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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part11
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 18:50:46.01 ID:6PE77pYX0
- イッチの休みっていつなんだろう
てっきり日曜日だと思ってたが
なかなか更新増えないね
- 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/25(日) 19:45:12.59 ID:xpfbRVZ60
- 体育館
俺(とりあえず整理すると体調不良で部屋で寝てた苗木君と、アルターエゴを確認しに行ってた俺…)
俺(…そして依然、行方不明の霧切さん以外は皆んな昨晩からずっと一緒に行動してたって事か)
俺(霧切さん、ずっと徹夜って訳じゃ無いだろうしいったいどうしてるんだ…?)
俺(あのマスターキーで部屋に戻ってるなら俺に一声かけるだろうし…)
霧切『……。』ボソボソ...
俺「……。」
俺(そもそも、アレは本当に夢だったのか?俺が霧切さんと会いたいって欲が出た夢……)
十神「おい、聞いているのか?」
俺「へ?」ハッ!
朝日奈「大丈夫?俺…」
俺「え?ああ…うん?」
舞園「これから皆んなで4階の学園長の部屋に行こうって話になったんですけど…」
俺「学園長の…?な、何で?」
セレス「そこで確かめたい事があるみたいです」
俺「確かめたい事…」
十神「時間が勿体ない。行くぞ」スタスタ
俺(……俺も確かめたい事があったんだけど…)
俺「……。」
コンマ下二桁
41以上俺、昨晩の事が夢だったのかどうか確かめる方法を思いついた(捜査判定有利に)
40以下とりあえずそのまま皆んなについて行った
安価下
- 204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 19:45:57.81 ID:6PE77pYX0
- あ
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 19:46:29.07 ID:6PE77pYX0
- よし、PCの時計さえ見れれば41以上は楽勝
- 206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 20:13:43.47 ID:Arfcw1JkO
- なんか久々のコンマ判定だったな
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 20:20:23.29 ID:6PE77pYX0
- 捜査コンマが有利になるかどうかだから
大したコンマでもなさそうだがね
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 20:57:47.38 ID:TKQsWKAkO
- あとコンマが捜査コンマしかないならやり直すのはありだが
十神の好感度下がったし
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 21:23:55.61 ID:ukLHqeP70
- ルート的に十神の好感度はそこまで重要でもないから結果次第では最後まで突っ走ってもいいかもしれないけどね
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 21:27:42.11 ID:6PE77pYX0
- 最後の希望が好感度大事になりそうだけど
- 211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 21:32:28.53 ID:ukLHqeP70
- ガクッと下がったならともかく5→4ではコンマ判定が10%変わるくらいだと思う
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 21:32:58.96 ID:CL51OsrhO
- セレスの爆弾も気になる
このままで大丈夫なのか?
- 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 22:45:38.71 ID:bZEn5uP8O
- 大したコンマじゃないし一度やり直してもいい気がするけど
すぐ進みたい人もいるのかね
- 214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 23:06:26.96 ID:jDnFIx7V0
- まあこの更新スピードだししゃーない
- 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 08:24:23.75 ID:53TNbr9pO
- 高難易度の判定リセマラが続いて作者が飽きるいつものパターン入ってるからなあ
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 08:30:05.94 ID:zNA5SONQ0
- イッチはモチベはまだまだあるって言ってたが
仕事が忙しいだけで
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 17:38:27.86 ID:kKDi7Gd60
- セレスもこのぐらいで爆弾になるとか乙女かよ
超高校級のギャンブラーなのに勝負に貪欲じゃないというか何というか…
尻でも撫でたら機嫌直らないかな?
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/26(月) 19:42:58.11 ID:8HL8WQwlO
- コンマ81
体育館前
他の生徒「…。」ゾロゾロ...
階段「」スタスタ
俺「……。」
俺(確かめる方法か……)
俺鼻『』ゴッ!
俺『あいた!?』
俺「はっ!?そうだ…」
舞園「どうしたんですか俺君?」
俺「舞園さん、ちょっと来て!」ギュッ
舞園腕「」ガシッ
舞園「えっ!?あっ…///」グイッ
俺個室
舞園「俺君。どうしたんですか急に、自分の部屋に来て…」
舞園「皆んなもう学園長室に向かっちゃいましたけど…」
俺「分かってる。用が終わったら俺も直ぐに追いかける。でもその前に確認しておきたい事があるんだ」
舞園「確認?…」
俺「この辺りの床に血痕が付着して無いか一緒に調べて欲しい」
舞園「…え?どう言う事ですか?俺君の部屋でまた事件が起きたんですか?」
俺「もし血痕が付着してたら起きたって事だ」キョロキョロ
舞園「えぇ…」
俺「とにかく探して欲しい」
舞園「はぁ…分かりました」キョロキョロ
俺「……。」スタスタ
俺(俺は先にこっちを確認するか…)
引き出し「」ガラッ
俺「あ……」
舞園「どうしたんですか?引き出しなんか開けて」
俺「…舞園さんから預かっていたナイフが盗まれてる」
舞園「ええっ!?」
俺(…やはり、アレは夢じゃなかったのか?)
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/26(月) 22:38:53.51 ID:Y4/5/YMhO
- 俺個室
舞園「あ、ありました!この薄い赤いのが血痕じゃ無いですか?」
俺「あったか?」ヒョイッ
薄い赤い染み「」
舞園「吹かれてて薄くなってますが、血の痕に見えるんですけど…」
俺「ああ、場所的にも間違い無い…。俺が探していた奴だ」
俺「これで確信した…。やっぱり、昨日の出来事は夢じゃなかった…」
舞園「えっと…全然わからないんですけど、どう言う事ですか?そろそろ説明してくれませんか?…」
俺「この血は俺の血なんだ」
舞園「えっ…」チラッ
俺「いや、そんな大袈裟な血じゃない。床に鼻を打ち付けられた時に吹き出た鼻血だ」
舞園「鼻血?と言うか打ち付けられたって誰にやられたんですか?…」
俺「マスクをしてて特定とまではできなかったが、恐らく17人目の高校生…戦刃むくろだと思う」
舞園「17人目の高校生!?えっ…そんな人…」
俺「ううん…間違い無く居る。そして学園長ではなくそいつが黒幕の可能性が高いと思う」
俺「戦刃むくろは超高校級の絶望なんだ」
舞園「超高校級の絶望…?では俺君は昨晩その人に襲われたんですか?」
俺「ああ…。殺されそうになった…。だが霧切さんに助けられたんだ…」
舞園「えっ!?霧切さん!?」
俺「だけど、俺はそのまま気を失ってしまったから霧切さんがその後何処に行ったのかは分からない」
舞園「そうなんですか…」
俺「とにかく皆んなにも直ぐに知らせよう。戦刃むくろが俺達の命を狙っていると」
舞園「はい!」
モニター「」ブツッ
俺「うん?」チラッ
舞園「えっ…」
モノクマ『ピンポンパンポ-ン!死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きます』
俺「………は?」
舞園「嘘…」
俺「だ、誰が……犠牲に…」ゴクリッ
舞園「既に誰かが戦刃むくろに…?」
俺「……。」
俺「とにかく直ぐ皆んなと合流しよう。向こうで何が起きているのか確認しないと」タッタッタッ
舞園「は、はい!」タッタッタッ
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 15:06:20.75 ID:QBI1FyBk0
- 次コンマ来るかな?
- 221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 19:47:20.55 ID:ynuBJ2dRO
- 気になるところで更新が来んのお
- 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 14:54:20.61 ID:7Od1Y/BhO
- 今週は更新が少ないな
- 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 15:18:12.59 ID:iwBI+QHgO
- 忙しいなら仕方ない
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 15:33:54.16 ID:iW7s7+qN0
- 土日には来るかな?
- 225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 17:38:27.69 ID:8DMWWvc8O
- 4階廊下
苗木「あっ、俺君!舞園さん!」
俺「皆んな!」トッ
舞園「4階で事件が起きたんですか!?」トッ
十神「その前に答えろ。こんな時にお前達はいったい何処に行っていた?」
俺「ちょっと俺の部屋で調べてごとをしてたんだ」
セレス「調べ事…?」
俺「ああ。実は昨日の晩、恐らく…黒幕に襲われて…」
桑田「く、黒幕に襲われただぁ!?」
十神「何故それを早く言わん!?」
俺「いや、実は夢かどうか半信半疑で……」
舞園「さっき俺君の部屋で色々と状況証拠を確かめてから確認したんですよ」
十神「…。」
朝日奈「え?でも待ってよ。それじゃああの死体は誰なの?」
俺「そうだ。さっきの放送って…」
十神「…フン。まぁ良い、ついて来い」
植物庭園
俺「これは……」
上半身が焦げた遺体「」
セレス「今回の事件の遺体はこれですわ」
舞園「あの…上半身が真っ黒で顔が分かりませんけど…」
苗木「それはさっきジェノサイダーがマスクを脱がせようとしたら爆発して…」
俺「マスク?」
苗木「…うん。この遺体は僕らが発見した時、マスクをしてて…胸には俺君に預けたナイフが刺さってたんだ」
俺「えっ……」
十神「お前に預けたナイフはどうした?」
俺「それが…昨日俺の部屋で黒幕に襲われた際に奪われて…」
十神「……。」
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 17:53:24.21 ID:abSSqRkWO
- ここ判定無しなのか
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 17:55:19.71 ID:HF1EPyScO
- 俺霧ルートだと無条件でむくろ死体なんだな
偽ハーレムルート辛すぎ
自由行動もないし
- 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:03:24.23 ID:8DMWWvc8O
- 植物庭園
腐川「あ、アンタが犯人なんじゃ無いの…」
俺「うん?俺が黒幕を殺したって事?」
腐川「そうよ。アンタが私達から預かったナイフでグサって…」
セレス「その可能性は有りませんわね」
腐川「な、何で言い切れるのよ…!」
セレス「お忘れですか?わたくし達は情報処理室でモノクマと出会ったでは有りませんか」
セレス「もし黒幕が殺されたならば、アレを動かしている者も既に死んでいる筈ですわ」
腐川「う…」
舞園「あの…情報処理室に入ったって…?」
朝日奈「うん…。この遺体が持ってたんだよ…その鍵が情報処理室の鍵でさ…」
俺「…!?」
俺(4階の情報処理室を開ける鍵?まさか…)
朝日奈「その中は監視カメラの映像が見れるモニター室になってて…」
朝日奈「それで…」
俺「…うん?」
十神「面白い話だぞ。このコロシアイ学園生活は全世界に生中継されてるらしい」
舞園「えっ…」
俺「そんな事…」
セレス「本当ですわ。信じられないのならば俺君達も後で情報処理室のテレビを確認しに行ってみれば良いですわ」ニコッ
舞園「……。」
俺(黒幕め…。俺達の殺し合いと裁判を中継なんて趣味が悪過ぎる…)グッ
桑田「と言うかよ。この遺体が黒幕じゃ無いって事は誰の遺体なんだ?」
朝日奈「胸の膨らみ的に女性っぽいよね…」
十神「フン…少し考えれば簡単な事だ。今ここに居ない者は二人しか居ない」
朝日奈「二人?」
十神「一人は黒幕だ。だが黒幕は先程生きているのを確認した。だとすると後一人だろう?」
苗木「え、じゃあ後一人って…」
俺「……。」チラッ
上半身が焦げた遺体「」
十神「間違い無い。この遺体は霧切響子だ!」
周りの生徒達「「「ええっ!?」」」
十神「その遺体は恐らく女性だな?つまり特徴とも一致する」
俺「……。」
俺「…いや、俺は…それは違うと思う」フルフル
十神「…何?」
俺(霧…切さんは確かにここには居ないけど俺は約束したんだ!)
俺(必ず無茶はしないって…。俺には霧切さんが約束を破るとは思えない)グッ…
- 229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:19:39.73 ID:8DMWWvc8O
- 植物庭園
十神「この遺体が霧切じゃ無いとはどう言う事だ俺…?」
俺「……。」
俺(…霧切さんから預かったメモには、もし自分に何かあったら皆んなに戦刃むくろの事を話せって書いてたが)
俺(昨晩は…)
襲ってきた覆面『』つサバイバルナイフ
霧切『…。』ボソボソ...
俺(俺は霧切さんは生きていると信じてる…。なら話すべきなのか?…)
十神「おい…」
俺「ごめん…。少し考えるから、時間が欲しい…」
十神「チッ…」
セレス「……。」
セレス「ともかく、捜査を開始しませんか?これ以上ここで話し合っていても時間が勿体ありませんわ」
俺「あ、ああ…。それじゃあとりあえず捜査を開始しようか…」
舞園「俺君。私も手伝いますよ」
俺「ありがとう。えっと…セレスさん」
セレス「ごめんなさい俺君。わたくしは今回は一人で捜査させて頂きますわ」
俺「えっ…」
セレス「だって、今回一番怪しいのは俺君なんですから」ニコッ
俺「お、俺!?何で…」
セレス「うふふふ…」スタスタ
俺「えっ…いや、はぁ?…」
俺(…あれ?セレスさんって俺の味方じゃなかったのか?俺が霧切さんを殺すなんて有り得ないのに)チラッ
舞園「あ…」
俺(なら舞園さんも内心は…)
舞園「私は違いますよ!?俺君を信じてますから!」ニコッ
俺「舞園さん…」
舞園「今回も協力して一緒に真犯人を見つけましょう」
俺「ありがとう…」コクッ
俺(…とにかく、先ずは一つずつわかる事から調べて行こう)
上半身が焦げた遺体「」
俺(…この遺体は、絶対に霧切さんじゃないと信じて)
───捜査開始
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:38:39.27 ID:8DMWWvc8O
- undefined
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:39:17.50 ID:8DMWWvc8O
- 植物庭園
電子生徒手帳「」カチッ
舞園「爆破の損傷で死体の身元は不明。爆破は死後に行われてる。腹部のナイフの傷は背中まで達している。ナイフの傷は1箇所のみ」
舞園「後頭部に殴られた形跡もある。鉄パイプ程度の太さの棒状の物で殴られた様子…」
舞園「全身に数多くの傷痕があるが、ここ数日のものではなく以前からあった傷のようだ…と新たに配られたモノクマファイルには書いてありますね」
俺「書いてあるナイフは…そこに落ちてある奴か」
サバイバルナイフ「」
俺(俺の部屋の引き出しから黒幕に盗まれたサバイバルナイフ…)
>コトダマ「モノクマファイル」を入手した
>コトダマ「サバイバルナイフ」を入手した
- 232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:39:32.54 ID:q3bvMO6b0
- 捜査コンマすらねえww
- 233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:40:09.36 ID:8DMWWvc8O
- 植物庭園
俺「そうだ苗木君」
苗木「えっ?」
俺「情報処理室を開けた鍵って」
苗木「あっ、これの事?」スッ
ぶっとい鍵「」
俺「……。」
苗木「これがどうしたの?」
俺「いや、何でも無い」フルフル
苗木「??」
俺(…やはりマスターキーとは違う鍵だった。この遺体は霧切さんじゃ無いって確率が上がって来たな)
俺(なら他に証拠は…)
十神「おい」
俺「うん?」
十神「お前は昨晩の夜時間からオレ達と合流するまで何処に居た?」
俺「俺は…夜時間直後は2階のトイレに居たけど、直ぐ戻って後は朝まで部屋で寝てたが…」
俺「黒幕に口を塞がれて気絶させられてさ、鼻ぶつけて一瞬目は開いたけどやっぱりそのまま落ちて行ったんだ…」
十神「なるほどな…」
俺「…それがなんだよ?」
十神「フン、喜べ。この遺体が霧切じゃ無いと言う理由を話させなければ、お前か苗木のどちらかがクロ濃厚になったぞ」
苗木「えっ…!?」
俺「……。」
十神「どうだ?話す気になったか?」
苗木「俺君…」
俺「分かった…。話す…。だが、もう少し待ってくれ先にこの場で調べられる事を調べておきたい」
十神「チッ…まぁ良いだろう。オレも未だ調べて無い事もあるしな…」スタスタ
俺「……。」
俺(…セレスさんも言ってたが、俺が現状一番クロに近い。だが俺は犯人じゃない)
俺(そして苗木君が犯人でも無いとは思う…)
俺(だったら他の可能性を調べないとな…)
上半身が焦げた遺体「」
俺(探偵並み40%上昇)、舞園(超高校級の助手40%上昇)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸15発フルチャージ。俺名探偵並みに上昇)
41以上更に十神の協力も有り現状で集められる証拠は全て集まったが…(弾丸8発補充。十神好感度5に上昇)
40以下ほぼ証拠は集まった(弾丸7発補充)
安価下(※41以上で学級裁判オート進行に)
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:40:45.87 ID:q3bvMO6b0
- ああ
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:41:18.16 ID:q3bvMO6b0
- 十神の好感度戻ったならそのまま進んでもいいか?
- 236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:45:16.36 ID:HF1EPyScO
- 人が少ないとエンジョイ勢にコンマとられないから高コンマ狙いやすくて助かる
- 237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:46:48.48 ID:yOKj7zvKO
- 裁判オート進行らしいしこのまま次にいっても良いと思う
- 238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 18:47:44.96 ID:8DMWWvc8O
- コンマ87(十神好感度5に上昇、学級裁判重要選択肢までオート進行に)
※戦刃むくろを暴露と証拠集めシーンは前回とあまり変わりませんが、若干違う証拠集めシーンをもう一度一から見ますか?
1最初から見る
2重要な変化が現れる場所までカットする(前スレ218から変化が顕著になるのでそこから始める)
多数決下5まで
- 239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:48:16.25 ID:q3bvMO6b0
- 2
- 240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:50:06.57 ID:HF1EPyScO
- 時間かかるなら2
コピペするだけなら1
- 241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:50:52.79 ID:yOKj7zvKO
- 2
- 242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:50:57.96 ID:46rvBh/nO
- 1
- 243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 18:52:35.18 ID:l7a2KCfaO
- 前回と同じなら2でいいや
- 244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 19:02:16.76 ID:8DMWWvc8O
- カットします
赤の扉内
エレベーター扉「」
舞園「俺君、苗木君と十神君と一緒に行って何か分かりました?」
俺「ああ…。戦刃むくろが犯人だと思ってたが…違うのかも…」
舞園「…えっ!?」
腐川「な、何今更自分の言った事を覆してんのよ…」
俺「ちょっと色々事情が有って…」
セレス「では、この中に霧切さんを殺した犯人が居ると言う事でしょうか?」チラッ
朝日奈「そ、そんな訳無いよ!私達は一緒に行動してたんだしさ」
桑田「そ、そうだぞ!オレ達には不可能だ!」
腐川「じゃ…じゃあ一人で行動してた俺か苗木しか居ないじゃない…」
苗木「違うよ!僕は部屋で寝ていたし…」
俺「…俺も、アリバイは無いが違う」
腐川「ふ、フン…なら自分の無実を証明してみなさいよ…」
十神「…うるさいぞ腐川。こんな狭い場所でその臭い口臭を撒き散らすな」
腐川「……!」バッ
俺「……。」
俺(とりあえず現状で集められる証拠は全て押さえて、ほぼ事件の全容が見えた)
俺(そして霧切さんが生きているのなら、クロだと指摘されるのは俺でも苗木君でも無い…)
俺(……多分、この裁判で真実だけを追求して行けば…皆んなが行き着く答えは…)グッ
俺「……。」
俺(……いや、きっと未だ何か見落としがあったに決まってる。こんな結末は…)フルフル
- 245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 19:03:38.49 ID:ZA9rpzfxO
- この裁判で覚悟完了したいといけないのか
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 19:07:20.50 ID:8DMWWvc8O
- 赤い扉内
セレス「もう10分以上、ここで待機させられていますわね」
十神「チッ…。モノクマめ…。いったいいつまでここで待たせるつもりだ…」
モノクマ「何言ってんの?ボクを待たせてるのはオマエラの方じゃん」
朝日奈「わぁっ!?」
苗木「どう言う事だよ?」
モノクマ「ちゃんと人数が揃わないと行けないでしょ」
桑田「人数が揃って無い?何言ってんだ?皆んな居るじゃねえか」
モノクマ「いいや、約1名未だ来てないね」
俺(約1名…やっぱり…)
背後の赤い扉「」ガコンッ
俺以外の全員「「「えっ…」」」クルッ
霧切「大変な事になってたみたいね」スタスタ
苗木「霧切さん!?」
十神「フン…やはり生きていたのか」
桑田「ゆ、幽霊じゃ無いよな…」
霧切「…勝手に殺さないで」
俺「霧切さん…俺は信じてたよ。きっと来るって…」ニコッ
霧切「フッ…」 ニコッ
俺(だけど、このままじゃ……)
セレス「……。」ジトッ
セレス(…俺君に霧切さん…。なるほど。やはりこっちでしたか)
セレス(これで霧切さんは勝手に地獄へ落ちてくれそうですわね)クスッ
- 247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 19:10:52.35 ID:8DMWWvc8O
- エレベーター前
モノクマ「皆んなとの約束時間さえ守れない霧切さんはもう失格で良いよね?」
霧切「仕方ないじゃない。私は事件が起きてるのを知ったのは、さっきの集合アナウンスを聞いてからだったんだから」
苗木「え?じゃあ霧切さんはさっきまで事件の存在すら知らなかったの?…」
霧切「ええ。そこから10分で捜査して直ぐに此方の来たのよ」
モノクマ「でも皆んなを待たせたのは事実じゃん!」
霧切「集合時間の事は校則には書いて無いでしょう?」
モノクマ「むむむ…じゃあ今決めた!今度からは10分以上遅刻したら強制的に失格ね!それじゃあ下で待ってるから!」ヒョイッ
エレベーター扉「」ウイ-ン
朝日奈「あ、開いた!」スタスタ
十神「言え霧切、今まで何をしていた?」
霧切「…言えないわ」
十神「チッ…またそれか…。まぁいい、今は学級裁判が先だ」スタスタ
腐川「ム-!ム-!」スタスタ
桑田「あれ?俺の言う通り霧切が生きてたって事は…」スタスタ
霧切「…。」スタスタ
俺「ッ…」
俺(マズイ…。このエレベーターに乗ったら、もう時間が…)スタスタ
セレス「フフッ…」スタスタ
- 248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 19:25:16.46 ID:8DMWWvc8O
- エレベーター内
エレベーター「」ウイ-ン...
霧切「…。」
俺「霧切さん…。今までずっと何処にいたんだ?…」ヒソヒソ
霧切「…寄宿舎2階よ」ヒソヒソ
俺「寄宿舎2階?…」
霧切「ええ、俺君から預かったあの鍵はやはり何処にでも入る事ができる鍵だったわ」
俺「食堂横のシャッターも開いたのか?…」
霧切「…そうよ」
俺「……。」
俺「あ、あのさ…」
霧切「…俺君にも色々話したい事があるんでしょうけど、詳しい話は後よ」
俺「えっ…」
霧切「今はこの局面を乗り切る事に集中したいの…」
俺「う、うん…」
霧切「恐らく、ここが…私にとって最大の正念場になると思うから…」
俺「……。」
俺(分かってる。霧切さんの言ってる意味は…)
俺(俺の推理でも、今回のクロは…)チラッ
霧切「……。」
俺「……。」
俺『確かに皆んなの事も大事だ…。傷付けたくは無い…』
霧切「……。」
俺『だけど、俺が最初に君に言った言葉に偽りはない』
俺『俺はやっぱり霧切さんの事が一番好きなんだ!!他の誰よりも、一番君の事が好きなんだ!』
俺(俺は…)グッ
エレベーター「」ガコンッ
周りの生徒達「「」」スタスタ
霧切「…。」スッ
1どうなっても構わない…。それでも、俺が霧切さんの事を守る!
2…皆んなの為に、どうにか真実を追求して行くしかない
多数決下5まで
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 19:26:44.25 ID:ZA9rpzfxO
- 1
- 250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 19:29:43.60 ID:Gsx9psNWO
- 1
- 251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 19:32:03.85 ID:CyDnN073O
- 1
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 19:32:32.19 ID:q3bvMO6b0
- 1
- 253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/30(金) 19:44:08.67 ID:8DMWWvc8O
- エレベーター内
俺「…。」スッ
霧切腕「」ガシッ
霧切「え?」グイッ
俺「……。」ギュウッ
霧切「ちょっ…!?///」ギュウッ
俺「霧切さん…。何にせよ、君が無事で良かった…」ギュウッ
霧切「ッ…!///」グイッ
俺「うっ…」グッ
霧切「…しゅ…集中したいって言ったでしょう…?こんな時にこんな事は金輪際やめて」ギロッ
俺「ご、ごめん…」
霧切「……。」
朝日奈「何してんの二人とも?早く来ないと今度こそモノクマに何されるか分かんないよ」クルッ
霧切「…ええ、分かってるわ。直ぐに行く」スタスタ
俺「……。」
俺「ふっ……」
俺(最後に、抱きしめれて役得だったかな…)ニコッ
俺「…よし、行くか」
俺(どうなっても構わない…。それでも、俺が霧切さんの事を守る! )グッ
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 20:19:08.29 ID:aJlnLSr80
- 突破コンマは41以上2回でセレスと十神の好感度下げただけだから
やり直していいならやり直したいけどね
- 255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 20:24:18.77 ID:9xj4yQxeO
- 盗み聞きコンマが61以上じゃないとまたややこしいことになりそうでな…
- 256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 01:29:53.49 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
モノクマ「それじゃあいつも通り始めちゃって下さい」
俺「……。」
俺(もしかしたら違う意見も出るかもしれない…。とりあえず現状分かる範囲で正しく裁判を正しく進めないとな…)
朝日奈「いつも通りって言われてもさ…。今回は何から話して行ったら良いんだろ?」
桑田「つーかさ、霧切が生きてたって事はあの遺体は結局誰な訳?」
桑田「一応ここには全員居るよな?…」キョロキョロ
腐川「な、何か遺体から誰か分かる特徴とか無かったの?…」
俺「俺が予想してた通り霧切さんは生きてたんだ。だったら、後一人しか居ない」
腐川「後一人って…い、戦刃むくろとか言う?…」
霧切「…俺君。皆んなにも話したのね?」
俺「ああ…。この事件に関係あると思ったから…」
霧切「そう…」
苗木「遺体の右手にあった狼のタトゥーもフェンリルって部隊に所属してた証と一致してたんだ…」
苗木「僕もあの遺体は俺君の言ってた通り超高校級の軍人、戦刃むくろで間違い無いと思う…」
十神「そもそも、霧切が右手に常に手袋をしている理由は人に見せたく無い痣を隠す為らしいからな」
朝日奈「人に見せたく無い痣?」
霧切「…。」
霧切手袋「」
十神「だったら、手袋の中にあんなつけ爪なんかする必要も無い」
霧切「…何人かは知ってたのね?」
俺「霧切さんの部屋の捜査中にモノクマが俺と苗木君と十神に教えてきたんだ…」
モノクマ「被害者は霧切さんじゃなかったんだし、別に今回の事件とは何の関係も無いんだからそれくらい別に良いでしょ?」
霧切「……。」
霧切「…問題無いわ。続けて」
- 257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 11:46:01.39 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
舞園「でもあの遺体が戦刃むくろなら、その戦刃むくろを殺した犯人って誰なんでしょうか…?」
十神「フン、オレは既に犯人は分かっている」
朝日奈「ええっ!?」
腐川「さ、さすが白夜様…///」
桑田「だ、誰が犯人なんだ!?」
十神 「犯人はズバリ、霧切だ!!」ビシッ
霧切「……。」
俺「ッ…」
苗木「ど、どうして…?証拠があるの?…」
十神「勿論ある。オレ達が死体を発見したのは朝9時ごろだ」
腐川「さ、最初に発見したのはあたし…白夜様の為に庭園にツルハシを取りに行ったら死体があったのよ…」
十神「だが、その死体は昨夜10時には庭園に無かった。そうだな桑田?」
桑田「ああ、オレも一緒に確認したからな」
霧切「つまり…犯行が起きたのは昨夜の夜10時から今朝9時までの間と言う事になるわね…」
十神「夜10時以降…桑田と別れた直後、オレは体育館で機能の停止しているモノクマを見つけ…」
十神「その後は、桑田、腐川、朝日奈、舞園、セレスの6人でずっと解体作業をしていた」
十神「オレ達6人には完璧なアリバイがある。アリバイが無いのはお前だけだ霧切響子」
霧切「……。」
霧切「…今の話だと、俺君と苗木君は一緒じゃなかったみたいだけど?」
苗木「…!」
俺「…。」
十神「フン、庭園のスプリンクラーは朝7時半に作動される事になる」
十神「だがあの死体は濡れていなかった。つまり、あの死体はそれ以降に置かれた事になる」
十神「故に犯行時刻は朝の7時半から9時に限定されるんだ。その時間は俺も苗木もオレ達と共に行動していた」
十神「つまり2人もシロだ」
霧切「…。」
セレス「フッ…」
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 12:24:06.24 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
霧切「だけど私が調べた時、死体は濡れていたわ」
セレス「その件はわたくし達の前で爆発した死体が燃えてしまったので、苗木君達が上から水をかけて沈下させたからですわ」
霧切「そう…。爆発を…。だから死体の上半身だけが濡れていたのね」
俺「……。」チラッ
セレス「うふふ…」
俺(十神だけじゃ無い…。やはりセレスさんも霧切さんを追い詰めようとしてるよな…)ゴクリッ
霧切「けどだからって、殺人が起きたのが朝7時半以降とは言い切れないわよ」
十神「…何だと?」
セレス「…。」
霧切「物置小屋にあったビニールシートを死体に被せておけば、死体を濡らさずに済むもの」
霧切「その方法を使えば、死体を発見した朝9時までの間にいつでも犯行が可能よね?」
セレス「おや、物置小屋にビニールシートなんてありましたか?」
舞園「それは私も俺君も確認しましたよ。確か何故か片面だけが汚れていて変だったのでハッキリ覚えています」
霧切「舞園さんや俺君も見たのなら、ビニールシートが犯行に使われたのは間違い無いわね」
霧切「そうなると俺君や苗木君にも犯行が可能だった筈よ」
苗木「ぁ…」
苗木(霧切さん…僕や俺君の事を疑ってる?…)
俺「…。」
俺(…いや、アリバイは無いが犯人は俺でも苗木君でもましてや霧切さんでも無い)
俺(やはりこれは黒幕が何か仕組んだんじゃ…)チラッ
モノクマ「おやおや、霧切さんらしくなくヤケにムキになってるねえ」
霧切「…。」
- 259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 12:40:04.25 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
十神「だがアリバイだけでは無いぞ。その犯行に使われた凶器もお前が犯人だと物語っている」
朝日奈「凶器って…死体に刺さってたナイフの事だよね?…」
十神「いや、あれは偽装だ。血で汚れていたのは服だけで、周辺の床は全く汚れて無かった」
十神「犯人は予め血で汚れていた服を遺体の上からかけたんだ」
桑田「血をかけたってどうやって?」
十神「鶏小屋のニワトリが事件後に一羽減っていたが、恐らくそれを使ったんだろう」
桑田「うわ…マジか…。グロ…」
舞園「だったら、本当の凶器はいったい何だったんですか?…」
俺「…それについてはモノクマファイルを見れば分かると思う」
朝日奈「モノクマファイル?…えっと、ナイフ以外には…鉄パイプ程度の太さの棒状のような物で後頭部を殴られたって書いてあるね」カチッ
苗木「鉄パイプ程度の太さの棒状のような物…それって…」
十神「そうだ。オレと苗木と俺は武道場のロッカーからジュラルミン製の矢を見つけた。恐らくそれが凶器で間違い無いだろう」
桑田「矢を突き刺したのか?」
十神「フン、馬鹿はもう黙っていろ」
桑田「ば、馬鹿だとお!?」
セレス「それでは後頭部を殴られたのでは無く、刺されたになっている筈ですわ」
桑田「あ…」
十神「矢をガムテープで丸めて束ねたんだ。一緒に血痕の付いたガムテープも見つかっている事からこの推理に間違いは無い」
十神「霧切響子…お前が犯人だ!」ビシッ!
苗木「…!」
俺(…やっぱりこの結論に辿り着いたか。どうするんだろう…霧切さん)チラッ
霧切「……。」
- 260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 12:48:41.48 ID:+GcdtywDO
- もっと俺君が積極的に庇うのかと思ってた
「ビニールシートを使えば俺や苗木君にも犯行は可能だ」とか「霧切さんは自分の部屋の鍵を持ってないので犯行は不可能だ」とか
- 261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 12:59:04.76 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
霧切「どう言う事?私は武道場なんかに行って無いわよ?」
十神「いや、お前は間違い無く武道場に行っていた筈…お前の部屋にその証拠が残されていた」
霧切「証拠が残されていた…?」
十神「こいつに見覚えはないか?お前の部屋のベッドの下から俺が見つけたんだ」スッ
木の板「」
霧切「それは…」
十神「武道場のロッカーの鍵だ」
霧切「…!」
周りの生徒達「「「…!」」」
俺「…。」
十神「これはお前が犯人であると言う確かな証拠だ。お前が犯人を殺す動機もある」
苗木「動機?」
十神「霧切は黒幕を戦刃むくろだと考えていた筈だ。だとしたらそいつが戦刃むくろを殺すのは何ら不思議では無い」
霧切「ッ…」
十神「フン、何か反論はあるか?」
霧切「私は…犯人じゃない…」
十神「見苦しいぞ!」
霧切「…私が犯人じゃないと言う事は、貴方が一番よく知っている筈よ?十神君」
十神「…何?俺がだと!?」
霧切「私は食堂での一件で自分の部屋の鍵を取り上げられていたわ」
十神「…!」
霧切「そんな私が、どうやって自分の部屋に入ったと言うのかしら?」
俺「…。」
俺(霧切さん…)
霧切『やっぱり、あの鍵は何処の部屋にでも入れる鍵だったわ』
俺(…こんな簡単な嘘をつくしか無いなんて…やっぱり霧切さんでも今回の事件は説明のしようが無いのか)
俺(やっぱり、今回の事件はあいつが…)
モノクマ「そろそろ場もあったまって来たねえ」
十神「…くっ…確かに、霧切が自分の部屋に入るのは不可能か。他に誰か、意見は無いのか?」
周りの生徒達「「「…。」」」
俺(…俺は霧切さんが部屋に入る方法を知ってるけど、霧切さんが犯人だとは思えない。…だから絶対に話さない)
十神「そうか…だったら…」
クスッ...
「霧切さん、今嘘をつきましたわね?」
俺「…!」ハッ!
霧切「…!」
十神「嘘…だと?…」チラッ
セレス「ええ、霧切さんは個室の鍵を取り上げられていたとしても自分の部屋に入る事ができた筈ですわ」クスクス...
俺「ッ…!」
俺(セレスさん…き、君は…)
- 262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 12:59:23.66 ID:qgTdj5RvO
- 自分から言い出したら逆にシロっぽくなっちゃうからね
- 263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 13:15:11.77 ID:tUAb4BpX0
- 十神こんな有能だっけ
- 264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 13:17:20.93 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
十神「どう言う事だ?霧切が嘘をついているだと?」
霧切「……。」
霧切「…私にも説明して貰えるかしら?」
セレス「うふふ…ならば説明してさしあげましょう…」
セレス「霧切さんが十神君に自分の部屋の個室の鍵を取り上げられた晩、わたくしは脱衣所で俺君と話す霧切さんの会話を聞いていたのです」
俺「ッ…!」
霧切「……。」
舞園「何を話してたんですか?…」
セレス「霧切さんは何処の部屋の鍵も開く事のできるマスターキーと呼ばれる物を持っている筈です」
十神「マスターキーだと!?」
モノクマ「ああ、僕の大事な物を奪ったのは霧切さんだったのかぁ」
桑田「は?…えぇっ?マジで?…」
苗木「き、霧切…さん…」
霧切「……。」
セレス「それを使えば、霧切さんが自分の個室の鍵を使わなくとも部屋に戻り武道場のロッカーの鍵を置く事はできた筈ですわね?」ニコッ
霧切「ッ…」
十神「フン…まさかそんな物を隠し持っていたとは…。だがこれで確定したな」
十神「霧切が犯人じゃ無いとしたら嘘をつく理由も無い。やはり犯人はお前だ霧切響子」
霧切「……。」
朝日奈「霧切ちゃん…」
腐川「あ、あたしは最初から怪しいと思ってたのよ…」
舞園「そんな…」
俺「……。」
俺(まさかセレスさんにあの時の会話を聞かれてたなんてな…)
俺(そりゃあセレスさんも約束を破った俺達を憎む筈だ…)
霧切「……。」
霧切「フッ…。そう…私の負け──」
俺「…。」
1…だが霧切さんが負けを認めても、俺は未だ諦めて無い!
2……。
多数決下5まで
- 265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 13:19:04.33 ID:tUAb4BpX0
- とりあえずクリア目指すか1
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 13:27:28.14 ID:w/eiojYmo
- 1
- 267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 13:50:52.03 ID:EStgdObnO
- 1
- 268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 14:05:33.68 ID:+GcdtywDO
- 1
- 269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 14:17:25.02 ID:cUgLU9VPO
- 霧切さんは最後まで庇わないと
1
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 14:30:04.69 ID:v7fslILdO
- 霧切さん庇うにはセレスの爆弾解除しなきゃいけなかったり?
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/31(土) 15:02:19.51 ID:jWoOCJRzO
- 学級裁判場
霧切「フッ…。そう…私の負け──」
俺(…だが霧切さんが負けを認めても、俺は未だ…諦めて無い!)グッ
俺「いいや、違うな。間違っているぞセレスさん」
霧切「……俺君?」
セレス「…何が違うと言うのですか?」
セレス「霧切さんが持っているマスターキーを使えば、霧切さんが武道場のロッカーの鍵を部屋に置く事もできる筈でしょう?」
俺「それが違うと言ってるんだ!霧切さんは自分の部屋に入る事はできない」ビシッ
セレス「…なら何か証拠が有ると言うのですか?」
俺「……。」
霧切(俺君…。私がマスターキーを持っている事を見抜かれた以上、これ以上弁護をされてももう無駄だわ…)
霧切(…寧ろ、そんな事をしても…俺君のこれからの立場を低くしてしまうだけ)
霧切(私の事はもう良いから…貴方だけでも──)
俺「…証拠なら、あるさ」
霧切「…!?」
セレス「うふふ、では何がその証拠となるのか今ここで提示して頂きましょうか俺君」ギロッ
俺「…いいだろう」
霧切(俺君はいったい何を、そんなに……)
俺「……。」スッ
セレス「…!」ピクッ
霧切「…!?」ハッ!
十神「うん?その鍵は何だ?」
俺「これがセレスさんが指摘していたマスターキーだろ?」
モノクマ模様の鍵「」
苗木「えっ…」
舞園「お、俺君が…マスターキーを…」
俺「この鍵は霧切さんじゃなく、ずっと俺が持っていたんだ」
霧切(えっ……)
俺「だから、この鍵が俺の元にある以上…やっぱり部屋の鍵の無い霧切さんに犯行は不可能なんだよ!」
セレス「ッ…!?」
霧切(ど、どうして…俺君の手にあの鍵が……)
- 272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 15:20:09.71 ID:v7fslILdO
- これは俺君格好いい
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 15:22:24.89 ID:fQbgCrw+O
- 抱きついたときに奪ってたか
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 15:46:05.95 ID:v7fslILdO
- これでセレスが霧切さん[ピーーー]の諦めそうなら先に進んでもいいかな
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 16:15:59.87 ID:tUAb4BpX0
- これは熱い時の俺君
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 16:28:30.58 ID:k+0+1SfDO
- 盗み聞きコンマが舞園になると舞園の助手が使えないから捜査コンマが81以上になる危険もあってやり直すのが正直怖い
セレスは役に立たないだろうし…
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 17:35:59.93 ID:4DPGPOMOO
- 自由行動でセレスを改心させるのは無理だと思うし戻る必要ないと思うわ
- 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 20:28:48.63 ID:DKnvLLP0O
- 気になるところで更新が来ないのもどかしい
- 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 21:59:30.75 ID:xCq89a9IO
- 超高校級のスリな
- 280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 22:02:33.87 ID:bGUkAFRF0
- 俺君の才能は超高校級の泥棒だったのかもしれない
これまではハート泥棒に特化してたけど
- 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 22:24:37.64 ID:DKnvLLP0O
- 俺君はネズミ小僧のような超高高級の義賊だった…?
- 282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 03:25:30.46 ID:Stfxyk/4o
- ずっと霧切一筋でこの展開だったらすっごい胸熱なんだが、最初は舞園追っかけてて
フラグもなしに乗り換えてるの見てるから今更霧切さん霧切さんて言われてもなんかついていけない
- 283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 05:55:43.02 ID:9Z3DgwTAO
- 不満なら前スレ最後の質問タイム辺りから読んでくれ
展開的にも一番違和感がなく各派閥が納得できそうなハーレムルートはなかった
でもここまで頑張ったんだからここから分岐できる面白そうなルートを先に回ろうぜということで決まったんだ
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 11:34:12.33 ID:KaedGMGe0
- 舞園さんは殺さないよう殺されないように全力出したら惚れられただけで
好感度10アプローチとか全無視して2章以降は霧切さんと遊んでたし
乗り換えてる感じはない
- 285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 14:46:19.40 ID:7op5aF8Z0
- まぁ二章以降は全く舞園さんの好感度上がらなかったからね…
- 286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 16:36:44.21 ID:1i3aD7XrO
- 舞園さんが好きだから好感度上げたっていうより助手になってほしかったからだったしね…
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 16:51:43.89 ID:KaedGMGeo
- 霧切さんを守る為に、自分が有利になることを言わなかった本来と違って
霧切さんを守る為に、自分が不利になることを態々言ってるんだよね
犯人が俺君なら自白する筈がないって言われたらどうなるんだろう
- 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 16:54:43.96 ID:7op5aF8Z0
- でも霧切さんの部屋に入れたのはマスターキーを持ってる俺君かアリバイのある十神しかいなくなるからね
黒幕除いて
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 14:53:15.31 ID:EQmu1Al8O
- もし俺君が超高校級の怪盗だったら、探偵の霧切さんとは学校に来る前は宿敵同士だったのかもしれない
某小さな名探偵みたいに
そうだとしたら凄くエモいな…
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/03(火) 09:34:15.89 ID:iKMZQxyRO
- 助手になって欲しいから助けた訳ではないがね
- 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/03(火) 09:56:42.16 ID:Axw36G9wO
- お前らが語れば語るほどレコアさんがキレそうな言葉ばかり……
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/03(火) 21:41:36.15 ID:Dxp99DC1O
- 学級裁判場
俺「もう一度言う。霧切さんは犯人じゃない!この鍵はずっと俺が持っていたんだ!」
霧切(俺君……)
セレス「ッ…!!」ピキッ!
セレス「ちょっと待てやビチグソが!」
俺「…うん?」チラッ
朝日奈「うわっ…出た…」
セレス「どうせお前がここに来るまでに霧切と交換したんだろうが!」ビシッ!
霧切「……。」
俺「…いいや、よく思い出してくれ」
セレス「ああん?」
俺「本当に俺が霧切さんと接触して、鍵を交換する時間がこれまでにあったのかな?」
セレス「…!」
俺「俺達が霧切さんと合流したのはついさっきのここに来る前だ」
俺「それからは皆んなが一緒に居てた。俺に鍵を渡していたら皆んなも目撃してた筈だ」
朝日奈「そう言われてみると確かに…」
桑田「2人が接触してる所は無かったよな」
セレス「くっ…!」
霧切「……。」
霧切(…いいえ。接触した時が一瞬だけあった)
霧切(エレベーターを降りて、皆んながここに歩き出した時…)
俺『……。』ギュウッ
霧切『ちょっ…!?///』ギュウッ
俺『霧切さん…。何にせよ、君が無事で良かった…』ギュウッ
霧切『ッ…!///』グイッ
俺『うっ…』グッ
霧切『…しゅ…集中したいって言ったでしょう…?こんな時にこんな事は金輪際やめて』ギロッ
俺『ご、ごめん…』
霧切(…急に抱きついて来たから跳ねのけたけど…あの時だわ)
俺右手「」スッ
霧切ポケット「」ゴソッ...
霧切(あの時、俺君の本当の目的は私とハグではなく私から鍵を奪う事…)
霧切(俺君もこの裁判で、私が犯人として挙げられるのを分かっていてそれを防ぐ為に…。なのに私は…)
霧切「ッ……」グッ
- 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/03(火) 21:59:08.38 ID:Dxp99DC1O
- 学級裁判場
十神「待て。オレがお前の話を信じるには未だ分からない事があるぞ」
俺「分からない事…?何だ?」
十神「最初からお前がそのマスターキーとやらを持っていたのならば、霧切はいったい今まで何処にいたと言うんだ?」
霧切「……。」
俺「それは…」
十神「校則では個室以外で寝る事は禁止されていただろう?」
苗木「ずっと寝ずにいたとか…」
十神「フン…まさか。幾ら霧切でもそんな訳があるか」
霧切「……。」
十神「鍵を取り上げてから40時間以上は経過しているんだ。にも関わらず霧切の顔を見てみろ」
苗木「えっ…」チラッ
霧切「…。」
十神「今までそいつが眠そうにしていた素振りはあったか?寝不足のクマの一つでもできていたら可能性は有るが、霧切の顔にはそれすら無い」
舞園「確かに……」チラッ
十神「本当は俺が霧切を庇う為にオレ達の目を盗んで鍵を交換していた可能性は無いか?」ニヤッ
俺「…。」
霧切「……。」
霧切(俺君。やっぱりこんな即席のアリバイじゃ…)
俺「…いや、俺は霧切さんがちゃんと個室で眠っていた証拠も持っている」
霧切「…!」
十神「何だと…!?」
- 294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/03(火) 22:21:23.03 ID:nGg1lS5i0
- 敵だとめんどくさい十神くん、いや味方でもか
- 295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/03(火) 23:08:35.02 ID:Dxp99DC1O
- 学級裁判場
十神「霧切の個室の鍵はオレが預かっている」スッ
霧切個室鍵「」ジャラッ...
十神「これがオレの手にある限り、霧切は個室で寝る事は不可能だった筈」
俺「…いいや、霧切さんはある方法を使う事で個室で眠る事が可能だった」フルフル
朝日奈「そ、そのある方法って…?」
俺「ああ…。その証拠なら俺では無く霧切さん自身が持ってるんだよ」チラッ
霧切「…!」
十神「霧切が持っているだと!?」
俺「霧切さんは十神に鍵を取り上げられたけど、未だ個室の鍵を持っているんだ。そうだろ?」
十神「何!?」
セレス「未だ鍵を持っている…?」
霧切「……。」スッ
俺の個室の鍵「」ジャラ...
セレス「なっ…!?」
舞園「ええっ!?」
桑田「も、もう一つ鍵を持ってる!?」
十神「馬鹿な!?言え霧切!それはいったい何処の部屋の鍵だ!?」
霧切「これ…は……」
俺「…俺の個室の鍵だ」
十神「何!?」
舞園「お、俺君の!?」
霧切「……。」
朝日奈「ど、どう言う事?何で霧切ちゃんが俺の部屋の鍵を持ってるの?…」
俺「霧切さんとは黒幕を一緒に倒そうと…」
俺「その為に、俺の命を預けても良い覚悟だと何があっても信頼して貰う為に個室の鍵を預けてたんだ」ビシッ
モノクマ「僕を倒す為?」
俺「そうだ!」
モノクマ「うぷぷぷぷ!俺君は面白い事を考えて、面白い事をやるもんだねえ」
- 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/03(火) 23:52:53.98 ID:Dxp99DC1O
- 学級裁判場
俺「とにかく霧切さんはこれでいつでも俺の部屋で寝る事ができる」
俺「これなら寝不足の問題だって解決できる筈だ」
腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ…」
俺(今度は腐川さんか…)
腐川「き、霧切があんたの部屋で寝てたとして…アンタは何処で寝てたのよ…」
舞園「あ…」
俺「えっ?…」
腐川「…まさか同じベッドで一緒に寝てたなんか言うんじゃないでしょうね!?」
俺「あ、いや…」
霧切「……。」
舞園(俺君…)
腐川「ふ、不潔だわ…」
俺「…い、いや違う!霧切さんは俺の部屋で、その代わり俺は霧切さんの部屋と交換して寝てただけだ!」
舞園「部屋の交換……?」
俺「うん。この鍵を使えば、わざわざ霧切さんの個室の鍵を使わなくても霧切さんの個室には入れるからな」スッ
モノクマ模様の鍵「」ジャラ...
セレス「…!」ハッ!
俺「だから霧切さんは犯人じゃないよ。どう考えても」
霧切(俺君……私の事をそんなに必死に庇って…)
十神「では霧切が犯人では無いとしたら、いったい誰が戦刃むくろを殺して霧切の部屋に罪を擦りつけようと武道場のロッカーの鍵を置いたと言うんだ?…」
セレス「…うふふ」
苗木「せ、セレスさん…?」
セレス「そんな事が可能なのは後は1人しかおりませんわ」ジッ
俺「…え?」
セレス「俺君、貴方が戦刃むくろを殺した犯人ですわね?」ニコッ
朝日奈「嘘!?」
桑田「マジかよ…」
俺「お、俺…が…?」
- 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 00:41:08.56 ID:5AypuFei0
- 5章裁判もそろそろ終盤かな
- 298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 00:49:57.23 ID:L3dOCVW40
- セレスが普通に攻撃してきたな
もうコンマの余地なさそうだけど
- 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 00:57:55.22 ID:+9sNNXNFO
- セレス的には俺君が違うやっぱり霧切さんが犯人ですって言って欲しいんだろ
- 300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 01:02:58.01 ID:cGsErF2e0
- というかここまで庇われたらこう言うしかないよね
敵だろうが味方だろうが
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/04(水) 19:21:35.75 ID:rwnjBcG70
- 学級裁判場
俺「俺が犯人って…な、なんでそうなるんだ…?」
セレス「何故って、分かりませんか?」
俺「えっ…」
霧切「…私の部屋に入る事ができたのは、マスターキーを持っていた俺君だけだったから?」
俺(あ……)
舞園「待って下さい!そ、それなら十神君も…」
十神「いや、オレには一晩中お前等と居たと言う確実なアリバイがあっただろう?」
セレス「ですが、俺君の方は事件が起きていた間誰かと居たと言うアリバイを証明をしてくれる人は居ませんわね?」ニコッ
俺「ッ…!」ドキンッ!
俺(しまった…。霧切さんを助ける事ばかり考えてて、俺自身も未だグレーゾーンに居る事を失念していた…)
俺(くっ…マズイ流れだ…)
セレス「つまり、俺君ならば全ての事態を引き起こす事が可能だったと言う訳です」
俺「ま…待ってくれ!?犯人は俺じゃない!!皆んな、こんな所で間違えるな!」
周りの生徒達「「「…。」」」
セレス「ではやはり…霧切さんですか?」ニコッ
俺「ち、違う!!今回の事件はそもそも俺も霧切さんも犯人なんかじゃ無いんだ」
セレス「ではいったい誰が今回の事件を起こしたと言うのですか?」
俺「それは、やっぱり……」チラッ
モノクマ「はい。タイムアップです」
俺「……え?」ドクンッ
セレス「……それはどう言う事ですか?」チラッ
モノクマ「聞こえなかった?タイムアップだよ。もう議論は終わり、投票に移ろうって事だよ」
俺(な、何を言ってるんだ…こいつは…)ドクンッドクンッ...
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