ミリマス P「お兄ちゃん?」

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1 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:02:49.27 ID:MQFUVv6P0
カタカタ

P「〜♪」

杏奈「・・・」 ジー

P「・・・んっ?」 クルッ

杏奈「っ!?」 サッ

P「杏奈?どうした?」

杏奈「な、何でも・・・ないです」

P「そうか」 カタカタ

杏奈「・・・」 チラチラ

P「・・・」

杏奈「・・・」 ジー

P「・・・杏奈。そんなにジロジロ見られると集中できないんだが」

杏奈「ご、ごめんなさい」

P「はぁ。どうしたんだ?何か悩み事でもあるのか?」

杏奈「うぅ・・・実は今度のお仕事で」

P「確か大家族のドタバタ生活コメディの」

杏奈「そ、そうです。杏奈が・・・妹役です」

P「そうだった。それで何が?」

杏奈「妹役が上手く出来るか・・・不安なんです」

P「なるほど」

杏奈「どうしようかって・・・悩んでました」

P「うーん。そうだ、杏奈がよければなんだが」

杏奈「?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1606140168
2 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:12:05.01 ID:MQFUVv6P0
ガチャ

小鳥「お疲れ様です」

美咲「お疲れ様です!」


P「お疲れ様です」

小鳥「事務用品買ってきました」

美咲「プロデューサーさん。事務仕事は?」

P「さっき終わりました。確認をお願いします」

美咲「はいっ!」


杏奈「お兄ちゃん。ゲームしよ♪」

小鳥 美咲「「えっ?」」

P「ああ。約束だったからな」

杏奈「うんっ」

小鳥「も、もしかしてプロデューサーさんと杏奈ちゃんは幼い頃離れ離れになった兄妹!?」

美咲「ど、どういう事ですか?」

P「あ〜。実は杏奈の仕事で・・・」

P説明中

美咲「そうだったんですね」

小鳥「なるほど」

P「はい。それで俺が提案したんです」

杏奈「お兄ちゃん・・・早く」

P「わかった。そういう事ですので」

小鳥「わかりました」
3 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:29:34.89 ID:MQFUVv6P0
杏奈「〜♪」 ピコピコ

P「あっ。このっ!」

LOOSE

P「あ〜。負けた」

杏奈「えへへ。ビビっと大勝利だよ♪」

P「くぅ。やっぱり杏奈は強いなぁ」 ナデナデ

杏奈「えへへ♪負けたお兄ちゃんには罰だよ♪」 ポスッ

P「お、おいっ」

杏奈「・・・ダメ?」

P「はぁ。可愛い妹の頼みならしょうがないな」

杏奈「うんっ」


小鳥「お兄ちゃんに無邪気に甘える妹ね、本当に」

美咲「・・・」 ジー

小鳥「美咲ちゃん?」

美咲「・・・羨ましいです」 ボソッ

小鳥「えっ?」

美咲「・・・あっ///な、何でもないですよ!///」


杏奈「ビビっと必殺技決めちゃうよ♪」

P「ああ!俺のキャラが」


P「あ〜・・・結局一回も勝てなかった。悔しすぎる」

杏奈「杏奈の勝ち」

P「はぁ」

くぅ〜

P「んっ?」
4 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:39:00.98 ID:MQFUVv6P0
杏奈「///」

P「あ〜・・・お腹空いたな。弁当でも買ってくるが杏奈もどうだ?」

杏奈「う、うん。杏奈も・・・お腹空きました」

P「よしっ。じゃあ一緒に買いに行くか」

杏奈「うん」

P「じゃあ行ってきます。音無さんと美咲さんは?」

小鳥「じゃあお願いします」

美咲「私もお願いします」

P「わかりました」

杏奈「お兄ちゃん、行こ」

P「ああ。じゃあすぐ戻りますから」

ガチャ バタン


P「さて。じゃあ俺のオススメの店の弁当を買うか」

杏奈「お兄ちゃんの?」

P「ああ。確かこの時間ならあそこの公園で」

杏奈「?」


公園

P「おっ。来てるな」

杏奈「あれって移動販売の・・・お店ですか?」

P「そうだ。種類も豊富だし結構美味いんだよ」

杏奈「そうなん・・・ですね」
5 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:48:09.39 ID:MQFUVv6P0
店員「いらっしゃい・・・あっ、また来てくれたんですね」

P「どうも・・・えーっと何にする?」

杏奈「あっ・・・えーっと」

店員「あら?今日は妹さんと一緒ですか?」

P「そうなんです」

店員「そうなんですか。可愛い子ですね」

P「ありがとうございます」

杏奈「どれも・・・美味しそうです」

店員「ありがとうね♪」

杏奈「・・・な、悩んでしまいます」

P「候補はあるのか?」

杏奈「お、オムライスか・・・ハンバーグが」

P「そうか。すいません、ハンバーグ1にオムライス1,ミックスフライを2、お願いします」

店員「はい。かしこまりました」

店員「はい。お待たせしました」

P「ありがとうございます」

店員「またご利用してくださいね♪」

P「はい」

杏奈「・・・」 ジトー


杏奈「お兄ちゃん、早く戻ろう」 グイッ

P「お、おいっ。じゃあまた」

店員「はい。ありがとうございました」
6 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/23(月) 23:57:56.57 ID:MQFUVv6P0
P「ど、どうしたんだ?」

杏奈「お兄ちゃん・・・あの店員さんと仲良さそうだった」 ムスッ

P「よく利用するから仲良くなっただけだって」

杏奈「むぅ」 ぷくぅ

P「そんな顔するなって。ほら、劇場に戻ってご飯食べるぞ」

杏奈「うん」

ガチャ

P「戻りました」

杏奈「ただいまー」

小鳥「ただいま」

美咲「お腹すきましたー」

P「音無さんと美咲さんにはミックスフライ弁当です」

小鳥「ありがとうございます」

美咲「美味しそうです♪」

P「杏奈はオムライスでいいか?」

杏奈「うんっ」

P「俺がハンバーグで・・・んっ?」

小鳥「どうしました?」

P「いえ。紙くずが・・・後で捨てておきます」

杏奈「お兄ちゃん、早く食べよう」

P「あっ、ああ」
7 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/24(火) 00:11:25.42 ID:1ct/vrYV0
P 杏奈 小鳥 美咲「「「「いただきます」」」」

小鳥「うーん。このタルタルソースが絶品なんですよね♪」

美咲「はいっ。本当に美味しいです」

杏奈「このオムライスもトロトロで美味しいよ♪」

P「それはよかった。はい、ハンバーグも食べたかったんだろ?俺の少し食べていいぞ」

杏奈「いいの?」

P「ああ」

杏奈「じゃ、じゃあ・・・あーん」

P「・・・」

杏奈「だ、ダメですか?///」

P「全く。手のかかる妹だ・・・ほら、あーん」

杏奈「あーん」 パクッ

P「どうだ?」

杏奈「うん。美味しいよ♪」

P「ならよかった」

杏奈「お兄ちゃんにもオムライスあげるね。あーん♪」

P「あ、あ〜」

杏奈「えへへ♪」

小鳥 美咲((羨ましい))


P「ご馳走様でした」

杏奈「美味しかった・・・です」

P「さて。ゴミを捨てておきますね」
8 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/24(火) 00:34:02.41 ID:1ct/vrYV0
数時間後

P「・・・」 カタカタ

杏奈「・・・」 ピコピコ

小鳥「これは・・・確か」

美咲「うーん」


ガチャ

百合子「お疲れ様です」

P「お疲れ」

小鳥「お疲れ様」

美咲「お疲れ様!」

杏奈「お疲れ様・・・です」

P「レッスンはどうだった?」

百合子「えへへ。バッチリでした」

P「それならよかった」

百合子「はいっ。それとプロデューサーさん、これ例の本です」

P「おっ。これが百合子オススメのファンタジー小説か。帰ったら読んでおくよ」

百合子「はいっ。読んだら感想聞かせてくださいね♪」

杏奈「・・・」 むすぅ

クイッ

P「んっ?」

杏奈「お兄ちゃん。そろそろレッスンの・・・時間です」

百合子「!?」

P「そうだったな。じゃあ送る」

杏奈「はい」

百合子「あ、杏奈ちゃんとプロデューサーさんが兄妹!?こ、これはまさか」

ポワンポワン



9 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/24(火) 00:39:34.92 ID:1ct/vrYV0
杏奈「お兄ちゃん、やっとで会えた」

P「あ、杏奈なのか?」

杏奈「うん」

P「大きくなったな」

杏奈「うん。もう子供じゃないよ」

P「ははっ。まだ子供だろ」

杏奈「・・・赤ちゃんだって産めるもん」

P「・・・えっ?」

杏奈「お兄ちゃん///」

P「ま、待て。落ち着くんだ・・・俺達は兄妹」

杏奈「血は繋がってないもん///」


ポワンポワン

百合子「そ、そして2人は両親にも秘密にして禁断の関係に!」


P「・・・」

杏奈「///」

P「杏奈、行くぞ」

杏奈「う、うん」

ガチャ バタン

百合子「杏奈ちゃんだけずるいです!私も・・・あれ?」

美咲「あ、あはは」

小鳥「百合子ちゃん」

百合子「す、すいません///」

小鳥(百合子ちゃん。将来有能ね)
10 : ◆oKEywfCUZQ [saga]:2020/11/24(火) 00:46:27.64 ID:1ct/vrYV0
そして撮影当日

杏奈「お兄ちゃん、杏奈頑張るね♪」

P「ああ。期待してるぞ」

杏奈「よろしく・・・お願いします」

監督「はい。よろしく」


数時間後

監督「カットー!お疲れ様」

杏奈「お、お疲れ様・・・でした」

監督「杏奈ちゃん、凄いねぇ。完璧だったよ」

杏奈「ありがとうございます」

P「杏奈、お疲れ」

監督「Pさん。これなら絶対にイケますよ」

P「それはよかったです」

役者「本当に妹みたいでした」

役者2「杏奈ちゃんも立派な役者さんね」

杏奈「あ、ありがとう・・・ございます///」

P「じゃあ今日はお疲れさまでした」

監督「はい。放送を楽しみにしてくれよ」


数週間後

P「杏奈、凄いぞ。TwitterやSNSでも大反響だ。視聴率も凄かったって監督も言ってたぞ」

杏奈「ほ、本当・・・ですか?」

P「ああ。それで続編も制作する予定らしい」

杏奈「本当!?」

P「ああ。それだけ反響があったからな」

杏奈「やったー♪これからも杏奈、頑張っちゃうよ♪」

P「よしよし。何かご褒美を上げないとな」

杏奈「いいの?」

P「ああ」

杏奈「じゃ、じゃあ」
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