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【ポケモン】男「ミュウに愛されすぎて昼でも眠れる」【人化あり】
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1 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage]:2020/10/15(木) 21:43:32.97 ID:ni2oYHlW0
オリ主×ポケモンものです。多分コメディ。擬人化?あり
前作というか同じ世界観というか
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520393207/
メタメタモンモン
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1602765812
2 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage]:2020/10/15(木) 21:45:20.81 ID:ni2oYHlW0
男(4歳の頃、誕生日にはじめてポケモンをつかまえることになった)
男(これから大きくなっていくのに、ポケモンと一緒に育つと情操教育にいいかららしい)
男(人懐っこいイワンコというポケモンを捕まえにいこうと家族みんなで近くの山に出かけることになった)
男(誕生日当日、イワンコがたくさんいる岩場に来た。近所じゃ有名なスポットで、ボールで捕まえずともじゃれてくるイワンコたちがたくさんだ)
男(父親がカバンに入った大量のモンスターボールを渡してくれたので、俺は何も考えずカバンごと全部ぶん投げた)
男(もちろん弱ってもないイワンコが捕まるわけもなく、ほぼすべてがボールから逃げ出てしまった)
男(その中に偶然捕まったボールが1つだけあった。さっそくイワンコを出そうとボールを投げたら)
男『いっけー!イワンコ!』
ミュウ『みゅう!』
男(イワンコではなく幻のポケモン、ミュウが入っていたのだった)
3 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage]:2020/10/15(木) 21:48:01.43 ID:ni2oYHlW0
―現在―
男(ミュウを捕まえてから早16年。あれからミュウと共に生活し、旅に出て、たくさんの地方を回った)
男(その途中にたくさんのポケモンも捕まえた。ミュウ(別個体)のこども?のミュウツーとか珍しいのもいた)
男(一応地方のジムを回ってはポケモンリーグに挑戦してみたりもしたけれど、毎回チャンピオンに勝てずに終わってばかりだった)
男(ピカチュウを使う無口な赤帽子のチャンピオン、強かったなぁ。ピカチュウだと思ってなめてかかったら1匹に全滅させられた)
男(3年ぐらい鍛えて二回目挑んでみたら別の人に変わってたな。ガラガラとメガニウムが超強いの。こっちはどんどん倒れていくのに相手は全然倒れないの)
男(ホウエン地方はレックウザがメガシンカしてくるとか聞いてないよ。戦いの後メガストーンをもらえたからよかったけど)
男(シンオウ地方ではアルセウスがつるぎのまいしてしんそくを打ってくるだけの戦いでした。ゴーストポケモンを持っていなかったのが敗因かな)
男(イッシュ地方はなんかゼクロムと人間が合体してた。あとレシラムとキュレムも合体してた。あそこは合体の地方だ)
男(カロス地方じゃメガガルーラにボコボコにされた。エアームドがいわなだれでひるみまくって動けずやられたのは未だにトラウマだ)
男(アローラ地方は守り神?のカプたちに翻弄されまくったな。相手の攻撃を一発も耐えられないの。耐えようとしてもZ技でやられるの。あとみたことないポケモンがいた。ウルトラビーストというらしい。あとで異世界で捕まえた)
男(ガラル地方・・・・・・エースバーンがキョダイマックスしてダイジェットして、うん。こっちのダイマックスしたマホイップは剣を咥えたポケモンに斬られました)
男(・・・・・・どの地方もチャンピオンは強かった。俺には決して届かない高みだと悟ってしまった)
男(だから、トレーナーとして旅をして回るのは引退した。今はポケモンスクールの先生としてみんなにポケモンについて教えるためにタマムシ大学で勉強しているところだ)
男(いろんな地方で賞金を稼ぎまくったから一人暮らしする金は余裕であったから、大学近くの部屋を借りて一人暮らしをしている)
ミュウ「みゅう!」
男(16年間、こいつはずっと隣で頑張ってくれたな。何度も何度も負けてしまったが、それでもずっと付いてきてくれた相棒だ)
男(珍しいポケモンだからいろいろと狙われたりもしたが・・・・・・なんとか無事に一緒に過ごせている。しかし、そろそろ一度たっぷり休んでもらいたい)
男(・・・・・・今度の長期休みに久しぶりに実家に帰るか)
4 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage]:2020/10/15(木) 21:49:25.83 ID:ni2oYHlW0
男(久しぶりに実家に帰り、ポケモンたちと戯れることにした。いろんな地方を回り、いろんな場所で捕まえ、育て、戦ってきた戦友たちだ)
男「ただいまー!」
ミュウ「みゅう!」
男(我が家は俺が送るポケモンのためにわざわざ広い牧場に引っ越した。おかげでポケモンたちはのびのびとすごしてくれている)
ユクシー「きょううん!」
エムリット「きゃううん!」
アグノム「きゅううん!」
男「おー、よしよし。ただいま。悪かったなー、しばらく帰ってこれなくて」
ラティアス(まったくですよ。おかえりなさい)
男「ただいま。あたりまえのように人型なんだな」
ラティアス(公式で人型になってますし。ポケスペとか)
ジラーチ(おかえりなさーい)
マナフィ「おか・・・・・・おか!」
ビクティニ(おかえりー)
ネイティオ(ちくわ大明神)
シェイミ(おかえりでしゅ。帰ってくるのが遅いでしゅ。ちゃんとお留守番してあげたみーに感謝するでしゅ。だっこしてもいいでしゅ)
ヤドキング「誰や今の」
男「さすがにラティアス以外は人型にならないよなー。テレパシーはガンガン飛んでくるから頭が痛いけど」
5 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2020/10/15(木) 21:50:32.30 ID:ni2oYHlW0
ミュウツー「・・・・・・」
男「ただいま、ミュウツー」
ミュウツー「・・・・・・」
男「どうしたー?ご機嫌斜めかー?」
ミュウ「みゅう!」
スマホロトム「中々帰ってこなかったから拗ねてるんだぜ!ケケケッ」
ミュウツー「捏造するな。ねじるぞ」
スマホロトム「退避退避!ケテケテ!」
男(こうは言っているが、本当に寂しがっていたのかもしれない。見た目にはわかりにくいけどおくびょうな子だし、不安もあったのかも)
ポリゴンZ『とくん、私の中に芽生えたこの気持ちはなに?まさかこれが、殺意?殺意なの!?お願いマッソー!憎いアイツを抱きしめさせて!次回、ミュウツー死す!僕はミュウスリーだッピ!来週もまた見てくださいね!ジャンケンポン!ぐふぐふぐふ!』
ミュウツー「うるさい!!!!せめて画面から出てきて喋れ!!!!」
男(ポリゴン2まではもっとまともにコミュニケーションできてたのにな・・・・・・)
6 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:51:25.72 ID:ni2oYHlW0
マッシブーン「ババァルクウッ!」
カイリキー「ごおーっ ごごごー」
キテルグマ「きぃーっ!」
バシャーモ「バシャーッ!」
ガオガエン「ガァーッ!」
男「あっちは暑苦しいな・・・・・・プロレスリングなんかいつの間に作ったんだ」
アマージョ「まーじょっ」
フェローチェ「かぶりん」
ルージュラ「パラポロポロパラポロポロ」
トゲキッス「ふわぁーん」
ユキメノコ「めの」
ポットデス「ポットです」
男「あっちは優雅にお茶会か?フェローチェが嫌そうな顔してるけど」
ユキハミ「はみぃ」
ナマコブシ「ぶっし」
バチンウニ「うにーん」
男「元気にかけっこかー。かけっこになってないような気もするけどかけっこかー」
ゴリランダー「ウホホッ!」
ストリンダー「パァァァンク!」
マラカッチ「カカカカカ」
コロトック「チチチチチチチチポォーーゥ!」
男「・・・・・・ロックバンド、なのか?あ、ニンフィアがボーカルしてる」
ニンフィア「ふぃあ〜♪」スキンハイボ
サザンドラ「」
男「ハイパーボイスじゃねーか!サザンドラーーー!!!!」
男(みんな元気そうでよかった。あとさっきからワタシラガとワタッコとチルタリスにまとわりつかれて動きにくい)
7 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:52:23.90 ID:ni2oYHlW0
男「そーら、みんな家だぞー!出てこーい!」
チラチーノ「ちらっ☆」
男(大学行ってる間に掃除しといてくれないかなって思って連れて行ったチラーミィが進化したチラチーノ。掃除はしてくれる。ハンディ掃除機で)
シャンデラ「しゃーん」
男(ほのおのからだで冬を温かく過ごせないかなと連れていってたヒトモシが進化したシャンデラ。もらいびだった)
サーナイト「さーな」
ブリムオン「むおん」
男(この二匹は本当は置いていくつもりだったけど、勝手について来た。気が付いたらボールがカバンに入っていた二匹だ)
ミュウ「みゅう!」
男(そして、俺の相棒ミュウ。つれいったポケモンたちのまとめ役になってくれていた。意外と器用で料理も作ってくれた)
マホイップ「やぁっと帰ってこれたね〜」
男「おまえは当たり前のように喋るな」
マホイップ「そうは言われても〜、喋れるものは喋れるし〜」
男(しゃべるマホイップ。マホミルの頃から喋ってた。なんなら捕まえる前から喋ってた。のんきな性格だが、やるときはやる。毎晩のデザートにクリームを添えてくれる。喋り相手がほしかったので連れて行った)
マホイップ「やっぱりここが一番落ち着くね〜」
男「ああ、そうだな。みんなもしばらくは羽を伸ばしてくれよ」
チラチーノ「ちらっ☆」
男「元気な返事だがスピードスターが痛いっ!」
8 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:53:12.30 ID:ni2oYHlW0
男(家族にも話をして回って、やっと部屋にもどってこれた。話そうとするといろんなポケモンたちがちょっかいをかけてくるから話がなかなか終わらなかった)
男「はぁ、疲れた・・・・・・今日はもう寝よう・・・・・・」
ミュウ「みゅう!」
男「なんだ?久しぶりにいっしょに寝るか?」
ミュウ「みゅう!」
男「よーしよし、おいでー。昔はこうやって一緒に寝てたよなー」
ミュウ「みゅう」
男「向こうにはお前たち用の寝床をつくってやったからそっちを使えばいいけど、こっちにはないもんなー。夏休み中に作るかー」
ミュウ「みゅう!」
男「お、手伝ってくれるのか?んじゃ、明日からがんばろうなー」
ミュウ「みゅう!」
9 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:54:39.27 ID:ni2oYHlW0
男(帰省2日目)
男「・・・・・・あれ?ミュウは?」
マホイップ「ミュウならシンオウ地方にバカンスしにいったよ〜」
男「マジかよ。確かにリゾートエリアに別荘買って放置してたけど」
マホイップ「『こんな暑い日にこんな暑いとこにいられるか!私はシンオウで快適に過ごす!』だってさ〜」
男「あいつ俺が寝てる間にエアコンガンガンにしたうえでその言い草か!おかげで若干風邪気味だオラァ!」
マホイップ「あとミルタンクとハピナスが連れていかれた」
男「我が家の貴重な収入源が!」
マホイップ「マホは『お前連絡係な!』って言っておいていかれた!」
男「知るかよ!」
マホイップ「ムカつくから帰ってきたらデコレーションしてやる」
男「こうげきととくこうが二段階上がるな」
10 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:55:29.40 ID:ni2oYHlW0
男(仕方ないから一人で寝床作るか。ポケモンごとに好みが違うから厄介なんだよな。今回は6匹分だからマシだけど。旅してる間に全部やってくれた母さんたちには感謝しかない)
シャンデラ「しゃーん」
男「おー、よしよし。今寝床作るから待ってくれなー。昨日は他のやつのとこに押し込んでごめんなー」
シャンデラ「しゃーん」
マホイップ「そんなことよりおうどん食べたいって」
男「もっとポケモンらしいもの食べろよ」
チラチーノ「ちらっ☆」
男「チラチーノもごめんな、ダストダスと同じ部屋に閉じ込めて。あそこしか空いてなかったんだ」
マホイップ「掃除するから部屋から出ていけって」
男「身も心も掃除婦なんだな!すまん!」
サーナイト「さーな」
ブリムオン「むおん」
男「はいはい、こんどはなんだ?」
マホイップ「・・・・・・マホの口からはとてもこんなこと言えないよ〜」
男「何を言ったんだ!?頼む、教えてくれ!」
マホイップ「セクハラ!」マジカルシャイン
男「セクハラなのかっ!?」イタイッ!
11 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:56:11.17 ID:ni2oYHlW0
男(マホイップに怒られたりサーナイトとブリムオンに抱きつかれたりチラチーノに追い出されたりしたけどなんとか寝床は完成したぞ!)
男「とはいえ・・・・・・」
男(凝りすぎて夜までかかったけど)
ラティアス(てきとうに藁でも敷き詰めとけばよかったのに)
男(向こうの家でそれやったらサーナイトとブリムオンが毎晩抜け出て布団に潜り込んできたんだよ)
ラティアス(それって・・・・・・いや、何も言うまい)
男(え、なんかあんの?)
男「ヘックショイ!」
ラティアス(風邪ですか?あったかくして寝てくださいよ)
男(わかってる。今日はもう寝る)
シェイミ(みーが布団の中で温めてあげるでしゅ。みーに感謝するでしゅ)
ジラーチ(じゃあボクも〜)
男(風邪うつったら・・・・・・うつるのか?まあうつったら大変だからやめてくれ。気持ちはありがたいけど)
12 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:57:24.29 ID:ni2oYHlW0
男(・・・・・・眠れん)
レジアイス「じゃきー!」
男(電気代節約とか言われてミュウツーが置いていったが・・・・・・寒い)
ダークライ「・・・・・・」
男(あとなんか枕元に立ってる)
クレセリア「るなーん」
男(中和してくれてる?)
プリン「zzz」
男(うたうで眠らせてくれるのかなと思ったら寝てた)
マホイップ「」
男(プリンが眠った瞬間なぜか吹っ飛ばされて花が咲いてるマホイップ。ねむるってそういうわざだったっけ?)
ガチャ
男(・・・・・・誰か来た?)
ミュウツー「・・・・・・思念が飛んできている。寝ろ」
男「寝れるか!寒いんだよ!」
ミュウツー「さいみんじゅつ」
男「すやぁ」
ミュウツー「・・・・・・レジアイス。お前はこっちだ」
レジアイス「じゃきー・・・」
ミュウツー(夏は暑いからレジアイスを置くべきだと思ったのだが・・・・・・見誤ったか)
13 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:57:57.07 ID:ni2oYHlW0
男(実家帰省3日目)
男「げほっげほっ」
男(本格的に風邪を引いた。そして)
「ほら、無理しておき上がっちゃだめだよ。風邪ひいてるんだから、寝てて、ね?」
男(なぞの美少女が看病してくれていた)
「なぞの美少女だなんて、もう。私のことがわからないの?」
男(少なくとも俺の記憶に部屋に押しかけてきて甲斐甲斐しく世話をしてくれる美少女の存在はない)
「まっ、しょうがないか。この姿は見せたことなかったもんね」
男(・・・・・・熱で頭がぼーっとする。何も考えられない)
「いいんだよ、男。君はよくがんばっているんだから、たまにはゆっくり休んだって。ほら、ねんねしようね」
男(なぞの美少女が手をかざすと、俺の意識は深く沈んでいった)
14 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:58:55.84 ID:ni2oYHlW0
「おきて・・・・・・男・・・・・・お昼だよ・・・・・・」
男「ん・・・・・・?」
男(朝起きると謎の美少女がベッドの側に座っていた)
「そのやりとりさっきもやった。そしてお昼だよ」
男「・・・・・・俺喋ってないんだけど?」
「そりゃわかるよ」
男(喋ってないのに言葉が通じる、テレパシー持ちか?エスパータイプ?そして薄ピンクの髪、そして長いしっぽ・・・・・・しっぽ!?)
男「・・・・・・ミュウ?」
ミュウ「ぴんぽ〜ん。だいせいか〜い」
男「いやいやいや、まてまてまて。俺の知ってるミュウはもっとちっちゃくてこう、ポケモンだ!」
ミュウ「うふふ、知らないの?私の得意技。『へんしん』だよ?」
男「・・・・・・いや、待ってくれ。変身って、人間の姿にもなれるってのか!?」
ミュウ「なんかなれた」
男「やってみたらできたみたいな言い方!」
ミュウ「なんかお友だちのミュウ曰くどっか遠い所では人間の姿したメタモンとか子供産んで孫までいるミュウとかもいるみたいだし」
男「お友だちのミュウって・・・・・・」
ミュウ「それよりも、ほら。汗だくだよ。寝てる間に汗いっぱいかいちゃったから。は〜い、ぬぎぬぎしようね〜」
男「え、お、おう」
男(なんだこの羞恥プレイ)
15 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 21:59:50.87 ID:ni2oYHlW0
男(結局全部着替えさせられた)
ミュウ「それじゃあごはんは・・・・・・食べられる?」
男「いや、食欲ない。てか喉乾いた」
ミュウ「んふ、そっか。喉が渇いちゃったのか」スッ
男「え、お、おい。な、なんで服脱ぐんだ!てかその服どっから調達したんだ!」
ミュウ「え、だって喉渇いたんでしょ?だから『ミルクのみ』しようかと思って」
男「え!?」
ミュウ「ほら、おいで」
男「いやいやいや、待て待て待て!ミュウがどうやってミルクのみを覚えたんだ!覚えないだろ!」
ミュウ「さーて、どうやったんだろうね〜」
男「・・・・・・待てよ、確かミュウは今シンオウにバカンスに行っていたはず・・・・・・ははーん!さてはこれ、ダークライが見せている悪夢だな!」
ミュウ「風邪を引いたって聞いたから急いで帰ってきたんだよ?」
男「いや、あのミュウがそんなこと・・・・・・するわ」
ミュウ「そ・れ・に。私は『へんしん』が使えるからミルクのみだって覚えられるんだよー?」
男「いや、だからどうやって・・・・・・ま、まさか!シンオウでのみ発生すると言われる現象、へんしんバグ!?」※DPでへんしんをしたポケモンが瀕死になると技がへんしんしたときのままになるバグ
ミュウ「せいか〜い。たまごうみとどっちにするか迷ったけど、目の前で卵産むのはグロイかなって」
男「ミルクのみとへんしんを両立・・・・・・ま、まさか!ハートのうろこ!減ってる!」
ミュウ「ラブカス狩って取り返してきたから戻しとくね」
男「い、いったいなんのために!?わざわざミルクのみなんか・・・・・・」
ミュウ「そんなの、大好きな男のために決まってるよ」
男「・・・・・・はい?」
16 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:00:32.53 ID:ni2oYHlW0
ミュウ「昔はイワンコに変身して寝てたら気が付いたらモンスターボールに入ってて、どうなることかと思ったけど・・・・・・」
男「だからあのとき入ってたのがイワンコじゃなくてミュウだったのか!」
ミュウ「16年いっしょに仲良くやってきたんだもん。男がずっと頑張ってるのも目の前で見てきた」
男「確かにずっと連れまわしてたけどさ」
ミュウ「どの地方に行くときも私だけはちゃんと連れて行ってくれて、嬉しかったよ」
男「まあ、なんていうか、俺もミュウがいないと寂しいし」
ミュウ「・・・・・・でも、男はがんばりすぎだよ。毎回どの地方でもチャンピオン直前までいくんだもん。そのためにすごくがんばってた」
男「チャンピオンにはなれなかったけどな」
ミュウ「うん。それですっごく悔しい思いをしたのも知ってる。何度も何度も・・・・・・それで2年前、心が折れてトレーナーの道を諦めたのも」
男「・・・・・・」
ミュウ「だからね、私はそんな男を癒してあげたいなって思ったんだ。だから男が勉強頑張ってる間、私もがんばったんだよ?こうやって言葉を話せるように特訓したり」
男「まさか、マホイップも?」
ミュウ「あれは別」
男「そうか。まあ捕まえる前から喋ってたしな」
ミュウ「だからね、ほら。おいで」
男(そういうとミュウはベッドに座り、俺の頭を膝に乗せた)
17 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:01:27.27 ID:ni2oYHlW0
男「・・・・・・これが、いわゆる膝枕」
ミュウ「うん。熱は、だいぶ下がったみたいだね。よかった」
男「・・・・・・悪いな、心配かけて」
ミュウ「ううん、大丈夫。私もごめんね、勝手にいなくなっちゃって」
男「いや、行先は聞いてたからいいんだけど」
男(こうしてミュウとふたりきり?で過ごすのはいつぶりだろうか。ここしばらくはずっとバトルしたりキャンプしたり勉強したりだったから・・・・・・)
ミュウ「よしよし、男はがんばってるねー。いい子いい子」
男(・・・・・・柔らかな手が俺の頭を撫でている。暖かな体温が心地いい)
ミュウ「ほら、のど、かわいたでしょ?おいで」
男(いいんだろうか、こんなに幸せで。こんな年端もいかない見た目の女の子にそんな行為を求めてしまって)
ミュウ「いいんだよ、私年上だし」
男(いったい何歳なんだろう・・・・・・女の子にそういうことを聞くのは失礼か。ていうか女の子なのか)
ミュウ「女の子だよ。普通の人は私たちの性別がわからないだけで。だから『性別不明』なんだって」
男(そうなのか・・・・・・)
ミュウ「ほら、おいで。今だけはなにもかも忘れて、ゆっくりしよ?」
男(・・・・・・そうだよ。俺は今までがんばってきたんだ。たまには休んだっていいじゃないか)
ミュウ「おいでー、ママですよー。ほら、ママのおっぱい、ちゅうちゅうしましょうねー」
男(あ・・・・・・)
18 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:02:11.06 ID:ni2oYHlW0
ミュウツー(我が主の体調が芳しくないらしい。原因の一端は私にないわけでもない)
ミュウツー(夏は暑いからと気遣ってレジアイスを配置したのが逆効果だったか。レジアイスには平手打ちされた)
ミュウツー(母君が作ったこの粥を食わせれば多少はよくなるだろうか。食欲があればいいのだが)
ミュウツー(・・・・・・昼まで起きて来ないのは心配だ。もしかしたら病状が悪化して動けないのかもしれない)
ミュウツー(仕方がない、この粥を届けるついでに様子を見てやるか。決して我が看病したいわけではない)
ミュウツー「主よ。入るぞ」
19 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:02:42.96 ID:ni2oYHlW0
男「マンマッ!マンマッ!」ジタバタ
ミュウ「んー?まだおっぱいほしいの?」ナデナデ
男「うんっ!」
ミュウ「よしよし、いいこだね〜。いっぱい飲んでいっぱい休んでね〜」
男「んまっ!んまっ!」チュパチュパ
ミュウ「ふふっ、元気におっぱいちゅーちゅーする男、かわいいなぁ・・・・・・」トントントン
男「けぷっ」
ミュウ「いいこいいこ〜」
男「まま・・・・・・」ウトウト
ミュウ「ん?ねむくなっちゃったのかな?」
男「まんま・・・・・・」スヤァ
ミュウ「よーしよし、そのまま眠っていいよ〜」
男「zzz」
ミュウ「ゆっくりやすんでね、私のご主人様・・・・・・」
ミュウツー「」
20 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:03:22.92 ID:ni2oYHlW0
ミュウツー(我が主よ。貴様とは激しい戦いの末捕まえられたのだったな)
男【オラァ!捕まえた!どんなもんだ!ミュウツー!これからよろしくな!】
ミュウツー(我が主よ。貴様は何度も強敵と戦い、頂を目指していたな)
男【くそっ!勝てなかった!ごめんな、俺のせいで・・・・・・】
ミュウツー(我が主よ。貴様は我をバトル以外でも輝かせてくれたな)
男【コンテストマスターランク制覇だ!ほら!クールリボンマスターだぞ!】
ミュウツー(我が主よ。貴様は我が強くなると己の事のように喜んでいたな)
男【これがメガシンカか!これでミュウツーもまた強くなったな!誇らしいぞ!】
ミュウツー(我が主よ、貴様は何度打ちひしがれようとも立ち上がり挑み続けたな)
男【行くぜ、チャンピオン!俺の自慢のポケモンたちをみせてやる!いけ!ミュウツー!サイコキネシス!】
ミュウツー「我が、主よ。その姿は」
男「まんま・・・・・・」スヤァ
ミュウ「よしよーし、いっぱいおねんねしましょうねー」
21 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:03:59.67 ID:ni2oYHlW0
ミュウツー「・・・・・・お前が原因か!ミュウ!」
ミュウ「あれ、ミュウツー?どうしたの?男は寝たばっかりだからしーだよ、しー」
ミュウツー「黙れっ!我が主を誑かしたのは貴様か!」
ミュウ「誑かした?・・・・・・違うよ?男は今休憩してるだけ。私は休んでくれる時間をあげただけ」
ミュウツー「黙れ黙れ!我が主がそのような体たらくをみせるはずがないっ!」
ミュウ「・・・・・・小娘が。さっきからうるさいよ。男が起きちゃうでしょ」
ミュウツー「貴様がっ、貴様がぁっ!」
ミュウ「・・・・・・もしかして、羨ましい、のかな?」
ミュウツー「誰がそんなことっ!」
ミュウ「・・・・・・たしかミュウツーって、『ものまね』をおぼえてたはずだよね?」
ミュウツー「そ、それがどうした!」
ミュウ「私のこれは『へんしん』でなったものだから、『へんしん』さえ使えれば誰だってこれができるんだよ?」
ミュウツー「だから、それが、どうした」
ミュウ「・・・・・・ミルクのみも、使えるよ?」
ミュウツー「我が、そんなことを・・・・・・」
ミュウ「・・・・・・どうする?」
ミュウツー「・・・・・・」
22 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:04:45.46 ID:ni2oYHlW0
男(・・・・・・妙に体がすっきりしている。栄養満点の飲み物でも飲んだかのように元気だ)
男「えっと、寝る前になにがあったんだったか・・・・・・?」
ミュウ「おはよ〜」
男「・・・・・・?」
ミュウツー「起きたか、我が主よ」
男「・・・・・・!?」
男(・・・・・・ミュウが人間の姿に変身した。それは覚えている。だけど、ミュウツーもだと!?え、てかなんで見ただけでミュウツーってわかったんだ?)
ミュウ「だってこの小娘わかってわかってビーム出してたし」
ミュウツー「出してないっ!」
男(・・・・・・ミュウツー、雌だったのか)
ミュウツー「雌で悪いかっ!」
男「ああいや、悪かないけど」
ミュウ「それよりも、だよ。お腹すいてない?」
男「え?あ、まあちょっと空いてるかな」
ミュウ「それじゃあ、すぐ準備するね。特製ミルク粥」
男「お、おう」
ミュウツー「・・・・・・」
男(ミュウツーがなんだか顔を赤らめている。どうしたんだろう。ていうかなんでミュウツーも人型なんだろう)
ミュウツー「文句があるか」
男「いや、ないけど」
男(元が美形だったからか人型になっても美人だ。菫色の長い髪に力強い目。大きな胸と尻にくびれた身体。モデルにいそうだな。目の保養になる)
ミュウツー「っ!うるさいっ!」ビタン!
男「何も言ってないのに!」
男(しっぽビンタが痛い。回復してなかったら星になってた可能性がある)
23 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:05:16.06 ID:ni2oYHlW0
ミュウ「おまたせ〜、準備できたよ、特製ミルク粥」
男「あ、うん」
男(ミュウがときどき料理してくれてたのってもしかしてこの姿になって?)
ミュウ「ご想像にお任せしまーす」
ミュウツー「・・・・・・どけ。我が食わせてやる」
男「いや、自分で」
ミュウツー「サイコキネシス」
男(身体の動きが封じられて口がこじ開けられた)
ミュウツー「・・・・・・食えっ!」
男(動けないんだけど!)
ミュウ「もう、直前になって恥ずかしいとかだめだよ。ふー、ふー。はい、あーん」
男(ミュウが優しい手つきでスプーンを口に運んでくれる。そういや、小さい頃ミュウにこんな感じで食べさせたこともあったっけか)
ミュウ「そうだねー。懐かしいねー」
ミュウツー「・・・・・・ふんっ」
男(うん、うまい。なんだか特別うまい気がする。なんでだろうか)
ミュウツー「・・・・・・」
男(そしてミュウツーがさらに赤くなっている気がする。なんでだろうか)
24 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:05:53.70 ID:ni2oYHlW0
ミュウツー「・・・・・・喉は、渇いていないのか?」
男「え?あー、そういえば起きてからなにも飲んでないし・・・・・・」
ミュウツー「なら・・・・・・」
男「なら?」
ミュウツー「・・・・・・飲むと、いい」
男「えっ?」
ミュウ「私のでもいいよ?」
男「えっ?えっ?」
男(どういう状況だ、これ。どういう状況だ、これ。あれ、さっきもなんだか同じようなことを)
ミュウ「ほら、男は何も考えなくていいんだよ・・・・・・私たちがお世話したいだけだから・・・・・・」
男「あ・・・・・・まま・・・・・・」
ミュウツー「・・・・・・さいみんじゅつじゃないかっ!!!」
ミュウ「使ってないとは言ってない」
ミュウツー「このアマァッ!」
男「やー!」
ミュウ「あ、ごめんね、怖かったよね。ほら、そんな大きい声出しちゃめっ!男が怖がっちゃう!」
ミュウツー「うぐぐ・・・・・・」
ミュウ「それに、今の男はママに甘えたいモードだから誰でも甘やかせるよ」
ミュウツー「・・・・・・」
ミュウ「・・・・・・どうする?」
25 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:06:43.74 ID:ni2oYHlW0
男(実家に帰省してから1週間がたった。俺は・・・・・・)
ミュウ「はーい、おふくぬぎぬぎしましょうねー」
ミュウツー「どうした?服を脱ぐのが恥ずかしいのか?軟弱者め。我が脱がせてやろう」
男(ミュウとミュウツーにひたすら甘やかされてます)
マホイップ「あま〜いクリームだよ〜。あまくておいしいよ〜」
男「お前はいつの間に混じってるんだ」
マホイップ「暇だし〜」
男「いつもだろ」
チラチーノ「ちらっ☆」
男「なんて?」
マホイップ「『向こうの家がそろそろ埃っぽくなってたりしないか心配だから一回帰って掃除したい』だってさ〜」
男「あの一言に込められた意味長くない?」
マホイップ「骨の髄まで掃除婦なんだね〜」
男「しかし1匹だけで帰させるのも心配だしな」
マホイップ「誰か人間がついていければいいんだけどね〜」
26 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:07:41.16 ID:ni2oYHlW0
男「・・・・・・あ、そうだ。今のミュウならいっしょにいけるじゃん」
ミュウ「は?」
男「え?」
ミュウ「は?」
男「あの」
ミュウ「は?」
男「ミュウさん?」
ミュウ「・・・・・・あは。そういうこと言っちゃうんだ。しょせん男にとって私は都合のいい女だったわけだ、うん」
男「そういう言い方やめろ!悪かったから!じゃあミュウツー!」
ミュウツー「・・・・・・見知らぬ土地に、一人と一匹で行けと?」プルプル
男「おくびょうだったな!すまん!」
マホイップ「しかたないな〜。マホがここに残って説明しといてあげるからそらをとぶなりなんなり使ってさっと行ってさっと戻ってきなよ〜」
男「・・・・・・じゃあ頼むか。ミュウとミュウツーは」
ミュウ「一緒に行くけど?」
ミュウツー「くっ、連れていけ!」
男「元の姿に戻れんの?」
ミュウ「え、ケモナー趣味なの?ポケモナーなの?」
男「何を言ってるんだ」
ミュウツー「・・・・・・下衆が」
男「なんでののしられたの!?」
チラチーノ「ちらっ☆」
男「痛い!スピードスターが痛い!」
マホイップ「『いいからはよしろや豚』だってさ」
男「ひどくね?」
男(しかたない。ラティアスにそらをとぶ使ってもらって向こうに帰るかー)
ラティアス(え、女の子に馬乗りになって空を飛びたいですって?変態さんですね)
男(ちげぇ!いいよ!ミュウに飛んでもらうから!)
ミュウ「えー、ひでんマシン使うのー?あれあんまり好きじゃないんだけどー」
ラティアス(連れて行かないとは言ってないんですが)
男(どっちだよ!)
27 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:08:18.90 ID:ni2oYHlW0
―1週間後―
マホイップ「帰ってこない・・・・・・」
サーナイト「さーな」
ブリムオン「むおん」
マホイップ「やめて。マホは悪くないから。マホを責めないで」
サーナイト「さーな」
ブリムオン「むおん」
マホイップ「行くのは止めないからそんなこといいながら近寄ってこないで。おねがい、やめ――」
28 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:11:11.47 ID:ni2oYHlW0
男「まんまっ!まんまっ!」
ミュウ「よちよち、ママでちゅよ〜」
ミュウツー「よしよし、いい子だ。いい子にはごほうびをあげないとな」
チラチーノ「ちらっ☆」
ラティアス(・・・・・・なんでしょうかこれ。そろそろ帰らなくていいんでしょうか)
男「んまっ!んまっ!」
ラティアス(しかしまぁ)
ミュウ「それじゃあミュウツー、そろそろ一人で買い物行ってみようか」
ミュウツー「ひ、1人でだと!?」ブルブル
ラティアス(これはこれでありかもしれませんね)
男「まんまーーー!!!」
ラティアス(いや、やっぱないですね)
29 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2020/10/15(木) 22:16:39.89 ID:ni2oYHlW0
ミルクのみをおぼえたミュウに授乳してもらうという電波が降ってきたので書いた。ミルクのみは教え技になかったのでへんしんバグを使ってもらった。
ミュウツーもものまね覚えるからいけるじゃんってなった。
己の欲望を解放した。反省も後悔もしていない。
世の中にはオドシシに母性を見出す人間もいるらしいので公式ママのミュウにバブみを感じてオギャるのは一般的な趣味に値すると思われる。
つるペタミニマムママに甘やかされたい。
電波が降ってきたら続きを書くかもしれないけれど、とりあえずこの話はこれで終わりです。
推しポケはチラチーノです。トリプルアクセルのおかげで冠からのガブランドカイリューも狩れる・・・・・・はず!
フェローチェにふみつけられたい。
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 00:19:43.05 ID:D8vP/lVmo
おつ
逸材発見
また頼むぜ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 00:55:35.84 ID:CKaGIyiD0
おつ。
なんというか…えっちだな。
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