武内P「ノンケの証明」

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1 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:18:46.12 ID:3tMV5qMAO
注意事項

・武内Pもの

・武内Pもの







ワイワイ、ガヤガヤ


武内P「ここは……法廷?」


「今日は誰?」

「ほらあそこ。あの顔が怖くて大きい人」

「あ、CPのプロデューサーじゃん。何やらかしたんだろ」


武内P(噂で聞いたことがあります。346プロの地下6階には、プロデューサーとして許されざる者を裁く場所があると)

武内P(12歳のサッカー好きの少女をお城のようなホテルに連れて行った者は、メキシコ送りになったとか)

武内P(黒服の男たちに無理矢理連れてこられた法廷のような場所……まさか噂が本当だったとは)

武内P(しかし……なぜ私が? 心当たりはないのですが)

まゆ「心配しなくても大丈夫ですよ、CPのプロデューサーさん」

武内P「佐久間さん!? 佐久間さんは私がここに連れてこられた理由をご存じなのですか?」

まゆ「はぁい。まゆは今回弁護士の役割を与えられていますから。CPのプロデューサーさんにかけられている疑惑が何であるか、そして無実であることもちゃーんと知ってますから」

武内P「そ、そうでしたか。よろしくお願いします。それで、私にかけられている疑惑とは――」


『来たぞっ!!』


ザワ……ザワ……!


武内P「……ッ!?」

まゆ「……検察官役の方が来たようです。気をしっかりもってください。何せあの人は――」



――ホモは嘘つき

――大胆な告白はホモの特権

――疑わしきは腐女子の有利に



まゆ「この三つの原則を駆使し、数えきれないほど多くの男性にホモの烙印を背負わせた人……っ」

由里子「大西由里子……推参。今宵こそは、まゆPとCPのプロデューサーの赤裸々な関係を証明してみせるじぇ!」

武内P「」





佐久間まゆ
http://i.imgur.com/3ZsN97I.jpg

大西由里子
http://i.imgur.com/TQozyrl.jpg

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1602379126
2 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:19:44.98 ID:3tMV5qMAO
まゆ「フフ……フフフフフ。いつまでたってもまゆのプロデューサーさんを汚れ切った目で見て……今日という今日こそはかたを付けます」

武内P「あの……私にかけられている疑惑とは、もしかして」

由里子「ノンケのふりをしていることだじぇ!」

武内P「……………………大西さん、前々から言っている通り私は――」


「静粛に!」カンカンカン!!!


武内P「……ッ!?」

まゆ「裁判官の方です。今回は検察・弁護側の双方が346プロの人間なので、中立のために第三者が裁判官を務めます」

武内P「正直頭がまだ追い付いていないのですが……思ったよりも公平を心がけて――」

音無小鳥裁判官「これよりガチホモ総受けなのにノンケをよそおっていた言語道断の悪人の裁判を開始します」

武内P(……中立? 公平?)

小鳥「……」ジーッ

武内P「ん?」

小鳥(音無アイ! 起動!)クワッ

武内P「!?」

小鳥(身長190前後、体重95キロ前後の筋肉質。年齢は三十前後で強面三白眼。アホ毛ありで見るからに不器用で女の子の扱い方が下手そう)

小鳥(――受けね)

由里子(受けです)

小鳥(――総受けね)

由里子(心はまゆPだけのものですが、色んな男に無理矢理やられて、その度にまゆPが優しく慰めています)

小鳥(体液まみれでうずくまって悲しむ巨漢を、優しく慰める彼氏――尊い)

由里子(エモい、ホモい)

小鳥「……ふぅ。えー、では被告人の有罪が確定したので、捕ゲイ兵団によるケツ内調査を――」

まゆ「裁判官。まだ裁判は始まってすらいませんよ?」

小鳥「え……? CPのプロデューサーさんが複数のむくつけき男たちに穴という穴を、わからせ棒でわからせられた映像は……?」

まゆ「存在しない記憶です」

小鳥「なん……だと……?」





音無小鳥
http://i.imgur.com/LIwWgD2.jpg
3 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:20:25.56 ID:3tMV5qMAO
※ ※ ※



文香「それでは裁判が開始する前に、読者の皆様に346裁判について説明させていただきます」

文香「一般の刑事裁判では冒頭手続→証拠調べ手続→論告→弁論→結審という流れになります」

文香「そして検察が提示した犯罪事実に関して、検察、弁護人が双方証拠を用いて、その犯罪事実を明白にし、裁判官に判断を仰ぐのです」

文香「346裁判では冒頭手続で行われる人定質問(裁判官が被告人に氏名や年齢等を確認)等が省略され、証拠の提出と証人への尋問を検察側と弁護側が相互に行い、最後に結審――判決の言い渡しを待つ状態になります」

文香「ちなみに今回は物的証拠は無いので、証言とそれへの尋問だけになります」

文香「大きな特徴としては、346プロ唯一の裁判所であるため上告ができないこと。本来三人の裁判官が一人のみであること。黙秘権が無いため証言のみで有罪もあり得ること。他にも裁判員が――話が長くなってしまいますので、このぐらいにしましょう」

文香「様するにこの裁判の形式はかなりでたらめなのに、プロデューサーをメキシコ送りにするなど影響力が極めて大きいという、はた迷惑なものということさえわかっていただけたら結構です」

文香「それでは起訴状の朗読が始まるようなので、本編に戻りましょう……」



※ ※ ※
4 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:21:40.36 ID:3tMV5qMAO
小鳥「それではこれから検察官が起訴状の朗読するので、お尻の穴をかっぽじってよく聞いてください。検察官、起訴状を朗読してください」

由里子「はい! CPのプロデューサーは2015年1月から現在にかけて、まゆPと残業と称して誰もいないオフィスで! 時には同じ部屋に人がいるのに机の下やロッカーに隠れながら! 確認できただけでも810回愛し合っているにも関わらずこれを隠匿していました」

由里子「この隠匿によりまゆちゃんを始め多くの思春期アイドルたちに叶わぬ恋を抱か『フフ』……ゴホン、何よりホモ視聴の自由を侵害しました!」

由里子「以上のことから、罪名偽装ノンケ! 罰条ケツ法72条として提訴するじぇ!」

まゆ「フフ……フフフフフフ」

武内P(……理不尽な罪状でしたが、隣にいる佐久間さんが怖くてそれどころではありません)

由里子「今読み上げられた起訴状の中で、何か間違っていることはありますか? ありませんね」

まゆ「全部間違っています。まゆのプロデューサーさんとCPのプロデューサーさんは、そのような関係ではありません」

小鳥「つまりCPのプロデューサーがホモであることは認めるんですね!」

武内P「認めません!」

小鳥「ピヨオォ……それでは証拠調べ手続きにうつります」

武内P「あの……そもそも私がノンケのふりをしていたという証拠があるのですか?」

由里子「じぇっじぇっじぇっじぇ! 高身長・高学歴・高収入の三十前後の男が、結婚はおろか彼女もいない時点でホモなのは確定的に明らか!」

武内P「……無駄にでかい、凶悪な人相、会話が下手が抜けています」

由里子「さらに今日はダメ押しで、CPのプロデューサーがホモである証人を呼んであるじぇ!」

武内P「は、はあ」


カツーン、カツーン


輝子「あ、えと……どうも」

武内P「……星さん?」





星輝子
http://i.imgur.com/STYQKTa.jpg
5 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:22:56.32 ID:3tMV5qMAO
証言者@ 〜星輝子〜



輝子「あれは……小梅ちゃんに頼まれたキノコクン……あ、詳細は内緒な。それを持って行った時の話だ」



〜ホワン、ホワン、ホワン〜



小梅『ねるねるねるねは……ねればねるほど色が変わって……』ネリネリ


ガチャ


輝子『小梅ちゃん……頼まれていた例のキノコクンを……持ってきたぜ』

小梅『あ、輝子ちゃん……ありがとう。フフフ……あとはこの子を加えてさらにねれば……』

輝子『なあ、小梅ちゃん……なんだか紫色なブツをグツグツ煮ているけど……何を作っているんだ?』

小梅『これはね、プロデューサーさんに飲んでもらう物なの』

輝子『え……? これ口にする物だったのか』

小梅『うん、実はね――』



※ ※ ※



小梅『あ、プロデューサーさん』

武内P『白坂……さん?』

武内P(白坂さんの様子が普段と違うような気が……?)

小梅『エヘヘ♪』ギュウッ

武内P『……白坂さん。いつも言っていますが、私に抱きついてはいけま……っ!?』


ムニュウ


武内P(この……感触は!? まさか……いや、違う)

武内P『……白坂さん。何か着けていますか?』

小梅『うん。今の私は……Cカップ。びっくりした?』

武内P『はい、とても』

小梅『エヘヘ。面白そうだと思って……衣装のスタッフさんから借りて、つけてみたの。どう?』





白坂小梅
http://i.imgur.com/7rybnDV.jpg
6 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:23:55.44 ID:3tMV5qMAO
武内P(白坂さんは抱き着いていた私から離れると、頬を赤く染めながら胸を寄せ上げてみせました。その仕草と濡れるような瞳は十三歳の少女とはかけ離れたもので、思わず息を呑んでしまいます)

武内P『私は……普段の白坂さんの方がいいと思います』

小梅『……本当に?』

武内P『ええ』

小梅『ふーん』

武内P『あの……白坂さん、何か気分を害するようなことを言ってしまったでしょうか?』

小梅『……別に。普段私が抱きつくのは、やんわりと注意するぐらいだけど……さっきの反応を見るに、蘭子ちゃんぐらい発育が良かったら……絶対許さないだろうなって思ってただけ』

武内P『そ、それは……』

小梅『プロデューサーさんは……甘いぐらい私に優しいけど……それって、女性への優しさや好意じゃなくって……子どもへのモノだよね』

武内P『……』

小梅『私は……プロデューサーさんに、女性として扱ってほしいな』

武内P『配慮が足らず、申し訳ありませんでした。ですが一つ伝えたいことがあります』

小梅『……なに?』

武内P『確かに私は白坂さんを子どもとして扱っています。ですが今でも十分な魅力があり、数年後には美しい女性になると確信しています』

小梅『ほ、本当?』

武内P『もちろんです。ただ私はその……恥ずかしながら女性の扱いは不得手なため、自分にとって楽な子どもへの接し方を白坂さんにしていました。これからは白坂さんの希望通り、女性として接していきたいと思います』

小梅『うん……うん! ありがとうプロデューサーさん』ギュウッ


ガシッ


小梅『え……?』

武内P『というわけで、今後は私に抱きつくのは禁止とさせていただきます』

小梅『……え、なんで?』

武内P『女性が男性にみだりに抱きついてはいけません』

小梅『私が抱きつくのは……プロデューサーさんにだけだよ?』

武内P『まだ子どものアイドルがプロデューサーに抱きつくのは……あまり良くはないのですが、許されなくはないです。ですが女性アイドルが男性プロデューサーに抱きつくのは許されません』

小梅『で、でもほら! 茜さんはプロデューサーさんにタックル、もとい抱きついてるよ!』

武内P『あれは私が日野さんのスピードに対応できないだけです』

小梅『へぇ……? じゃあ――』

武内P『あの子を使って私の動きを止めてはいけません』

小梅『……プロデューサーさん……私のこと、嫌いなの……?』

武内P『大切に思えばこそです』
7 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:24:44.23 ID:3tMV5qMAO
小梅『こうまで私が抱きつくのは禁止するなんて……本当にプロデューサーさんは、私のことを魅力的だと思っているの?』

武内P『その……魅力的に思っているからこそ、距離感を大切にしなければなりません』

小梅『……ということは、あるんだよね?』

武内P『……何のことでしょう?』

小梅『私で……大きくなったこと』

武内P『…………………………え?』

小梅『だから……私のことで……大きくなったこと』

武内P『…………………………え?』

小梅『もう……な、何度も言わせたいの? プロデューサーさんの……エッチ』

武内P『…………………………え?』

武内P(白坂さんはいったい何を言っているのでしょうか? 大きくなる? 白坂さんのことで? まさか……いや、しかし何度も口にするのは恥ずかしい内容ということは、大きくなるというのはつまり――)

武内P(いえ、ありえません! 白坂さんは確かに性に関心を抱き始める年頃かもしれませんが、それを私に言うはずがありません! あの白坂さんが、天使のような純粋さと無邪気な残酷さを併せ持つ白坂さんが、私にそんなことを言うはずが……)

小梅『その様子だと……私で大きくなったこと、ないんだね。はい……どうぞ』ススッ


<SAY☆ いっぱい♪ 輝く〜♪ 輝く、星になれ♪


武内P『ライン? 白坂さんが送ったのですか?』

小梅『うん……ちゃんと、見てね』


タタタタタタタタッ


武内P『あ……行ってしまいました。ラインの内容は……ッ!!?』

武内P(スマホの画面に写っているのは、まだ幼い肢体があられもない姿をさらしている画像です)

武内P(何枚も連なる肌色の画像たちの最後には、送り主からのメッセージが添えられていました)





小梅『今晩使ってね』





武内P『これは……白坂さん? なぜ……なぜこんな画像を私に……』

早苗『……』

武内P『私は……いったいどうすれば……』

早苗『……』

武内P『……』

早苗『……』

武内P『……違うんです』

早苗『うん。話はカツ丼を食べながら聞いてあげるから、とりあえずこっち(取調室)においで♪』

武内P『』
8 : ◆SbXzuGhlwpak [sage]:2020/10/11(日) 10:25:18.45 ID:3tMV5qMAO
――その日の夜



小梅『……』


<アー、アウアウアー


小梅(ゾンビ映画を観ているのに……全然頭の中に入ってこない。プロデューサーさんのことで頭がいっぱい)

小梅(もしかしたら今ごろ……プロデューサーさんが私のいけない写真を見ながら……してるんじゃないかと考えちゃって、頭が熱くなってボーッとしちゃう)

小梅(あの子にお願いしてプロデューサーさんを見てもらっているけど……早く知りたいなぁ)

小梅(今……私も始めちゃったら……私とプロデューサーさん、お互いのことを考えながら自分を慰めてるんだ……フフ♪ もうこれって、凸凹×じゃないかな?)

小梅『ん……っ』

小梅(プロデューサーさん……プロデューサーさん! 私の写真見てくれてますか? 私のこと、エッチな目でみてくれていますか? 私も今、プロデューサーさんにエッチなことをされています)

小梅『一緒に……一緒に!』



――

――――

――――――――



<チュンチュン、チュンチュン♪



小梅『やっちゃった……三回も』

小梅『プロデューサーさんは……どうだったかな? フフ』


<……小梅ちゃん


小梅『あ、昨日の夜、プロデューサーさんはどうだった?』


<それが……


小梅『……………………え?』

小梅『児童ポルノ単純所持!!?』

小梅『……』


<小梅ちゃん?


小梅『こうなったら……私が直接』
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