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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その6【安価】

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572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 07:47:42.90 ID:+4shgYvhO
状況は変わっているけどセックス依存症状態を何とかしようって話は何度も出てるんだよね
安価の指針もあるとはいえまったく進展しないところを見ると、まだ進展する条件を満たしていないということなのかな?
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 09:26:13.43 ID:2nznwVLS0
漣とか朝霜を見るに提督よりも艦娘の方に変える気が無いのが問題なのか。それとも提督の方も本気で変えようとはしてないのか、いずれにせよ問題は山積みだな。
574 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 18:34:32.27 ID:q6szHHciO
ーー


秋雲「こっちの考えとしてはさ、提督が何人もの艦娘と関係があるのは度し難いんだよね」


名取「霞さんの子どもの件も凄くややこしいです」


山城「でもまずは提督自身からよ。あんなの自覚が無いだけでセックス依存症そのものじゃない」


漣「それは触れてはいけないタブーというやつです」


秋雲「そんなこといつまでも言ってられないって」


名取「だから私達である妥協案を考えたんです」


漣「その妥協案とは?」


山城「ここの艦娘には端末を配っているわよね?」


漣「はい、その端末で悩みとかあればご主人様にメールが送れるようになってます。内容はご主人様しか確認できませんし、送信されたメッセージも自動で破棄されます」


名取「それを使おうと思ってるの」
575 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 18:42:11.88 ID:q6szHHciO
秋雲「その端末って画像も送れるよね?なら提督にエッチな写真を送ってオカズにしてもらおうって話!」


漣「はぁ…」


山城「私もそれを聞いた時頭がおかしいかと思ったわ。でもよく聞くと納得できる部分があるの」


秋雲「どんな写真を送ったのかは本人と提督しか知らない。写真も端末から消える仕様らしいから漏洩もしない!」


山城「写真や動画だけでも自分が提督の性の対象になって、ある程度は満足するはずよ」


名取「一部の艦娘だけが提督と関係があるから少し拗れているというか…これなら龍驤さん以外とは一切の関係を断ち切れますよね?」


漣「うぅ〜〜ん…」


秋雲「ちょっとキチってる朝霞も納得すると思うんだけどなぁ」


山城「その端末には一切送信もできるのよね?提督に言って試しに画像を募ってみたらどう?」


漣「まぁ…言うだけは言ってみますけど……」


秋雲「正攻法が難しいなら裏をかくしかないんだって!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 18:55:10.94 ID:kh5G5AMDO
それにさぁ…漣、あんたがあの提督に色々教えたって話も聞いたよ?
あんたにも責任の一端はあるんじゃないかなぁ?と秋雲
提督がしたい時自由にやらせてたんでしょ?
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 19:08:27.26 ID:IWz4yjDfO
>>576
滑り出しはまずまずといったところ
元々龍驤も提督の相手はできるだけあって発散だけならなんとかなりそう
578 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 19:15:46.06 ID:sKq4MFPJ0
秋雲「それにさぁ…漣、あんたがあの提督に色々教えたって聞いたよ?」


漣「何がですか」


山城「童貞を奪った上に、隙を見てやりたい放題だったそうね」


漣「奪ったとは失礼ですな。ちゃんと合意の上というかご主人様からでしたよ」


名取「漣にも責任の一端はあるんじゃない?」


漣「…分かりましたよ。ご主人様には前向きに検討するよう進言します」


秋雲「分かればよろしいってね」


山城「これで周りがどういう反応をして、提督がどうなるか…ね」
579 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 19:23:46.52 ID:sKq4MFPJ0
ーー


『皆んなに配ってある端末には親からの一斉送信の機能があったらしい。その機能を初めて使うことになった』


『その内容というのは俺個人の事情だ。皆んなが優先すべきものでは無いから無視してくれても構わない』


『皆んなも知っての通り、俺は龍驤以外の何人かと関係がある。基本的に龍驤も合意しているが、そろそろ卒業しようかと思っている』


『足りないもの鎮守府からの付き合いの皆んなは知っていると思うが、俺は性欲も異常だ。龍驤一人に負担させるのは得策じゃない』


『俺が我慢すればいいだけの話だが…過去の心の病の状況から、我慢を続けても良いことは無いらしい』


『そこで……』


『皆んなには俺宛に画像や動画を送ってみてくれないか?』


『漣から聞いたアイデアなんだが、これで俺も一人で処理できるなら越したことはない』


『せっかくの端末を活かす意味でも試しにやってみようということになった』


『無理はしなくていい。どれくらい効果があるのかという実験に参加する気持ち程度でいい』


『俺からは以上だ。引き続きメールは送ってきてもらっていい』
580 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 19:26:02.74 ID:sKq4MFPJ0
提督「……送ったぞ」


漣「ほいほい、漣の端末でも受信しましたぜ」


提督「…本当にうまくいくのか?」


漣「それはご主人様にかかってますね」


提督「……」


漣「男子トイレは実質ご主人様専用なんですぜ。そこで好きなだけシコってればいいんですよ」


提督「…皆んなが協力してくれるとは限らない」


漣「少なくとも雲龍さんとY朝潮さんは送ってきますよ」


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 19:29:29.09 ID:kh5G5AMDO
数人から送られた結果
童貞時代ならいざ知らず今は経験豊富
逆にやりたくてたまらなくなる提督
まあそうなるでしょうねぇ…と割と予想済みだった漣
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 19:43:33.19 ID:z/hx5FX0o
提督のためなら見せてもOKという娘達から定期的に発散する為のオカズには困らない程度に集まってくるので少しムラっと来たのを解消することはできる
583 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 19:46:56.86 ID:sKq4MFPJ0
ーー数日後、執務室


漣「……」


龍驤「……」


提督「……」


ブブブッ


提督「……」チラッ


提督「…少しトイレに行ってくる」


龍驤「ん〜」


漣「…ごゆっくり」


提督「……」


ガチャッ


漣「……ふむふむ」
584 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 19:50:45.61 ID:sKq4MFPJ0
漣「例の写メ作戦は順調みたいですね」


龍驤「そうみたいやね…」


漣「意外だったのは皆さんが乗り気だったってことですよ」


龍驤「そらそうやで。雲龍なんかは表に出し過ぎやけど、皆んな司令官のことは好きやからね」


漣「画像はご主人様だけが見れるっていうのが大きかったんですかねぇ」


龍驤「それはあるよ。着替えのついでに撮った写真でも喜ぶやろうし」


漣「単純といえば単純ですけど…そもそも根本的な解決にはなってませんよね?」


龍驤「司令官が何人とも関係があるよりかはマシやろうな」


漣「そう言われれば…うーん…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 19:54:44.14 ID:kh5G5AMDO
それはもう頻繁にトイレに立つようになった提督
執務が度々ストップしてしまう

やりたくてたまらなくなっているのを我慢しているのも見え見えな状態に
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 20:09:30.50 ID:IWz4yjDfO
>>585
我慢できなくなったらウチとってことやなと一定のサイクルはできてくる
後は少しずつ性欲を抑えていけるようになることですかね…と漣
587 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:14:22.50 ID:sKq4MFPJ0
ーー


ガチャッ


漣「ご主人様はまたトイレですか」


龍驤「仕事はウチらが頑張ればええから別にええんやけど」


漣「ヤりたいのを我慢してるの見え見えなんですけど」


龍驤「いつもやったらコソコソと書庫とかレクリエーションルームに行っとったんやから、それに比べたら大した進歩や」


漣「そりゃ龍驤さんにとっては良いですよね」


龍驤「皆んなのストレス発散にもなるから、今の所はプラスが多いで?」


漣「結論としてはそうなるのかぁ…」
588 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:18:47.95 ID:sKq4MFPJ0
龍驤「昼間我慢しながら抜いて、夜にウチと。これやと一晩で五回なんか無いから、毎日でもなんとかなるんよ」


漣「そういうサイクルが出来上がりつつあるんですね」


龍驤「あとは少しずつ性欲を抑えていければ…」


漣「それは龍驤さんが無理ですよね」


龍驤「……無理や」


漣「漣達はそれで大丈夫だとしても、やっぱり問題は朝霜ですよ」


龍驤「そうやんな…」


漣「彼女は崩れていく心をご主人様との肉欲で埋めていました。それが無くなった今、爆発してもおかしくないんです」


龍驤「そうなる前になんとかせなあかんし、その責任がある」


漣「死人が出る前に頼みますよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 20:21:23.68 ID:kh5G5AMDO
もちろん我慢しているのは提督だけではなく
写真や動画を送った艦娘も提督が居るであろうトイレに突撃未遂事件が
こんなの生殺しだと
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 20:25:04.00 ID:z/hx5FX0o
秋雲
朝霜は繫がりを確かめる為に身体を重ねてたんでしょ?
言葉や心持ちだけじゃなくて戸籍上も家族になればいいんじゃないかな
見えないものだけじゃなくて繫がりを確固とした形にしてあげなよ
591 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:31:48.67 ID:sKq4MFPJ0
ーー


秋雲「朝霜は提督と?がりを確かめる為に身体を重ねてたんでしょ?なら言葉や気持ちだけじゃなくて戸籍上も家族になればいいんじゃない?」


提督「……」


名取「それは嫌なんですか?」


提督「嫌じゃない、何度もそのことは考えたんだ」


山城「じゃあどうしてやらないのよ」


提督「朝霜を養子にするということは俺が籍を入れる必要がある」


秋雲「当たり前だよねぇ」


提督「龍驤と籍を入れた場合…霞の子どもは……」


名取「やっぱりそこかぁ…」


山城「霞と朝霜の二人は厄介ね」
592 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:36:09.27 ID:sKq4MFPJ0
秋雲「霞の子どもを認知して提督さん達が育てるんじゃダメなの?」


提督「それは…ちゃんと俺の子どもになるのか?」


名取「認知してる時点で…あれ、どうなんですか?」


山城「私に聞かれても困るわよ」


秋雲「とにかくさ、朝霜には時間が無いわけ。あちこち手を付けた罰だと思って思い切って行動しなよ」


提督「ん……」


名取「妻と内縁の妻に夫の相続が認められたって話を聞いたことがあるんです。だから霞さんも心配いりません」


山城「貴方は横須賀鎮守府の提督よ。人間としても成長しなさい」


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 20:38:45.90 ID:oMZjye6yo
霞と話を……の前に待ち構える榛名
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 20:47:53.89 ID:IWz4yjDfO
こんなときは法律上のことに詳しいガンビアベイに霞も交えて相談だ
>>593な榛名には霞が後ろから司令官は籍のあるなしで蔑ろにする人?と問いかけて諭す
595 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:54:16.70 ID:sKq4MFPJ0
ーー


提督「養子や相続…法律のことはガンビアベイに聞けばいい。どうすればいいのか教えてくれるだろう」


提督「だがその前に霞と話を……」


榛名「……」


提督「…榛名か」


榛名「お話しがあります」


提督「あぁ…分かっている」


榛名「お話しの内容によっては提督に暴力行為を行うかもしれません」


提督「構わない。もし榛名に何かをされても俺が転んだと皆んなには言う」


榛名「分かりました…それでは榛名の部屋に来て下さい」
596 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 20:58:28.81 ID:sKq4MFPJ0
ーー榛名の部屋


榛名「…霞ちゃんをどうするつもりなんですか?」


提督「子どもは認知して俺と龍驤と霞、三人で育てる」


榛名「榛名は霞ちゃんについて聞いているんです」


提督「…内縁の妻だとか表現は色々あると思うが、それは単なる名前だ」


提督「俺は霞と繋がりを持っていたい。籍という区切りは龍驤と付けるが、霞との関係も何も変わらない」


榛名「…霞ちゃんは言ってました。司令官は籍のある無しで区別する人じゃないと」


提督「……」


榛名「霞ちゃんは納得してたんです。でも…榛名はそうとは限りませんよね?」


提督「その通り…だ」
597 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 21:02:10.01 ID:sKq4MFPJ0
榛名「提督には感謝しています。作り物の指のことも、金剛お姉さまと新型武装を使えるようになったこと…全部に感謝してます」


榛名「けど……榛名にとって霞ちゃんは全てなんです」


提督「……」


榛名「榛名は籍という区切りを霞ちゃんと付けて欲しいと思っています」


提督「それは…普通なら当然だと思う」


榛名「思うだけなら誰でもできます」


提督「……」


榛名「…許せない!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 21:09:23.53 ID:kh5G5AMDO
貴方は家族の繋がりが欲しかった…だから子供を欲しがった
でもあくまで一番は龍驤さん…
貴方のエゴに霞ちゃんを巻き込んだ事は許せないと平手打ち
貴方をどうこうしたら霞ちゃんが悲しむ…悔しいけど榛名にはこれが精一杯です…と涙を流す
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 21:17:52.87 ID:z/hx5FX0o
>>598
お姉様〜部屋が近いんだから大声出してたら聞こえるわ〜と霞の声がして、部屋にやってくるとお姉様の気持ちは凄く嬉しいわと抱擁
ただ、龍驤さんよりも先にこうやって私を繋ぎ止めてくれたのも司令官なのを分かってあげて?
もしかしたら龍驤さんは戻ってこれないくらいおかしくなってたかもしれないけど…エゴもあったかもしれないけれど…それでも私の為にもこうしてくれたの

でも、どっちの意見が間違ってるとかじゃなくてどちらの想いも嬉しいの
600 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 21:23:24.76 ID:sKq4MFPJ0
バチーーンッ


榛名「……!!」


提督「……」


榛名「提督は家族の繋がりが欲しかった、だから子どもが欲しかったんです。でも龍驤さんはすぐには子どもが産めない、だから霞ちゃんを……!!」


榛名「貴方のエゴに霞ちゃんを巻き込んだ事は許せません!!どうして…!!」


提督「…霞でなければこんなことは考えなかった」


榛名「殺したい…!本当だったら提督は殺したいほど憎いです!!」


榛名「でも……そんなことしたら…一番悲しむのは霞ちゃんなんですよぉぉ…!!」


榛名「榛名ができることは…これくらいで……うっ、うぅぅ……!」
601 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 21:29:35.64 ID:sKq4MFPJ0
ガチャッ


霞「お姉様、隣の部屋から大きな声が聞こえたんだけど?」


榛名「…霞ちゃん!」


霞「正直……お姉様の気持ちは凄く嬉しいわ。そこまで私のことを思ってくれていたのね」ギュッ


榛名「ううぅっ…!」


霞「でも……司令官は龍驤さんよりも先に私を繋ぎ止めてくれたの。それが司令官なりのケジメだと思ってたのよ」


霞「…龍驤さんは戻ってこれなかったかもしれない。けど…確かにエゴもあったかもしれないけれど…それでも私の為に色々としてくれたのよ」


霞「私は司令官が大好き。榛名お姉さまも勿論大好きよ」


榛名「霞…ちゃん……!」


霞「どっちの意見が間違ってるとかじゃない。二人の想いが何よりも嬉しいの」


提督「…形では表せないが、霞を想う気持ちに偽りは無い」


霞「知ってるわよ。このお腹で嫌でも毎日感じてるんだもの」ポンポン


霞「…司令官に会えて良かった。本当に感謝してるわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 21:37:29.59 ID:oMZjye6yo
榛名
ごめんなさい提督……
霞ちゃん二人にさせて下さい…
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 21:45:05.48 ID:IWz4yjDfO
あっ…今動いたわ!耳を当ててみて?
この子が産まれてくるところは幸せであってほしいの
司令官がいて、お姉様がいて、龍驤さん達もいて…みんながいる幸せな場所に産んであげたいの
604 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 21:57:08.18 ID:q6szHHciO
霞「あっ…今動いたわ!」


提督「本当か?」


霞「お姉さまもお腹に耳を当ててみて?」


榛名「……あぁ…霞ちゃんの……」


霞「この子が産まれてくる場所は幸せであって欲しいの。司令官がいて、お姉様がいて、龍驤さん達も皆んなも…」


霞「それが私の願いね。籍だとかそういうのはどうでもいいの」


提督「ありがとう…ありがとう霞……」


霞「お礼なんか要らないわよ」
605 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 22:02:13.74 ID:q6szHHciO
霞「こんなことしてる暇があるなら朝霜をどうにかしなさい。いつ急変してもおかしくないのよ」


提督「…分かっている」


霞「皆んなとの関係を断ち切る変わりに画像…考えは良かったかもしれないけど、朝霜は例外にすべきだったわね」


霞「朝霜なら皆んな納得してたわよ。それくらい危ないのよ」


榛名「霞ちゃんのお薬でも無理なんですか…?」


霞「もう手遅れの可能性もあるわね。悪かった時の響や叢雲より状態が悪いわ」


霞「司令官、朝霜に限っては解体という選択肢もあり得るのよ。終わらせてあげるのが彼女の為の場合もある」


提督「だが…」


霞「そうならないようにしなさいって言ってるの!早く行動に移す!」


提督「……」


霞「ほんとにもう、世話がかかって仕方ないわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 22:08:03.62 ID:kh5G5AMDO
一方朝霜
早霜がひたすら慰めている
早霜が居てくれて良かったよ…あたい一人だったらきっと馬鹿な事してたと思う
朝霜姉さんも割と依存体質なのよね…と
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 22:17:47.02 ID:z/hx5FX0o
>>606
朝霜!と部屋に行くとひしと抱きついてくる朝霜
早霜は姉さんをこんなにして…どうするの?ずっとこのままにできないわと怒ってる
そうだ…だからもう曖昧なことはやめる、朝霜を俺と龍驤の正式な養子にすると宣言
608 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 22:42:28.83 ID:3Z/shZKt0
ーー朝霜の部屋


朝霜「ひっ…ひっ……」


早霜「姉さん……」


朝霜「ひぐ……っ…あたい…一人だったら…今頃…」


早霜「…特務艦、分かっているでしょうね」


速吸「流石の私でも見逃します。朝霜さんが…ロープで…首を……」


早霜「朝霜姉さんがこんなに依存するだなんて…やっぱりあの男は…」


朝霜「あたいを……こうしたのはお前だろうがよぉ!!」


早霜「……」ギリッ


朝霜「嫌だ…司令と一緒になれないなら……死なせてくれ…」


速吸「…やはり医者に連れて行くべきですね」
609 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 22:45:41.21 ID:3Z/shZKt0
提督「…朝霜!」ガチャッ


朝霜「司令ぇぇぇぇーーーー!」ダキッ


朝霜「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ…ひっ…ひっ…!」


早霜「……姉さんはずっとこのままにできないわよ」


提督「そうだ…だからもう曖昧なことはやめる」


朝霜「嫌だぁぁ〜!」


提督「朝霜は……俺と龍驤の正式な養子にする」


速吸「霞さんとはどうなるんですか?」


提督「それは解決済みだ。朝霜は書類の上でも俺の子どもになる」


提督「朝霜……もう不安にさせたりなんかしない。大丈夫だからな…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 22:51:32.14 ID:kh5G5AMDO
泣くほど嬉しいと朝霜
だが一方でこれを受ければ完全に提督離れは不可能になるだろうと内心恐れてもいる
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 23:00:57.04 ID:IWz4yjDfO
>>610
今までみたいに身体で一時的に確かめるんじゃなくて、正式な親子としてずっと繋がるんだと話す提督
隣にいなくても別のことをしていても地球の裏側にいたとしても繋がってる
繋がってるのが当たり前なんだからそんなことは気にする必要はない、それが家族だろう?
スッと気負いが軽くなる朝霜
612 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 23:17:09.11 ID:3Z/shZKt0
朝霜「嬉しい…嬉しいよぉ……」


提督「良かった…」


朝霜 「でも……怖い…」


提督「怖い……?」


朝霜「そうなったら…もう二度と…司令から離れられないのが…怖い……」


早霜「…そうよ、もし司令官が死んだりしたら朝霜姉さんはどうするの」


提督「今までみたいに身体で、一時的に絆を確かめるんじゃないんだ。俺達は正式な親子としてずっと繋がれる」


提督「俺が朝霜の隣に居なくても、お互いに別のことをしていても、例え地球の裏側にいたとしても繋がってるんだ」
613 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 23:24:25.10 ID:3Z/shZKt0
提督「俺が死んだとしても朝霜とは繋がっている。この絆は誰にも邪魔されないんだ」


提督「朝霜、そんなことは気にする必要はない、それが家族なんだから」


朝霜「あ…司令……」


速吸「…その決断は過去の払拭でもありますね」


提督「……そうだ。俺のせいでS朝潮は刑務所で首を吊り…とり返しのつかないことになった。もっと早く俺が行動していれば……」


速吸「これでも朝霜さんはギリギリです。後悔してからでは遅いですよ」


提督「……その通りだ」


早霜「朝霜姉さんがS朝潮みたいな身体になっていたら、皆殺しじゃ済まなかったわよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 23:32:01.52 ID:z/hx5FX0o
そして龍驤と婚姻届を書く提督
式や旅行はまだまだできないが、それでもこれが新しい俺達へ一歩になる
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 23:48:33.84 ID:kh5G5AMDO
>>614
そしてそのS朝潮だが
こたつに入って八島の剥いてくれたみかんを暢気に食べていたりする
喋れないのも八島と芙蓉相手なら思念で会話出来るので問題は無かった
朝潮がこんな状態なのに殺人して刑務所ってどういう事なのか補足してくれたりする
616 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 23:55:55.37 ID:3Z/shZKt0
ーー


龍驤「婚姻届……本物や…」


提督「今日は日が悪いから書くのはまた後日にしよう」


龍驤「これでほんまに…司令官と……」


提督「式や旅行はまだ無理だが……それでもこれが俺達の、新しい一歩だ」


龍驤「…うん。ちょっとずつやけど前に進むんや」


提督「朝霜も霞もその子ども…全員で家族なんだ」


龍驤「司令官……」


提督「…ずっと一緒に居ような、龍驤」


龍驤「うん…うん……!」
617 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/22(木) 23:59:09.37 ID:3Z/shZKt0
ーー


八島「朝ちゃん、あーん」


S朝潮「……」


八島「ん〜今年もみかんが美味しいねぇ」


S朝潮「……」


八島「……」


八島(喋れないのはやっぱり不便だね)


S朝潮(八島さんが居てくれればそれで良いんです)


八島(違うんだよ…朝ちゃんはそれじゃいけないんだよ)
618 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/23(金) 00:07:33.22 ID:PjxuLQ230
八島(朝ちゃんはあのクズを殺して刑務所行きになった所までは同じ。そして刑務所で首を吊るところまでも…)


S朝潮(そこで私は助かってしまったんです。手も足も声を出せなくなった代わりに、命は繋がりました)


八島(朝ちゃんが死のうが関係ない。あの提督は心を病んで朝ちゃんのことを後悔した)


S朝潮(彼岸でのことは無かったことにはなりませんでしたね)


八島(朝ちゃんは臨死体験ってことになったくらいかな)


S朝潮(…因果を舐めていました。分散させれば私は無事だと思い込んでしまっていたんです)


八島(普通ならそれでいいんだよ、朝ちゃんは何も悪くない)


八島(……お前のことは見てるからな)


八島(この恨みは忘れない)


八島(お前とはたった一つ次元が違うだけ。それがどういう意味か分かってるな)


八島(……)


八島(××××××××××)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 00:16:39.05 ID:qvZ7xlLCo
霞と話して提督を父親として厳しく鍛えると宣言するこそで折り合いをつける榛名
霞ちゃんと家族なら私とも親族ですからね!勝手は!榛名が許しません!!
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 00:20:09.01 ID:m386gYeTo
でも整備士に頼めば何とかしてもらえると思うけどどうする?
んーもう少しだけ甘えていたいです。なんて
このこの〜甘えんぼさんめ!

一方で>>619
パパのイロハは勉強しましたから!
621 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/23(金) 00:31:42.83 ID:PjxuLQ230
八島(……整備士に頼めば何とかしてもらえると思うけど、どうする?)


S朝潮(こうやって、もう少しだけ甘えていたいです。なんて…)


八島(ん〜このこの〜〜甘えんぼさんめぇ〜)ぐりぐり


S朝潮(えへへへ…)


八島(…実際あの提督は朝ちゃんを動かしたくないと思ってるみたいだから、治すのはまだ先になるだろうね)


S朝潮(司令官も私という因果から早く逃れて欲しいです)


八島(簡単にはいかない……そんな簡単じゃないんだよ…)
622 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/23(金) 00:37:03.56 ID:PjxuLQ230
ーー


榛名「分かりました、これからは榛名が提督を父親として厳しく鍛えます!」


霞「張り切ってるわねお姉さま」


榛名「提督が霞ちゃんと家族というなら、私とは親族になりますからね!」


霞「金剛さんもそうなるのよね…」


榛名「いえ、あの人は別に…」


霞「…金剛さんと仲悪かったの?」


榛名「そんなことありません。金剛お姉さまは金剛お姉さまですよ」


霞「……そうね」


榛名「パパのイロハは勉強しました!勝手は、榛名が許しません!」


ーー
623 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/23(金) 00:38:33.19 ID:PjxuLQ230
ビジネス姉妹というアプローチ


コメントなどあればお願いします
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 00:41:39.81 ID:m386gYeTo
乙でした
今回は停滞してた関係性から前へ進みだした回になれたかな
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 00:49:48.55 ID:Wa2vxk9DO
お疲れ様でした
八島さん怖い
作者か安価か…向いているのはどちらか
もしくは両方か
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 01:09:12.04 ID:qvZ7xlLCo
乙でした
お姑はる、なんでもない何でもないです
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 07:01:19.66 ID:X4kqtyVpO
おつ
敷島さんが次元ぶち抜いてきてるから八島と芙蓉3人が本気だせば誰にしても手に負えないんだよなぁ
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 09:42:47.12 ID:8hKhXYKAo
響の時に出てきた謎の人くらいじゃね相手にできないの
あれだけ別格な気がする
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 10:34:16.46 ID:09ZtnwSfO
あれはイ○スさんだからね…
630 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 18:17:01.10 ID:jKqgxeBvO
ーー執務室


漣「婚姻届の証人に漣を、ですか」


龍驤「誰でもええらしいんやけど、司令官がどうしてもって言うねん」


提督「頼めないか漣?」


漣「本来なら友人の女提督さんとか上司の幹部さんに頼むべきでは?」


提督「それは分かっている。だが漣がいいんだ」


漣「ふーん…」


龍驤「別れることは無いけどもしそうなっても漣に迷惑はかかれへんから、な?」


漣「…分かりました」


提督「よし、ならここにサインと…」


漣「丁重にお断りさせていただきます」


龍驤「……ん?」
631 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 18:22:14.95 ID:jKqgxeBvO
提督「漣……?」


漣「すいません本日は少し体調が良く無いので自室で休養しています」


龍驤「……」


漣「今日は仕事も多くないと思うので龍驤さん一人でも大丈夫なはずです。ヘルプが必要な場合はY朝潮辺りに頼めば喜んでやってくれますよ」


提督「どうしてなんだ、漣…」


漣「…それくらい分かって下さいよ」バタン


龍驤「……ごめん」


提督「……」


龍驤「…どうする?」


提督「漣でないといけない……他の誰でも代わりにはならないんだ」


龍驤「司令官がそう言うんやったらウチも従うよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 18:30:16.91 ID:09ZtnwSfO
愛してるのは潜水新棲姫だけど初恋の人が誰かと結婚するってのはその時が来るとやっぱ複雑な漣
漣の隣で提督の事をまったくデリカシーのない奴だと言ってる潜水新棲姫
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 18:35:19.12 ID:49JOzsPFo
>>632
漣自身も判っちゃいるけど乙女(ついてるけど)の気持ちの整理には時間が欲しい様子
634 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 18:48:23.72 ID:u7w83IHc0
ーー書庫


潜水新棲姫「全く、提督はデリカシーの無い奴だ」


漣「わがままを言ってるのは漣なんです。ご主人様は責められません」


潜水新棲姫「提督は乙女心というヤツが分かってない。漣の初めての恋人が他の女と結婚しようとしているんだ」


漣「あ、初めての恋人はご主人様じゃないですよ」


潜水新棲姫「そうだったのか?」


漣「まぁ初めて好きになった人という意味では合ってますけどね」


潜水新棲姫「…?」


漣「複雑な乙女心ってやつですよ」
635 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 18:51:34.30 ID:u7w83IHc0
漣「貴女のことは愛してますよ。でもご主人様も大好きなんです」


潜水新棲姫「それは知ってる。ワタシの次に大切な存在なんだろう」


漣「……やっぱ無理ですって。あのビッチとご主人様が結婚ですよ?」


潜水新棲姫「提督が選んだんだから仕方ない」


漣「あーーもうーーー!そうなんですよ!漣は捨てられたんですよ!!」


潜水新棲姫「ワタシが居るだろう…?」


漣「それとこれとは別なんです!」


潜水新棲姫「暫く時間が必要ということだな」


漣「こんなの割り切れねぇですって…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 19:10:33.04 ID:49JOzsPFo
潜水新棲姫はそういえば私達は結婚できるのだろうかと言う新棲姫
形にこだわりはないがこう身近な話題になると気になるな
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 19:23:16.91 ID:09ZtnwSfO
>>636
加賀さんと瑞鶴さんは式を上げてましたね
638 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 19:31:18.80 ID:u7w83IHc0
潜水新棲姫「そういえばワタシ達は結婚できるのか?」


漣「無理でしょうね。漣は女の子ですし、貴女は深海棲艦ですもん」


潜水新棲姫「やはりそうか…形に拘りはないが、身近な話題になると少し気になるな」


漣「漣達の場合はまず同性婚が認められなければいけませんね」


潜水新棲姫「愛し合う者同士は性別が違わなければいけないのか」


漣「それが現在の考え方ですね」


潜水新棲姫「やはり人間はワタシ達にとって……害虫だ」


漣「否定はしませんが人間というくくりはやめて下さい。ご主人様も人間なんですよ」


潜水新棲姫「……そうか」


漣「人間は金しか考えない種族ですから。ご主人様のように金より家族を優先する人は少数派でしょうね」


潜水新棲姫「だからこそ人間は文明を発達させられたのかもしれないな」


漣「……否定できませんね」
639 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 19:38:25.40 ID:u7w83IHc0
漣「でも式だけならなんとかなるかもしれませんよ。以前加賀さんと瑞鶴さんがお祭りの祭事とはいえ、結婚の儀式はしてましたから」


潜水新棲姫「あれか!映像で見たが瑞鶴は美しいという言葉だけでは表せなかったぞ」


漣「元がいいのもありますけど、加賀さんと結婚式ができるっていう喜びもあったんですよ」


潜水新棲姫「和装か……綺麗だったな」


漣「貴女も着たいですか?」


潜水新棲姫「ワタシは…そうだな、着れるなら深海のがいい」


漣「そんなのあるんですか?」


潜水新棲姫「結婚式という概念が無いが、似たようなものがある。深海には片方が片方を食べて、身体に子どもを宿すという儀式があるだろう?」


漣「…ありますねぇ」


潜水新棲姫「その時に羽織るヴェールのようなものがある。羽織る方が食べられる方だ」


漣「……それを着たいと?」


潜水新棲姫「ワタシもある意味漣に食べられたからな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 19:44:26.04 ID:8hKhXYKAo
鎮守府にきている中枢棲姫ら深海棲艦にヴェールの事について聞いてみようかと漣
向こうの心象が悪そうならやめておくけどもと
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 19:51:41.00 ID:49JOzsPFo
なら嫁の為に人肌脱ぎますか!で>>640
本当に食べたりしないですけど衣装だけでも近づけてあげたいんですよって
中の重巡も説明してくれる
642 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 20:03:20.87 ID:u7w83IHc0
ーー


中枢棲姫「私達に聞きたいことだと?」


漣「はい。深海棲艦同士がくっつくというか…片方が身体を差し出して食べてもらう儀式があるじゃないですか」


北方棲姫「アルナ」


漣「その時にヴェールのようなものを羽織ると聞いたんですよ」


北方棲妹「ヴェール?」


中枢棲姫「人間達の言葉を使えばな。そうだろう?」


港湾棲姫「……」


漣「それに似たようなものを羽織ってもらって、式だけでもやろうかと思うんですよ」
643 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 20:07:11.64 ID:u7w83IHc0
中枢棲姫「私個人としては認めたくないな。あれは深海の中でも誇り高い儀式だ」


漣「身体を差し出すんですから…ねぇ」


北方棲姫「ヤメロ!」


漣「ええ…貴女達の反応が芳しく無いならやめておこうかと思ってたんです」


北方棲妹「あいつがしたいと言ったのか」


漣「えぇ…」


北方棲妹「ならいいと思う。潜水新棲姫がやりたいことをやればいい」


中枢棲姫「それは私も同感だ。あくまで私個人が否定しているだけだ」


北方棲姫「ドウカン!」


港湾棲姫「……」


漣「そう言ってもらえれば嬉しいですね…」
644 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 20:12:35.88 ID:u7w83IHc0
漣「そのヴェール?が何製か分からないので、見た目だけ近いものを用意しようとしてたんですよ」


中枢棲姫「あれは食われる方の魂が具現化したものだ。特定の形は無く、本人の意思によって形も変わる」


漣「魂…」


北方棲妹「あの儀式は愛というものを超えている。魂が目に見える形になってもおかしくない」


漣「…ありがとうございます。お話を聞いて良かったです」


北方棲姫「トウゼンダ!」


漣「下手な真似はやめておいた方が得策かもしれませんね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 20:20:48.01 ID:PZjrf0jOO
そのヴェールが発現したら精神に影響はないかと聞く
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 20:30:15.06 ID:09ZtnwSfO
>>645
分からない
なぜなら具現化したものは全員つがいに食べられるからだ

むむむ…なら私の愛を具現化したような衣装を準備してやりますよ
魂を形にしなくても魂に直接に響くようなのをね
647 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 20:36:09.02 ID:u7w83IHc0
漣「ちなみにそのヴェールが発現したらどうなるんですか?精神とかに影響は出ないんですかね?」


中枢棲姫「分からないな。それが現れた時は全員相手に食べられるからな」


漣「むむむ……」


北方棲妹「真似ごとは止めた方がいい」


漣「…分かりましたよ。なら私の愛を具現化したような衣装を準備してやります!」


北方棲姫「イショウ?」


漣「魂を形にしなくても、嫁の魂に直接に響くようなのをバシッと作ってやりますよ!」


港湾棲姫「……」


中枢棲姫「裁縫はできるのかと言ってるぞ」


漣「……できらぁ!」


中枢棲姫「なら好きにやればいい」
648 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 20:39:47.31 ID:u7w83IHc0
ーー


重巡棲姫(できないだろう)


漣「当たり前じゃないですか。でも漣はできないことをできないと言う奴じゃありませんからね〜」


重巡棲姫(何かあてはあるのか)


漣「ありません!」


重巡棲姫(言い切るのも漣らしいな)


漣「方法はいくらでもあるんですよ。デザインだけやるとか、既製品を改造するとか!」


重巡棲姫(難しいぞ。比較対象は魂の具現化で、一定の形が無い)


漣「はっ、漣があの子を思う気持ちに偽りはありません。愛を込めればなんとかなるんですよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 20:48:19.04 ID:49JOzsPFo
裁縫が上手そうだったり器用なメンバーに相談しつつイメージを固めていく
漣が接してきた潜水新棲姫という存在をデザイン落とし込むように
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 20:56:52.56 ID:D74ATZODO
>>649
早霜なんかは髪の毛を縫い込むとか血で染めるなんて冗談めかして言ったりも
651 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:04:53.80 ID:u7w83IHc0
ーー


飛鷹「漣の気持ち、分かるわ!」


漣「ある意味同志ということですか?」


飛鷹「私もお裁縫は得意じゃなかったのよ。でも清霜に着て欲しい服を作るとなると話は別!」


清霜「飛鷹さぁん……!」もじもじ


飛鷹「どう!?私の新作!スカートは限界まで短く、胸がギリギリ隠れるだけの攻めた衣装!」


漣「エロいのは必要ないんですけど、その熱意は素晴らしいですね」


飛鷹「私の清霜への愛はこんなものじゃないわ!!」


清霜「これ以上エスカレートする前に自重して…!」
652 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:09:41.43 ID:u7w83IHc0
ーー


早霜「手っ取り早いのは髪の毛を縫い込むか血で染めることね」


速吸「早霜さん…」


早霜「髪の毛はともかく血は本気よ。魂とは紙一重の存在じゃない」


漣「ほうほう」


早霜「血で糸を染めるなら赤くする方法を教えてあげるわよ。素人がやると真っ黒になってしまうから」


漣「もしヴェールに赤を使うとなれば…ちょっと考えますよ」


速吸「本当ですか?」


漣「こっちはガチなんですよ。漣がどれだけあの子を思っているか教えてやるんすから」


早霜「性的な目的なら淫液。呪いやそれに近い強い思いなら血を使うのよ」


漣「為になりました、ありがとうございます」
653 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:12:47.04 ID:u7w83IHc0
ーー


漣「なんとなくは固まってきましたけど、まだ決定打には欠けますなぁ」


重巡棲姫(とりあえず動いてみたらどうだ)


漣「…そうですね。布とか手芸屋を巡ってみますか」


重巡棲姫(考えるより行動することが良い時もある)


漣「アイデアは何個かあります。あとはそれをどれだけ形にできるかが勝負ですな」


重巡棲姫(協力できることがあれば協力するぞ)


漣「いやぁ心強いですね。お言葉に甘えてバリバリ頼らせてもらうかもしれませんよ〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 21:18:33.33 ID:D74ATZODO
縫製を学ぶ漣の特訓が始まった
指輪以外あまり使う機会も無い貯金を崩して布やら糸やら買い集めひたすら練習
一週間も経つと漣の手は絆創膏だらけになっていた
頭の中のイメージを形にするには技術が足りないと漣
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 21:35:14.95 ID:49JOzsPFo
なんや頑張ってるやんと龍驤が様子を見にきてミシンで裁縫の基礎くらいなら教えれるでと
それを見てたらこういうことするところは見たことはなかったですね…ってなる漣とせやねえと相づちうつ龍驤
656 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:40:55.80 ID:u7w83IHc0
ーー


漣「ボビン……ボビンが…」


ガチャッ


龍驤「噂は聞いてるで。なんや頑張ってるみたいやね」


漣「…冷やかしなら間に合ってます」


龍驤「ミシンの基礎くらいなら教えれるで?」


漣「そんなことしてるの見たこと無いですよ」


龍驤「せやねえ、漣の前では無いわ」


漣「……男の為ですか」


龍驤「うん。裁縫ができるって所を見せたらコロっといくもんなんよ。お守りとかはウケたわぁ」


漣「クソビッチが」


龍驤「分かり切ったことやん。ほなよぉ聞いといてな」


漣「……」
657 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:44:04.58 ID:u7w83IHc0
龍驤「……」


漣「……」


龍驤「司令官のこと、まだ好きやねんな」


漣「ええ」


龍驤「あの子より?」


漣「……」


龍驤「黙るってことはそういうことやね」


漣「…違いますよ」


龍驤「ごめんな、ちょっち意地悪やったかもしれんね。あの子の為にこんなに頑張っとるのに」


漣「……三人で旅行したの、覚えてますか」


龍驤「当然や。あれはいい思い出やで」
658 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 21:48:45.33 ID:u7w83IHc0
漣「私はずっと三人で仲良くできると思ってたんですよ」


龍驤「仲が悪くなったわけじゃないやろ?」


漣「以前の関係には戻れません」


龍驤「……」


漣「私が嫁と出て行くと言っても止めませんよね」


龍驤「…うん」


漣「その方が都合が良いですもんね」


龍驤「……そうや」


漣「私はまだ諦めてません」


龍驤「あの子を裏切るん?」


漣「あの子も好きなんです、愛してるんですよ!」


漣「提督も潜水新棲姫も!生涯をかけて愛したいんです!」


漣「でも……私は選ばれなかった」


漣「じゃあ…だから提督の代わりにあの子を……そうなってしまう…」


漣「本気なんです……どっちも大好きなんですよ…!」


龍驤「安価」


下2 龍驤の台詞やその他起こったことなど
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 21:56:16.65 ID:D74ATZODO
漣はすごいなあ…ウチが漣の立場だったらきっと…

すごくなんかないですよ
あの子に出会わずご主人様と別れていたらそのきっとをやってましたよ…と漣
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 21:58:22.66 ID:ihIhJxBno
葛藤しつつも欲しいものは全部欲しいと言い切る漣に諦めが先に来る自分を省みる龍驤
から
>>659
661 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 22:06:30.82 ID:jKqgxeBvO
龍驤「…やっぱり漣は凄いわ」


漣「何がですか、嫌味か!!」


龍驤「悩んでるけど、結局欲しいものは全部欲しいって言い切れるのが凄いんや」


龍驤「もしウチが漣の立場やったら…きっと………」


漣「…私もあんたと同じですよ」


漣「あの子に出会わずに、ご主人様と別れたままだったら……そのきっとを迷わずやってましたよ」


龍驤「できへん。漣には絶対できへんよ」


漣「言い切るんじゃねぇ」


龍驤「言い切れるんよ。だって漣はそういう子なんやもん」
662 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 22:12:06.19 ID:jKqgxeBvO
龍驤「ウチは悩む前に諦める。そこまで本気で悩める漣が羨ましいんよ」


漣「嫌味にしか聞こえねぇ」


龍驤「そうやって言うたらどうする?」


漣「半殺し」


龍驤「そうやね、殺すって言えへんのが漣やもんね」


漣「……忘れたんすか、私はあんた達を裏切って組織に付いてあんたを殺そうとしたんですよ」


龍驤「第三者がな。漣がやろうとはせぇへんかった」


漣「……」


龍驤「ウチやったら絶対殺す。この手で殺す。死んでも殺す。確実に殺す」


龍驤「ウチにとって司令官は全てや。命とかそんな軽い言葉じゃ表されへん」


龍驤「……ここで決着つけてもええよ」


漣「安価」


下2 漣の台詞やその他起こったことなど
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 22:29:03.75 ID:D74ATZODO
決着ねぇ…
もう結果は出てるじゃないですか…私は敗者、あんたが勝者
逆に私は諦めるべきなんですよ
なのに…
こんなんじゃあの子だって可哀想だ!
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 22:36:46.28 ID:09ZtnwSfO
ご主人様をかけて決着…本気で…と考えて最初に浮かんだのはやっぱり潜水新棲姫のこと
提督をかけた勝ち負けより潜水新棲姫を悲しませるかどうかを優先して思考してる

そうすると結論は自ずと出て
決着ついてましたよ、あの子を大切にするのが私の使命みたいですね
でも同情したりやビビったわけじゃないですよ
最近触れた話で言えば魂が選んだといえばいいんですかね
665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 22:42:33.64 ID:jKqgxeBvO
漣「ご主人様をかけて決着…本気で……」


龍驤「……ウチはええよ」


漣「……」


(漣)


漣「……」


漣「決着……ついてましたよ」


龍驤「……」


漣「勝っても負けてもあの子を傷付けます。嫁を大切にするのが私の使命みたいですね」


龍驤「……それでええんやね」


漣「もちろん同情はありません。ナウい言い方をすれば魂が選んだってとこですか」


龍驤「……ふぅぅぅぅ…」


漣「殺し合いはやめときましょうよ」


龍驤「……うん…そうやね…」
666 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 22:48:10.38 ID:jKqgxeBvO
漣「その様子だと本気だったみたいですね」


龍驤「…半々やった。殺し合う覚悟はあったよ」


漣「ぶっちゃけ雰囲気でモロバレですよ。殺気出しながら部屋入ってきてましたもん」


龍驤「……ごめん」


漣「言っときますけどビビったんじゃないですからね」


龍驤「分かってるよ…漣には重巡棲姫おるし……」


漣「仮にヤりあったら?」


龍驤「相討ち…」


漣「ですよねぇ〜」


龍驤「漣がどれだけ司令官を思ってるか…知ってるから……」


漣「思いの強さは負けてません」


龍驤「……ふぅ…」


漣「落ち着きましたか?」


龍驤「…せやね」


漣「では、引き続きミシンのレクチャーをお願いします」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 22:58:37.74 ID:ihIhJxBno
〜艦娘裁縫中〜
龍驤「ちゃうちゃう!手数足数倍やのになんでできんねん!」
漣「うるせー両手両足用の教え方しやがれってんですよ!」
新姫は心配だったが…仲良くしているな…良かった…と覗き見
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 23:04:05.12 ID:49JOzsPFo
>>667
なんとかサンプルを作るとやっぱりあの子のイメージは純白ですねとなる漣
もちろん潜水新棲姫は白いけどそういう意味じゃなく
669 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 23:19:29.20 ID:gjcE5YSD0
ーー


潜水新棲姫「漣と龍驤が二人だけで部屋に入っている…」


潜水新棲姫「心配だ……何か嫌なことが起きてなければいいが…」


潜水新棲姫「少し…様子を……」


……


「ちゃうちゃう!手数足数ウチの倍やろ!」


「うるせー!両手足ある用の教え方しやがれってんですよ!」


「倍にしたらええんや!かける2!」


「右手は二本にならねぇんですよ!」


……


潜水新棲姫「良かった……仲良くしているな…」


潜水新棲姫「漣…ワタシの為に頑張っていてくれることが嬉しいんだ。無理をする必要は無いんだぞ……」
670 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/10/24(土) 23:24:47.06 ID:gjcE5YSD0
ーー


漣「なんとかサンプルはできましたか…」


龍驤「成る程な…やっぱりあの子のイメージは純白なん?」


漣「見た目も白いですけど、そういう意味じゃないです」


龍驤「どんな意味?」


漣「嫁は何も知らなかったんです。陸のことも艦娘のことも」


漣「真っ白だった潜水新棲姫というページに漣が初めてペンを下ろしたというか…うーん…」


龍驤「なんとなく分かるわ。純粋無垢って感じやったらしいやん」


漣「真っ白過ぎて善も悪も無かったんです。それをイメージしたというか…言葉にするのは難しいですねぇ」


龍驤「ほんなら形にしたらええやん。この調子で頑張っていこな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 23:40:14.70 ID:49JOzsPFo
他のメンバーにもアドバイスを貰いながら試行錯誤して作成を進めていく漣
納得のいく物ができた夜、婚姻届にも証人としてサインをする
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