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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part12

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220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 22:52:19.55 ID:z5h+hWnq0
生き残ったか
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 23:04:16.96 ID:b8tPaTl0O
コンマ59
江ノ島の個室

俺「うっ……」パチリッ

江ノ島「あ、ようやく目が覚めた」

俺「痛さで気を失ってたのか……」チラッ

俺腕「包帯「」」

俺「あ…。これ…」

江ノ島「さすが超高校級の幸運ね。まさか本当に生き残るなんて」

俺「いや、江ノ島さんの腕が良かったんだよ…」

江ノ島「…アタシは助けられた恩を返しただけよ」

俺「まぁ、何にせよありがとう」

江ノ島「いいってば」

俺「でもまさか超高校級のギャルの江ノ島さんにまさかこんな応急処置ができる才能があったなんて驚いたよ」

江ノ島「……。」

江ノ島「…ここでアンタが見た事は他の人に話さないでよ?」

俺「…え?」

江ノ島「さもないと…」ギロッ

俺「……。」ゾクッ!

俺(な、何だ…?この江ノ島さんから出る冷たい感じは…)

俺「わ、分かった!話さない!皆んなにも秘密にしとく!」

江ノ島「なら良いわ。じゃっ、そろそろ学級裁判って奴始まるだろあから準備した方が良いよ」

俺「えっ…?あ、そうだ…学級裁判…。でも俺、全然捜査とかして無い…」

江ノ島「それはアタシも一緒だって。まぁ、他の奴が何とかするでしょ」

江ノ島「とりあえず部屋戻って服だけでも着てきたら?」

俺「あ……///」

俺(…そっか。俺の服血に染まったから捨てたんだった)

俺「う、うん!とりあえず準備してくるよ!ありがとう江ノ島さん!」スタスタ

江ノ島「はいはい」

扉「」バタンッ

江ノ島「……。」

江ノ島「はぁ…」

江ノ島(勝手な事して、盾子ちゃん怒って無いかな…。でもあの時、本気で私の事……)



俺個室

俺「やっべ…。数時間は気絶してたのか?…」

新しい服「」スルスル

俺(桑田君を殺した犯人とかそんなの何も分からないんだけど……)


舞園好感度5
コンマ下二桁
51以上舞園が部屋を訪ねて来た
50以下学級裁判開廷(コトダマ1)

安価下
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 23:08:55.67 ID:vNcOgkbuO
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 16:17:52.47 ID:dW+CYJSsO
コンマ67
俺個室

扉「」コンコンッ

俺「ん?誰だ?」スタスタ

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…」

俺「舞園さん…?」

舞園「俺君。腕の方は…?」

俺「なんとか止血して、死ぬまでには至らなかったよ」

舞園「そうなんですか。良かった…」

俺「まぁ暫くは、重い物持ったりとか力入れたら傷がまた開いてしまう可能性があるみたいだから控えた方が良いらしいけど…」

舞園「…らしい?誰かに手当てして貰ったんですか?」

俺「あ、いや!なんでも…と、ところで舞園さんは捜査の方は大丈夫なの!?」

俺「そろそろ学級裁判って奴が開かれそうだけど…もう捜査の方は目処がついた?」

舞園「……。」グッ...

俺「舞園さん?…」

舞園「あの…私…」

俺「うん?どうしたんだ?」

舞園「ごめんなさい……」ウルッ

俺「え?な、何で急に謝るんだ?…俺別に舞園さんには何も…」

舞園「違う…違うの……」ポロッ

俺「何が?…」

舞園「私…こんな事になるなんて…考えてなくて…」ポロポロ

俺「……え?」

舞園「グスッ...。私が…桑田君を殺したんです……」ポロポロ...

俺「なっ……!?い、いや…冗談…」

舞園「うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺(……な雰囲気でも無さそうだな)ゴクリッ

舞園「ごめんなさい…。ごめんなさい……」ポロポロ...

俺「……。」

俺「確か…学級裁判のルールだと正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑……」

俺「だが学級裁判を間違えれば、俺達全員が処刑される…」

俺「…つまり舞園さんか、俺達全員のどちらかが確実に…」

俺(クソッ…。どうにもならないじゃないか…)フルフル

俺「どうしてそんな馬鹿な事をしたんだ…」グッ

舞園「私…どうしても外に出たかったんです…。でも、こんな事になるなんて考えてもなくて…」ポロポロ...

俺「舞園さん…」


1……大丈夫だ舞園さん。俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!
2ごめん…俺も死にたくは無いんだ…。舞園さんがクロだったって皆んなに伝えてくるよ…


多数決下3まで
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:35:51.25 ID:ax+gRPUEO
1
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:37:04.12 ID:na5HdOu6O
1
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:48:36.09 ID:/fVLPLRfo
1

これはツラいなぁ…
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:21:04.15 ID:gOXTUYIHO
俺個室

俺「……大丈夫だ舞園さん」

舞園「えっ……」グスッ...

俺「俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!」

舞園「俺…君…。うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺「一先ず桑田君を殺した時の状況を詳しく説明してくれ」

舞園「桑田君を殺した時の…?」

俺「ああ…。君の事は死なせない…。俺を信じて…全て任せてくれ」コクッ

舞園「……。」

舞園「うん…」ポロポロ...

俺(彼女を守り、ここから助け出す方法は…もうアレしかない…)




──数十分後
エレベーター内

山田「ややっ俺殿!無事だったんですな!?」

俺「ああ…運が良かったみたい」

葉隠「ゆ、幽霊じゃ無いよな?…」

俺「はは…。そんな訳…」

十神「フン…だが、捜査はロクにやれて無いんだろう?」

俺「……。」

セレス「運良く生き延びたみたいですが、どちらにせよこの後全員仲良く処刑されてしまうかもしれませんわね」クスッ

舞園「……。」

俺「…最後までやってみなければ分からないよ」

不二咲「そ、そうだよ。皆んな…弱気になっちゃダメだよ…」

十神「誰が弱気になっていると言った。ようやくゲームが始まったんだ」

十神「逆にオレは楽しみだぞ。どの道最後に勝つのはこのオレだがな」

俺「……。」

俺(いよいよ学級裁判とやらが始まる…。もう後戻りはできない…)チラッ

舞園「……。」

俺(俺が最後まで彼女を守り、外に出してやるんだ…)グッ

エレベーター「」ガシャンッ
扉「」ウイ-ン

俺「よし…。行こう…」スタスタ

舞園「はい…」スタスタ

霧切「……。」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:28:25.24 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」

霧切「…ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

桑田遺影「」

江ノ島「うわ…趣味わるっ!」

モノクマ「死んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

俺(この裁判は俺が勝つ…!)

舞園「……。」

俺(彼女の事は絶対に俺が守ってみせる…)

俺(この俺の…命に代えても…!)グッ

霧切「……。」




学級裁判…開廷!!
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 22:33:39.56 ID:xquzW4un0
DEADEND直行かと思ったら
まさか霧切さんに怪しまれないように犯人にならないといけないのか
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:53:20.67 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「何から話した物か…」

霧切「先ずは犯行に使われた凶器から検証みましょう」

俺「……。」

俺(…犯行で使われた凶器の厨房の包丁は舞園さんが部屋に持ち帰りゴミ箱に捨てた)

俺(つまり、死体現場に凶器は落ちて無かったんだ。見つかる訳が無い)

朝日奈「凶器って何なんだろう…?」

セレス「モノクマファイルには、桑田君は腹部を1箇所、背中に2箇所刺されたような傷があったと書いていますわ」

十神「桑田の死に方はうつ伏せだった。恐らく最初に腹を刺されて逃げようとした所を背中から刺されたんだろう」

山田「容赦ありませんなぁ…。犯人はいったい桑田怜恩殿に対して凄まじい怨みを持っていたのでしょうか…」ブルッ

舞園「……。」

俺「……。」ドクンッドクンッ...

俺(…事件当時の事を見た訳じゃ無いのにそんな事まで詳しく分かってるのか)ドクンッドクンッ

俺(やはり十神君やセレスさんは口だけじゃない…。このままだと…)ゴクリッ...

俺(いや、未だ大丈夫だ…。それでも凶器が特定された訳じゃない…)



大和田「刺されたっつー事は、犯人はナイフで桑田を刺したんだな?」

霧切「…いいえ。桑田君が殺された凶器はナイフでは無かった筈よ」

大和田「おん?」

セレス「わたくし達はここに閉じ込められた時に、所持品は愚か携帯電話すら取り上げられているのです」

セレス「ナイフなんて誰も所持していませんわ」

江ノ島「じゃあ桑田は何で殺された訳?ナイフ以外で刃物なんてこの学園にあったっけ…?」

葉隠「見た事ねーぞ!?」

俺「……。」

俺(裁判中にずっとダンマリなのも逆に怪しまれるかもしれない…)

俺(この辺りで先手を取って俺から仕掛けるか?…)


1ここで俺も発言する
2…いいや、下手な発言はしない方が良い。未だ様子を見よう


多数決下3まで
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:00:32.76 ID:iuEocZyH0
2
難しいなぁ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:08:19.58 ID:J3RA8ZPzO
1
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:08:49.33 ID:PBHna9jwO
1
攻めの呼吸
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:10:00.23 ID:xquzW4un0
包丁ってことにされると不味いから模造刀の情報を出す2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:12:09.41 ID:HiCm+nq80
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:16:37.46 ID:xquzW4un0
間違えたけどもう決まってたからいいか
つーかモノクマファイルすら見れないのかよ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 00:19:22.19 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

俺(こう言うのは流れが大事だ…)

俺(…だったら、この序盤で俺が怪しいって流れにして一気に持って行く!)グッ

俺「ナイフ以外の刃物って…。厨房の包丁なら可能だと思う…」

舞園「…。」

江ノ島「厨房の包丁?」

セレス「確かに…包丁なら刺し殺す事も可能でしょうね」

大和田「でもそんな包丁なんか持ち出したら誰か気付くだろ。他にもあるんじゃねーか?」

霧切「いいえ。俺君の言う通り、事件後に厨房の包丁が一本だけ無くなっていたわ」

不二咲「じゃあその包丁を持ち出した人が桑田君を殺したって事だよね…?」

石丸「正直に言いたまえ!誰が厨房の包丁を持ち出したのだ!?」

腐川「だ、だから出てくる訳無いでしょ…」

俺(…よし、ここだ!)

俺「あ、あのさ…」

石丸「うん?俺君?どうしたんだね?」

俺「昨晩包丁を持ち出したのは俺なんだけど…」

周りの生徒達「「「ええっ!?」」」

霧切「……。」

舞園(俺君…)

俺「あ、いや…。先に言っとかないと、誰かに後から言われたら怪しまれると思ったから先に証言しておきたくて…」

十神「…一応聞いておいてやる。何故厨房から包丁を持ち出した?」

俺「それは…。あんな映像を見させられて誰かが俺を狙って来た時の護身用にしようと思って…」

山田「…なるほど。だけど、その包丁を持った時に俺殿はこう考えた訳ですな?」

俺「えっ?…」

山田「殺されるのを待つくらいなら、誰かを殺してしまった方が早いんじゃ無いかと…」

朝日奈「嘘…」

大神「お主が…?」

俺「ち、違っ…違うよ!」

山田「俺殿…見かけによらず恐ろしい男ですな…」

俺「待ってくれ!俺は犯人なんかじゃない!」

セレス「ですが、厨房から無くなっていた包丁はその1本だけなのでしょう?」

セレス「俺君以外に犯行は不可能では?」

俺「いや…そんな…」

朝日奈「本当に俺が桑田を殺したの?…」

俺「ち、違うよ!俺は…」

俺(よし…。皆んな俺を怪しんでる…。このまま行けば…)

朝日奈(俺……)

霧切「……。」


朝日奈好感度4
コンマ下二桁
41以上俺がクロと言う事になる
40以下朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

安価下
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:20:46.23 ID:AFaGq8L+0
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:20:49.30 ID:UDsR2kAH0
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:32:56.98 ID:CHEajx/k0
ここに来て最初に話しかけたのが足引っ張りにきた
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 00:45:23.29 ID:58TgIEgUO
コンマ23
学級裁判場

朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

俺「えっ…」ドキッ!!

朝日奈「あたし事件が起きる前の晩、さくらちゃんと一緒に食堂に居たんだよ。怖くてさ…」

石丸「うん?さくらちゃんとは?」

大神「我だが?…」

石丸「…そ、そうですか」

朝日奈「その時に食堂に来たのって俺じゃなくて…舞園ちゃんじゃなかった?…」チラッ

舞園「…!」ビクッ

舞園「え、ええ…。行きました…」

朝日奈「舞園ちゃんが厨房から飲み物を取って返った後くらいに包丁が一本消えてたと思うんだけど…」

十神「…思う?」

朝日奈「い、いや!消えてたよ!厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなくて舞園ちゃんだよね!?」

俺(チィッ…!朝日奈さん…邪魔を…)ギリッ...

霧切「……どう言う事かしら舞園さん?」

舞園「それは…」

俺「俺が舞園さんに持って来て欲しいって頼んだんだ…」

霧切「頼んだ?…」

舞園(俺君…)

俺「ああ…。滅多に食堂に行かない俺が厨房に行くのは誰かに見られた場合絶対に怪しまれると思ったから…」

俺「だからその日の昼間に一緒に護身用の武器を探して貰ってた舞園さんに厨房から包丁を持って来て欲しいって頼んだんだよ」

セレス「その日の昼間に一緒に護身用の武器を探していたと言うのは本当ですか?舞園さん?」

舞園「え?は、はい…本当です…」

霧切「…何か証拠はあるのかしら?」

舞園「証拠って…そんな…」

俺「一応俺の部屋に体育館前のホールから持ってきた金箔の模擬刀がある」

俺「…でもアレは持つだけで手に金箔が付いて使用感が悪いからシンプルに包丁に変えて貰ったんだ」

霧切「そう…」

俺(ホッ…咄嗟に出た嘘だが何とかかわせたか…)

霧切「でも一つだけ言っておくわよ俺君」

俺「…え?」

霧切「正しいクロを指摘できなかった場合は、私達全員が処刑される…」

俺「ッ…!」

舞園「……。」

霧切「…犯人を庇うとか、そんな事は何にもならないわよ?」

俺「分かってるよ…。だから俺も全力で解決に向けて頭を回してるんだ」

俺(マズイ。これ以上怪しまれると終わってしまう…)

俺(次こそ確実に仕掛けないと…)
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 01:17:25.11 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

セレス「凶器が包丁で、その紛失していた唯一の包丁は俺君が持ち出した」

セレス「これは犯人は俺君しか居ないのでは?」ニコッ

俺「いや…俺じゃ無いよ!」

腐川「だ、だったらその包丁は何処にやったのよ…」

俺「それが…。部屋の引き出しに閉まってた筈なんだけど、いつの間にか無くなってたんだ…」

葉隠「それじゃあ誰か部屋に入って盗んだって事か?」

俺「ああ…そうとしか考えられない…」

十神「だが部屋には鍵がかかって居るだろう?あの鍵はピッキング防止の加工がされてた筈だが?」

俺「そ、それが実は…俺ってばその日は鍵を閉め忘れて寝てたみたいで…」

十神「何?…」

セレス「変な偶然ですわね…」

俺「……。」

霧切「それよりも先に皆んなに聞きたいのだけど」

俺「…うん?」

霧切「この中で、部屋に設置されてるメモ帳を既に使用してる人は居る?」

舞園「…!」ビクッ

俺(その質問は…まさか霧切さんは発見してるのか?もう一つの回収しきれなかった証拠を…)ゴクリッ

俺(クソッ…こうなったら…)グッ

舞園「あ─「俺は使ってるけど…」

俺「…それが、どうしたんだ?」

舞園(俺君…)

霧切「使ってるのは俺君だけ?なら変ね」

十神「どう言う事だ?」

霧切「桑田君の死体のポケットから出て来たのよ」スッ

朝日奈「あっ!?」

山田「そ、それは…!?」

俺(くっ…。やはり…)

メモ用紙「二人きりで話したい事があります。誰にも見つからずに夜1時頃に学園の教室まで来て下さい。 」

舞園「…!」ドキッ

霧切「下の部分は千切られてしまってるけど、これは恐らく犯人が回収したんでしょうね。自分が殺した事を探られないようにする為に…」

霧切「私の予想だとこの部分には名前が書いてあった筈よ」

俺(マズイ…霧切さん。鋭すぎる…)

俺(何とかしないと…)
243 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/12/10(木) 03:03:49.46 ID:cl/WEtKj0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 14:26:15.63 ID:0XppROnaO
学級裁判場

山田「霧切響子殿の持つそのメモの文体から犯人の推測ができたりしませんかな?」

セレス「超高校級の鑑定士でも居ればクロが浮かび上がった可能性もありましたが、わたくし達では無理でしょう」

朝日奈「うーん…。じゃあ分からないままかな…」

葉隠「諦めるのは早ええって!オレには見えて来たべ!」

俺(ん?葉隠君?…)

江ノ島「うわ…意外な所から声が上がった…」

葉隠「いや、意外って酷くない江ノ島っち…」

俺(まぁ彼なら大丈夫か…。馬鹿だし…)

十神「いいからお前の分かった事を言ってみろ」

葉隠「ズバリ!桑田っちを殺した犯人は女子だべ!」ビシッ

俺「…!?」

舞園「……。」

俺(なっ…!?嘘だろ?いや、単なる偶然だ…)

腐川「ふ、ふざけんじゃないわよ…。何で女子が桑田を殺したのか理由があるって言うの…?」

葉隠「桑田っちは女好きだったからな。そんな深夜に男子が桑田っちを呼び出しても、絶対めんどくさがって行かない筈だべ!」

葉隠「だから犯人はこの中の女子の中にしかいない!」

セレス「なるほど…。桑田君の性格を考慮すれば、一応筋は通っていますわね…」

俺(葉隠君…意外にやる…)

腐川「あ、あたしは呼び出してないわよ…」

葉隠「そりゃ大丈夫だ。桑田っちだって女子は女子でも、腐川っちに呼び出された所で絶対行かねー筈だしな」

腐川「なんであたしの呼び出しだと来ないのよ。この場で殺してやろうかこいつ…」

大和田「じゃあとりあえず、クロはこの中に居る女子の誰かって事で良いのか?…」

舞園「……。」

俺(マズイな…。ここまで追い詰められるなんて予想すらしてなかった…)

俺(リスクはあるが、俺も再び動きださないと…)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 15:19:17.07 ID:CHEajx/k0
こいつら味方の時は役に立たねえ癖に
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 15:54:09.41 ID:0XppROnaO
学級裁判場

霧切「それだけで未だ犯人が女子だと断定するのは早いわ」

葉隠「え?何で?」

霧切「犯人が女子の名を勝手に使い、桑田君を教室へ呼び出した可能性もあるもの」

霧切「…そうしたら男子にだって犯行は可能でしょう」

葉隠「あれま!?」

霧切「だから私は改めて皆んなに聞くわ。この中で部屋にセットされてあるメモ用紙を既に使ってる人は居るかしら?」

周りの人達「……。」シ-ン...

霧切「……。」

山田「誰も使って無い…と言う事ですかな?」

セレス(…当たり前ですわ。わたくしも使いましたが、この状況で名乗り上げるなんて、それこそ自分が犯人だと自白してるようなもの)

霧切「誰も居ないと言う事かしら?」

俺「……。」

俺(…よし、ここしかない)

俺「じ、実は俺…ちょっとだけ使ったんだけど…」スッ

朝日奈「ええ…俺?…」

十神「またお前か」

霧切「……。」

セレス「…ここまで来ると怪しさを通り越して、むしろ俺君はシロだと感じてきますわね」

俺「……。」

霧切「…どのような用途で使用したのか、聞いても良いかしら?」

俺「そ、それは…ちょっと…字の練習と言うか…」

腐川「こ、こんな監禁された状況下で字の練習ですって!?幾ら何でも怪し過ぎるわよアンタ…」

俺「いやぁ…なんか…ここのメモなら字、上手く書けるかなぁって…はは…」

葉隠「いや、笑えねーって…」

俺「うっ…」

周りの生徒達「「…。」」ジトッ...

俺「ま、待ってくれ皆んな!だけど俺は犯人じゃない!信じてくれ!」

俺(…いいぞ。皆んなそのまま俺を疑い続けろ)



江ノ島(本当に俺君が桑田君を殺したの?…)

モノクマ『助けてグングニールの槍!』

俺『江ノ島さん!!!危ない!!』タッ

江ノ島『…え?』


ドンッ

江ノ島「……。」

江ノ島(既に昨晩の間に殺人を起こしてた彼が、命懸けで私を助けたりするかな…?)


江ノ島好感度5
コンマ下二桁
51以上俺がクロと言う事になる
50以下江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

安価下
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 16:06:56.18 ID:BNh2dnRl0
逝け
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 16:24:49.19 ID:iZWvzoQJ0
イナズマイレブンの安価SSもあるので読者はどんどん参加してくださいね
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 17:18:14.23 ID:gURKW00B0
この流れなんか草
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 17:56:30.22 ID:38XhlNswO
死にたくても全然死なないな
神は俺君に生きろと言っている
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 18:14:25.95 ID:ZxXCPPDsO
幸運だから生きる方向に進むのかな
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 18:23:03.52 ID:02DbVShP0
これ生き残ったとしても全員から嫌われそうだな
犯人に手を貸して皆を殺そうとしたやつだし
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 19:31:29.22 ID:BOUeh61LO
まあ終盤の朝日奈も許されたしなんとかなんじゃねえの
このまま先には進まんけど
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:36:36.32 ID:pQuXHIua0
コンマ18
学級裁判場

江ノ島(…やっぱり俺君では無いと思う)

江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

俺「え、江ノ島さん…?」

十神「ほぅ…何か根拠があるのか?」

俺(今度は江ノ島さんが…?いいや、俺と同じく捜査をしなかった江ノ島さんが証拠を掴んでる訳が無い…)ドクンッドクンッ...

江ノ島「俺の手を見てみてよ」

俺「…うん?手?」

俺両手「」スッ

俺(何だ?こんな場所から証拠なんて出てくる筈が無いだろ?)

セレス「俺君の手がどうなされたのです?」

江ノ島「素人が包丁で人を刺したらさぁ、大体が刺した本人も
指を切って怪我するんだよね」

俺(えっ…?あ…)ドキッ!

葉隠「うん?でもテレビとかじゃ犯人は自分の手なんか怪我してねーぞ?」

江ノ島「そりゃあ撮影だからフリをしてるだけだって。でも俺の手を見てみてよ」

俺「ッ…」

俺両手「」綺麗なまま

江ノ島「人を刺した筈なのに、全く怪我なんかしてないじゃん」

山田「た、確かに…江ノ島盾子殿の言う通りですな…」

江ノ島「だから多分俺の言ってる事は本当だよ。俺は犯人なんかじゃ無い」

俺「は、はは…。だから言ってるじゃないか…」

俺(ま、マズイ!?まさか俺の嘘証言が悉く論破されるなんて…)

セレス「…それにしても、素人が包丁で他人を刺した場合は自分も傷を負うだなんてよく知っていましたわね江ノ島さん」

江ノ島「え?あぁ…。いや…」

十神「まるで誰かを刺した経験があるかのような言い回しだな」

江ノ島「だ、誰かを刺した事なんてある訳無いでしょ!」

朝日奈「そうだよ!江ノ島ちゃんは超高校級のギャルだけど、色々物知りなだけだよ」

江ノ島「そ、そうそう!ギャルって色んな情報が入ってくるからさぁ〜」

十神「怪しいな…」

セレス「ギャルにそんな情報、入ってきても直ぐに忘れそうな物ですのにね」

江ノ島「な、何となく覚えてたんだよねぇ〜…あははは…」

モノクマ「……。」

モノクマ(残姉過ぎ…。やっぱコイツ絶望的に殺しといた方が良かったか?…)
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:57:52.39 ID:pQuXHIua0
undefined
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:59:01.82 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

江ノ島(ど、どうしよ…。もしかしてボロ出した…?)チリッ

モノクマ「うおっほん。まぁ雑談はそれくらいにして、そろそろ桑田君を殺したクロを見つけてよ」

モノクマ「僕もそろそろ飽きてきちゃったしさ」

江ノ島(ありがとう盾子ちゃん…)

モノクマ(…誰かコイツ殺ってくんねーかな)

大神「だが、確かに今は犯人を見つける事が最優先だ…」

セレス「では一先ず話を戻しましょう。俺君だけは間違い無く犯人じゃ無いとするなら、この中の他の誰かが犯人となる訳ですが」

俺「ッ…」ゴクリッ

俺(マズイ…。俺がクロになるつもりだったのに、逆に確シロ扱いになってしまった…)
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:59:35.46 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

朝日奈「厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなく舞園ちゃんだったんだよね?…」

不二咲「でもそれを頼んだのは俺君らしくて…」

十神「あの緊迫した状況で、何故か鍵をかけずに眠っていたお前は部屋に入られ包丁を盗まれた」

十神「フン…。しかしピンポイントで包丁のあるお前の部屋に入られるなんて、まるでお前の部屋に包丁があるのを知ってた可能性のある奴が犯行を行ったみたいだな」

舞園「……。」

俺(くっ…ど、どうする…。俺の嘘証言の所為で、逆にこれじゃ舞園さんが…)

江ノ島「でもさぁ、普通だったらそのまま部屋で眠りこけてる俺を殺すよね?」

江ノ島「何でわざわざリスクがあるのに、桑田を呼び出して殺したのかな?…」

セレス「可能性として考えられるのは二つでしょう」

セレス「一つは犯人の俺君が嘘をついている事…」

大神「だが、俺は犯人じゃない…」

大和田「じゃあ余程桑田が憎かったとかか?或いはそいつと親しい奴の犯行で俺を殺すのは躊躇ったとか…」

山田「そしてメモの名前に書かれていた人物は桑田怜恩君がホイホイっと釣られる美人の可能性が高いんでしたな」

霧切「……。」

俺(マズイマズイマズイ…!!何とかしないと…早く、何とか…考えろ!もっと考えるんだ!!)ドッドッドッ...

俺(このままじゃ舞園さんが……)

舞園「…。」

俺(くっ…だめだ。俺の頭ではもう…何も思い浮かばない…)ギリッ...

俺「ッ…」グッ

俺(頼むよ神様…。俺が本当に超高校級の幸運なら、どんな方法でも良いから彼女を助けてやってくれ…)


コンマ下二桁
91以上俺、幸運発動で逆転勝利
90以下霧切「桑田君を殺した犯人は舞園さん…貴女ね?…」

安価下
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:00:28.74 ID:UJAP66OJ0
たあっ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:02:17.33 ID:BOUeh61LO
残念です
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:03:35.81 ID:BOUeh61LO
ここまで来て実は舞園さんがクロじゃなかったですって展開あるかな
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 21:00:38.02 ID:Cq+zGTYw0
あるのかな?
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 21:04:07.29 ID:pQuXHIua0
コンマ74
学級裁判場

霧切「桑田君を殺した犯人は舞園さん…貴女ね?…」

舞園「……。」

俺「なっ…!?」ドクンッ!

朝日奈「ま、舞園ちゃんが!?」

大神「桑田を…」

山田「た、確かに桑田怜恩殿は舞園さやか殿からの誘いならホイホイ乗っかりそうですが…」

俺「な、何言ってんだよ!?舞園さんが桑田君を殺すなんて、そんな事ある訳無いだろ!?」

霧切「…もういいのよ俺君。…これ以上、彼女を庇う必要は」

俺「か、庇う!?何言ってるんだよ!そんな事、俺は…」

十神「だったら何故さっきから自分を怪しませるような行動を取り続けている?」

俺「それは……」

セレス「それはなんですか俺君?」ニコッ

俺「……。」

俺「舞園さんじゃ無く…。俺が…犯人だから…」

舞園「……。」

朝日奈「俺…」

俺「そうだよ!俺が桑田君を殺したんだ!」

セレス「それだとおかしいですわね?俺君は凶器の包丁を盗まれたのでは?」

俺「ほ、本当は盗まれてなんか無い!俺が桑田君をメモ用紙を使って呼び出してこの手で殺したんだ!」

俺「皆んな間違わないでくれ!舞園さんは犯人じゃない!犯人は俺なんだ…」

葉隠「俺っち…」

江ノ島「俺…」

大神「……。」

俺「本当なんだよ…俺が、この手で…」

舞園「違います。俺君は犯人じゃありません…。私が…殺したんです…」

俺「なっ…!?ま、舞園さん?…」

舞園「ごめんなさい…。俺君は一生懸命頑張ってくれたのに…」

俺「な、何言ってるんだよ…?舞園さんの言ってる事…全然分からないよ…」

舞園「俺君…。私なんかの為に、本当にありがとう…」ポロッ

俺「舞園さん…?」

舞園「皆んな…黙っていてごめんなさい…」

舞園「私はどうしても外に出たくて…桑田君を殺したんです…。でも、こんな事になるなんて想像していなくて…」ポロポロ…

俺「何言ってんだよ!!?く、桑田君を殺したのは…」

舞園「私です…」スッ  

朝日奈「あ…。その手の傷…」

舞園手「切り傷「」」

舞園「…江ノ島さんの言ってた通り、桑田君を刺す際に自分の手を切っちゃったんですよ」

俺「ッ…!」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 21:27:25.86 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

モノクマ「どうやら議論の結果が出たようですね」

モノクマ「それではオマエラ、お手元のスイッチでクロだと思う方に投票して下さい」

舞園「皆さん…。黙っていて、本当にすみませんでした…」ペコリッ

朝日奈「舞園ちゃん…」

不二咲「グスッ...」

江ノ島「アンタ…」

霧切「……。」

俺「違うんだ皆んな!俺が…俺が犯人なんだよーっ!!」



スロット「」ジャコッ
「舞園舞園舞園」カチャンッ
「GUILTY」
メダル「」ジャラジャラ...
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 21:30:35.93 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

モノクマ「大正解!桑田怜恩君を殺したのは舞園さやかさんでしたー!」

俺「……。」ドサッ

モノクマ「ちなみに、今回の投票は全会一致ではありませんでした。俺君、自分に投票するなんて絶望的だね〜」

モノクマ「でも、多数決で救われて良かったね!うぷぷぷぷ〜!」

俺「……。」

俺「……なんで」

舞園「……。」

俺「なんでだよ…舞園さん…。どうしてッ!?」

舞園「ごめんなさい…。でも、これ以上…」ポロポロ

俺「俺は君を守るって…約束したのに…」グッ

俺「なのに…なんで……何でなんだよ…」ググッ

舞園「ごめんなさい……」ポロポロ

モノクマ「はい。青春している所悪いんですが、舞園さんにはスペシャルなお仕置きを受けて貰うよ」

俺「なっ…!?」ハッ!

舞園「……。」ポロポロ..

俺「ま、待ってくれモノクマ!今回は見逃してくれ!」

モノクマ「うん?見逃す?」

俺「だって今回の事件はそっちのミスじゃ無いか!事件が起きた後にルールを明白にして!!」

モノクマ「うんうん。俺君の言い分も分かるよ。でもね、ちゃんとルールを確認する前に動いた舞園さんの方が早とちりだったんだよ」

俺「はぁ!?」

セレス「…一応、校則には他人に殺人をした事を知られてはいけないとは書いてありましたからね」

俺「だ、だけど!」

モノクマ「秩序を乱した者はちゃんと制裁を受ける。それが社会のルールでしょ?」

俺「ッ…!」

モノクマ「それじゃ行こうか」

ボタン「」ウイ-ン

俺「はっ…!舞園さん!!逃げろ!」スッ

舞園「こんな私を…最後まで守ろうとしてくれてありがとう…。俺君…」ポロポロ

俺「舞園さん!?」バッ

モノクマ「超高校級の舞園さやかさんにはスペシャルなお仕置きを用意しました」ブンッ

ボタン「」ポチッ


俺は舞園さんを守ると…どんな事をしてでも舞園さんを外に出してやると約束したのに…



舞園「…。」ニコッ

俺「…!?」ビクッ...

俺手「」スカッ
舞園手「」


───俺の手は、舞園さんに届く事は無かった…
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 21:38:46.82 ID:pQuXHIua0
お仕置き場

「舞園さやかinファイナルステージ」


トラバサミ「舞園「」」

舞園「♪♪♪」タンタンタンッ



俺(巨大なトラバサミ状のステージに立たされて、超高校級のアイドルらしく完璧なステージを披露する舞園さん)

俺(右にある採点表が少しずつ上がって行く…)

20「」
19「」ピコンッ
18「」ピコンッ

俺(舞園さんのステージは完璧で、間違い無く満点になるのかと思った…。だが…)

20「モノクマ「」」ドガ-ン!!

俺(20点の場所をモノクマが破壊…。それにより、舞園さんの得点が満点になる事は一生訪れる事無く…)

採点表「」ブブ-

トラバサミ「」バクンッ!!

舞園「」グシャッ!

俺(…舞園さんはトラバサミにより、身体を2つに引き裂かれて殺されてしまった)


266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 21:51:27.63 ID:36dkQw3yO
お仕置き場

俺「う…うわあぁぁぁっ!!!」

朝日奈「そんな…」

大和田「ま、舞園…」ゴクリッ

葉隠「ひいぃっ!?…」チョロ...

不二咲「嫌だよ…。こんなの…」ポロポロ

俺(俺以外にも、舞園さんの処刑を見ていた他の皆んなは…)

俺(そのグロテスクで凄惨な光景に絶句し、恐怖し、泣いている人達も居た…)

モノクマ「いやあ、流石超高校級のアイドル。絶望的な良いステージだったねえ」

俺「クソッ…クソッ!!モノクマッ…」グッ

モノクマ「うんうん。分かるよ。絶望しているんだね俺君」

モノクマ「舞園さんを守ると約束したのに、守りきれなかった自分自身の弱さに」ニヤニヤ

俺「クソオッ!!!お前が、お前が居なければ!!」グッ  

俺(怒りに身体を支配された俺は、モノクマを殴り飛ばそうとした…だが…)

俺手「」グッ

俺「!?」クルッ

霧切「…今はやめておきなさい」 グッ

俺(…校則違反をしてでも殴りかかろうとした俺の手を制したのは、他でも無い俺の嘘を看破した霧切さんだった)

霧切「…貴方が本当に舞園さんの仇を取りたいのならね」

俺「ッ…」

俺手「ググッ」霧切手

俺(俺の手を制した霧切さんの手には力が入っていた…)

俺「うっ…」ウルッ

俺「クソ…。クソッ…ちくしょう……」ポロッ...

霧切「……。」

俺「うわぁぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺(守りたかった…君の事を…最後まで……)ポロポロ...
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 21:55:44.22 ID:BOUeh61LO
(そんなに仲良かったかな…?)
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 22:02:59.33 ID:36dkQw3yO
俺個室内

俺(…俺達は学級裁判の後、誰も言葉を発しないまま…それぞれの部屋へと戻って行った)

ベッド「」ボフッ

俺「はぁ…」

俺(舞園さん…)



俺『どんな事をしても絶対に…絶対に外へ出してみせるから、今は俺を信じてくれ!!』

舞園『うあぁぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ…』ポロポロ...



俺「………約束したのに」スッ

俺手「」

俺(…舞園さんは俺の力不足により、処刑されてしまった)

俺(もっと…俺に知能があったら舞園さんを救えたのかな…)

俺(もっと…舞園さんに気を遣ってやれたら、結果は変わってたのかな…)

俺(もっと…。もっと……)

俺手「」グッ

俺「俺が…強かったら………」ポロッ...

ピンポ-ン…ピンポ-ン

俺「…うん?」

俺(誰だこんな時間に…)スタスタ

扉「」ガチャッ

霧切「……。」

俺「…うん?」

俺(霧切…さん?…)
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 22:28:19.32 ID:36dkQw3yO
俺個室

俺「何の用だよ…。もしかして俺を笑いに来たのか?…」

霧切「…いいえ。違うわ」

俺「……。」

俺(…俺は正直彼女が苦手だ)

俺(異様に頭が回り、次々と証拠を提示して来た彼女さえいなければ…俺は舞園さんの事を守れてたかもしれないから…)

霧切「貴方に一つ、聞いておきたい事があったのよ」

俺「…聞いておきたい事?」

霧切「あの場では皆んな勘違いしていたかもしれないけど…」

霧切「俺君。貴方、本当は舞園さんとそこまで仲が良かった訳でも無いでしょう?」

俺「えっ……」

霧切「舞園さんと特に親しげにしていた所を見た事が無いもの」

俺「フッ…。やっぱり、よく見てるんだな…」

霧切「だけど貴方はそんな彼女を自分や他の人の命と引き換えに、自ら罪を被り助け出そうとした…」

俺「……。」

霧切「そこまで仲良くも無い相手に何故そんな行動に走れたのか、その理由だけ教えてくれない?」

俺「……。」

俺「目の前で誰かが泣いてるのに…黙って見過ごす事なんてできる訳無いじゃないか…」グッ

霧切「…それだけ?」

俺「他に何があるんだよ…。これだけで立派な理由じゃないか…」

霧切「そう……。貴方が動く理由はそれだったのね…」

俺「……。」

俺「…結局、霧切さん達に嘘を暴かれて彼女を守る事すらできなかったけどな」

霧切「……。」

霧切「…でも、私の推理が正しければ…俺君がクロだと皆んなに思わせる事ができても」

霧切「舞園さんが貴方に頼った時点で、この結果は覆らなかったと思うわ」

俺「えっ?…」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 22:43:46.24 ID:36dkQw3yO
俺個室

俺「結果が覆らなかったって…どう言う事だよ…」

霧切「舞園さんはきっと、俺君が代わりにクロだと認定されても自分から真犯人は自分だと名乗り出た筈よ…」

俺「何でそんな事が分かるんだよ…」

霧切「…そうじゃ無ければ、彼女の貴方への最後の言葉はああはならなかった筈だもの」

俺「…!」


舞園『俺君は、最後まで生きて下さいね。約束ですよ』ニコッ

俺『!?』ビクッ



霧切「…もし貴方の事がどうでもよければ、自分の死後の事は考えて無かった筈」

俺「……。」

俺(舞園さんが俺を…?あ…)

俺「…もしかして霧切さん」

霧切「??」

俺「俺を慰めに来てくれたのか?」

霧切「……。」

俺(…あれ?何だ?意外に優しい子なのか?)

霧切「…後追い自殺とか考えて無いか確認しに来ただけよ」

霧切「でもそんな事を気にしてる感じなら大丈夫そうね」

俺「当然だよ」

霧切「…え?」

俺「だって俺は、舞園さんの分まで生きていかなきゃならないし…それに…」

俺「今度こそ約束を果たすって決めてるからな」ニコッ



霧切の好感度が2に上がった
第1章END
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 22:47:35.08 ID:36dkQw3yO
俺活躍度(0%)
第一章END


1最初からやる
2次のチャプターに進む


多数決下5まで
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:51:06.08 ID:pe8JpSWPO
2
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:52:17.72 ID:9Dsd8wW20
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:52:28.70 ID:1uo5jbWNO
1
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:52:45.72 ID:miMIxuG1O
1
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:54:46.52 ID:9Dsd8wW20
ホンマ油断も隙もないな
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:02:12.52 ID:hBpaAcrC0
1
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:05:07.53 ID:S35yUq4/0
飛行機食らったら続いてたのか
良心的でよかった
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 00:47:55.14 ID:ASp818uQO
最初から始めます
──その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた

私立希望ヶ峰学園…あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的とした政府公認の超特権的な学園



希望ヶ峰学園校門前

俺「ここか」ザッ

俺(この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然とまで言われている)

俺(国の将来を担う希望を育て上げる事を目的とした、まさに希望の学園と呼ぶに相応しい場所だ)

俺(そんな学園への入学資格は二つ)

俺(現役の高校生である事、各分野に於いて超一流である事)

俺(新入生の募集などは行っておらず、学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される)

俺(…俺はこの超が何個も付く程一流の学園に見事スカウトされ、今日からこの学園の生徒になるのだった)

俺「しかし、まさか俺がこの学園の生徒になれるなんてな…」

俺「……。」ジッ

希望ヶ峰学園「」


初期設定(苗木誠出現設定)
1……あれ?俺って何の才能があったんだっけ(苗木参加有り。俺、超高校級の???に。極めて得意な事があるかどうか設定可能)
2俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた(苗木参加無し。俺、超高校級の幸運に。ゾロ目等の効果が普通よりupするorゾロ目が全て99扱いになるお祭りモードにするか設定可能)


多数決下5まで
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:52:07.86 ID:H25sBpZm0
2
真ハーレムやっけ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:55:47.14 ID:X3i0jKxt0
2
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:55:53.83 ID:nhmZhOg9O
2で全員生存目指す
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 00:56:30.82 ID:ASp818uQO
希望ヶ峰学園前

俺(俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた)スッ

案内紙「おめでとうございます。貴方は抽選の結果、超高校級の幸運として選ばれました」

俺「……。」

俺「…つまり、俺はこの学園に入る実力なんて本来無かったが完全に運だけで選ばれたって訳だ」

俺「しかし、超高校級の幸運か…」

俺(俺の運って、なんか変な波があってダメな時は本当にダメなんだが…)


1……良い時は俺自身もビビるくらい滅茶苦茶良いんだよな。宝くじとか当たるし(77、88は00に変換。それ以外のゾロ目は本来よりパワーアップ)
2良い時は幸運な事が頻繁に起きたりするんだよな(ゾロ目発生時は全て99に変換。※お祭りモード)


多数決下3まで
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:57:54.67 ID:s1m1IHiY0
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:58:20.08 ID:nhmZhOg9O
2
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:58:28.21 ID:s1m1IHiY0
ごめん2です
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 01:07:46.25 ID:hBpaAcrC0
2
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 01:48:31.98 ID:ASp818uQO
希望ヶ峰学園前

俺(……良い時は何か頻繁に幸運な事が起きるんだよな)

俺(常に幸運が起きたら良いのに)

俺「でもまさか…この学園の生徒に選ばれたりするのは予想して無かったな…」ブルッ...

俺「うう…。早速緊張して眩暈がして来た…」

俺(…いや、大丈夫だ。俺も今日から超高校級の幸運なんだ)

俺(堂々と胸を張って行こう!)シャキッ

グルグル...

俺「……ん?」

グルグルグル...

俺「あ、あれ?…眩暈じゃなくて…胸を、張って────、」クラッ

グルグルグルグル...

俺「あっ……」プツンッ

俺(あれ〜…?)ドサッ

俺「」




俺(この時の俺は、予想すらしていなかった…)

俺(俺がこの学園へ来たのは、超高校級の幸運では無く超高校級の不幸だったのだと…)

俺(これからこの希望に満ちていた筈の学園で行われる、絶望的な学園生活を送らなければならない事を…)

俺(今の俺は理解していないのだった……)




俺→超高校級の幸運に(ゾロ目発生時は全て99に変換)
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 01:49:12.83 ID:ASp818uQO
教室

俺「……う…ん?」パチリッ

俺(あれ…?いつの間にか机で寝てたのか俺?…)ムクリッ

俺「ふわぁぁ……」

俺「ここは…教室か?何で俺、教室なんかに…」キョロキョロ

俺(おかしいな。目眩で倒れた筈じゃ…)

俺「…それにしても何だここ?変な教室だな」スタスタ

鉄板「」

俺「うおっ…!?かって…」ググッ

俺(窓にはガッチリと鉄板が貼り付けられてて、監視カメラまで設置されてる)

俺「まるで監禁されてる感じだな…」スタスタ

俺「ん?なんだこれ…」チラッ

机の上「パンフレット「」」

「入学あんない
あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん
この学園げオマエラのあたらしいせかいとなります」

俺「……。」

俺「オマエラ?手書きの入学案内とは斬新な…」

俺(…と言うか漢字使ってくれ。読み辛くて仕方ない)ジッ

「入学しきは8じから。たいいくかんしゅうごう」

俺「…ん?」チラッ

時計「8時10分」

俺「あっ、やばっ…。よく分からないが体育館に行かないと」スタスタ

扉「」ガラッ



廊下

紫の蛍光「」

俺(うわあ…。廊下の蛍光も趣味悪い色してるな…)

俺「体育館ってどっちだろ…」スタスタ

赤い扉「」

俺(…なんだ?あの赤い大きな扉は?)

俺「まぁ体育館では無さそうだし、スルーで良いか。今は体育館へ向かおう」スタスタ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 01:49:52.30 ID:ASp818uQO
体育館

俺(部屋の前に体育館ってプレート書いてたし、ここだよな?)

扉「」ガコッ

俺「あっ…」

他の生徒達「…。」ジッ

俺(この人達が俺と同期になる超高校級の……)ゴクリッ

頭がボンバーの男の子「あ、オメェも新入生か?」

俺「え?あ、ああ…」

色黒の女の子「へぇ。未だ居たんだ」

太い丸眼鏡の男の子「では、ここに集められた我々15人が今年の新入生って事ですかな?」

遅刻とかに厳しそうな人「君ぃ!8時集合と書いてあった筈だろう!?入学早々遅刻とはダメじゃ無いか!」

俺「ええ…」

ギャルっぽい人「だからこの状況じゃそんなの関係無いって」

俺(うっ…前情報である程度の人の事は知ってるが、皆んな超一流だけあってか、やはり個性的な面子だなあ…)

俺「あ、あのさ。皆んなも気が付いたら教室で寝てたの?」

人を見下してそうな目で見てる男の子「…フン、何回目だ。その質問は」

俺「うぐ…」

俺(確かこの人は超高校級の御曹司の十神白夜って人だったか…?何か近寄り難いな…)

俺(だけど、やはり皆んな同じなのか…。いったいどうなってるんだ?)

不良っぽい男の子「チッ…なんなんだここは?まるでオレが居た鑑別所みてーなところだ」

俺(…あの人は超高校級の暴走族…確か大和田紋土だったな。怒らせるのは不味そうだ)チラッ

辺りを観察してる女の子「……。」

俺(あの子は知らない才能の子だな…?前情報でも聞いた事無い感じだし、どんな才能を持ってるんだろ?)

辺りを観察してる女の子「…何?」

俺「あ、いや…。なんでも…」フルフル

辺りを観察してる女の子「……。」

俺「はぁ……」スタスタ

俺(流石超高校級の才能を持った人達の集まり…。只の幸運の俺なんかじゃ近寄り難い雰囲気の人ばっかりだ…)

俺「うん?」

舞園「はぁ……」

俺(あっ、同じく輪から浮いてる女の子だ……うん?)

舞園「あ…」

俺(目が合った…と言うかあれ?あの子って、超高校級のアイドルの舞園さやかだよな?…)


コンマ下二桁
00実は俺は舞園さんとは…(選択肢へ)
41以上話した事は無いが、実は中学が同じだった(舞園好感度4スタート)
40以下生で見るのは初めてだ(舞園好感度2スタート)


安価下
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 01:51:48.52 ID:o/CQbJyS0
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 02:02:57.33 ID:S35yUq4/0
2週間経ってようやく初められる
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 02:22:23.49 ID:ASp818uQO
コンマ52
体育館

俺(実は俺は超高校級のアイドルでもある舞園さんとは同じ中学だった)

俺(一つの中学から超高校級が二人も出て、更に同い年で同じ高校に入学だなんて普通ならフラグか何かなんだろうが…)

俺(彼女は中学の頃から人気者で、方や俺は希望ヶ峰学園から抽選で選ばれただけの只の幸運…)

俺(……本当に中学が同じってだけで、彼女とは中学時代に一度も話した事なんか無いし)

俺(…俺の事なんて同じ中学に居たなんて覚えてすらいないんだろうな)

舞園「俺君ですよね。覚えていますよ」ニコッ

俺「えっ…!?///」ドキ-ンッ

舞園「良かった。知ってる人が居て///」

俺「い、いやでも話した事とか無かったし…」

舞園「3年間も一緒だったんですから、覚えてるに決まってるじゃないですか」ニコッ

俺(ええ…嘘だろ?舞園さんのような人気者が目立つ事の無かった俺を覚えてただなんて…)

舞園「えー。そんなに冷たい人間だと思われてたんですか?ショックですぅ…」

俺「え?あ、あれ?口に出てた!?違う違う!嬉しかったって言うか…その…」

舞園「うふふ。冗談ですよ///」ニコッ

俺「ええ….冗談かよ///」

俺(…彼女が超高校級のアイドルと呼ばれてる理由が何となく分かった気がする)

俺(こうしてちゃんてま話したのは初だけど、めちゃくちゃ可愛い…)

舞園「うふふ///」

俺(超高校級のアイドルの名は伊達じゃないな)


舞園の好感度が4に上がった
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 02:31:00.31 ID:ASp818uQO
体育館

俺「でも舞園さんが一緒で良かったよ」

舞園「俺君もですか?」

俺「うん。俺もここに居る他の超高校級の人達の空気に何かプレッシャーみたいな物を感じてたからさ…」

舞園「うふふ、じゃあ私達一緒だったんですね///」

俺「う、うん…///」

十神「いつまでじゃれあっている?」

俺「え?…」

舞園「??」

十神「さっさと本題に入るぞ」

俺「…本題って?」

俺(なんだよこいつ…良い所だったのに…)

十神「何故こんな事になっている?誰かの仕業なのか?」

十神「だとしたら、それは誰だ?」

俺(確かに、入学式にしては何か変な雰囲気だが…)

江ノ島「つーか、アタシの荷物何処行っちゃったの?いつのまにか携帯も無くなったし」スタスタ

俺「あっ、そうだ携帯だ!」スッ

周りの生徒達「!!」ゴソゴソ

俺「あれ?俺のも無いぞ…?」

山田「嘘!?ウソ!?」アタフタ

大神「我の携帯もだ。奪われたと言う事か…」

腐川「こ…こんなの監禁じゃない…!」

俺「監禁…?」

葉隠「そうシケタ面すんなって。どうせオリエンテーションか何かだろ。オレの占いがそう言ってるべ」つ水晶玉

桑田「マジで!?当たるのか?」

葉隠「オレの占いは3割当たる!」

腐川「た、たった3割!?」

葉隠「うっ…」ガクッ

俺「いったい俺達のこの状況を作り出した奴は何が目的なんだ?」

霧切「…。」 チラッ

スピーカー「」キイイイン!!

俺「…うっ?なんだ?」

『アー。アー。マイクテスト。マイクテスト。大丈夫?聞こえてるよね?』

俺(何だこの不快な声…)

『えー、新入生の皆さん。今から入学式をとり行いたいと思います』

葉隠「ほれ。これが希望ヶ峰学園流の歓迎だべ」

霧切「…いえ、そうじゃない」

俺「うん?」

モノクマ「」ピョンッ

俺(何だ?こいつ…)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 02:31:34.98 ID:ASp818uQO
体育館

舞園「ぬいぐるみ…?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ。僕はモノクマだよ!」

俺「…モノクマ?」

モノクマ「オマエラの学園の学園長なのです!宜しくね?」

俺「……。」

山田「ぬぎゃぁーっ!?ぬいぐるみが動いた!?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃなくてモノクマなんですけど?学園長なんですけど?」

俺(…コイツがこの学園の…学園長?)

霧切「…。」

モノクマ「ではでは、進行も押してるんで。起立、礼。オマエラ、おはようございます」ペコリッ

石丸「おはようございます!」ペコリッ

腐川「ヒッ!?い、言わないでよ!?」

モノクマ「えー、オマエラのような才能溢れる高校生は、世界の希望に他なりません」

モノクマ「そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラにはこの学園内だけで共同生活を送って貰います!」

全員「「!?」」

桑田「はぁ!?」

俺「きゅ、急に何を言って──」

江ノ島「どう言う事よ!?」

モノクマ「えー、その共同生活の期限についてなんですが…その期限は有りません!」

全員「!?」

モノクマ「つまりオマエラは、一生ここで暮らすのです」

桑田「なっ…!?今なんつった!?」

不二咲「一生、ここで…」

モノクマ「まー心配しなくても、予算は豊富だからオマエラに不自由はさせないし」

舞園「ちょっと待ってください!そう言う事じゃなくて…」

江ノ島「つーか嘘でしょ!?」

俺「まさか教室や廊下にあった鉄板は、俺達を閉じ込める為…」

モノクマ「そう。だから幾ら叫んだって、助けなんて来ないんだよ」

俺(嘘だろ?…)
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 02:33:23.84 ID:ASp818uQO
体育館

セレス「…その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「殺し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「殺し方って?えっ…?」

モノクマ「誰か殺した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ〜」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が殺し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする!」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が殺し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(突然訳が分からないが、こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく冷静に状況の把握から始めよう)
3(……この中の誰かを殺せば、外へ出られるのか)


多数決下3まで
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 02:35:08.94 ID:S35yUq4/0
2
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 02:36:01.69 ID:nhmZhOg9O
1にしないと残姉ちゃん助けられないか?
取り敢えず1で
というかここでさくらちゃんと会話できない時点で詰んでる?
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 02:36:39.97 ID:QtlwgUJaO
2
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 15:05:39.17 ID:0E97GYNT0
イナズマイレブンの安価SSもあるので読者はどんどん参加してくださいね
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 17:47:15.98 ID:iFIKfTIWO
体育館

俺(突然訳が分からないが、こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく冷静に状況の把握から始めよう)

俺「皆んな!とりあえずここは手分けして出口を探して「「殺し合いをしろだぁ!?」」

俺「あっ…お、大和田君…」

大和田「テメェの悪ふざけは度が過ぎんぞ!!」ズンッ

モノクマ「悪ふざけ?それって君の髪型の事?」

大和田「ンだとクソがぁっ!?」モノクマ「」ガシッ

俺(げっ…。流石超高校級の暴走族…。モノクマって奴を捕まえた…)

大和田「ラジコンだか縫いぐるみだか知らねーがバッキバキに捻り潰してやんよ!」グッ

モノクマ「わー!学園長への暴力は拘束違反だよー!!」

モノクマ目「」ピコ-ンピコ-ンピコ-ン

俺「…うん?」

大和田「んだよ。この音…」

霧切「あっ…」

モノクマ「」ピキ-ンピキ-ン!!

霧切「危ない!!投げて!!」

大和田「…あん?」

霧切「いいから早く!!」

大和田「チィッ!!」ポイッヒュ-ン..

モノクマ「」ピインピインピインッ!!

モノクマ「」ドガ-ン!!

大和田「なっ…!?」

他の生徒達「」ビクッ!

大和田「爆発しやがった…」

俺「…。」

霧切「……。」

俺(あのモノクマって奴が爆発したのも驚いたが…)

俺(…あの霧切って子、一瞬でさっきの中身を爆弾だと見抜いたのか?…凄い洞察力だ)

俺(いったいどんな才能の持ち主なんだろう…)
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 21:36:58.64 ID:oEr64cC70
体育館

不二咲「あのぬいぐるみ死んだの?…」

『ぬいぐるみじゃなくて、モノクマ!』

モノクマ「じゃーん」ピョ-ン

大和田「て、テメェ!」

俺(また出てきた…。つまりコイツは幾らでも代えがあると言う事か…)

モノクマ「今のは警告だけで許すけど、今後拘束違反者を発見した場合。今みたいなグレートな体罰を発動しちゃうからね」

俺「…次からは殺すと言う事か?」

モノクマ「運が悪いと死んじゃうかもね。うぷぷぷぷ」

俺「くっ…」

モノクマ「ではでは入学式はこれにて終了となります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいね」ウイ-ン...

周りの生徒達「…。」ビクビク

セレス「この中の誰かを殺せば、ここから出られると言う訳ですね」

石丸「そんな馬鹿げた話…!」

不二咲「ねぇ…嘘だよね?…」ウルウル...

十神「フン、嘘か本当かが問題ではない。オレ達の中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」



『あ、そうそう。そこの生徒手帳は一人一つずつ受け取っておいてね』

『校則の事とか色々書いてあるから、しっかり読んでおくように』


俺「生徒手帳…?」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 21:41:09.85 ID:oEr64cC70
体育館

葉隠の電子手帳「」ピコ-ン

葉隠「かっけーなこの電子手帳。アリかもしれん」

俺「…。」

俺の電子手帳「」ピコ-ン

俺(俺…超高校級の幸運。身長、体重…)

俺(いつの間に個人情報を盗まれたんだ?…)



大神「はー…フン!」ブウンッ

鉄のシャッター「」バシッ

大神「我の力でも無理だ…」

大和田「こっちもだ」スタスタ

俺「体育館には脱出口は無しか…」

石丸「諸君!希望を捨てちゃダメだ!きっと何処かに脱出できる糸口がある筈だ!」

朝日奈「うん!ここでクヨクヨしていても、何も解決しないもんね!」

大神「…そうだな」

桑田「しゃーねえ、皆んな探索すっぞ」

俺「うん。ここは手分けして出口を捜索するのが一番良いと思う」

十神「オレは一人で行くぞ」

俺「えっ…?と、十神…君?…」

江ノ島「どーしてよ!?」

十神「この中には既に他人を殺そうと目論んでる奴が居るかもしれんからな」スタスタ

舞園「そんな事…」

十神「無いとは言い切れん筈だ」スタスタ

舞園「…。」

俺(…確かに、可能性はゼロでは無いだろうけど)
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 21:49:46.13 ID:oEr64cC70
体育館

十神「……。」スタスタ

俺(超高校級の御曹司って、協調性とか無いんだ…」

俺「あ…」

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

俺(また大和田君が…)

十神「どけよプランクトン」

大和田「…あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

俺「……。」

俺「何をやってるんだあの二人は…」

舞園「あ…」


1こんな時に争ってる場合じゃないだろ?(勇気のある俺が止めに入った)
2こんな時に俺達で争うなんて馬鹿すぎるだろ…。あいつら…(馬鹿にしながら傍観した)
3……こわ。触らぬ神に祟り無し。俺は関わりたく無い(怯えながら見守った)


多数決下3まで
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 21:50:40.55 ID:X3i0jKxt0
3
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 21:52:08.22 ID:9+WADoCEO
1
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 21:53:02.36 ID:GzsQaexnO
1
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:20:18.07 ID:j812nEa8O
明らかに邪魔しようとしてるのが一人いるな
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 22:23:13.81 ID:oEr64cC70
体育館

俺「仕方ないな…」スタスタ

舞園「お、俺君やめた方が…」

俺「大丈夫さ俺なら」

舞園「えっ…?」

俺「二人とも、こんな時に争ってる場合じゃないだろ?」

十神「…うん?」チラッ

俺「落ちつけ大和田君。その手を引っ込めろ。今は先ず、全員で協力する事が大事なんだよ」

大和田「あ…?」

舞園(臆する事無くあ、あの人達の間に堂々と…。凄い勇気…俺君…)ゴクッ

大和田「お前、今綺麗事言ったな?」ギロッ

俺「言ったが?」

大和田「俺に教えを説くっつーのか!?」

俺「頭に血が上り過ぎだ。少しは落ち着いて話を──」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

大和田拳「」ビュオンッ!

俺「…!」

舞園「キャアッ!?」



コンマ下二桁
00俺「北斗神拳は無敵だ」
71以上そこそこ喧嘩慣れしていた俺、見事に受け止めた(大和田好感度+2、不二咲好感度+1)
11〜70見掛け倒しだった俺は殴られて見事に吹っ飛び、見事に気絶した…(舞園好感度5に上昇)
10以下スペランカー俺、殴られたショックで…


安価下
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:24:11.91 ID:JAnEHQL70
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:25:13.96 ID:S35yUq4/o
71
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:27:34.37 ID:o/CQbJyS0
この俺くん能力高いな
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:28:23.92 ID:S35yUq4/o
幸先良いね
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:31:40.74 ID:s1m1IHiY0
たださくらちゃんとコミュれてないのがどうなるかな
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:43:28.76 ID:5qM88iQl0
舞園と初対面じゃないとさくらちゃんとコミュれないみたいだ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 22:47:22.45 ID:s1m1IHiY0
前みたいにここで気絶しないからこっからコミュれば行けるか?
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 23:23:54.36 ID:5qM88iQl0
質問しないとわからないけど多分無理じゃない?
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/12(土) 02:28:00.54 ID:5T6mqP2d0
コンマ91
体育館

バチイッ!!

大和田「なっ…!?」ググッ

俺「ッ……」ググッ...

俺手「大和田拳「」」ガシッ

大和田(と、止められただとっ!?まさかこんな奴に!?)

俺「……。」グイッ

大和田「うおっ!?」グッ

俺「…これで気は済んだか?」

大和田「へへっ…。オレの拳を受け止めるたぁオメェ、見掛けに寄らずなかなかやるじゃねえか…おもしれぇ」ニヤッ

俺「……。」

大和田「…お前、いったい中学の頃に何をやってやがった?」

大和田「ただ幸運なだけでここに来れた訳じゃねえな?」

俺「…そんな事は今はどうでも良いだろ?今は皆んなで協力して脱出方法を探すのが先の筈だ」

大和田「フン…だったらオレじゃなくコイツに言えよ」チラッ

十神「…。」

俺「…十神君。君の言ってる事も分かる。俺達は会ったばっかりで、未だお互いの事をちゃんと信用できないって言うのは」

十神「フン…意外だな。お前のような奴がオレの言っている意味を理解しているとは」

俺「それでも俺達は今は協力すべきだと思う…。こんな非日常の事が起きているんだから、協力しないと脱出方法なんて簡単に見つからない筈だ」

十神「……。」スタスタ

大和田「おい十神!!」

俺「いやいいんだ大和田君」

大和田「だけどあんな単独行動されちゃ、バラバラになるだけじゃねえかよ」

俺「さっきも言っただろ?皆んな未だお互いの事をよく知らないんだ…」

俺「だから今は単独行動で捜索して貰っても構わない」

俺「でも後で必ず皆んなで集まって、見つけた事を報告しあおう!」

十神「フン…」スタスタ

扉「」バタンッ

俺「ふう……」

俺(一先ず争いは止めて、伝えたい事は伝えた。後は皆んな次第だろう)

不二咲「……。」ジッ

不二咲(す、凄いや俺君…。優しそうな印象だったけど、大事な場面じゃ勇気もあるし、強いし…)

不二咲(どんな人にだって臆する事無く自分の意見を言えるんだ…)

不二咲(格好良いなぁ…///)



大和田の好感度が3に上がった
不二咲の好感度が3に上がった
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/12(土) 02:53:48.44 ID:6egJDyaWO
体育館

俺「他の皆んなも、未だお互いの事をよく知らないのに他人を信じるのは厳しいよな?」

周りの生徒達「…。」シ-ン...

俺(だろうな…)

俺「じゃあここはとりあえず一旦解散でそれぞれ脱出口を捜索しよう」

セレス「では、お言葉に甘えさせて頂きます」スタスタ

俺「あ、ああ…」

霧切「……。」スタスタ

俺(十神君の次に出て行ったのは、セレスさんと霧切さんだった)

朝日奈「私達は教室とかの窓を調べて、鉄板が外せそうな場所を探しに行ってみるよ」スタスタ

大神「うむ…」スタスタ

俺(続いて朝日奈さんと大神さんも出て行き…)

山田「では僕は生徒手帳に記されている寄宿舎の方を見に行ってみますかな」スタスタ

大和田「オレはもっかい玄関を見に行ってみるか」スタスタ

桑田「オレはこの学園内をぶらついてみるかな」スタスタ

俺(山田君、大和田君、桑田君も出て行き…)

石丸「俺君。捜索の報告をし合う場所はこの食堂と言う場所が適していると思うぞ」スタスタ

俺「食堂?ああ…何か広そうな場所があるな…。じゃあそこで良いかな?」

石丸「うむ。では僕は皆んなに1時間後に食堂へ集まるよう伝えてこよう」スタスタ

俺(そう言って石丸君も出て行き…)

俺(体育館に残されたのは…)

舞園「あ…」

俺(同じ中学だった舞園さんと…)

不二咲「え、えっと…」

俺(どうすれば良いのか分からず狼狽えてる不二咲さんと…)

葉隠「皆んな心配し過ぎだって。どうせ入学式のドッキリか何かだし、焦る必要なんかねーべ」

俺(…未だにこの状況を飲み込めてない葉隠君と)

江ノ島「あたしパス。捜索とかめんどいし皆んなが代わりにやって」

俺(ギャルらしく面倒くさがって動かない江ノ島さんが残っていた)

俺「……。」


1舞園さん。とりあえず俺と一緒に捜索しようよ
2…仕方ない。とりあえず俺も一人で捜索に行こう
3とりあえず体育館に残ってる全員に一緒に行かないかと声を掛けてみる


多数決下3まで
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