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あんこで丸投げギルド経営
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1 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/07(水) 13:54:37.91 ID:SXw2ocEM0
魔物蔓延る剣と魔法の世界
そこには魔物によって引き起こされる様々な問題と
それらの解決を生業とする冒険者なるものがあった
これは、そんな問題をどこからか集めてきて
募った冒険者に丸投げするギルドの話
安価とコンマで依頼や人物を決め、ひいては世界や物語を紡いでいく
と言うと大げさですが、大体そんな感じのスレです
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1602046477
2 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/13(火) 11:07:29.32 ID:cY9nqFas0
かなり遅れましたが、やっていきます
まずは、どんな感じで進んでいくのか
この世界を覗いて見てみましょう
魔法剣士「大丈夫か、少年」
それは、星の見えない暗い夜のこと
私は旅の最中、森の中に塔を見つけ興味本位で立ち入った
少年「うぅ…うん…」グスッ
内部は広く、複数の部屋に区切られていたようだが
所々天井や壁が崩れていて、その瓦礫で足場も悪い
老朽化が進んでいるのだろう、いつ床が抜けてもおかしくない
-冒険者-
魔法剣士 能力:50
真面目な性格で、日々の鍛錬で剣術も魔法も習得した努力家
剣に炎や氷を纏ったり、土魔法で錬金、鍛冶をして剣の自給自足もできる万能っぷりだが
かつては器用貧乏で人から必要とされず、今は何でもできるゆえ人を必要とせず、必然と一匹狼になっていった
少年 能力:2
何の変哲もない少年
強いて言えば内気そう
>>3
コンマ一桁
0-5 無事、階を下りる
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 11:14:58.58 ID:ZTmBfkAFO
コンマ
4 :
◆nBNxbiMXrY
[sage]:2020/10/13(火) 13:37:44.15 ID:cY9nqFas0
ゴゴゴゴ ガコンッ
魔法剣士「!」
少年「う、うわぁっ…!」
突如、天井が音を立てて崩れ
瓦礫が2人に落下する
魔法剣士「……っ」
魔法剣士の行動
>>5
防御 土魔法でドームを生成する、魔翌力を消費する
回避 確実に避けれるだろうが、少年に負担をかける事になる
反撃 火炎剣で瓦礫を粉砕、それなりに疲れるし魔翌力も消費、強すぎると(コンマ9)少年に負担、弱すぎると(コンマ0)粉砕しきれない
その他 自由安価
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 14:22:14.09 ID:yjfRPNzg0
防御
6 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/13(火) 16:41:11.26 ID:cY9nqFas0
魔法剣士「はっ!」
魔法剣士は手を振りかざし、魔力を込める
すると鉄のドームが生成され、2人を覆う
ドゴゴゴゴオオォォン
少年「ううぅっ…」
魔法剣士「耳を塞ぐんだ」
ドームに瓦礫が降り注ぎ、鉄にぶつかる度に轟音が鳴り響き、その威力を物語る
ガラガラガラァァァ
やがて天井の崩落は収まり、ぶつかった瓦礫は砕け散って床に転がる
魔法剣士「もう大丈夫だ」
少年「すごい…魔法…」
魔法剣士「ああ、突貫でも中々頑丈なものが作れるようになったな」
少年の無事を確認すると、魔法剣士はドームから出る
ドームの表面は、べこべこにへこんでいた
魔法剣士「さあ、いくぞ」
塔を上っていくと、天井が吹き抜け空が見える実質最上階まで辿りついた
部屋の景色は変わらず、広い空間に元は壁だったであろう瓦礫の山があるのみ
何気なく裏に回り込んでみたところ、弱った少年を見つけた
少年「うん…!」
2人は下の階へ進んだ
魔法剣士 能力:50 魔力-1
少年 能力:2
>>7
コンマ一桁
0-5 無事、階を下りる
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 16:46:51.84 ID:B3jhk7sDO
はい
8 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/13(火) 17:21:04.15 ID:cY9nqFas0
魔法剣士「まだ歩けるか?脚がふらついているぞ」
少年「こわくて…お、おちっ…ちゃうよ…」
塔には所々に穴や床が盛り上がっている箇所があり
魔法剣士「(いっそ、穴から飛び降りれればもっと早く下りれるのに)」
などと考えながら、魔法剣士は少年に気を配って下の階を目指す
魔法剣士「足元に気をつけて、私にしっかり掴まっているんだぞ」
少年「……」
>>9
コンマ
0-4 少年「…うん」
奇数5-9 少年「だっこして…」
偶数5-9 少年「おんぶして…」
ゾロ目 少年「またあした…」
内気 コンマ-1
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 17:21:43.72 ID:0TGPKexC0
あ
10 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/13(火) 17:35:40.20 ID:cY9nqFas0
少年「…うん」
魔法剣士「……」
なんとか話を聞くと
肝試しに塔へ入ったら幽霊に襲われ、何日も帰れてないらしい
ここへ上ってくるまでに幽霊などと遭遇はしなかったが…?
魔法剣士「……」
魔法剣士「(早いところ安全な場所へ)」
2人は下の階へ進んだ
魔法剣士 能力:50 魔力-1
少年 能力:2 衰弱 わだかまり
>>11
コンマ一桁
0-5 無事、階を下りる
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
11 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 17:51:34.57 ID:OjEjPNw+0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
12 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/13(火) 17:56:10.58 ID:cY9nqFas0
書き忘れ
>>13
コンマ一桁
0-5 無事、階を下りる
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
ゾロ目 塔が崩れる
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 17:57:52.59 ID:0TGPKexC0
あ
14 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/13(火) 19:23:50.77 ID:cY9nqFas0
すみません
こんな項目を作っておきながら【何か】が何か思いつきませんでした
本当はチュートリアルっぽい感じで
キャラの特性が探索にどう影響するのかとか、敵の特性とどう噛みあうのかを見せてから
安価をする予定だったんです
その予定を変えて、今【何か】を募集します
名前、詳細をお願いします
詳細に書かれたものが状況によってコンマに影響を与えたりします
>>8
みたいにほんの些細なことでも
詳細の制限は特にないです、85行ビッシリでも一単語でもいいです
締め切りは採用され次第で、それまで何個でもいいです
すみません、お願いします
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 19:33:58.99 ID:B3jhk7sDO
何か古い袋を引きずってる大きい鼠が姿を現す
二人に気づいた鼠は袋を残して逃げる
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 19:38:14.99 ID:aq8h/EKh0
卵発見
魔物と思われる卵を見つける
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 20:11:42.81 ID:woTrG3/90
女神だと名乗る女性が現れる
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/13(火) 20:28:36.74 ID:XVskAjt70
グレネードランチャー(ダネルMGL)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/15(木) 08:26:25.48 ID:6zBFLtLI0
双子?
男の子にそっくりな子供が現れる
本当に双子なのか別の存在なのかはコンマ次第
20 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/15(木) 22:23:08.50 ID:Er47rKh80
すみません、急用ができて中々書けませんでした
放置しちゃってる間にたくさん書いていただいたので、他の4つも別のシーンで出させてもらいます
始めるのも遅くてグダグダどころかほぼ停止状態ですが、やっていきます
ズリズリズリズリ
魔法剣士「…?」
階を下りると、壁が吹き抜けた広い部屋に何かを引きずるような音が響く
少年「ゆ…ゆうれい…」
魔法剣士「ジッとしているんだ」
魔法剣士は少年を片腕で抱き後ろに回すと、剣を構えて音が鳴る方を警戒する
すると…
大鼠「!!」
魔法剣士「!」
少年「ひっ…」
瓦礫の陰から、少年に届きそうな程の大きな鼠が姿を現した
大鼠「チュチュチュチュ!!」
大鼠は二人の存在に気づくや否や、巨体でも変わらない素早さで逃げていった
少年「は、はぁ…はぁ…」
魔法剣士「…ん?」
大鼠が逃げていった跡に、古い袋が落ちている
中を見ると、砂のような物がぎっしりと詰まっている
魔法剣士「…」
どうする
>>22
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/15(木) 22:28:00.20 ID:6zBFLtLI0
近づいて観察してみる
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/15(木) 22:59:57.16 ID:J44RjTnJ0
少しだけ舐めてみる
23 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/16(金) 00:47:14.30 ID:2h6/7cvy0
魔法剣士「ペロ…」
少年「ぇ」
魔法剣士はすなのようなものをなめた!
魔法剣士「こ、これは…」
魔法剣士「あの日味わった土の味…」
要するに、本当にただの土性の物らしい
魔法剣士「ふー」
少年「」
少年はドン引きしている
魔法剣士「さて…」
魔法剣士の行動
>>24
さっさと下りる 袋は放置
袋を持っていく ただの砂なら大丈夫…?
まだ何かする
>>24
をする(コンマで
>>12
が起こる)
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 04:03:38.97 ID:Q66f660DO
袋を持っていく
25 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 13:03:24.56 ID:2h6/7cvy0
魔法剣士「行くぞ、そろそろ出口につくはずだ」
そう言うと、魔法剣士は袋を抱えて歩みを進める
少年「…もっていくの…?」
魔法剣士「ああ、何かあるかもしれないからな」
2人は下の階へ進んだ
魔法剣士 能力:50 魔力-1
少年 能力:2 衰弱 わだかまり
>>26
コンマ一桁
0-5 無事、階を下りる
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
ゾロ目 塔が崩れる
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 13:23:15.52 ID:Q66f660DO
はい
27 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 13:39:19.86 ID:2h6/7cvy0
魔法剣士「ん」
階を下りると、床に開いた穴から下の階が見える
少年「…!あ…!」
奥の方に土の地面、外の景色が見えた
魔法剣士「よし、もう少しの辛抱だ」
少年「うん!」
2人は下の階へ進んだ
魔法剣士 能力:50 魔力-1 砂袋
少年 能力:2 衰弱 わだかまり
>>28
コンマ一桁
0-5 無事、塔を出る
6 壁が崩れる
7 床が崩れる
8 天井が崩れる
9 何かが姿を現す
ゾロ目 塔が崩れる
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 13:58:52.41 ID:r0+FrBKa0
い
29 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 14:35:33.23 ID:2h6/7cvy0
見回すと、辺り一面が木で覆われ
見上げると、夜空は雲っている
魔法剣士「ここまで来れば、あとは問題ない」
階を下りた後は何事もなく
二人はついに塔を出た
少年「あの…」
魔法剣士「ん?」
少年「ぁ…」
少年「ありがとう…」
魔法剣士「ああ…だが、まだ家まで送らないとな、どっちから来たか覚えているか?」
少年「え…っと…まちからまっすぐきて、そのままはいれたから…このままいけば、たぶん…」
少年「…その…」
魔法剣士「よし、じゃあ一気に駆け抜けるぞ」グイッ
少年「あ…」
ダッ
魔法剣士は少年を抱きかかえると、森の中を駆け抜ける
塔はどんどん遠ざかっていき、木に隠れていく
少年「う…うぅ……」
>>30
コンマ
0-4 少年「うぅぅ……」
奇数5-9 少年「あのっ…!に…」
偶数5-9 少年「あのっ…!お…」
ゾロ目 少年「うしろっっ!!」
??? コンマx2
内気 コンマ-1
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 14:42:05.42 ID:Q66f660DO
はい
31 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 15:05:22.18 ID:2h6/7cvy0
少年「うぅぅ……」
少年は声を殺して泣く
まるで、何かを悔やむように
魔法剣士「…」
それを魔法剣士は、安堵によるものだと思ったようだ
冒険者として、身体的なことには気を遣えど
心理的なものは気づけない、一匹狼の性だ
そのうち、塔は完全に見えなくなり完全に森の中に入る
ちらほらと見える獣や魔物には目もくれず、追跡すら許さず駆け抜けていく
やがて
森を抜け、街が見えてきた
魔法剣士「あそこだな?……ん」
魔法剣士「…眠ったか…」
魔法剣士は、とりあえずあの街へ向かう
そして
無事、街へ到着した
32 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 15:08:08.84 ID:2h6/7cvy0
街の名前(高コンマ)と詳細(ミックス)
>>33-35
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 15:21:18.00 ID:r0+FrBKa0
名前 ガルド
住人は少ないがのどかな街
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 15:48:05.65 ID:EJY11YvD0
名前 スターク
いつもは平和な街だが、今日は何故か騒がしい
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 15:57:59.52 ID:Q66f660DO
名前 ホルム
農地、森、川と自然に囲まれている
36 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 18:54:30.41 ID:2h6/7cvy0
街は広く建物も多く、それなりに栄えていながらも
大きな農地があり森や川にも囲まれていて、まさに自然と共存しているといえる
魔法剣士「農民の街か、もう夜更けだが人は起きているだろうか」
魔法剣士は街へ入ろうと、川にかかった橋を渡っていく
魔法剣士「ん?」
その途中、魔法剣士は川に点々と光があるのを見る
よく見ると、ランプを持った人が川のそこかしこにいた
住人A「そっちはどうだー?」
住人B「だめだぁー、こう暗いともう…」住人C「何言ってんだ!手遅れになってもいいのか!」
住人D「でももうずっと寝てませんよ、少し休みましょうよ」
住人C「そんな暇があるか!早くしないとおお?っとっとっと…」住人B「あぁあぁ、もうふらふらじゃないか」
魔法剣士「(何やら慌ただしいな)」
魔法剣士「おーい!少しいいかー?」
住人D「あれっ、旅のお方ですかー?」
住人B「おー、いらっしゃい!ここはガルドの街だよ!」
住人C「やってる場合かえ!」住人D「まあまあ…」
住人A「なんだどうしたー?」
声をかけると、住人達は魔法剣士に気づく
魔法剣士「どこか休める場所はないか?この子がかなり弱っているんだ」
住人A「子連れ旅か?」
住人D「それは大変…宿がすぐ先にあるので、僧侶さんも呼んで…」
少年が弱っていることを知らせると、住人達は心配して駆け寄る
住人E「お、おい…その子…」住人B「んー?」
魔法剣士「?」
すると、少年を見た住人達は顔色を変える
住人C「おお……おお…!ツインズ!ツインズじゃねえか!」
魔法剣士「!!知っているのか!」
37 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 19:25:35.77 ID:2h6/7cvy0
魔法剣士「ここか?」
住人C「ああっ…待ってろっ、奥さん!奥さん!見つかった!見つかったぞ!」
魔法剣士は住人に連れられて街を進んでいき、少年の家に着いた
少年「…ん……んん…?」
魔法剣士「起きたか」
待っている間、ツインズは目を覚ます
ツインズ「あれ…ここって…」
魔法剣士「ああ、君の家だ」
少しすると、家からツインズの母が出てきた
双子母「ツインズ!ツインズ!」
ツインズ「あ……おかあ…さん…」
魔法剣士「あなたがこの子の母親ですか」
双子母「はい…!はい…!」
魔法剣士は確認すると、母にツインズを受け渡す
ツインズ「おかあさん!!」
双子母「ツインズ…!心配したんだからっ…!」
ツインズ「うぅ…ごめんなざぁい……」
双子母「どなたか存じませんが、本当にありがとうございます…!」
魔法剣士「ああ」
双子母の謝礼に、魔法剣士は不愛想に返事をする
住人D「こっちですこっち!」
僧侶「おお、本当に見つかったんですね」
そこに、ツインズを回復するために街の僧侶も連れてこられた
魔法剣士「……」
魔法剣士「あとはもう大丈夫だな」
魔法剣士は、自分の役目は終わったと悟り…
ギルマス「先を越された」
魔法剣士「?」
38 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 19:34:57.95 ID:2h6/7cvy0
ふー……
はい
やっとこさ主役の登場です
ギルマスの詳細を募集します
詳細の制限は特にないです、85行ビッシリでも一単語でもいいです
例(魔法剣士)
真面目な性格で、日々の鍛錬で剣術も魔法も習得した努力家
剣に炎や氷を纏ったり、土魔法で錬金、鍛冶をして剣の自給自足もできる万能っぷりだが
かつては器用貧乏で人から必要とされず、今は何でもできるゆえ人を必要とせず、必然と一匹狼になっていった
次の更新まで募集します、大体21時くらい?
どれにするかは
>>1
のその時のレスとコンマが一番近かったものにします
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:03:07.31 ID:r0+FrBKa0
元盗賊の小柄な男
戦闘能力は低いが、人でも物でも探すことが得意。あと逃げ足が速い
ある事情で盗賊団から足を洗いギルド経営をしている
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:06:40.79 ID:NhTC+ORE0
青髪おかっぱの小柄な少女
性格は冷静で物静か 表情は無表情
年齢と過去の経歴不詳
華奢な体格からは想像できない戦闘力と魔術を持つ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:23:29.22 ID:YL0Drzy40
髭や髪に白いものが混じり始めた魔術師の男
社交的で物腰が柔らかい人物
若い頃に多くの仕事をこなしたため顔が広く、最近では魔法の仕事より交渉事のほうが多くなった
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:26:09.83 ID:Amqe7Tsr0
犬(ウェルシュ・コーギー)
人懐こい犬を装いターゲットに接近し、暗殺を得意とする殺しのプロフェッショナルだ
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:30:36.96 ID:1lYiugFRO
年齢不詳の女性
ギルマスの仕事より研究の方が好きらしく普段は奥に篭って怪しげな物を作っている
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:30:58.32 ID:Q66f660DO
姿を現すごと性別、年齢、体格が千変自在に変わる謎の怪人物
人間以外の動物や魔物にも姿を変えられるが、特別な魔法によるものか、そもそも人間では無い存在であるのかは誰にも分からない
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 20:33:14.29 ID:GQ3UylRU0
温厚で心優しそうな中年男性
その見た目とは裏腹に淡泊でシニカルな性格(非道という訳ではない)
戦闘経験は乏しいが頭が良く機転が利く頭脳派
46 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 21:12:58.12 ID:2h6/7cvy0
すっごい集まってる…
この中から一つだけはちょっと惜しいなぁ…
47 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/16(金) 21:41:16.93 ID:2h6/7cvy0
結果は
>>41
ですね
しかし、他の人(犬)達もとあるアイデアが浮かんだので出てきます
そんでもって、ギルマスの【若い頃に多くの仕事をこなしたため顔が広く】
この特性によって、時期に一致するようなキャラと出会った時に知り合い判定を行います
ただ魔法剣士は年齢決めてないので、それを決めた後判定をします
魔法剣士の年齢
>>48
コンマ(二桁)一桁
(奇数)4以下 ギリギリ未成年
(奇数)5以上 20代
(偶数)4以下 30代
(偶数)5以上 40代
(偶数)の場合
>>49
コンマ
奇数 知りあい
偶数 知らない
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 21:42:32.22 ID:1lYiugFRO
ほい
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/16(金) 21:47:49.29 ID:EJY11YvD0
はい
50 :
◆nBNxbiMXrY
[sage saga]:2020/10/16(金) 23:49:07.79 ID:2h6/7cvy0
書くのが遅くなってしまったので今日はここまでです
もっと早く書けるようにしたい
ギルマス「少し、いいですか?」
魔法剣士が去ろうとしたその時
中年の男が呼び止める
魔法剣士「?はい」
魔法剣士は足を止め、振り向く
ギルマス「私は、ギルマスと言います」
魔法剣士「…………ギルマス……」
魔法剣士「…さん……?」
ギルマス「……?」
名前を聞いた魔法剣士は、固まる
魔法剣士「……」
魔法剣士「…本当にギルマスさんなんですね……!」
しばらくして、そう確信すると
今度は魔法剣士の頬がゆるんでいく
ギルマス「はい、ご存じでしたか」
魔法剣士「知っていますよ…私はあなたに魔法を教えてもらったんですから…!」
ギルマス「教え……」
ギルマス「…もしや、剣術と魔法の両方を鍛えていた…?」
魔法剣士「はい!」
ギルマス「これはなんと奇遇な、いやあ懐かしいですね」
ここにも、二人の者が再開を果たした
住人A「なんだ?あんたら知り合いだったのか?」
住人B「だめだめ、割って入っちゃあ」住人C「そうそう!親子水入らず師弟水入らず!俺達はお邪魔虫よう!」
ギルマス「ははは、大丈夫ですよ」
住人D「まあ、もう夜更けですしみんな帰って寝ましょう。あなた達も、是非泊まっていってください」
ギルマス「それではお言葉に甘えて……あなたもどうですか?色々とお話したいことがあるんです」
魔法剣士「わかりました」
双子母「あ、あの…」
魔法剣士「ん?」
双子母「ジェミニは……もう一人の子は……」
ツインズ「……」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 12:14:08.26 ID:5UuLy3AA0
あんこって安価じゃないって意味だから(セルフ判定したり)、スレタイ誤解されそう
52 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 12:23:40.22 ID:o6wCW4xI0
そもそも
>>1
が誤解してた……【あん】か+【コ】ンマであんこかなー?と…
すみませんが、このスレタイでよろしくお願いします…それではやっていきます
魔法剣士「もう一人の子?」
住人C「そういやそうだ!あんた!ジェミニは!?」
住人D「えっと、この子にそっくりな双子の弟です!」
魔法剣士「いや、私が見つけたのはこの子だけだったが…」
ツインズ「…う……ぅぅ……」
双子母「そ、そんな…」
もう一人の安否が不明なことに、住人たちは再び慌ただしさを見せる
住人B「まっまあ、1人見つかったなら、その子を見つけた近くを捜せばすぐ見つかるって!」
住人C「そ、そうだそうだ!あんた!ツインズはどこで見つけたんだ!?」
魔法剣士「向こうの森の中にある塔だ」
魔法剣士は来た方を指さす
双子母「……!!」
僧侶「ま、まさか……鎮霊の塔に上ったんですか!!?」
それを聞くと、住人たちはどよめきだす
先ほどの和やかなムードと一転し、辺りの空気が張り詰める
曰く、あの塔は魔物に殺された死者を弔うべく建てられた寺院で
昔は街の中に…というよりあの塔の辺りまで街は広がっていたのだという
しかし、日に日に埋葬される者が増えていくと、怨念が強くなっていき
やがて霊を鎮めきれず、街に被害が出るようになったため
たった一人の僧侶だけが残り、住人は付近の建造物を取り壊してから退去したらしい
双子母「どうしてあそこに行ったの!!」
ツインズ「ごめんなさい…!ぼくが…ぼくのせいで…」
住人C「まあまあ…!い、今は弱ってますから、休ませてやりましょうよ…!」
ギルマス「どうやら緊急を要するみたいですね」
ギルマス 能力:
>>52
コンマ
髭や髪に白いものが混じり始めた魔術師の男
社交的で物腰が柔らかい人物
若い頃に多くの仕事をこなしたため顔が広く、最近では魔法の仕事より交渉事のほうが多くなった
能力とは、大体の強さのレベルです
53 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 12:24:47.85 ID:o6wCW4xI0
ミス
ギルマス 能力:
>>54
コンマ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 12:58:40.38 ID:z8IFu3KDO
はい
55 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 13:35:58.61 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士「もう一度行って、連れて帰ってくる」
双子母「!本当ですか…!」
僧侶「そんな!危険だ!」
住人A「でも、こうして無事塔から出てこれたんだろ?」
住人C「そうだ!ジェミニこそこのままじゃ危険だろ!」
僧侶「む…ううむ…」
ギルマス「もし、私もお共していいですか?」
魔法剣士「!もちろんです」
双子母「お願いします…!ジェミニをどうか…!」
ツインズ「まほうつかいさん……ごめんなさい…だまってて…」
魔法剣士「大丈夫だ」
ツインズ「ジェミニをたすけてください…」
魔法剣士「ああ」
ギルマス「では、急ぎましょう」
二人は、森へ入っていった
-依頼-
ジェミニを助けて 難易度:50
とある双子の兄弟が行方不明になった
たまたま見つけた兄から話を聞くと
肝試しで鎮霊の塔に上ったところ、幽霊に襲われ帰れなくなったらしい
塔には、魔物に殺された多数の死者の強い怨念がこもっている
-冒険者-
魔法剣士 能力:50 魔力-1 砂袋
真面目な性格で、日々の鍛錬で剣術も魔法も習得した努力家
剣に炎や氷を纏ったり、土魔法で錬金、鍛冶をして剣の自給自足もできる万能っぷりだが
かつては器用貧乏で人から必要とされず、今は何でもできるゆえ人を必要とせず、必然と一匹狼になっていった
ギルマス 能力:38
髭や髪に白いものが混じり始めた魔術師の男
社交的で物腰が柔らかい人物
若い頃に多くの仕事をこなしたため顔が広く、最近では魔法の仕事より交渉事のほうが多くなった
>>56
道中で、なにか会話があれば
無しならとっとと塔につきます
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 13:53:12.40 ID:2JuKGB+i0
魔法剣士に
ここに来る前はどこで何をしていたのか
57 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 14:20:17.37 ID:o6wCW4xI0
ギルマス「しかし、本当に懐かしいですね」
ギルマス「あの時、依頼で訪れた村の子供とまさか共に依頼をこなすことができるとは」
魔法剣士「私も、あなたとご一緒できて嬉しいです」
ギルマス「ここに来る前はどこで何をしていたのですか?」
魔法剣士「ずっと旅をしながら、行きついた場所で剣術と魔法の鍛錬をしていました」
ギルマス「旅をしながら……そうですか、あの後もずっと努力を続けていたんですね」
魔法剣士「はい!」
二人は、森を駆けながら若かりし頃の思い出にふける
魔法剣士「(そうだ…ギルマスさんに魔法を教えてもらって、今までもずっと鍛えてきたんだ…)」
魔法剣士「!見えてきました」
ギルマス「あれが…」
魔法剣士「はい」
前方には、塔が静かに佇んでいる
ギルマス「はぁ……何やら強い魔力を感じます」
魔法剣士「(…しかし、やはり腑に落ちないな)」
魔法剣士「(上っても下りても、幽霊などとは一度も遭遇しなかった)」
魔法剣士「(しいて言えばあの大鼠…この砂袋は…)」
一匹狼な魔法剣士は1人で考え込んでいる様子
ギルマス「考え込んでいるようですが、なにか気になることが?」
社交的なギルマスが、その様子に気づき話を聞こうとする
魔法剣士「……」
>>58
コンマ
0-4 魔法剣士「いいえ、行きましょう」
5-9 魔法剣士「はい、実は…」
師匠 コンマx2
一匹狼 コンマ-1
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 14:26:54.92 ID:R3eqwHSV0
け
59 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 15:03:55.58 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士「いいえ、行きましょう」
ギルマス「……ええ」
二人は塔に入る
ギルマス「中はそれなりに広いですね」
魔法剣士「ええ」
ギルマス「まずは…」
ギルマスは魔法で光球を作り出す
その光球を天井まで浮かばせると、部屋は明るく照らされる
魔法剣士「おお」
ギルマス「探索に便利な魔法ですから、身に着けると旅に役立つと思いますよ」
魔法剣士「はい」
ギルマス「では捜していきましょう」
鎮霊の塔 1F
魔法剣士 能力:50 魔力-1 砂袋
ギルマス 能力:38
魔法剣士
>>60
コンマ一桁
9 ???を発見
魔法使い コンマ+1
ギルマス
>>61
コンマ一桁
9 ???を発見
魔法使い コンマ+1
経験 コンマ+1
>>60
コンマ二桁
2 壁が崩れる
4 床が崩れる
6 天井が崩れる
8 何かが姿を現す
ゾロ目 塔が崩れる
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 15:08:27.44 ID:VCkO5wlUO
か
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 15:09:55.99 ID:2JuKGB+i0
あ
62 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 16:13:02.83 ID:o6wCW4xI0
はい
探索終了です
ギルマス「ん?」
魔法剣士「見つけましたか?」
ギルマス「いや…子供ではないのですが」
ギルマスが何かを発見し
魔法剣士が駆け寄ろうとした
その瞬間
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
魔法剣士「!」ギルマス「!」
謎の重低音が塔に響く
魔法剣士「なんだ…この音は?」
ガタガタガタガタ
ギルマス「!!いけない!」
重低音による振動に、ボロボロの塔は耐えれず
石積みの隙間が激しく音を立て
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
天井、壁、床の穴あきから崩れ始める
ギルマス「っ!子供がっ…!」バッ
魔法剣士「あっ!」
ギルマスは飛行魔法で崩れる塔を飛び回り子供を捜す
魔法剣士「……っ」
魔法剣士の行動
>>63
>>64
コンマ0以内でギルマス全避け
防御 土魔法でドームを生成、魔力を消費する
回避 塔を出て離れる、地面が振動していて転んで(コンマ4以下)直撃の可能性
反撃 火炎剣で瓦礫を粉砕、体力と魔力を消費(コンマ分
>>64
範囲が広がるが
>>64
二桁が偶数だとギルマス巻き添え)
その他 自由安価
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 16:19:24.62 ID:z8IFu3KDO
反撃
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 16:19:38.67 ID:2JuKGB+i0
防御
65 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 17:35:59.80 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士「はぁぁぁぁああああ!」
魔法剣士は剣に炎をまとうと、高く跳躍し薙ぎ払う
直撃した瓦礫は木っ端みじんになり、さらに爆炎で辺りの瓦礫も粉砕されていく
ギルマス「あれが…魔法と剣術の融合……」
ヒュンッ ゴトゴトゴト
ギルマス「!…見ている暇はないか…!」ビュンッ
ギルマスは塔を飛び回り
魔法剣士「ぜああああっっ!!」
魔法剣士は次々と剣を振るう
ギルマス「…いないっ…!どこにっ…!」ゴッ ガッ
ボオッ
ギルマス「ぐわっ!」
瓦礫に降られながら、子供を捜していたその時
ギルマスは辺りを包む爆炎に吹き飛ばされる
魔法剣士「!しまった…!」
ギルマス「ぐ…大丈夫です!!まだ降ってきますよ!!」
魔法剣士「っ……」
魔法剣士は、一心不乱に二人に襲い掛かる瓦礫を破壊していく
やがて、塔は完全に崩落した
66 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 18:04:42.53 ID:o6wCW4xI0
ギルマス「……」
ギルマスは塔の跡地を空から眺める
瓦礫が散らばった床には、子供の姿は見えない
魔法剣士「……」
魔法剣士「(この崩落では……子供はもう……)」
魔法剣士は剣を収めると、跡地の真ん中で考える
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
瓦礫の音にかき消されていたが、重低音はいまだに鳴り響いている
魔法剣士「…一体何なんだ……」
重低音は鳴りやむどころか、次第に強くなってゆく
すると
グゴゴゴゴオオオオ
魔法剣士「っ!」
ギルマス「!」
魔法剣士が立っていた床全体が丸ごと落ちていく
ギルマスは、急降下し追いかける
ドゴオオオォォォン
ガラガラガラ
床は底に落ちると、砕け散った
ギルマス「大丈夫ですか?」
ギルマスは底に降り立ち、魔法剣士を無事を確認する
魔法剣士「はい…しかし…」
魔法剣士は辺りを見回す
床が抜け落ちたところには、大穴が深く開いていた
穴の縁は、塔と同じ石壁になっている
魔法剣士「これは…」
ギルマス「どうやら地下があったみたいですね」
67 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 18:41:09.79 ID:o6wCW4xI0
ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
魔法剣士「っっ…!!」
ギルマス「この…音は…」
塔の地下では、重低音はとても大きくなり
加えて、それに重なって謎の爆音も聞こえてくる
魔法剣士「一体どこから……」
ギルマス「ん?」
大鼠「チュチュッ!!」
あまりの騒音に耳を塞ぐ二人の前に
大きな鼠が現れた
魔法剣士「…!お前は…」
ギルマス「知っているんですか?」
魔法剣士「はい…あっ」
離している間に
大鼠はすぐさま離れていく
魔法剣士「また逃げ………ん?」
そう思ったとたん、大鼠はこちらを振り返ると足を止め
大鼠「チュ!!!」
大鼠は大きく鳴く
そのまま停止し、逃げる気配はない
魔法剣士「……?」
ギルマス「もしや…呼んでいるのでは…?」
魔法剣士「呼んで…」
ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
その間にも、爆音と重低音は鳴り響く
魔法剣士「……」
魔法剣士の行動
>>68
追いかける 何かあるのか?
追いかけない 怪しい…罠か?
その他 自由安価
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 18:49:07.36 ID:VCkO5wlUO
追いかける
69 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 19:22:11.89 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士は大鼠の元へ駆け寄る
やはり大鼠は逃げる気はなく、動かない
大鼠「チュチュチュチュ!」
大鼠は再び走り出す
しかし、今度はその場でぐるぐると回るだけだ
大鼠「チュ!!」
そして足を止め鳴く
魔法剣士「?」
人の心が分からない一匹狼な魔法剣士、動物の心などもってのほかだ
ギルマス「おや」
一方、ギルマスは大鼠の足元に文字があるのを見つけた
安らかに眠れ
ギルマス「これはもしや棺では?」
魔法剣士「本当だ…」
二人は瓦礫に埋もれた棺を見つけた
魔法剣士「瓦礫が落ちたというのに傷一つない…」
ギルマス「かなり頑丈に作られているようですね」
ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
魔法剣士「っっっ何なんだ一体…」
大鼠「チュッ!」
魔法剣士「これが一体どうしたというんだ?」
ギルマス「…ふむ」
ギルマスは辺りを見ると、他にもたくさんの棺を見つける
ギルマス「この棺に何かあるのかもしれません」
魔法剣士「……」
魔法剣士の行動
>>70
開ける ここまで来たら
開けない やっぱり怪しい…
その他 自由安価
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 19:29:01.03 ID:2JuKGB+i0
開ける
71 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 20:25:16.06 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士は棺の蓋を持ち上げる
魔法剣士「ん…なかなか重いな」
ギルマス「棺は特別に作ったのでしょう」
そして棺が開く
「う……うぅ…ん…?」
魔法剣士「!!」
ギルマス「君は!」
棺の中には、人が
ツインズと瓜二つの子供がいた
ジェミニ「…ぅ……あ…あ…!」
魔法剣士「大丈夫か、少年」
ジェミニ「は……あはは……だいじょうぶ…」
ジェミニは魔法剣士の姿と声をはっきりと捉えると、弱々しく笑いながら答える
ギルマス「本当に良かったよ…さあ、お家に帰ろう」
ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン ジャアァン
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
騒音の中、魔法剣士はジェミニを抱きかかえる
ジェミニ 能力:3 衰弱
ツインズとは違い、強気な性格で
言いたいことはズバッと言うタイプ
「ウ゛ラ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
魔法剣士「!」
ギルマス「!」
ジェミニ「……っっ」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 20:41:57.44 ID:EsWnYYtu0
ロシア人かな?
73 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 20:47:28.86 ID:o6wCW4xI0
突如、大声が地に響く
魔法剣士「今度はなんだ…?」
大鼠「チュチュチュチュチュ!!!」
大鼠は慌てて駆け回りだす
ギルマス「!大きな魔力が近づいています!」
ジェミニ「ぅ……ぅうあっあいつがくる……!」
ボゴッ ガラアアァッッッ
次の瞬間、瓦礫を突き抜け何かが飛び出す
バギュウウウウウゥゥゥゥゥゥン
「ジェスドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
ジャアアアァァァァン
その正体は白と黒のとげとげしい姿をした幽霊だった
大怨霊 能力:50
鎮霊の塔にこもった怨念が、静かに眠っていた他の霊まで感化して融合した姿
元々は塔にこもって魔物への怨みに暮れていたが、強気な性格になり
恨み言をドカッと爆音に乗せてぶつける恐るべきポルターガイストとなった
74 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 21:23:17.96 ID:o6wCW4xI0
大怨霊「塔がぶっ壊れた!復讐の始まりだああああああああああああ!!!」
魔法剣士「あれが…幽霊!」
ジェミニ「あいつが…おれをとじこめたんだ…!」
大怨霊「なんだあ?お前らはあ?その格好は冒険者だな!!!」
大怨霊「役立たず冒険者があああああっっっ!!!!まずはお前らに俺の力を思い知らせてやるぜええええええ!!!!」
大怨霊は手に持った弦を激しく弾きならす
ギュルルルルルルル ジャギイイイイイイイィィィィン
すると、発せられた音の波動に怨念がのって高速で魔法剣士達に襲い掛かる
魔法剣士「!!」
ジェミニ「う…!」
魔法剣士はとっさにジェミニを後ろに回し、前方に鉄壁を生成する
>>75
コンマ
5以上 間に合う
4以下 間に合わない
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 21:24:15.49 ID:z8IFu3KDO
はい
76 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 21:47:27.41 ID:o6wCW4xI0
ゴオオオオオン
音がぶつかると、鉄壁は鈍い音を響かせる
魔法剣士「無事か!」
ジェミニ「うん…!」
大怨霊「まだまだああ!!!」
ジャラジャラジャラジャラジャラ
大怨霊は、さらに大量の怨波を発する
ギルマス「マジックシールド!」
先ほどの攻撃に反応が遅れたギルマスだが
反ってその時準備したマジックシールドが
怨波より先に展開される
大怨霊「防いだ!?俺の歌を聞けええええええええええええ!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
逆上した大怨霊はデスボイスを放つ
ギルマス「くっ…これは強力ですね……」
ギルマスはマジックシールドを維持するのに手一杯だ
ジェミニ「が、がんばれおじさん!」
ギルマス「ははは…」
魔法剣士「(この子を庇いながらあの霊と戦うのは厳しいかもしれない…どうすれば…)」
魔法剣士の行動
>>77
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 21:50:37.38 ID:qW1AU7i10
この子を庇いながらあの霊と戦う
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 22:29:10.97 ID:fAl3CQ8NO
一旦離れて戦う
79 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/17(土) 23:08:33.38 ID:o6wCW4xI0
魔法剣士「(庇いながらでも戦うしかない!この時のために鍛錬してきたんだ!)」
魔法剣士「ギルマスさん!この子を頼みます!」
ギルマス「あっ!」
そう言うなり魔法剣士はマジックシールドから飛び出る
魔法剣士「(あの子への被害を防ぐには捨て身ででも奴を早く倒すしかない)」
大怨霊「!!!!俺の歌を聞きに来てくれて!!」
大怨霊「うらめしやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
大怨霊は魔法剣士が飛び出したことに気づくと、さらに声をあげる
魔法剣士「ぐっ…」
ギルマス「ぬうぅ」
付近全体に強烈な怨波が広がる
魔法剣士「(厄介なのはこの全体攻撃…先ほどの弦をつかった攻撃に切り替えさせたいところだ)」
魔法剣士はデスボイスを突っ切って大怨霊に接近し
大怨霊「あ゛っ゛!?」
魔法剣士「はぁぁぁぁああああ!」
火炎剣で切りつける
大怨霊「…………なあんだぁ?ちっともハートに響かねえなあ?」
魔法剣士「なっ!」
しかし、攻撃はすり抜けダメージはない
ギルマス「霊にはそのたぐいの攻撃は効きません!無属性魔法で攻撃するんです!」
魔法剣士「(……それは、まずいな……)」
魔法剣士「(私は無属性魔法はあまり使わないんだ…)」
ちょっとボロが出てきそうなので、今日はここまでにします
明日までに練っておきます
80 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 21:14:57.17 ID:SntjVRhD0
今、人いますかね?
というか0時以降ってぶっちゃけどうですか?
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 21:18:37.06 ID:90+17jgDO
今はいます
あと自分はいないけど0時以降でも人がいるときもあります
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 21:21:24.62 ID:s7YLeDar0
参加
83 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 21:44:56.62 ID:SntjVRhD0
遅くなりましたが、やっていきまうs
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
辺りに再び重低音が響きだす
魔法剣士「!」
大怨霊「そんなんで戦ってきたのかあ……?」
大怨霊が床を踏み鳴らしている
大怨霊「うらめしや……うらめしや…!!」
大怨霊「お前みたいな!!奴に!!」
大怨霊は手を振りかざし
魔法剣士「っ!はあっ!」
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアン
大怨霊「守れるかああああああああああああああああああ!!!!!」
シャウトし竪琴を弾きならす
声から発する広い怨波が辺りを包み
弦から発する鋭い怨波が高速で襲い掛かる
魔法剣士は動作を読み、鉄壁を生成する
ガアンッ
鉄壁は大きく音を立てて魔法剣士スレスレまでひしゃげる
魔法剣士「(くっ!あの声で魔法が乱れる…防ぎきるのは厳しいか……だが)」
ドンッ
魔法剣士「(地面が振動していると、避けるのも厳しい…とにかく早く倒さなければ……)」
大怨霊「俺の魂の歌!!!!聞かせてやる!!!!!」
魔法剣士の行動
>>84
まずは弦を狙う 攻撃を弱める
まずは喉を狙う 妨害を止める
まずは脚を狙う 振動を止める
その他 自由安価
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 21:52:44.73 ID:s7YLeDar0
まずは脚を狙う
85 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 22:01:12.67 ID:SntjVRhD0
魔法剣士「(まずは脚を!)」
魔法剣士は手に魔力を込める
大怨霊「平和なCITY!!襲い来るMONSTER!!奮い立て!!!ハンタアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ジャアンジャアンドッドッ
魔法剣士「っっ!マジックミサイル!」
魔法剣士は不慣れな純魔法攻撃を放つ
マジックミサイル練度
>>86
コンマ一桁
シャウト コンマ-1
二桁奇数 命中
二桁偶数 外す
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 22:08:45.40 ID:Q1BLC4lm0
あ
87 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 22:27:11.92 ID:SntjVRhD0
10-1=9
強く光を放つ魔法の弾は、大怨霊めがけ勢いよく飛んでいく
しかし、狙いは外れた
魔法剣士「っ…うまく出来たが…!」
大怨霊「絶体絶命!!やるしかねえぞ!!ぶちかませ!!!ハンタアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ジャアンジャアンドッドッ
ジャアアアアアアン ジャアアアアアアン
魔法剣士「!」
大怨霊は曲の中で不意に竪琴を大きく弾く
二連の怨波が高速で魔法剣士に襲い掛かる
魔法剣士の行動
>>88
防御 魔力を消費し鉄壁生成で、二連では防ぎきれないが威力は落とせるだろう
回避 攻撃は高速で命中は免れない、地面も振動していて動きづらい、コンマ5以上で掠る 4以下で直撃
反撃 しるか!攻撃だ!怨波は直撃
その他 自由安価
二桁偶数 反応が遅れる
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 22:29:38.57 ID:90+17jgDO
防御
89 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 22:54:47.27 ID:SntjVRhD0
魔法剣士「はああ!」
魔法剣士は鉄壁を生成する
グシャアアン ドゴッ
魔法剣士「うぐぅっ!」
ジェミニ「あっ!」
ギルマス「……」
鉄壁はひしゃげ、魔法剣士に激突する
タンッ
魔法剣士は後退し、体勢を立て直す
魔法剣士「(っ…やはり咄嗟に作るのでは防ぎきれないか)」
大怨霊「頼みの綱は己のみいぃ、よそ者にゃ分からねえぇーーい」ジャアンジャアン
歌は落ち着いたパートに入る
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
しかし、いまだに地面は踏み鳴らされている
魔法剣士「(それに鉄壁を使い捨てていては魔力の消費が激しくなる…慣れない攻撃のためにも魔力は温存したい)」
魔法剣士「(防御は捨てるか……あらかじめ盾を作り練度を高めるという手もあるが時間がかかってしまう……こうして考えてる間もだ!)」
魔法剣士の行動
>>90
攻撃 魔力を消費しマジックミサイルを放つ、高コンマを続けて出せれば、完全に習得できる
盾を錬成 防御が確実に間に合うようになる、何回もやれば盾の強度もあがる
行動 自由安価
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 22:59:42.12 ID:s7YLeDar0
攻撃
91 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 23:07:34.44 ID:SntjVRhD0
魔法剣士「(…っ!倒す!)」
魔法剣士は手に魔力を込める
大怨霊「命がけでおおぅれたちいぃ、街守ってきたぁあぁ」ジャアンジャアン
魔法剣士「マジックミサイル!」
魔法剣士はマジックミサイルを放つ
マジックミサイル練度
>>92
コンマ一桁
慣れ コンマ+1
5以上で次回+2
二桁奇数 命中
二桁偶数 外す
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 23:10:07.19 ID:M5s/fS8H0
アドセンスクリックお願いします
93 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 23:26:44.49 ID:SntjVRhD0
9+1=10 次回+2
魔法の弾は先ほどよりさらに強い光を放って大怨霊めがけ勢いよく飛んでいき
ドオンッ
足に命中
大怨霊の足は消滅し、振動が収まる
魔法剣士「…!」
すると大怨霊は大きく手を振り上げ
ズギャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
一気に振り下ろし、思いきり竪琴を弾く
雷鳴のような音から発せられた怨波は雷のようになり、閃光のごとき速さで魔法剣士に襲い掛かる
この攻撃は特大だ
魔法剣士の行動
>>94
防御 魔力を消費し鉄壁生成、ダメージを軽減
回避 攻撃は閃光のごとき速さで、命中は免れない コンマ5以上で掠る 4以下で直撃
反撃 しるか!攻撃だ!怨波は直撃
その他 自由安価
予備動作を読んだため、間に合う
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/18(日) 23:37:37.56 ID:90+17jgDO
回避
95 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/18(日) 23:55:24.82 ID:SntjVRhD0
魔法剣士「たあっ!」
魔法剣士は横に跳ぶ
ドチャアアァン
魔法剣士「…っっっっ」
ジェミニ「うっ!!」
ギルマス「…………」
強烈な怨波は
地面を蹴り、取り残された脚に当たり
ギルマスは咄嗟にジェミニの目を覆う
ドサッ
ビチャビチャ
ジェミニ「あ……あぁぁああ…!」
魔法剣士は地面に滑り込む
その脚は、破裂してズタズタになっていた
魔法剣士「(……おあいこか…)」
96 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/19(月) 00:16:35.23 ID:q1rV0Tmt0
大怨霊「立ち込める暗雲!迫る黒い影!赤い眼光!」ジャンッ ジャンッ
大怨霊は続けて歌う
魔法剣士「っっ」
魔法剣士は腕を立て、起き上がろうとする
ギルマス「……」
ギルマスの行動
>>98
逃げる デスボイスが収まった今がチャンス、飛行魔法でジェミニを連れ帰る そもそもそれがここに来た目的
助ける 戦闘におどりでるか補助だけするか、回復魔法がどれほど使えるかはコンマ次第 大怨霊にも気づかれジェミニを危険にさらすだろう
その他 自由安価
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 00:20:40.35 ID:1I3EBYjX0
助ける
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 01:09:17.97 ID:G/Xl6J/z0
助ける
99 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/19(月) 13:28:20.33 ID:q1rV0Tmt0
寝ちゃってました
助けるみたいですね
では、ギルマスが回復魔法使えるか判定します
>>100
コンマ(二桁)一桁
(奇数)4以下 問題なく使える
(奇数)5以上 補助魔法全般も得意な賢者タイプ
(偶数)4以下 魔法使いとして最低限使える
(偶数)5以上 根っからのダメージディーラー
あとギルマスが使う魔法も募集します
名前と効果をお願いします
あと特殊な発動方法があったらどうぞ
>>100
コンマ奇数で補助系魔法もありです
偶数でも飛行や光球みたいな些細な便利魔法なら使えます
あと、ギルマスが瓦礫にぶつかったり火炎剣の巻き添えになった気がしますが
マジックシールドで全部防ぎました、当たってるように見えたのは怪奇現象です
とりあえず21時くらいまで募集しますが
それ以降でも全然大丈夫です
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 14:09:22.96 ID:Rs++HEoDO
取り敢えずコンマ取り
101 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/19(月) 17:12:13.88 ID:q1rV0Tmt0
うーん、少し雑だったかも?
魔法を説明しますと、魔力そのもので何かをする純(無)魔法と、魔力を炎や氷などに変換する属性魔法みたいなのを考えてます
例も作っておきます
火炎剣 炎魔法
剣に炎を纏う、ただ剣を燃やすだけだと剣が熱せられ柔くなってしまうだけなので
炎をうまく操る必要がある
浮遊魔法 純魔法
魔力で物を浮かせる、自身を浮かすこともできる
飛行魔法と書かれていた気がするが、それは風魔法
これと効果は似ているが仕組みは違うれっきとした別の魔法だ
光球 無、光魔法
球状の魔法陣をつくる
そこに魔力を込めると光に変換されていく仕組み
怨波デスボイス 純魔法
広範囲に騒音をまき散らし、あらゆる行動を妨害する
割と脚色したりします
コンマは96 二桁奇数、一桁5以上なので
補助魔法全般も得意な賢者タイプですね
大体どんな魔法でも使えます
どうせならステータスみたいなのも作りますか
魔法剣士 身体:25 魔力:25(MPみたいなもの)
ギルマス 身体:10 魔力:28
ジェミニ 身体:3 魔力:0
大怨霊 身体:0 魔力:50
分かりずらかったり、他に分からないことあったら聞いてください
単に人が少ないだけならいいんですが
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 17:23:59.81 ID:T304xFrp0
回復球魔法 光魔法
当たった者の体力や魔翌力を回復できる球体を射出する
遠距離まで届きある程度操作もできる
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 17:35:52.44 ID:Rs++HEoDO
岩石闘衣魔法
岩石や瓦礫に魔法をこめて、岩の着ぐるみを作り自身や望みの相手の体に装着する
単純にパワーが上がるだけでなく物理・魔法双方に耐久力もある攻防一体の鎧
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 20:45:36.18 ID:RefOAvLD0
ばくだんおにぎり
おにぎりを作る魔法。食ったものの体内で爆発し、木っ端微塵となり消滅する
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 21:23:56.76 ID:TPgKDfgzO
聖光 光魔法
本来は全体回復魔法だが、効果範囲内に悪しきものがいる場合浄化する働きもある
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/19(月) 21:30:56.81 ID:1I3EBYjX0
分身魔法 純魔法
自分の分身体を作る魔法
魔翌力に応じて出せる数も増えるが、分身が増えるほど体力や魔翌力も分割されてしまうので出しすぎ注意
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/10/19(月) 23:37:18.99 ID:Oig+U6HN0
淫魔法 純魔法
相手を性的に絶頂状態にさせる
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/20(火) 00:27:44.96 ID:Qm6nf7RB0
カウンター魔法 純魔法
そのターンは攻撃できなくなるが、相手が攻撃を仕掛けてきた場合その時受けたダメージを魔法に変換して跳ね返すことが出来る
109 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/20(火) 21:47:18.57 ID:m4Y6Jkcw0
ギルマス「ジェミニ君、今から飛ぶから気をつけてね」
ジェミニ「へ……え…?」
ギルマス「行くよ」フワッ
ジェミニ「うわっ」フワッ
そう言うと、ギルマスは自身とジェミニを魔法で浮遊させ
ジェミニ「ちょっ、ちょっと!ねえ!なんでにげむぐっ」
ギルマス「静かに、気づかれるかもしれない」
ジェミニ「んー!んー!」
大怨霊の後ろから大穴を抜けていく
魔法剣士「…!……ふっ…」
それに気づいた魔法剣士は、安堵の表情
大怨霊「闇の使者の……」
魔法剣士「…っ」
大怨霊「おおおおおでましだああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ
そこに大怨霊が、デスボイスと竪琴のコンビネーションを浴びせる
足をやられて動けず、鈍い怨波で思考をかき乱され魔法も妨害される魔法剣士に鋭い怨波の波が押し寄せ、魔法剣士は目を閉じる
ジェミニ「んー!………ん!?」
ギルマス「…………」
ズダダダダダダダダダダダダダダダアアアアアアアァァァァァァン
怨波は激しくぶつかり、破裂音に変化し響き渡る
魔法剣士「……………ん…?」パチッ
魔法剣士「!!!!!」
ギルマス「ぐ…ぶっ…」グチャァ
魔法剣士「ギルマスさんっっっ!!!!!」
110 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/20(火) 22:10:43.85 ID:m4Y6Jkcw0
魔法剣士の前にはギルマスが立っていた
しかしその姿は怨波の連撃で、見るも無残なものに
魔法剣士「そんな……なぜ……」
ギルマス「」カッッ
すると、ギルマスだったものが突如光を放ち
ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ
大怨霊が発したものと変わらない音を発する
大怨霊「!!」
ズダダダダダダアアァァァン
大量の音波が大怨霊に直撃する
魔法剣士「……っ」
魔法剣士は、そのことには目もくれずうなだれている
ポンッ
そんな魔法剣士の脚に、何かが当たり弾ける
パアアアア
魔法剣士「…!これは!」
すると、魔法剣士の脚がみるみると治っていく
ギルマス「さあ!早く戦いの準備を!」
魔法剣士「ギルマスさん!!」
111 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/20(火) 22:52:19.46 ID:m4Y6Jkcw0
魔法剣士「一体どうやって」ギルマス「魔法で分身したんです、あれはほんの一部ですよ」
魔法剣士の質問に、ギルマスは手早く答える
大怨霊「………だめ……だめ…」
音波の連撃で散り散りになった大怨霊
大怨霊「ぜんっっっっぜんだめだあああああああああああ!!!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
魔法剣士「っっ……」
ギルマス「…まだ…余力があるみたいですね…」
大怨霊「ふざけるなよぉぉ???全く怨念がこもってねええぇぇぇぇじゃねええええかぁぁぁぁ」
大怨霊「バカにしやがって!!!!!こしぬけ冒険者が!!!!」
大鼠「チュチュ!」
魔法剣士「!お前、無事だったのか」
大怨霊「そいつもだああぁぁぁ………くだらねえ祈りで俺が黙ると思いやがってぇぇぇぇ」ズズズズ
ギルマス「!」
散り散りになった大怨霊の姿がみるみる元に戻っていく
大怨霊「この歌は!!!!」
大怨霊「そういう恨みを込めた歌なんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
ギルマス「…………」
ギルマスの行動
>>113
割とキャラの真髄に関わるかも(それほどでもないかも)
戦う 身構えます
交渉 シミュレーション
その他 自由安価
魔法剣士(戦闘) 身体:20/25 魔力:25
ギルマス(戦闘) 身体:4/4 魔力:12/15
ギルマス(逃走) 身体:2/2 魔力:7/8
ギルマス(死亡) 身体:0/2 魔力:0/7
ジェミニ(逃走) 身体:1/3 魔力:0
大怨霊(戦闘) 身体:0 魔力:41/50
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/20(火) 23:07:24.59 ID:Tc+mMydDO
交渉
113 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/20(火) 23:32:14.28 ID:m4Y6Jkcw0
今日は、今日も遅くなっちゃったので少しだけですがここまでにします
明日は昼から書けそうです、人いればですが
本当はこの部分はさらっとやるつもりだったんですが
深く考えずに始めたせいでSSでもリアルでも予定が狂っていく始末
そして思いつきでつぎはぎしてった結果長くなりました
安価は
>>112
を採用です
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/20(火) 23:33:23.75 ID:WdTXrEQQ0
乙
経営要素どこ…ここ…?
115 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/20(火) 23:46:10.86 ID:m4Y6Jkcw0
乙が沁みます
>>114
不安なのはそこです
スレタイ ギルド経営
↓
ギルド経営してないやん!(人減り)
>>150
くらいからやっと開始
↓
スレの雰囲気が変わってるやん!(人減り)
>>150
↓
ギルド経営してないやん!(人減り)
一番怖いのは
>>150
くらいからやっと開始
↓
イメージと違う(人減り)
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/20(火) 23:48:21.36 ID:Tc+mMydDO
乙です
>>1
のしたいようにして構いません
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/20(火) 23:50:43.24 ID:VRy9ZZO00
乙
118 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 14:22:24.07 ID:MIeOL4FU0
どうもです
遅れましたがやっていきます
ギルマス「あなたの底知れない怨みは、しっかり感じていますよ」
ギルマス「(怨念によって魔力が増幅していくほどですからね)」
大怨霊「あああん?」
大怨霊「なら分かるだろ!!俺の怨みが治まることはねええ!!!」ズズズズ
大怨霊「いまさら止めようなんて無駄だああああ!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
ギルマスの行動
>>119
話を聞く
訴えかける
内容もお願いします
魔法剣士(戦闘) 身体:20/25 魔力:19/25
ギルマス(戦闘) 身体:4/4 魔力:12/15
大怨霊(戦闘) 身体:0 魔力:42/50
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 14:48:41.11 ID:bCPCi2IDO
話を聞く
大怨霊がここまで怨みを抱えた理由について
120 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 15:19:34.50 ID:MIeOL4FU0
ギルマス「あなたは何故そこまで怨みを抱えているのですか」
大怨霊「はあああああああああ!?!?!?黙って聞いてろいああああああああああ!!!」
ジャアアアアアアッジャアアアアアアン
ギルマスが訊ねると、大怨霊は再びシャウトし竪琴を大きく弾く
ギルマス「!!」
魔法剣士「!はあっ!!」
不意を突かれたギルマス
魔法剣士はとっさにギルマスの前に飛び出し、鉄壁を生成する
>>121
コンマ
5以上 間に合う
4以下 間に合わない
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 15:30:23.12 ID:6Iy6/phrO
か
122 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 15:50:10.35 ID:MIeOL4FU0
ズダアアアアアアッダアアアアアアン
魔法剣士「ぐあっ!」
鉄壁の生成は間に合わず、怨波は直撃
前に突き出した手は、ボロボロに
ギルマス「今すぐ回復を!」
ギルマスはすぐさま魔法で魔法剣士を回復させる
大怨霊「DESTROY!!!!踏み荒らされる思い!!!」
ジャアアアアアアン ジャアアアアアアン
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
そこに大怨霊の追撃の2発
治った足で地面も踏み鳴らす
ギルマス「っ!」
魔法剣士「ずああああっっっ!!」
回復に専念していたギルマス
魔法剣士は、治りかけの手でギルマスを抱え横に飛ぶ
>>123
コンマ
5以上 間に合う
4以下 間に合わない
振動 コンマ-1
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 15:52:59.79 ID:bCPCi2IDO
はい
124 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 16:26:31.90 ID:MIeOL4FU0
ズサアアッ
魔法剣士はなんとか回避し、滑り込む
魔法剣士「大丈夫ですか!」
ギルマス「はい!回復も続けますよ!」
二人はすぐさま体勢を立て直す
大怨霊「GENOCIDE!!!!逃げろみんなああああああああ!!!!!」
キイイイイイイイイイイイイイイイン
魔法剣士「っっっ」
大怨霊の歌は続き、シャウトによる凄まじい怨波が辺りを包む
ギルマス「(怨みが強すぎて正気を失っている、思いを綴るだけで攻撃になってしまう…)」
ギルマスは考える
大怨霊「無残に人々、無念に狩人、魔物の前に散るうううぅぅぅ」ドオン ドオン
魔法剣士「っ…!」ダッ
すると魔法剣士は一気に大怨霊に接近する
ギルマス「あっ!待ってください!」
魔法剣士「ギルマスさんは離れていてください!私が攻撃を引き付けます」
ギルマス「いえ!そうではありません!」
大怨霊「ぜってえ許さねえ……今度こそぶっ潰す!守ってみせる!!がんばれ!!!」
大怨霊「復讐の始まりだああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
125 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 16:47:59.71 ID:MIeOL4FU0
ッジャアアアァァァァァァァァァン………………
魔法剣士「っ」
ギルマス「……」
大鼠「チュッ!」
大怨霊は消え入るように、竪琴を鳴らした
辺りは静けさに包まれる
大怨霊「てめえら冒険者はもう用済みだああ!!無駄に期待させて見捨てて逃げて!行ったり来たりうっとおしいんだよお!!」
大怨霊は叫ぶ
ギルマス「……」
ギルマスの行動
>>126
話を聞く
訴えかける
その他 行動
内容もお願いします
126 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 17:33:47.31 ID:MIeOL4FU0
変なタイミングで安価投げちゃったかも
進めます
ギルマス「う……あ…あ…」
魔法剣士「!?」
ギルマス「!!」
大鼠「チュチュチュ!」
突如、ギルマスのうめき声がする
ギルマスが辺りをみると、魔法剣士を庇って死んだギルマスの死体から魂がでてきた
ギルマス(魂)「ゆ……ゆる…せま……」
魔法剣士「これは…」
魂は怨念に包まれている
ギルマス「…あの波動に当てられて、感化された…?……!」
考えていると、魂は吸い寄せられていくように大怨霊のもとへ
大怨霊「せめて、俺が魔物をぶっ潰すための糧になりやがれ!」グワァッ
ギルマス「!はあっ!」バッ
大怨霊がギルマスの魂を取り込もうとした時
ギルマスは魔法を放ち
パアアアアアアア
辺りを暖かい光で包む
魔法剣士「!」
すると、魔法剣士の傷が癒えていき
大怨霊「…これはっ……っこの程度で俺は鎮まらねええぇぇ…」
大怨霊は堪え
ギルマス(魂)「あ…………」サアアアアアアッ
ギルマスの魂から怨念が消え去っていく
魔法剣士「す、すごい…」
ギルマス「聖光です、傷を治すだけでなく浄化の効果もあるのですが…やはりあれは怨念が強すぎるみたいですね………ん?」
大鼠「チュチュ!」パアアアア
突如、光に当てられた大鼠が光りだす
127 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 18:22:39.12 ID:MIeOL4FU0
大鼠「………」
大鼠「《聞こえるかい?》」
魔法剣士「!」
大鼠「《聞こえるね、良かった良かった》」
ギルマス「…あなたは一体…」
大鼠「《オイラはここに住みついてたら、ここにいたヨボヨボな僧侶さんに加護を貰ってあいつを抑えるよう頼まれたんだよ》」
聖鼠「《まあ、あいつが強くなりすぎて抑えられなくなって加護もすり減っちゃったけど》」
聖鼠「《アンタのおかげで少し戻ったよ、ありがとうな》」
ギルマス「…なるほど」
魔法剣士「むっ!」
大怨霊「要するにいいぃぃぃ………どんな聖なるパワーでも俺は止められねええええええええええ!!!!!」
キイイイイイイイイイイイイイイイン
聖鼠「《まずいな……おいアンタら聞いてくれ》」
聖鼠「《オイラがあいつの魔力の増幅を抑えるから》」
聖鼠「《その間にあいつを削り切ってくれ》」
魔法剣士「分かった」
ギルマス「………」
聖鼠「《アイツは怨念に包まれた魂が、さっきみたいに他の魂も感化して融合してったものさ》」
聖鼠「《アイツ自身がもうほとんど魔物みたいなヤツになってってるんだよ》」
聖鼠「《頼むぜ》」
ギルマス「…………」
ギルマスは
>>128
戦う もう終わらせよう
交渉 何か方法はないか
その他 自由安価
魔法剣士 身体:19/25 魔力:19/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:10/15
聖鼠 身体:5 魔力:10/20
大怨霊 身体:0 魔力:38/50
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 18:34:45.38 ID:YwbLCcc00
戦う
129 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 19:06:15.49 ID:MIeOL4FU0
ギルマス「分かった」
魔法剣士「では、攻撃を引き付けます」
聖鼠「《つってもアイツ攻撃しようとしてやってるんじゃないんだけどな》」
ギルマス「少し、いいですか?」
魔法剣士が前に上がろうとした時
ギルマスが呼び止める
魔法剣士「?はい」
魔法剣士が足を止めると、ギルマスは魔法を発動する
魔法剣士「!」
すると、辺りの瓦礫が浮いて魔法剣士を覆い、鎧の形になった
魔法剣士「これは…」
ギルマス「岩石闘衣魔法です、ただ耐久があるだけでなくあなたのパワーも上げます、体のこなし方は変わってしまうと思いますが…」
魔法剣士「問題ありません、ありがとうございます」
ギルマス「………この瓦礫のように、周りにあるものは何でも頼っていいんですよ」
魔法剣士「わかりました」
返事を聞くとギルマスは困ったように笑う
130 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 20:02:23.93 ID:MIeOL4FU0
大怨霊「おう!耳の穴はちゃんとかっぽじれたかあ!?ほんじゃあ…」
魔法剣士「っ!」
大怨霊「アンコールライブいくぜえええええええええええええええ!!!」
バギュウウウウウゥゥゥゥゥゥン
大怨霊は竪琴を大きく弾きならす
特大の怨波が魔法剣士に襲い掛かる
ガッコンッ ガラガラ……
怨波が当たると鎧は大きな音を立てるが、砂や礫が落ちるだけでなんともない
魔法剣士「おお…!」
ギルマス「ふむ、あの音には硬い物を粉砕する破壊力はないみたいですね」
ギルマス「ただ、私の魔力も残り僅かなのでこの鎧を維持できるのは9回ほどです」
聖鼠「《オイラの加護もそんくらいまでだ》」
ギルマス「鎧がなくなれば、あの音は肉体に対しては高い攻撃力をほこるので気をつけてください」
ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛ ト゛ッ゛
大怨霊「平和なCITY!!襲い来るMONSTER!!奮い立て!!!ハンタアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ジャアンジャアンドッドッ
キイイイイイイイイイイイイイイイン
聖鼠「《っ……その歌もいい加減聞き飽きたぜ、あの世で新しい唄書きな》」
ギルマス「…っそれと、この妨害があると鎧の維持が難しく…脆くなってしまいます」
魔法剣士「わかりました」
魔法剣士の行動
>>131
接近 鎧には魔力がこもっているため攻撃も効く(岩石闘衣 パワー+3) しかし至近距離での怨波は鎧でも厳しいかもしれない、振動もある
射撃 マジックミサイルで攻撃(岩石闘衣 パワー+1) 現在練度コンマ+2 遠距離で命中させるのは得意じゃない
その他 自由安価
魔法剣士 身体:20/25 魔力:19/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:9/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:10/20
大怨霊 身体:0 魔力:38/50
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 20:04:09.19 ID:bCPCi2IDO
射撃
132 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 20:11:05.41 ID:MIeOL4FU0
魔法剣士「(鼠の加護で奴は再生できない)」
魔法剣士「(まずは…
>>133
!)」
魔法剣士「マジックミサイル!」
魔法剣士はマジックミサイルを放つ
>>133
弦を狙う 攻撃を弱める
喉を狙う 妨害を止める
脚を狙う 振動を止める
マジックミサイル練度
>>133
コンマ一桁
慣れ コンマ+2
5以上で次回+3
二桁奇数 命中
二桁偶数 外す
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 20:17:48.23 ID:8RzVZbXT0
脚を狙う
134 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 20:36:59.76 ID:MIeOL4FU0
2+3=5
強く光を放つ魔法の弾は、大怨霊めがけ勢いよく飛んでいく
しかし、狙いは外れた
魔法剣士「っ…」
大怨霊「絶体絶命!!やるしかねえぞ!!ぶちかませ!!!ハンタアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ジャアンジャアントントン
キイイイイイイイイイイイイイイイン
ジャアアアアアアン ジャアアアアアアン
ゴンッ ゴンッ
シャウトによる妨害でも
2連怨波は鎧に防がれ、魔法剣士は無傷だ
ギルマス「っ…やはり、この妨害の中維持するのは難しい…これより威力が上がっていくと分かりません」
魔法剣士「(命中させることにも集中しなければ…)」
魔法剣士の行動
>>135
接近 鎧には魔力がこもっているため攻撃も効く(岩石闘衣 パワー+3) しかし至近距離での怨波は鎧でも厳しいかもしれない、振動もある
射撃 練度
>>135
コンマ 練度コンマ+2 5以上で次回+3 二桁奇数で命中 二桁偶数で外す
その他 自由安価
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 20:39:01.51 ID:/ROE4WRa0
脚を射撃
136 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 20:53:17.06 ID:MIeOL4FU0
1+2=3 パワー+1
マジックミサイルはは、大怨霊めがけ勢いよく飛んでいき
ドオンッ
足に命中
大怨霊の足は消滅し、振動が収まる
大怨霊「っっっ頼みの綱は己のみいぃ、よそ者にゃ分からなあぃ」ジャアンジャアン
トン トン トン トン
大怨霊は残った片足で弱々しく地面を踏み鳴らす
聖鼠「《よし、あの足はもう治させねえぜ》」
魔法剣士「たたみかけるぞ」
魔法剣士の行動
>>137
弦を狙う 攻撃を弱める
喉を狙う 妨害を止める
接近 鎧には魔力がこもっているため攻撃も効く(岩石闘衣 パワー+3) しかし至近距離での怨波は鎧でも厳しいかもしれない
射撃 練度
>>137
コンマ(岩石闘衣 パワー+1) 練度コンマ+2 5以上で次回+3 二桁奇数で命中 二桁偶数で外す
その他 自由安価
魔法剣士 身体:19/25 魔力:17/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:7/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:8/20
大怨霊 身体:0 魔力:32/50
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 21:05:49.55 ID:bCPCi2IDO
射撃 弦を狙う
138 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 21:15:57.02 ID:MIeOL4FU0
5+2=7 パワー+1 次回+3
マジックミサイルは、大怨霊めがけ勢いよく飛んでいき
ドオンッ
竪琴に命中
弦はプツンと音を立てて、切れる
大怨霊「…命がけで俺達いぃ街守ってきたぁあぁあぁあ!」ブンブン
大怨霊は構わずなびく弦を弾き
それを補うかのように声を強める
聖鼠「《こうなればもううるさいだけの奴だ》」
ギルマス「油断せずに行きましょう」
魔法剣士の行動
>>139
接近 ラッシュを決める(岩石闘衣 パワー+3) 鋭い怨波はもう出せなそうだが…
射撃 練度
>>139
コンマ(岩石闘衣 パワー+1) 練度コンマ+3 5以上で次回+4 二桁奇数で命中 二桁偶数で外す
その他 自由安価
魔法剣士 身体:19/25 魔力:16/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:6/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:7/20
大怨霊 身体:0 魔力:32/50
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 21:23:38.51 ID:/ROE4WRa0
喉を射撃
140 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 21:37:54.14 ID:MIeOL4FU0
1+3=4 パワー+1
マジックミサイルは、大怨霊めがけて飛んでいき
大怨霊「がっ…!」
喉に命中
バキイイイイィィィィン
魔法剣士「!」
すると大怨霊は竪琴を振り下ろし、地面にたたきつけた
竪琴が壊れる音が、怨波となって魔法剣士に飛び掛かる
しかし、破片程度の威力では瓦礫の鎧にはまったく歯が立たない
大怨霊「………あ…がう……!!!!へあっ……!!かあっ…!」
大怨霊は歌を続行する
聖鼠「《哀れだな》」
ギルマス「自身は脆い、攻撃特化だったか」
魔法剣士の行動
>>141
接近 ラッシュを決める(岩石闘衣 パワー+3) もはや虫の息だが…
射撃 練度
>>141
コンマ(岩石闘衣 パワー+1) 練度コンマ+3 5以上で次回+4 二桁奇数で命中 二桁偶数で外す
その他 自由安価
魔法剣士 身体:19/25 魔力:15/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:5/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:6/20
大怨霊 身体:0 魔力:27/50
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 21:40:05.46 ID:55ThJu0V0
接近 ラッシュを決める
142 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 21:55:34.12 ID:MIeOL4FU0
ダッ
魔法剣士は一気に駆けて、大怨霊に接近し
魔法剣士「はあっ!!」
そのまま切りぬける
ズバッ
鎧から剣に魔力が伝わり、大怨霊は一刀両断
大怨霊「か…き………か…………!!!!!」ズッ
聖鼠「《ん!また怨念が強くなった、早めに終わらせてくれ!》」グッ
魔法剣士「ずああああっ!!」
魔法剣士はすかさず振り向き
素早い剣捌きで連撃を浴びせる
ザンッ ザンッ ザンッ
大怨霊の形は崩れていく
大怨霊「っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ググググ
魔法剣士 身体:19/25 魔力:15/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:4/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:4/20
大怨霊 身体:0 魔力:7/51
ギルマス「……」
ギルマスの行動
>>143
終わりを見届ける
引導をわたす
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/21(水) 21:56:53.28 ID:8RzVZbXT0
引導をわたす
144 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 22:29:04.93 ID:MIeOL4FU0
ギルマス「待ってくれ!」
魔法剣士「?」
聖鼠「《お、おい?》」
ギルマスの制止に、魔法剣士は手を止める
ギルマス「とある魔法を使いたいんだ、鎧を解いてもいいかな?」
魔法剣士「え?…はい、大丈夫です」
返事を聞くと、ギルマスは魔法を解く
魔法剣士を纏っていた瓦礫は崩れ落ちる
ギルマス「それと…」
大怨霊「」ググググ
ギルマスはもやのようになった大怨霊を見たあと、聖鼠の方を向く
ギルマス「もうこの人は解放して欲しいんだ」
聖鼠「《え…いやいや、どうしたんだ急に???》」グッ
突然のことに、聖鼠はあっけにとられる
ギルマス「倒されて最期は、ちょっとね……」
聖鼠「《なに言ってるんだよ?だからってこいつを野放しにするのか?》」グッ
ギルマス「もちろん、別のやり方で最期を迎えさせるよ」
聖鼠「《そうはいってもな、さっき言ったろ?また怨念が強くなったって》」
聖鼠「《解放したら魔力も増幅していくぞ》」
ギルマス「魔力の増幅よりも早く消費させればいいんだ」
聖鼠「《?》」
ギルマス「この人は大声や竪琴で激しく音を出すほどに魔力を消費も激しくなるんだ」
ギルマス「最期に思いっきり歌わせれば、自分から消えてしまうはずさ」
聖鼠「《それって歌ったらだろ?どっかに逃げられたりするかもしれないぜ?》」
ギルマス「それは…今までのそぶりを見るからにないと思うんだ、こればっかりは私を信じて欲しいとしか…」
聖鼠「《うーん……》」
魔法剣士「どうか解放して欲しい、ギルマスさんには考えがあるはずだ」
聖鼠「《お前がそう言うんなら解放するしかないぜ、俺だけじゃ倒せないし》」
145 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 23:09:55.83 ID:MIeOL4FU0
ゴモゴモ
聖鼠が大怨霊を解放すると
たちまち靄のような怨念が、とげとげした姿になっていき
大怨霊「うう…う……うらめしい……うらめ……しい!!」ズモッ
元の形に戻る
竪琴も元通りだ
大怨霊「うらめしいうらめしいうらめしいうらめしいうらめしいうらめしいうらめしいうらめしいうらめしい」ズズズズ
聖鼠「《おいおいおい?歌わねえぞ?回復だけされてってないか?》」
魔法剣士「ギルマスさん…」
焦る聖鼠
大怨霊「バカ……こしぬけ……」
大怨霊は正気を失っている
大怨霊「…だ……俺……が……」
ギルマス「あなたはもう死んでしまったんです、復讐はできません」
大怨霊「うら……め……」
ギルマス「あなたは何故そこまで怨みを抱えているのですか」
大怨霊「…………」
ギルマス「聞かせてください」
ギルマスは大怨霊に手をかざし、魔法をかける
大怨霊「………う、うぅ…ぅううううううう!!!」ゴゴゴゴゴ
すると、大怨霊は昂っていく
聖鼠「《ちょっ!何やってんだ!》」
ギルマス「鉄壁お願いします!」
魔法剣士「っ!はあっ!」
大怨霊「ウ゛ラ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
ボエエエエボエエエエボエエエエボエエエエ
ジャアアアアアアッジャアアアアアアン
魔法剣士 身体:19/25 魔力:14/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:3/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:4/20
大怨霊 身体:0 魔力:4/55
146 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 23:30:05.67 ID:MIeOL4FU0
ボオオオオオオオオオオオオオオン キョオオオオオオオオオオオオン
辺りに強烈な怨波が広がる
大怨霊「デストロオオオオイ!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオン
竪琴の音はもはや爆発音のようで
大怨霊「踏み荒らされた思い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!!!!」
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
足で踏み鳴らす度に地はひび割れていく
魔法剣士「ぐっっっううううううう!!!!」ググググ
聖鼠「《騒音が収まらねえっ!!魔力の増幅が早すぎるんだっ!!》」オロオロ
ギルマス「っ……」
ギルマスはいまだに大怨霊に魔法をかけている
それは相手を絶頂状態にさせる魔法だった
大怨霊「ジェ゛ノ゛サ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛イ!!!!!!!!!!!」
バギイイイイイイイン チュドオオオオオオオオオオン
大怨霊はトランス状態で騒音を引き起こした
ゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォン……………
大怨霊「逃゛げ゛ろ゛お゛ぉ゛ぉ゛み゛ん゛な゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛………………」
大怨霊「…ぜってえ許されねえ……」
大怨霊「今度じゃだめなんだ…守りたかった…」シュウウウ
大怨霊「…大丈夫だよ…」サアアアアアアッ
魔法剣士 身体:19/25 魔力:11/25
ギルマス 身体:4/4 魔力:0/15
聖鼠 身体:5/5 魔力:4/20
大怨霊 身体:0 魔力:0/55
147 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/21(水) 23:48:55.53 ID:MIeOL4FU0
ギルマス「…………」
ギルマスは静かに立っている
ギルマス「…………」
ジェミニ「あのひとだいじょうぶかな…」
ツインズ「だいじょうぶだよ………たぶん……」
街の入り口で、双子は魔法剣士の身を案じる
住人A「しっかしすんごい音だったなあ」
僧侶「ええ…まさか、あれほどまでに霊の力が強まっていたとは……」
住人B「ありゃダメかもしれん」住人C「何言ってんだ!剣士さんのこと信じてねえのか!」
住人D「ですがあの音は相当ですよ…」住人C「だーっ!行って確かめてくらあ!!」ダッ
<ダメデスヨ!キケンデス!
<ルセー!ミテモネエノニアーダコーダイウカラダロ!
双子母「魔法使いさん……」
ジェミニ「ねえ!だいじょうぶだよね!おじさん!」
ツインズ「…そうですよね……?」
ギルマス「…………」
ギルマス「大丈夫さ」ニコ
双子の問いかけにギルマスは微笑みかけて答える
ギルマス「…………!」
148 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 00:23:20.06 ID:eZYqwmgH0
ギルマスは、街を囲む森に何者かの姿を捉える
その者は森を抜けてきた
聖鼠「《ここだな!着いたぜ着いた!おー!うまそうな野菜があんじゃん!》」
住人C「なんだこいつあ!?」住人E「く、熊だっ…!」
聖鼠「《熊じゃねえ!鼠だ!…まあ悪い気はしないけどよ》」
ジェミニ「うわぁっ!はやくやっつけようよ!」
聖鼠「《ああん?》」
双子母「コラッ!行っちゃダメ!」
聖鼠「《テメエこのガキんちょ!怨霊に変なこと吹き込んで暴れさせやがって!》」
ジェミニ「なんだよ!おばけねずみ!」
僧侶「刺激してはだめだ!私が聖なる守りで……む?」
聖鼠「《ん?アンタは…》」
ツインズ「…もしかしてあの時の…?」
突如あらわれた大鼠に住人たちがパニックになっている間に
魔法剣士は聖鼠の後を追って街に辿りついた
魔法剣士「(また何やら慌ただしいな)」
ギルマス「無事、連れ帰れたか」
そんな魔法剣士にギルマスが駆け寄る
ギルマス「無事、倒せたようですね」
魔法剣士「いえ、倒しはしませんでした」
ギルマス「?」
ギルマス「戻れば分かる」スッ
そう言ってギルマス(戦闘)はギルマス(逃走)に手を差し出す
ギルマス(逃走)はその手をとり、ギルマスは念じる
カッ
すると眩い光と共に、ギルマスは一人にもどる
魔法剣士「(分身か…私も習得してみようか)」
149 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 01:12:51.53 ID:eZYqwmgH0
ツインズ「あ!まほうつかいさん!!」
ジェミニ「!!」
双子母「!!」
僧侶「!!」
住人's「!!」
聖鼠「《!!…なんちゃって》」
魔法剣士「二人とも身体に異常はなかったか?」
「「「「剣士さん!!!!!」」」」
住人たちは魔法剣士に駆け寄る
住人B「いやあ、あんた無事だったかー」
住人C「俺は信じてたぜ!あんたが無事だってよ!」
住人D「凄い傷ですね、治るまでぜひ泊まっていってください!」
ジェミニ「みんななにいってんだよ!このひとはまほうとけんをつかうんだよ!」
魔法剣士「(なぜこんなに私のことを…?)」
あまり人に必要とされたことがない魔法剣士は、住人達の手厚い歓迎に困惑する
僧侶「いやぁ、まさかあの塔から生きて帰るなんて、お見事としか」
魔法剣士「ああ」
僧侶の褒詞に、魔法剣士は無愛想に返す
聖鼠「《あの塔って…アンタ来たことないだろ、オイラが霊を鎮めてたのに偉そうに》」
僧侶「ええっ!」
ギルマス「しかし、あの塔の怨霊はあのまま放置していたら危険でした」
聖鼠「《そうそう、オイラが一匹で持ちこたえてたんだぜ?街の英雄として崇めて欲しいもんだよ》」
僧侶「いや…あははは……いやはや…」
ギルマス「あはは、早いうちにこの街に来れてよかったです」
かくして、双子行方不明事件
及び鎮霊の塔の怨念問題は解決した
人が少ないもので、大きな催しなどはなかったが
自然に囲まれたのどかで平和な街の夜は、どこか騒がしかった
150 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 01:22:56.84 ID:eZYqwmgH0
ギルド経営してないやん
はい、なんとかたためました
次、ギルド出てきますよーーーー!!!!!!
先に言っておくと経営要素はあるか分からないです、ごめん
依頼の合間合間にギルドのシーンがあるだけかも
こんな時間までガッツリ書いちゃいましたが人いますかね?
ギルドのことを色々決めていこうかと思いましたが
もう寝てるなら今日はここまでにしたいと思います
>>1
は覚醒しちゃってるから今日は長くなると思いますが
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 01:24:40.72 ID:1QdhGtpq0
いませんよ
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 01:28:23.32 ID:eJJ1++la0
いないゾ
153 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 01:48:44.83 ID:eZYqwmgH0
いないなら仕方ないな
今日はここまでにしよう
マジなところ、一度冷静になって見返したいので本当に今日はここまでにします
反省する点も多いので、
>>2
の時点で考えを放棄してましたし
今回の最後の方はほんと勢いで書いたので
といった感じで、今日は遅くまでやってたんで明日(今日)は遅くなりそうです
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 01:49:43.36 ID:eJJ1++la0
おつです
155 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 17:58:37.13 ID:eZYqwmgH0
では始めていきます
激闘から一夜明け
街には爽やかな風が流れ、遠くの森のざわめきが静かに鳴りわたる
そんな景色が窓から覗く街の宿のラウンジ
ギルマス「いやあ、やっとゆっくり話せますね」
魔法剣士「はい」
ギルマスと魔法剣士は、何やら話し中
ギルマス「しかし、本当に強くなりましたね、驚きましたよ」
魔法剣士「ありがとうございます」
ギルマス「剣術はあまり詳しくありませんが、並行で魔法をあれだけ使えるとは、苦労もしたでしょう」
魔法剣士「あなたにそう言ってもらえてうれしいです」
ギルマス「あはは、あなたはあの頃から真面目でしたからね」
魔法剣士「そうですか?」
ギルマスの称賛に、魔法剣士はぎこちない返事ながらも嬉しく思う
ギルマス「それで、あなたはこれからどうする予定ですか?」
魔法剣士「私はまた旅を続けようと思います」
ギルマス「すぐにでも街を出るつもりですか?」
魔法剣士「はい」
ギルマス「そうですか…」
返事を聞くとギルマスは少し考える
ギルマス「少し、聞いて欲しいことがあるんです」
魔法剣士「?」
156 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 18:28:43.90 ID:eZYqwmgH0
ギルマス「言いそびれてしまったのですが、私、とある街でギルドをやっていまして」
ギルマスは本題に入る
魔法剣士「ギルマスさんは今もいろんな依頼を解決してるんですね」
ギルマス「あはは、といってもあの頃とは違い今は自分で解決することは少ないです」
魔法剣士「?」
ギルマス「今は私、ギルドマスターをやっているんですよ」
魔法剣士「!へえ、ギルマスさんが…」
ギルマス「そこでですね」
ギルマス「私のギルドのメンバーになっていただけないかと思っているのです」
ギルマスの態度は変わらず、しかし目つきを変えて話す
魔法剣士「!私が、ですか?」
ギルマス「はい」
魔法剣士はスカウトに目を見開く
ギルマス「昨日の戦いは本当に見事でしたよ」
ギルマス「あなたがいてくれたら、もっとたくさんの事件を解決できる」
魔法剣士「…」
ギルマス「…それだけではなく」
ギルマス「あなたの助けにもなりたいんです」
魔法剣士「私の…」
ギルマス「あなたは、今までもずっとひとりで戦ってきたんでしょう、塔でのことでそれがよくでてました」
魔法剣士「…」
ギルマス「もちろん、一人で戦えるのは凄いことです…ですが、仲間というものも知っていて欲しいんです」
ギルマス「ともに戦っていただけませんか?」
魔法剣士「……」
魔法剣士はギルドに
>>157
コンマ一桁
5以上 入る
4以下 入らない
師匠 コンマx2
一匹狼 コンマ-1
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 18:39:27.96 ID:wJidL4hT0
あ
158 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/22(木) 19:11:04.59 ID:eZYqwmgH0
魔法剣士「ギルマスさんのギルドなら、喜んで」
魔法剣士は快く誘いを受け入れる
ギルマス「はは、私の方こそ!あなたがいてくれるなら心強いです!」
ギルマスは、大いに魔法剣士を歓迎する
ジェミニ「もういっちゃうの?」
ギルマス「ええ、仕事がありますからね」
双子母「この度は、本当にありがとうございました…!」
住人D「またいつでもきてください」住人B「いつでも歓迎するよ!」
僧侶「あなた達はこの街の英雄です」
聖鼠「《ガルド三銃士の名を広めてくれよな!》」
ギルマス「あはは、それでは…お世話になりました、またお会いしましょう」
別れの挨拶をして、二人は川の橋を渡り街を出ていく
ツインズ「まほうけんしさん!」
ツインズ「ありがとー!!またきてねー!!」
魔法剣士「…」スッ
魔法剣士はツインズに軽く手を振って、歩を進める
ギルマスのギルドがある街の名前と詳細
>>159-161
ガルドからある程度離れた場所なので、街がある場所、周辺のことも少しお願いします
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 19:17:32.67 ID:lvRY6ZBD0
アイリス
山々に囲まれた小さな
町で金鉱の産出がある
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 19:19:42.57 ID:Hks5wsRy0
名前 ベイバロン
運河が傍にあり、工業が盛んで蒸気に包まれている
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/22(木) 19:26:19.79 ID:JBmCL6CSO
酒を飲む労働者が多く醸造工場も近いため酒場がたくさんある。そしてそれに結びついてギャングも多い
162 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/23(金) 00:14:08.41 ID:91PjVxdq0
すみません、書き忘れてました
街の名前(高コンマ)と詳細(ミックス)です
名前がないので2番目に高いアイリス採用です
ガルドを離れた二人は
その後、ギルマスがここまで来たという運河を舟で行く
ブロロロロ
魔法剣士「勝手に進んでいく…」
ギルマス「私がいる街ではこういうものがたくさん造られていて、一般にも流通しているんですよ」
ギルマス「これは安い物ですが、高級なものだともっと早いものもありますよ」
そんな話をしながら、運河を進んでいくと
辺りの景色は険しい岩山に変わっていき、岸には岩肌が迫る
ギルマス「街はこのような山で囲われていますから、この運河を渡って行き来しているんです」
魔法剣士「なるほど…」
岩肌に沿って蛇行している運河を
ギルマスは舵を取って渡っていく
さらに先へ進むと、岩肌は開けていきその奥に街が見えてきた
魔法剣士「あそこが、ギルマスさんが住む街ですね」
ギルマス「はい」
そして、岩山を抜け二人は街に着く
ギルマス「アイリスの街へようこそ!」
163 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/23(金) 00:17:54.77 ID:91PjVxdq0
街に入ると、広い運河にたくさんの舟が行き来しており、奥には大型船も見える
見上げると橋があり、人通りも多く川沿いからは賑やかな雰囲気が街中まで広がっている
魔法剣士「あれは?」
魔法剣士は、街の奥の空が蒸気に包まれているのを見る
ギルマス「ああ、あのもとにこの船などを作っている工場があるんですよ、あれはその作業によって排出されているんです」
魔法剣士「あんなに煙が出ていて大丈夫なんですか?」
ギルマス「うーん…それについては私もなんとも…」
魔法剣士「…」
説明していると、運河の岸に舟が並んで停まっている所につく
ギルマスもそこに舟を停め鍵をかける
ギルマス「あそこは工業地帯になっていて、この付近が市街地です、私のギルドもここにあります」
ギルマス「それではついてきてください」
舟を降り、ギルマスは魔法剣士をギルドまで連れていく
ギルドの評判
>>164
コンマ
二桁
奇数 良い意味で
偶数 悪い意味で
一桁
高い 注目されている
低い 無関心
めちゃくちゃ遅くなったのでここまで
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/23(金) 00:18:22.86 ID:1Hhpf9ve0
乙
165 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 18:24:12.35 ID:3YKltdcw0
一日空きましたが、やっていきます
結果は悪い意味でかなり注目されているみたいですね
ただ評判が悪いだけじゃなく結構厄介者扱いされている感じ
運河付近には住宅がところせましと立ち並び、女達が立ち話をしている傍らで子供達が遊んでいる
ギルマスと魔法剣士がその中を行っていると、それを見つけた住人達は顔をしかめ、ギルマスをちらちらと見ながら何やらひそひそと喋る
魔法剣士「住人がとても多いですね」
ギルマス「この街は工場だけでなく金の産出もあるんです。非常に多くの労働者が必要なので、他の街から家族と共に迎え入れているんですよ」
ギルマス「今は男の労働者は出はらっていて、女と子供だけですね」
魔法剣士はその視線には気づかず、ギルマスも慣れたかのように気にせず街中を進んでいく
魔法剣士「しかし住宅ばかりですね、宿などはないのですか?」
ギルマス「とても住人が多いため、運河付近の広い範囲が住宅街になっているんです。もう少し進むと商店街があって、そこにギルドもあります」
話しながら住宅に狭まれた路地を進んでいくと、二人はやがて広い路地に出る
周りの建物には店の看板があり、先には広場が見え出店に囲まれている
人通りはさらに多くなり賑わっているが、それに伴ってギルマスへの態度も目につくようになる
魔法剣士「(…何やら注目されているな…ギルマスさんは有名なのか)」
ギルマス「…」
魔法剣士にも視線は感じ取れたが、その意図までは読み取ることはできなかった
ギルマス「さあ、この先にギルドがあります」
そう指したのは、狭い路地裏だった
魔法剣士は気にも留めず、ギルマスについていく
路地裏を歩いていくと、隅にガラの悪い連中がたむろしていた
ギャングA「ん?おい、ギルドのマスターが帰って来たぜ」
ギャングB「へへへ、頭がわざわざ出向くなんてご苦労なもんだぜ、依頼はどうだったよぉ?」
通り抜けようとしたとき、ギャング達は絡んできた
166 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 19:00:42.36 ID:3YKltdcw0
張りこぼし
魔法剣士「この人達は?」
ギルマス「……」
ギルマスは
>>167
突っぱねる ギャングは許しません(ギャングは コンマ5以上で解放 4以下で粘着 0で逆上 9で撤退)
それとなく ギャングも交渉相手です
その他 自由安価
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 19:03:41.38 ID:4pBinuho0
突っぱねる
168 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 19:29:56.41 ID:3YKltdcw0
魔法剣士「この人達は?」
ギルマス「あまり気にしないでいいです」
ギャングB「なんだよぉ?冷てえなぁ」
ギルマスの淡々とした態度に、ギャングは詰め寄る
ギルマス「私は仕事があるので、これで」
ギルマスは徹底して態度を変えず
ギャング達の間を通り抜けていく
ギャングA「…へっ、せこせこ集めたしょぼい依頼こなしてるのがお似合いだぜ」
ギャングB「あー、酒飲みてー」
通り過ぎていくギルマス達に、ギャングは吐き捨てる
魔法剣士「…」
ギルマス「すみません、この街にはああいう輩もいるんです」
魔法剣士「ギルマスさんが謝ることじゃないですよ」
ギャング達を抜けて、さらに路地裏を進んでいくと
もうすぐ通りに出るところまで来る
その手前でギルマスは足を止める
ギルマス「ここが私のギルドです」
魔法剣士が側を見ると、そこには周りより一回り大きな建物があった
大きく看板もあり建物だけ見れば目立つものだが、路地裏にあるためあまり人目にはつかない
魔法剣士「ここが…」
ギルマス「どうぞ入ってください」
ギルマスに言われ、魔法剣士はギルドの扉を開ける
ギルドメンバー
>>169
コンマ一桁人
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 19:33:31.28 ID:yotTXsEb0
せいや
170 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 19:55:10.58 ID:3YKltdcw0
おっ、なかなかに集めたみたいですね
あとまたまた書き忘れで二桁奇数でギルド新設、偶数でそこそこだったので
出来てからそこそこ経ったギルドになります
それではメンバーを募集です、名前と詳細をお願いします
詳細の制限は特にないです、85行ビッシリでも一単語でもいいです
>>102-108
みたいな感じで技や能力があったらどうぞ(※詳細の内に入ります、割と脚色したりもします)
あとコンマで能力(大体の強さ)が決まるので、身体:魔力の比率を決めてください
例
魔法剣士 能力:50 身体:魔力(5:5)
真面目な性格で、日々の鍛錬で剣術も魔法も習得した努力家
剣に炎や氷を纏ったり、土魔法で錬金、鍛冶をして剣の自給自足もできる万能っぷりだが
かつては器用貧乏で人から必要とされず、今は何でもできるゆえ人を必要とせず、必然と一匹狼になっていった
>>171-178
まで募集します
本日中に集まらなかったら
とにかく進めて逐一募集という感じで
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/10/24(土) 19:59:56.90 ID:ZccwL2XA0
寺本勝春
ニート 能力:10 身体:魔力(1:1)
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:12:11.18 ID:Ov4sE80G0
シスター
修道女 身体:魔翌力(3:7)
のんびりした性格
回復とデバフの魔法が得意
この町に派遣されたばかりの頃、ギルマスに助けられた縁でギルド入りしている。夢はこの町の寂れた教会を大きくすること(ただし、30年計画)
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:14:43.31 ID:4pBinuho0
人形使い(人名はリアン) 身体:魔翌力2:8
白いロングヘアの小柄で華奢な体格の少女
性格は気弱で引っ込み思案で常に何らかの人形やヌイグルミを抱いている
人形やヌイグルミに命と力を与える特殊な力を持っている
この力のせいで周囲から孤立していたところをギルマスと出会った
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:18:57.33 ID:7VmqvPIJ0
紀伊 国也
青果店の店主 身体:魔翌力(10:0)
どんな包丁でも扱える殺人包丁術の達人
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:23:40.14 ID:HUe5En1DO
魔法使い見習い
身体:魔翌力 9:1
内気で大人しい性格の、茶髪を三つ編みにしてメガネを掛けた女性
幼少時におとぎ話の魔法使いに憧れているが、実はかなりの身体能力を持ち、さらに怪力
周りからも戦士を目指した方がいいと言われたりしてへこんでいる
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:24:15.88 ID:kHdQwNkh0
女武闘家 身体:魔翌力(8:2)
黒髪ツインテールでチャイナドレス風の道着に身を包んでいる。爆乳
明るく元気な性格で強い人と戦うことが大好き
戦闘では格闘術の他、人間の生命エネルギーである「気」を操り光線のように放ったり回復なども出来る
また激しく動く戦闘スタイルなため、戦闘中は胸も激しく揺れまくる
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/24(土) 20:31:14.21 ID:YJM84bJcO
サージェント 身体:魔翌力(9:1)
ガンマン。遠くの国の元兵士だが、元上官とトラブルを起こしてこの町まで逃げてきたらしい。
銃火器の扱いは得意だが、魔法は小さい火を灯せる程度
少し前までギャングの仲間の様なことをしていたが、好きな女性ができたため真っ当な職を獲るべくギルマスの所にやってきた
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/10/24(土) 20:36:27.36 ID:yotTXsEb0
仮面剣士
身体:魔力 7:3
蝶型の赤いアイマスクが特徴的。小さい時分は
孤児院で過ごしておりそこで武術を身につけた。
「地元貴族の落としダネ」てな噂もあるが……
179 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 20:37:47.88 ID:3YKltdcw0
後だしになっちゃいますが
ゾロ目で能力+100
一桁 奇数でいる 偶数で不在
とさせてください
180 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 20:40:44.40 ID:3YKltdcw0
一気に集まったなあ
やっぱ不在どうこうは無しにします
タイミング逃しそうなんで
優柔不断ですみません
181 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 21:15:53.68 ID:3YKltdcw0
ステータスはこんな感じですね
寺本勝春 能力:90 身体:45/45 魔力:45/45
ニート
シスター 能力:18 身体:5/5 魔力:13/13
修道女、のんびりした性格で回復とデバフの魔法が得意
この町に派遣されたばかりの頃、ギルマスに助けられた縁でギルド入りしている。夢はこの町の寂れた教会を大きくすること(ただし、30年計画)
リアン 能力:31 身体:6/6 魔力:25/25
白いロングヘアの小柄で華奢な体格の少女
性格は気弱で引っ込み思案で常に何らかの人形やヌイグルミを抱いている
人形やヌイグルミに命と力を与える特殊な力を持っている
この力のせいで周囲から孤立していたところをギルマスと出会った
紀伊 国也 能力:133 身体:133/133
青果店の店主
どんな包丁でも扱える殺人包丁術の達人
魔法使い見習い 能力:14 身体:13/13 魔力:1/1
内気で大人しい性格の、茶髪を三つ編みにしてメガネを掛けた女性
幼少時におとぎ話の魔法使いに憧れているが、実はかなりの身体能力を持ち、さらに怪力
周りからも戦士を目指した方がいいと言われたりしてへこんでいる
女武闘家 能力:188 身体:151/151 魔力:37/37
黒髪ツインテールでチャイナドレス風の道着に身を包んでいる。爆乳
明るく元気な性格で強い人と戦うことが大好き
戦闘では格闘術の他、人間の生命エネルギーである「気」を操り光線のように放ったり回復なども出来る
また激しく動く戦闘スタイルなため、戦闘中は胸も激しく揺れまくる
サージェント 能力:21 身体:19/19 魔力:2/2
ガンマン。遠くの国の元兵士だが、元上官とトラブルを起こしてこの町まで逃げてきたらしい。
銃火器の扱いは得意だが、魔法は小さい火を灯せる程度
少し前までギャングの仲間の様なことをしていたが、好きな女性ができたため真っ当な職を獲るべくギルマスの所にやってきた
仮面剣士 能力:36 身体:25/25 魔力:11/11
蝶型の赤いアイマスクが特徴的。小さい時分は
孤児院で過ごしておりそこで武術を身につけた。
「地元貴族の落としダネ」てな噂もあるが……
ゾロ目が2人もいるなんて…アイデアしまっとけばよかった…
182 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 22:37:16.25 ID:3YKltdcw0
魔法剣士がギルドの扉を開けると
女武闘家「!」
サージェント「!」
リアン「……」モジモジ
広いロビーにギルドのメンバー達がいた
その中にいた修道女がゆっくりとギルマスを出迎える
シスター「ギルマスさま、おかえりなさいませ」
ギルマス「ああ、今帰ったよ」
女武闘家「おぅ、よくかえったなー」サージェント「ご苦労だった」
ギルマスが返事をするとメンバー達もギルマスを出迎える
ギルマスはロビーに入っていき、椅子に座っている人形を持った少女のもとへ行く
ギルマス「リアン、ただいま」
リアン「ぉ…おかえり…なさぃ…///」ギュッ
リアンは照れながら必死に挨拶すると、目をつむり手に持った人形を抱きしめる
シスター「ようこそ、ギルマスさまのギルドへ」
魔法剣士「ああ」
遅れてギルマスの後をついていった魔法剣士は、シスターにもてなしを受ける
サージェント「お前は?」
そこに腰に銃を携えた男が声をかける
魔法剣士「私は魔法剣士だ」
ギルマス「ああ、紹介するよ」
ギルマス「みんな!新しいメンバーが入ったんだ、この人は魔法剣士さんだよ」
シスター「まあ…」女武闘家「あいっやー!驚いたぞ!」リアン「……」ソワソワ
サージェント「仲間か、歓迎する。俺はサージェントだ、よろしく」スッ
魔法剣士「ああ、よろしく」グッ
サージェントは魔法剣士を歓迎し、二人は握手を交わす
女武闘家「オッス!女武闘家アル!」ドンッ!!
魔法剣士「!!!」
次に、女武闘家が魔法剣士に自己紹介するが
突如目に飛び込んできた特大の元気な玉に、魔法剣士は目を見張る
ギルマス「リアン、新しい仲間だよ」
リアン「…………」モジモジ
魔法剣士「よろしく」
リアン「……っっ…///」コクッ
魔法剣士は女武闘家からなんとか目をそらしリアンに挨拶すると、リアンはうなずいたままうつむく
ギルマス「あはは」
シスター「うふふ」
183 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/24(土) 23:20:22.11 ID:3YKltdcw0
仮面剣士「それで、なにか依頼はあったんですか?マスター」
魔法剣士「!」
そこに、いつの間にか蝶型の赤いアイマスクをした剣士がいた
ギルマス「依頼はあったんですが、その場で解決しまして」
女武闘家「そうかぁ、魔物は強かったか?」
ギルマス「…魔物とは、戦っていませんよ」
女武闘家「そっか」
仮面剣士「…」
そうして、ギルマスは成果を報告した
魔法使い見習い「そ、その…」
そこへ、ロビーの隅のメンバーから離れた場所にいた三つ編みのメガネの女性が
何かを言おうとし、メンバーは振り向く
魔法使い見習い「……な、なんでもないです」
魔法使い見習いは言葉を呑む
仮面剣士「それでは、また僕から」
それを見た仮面剣士は再び話題を出す
仮面剣士「マスター…あなた、身体能力が落ちているのではありませんか?」
サージェント「!」シスター「…そんな…」女武闘家「…」リアン「……ぅ…」ジワ
魔法剣士「?」
ギルマス「…」
184 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/25(日) 00:23:38.11 ID:eKkYbbQX0
仮面剣士の一声で、ギルドのロビーに重い空気が漂い、魔法剣士は取り残される
ギルマス「いやぁ、今回訪れたのが自然豊かな街で…少しのんびりとしすぎてしまいました」
仮面剣士「なるほど、運動不足で筋力が落ちたのですか」
ギルマスの話で仮面剣士は納得
仮面剣士「ですが魔力も減っているのはおかしいですね?減っていますね?見習いさん」
魔法使い見習い「……はい」
しかし、さらに疑問を投げかける
ギルマス「最近は魔法を使っていなかったので、広い草原で魔法の練習をしたんですよ」
仮面剣士「…」
魔法使い見習い「…」
サージェント「使ったんだろう…?【あれ】を」
ギルマス「……」
ギルマスの釈明に二人が黙ると、そこにサージェントが単刀直入に言う
魔法剣士「(【あれ】…?)」
シスター「マスター……なぜなのですか……」
リアン「ぅぅぅ……」ポロポロ 女武闘家「……」ポンッ
どうしようもなく重苦しい空気で、ギルドを沈黙が支配する
がちゃっ
寺本「お、うい〜っす、なんだ?みんないるなぁ」
そんな中、二階のロフトからくたくたの服を着た人物が顔を見せる
185 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/25(日) 00:42:51.09 ID:eKkYbbQX0
その人物は階段をすたすたと下りてくる
寺本「依頼は?どっかいかないの?ははは、もしかしてみんなもニート始めたのか」
サージェント「お前は少し黙っていろ」
ギルマス「ま、まあまあ…はは、今帰って来たばかりで、一休みしているところですよ」
寺本「そっか〜俺ちょっと酒買ってくるわ〜、なんか買ってきてほしいもんあったら言っとけ」
シスター「昼からお酒を飲むのは、あまりよくありませんよ」
寺本「買っておくだけだから心配すんな」
出てきた寺本は、ダルそうな足取りで出口に向かいロビーの空気をかき回す
寺本「おん?あんただれ?」
そこで寺本は魔法剣士に気がつく
ギルマス「その人は魔法剣士さんです、新しいギルドメンバーですよ」
寺本「ほ〜ん、よろしく」
魔法剣士「ああ」
寺本「んじゃ、行ってくるけどなんもねえな〜?」
サージェント「あるか、さっさと行け…はあ……」
寺本のマイペースに、サージェントはため息をつく
寺本「へ〜い、行ってきま〜す」
ギルマス「いってらっしゃい」
寺本は嵐のように過ぎ去り、ロビーは再び静寂に包まれる
ギルマス「……」
サージェント「……それで…」
サージェント「なんでじば「おぉぅい!みんなぁ!」
紀伊「珍しい野菜が入ったんだぁ!」
話を再開しようとしたところに、野菜を持った住人がギルドに入ってきた
サージェント「…もういい」仮面剣士「……」スタスタ
ギルマス「どうしたんですか?」
紀伊「これ見てくれ!」
紀伊が持ってきた珍しい野菜
>>186
もうこんな時間……今回はここまで
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/25(日) 00:54:39.37 ID:b1r4uTWDO
じゅんさい
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/25(日) 08:40:50.26 ID:o8ukS92D0
乙
一応安価はナス(国によって形が違うらしいから)
188 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/28(水) 11:44:44.16 ID:k8JQZFoF0
そう言って紀伊が差し出したのは緑色の細長い野菜
くるまった葉っぱと小さな芽は、ぬめりでてかっている
ギルマス「これは?」
女武闘家「お!じゅんさいじゃネエか!」
サージェント「じゅんさい?」
シスター「あら〜?じゅんさいとは紅いお花のお名前だと思っていました」
紀伊「こいつぁそれの若芽さ」
ギルマス「へえ、食べれるんですね」
紀伊「栽培してるとこがあったってんで、仕入れたんだよ」
女武闘家「ぷるんってしててすっげーウマイぞ!みんなで一緒に食べようナ!リアン!」
リアン「…」グスッ
先ほどまでの空気はどこへやら、メンバー達は紀伊のもとに集まって珍しい野菜に注目する
魔法剣士「ん」
一方、若干蚊帳の外だった魔法剣士
仮面剣士「やあ」スタスタ
そこへ仮面剣士が歩み寄る
仮面剣士「魔法剣士さん、でしたよね?僕は仮面剣士と言います、どうぞよろしく」
魔法剣士「ああ、よろしく」
仮面剣士「…ふふ、これからともにがんばりましょう…」スタスタ
相変わらずな魔法剣士の返事、仮面剣士はそれだけ言うと去っていった
紀伊「今日はナスもたくさんあるから、一緒に酢で和えて食べるといいぞ」
女武闘家「ほんとカー!よぉーっし!ばんごはんまでに一仕事だー!」
ギルマス「あはは、はりきっていきましょうか、リアン…ほんとうにごめんね」
リアン「…」ギュッ
ギルマス「遅くなってすみません、魔法剣士さん」
魔法剣士「大丈夫です」
ギルマス「それでは、ギルドの説明をしますね」
女武闘家「んじゃ!アンタもよろしくナ!魔法剣士!」ぶるんっ
魔法剣士「!!!あ……あア…よろしく……」
魔法使い見習い「お酢…まだありましたっけ……」
シスター「そういえば〜?寺本さんにお願いするべきだったでしょうか〜?」
サージェント「…まて、あいつ金」
189 :
なかなか更新できないし誤爆したし調子悪い
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 15:19:11.80 ID:R1OMyE9g0
ギルマス「まず、本ギルドには部屋がいくつかあるので、メンバーの方は希望でしたらギルドで寝泊りしていただくことも可能です」
ギルマス「魔法剣士さんにはぜひ、このギルドで生活していただきたいと思うのですが」
魔法剣士「ありがとうございます、部屋使わせていただきます」
ギルマス「はい、よろしくお願いいたします」
二人がギルドでの生活について決めていると、紀伊が魔法剣士に気づく
紀伊「あれ?おめえさんは?」
魔法剣士「私は魔法剣士だ」
ギルマス「新しいギルドメンバーの方ですよ」
紀伊「おお!そうかそうか!これ、お祝いだ、やるよ」つトマト
魔法剣士「ああ、どうも」
紀伊「なはは!クールな人だね!」
ギルマス「あはは、魔法剣士さん、この人は紀伊国也さんといいます。この人もギルドメンバーですよ」
魔法剣士「え、そうなんですか」
紀伊「そだよぉ?強いよオレぁ、魔物なんか包丁でバッサバッサよ!」
ギルマス「紀伊さんには、食料の支援もしていただいてるんですよ」
ギルマス「ロビー入って左にバーがありまして、みんなで食事することもあるのでぜひ来てください」
魔法剣士「わかりました」
紀伊「んじゃそろそろ店番に戻るわ、みんなまたな!」女武闘家「おぅ!おっちゃんありがとナ!」シスター「お店がんばってくださいね〜」
紀伊「おう!魔法剣士さんもよろしくな!」魔法剣士「よろしく」
挨拶を交わすと、紀伊はギルドを出て自らの営む青果店へ戻っていった
ギルマス「ははは、それではこちらへ」
紀伊を見届けると、ギルマスは魔法剣士を二階に連れていく
二階には、扉がたくさんありそれぞれメンバー達の名札が下げてある
勝春、リアン、魔法使い見習い、女武闘家、仮面剣士
ギルマス「好きな部屋をどうぞ」
魔法剣士の部屋
>>190
1 誰かの隣、または誰かと誰かの間
2 離れたとこ
3 だれかのへや
(シスターは教会、紀伊は店、サージェントは…安価次第で住み込みか自宅か)
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 15:38:39.63 ID:TgqquJQu0
3 女武闘家の部屋
191 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 16:29:20.63 ID:R1OMyE9g0
魔法剣士「では、この部屋にします」
そう言って魔法剣士が選んだのは、女武闘家の名札がかかった部屋
ギルマス「…相部屋ですか……」
ギルマスは少し考え込み、口を開く
ギルマス「それは…女武闘家さんにも聞いてみる必要がありますね」
女武闘家「マスター、呼んだカー?」ヒョコッ ゆっさ
魔法剣士「!!!」
そこに、階段の方から女武闘家が乗り出す
ギルマス「ああ、女武闘家さん、部屋のことで少し聞きたいことがあるんですが…」
女武闘家「おぅ、なんだー?」
ギルマス「魔法剣士さんもこの部屋を使っていいでしょうか?」
魔法剣士「」ドキドキ
女武闘家の反応
>>192
コンマ
奇数 高いほど歓迎
偶数 高いほど拒否
192 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 16:33:36.52 ID:R1OMyE9g0
奇偶は二桁
高低は一桁が
このスレのモットーです
>>193
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 16:37:35.09 ID:P6K9bbfDO
はい
194 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 17:30:24.73 ID:R1OMyE9g0
女武闘家「えっ!?そ、それは…むりアル!」
魔法剣士「」ガーン
ギルマス「そうですか、わかりました」
女武闘家「な、なんでそんなこと聞くんだ…?」
ギルマス「あはは…部屋を詰めようかなぁ…と」
女武闘家「それなら仮面剣士か勝春んとこにしてくれ!…ウチだって……女だぞ…!」
ギルマス「すみませんでした…」
女武闘家「もー、やめてくれよナ!」
魔法剣士「」チーン
どうやら女武闘家との相部屋は無理だったようだ
女武闘家「それで、説明は全部終わったか?依頼紹介してくれヨ」
ギルマス「えーっと、仕事の話がまだですね、もう少し待っていてください」
ギルマス「魔法剣士さん、とりあえずお仕事の話を……魔法剣士さん?」
魔法剣士「」ポケー
ギルマスは説明を続けようとしたが、魔法剣士の返事はない
女武闘家「おろ?もしかして聞き流してたのカ〜?」
女武闘家「おーい!」フリフリ ぷるぷる
女武闘家は魔法剣士の目前で手を振り、反動で胸が揺れる
魔法剣士「はっ!」
すると魔法剣士は気がつく
女武闘家「ナハハ!魔法剣士〜オマエ話聞くの苦手だナ〜?」ニシシ
魔法剣士「っ…すみません…続けてください」
ギルマス「……はい…それで、依頼についてなのですが」
195 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 18:48:17.17 ID:R1OMyE9g0
ギルマス「普通のギルドは、冒険者達が張り出された依頼を自分で受けるのが主なのですが」
ギルマス「私のギルドは人も依頼も少ないので、依頼があればメンバーの方に課すのが主になります」
ギルマス「なので、ギルド活動はきっちりとしたものになることを理解しておいてください」
魔法剣士「わかりました」
ギルマス「それと…この街はこの通り山に囲まれていて、魔物があまり入ってきません」
ギルマス「あまり風も吹かないので工場の煙も散りづらく、空から入ってくることもないです」
ギルマス「なのでこのアイリスの街からの依頼は少なく、依頼は主に他の街や村の物になります」
ギルマス「遠出することも多々あるので準備はいつでもしていてください」
魔法剣士「はい」
女武闘家「それで、今回の依頼はなんだ?」
ギルマス「……今回は私達で解決したので…ないです」
女武闘家「ええっ!」
ギルマス「またすぐに探しに行きますので、見つかるまではお休みです。皆さん自由にしていてください」
ギルマス「ただ長期的に空けることがある場合は私か寺本さんに言っておいてください」
魔法剣士「テラモトサン?」
ギルマス「えー、先ほど二階から下りてきた人です」
女武闘家「いっつも自分の部屋に居んだ!」
ギルマス「あと、依頼が舞い込んでくるときもあるので、その時はすぐに向かうのではなく私に言ってください」
ギルマス「私がいなかった場合も寺本さんに言ってください、闇雲に依頼解決に乗り出すのは危険ですから」
魔法剣士「(あの人がマスター代理…ということか)」
魔法剣士「わかりました」
女武闘家「しっかし、依頼なしカー……」
女武闘家「そうだ!魔法剣士!オマエ、ウチと戦わないカ!?」グイッ ばいんっ
魔法剣士「!!…戦う…?」
女武闘家「ああ!オマエの強さ見てみてえ!」
女武闘家「いいだろ〜?」ウズウズ たゆんたゆん
魔法剣士「っ!わ、わかったっ」
ギルマス「あはは、修行をしているのもいいですね、それでは私はそろそろ」シスター「マスター」
シスター「依頼したいという人が」
女武闘家「!」魔法剣士「…」
ギルマス「ええ、わかりました」
196 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/30(金) 19:00:44.44 ID:R1OMyE9g0
といったところで早いですがここまで
そしていよいよギルドでの依頼解決です
募集します、要件と詳細をお願いします
詳細の制限は特にないです、85行ビッシリでも一単語でもいいです
難易度はコンマで決まります
例
ジェミニを助けて 難易度:50
とある双子の兄弟が行方不明になった
たまたま見つけた兄から話を聞くと
肝試しで鎮霊の塔に上ったところ、幽霊に襲われ帰れなくなったらしい
塔には、魔物に殺された多数の死者の強い怨念がこもっている
日付変更まで募集します
採用は
>>1
の独断です
あとコンマが低かった物はあとあとちょろっと出します
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 19:16:09.19 ID:izQBU0KQ0
多数決って訳でもないのに
>>190
で女武闘家が選ばれたからってあからさまに女武闘家贔屓するのはなんだかなあ…
まあとりあえず
クラゲ退治
運河にどこから紛れ込んだのか分からないがクラゲが大量発生している
麻痺毒を持っているこいつらを駆除して欲しい
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 20:29:33.25 ID:mci5x9sQ0
ゴキブリ駆除
ある家の地下に大量のゴキブリが発生
ゴキブリ達は巨大化していて非常に高い知能、社会性を持ち人間を食い[
ピーーー
]狂暴性を持っている
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 20:55:17.55 ID:JVA2LY35O
巨大トカゲ退治
町のはずれにある洞窟に巨大なトカゲが現れて困っている。洞窟には鉱物がとれるから退治してもらいたい。
トカゲは狂暴な性格で高い知能を持っている。他にもとても硬い鱗を持ち火や毒を吐いてくるのでとても厄介。
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 21:01:35.69 ID:wQg+iatf0
積荷と社員の護衛
2つとなりの街から急に大量の納品依頼がきており、運送業者の人手がたりないため工場の社員(2名)と一緒にそれを届ける仕事
最短ルートでいく予定だが、そこでは盗賊や大型の獣の襲撃が予想されるためそれらから守らなくてはいけない
護衛の人数は多くても納期に間に合えば人数分払ってくれるとのこと
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 21:02:11.35 ID:Bn80qbWG0
湖の浄化
アイリス近郊の山あいにある湖が、工場から流れてくる排煙が原因で一部汚れてしまっている
町の行政に頼んでも何もしてくれないので何とかしてほしい
放置しておくと山や湖に棲んでいる魔物の生態系にどんな影響を及ぼすかわからない
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 21:12:26.49 ID:P6K9bbfDO
家宝の奪還
最近町を騒がしてる盗賊団に奪われた家宝を取り返して欲しい
盗賊は町外れの廃屋敷をアジトにしているらしい
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 22:32:57.46 ID:dE1Zs8QG0
国王暗殺
そのまんま。この国の国王を暗殺してくれ。
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/30(金) 22:37:47.42 ID:OHi1ltV4O
ヒットマンの生け捕り
とあるギャング達のボスがバラバラにされたため、その実行犯を生きたまま捕まえてギャング達のところにつれてくること
205 :
ロ、ローテーションするから,一番手だっただけだから(())
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 12:13:16.80 ID:a6O7kpW60
シスターに呼ばれギルマスが階段を下りると、ロビーに作業服を着た男がいた
ギルマス「どうも初めまして、私はマスターを務めておりますギルマスと申します」
工場長「おお、あなたが!わたくしは○○工場株式会社の工場長でございます」
ギルマス「この度は私達のギルドにお越しいただきありがとうございます、立ち話もなんですのでどうぞこちらへ」
工場長「どうもご丁寧に」
そうしてギルマスは工場長を相談室へ連れて行った
サージェント「企業からの依頼か」
女武闘家「街ン中からなんて久しぶりだナ!どんな依頼かナ〜」
サージェント「工場に関連する何かか…魔物が出ればすでに騒ぎになっているだろうし、見当がつかないな」
リアン「…」ソワソワ
来客にメンバー達は色めき立つ
シスター「話が終わるまで待ちましょう、お茶いかがですか〜」コトッ
魔法使い見習い「ん」女武闘家「サンキュー!」サージェント「かたじけない」
シスター「魔法剣士さんもどうぞ〜」
魔法剣士「ああ、どうも」スタスタ
シスター「それでは静かにしていましょうね〜」ガチャ
シスターはメンバー達にお茶を配ると、相談室へも持っていった
ロビー左、広間のテーブルでメンバー達は待つ
サージェント「…」フキフキ
サージェントは銃の手入れをし
女武闘家「おいっちにっ」グッグッ
女武闘家は準備体操をし
魔法剣士「…」
魔法剣士は手持ち無沙汰
リアン「んっ」チビチビ
リアンはいまだに紅茶をすすり
魔法使い見習い「……」
魔法使い見習いは本を読んでいる
メンバー間で何か
>>206
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/31(土) 12:26:59.13 ID:ZVhG1OMY0
とんがりコーンを指に入れて魔女ごっこして遊ぶ奴について喧嘩
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/31(土) 12:27:38.06 ID:6r7J4SnDO
魔法使い見習いが今どんな本を読んでいるのかという話から、他の皆は本を読むのか、読むならどういうジャンルが好きかという話になる
208 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 12:33:38.40 ID:a6O7kpW60
ちょっと空けます
せっかくなので
>>207
も採用であと一個も募集します(短ければ三個まででも)
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/31(土) 12:38:08.48 ID:MZHefsQt0
サージェントが前に言ってたギルマスの【あれ】について触れてみる
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/31(土) 14:05:08.90 ID:mKFQnysU0
リアンが持ってきたお茶菓子をみんなで食べる
(可能ならお菓子はリアンの手作りで)
211 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 14:09:26.61 ID:a6O7kpW60
魔法剣士「そういえば…サージェント、だったか」
サージェント「ん?」
魔法剣士は向かいに座るサージェントに話しかける
魔法剣士「先ほど、ギルマスさんの身体能力が落ちたという話題があったが」
女武闘家「……」魔法使い見習い「……」
サージェント「!…」チラッ
リアン「んむ」チビチビ
サージェントはリアンを確認すると、魔法剣士の隣に移動する
サージェント「そのことはあまり大っぴらに言わないでくれ」ヒソヒソ
魔法剣士「?…すまない」
サージェント「で、その話がどうした?」
魔法剣士「その時、ギルマスさんが使ったという【あれ】とは一体なんだ?」
サージェント「……ああ…」
女武闘家「……しっちはっちっ」グッグッ 魔法使い見習い「……」ペラッ
サージェント「マスターは分身魔法が使えるんだ」
魔法剣士「ああ、それは知っている…それがだめなのか?」
サージェント「…分身は自身の身体能力や魔力も分割するため、一人残っていれば良いとはいえ死亡率は高まる」
サージェント「そうなった場合、死んだ分身は再融合できず残った方は弱体化したままになるというリスキーな技なんだ」
魔法剣士「…なるほど…だが、そもそも魔物と戦うことそのものが命がけでもある。そこでどう戦おうと仕方のないことでは」
サージェント「…ああ、使わざるを得ない状況で、分身体を犠牲にしてでも勝たなければならない場面もある」
サージェント「それは重々承知だ…マスターも苦渋の決断の末だと思っていた…」
サージェントは目を瞑る
魔法剣士「……」
魔法剣士は思い出す
脚を負傷し床に腕を立て、目を開けるとグチャグチャになったギルマス
魔法剣士「…そうか……」
212 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 14:55:25.69 ID:a6O7kpW60
サージェント「だが…最近、それを楽な戦術だと考えている節があるんだ」
魔法剣士「?」
サージェント「分身して肉壁になったり自爆特攻することを前提にした戦略を組んでいるように思えるんだよ」
サージェントは、目つきを変える
女武闘家「…ウチ、あんなのは戦いとは思えない」魔法使い見習い「…分身は…どれも本物のマスターだから……」
そこに二人も加わる
サージェント「自分から死んでいい戦いがあるか…?」
魔法剣士「…」
リアン「……」モジモジ
サージェント「!…聞こえてしまったか…」
そこで、サージェントはリアンの落ち着かない様子に気づく
女武闘家「ご、ごめんナ、リアン」
リアン「ぅ」プイッ
魔法使い見習い「…」アセアセ
リアン「っっーーーー」ギュウウゥゥ
リアン「……」
リアンは人形を強く抱きしめる
するとリアンは少し落ち着きを取り戻し
リアン「…ぇと………んっ…!」パッ
ポケットから袋を取り出した
女武闘家「ほぇ?クッキー?」
魔法使い見習い「…もしかして、これ渡したかったの…?」
リアン「!…」コクッ コクッ
サージェント「そういうことか…」
213 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 17:43:21.21 ID:a6O7kpW60
シスター「あら〜?皆さんクッキーを食べるんですか〜、おいしそうですね〜」
そこへ、相談室からシスターが戻ってきた
女武闘家「おぅ、シスター!リアンがくれたんだ!」
シスター「リアンちゃんが…もしかして手作りですか〜?」
リアン「!…ぅん……!」
女武闘家「そうだったのカ!?すっごいナ!」
サージェント「良くできているじゃないか」
リアン「ぇへ…」テレッ
女武闘家「それじゃ!いっただっきまーす!」シスター「いただきます〜」
テーブルを囲い、皆はクッキーを食べる
パクッ
女武闘家「んー!ウッマイ!」
リアン「ほ、ほんと…?」
女武闘家「ああ!サイコーだ!」
サージェント「上手く焼けている、砂糖の量もちょうどいいな」
リアン「!」パアアァァ
魔法使い見習い「シスターが淹れてくれたお茶と、とてもよく合うよ」
シスター「まあ!うふふ、それではこれからは一緒にお茶の準備しましょうか〜」
リアン「///」ギュッ
皆から褒められ、リアンは堪らず人形を抱きしめる
魔法剣士「…」
一方、クッキーには手をつけていなかった魔法剣士
シスター「魔法剣士さんもいかがですか?」
魔法剣士「ん…いいのか?」
リアン「…」ウンウン
リアンはご機嫌にうなずく
魔法剣士「では、ありがたくいただこう」パクッ
魔法剣士「とても美味しいぞ」
リアン「!」ニコッ
返事を聞き、リアンは微笑む
サージェント「もっと気軽にいいんだぞ、もう仲間だろう」
魔法剣士「……ああ、そうだな」
214 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/10/31(土) 18:56:15.18 ID:a6O7kpW60
工場長「…とても賑やかなギルドなんですね」
ギルマス「あはは、メンバー同士の仲も大事にしていて、騒がしいようでしたら申し訳ありません」
工場長「いえいえ!そんなとんでもございません!むしろ安心しましたよ!」ギルマス「ははは…」
メンバー達の賑やかな声は、相談室まで届いていた
サージェント「そうだ、シスター、依頼はどうだったんだ?」
シスター「いえ〜、私はお話は聞いていないので…」
女武闘家「まだ話終わんないのかナ〜」
シスター「気長に待ちましょう〜」
そのことには気づかず、相談室の様子を気にするメンバー達
リアンの作ったクッキーを食べながらギルマス達をいまかいまかと待ち続ける
サージェント「しかし、この時間も戦いに向けて何かしたいが、もうすぐ話が終わるかもしれないしできることが限られるな」
サージェント「装備の整備等は最終チェックまで済んだし、もう一回するにしても時間がかかってしまうし」
女武闘家「気を休めるのも修行だぞ!」
サージェント「そうはいってもな…」
魔法使い見習い「……」ペラッ
サージェント「見習いは魔法の勉強ができるか」
魔法使い見習い「あ、いや…これは物語です」
サージェント「そ、そうか」
魔法剣士「(見習い…あの格好は魔法使いに見えるが、あまり魔力を感じない…)」
リアン「…」パクパク
シスター「どのようなお話なのですか〜?」
魔法使い見習い「ん」
魔法使い見習いが読んでいる本の内容
>>215
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/31(土) 19:21:52.30 ID:m3hotE3F0
魔法探偵が活躍する推理小説
216 :
寝落ち。
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/01(日) 11:26:34.85 ID:qbbmshbX0
魔法使い見習い「この物語の主人公は魔法を使う探偵で…」
女武闘家「タンテー?」
魔法使い見習い「えっと…」
サージェント「依頼を受けて人や物を探したり、何をしているか調べる職業だったな」
魔法使い見習い「そ、そうです!」
女武闘家「へー」
魔法使い見習い「その探偵が様々な依頼を受けて、いたるところで起きる原因不明の事件の真相を、魔法を使った推理をして解明するんですよ」
シスター「そうなんですか、すごい人ですね〜」
魔法使い見習い「はい…すごくかっこいいんですよ…」
魔法剣士「なるほど、事件簿のようなものか、参考になるものがありそうだ」
女武闘家「そいつ強いのカ?」
魔法使い見習い「い、いやあ…そういうのとはちょっと…違うかも…」
魔法剣士「?」
女武闘家「違うって?」
サージェント「戦う話ではないんだろう、事件にも脚色があるだろうし」
魔法使い見習い「で、でも!その事件の一つ一つの手がかりを見つけていく過程が面白くてその中で巻き込まれた人達の考えてることとか…」
シスター「お話にも色々ありますよね〜」
魔法使い見習い「そ、そうです!」
女武闘家「そっか〜」
リアン「…」チラッチラッ
シスター「皆さんはこういう本を読まれたりするのですか〜?」
サージェント「読書か」
リアン「……」ウズウズ
メンバー達が読むか読まないか
読んだことがあればそのタイトルか内容、日常的に読んでればジャンルなど全般でも
サージェント
>>217
女武闘家
>>218
魔法剣士
>>219
リアン
>>220
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 11:51:45.58 ID:zZ6gEnsJO
感想を求められることから近所の小説家が書いた本(恋愛ものが多い)
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 12:21:14.25 ID:HsyVFAsR0
昔は義侠ものをいくつか
今は忙しくてあまり
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 12:31:09.28 ID:eNeFYC6t0
六法全書
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 12:39:13.96 ID:PqJF9r7RO
裁縫やドールやぬいぐるみ作成の指南書
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 14:09:00.43 ID:qbbmshbX0
サージェント「俺も最近は小説を読むことが多いな、そうか…こういう合間に読むのもいいか」
シスター「どのようなお話なのですか〜?」
サージェント「詳細はまだ言えないが、恋愛がテーマの物が多い」
シスター「あら〜…うふふふ…」
サージェント「…近所の小説家に感想を求められて仕方なく読んでいるんだ」
魔法使い見習い「小説家に…感想を……!?」ワナワナ
女武闘家「そういや、ウチも修行んとき読まされてたぞ」
シスター「まあ!女武闘家さんも恋愛小説を…?」
女武闘家「いやいや!違うよ!昔話みたいなもんだ!」
魔法使い見習い「!女武闘家さん、昔話読んでたんですか…!」
女武闘家「おぅ、つよきをくじきよわきをたすけ、ってよく言われたナ〜」
魔法使い見習い「いいですね…おとぎ話って大切なことを教えてくれますよね…」
シスター「魔法剣士さんは何か読まれますか?」
魔法剣士「んー、六法全書というものを読んだことがある」
魔法使い見習い「ろ、六方…全書…」
女武闘家「なんだソレ?」
サージェント「法律について詳しく書いてある本だ、ずいぶんとインテリな物を読んでいるな」
魔法剣士「法はしっかり守らないとな」
サージェント「……そうか…」
シスター「真面目な方なんですね〜、私も聖書を読んで正しき行いを心がけているので、共感します〜」
リアン「……」モジモジ
魔法使い見習い「…リ、リアンちゃんは本、読んだりする…?」
リアン「!…ぁ、あのね……ぉ、おへやに……うぅ…」
リアン「…おにんぎょうさんのね、つくるの…!」
シスター「まあ、お人形さんの作り方を勉強してるんですね」
女武闘家「すごいナ!リアン!なんでも作れんじゃないカ!」
リアン「う…で、でも……じょうずにできなぃ……」
サージェント「続けていれば、きっと作れるようになるさ」
魔法使い見習い「とても素敵よ、リアンちゃん」
リアン「ぅ、うん…///」ギュッ
222 :
◆nBNxbiMXrY
[sage]:2020/11/01(日) 18:08:15.74 ID:qbbmshbX0
リアン「ぇっと……このこと、ないしょ…」
魔法使い見習い「?」
シスター「ギルマスさまを驚かせたいんですね」
リアン「♪」
サージェント「サプライズか、わかった」
女武闘家「しっかし、まだかナー?マスター」
サージェント「話し込んでいるみたいだな、もうしばらく待つか」
魔法剣士「…いつもこうやって待つのか?」
サージェント「俺達はだいたいそうだが、空けていても平気だぞ」
女武闘家「仮面剣士はしょっちゅう出かけてるし、シスターも紀伊のおっちゃんも別の仕事してるからナ」
サージェント「依頼があっても緊急じゃなければ準備があるから、それまでに顔を出してくれればいい」
魔法剣士「なるほど」
そうして、メンバー達はお茶を飲みながらギルマスを待ち、魔法使い見習いは読書を再開する
シスター「見習いさん、そちらの小説、よろしければ一緒に読ませていただけませんか〜?」
魔法使い見習い「!いいですよ!」
シスター「ありがとうございます〜、教会で子供たちに聞かせたら、きっと喜びます〜」
魔法使い見習い「あ、そういえば、その件どうなりました?」
シスター「その件?」
魔法使い見習い「子供たちが、とんがりコーンで魔女のふりするのですよ」
魔法使い見習いは声を低くする
魔法剣士「とんがりコーン?」
女武闘家「そういうお菓子があんだ」
サージェント「その名の通りとがった三角形で、底から空洞になっていてな」
魔法使い見習い「それを指にはめて魔女の爪って、ひどくないですか?」
魔法剣士「うーん、よくわからないな」
魔法使い見習い「見ればわかります」
魔法剣士「そ、そうか」
シスター「そのことなのですがー……言ってもやめてくれなくて〜、それどころか…どんどん流行ってるような〜…?」
魔法使い見習い「な、なんでですか…?ちゃんと強く言いました?」
静かに本を読んでいた魔法使い見習いの態度が変わる
223 :
◆nBNxbiMXrY
[sage]:2020/11/01(日) 18:38:13.63 ID:qbbmshbX0
シスター「すみません〜、私は強く言ったつもりなんですが…」
魔法使い見習い「それって甘いんじゃないですか?食べ物で遊んでるんですよ?もっと怒ってください!」
魔法使い見習いは声を荒げる
シスター「う、うーん……」
サージェント「まあ、子供のやることだから仕方ないところもあるだろう?」
魔法使い見習い「子供だからこそしっかり教えなきゃいけないんじゃないですか!」
女武闘家「でも結局食べてんならいいじゃないカ、みんなに迷惑かけてるわけじゃないだろ?」
魔法使い見習い「迷惑大ありです!あんなの魔女に対する侮辱です!」
魔法剣士「……」
困り果てるシスターを庇うも、魔法使い見習いの怒りは鎮まらない
リアン「…」ビクビク
サージェント「リアンが怖がるから、ここまでにしないか?」
魔法使い見習い「っ……」
魔法使い見習いは我に返る
魔法使い見習い「…リアンちゃんは、そんなことしないもんね…?」
リアン「…」コクッ コクッ
魔法剣士「……」
魔法使い見習い「…あなたからも研ぎ澄まされた魔翌力を感じます、魔法使いならばあんな行為は許してはおけないはずです」
魔法剣士「…たしかに魔法使いは素晴らしい、侮辱されるのは私も嫌だ」
魔法使い見習い「!ですよね…!」
魔法剣士「だが…聞いた話だと、どうもそこまで侮辱されているようには思えない」
魔法使い見習い「それは、見ていないから…」
魔法剣士「…魔女の迫害の歴史を知っているか?」
魔法剣士は話し出す
魔法使い見習い「…本で読みましたよ…」
魔法剣士「見たならわかると思う、その時に魔女たちがうけていた仕打ちを」
魔法使い見習い「……」
魔法剣士「それに比べて、子供が魔女になりきっているなんて、大して…」
がちゃっ
寺本「うい〜〜〜っひっひっひ〜〜〜っく///……魔女だじょおおおお〜〜〜///」パラパラー
224 :
◆nBNxbiMXrY
[sage]:2020/11/01(日) 18:56:44.74 ID:qbbmshbX0
そこに舞い込んできたのは、両手の指にとんがりコーンをはめた寺本
おぼつかない足取りでロビーに入ってくる
魔法剣士「」
女武闘家「あちゃー」
サージェント「はぁ…」
魔法使い見習い「あ……ああ……あぁぁぁあああああッッッ!!!!」
魔法使い見習いは激怒する
寺本「あ?みならいがふたりいるぞ?どっちがほんものらあ?まっほ〜のじゅもんでにせものおおおぉぉぉ………とんでけっ!!」ヒック
魔法使い見習い「やめて!いますぐ!そのとんがりコーンを外してっ!!」
シスター「寺本さん、やっぱり飲んできたんじゃないですか〜…」
寺本「のんでないのんれない!ういっ…のんでたらそのままみせにいすわっからおれ〜なはは〜」
サージェント「言い訳だけは考えられるのか?」
魔法使い見習い「外 し て く だ さ い よっっっっ」グイイイイ
寺本「うぎょわあああああっっっ!?!?!?つめがはがされたああああああああ!!!!」バタバタゴロゴロ
魔法剣士「(これはひどい)」
ガチャッ
ギルマス「なにごとですか?」
そこへ相談室からギルマスと工場長が出てくる
女武闘家「マスター!やっと終わったのカ!」
リアン「!」タッタッタ ギュッ
ギルマス「おっと…何があったんだい?」
サージェント「酔っぱらいだ…工場長さんも気にしなくて構わない」
工場長「あ…あははは、これはこれは…」
225 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/01(日) 20:32:53.08 ID:qbbmshbX0
ギルマス「…で、今回の依頼なのですが」
しばらくしたのち、話し合いをすると言って工場長を帰し、メンバー達はテーブルに集まる
寺本は、寝たので部屋に運んだ
ギルマス「簡単に言うと旅の護衛です」
ギルマス「二つとなりの街まで二名の社員が製品を運送するため、その道中で守っていて欲しいと…」
サージェント「護衛が必要ということは、運河は使わないルートなのか」
ギルマス「はい、運河は大きく曲がっていて取引先の街までは長く、納期に間に合わないため陸路で直線に行くとのことです」
仮面剣士「納期のために命を危険にさらすのですね」
サージェント「どの仕事も命がけなんだな」
魔法剣士「……」
シスター「……」
ギルマス「それで、その旅路なんですが…」
アイリス〜取引先の街まで、地形や風景など地域の特徴
>>226
コンマ一桁、距離 半分、納期
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/11/01(日) 20:36:27.70 ID:nGu5EDH10
川沿いの道を進んでいく。川原に花園が広がる
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 20:37:15.17 ID:ScKLmIib0
一面緑の森林に覆われた街
228 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/01(日) 21:21:19.95 ID:qbbmshbX0
ミス アイリス〜中間の街でした
せっかくなので中間の街は
>>227
にします
ギルマス「運河を渡って街から出ると川が分岐しているので、その川を沿っていきます」
サージェント「周辺の環境はどんな感じだ?」
ギルマス「山岳付近を少しだけ進めば、川沿いに花園が広がる平地です」
サージェント「結構安全そうだな」
仮面剣士「ですが、恵まれた環境では獣も育ちますし、最近では盗賊も増えているようですからね」
ギルマス「そしてその途中に森林に覆われた街があるのですがそこから先は、また環境が変わっていきます」
中間の街〜取引先の街まで、地形や風景など地域の特徴
>>229
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 22:11:33.52 ID:iCPmRTZDO
小さい山と谷が続き高低差が激しい
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/01(日) 22:12:21.17 ID:1m11wfqxO
廃鉱山地帯で、3つの長い隧道を通っていく道
231 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/01(日) 23:19:39.73 ID:qbbmshbX0
ギルマス「後半はアイリス付近程ではありませんが山道が続きます」
ギルマス「合間合間に深い谷があるので、高低差はアイリスよりもあります」
ギルマス「そして、そこを越えれば目的の街につきます」
サージェント「結構長い道のりだな」
ギルマス「納期は五日です」
魔法剣士「この距離を五日か…」
シスター「道も険しそうですし…お守りしながらとなると」
ギルマス「あちらのほうでオフロードのトラックを用意しているそうなので、メンバーは荷台に乗っていいみたいです」
魔法剣士「おふろ…?」
ギルマス「舗装されていない道を想定した貨物車ですよ、舟と同じように自動です」
魔法剣士「そんなものまで…」
仮面剣士「それでも山と谷を越えるのは厳しそうですが」
サージェント「そこはなんとかやっていくしかないか」
ギルマス「運転は社員の方がしてくれるので、メンバーは警戒にあたりトラックへの被害をおさえましょう」
サージェント「まとめると、前半は山岳付近を進み、のちに花が広がる平地を川沿いに進む」
サージェント「そこでは、盗賊や大型の獣の警戒にあたる」
サージェント「途中の森林に覆われた街で態勢を整え、後半の高低差が激しい地帯を進む」
サージェント「常に魔物との遭遇に備えておこう」
ギルマス「ありがとうございます」
仮面剣士「それで、僕たちは一体何を運ばされるのですか?」
サージェント「それも知っておいた方が戦いやすいかもな」
ギルマス「とんがりコーンというお菓子ですよ」
魔法使い見習い「」
232 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/01(日) 23:36:20.36 ID:qbbmshbX0
今日はこの辺にしておきます
凄く長くなってしまいましたが
明日は、護衛に向かうメンバーを決めて、依頼開始ですね
システムとかはそこまでガチガチには決めてないんですが、依頼の内容の向き不向きてきなのを考えてます
探索が得意〜とかロールプレイで有利〜とか純戦闘員です〜とかそのくらいですが
その時の安価やコンマ次第でどうとでもなると思うので、そこまで重要じゃないかな
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/03(火) 05:35:23.70 ID:DbuqQIfY0
何でい、明日と言うから待ってたのに明後日になっちまったじゃねいか
234 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/03(火) 20:33:37.93 ID:TCAS36vE0
ここんとこ不規則なもんですみません
明日は昼からできそうなのでやりたい、というかやる
235 :
◆nBNxbiMXrY
[saga]:2020/11/04(水) 13:00:44.16 ID:qyqCOJMk0
今、人いるかわかりませんがとりあえずやっておきます
積荷と社員の護衛 難易度:69
『2つとなりの街から急に大量の納品依頼がきており、運送業者の人手がたりないため工場の社員(2名)と一緒にそれを届ける仕事
最短ルートでいく予定だが、そこでは盗賊や大型の獣の襲撃が予想されるためそれらから守らなくてはいけない
護衛の人数は多くても納期に間に合えば人数分払ってくれるとのこと
ルート:山岳付近(1)〜平地の花園川沿い(4)〜森林の街(1)〜山と谷(4)〜目的地 同行:社員×2 オフロードトラック 期限:5日』
まずは依頼に向かうメンバー決めです
>>236-240
までで1レス何キャラでもいいです、総出でもソロでも
魔法剣士 能力:50 身体:25/25 魔力:25/25
『真面目な性格で、日々の鍛錬で剣術も魔法も習得した努力家
剣に炎や氷を纏ったり、土魔法で錬金、鍛冶をして剣の自給自足もできる万能っぷりだが
かつては器用貧乏で人から必要とされず、今は何でもできるゆえ人を必要とせず、必然と一匹狼になっていった』
仮面剣士 能力:36 身体:25/25 魔力:11/11』
『蝶型の赤いアイマスクが特徴的。小さい時分は
孤児院で過ごしておりそこで武術を身につけた
【地元貴族の落としダネ】てな噂もあるが……』
女武闘家 能力:188 身体:151/151 魔力:37/37
『黒髪ツインテールでチャイナドレス風の道着に身を包んでいる。爆乳
明るく元気な性格で強い人と戦うことが大好き
戦闘では格闘術の他、人間の生命エネルギーである【気】を操り光線のように放ったり回復なども出来る
また激しく動く戦闘スタイルなため、戦闘中は胸も激しく揺れまくる』
魔法使い見習い 能力:14 身体:13/13 魔力:1/1
『内気で大人しい性格の、茶髪を三つ編みにしてメガネを掛けた女性
幼少時におとぎ話の魔法使いに憧れているが、実はかなりの身体能力を持ち、さらに怪力
周りからも戦士を目指した方がいいと言われたりしてへこんでいる』
シスター 能力:18 身体:5/5 魔力:13/13
『修道女、のんびりした性格で回復とデバフの魔法が得意
この町に派遣されたばかりの頃、ギルマスに助けられた縁でギルド入りしている
夢はこの町の寂れた教会を大きくすること(ただし、30年計画)』
サージェント 能力:21 身体:19/19 魔力:2/2
『ガンマン。遠くの国の元兵士だが、元上官とトラブルを起こしてこの町まで逃げてきたらしい
銃火器の扱いは得意だが、魔法は小さい火を灯せる程度
少し前までギャングの仲間の様なことをしていたが、好きな女性ができたため真っ当な職を獲るべくギルマスの所にやってきた』
リアン 能力:31 身体:6/6 魔力:25/25
『白いロングヘアの小柄で華奢な体格の少女
性格は気弱で引っ込み思案で常に何らかの人形やヌイグルミを抱いている
人形やヌイグルミに命と力を与える特殊な力を持っている
この力のせいで周囲から孤立していたところをギルマスと出会った』
紀伊 国也 能力:133 身体:133/133
『青果店の店主
どんな包丁でも扱える殺人包丁術の達人』
寺本勝春 能力:90 身体:45/45 魔力:45/45
『ニート』
重複しているキャラが多いレスに決定
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/04(水) 13:38:56.35 ID:L6L600U20
寺本
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/04(水) 14:25:25.96 ID:z50n5Q/50
魔法剣士 リアン 紀伊 国也
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/04(水) 14:42:03.67 ID:jo95VZrVO
総出
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/04(水) 14:47:05.80 ID:kOaH2XJDO
最初の任務で皆がどういう行動するのか見たいし、総出で
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/04(水) 18:40:38.80 ID:bNhnARa80
総出
難易度も高く長時間拘束されるタイプの依頼だし人数は多いほうがいい
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/09(月) 23:58:25.22 ID:QaksbNVL0
穢多
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[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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