなるとは思うけど」
海美「じゃあじゃあ! 私が決めていい? 神谷さんは奈緒りんで日野さんはあかねん!」
茜「わかりました。海美ちゃん!」
奈緒(346)「うちにも海さんはいるんだが適応早いな茜は。まああたしはあたし宛が分かればいいけどそれだとそっちの奈緒さんは何になるんだ?」
海美「なおーだよ!」
美穂「結局紛らわしいですね……」
奈緒(346)「まあ努力するよ」
可奈「奈緒りんさんと〜♪ なおーさんで二人の奈緒さん〜♪ 間違えないぞ〜覚えるぞ〜♪」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/16(水) 02:27:18.50 ID:VgzBzJgq0
茜「ところでカレーはまだですか!」
美穂「カレーはそんなにすぐにはできないよ?」
茜「そうでした! ですがもう我慢ができません! なので少し走ってきます!」
海美「私も行く! うみみんダッシュ!」
莉緒「海美ちゃん! ちゃんと時間までには戻ってきてよね!」
育「二人とも行っちゃった……」
奈緒(765)「ま、あんなに楽しみにしてたしちゃんと戻ってくるやろ」
奈緒(346)「ふと気になったんだがさっきの話だとカプリコーンのみんなだけじゃなくて育もカレーを作るのか」
育「うん! お誕生日にお母さんとカレー作るの。その時にお母さんをびっくりさせるために練習しようかなって!」
可奈「私は番組以外に志保ちゃんの家に持っていきたいから普通のカレーを作りたいし育ちゃんと一緒だとちょうどいいかなって。美奈子さんも教えてくれるって言ってたし」
奈緒(346)「育の誕生日もうすぐなのか。いつなんだ?」
育「12月16日だよ!」
美穂「あれ? 育ちゃんも12月16日誕生日? 実は私もなんだ!」
育「そうなんだ! おそろいだね!」
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