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魔剣転生 part2

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44 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:16:55.97 ID:Z5qEIkLYO
☆遣い手ステータス

『僻地に住む青年』
名前:ヤマト
年齢:18
属性:巨炎(火+火)

物理戦闘力:44(2+42)
魔法戦闘力:74(33+41)

極東の僻地に居を構える青年。
独特な価値観を持ち、人魔の争いに意味はないと思っている。
ネーミングセンスも独特で、かなり酷い。
魔獣を何匹か飼い慣らしている。

★相棒

名前:ラオー
年齢:12
冷静沈着、物静か。
敵と判断した存在は、容赦なく屠る。
人間の内臓を破裂させる威力の衝撃波の咆哮を放つ。

物理戦闘値+37

☆魔剣ステータス

名前:天帝剣ハルシオンwith黒皇號

特徴:『黒翼の魔王』の母と魔王軍技術開発部によって、極めて実用的な可変化を可能とした新たなる天帝剣。黒き翼の刻印が為されている。
戦闘では銃に変形する事で大規模破壊魔法、殲滅魔法が使えなくなる代わりに『遠距離射撃』『戦闘補助』を可能にする。そして……(これから決定します)
属性: 神雷(風+水+光)

スキル:【雷翼】

属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。

スキル:【神威瀟来・黒天】

属性:重力(風+水+土)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。

スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】

属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
戦闘では、
物理戦闘値+42
魔法戦闘値+41
を加算する。

スキル:【天魔の審判】

属性:皇焔(闇+光+火)
魔王レオンの意思を継ぐ者が編み出した、裁きの大規模殲滅魔法。
闇と光の両方の性質を持つ為、神や魔に対して高い特効性を持つ。
加えて本来の威力も十分に高い為、火属性相手にも十分通用する。
ただし構築術式が非常に複雑な為、未熟な遣い手は発狂する恐れもある。
戦闘では魔族、神、神の信仰者に魔法戦闘値を250倍にした上で計算、2ターン分の確定命中、あらゆるスキルを貫通。
魔法戦闘値100未満は使用不可能。


用事終わりました。
で結果こんな感じです。
あと先に言っておきますが戦闘値30以上は十分強者です。
人間の兵長が25な訳ですから、上位の軍人を凌ぐ実力を持つ訳です。
今までインフレしてた分をこの章で精算していきたいです。

上のはなんか間違ってたら言って下さい。
描写開始します。
45 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:23:38.70 ID:Z5qEIkLYO
…………。


ガチャッ


ユリアーネス「………」

エルライザ「」スッ

ユリアーネス「………エルちゃん?そこに居るの?」

エルライザ「………うん、居るよ。私は、ここに居る」

ユリアーネス「………そっかぁ……」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「ねぇ、エルちゃん………」

エルライザ「ん……」

ユリアーネス「死ぬのって、怖いね………」

エルライザ「………」

エルライザ「……誰だって、怖いよ。魔族だって、人間だって、魔獣だって……元、魔王だって。それは変わらない」

ユリアーネス「………」
46 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:29:46.05 ID:Z5qEIkLYO
ユリアーネス「……エルちゃんは、さ」

エルライザ「……うん」

ユリアーネス「私といて、楽しかった?」

エルライザ「……もちろん。ユリちゃんと居て、つまらなかった事なんてないよ」

ユリアーネス「………そう、なんだ」

ユリアーネス「………あはは。何だか、嬉しいなぁ………」

ユリアーネス「…………」

ガクッ

エルライザ「ッ、ユリちゃんッ!?」ダキッ

ユリアーネス「はは……私、もうダメっぽいや………」

エルライザ「だ、ダメだよっ!も、もっと……もっと生きてよっ!!じゃないと、じゃないと私は────!!」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「エル、ちゃん………」
47 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:36:21.31 ID:Z5qEIkLYO
スッ


ユリアーネス「……あの剣を、ね」

エルライザ「………え?」

ユリアーネス「あの剣を、世界の果てへ捨てて来て欲しいんだ………」

エルライザ「な……な、何で!? ハルシオンは、ユリちゃんとマリアさんの唯一の………!?」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……ハルシオンはね、魔剣なんだよ………」

ユリアーネス「魔剣だから、いずれ誰かが使う時、遣い方を誤ってしまう………」

ユリアーネス「だったら、誰も居ない場所へ……誰もわからない場所へ、往って貰った方が良い………」

ユリアーネス「そう、思うの………」

エルライザ「………っ」

ユリアーネス「……ねぇ、エルちゃん」

ユリアーネス「……私の、最期のお願い。………聞いて、くれるかな」

エルライザ「………………」
48 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:40:56.42 ID:Z5qEIkLYO
数時間後


ユリアーネス「」


ガチャッ

ミセト「………ふん。ワシより先に逝きおって、バカめ」

「あーあ、先代さん死んじゃったねー」

「先代………」

「……素晴らしい、魔王様だったよ」

「…………」

「………武神も、病には勝てんかったか」


「………エルライザ辺境伯。如何するので?」


エルライザ「………」

エルライザ「私としては、隠匿を希望したい」


『………!』
49 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:47:14.91 ID:Z5qEIkLYO
「………マジで?」

「死を……公開しないと?」


エルライザ「違う。死因を隠す、と言っている」


「死因を……隠す?」

「ああ……成る程。レオン殿の例を鑑みて、という事か」

「先々代の?」

「どゆこと?」


エルライザ「レオン様が、病で亡くなった時の混乱は覚えているだろう」


「ああ……確か、『魔王も病気で亡くなる存在である』、という事が引き金になったのだったか」

「要するに今まで神格視されていた存在があっさり病気で死んじゃったから、ああいう混乱が起きたって事?」

「……お前は、今の今まで理由を知らなかったのか?」

「うん。興味無いし」

「…………」


エルライザ「……つまり、そういう事だ。理解出来たな、諸君」
50 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 20:55:55.00 ID:YamUzJnlo
「ええ、ではその方向性で行きましょう」

「しかしまぁ、確実に暗殺説は流れるでしょうなあ」

「先週くらいまで元気だった者が急に出てこなくなれば、な」

「………先代……」

ミセト「……ふん。そんな事より」

ギロッ

ミセト「エルライザ辺境伯。貴様、ハルシオンについては何と言われた?」

エルライザ「……何と、とは?」

ミセト「惚けるな。ハルシオンの処分に関して、貴様は彼女に聞いたのだろう」

ミセト「正直に言え。ハルシオンはどうなる? いや、もっと言うと────」


ミセト「────ハルシオンは、誰の者になる?」


「…………」

「……ミセトのジジイ、マジでクソだな」

「…………」


エルライザ「……………」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 20:58:08.26 ID:xYdeh6wX0
400年ぐらいたったけどユリア素では感じも考え方もあまり変わってないんだね
エルも他といる時と口調違うから2人の時限定だと思うけど、そういう相手がいるのもユリアの強みだったのかな

52 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:04:36.27 ID:YamUzJnlo
ミセト「ハルシオンは、世界最強の破壊兵器だ」

ミセト「最早それ自体が、一つの抑止力になり得る程に」

ミセト「人間は今、『黒翼の悪夢』とハルシオンを恐れ、戦争どころか小競り合いさえ起こそうとしない」

ミセト「精々が木端魔族に攻撃をする程度」

ミセト「であれば、その所在について問うのは自然であろう」

ミセト「……さぁ言え、エルライザ辺境伯。貴様は────ハルシオンを、どうするつもりだ?」

エルライザ「………」

エルライザ「……処分する、と言ったら?」

ミセト「あれは魔族全ての希望だ。処分など認めん」

ミセト「ゆえに、殺す」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「……ミセト殿。貴方のその矮躯で、私を倒せるとお思いか?」

エルライザ「私は竜人だ。殆どの魔族の身体的ポテンシャルを、あらゆる面で凌駕している」

エルライザ「この場で戦ったとて、貴方に勝ち目は────」


シャキンッ


エルライザ「…………」
53 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:14:05.68 ID:YamUzJnlo
「………おいおいおい」

「…………!」

「……これは、洒落にならないかもしれませぬな」


エルライザ「……魔剣か。それも二振りとは、贅沢な事だ」

ミセト「殺されたくなければ、即刻全てを言え」

エルライザ「………」

エルライザ「………」

エルライザ「………」

フッ

ミセト「…………何がおかしい、エルライザ辺境伯」

エルライザ「……いいや、おかしくなどはないさ。ただ、な」



ミセト『お、お…………お前ッ、何でここにッ!!??』

エルライザ『ん?どっかで見た事あるよーな……』

ユリアーネス『ミ、ミセトくん』ボソ

エルライザ『あーそうそうミセト!エルちゃんに負けちゃったミセトじゃん!』

ミセト『な!? お、お前……言ってはならない事を言ったなァ………!!??』ピキピキ

エルライザ『なんかちっちゃいから怒っても可愛いだけだよね』ププッ

ミセト『可愛い言うなァ!!!』


エルライザ(………)

エルライザ「………もう、何百年前だったか」
54 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:19:29.53 ID:YamUzJnlo
エルライザ「あれから、我々は変わったな」

ミセト「………」

エルライザ「1人は魔王に。1人は四天王に。1人は辺境伯に」

エルライザ「1人は、芸術家になったが」

エルライザ「先代を取り巻く全ては、大きく変貌を遂げた」

エルライザ「………」

エルライザ「なあ、ミセト殿」

ミセト「………なん」


ヴゥンッ

カチャ....


ミセト「………!!?」

「ファッ!?」

「な………!!!」

「ハ、ハルシオン!!?」


エルライザ「……そう驚くな。私から使おうとは思っていない」

黒いハルシオン「」
55 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:27:41.38 ID:YamUzJnlo
カツッ

カツッ


ミセト「………!」

ズザッ


エルライザ「………やはり、怖いか。ハルシオンは」


「……先代が彼女にだけ共有権を与えていたというのは、事実だったのか」

「ま、拙くないのこれ………?」

「う、うむ………」


ミセト「………」

エルライザ「いや、仕方のない事だ。ハルシオンが、貴方の言ったように破壊兵器と同じ力を持つ事は事実だからな。……だが、だからこ」


シュンッ

キィンッ!!


ミセト「…………」ギギギギギッ....

エルライザ「…………」ギギギギギッ....

エルライザ「そうか」ギィンッ!


バッ

ミセト「」トッ


エルライザ(……やるしか、ないんだね)


戦闘を開始します。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:31:06.46 ID:xYdeh6wX0
何気に第三部で初の魔族対魔族だね
そしてユリア一回も戦闘判定なかったんだね
57 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:35:28.60 ID:YamUzJnlo
ミセト「………」

ミセト「魔族の希望。ワシが、繋ぎ止めてみせる」


ミセトは二振りの魔剣を掲げた!
ミセトのスキル発動!
【混沌束縛領域】!
世界が混沌に包まれる!


ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!


「うわ、な、なんだっ!?」

「む────!」

「く────総員、転移!」

ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ


エルライザ「………!」


ミセト「これで貴様は逃げられない。そして」


ミセトのスキル発動!
【鋼翼】!


ゴォオオオオオオオオッ!!!

フワッ


ミセト「貴様は、ワシを殺せない」

エルライザ「………」


ミセトに物理攻撃が効かなくなりました。
ミセトとの戦闘から逃げられません。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:35:33.60 ID:1sZVjBxqO
ローザ芸術家として大成したのか
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:41:39.94 ID:xYdeh6wX0
ローザもまだ生きてるのかねぇ
そういや魔族って平均寿命いくつぐらいなんだろ
60 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 21:49:26.27 ID:YamUzJnlo
ミセト「貴様の戦闘法は熟知している。高い近接戦闘力を誇る故の、ファイティングスタイルであると」

ミセト「つまり魔力が低い。ゆえにハルシオン最大の強みである、魔法が使えない」

ミセト「だが、そんなものこうして封じれば意味がない。……エルライザ辺境伯。悪いが、ワシの勝ちだ」


エルライザ「………」

グッ


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「………」


エルライザ「……黒皇號、展開」


キュイイイイインッ!!!

カチッ カチッ カチッ カチッ

ガチャチャチャチャチャチャチャチャッ!

ギュウウンッ ガチャンッ!!


ミセト「………それに関しても、既に分かっている。その銃も、弾は魔力が元で無ければならないと」

ミセト「辺境伯、もう足掻くのはやめろ。……学園時代からの仲だ、この後罰するつもりは────」


エルライザ「…………」


91以上 ……ユリちゃん、借りるよ
90〜10 ………フ。
9以下 …………。

下1
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:51:11.87 ID:svlIAOxi0
62 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:00:36.31 ID:YamUzJnlo
訂正+続きレス。



ミセト「貴様の戦闘法は熟知している。高い近接戦闘力を誇る故の、ファイティングスタイルであると」

ミセト「つまり魔力が低い。故にハルシオン最大の強みである、魔法が使えない」

ミセト「そう、こうして封じてしまえば意味がない。……エルライザ辺境伯。悪いが、ワシの勝ちだ」


エルライザ「………」

ク'ッ


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「………」


エルライザ「……黒皇號、展開」


キュイイイイインッ!!!

カチッ カチッ カチッ カチッ

カ'チャチャチャチャチャチャチャチャッ!

キ'ュウウンッ カ'チャンッ!!


ミセト「………それに関しても、既に分かっている。その銃も、弾は魔力が元で無ければならないと」

ミセト「辺境伯、もう足掻くのはやめろ。……学園時代からの仲だ、この後罰するつもりは────」

エルライザ「…………」


フッ

エルライザ「モード『マリア』、発動」


ミセト「………!!?」


ギュイイイイイイイイイインッッ!!!!

ガチャンッ! ガチャンッ! ガチャンッ!

プシューーーーーーーーー......


ミセト「……その、形態は」

エルライザ「初めて見るだろう?」

ミセト「………」

エルライザ「先代の母の置き土産だ。一度だけ、内蔵された弾を使う事が出来る」

ガチャッ

エルライザ「逆だったな。貴方の負けだ、ミセト殿」
63 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:07:02.50 ID:YamUzJnlo
ミセト「………」

ミセト「………貴様は、確かに強い」

ミセト「だが、それは所詮近接戦闘での話」

ミセト「こうした戦いであれば、ワシにも十二分に勝機はある」カチャッ


エルライザ「………」

エルライザ「そうか。ならば」

エルライザ「すぐに終わらせてやろう」ガチャンッ!

エルライザ(……殺したくはないんだけど、ね)


ミセトの科学と魔法の融合術式!
コンマ40以下で命中。

下1

エルライザの破壊砲撃!
『遠距離射撃』発動!
物理攻撃が当たるようになりました。
コンマ65以下で命中。

下2
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:07:36.95 ID:Gu3vi5do0
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:08:14.59 ID:Gu3vi5do0
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:08:57.32 ID:Gu3vi5do0
すみません、間違えて連投してしまいました。
下にずらしてください。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:10:07.04 ID:1sZVjBxqO
コンマなら別にいいような気もするがのー
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:10:14.50 ID:xYdeh6wX0
コロコロしたくないから数値以下で命中ってわけか
果たして結果は
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:10:27.53 ID:WPGnLTcDO
はい
70 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:13:23.87 ID:YamUzJnlo
ドゴォンッ!!!!


ミセト「ぐがァッ!!??」


ドチャアッ!

ズルッ....


ベチャアッ!!


ミセト「」ビクビク



エルライザ(うわ、痛そう……さすがに動けな………)

エルライザ「…………」

エルライザ「………?」


………………。

....ムクッ........


エルライザ「!」


ミセト「………ぐ、ぐッ」

ミセト「ま、まだ……ワシはッ、やれるッッ!!!!」


エルライザ「………」

エルライザ「……………そう、か」


ミセトの科学と魔法の融合術式!
コンマ40以下で命中。

下1

エルライザの破壊砲撃!
コンマ65以下で命中。

下2
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:14:29.24 ID:QDi+5bbH0
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:14:52.04 ID:xYdeh6wX0
根性だね
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:17:40.09 ID:TmSSbESpo
こいつも成長したんだな……
74 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:19:41.39 ID:YamUzJnlo
ミセト「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!!」


ドドドドドドドドドドッ!!!!


エルライザ「………!」ヒュッ!


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


エルライザ(……さっきより、攻撃速度が速くなってる……!!)サッ サッ


ミセト「はぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ブゥゥゥンッ


ドォッ!!

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


エルライザ(……ッ、まず、これ避────)


ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


ミセト「………」

ミセト「………」
75 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:28:58.55 ID:YamUzJnlo
ミセト「………ワシの、負けか」


チャキッ


エルライザ「……………」

エルライザ「後一歩」

ミセト「………」

エルライザ「後一歩避けるのが遅ければ、半身が消し飛んでいた」

エルライザ「見事だ、ミセト殿」

ミセト「………」


スッ


ミセト「………辺境伯。いや、エルライザ」

エルライザ「……なに、ミセト」

ミセト「………お前さ。手加減、してただろ?」

エルライザ「………」

ミセト「僕は………本気だった。あの頃から努力して、なんとか見下されない様、努力してきたつもりだ」

ミセト「実際こうして四天王になった。軍団の参謀長にもなった。強くなった自信もあった」

ミセト「けれど、負けた。……僕は、ユリアーネスにも、お前にも勝てなかった」

ミセト「………そんな人間が、文句を言える訳がない」


パチンッ


ブゥゥゥンッ....

エルライザ「………良いの?」

ミセト「ああ」


ミセト「もう、良いんだ」
76 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:34:01.28 ID:YamUzJnlo
「………! お二人が出てきたぞ!」

「固有結界……流石魔剣は違うね〜」

「ご、御無事ですか御二方!」


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「……行け」

エルライザ「………」

エルライザ「ああ」


スタスタ


「え………!?」

「……す、捨てちゃうのか」

「……ハ、ハルシオンが………」


エルライザ「………」

ガチャッ


バタンッ
77 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/10/01(木) 22:39:23.63 ID:YamUzJnlo
半日後 極東


バサッ バサッ


エルライザ(龍)『………』

エルライザ『あの島で、いいかな』

グッ


黒いハルシオン「」


エルライザ『………』

エルライザ『ユリちゃんをずっと守ってくれて、ありがとう』

エルライザ『本当に、お疲れ様』

エルライザ『………』

エルライザ『ばいばい』


カチャ....


バサッ バサッ バサッ....



黒いハルシオン「」


キラッ
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