【途中まで再放送・安価】バーダック「オレが未来を変えてみせる!!」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:21:06.42 ID:aaljKdBbo
期待
3 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:22:42.12 ID:BirKBbzgo



「お前に未来を予知できる、幻の拳を放った!」

「言っておくがお前らには呪われた未来しかないぞ!!その姿を見てせいぜい苦しむがいい!」



ピピッ

???「戦闘力2か…クズめ!」



「フリーザの野郎が裏切りやがった・・・」

「フリーザの野郎にサイヤ人の強さを…思い知らせて、や、れ・・・」



「馬鹿な!奴は下級戦士のはず!それがなぜ!!」

「レベルはどうあれサイヤ人には違いはねぇ!油断するな!!」



???「ドドリア!何故、俺たちを裏切った!?」




「ホホホホホッ!」

「な、なに!?」


バシューーーー







バーダック「はっ!」ガバッ

バーダック「・・・ここは?どこだ・・・クソ、何も思い出せねぇ!」


ガチャ


バーダック「おい!お前ら!ここはどこだ!?」

アラレ「ほよ?」

リキシマン「・・・ここは相撲部屋だが。お前は?」

バーダック「・・・覚えてない。」

リキシマン「記憶喪失か・・・もしやまたマシリト博士の奴が・・・」


アラレ「ねー、リキオっち。この人シッポはえてるよ?」

リキシマン「超人か?ドクターボンベを訪ねてみるか。」
4 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:23:47.93 ID:BirKBbzgo
ドクターボンベ「リキシマン、お前が訪ねてくるとは珍しいな。なんじゃ?」

リキシマン「こいつなんだが・・・どうやら記憶を無くしてしまっているらしい。そもそも超人なのか人間なのかもわからん。」

バーダック「・・・」


ドクターボンベ「ふむ・・・」調べ調べ

バーダック「・・・」

ドクターボンベ「彼は超人ではないが・・・人間でもない。不思議な存在じゃ。彼は一体どこにいたんじゃ?」

リキシマン「それが急に記憶を無くしたと訪ねて来たんだ。」

アラレ「うん。」


リキシマン「またマシリト博士の罠かもしれんが。」ジロジロ

バーダック「いい加減にしろ!そのマシリトって奴は知らん!」バッ

リキシマン「じゃあ何者なんだこいつ?」


ガチャ


ラーメンマン「中国4千年の歴史が語るにそいつはおそらくサイヤ人だ。そのシッポ!!」ビシィ

リキシマン「おお、ラーメンマン。」

テリーマン「サイヤ人、聞いたことがある。かつて宇宙を荒らしまわっていた戦闘民族がいるという事を・・・もっとも今は絶滅しているが。」

リキシマン「テリーマンも・・・するとこいつはそのサイヤ人の生き残りってわけか。」


バーダック「何だかよく分からねぇが俺はその戦闘民族サイヤ人ってわけだな?」ニィ

バーダック「おもしれぇ!その実力お前らに見せてやるぜ!!」バッ

テリーマン「おお、戦闘民族だ。」


ドクターボンベ「困った奴じゃ・・・」
5 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:25:04.91 ID:BirKBbzgo

バーダック「いくぜ!」バァ

リキシマン「・・・」


バチコーーン


バーダック「ぶべら!」ガシャーーン

ドクターボンベ「コラコラ、お前ら病院内で暴れるな。」


バーダック「な・・・そんな!」

ドクターボンベ「こいつはタッグトーナメントの優勝者じゃ。お前さんじゃかなわんよ。」

バーダック「な、に・・・」

リキシマン「すまん、少し本気を出してしまったバーダック。」

バーダック「く・・・バーダック?俺の名前か?」

リキシマン「その首にかかってるのプレート、お前のだろ。そこにバーダックと書いてある。」

バーダック「バーダック・・・俺の名前か。」


ドクターボンベ「で、こいつはどうするんだ?」

リキシマン「このままにしておくのもマズいだろ。俺の所で預かるわ。」

ドクターボンベ「しかしお前の所には若い娘さんが二人もいるかないか。平気か?」

リキシマン「なに、何かしたらそん時ぁ、そん時。しっかりケジメつけさせるまでよ!」グッ

ドクターボンベ「ふむ・・・・良かったな、バーダックよ。」

バーダック「ケッ・・・」


バーダック「おいリキシマンとやら!俺はいつかお前を超えてやるぞ!」

リキシマン「さすが戦闘民族といったところか。いいだろう、いつでも来い!」ドン
6 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:27:00.66 ID:BirKBbzgo
コン コン


リキシマン「誰だ?」ガチャ

Dr.カオス「先手必勝!!」ピカー


バチコーーン


Dr.カオス「しいません・・・」ピクピク

リキシマン「じいさん・・・一体何が目的だ?」

Dr.カオス「言えん!それだけは言えん!!」

アラレ「アイス食べる?」スッ

Dr.カオス「うむ!頂こう!!」

アラレ「それで、何が目的で来たんですか?」

Dr.カオス「詳しくは言えんのじゃが、ある魔術の実験に来たとだけ言っておこうかの!」

アラレ「どんな魔術なんですか?」

Dr.カオス「詳しくは言えんのじゃが、魂を交換し、肉体を入れ替える魔術とだけ言っておこうかの!」

アラレ「それでリキオっちと体を交換しに来たんですか?」

Dr.カオス「そうとも言うかの!」ワハハハハ


バチコーーン


Dr.カオス「うう・・・」ピクピク


リキシマン「じいさん・・・あんた一体何者だ?」

Dr.カオス「ワシはヨーロッパの魔王の異名を持つ天才錬金術師、Dr.カオスじゃ!」

リキシマン「で、そのヨーロッパの魔王が俺と体を交換に来たってわけか。悪いがまだこの体、くれてやるわけにはいかねぇな。」

アラレ「でも何で体を交換したいの?」


Dr.カオス「実はワシは古代の秘術により不死となったんじゃが、これは不老では無い。つまり肉体は徐々に年老いてゆくのじゃ。」

アラレ「それでリキオっちの体を?」

Dr.カオス「うむ・・・じゃがさっきの衝撃で人格交換装置のスイッチは壊れてしもうた・・・」しょぼん

リキシマン「そうか。」


Dr.カオス「マリアもどっか行っちまうし、どうしようかの・・・もうアパートの家賃払う金も無いし。」

アラレ「体を交換出来ると思ってて、その先を考えて無かったんだね・・・」

Dr.カオス「それにワシはマリアがいないと基本なんも出来ん。」

アラレ「困ってるね・・・」

リキシマン「そうは言ってもな・・・」


バーダック「だったらお前もここに住めばいいだろ。」

リキシマン「おいおい。」
7 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:29:39.95 ID:BirKBbzgo
リキシマン「ここは救急センターじゃねぇんだぞ?」

Dr.カオス「頼む!せめてマリアが見つかるまでここに置いてくれ!」

アラレ「マリア?娘さんとか?」

Dr.カオス「うんにゃ。ワシが作ったアンドロイドじゃ。」

アラレ「アンドロイド!」

Dr.カオス「マリアさえ見つかればワシも国に帰れるし、生計も立て直せる!」


リキシマン「まぁ、今さら一人二人増えたところで同じか。いいぜじいさん。親方に頼んどいてやらぁ。」

Dr.カオス「おーっ!ありがとう!!」だきっ

アラレ「きゃっ!」

リキシマン「やれやれ・・・バーダック、お前も記憶が戻るまでだぞ!」

バーダック「へいへい。」ゴロン


ドランパイア「・・・あたし達も記憶が戻るまで・・・かな?」

アラレ「・・・うん。」

リキシマン「・・・お前は」
8 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:30:29.60 ID:BirKBbzgo
ハイドラキングの城

Dr.マシリト「ふむ、こいつが噂の時空を超えてきた悪の親玉か?」

ハイドラキング「いかにも。彼が時空を超えた悪の総大将、朱天童子だ。」

朱天童子「・・・」


Dr.マシリト「しかし本当にタイムスリップしてきたのか?」

朱天童子「いかにも。江戸時代からやってきた。」

Dr.マシリト「そうか。でも何でまたこの時代にやってきたんだ?」

朱天童子「俺の目的は正義超人を根絶やしにする事。その為にこの時代にやってきた。」

ハイドラキング「だったらそれぞれの親であるロビンナイトやキン肉真弓をやっつければいいだろ。」

Dr.マシリト「うむ。」

ハイドラキング「そうすればその子供達は産まれないし、正義超人を根絶やしに出来るではないか。奴らのが子供達より強いのか?」

朱天童子「キン肉マン達の親を倒したところでその子供達がいない別の次元、すなわちパラレルワールドが出来るだけだ。それでは意味がない。」

ハイドラキング「それならいつの時代の正義超人を倒しても同じではないか!」

朱天童子「だがこの時代だけは違う!なぜかこの時代だけは多くのパラレルワールドとつながっているようだ。」

Dr.マシリト「ほう?」

朱天童子「つまりこの時代で正義超人を倒せば、この時代からつながる全てのパラレルワールドにおいても正義超人は存在しなくなるのだ!!」

ハイドラキング「・・・その、なんだ!!とにかく正義超人を倒せばいいんだな!?」

Dr.マシリト(分かってねーな、こいつ。)


Dr.マシリト「しかしなぜこのタイミングで?何ならもっと正義超人が弱い時に来ればよかったではないか。」

朱天童子「タイミングが難しいのだ。時空を超えるというのは他への影響も凄まじい。俺が来た事でこの時代にも何か影響が出ているかもな。」ククク・・・

Dr.マシリト「影響って何だ!?ワシが女になるとかか!?」

朱天童子「さぁな。何にせよこの時代は色々なパラレルワールドとつながっている。また別のパラレルワールドとつながっていたりしてな!」HAHAHAHAHA

Dr.マシリト(チンコは・・・ふむ、あるな。)にぎにぎ


朱天童子「よし!俺は部下をつれて日本アルプスの悪魔神社で奴らを迎え撃つ!準備は任せたぞ!!」

ハイドラキング「ああ。」
9 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:30:57.00 ID:BirKBbzgo


ラーメンマン「リキシマン!ツルリンの姿が見えないんだが、そっちに行ってないか?」

リキシマン「いや、来てないぞ。そういえばドランパイアもいないな・・・」

チビクロ「大変だ!テンテンがいなくなっちゃったよ!」ダッ


バリバリバリバリ


リキシマン「な、なんだこれは!!」

ミート「いつもこうなると、悪い超人が出てくるんだ!」

キン肉マン「出て来い!悪い超人め!」


朱天童子「フフフフフ、正義超人どもよ。お前らの大切な女どもは預かった。返してほしくば日本アルプスの悪魔神社へ来い!」

朱天童子「来なければ女どもの命はもとより、地球をも征服してくれるわ!」

リキシマン「誰だてめぇは!」

朱天童子「俺は時代を超えて全ての事が分かる、朱天超人の朱天童子だ!」

テリーマン「聞いた事がある。時空を超えた悪の総大将の存在を。それが奴だったとは・・・」


リキシマン「てめぇ、人質とは卑怯だぞ!!」

朱天童子「リキシマンか・・・貴様は悪魔将軍を倒してくれたそうだな。たっぷりとお返しさせてもらうぞ。」

リキシマン「どうしようってんだ!」

朱天童子「グフフフフ、お前の大切な女も我が手中にある・・・」

アラレ「いるよ?」ひょい

朱天童子「え!?あれ?」

Dr.カオス「うわーっ!人違いじゃ!!助けてくれーっ!!」

ドランパイア「ワシなぞ食ってもうまくないぞ!!」

ザ・サンゾクーン(やべぇ!間違えた!!)

ザ・ウミボーズン(え!このボインがリキシマンの色じゃねぇの!?)

朱天童子「・・・・」

リキシマン「・・・・」


朱天童子「悪魔神社で待っているぞ!!」バッ

リキシマン「待てぇ!!」
10 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:32:23.59 ID:BirKBbzgo
リキシマン「・・・こうなった以上、悪魔神社に向かう他あるまい。」

キン肉マン「とはいえ全員で悪魔神社に向かうのはなぁ・・・」

テリーマン「キン肉マンの言うとおりだ。我々のいない間にマシリト博士たちが攻め込んでこないとも限らない。」

リキシマン「さて・・・誰を連れていくかな・・・」


リキシマン「今回は我々正義超人だけで向かおう。」

カメハメ「フォッフォッフォ、腕がなるわい。」ゴキゴキ

ラーメンマン「・・・」

リキシマン(さすがにツルリンの事が心配なんだな・・・)

ラーメンマン「ワタシのラーメン、どこいったアルかーっ!」

テリーマン「いかん!禁断症状だ!」

ロビンマスク「す、すぐに向かうぞ!!」

アラレ「おーっ!」

バーダック「よし!やってやるぜ!!」

リキシマン「・・・」



日本アルプスの悪魔神社

テリーマン「雪か・・・」ザッザッ

キン肉マン「ひょえ〜、ちゃっぷいちゃっぷい。」

リキシマン「しかし凄い数の雪だるまだな。」

雪だるま「」ドガーーン

リキシマン「!!」

ザ・サンゾクーン「うぉぉぉぉーー!!」

キン肉マン「でたーー!!」

Dr.カオス「おお!さっそく来てくれたか!!」
11 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:33:43.93 ID:BirKBbzgo
ザ・サンゾクーン「いけーっい!!」

ザ・サンゾクーン部下達「おお!」


ブロッケンJr「ここは俺に任せてもらおうか!」バッ

カメハメ「一人で戦うには敵が多すぎる。ワシも残ろう!」

キン肉マン「どうせならみんなで戦おうよ」

ウコンの介「待てい、キン肉マン!」

キン肉マン「誰じゃい、お前は!」

ウコンの介「忘れたか!俺はウコンの先祖のウコンの介だ!」

キン肉マン「またウ○コ超人か・・・ええい!お前の相手をしている暇はない!」バッ


リキシマン「任せたぞ!」ダッダッダッダッ


雑木林


ワオーーン


テリーマン「クッ、狼の群れか・・・」

狼A「うぉぉぉー!」バリバリバリ

キン肉マン「あわわわわ・・・狼が超人に!!」

狼B「うぉぉぉー!」バリバリバリ


シュタッ


ザ・ニンジャマン「一人も逃がすな!!」

テンテン「みんな助けてーっ!!」


リキシマン「ここは我らに任せてもらおうかっ!」ドガッ

テリーマン「リキシマン!わたしも手伝おう!」

リキシマン「おお!」

バーダック「俺もやるぜ!!」バッ
12 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:35:34.23 ID:BirKBbzgo

リキシマン「テンテン!今助けるぞ!」

ザ・ニンジャマン「者ども!かかれ!!」 バッ

バーダック「やってやらぁ!」バシュー


バーダック「でやぁー!!」バシュッー

ピギュンッ



???「だぁっ!」バッ

ガキィ


???「棒よ!伸びろっ!」ギューーン

ドガッ

???「ゴフッ!」




バーダック「はっ!」

ザ・ニンジャマンの部下B「せやっ!」バッ バキィ

バーダック「くっ!何だ今のは!」

リキシマン「バーダック!大丈夫か、無理するな!!」


バーダック「なめんな!」 バシュッ


ドガーーン


ザ・ニンジャマンの部下C「へへへ・・・効かねぇな。」

バーダック「な、なに!?」

リキシマン「何をやってる!攻撃ってなこうやるんだ!」ガシ

ザ・ニンジャマンの部下C「!!」

リキシマン「送り吊り落とし!!」ぐわぁ


ズン


バーダック「・・・くっ!」
13 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:37:26.71 ID:BirKBbzgo
リキシマン「あぶねぇ!」バッ ドガ

リキシマン「ぐう!」

バーダック「何してる!余計な事をするな!」

リキシマン「へっ、余計な事か・・・残念ながら俺は正義の超人だ。余計な事をいくらでもしてやるぜ!!」

バーダック「チッ・・・」

テリーマン「さすがだ、リキシマン。」


リキシマン「バーダック、よく見てな!」グッ

バーダック「・・・」

リキシマン「うりゃあ!」ガシ


バァン


リキシマン「キン肉バスター!!」ガキィ


ドゴーーン


ザ・ニンジャマンの部下B「」ゴロ


リキシマン「おい、あとはお前だけだ。俺達が相手してやるぜ!」

ザ・ニンジャマン「フフフフ、死にたい奴はどいつだ?」
14 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:41:05.28 ID:BirKBbzgo
雑木林


アカネ「よぉ。」

アラレ「アカネちん!」

リキシマン「あ!また邪魔しに来やがったな!」

アカネ「へっ!早とちりするな!今日はただ観に来ただけだ!」

リキシマン「本当か?」

アカネ「嘘だったらアラレを好きにしていいぜ?」モミモミ

アラレ「ぎゃーー!やめてよアカネちん!」

アカネ「へっへっへ。油断しているお前が悪いんだよ。」


バーダック「おいリキシマン。なんだこいつは?」

リキシマン「ああ、マシリト博士の手下のアカネだ。アラレの友達のようだが・・・よく分からん。」

バーダック「へぇ、そうかい。」プイ

アカネ「おいおい、随分シブい仲間連れてんじゃん!紹介しろよ!」

バーダック「・・・失せな。ガキに興味ねぇよ。」

アカネ「へーっだ!」

アラレ「それでアカネちんは何しに来たの?」


アカネ「暇つぶしに試合の解説に来てやったんだよ。あっと、ザ・ニンジャマンが雑木林特設リングにリングインした!」

アラレ「あ!あたしもやる。リキオっち、今日も強くてかっこいいです!」

アカネ「おいおい。リングにいるのはテリーマンだろ。せめてテリーマンの事を応援してやれよ。」

アラレ「間違えちった。」テヘ


テンテン(あたしの事を無視して・・・もう!)ぷくっ

テリーマン「・・・始めるか。」

ザ・ニンジャマン「・・・うむ。」


シュッ


テリーマン「き、消えた!!」

ザ・ニンジャマン「うりゃーー!」バッ


ズガン


テリーマン「うわ!」

アカネ「フライングニーパッドがテリーマンに直撃!!」

アラレ「あ!またニンジャマンが消えた!!」

テリーマン「くそ・・・」
15 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:44:04.53 ID:BirKBbzgo
ガシィ

ザ・ニンジャマン「ぐ!離せ!!」

テリーマン「離すもんか!」グッ


ドガガガガガガガガガガ


テリーマン「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ザ・ニンジャマン「ぐおお!!」

バーダック「・・・」

テリーマン「それ!」ガシ


ダダダダダッ


リキシマン「よし!ブルドッキングヘッドロックの態勢だ!」

ザ・ニンジャマン「馬鹿め!順逆z」むぐ

テリーマン「これでもくらってろ!!」

リキシマン「おお!何か白いものでニンジャマンの口をふさいだぞ!」

アラレ(まさかまたアタシのパンツ!?)


バァン


テリーマン「ブルドッキングヘッドロック!!!」ズガーーン

ザ・ニンジャマン「・・・うお。」ポロッ

リキシマン「あれはテリーマンのバンテージ・・・あれで口をふさいだのか。」

アラレ(ほっ・・・)
16 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 18:45:09.93 ID:BirKBbzgo

ザ・ニンジャマン「無念・・・」ガク

アカネ「やりました!テリーマンの勝利です!!」


アラレ「アカネちんやったぁ!」ばっ

アカネ「おっと!」さっ

アラレ「ほよ?」

アカネ「・・・行かねぇとな。」

アラレ「えー!なんで!?一緒にいようよ!」

アカネ「そういうわけにもいかねぇんだ。」

リキシマン「アカネ・・・お前。」

アカネ「あばよ。」シュッ

アラレ「・・・」


テンテン「んもう!もっと早く助けに来てよ!」

テリーマン「すまない。」


バーダック(この世界・・・リキシマン以外にも強い奴は大勢いるってのか。嫌になるぜ!)
17 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:06:57.32 ID:BirKBbzgo
第一氷リング

朱天童子「こうなれば・・・」ヨロ

ラーメンマン「!!」

朱天童子「この娘も道連れだぁ!」ぐわ

ラーメンマン「させるか!!」ダッ ガッ

アナウンサー「おっと!ラーメンマンが朱天童子を肩車の状態で担ぎ上げた!何をするきだ!」

ラーメンマン「とぁっ!!」バァン

アナウンサー「そして大ジャンプだ!!」

ラーメンマン「貴様のような外道、未来からも過去からも消し去ってくれるわ!」ぐるっ

朱天童子「な!!」


ラーメンマン「九龍城落地!!」ギューーーン


ドゴーーーン


朱天童子「がはぁ!!!」

アナウンサー「ラーメンマンの新必殺技が炸裂!!氷リングが砕けたぁ!!」


キン肉マン「よっしゃーーー!!」

リキシマン「これでラーマンマンの勝ちだぜ!!」

ブロッケンJr「さすがだぜ、ラーメンマン。」


朱天童子「」ガク

Dr.マシリト「チッ、役立たずめが。」
18 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:07:31.37 ID:BirKBbzgo
ツルリン「」パチッ

リキシマン「おお、気が付いたか!」

ツルリン「わたしラーメン作ってたら変な赤鬼におそわれて・・・」

リキシマン「もう何の心配もいらねぇ。ラーメンマンが退治しちまったぜ!」

ツルリン「ありがとうアル。ラーメンのおじさん。」だきっ

ラーメンマン「うん。」


朱天童子「・・・グフフ、始まるぜ。時空を超えた戦いが・・・」

キン肉マン「朱天童子!生きておったのか!」

リキシマン「時空を超えた戦いって何だ!!」

朱天童子「ウワァーッハッハッハ・・・げふっ!」ガク

ラーメンマン「息絶えたか・・・」

朱天童子「」スゥ

リキシマン「消えた。」

ラーメンマン「おそらく自分の時代に戻っていったんだろ。」


Dr.カオス「ん!?これは・・・」タッタッタッタ

Dr.カオス「フフフ!使える・・・使えるぞ、これは!!!」


ハイドラキング「どうやら作戦は失敗したようだな。」ヌッ

Dr.マシリト「間抜けめが。」

リキシマン「ハイドラキング!きさま!!」

ハイドラキング「慌てるでない。貴様らとの最終決戦はじきに着けてやる。」

ブロッケンJr「へっ!今ここで決着付けてやるぜ!」ダッ

ウォーズマン「おお!」ダッ

ハイドラキング「・・・行くぞ。マシリト博士。」スッ

Dr.マシリト「分かった。行くぞお前達!」

アカネ「はいよ。」スッ

オハル「うへへ。」スッ

リキシマン「くっ・・・!」

アラレ「アカネちん・・・」


ラーメンマン「決着の日は近い。」
19 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:08:39.54 ID:BirKBbzgo


「チョウジン ライド オクトバスドラゴン!」


ピシュンピシュンピシュン


オクトバスドラゴン「ウォォーー!!」バッ


リキシマン「くそが!また増えやがった!」

バーダック「どうなってやがんだ!」



数時間前


士「今度の世界は・・・キン肉マンの世界か。」


タペストリーにはキン肉バスターをウォーズマンにしかけるキン肉マンが描かれている


ユウスケ「しかし士のそのカッコウは何なんだ?」

夏海「ジャージに数珠にお札?何なんですか?」

士「さぁな。この世界での超人のファッションがこんなもんなんだろ。」

夏海「そうでしょうか・・・」

士「とにかく・・・俺は少し外に出てくる。なつみかんとユウスケはおとなしく留守番をしてるんだな。」サッ





士「ここが・・・キン肉マンの世界?何か妙だな。」

士「相撲部屋・・・行ってみるか。」


ガチャ


士「邪魔するぞ。」

リキシマン「なんだテメェ!いきなり入ってきやがって!!」

士「なるほど・・・この世界には仮面ライダーはいないが、代わりに超人というのがいるんだな。」

アラレ「ほよ?どなた?」

士「ん?・・・あれはもしかしてアラレ?ドクタースランプの世界の住人のはずだ。なぜ?」


鳴滝「ここは確かにキン肉マンの世界だが、数年前から少しづつ変化している。」ヌッ

士「鳴滝、相変わらず暇な奴だな。」

リキシマン「次から次へと何なんだ!」

鳴滝「この世界はいくつもの世界が融合を始めている。ディケイド!この世界でお前の旅は終わるのだ!ハハハハハ!」

士「そうか。」フゥ
20 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:09:36.39 ID:BirKBbzgo
鳴滝「表を見てみろ!お前がこの世界に来たせいでこの世界に仮面ライダーが誕生してしまったぞ!!」

士「・・・」スッ


ディエンドモウコ星人「ウガァーー!!」バッ

士「!!海東!?」

海東「・・・うう、僕の銃を返したまえ・・・」ヨロ

士「・・・じゃないな。誰だ。」

士「まぁいい。変身!」バッ


「カメン ライド ディケェーーイド」


ディケイド「少し遊んでやるか。」パンパン

リキシマン「どうなってんだ!こりゃあ!!」


ディケイド「相手は・・・鬼か?鬼には鬼だ!!」スッ カシャン


「カメン ライド ヒビキィ」


リキシマン「変身しやがった!変身超人なのか!?」


ディエンドモウコ星人「」スッ カシャン


「チョウジン ライド ネプチューンキング!」


ピシュンピシュンピシュン


ネプチューンキング「ウォォーー!!」バッ

リキシマン「ネプチューンキング!!なぜ!?」
21 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:10:05.53 ID:BirKBbzgo
もっと数時間前


海東「ガイコツ超人くん、このお宝は頂くよ。」ひょい コンプリート球根

キン骨マン「あ!返すだわさ!」

イワオ「先生!こいつ懲らしめてやりましょうや!」

キン骨マン「おお!やらいでか!!」


海東「仕方ないな。変身!」スッ カシャン バキュン


「カメン ライド ディエーーンド」


イワオ「変身したわいな!!」

キン骨マン「こんなものただのコケおどしだわさ!」ダッ





キン骨マン「やられたわいな〜・・・」ボロ

イワオ「わいな。」ボロ

海東「なるほど、これが食せば最強の超人になれるコンプリート球根か。この世界のお宝だね。ありがたく頂いて行くよ。」

???「あれだ!!」バッ

海東「うわ!!」ドゴ

モウコ星人「うがぁああ!!」バッ

海東「返したまえ!」


ズキュンズキュン


海東「!!」

モウコ星人「うが♪うが♪」

海東「いい加減にしたまえ!!」バッ


ドゴォ


海東「ぐぅ!!」


モウコ星人「へん・・・しん。」スッ カシャン バキュン

海東「なに!!」

ディエンドモウコ星人「うがぁーーー!!!」
22 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:16:00.06 ID:BirKBbzgo
ウォーズマン「こいつは・・・モウコ星人だよな。」

ディエンドモウコ星人「グルルルル・・・」スチャ

ズギャン ズギャン

ウォーズマン「おっと!」サッ

ウォーズマン「撃ってきやがった!」


ディケイド「お次はこいつだ!」スッ カシャン

「カメン ライド キバァ」

オクトバスドラゴン「・・・」


キャノンボーラー「キャノンツイスター!」ズガン

ケンダマン「」スッ

バーダック「消えた!」

キャノンボーラー「こいつらオリジナルより体力が少ないぞ!」


ディエンドモウコ星人「」スッ カシャン


「アタック ライド クロスアタック!」


ネプチューンキング「!!」ダッ ガシ

リキシマン「お!?」バッ


ズガーーン


リキシマン「ぐへっ!」

スクリューキッド「!!」スチャ

ギュルルルルルル

ブラックホール「ぐあ!」スガッ

リキシマン「モウコ星人の指示で・・・必殺技を出してきやがった・・・」


バーダック「いい加減にしやがれ!」バシュッ ズガン

ネプチューンキング「・・・」


ガブ

ウォーズマン「ぐあ!」

ディエンドモウコ星人「ようやく・・・恨み・・・晴らせる・・・」ギリリ


ウォーズマン「貴様・・・メトロ星の事をまだ恨んでいたのか・・・」

ディエンドモウコ星人「ぐがぁぁぁぁ!!」


リキシマン「おい!ディケイド!こいつら一体なんなんだ!」

ディケイド「俺にもよく分からん。」

リキシマン「そもそもお前は何なんだ!」

ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
23 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:22:42.17 ID:BirKBbzgo
ウォーズマン「ここで倒れるわけにはいかない・・・」ボワァ

ウォーズマン「」シャカ

ディエンドモウコ星人「!!」


リキシマン「おお、ウォーズマンスマイルか。そして火事場のクソ力が発動しやがった!」

キャノンボーラー「しかし限界がある・・・早く勝負を決めねば。」

バーダック「すげぇな・・・」


バギィ


ストーンサタン「」スッ

ディエンドモウコ星人「ギャハハハ!」バギュン バギュン

ウォーズマン「ぐぁ!!」プスプス


バタッ


ビビンバ「ああ!」

キノコ「そんな・・・やだ・・・死んじゃ嫌だよ!!」

ウォーズマン「・・・そうだ。俺は・・・俺の為に涙を流してくれる人がいる限り、死なない。」ググ

ビビンバ「ウォーズマン!」


ディケイド「仮面の下に悲劇を隠すヒーローか・・・肉体は限界でも自分の為に涙する人がいる限り倒れない。」

ディケイド「機械超人でありながら生身の超人よりも強い心を持つあんたこそこの世界の仮面ライダーかもな!」ブゥン

ウォーズマン「俺が・・・仮面ライダー?」

ディケイド「これは未来のお前の弟子の技だが・・・今のお前なら、これを使えるじゃないか?」カシャン


「ファイナル アタック ライド ケ、ケ、ケ、ケビンマスク!」


ウォーズマン「ん!?この技のイメージは・・・ロビンマスクの暫定必殺技・・・いける!」ダッ ガシ

ディエンドモウコ星人「うが!?」


バァン ガキィ


ディエンドモウコ星人「!?」ギューーーン


ドガーーン


ウォーズマン「ビッグベンの鐘の音に耳を傾けな!ビッグベン・エッジ!!」ズガァァン

ディエンドモウコ星人「ぐへ!!」バリン

ビビンバ「やった!!」
24 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:24:45.96 ID:BirKBbzgo


ドゴーーーン


カシャ


鳴滝「おのれ!ディケイド!!」


リキシマン「おお・・・やったな!ウォーズマン!!」

ウォーズマン「・・・ディケイド、助かった。」スッ


スススススッ


士「・・・いい顔するじゃないか。」カシャッ


写真を撮る士


スッ


リキシマン「そら。今度は無くすなよ。」

海東「フンッ!僕はこの世界のお宝を手に入れられたから満足さっ!」ブンッ

海東「じゃあまたね。士。」ブンッ


オーロラの中に消えていく海東


士「うす気味悪い奴だ・・・」


リキシマン「・・・助かったよ。」

士「リキシマン、この世界にもいくつもの世界の融合が始まっていて崩壊の危険が迫っている。」

リキシマン「何の事だ?分からねぇよ!」

バーダック「少し前に朱天超人ってのが過去から時空を超えて勝負を挑んてきた。そいつらが現れた事も影響しているのか?」

士「・・・そうだな。それも世界の融合が始まった弊害なのかもな。」


士「例えばリキシマン、この時間軸ではお前は正義超人として第一線で戦っているだろ?」

リキシマン「ああ。」

士「だが別の時間軸のお前はもしかしたら死んでいるかもしれないし、悪魔超人かも知れない。」

士「今この世界に起きているのは異なる時間軸がこの世界でひとつに集約してるってことだ。」

リキシマン「・・・集約するとどうなるんだ?」

士「記憶に弊害が起きるな。」

リキシマン「記憶だと!?記憶喪失になってる奴なら沢山しってるぞ!」

士「記憶喪失か・・・むしろ記憶を上書きされてしまっているのかもな。」


バーダック「記憶の上書きだと?俺は何も覚えてねぇぞ!」

リキシマン「確かにバーダックはアラレ達とは違うな。」

士「さぁな。お前達の事情はよく分からんが記憶がなくなってるってんなら、お前はこの世界に存在しない人間なのかもな。」


Dr.カオス「ちなみにどうしたら世界の融合を止められるんじゃ?」

士「崩壊の始まる前、つまり過去に戻ってその因果を断ち切るしかないんじゃないか?」

Dr.カオス「過去の因果か・・・」

士「まぁ無理だろうがな。崩壊の始まった過去にピンポイントで戻らないと別の新しい時間軸が出来るだけだろうからな。」

Dr.カオス(あの発明が役に立つかも・・・)
25 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:25:45.08 ID:BirKBbzgo
士「・・・その宝石は?」

リキシマン「ん?これか?」ダイヤモンド、エメラルド・・・

士「それは聖ジュエル・・・もしかしたらその宝石が俺をこの世界に呼び寄せたのかもな。」スッ ガーネット

リキシマン「ガーネット・・・」

士「これはお前に預ける。うまく使ってくれ。」

リキシマン「おい!聖ジュエルってなんだ!」

士「12個集めろ。そうすれば意味が分かる。」ビシィ


ウォーズマン「」プスプス

ビビンバ「わーっん!ウォーズマーン!!」

士「それから・・・お前らの世界の仮面ライダー、大切にしろよ!」

リキシマン「ウォーズマンの事か?」


アラレ「あたしやアカネちんの記憶・・・もしかしたら忘れているんじゃなくて、別の世界のあたし達の記憶で上書きされちゃってるの・・・?」

バーダック「俺の記憶か・・・するとたまに見る変な記憶の奴は誰なんだ一体?」



そう言うと士は姿を消した。

多くの謎を残したまま。
26 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:33:12.71 ID:BirKBbzgo
アラレ「ねぇ、世界の融合が無くなって、記憶が戻ったらあたし達どうなっちゃうのかな?」

リキシマン「全ての並行世界が元に戻るか・・・」

アラレ「・・・」

バーダック「元の世界へか・・・」

リキシマン「・・・」


バーダック(オレはこの世界に来てから大勢の強敵と戦ってきた。)

バーダック(キョンシー、フレディ、チャッキー、レザーフェイス・・・こいつらとの戦いも並行世界の融合があってこそのものだろう。)

バーダック「どうなってやがんだ・・・!」
27 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 19:36:38.89 ID:BirKBbzgo

バーダック「・・・」




トオロ 「お前に未来を予知できる、幻の拳を放った!」

トオロ 「言っておくがお前らには呪われた未来しかないぞ!!その姿を見てせいぜい苦しむがいい!」
 
バーダック「ほざけーーーっ!」パヒュンッ ドゴーーン

トオロ「ぐわぁぁぁぁ!」



一般兵「しかしたいした奴だよ。いつも死にそうになって帰ってきて、今じゃ下級戦士の身でありながら戦闘力は1万近くある。」

医療班「ふむ・・・」




バーダック「・・・???」

ピピッ

バーダック「戦闘力2か…クズめ!」 ダッ



セリパ「」

トテッポ「」

パンプーキン「」

トーマ 「フリーザの野郎が裏切りやがった・・・」

トーマ 「フリーザの野郎にサイヤ人の強さを…思い知らせて、や、れ・・・」




バーダック「俺は戦闘民族サイヤ人の下級戦士、バーダック・・・少しづつだが思い出して来たぜ。」ぐっ


トンボ「何度も言うけどこれは訓練だから無傷でもノーダメージボーナスは入らないからね。」
28 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:35:24.61 ID:BirKBbzgo
フルメタルキョンシーA「フルッ!」バゴン

フルメタルキョンシーB「メタル!」バゴン

フルメタルキョンシーC「キョン!」バゴン

フルメタルキョンシーD「シー!」バゴン

フルメタルキョンシーE「ふぉお?」バゴン

ミート「あ、最後の奴だけ言葉に困った!」


バーダック「」シュン ガシッ

バーダック「でやぁ!」バァン

キン肉マン「あ、あの体勢は!!」

ズガーーン

リキシマン「ターンオーバー・キン肉バスターだと・・・いつの間に・・・」




バーダック「でやぁ!」ズガァン

カナッサ星人「ぎゃあ!」

パンプーキン「へへへ、相変わらずやるじゃねぇか。だがとっておきはこれからだぜ・・・」ゴゴゴゴ

バーダック「ああ・・・」ゴゴゴゴ



バーダック(記憶が・・・少しづつ蘇ってきやがる。)


バーダック「でやっ!」バッ

ズン

リキシマン「やはりバーダックという男、只者ではない。」

キン肉マン「うむ。」


バーダック「くらいやがれ!!」バァ

バァン ガシ

ズガーーーン

ウォーズマン「あ、あれはビッグベン・エッジ!バーダックも使えるのか・・・」

バーダック「へっ・・・」


リキシマン「さすが戦闘民族だ。お前はさぞやエリート戦士だったんだろうな。」

バーダック「・・・」





ナッパ「へっ!また貴様だけ生き残ったのか!悪運だけは強いな、この死にぞこないめが!」

べジータ「そう言ってやるなナッパ!」HAHAHAHAHA

バーダック「・・・くそっ。」

ナッパ「なんだ?文句あるのか最下級戦士の分際でよぉ?」

バーダック「・・・」すっ

HAHAHAHAHA





バーダック「知らねぇな。」
29 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:40:27.51 ID:BirKBbzgo


ピギュン



???「オラの界王拳うけてみろーっ!」ボワァァァ

べジータ「」




FMキョンシーB「ふぁっ!」グルン ザン

バーダック「ぐわ!!」

バーダック「・・・またか!くそ!!」


ウォーズマン「ふん!!!」ベキバキボキベキ

FMキョンシーB「うがぁぁ!」


ポイ ドサ


ウォーズマン「ようやく片付いたな。」

リキシマン「うむ、これにて特訓終了だ。」


バーダック「・・・」
30 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:41:55.35 ID:BirKBbzgo
カスガノ親方「リキシマン、大変な事になったな。」

リキシマン「ええ。ドランパイアとカオスのじいさんが誘拐されました。」

アラレ「・・・」

リキシマン(またアラレと間違えたんだろうな・・・)

カスガノ親方「うむ。ミート君も「キン肉マンとあそぼう世界のこどもたち」のイベント中にさらわれたらしい。」

リキシマン「それどころか他にもツルリン達もさらわれました。この手口、またマシリト博士がからんでいるようにしか思えません。」

カスガノ親方「いくのか?南シナ海に浮かぶ孤島インモラ島へ。」

リキシマン「ええ、もちろんです。」

カスガノ親方「しかし空から行こうにも濃い霧で島はおおわれ、付近の海は波があれているうえ島は崖に囲まれている。危険な旅になるぞ。」

リキシマン「今回の相手は戦士超人・・・戦うためにいる宇宙一残虐な超人達。もとより危険は承知の上です。」

カスガノ親方「・・・そうか。気を付けて行くんだぞ。」

アラレ「あ!あたしも行くっ!」

リキシマン「分かった。一緒にさらわれた娘達を助け出そう!」

アラレ「うん!」

バーダック「・・・っへ!」


インモラ島 七重の塔

ビッグシンジョー「正義超人どもがここインモラ島に向けて動き出したらしいな。」

グレートウコン2世「はい!」

ペーパー「ミートや女どもはこちらの手にある以上、手出しは出来ないんじゃないですかね?」

ビッグシンジョー「そうだな・・・ミートからやつらの弱点を聞きだしているからな。」

ビッグシンジョー「・・・ところで、そのジジイは何だ?」

センジュカーン「・・・間違えました。」

ビッグシンジョー「・・・」


ビッグシンジョー「ようし、ものども!戦闘配置に着け!!」

戦士超人達「おーーーっ!」
31 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:43:01.70 ID:BirKBbzgo
インモラ島

ネプチューンマン「・・・」

リキシマン「ネプチューンマン!なぜ!!」

ネプチューンマン「フフフ、リキシマンか。そう、ネプチューンマンだ。とんだところでお目にかかったな。」

リキシマン「バカな!お前はタッグトーナメントで我々に敗れた後、地球征服にやってきた完璧超人達をお追い払うため、自ら命を絶ったのではなかったのか!?」

ネプチューンマン「爆発の瞬間にできたエアポケットに落ち込み、奇跡的に助かったのだ。しかし死にそこなった者の運命は悲惨だ。」

ネプチューンマン「自暴自棄になり暴れまわっていたところを超人警察に逮捕され、死刑の宣告を受けた。」

リキシマン(何やってんだこいつ・・・)

ネプチューンマン「その後、フランス囚人刑務所に謝免状を持ってきたキン肉マンに助けられたってわけだ。」


キン肉マン「ネプチューンマン、案内人としてお前をやとったんだ!早くミートのところへ案内してくれ!」

ネプチューンマン「あそこに見える七重の塔、あそこが戦士超人の秘密基地だ。」

キン肉マン「よし!急ぐぞ!!」だっ

ロビンマスク「ローラァ!!」だっ

ザ・魔雲天「ポリー、待ってろ!!」ゴゴゴゴッ

リキシマン「こんなに人質を・・・やはりマシリト博士の差し金だ!行くぞアラレ!!」だっ

アラレ「うん!!」だっ


戦士超人達「うぉぉぉぉぉ!!」ダダダダッ

キン肉マン「わぁ!大群だ!」

リキシマン「チィ、ぞろぞろと!」
32 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:46:51.65 ID:BirKBbzgo

バーダック「よし!やってやるぜ!」バシューー

リキシマン「バーダック!お前ひとりでは無理だ!!」 バッ

バーダック「俺一人で充分だ!邪魔するな!!」

リキシマン「何言ってやがる!この数相手にお前ひとりでは無理だ!!」


キン肉マン「ようし!わたしも!!」

ロビンマスク「待つんだキン肉マン!!各々の任務を果たすべきだ!」

キン肉マン「ロ、ロビン・・・」

ロビンマスク「ネプチューンマン、案内!」バッ

ネプチューンマン「おう!」ダッ


キン肉マン「・・・二人ともたのだぞ!!」ダダダダッ

ブロッケンJr「おお!!」

キン肉大王「ネプチューンマンは戦ってくれんのかのう?」

ネプチューンマン「わたしが頼まれたのは道案内だけだ。ともに戦うとは限らんぞ。」ニヤ


ミートの幻「王子!」ぽぅ

キン肉マン「おお!ミート!!すぐ助けに行くぞ!!」

ミートの幻「王子、来ないでください!」

キン肉マン「ずこっ!?なして!?」

ミートの幻「僕はその気持ちだけで充分ですから。今回の敵は今までで一番手ごわい相手です、、、うわぁ!!」ぽぅ

キン肉マン「ミート!!」


ビッグシンジョー「グハハハハハ!お前達もいずれそこの二人のようになるのだ!こい!!」プゥーーン

キン肉マン達「うわぁーー!」


塔に吸い込まれるキン肉マン達


インモラ島 七重の塔 外

雑魚戦士超人「ぐへっ!」バタ

リキシマン「雑魚はあらかた片付いたな。」

バーダック「あとは・・・あそこにいる奴らだけか。まだざっと20人はいやがるな。」

リキシマン「よし!いくぞバーダック!!」

バーダック「でやーーーっ!!」バシュー
33 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:48:46.14 ID:BirKBbzgo

バーダック「でやっ!」バシュッ ドガーーン

リキシマン「こいつら・・・おそらくマシリト博士によって強化された兵士だ!」

バーダック「へっ!どうりでかてぇわけだぜ!」


リキシマン「どすこーっい!!」ズバババババ


ドゴゴゴゴゴ


戦士超人達「ぐはぁあ!!」

バーダック「はぁ!!」バシュッ ドガン


バーダック「!!」




???「伸びろ!如意棒!!」

???「ぐわっ!」




戦士超人B「シネやぁ!!」グルン ドガァ

バーダック「ぐぁ!」


リキシマン「こいつめ!リキシマン張り手!!」バババババ

ドゴゴゴゴゴ

戦士超人達「ぐぁぁぁ!」

リキシマン「大丈夫か!バーダック!!」

バーダック「クッ、油断したぜ!」ピコン バシュー

戦士超人C「ぎゃあ!」
34 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 21:56:07.08 ID:BirKBbzgo

バーダック「でやぁ!」バシュー ドガッ

戦士超人G「うわっ!」

リキシマン「強くなったな、バーダック。」

バーダック「ヘッ、ここの水が俺にはあうんだろうな。」


バーダック「・・・」ピコン

戦士超人J「うおりゃぁぁ!」ダッ

バーダック「これで最後だぁ!!」バシュッ


ズガーーン


リキシマン「あと6体だ!」

バーダック「ああ!」バシュー

リキシマン「中の様子が気になるな・・・」


バーダック「うりゃああああ!」バシュー ドゴン

戦士超人Q「うお・・・・」ヨロ

バーダック「消し飛べーーーー!」バァァァァァ

戦士超人Q「か!?」

リキシマン「凄まじい威力だ。」


ゴゴゴゴゴ


リキシマン「ん?何だこの揺れは?」

バーダック「ふんっ!」バシュッー

リキシマン「お、おい!」


戦士超人T「うぅお!」バタ

バーダック「片付いたな。」

リキシマン「よし!塔の中に急ごう!」


戦士超人T「ビッグシンジョー様!今です!!」

リキシマン「!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ バギバギバギ

リキシマン「地割れだ!」

バーダック「くそ!」

ビッグシンジョー「ウワッハッハッハ!貴様ら二人はここで朽ち果てるのだ!!」


ゴゴゴゴゴゴゴ バギバギバギ


アラレ「わぁ!リキオっち!!」

リキシマン「アラレェ!!」
35 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:07:05.41 ID:BirKBbzgo

リキシマン「アラレ、つかまれ!」ガシ

アラレ「うん!」


バーダック「くそ!離しやがれ!」バキ

戦士超人T「くっ・・・」ガク

ゴゴゴゴゴ ボゴォ

リキシマン「ぐお!」

バーダック「ぐわっ!」



リキシマン「何とか・・・塔の内部に逃げ込めたな。」

バーダック「うう・・・」

リキシマン「平気かバーダック?」


インモラ島 七重の塔 1階


ドガァ


リキシマン「よし!ようやく塔の中に入れたぞ!」

バーダック「ん?これは・・・」

リキシマン「これは!!魔雲天!!」

ザ・魔雲天「」


リキシマン「そうか・・・ダメだったか。さぞ無念だったろうにな。」

バーダック「・・・」


リキシマン「くそ!先を急ごう!!」


36 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:08:06.53 ID:BirKBbzgo

インモラ島 七重の塔 3階


ラーメンマン「」

リキシマン「まさかラーメンマンまでやられていようとは・・・」

アラレ「ひどい・・・」

バーダック「・・・」





セリパ「」

トテッポ「」

パンプーキン「」

トーマ 「フリーザの野郎が裏切りやがった・・・」

バーダック「なぜだ!」


トーマ 「フリーザの野郎にサイヤ人の強さを…思い知らせて、や、れ・・・」 ガク

バーダック「」グッ


下級兵士A「馬鹿な!奴は下級戦士のはず!それがなぜ!!」

下級兵士B 「レベルはどうあれサイヤ人には違いはねぇ!油断するな!!」

下級兵士A「おお!!」


バーダック「ドドリア!何故、俺たちを裏切った!?」

ドドリア「へへ、それはな・・・」ぐっ

バシューーーー





バーダック「フリーザァ!!」

リキシマン「どうしたバーダック!!」

バーダック「・・・思い出したぜ。全てをな。」
37 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:21:43.12 ID:BirKBbzgo
インモラ島 七重の塔 5階


リキシマン「・・・魔雲天、ラーメンマン、ブロッケン。お前らの敵は必ずとってやる!」

バーダック「・・・」ぐっ


インモラ島 七重の塔 6階


ザ・コンゴー「」

テリーマン「こいつは・・・戦士超人。」

ロビンマスク「うむ。ウォーズマンは無事に勝利したようだな。」


インモラ島 七重の塔 7階


キャラメルマンγ「ふははははは!!」しゃきん しゃきん しゃきん

ウォーズマン「く!」

キン肉マン「ウォーズマン!!気を付けるんじゃ!!」


ザブン


ウォーズマン「ぐあ!」
38 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:22:38.19 ID:BirKBbzgo

ウォーズマン「くらえ!ベアークロ―!!」シャキン

キャラメルマンγ「・・・」


ザン


ウォーズマン「くぁぁっぁぁっぁ・・・・」体 ズルリ


ドサ


キノコ「あ、あ・・・ウォーズマン・・・」

ウォーズマン「」バチバチ

キン肉マン「ウォーズマン!!」


Dr.マシリト「ぐはっはっはっは!!これこそお前らのゾンビ化やぶり!!」

キン肉マン「なに!?」

Dr.マシリト「さすがのお前らも体が真っ二つになってしまえば何も出来まい!!」

キン肉マン「ウォーズマン!!」ダッ

キノコ「あ・・・あ・・・」びちゃびちゃ


ロビンマスク「ウォーズマン!!」ダッ

キン肉マン「おお!ロビン!!ウォーズマンが!!」

ロビンマスク「・・・」さぐりさぐり

ウォーズマン「」バチバチ

ロビンマスク「大丈夫。メインCPUが破壊されていないから何とか大丈夫だ。」

テリーマン「さすがウォーズマン。とっさに致命傷だけはだけは避けたってわけか。」


リキシマン「ひでぇ・・・今回の敵もやはりマシリト博士ってわけか。」

マシリト博士「ふははははは!今回のキャラメルマンは強いぞ!残る資金のほとんどをつぎ込んだ最終殺人兵器だ!!」

カメハメ「・・・うう、リキシマン気を付けるのじゃ。」


キャラメルマンγ「あ、ああ・・・うあ。」ビギビギ

マシリト博士「おお、二人を血祭りに上げてまたパワーアップを始めたぞ!」

リキシマン「貴様はここでぶっ潰す!!」
39 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:23:53.50 ID:BirKBbzgo
Dr.マシリト「フフフ・・・そうしたいのは山々だが今回はここで退散しよう。」

リキシマン「逃げるのか!卑怯者!!」

Dr.マシリト「何とでも言え。データは取れた。じゃあな。」ばっ

リキシマン「待て!」ダッ

キャラメルマンγ「ふしゃぁぁぁぁ!!」ブンッ

リキシマン「おっと!」サッ


ブゥゥゥゥン


キン肉マン「くそ!!」ドン


ミート「う、ううん・・・」

キン肉マン「おお!ミート!!」

ミート「あ、王子!おはようございます!!」

キン肉マン「ミートォ!」ぎゅっ

ミート「もう王子ったら、ニンニク臭いなぁ!」


鉄仮面「おお!これだこれだ。」

キン肉マン「鉄仮面!貴様いるの間に!」

リキシマン「こいつは?」

キン肉マン「うむ。ミートを誘拐し、ここへわたし達を向かわせた張本人だ。」

リキシマン「こいつのせいで・・・ブロッケン達が・・・」

ネプチューンマン「ゲオルグ博士、生きていたのか!」

リキシマン「ゲオルグ博士?」

ネプチューンマン「その正体は戦士超人の元科学者だ。宇宙を我がものにせんと過去に幾多の銀河系を破壊できるほどの宇宙の最終兵器を設計したんだ。」

40 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:24:39.49 ID:BirKBbzgo

ゲオルグ博士「フフフ、これだこれだ。」

ゲオルグ博士「この苦心の末作り上げた設計図をビッグシンジョーに奪われた時、火災に巻き込まれてな。顔もこのように醜くなってしまった。」マスク脱ぎ

リキシマン「貴様!!」ダッ

ゲオルグ博士「おっと!」レーザーガン ばしゅっ

リキシマン「く!」

ロビンマスク「こいつめ!」


ゲオルグ博士「正義超人諸君!さらばだ!」ばっ

ビッグシンジョー「むぁて!この設計図は渡さん!!」がし ぐいぐい

ゲオルグ博士「ぐ!離せ!!」ぐいぐい


ネプチューンマン「マグネットパワー!!」バァァァァ

ビッグシンジョー「ぐわ!」

ゲオルグ博士「動けん!」

ネプチューンマン「いくぞ!キン肉マン!!」バッ

キン肉マン「おお!」バッ

ネプチューンマン&キン肉マン「クロスボンバー!!」ドガーーン


ドサ


ガシ


ネプチューンマン「うぉぉぉぉ!」ガシ

ゲオルグ博士「は、離せ!!」

ネプチューンマン「キン肉マン!今度こそ本当に[ピーーー]るぜ!」ギューーーン

キン肉マン「ネプチューンマン!」

ネプチューンマン「さらばだ!!」


ドガーーーーン


リキシマン「ネプチューンマン・・・」


テリーマン「今回はあまりに犠牲者が多く出過ぎた。ハッピーエンドってわけにはいかんな。」

アラレ「・・・早くマシリト博士を何とかしなくちゃ。」

リキシマン「うむ。」
41 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:29:27.47 ID:BirKBbzgo
宇宙船

キン肉マン達はリリー姫の招待によりキンモク星に向かっている。


ミート「王子、なんでもキンモク星は正義超人発祥の地らしいですよ。」

キン肉マン「ふーっん、ほかほか。」

ミート「何でもキンモク星には正義の剣という物があって、その剣を手にした者には宇宙一と言われる莫大な金銀財宝が与えられるらしいです。」

キン肉マン「なに!!金銀財宝!!?牛丼何倍食えるかな!?」

ミート「ま〜た、王子ったら・・・」


マリ「でもなぜキン肉マンさん達を招待してくれたのかしら?」

キン肉マン「マリしゃん!それは僕がこのとおり、ピカピカの正義超人だからだよ!」

ミート「違いますよ〜、サイコー超人や戦士超人といった強豪超人達を破った事で実力が認められたからですよ。」

キン肉マン「ほかほか。しかしこの場にウォーズマンとブロッケンがいないのが残念じゃわい・・・」

ミート「王子・・・二人はDr.ボンベ達が手を尽くしてくれています。任せておきましょう。」

カメハメ「そうじゃ、キン肉マン。ボンベを信じるんじゃ。」


リキシマン「みんなもうすぐキンモク星に着くぜ。」


42 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:30:09.23 ID:BirKBbzgo
キンモク星

キン肉マン「リリー姫!お招きいただき光栄です!!」タッタッタッタ

リリー姫「ええ!?」


偽キン肉マン「!!」

キン肉マン「わーっ!ぼくがもう一人いる!」

テリーマン「おお!わたしもだ!」

偽テリーマン「おお!わたしもだ!」

キン肉マン「わたしが本物じゃい!」

偽キン肉マン「わたしが本物じゃい!」


ミート「待って!みなさんその場を動かないで下さい!」

キン肉マン「どうしたんじゃい?ミート。」


ミート「先にいた王子たちのグループにはバーダックさんとカオスさんがいません。」

バーダック「・・・」

Dr.カオス「ふむ。」

ミート「そのかわりに今、地球で療養中のはずのウォーズマンさんとブロッケンJrさんがいます!」

ロビンマスク「おお、本当だ!」

バッファローマン「・・・すると先にいたこいつらが偽物。」


偽キン肉マン「やめだやめだー!」バッ

キン肉マン「わぁ!!」


ビリリリリリリリ


偽正義超人達が正体を現していく


テリーマン「なんだこいつらは!!」
43 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/01(木) 22:30:47.88 ID:BirKBbzgo

ブルドッキー「どけい!正義の剣は我らの物だ!」バッ

他の極悪超人「」ダッ

キン肉マン「まてーっい!」ダッ

他の正義超人「」ダッ




ブルドッキー「でやっ!」バッ ガシ

ブルドッキー「ぐぅ、抜けない・・・」グググ

キン肉マン「どけい!」ドガッ

キン肉マン「くぅぅ、抜けない・・・・」グググ


ゴワァ

正義の剣の刺さった岩が砕ける


ラム男爵「これは!!」


 正義の剣 得んとするもの 必ず二派あるべし その時は互いにリングにて戦わせよ

 そして最後に勝った側の心が真に正しければ 正義の剣は自らその正義超人の下に降りゆくなり

 さあ わが剣を欲するものたちよ わが光の中に身を投げよ 戦いの場に導かん


ピカーー


キン肉マン「おお!正義の剣が!!」

リキシマン「この光の中に飛び込めってわけか・・・」


ダーティーバロン「いくぞ!」バッ

他の極悪超人達「おお!」バッ


テリーマン「よし!我々も!」バッ

リキシマン「いよっし!」バッ
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/01(木) 23:24:47.49 ID:fxRh4qWm0
よっし!
45 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:33:22.86 ID:OH3g7B7Co

正義の剣シリーズ第1戦はキン肉マンがダーティーバロンに勝利し、
続く第2戦はテリーマンがワイルドバクトに勝利した。

第3戦はブラックロングホーンを植え付けられたバッファローマンとカメハメが戦い、バッファローマンが勝利した。
第4戦はビッグマグナムとリキシマンがアリモ砦で戦い、辛くもリキシマンが勝利した。
続く第5戦ではジライヤーとロビンマスクが激突。ロビンマスクの勝利かと思われた瞬間、ジライヤーがロビンマスクもろとも自爆をし無効試合となった。
そして第6戦では極悪超人側の代表者として遠慮はいらない怪力グドンが現れた。


バーダック「・・・俺がやる。」スッ

リキシマン「実力的にはお前の方が上だが、やつら何か企んでいやがる。気を付けろ!」

バーダック「ああ。」


ピカーーーー


ローラ「では正義の剣の導きにより試合会場に移動しましょう。」

バーダック「でやーっ!」ダッ

グドン「うおりゃあ!」ダッ





バーダック「」シュタッ

アナウンサー「なんとなんと、今度は雲の上であります!」

キン肉マン「なに雲の上!?」

アナウンサー「しかもリングの四方を鋭い山の峰々で支えられているようですが!?」

ラム男爵「スカイデビルの山だ!」

リキシマン「スカイデビルの山!?」

ラム男爵「ここは雲の中にある地図にも載らない伝説の山で、周りは鋭い山の峰々がクモを突き抜けています。」

ラム男爵「さらに峰と峰に囲まれたところをスカイデビルの谷間と言って、怪獣が住んでいると言われているんです。」

リキシマン「気を付けろ!落ちたら怪獣の餌食になるぞ!!」

グドン「落ちなくてもどのみち俺の餌食となるのだがな。」


カーーーン
46 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:35:47.23 ID:OH3g7B7Co

グドン「うりゃあ!」ズゴン


グラグラグラグラ


アナウンサー「おおっと!リングが大きく揺れる!」

中野さん「あまりの衝撃から衝撃波が発生した!」

バーダック「くっ!」

中野さん「バーダックが衝撃波でやられた!」

バーダック「油断したぜ!」バシュっ

グドン「なに!?もう動けるのか!?」

中野さん「しかしあのバーダックというのは何者なんでしょうね。」

アナウンサー「さぁ?」

バーダック「だりゃりゃりゃりゃりゃ!!」ドガドガドガ

アナウンサー「あーっと!バーダックの物凄いラッシュだ!」

中野さん「グドンは防御も出来ません!」


バーダック「でやぁ!」ドガッ


ドゴッ


グドン「うお!?」

アナウンサー「グドンがコーナーに叩きつけられた!」

中野さん「凄いですね〜。」
47 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:37:09.13 ID:OH3g7B7Co

バーダック「でやぁ!」バッ

バーダック「!!」


ぴぎゅん



???「落ちこぼれだって必死に努力すりゃあエリートを超える事だってあるかもな。」ざっ

べジータ「ははははは!無駄な事だ!エリートの実力を見せてくれる。」ざっ



バーダック「あ、あれはべジータ王子!なぜ!!」


ガッ


グドン「小僧、いい気になるなよ。」

バーダック「しまった!」


バァン


アナウンサー「あーっと、グドンがバーダックを抱えてジャンプ!」

中野さん「凄い高さまで上昇し、これは・・・ドラゴンスクリューだ!」

グドン「くらえ!スーパードラゴンスクリュー!!」ぎゅーーーん


ドガーーーン


バーダック「ぐあ!」


バーダック「くそ!」バシュン


ドゴ


グドン「ぐ!」

アナウンサー「バーダックが何か光の珠のようなものをぶつけましたよ!」

中野さん「なかなかの威力みたいですね。」

グドン「おのれ若造が・・・」グググ

バラッキー「おお、グドンが怒ったぞ!」


グドンの力が倍になった
48 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:39:34.32 ID:OH3g7B7Co
バーダック「もう一発!」バシュンッ


ドゴ


グドン「うぐ・・・」

ブルドッキー「何なんだ、あの光の弾は!」

中野さん「グドン、謎の光の弾を連射されて苦しそうだ!」


バーダック「でやぁー!」バシュンッ


ドゴン


グドン「ぐう!」

中野さん「バーダックのトゥーキックが炸裂!」

アナウンサー「しかし・・・よく見るとバーダックには尻尾がありますね。」

中野さん「まぁテリーマンと同じで人間タイプの超人なのでしょう。って、尻尾!?」

ラーメンマン「さすがサイヤ人・・・以前に比べ格段に動きが良くなっている。」


ドゴン


グドン「ぐはぁ!!」ズン

バラッキー「グドンが一方的に押されている・・・」

ブルドッキー「まずいな。」ぐっ


グドン「ぐう・・・」ヨロ

ブルドッキー「お遊びはここまでだ!行くぞバラッキー!」バッ

バラッキー「おお!」バッ

ラーメンマン「!!」


シュタッ


バーダック「なんだお前ら!」
49 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:40:32.19 ID:OH3g7B7Co

バラッキー「うりゃ!」ブンッ

バーダック「おっと!」サッ ドゴ

グドン「うう!」

ブルドッキー「調子に乗るな!」ガシ

バーダック「!!」

ブルドッキー「地獄技、千人噛み殺し。」

ガブッ

バーダック「ぐわぁぁぁ!」

バラッキー「ブルドッキーの牙から逃れる事が出来るかな。」ククク


ラーメンマン「貴様ら!」タッ

シュタ

アナウンサー「大変な事になりました!極悪超人、正義超人の両陣営の残りの超人が全てリングインしました!」

中野さん「あわわわわ。」
50 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:47:38.81 ID:OH3g7B7Co
ラーメンマン「おのれ!」バッ

バラッキー「させるか!」ズゴッ

ラーメンマン「ぐう!」


リリー姫「双方ともおやめなさい!」

中野さん「リリー姫の声にも耳を貸しません!」


バーダック「ぐぐぐ・・・でやぁ!!」ブワァ

ブルドッキー「ぐあ!」サッ

アナウンサー「リング場は大変な事になっています!」


ラーメンマン「待つんだ!極悪超人どもよ!わたしに提案がある!」

バラッキー「んん?」

ラーメンマン「こうなってはもう収集がつかん!そこでこのまま3VS2の変則タッグマッチを申し込みたい!」

ブルドッキー「ああ?」

アナウンサー「ああーっと!ラーメンマンから大変な申し出がありました!」

中野さん「3VS2の変則タッグマッチ何てどう考えても正義超人側が不利じゃないですか〜。」


キン肉マン「ラーメンマンのやつ、なんて馬鹿な提案をするんだ。」

テリーマン「待つんだキン肉マン!ラーメンマンが勢いだけでにこんな提案するはずがない。」

キン肉マン「テリー・・・」

テリーマン「おそらくこのまま3VS2で乱闘したらなぶり殺しになる事を予見した。だからあえてタッグマッチを申し込んだんだ。」

キン肉マン「ほぉほぉ。」

テリーマン「それに勝機があってこその提案だ。ラーメンマン達は必ず勝つ!」

ミート「さすがラーメンマンさん!」

ナチグロン「わぁ!」パチパチ


ラーメンマン「委員長、並びにリリー姫!このままタッグマッチを続けさせてもらいたい!」

リリー姫「・・・分かりました。」

委員長「それでは正義の剣シリーズ第6戦は2VS3の変則タッグマッチに変更!」

ブルドッキー「フフフ、ラーメンマンが身の程知らずのアホで助かったぜ。」

ラーメンマン「・・・」

バーダック「余計な事を・・・」
51 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:48:25.28 ID:OH3g7B7Co
キン肉マン「よっしゃ!だったらわたしも一緒に戦っちゃるわい!」グッ

ラーメンマン「来るな!キン肉マン!!」

キン肉マン「ど、どうして!?」

ラーメンマン「お前はすでに第1戦でダーティーバロンと戦っている!既に戦う権利はない!」

キン肉マン「し、しかし相手も卑怯な事やっとるし・・・」

ラーメンマン「相手がやっているからといって我々がやってはいけない。」

ラーメンマン「我々は不正を最も憎む正義超人だ。それにこの試合は全宇宙の子どもたちも観ているんだ。」

キン肉マン「分かったよ。ただし必ず勝てよ!ラーメンマン!!」

ツルリン「ラーメンのおじさん頑張るアル!」

ラーメンマン「うん。」コク


バラッキー「まずは中国4千年のラーメンマンが相手か。悪くないな。」

ラーメンマン「来い。」


バラッキー「まずは死神の七つ道具からこいつを使わせてもらうぜ。」スチャ ホッケーマスク

ラーメンマン「なんだそれは。」

バラッキー「こいつを装備するとな、恐ろしく頭が冴えるんだよ。」ギィィィン

ラーメンマン「・・・」ザッ


バラッキーのテクニックが2倍になった
52 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:50:15.88 ID:OH3g7B7Co
ラーメンマン「だぁーー!」バッ


ガキ


バラッキー「おっと!このスピードは厄介だな!」サッ

アナウンサー「おっと!バラッキーがまた死神の七つ道具に手を伸ばした!」

バラッキー「お次はこいつだぁ!」ジャキン

中野さん「あーっと!これはでかい!!バラッキーが巨大ばさみを取り出した!」ジャキン

ラーメンマン「む!」

バラッキー「くらえ!死神の巨大ばさみ!!」ギュルルルルル

ラーメンマン「たぁ!」サッ

バラッキー「逃がさん!追うんだ、死神の巨大ばさみ!!」


ジャキ


ラーメンマン「ぐう!」

バラッキー「ふへへへへへ!足の筋を何本か斬らせてもらったぜぇ!これでお前のスピードは半減だ!」

ラーメンマン「くそ!」

バーダック「ちっ!何やってやがる!」


バラッキー「だぁ!」ドゴ ガシ

ズン

中野さん「バラッキーがブレーンバスターを決めました!」

バラッキー「ふはははは!さっきのスピードはどうした?」バッ

ブルドッキー「そのまま殺してしまえ!」

バラッキー「ふはははは!」バッ ドゴン

ラーメンマン「ぐわぁぁぁぁ!」

ズン

アナウンサー「ラーメンマンがドロップキックで吹き飛ばされた!」

バーダック「何してやがる!さっさと俺と代われ!!」

ラーメンマン「まだだ・・・」ヨロ


ガキ


バラッキー「うりゃぁぁぁぁ!」バァン ドゴ

ラーメンマン「ぐぅ!」

中野さん「バラッキーのブルドッキングヘッドロックです。ラーメンマンは大丈夫か!?」

ツルリン「ラーメンのおじさん、頑張って!」
53 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:52:10.64 ID:OH3g7B7Co

ラーメンマン「おのれ!上海延髄蹴り!」バッ

バラッキー「当たるかよ!」サッ

ラーメンマン「烈火太陽脚!」

バラッキー「いい加減にしろ!」ドゴォ

ラーメンマン「がは!」


バラッキー「さっせるかぁ!」ガシ

ブン ズン

ラーメンマン「くっ!」

中野さん「バラッキーがタッチをさせまいとラーメンマンを投げ飛ばした!」


ラーメンマン「まだまだ・・・倒れるわけにはいかん!」ボワァ

ツルリン「ラーメンのおじさん!」

キン肉マン「いけぇ!ラーメンマン!!」


バラッキー「これがマシリト博士の言っていた例の力か。」

グドン「そいつを攻略すりゃあ俺達の勝ちだ!」
54 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:53:28.95 ID:OH3g7B7Co

バッラキー「こいつでとどめを刺してやる!」ブゥゥゥーーーン

アナウンサー「あーっと!今度は死神の七つ道具からチェーンソーを取り出した!」

ラーメンマン「ウアチョーーー!」ダッ ガッ

バラッキー「ぐう!」ズテ

アナウンサー「あーっと!ラーメンマンの足払いでバラッキー倒れた!」

ダッ

ラーメンマン「くらえ!暴獣口蓋捻り!!」ドゴッ

ラーメンマン「なに!?」

バラッキー「残念だったな!!このホッケーマスクは丈夫に出来ていてな!」

ラーメンマン「ならばこれどうだ!」バァン

バラッキー「!?」

ラーメンマン「上海城壁崩し!」ドゴッ

バラッキー「うお!」


ラーメンマン「それ!」バッ ピギュン

バラッキー「ふふふ・・・」

ラーメンマン「くそ!」バッ ピギュン

アナウンサー「バラッキー攻撃を巧みにかわしていくぞ!」

中野さん「さっと消えたかと思えば現れ、まさに死神のようですね。」


ラーメンマン「それ!」バッ ピギュン

バラッキー「ふふふ。」 ピギュン ピギュン


アナウンサー「ラーメンマンの攻撃が当たりません!」


ピカー―


正義の剣から光が発射され、リングを支える鉄柱一本に直撃する


ゴゴゴゴゴゴゴ


ラーメンマン「ぬう!」

ブルドッキー「何だこれは!」

アナウンサー「ああっと!謎の揺れとともにリングが傾いた!」
55 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:54:56.64 ID:OH3g7B7Co

ラーメンマン「だぁ!」ダッ バッ

ドゴッ

バラッキー「ぐぅ!」

アナウンサー「ラーメンマンのローリングソバットが決まった!」


バラッキー「おのれ・・・こうなれば。」バッ

アナウンサー「おっと、またバラッキーの死神の七つ道具だ。今度はナタを取り出したぞ。」

中野さん「左手にナタを構えましたよ!」

バラッキー「はぁぁぁぁ!」ピキィーーン

中野さん「ナタが光り出したと思ったら、今度はバラッキーの体を包み込んだ!」

バラッキー「これでお前のそのスピードにも対抗出来るぜ。」ニヤ


バーダック「何してる!早く俺と代われ!」

ラーメンマン「くっ・・・」

バラッキー「させるかぁ!」ブゥィーーーン


ザン


ラーメンマン「ぐあ!」ダン

キン肉マン「ラーメンマン!!」


ピカー―


正義の剣から光が発射され、リングを支える鉄柱一本に直撃する


ゴゴゴゴゴゴゴ


アナウンサー「またリングが傾いた!リング上の超人達は大丈夫か!?」

ラーメンマン(もはやこれまでか・・・こうなれば・・・)
56 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:56:07.98 ID:OH3g7B7Co
ラーメンマン「ウアチョーーー!」バァ

アナウンサー「ラーメンマンが玉砕覚悟でバラッキーに突進だ!」

ドゴォ

バラッキー「ぐぅ・・・とどめだ!」ブゥィィーーーン

ズバァァ

ラーメンマン「ぐはぁぁぁぁ!」

アナウンサー「ラーメンマンがリング外に吹き飛ばされた!危ない!!」

ラーメンマン「バーダック!後の事は頼んだぞ!!」ギューーーン

バーダック「くっ!」


中野さん「あ、あ・・・ラーメンマンが何も出来ないまま谷間に落下していく・・・」

アナウンサー「せっかくラーメンマンが機転を利かせて変則タッグマッチを申し込んだのですが・・・リング上は3VS1・・・」

アナウンサー「圧倒的に不利です!!」

キン肉マン「ラーメンマァーーン!!」

ブルドッキー「よくやった。これで後ひとりだ。」ニヤ

グドン「ぐふふふふ・・・」

シュタッ

バーダック「・・・」


バラッキー「うりゃはははは!」ブゥィィィーーーン


ザブッ


バーダック「ぐあ!」


リキシマン「バーダック!踏ん張れぇ!!落ちるぞ!!」

キン肉マン「バーダック・・・頼む!ラーメンマンの敵を・・・とってくれぇ!」

ツルリン「ラーメンのおじさん・・・」ぐすっ ぐすっ

マリ「ツルリンちゃん・・・」ぎゅっ


アナウンサー「バーダック、ピンチです!」

中野さん「何と言ってもバーダックは3人の極悪超人を一人で相手しなくてはなりませんからね。」

中野さん「しかも!バラッキーは死神の七つ道具でパワーアップしていますからね!」
57 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:57:49.01 ID:OH3g7B7Co
バーダック「くらえ!」バシュッ

ドゴッ

バラッキー「ええい、うっとうしい!」ブゥィィィーーーン

ザブッ

バーダック「ぐ!」


アナウンサー「バーダックの体にチェーンソーによる痛々しい傷が出来ていきます・・・」

バラッキー「そらそら!」ブゥィィィーーーン


ザンッ


バーダック「!!」バッ


ガキィ


バラッキー「ぐう・・・」ググ


キン肉マン「あ、あれは48の殺人技の一つ、足絡み腕封じ・・・なぜバーダックが。」

リキシマン「バーダックは見た技を覚えられる習性があるようだ。」

テリーマン「さすが戦闘民族といったところだな。」
58 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 06:59:55.60 ID:OH3g7B7Co

バラッキー「はなせっ!!」バッ

バーダック「く!」サッ


バラッキー「随分とナメた真似してくれたな!バラバラにしてやるぜ・・・」ブウン

アナウンサー「ああっと!バラッキーの上半身と下半身が分離した!」

中野さん「さすが死神の異名をもつバラッキー・・・恐ろしいですね。」

バラッキー「わたしは死神という神。だからこんな事は簡単に出来るのだ!」

バーダック「・・・」


リキシマン「バーダック!気を付けろ!!」

バラッキー「うはははははは!」バッ

アナウンサー「バラッキー、体がバラバラになって襲ってくる!」


バーダック「でやぁ!」バシュー


ザン


バラッキー「うおりゃあ!」ブゥィィィーーーン

アナウンサー「おおっと!バラッキーがチェーンソーで謎の光の弾を真っ二つにした!」

中野さん「そのままバーダックに斬りかかる!!」


ザブゥ


バーダック「がはっ!」ぶしゅっ

ブルドッキー「何をモタモタしている!さっさとトドメをさせ!」

バラッキー「おお!」スチャ


ダダダダダダダダダッ


バーダック「かは・・・」バタ

リキシマン「バーダック!!」


バラッキー「死神の七つ道具、機関銃の威力はどうかな?ククククク。」

バーダック「・・・」
59 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 07:02:28.58 ID:OH3g7B7Co

バラッキー「そろそろトドメを刺してやるぜ!」ブゥィィィーーーン

バーダック(どうやらもう最後らしいな・・・)

バーダック(・・・ラーメンマンって奴も間抜けな奴だぜ。俺のような下級戦士に何を期待してんだ。)




セリパ「」

トテッポ「」

パンプーキン「」

トーマ「へへ・・・馬鹿な奴だぜ。わざわざ死ににくるとはな・・・」

バーダック「どうした!まさかミート星人に!?」

トーマ「あんな奴らはすぐに片付けた・・・」

バーダック「じゃあ一体誰が!」

トーマ 「フリーザだ・・・フリーザの野郎が裏切りやがった・・・」

バーダック「なぜだ!」

トーマ「俺達が・・・邪魔になったんだ・・・・」

バーダック「くっ!」


トーマ 「フリーザの野郎にサイヤ人の強さを…思い知らせて、や、れ・・・」 ガク

バーダック「」グッ




バーダック(トーマ、セリパ、パンプーキン、トテッポ・・・)

バーダック(コーン、ジャガ、トマー・・・みんな俺よりも先にくたばっていった。)

バーダック(だが最下級戦士の俺だけはいつも生き残っちまう・・・)

バーダック「許せねぇ・・・」グッ

バラッキー「ああ?貴様の仲間であるラーメンマンをブチコロシた俺を許せないって!?」

アナウンサー「おおっと。バーダックが瀕死の重傷から立ち上がりました。」


バーダック「違う。許せねぇのは俺自身だ・・・」

バラッキー「うん?」

バーダック「俺が弱いから・・・いつも仲間を目の前で見殺しにしちまう俺自身が・・・」ぶわぁ

バラッキー「!!」

バーダック「許せねぇんだーーーー!!」バァァァァァァ

アナウンサー「ああっと!バーダックが金色に輝きだした!」

中野さん「髪の色も黒から金髪に変わりましたよ!」


バラッキー「お!おお!?」

リキシマン「こ、これは!?」


テリーマン「分かったぞ!ラーメンマンの狙いはこれだったんだ!」

ミート「ラーメンマンさんはバーダックさんを覚醒させる為にわざとリングに上がり続けたんですね。」

キン肉マン「さすがラーメンマン・・・己を犠牲にしてまで俺達の事を・・・」

中野さん「これほど深く正義の事を思っていたとは・・・これこそ正義を愛する心のなせるわざでしょう。」

60 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 07:04:00.38 ID:OH3g7B7Co

バーダック「これは・・・もしやこれが噂の伝説のスーパーサイヤ人なのか。」

バーダック「あの時、この力があれば・・・奴らは死なずに死んだかも知れねぇ!ラーメンマンだって死ななかったはずだ!」グッ


ブルドッキー「ひるむな!そんなのただのコケ脅しだ!」

バラッキー「ああ!」バッ

バーダック「」キッ


バーダック「・・・」バシュー

バラッキー「またそれか!真っ二つにしてくれるわ!」ブゥィィィーーーン

ブルドッキー「いかん!よけるんだバラッキー!!」

バラッキー「なに?」ドガァ

バラッキー「チェーンソーが!ぐわぁぁぁぁぁ−−−−−!!」ドガァーーーー

グドン「バラッキー!!!」


ブルドッキー「くそ!次は俺が相手だ!」バッ シュタ

中野さん「今度は千人噛み殺しのブルドッキーがリングインだ!」

アナウンサー「あーっと、バラッキーが闘志をむきだしにしてきた!」


ブルドッキー「殺しがいがあるぜ・・・」

バーダック「無駄だ。やめておけ。」

ブルドッキー「うがぁ!」バッ

中野さん「ブルドッキーが牙をむき出しにしてバーダックに襲いかかる!あぶない!」

バーダック「・・・でやぁ!!」ドゴォ

ブルドッキー「ぐわ!!」ズン

中野さん「ブルドッキーの上段蹴りが炸裂!ブルドッキーの装甲が砕け散った!」

キン肉マン「ええど!バーダック!!」

リキシマン「何てパワーだ・・・これが戦闘民族サイヤ人の実力ってわけか。」
61 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 07:05:38.89 ID:OH3g7B7Co
ブルドッキー「くそぉ!バッファローマン!!来い!!」

バッファローマン「・・・」

ブルドッキー「どうしたバッファローマン!!早く助けに来い!!」


キン肉マン「おお。バッファローマンも正気に戻ったようじゃの。」

テリーマン「いや・・・そうじゃない。」

リキシマン「そうじゃないだと?」


バッファローマン「・・・弱いお前達に味方してやる義理はないはずだ。」ニヤ

ブルドッキー「なんだと!ロングホーンを付けてパワーアップさせてやった恩を忘れたか!」

バッファローマン「そいつに勝てたら味方になってやるぜ。フッフッフフフ・・・」

ブルドッキー「くそ・・・こうなれば破れかぶれだ!」バッ


バーダック「でやぁ!!」バシューーー


ドゴーーーーーーーン


ブルドッキー「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」


グドン「おのれ!」バッ シュタ

アナウンサー「とうとう極悪超人側も遠慮はいらない怪力グドンのみとなりました!」


リキシマン「頑張ってくれぇ・・・バーダック。」

アラレ「バーダックさんファイト!」

Dr.カオス「いける!いけるぞ!!」


バーダック「」ハァハァ

グドン「結局は最初に戦っていた俺達で決着をつけるようだな。」ジリ

バーダック「・・・いくぞ!」バシュー

グドン「な!早い!!」


ドゴ ドゴ ドゴ ドゴ


グドン「ぐあ!!」

中野さん「バーダックの連打だ!」
62 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 07:12:16.94 ID:OH3g7B7Co

バーダック「でやぁーーー!」ドガッ


ドゴン


グドン「ぐはっ!」

アナウンサー「グドンがコーナーに叩きつけられた!」

中野さん「もうこれで勝負あったでしょう。」


バーダック「」ハァハァ


ピキュッン


バーダック「・・・く!」

アナウンサー「ああ、バーダックを包み込んでいた金色の光が無くなりましたよ!」

中野さん「髪も黒に戻っちゃいましたねぇ、どうしたんでしょ?」

テリーマン「・・・まずい!パワー切れだ!」

リキシマン「パワー切れ?」

テリーマン「ああ。あれだけの強豪超人3人をフルパワーで相手してたんだ。パワー切れを起こして当然だ!」

キン肉マン「・・・すると今のバーダックは・・・」

テリーマン「疲労困憊・・・立っているのもやっとだろう。」

キン肉マン「バーダック・・・」


グドン「フハハハハハ、チャンスが回ってきたようだな。」スクッ

バーダック「てめぇぐれぇ、今の俺でも充分だ!」バッ


ガシ


バーダック「!!」

バラッキー「ふふふふ・・・地獄に・・・道連れだ・・・」

バーダック「バラッキー!しぶとい奴め!!」

グドン「おらよ!」ズゴン


グラグラグラグラ

ビキビキビキビキ


アナウンサー「おおっと!リングが大きく揺れる!」

中野さん「大変だ!リングを支える4本の支柱にひびが・・・砕け始めた!」


バーダック「まずい!離せ!!」ガッ

グドン「あばよ!」ズゴン

バーダック「ぐはぁぁぁぁぁ!!」

リキシマン「バーダック!!」

中野さん「バーダックが衝撃波でダウンした!」
63 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 07:13:51.45 ID:OH3g7B7Co

グドン「リリー姫!早く勝利の宣言を!」

リリー姫「は、はい・・・」

ラム男爵「ここはわたしが。正義の剣シリーズ第6戦。変則タッグマッチの勝者は極悪超人チーム!」


カンカンカンカンカン


中野さん「これで正義超人と極悪超人、ともに3勝どうしで決着は・・・どうなるんでしょうか?」

アナウンサー「何のんきな事言ってるんですか!そんな事よりリングが崩れますよ!リング上の超人は早く脱出して下さい!!」

リキシマン「そうだ!バーダック今行くぞ!!」


グドン「楽しかったぜ、猿野郎。」ズゴン


グラグラグラ ドガーーーン


中野さん「リングを支える支柱が4本とも折れました!リングが雲の中に消えていきますよ!!」

アナウンサー「バーダックもそのままリングとともに真っ逆さまだ!」

リキシマン「バーダーック!!」





シュタッ


グドン「フフフフ、残念だったな。」

キン肉マン「貴様〜、勝負はもうついていたんだ!なぜリングを破壊した。」

グドン「武士の情けだ。いつまでも負けをさらして生きていたくはないだろう。」クククク

キン肉マン「にゃろ〜!!」

リキシマン「待つんだ!ここで乱闘騒ぎを起こして失格になったら俺達に託して死んでいったラーメンマン達に申し訳が立たん!」

ミート「そうですよ!リキシマンさんの言うとおりですよ!」

キン肉マン「ぐぬぬ・・・」

リキシマン「勝負はリングの上でつけてやろう!」ググ

キン肉マン「リキシマン・・・」
64 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 08:26:02.07 ID:OH3g7B7Co
その後、最終決戦としてバッファローマンとキン肉マンが戦い、風林火山にてキン肉マンが勝利した。


バッファローマン「うお!?」

キン肉マン「バッファローマン!!」ダッ

バッファローマン「うう・・・俺は・・・」

キン肉マン「おお!バッファローマンが正気に戻ったぞ!」

ミート「やったぁ!」

グドン「くそ!こうなれば・・・」

ピカー―

グドン「ぐおぉぉぉ!!」


正義の剣から放たれた光によりどこかに吹き飛ばされる遠慮はいらない怪力グドン


アナウンサー「キン肉マンの正義を信じる心が奇跡を呼びました!!」

キン肉マン「・・・」

中野さん「あれ?でもキン肉マンはあまり嬉しそうじゃありませんね?」

キン肉マン「今回はカメハメ師匠だけではなく、ロビンマスク、ラーメンマン、バーダックと犠牲者が多く出た。」

キン肉マン「ちくしょう!何で死んじまったんだ!!」

ロビンマスク「勝手に殺されては困るな。」スッ

キン肉マン「ロ、ロビンマスク!!どうして!!」

ロビンマスク「ジライヤーが自爆してリングごと滝つぼに落ちた後、谷底で運よくロープに足がひっかかりそれ以上流されずにすんでいた。」

ロビンマスク「そこに現れた五分刈刑事達に運よく助けられたってわけさ。」

キン肉マン「五分刈刑事やイワオになぁ・・・」

リキシマン「うむ。奴らも正義の超人だぜ!」


ロビンマスク「それにラーメンマンやバーダックも無事だ。」

キン肉マン「なんだって!?」

バーダック「・・・」

ラーメンマン「なんとか生きてるぞ。私達はスカイデビルの谷間に住む財宝を守る怪獣に助けられた。」

バーダック「・・・ケッ。また生き延びちまったぜ。」

リキシマン「バーダック!!生きていたんだな!!」

バーダック「!!」

アラレ「よかった・・・本当によかった。」うう

ドランパイア「よかったよかった。」

Dr.カオス「同じ居候仲間として生きていてくれて嬉しいぞ!」

バーダック「・・・お前達、俺なんかが生きててそんなに嬉しいのか?」

リキシマン「当たり前だ!仲間じゃねぇか!!」

アラレ「うん!せっかく生きてたのにそんな事言うとあたし怒るよ!!」

バーダック「・・・お前達。」


正義の剣を引き抜き、高々と掲げるキン肉マン


リリー姫「超人達よ、あなた方は野に咲く花です。雨にも負けず風にも負けず、弱っている人がいれば行って勇気づけ、」

リリー姫「泣いている人がいれば行って勇気づけ。正義超人達よ、あなたがたは身近にあって、人々に希望を与える野の花です。」

リリー姫「ですが野の花ほど強くて美しいものはありません。幸運を祈ります。」
65 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 08:28:43.17 ID:OH3g7B7Co

リキシマン「ようやくブロッケンとウォーズマンの治療が終わったぜ・・・」

バーダック「・・・リキシマン、話がある。」

リキシマン「何だ?」

バーダック「俺はお察しの通り戦闘民族のサイヤ人だ。」

リキシマン「ああ。」


バーダック「だから負けたままじゃ気がすまねぇ!勝負しろ!!」

リキシマン「な、何だ突然。」

バーダック「完全に記憶が戻ったんだ。」


バーダックがサイヤ人やフリーザの事をリキシマンに話した


リキシマン「そんな事があったのか・・・しかしなぜこの世界に?不思議な事もあるものだな。」

バーダック「俺がこの世界に来た時はお前には全く歯が立たなかった!だが今の俺なら負ける気がしねぇ、勝負しろ!」

リキシマン「・・・仕方ない、やってやる!」ズッ

バーダック「いくぞ!」バッ

リキシマン「ああ。手加減は無しだ。」バッ



ハイドラキングの基地

ヒヨコ「マシリト博士、アラレちゃん達を連れてきました。」

Dr.マシリト「うむ、御苦労。」

アラレ「ヒヨコちゃん・・・どうして。」

ヒヨコ「ごめんなさい。こうするしかなかったの。」

ツルリン「なんで。こんな奴ら正義超人のみんなで倒せばいいだけアル。」

ヒヨコ「それだけじゃ駄目なの。それだけじゃ死んだペンギン村のみんなは生き返らないの。」

ツルリン「ペンギン村・・・」

キノコ「・・・」

ヒヨコ「思い出したの。ピースケ君やみんなの事・・・だから・・・」

アラレ「ヒヨコちゃん・・・」

アカネ「そうゆうわけだ。悪いな、アラレ。」

Dr.マシリト「くっくっくっくっく・・・」


コウモリ道士「人質の準備は出来たようだな。しかしペンチマン達は大丈夫なのか?」

Dr.マシリト「ペンチマン達はあのガキの言いなりだ。もう自由は奪ってある。それよりお前の方こそ大丈夫なのか?」

コウモリ道士「安心しろ。フルメタルキョンシー100体に加え、バンボローキョンシーもパワーアップ済みだ。」

キャラメルマンγ「ふしゅるるるるーー!!」

レザーフェイス「ククククク、またバラバラ出来ると思うと震えが止まらないぜ。」

ハイドラキング「そして最後は奴の復活だな。」

Dr.マシリト「うむ。」

コウモリ道士「我ら3人の邪悪友情パワーが生んだ最悪の悪魔。」

ハイドラキング「ニュー悪魔将軍だ!」

ニュー悪魔将軍「・・・」

ハイドラキング「ようし!総力戦に備えるのだ、モノドモよ!!」

全員「おーーっ!」
66 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 08:30:49.14 ID:OH3g7B7Co

バーダック「でやっ!」ズガッ

リキシマン「ぐう!」

バーダック「まだまだ!」ドガドガッ


リキシマン「くらえ!」ガシ

バーダック「うぐ!」

リキシマン「のど輪落とし!!」ドガーーン

バーダック「かは!」


バーダック「くそ!」ガシ

リキシマン「!!」

バーダック「でやっ!」ぶわっ


ズン


リキシマン「ぐう!」


リキシマン「見事なバックドロップだ。・・・最初は普通のキョンシーにすらてこずってたのにな。」

バーダック「・・・へ。ここの水が俺にはあったんだろうな。」

リキシマン「どりゃっ!」バッ

バーダック「おっと!」

リキシマン「どすこいどすこい!」ドガガガガガガガ

バーダック「ぐっ、なんて強烈な張り手なんだ!」


バーダック「ひとつ聞きたい。なぜ戦いの最中に俺を何度もかばった。」ググ

リキシマン「それはお前が弱いからさ。」

バーダック「・・・確かにあの時の俺はお前達に比べはるかに弱かった。だがなぜ見捨てなかった。」ググ

リキシマン「弱いから助ける。それが俺達正義超人の使命だ!」

バーダック「・・・」

リキシマン「それにお前は少しづつそれに応え始めていた・・・」

バーダック「俺の方こそお前らには感謝するぜ!」ガシ バァン

リキシマン「なに!このモーションは!!」


ガキィ


バーダック「ウォーズマンの必殺技、ビッグベン・エッジ!!」ギューーーン


ドガーーーン


リキシマン「ぐおっ!」
67 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 08:32:01.51 ID:OH3g7B7Co
バーダック「・・・俺がお前らの憎む悪行超人かもしれねぇのになぜ助けた?」

リキシマン「お前の中に熱い心を感じたからさ。」スク

バーダック「熱い心だと?」

リキシマン「この世界に来る前のお前はとてもじゃねぇが誉められたもんじゃねぇ。」

バーダック「・・・」

リキシマン「だがきっとそんなクソッたれな事しちまってた理由があるはずだ。」

バーダック「俺達は戦闘民族サイヤ人だ。戦いの中でしか生きられない。」

リキシマン「だったら正義の為に戦え!」ダッ

バーダック「!!」

リキシマン「悪の超人どもをぶったおしやがれ!」ドガァ

バーダック「ぐ!」

リキシマン「お前の中にある熱い正義の心に素直に従いやがれぇ!」ガシ


ズン


バーダック「いい加減にしやがれ!」バッ

リキシマン「バーダック!」

バーダック「俺たちサイヤ人がどう戦おうが俺達の勝手だ!」ピギュン

リキシマン「いい加減にしろ!だからみんな死んじまったんじゃないのか!だからフリーザって奴に滅ぼされるんじゃないのか!?」

バーダック「黙れ―!!」バシューーーン


ドガーーーーン


リキシマン「うおおおお!!火事場のクソ力ーっ!!」ボァァァ

バーダック「・・・」サッ

リキシマン「ここからが本番だ!俺の全力で相手してやるぜ!」

リキシマン「俺はこれまで何人もの悪の超人達と戦ってきた!」ガシ

バーダック「!?」

リキシマン「中にはどうしもよねぇクソッたれもいたが、バッファローマン達のように分かり合える奴らもいた!」ブワ


ズン


バーダック「ぐはっ!」


リキシマン「それは俺やキン肉マン達、正義超人の友情パワーに触れた事で変わってきた!」

リキシマン「だからバーダック、お前も自分の変化に気付くんだ!」

バーダック「・・・っく。」
68 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 08:33:39.84 ID:OH3g7B7Co
リキシマン「どうしたバーダック!極悪超人と戦った時のお前はこんなもんじゃないはずだ!」ドゴッ

バーダック「ぐあ!」




パンプーキン「どうしたんだセリパ。浮かなない顔しやがって。」

セリパ「・・・」

トーマ「何でも今夜ナッパの相手をさせられるらしいぜ。」

セリパ「うるさい!!」 ぶんっ

トーマ「おっと。」

バーダック「下級戦士の女はエリート戦士のガキを産まなければならない・・・くそったれなルールだぜ。」


トテッポ「・・・カナッサは今日は満月。」モグモグ

パンプーキン「そうか!だったら少し早いがカナッサ星に出撃しちまおうぜ!」

トーマ「おいおい、命令を無視していいのかよ。」

パンプーキン「俺達サイヤ人の事より制圧する星が増える方がフリーザ様も喜んでくださる。問題あやしねぇよ!」

バーダック「よし、そうときまりゃ出現準備だ。いくぞお前ら!」

セリパ「いよっしゃ!」バシ

トーマ「やれやれ。」

HAHAHAHAHAHA




バーダック(トーマ、セリパ、パンプーキン、トテッポ・・・俺に力をわけてくれ。)

バーダック「はぁーーー!!!」バァァ

リキシマン「それだ!その金色の戦士がお前の心が変わった証拠だ!!」

バーダック(確かにスーパーサイヤ人には穏やかで純粋な心が必要であると聞く・・・)

バーダック(リキシマン達との生活が俺に穏やかで純粋な心を与えたというのか・・・悪くないかもな。)


バーダック「いくぞ!!」バァァァァ

バーダック「これがサイヤ人の力だー!!」バァァ ドゴーーン

リキシマン「ぐおお!!」

バーダック「うりゃぁぁぁ!」ガッ


ドゴッ


リキシマン「うう・・・」ヨロ
69 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 10:36:15.75 ID:OH3g7B7Co

バーダック「でやぁ!!」バッ


バキ


リキシマン「?」

バーダック「俺達の周りをチョロチョロしていた変な虫みたいな機械を破壊した。」

リキシマン「おお、それはおそらくマシリト博士のスパイロボットだ!」

バーダック「・・・そうか。こんな物で俺達を偵察してやがったか。」グシャ


バーダック「何にせよ勝負はこれで終わりだ。」サッ

リキシマン「ああ、完敗だぜ。」

バーダック「ありがとよ・・・」

リキシマン「ん?」


バーダック「そういや以前に士って奴が言ってたな。聖ジュエルって宝石が俺達をこの世界に引き寄せたって。」

リキシマン「ああ。デュークの依頼といい、妙な連中の相手をした時に手に入れてきたな。」

バーダック「その考え、あながち間違ってないかもな。」スッ トパーズ

リキシマン「これは・・・トパーズ。聖ジュエルか?」

バーダック「さぁな。カナッサ星で拾ったんだ。」

リキシマン「・・・そうか。」

バーダック「・・・」


バーダック「とりあえずこいつは俺が持っておく。」

リキシマン「分かった。トパーズはバーダックが持っていてくれ。」

バーダック「また必要な時があったら俺に言いな。」


数日後


アメリカ・ニューヨークが、人も街も生体エネルギーを吸い取られ、ゴーストタウンと化していた


カスガノ親方「リキシマン・・・ニューヨークの街のゴーストタウン化、どう思う。」

リキシマン「ええ。アラレ達がいなくなった事といい、おそらくマシリト博士が絡んでいるでしょうな。」

カスガノ親方「他の正義超人達と協力して地球の平和を取り戻すのだ!」

リキシマン「はい!」
70 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 10:37:27.11 ID:OH3g7B7Co
少し前

突如、大都会ニューヨークに妖しい生命体が舞い降りた。

謎の生命体の放った暗黒のガスは各地を襲い、ニューヨークの街や一般市民に魔の手が伸びる。

その生命体は生き物の生命エネルギーを吸収している様子。


アナウンサーの遠い親戚「あーっと、突如暗黒のガスがヤンキースタジアムを襲ってきた!」

中野さんの遠い親戚「体中のエネルギーがこの不思議なガスに吸い取られていく!!」


ハイドラキングの基地

ハイドラキング「確かにエネルギーを頂いたぞ。大都会ニューヨークの力をな。」

ハイドラキング「しかもブロッケンJr、ミスターカーメン、アシュラマン、サンシャインの4人の実体も一緒にな。」

Dr.マシリト「これでニュー悪魔将軍がより強靭な肉体を得る事が出来たぞ!これから超人界を支配する悪魔将軍のな。」

Dr.マシリト(最初はゴールドマン抜きで悪魔将軍を復活させるとか言いだした時はこいつ頭おかしいんじゃないかと思ったが・・・これなら安心だぞ。)


ニュー悪魔将軍「力がみなぎるぞ・・・早く戦わせろ!」ググ


Dr.マシリト「これで準備は整った!奴らを皆殺しにするぞ!!」

キャラメルマンγ「いやっはーー!!」

ビッグ・シンジョー「ククククク・・・」

ブラックエンペラー「戦いのゴングはまだか?」


リキシマン「みんなさらわれたのか・・・」

ロビンマスク「ああ。アラレちゃんだけではなく、ローラやマリさんもな。」

テリーマン「それにブロッケンJrも暗黒ガスに吸収された。」


ロビンマスク「ニューヨークに発生した暗黒ガスといい、この手口・・・おそらくマシリト博士であろう。」

キン肉マン「みんな早く助けにいくぞ!マリしゃん、待っててくれ!!」グッ

テリーマン「うむ。まずはニューヨークのヤンキースタジアムに向かおう!」

みんな「おう!」


ジャンクマン「待ちな!」

リキシマン「ジャ、ジャンクマン・・・」

ジャンクマン「俺達もアシュラマンとサンシャインを持って行かれてるんだ。一緒に行ってやるぜ。」ニヒヒ

スプリングマン「久しぶりに大暴れしてやるぜ。」ぽよんぽよん

バッファローマン「必ず取り戻す!」


キン肉マン「ようし!行こうみんな!!」
71 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 11:53:32.47 ID:OH3g7B7Co
ヤンキースタジアム


テリーマン「・・・いないか。」

リキシマン「ひどい有様だ。街の人達がみんな人形みたいになっている・・・」

ロビンマスク「この街の荒廃ぶり・・・おそらく街全体から生命エネルギーを吸い取ったのであろう。」

キン肉マン「マリシャーーん!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


リキシマン「な、なんだ地震か!?」

ミート「違います!スタジアムの中央から何かがせりあがってきます!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ロビンマスク「頂上に見えるあれは・・・」

テリーマン「リングだ!!」


シュタッ


ハイドラキング「よく来たな貴様ら。」

キン肉マン「でたな!根暗なかくれ超人め!!よく来てやったからマリしゃんを返せ!!」

テリーマン「あ、あれはレザーフェイス・・・」

ロビンマスク「キャラメルマンγもいるぞ。」


ハイドラキング「おい、ハイドラブートン。」

ハイドラブートン「はい。」ポチ


ゴゴゴゴゴ


リングを支える柱の壁が開くと、そこにはマリやアラレ達がいた


マリ「キン肉マンさーっん!!」

アラレ「リキオっち!!」

リキシマン「おお!みんな!!」

ハイドラキング「今から一時間以内に我らを倒さねばこの娘達はリングとともにぺしゃんこだ!ぬわっはっはっは!」

キン肉マン「卑怯者め!」

テリーマン「!!ヒヨコちゃんがいない・・・」

リキシマン「おい!ヒヨコはどうした!!」

Dr.マシリト「ヒヨコならここだ。」ぬっ


観客席からDr.マシリト、ヒヨコ、アカネ、オハルが姿を現す


Dr.マシリト「フッフッフッフッフ、間抜けめが。騙されているとも知らずノコノコきおって。」

ヒヨコ「仕方なかったの・・・」

リキシマン「どうゆう事だ!ペンチマン達はどうした!?」

Dr.マシリト「ペンチマン達ならそこだ。ぐっすり眠っておる。」

ペンチマン達「・・・」グーグー
72 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 11:54:00.57 ID:OH3g7B7Co
キン肉マン「ええい!とにかく貴様ら3人を倒せばいいんだろ!屁のつっぱりはいらんぜよ!」

与作「おお!言葉の意味はよく分からんが凄い自信だ。」


Dr.マシリト「3人?あほかお前ら。」

ハイドラキング「出て来い!モノドモよ!!!」

モノドモ「おお!!」ズラッ


テリーマン「な!凄い数だ!!」

ロビンマスク「フルメタルキョンシーがあんなにたくさん・・・」

リキシマン「それに宇宙地下プロレス連盟、古代超人、ブラック軍団、朱天超人・・・これまで倒してきた悪の軍団勢ぞろいだ・・・」

キン肉マン「あわわわわ・・・」ブルブル


シュタッ


グレートバンボロキョンシー「バンボロー!!」

ニュー悪魔将軍「・・・」

リキシマン「あいつらまで・・・」


ハイドラキング「ようし!5VS5の勝ち抜き戦で勝負をつけよう!」

キン肉マン「5VS5の勝ち抜き戦だと!いいだろう、やったるわい!!」

ハイドラキング「ただし、このリングまで無事にたどりつければの話だがな・・・」

キン肉マン「なに?」

悪の超人達「ぐへへへへへ・・・」

ハイドラキング「我らと戦う前にこいつら全員を倒す事だな。ウワァーッハッハッハ!」
73 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 11:54:33.12 ID:OH3g7B7Co
ストーンサタン「うおりゃあ!」ブンッ

キン肉マン「おっと!」さっ

コンドルサタン「キェーー!」バッ

ロビンマスク「く!数が多い!」ガシッ ダッダッダッダッダ

ラーメンマン「弱いとはいえこの数ではただではすまんぞ!」バァ ドガッ

ブラックメンルイ「ぐえ!」

ハイドラキング「この複製超人どもはオリジナルよりも強くしてあるぞ!ウワァーッハッハッハ!」


ザッ


キャンディマン「己の運命を呪うのだ!」ザッ

キャラメルマンZ「ファーック!ブチ殺してやるぜ!」ガッ

リキシマン「ゲェ、こいつらまで・・・」

フレディ「・・・」(何としてでも夢の世界に連れ込まねば・・・)


ジェイソン「」キルキルキル・・・

コーデル「」シャキンッ

テリーマン「こいつらまで・・・」

ロビンマスク「くそ!これではリングに上がる前にこっちがやられてしまうぞ!」ドガッ

コンドルサタン「くえ!?」


キャンディマン「おお、同志よ。共に超人どもに己が宿命を分からせ」

ザク

キャンディマン「ぬ!?」

リキシマン「!?」

ジェイソン「」キルキルキル・・・

ズバァ

フレディ「」

キン肉マン「お、お前達・・・一緒に戦ってくれるのか?」

ジェイソン「」キルキルキル・・・

コーデル「」スッ

リキシマン「キン肉マン!きっとこいつらにも俺達の友情パワーが通じたんだ!」

キン肉マン「うん!」


ブラックホール「相変わらずの感染力だな・・・」

バッファローマン「BH!こいつら強いぞ!油断するな!」

ブラックホール「おお!」

アトランティス「狙いは奴らの持つ蘇生薬!それで魔雲天を生き返らせるんだ!」

ステカセキング「そしてカーメンを取り戻す!」ドガッ
74 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 12:17:59.67 ID:OH3g7B7Co
テリーマン「よし!誰が奴ら5人と戦う?」

ロビンマスク「勝ち抜き戦だ。おそらく奴らとの戦いによる敗北=死だろうな。」

ウォーズマン「はじめっから生きて帰れるとは思っていないさ。」

リキシマン「奴らを倒し人質を取り戻す!死ぬのはそれからだ!」

キン肉マン(こ、こいつら・・・死ぬ気だ!)


ラーメンマン「ここはわたしに任せてお前達はリングに向かえ!時間が無いぞ!」

リキシマン「おお!」

バーダック「・・・俺もやってやる。」ぎゅっ

リキシマン「おお、バーダック。」

ラーメンマン「うむ、共に死力の限り戦おう!」

バーダック「ああ。」


ドガン ドガン ドガン


キン肉マン「今度はなんじゃ!?」

リキシマン「あの空母の紋章・・・サイコー超人軍団だ!」

キン肉マン「なんと!?」


ヤマカーン「宇宙最高の軍団である正義超人を貴様ら下衆の手にかけさせるわけにはいかん。」

サイコー超人軍団「おお!!」

ロビンマスク「カレイヤスにチカーラ、それにガンガリアン・・・」

ウォーズマン「そしてヘルナイトまで。サイコー超人軍団の四天王が助けに来てくれたのか。」

カレイヤス「全てはヤマカーン様のご意思だ。」

チカーラ「お前達はすぐにリングへ向かえ!やれ、お前達!」

シュワルツ「はは!」

アーノルド「サイコー超人の恐ろしさを思い知らせてくれる!」


突如出現するオーロラ

ブワァ

士「この超人の数。まるでライダー対戦だな。」スッ

リキシマン「おお!士!!」

ハイドラキング「次から次へと・・・なんなんだ一体!」

士「だいたい分かった。奴が悪の親玉か。」

ハイドラキング「だったらどうしたっちゅうんじゃ!お?」

士「いつの世にも悪の栄えたためし無し。ここはウォーズマンという正義のライダーの世界だ。正義の爪がお前達の野望を打ち砕く!」

ハイドラキング「ええい、だいたい何なんだお前は!突然現れおってからに!」

士「俺は通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!変身!!」バッ


「カメン ライド ディケェーーイド」


ディケイド「少し遊んでやるか。」パンパン

海東「僕も遊びに混ぜてもらうよ。変身!」スッ カシャン バキュン


「カメン ライド ディエーーンド」


ディエンド「この前のお返しをタップリさせてもらうよ!」
75 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 12:19:00.14 ID:OH3g7B7Co
良太郎「いくよ、モモタロス。」

モモタロス「おおよ!いつでもきやがれ!!」バシッ

良太郎「変身!」


「ソード フォーム」 パァーーーン


電王「いくぜいくぜいくぜ!最初っからクライマックスだぜ!!」

リキシマン「おお!こいつも変身した!」

ディケイド「安心しろ。そいつらも俺と同じ仮面ライダーだ。」

ウォーズマン「そいつら?」


渡「いくよ、キバット!」

キバット「よっしゃあ〜、キバって行くぜ!」カプ


ギーーーン


キバ「いくぞ!」

龍騎「しゃあっ!」

カブト「おばあちゃんが言っていた…悪を許すなと!」

響鬼「てやっ!」

ブレイド「俺は運命と戦う!そしてこの世界の運命も変えて見せる!」

バーダック「・・・」

555「面倒だが、やってやるか。」

アギト「俺は戦う!人間のために!アギトのために!」

アマゾン「キキィーー!」

RX「おのれゴルゴム・・・それともクライシス帝国か!?」

ノリダー「どえい!!」


リキシマン「・・・こいつらもみんな仮面ライダーか。凄い量だな。こっちも味方が充実してきたぜ!」


コウモリ道士「いけぇ!フルメタルキョンシーどもよ!」

金おじいさん「お前の相手はワシ達じゃ!」

テンテン達「・・・」むんっ

沙親方「たぁーー!」バッ

コウモリ道士「おっと!」さっ

マーボおばあさん「観念するんじゃな。」

コウモリ道士「おいぼれどもめ・・・思い知らせてくれるわ!」


アナウンサー「おおーっと!ヤンキースタジアムで大乱闘が始まった!」

中野さん「悪の超人軍団とキョンシー軍団に対するのは正義の仮面ライダー軍団とサイコー超人軍団だ!」

アナウンサー「向こうでは殺人鬼どうしが戦ってますよ!」

中野さん「どえらい事になりましたよ!」
76 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:17:55.45 ID:OH3g7B7Co
テンテン「アルパチカブト!」

コウモリ道士「無念・・・」ガク

チビクロ「いやったぁ!倒したぞ!」

金おじいさん「まだ油断は出来ん!フルメタルキョンシーがまだ何体か残っておる!」


バーダック「でやぁーー!!」バシュー

サンゾクーン「ま、待てぇ!!」


ドゴーーン


バーダック「・・・」フゥ


ディケイド「めぼしい奴はあらかた片付いたようだな。」パンパン

ラーメンマン「うむ。残党が何人かいるがサイコー超人達もいるし、時間の問題だろう。」

ブロッケンJr「残るはマシリトって野郎だけだ!!」パシッ
77 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:19:44.09 ID:OH3g7B7Co
キン肉マン「おおーっい!みんなぁ!!」

ブロッケンJr「おお、キン肉マン!勝負はついたようだな。」

キン肉マン「ああ。みんなの犠牲があっての勝利だ。手放しでは喜べんよ。」

ナチグロン「でもウォーズマンさんとリキシマンさんは生きてたんですよ!」

ブロッケンJr「それでもやはりテリーマンとロビンマスクは・・・チクショウ!!」ガッ

ラーメンマン「・・・」

キン肉マン「そっちの方は?」

ブロッケンJr「ああ、悪魔超人が何人かやられたようだ。」

キン肉マン「そうか・・・」


リキシマン「おおーっい、キン肉マン!!」たったっ

キン肉マン「おお!リキシマン!!みんなは無事に救出できたか?」

リキシマン「まぁな。みんなの着替えに手間取って遅くなってしまった。」

アカネ「俺に感謝しろよな!俺の服と下着貸してやったんだからよ!」

ブロッケンJr「ん?着替え?」

リキシマン「まぁ細かい事は気にするな!」


キノコ「・・・」しがみつき

ウォーズマン「・・・」コーホー

ビビンバ「もう離さないんだから!!」しがみつき

ウォーズマン(歩きづらい・・・)コーホー


アラレ「リキオっち・・・」ぶるぶる

リキシマン「俺はもう大丈夫だ。心配かけたなアラレ。」

Dr.カオス「わしも平気じゃ!バーダックよ、心配かけたな。」

バーダック「へっ、じいさんは殺しても死なねぇだろ。」

Dr.カオス「わっはっは!半分は正解じゃの!」

ドランパイア「わしも無事に助かったぞ!」


ツルリン「ラーメンのおじさん!」だっ

ラーメンマン「おお!ツルリン、無事だったか!!」

ツルリン「あたしは平気ある。でもナツコさんとローラさんが・・・」

ラーメンマン「なに?」

ミート「二人ともテリーマンとロビンマスクを目の前で惨殺されたから・・・それで。」

ナツコ「・・・」

ローラ「・・・」

ラーメンマン「・・・気の毒に。」

キン肉マン「おのれマシリトめ〜、全てはあいつの仕業じゃい!!あいつさえ妙な発明しなければこんな事には・・・」ググ


Dr.マシリト「呼んだか?」ぬっ

リキシマン「マシリトォ!!!」
78 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:20:30.84 ID:OH3g7B7Co
Dr.マシリト「どうやらコウモリ道士もハイドラキングも倒されたようだな。」

リキシマン「残るは貴様だけだぁ!!」

Dr.マシリト「ふん!貴様らにいい事を押してやる。」ポチ

キン肉マン「いい事だとぉ?さっさとこっちに来い!」


Dr.マシリト「ワシもそこにいる女どももゲンゴロウ島にあるペンギン村という所に住んでいた。」

Dr.マシリト「ヘドが出るくらい平和で退屈な所だった。」

ヒヨコ「そうよ!その平和をあなたが壊したんでしょ!!」

Dr.マシリト「黙れマンズリ女!ワシがしゃべってるだろうが!」


Dr.マシリト「だからワシはその退屈な日々をぶち壊すために世界征服を計画した。だがそこにいるアラレにことごとく邪魔された。」

リキシマン「アラレに?」

Dr.マシリト「お前らは知らんだろうがアラレは則巻千兵衛という変態科学者が作ったロボットだ。」

リキシマン「何だって!?」

アラレ「え!」


アカネ「何を言い出すかと思えば・・・そっちのアラレは千兵衛博士の妹だろ。」

Dr.マシリト「ふふ・・・まぁいい。何にせよワシの野望はそこのアラレにことごとく邪魔されたのだ!」

ヒヨコ「ふん、いい気味だわ。」

Dr.マシリト「だからマンズリ女は黙っていろ!」

アカネ「オ〇ニー姫は少し黙ってな・・・」キヒヒ

ヒヨコ「・・・」///

ゴーレムマン「???」


Dr.マシリト「だがある日ワシに転機が訪れた。なんでも願のかなう龍球というのを見つけた。」

Dr.マシリト「わしはさっそくアラレを倒してくれるようお願いしたが神の力を超えてるとかで無理だった・・・」

リキシマン「・・・」

Dr.マシリト「だから代わりにワシはワシの科学力をあげてもらうようお願いした。その願いは叶ったよ。」

Dr.マシリト「願いをかなえると龍球はどこかへ飛んで行ってしまった。」


Dr.マシリト「そこでワシは打倒アラレを目指して発明を続けていると、偶然にも超音波発生装置で次元に壁を開ける事が出来た!」

ディケイド「!!」

Dr.マシリト「そこで知り合ったハイドラキングにサタンキングの封印を解くよう言われ封印を解いてやった。」

Dr.マシリト「その見返りに何人かの女を残し、ペンギン村の連中をサタンキング一味が皆殺しにしてくれてわ!!わっはっは!」

リキシマン「何てひでぇことしやがる・・・」

アラレ「・・・あたしは、あたしはどうなったの?」

Dr.マシリト「貴様か?貴様はピノキオ銃で人間にしてくれたわ!だが他の奴らと一緒に牢に入れていたはずがいつの間にかいなくなってたな。」

Dr.マシリト「だから貴様だけは洗脳銃を使えなかったのだ。」


ディケイド「だいたい分かった。時空のゆがみはそのタイミングから出来たのか。そしてこの世界に時間軸は集約しはじめた。」

Dr.カオス「つまりそのタイミングこそ過去と未来の因果を断ち切れる唯一のタイミングってわけか。」

ディケイド「ああ、この世界の崩壊を救う唯一のタイミングだ。」

Dr.カオス「ふむー・・・」
79 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:22:11.75 ID:OH3g7B7Co
ディケイド「マシリト博士、あんたも時空のゆがみの影響を受けているな。」

Dr.マシリト「なんだと?そんなもの受けておらんわ!」

ディケイド「だったらハイドラキングやサタンキング達はどこから来たんだ?元からペンギン村にいたのか?」

Dr.マシリト「ん?それはワシが次元に壁を空けたからそこから来たんだろ。」


ディケイド「アラレちゃんの世界とキン肉マンの世界・・・本来は別々の世界だ。」

ディケイド「だがお前が時空をゆがませたせいでいくつかの世界の融合、つまり世界の崩壊が始まった。」

Dr.マシリト「んん?」


ディケイド「このキン肉マンの世界で起こっている事・・・この世界の住人の記憶が時間軸の違う別の世界の自分の記憶で上書きされている。」

ディケイド「マシリト、あんたもアラレちゃんの世界のマシリトの人格が上書きされているに過ぎない。」

アカネ「やっぱり・・・」

ヒヨコ「じゃああたしの見た記憶は、別の世界のあたしが体験した事・・・」


キン肉マン「じゃあ本来のマシリトの人格を持ったアラレちゃんの世界のマシリトはどこにいったんだ?」

ディケイド「アラレちゃんの世界ごと消滅してしまっているだろうな。」

ディケイド「アラレちゃんの世界だけじゃない。幽幻道士の世界や13日の金曜日の世界、いくつもの世界が融合している。」


リキシマン「なんて事だ・・・しかし融合する世界はどうやって決まったんだ?」

ディケイド「おそらく聖ジュエルの力だろうな。」

リキシマン「聖ジュエル。これか?」

ディケイド「ああ。融合を阻止する為にこの世界のみえない力が働いて聖ジュエルのある世界を引き寄せたんだろうな。」

Dr.カオス「するとこれもそうか・・・金目の物と思いずっと持っておったのじゃが。」スッ ラピスラズリ

リキシマン「ラピスラズリ・・・おそらくこれもそうだろう。」



Dr.マシリト「うわぁーっはっはっは!わけのわからん長話ご苦労だったな!おかげで時間がかせげたよ!」

キン肉マン「なんだと?」

Dr.マシリト「このスタジアムに3つの爆弾を仕掛けてある。」

リキシマン「なんだと!」

Dr.マシリト「強力ゆえに起爆まで時間がかかるんだが、うまく時間が稼げたよ。あと5分で木っ端みじんだ。」


リキシマン「ふざけるな!スタジアムにはまだお前の仲間だっているじゃねぇか!!」

Dr.マシリト「知らん。ワシさえ生きていればあとはどうなろうが知ったこっちゃない。」

キン肉マン「おのれ〜・・・」


アナウンサー「大変な事が判明しました!場内の方は速やかに避難してください!!」


Dr.マシリト「うわぁーっはっはっは!」
80 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:23:55.54 ID:OH3g7B7Co

Dr.マシリト「さらばだ!」バシューー

リキシマン「ぐう!ロケットで!!待てぇ!!」


ラーメンマン「待つんだ!まずは爆弾の処理が先だ!」

リキシマン「爆弾の処理か!くそう!!」

キン肉マン「ねね、ブラックホールのロケーションムーブでみんな非難するってのは?」

ラーメンマン「爆弾はスタジアムに残る。おそらくニューヨークの街は木っ端みじんになってしまうだろう。」

キン肉マン「ひぃええ〜!!」

ブロッケンJr「モタモタするな!爆弾を探すぞ!!」


カレイヤス「うむ、わたし達も協力しよう。」

バッファローマン「我々悪魔超人もだ。マシリトの思い通りにしてなるものか!」

ブラックホール「うむ。」


ラーメンマン「よし、爆弾を見つけた者は爆弾に超人パワーを送り込んで爆弾を鎮圧化するんだ!」

リキシマン「おお!」ダッ


爆弾すべて回収


リキシマン「これで最後だな。」パワワワ

ブロッケンJr「意外に早く見つかって助かったぜ。」

ミート「でもマシリト博士は逃げちゃいましたよ・・・」

ナチグロン「また新たな悪の超人を引き連れて襲ってくるんですか〜?」

キン肉マン「ぐうう・・・」


ヤマカーン「リキシマン。」ザッ

リキシマン「おお、軍師ヤマカーン。」

ヤマカーン「我らサイコー超人軍団も援軍にと駆け付けたが、あまり力になれず申し訳なかった。」

リキシマン「なんのなんの、爆弾の一つもヘルナイトが見つけてくれたんだ。ごっつぁんです。」

ヤマカーン「そうか。お前達には今のような悪しき者との戦いがこれからも続くのであろう。」

リキシマン「まぁな。」


81 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:27:56.66 ID:OH3g7B7Co
ヤマカーン「では我々は宇宙の海に戻るとしよう・・・武運を祈る。」

チカーラ「またな。また勝負しよう。」

リキシマン「ああ。」

アクス「・・・」

ヘルナイト「アクス、何をしている。行くぞ。」

アクス「は、はい!」

アクス(六本腕・・・あたしをかばって・・・)


ゴゴゴゴゴゴゴゴ



金おじいさん「じゃあわしらも中国に帰るとするかのお。」

チビトラ「ええー、もっとゆっくりしていこうよ。」

金おじいさん「ならん!まだ帰ってする事が山のように残っておるわ!」

スイカ頭「ひぃええ〜。」

マーボおばあさん「はっはっは。ワシは帰ってすぐに寝たいのお。」


トンボ「あ、リキシマンさん。これ、コウモリ道士が持っていました。」

リキシマン「おお、ごっつぁんです!」

トンボ「アラレさん・・・またね。」

アラレ「うん、トンボ君もお元気で。」
82 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 13:29:31.47 ID:OH3g7B7Co
試合が終わり各々が自分の世界に帰っていく


ディケイド「ウォーズマン、またな。」

ウォーズマン「ああ。助かったよ。」


アマゾン「アトランティス、トモダチ。」パッ

アトランティス「もう行くのか?」

アマゾン「まさひこが待ってる。」

アトランティス「そうか。また一緒に暴れようぜ!」パッ


Dr.カオス「リキシマン、これも渡しておこう。」

リキシマン「これは?」

Dr.カオス「時空消滅内服液(改)じゃ。」

リキシマン「なんだそれは。」

Dr.カオス「古代より伝わる暗殺魔法薬で、飲んだ者をこの世に生まれてこなかったものにしてしまう恐るべき魔法薬じゃ。」

リキシマン「!!」

Dr.カオス「こいつを飲むと歴史の流れに沿って段階的に時間を逆行し、最終的には生まれる前まで戻って消滅してしまうんじゃ。」

Dr.カオス「元に戻るにはこの世との縁、つまり因果を強めるしかない!」

リキシマン「そんな恐ろしい物をどうしようってんだ!?」


Dr.カオス「安心しろ、こいつは改良版じゃ。飲んだ者の最も因果のある時間に肉体を逆行させてくれる。」

リキシマン「しかし消滅してしまうんだろ!?」

Dr.カオス「そこも大丈夫じゃ。お前さんが戦った朱天・・・なんじゃったかのお、まぁそいつのエネルギーを少し頂いて改良した。一定時間たつと元の時間に戻る。」

リキシマン「ほぉ・・・つまり話の流れからしてアラレ達に関わった連中が飲めばマシリトとの因縁の時間に戻れるってわけだな?」

Dr.カオス「おそらくな。そこでサタンキング達を倒せば、別の世界のアラレちゃん達との因果を断ち切れる!」

リキシマン「なるほどな・・・」


Dr.カオス「だが注意が必要じゃ。おそらくだが、アラレちゃん達との因果を断ち切るとバーダックは消滅する。」

リキシマン「な、なぜだ!?」

Dr.カオス「あやつはおそらくアラレちゃん達と同じ世界の住人じゃ。だがこの世界では存在すらしていない。」

Dr.カオス「その証拠にあやつはこの世界で暮らしていたつながりが一切ない。」

リキシマン「確かにアラレやアカネは普通に高校に通っていたな・・・」

Dr.カオス「そしてこの世界に引き寄せられた者は誰かしらが聖ジュエルを持っていた。」

Dr.カオス「だがアラレちゃん達は誰も持っていない。その代わりバーダックが聖ジュエルを持っていた。」

リキシマン「・・・」


Dr.カオス「アラレちゃん達の世界の因果を立ち切れば彼女らの記憶の上書きは無くなるじゃろう。」

Dr.カオス「だがそれと同時にこれまでの記憶を全て失ってしまうかも知れん・・・」

リキシマン「これまでの俺達との記憶か・・・」

Dr.カオス「どうするかはよく考えて決める事じゃな。」

リキシマン「・・・」
83 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:05:31.34 ID:OH3g7B7Co
アベル「でぇやぁ!ティアラはどこだ!!」ガチャ

リキシマン「な、なんだこいつは!」

アベル「・・・あれ?ここがガイムの中か?」ガチャ きょろきょろ

アラレ「ほよ・・・」


リキシマン「何なんだお前は・・・」

アベル「オイラはアベル!やい!ティアラをどこにやった!」

リキシマン「ティアラ?知らんよ。」

アラレ「うん。」

アベル「・・・確かにティアラをさらってった奴とは感じが違うな。」


リキシマン「・・・」

Dr.カオス「もしやこ奴も時間軸のゆがみの生んだ被害者なんじゃ・・・」

リキシマン「かもな。そのうち俺達の記憶も普通にこいつを受け入れてくんだろうな。」


アベル「・・・ここどこだ?」キョロキョロ

アラレ「ここは地球の日本って国だよ?」

アベル「日本?・・・君達アリアハンって知ってる?」

アカネ「知らねぇよ。」

リキシマン「・・・こいつが最後の聖ジュエルの鍵か。」





Dr.カオス「つまりカエルみたいな化け物に幼馴染をさらわれて追いかけてたらここに来たと。」

アベル「あ、ああ・・・」

リキシマン「しかしアリアハンもガイムも全く分からんからな・・・ラーメンマンも知らなかったし。」

アベル「・・・」


リキシマン「まぁ何か分かるまでここにいな。」

アベル「でもオイラ早くティアラを助けないと!」ガタッ

リキシマン「まぁまぁ。ここにはお前みたいな奴がいっぱいいるし、ゆっくりしていけや。」

Dr.カオス「ここはお前さんみたいな時の迷い人が集う場所じゃ。とにかく今は待つんじゃ。」

アベル「くぅぅ・・・」

バーダック「・・・」
84 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:07:13.71 ID:OH3g7B7Co


Dr.カオス「決心がついたんじゃな。」

リキシマン「ああ。やはりこのままじゃアラレ達が可哀そうだ!」

アラレ「リキオっち・・・」

リキシマン「それにバーダックだって自分の世界に戻ってやりてぇ事があるはずだ!」

バーダック「・・・」


Dr.カオス「前にも言ったがこいつを飲めば対象者の最も因果のある時間に肉体を逆行させてくれる。」

リキシマン「しかしどうやって対象者が決まるんだ?」

Dr.カオス「そうじゃな。実際にやってみた方が早いな。アラレちゃん達に深く関わった者たちを呼んでくれ。」





ザ・魔雲天「なんだなんだ?」

ラーメンマン「・・・」ズルズル

ウォーズマン「ついに例の薬を使って過去に戻るのか。」

ペンチマン「過去に戻る?いつにだ?」

レオパルドン「ふむ?」


Dr.カオス「さぁてお立合い!今から時空消滅内服液(改)の使い方を説明するよ!」

Dr.カオス「そこのお嬢さん!この皿に移した時空消滅内服液(改)を見てもらえるかな?」

ヒヨコ「こお?」ひょい


水面にはDr.マシリトに蹴飛ばされ、コンドルサタンに惨殺される少年の映像が浮かび上がった


ヒヨコ「こ、これは・・・!」

Dr.カオス「それがお前さんにとって最も因果のある時間じゃ。」


Dr.カオス「あとはこの薬を飲めば時間を逆行できる。」

リキシマン「ようし!みんなで殴り込みだ!」

Dr.カオス「待て!この薬はヒヨコという娘と深い関係にあった者しか飲んではいかん!」

リキシマン「な、なぜだ!」

Dr.カオス「前にも言ったが元の時間に戻るにはこの世との縁、つまり因果を強めるしかない。」

Dr.カオス「関係の希薄な者が飲んでは元の時間に戻れなくなってしまうぞ!」

リキシマン「・・・そうか。それでみんなを集めたのか。」
85 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:08:09.39 ID:OH3g7B7Co
Dr.カオス「あとはアラレちゃんだけじゃな。」

アラレ「はい。」すっ


アラレ「あれ?あたしの顔しか映らないよ?」

Dr.カオス「えーっ?おっかしいなぁ?故障かな?」

リキシマン(やはりマシリトの言った通りアラレはアラレの世界ではロボットだったのか・・・?)

リキシマン(だから他の奴みたいに記憶が上書きされなかったのか・・・)


アベル「えー、どれどれ?」ひょい

Dr.カオス「これ!のぞいてはいかん!!」


水面にはアベルから少女を奪い去る緑色の化け物が映し出されていた


アベル「こ、これは!ティアラ!!」

Dr.カオス「あーあ、これが最後だったのに・・・仕方ない!他の者で時間をこえてアラレちゃんの世界を救ってくるのじゃ!」

リキシマン「まぁ今回は俺は留守番だな。みんな気を付けて行けよ。」

アラレ「無茶しないでね。」

アカネ「たっしゃでなー。」


ポリー「ダーリン、あたしの為に・・・」

ザ・魔雲天「おう!任せときな!」


ビビンバ「ウォーズマン、気を付けてね。」ぎゅっ

ウォーズマン「ああ、留守を任せたぞ。」


ヒヨコ「みんな・・・あたしの為に・・・」ぐす

ペンチマン「まぁ軽くひねってくるぜ。」

レオパルドン「姫はここで紅茶でも飲んで待っててください。」

キャノンボーラー「クッキーも食べてて下さい。」

ゴーレムマン「いつもどおり オ〇ニー してお待ちください」

みんな「!!」


Dr.カオス「と、とにかく・・・10ターンで君達の肉体はこの時間に戻ってくる。」

Dr.カオス「それまでにサタンキングを倒すのだ!倒せばアラレちゃんの世界との融合がなくなる。」

リキシマン「そしてDr.マシリトはただのおっさんに戻るってわけか・・・」


みんな「」ごっくん


Dr.カオス「いいか!10ターンだぞ!」


シュンッ
86 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:10:17.21 ID:OH3g7B7Co



Dr.カオス「前にも言ったが元の時間に戻るにはこの世との縁、つまり因果を強めるしかない。」

シュンッ

Dr.カオス「うお!」

リキシマン「おお!!?」

Dr.カオス「消えたと思ったら急に出てきおった!」


ウォーズマン「おい、リキシマン!マシリトはどうした!」

リキシマン「マシリト?何だそれは?」

ウォーズマン「何を言ってるんだ!俺達をさんざん苦しめた悪の科学者じゃないか!」

リキシマン「誰だ?」

ラーメンマン「・・・おそらく作戦は成功してマシリト博士は悪の科学者ではなくなったのであろう。つまりアラレちゃんの世界の干渉は無くなった。」


ウォーズマン「じゃあサタンキングはどうした?」

リキシマン「サタンキング?黒幕のハイドラキングもまとめて退治したじゃねぇか。」

ラーメンマン「マシリト博士の関与が無くなってもサタンキングやハイドラキングとは戦う運命にあったようだな。」

ウォーズマン「そうか。」


ペンチマン「これで全てが救われたのか?お前ら変わりはないか?」

レオパルドン「うん?」

キャノンボーラー「わずかだが力がついたようだ。」ググ

ヒヨコ「みんな大丈夫?」

キャノンボーラー「姫・・・」

ゴーレムマン「姫 俺が 守る」

ヒヨコ「うん!ひとりぼっちだったあたしとずっと一緒にいてくれるのはみんなだけだもんね!」

レオパルドン「うん?」

ペンチマン「そうか・・・マシリト博士の関与が無くなった分、俺たちは違う形でヒヨコ姫と出会っていたのか。」

ペンチマン「おそらく他のみんなも・・・」


Dr.カオス「ところでこの液体はなんじゃったかの?」

リキシマン「うん?過去の因果がどうとか言ってたじゃねぇか。誰の・・・?」

アベル「きっとオイラの事じゃないか?」

リキシマン「そうか。アベルの過去の因果を断ち切る為にカオスのおっさんが魔法薬を調合してくれたんだったな。」

アラレ「きっとそうだよ!」

Dr.カオス「・・・そうじゃったかな?まぁそうなだろうな!わっはっは!!」


リキシマン「そういや誰か忘れてる気がするが・・・」

リキシマン「分かんねぇけど、なぜか涙が止まらねぇ!!」

アラレ「あ、あたしも・・・」うう

アラレ「グス、ところで何でトパーズが机の上に置いてあるの?」

リキシマン「おっと!聖ジュエルも残りひとつ!何が起こるかわかんねぇが全部集めてやるぜ!」

アラレ「うん!」


ラーメンマン(バーダックは自分の時間軸に戻ったようだな。)

ウォーズマン「・・・」コーホー

ラーメンマン「バーダック・・・星の未来と、そして自らの運命を変えれれば良いが。」
87 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:19:27.50 ID:OH3g7B7Co
パン工場前


バーダック「・・・」

バーダック「・・・」キョロキョロ

バーダック「ここはどこだ・・・惑星べジータではなさそうだが・・・」


???「ムム!なんだお前は!」

バーダック「この声は!フリーz」

ばいきんまん「お前、アンパンマンの仲間か!」

バーダック「じゃない・・・なんだあの宇宙船に乗った黒いのは。」


士「あいつの名前はばいきんまん。この世界の悪の親玉だ。」ザッ

バーダック「士!どうなってんだ!俺はリキシマン達の世界から自分の世界に戻るんじゃなかったのか!?」

士「さぁな、俺にも分からん。だが俺のこのコックの格好。おそらくこのアンパンマンの世界で何かやる事があるんだろうな。」

バーダック「アンパンマンの世界だと!?」


ばいきんまん「お前ら、ごちゃごちゃうるさいぞ!やっつけてやる!!」グイン

アンパンマン「やめるんだ!ばいきんまん!!」

ばいきんまん「出たなアンパンマン!!」


バーダック「また変なのが出てきやがったぞ。」

士「彼がこの世界の正義の味方、アンパンマンだ。」

バーダック「アンパンマン?」


ばいきんまん「行けぇ!かびるんるん!!」

アンパンマン「君達は下がってて!!危ない!!」
88 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 14:25:03.01 ID:OH3g7B7Co


アンパンマン「うう・・・顔がふやけて力が出ない・・・」

ばいきんまん「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!!パン工場に細菌をバラまいてやったから新しいパンは作れないぞ!」

バタコ「ごめんなさい・・・アンパンマン。」


ちくりん「どうしたどうした!」

べろべろまん「うっへっへっへっへ。たこるんるんにパワーを吸われて力が出まい。」

バーダック「くそっ・・・!数が多い!」


アンパンマン「ぼくは・・・ぼくはどんな事があっても負けないぞ!」

アンパンマン「最後の最後までみんなの為に戦う!!」

士「さすが愛と勇気が友達のスーパーヒ―ロー。どんなピンチにもくじけたりしない。どこぞの卑怯バイキン野郎とはえらい違いだな!」


ばいきんまん「なんだなんだ!なんなんだお前は!」

士「俺か?通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!変身!!」バッ


「カメン ライド ディケェーーイド」


ディケイド「受け取れ!アンパンマン!!」


「アタック ライド アンパンマンノカオ!」


アンパンマン「ありがとう!これで元気百倍だ!!」

ばいきんまん「まさか!!」

アンパンマン「行くぞぉ!!アーンパーーンチ!!」


「勇気の花」を手に入れた
89 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 15:38:14.13 ID:OH3g7B7Co
水戸黄門の世界


夏山「じじい!ここをどこと心得る!奉行所なるぞ!」

光圀「黙りなさい!そなたの悪事、すでに露見しておるわ!」

夏山「なんだと!!」

士「おさわも清之助も無事だ。宿屋の主、幾造との事も二人が全部話してくれた。観念するんだな。」

夏山「何奴!!」

士「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ。変身!!」バッ


「カメン ライド ディケェーーイド」


格之進「鎧男!士、お主であったか!」

夏山「ええい!者ども!!この怪しげな鎧男をジジイもろとも斬り捨てい!!」

手下の武士たち「はは!!」

光圀「助さん!格さん!馬亜脱句さん!少し懲らしめてやりなさい!」

助三郎&格之進「はは!」

バーダック「ああ、俺もこいつらは気に入らねぇ。」グッ


夜叉王丸「馬亜脱句、お主の相手はこのわたしだ。」ぶわぁぁ

バーダック「鳴神の夜叉王丸・・・やはり貴様もいたか・・・」

夜叉王丸「鬼若の他にもお前のような使い手がいてわたしは嬉しいぞ!」ゴウッ

バーダック「くっ!」バシュー ドガッ


海東「この世界のお宝、印籠は僕のものさ。」

ディケイド「・・・」ブゥン ガシャン


「アタック ライド インロウ!」


海東「あ!!」


「手ぬぐい」を手に入れた
90 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 19:35:17.67 ID:OH3g7B7Co
薬師寺


ビギギギギギ


テリーマン「な、なんだ!空間に亀裂が!!」

セメントス「なんという禍々しいオーラじゃ!!」

リキシマン「来る!!」


ドガーーーン


ブラックゼウス「力こそパワーだぁ!!!」

リキシマン「何だあいつは!!」


ブラックゼウス「・・・メディアの超パワーで時空の狭間に吹き飛ばされたが・・・ついてるぜ。聖ジュエルの反応だ。」

ブラックゼウス「おとなしく聖ジュエルをだせぇ!!」

ウォーズマン「聖ジュエルだと!!?」

リキシマン「あいつは・・・この聖ジュエルを狙ってこの世界に来たってわけか?」

アラレ「・・・リキオっち。」


リキシマン「へっ、お前みたいなワケわかんねぇ奴に渡せるかってんだ!」

ブラックゼウス「ほぅ、この俺に刃向うと言うのか。カーネルダァーク!!」バッ


ボボボッ


ブラックゼウスの周りを12の黒い炎が取り囲む


Dr.カオス「何じゃあの黒い炎は!!」

ブラックゼウス「カーネルダークよ。少しあいつらと遊んでやれ。」
91 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 19:37:37.72 ID:OH3g7B7Co

ブラックゼウス「んん?」

ヒヨコ「・・・へっ?」

ブラックゼウス「でぇやぁーーー!!」バァァ


ガシ


ヒヨコ「きゃあ!!」

ブラックゼウス「グッフッフッフ、美しい者も全て俺のものだ。」

ペンチマン「く!姫を離せ!変態野郎!」

レオパルドン「ヒヨコ姫!!」

ブラックゼウス「面白い。ならば力づくで取り返してみろ。二人がかりでも構わんぞ。」

リキシマン「おのれ!」ダッ

ブラックゼウス「カーネルダーック!!やれぇ!!」

蚤ノフ王「分かったノミノフ!」


バーダック「・・・相変わらず面白い事やってんな、リキシマン。」

リキシマン「お前は誰・・・ん・・・あ、ああ!!」

テリーマン「・・・おお忘れていた記憶が蘇っていく。」

ラーメンマン「なに!まさかリキシマン達が無くしたバーダックの記憶を取り戻しているだと!」

ウォーズマン「時空の歪みを修正した時点でリキシマン達の記憶からバーダックは消えているはず・・・」


士「心の中の思い出が失われた過去や未来を創りだす・・・おそらくまた新しい時間が生まれたんだろうな。」

ラーメンマン「するとまたマシリト博士が悪さを・・・」

士「いや、それはないだろう。悪さをするマシリト博士のいない世界でバーダックとの思い出が再構築されているんだ。」


リキシマン「そのマシリトってのがよく分からんが、バーダックと一緒に戦った記憶が俺にはある!」

テリーマン「わたしもだ!」

士「ほらな。」

ウォーズマン「おお・・・じゃあまたバーダックと一緒に戦えるのだな!」

士「それはないな。俺やバーダックは様々な世界を旅する旅人だ。ここでのすべき事・・・つまりブラックゼウスの野望を阻止する事で俺達はまた別の世界に行く。」

ラーメンマン「そうか。しかしバーダックは自分の世界でフリーザを倒したのか?」

士「まだだ。おそらくそれがバーダックの旅の終着点だ。」

鳴滝「グフフ、ディケイド!ここがお前の旅は終わるのだ!」


ブラックゼウス「かかれーーー!!」

カーネルダーク達「おお!!」
92 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 19:43:26.89 ID:OH3g7B7Co

バーダック「・・・」きゅっ

マングス珍「グース、グスグス!俺は弱い奴を痛ぶりゴロすのが趣味でなぁ。弱そうなてめぇをジワリジワリとなぶりゴロしてやるぜぇ。」

バーダック「・・・言いたい事はそれだけか?最期の言葉にしては冴えねぇな。」

マングス珍「なんだと!!思い知らせてくれる。」スチャ


マングス珍「そりゃああ!!!」バァ


ピタ


マングス珍「なに!?剣を受け止めやがった!」

バーダック「おせぇ・・・夜叉王丸の太刀筋に比べたらあくびが出るぜ。」ズンッ

マングス珍「ぐぇぇえ!!」


バーダック「でやぁ!」ドゴォ

マングス珍「ぶほっ!!」

バーダック「そら!どうした!!」ズンッ

マングス珍「ぐおお・・・」ヨロ

バーダック「悪くは無いが・・・俺の敵ではないな。」 ピコン


バーダック「これで最後だぁ!!」バシューー

マングス珍「ま、待てぇ!!」


ボシュゥゥゥ


しゅう〜


バーダック「・・・」


シュタッ


バーダック「・・・あっちだな。」ピピピピッ


バシュゥーー
93 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 19:51:40.89 ID:OH3g7B7Co

バーダック「次の相手はお前か。」

チカーラ「お、おお・・・こいつは手強いぞ。気を付けろ。」

バーダック「へっ。」


ドゴォ


狼ュール一世「ぐ・・・お主、出来るな。」

バーダック「・・・」ピコン


バシュ――


狼ュール一世「くっ!」サッ

チカーラ「おお・・・」げほっ


狼ュール一世「・・・」ブツブツ

チカーラ「ん?」

バーダック「!!よけろ!!」


狼ュール一世「くらえ!魔剣斬撃!!」ズバァァァァ

バーダック「く!!」ブシュッ


チカーラ「」ブシューー

バーダック「・・・!」


狼ュール一世「これで1対1になったな。」スチャ

バーダック「・・・」


狼ュール一世「ふんっ!」シュゴッ


サッ ガシ


狼ュール一世「!!」

バーダック「でやぁぁぁ!!」バァァ


ガキィ


狼ュール一世「うぐ!!何だこれは!!」

バーダック「・・・この世界の奴が使っているスピニング・トーホールドって技だ。」ググ

狼ュール一世「ぐおお!!」グギギ


狼ュール一世「ぐ・・・げ、幻魔影狼!」ぶわぁぁぁぁ

バーダック「む!」

狼ュール一世の影達「・・・」

バーダック「な!分身の術か!」バッ

狼ュール一世「かかったな。」バッ

バーダック「しまった!」


消える影達


狼ュール一世「さぁ続きといこうぜ。」サッ

バーダック「く!夜叉王丸の分身からか・・・!妙に警戒しちまうぜ!」
94 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 19:59:26.10 ID:OH3g7B7Co

バーダック「でやぁぁ!!!」バシューーン

狼ュール一世「ぐぁ!!」


ドサッ


狼ュール一世「強いな、お前。その力があれば天をもつかめよう。神にだってなれるはずだ。」

バーダック「・・・興味ねぇな。」グッ

狼ュール一世「惜しいな。宝の持ち腐れか。」


狼ュール一世「ならばここで食い殺されるのも運命だろう!」グワァ


ガブッシュ


バーダック「・・・っく!」

狼ュール一世「・・・」くっちゃくっちゃ


バーダック「くらぇぇ!」ピコーーン


ドォォン


狼ュール一世「・・・ぐふ!」


バーダック「・・・」スタッ

狼ュール一世「・・・これまでか。」


バーダック「・・・楽しかったぜ。」ピコーーン


ドォォン


狼ュール一世「」ドサッ

バーダック「・・・」


ボシュゥゥゥ


しゅう〜


バーダック「・・・」ピピピピッ

バーダック「キン肉マンめ。ひとりで戦っているのか。」バシュゥーー
95 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:06:50.63 ID:OH3g7B7Co

キン肉マン「どおりゃあ!」ズガッ

獅子チヌス一世「うぐ!」


ブラックゼウス「・・・」

獅子チヌス一世「くっ・・・どうしたブラックゼウス!」

ブラックゼウス「うがぁーー!!」バァァァァ

キン肉マン「おわっ!」

ブラックゼウス「・・・これで10人のカーネルダークの力が俺に宿った。」

獅子チヌス一世「そうか。みんなやられてしまったのか。」

ブラックゼウス「そして新たな敵も出現した。」


バーダック「・・・」スッ

キン肉マン「おお!バーダック!!」


バーダック「でやぁ!!」ピコーーン

ブラックゼウス「む!」ドガン

キン肉マン「ええど!」


ブラックゼウス「こんなものか・・・」ニヤ

バーダック「なに!?」

ブラックゼウス「ぬぅぉぉぉ・・・でやぁぁ!!!」バァァァァ

バーダック「ぐわ!」ドガッ

キン肉マン「のう!」ドガッ

ミート「何て破壊力だ・・・」


バーダック「なめるなぁ!!!」ババババッ

ブラックゼウス「く!」


ブラックゼウス「・・・どうやら残りのカーネルダークも全て倒されたようだ。」バァァァァ

獅子チヌス一世「それは光亀帝のタートルアーマー・・・残ったカーネルダークはわたしだけか・・・」

リキシマン「そうゆうこった。」ズッ

リキシキョンシー「ふぁ!」ドン

キン肉マン「おお!リキシマン!!」


96 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:07:32.89 ID:OH3g7B7Co
キン肉マン「どっせい!」グイッ

ブラックゼウス「む!」


ズンッ


キン肉マン「リキシマン!いくぞ!」

リキシマン「おお!」バァァ

ブラックゼウス「発動!タートルアーマー!!」にゅう

キン肉マン「ゲーッ!鎧の中に頭と手足を隠しおった!」

リキシマン「ぐ、ぐむぅ・・・」


獅子チヌス一世「今だ!くらえ!!」ボォォォォォ

リキシマン「うお!」

リキシキョンシー「ふぉっ!」ドン

リキシマン「お、お前!」


ボォォォォ


リキシキョンシー「」バタ

獅子チヌス一世「どうやら死体野郎は仕留めたようだな。」

リキシマン「おのれ・・・くらえ!!」ビターーン

獅子チヌス一世「ぐ!!」

リキシマン「ルービックキューブ張り手!!!」ドゴゴゴゴゴゴゴゴ

獅子チヌス一世「がぁぁぁ!!!」


バタ


獅子チヌス一世「・・・おのれ。」


ボシュゥゥゥ


しゅう〜


アラレ「残りはブラックゼウスだけ!」

ヒヨコ「お願い!ペンチ達の敵をとって!」


ブラックゼウス「そらぁ!」ドガァ

バーダック「ぐわぁ!」

ミート「バーダックさんがラリアートで吹き飛ばされた!」


リキシマン「バーダック!ルービックキューブ張り手!!!」バァァ

ブラックゼウス「甘い!!」にゅるん

リキシマン「ぐっ!頭を鎧の中にひっこめやがった!」

キン肉マン「何て奴だ。」
97 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:15:49.23 ID:OH3g7B7Co

ブラックゼウス「フフフフ。」にゅっ

キン肉マン「今じゃい!」ダッ

リキシマン「おお!」ダッ ガシ

ブラックゼウス「無駄だ!!」にゅるん

キン肉マン「おわ!」


ブラックゼウス「これでもくらえ!・・・ドラドラドラドラ・・・」ピカァーー

キン肉マン「おお、ブラックゼウスの冠の角が光った!これは」

ブラックゼウス「くらえ!!ダァブル、ドォラホォーーーン!!」バシュゥーー

リキシマン「あぶねぇ!キン肉マン!」ドン


ドガァァァァン


リキシマン「ぐぉぉぉぉぉ!」ドサッ

アラレ「リキオっち!!」


リキシマン「・・・まだまだ。」ググ

ブラックゼウス「お。」

リキシマン「まだ倒れるわけにはいかん!!」ボワァ

ブラックゼウス「ふふふ・・・これまたうまそうな聖理力だ。」ぺろり


ブラックゼウス「頂きだぁ!ジュラヘェェッド!!」グァキィ

リキシマン「ぐおおおお!!」ブシュゥー

キン肉マン「レオパルドンに続いてリキシマンもパワーを吸収されていく!!」

ブラックゼウス「凄い!凄いぞぉ!!このパゥワァーーー!!」


ブラックゼウス「貴様の聖理力頂いたぞ。」グァキ

リキシマン「う・・・うぐ。」ヨロ


キン肉マン「そうら!」ダッ ガシ

ブラックゼウス「!!」

キン肉マン「いくぜ!!」バァァァァン


キン肉マン「ネオキン肉バスター!!」くるっ

ブラックゼウス「無駄だ!」にゅるっ

キン肉マン「あわわ、手が引っ込んじゃった!」ズテッ

ミート「王子!また甲羅の中に手をひっこめたんですよ!」

コニタ「キン肉マン先生、しっかり!」
98 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:16:50.00 ID:OH3g7B7Co
ブラックゼウス「せいやっ!」ズンッ

バーダック「うぐ!」

ブラックゼウス「とっておきだ・・・」ポウ


ドゴンッ


バーダック「かはっ!!」ズン


ブラックゼウス「どうした小僧。もうおしまいか?」ズンッ

バーダック「フリーザを・・・フリーザを倒さずしてこのままシネるか!!」ボウッ

ブラックゼウス「ほほう。これまた凄まじい聖理力だな。」


ブラックゼウス「いただきだぁ!ジュラh」

バーダック「でやぁーーーー!!!」バシュゥーーーー


ドスン


ブラックゼウス「うぐ・・・!」

バーダック「でやぁ!」グイ


ズン


ナチグロン「やったぁ!バーダックさんのフロントスープレックスが決まりましたよ!」


リキシマン「いよっし、俺も!」グイ

ブラックゼウス「調子に乗るな!」にゅるん

リキシマン「ぐ!足が・・・!」


キン肉マン「だぁーー!」バァ

ブラックゼウス「ふんっ!」ドゴォ

キン肉マン「うぅおー!」ズン

ミート「王子!!」


キン肉マン「何のぉ〜、火事場のクソ力ぁ〜・・・」ボワァ

ブラックゼウス「なるほど・・・お前もか。」
99 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:18:03.24 ID:OH3g7B7Co
ブラックゼウス「ふんっ!」ガシ

キン肉マン「な!」

ブラックゼウス「これでもう逃げられないぞ。」


キン肉マン「ぐわぁーーーー!!」ブシュゥー

ブラックゼウス「うわっはっはっはっはっは!!」


キン肉マン「ぐ・・・」ヨロ


ブラックゼウス「とどめだ!貴様らまとめてこの世から消し去ってくれる!!」バッ

セメントス「い、いかん!!」

バーダック「く!」

リキシマン「・・・くそ!」

ヒヨコ「もうやめて!」


ブラックゼウス「レインボー・ビーム」ぐっ

ブラックゼウス「ウェェェェェーイb」

シュルルルル グサ

ブラックゼウス「おっと!」サッ

ブラックゼウス「誰だ!ナタなんぞ投げやがった奴は!」

リキシマン「こ、これはジェイソンのナタ・・・あいつ。」
100 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:20:06.90 ID:OH3g7B7Co
ディケイド「よう。」スッ

バーダック「士!お前どこに行ってた!」

ディケイド「ちょっとな。・・・さすが天魔界の悪魔ヘッド。お前達でも手を焼いているようだな。」

ブラックゼウス「貴様・・・!」

ディエンド「特別だよ。」スッ カシャン バキュン


「カメン ライド スーパーゼウス」


スーパーゼウス「・・・」

ブラックゼウス「貴様は!スーパーゼウス!!」

スーパーゼウス「ブラックゼウス。相変わらず無茶苦茶な事をしよるのお。」

ブラックゼウス「ほざけ!俺は創聖師から新たな命を受け取り、こいつらの聖理力を吸収しパワーアップした!」

ブラックゼウス「今の俺にはヘラクライストはもちろん、お前とて敵ではないわぁぁぁ!!」ブワァァァーー


スーパーゼウス「やれやれ・・・ビッグセントスティック!!」ババババ

ブラックゼウス「ハハハハハ!!俺に聖理力をごちそうしてくれると言うのか!」

リキシマン「い、いかん!それでは奴をパワーアップさせるだけだ!!」

スーパーゼウス「・・・」ババババ

ブラックゼウス「もっとだ!もっと理力パワーをくれぇ!!」ビキビキ

バーダック「!!」

リキシマン「お、おい!キン肉マン。ブラックゼウスの鎧にヒビが・・・」

キン肉マン「おお、本当じゃ。」

スーパーゼウス「・・・」ババババ

ブラックゼウス「・・・!?う、うぐ!!」ビキビキ

スーパーゼウス「・・・」ババババ

ブラックゼウス「・・・もういい!!パワーはもういらん!!」ビキビキ

スーパーゼウス「暴飲暴食が過ぎたようじゃな!このまま朽ち果てるがよい!!」ババババ

ブラックゼウス「う、うぐぉぉぉぉぉ!!!」ビキビキビキビキ


ドガーーーン


ブラックゼウス「うがぁーーーー!!」バタ

ディケイド「パワーを吸収しすぎて爆発を起こしたか。何事もほどほどにだ。」

スーパーゼウス「」スッ


ビキビキビキ


ダークマター「やっとみつけたぞ若魔祖王ブラックゼウスよ。」ぬっ

リキシマン「今度はなんだ!新手か!?」

キン肉マン「バッファローマンみたいな声がすると思ったら・・・誰じゃい!」

ダークマター「源層大魔性ブラック祖、ダークマターだ。安心しろ正義超人ども。お前らと争うつもりはない。」

リキシマン「だったら何の用だ!」

ダークマター「ブラックゼウスを引き取りに来た。」

リキシマン「ブラックゼウスを!?」

ダークマター「ブラックゼウスよ、大ポリニアの奥深く、源層界の闇が集まる源層大魔テーションへ行くのだ。大魔翌翌翌流雲!!」ブワァァ

ブラックゼウス「」ずずず

ダークマター「さらばだ。」スゥゥ
101 :エビルマージ ◆Dxi/PPMXLg :2020/10/02(金) 20:21:52.42 ID:OH3g7B7Co

リキシマン「なんだったんだ。今のは・・・」

士「さぁな。何にせよ俺達も次の世界に行く時間が来たようだ。」オーロラ くいっ

バーダック「・・・」

リキシマン「そうか。」

士「じゃあな。」スッ

リキシマン「バーダック、必ず勝てよ。」グッ

バーダック「・・・ああ。」グッ

アラレ「ばいちゃ。」フリフリ
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