【咲安価】京太郎「清澄の探索者」その3【ADV】

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124 : ◆copBIXhjP6 [sage]:2020/11/14(土) 20:13:04.75 ID:v+hc8AhU0
咲「へ、部屋が......!!」

あまりの衝撃にこの『女神』以外に意識のいくことがなかったが、咲の言葉にハッとして周囲を見渡す。
後ろを振り向くだけの一瞬――ほんの一秒にも満たない筈の時間だ――に畳も壁も天井もを含めた何もかもが消え去り、
代わりに残ったのは周囲一面が白一色に仄明るく照らされた、のっぺりした空間だけだった。
果たしてこの足元に地面があってそれを踏みしめているのか、それとも身体が宙ぶらりんなのではないかという区別もつかない。
そんな特異な空間のド真ん中に、その特異な存在は立っていた。

咲(ぜ、全然状況が掴めないけど......この人から凄い力を感じる)

咲「あの......ひょっとして、あなたが『オフラシサマ』ですか?」

??「いいえ、違います」

咲「え?それじゃああなたは一体......」

??「汝が問わば答えましょう。私の名は――――」


京太郎「――――クシナダヒメ」


咲「......京ちゃん?」

京太郎「あれ、なんで俺.........」


 優希「『天羽々斬』...なんて読むんだ?これ」

 京太郎「『あめのはばきり』だな。日本神話に出てくる剣だ」


クシナダ「如何にも。私はスサノオノミコトの妻、クシナダヒメです」

京太郎「なあ、あんたが――――いや、あなたが遥か昔に榎田へ『櫛』を授けた張本人なんですね?」

クシナダ「左様」

京太郎「......あれを、俺にもください」
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