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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part11
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 17:34:26.06 ID:qEfgTG420
- コンマ21
情報処理室
モノクマ「うぷぷ…君達が勝つ?」
俺「あ…」
朝日奈「え?…」
モノクマ「無理無理。君達なんか序盤に現れるスライム以下だよ!」
モノクマ「現に今、ビッグチャンスを逃した訳だしね」
俺「くっ…」
朝日奈「もう一回開けなさいよそこの扉!」
モノクマ「ダメダメ。捜査を失敗したのは君達の責任なんだから」
俺「…失敗?また無理矢理打ち切られたの間違いだろ?」
モノクマ「うぷぷ、ただの負け惜しみだね。…とにかくこの部屋に関してはもう封鎖したので捜査はできません」
モノクマ「なので、オマエラが責任を持って他の人に教えてあげてくださいね」
俺「……。」
モノクマ「でもまぁ僕もそこまで鬼じゃないので、ここの部屋を満足に捜査できなかった代わりに、大ヒントをあげるよ君達に」
朝日奈「大ヒントって何よ…?」
モノクマ「はい。これは朝日奈さんの。これは俺君の」スッ
「朝日奈用」
「俺用」
朝日奈「敵のアンタにヒントって言われても、そんな物…」パシッ
俺(…ここに来てモノクマからのヒント?どうせ罠か何かじゃ無いのか?)パシッ
朝日奈「……。」ジッ
朝日奈「……え?」
俺「…朝日奈さん?」
朝日奈「う、嘘…?」ブルッ...
俺(うん?いったい何が書いてあったんだ?…未だ見てないけど…)
「俺用」
俺「……。」
1とりあえず念の為に俺も確認しておこう
2…どうせつまらない罠だろう。俺は見ないで捨てちゃおう
多数決下3まで
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 17:51:14.80 ID:J8mgxyaro
- 2
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 17:59:36.84 ID:rJzyrgJI0
- 見とかないと江ノ島が自分の顔を隠したがってるのわからなくない?
1
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 18:01:53.01 ID:V5Tak3CwO
- 1
見てダメそうなら次は2にするかも
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 18:06:23.83 ID:41Umcnyt0
- 真相に迫ってる俺君が見ない理由がない
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 18:14:27.73 ID:rJzyrgJI0
- まぁ霧切さんは罠とみなして見なかったんだが
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 18:59:06.91 ID:qEfgTG420
- 情報処理室
朝日奈「な…何よ。これ…」ブルッ...
モノクマ「質問は一切受け付けません!では続きは学級裁判の方で話しましょう!」
モノクマ「うぷぷぷぷ!」ビュンッ
朝日奈「あっ…ちょ、ちょっと!?」
朝日奈「……!」ゴクリッ...
俺「朝日奈さん。そんな怖がって、いったい何が書かれていたんだ?」スッ
朝日奈「えっ…?あっ…」サッ
俺「…うん?」
朝日奈「な、何でも無いよ!?何でもさ…あはは…」
俺「いや、だったら俺にも見せてくれても…」スッ
朝日奈「触らないで!?」
俺「ええっ…?」ビクッ
朝日奈「あ…ご、ごめん…」
俺「どうしたんだいったい…」
朝日奈「ご、ごめん…ちょっと用事思い出したから、私もう行くね?…」
俺「あ、ああ…」
朝日奈「それじゃ…後で学級裁判で…」タッタッタッ
俺「……。」
俺(あんなに怯えて、いったい何が書いてあったんだ朝日奈さんに渡されたのには…)チラッ
「俺用」
俺(…朝日奈さんがあんなに怖がるって事は、罠に違い無いんだろうけど)
俺(中身を知らないと、いったいどうしたのかも分からないしな…)
俺(とりあえず念の為に俺も確認しておこう)クルッ
写真「」
俺「うん?写真?…」ジッ
俺(これ、クリスマスの用意してるのか…?)
俺(そして皆んなが映っている…。朝日奈さんも霧切さんも舞園さんも苗木君も…)
俺(死んだ大和田君や葉隠君達も…。そして、戦刃むくろだって…)
俺「……。」
俺「でも、この写真には俺だけが居ない…」
- 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 19:10:58.74 ID:qEfgTG420
- 食堂
俺「……。」ジッ...
「集合写真「」」
俺(この写真には超高校級の絶望の1人でもある戦刃むくろと共に俺以外の皆んなが映っていて、クリスマスの準備をしてる…)
俺(でも、この写真の中には俺はいない…)
俺(…普通に考えたら、さっきの朝日奈さんのように実は自分以外の仲間は実は黒幕と繋がってたって思うのかもしれないけど)
※既に霧切の希望を持っているので疑心暗鬼判定無し
俺「フッ…馬鹿らしい」
俺(俺は既にこの写真についての真相に辿り着いてる)
俺(つまり、やっぱり只の罠だったな。これは)
俺「まぁ学級裁判で使う可能性もあるから一応念の為に保管しとくか」ゴソゴソ
>コトダマ「集合写真」を入手した
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 19:18:51.09 ID:qEfgTG420
- 食堂
モニター「」ブツッ
俺「あ…!」
モノクマ『物事には始まりがあれば必ず終わりがあるのです…』
モノクマ『そして、終わりがあれば新しい始まりもあるのです』
俺(いよいよ始まるのか…)ドクンッ...
モノクマ『明けない夜なんてないよ…まっくらな朝だけどね!』
モノクマ『やまない雨はないよ…干ばつ状態になるけどね!』そして学級裁判が始まります』
モノクマ『そう、終わりがあるから新しい始まりもあるのです』
モノクマ『だからまた会えるよね。だって終わりこそが始まりだから…!』
俺(最後の戦い…)ドクンッドクンッ...
モノクマ『じゃ始めましょうか…終わりの学級裁判の始まりだよ!』
モノクマ『いつもの場所でまた会いましょう。うぷぷぷぷ!』
俺(前回の裁判は俺達の敗北で終わったが、アルターエゴが…仲間が最後の力を振り絞って次に繋いでくれたんだ)ガタッ
俺(これまで死んで行った皆んなの為にも俺達は負けない…)ジッ
モノクマ『逃げんなよ!』ブツッ
俺「今度こそ決着をつけてやる…!モノクマ!!」
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:20:56.17 ID:onQoQW0u0
- 遂に最後の裁判突入か。黒幕倒せるかな
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/12(木) 19:21:46.28 ID:1ZfKyRArO
- 弾は十分あるし、選択間違えなければ大丈夫だとおもうけど
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:31:51.00 ID:41Umcnyt0
- 好感度低いやつらの希望判定次第
あと深夜帯の連投を避けられるかどうか
- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:35:38.02 ID:/SRRuhPW0
- おおう、めっちゃいいところで追いついてしまった
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:36:49.01 ID:2iijlCzsO
- 朝比奈の疑心を払えるかどうか
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 19:53:51.41 ID:qEfgTG420
- エレベーター内
エレベーター「」ウイ-ン...
俺「霧切さん。父親の事でその…気持ちの整理はついたのか?」ヒソヒソ
霧切「…いいえ」フルフル
俺「え?…」
霧切「寧ろ考えれば考える程、分からなくなったわ…。自分自身の気持ちさえもね…」
俺「……。」
霧切「でも俺君に心配されなくても大丈夫よ。私は探偵…何があろうと真実を突き止めるだけだから」
俺「そっか…」
俺(いつも通りで頼もしいな彼女は…けど、逆に今回は不安もある頼もしさだ…)
霧切「…私の事よりも皆んなはどうしたの?」ヒソヒソ
俺「え?」
霧切「力を合わせようって話だった筈のに、ここに居る人達は皆んなお互いを疑うような目をして無いかしら?」チラッ
苗木「…。」
舞園「…。」
朝日奈「…。」
桑田「…。」
十神「…。」
セレス「…。」
俺「あー…それなら多分、皆んなモノクマから配られたヒントを渡されて見たからかな?…」
俺「霧切さんは見てないのか?」
霧切「見る訳無いでしょう。あのタイミングでヒントなんて私達を惑わす為の罠に決まってるじゃない」
俺「うん…。まぁ霧切さんの言う通り罠だったんだけどな」
霧切「……。」
霧切「俺君は随分落ち着いてるわね。そうだと断定できる証拠を持ってるのかしら?」
俺「ああ…。貰ったよ」
霧切「貰った?…」
俺「皆んなを信じきれる希望を、霧切さんから」ボソッ...
霧切「…え?」
エレベーター「」ガコンッ
扉「」ウイ-ン
周りの生徒達「「「…。」」」ゾロゾロ...
俺「よし…行こう。全てを終わらせに」スタスタ
霧切「…ええ。行きましょう」スタスタ
霧切(珍しく自信に満ちていたわね。いったい何を発見したのかしら…)
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:54:41.75 ID:rJzyrgJI0
- 生物室のビニールシートや残姉の死体検分出来てないのが痛い
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:57:25.14 ID:2iijlCzsO
- どっかの弁護士みたいに自信があるときほど展開が悪くならなきゃ良いが
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 20:15:23.90 ID:qEfgTG420
- 学級裁判場
舞園「え?…」
苗木「巨大なモニター…?」
大きなモニター「」
セレス「なるほど…ここが決着をつける最終ステージと言う訳ですか」
モノクマ「どう?オマエラの命運を決める決めるのにぴったりなデザインでしょ?」
モノクマ「待ちに待ったラスボス戦はここで行うんだよ!」
俺「俺達の裁判の生中継をここで一緒に流すってのか…。相変わらず嫌な趣味だな…」
モノクマ「嫌な趣味してるのは僕がラスボスステージを作ってる最中に部屋に勝手に入って来た俺君の方でしょ?」
俺「……。」
十神「前置きは良い。さっさと始めるぞ」
モノクマ「うぷぷ。相変わらず気が早いねぇ…」
モノクマ「まぁいいや。今回は僕も参加と言う事で、空いている17番目の席に座りたいと思います」ピョンッ
俺(俺の真正面か…)
モノクマ「おっとその前に、今回は最後の学級裁判と言う事で特別ルールが適用されまーす」
モノクマ「戦刃むくろを殺した犯人を指摘し、尚且つこの学園の謎を解き明かした場合はオマエラの勝ち!」
モノクマ「だけどそれができなかった場合は僕の勝ち!」
モノクマ「既に聞いてると思うけど僕が勝った場合は、オマエラ全員ワックワックのドッキドッキのおしおきですよ!」
全員「「…。」」ゴクリッ
霧切「私達が勝った場合は、貴方にも適用されると言う事よね?」
モノクマ「うん。勿論だよ」
モノクマ「まぁ君達が勝つなんて事は万に一つも…いや、億に一つもあり得ないだろうけどね。うぷぷぷぷ〜!」
俺「……。」
俺(……いや、恐れる事は無い。証拠は大体揃っている)
>コトダマ「モノクマファイル5」カチッ
>コトダマ「ビニールシート」カタッ
>コトダマ「戦刃むくろのプロフィール」カチッ
>コトダマ「腐川とジェノサイダーの記憶」カチッ
>コトダマ「生物室の死体の数」カチッ
>コトダマ「緊急面談の動画」カチッ
>コトダマ「霧切の手帳」カチッ
>コトダマ「集合写真」カチッ
≫「霧切の希望」ピカ-ン
俺(後は正々堂々とこいつを倒せば終わりなんだ…。俺達が勝つ!!)グッ
学級裁判…開廷!!
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 20:29:48.35 ID:qEfgTG420
- 学級裁判場
モノクマ「ではでは何から始める?うん?」
セレス「その前に、一つはっきりさせておいて宜しいですか?」
モノクマ「何々?セレなんたらさん?」
セレス「皆さんはわたくしの敵なんでしょうか?」ニコッ
桑田「何言ってんだ?お前らの方こそ黒幕と繋がってんだろ!?オレには分かってんだからな!」
朝日奈「それはこっちのセリフだよ!アンタ達の方こそ、私を騙してるんでしょ!?」
朝日奈「その証拠だってあるんだからね!」
十神「奇遇だな。証拠ならオレもあるぞ。オレ以外の全員が組んでいる証拠がな…」
舞園「証拠なら、私も…」
苗木「……。」
俺(皆んなが同時に周りの仲間に対して疑心暗鬼になっている…)
俺(間違い無くモノクマの罠の所為だろうが、その理由って…)
1コトダマ「生物室の死体の数」を撃つ
2コトダマ「戦刃むくろのプロフィール」を撃つ
3コトダマ「集合写真」を撃つ
安価下
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 20:32:34.97 ID:vDv/YA/d0
- 3
- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 21:08:13.95 ID:NPS9qxm1O
- ビニールシートのコトダマ持ってたか
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 23:35:05.88 ID:k2QmiWqAO
- undefined
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 23:36:18.57 ID:k2QmiWqAO
- 学級裁判場
俺「皆んなが持ってる証拠って、この集合写真の事だよな?」スッ
セレス「あら、モノクマは皆さんにも配っていたのですね」
桑田「その集合写真が、皆んなが黒幕と繋がってる証拠なんだよ!」
俺「本当にそうかな?この集合写真を持ってる人達のを全て見比べてみたら、真実は見えて来ると思うけど…」
桑田「ああ?真実だぁ?」
俺「んー…じゃあ例えば俺のを苗木君に貸すよ」
苗木「あ、僕に?」
俺「ああ。苗木君なら俺がモノクマから渡された写真と苗木君がモノクマに渡された写真の違いが分かるよな?」
苗木「えっと…ちょっと待って…」スッ
苗木「…。」
セレス「どうですか苗木君?」
苗木「あ!僕が渡された写真には僕が居なくて、俺君が渡された写真には俺君が居ない…?」
朝日奈「えっ?…」
苗木「つまり、この集合写真は受け取った本人だけが写って無かったんだ!」
舞園「あっ…確かに。私のは、私が映ってません…」
桑田「オレのもだ…」
俺「これはモノクマの罠だったんだよ。受け取った本人以外は黒幕と繋がってるって思わせる為の」
モノクマ「あ、バレた?」
霧切「…フン。そんな事だと思ったわ。何がヒントよ」
苗木「…。」
苗木(でもそれ以外にも何か…)スッ
俺の持っていた集合写真「」
苗木の持っていた集合写真「」
苗木(引っかかるんだよな…。この写真…)ジッ...
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/12(木) 23:37:39.94 ID:k2QmiWqAO
- 学級裁判場
朝日奈「じゃあ私達は皆んな、この捏造の写真に騙されてお互いを疑ってたの!?」
桑田「マジかよ…。何かおかしいとは思ってたけどよ…」
セレス「それにしても皆さんの制服や体操着も合わせるなんて、随分手の込んだ捏造を致しましたわね」
モノクマ「ん?捏造?いやいや、あれ自体は本物だよ?受け取った本人だけは居ないって細工はしたけどね」
十神「何…?」
朝日奈「な、何言ってんの!?そんな訳無いじゃん!」
舞園「そうですよ!私達はこんな写真を撮った覚えありませんよ!」
セレス「夏や冬を一緒に過ごした記憶も有りませんわね」
俺「……。」
俺(…確かに馬鹿げてる話しだけど、俺はもう答えは"コレ"しか無いと思う)
俺(でも俺だけでこんな馬鹿げた話を理解して行って大丈夫なのか?…)
俺(俺以外にももう1人くらい、黒幕に俺達が何をされているのか話を理解できる人が居た方が良い気もするが…)
苗木「……。」
1苗木にも期待する
2…いいや俺がやるんだ。リーダーの俺が皆んなを真実まで導くんだ!
多数決下5まで
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:45:18.86 ID:pO67YfykO
- 2
- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:50:09.23 ID:G2DMa/GfO
- 1
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:55:34.97 ID:O/aa/2RvO
- 何だこの究極の二択
1に賭けるぜ
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:57:56.05 ID:Tc2T0gDS0
- 2
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 00:01:54.35 ID:Ue35F54y0
- 2
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/13(金) 00:17:54.22 ID:rxsqdCVaO
- 学級裁判場
俺(…いいや俺がやるんだ。リーダーの俺が皆んなを真実まで導くんだ!)グッ
俺「…皆んなが覚えて無くて当然だ」
十神「どう言う事だ?」
俺「だって俺達は皆んな…何らかの方法で記憶を奪われてしまってるから…」
桑田「…は?…もしかしてアホなのか?」
俺「……。」
朝日奈「皆んな記憶喪失って事?…いやいや、幾ら何でもそれは有り得ないでしょ…」
セレス「ええ。そんな馬鹿げた事あり得ませんわ」
舞園「お、俺君…?」
俺「…皆んながそう簡単に信じられないのは仕方ないよ」
俺「でも俺は記憶を奪われたって思える証拠を、その写真以外にも持ってるんだ」
十神「その証拠とは何だ?本当に有るのならば見せてみろ」
俺「……。」
俺(記憶を奪われた証拠となる別の物…)
1コトダマ「戦刃むくろのプロフィール」を撃つ
2コトダマ「緊急面談の動画」を撃つ
3コトダマ「集合写真」を撃つ
安価下
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 00:31:29.25 ID:2CK8O9bf0
- 2
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 13:05:43.69 ID:uwN6pZ210
- ヒントはやっぱり見ないとダメだったな
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 18:00:17.11 ID:/pY4cOFH0
- ぶっちゃけ消化試合だから今の選択肢で苗木くんと敵対したりしないかな
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 22:23:40.18 ID:Ue35F54y0
- 敵対って苗木が絶望側に回るってこと?
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/14(土) 02:15:10.21 ID:BUkBj2ByO
- 学級裁判場
俺「学園長の個室で見つけたこのメモリーカードの中に、動画ファイルが入ってたんだ」スッ
桑田「何で動画ファイルがオレ達が記憶を失ってる証拠になるんだよ」
十神「…それの中身は何が映ってたんだ?」
俺「俺達全員が、学園長と面談している時の動画だった」
霧切「…。」
朝日奈「私達全員が学園長と面談!?そんな事ある訳無いじゃん!?」
桑田「そうだ!オレ達は学園長に会った事すらねーんだぞ!?」
舞園「それは記憶を失ってるから、忘れてるだけなんじゃ…」
セレス「そんな事より肝心なのは面談の内容です。いったいわたくし達は何の事について学園長と面談をしていたのですか?」
俺「一生をここで過ごす事を受け入れるって…」
周りの皆んな「「「…!」」」
朝日奈「あ、有り得ないよ!?だって私達は今、ここから出る為に戦ってるんだよ!?」
俺「…俺にも未だ何でそんなやり取りをしてたか分からないをやだ。だけど、俺達が自分の意思で残るって答えてたのは間違い無い」
舞園「ま、またモノクマの捏造とかじゃないんですか…?」
苗木「いや、僕も俺君と一緒にその動画を確認したけど間違い無く僕ら一人一人がここに残る事を自分の口で了承してたよ…」
桑田「あ、ありえねー…皆んな一斉に記憶喪失とか…」
セレス「ここでの一生をわたくし達が受け入れるとも思えませんわ」
霧切「…でも、普通ならあり得ない話でしょうけど、私達が今ここでやってる事は普通じゃ無い筈よ」
霧切「受け入れなければ話は進まない…。そうでしょう?」
モノクマ「そうだね。それが正解だからね」
俺「はぁ…」
俺(…できれば否定して欲しかったよ)
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 19:55:22.27 ID:NCj/w8vJ0
- 来ない
- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/16(月) 21:11:57.61 ID:N0pZAhag0
- 学級裁判場
十神「モノクマ。俺達からいったいどんな記憶を奪ったんだ?」
モノクマ「それは未だ内緒だよ」
十神「内緒だと…?」
モノクマ「だって忘れて貰っちゃ困るんだけど、これって戦刃むくろ殺しの裁判なんだよね」
セレス「わたくし達からどんな記憶を奪われたのか気になりますが、先ずはそちらを解くしか無いと言う事ですか…」
俺(どの道俺達はこの学園の全ての謎を解かなきゃならない…)
俺(犯人は黒幕で間違い無いだろうが、だったら先にここで事件を明らかにして黒幕がクロだったと断定してやる!)
霧切「…なら先ずは未だハッキリしていない致命傷について話し合いましょうか」
朝日奈「え?致命傷って後頭部の傷じゃなかったの?…」
霧切「いいえ。あれは本当の致命傷じゃないわ。本当の致命傷は他にあった筈…」
俺(戦刃むくろの本当の致命傷……)
コトダマ「」
俺「……。」
俺(……あれ?マズイ。未だ調べきれてなかったのか…?)
俺(何か分からない……。いや、落ち着け…。よく考えれば分かる筈だ)
俺「……。」
苗木(好感度8)
コンマ下二桁
81以上閃いた!
61〜80霧切からアドバイス
21〜60苗木が代わりに答えた(俺、絶望伝染判定有り)
20以下誰も答えなかった(GAMEOVER)
安価下
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 21:13:28.77 ID:BnSaHDRqo
- 61
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 21:18:55.82 ID:BnSaHDRq0
- ここでGAMEOVER引いてたら全員単発だからリセット食らう可能性あったな
- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 21:31:45.35 ID:1nuIMTLOO
- 苗木が答えると絶望なのか?
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/16(月) 21:50:11.54 ID:N0pZAhag0
- コンマ77(ランクアップ+コンマ振り直し権利)
学級裁判場
俺(確かモノクマファイル5には戦刃むくろが受けていた傷について書かれていたな)
俺(一つは前回そうだと考えていた後頭部の打撃痕…。だが、これは霧切さんが否定してる…)
セレス「何故後頭部の打撃痕は違うと言い切れるのですか?」
霧切「生物室は死体安置所になっていたでしょう?そこで戦刃むくろの遺体を直接触って確認したからよ」
霧切「後頭部の傷は死んだ後に付けられた物だったわ」
腐川「あ、相変わらず気色悪いわね…」
霧切「……。」
俺(なら後頭部以外の傷…。サバイバルナイフは既に前回の裁判でトリックが見破られてるから…)
俺(そうか。繋がった!)ハッ!
俺「戦刃むくろの致命傷は、全身にあった数多くの傷痕の方だったんじゃ無いか…?」
朝日奈「え?でもそれって数日前からの傷って、モノクマファイルに書いてあったよね…?」
霧切「彼女が殺されたのが、皆んなが死体を発見した日…ではなく数日前だったとしたら可能だわ」
十神「戦刃むくろは数日前から既に死んでいただと!?」
腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ…」
霧切「……。」
腐川「そもそもあの傷って、ここに来る前に受けた傷でしょ!?」
舞園「…え?どうしてそう言い切れるんですか?」
腐川「あ、当たり前でしょう…。だって彼女は超高校級の軍人なのよ…?」
腐川「と言う事はつまり…」
俺「…いや、その可能性は無いと思う」フルスル
腐川「ひ、否定された…?未だ言って無いのに…」
腐川「だ、だったらどうして違うのか証拠を出してみなさいよ…!」ビシッ
俺(戦刃むくろが受けていた全身にあった複数の傷痕がここに来る迄に受けた傷では無いと言える証拠…)
1コトダマ「モノクマファイル5」を提示する
2コトダマ「ビニールシート」を提示する
3コトダマ「戦刃むくろのプロフィール」を提示する
安価下
- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 21:53:04.96 ID:Vv4lmrShO
- 3
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/16(月) 22:24:03.32 ID:M/B5ZNwAO
- 学級裁判場
俺「学園長室に戦刃むくろについて詳しく書かれたファイルがあったんだ」
腐川「く、詳しく書かれたファイル!?な、何よそれ…いやらしい事でも書いてあったって言うの!?」
俺「…何でいやらしい事書いてるファイルが証拠になるんだよ。…と言うか仮にそんな事書いてるファイルがあったら──」
俺(あれ…?なんか視線が…)チラッ
霧切「…あったら?」
俺「……コホン。な、何でも無い」フルフル
霧切「……。」
霧切「…ふぅん」プイッ
俺「……。」
俺「と、とにかくそのファイルには戦刃むくろは軍人として多数の戦場に出たにも関わらず傷一つ受けた事は無かったって書いてあったんだ」
十神「なるほど…。ではお前が見つけたそのファイルが正しければ、戦刃むくろは入学後から植物庭園で発見されるまでの数日の間に殺された事になるな」
俺「ああ…。間違い無いだろう」
十神「だがそうなるとその前の晩の件はどうなる?」
俺「前の晩の件…?」
セレス「そう言えばそうでしたわね。俺君は前の晩に部屋で、覆面をした何者かに襲撃を受けたのでしたわね?」
俺「あ、ああ…。霧切さんに助けて貰ったけど…」チラツ
霧切「…。」
十神「だがお前は言っていたな。戦刃むくろに襲われたと」
俺「それは…」
十神「戦刃むくろがあの晩既に死んでいたなら、その覆面の正体は戦刃むくろとは考えられなくないか?」
俺「……。」
桑田「確か、あの日のアリバイが証明でき無いのはお前以外には苗木と…」
苗木「……。」
桑田「霧切だったよな?」
霧切「……。」
モノクマ「あ、分かった。じゃあ俺君を襲った犯人はその二人のどちらかだったんじゃない?」
俺(苗木君か霧切さんだって…?いや、思い出せ。何か特徴があった筈…)
苗木「……。」
苗木(好感度8)
コンマ下二桁
21以上俺「違うな。苗木君は犯人じゃない!」(戦刃むくろ殺し事件解決)
20以下俺(ダメだ…。思い…だせない…)(苗木敵対ルート)
安価下
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:27:13.11 ID:/UpPbccS0
- 解決
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:27:45.12 ID:Zl7XIMce0
- はい
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:30:01.46 ID:/UpPbccS0
- ゾロ目引けてよかったよホントに
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:32:49.31 ID:M/B5ZNwAO
- コンマ11
再判定
コンマ下二桁
11以上俺「違うな。苗木君は犯人じゃない!」(戦刃むくろ殺し事件解決)
10以下俺(ダメだ…。思い…だせない…)(苗木敵対ルート)
安価下
- 845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:34:57.76 ID:/UpPbccS0
- お願いします
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:36:57.23 ID:ZNzYBghZ0
- ナイス
今日はゾロ目がよく出るな
- 847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 22:44:28.76 ID:BnSaHDRq0
- そういやゾロ目ボーナスとかあったんだな
全然やってないから忘れてたわ
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/16(月) 23:13:21.68 ID:M/B5ZNwAO
- コンマ76
学級裁判場
俺「違うな、苗木君は犯人じゃない!」
苗木「お、俺君!」パアッ...
モノクマ「何で苗木君は違うのさ?俺君の部屋の個室の鍵は霧切さんに預けてたんでしょ?」
モノクマ「だったら戸締りもできて無かった筈だし、苗木君が、俺君の部屋に侵入するのも可能だった筈だよね?」
俺「いいや、俺を絞め落とした犯人は俺と同じくらい身長があった」
俺「もし覆面マスクをしてたとしても、彼くらい小さい身長の奴に絞められてたら一発で気付いてた筈だ」
朝日奈「えーと…。要は苗木が小さかったからって事?…」
苗木「えぇ…。俺君……」ズ-ン
俺「身長が低いのも無駄じゃなかったって事だよ」
苗木「う、うーん…。素直に喜べないけど…まぁいいや」
モノクマ「じゃあ苗木君じゃなかったとしたら霧切さんしか居ないね」
霧切「……。」
俺「何言ってるんだよ。霧切さんが犯人の可能性がある訳無いだろ」
俺「彼女は俺を助けてくれた張本人なんだぞ?」
十神「いいや、もう一つ可能性はあるぞ」
俺「えっ…」
十神「変装した霧切がお前を襲い、逃げたフリをしてお前が目を覚ましかけた時に変装を脱いだと言う可能性だ」
俺「はぁ?…」
舞園「ど、どうしてそんな事する必要があるんですか?…」
セレス「俺君に自分が助けたと思わせ、庇って貰う為でしょう?」
俺「ッ…!?」
霧切「……。」
十神「事実、お前は犯人と霧切が争っている所は見てないんだろう?」
俺「それは…そうだが…」グッ
俺「でも、霧切さんがそんな事をする筈が無い!!間違えないでくれ。彼女は俺達の味方だ!」ダンッ
霧切「……。」
セレス「フッ…」
舞園「セレスさん?…」
セレス「霧切さん…。俺君は貴女を信じているみたいですわよ?」
俺「…?」
セレス「なのに貴女は当の本人である霧切さんは先程から沈黙なさっている。何か言いたい事はございませんの?」
霧切「……。」
霧切「…私が確認したいのは、貴方に対してだけよ」ジッ
モノクマ「はにゃ?僕?」
- 849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 23:34:05.39 ID:FEt6I7Wc0
- 苗木敵対ルートとかこええな
- 850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/16(月) 23:40:32.19 ID:M/B5ZNwAO
- 学級裁判場
俺(霧切さんがモノクマに…?)
モノクマ「僕に確認したい事って何だよ?」
霧切「この学園に生きて足を踏み入れたのは、私達17人の高校生だけだと言っていたわね」
霧切「その言葉に偽りは無いわね?」
モノクマ「うん。真実だよ。それがどうしたの?」
霧切「そう…。なら決まりね…」
モノクマ「そうだね。17人の高校生しか居ないから、後はアリバイの無かった霧切さんしか犯人になり得ないよね」
霧切「本当にそうかしら?ねえ、俺君?」チラッ
俺「…え?」
霧切「貴方を襲った人物は右手にこの手袋をしていたかしら?」
俺「いや…していなかった…。そうだ、俺を襲った人物は素手で俺の口を塞いで…」
モノクマ「俺君にそう思わせる為に、その時は外してたかもしれないじゃん!?」
霧切「分かった…。じゃあ見せてあげるわ」スッ
俺「あっ…」
モノクマ「むむっ…!」
苗木「き、霧切さん…!?」
舞園「そ、それ…」
腐川「ひいっ!?」
霧切手「火傷跡」
霧切「これが、犯人が私でも無い証拠よ」
俺「霧切さん。その手…」
霧切「酷い火傷でしょう?…私が、未だ未熟だった頃の…探偵として活動を始めたばかりだった頃の傷よ」
俺「でもその傷…。誰にも見せたく無かったんじゃ…」
霧切「黒幕の正体を暴く為なら、これくらい大した事じゃないわ」手袋シュッ
俺「……。」
俺(霧切さん…。それだけの覚悟を決めて…)
俺(…だったら俺も、彼女にばかり任せてられない。決着をつけよう)
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 00:02:13.63 ID:xC38PiUPO
- 学級裁判場
霧切「俺君を襲った人物の手にはこんな傷なんて無かったでしょう?」
俺「ああ。火傷なんてしていなかったよ…」
霧切「フッ…ならこれでハッキリしたわね」
俺「俺達全員にはちゃんとアリバイか…もしくは犯行が不可能だった理由がある」
俺「だからやはり、犯人は黒幕しか居ないんだ!モノクマ!」ビシッ
モノクマ「…。」
俺「……。」ドクンッ...ドクンッ...
モノクマ「うぷぷ…。全く散々だよ。秘密をバラされた上に、霧切さんのグロい傷まで見せられるなんて…」
霧切「……。」
モノクマ「あ、ごめーん!口が滑っちゃった!もしかして傷ついた?」
霧切「別に…何とでも言えばいいわ」
モノクマ「うぷぷ強がっちゃって。それにボクを追い詰める為なら構わないって?」
モノクマ「まだまだだよ。だって、戦刃むくろ殺しの犯行については未だ全然解明できて無いじゃん?」
霧切「フッ…それについても、もう答えは出ているじゃない」
モノクマ「な、何だってー!?」
霧切「俺君。生物室は捜査をしたかしら?」
俺「生物室…?ああ、捜査したけど…」
モノクマ「ギクッ!?」
霧切「そこで奇妙な物を見なかった?」
舞園「奇妙な物って何ですか?…」
桑田「ぞ、ゾンビとか…?」
霧切「…いいえ。もっと単純な物よ」
霧切「あそこにはとある矛盾があったわ。とても見過ごせない矛盾がね」
モノクマ「わーわー!聞こえなーーーい!」
霧切「…幼稚な妨害ね。無視して続けましょう」
俺(生物室で見た奇妙な物…)
俺「あ…そうだ。死体の数が、何故か一つ足りなかったんだ…」
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 00:31:32.42 ID:xC38PiUPO
- 学級裁判場
苗木「死体が足りない?」
俺「ああ…。生物室のランプが点灯中は使用してるって事なんだが、死体の数が何故か合わなかったんだよ」
セレス「これまでに死んでしまった人は、死んだ順番に葉隠君、江ノ島さん、山田君、不二咲君、大和田君、石丸君、大神さん…そして戦刃むくろの合計8人でしたわね?」
俺「そうなんだ。だが生物室のランプが点灯していたのは7つだけ…」
朝日奈「ど、どうして一つ足りないの!?」
苗木「証拠隠蔽の為に黒幕が死体を処分した…とか?」
十神「有り得ん。証拠隠蔽なら自分が関わっている戦刃むくろの死体を処分する筈だ」
舞園「ではどうして死体の数が減るんです?…」
俺「……。」
俺「…最初から、死体は7つしか無かったとしたら?」
桑田「は?ど、どう言う事?もうさっぱりわかんねーんだが…」
十神「同じ人物が2回殺されていたと言う事か!?」
セレス「…それでしたら、確かに可能ですわね」
桑田「うーん…ついてけねえ…」
苗木「つまり簡単に言うと、戦刃むくろの死体はこれまで死んだ誰かだったって事だよ」
朝日奈「えええっ!?だ、誰の死体が使われたの!?」
俺「それは…」
霧切「それが誰だったかは、戦刃むくろの死体の特徴に注目すれば見えて来る筈よ」
モノクマ「見えて来る訳無いじゃーん!全部霧切さんの妄想だもん!」
俺「……。」
俺(戦刃むくろの死体の特徴…)ハッ!
俺「…確か戦刃むくろの死体って女性だったよな?」
モノクマ「ギクッ!」
舞園「は、はい…。胸も膨らんでましたし、身体が女性的な感じで…」
朝日奈「だから最初霧切ちゃんと勘違いしたんだよね…」
苗木「今までに死んだ女の人って、江ノ島さんと大神さんの二人だけだったよね?…不二咲君は男の子だったし…」
モノクマ「ギクギク!?」
十神「残る特徴は、致命傷が全身に傷を負った死に方をしていた奴だな」
モノクマ「ドキドキッ!?」
俺(その二つの特徴が一致する人物って……)
1葉隠
2江ノ島
3山田
4不二咲
5大和田
6石丸
7大神
安価下
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 00:33:44.11 ID:y4ZDUxAg0
- 2 こういうのはオートにしようよ…
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 00:59:02.99 ID:RWtDSCt70
- またまたゾロ目か
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 01:01:15.26 ID:+3fwwBzNO
- そう言う君もな
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 01:04:54.24 ID:xC38PiUPO
- undefined
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 01:06:20.77 ID:xC38PiUPO
- 学級裁判場
ピキ-ン!
俺(そうだ…!全てが繋がった!)
俺「江ノ島…盾子だ…」ゴクリッ
舞園「え?…江ノ島さん?…」
セレス「確か、江ノ島さんはモノクマに逆らった際に全身を槍で貫かれて殺されてましたわね」
腐川「い、一致してるわ…致命傷が…」
十神「待て!だったらオレ達が最初に会った江ノ島盾子は…」
俺「オレ達が会っていたのは戦刃むくろだったんだ…。彼女は本物の江ノ島盾子と入れ変わってたんだ…」
朝日奈「な、何で!?そんなの気づく筈だよ!?」
十神「…いや、オレ達は互いの素性を知らないまま出会った。だからオレ達が入れ替わりに気付く事も不可能だった」
桑田「な、ならよ…。どうして二人が入れ替わる必要があったんだ?…」
俺「それは多分、このコロシアイ学園生活を円滑に進める為…」
俺「戦刃むくろだけじゃない…。江ノ島盾子も絶望の人間…」
俺「つまり、超高校級の絶望は…二人居たんだ!」
周りの生徒達「「「!?」」」
モノクマ「う、うぐぐっ!?」
舞園「だ、だけど…だとしたら黒幕は自分の仲間をそんな簡単に…」チラッ
霧切「…いいえ。それは恐らく予定に無かったんでしょう」
舞園「え…」
霧切「思い返してみれば、彼女の死に際は何かに驚いた形だったから見逃していたけど…」
霧切「アレはきっと、自分を裏切った仲間に驚いて…と別の理由だとしたら納得できるわ」
- 858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 01:07:01.28 ID:xC38PiUPO
- 学級裁判場
俺「俺達をこんなコロシアイ学園生活に閉じ込め、そして裏からモノクマを操り…」
俺「そして戦刃むくろを殺した黒幕の正体は本物の江ノ島盾子…お前だったんだな!!」ビシッ
モノクマ「ぐふうっ!?」ガクンッ!
朝日奈「わっ!?な、何?…」ビクッ!
十神「どうした?お得意の壊れたフリか?」
セレス「未だ逃げるおつもりなんですの?」
腐川「い、いつまで隠れてるつもり!?」
桑田「そろそろ正体を表せよ!」
霧切「諦めなさい。江ノ島盾子…もう終わりよ」
モノクマ「」
俺「……。」
舞園「勝った…んですかね?私達…」
苗木「う、うん…。多分ね…」
俺「終わった…。遂に勝ったんだ。これでようやく、この長かったコロシアイ学園生活も終わり──」
「うぷ…うぷぷ…」
俺「なっ…!?」
モノクマ「」プシュ--
「…終わり?そんな風に思っちゃった?」
「違うよ!未だ続くんだよ!!」
俺(こ、これは……!?)
江ノ島「待っていたわ!わたくし様は待っていたのよ!貴方達のような人間が現れる事をね!」
- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 01:31:14.73 ID:xC38PiUPO
- 学級裁判場
江ノ島「あー、よくある設定だよ」ビシッ
江ノ島「だから、今更言うのも恥ずかしいんだけどさ…つまり私とむくろは双子の関係にあるんだ」
苗木「二人の…。絶望…」ゴクリッ
江ノ島「体力自慢の姉と言う設定が戦刃むくろ」
江ノ島「可愛くて天才で、しかも妹と言う設定が…あたし」
江ノ島「江ノ島盾子ちゃーん!!!」ビシッ!
苗木「ッ…!」ゴクリッ...
江ノ島「あっはっはっはっ!あっはっはっはっ!うふふふ」
十神「くっ…」
セレス「……。」
霧切「っ……」
江ノ島「オレ等姉妹揃って、超高校級の絶望の…絶望シスターズでしたぁ〜!」
俺(こいつが……。全ての黒幕…)ゴクリッ...
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 02:00:11.57 ID:RWtDSCt70
- そういえば俺君の才能は現時点で分かってないけど
決着がつくまでに明らかになるのかな
- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 03:36:22.44 ID:LA8umDip0
- 記憶取り戻しても才能が明らかになるだけで六章の裁判に役に立つ訳じゃないらしいから
そこまで重要でもないんじゃないかな?
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 12:46:05.79 ID:eMcg1hIZo
- 今のところ俺って超高校級っていえるような才能ないよね
推理力は霧切や原作苗木に負けてるし、女タラシかと思えば実は霧切一本だし
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 15:24:46.40 ID:48sGPdd1O
- >>862
超高校級の理不尽ゲームオーバー
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 18:43:38.73 ID:LA8umDip0
- >>862
抱きついただけでマスターキーを奪った盗みの腕
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 20:29:42.21 ID:yGHJs5SV0
- 学級裁判場
江ノ島「今回の計画においてコロシアイ学園生活を裏でコントロールする役目は必須でした」
江ノ島「モノクマの操作やあなた方の見張り…いわゆる黒幕の役目ですね」
江ノ島「私の計算上、戦刃むくろではその責務を果たすのは不可能」
江ノ島「なぜなら彼女は「残念なお姉ちゃん」だからです」
江ノ島「一人で傭兵団に入ったりするような、残念過ぎるお姉ちゃんだからです」
江ノ島「なので、私がコントロール側に回り彼女には、表の学園生活に残って貰う事にしました」
江ノ島「けど、そこで問題になったのが戦刃むくろの超高校の軍人と言う肩書き…所謂3Zですね」
桑田「さ、3Z…?」
江ノ島「絶望的に臭い!絶望的に汚い!絶望的に気持ち悪い!」
江ノ島「社会のニーズから大きく外れてる事は、わざわざ計算しなくても分かります」
江ノ島「一方、私の超高校級のギャルには華が有り捨てるには勿体無い」
霧切「…だから、姉と入れ替わった」
江ノ島「つーか絶望的に飽きっぽいんだ!だから自分のキャラも忘れちまった!」
俺(なんだこいつ…人が話してる間にも自由過ぎる…。頭逝ってるだろ…)
十神「フン、いつまで下らない自己紹介をしている。学園の謎から話を逸らそうとしているのか?」
朝日奈「学園の謎…それってあたし達の記憶喪失と関係してるんだよね?…」
江ノ島「そう…答えは貴方達の奪われた記憶の中にある筈…」
舞園「で、ですが…奪われた記憶なんて思い出せませんよ?…」
江ノ島「うぷぷぷぷ。だったらこれを見たら思い出せるんじゃ無いかな?」
俺「な、何…?解けって言っといて、自分から明かして行くのか!?」
江ノ島「お前等の絶望する顔の方が見たくなって来たんだも〜ん☆」
江ノ島「では、ご開帳で〜す」
モニター「」パッ!
俺「なっ…!?」
俺(モニターの中にあった光景は、暴徒が凡ゆる手を使って町を破壊して回り、ビルや建物が次々と崩壊して行く映像…)
俺(…正しく絶望の光景が広がって居た)
- 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 21:48:48.09 ID:yGHJs5SV0
- 学級裁判場
モニター「ビル「」ドガ-ン!」
朝日奈「わぁっ…!?」
舞園「そんな…」
桑田「な、何だよ…っ!?これ…」
セレス「…胸糞悪いなんて言葉だけでは表現できないくらい、不快ですわ」
苗木「な、なんだこの映像…。本物…なのか?…」
江ノ島「ヤバイ…。世界がヤバイ…。そう言う訳なんです…」
苗木「どう言う事だよ!?」
腐川「終わりよ…。誰も何も思い出せないんじゃ…」
俺「……。」
俺(本当に奪われた記憶を思い出す方法は、何も無いのか…)
1もしかすると頭を壁に思いきりぶつけてみたら思い出すかも
2そうだ!ジェノサイダー翔なら…
3…今こそ俺の封じられし記憶を解放するべきなんじゃ無いか?
多数決下3まで
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 21:50:25.90 ID:RWtDSCt70
- 2
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 21:51:00.77 ID:l2msbve2O
- 2が正解なんだろうがあえての3
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 21:52:32.43 ID:mXTPyTSn0
- 2
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 22:31:48.70 ID:yGHJs5SV0
- 学級裁判場
俺(そうだ!ジェノサイダー翔なら…)
俺「俺達に記憶が無くても、一つだけ確かめる方法があった」
腐川「な、何よ方法って…」
俺「腐川さんと知識は共有してても、記憶は共有してないジェノサイダー翔なら覚えてるんじゃ無いか?」
腐川「はぁ〜!?」
苗木「そうだ!彼女なら、もしかしたら…」
舞園「腐川さん。ジェノサイダー翔に変わってくれませんか!?」
腐川「い、嫌よ!?な、何であいつに変わらなきゃならないの!?絶対に──」
俺(くっ…これはジェノサイダー翔を彼女から出すのは苦労するかも…)
十神「腐川。お前だけが頼りだ」
腐川「ぶあっくしょん!」
苗木「あ…」
ジェノサイダー「パンパカパーン。実は家庭的な殺人鬼で〜す///」
俺「……。」
十神「単刀直入にオレの質問にだけ答えろ。あの映像に関してお前は何か心当たりがあるのか?」
ジェノサイダー「あむっ!?あの映像!?」チラッ
江ノ島「……。」
ジェノサイダー「あっ、アンタ誰よ!?」
江ノ島「あ、黒幕ですけど…」
ジェノサイダー「あ、どうも初めまして〜」ニコッ
江ノ島「あ、こちらこそ…」
桑田「和んでる場合かよ!?」
- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 22:46:09.87 ID:yGHJs5SV0
- 学級裁判場
モニター「」
十神「あの映像に関して、お前は何か心当たりがあるのか?」
ジェノサイダー「どーしちゃったの白夜様!あの大惨事を忘れちゃったの!?」
十神「…大惨事?」
ジェノサイダー「人類史上最大最悪の絶望的事件…あれは人災というよりはもはや天災と言っていいレベルの事件なのです」
俺「天災…?」
桑田(天才?どう言う事だ…?)
ジェノサイダー「その結果、世界はあっと言う間にあんな風になってしまいました…以上です!」
舞園「あの…その内容とか何かをもっと詳しく説明してくれませんか?…」
ジェノサイダー「具体的にはあたしも知らないの」プイッ
セレス「…つまり分かった事はわたくし達の世界は、なるべくしてああなったと言う事ですか」
十神「フン…くだらん。馬鹿げている」
江ノ島「じゃあさ。馬鹿げた話ついでにもうひとつ馬鹿げた話を教えてあげるよ」
俺「馬鹿げた話し?…」
江ノ島「十神君の支えでもあった十神財閥の話だよ」
十神「…何だと?」
江ノ島「ねえねえどー思う?十神家はどーなっちゃったと思う?」
モニター「」パッ
十神家はどうなった?
1十神家は滅びた
2十神家は滅びた
3十神家は滅びた
4十神家は滅びた
十神「なっ…!?」
俺「……。」
俺(…気のせいかどっかで見た事あるような選択肢だな)
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 23:04:50.08 ID:PdYyrv6fO
- 学級裁判場
モニター「2十神家は滅びた」ピンポンピンポン
江ノ島「大正解よ」
十神「ッ…!?」
江ノ島「親族を含めた関係者全員の死を確認しました!十神家は滅亡したと断言しましょう!」
十神「滅びるわけがない!十神家は世界を統べる一族なんだぞ!?」
江ノ島「つーか、その世界自体が終わってんだ!しかも一年前にな!」
俺「一年前…?」
舞園「待って下さい。私達がこの学園に来たのは数週間前だったんじゃ…」
江ノ島「うぷぷ。オマエラの中では二年前を数週間って言うんだね!」
舞園「え…2年…?…」
桑田「んだそりゃ…?」
十神「まさか…」
苗木「数週間じゃない…。2年間の…希望が峰学園の生活だったんだ…」グッ
霧切「私達はすでに、2年間をともに過ごしたクラスメイトだった…」
江ノ島「うぷぷぷ!そういうこと!」
俺「…俺達に見せていた、あの集合写真とかは全て本物だったって事か」
江ノ島「そうだね。つまりオマエラは友達同士で殺しあってたんだよ!!」
俺「ッ…!」グッ
俺(こいつッ…!)
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 23:19:58.51 ID:PdYyrv6fO
- 学級裁判場
江ノ島「最初の1年間は平和と希望に満ち溢れた普通の学園生活でした!最低の学園生活でした!」
俺「……。」チラッ
配られた集合写真「」
俺(確かに皆んな笑顔だ…)
江ノ島「ですが、それも長くは続きませんでした。平和だったのは最初の一年だけ」
江ノ島「何故なら貴方達が入学した一年後に人類を絶望に叩き込む事件が起きたからです」
江ノ島「平和な日々は呆気なく終わりを告げたのです」
俺「……。」
江ノ島「勿論、この学園も例外ではありません。希望が峰学園の生徒達はほぼ全滅したのです」
苗木「……。」
江ノ島「そしたらね。そこで面白い事が起きたんだよ。よーく聞いてね。私は大事な事は一回しか言わないからね☆」
江ノ島「何と!生き残った皆んなを守る為に、希望ヶ峰学園のシェルター化が始まったのです〜!」
江ノ島「何と!シェルター化が始まったのです〜!はっ…!2回…///」
江ノ島「それでは、そのシェルター化を行なった人物は誰だったのかあなた方はご存知でしょうか?」
俺「……。」
骸骨『』
霧切『…私の父よ』
俺「ッ…」グッ
俺「希望ヶ峰学園の…本当の学園長だった人…。お前が、殺した!」
江ノ島「はーい俺君も大正解だよ☆」
霧切「……。」
俺「くっ…」ググッ
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 23:28:00.91 ID:mXTPyTSn0
- 実は俺くんは部外者展開とかあると思ってたけど違うのか
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 23:34:17.09 ID:PdYyrv6fO
- 学級裁判場
俺「学園長は俺達を守ろうとしていたんだ…」
俺「だけど…江ノ島盾子と戦刃むくろの二人の超高校級の絶望も既に紛れ込んでいた事に気が付かなかった…」
江ノ島「うぷぷ。笑っちゃうよね。学園長の癖に知らなかったんだよ?」
霧切「ッ……」
江ノ島「だからオマエラを守るはずだったシェルター化はオマエラを絶望から逃がさないための檻になってしまったんだ!」
江ノ島「ちなみに、ここの窓や出入り口を封鎖したのは他でも無い貴方方だったのよ?」
桑田「オレ等があの入り口を!?」
江ノ島「ええ。皆んなでトンチンカンやったのです」
江ノ島「おっと、この私すらも手伝ったと言うのに安広さんだけはずっと紅茶を飲んでいただけでしたね?」
セレス「……信憑性の上がるお話をどうも」
霧切「何者なの?」
江ノ島「…うん?何がだい?」チラッ
俺(霧切さん…)
霧切「そんな事件を起こした超高校級の絶望…。貴方と戦刃むくろだけとは考えられない」
霧切「それは組織なの?集団なの?家族なの!?」ビシッ
俺(霧切さんにしてはいつに無く語気が強い…。焦っているのか…?)
俺(…いや、いきなりこんな話を打ち明けられたら当然か)
江ノ島「そうだねえ…答えるとすればどれでもないよ」
霧切「…?」
江ノ島「もっと言えば観念的な物だよ」
江ノ島「絶望は伝染するんだ…誰もが絶望するんだよ」
俺(絶望は…伝染するだと…?)
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/17(火) 23:48:35.60 ID:PdYyrv6fO
- 学級裁判場
苗木「ちょっと待てよ…」
俺(苗木君…?)チラッ
苗木「さっきから好き放題言ってるけど、お前の言葉が本当だと言い切れない筈だ!?」
江ノ島「私が嘘をついているとでも?」
苗木「例え本当だとしても、僕はお前なんかに屈したく無い…。お前なんかに負けたく無い!」
苗木「お前に殺された皆んなの為にもだ!」
江ノ島「…なるほど。お見事な責任転嫁だよ」
苗木「くッ…」
江ノ島「それが苗木君の希望なんだね」
江ノ島「だけどこれ以上、お喋りしてる時間は無いんだよ。そろそろ終わらせなくちゃならないしね」
俺「終わらせる?…」
江ノ島「勿論投票だよ〜。だってそう言うルールでしょ?☆」
江ノ島「ちなみにね〜。今回は最後のルールなのでぇ、投票のルール自体も変更する事にしたんだぁ〜☆」
セレス「なるほど…。最後は特別ルールと言う事ですか。そのルールとは?」
江ノ島「希望であるオマエラ…絶望であるボク」
江ノ島「そのどちらがおしおきされるか…投票で選んでもらいます!」
江ノ島「希望のおしおきを望む投票は一票でもあれば、ボクの勝ちとみなして希望側におしおきを行います!」
朝日奈「一票でもって…」
桑田「え?で、でもよ。そんなのオレ達が断然有利じゃね…?」
江ノ島「ちなみにボクが勝った場合のおしおきだけど」
江ノ島「この学園で穏やかにに穏やかに老衰して貰うというおしおきに決定しました!」
全員「「「…!」」」
俺(老衰…?ずっとここで暮らせって事か…?)
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 23:59:53.78 ID:ZAB5q2wl0
- 苗木くんの活躍を俺くんが横取りしちゃったからあんま決まらんな
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/18(水) 00:11:25.26 ID:ZbwM54i+O
- 学級裁判場
朝日奈「一生…。ここで暮らせって事…?」
桑田「外の世界には絶望しか無い…」
ジェノサイダー「…だがここに居りゃ、一生生き延びられるって事じゃん」
セレス「フッ…お生憎ですが、わたくしはそんな人生つまりませんわ」
俺「セレスさん…?」
セレス「わたくしはこれまで勝負の世界に身を置いて来た身。ここに残って居ては、賭けなんてできませんもの」ニコッ
舞園「そ、そうですよ!私も外の世界にも未だ仲間が居るんです!」
俺(舞園さんも…)
俺(…そうか。二人は俺が外へ出たいと言ってた事を覚えて居てくれたのか!)パアッ...
江ノ島「そうですか…。ですが、残念ですが、セレなんとかさん…。貴女が外へ出てももう二度と賭け事をする機会はありませんよ…」
セレス「…あ?」
江ノ島「うぷぷ。だって、世界は既に終わってるって言ったでしょ?お金なんて紙幣、既にクソの役にも立たないんだよ?」
セレス「なっ…!?」
江ノ島「良かったねセレスちゃん。もうゴミにしかならないお金なんかに目が眩んで、あの時俺君を殺めないで済んで☆」
セレス「ば、馬鹿なっ…?そんな…」
江ノ島「外へ出ても、もう貴女の逆ハーレムの夢が叶う事も有りませんし賭けをして戦う相手も居ない」
江ノ島「本当に意味があるんでしょうか?」
セレス「……。」
俺「せ、セレスさん…?」
セレス「そんな……わたくしが、これまで裏社会へと潜り、荒稼ぎして来た事も全て…」
江ノ島「残念ながら無駄な時間でしたね」
セレス「…。」ガクッ
俺「セレスさん!?」
セレス「全て…無駄…だった?…」
江ノ島「フッ…」
俺(ぜ、絶望が…。目の前で伝染した…)
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/18(水) 00:29:42.53 ID:ZbwM54i+O
- 学級裁判場
舞園「私は違います!未だ、外の世界には一緒に活動をしていた仲間達が私を待ってますから!」
俺(そうだ。これまでずっと一緒に頑張ってきた舞園さんだって…!)
江ノ島「仲間?仲間だって…?本当に未だ生きていると思ってるのかい?」
舞園「えっ…」
江ノ島「十神財閥に関わっていた人間ですら全滅したんだ」
江ノ島「なのに、希望と一緒に活動をしていた仲間達が本当に未だ生きていると思っているのかい?」
舞園「い、生きてますよきっと!」
江ノ島「まぁ生きてたとしても皆んな、死んだ方がマシだって思える扱いを受けてるだけだろうけどね☆」
舞園「な、何を言ってるんですか…」
江ノ島「何をって、舞園ちゃん。それをボクの口から言わせちゃう〜?」
舞園「えっ…」
江ノ島「現役のアイドルなんだよ?そんな彼女等にはR指定のとびっきりヤバイ奴状態しか無いじゃん!」
江ノ島「もう何人子供を産まされてるんだろう〜…///」
舞園「ひっ…」ゾクッ
江ノ島「あ、舞園ちゃんも外に出たいって事はぁ〜。もしかして同じ目に遭いたいって事かな?」
舞園「そ、そんな訳…」
江ノ島「舞園さやかは超高校級のアイドルなんだ。手を出したい、自分の手で汚したい奴は外の世界にはファンと同じ数だけ居るだろうね」
舞園「……!!」サァァッ...
俺「ま、舞園さん…」
舞園「うっ…」ポロッ...
俺「あっ…」
俺「……。」
俺(江ノ島盾子…。舞園さんにも絶望を伝染させた…)グッ
苗木「……!」
苗木(…一瞬、そっちの女優姿の舞園さんも見てみたいとか思って…いや、何を考えてるんだ僕は!///)ブンブンッ
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 00:35:36.74 ID:a3LOPRzKO
- 何を呑気なこと考えている苗木よ
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/18(水) 00:50:36.08 ID:ZbwM54i+O
- 学級裁判場
俺「霧切さん…」チラッ
霧切「…。」
俺(なっ……嘘だろ?霧切さんにも絶望が伝染してるのか?)
俺「み、皆んな…」キョロキョロ...
十神「…。」
セレス「」
ジェノサイダー「…。」
舞園「うぅっ…」ポロポロ...
朝日奈「……。」
桑田「…。」
俺「ッ…!」
江ノ島「朝日奈さん…。霧切さん…皆んな…」
江ノ島「いい…。すごく良い顔です…絶望に侵食された美しい顔がならんでいます…」
俺(皆んなにも絶望が伝染してる…。希望が、消えて行く…)
江ノ島「ちなみに言っとくと外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは物理室の空気清浄機のおかげ」
江ノ島「私が死んだら…空気清浄機も強制停止」
俺「えっ…」
江ノ島「つまり…この裁判で私が処刑された時点で、この学園での共同生活も終わりよ」
俺「……。」
俺(…俺が望んでた外の世界は絶望に溢れて居た)
俺(そして、ここに居れば俺達は生き続けられる…。もう誰も死ぬ事は無い学園生活が始まる…)
俺「……。」
俺(俺は……)チラッ
霧切「……。」
俺「……。」
1俺は未だ、外に行ってやりたい事がある!!だから、こんな所でお前に屈するつもりは無い!!
2いや…落ち着け。周りをよく見ろ。希望は未だ完全に消えては無い筈だ…!
3……本物の江ノ島盾子って、良い身体してるよな
多数決下3まで
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 00:51:47.89 ID:dGdECKsVo
- 2
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 00:59:19.84 ID:vAOQ9yVS0
- 2
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 01:06:27.31 ID:sIgtncsX0
- クズ化ルートで3選びたい
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 01:24:53.48 ID:LMk+kmFM0
- これ2って苗木に丸投げルートじゃないのか?
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 01:37:52.29 ID:2mmD1dTT0
- 何故俺君をわざわざクズにさせたいのかわからない
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 02:11:20.37 ID:58Vi/mou0
- もし1選んでたら「外の世界で霧切さんと花見に行きたいし、恋人になりたいっ!」
てなってたのかな
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/18(水) 03:38:18.91 ID:ZbwM54i+O
- 学級裁判場
俺(いや…落ち着け。周りをよく見ろ。希望は未だ完全に消えては無い筈だ…!)キョロキョロ...
俺「あっ…」
苗木「ッ…!」
俺(…そうだ。彼が居る。苗木君は未だ、絶望になんか染まって居ない)
苗木「えっ…?」
俺(だったら未だ…こっちも戦える)
俺「フッ…ラスボスさんよ」
江ノ島「あん?急にどうしたんだい?」
俺「これが最終ステージだって言うのに、負けた時のお仕置きがここで全員仲良く老衰だなんて随分手緩いじゃないか」
苗木「えっ…」
江ノ島「それって負け惜しみ?やだぁ〜俺君ださ〜い☆」
俺「いや、俺がこの番組を盛り上げる為に更にルールを追加してやろうって言うんだ!」
江ノ島「はぁ?」
俺「…万が一此方側が負けた時は、俺だけはいつも通りのスペシャルなお仕置きで良い」
全員「「「…!」」」
苗木「お、俺君…?」
江ノ島「へぇ、この絶望的な状況で私と命を賭けた一騎討ちをやろうってのか!面白ェッ!受けてやるよ!」
江ノ島「だが分かってんのか!?仲間一人の絶望がお前の死に繋がるんだぜ!?」
俺「いや、俺達は誰も絶望なんかしない…」
江ノ島「周りを見て下さい!皆んな絶望してしまっています」
十神「…。」
セレス「」
ジェノサイダー「…。」
舞園「うぅっ…」ポロポロ...
朝日奈「……。」
桑田「…。」
俺「そんな事は無い、希望はそれでもちゃんと残っている…。この最悪な状況で、消える事の無かった希望が!」コクッ
苗木「…!」
江ノ島「まさか苗木が希望だって言いたいの?ハッ、無理無理。只の村人Aでしょ」
俺「そんな事は無い!彼は誰よりも一番大きな希望を持っている」
苗木「ぼ、ボクが…希望を?」
俺「ああ」コクッ
苗木「…。」
俺「絶望が伝染するのならば、君の更に大きな希望でこっちの希望も皆んなに伝染させれば良い」
俺「君が、希望になるんだ!!俺は君を信じる!!」
苗木(俺君…。そんなにボクのことを…)
苗木「……。」グッ
苗木「…分かったよ俺君。ボクの中の希望を…皆んなに伝染させる!!」
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 05:05:37.16 ID:GGHyAb+PO
- なんかイマイチ締まらないな
俺くんが自分でやれよ
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 09:12:03.70 ID:Rz9X0lNKO
- 今のは1行くべきだったな…
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 12:54:08.68 ID:FJg87J0cO
- 1行ったところで希望になりそうなのは霧切と舞園くらいじゃね?
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 13:33:26.23 ID:Sokm4CVDO
- コンマか選択肢だろ普通に
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/18(水) 17:42:24.09 ID:jkSYehvfO
- 学級裁判場
江ノ島「残念だけど、苗木君が絶望に勝つ可能性は0だよ」
苗木「…。」ゴクリッ...
江ノ島「つまり、俺君はお仕置き決定」
俺「…そんな事は無い。彼ならやってくれる」フルフル
江ノ島「はぁ…つまんないの。最後まで意地張っちゃってさ…」
俺「……。」
江ノ島「まぁいっか。そんじゃ始めよっか」
江ノ島「最後の投票!!そこでお前は終わりだよ!くっさい希望も、俺もなぁっ!」
苗木「…外に希望がないって言うんなら、絶望が伝染するっていうなら」
苗木「僕の中の希望を皆に伝染させる…!!」
苗木「絶望しながら生きてくなんて…そんなの生きてるって言えないよ!」
コトダマ「希望「」」カチリッ
桑田「だ、だけどよお…。外に出たら死ぬしか無いんだぜ?俺達…」
桑田「死ぬくらいなら残った方がよくね?…」
苗木「それは違うよ!!」
コトダマ「希望「」」ダァンッ!!
桑田「…!」
コンマ下二桁
31以上桑田に希望が伝染した
30以下しかし、桑田には効かなかった(俺判定へ)
安価下
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 17:49:57.57 ID:NxpVgs8P0
- はい
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 18:52:41.55 ID:2mmD1dTT0
- つまんないのはこっちの方だ
苗木任せになるなんて
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 19:16:36.13 ID:sIgtncsX0
- 死亡回避して下痢選択しちゃう無能がいるからなあ
この投稿ペースで2票確定はキツい
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 21:02:50.82 ID:YhhFzRt/O
- ここでやり直し拳あっても使わんわ
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