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魔剣転生 part3

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350 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 18:33:32.72 ID:cHEeva71o
再開します。
本調子ではない(物1580魔1680)です、一切の弱体化はありません。



イブ「属性は────火、風、水の複合属性、『世界』と思われます」

ランドルフ「世界……?聞いた事ないけどな、そんな属性」

イブ「現代の時代域では初と思われます。対象はティンダロス・ドラゴン、世界終末の刻に出現する破壊龍である為必然的に観測者は皆無になります」

ランドルフ「はっ?ティン……?」

イブ「ティンダロス・ドラゴン。世界の総意思であり、世界の命に従い全てを抹消する破壊龍です」

イブ「当該種の存在目的として人類の進化の抑止が主である為、恐らく蒸気機関の発明や拳銃の普及化に伴い覚醒したものと思われます」

イブ「しかし今回はなんらかの理由により本調子ではない事が窺える為、アドミニスターの天帝剣ハルシオンを最大限に駆使すれば勝利は可能と思われます」

ランドルフ「………」

ランドルフ「…イブ、今の話冗談じゃないんだよな……?」

イブ「私は虚偽をアウトプットする事が不可能です」

ランドルフ「世界終末の……破壊龍…………」

チラ


巨大古龍「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!」「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!」「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」



ドッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!



ランドルフ「……あれが、本調子じゃない?」タラッ

イブ「はい」
351 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 18:41:11.95 ID:cHEeva71o
ランドルフ「……と、とにかく王子や父上、王に伝えないとヤバくないか?」

イブ「集団戦という観点から見れば非常に危険な状況に陥るでしょう」

ランドルフ「イブ行くぞ!この事を伝えないとッ!!」ダッ

イブ「諒解です、アドミニスター」タッ



ザワザワ....


ダダダダダダダッ!!

ズザァッ!


バカ王族「うおッ、急にどうしたよランドルフちゃん……」

ランドルフ「王子、聞いて下さい!あと父上は何処に……!?」

ゼーベック「ん?ここに居るが」

ランドルフ「! 良かった、お二人にお話ししたい事が……!!!」


…………………………。

………………。

………。


バカ王族「はァ?世界終末の破壊龍ゥ〜〜〜??」

ゼーベック「……俄かには信じられんな」
352 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 18:48:03.74 ID:cHEeva71o
ランドルフ「しかし、本当の様なんです!」

バカ王族「様って、誰から聞いたんよ?」

ランドルフ「イブです! 彼女の解析によって判明したんです……!」

ゼーベック「イブの?」

バカ王族「人形マンコか。……本当か?それ」

イブ「事実です。現在王都前にて王国兵と交戦中の古龍は、ティンダロス・ドラゴンそのものでしょう」

バカ王族「ふ〜〜〜〜〜ん……」

ゼーベック「………」

ランドルフ「し、信じて下さい! もしこれが本当なら、王国騎士団や王国本部が一丸となって連携しなければ……!!」


バカ王族信用度
50(唯一の悪友)+20(友好度)=80

80以下で信じます

下1

ゼーベック信用度
70(親子の絆)+25(友好度)=95

95以下で信じます

下2
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 18:49:16.12 ID:Bsay4r2/0
354 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 18:49:17.47 ID:cHEeva71o
バカ王族70以下です

下1

ゼーベックは変わらず

下2
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 18:49:34.29 ID:84EodeZDO
はい
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 18:49:46.24 ID:p9OpZDMA0
357 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:02:06.59 ID:cHEeva71o
バカ王族「……ま、オメーが言うんならそうなんだろォな。何、親父に言って来りゃいいの?」

ゼーベック「まあ息子の言う事だからな。わしは騎士団の方に掛け合えばいいのか?」

ランドルフ「! 父上、王子……!!」

バカ王族「あーでもよ、その前に一つ聞きてえんだけどさ。正直に答えろよ、人形マンコ」

イブ「はい」

バカ王族「テメェが言ったのってあれじゃん、要するに単なる説明みてぇなもんに過ぎねェーよな?でもさ、俺らが聞きてえのってそういうんじゃなく対処法な訳」

バカ王族「だから今からどう奴に対処すりゃ良いのか言えよ。じゃねえと色々面倒だ」

イブ「諒解しました。まず、アドミニスターがハルシオンの第二魔法【神威瀟来・白夜】を発動します」

ランドルフ(……言ってないのに、流石だな)

イブ「これによりティンダロス・ドラゴンに対し一定のダメージを与えたのち、現在王都にて滞在中の魔剣ユーザーの魔法を全解放します」

ゼーベック「あの娘などのか」

イブ「そして完全にティンダロス・ドラゴンが満身創痍になった瞬間に、王国兵による総攻撃を開始すると言う形がベストでしょう」

バカ王族「………」

バカ王族「ん?割と単純じゃね?」

イブ「シンプルかつ喫緊の事態にも有効的なオペレーションをサジェストしました」

ゼーベック「うむ、それなら今すぐにでも可能なのではないか?要するに破壊力の高い順に攻撃を開始する、という事だろ?」

イブ「はい」
358 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:12:54.88 ID:cHEeva71o
ゼーベック「よし分かった、では行ってくるぞ。今日中に殺せると良いな!」

バカ王族「爺さんは騎士団の団長、ボクちゃんは親父、ランドルフちゃんはあのクロメとかいうマンコのトコに行ってくるッて感じな。もう2、3時間したら完全に作戦開始するしよ、パパッと行って戻ってくんぞ」

ランドルフ「了解です! ……あ、でも王子大丈夫ですか?王とは仲が………」

バカ王族「言う程悪かねェーよ。ま、こういう時に応えてくれるかどうかは知らねェけどな」

ゼーベック「まあ、失敗したら失敗したでその中で最善を考えれば良いだろ。さ、全員行くぞ!時間が惜しいからな!」ダダッ

バカ王族「そういうこッたな、とりま成功を祈んぜ!」ダダッ

ランドルフ「…イブ、僕たちも行こう。クロメちゃんが応えてくれるかは分からないが……」

イブ「諒解です、アドミニスター」

ダダダッ....


結果……


81以上 アドルフ、クロメ、騎士団団長の全員が応えてくれた
80〜50 アドルフ、騎士団団長が応えてくれた
49〜10 クロメ、騎士団団長が応えてくれた
9以下 誰も応えてくれなかった……

下1
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 19:21:07.65 ID:+mYhqPcBO
360 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:27:06.19 ID:cEgbRYKZo
兵舎 待機室


ランドルフ「クロメちゃんッ!」バタンッ

クロメ「うん?あ、公爵さま」

ランドルフ「なあ頼む、少し話があるんだ!」

クロメ「はなし……?」


…………………。



クロメ「……うーん………」

ランドルフ「分かったか?」

クロメ「うん、まぁ……ええと」チラ

イブ「………」

クロメ(………)

クロメ(どうかんがえても、思春期のあれだよね………)

クロメ(公爵さまってあんがいピュアなのかな?)チラ

ランドルフ「」ジッ....

クロメ(うわマジ顔してる)
361 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:37:02.77 ID:cEgbRYKZo
クロメ(……うーん、こういう時は)

クロメ「……えっと、公爵さま」

ランドルフ「な、なんだ?」

クロメ「あのね、その娘がどういう娘かはしらないけど」

ボソッ

クロメ「そっとしといてあげて?おんなのこだってそうなる時あるんだよ……」

ランドルフ「は……?」

ランドルフ「………………」

ランドルフ「………違う、そういう事じゃない!真面目な話なんだよっ!」

クロメ「いやだってどうかんがえても14さいくらいの子がおちいりがちなあれじゃん…」

ランドルフ「〜〜〜〜ッ!! ああクソこういう時どうすれば……!!」

イブ「アドミニスター、まもなく指揮官の召集が有ります。早急に戻るべきかと」

ランドルフ「く……クロメちゃんッ、頼む!出来れば早期に魔剣を使ってくれ!それが最善らしいんだ!!」

クロメ「あー、おけおけです」テキトー

ランドルフ「頼んだぞ!本当に頼んだぞ!!」ダッ


クロメ「………」

クロメ(公爵さまって、いがいとアホだね)


クロメの魔剣使用が遅れます。
クロメの評価が上がりました。
クロメはランドルフの事をへんな人だと思っている様です。
362 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:46:48.39 ID:cEgbRYKZo
本陣


バカ王族「……で、言い出しっぺのランドルフちゃんだけ説得出来ずってか?ふざけてんのかボケッ!!」ペシッ

ゼーベック「何故全力で叩かんのだ?」

バカ王族「その事はそっとしとけクソが!!」

ランドルフ「………す、すみません」

ゼーベック「どちらにせよ国王と団長が動くのだからさして問題もないと思うがなあ」


「こんにちは、少し混ぜってもらっても良いかな?」


ランドルフ「えっ?」

バカ王族「……あ?親父?」

アドルフ「やぁ愚息よ。ああ、ゼーベック殿もいるんだね?」

ゼーベック「おお、国王か。なんだ、激励の言葉でも送りに来たか?」

アドルフ「それもあるけれどもね、やはり一番は」

スッ

アドルフ「ランドルフくん。先陣は、君と君の私兵に任せる事になる。この事を伝えに来たのさ」


ランドルフ「………!」
363 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 19:58:38.27 ID:cEgbRYKZo
バカ王族「……おい親父、ボクちんも忘れンなよ。ランドルフちゃんが行くんだからボクちんも行くぞ?」

アドルフ「ん?何、本気だったのかい?すごいね、君が誰かの為に命を賭けるなんて初めてじゃないか?はっはっは」

ゼーベック「わしも行くぞ。世界を破壊する程の龍なのだろ?今からそんなモンと戦えると思うとなあ、血が滾って滾ってしょうがないわ」ボキッ ボキッ

バカ王族「で、ランドルフちゃん。そこの人形マンコはどうすんの?」

イブ「同行します。アドミニスターの死は私の死を意味します」

ランドルフ「そんな、大袈裟な……」

イブ「事実です。私とアドミニスターは特殊魔導回路で繋がっており、アドミニスターの生命活動が停止すると共にその活動機関の一切を停止する事になります」

ランドルフ「は!!!??」

アドルフ「ともかく、君にはすぐに出て貰うからね。……例の事についてはしっかり実行するけれど、これで失敗したら責任問題だ。その場合は、色々負担して貰うよ」ニコ

ランドルフ「あ……はい、そちらは勿論です」

アドルフ「…余程自信があるのかな?まあ、お手並み拝見といこうか」

スタスタスタ....


ランドルフ「………」

ランドルフ(古龍どころか、龍と戦うのさえ初めてだが………)

ランドルフ「……やるぞ、イブ。絶対に、勝つんだ」

イブ「諒解です、アドミニスター」


戦闘を開始します。
364 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 20:03:03.10 ID:cEgbRYKZo
さて、この後戦闘に入りますが……。
実は、今からある事を先に決めなきゃいけません。
そして、それによって今回の戦いは『大きく』変わります。

ハルシオンで蹂躙出来るか、ボッコボコにされて核で蒸発するかの二択です。
拮抗展開とかありません。
という事で決めましょう。
『どれくらい兵団が分散しているか』を。


81以上 3
80〜60 10
59〜30 20
29以下 30(ほぼ敗北確定)

下1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:04:17.79 ID:Bsay4r2/0
366 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 20:12:20.07 ID:cEgbRYKZo
10ですね。
まず魔法戦闘値が1680。
それを【パーフェクト・ディザスター】で2680。
これを【巨躯】の全体攻撃に当て嵌めると×10で26800。

やはり最初のハルシオンで被弾判定回数を稼がないと、超災害で毎ターン1〜3割の兵が死んでいく中での戦闘は辛いものがあるでしょう。
ただネタバレしとくと、ティンダロス・ドラゴンさんは15回被弾しないと死にません。
ハルシオンブッパで一撃3〜5回被弾相当の攻撃を3度当てられますが、例えば合計9回分とかだったらもう諦めるしかないでしょう。
12回分超えて希望が見える感じです。

ご飯食べるので1〜2時間後に復帰します。
次周に移るか、まだ紡げるかはぶっちゃけ分かりません。
でも全力を尽くしましょう。


一旦落ちます。
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:14:07.92 ID:Bsay4r2/0
一旦乙
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:18:51.90 ID:d5Sn3wW/o
たんおつ
369 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:11:25.67 ID:bumi9tM/o
再開です。



ヒュウウウウウウウウウウッ....


フワッ


ランドルフ「これが、雷翼………」

チラ



巨大古龍『『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!』』



ランドルフ(……僕の攻撃で、全てが決まる)

ランドルフ「…………」

ランドルフ「……やらなきゃ、な」グッ

フォンッ....

ランドルフ「頼む、ハルシオン────僕に力を、貸してくれッ!!!」


………………。

……………………………。

ゥィィィン....

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッ......
370 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:22:22.01 ID:bumi9tM/o
…………。
ふうん。
ベリオルより強いのか。
凄いなこれは。

個体としては世界最強クラスか。
そりゃあ文明を破壊できる訳だ。
まあ、俺の神威瀟来があれば数発で瀕死直前まで追い込めるんだろうが。

つっても、このランドルフとかいう奴が求めてるのは自分の生存じゃない。
王国の無事だ。
まあ、今回で恐らく5割以上の兵が消し飛ぶんだろうから、無事もクソもないんだろうけどな。

……とはいえ、文明を滅ぼす奴相手に一国の軍で済んだら凄い事なんだが。
人間は、あのティンダロスなんたらというのを知らない訳だからな。
当然、5割を超えれば色々面倒な事になるんだろう。
自衛力を失った国に待ってるのは………まあ、侵略の未来だな。

………。
あの男の言葉を借りる訳じゃあないが。
お手並み拝見といこうか、ランドルフ。



キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッ!!!!!!


ランドルフ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!」


バチッ....

バチバチバチッ....

バチバチバチバチバチバチバチバチバチッ....

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチッッ....!!!!



ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
371 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:27:11.96 ID:bumi9tM/o
バチッ、バチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチッッ!!!!!


白い雷神『──────』



ランドルフ「………! これ、が……」



巨大古龍「ギャオオッ……!!?」「ギャアァ…………?!!」「ギャオオオオオオオオオオッ!!!?」


ゴゥッ....!!!


巨大古龍『『ギャガァッ!!!???』』グラッ....


ドチャアアアアアアッッ!!!!





ゼーベック「……おお………!!」

バカ王族「アレ……ランドルフちゃんか………?」
372 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:29:55.47 ID:bumi9tM/o
キラッ

キラキラッ


....シュウンッ!

シュンシュンシュンシュンシュンッ!!!!


ドドドドドドドドドドッ!!!!


巨大古龍『『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!』』




クロメ「……うはー。すっご」

王国兵A「あ、アレが……」

王国兵B「ハルシオンの、力………!!!」
373 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:34:22.64 ID:bumi9tM/o
ランドルフ「………」

ランドルフ(え?いや僕何もしてないんだけど……)

ランドルフ(………)

ランドルフ(まさかこれ何もしなくても良い奴?)



んな訳ないだろうが。
しっかり撃ってやれよ。
ぶっちゃけさしてダメージ与えられてないぞ。



バチッ!

ランドルフ「いッて!?」

ランドルフ「な、え、今の……?」



撃つんだよ。
感覚覚えろ。
まずは俺が代行で撃ってやるから。

……聞こえてねえのか?
まあ良い。
どっちにしろ魔力の流れは分かるだろ。
やるぞ。



....キィィィィィィィィィィィンッッ!!!!

ランドルフ「………は!?」

ランドルフ(な、勝手に魔力が流れて────)
374 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:38:42.01 ID:bumi9tM/o
死ね、ゴミ。



───ィィィンッッ!!!!!


白い雷神『──────』ヒュウッ....



ランドルフ「あ………」

ランドルフ(白い戦鎚が、振り下ろされて────)



白い雷神『』ゴウッ!!!!!!



巨大古龍『『ギャアッ────!!!??』』



ドシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!!!!



71以上 腹に大穴を開けた(5発分の被弾判定)
70〜40 腕を使えなくさせた(4発分の被弾判定)
39以下 大火傷を負わせた(3発分の被弾判定)

下1
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:39:30.59 ID:O0bwLhp/O
風穴
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:39:32.89 ID:5Q8iw/6q0
いけ
377 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:43:29.82 ID:bumi9tM/o
ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!


巨大古龍『『ッギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!?????』』


ブッシュウウウウウウウウウウウウウッッ



ランドルフ「う、お………!!?」

ランドルフ(す、凄い……何だ、今のは………!!?)




バカ王族「………すっげェ……………」

ゼーベック「…………アレは、わしでも死ぬかもなァ………………」

私兵A「」ポカーン

私兵B「……あ、あわわわわ」

私兵C「………俺たち、あんな化け物に陰口叩いてたのか?」
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:46:54.45 ID:d5Sn3wW/o
やれー
379 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:47:35.84 ID:bumi9tM/o
アドルフ「………」

チラ

イブ「………」

アドルフ「なるほど、理解したよ。本当だった様だね」

イブ「早急にアドミニスターの要請を実行して下さい」

アドルフ「無論さ。……ああ、あんなもの見れば、従わざるを得ないよ」

アドルフ「……そして」


アドルフ(……あんな力を、今まで封印していたのが馬鹿らしかったね)

アドルフ(愚息よ、感謝するよ。君は実にバカではあるが、馬鹿ではない。……良い友を持ったね)

アドルフ(精々、骨の髄まで利用させて貰うよ)ニィ


イブ「………」
380 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:54:50.55 ID:bumi9tM/o
ランドルフ「………」

ランドルフ(……何となく、分かる)

ランドルフ(僕はあの力を後、2回は使える)

ランドルフ(しかし逆に2回使えば、暫く使えない様だ)

ランドルフ「……………」


チャキッ


ランドルフ「……何だか、久し振りだよ」フ

ランドルフ「こんな全能感を得たのはね」

ランドルフ「………」

フォンッ

ランドルフ(でも、直ぐに終わらせよう。……この時間が終わるのは、何だか寂しい様な気がするけど)

ランドルフ「僕は、王国の公爵だからね」ニッ

スッ


白い雷神『』ヒュウッ....


ゴウッ!!!!!!


巨大古龍『『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!????』』



71以上 頭の一つを灼き殺す(5発分の被弾判定)
70〜40 真ん中の頭の眼を灼き潰す(4発分の被弾判定)
39以下 脚を損傷させる(3発分の被弾判定)

下1
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:55:07.79 ID:p9OpZDMA0
くらえ!
382 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 21:58:13.01 ID:bumi9tM/o
ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


巨大古龍『『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!』』


ジュッ


ブチャアッ!!!!



クロメ「! あ、あたまが……!!」

王国兵A「ひ、ひとつ潰れた……!!」

王国兵B「やべぇ……やべぇよ………!!」

王国兵C「あ、アレが……ハルシオンなのか………!!」

王国兵D「……これが、世界最強の魔剣………」
383 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:00:51.53 ID:bumi9tM/o
教国 聖都



水晶『ッドォオオオオオオオオオオオオン......』


教国司教「……」

教国司教(……魔獣討伐が終わったら、攻め込もうと思っていたけれど)

教国司教「ダメね、これは」

クルッ

教国司教(返り討ちにされる未来しか見えないもの)


スタスタスタ....
384 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:03:04.56 ID:bumi9tM/o
都市国家 学園都市


魔導モニター『ッゴォオオオオオオオオオンッッ......』


豪商「……おお…………」

有名冒険者「……ひえー。おっかないなー」


「こ、これがハルシオンか……!」

「伝説の、地上最強の魔剣………!!」

「凄い……!!」

「はは、そりゃ……勇者様も求めるわな………」
385 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:05:39.62 ID:bumi9tM/o
魔王城


魔導監視鏡『ドオオオオオン......』


ミセト「………」

「……」

「………そりゃ、あんな風になるよね」

「ミセト殿が正しかった。これは、我々が管理すべきものであった」

ミセト「過ぎた事を言っても仕様がない。……ともかく、王国はもう狙うな。あれは、勝てない」

「」コク

「こればかりは、ね……」
386 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:10:38.17 ID:bumi9tM/o
王都上空


ランドルフ「………」


巨大古龍『ガ、ギャ、ギャ……ァ…………………!!!!』


ランドルフ「……これが、終末の破壊龍か」

カチャ....

ランドルフ(……強い。強いんだろう、確かに)

ランドルフ(尋常の生物なら、ここまで喰らえば普通は死ぬ)

ランドルフ(というか、チリだって残らない筈だ)

ランドルフ「……けれど」


チャキッ


ランドルフ「────相手が、悪過ぎたよな」スッ


白い雷神『』ヒュウンッ


ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!


71以上 心臓近くを灼く(5発分の被弾判定)
70〜40 首に風穴を開ける(4発分の被弾判定)
39以下 肩を吹き飛ばす(3発分の被弾判定)

下1
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:11:10.96 ID:O0bwLhp/O
388 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:16:17.95 ID:bumi9tM/o
勝利確定です。
クロメの魔剣の魔法は『殺した命の数だけダメージを与える』というものだからです。
つまり最低1弾分の被弾判定を与えられます。
おめでとうございます。



ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!


シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ......


……………………。



巨大古龍『ガ、ァ……………………………』ピクピク





バカ王族「………は、はは」

ゼーベック「………………」

私兵A「………………」

私兵B「………………」

私兵C「………………」
389 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:18:47.15 ID:bumi9tM/o
ランドルフ「………」

スッ

ランドルフ「……やっぱり、使えないか」


ヒュウウウウウウウウウウッ


トッ


クロメ「あ、わ………!」

王国兵A「ひッ……」

王国兵B「いィ……!!?」

王国兵C「あ、あ…………」

王国兵D「た、助け………ッ!」


ランドルフ「クロメちゃん。僕はもう何も出来ないから、魔剣でとどめを刺してくれ。……出来るだろ?」

クロメ「へっ……?」
390 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:22:47.04 ID:bumi9tM/o
クロメ「え、いやっ、えっ」

ランドルフ「ああ、遠いよな」

グッ

クロメ「ふわっ!?」


トッ

ヒュウウウウウウウウウウッ


クロメ「わぁあああああああああああああああああああああっ!!??」


ランドルフ「しっかり捕まっててくれよ」





トッ

クロメ「は、ぁ、っは、はっ……!!?」

ドサ

ランドルフ「っと……だ、大丈夫か?」

クロメ「だ、だいじょうぶ……では、あるけど………」チラ



巨大古龍『…………………ァ…………』ビクッ ビクッ



クロメ「………………」
391 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:26:41.00 ID:bumi9tM/o
クロメ「………え、と…………」

クロメ「ヴェ、【ヴェンジェンス・イズ・マイン】……」グサッ


ギュウウウウウウウウウウウウウウウンッッッ!!!!!!!



巨大古龍『ギャ……………………ガ………………………………………』

カクンッ

ドチャアアアアアアアアアアアッ!!!!!

巨大古龍『』



クロメ「……………」

クロメ「……あの、これでいいかな?」

ランドルフ「……ああ」

ランドルフ(勝ったん、だよな?)
392 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:32:54.61 ID:bumi9tM/o
ランドルフ「………」

カチャ

ウィーーーン ガチャン ガチャンッ!

クロメ「ふぁっ!?」

ランドルフ「」スッ

ドンッ! ドンドンッ!!


巨大古龍「」ドチュッ ドチュッドチュッ


ランドルフ「………」ス

ウィーーーン ガチャン ガチャン ガチャンッ!

スタスタ

ランドルフ「………ふゥ────」

ヒュンッ!


ドチュッッ!!!!


ランドルフ「………」

巨大古龍「」

ランドルフ「………」

ランドルフ「……死んでる」

ランドルフ「……………」

ランドルフ「………か、」


ランドルフ「勝ったぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」イエーイ!



クロメ「………」



バカ王族「…………」

ゼーベック「…………」



アドルフ「…………」

イブ「おめでとうございますアドミニスター。貴方はこれより、世界最強の存在となりました」



ティンダロス・ドラゴンを討伐しました。
393 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:39:11.17 ID:bumi9tM/o
本陣


ランドルフ「やりましたよ王子!どうですか!?僕頑張りましたよ!!!」

バカ王族「あー、うん」

ランドルフ「父上、どうですか!?僕たまにはやるでしょう!!?一人で勝てましたよ!!!」

ゼーベック「そうだな……」

ランドルフ「どうだイブ!?僕かっこよかったろ!!?凄くね!!?ヤバいだろあれ!!!」

イブ「アドミニスターは一般的な男性と同程度の容姿、人格性、趣味、価値観を保有している為一般のそれより優れるという事はありません」

ランドルフ「アッハッハッハッハ!!今日は公爵家主宰でパーリナイするぞーーーーーーーー!!!!!みんな遠慮なく来てくれよな!!!!!!」キラッ☆


私兵A「………」

私兵B「………」

私兵C「………」

王国兵A「………」

王国兵B「………」

王国兵C「………」

貴族A「………」

貴族B「………」
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:40:43.69 ID:3Hs4W5Io0
やりすぎだバカ!とは誰も言えない空気で草
395 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:44:44.02 ID:bumi9tM/o
ゴホンッ

アドルフ「……あーーー………。ランドルフくん」

ランドルフ「へ?あ、はい何ですか王?」

アドルフ(……まさか、あれ以上まで追い込むとはなあ)

アドルフ(利用出来るのかな、これ)

アドルフ「……ええと。後で褒賞を授けるから、王の間まで来てね」ニコ

ランドルフ「ハイ!後でですね!オッケーです、ちゃんと行きますね!!」

アドルフ「う、うん」

スタスタスタ....


ランドルフ「今日はジャンジャン酒呑むぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」



公爵家主宰のパーティーには誰一人来る事はありませんでした。
5億の褒賞金が支払われました。
イブと少し仲良くなりました。
実績を大いに獲得しました。
称号『王国の誇る筋的国防兵器』を得ました。

数日が経過します。
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:45:27.83 ID:d5Sn3wW/o
残当
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:46:40.97 ID:O0bwLhp/O
勝ちすぎってやつですかね?
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:48:36.24 ID:3Hs4W5Io0
>公爵家主宰のパーティーには誰一人来る事はありませんでした
星飛雄馬のアレを思い出すからやめてくれ(迫真)
399 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:49:30.67 ID:bumi9tM/o
キューブリック邸


ランドルフ「な、なんであの日誰も来なかったんだ……?」

イブ「理由は自明かと思われます」

ランドルフ「分かんないから悩んでるんだけど……」

イブ「であれば、アドミニスターの脳には異常が存在する可能性があります」

ランドルフ「ええ……」

ランドルフ(……腹筋して精神統一でもしようかなあ)


ランドルフの行動を決めて下さい。
イブを連れて行く場合はその旨も書き込んで下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 公務(時間が過ぎます)

下1
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:49:49.89 ID:/7QJfKbko
1クロメ
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:50:17.78 ID:/7QJfKbko
ごめんイブもで!
402 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:52:05.39 ID:bumi9tM/o
王都ギルド


ガチャッ


冒険者A「……うわ」

冒険者B「ひ……」

傭兵A「あ………」

傭兵B「……帰ろ………」

ソソクサ....


ランドルフ「……? あの、クロメちゃん居ますか?」

受付の女性「二階の酒場におります」

ランドルフ「どうも」スタスタ
403 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 22:56:30.48 ID:bumi9tM/o
クロメ「……」グピグピ


「だーれだ!」スッ!


クロメ「!」

グイッ!

クロメ(!? 魔剣遣いの私が解けない……!!? ……いやまって、このあくりょく)

クロメ「……あっ、公爵さま?」

ランドルフ「はは、よく分かったな。言うほど会ってないだろ?」

クロメ「ま、まあね……はは」

クロメ「……あー。えっと、そろそろ帰ろうか、」

イブ「」ガシッ!

クロメ「なぁッ!?」

ランドルフ「良くやったイブ、そのまま逃すな」

イブ「諒解です」

クロメ(ひ、ひぃ……)
404 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:00:56.76 ID:bumi9tM/o
クロメ「な、なんのようかな? 何かいらいでもあるの?」

ランドルフ「いや、なんて言うかさ……ほら、最近みんな僕の事避けるじゃん?父上はマシになってきたけどさ」

クロメ「………いや、まあそりゃあね?」

ランドルフ「そう、クロメちゃんも避けてるだろ。だから理由聞きたくってさ」

クロメ「………」

クロメ「……あの、ほんとにおきづきでない?」

ランドルフ「あ、ああ」

クロメ「」チラ

イブ「」フルフル

クロメ「………」

クロメ「……ええと、公爵さま、じぶんがいぜんやったことおぼえてるよね?」

ランドルフ「以前……ああ、1週間くらい前の龍の奴か?はは、あれは良かったな。今では良い思い出だよ」ハッハッハ

クロメ「……………………」
405 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:07:37.21 ID:bumi9tM/o
クロメ「………公爵さま、一回じぶんのやったことふり返ってみるといいとおもうよ?」

ランドルフ「僕のやった事を?」

クロメ「うん……なんていうか、きゃっかんししてみればいいとおもう」

ランドルフ「………」

ランドルフ「………」

ランドルフ「………?」

クロメ「だめだこいつ」

イブ「事実、アドミニスターは当該案件に関して異常な域の認識の不一致性を獲得しています。従って自覚の促進も説明も意味を為さないものと思われます」

クロメ「でしょーね……」

ランドルフ「僕は何をやったんだ………?」


三人でアホな日を過ごしました。
クロメはランドルフの事を、ヤバい人だと思っている様です。
イブと少し仲良くなりました。

1ヶ月が経過します。
406 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:10:21.68 ID:bumi9tM/o
王都


タッタッタッタッタッ....


ランドルフ「やる事ないな……」

ランドルフ(あの後、書類地獄が待ってるかと思いきやそんな事はなかったし)

ランドルフ「……寧ろ、なんかウチに対する頼み事とか減ってきてるし」

ランドルフ(僕の代で没落とかは勘弁して欲しいなあ……)ハァ


ランドルフの行動を決めて下さい。
イブを連れて行く場合はその旨も書き込んで下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 公務(時間が過ぎます)

下1
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:11:33.35 ID:RdV+2iwvO
1クロメ
イブと
408 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:19:22.48 ID:bumi9tM/o
王都外 森


クロメ「……あれ?何してるの、公爵さま」

ランドルフ「ん?あ、クロメちゃんか」

イブ「………」

クロメ(……ってやば!ついはなしかけちゃった………)

ランドルフ「2人で魔獣が出るかどうかの確認をしてたんだよ。ほら、最近は整備が始まってるだろ?だから僕らも少しくらい貢献したいなって思ってさ」

クロメ「へ、へぇ……ってん?魔獣?ここ過去50年は魔獣出てないんじゃないの?」

ランドルフ「ここの近くでダンジョンが見つかったからな、出る可能性があるんだよ」

イブ「ここから西に向かった地点に存在する三叉路の左を抜けて突き当たりの巨大な岩を右に曲がった座標に位置する洞穴が当該のダンジョンです」

クロメ(最近このこがあの病にみえなくなってきた……)

ランドルフ「クロメちゃんも手伝うか?お駄賃やるぞ」

クロメ「お駄賃!!?」


クロメのマネーメンタル

51以上 鉄の心で我慢
50以下 貴族万歳

下1
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:20:50.25 ID:d5Sn3wW/o
ばんざーい
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:20:58.99 ID:IN8wmCTa0
屈しろ
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:21:26.45 ID:IN8wmCTa0
おのれ>>409
412 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:24:36.51 ID:bumi9tM/o
クロメ「………」

クロメ「……へ、へへ」ニヨニヨ

クロメ「じゃあ、お言葉に甘えて……」

ランドルフ「って言っても歩くだけなんだけどな。魔獣が出たら……まあ大丈夫だろうけど、対処宜しくな」

クロメ「うぃっす!!」ビシッ!

イブ「………」


三人で森を歩きました。
途中一体の大型魔獣に遭遇しましたが1秒以内に終わりました。
クロメはランドルフの事を、良い人(意味深)だと思っている様です。
イブと少し仲良くなりました。

1ヶ月が経過します。
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:25:48.96 ID:/7QJfKbko
そろそろクロメ王都に残ってくれるかな?
414 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:29:05.97 ID:bumi9tM/o
屋外庭園


ランドルフ「結局オークションやらないんですか?」

バカ王族「あーそれさァ、親父にランドルフちゃんが頼んでみてくんね?オメェみてぇな英雄の意見ならまた認めてくれンだろ」

ランドルフ「そうですかね……?」

バカ王族「言うだけ言ってみろっての。……おっ、小鳥」


小鳥「」パタパタ


バカ王族「かわいーなァ。死ねや!」パンッ!


小鳥「!?」

ベチャアッ!!


バカ王族「ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!クソ鳥殺すのたんのしーーーーーーいッ!!!ゲヒッ」

ランドルフ(こう言う精神は理解出来ないなあ……)


ランドルフの行動を決めて下さい。
イブを連れて行く場合はその旨も書き込んで下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 公務(時間が過ぎます)

下1
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:30:12.96 ID:Rn2IHnhe0
2イブを連れていく
416 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:30:35.31 ID:bumi9tM/o
ランドルフの行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 王城
3 大広場
4 大商店
5 王立図書館
6 王都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 孤児院

下1
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:30:48.26 ID:IN8wmCTa0
4 イブと
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:31:35.94 ID:IN8wmCTa0
あ、>>417は無しで

5
419 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:35:28.04 ID:bumi9tM/o
王立図書館


イブ「………」

ランドルフ「今日は何読もうかなぁ」

イブ「以前の書籍をアウトプット致しますか」

ランドルフ「いやもうあれはいいかな」

イブ「………」

ランドルフ(……最近自分から話しかけてくれる事が多くなったな。良い傾向だ)ニッ


何を読みますか?
以前の奴で読みたいのがあったらそれを書いて下さい。


1 循環魔力を外部に出す方法
2 巨大古龍を討伐、王国の若き公爵
3 世界最小のダンジョン
4 新生国家爆誕か

下1
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:35:36.94 ID:84EodeZDO
唯一属性『ユリアーネス』
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:35:41.00 ID:IN8wmCTa0
唯一属性『ユリアーネス』
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:36:19.82 ID:s506RPlPO
1
423 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:46:26.53 ID:bumi9tM/o
ランドルフ「……お?なんだこれ」

ランドルフ(唯一属性……『ユリアーネス』?)

ランドルフ(面白そうだな、読んでみるか)ペラ


『唯一属性『ユリアーネス』。それは文明の生誕以来、恐らく唯一と思われる4属性の複合属性を指したものである』

『その名から分かる通り、この属性は『黒翼の魔王』が保有していた属性で、彼女以外には到達出来る者が居なかった属性である』

『生物とは、一般に3属性までしかその身に宿す事はできない』

『しかしユリアーネス……『黒翼の魔王』は違った』

『彼女は先代魔王であるレオンからその力の一部を継承、【天魔の審判】という史上最強の魔法を作るばかりか、その性質までをも受け継いだ』

『結果『黒翼の魔王』は既に持っていた風・闇に追加される形で光・火の属性を得た』

『これを、人は定義上どう定めれば良いか分からなかった』

『一部の魔族は「神域」だとか「世界」とか呼んでいたが、前者に関しては抽象的に過ぎるし後者に至っては既に存在する』

『故に人々は、何も定められない唯一属性として『ユリアーネス』と名付けざるを得なかった』

『だがこれは魔族側の学術機関も踏襲した様で、人によって呼称が様々である『ユリアーネス』を同様に『ユリアーネス』と呼ぶ事にした様だった』

ランドルフ「……ほぉ」

ランドルフ(『黒翼の魔王』は4属性だったんだな)

ランドルフ(学園でもあらゆる生物の限界が3属性と聞いたけど……まあ、魔王だしな。こういう例外も居るんだろうな)


イブと少し仲良くなりました。

1ヶ月が経過します。
424 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:47:02.27 ID:bumi9tM/o
イベんとコンマです。

下1
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:47:55.95 ID:Rn2IHnhe0
426 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/09(金) 23:49:24.83 ID:bumi9tM/o
ブッ!!?
一旦休憩です。

それにしてもさぁ……まさかあんなチート風に出した奴がアレだけで終わるとは思わんでしょ?
おかしいよお前(ハルシオン)……。
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 23:50:28.00 ID:vzEM8KkDO
おつ
魔王復活とかさせられないかな
魔王してるユリちゃん見てみたい
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 00:44:10.86 ID:BeMQEDKgo
おつー
429 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 00:46:50.88 ID:+X0nmm+9o
再開です。
今度はなんでしょう。


81以上 神からの接触
80〜60 お前スキル取ってねえじゃん?取れよ
59〜20 関係進展イベント
19以下 オークションの復活を承認

下1
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 00:50:45.91 ID:FiIVER770
ナンダロナ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 00:52:54.33 ID:x1Bf6lU20
神降臨しちゃったよ…
432 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 00:53:19.78 ID:+X0nmm+9o
…………。


91以上 ???
90〜70 善神
50〜30 魔神
29以下 邪神

下1
433 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 00:54:29.93 ID:+X0nmm+9o
御免なさい動揺しすぎて変なのやっちゃいました



91以上 ???
90〜70 善神
69〜40 魔神
39以下 邪神

下1

これでお願いします。
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 00:54:30.79 ID:xQr6kHaao
こんま
435 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 00:56:47.05 ID:+X0nmm+9o
善神ですね。
ひとまず殺される危険は無くなったと思って貰っておkです。

善神様がどう言った方なのか決めましょう。
名前、性別、性格や特徴を書いてって下さい。
戦闘力は3000/3000固定です。

下3〜5まで
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:04:47.99 ID:xQr6kHaao
名前:ツァラストラ
性別:女神
性格:全てを許す慈愛に満ちた女神
特徴:生きとし生きる全ての生命を尊重し愛するため、たとえ己を呪い唾棄する非信心者ですら神愛の対象としている。
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:06:21.59 ID:FiIVER770
ソフィア

慈愛の女神。人魔問わず深く愛しており、共存を願い世界を見守っている。ただし神なのであくまで直接手を出すことはしない。
長身の美女だが10歳女児にも劣る貧乳。胸の事を貶されるのは勿論褒めたとしても邪神すら裸足で逃げ出すレベルで激昂する。
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:11:42.48 ID:ax4tzNOrO
名前:ロード
性別:無
性格:些か機械的
特徴:人を愛し人を助ける、人の心が分からない神
裁きも慈愛も試練も全て等しく愛という人から外れた神の価値観で動いている
全身が光る中性的見た目の無表情ゴッド
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:14:44.01 ID:HXothlNs0
名前 マスキューレ
性別 骨盤底筋
性格 思考回路は存在せず反射神経のみ
特徴 冒涜的な筋線維のボディ、全てを筋力で救済する
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:19:20.82 ID:F2nh8oGyO
名前:ベルグラント
性別:男
性格:豪放磊落。暑苦しい。
特徴
試練と栄達を司る神。筋骨隆々の巨漢で赤銅色の肌や波打つ灰色の長い神が特徴。
試練に打ち勝ち栄光を掴め、と信者に教えている。
時おり信者とか関係無しに気に入った者に困難な試練(達成すれば見返りは大きい。)を与えるが、こちらの言葉を聞かずにすすめるため大抵はた迷惑な扱い。
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:20:04.80 ID:yUdTlRbq0
名前 ダルビデ
性別 男
性格 飄々としたロクデナシ
特徴 ゆるふわパーマの優男、言動は恐ろしくいい加減だがなんだかんだ人も魔族も等しく愛してる、人の潜在能力を開花させる力がある
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:20:18.76 ID:x1Bf6lU20
女神が欲しいなぁ…
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:25:33.03 ID:F2nh8oGyO
>>440
灰色の長い『神』じゃなくて、灰色の長い『髪』、です
444 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 01:28:10.11 ID:X4PmGLqVo
沢山の安価ありがとうございました。
今後通しで行く為結構悩みました。



白い空間


…………………。


パチ


ランドルフ「………」

ランドルフ「……ん?」

ガバッ

ランドルフ「………」

ランドルフ「えっ、ここどこ?」


「ようこそいらっしゃいました、世界を捻じ伏せる者よ」


ランドルフ「へっ?」クルッ
445 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 01:34:45.49 ID:X4PmGLqVo
ランドルフ「……えっ? うっ………!?」


キラキラキラッ....


「直視はせずとも良いですよ。私は『そういう』存在ですので」


ランドルフ「あ、貴方は……?」


「ああ……申し遅れました。私の名はロード────」



ロード「この世界を統括する、絶対神です」



ランドルフ「……ロード………?」

ランドルフ「………」

ランドルフ「……! まさか、教国が定めている唯一神の………!!?」


ロード「その通りです。さすがですね、英雄ランドルフ」


ランドルフ「………」

ランドルフ「……あの、何故僕を? 僕は、貴方の様な存在に喚ばれる様な覚えはないのですが……」
446 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 01:39:24.04 ID:X4PmGLqVo
ロード「ふむ。私が『ロード』である事は信じて頂けるのですね?」


ランドルフ「……まあ、それは。明らかに、魔力量が段違いですし」


ロード「それも分かるのですか。天帝剣の影響ですか?」


ランドルフ「え?あ、そうですね、多分。以前は相手の魔力量なんて分からなかったですし」


ロード「成る程。さすがですね、その剣は」

ロード「………」

ロード「いえ。本当に、さすがです」


ランドルフ「……?」



……………。
447 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/10(土) 01:47:50.83 ID:X4PmGLqVo
ロード「そういえば、貴方を喚んだ理由を訊かれていたのですね。何、簡単な事です」

ロード「貴方は、世界の意思を退ける事に成功しました。彼の龍は、最早今後活動を再開する事はないでしょう」


ランドルフ「彼の……ああ、ティンなんたらドラゴンですね」ポン


ロード「ティンダロス・ドラゴンです」

ロード「貴方はやや軽視をしている様ですが、彼の龍はその天帝剣が無ければ今も尚健在のまま、世界を破壊し尽くしていました」

ロード「つまり、人の文明は完全に崩れ去っていた可能性が高いのです」


ランドルフ「はあ」


ロード「ですので」

ヴゥンッ....


ランドルフ「……ん?」


ロード「貴方には────」


71以上 特別な魔法(スキル)を与える事にしました(ハルシオンに引き継がれます)
70〜30 試練を与える事にしました(成功すればスキルゲット)
29以下 神の使徒になって貰います。拒否権は有りません

下1
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:50:00.82 ID:F2nh8oGyO
スキルおいてけ!
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 01:50:42.10 ID:/8zbNATfo
有言実行や、ようやった!
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