【安価】千歌「スクールアイドルの法則」【コンマ】

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1 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:11:14.61 ID:HJbhF5NTO
※うえきの法則をモチーフにしたバトル風SS
※サンシャイン!!キャラしか出ません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1601899874
2 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:12:14.91 ID:1sg25fpU0
鞠莉「………」ペラペラペラリ

鞠莉「……う〜ん! このコミック、ベーリィファンタスティックで〜す」

鞠莉「色んな特殊能力を使ったバトル! 一筋縄ではいかない策略!! とてもとーっても楽しめたわ」

鞠莉「果南から借りた時は漫画なんてって思ったけど、意外と良いものね」

鞠莉「『うえきの法則』……後で新刊で買っておきましょう」

鞠莉(うーん、それにしても面白かったなあ。色んな能力を色んな風に活用して……)

鞠莉「―――あ」キュピーン

鞠莉「良いこと思い付いちゃった♪」

鞠莉「確か今開発中のアレがあるわよね。それをちょっと改良して……」

鞠莉「いけるわね」ニヤリ

鞠莉「えへへ、ちょっとパパと相談してこようっと♪」


3 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:13:17.64 ID:1sg25fpU0

〜〜〜一か月後〜〜〜


千歌「ほえ〜、いつ来ても豪華なホテルだねえ」

梨子「本当。すっごい綺麗で豪華……」

曜「でも、鞠莉さんはいないね。ってあれ? 皆も来てる」

ルビィ「あっ、お早うございます」

花丸「千歌ちゃん達も鞠莉さんに呼ばれたずらか?」

千歌「うん、そうだよー」

曜「千歌ちゃん達もって事は、皆も?」

善子「そうよ! 契約者たるマリーに誘われ、ヨハネ降臨!!」

梨子「へえ〜堕天使たるヨハネ様が人間の誘いにホイホイ乗っちゃうんだ?」

善子「い、良いでしょ、別に」

花丸「仲間外れが寂しいだけずら」

善子「うっさい、ずら丸!!」

ルビィ「あはは……」

4 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:15:22.50 ID:1sg25fpU0
千歌「そう言えば、皆も読んできたの?」

曜「鞠莉ちゃんのメッセージに書かれてた漫画のこと?」

梨子「【うえきの法則】だっけ? 私、少年漫画はあまり読まないけど、あの漫画は結構面白かったわね」

千歌「だよね! 私も感動しちゃってさ。最後なんてずっと植木君のこと応援してたよ」

曜「私は佐野君がカッコ良かったかな。最後まで植木くんを支えててさ」

花丸「マルも読んだずら〜。漫画読んだの久し振りだったよ」

ルビィ「ルビィも読んだよぉ」

善子「フッ、ヨハネは呪術書しか読まな―――」

ルビィ「ふぇ、読まなかったのぉ?」

花丸「あらら、これは仲間外れの予感ずら〜」

善子「う、嘘よ! 読んだ、読みました! ちゃんと+まで全部!!」

花丸「さすが善子ちゃんずら〜」

梨子「何だかんだ律儀よね」

善子「うっさい! それと善子言うな!」
5 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:15:53.43 ID:1sg25fpU0
千歌「で? 何で私達呼ばれたんだろう?」

曜「う〜ん、呼んだ張本人あってみないとなんとも」

梨子「集合時間あってるよね?」

花丸「あってる筈ずら」

ルビィ「お姉ちゃんと果南ちゃんもいないよぉ」

善子「言われてみればそうね。先に集まってたのかしら?」



ピーンポーンパーンポーン♪


鞠莉『ハロー、皆! よく集まってくれましたネ〜♪』

千歌「あ、鞠莉さんの声」

善子「館内放送? 何なのよ、全く」

鞠莉『案内が遅くなって申し訳ありませ〜ん。皆、正面のエレベーターから地下に来てちょうだい』

梨子「地下?」

ルビィ「普通はスタッフの人しか入れない所だよね」

曜「鞠莉ちゃんのことだから何か企んでるんだろうけど……」

千歌「話してたって何も分からないし、とにかく行ってみようよ!」

花丸「賛成ずら〜」


6 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:16:22.75 ID:1sg25fpU0
〜〜〜ホテルオハラ 地下〜〜〜〜



鞠莉「ちゃお💛 みんな来てくれて嬉しいわ」

果南「や、おはよ。皆んな」

ダイヤ「おはようございます、皆さん」

ルビィ「あ、お姉ちゃんと果南さん!」

千歌「やっぱり二人も来てたんだ」

果南「うん。ちょっと頼まれ事しててね。朝早くから集まってたんだ」

千歌「頼まれ事?」

ダイヤ「ええ……」ゲッソリ

曜(あれ? 何かダイヤさん疲れてる?)

善子(また二人の我がままに振り回されたのかしら……)

花丸(ありそうずら……)

梨子(あはは……)

7 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:17:12.74 ID:1sg25fpU0

千歌「それで今日は何の集まりなの?」

鞠莉「ふっふっふっ、良くぞ聞いてくれました、千歌っち……」

曜(う〜ん、邪悪な笑み)

梨子(嫌な予感がするわね…)

鞠莉「今日は小原グループが手掛けた地域復興の一環―――」

鞠莉「―――『VR・バトル・オブ・スクールアイドル』の試遊を皆にして欲しいのよ!!」

善子「VRぅ?」

ルビィ「バトル・オブ??」

花丸「スクールアイドル???」

鞠莉「そうよ、これを見て!」

千歌「何これ? 棺桶?」

花丸「不謹慎ずらよぉ」

千歌「あ、ごめん」

善子(でも、ぶっちゃけパッと見は……)

ルビィ(真っ黒で、大人くらいの大きさの直方体……)

梨子(棺桶よね)

曜(棺桶だね)

ダイヤ(不思議ですね。皆さんが何を考えてるか手をとるように分かりますわ)

果南(まぁ、初見は私達もそう思ったしねえ)

8 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:17:48.95 ID:1sg25fpU0
鞠莉「これはね、小原家の財力を惜しみなく投資した新感覚ゲーム機なの!」

鞠莉「このコフィンに入ると、まるで漫画の様な仮想体験ができるのよ!!」

千歌「漫画のような仮想体験?」

鞠莉「そうよ! 百聞は一見に如かず……まずは千歌っち、入ってみよっか!」

千歌「うええ、私?」

鞠莉「ええ! ここはリーダーにバシッと決めてもらいましょう!」

千歌「良いけど……」

千歌(棺桶に入るのはなあ……)

鞠莉「ほら、急いで急いで!」グイグイ

千歌「わ、分かったよぉ、押さないで」

曜「がんばって、千歌ちゃん〜」

梨子「ファイトよ、千歌ちゃん〜」

千歌「他人事だと思って……」


ガチャガチャ


鞠莉「まずはその装置を被ってちょうだい」

千歌「あ、これ、CMとかでたまに見たことあるかも」

曜「VRゲームだっけ? へぇー本物みるの、初めてだなあ」

花丸「おおお、未来ずら〜」

鞠莉「じゃあ、それを被ったままコフィンに寝転がって」

鞠莉「そして、目を瞑っていると―――」


シュイイイン


千歌「わ、何これ!?」

千歌(沼津……? ううん、どこか似てるけど、初めて見る市街地だ……!)

千歌(寝転がってる筈なのに、普通に立ってるみたい……!)
9 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:18:16.89 ID:1sg25fpU0

鞠莉『うふふ、聞こえる? 千歌っち』

千歌「わ、鞠莉さん!?」

千歌(何も無い耳元から声が聞こえる…!)

鞠莉『そこはね、仮想空間なの』

千歌「うええ、これVRじゃないの!?」

鞠莉『ちっちっ、小原グループの科学力を舐めないでくださーい♪』

千歌(いやいや、いくらなんでもおかしいって……っていうか始めにVRって言ってたし……)

10 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:18:44.39 ID:1sg25fpU0
鞠莉『さて、千歌っち。眼の前に何か文字が浮かんでない?』

千歌「あ、確かに液晶みたいなのに何か書いてあるよ」

千歌「えーっと……」

鞠莉『ノー! 声にしちゃ駄ー目☆』

千歌「へ?」

鞠莉『だって、それを私達が知っちゃったら千歌っちだけ不利になっちゃうでしょ』

鞠莉『それが千歌っちの―――【能力(ちから)】なんだから!』

千歌「ちからぁ……?」

鞠莉『ええ、この『VR・バトル・オブ・スクールアイドル』における、ね』

千歌「ど、どういう……」

鞠莉『それはね。コフィンが、千歌っちのスクールアイドルとしての在り方や人間性を読み取って創り出した特殊能力なの』

鞠莉『だからそれは千歌っちしか持てない、千歌っちだけの能力! 人にバレたらそれだけ対策がされちゃうわ』

千歌(わ、私の能力? この―――)


千歌(―――『普通』を『特別』に変える能力が?)

11 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:19:21.25 ID:1sg25fpU0

千歌(うん? ○○を××に変える能力?)

千歌「これって―――【うえきの法則】の?」

鞠莉『ビンゴ♪ うえきの法則を参考にして設定を創らせてもらったの』

千歌(勝手にそんな事していいのかなぁ……)

鞠莉『あはは、まぁ固いこと言いっこなしで〜す』

鞠莉『このコフィンに入ったスクールアイドルは、その人となりから【能力(ちから)】を授けられるわ』

鞠莉『その能力をもって戦い合うゲーム……それが『VR・バトル・オブ・スクールアイドル』よ!!』

千歌「おお〜、何だか面白そう」

鞠莉『でしょでしょ! という訳で今からAquorsの皆で個人戦を始めるわぁ!』

千歌「え、皆んなと戦うの?」

鞠莉『もちろん! だって、これまだテスト中の段階で他のテストプレイヤーもいないし!』

鞠莉『あ、もちろん安全面は保証するわ。小原グループで何度もテストはされてるし』

鞠莉『ただプレイの感想は、実際のスクールアイドルに聞きたいでしょ?』

鞠莉(―――何より私も遊びたいし♪)
12 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:20:31.26 ID:1sg25fpU0
鞠莉『という訳で、皆んなもコフィンに入って入って』

鞠莉『大丈夫大丈夫。仮想空間だから痛みなんて無いし、怪我も無し。負けたら自動的に目を覚ますだけよ』

千歌(皆がコフィンに無理やり詰め込まれてる光景が目に浮かぶなぁ……)



鞠莉『さぁ、準備はできたわね―――』

鞠莉『『VR・バトル・オブ・スクールアイドル』―――もとい【スクールアイドルの法則】、開催しまぁーーーーす!!!!』



13 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 21:23:22.98 ID:1sg25fpU0
『VR・バトル・オブ・スクールアイドル』が始まりました。
好きなメンバーを勝利に導いてあげてください。
視点は1キャラずつ、ある程度の区切りをつけてローテーションしていきます。


Aquorsメンバーから一人、最初の視点を選択してください。
↓1
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/05(月) 21:23:49.24 ID:ovLh3Yuz0
善子
15 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 21:34:29.32 ID:1sg25fpU0
善子「だぁー、いきなり何なのよ、これ!」

善子「【能力(ちから)】を使ったバトルなんて、そんなの私にできる訳―――」

善子(ん? ちょっと待ちなさい)

善子(【能力(ちから)】を使ったバトル??)

善子(それって何か―――カッコ良くない???)

善子「―――フ、」

善子「フフ、フフフフフフフフ……」

善子「これよ、こういうのを私は待っていたのよ!」

善子「聖なる戦場に―――堕天使ヨハネ降臨!!!!」

善子「さて私の【能力(ちから)】は、と」

善子(何たってヨハネの力だものね。黒魔術を扱えるとかそんなのかしら―――)ワクワク

ピピピピピ

善子「わっ、何よ」


『ルーレットが回されます。数字が大きい程、不幸な出来事が起きます』


善子「え、え、」

善子「なになに、何なの一体!!?」


『ルーレット―――開始』


善子「ちょちょちょ、話しを聞きなさいよーーーー!!」


コンマ二桁が大きいほど、善子に不幸なできごとが発生します。
特定の数字が出ると…?

コンマ判定↓1


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 21:35:18.19 ID:ubDaumsA0
善子
17 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage]:2020/10/05(月) 21:42:33.87 ID:1sg25fpU0

『―――19』

善子「じゅ……19?」

善子(じゃ、不幸なことは起きないってこと?)

善子「って、ていうか私の能力って一体何なのよ! いきなりこんなルーレットを始めるなんて……」


津島善子の【能力(ちから)】:『不運』を『リトルデーモン』に変える能力


善子「へ……?」

善子「『不運』を『リトルデーモン』に……?」

善子(リ、リトルデーモンを召喚できるってこと? おおお、これよ、こういう能力を望んでたのよ!!)

善子(でも、『不運』をってどういう事かしら……)
18 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage saga]:2020/10/05(月) 21:50:34.87 ID:1sg25fpU0
コツコツ

善子(足音……! 誰か近付いてくる……!)

善子(の、能力も良く分かってなにのに、どどどどうしよう……)

善子「と、とりあえず、隠れる!」ババッ

梨子「……」キョロキョロ

善子(あれは……リリー?)

善子(こっちには気付いてないみたいだけど……どうしよう)


善子はどう行動する?
自由記載

↓1
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 21:52:58.89 ID:VweecmAEO
逃げ出そうとするもうっかりおしっこを漏らした
20 : ◆iZEUBVxkvHFf [sage saga]:2020/10/05(月) 22:03:07.82 ID:1sg25fpU0

善子(と、とりあえず、能力が分からないと何にもできないわ……!)

善子(ひとまず逃げましょ―――あ)コケッ

ドシーン(←コンクリに思い切りお尻をぶつける音)

善子「いったあああああああ!!!」

梨子「!?」

善子(あ、やば、お尻うった拍子に……)

チョロチョロチョロチョロ(←何かの漏れる音)

善子「…………」

梨子「よ、善子ちゃん……!?」

チョロチョロチョロチョロ(←何かの漏れ続ける音)

善子「…………」

梨子(うわぁ……)

チョロチョロ……ロ(←何かの出来った音)

善子「…………」オマタビッチョリ

梨子「よ、善子ちゃん……へ、平気よ、ここは仮想空間だしノーカン……そうよ!ノーカンよ、ノーカン!!」

梨子「だから元気出して、ね。私も絶対誰にも言わないから」

善子「…………」

善子「う、」

梨子「う?」

善子「うわあああああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!」

梨子「!?」
21 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 22:12:56.27 ID:1sg25fpU0

善子「見られた見られた見られた! 高校生にもなってお漏らししたとこ、リリーにみられたぁ!!!」

善子「ルーレットで19でたのに! 不幸なこと起きないって言ったのに!!」

善子「嘘つき嘘つき嘘つきぃぃぃぃぃぃいいい!!!」

梨子(ガ、ガチ泣き……)

梨子「な、なんのことか分からないけど、大丈夫よ。ほ、ほら、元気だして……」

善子「うわんうわんうわんわーーーん!!!」

梨子(き、聞こえてないわね……)

梨子(ど、どうしよう。いくらバトル中とは言っても、このまま放って置くのも可哀想だし……)

梨子(わ、私の【能力(ちから)】で……)


梨子の【能力(ちから)】:『壁』に『押(ドン)』を加える能力


梨子(どうにか……出来なそうよねえ)

梨子(うーん、どうしよう……)



大号泣善子ちゃんを前に梨子はどうする?

↓1
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 22:14:00.75 ID:ubDaumsA0
可哀想なので見逃す
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 22:14:19.44 ID:SunmQbPFO
とりあえず善子のママから夜はまだおねしょが治ってなくて未だにおむつしてることは知ってるからおもらしくらい気にしないでと慰める
24 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 22:19:26.50 ID:1sg25fpU0


梨子(か、可哀想だし、見逃してあげましょう……)

梨子(放置しちゃうけど、攻撃しないだけマシよね……)

梨子「ご、ごめん、善子ちゃん! 私行かなくちゃ!」ダッシュ

善子「おーいおいおいおいおいおーい!!」

梨子(何て悲しい泣き声……ごめんね、でも、私には何もできないわ……)


梨子ちゃんはその場から逃げ出しました。

善子ちゃんはまだ当分泣き続けているでしょう。

では、一旦次の視点に移ります。


善子、梨子以外のAquorsメンバーを一人選んでください

↓1

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/05(月) 22:24:03.92 ID:ubDaumsA0
果南
連取りダメなら安価↓
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 22:28:09.58 ID:Rr6nLZilO
花丸
27 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 22:41:58.80 ID:1sg25fpU0

連取りはどうしましょうか。人いなさそうだし15分くらい待って安価なかったら連取りありにしましょうか。
今回は花丸視点から開始します。





花丸「これが、かそうくうかん、う”いあーるずらか……未来ずら〜!」ヒトミキラキラ

花丸「すごいなあ。今はこんな機会があるずらかぁ」キョロキョロ

花丸「はっ、いけないいけない。ゲームは始まってるんだよね」

花丸「ええと、何だっけ? まずは『ちから』っていうのを確認するずら……」

シュイイイン

花丸「わっ、何も無いところにぱそこんみたいな画面が出て来たずら」

花丸「えーっと、丸のちからは……」


1.『機械』を『未来の機械』に変える能力

2.『のっぽパン』に『増(プラス)』を加える能力



※能力案が2つ浮かんだんで安価を飛ばします

↓3で多数決
28 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/05(月) 22:46:03.97 ID:1sg25fpU0
眠いんで一旦終了とします。
安価↓1 3票集まらなかったら↓1のを選択します。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 23:06:11.64 ID:x9FNGaelO
2
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 23:09:41.52 ID:x9FNGaelO
1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 23:20:11.58 ID:x9FNGaelO
1
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 15:20:24.14 ID:5uXnPZwj0
1
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 20:27:54.14 ID:VfQv8aEu0
1
34 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 22:07:38.01 ID:Xl/YlJmA0
22時半くらいから再開します。
35 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 22:31:05.98 ID:Xl/YlJmA0
再開します。
36 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 22:32:12.80 ID:Xl/YlJmA0
花丸の【能力(ちから)】:『機械』を『未来の機械』に変える能力


花丸「機械を未来の機械に……?」

花丸「おお〜、未来ずら〜」

花丸「でも、今機械って言ったって……」ゴソゴソ

花丸「すまーとふぉんしか無いずら」

花丸「うーん、ひとまずこれに能力を使ってみようかな?」

花丸「ん〜、はっ!」

ピカピカー!

花丸「わ、すまーとふぉんが輝き始めたずら」

シュイーン

花丸「あ、収まった

花丸「うーん、見た目は何だかスタイリッシュになってるけど」

花丸「未来のすまーとふぉんって一体どんな機能があるんだろう???」


花丸のスマートフォンに追加された機能
未来っぽい機能なら何でも良いです。

↓1 

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:33:04.40 ID:N+8UdrY90
善子の今後のおもらしが映る機能
オムツにおねしょして熟睡する善子の姿が!善子の『今夜の未来』を映し出した
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:35:04.80 ID:kcvTxwXAO
能力的に善子キラーは間違い無いな
39 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 22:44:46.73 ID:Xl/YlJmA0

花丸「うーん、何が変わったんだろうなあ」ポチポチ

花丸「ん? なんか動画が追加されてるずら」ポt-

花丸「あ……」

善子『スヤスヤ……』(←オムツ付けて寝てる善子の映像)

善子『んんっ……』(←オムツに黄色い染みが広がっていく映像)

花丸「ええー……」

花丸(い、一体何なんずら、この映像は……)

花丸(動画が撮影された時間は……あれ、今日の夜になってるずら)

花丸(まさか……これ、未来の善子ちゃんの姿……?)

花丸「……へぇー、善子ちゃん。高校生にもなっておねしょをしてるんずらか」ニヤニヤ

花丸(くっくっく、これは良いネタを仕入れたずらねぇ)

花丸「決めたずら! この動画で善子ちゃんを脅して、仲間に引き入れようっと」

花丸「個人戦のこのゲーム。協力者がいれば、一気に勝ちに繋がるずら!」

花丸「そうと決まれば、お漏らし善子ちゃんを探しにいくずら!」

花丸「えーっと……」


コンマ30以下で、お漏らしして泣いてる善子の声が聞こえる

↓1
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:45:36.15 ID:kcvTxwXAO
41 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 22:50:02.29 ID:Xl/YlJmA0

善子「―――ウワーン!!」

花丸「おっ、ちょうどよく善子ちゃんの声が聞こえるずら」

花丸「ぐっへっへ、待ってるずらよぉ、善子ちゃん」(ゲス顔)

花丸「それじゃあ、れっつごーずら!」


花丸編1 終了
次のメンバーの視点に移ります

花丸、善子、梨子以外のAquorsメンバーから選んでください

↓1
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:51:08.53 ID:EL4H7D9u0
千歌
43 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 23:01:36.48 ID:Xl/YlJmA0

千歌「うーん、『普通』を『特別に』変える能力かぁ」

千歌(普通って千歌のことだよねえ。それを特別に変える……?)

千歌「とにかく使ってみよっかぁ」

千歌「いくよ―――『普通』を『特別』に変える能力ぁ!!」

ピカー

千歌「おおお、千歌の身体が輝いてるよ! スーパー〇イヤ人みたい!!」

千歌(これで『特別』になったって事だよね。じゃあ試しに……)

千歌「この車を……んぎぎぎ!」(←車を持ちあげる千歌っち)

千歌「す、すごい……何とかだけど車が持ち上がった!」

千歌「じゃ、じゃあ、足の速さとかは……」

ヒュン

千歌「わわっ、すごい早さで走れるよぉ!」

44 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 23:15:34.81 ID:Xl/YlJmA0

千歌(こ、これって結構強い能力なんじゃないかな……)

千歌(うえきの法則にだって、単純な肉体強化の力って余りなかった気がするし……)

千歌「……ふっふっふ、これは千歌の時代が来ちゃったかなあ」

千歌「よしっ、じゃあ他の皆んなを探しに行こうっと」

千歌(この足の速さだし、しらみつぶしに探していけば誰か見つかる筈だよね)

千歌「いくよー!」ダッシュ


以下のコンマ一桁にあったメンバーを発見

2:桜内梨子
3:松浦果南
4:黒澤ダイヤ
5:渡辺曜
1と6:津島善子
7:国木田花丸
8:小原鞠莉
9:黒澤ルビィ
0:好きなメンバーを発見できる


↓1
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 23:16:02.97 ID:VfQv8aEu0
ほい
46 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 23:22:38.59 ID:Xl/YlJmA0

ダダダダダ

千歌「あっ、花丸ちゃん、みーっけ!」

千歌「どこか目指してるみたいだけど、追い付いちゃうよぉ!」

花丸「ずらぁ!?」

花丸(ち、千歌ちゃん……!? すごいスピードで走ってくるずら!)

花丸(に、逃げ切れないずら……! 善子ちゃんの姿はまだ見えないし……)

花丸(ど、どうしよう!? 周りを探せば、色んな機械はありそうだけど。それとも……)


花丸ちゃんはどうする?

1.市街地から機械を探して能力を使う(どんな機械に能力を使用するかは再安価)

2.その他(自由記載 ぶっとび過ぎたものじゃなければ何でもOKです)

↓1
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 23:26:51.79 ID:RJvQ+SlKO
2.おもらしして泣いている善子の姿が見つかったので一時休戦、さらに2人で手を組みついでに善子のおねしょ癖をからかう
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 23:26:53.75 ID:SNuJaP7JO

正面衝突
49 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 23:44:44.25 ID:Xl/YlJmA0

千歌「はい、追い付いたよ、花丸ちゃん♪」

花丸「な。何で光ってるずらか、千歌ちゃん……?」

千歌「えへへ、これが私の能力だよぉ」

花丸(す、隙を見て、逃げ―――)

ドガァ(←地面を蹴る音)

千歌「逃がさないよ」

花丸(ア、アスファルトが凹んだずら……)

花丸「み、みかんゴリラ……」ボソリ

千歌「ん? 何か言った?」

花丸「な、何も言ってないずらぁ!」

花丸(こ、こいつはヤベーずらよぉ……)

花丸「ままま待つずら。ちょっと耳をすましてくれない、千歌ちゃん?」

千歌「耳を? 別にいいけど…」

善子『ウワーーーーン』

千歌「あれ? 善子ちゃんの声? 何か泣いてるみたいだけど」

花丸「い、一緒に来るずら。面白いものが見れるずらよ」

千歌(うーん、問答無用でたおしちゃっても良いけど……どうせ千歌の勝ちは揺るがないし、少し付き合てあげよっか)

千歌「うん、分かったよ」

50 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/06(火) 23:55:21.00 ID:Xl/YlJmA0

花丸(何とか誤魔化す事には成功したけど……お願い、善子ちゃん。何か面白い事になってるずら!)

善子「うわあああああああああん、うわあああああああああん!!」(←お股びっちょりで号泣する善子)

花丸(さすが善子ちゃんずらぁ!!!!)

花丸「あそこずら」

千歌「善子ちゃんだ。何かガチ泣きしてるけど…」

花丸「ほら、お股の辺りを見るずらよ」

千歌「濡れてる…。まさか……」

花丸「そのまさかずら。うぷぷ、善子ちゃん高校生にもなってお漏らししちゃうみたいずら」

千歌「お、おもら……ぷぷっ、笑っちゃ悪いよぉ」

花丸「ほら、証拠の動画もあるずら」

千歌「お、おむつ付けて寝てる……!!」ププフ

花丸「お漏らし堕天使ずら」

千歌「ぶふぁ!!」(←盛大に吹く千歌っち)

善子「だ、だれ!?」

花丸「あ、見つかっちゃったずら」

千歌「ご、ごめん、声かけようと思ってたんだけど……」

花丸「何か取り込み中みたいだったから、躊躇っちゃたずら」

51 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 00:06:28.52 ID:IruJffax0

善子「み、見た……?」

花丸「見たというか」

千歌「見えてるというか」

善子「こ、これは違うのよ! ジュース、そうみかんジュースを零しちゃってね! 決してお漏らしなんかじゃないわ!」

千歌「善子ちゃん、みかん嫌いじゃなかったけ?」

善子「良いの! たまには飲みたくなることも――――」

花丸「―――はい」(←例の動画を再生する花丸ちゃん)

善子「な、何よこ―――――!!!!?!???!?!?!?!?」

千歌(おお、言葉にならない叫び……)

花丸「善子ちゃんのお漏らし癖は知ってるずら」

花丸「さぁ、この事をこれ以上ばら撒かれたくなかったら、このゲーム丸に協力するずら!!」

千歌(花丸ちゃん、本当に善子ちゃんの友達なんだよね……?)

善子「う、」

千歌&花丸「「う?」」

善子「うわあああああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!」

千歌&花丸「「!?」」
52 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 00:19:55.76 ID:IruJffax0

善子「知られた、知られた、知られたあああああああああああああああああ!!」

善子「絶対誰にも知られたくなかったのにいいいいいいいいいいい! ずら丸に知られたあああああああああああああああ!!」

善子「うわあああああああ、うわあああああああああああんん!!!」

花丸「な、泣いても駄目ずらよ。丸の言う事聞いてくれないと――――」

善子「うわあああああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!」

千歌「ね、ねえ、さすがに可哀想じゃない?」

花丸「そ、それは……そうかも、ずら……」

善子「不幸だ、不幸だ、不幸だあああああああああああああ!! なんで私ばっかりいいいいいいいいいいいいいい!!」


バチバチ


千歌(あれ……? 善子ちゃんの周りに黒い光が……)

花丸「よ、善子ちゃん、冗談ずらよ。ど、動画も消すずら」

花丸「そ、その代わり、丸に協力してくれたら嬉しいなあって」

善子「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」


パチパチパチ


千歌(段々、光が大きくなってく……)

千歌「ね、ねえ、花丸ちゃん。何かおかしくない? 善子ちゃんの周りに黒いオーラが……」

花丸「へ? ほ、本当ずら……な、何が……」


―――カッ



リトルデーモン・ヨハネ『ヨハーーーーーーーーーー!!!

千歌(な、何か出て来たーーーーーーーー!?)

花丸(あれは……寝そべり善子ちゃんずら――――――!?)
53 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 00:31:43.70 ID:IruJffax0


リトルデーモン・ヨハネ(以下リトルヨハネ)『ヨハッ、ヨハッ』

善子「うわあああああああああああああああ……へ?」

リトルヨハネ『ヨハー、ヨハー』

善子「あ、あなたが、リトルデーモン……? 私の『不運』を変換して出て来たの……」

リトルヨハネ『ヨハッ!』

善子「任せろ……って言ってくれてるの?」

リトルヨハネ『ヨハー』

善子「そうね……そうよね」

善子「このヨハネを辱めて、嘲笑った罪人たち―――」ギロリ

花丸「ひょえ……!」

千歌「わ、私も……!?」

善子「―――貴方達、リトルデーモンの裁きを!!!」

リトルヨハネ『ヨハーーー!!』

千歌「ね、寝そべり善子ちゃんが突っ込んでくるよ!!」

花丸「な、何か嫌な予感がするずら! 退避!!」

千歌「花丸ちゃん、逃げるの早っ!!」

千歌(くっ―――『普通』を『特別』に変える能力!)ボボッ

千歌「この状態なら、正面から受け止めて――――」


リトルヨハネ『ヨハーーー!!』


千歌(――――!!)ゾクリ

千歌(や、やっぱ避けよ……!)ヒョイ


カッ

ドゴーーーーーーン!!!


千歌「へ―――」

花丸「え―――」

千歌(ち、千歌の後ろにあったビルが……)

花丸(寝そべり善子ちゃんの体当たりで跡形もなく消し飛んだずら……)


リトルヨハネ『ヨハーーーーーーーーーー!!』


善子「ふふふ、それでこそよ、リトルデーモン! あの不届き者達を成敗してやりなさい!!」

千歌(こ、これってかなりヤバいんじゃ……)

花丸(ど、どうするずら……)

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 00:32:50.44 ID:HVymXsDVO
キラーどころかまさかのトリガーに
55 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 00:33:18.99 ID:IruJffax0
一旦別のメンバーの視点に移ります
千歌、梨子、花丸、善子以外のAquorsメンバーを選んでください

↓1
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 00:33:56.76 ID:gmrSP7lS0
ダイヤ
57 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 00:37:59.39 ID:IruJffax0
次回はダイヤさん視点からということで一旦終了します。
善子ちゃんにとって不運な安価が続いた故の怪物爆誕ですね。
明日夜くらいに再開する予定です。お付き合いいただきありがとうございました。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 00:40:09.53 ID:HVymXsDVO
59 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 20:56:30.25 ID:IruJffax0
21時半くらいから再開していきます。
60 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 21:33:11.69 ID:IruJffax0
再開します。
61 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 21:34:41.45 ID:IruJffax0
ダイヤ「さて、始まってしまいましたか……」

ダイヤ(私と果南さんと鞠莉さんは既にテストプレイ済……互いの能力は分かってますが……)

ダイヤ「……一番注意すべきは、おそらく果南さんでしょうね」

ダイヤ(1対1で果南さんを倒せる方はいない筈……上手い事、協力者を募らなければ……)

ダイヤ「それに、私の能力は―――)


【ダイヤの能力(ちから)】:『仲間』に『×(ブッブ)』を加える能力


ダイヤ(正直、一人では余り意味がないんですよね……)

ダイヤ(私自身も『仲間』に含めるようで、自分に能力を貼ることもできますが……)

ダイヤ「……やはり、ひとまず仲間が欲しいですわね」

ダイヤ「個人戦ですが、協力してくれる方はいるのでしょうか……」

ダイヤ「一先ず、皆さんを探しましょうか。それとも―――」


1.他のメンバーを探す(再度コンマ判定あり)

2.その他(自由記載 ぶっとび過ぎたものじゃなければ何でもOKです)

↓1
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 21:34:56.87 ID:zn9xzpS+O
2.梨子の能力、壁押(ドン)で飛んできたビルに轢かれてリトルヨハネと一緒に消滅する
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 21:37:09.90 ID:gC04g0Fc0
序盤からの理不尽な退場はバトロワあるあるやな
64 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 21:55:34.33 ID:IruJffax0
〜〜〜けっこう前 少し離れた市街地にて〜〜〜


梨子「……善子ちゃんの声も聞こえなくなったわね……」

梨子(ごめんね、善子ちゃん。無力な私を許して……)

梨子「ま、まぁ、気を取り直していきましょう」

梨子「さて、また一人になれたのは良いけど……」

梨子「どうしよっかな。私の能力も良く分からないしなぁ」

梨子(そもそも『壁』に『押(ドン)』を加える能力って何なのかしら……?)

梨子「……少し試してみよっか」

梨子「―――『壁』に『押(ドン)』を加える能力!」


ドン!


梨子(壁から衝撃が……!)

梨子(衝撃も結構強い……直撃させれば人を気絶させるくらい出来そうね)

梨子(複数の場所への発動は―――)


ドンドンドン!!


梨子(―――可能ね)

梨子(威力の制御は毎回同じみたいだけど、例えばこうやって同じ所に能力を複数回発動させれば……!)



―――――ドドドドドドドン!!!


梨子(凄い衝撃……!!)
65 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:04:57.51 ID:IruJffax0
梨子「ど、どこまでできるのかしら……」


時間をかけて、もの凄い数の『押(ドン)』を同じ壁に発動する梨子。


梨子「これでどう……!」

梨子「―――『壁』に『押(ドン)』を加える能力!」


―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………


梨子「うわ、すご……」

梨子(衝撃音が途切れないわ……)

梨子(あれ、というか……)



―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………




グラリ(←ビルが傾く音)

梨子「え……」




―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

バキリ(←ビルが土台から千切れる音)


梨子「う、」


―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

フワリ(←ビルが宙に浮く音)


梨子「うそーーーーーーーーーー!!?」




66 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:17:14.44 ID:IruJffax0


―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

ヒューン(←ビルが飛んでく音)


梨子「と、飛んでちゃった……」

梨子(しかもあっちは善子ちゃんがいた方向……)

梨子「あ、あはは……」ヒクヒク

梨子「ごめん、善子ちゃん!!!」ダッシュ



〜〜〜同時刻 少し離れた市街地にて〜〜〜


善子「さぁ、やってしまいなさい! リトルデーモン!!」

リトルヨハネ『ヨハーーーーーーーーーー!!!』

千歌「うわわわ、来たよぉ!」

花丸「ど、どうにかするずら、千歌ちゃん!!」

千歌「は、花丸ちゃんが大元の原因なんだから、何とかしてよぉ!!」

花丸「だ、だって、能力を使おうにも機械を探してる暇なんて―――」


サッ(←いきなり三人のいる場所に影が落ちる)


千歌「へ? な、なんだろ、いきなり暗く……」

花丸「こ、これも善子ちゃんの力ずらか……!?」

善子「な、何が……」

リトルヨハネ『ヨハ?』

千歌「あれ? 善子ちゃんも戸惑ってる……」

花丸「じゃ、じゃあ何ずらか……」チラリ

67 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:25:24.63 ID:IruJffax0


―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

ヒューン(←ビルが飛んできた音)


千歌「」

花丸「」

善子「」

千歌・花丸・善子「「「え、えええええええええええええええええええええ!!??」」」

千歌「ビ、ビルが飛んできたぁ!?」

花丸「も、もう訳が分からないずらぁ!?」

善子「こ、これ……三人全員押し潰されるわよ!?」

リトルヨハネ『ヨ……ヨハーーーー!!!』

善子「リトルデーモン!?」

善子(リトルデーモンが飛んできたビルに突っ込んで―――)


―――カッ

―――ズドォォォォォン!!!


千歌(す、すごい爆発が……!)

花丸(ビルを粉々にしたずら……!)

善子「リ、リトルデーモン!!」

千歌「でも、これ……」



ビュンビュンビュンビュン!!!(ビルの破片が四方八方に飛びまくる音)

ズドズドズドズドォン!!!(ビルの破片が市街地を破壊しまくる音)


千歌「ひ、ひえええ!?」

花丸「ま、まだまだヤバいずらぁ!」


68 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:43:39.61 ID:IruJffax0

〜〜〜少し前 ダイヤさんのいる市街地〜〜〜


ダイヤ「……ひとまず他の皆を探しましょうか。見つかるかは分かりませんが」

ダイヤ「では、適当に歩いて――――」


―――ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

ヒューン(←少し離れた所でビルが飛んでいる音)


ダイヤ「……………は?」

ダイヤ(わ、私、目がおかしくなってしまったのでしょうか……)ゴシゴシ

ダイヤ「ほ、本当にビルが飛んでる……」

ダイヤ(か、果南さんがやったんですの!? い、いや、こんなこと果南さんでも……)



―――カッ

―――ズドォォォォォン!!!(←ビルが粉々に爆発する音)


ダイヤ(ビ、ビルが爆発……さ、さっきから一体何なんですのぉ!?)


―――ヒュルルルルル……(←ビルの破片が飛んでくる音)


ダイヤ(は、破片が……!!)

ダイヤ「くっ、『仲間』に『×(ブッブ)』を加える能力!!」

ダイヤ「その破片、ブッブーですわ!!」


ヒュン(×印が描かれた紅い光の盾がダイヤの前に現れる)


ダイヤ(お願い、防いでください……!)




※さすがにこのまま脱落では少し理不尽感あるので、コンマ判定を設けます。


コンマ二桁大きい程ダメージを受けます


コンマ40以上でシールド破壊

コンマ70以上でダイヤ脱落


コンマ判定↓1

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 22:45:01.75 ID:Hew61UhgO
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 22:47:53.62 ID:Hew61UhgO
これキル数儲けるゲームじゃないのはわかってるけど敢えて問いたい
この場合梨子か善子どっちのキル扱いになるの?
71 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:52:32.13 ID:IruJffax0

―――バキィン!(←シールドが壊れる音)

ダイヤ「あ……」

ダイヤ「こ、こんな終わり方、ブッブーですわああああああああ!!」ドグシャア


【黒澤ダイヤ:リタイア】



ピンポンパンポーン♪


アナウンス『脱落者が出ましたのでお知らせします』

アナウンス『黒澤ダイヤが、只今リタイアしました』

アナウンス『残る参加者は8名となります』


ピンポンパンポーン♪


72 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 22:55:48.99 ID:IruJffax0

>>70
一応、梨子になりますかね。梨子が飛ばしたビルが原因ですし。


―――――――


ダイヤさんリタイアという事で、次の視点に移ります。


梨子、千歌、花丸、善子、ダイヤ以外のAquorsメンバーから一人選んでください


↓1
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 22:56:05.35 ID:gmrSP7lS0
ルビィ
74 : ◆iZEUBVxkvHFf [saga]:2020/10/07(水) 23:01:28.23 ID:IruJffax0
ビルが空で爆発するという大惨事が発生しました。
ルビィへ視点を移す前に、この出来事をルビィが視認したかのコンマ判定をします。


コンマ50以上で視認
距離が大きい程、近くで視認したことになります。
90以上でダイヤさんのように破片の飛来に巻き込まれます。

※今後登場するメンバーには、初めに同様のコンマ判定を行っていきます

↓1
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