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【咲安価】京太郎「清澄の探索者」その2【ADV】
- 110 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 19:02:11.23 ID:iFw4ndtd0
- 亀レスでも全然嬉しいものです
1レスつくだけで10レスでも100レスでも書けるよね、うん
というわけで始めます
- 111 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 19:02:59.00 ID:iFw4ndtd0
- ピンポーン
プツッ
「はい、どちらさま?」
門のすぐ横のインターホンを鳴らすと、間もなく返事が返ってきた。
何となく気の抜けた、中年くらいの男の声だ。
京太郎「ごめんください、旅行の者ですが榎田さんはいらっしゃいますか?」
「ええ、僕が榎田ですけど...何かご用ですか?」
京太郎「ええっと...」
怪しまれずに上げてもらえるような口実
↓2 とりあえず様子見で
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:05:44.84 ID:XyGnlPX/o
- ↓
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:07:53.86 ID:seKTDryP0
- 落とし物届けにきました
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:11:15.68 ID:SHyz1GWs0
- 嘘ついたら普通に警戒されるだけの気が・・・
- 115 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 19:13:57.70 ID:iFw4ndtd0
- 落とし物かぁ、普通に門に取りに来るだけで終わりそうですね...ということで判定
家に上げてくれるかどうかだけで、嘘についてはまた別です
(【交渉(京太郎)】+【交渉(優希)】× 0.5)× 8 = 72
もしくは上手い言い訳があれば成功
↓2
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:30:07.58 ID:qxCOc8lwo
- 京太郎が持ってる旅館金庫の鍵を見せて榎田家の近くで拾った事にするとか?似たような鍵使ってたら試す為に家に上がれるかも
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:38:50.26 ID:c3UaEzLUo
- 何の言い訳も思いつかん
>>116に賭ける
- 118 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 19:44:34.02 ID:iFw4ndtd0
- 判定成功しちゃった...でもなんか面白そうなので>>116で行きます
- 119 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 20:26:51.40 ID:iFw4ndtd0
- 京太郎「落とし物を拾ったので届けに来ました」
「落とし物なんてしたかな...それって何だい?」
京太郎「小さな鍵です。手の小指くらいで金色の」
「......鍵?」
優希「京太郎、お前何を...!」
瞬間、空気がピンと張り詰めた。優希は顔を真っ青にしてこちらを穴が開くほど見つめている。
男のどこか緊張感の無かった声も刹那にして氷のように凍てつき、スピーカー越しに俺に突き刺さるようだ。
虎の尾を踏んでしまったことは俺にも分かっている。この鍵の存在意義を考えれば当然だった。
だが、それでも俺は構わなかった。
「なるほど...話を聞きたいから、良ければ上がっていってくれ」
「今そっちに迎えに行くよ」
その言葉を最後にインターホンが切れると、すぐさま優希の静かなる詰問が俺を襲った。
優希「京太郎、突然何やってるんだじぇ!」
優希「よりによってそんな、竹を叩いて...」
京太郎「藪をつついて蛇を出す、だろ」
優希「そんなことはどうでもいいじぇ!私が言いたいのはな!」
優希「あんなことしたら警戒されるどころか、下手したら......」
京太郎「...帰るか?」
優希「...え?」
京太郎「インターホン越しじゃあ、多分あっちもお前には気づいてない」
京太郎「旅館に戻るなら今のうちだぜ」
優希「......嫌なやつだじぇ」
ああ、全く持って嫌な男だ。
優希にはこうして毅然とした態度を取ってはいるものの、実のところ啖呵を切ってしまったことを心底後悔していた。
果たして、このカードを切る場所はここで合っているのだろうか......だが賽が投げられた以上、出来る限り上手くやる他ない。
ガチャ...
「やあ、待たせて悪かったね」
何をしていたのか、男が出てくる頃には10分は待たされていた。
- 120 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 20:27:29.56 ID:iFw4ndtd0
- 【3日目 15:10】 榎田宅 応接間
京太郎「ありがとうございます...」
優希「ありがとうだじぇ...」
机の上、俺たちのすぐ前にそれぞれ置かれたのは氷の入ったオレンジジュース。
気を利かせて持ってきてくれたのかもしれないが、今の俺たちでは到底口をつける気にはなれなかった。
その机を挟んで座る男性がこの家の主、榎田――「さん」をつける精神的余裕は無い――だ。
太っていると言えるほどではないが、ふくよかという程度の体形。年齢はやはり柊さんと同年代...初老か、それより少し上くらいに見える。
どちらにしても「人畜無害」という言葉がこれでもかというほど似合う外見をしている。
にも拘わらず、その声は見た目と不相応に冷酷だった。
榎田「ありがとう。これはとても大切なものでね......拾ってくれて助かったよ」
榎田「それで聞きたいんだが...これを『どこで拾った』んだい?」
京太郎「この家の近くです。旅館に泊まってるんですが、いかんせん暇でして」
京太郎「色々見て回ろうとここの辺りを通りがかった時、道の脇に落ちてるのを偶々見つけたんです」
100―【交渉(榎田)】× 8 = 68
↓2
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 20:30:21.00 ID:d6vGPCSs0
- ほい
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 20:39:41.97 ID:c3UaEzLUo
- ん
- 123 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 21:50:20.20 ID:iFw4ndtd0
- だいぶ間開けちゃいました。再開します
97/68→失敗
榎田「.........で、本当は?」
京太郎「......」
優希(やっぱりバレてる!)
榎田「この鍵を無くした時は随分焦ってね、当然この辺りも血眼になって探したよ」
榎田「2時間か3時間か......偶然通りがかりで見つけるような物を見逃すはずがない」
榎田「大丈夫、ただのイタズラだってんなら怒ったりしないさ。ただ正直に言ってくれれば良いんだ」
榎田「だから、さあ......」
物腰が突如――かつ明らかに不自然に――柔らかくなった。
まるで物を隠した子供を窘めるような、あるいは怒りを必死に隠さんとしているかのような。
その声色からは、そんな対極の二つの指向を感じることができた。
優希(京太郎、どうするんだじぇ......!)
自由安価
↓2
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/30(水) 21:58:48.46 ID:mhj9M8Qh0
- ksk
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:00:06.87 ID:/E2uNiEGo
- 鍵を壊したらどうなるの
無理なら下
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:07:10.67 ID:WAZBP/q20
- その反応、やはり貴方も関わってるのですね。旅館に泊まっていた女性たちのこと、本当の壬申の儀、小佐目山炭鉱の奥底にあるものとそこで何をしていたか、
俺は全て把握しています。あなたたちはもう終わりだ。全て白状しなさい
みたいなはったりをかます
- 127 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 22:11:10.96 ID:iFw4ndtd0
- か、鍵を壊す...応接間に運良く金属用ノコギリでもあるか【体力】9くらいのゴリゴリ野郎でもないと...
ということで申し訳ないですが直下採用で。多分乱闘始まります。
- 128 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 22:30:52.80 ID:iFw4ndtd0
- ・対抗判定について
直接戦闘など、一部判定では以下の「対抗判定」を用います。
基本判定値は
50 + (【ステ(味方)】−【ステ(敵)】)× 8 となります。
つまり50を基準として、ステータスが劣っていれば判定が不利に
逆に勝っていれば判定が有利になります。
道具や武器の所持等その他状況によって、これにさらに補正がかかることがあります。
- 129 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 22:33:37.12 ID:iFw4ndtd0
- 手に力が入る。たちまちそれは爪が皮膚へ食い込むほどに強くなった。
その痛みが、小さく震える俺に最後の覚悟を決めさせた。
京太郎「......やっぱり、あんたもグルなんだな」
榎田「!!」
優希「京太郎、まさかお前ここで...」
京太郎「消えた101号室の二人組、炭鉱の奥の地下空間、『壬申の儀』......」
京太郎「あんたらのやろうとしてることは分かってんだ」
榎田「クッ......」
京太郎「あんたらはもう終わりだ!とっとと全部白状しやがれッ!!」
震えが止まった。言ってやった...言ってやったぞ!!
実際は詳しいことは全然分からない上にこんな突飛なハッタリが通用するも怪しかったが、どうやら図星だったようだ。
こちらを信じられないものを見るように見つめていた榎田の顔はやがて怒りに支配され、その目にはモノを狩る炎が宿った。
ここまで頭に血が上った人間のすることといえば一つしかない。
榎田「て、テメエ...テメエェェッ!!」ガバッ
対抗判定!行動を予測していたので補正あり
50 + (【体力(京太郎)】−【体力(榎田)】)× 8 + 20 = 38
↓2
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:35:27.30 ID:WAZBP/q20
- あ
- 131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:41:58.85 ID:c3UaEzLUo
- 勝て
- 132 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 23:00:30.73 ID:iFw4ndtd0
- 85/38→敗北
榎田「オラァッ!!」ブンッ
榎田が机に足の裏を載せ、覆いかぶさるように上から拳を振りかざす。
クソ、思ったより速い!立ち上がり避けようとするが間に合わない。
京太郎「ぐっ!」
左頬に一発、かなり重いのを食らってしまった。畜生、脳みそがグラグラ揺れてるぜ...
だがこの肉を切らせて骨を断つ作戦は戦略的には成功だった。あれだけ体重を掛けて下に殴りかかれば当然――
榎田「ぐおぉ?!」
――大きな音を立て、榎田は地面に頭から倒れ込んだ。
素早く脇に下がり横を見ると、優希も既に立ち上がり一歩下がっている。
優希「京太郎!大丈夫か!?」
京太郎「へへっ、俺の顔がひん曲がってなきゃな」
優希「なんで毎回そんな無茶ばっかりするんだじぇ!!...とにかくこの状況はかなりマズいじょ」
優希「おい犬!お前のせいなんだから何とかしろ!!」
京太郎「言われなくてもわかってるっつーの!」
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
終了条件
・敵を無力化する
・逃走し、追跡を振り切る
- 133 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/30(水) 23:03:21.24 ID:iFw4ndtd0
- まだ早いですが、今日はここで終わりにします。
ついに戦闘が始まってしまいましたが、この【体力】貧弱コンビに何とかなるのか...
【探索】と悪知恵を活かして何とか乗り切ってください。
明日は何故か休みなので、人いるかわからんけど昼過ぎくらいからやってみようかと思います。
皆さん、今日もお疲れ様でした。
- 134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 23:10:03.15 ID:WAZBP/q20
- 乙
敗北ってなってるけど一応榎田にもダメージはあるのか
- 135 : ◆copBIXhjP6 [sage]:2020/09/30(水) 23:27:14.88 ID:iFw4ndtd0
- 殴られたことでデバフ(怪我)はかかります。成功していれば華麗に回避。
最初から真っ向判定にするとどう考えても榎田によるタコ殴りになってしまい流石に面白くないので、
対策行動のためにどちらにせよ榎田はコケて1,2ターン動けなくなる予定でした。
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 05:17:08.04 ID:1R89wbWCO
- 乙!いちいち心配そうなタコスかわいい
死にそうな気配がビンビンにするがさてどうなるか…
- 137 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 16:32:14.75 ID:jmlyayjf0
- 昼過ぎとか言ってたはずがもうこんな時間に
17時から開始します
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 16:37:28.69 ID:xYjNhZcuo
- はい
- 139 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 17:08:21.29 ID:jmlyayjf0
- 実はストーリー中で戦闘になると思ってなくて、システム急造ですがとりあえずやります。
「3. 戦う」で負けた方は【体力】に-1のデバフがかかり(戦闘中のみ)、
それらを含めた【体力】が0になったキャラは動けなくなります。
ひっ捕らえるもよし、トドメを刺すもよしです。
複数人で【体力】対抗ロールする場合も、やはり二人目は0.5倍がかかります。
例:50 + (【体力(京太郎)】+【体力(優希)】× 0.5−【体力(榎田)】)× 8 = 34
もし負ければ、双方【体力】-1になりますのでご注意を。
といった具合で、とりあえず始めます。
- 140 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 17:09:59.28 ID:jmlyayjf0
- 榎田はよろよろと姿勢を起こそうとしているが、方向感覚が狂ったのか思うように立ち上がれない。
とりあえず逃げ切るか、榎田を動けなくさせたいところだが――
手元にある麻酔薬を使いたいが、注射器に薬品を移し替えるのにも手間がかかりそうだ。
他に武器になりそうな物を探すが、調度品の少ない応接間には目ぼしいものはなか。
さて、どうしたものか......
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
榎田はひるんでいる
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田
デバフ:京太郎→【探索】【体力】-1(睡眠不足)
【体力】-1(戦闘)
1. 移動する
・応接間を出る
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・麻酔薬を移す(どちらか指定。指定された方は次回も行動不可)
3. 戦う
・榎田(【体力】:7)
自動成功
4. 自由安価
↓2
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 17:13:59.64 ID:xYjNhZcuo
- 見渡すって今やっても0分?
- 142 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 17:23:35.98 ID:jmlyayjf0
- あー、そのへんの説明忘れてた...
戦闘中はターン制で進めます。1ターン10秒か20秒くらいのイメージなので時間経過はありません。
見渡すは1ターン消費します。
安価下
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 17:29:44.20 ID:FDqnDHzGo
- タコス、体当たりで榎田を倒す。京太郎、マウントポジションとってタコ殴り。顎狙え!
- 144 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 17:58:57.39 ID:jmlyayjf0
- 京太郎「今がチャンスだ、わかってるよな?」
優希「おう!」コクッ
榎田「クソッ、おい!これ以上やるなら本当に僕らは君たちを殺さ――」ドガッ
優希「ふぅ...いまさらだじぇ」
ようやく起き上がろうとしていたところに優希の飛び蹴りを食らい、そのままの勢いで再び倒れ込んだ榎田に馬乗りになる。
その顔に握りこぶしを何度も叩きつけ、最後に顎へ大きいのを一発お見舞いしてやった。
京太郎「当たり前だ!このっ...このっ...このっ...!」
京太郎「さっきのお返し...だっ!」ゴッ
榎田「ぐはぁっ......ナメられて、たまるかよぉ!」
だが榎田もいつまでも殴られるがままに甘んじているわけではない。
ぐわっと上に跨った俺ごと持ち上げ、何とか立ち上がろうとする。
京太郎「うぉおっとっと?!...あぶねぇ」
榎田「ハァ....ハァ......」
間一髪で直前に距離を取ったが、今や榎田は完全に姿勢を戻していた。
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田
デバフ:京太郎→【探索】【体力】-1(睡眠不足)
【体力】-1(戦闘)
1. 移動する
・応接間を出る
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・麻酔薬を移す(どちらか指定。指定された方は次回も行動不可)
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 2 = 5)
50 + (【体力(京太郎)】+【体力(優希)】× 0.5−【体力(榎田)】)× 8 = 34
4. 自由安価
↓2
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:03:12.65 ID:eDwAKIYjo
- 顎とか急所当たっても行動不能にはならんの
- 146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:14:36.70 ID:70tisExko
- 二人で攻撃。優希は相手の背後に回って金的を全力で蹴りあげる
- 147 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 18:16:19.69 ID:jmlyayjf0
- うーむ、なるほど...
では、「3. 戦う」の判定で成功した際の判定コンマが
01〜10なら急所に当たって、ダメージ倍増ということにしましょう。
ただし、二人がかりで攻撃して成功しても、与えるダメージは一人のときと変わりません。
ということで安価下
- 148 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 18:29:33.54 ID:jmlyayjf0
- 3. 戦う:70/34→失敗
京太郎「まだまだぁ!」ブンッ
榎田「甘いッ」ガシッ
京太郎「!?」
右脇腹に向かって放った俺のパンチをしっかりと掴む榎田。そしてそのまま自分を軸に投げようと引っ張り上げ――
まずい、身体が浮く...!
榎田「そこにいるのは分かってんだよォ!!」
優希「...!」
放り投げられた俺の身体は後ろに回り込んでいた優希へ思い切り叩きつけられ、諸共に壁に倒れ込んだ。
京太郎「ぐっ...!優希、大丈夫か...」ヨロヨロ
優希「京太郎...お前重いじぇ...」
京太郎「このタッパなんだから仕方ねえだろ...」
しかしかなり不味い。俺も優希も立ち上がるのにも一苦労で、限界が近づいているのは明らかだ。
次に一発食らってしまえば、もう動けないだろう......
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田
デバフ:
・京太郎→【探索】【体力】-1(睡眠不足)、【体力】-2(戦闘)
・優希 →【体力】-1(戦闘)
1. 移動する
・応接間を出る
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・麻酔薬を移す(どちらか指定。指定された方は次回も行動不可)
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 2 = 5)
50 + (【体力(京太郎)】+【体力(優希)】× 0.5−【体力(榎田)】)× 8 = 34
4. 自由安価
↓2
- 149 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 18:31:55.90 ID:jmlyayjf0
- 訂正:
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 2 = 5)
50 + (【体力(京太郎)】+【体力(優希)】× 0.5−【体力(榎田)】)× 8 = 22
安価なら下
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:37:25.11 ID:2xhvLifHo
- 二人で攻撃してもダメージ変わらんのは先にいって欲しかった
ゆき→麻酔薬準備
京太郎→攻撃
- 151 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 18:43:13.24 ID:jmlyayjf0
- 二人がかりでは判定が有利になるという時点で恩恵は受けられているという判断で、ダメージ量は等倍にしました。
グダグダになってしまいごめんなさい...
50 + (【体力(京太郎)】−【体力(榎田)】)× 8 = 18
よって成功です
- 152 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 18:59:56.01 ID:jmlyayjf0
- 3. 戦う:11/18→成功!
京太郎「優希、これ頼んだ!」
ポーチからビンと注射器を渡し、再び榎田に殴り掛かる。
さっきは受け流されてしまったが、今度は無策じゃないぜ?
京太郎「オラァッ!!」
榎田「同じ手で来ても無駄だ!」
先ほどと同じ右ストレート。当然榎田は再び投げようと、腕を伸ばして掴みに掛かってきて...
ここだ!
京太郎「文句言うな...よッ!」ガブッ
榎田「ぐあッ!てめぇ...!」
まさに投げられようという数瞬前、目の前にやってきた右腕に遠慮なく齧りつく。
思わず怯んだ榎田を引き剥がし、がら空きの下半身へ何度も蹴りを入れた。
京太郎「はぁ....優希、注射は?!」
優希「もうちょっとだじぇ!量は...このくらいか?」
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
どうする?
同行者:優希(行動不可)
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田
デバフ:
・京太郎→【探索】【体力】-1(睡眠不足)、【体力】-2(戦闘)
・優希 →【体力】-1(戦闘)
1. 移動する
・応接間を出る
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
【探索(京太郎)】× 8 = 32
・麻酔薬を移す(優希が実行中)
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 2 = 5)
50 + 【体力(京太郎)】−【体力(榎田)】)× 8 = 18
4. 自由安価
↓2
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 19:06:44.22 ID:2xhvLifHo
- ↓
- 154 : ◆copBIXhjP6 [sage]:2020/10/01(木) 19:06:52.53 ID:jmlyayjf0
- あーもう、また訂正!:
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 3 = 4)
50 + 【体力(京太郎)】−【体力(榎田)】)× 8 = 26
土下座からの安価なら下
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 19:23:17.45 ID:cTfRgdh5o
- 1回目の攻撃成功で7-2=5なら2回目は5-2=3では?
京太郎、3
- 156 : ◆copBIXhjP6 [sage]:2020/10/01(木) 19:50:27.53 ID:jmlyayjf0
- 元の【体力(榎田)】が7
>>144で-2
>>152で-1
よって7-(2+1)=7-3=4です。
初回が-2なのは...まあ、急所ということで
3. 戦う:45/26→失敗
榎田「その注射器は...!おい、それをよこせ!」
京太郎「!!」
優希の持つ麻酔薬に気づいた榎田が標的を変えるが、両手の塞がった彼女には対処の仕様がない。
マズい!
京太郎「馬鹿野郎!相手は俺だぁぁっ!」ガシッ
地面を蹴り、優希に襲いかからんとする榎田の胴体に掴みかかる。よし、このままの勢いで――――
優希「よし、出来た!京太――」
私に殴り掛かろうとした男を京太郎が跳ね除けてくれてから数十秒、
もたつく手を何とか操ってなんとか麻酔薬の準備が終わった。
だが、その頃には既に...
榎田「ハァ...ハァ......手こずらせやがって......」
そこに立っていたのは京太郎ではない男だ。
私が頼りにしていた金髪は床に倒れ伏せ、唸り声をあげる他は動くこともままならない。
京太郎「うぅ......ゆう、き......」
優希(私が...やるしかないんだじぇ......)グッ
針をあの男に刺してピストンを押し込むだけ。簡単な作業だ。
私は、液体が僅かに入った注射器を右手に持ち替えた。
【3日目 15:20】 榎田宅 応接間
目標:戦闘を終了させる
京太郎は動けない
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田
デバフ:
・京太郎→【探索】【体力】-1(睡眠不足)、【体力】-3(戦闘)
・優希 →【体力】-1(戦闘)
1. 移動する
・応接間を出る
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
【探索(優希)】× 8 = 64
・麻酔薬を打つ
50 + 【体力(優希)】−【体力(榎田)】)× 8 + 20 = 46
3. 戦う
・榎田(【体力】:7 - 3 = 4)
50 + 【体力(優希)】−【体力(榎田)】)× 8 = 26
4. 自由安価
↓2
- 157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 19:51:16.44 ID:CZTjU7GL0
- 麻酔薬を打つ
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 20:07:24.17 ID:JTc4tiuKo
- ↑
- 159 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 20:46:03.11 ID:jmlyayjf0
- 2. 麻酔薬を打つ:17/46→成功!
クソッ、してやられたぜ......腕も動かないほど痛めつけられ、優希に榎田の毒牙が掛かるのを眺めるしかなかった。
ただえさえ小柄な上に既に相当量消耗している。情けないが、それに立ち向かえるとは到底思えなかった。しかし――
優希「うおおおぉぉぉぉぉぉおおお!!!」
雄叫びを上げ飛びかかったかと思えば、その小さな身体全体が榎田の右腕を掴んだ。
右腕を振り回したり左拳で顔を殴ったりして何とか剥がそうとする榎田だが、決して優希は離さない。
榎田「離せ!このっ、このっ...」グイッ ドガッ
優希「女の子の顔を殴るなんて...ぐっ...バチ当たりな奴だ...じぇッ!」
京太郎(ははっ...あんなに猛々しい叫び声の女の子は嫌だな......)
ブスリと一刺し。
それを見届けた直後、俺の意識は限界を迎えた。
榎田を無力化した。
目標:戦闘を終了させる
目標を達成しました。
- 160 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 20:46:32.87 ID:jmlyayjf0
- 優希「――――ろう、京太郎、京太郎...」
京太郎「......優希か」
優希「京太郎!」
目を覚ますと、室内なのに雨が降っていた――と思ったら、目線の先には大きく優希の顔があった。涙が顔に当たってこそばゆい。
しかも頭の後ろに柔らかいものが敷いてある......ひょっとしてこれ、膝枕ってやつか?
京太郎「おいおい、お前何泣いて...いてて」
優希「バカ犬!死んだかと思ったぞ!」グスッ
京太郎「そんな簡単に死ぬわけねえだろ」
嘘です。死ぬかと思いました...そんなことを思いながら身体を起こすと、すぐ隣には榎田が倒れていた。
全く動いておらず、息をしているのかどうかもわからない。
京太郎「こいつこそ死んでるんじゃねえの?」
優希「いや、寝てるだけだじぇ。倒れてすぐ確認した」
京太郎「そうか。いやしかし、これはどうしたもんかな......」
室内は酷い有様だった。机は天地ひっくり返り、棚の上の小物は全て地面に落ちている。
鏡が割れたり観葉植物が倒れたり、嵐が通り過ぎたかのようという比喩がぴったりだ。
京太郎「よいしょっと」ノソッ
優希「京太郎、お前もう大丈夫なのか?」
京太郎「まあな。まだ節々が痛いけど」
天井の照明が今にも落ちてきそうだった。
【3日目 15:30】 榎田宅 応接間
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田(気絶)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・応接間を出る
・榎田宅を出る
・場所指定(10分)
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 20:49:50.78 ID:Gw534RgC0
- 薬が切れたら一気に追い詰められるから、さっさとクリアを目指さないとな
- 162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 20:53:35.18 ID:JTc4tiuKo
- 見渡す
- 163 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 21:12:12.81 ID:jmlyayjf0
- 2. 辺りを見渡す:18/80→成功!
優希「麻酔がどのくらい効くのかもわからないし、まだ安心とは言えないじぇ」
京太郎「そうだな、何か縛るものでもあればいいんだが...ん?」
京太郎「...病院か」
地面に伏せられていた写真立て――前面のガラスはバリバリだ――を持ち上げると、その写真には3人の人間が写っていた。
一人はすぐそこで伸びている榎田で間違いなく、その隣には老人が座ってる。
そしてその奥で病床に伏せているのはまた別の老人......一人目は男で、二人目は女。榎田の両親だろうか。
写真はそう古いものには見えないが、いつ頃のものだろう?
優希「あ、ここにカレンダーが写ってるじょ」
日付はわからないが、年と月が判別できた。
一年半くらい前だな。
ガシャン!
先程からブラブラしていた照明が、ついに床と仲良しになった。
【3日目 15:30】 榎田宅 応接間
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田(気絶)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・応接間を出る
・榎田宅を出る
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:22:01.25 ID:dfpTjc2H0
- 倉庫にロープとかないか探す
- 165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:30:12.97 ID:bUb2frvBo
- ↑
- 166 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 21:37:14.84 ID:jmlyayjf0
- >>94で倉庫の位置を認識しているので判定無しで
【3日目 15:30】 榎田宅 倉庫
玄関から外に出、門の外から見かけた倉庫の扉を開ける。
幸運にも――あるいはあの男の適当な性格のお陰か――鍵は掛かっていなかった。
ガラガラ
優希「ごほっ...暗くてよく見えないな」
京太郎「そのための懐中電灯だろ?」カチッ
優希「...京太郎、それ旅館の部屋のだよな?」
京太郎「ああ、そうだけど?」
優希(こいつ、下手したら長野まで持って帰りそうだじぇ)
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
↓2
- 167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:45:23.90 ID:dfpTjc2Ho
- ん
- 168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 21:56:14.85 ID:lBvVy7U/o
- あ
- 169 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 22:13:53.59 ID:jmlyayjf0
- 85/80→失敗
京太郎「うーん、縄なんてそうそうないか...秋だし、この時期使ってるのかなぁ」ガサガサ
塀を越えた隣には水の少なくなった水田があるが、おそらくこの家のものだ。
もうすぐ収穫期だろうし出払っているのかもな、いや知らんけど。
縄じゃなくても、代わりになる別のものならあるか?そっちを探せばよかったか......
優希「見つかったかー?」
京太郎「全然ダメだな」
優希「へっ、これだから犬は使えないんだじぇ」ヤレヤレ
京太郎「テメーもちったぁ探しやがれ!!」
【3日目 15:40】 榎田宅 倉庫
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・応接間へ行く
・玄関へ入る
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・倉庫を探す(10分)
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:18:07.17 ID:hqt8un7X0
- ↓
- 171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:26:58.89 ID:wUhmGMZHo
- 倉庫を探す
- 172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:28:39.90 ID:dfpTjc2Ho
- こんなことある?ってぐらいコンマが酷い
- 173 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 22:37:29.68 ID:jmlyayjf0
- このスレ、マジでコンマ運ないなぁ
89/80→失敗
優希「...確かにないじぇ」
京太郎「だろ?」
そんなに広い倉庫じゃない。流石に家の大きさに見合った大きさではあるが
20分探して見つからないというのはおかしいし、ひょっとしてここにはないのだろうか?
京太郎「そうはいっても、使えそうなものが何もないってことはねえだろ...」
【3日目 15:50】 榎田宅 倉庫
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・応接間へ行く
・玄関へ入る
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・倉庫を探す(10分)
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 174 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 22:38:10.54 ID:jmlyayjf0
- 嘘!嘘です!
失敗してるから+10だった!成功成功!!
- 175 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 22:53:14.95 ID:jmlyayjf0
- 完全に制度の存在を忘れていた...
89/90→成功!
京太郎「...あ」
倉庫には屋根付きのガレージ...というほど立派でもないが、自動車を停められる屋根付きのスペースが隣接している。
あまりに倉庫から見つからないので、こちらに何か落ちていないものかと探しているときだった。
稲を収穫する時に使う機械...「コンバイン」だったか?その座席には、黒色のガムテープが置かれていた。
京太郎「おーい優希、ガムテープあったぜ」
優希「おお、それなら縛るのも口塞ぐのもなんでもアリだじぇ」
優希「...それから、こんなものが」
優希が木の棒を右手に持って出て来た。先端には何又にも分かれた金属の棒がついている。
・備中鍬
戦闘時、判定値に+10、余ダメージに+1
当然隠せないため、持っていれば相当目立つ。
【3日目 15:50】 榎田宅 倉庫
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・応接間へ行く
・玄関へ入る
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
備中鍬を持っていくかも同時に
↓2
- 176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:01:14.44 ID:hqt8un7X0
- ↓
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:01:37.13 ID:dfpTjc2H0
- 鍬は持っていく
応接間に戻って榎田を拘束
- 178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:07:25.49 ID:dfpTjc2H0
- 鍬は持っていく
応接間に戻って榎田を拘束
- 179 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 23:20:42.91 ID:jmlyayjf0
- 玄関を少し開けて耳を澄ます......物音は聞こえない。まだ寝てるみたいだな。
一応静かに扉を閉め、応接間に向かう。
京太郎「...そういえば、この家って他の部屋どうなってるのかな」
玄関のすぐ脇にある応接間に入る直前、目の前の廊下を端まで見渡すと
一番向こうの突き当たりには居間と台所、その途中にはいくらかの扉と2階への階段があった。
京太郎「こんなに広い家に一人で住むのって、孤独だよなぁ」
優希「お前も将来そのくらい稼いで私にご飯をおごれ!」
〜〜〜〜〜
応接間では、未だ榎田が同じ姿勢のまま地面に倒れ伏していた。
両手、両足......簡単に解けないよう何重にもガムテープを回していく。
優希「騒がれないように、一応口も塞いだほうがいいじぇ」
うわ、剥がした時にヒゲが抜けて痛そうだな...
そんな同情があることも知らず、優希は榎田の口に黒いテープを貼った。
【3日目 15:50】 榎田宅 応接間
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>97
ステ :>>4
周囲 :
人 :
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・応接間を出る
・倉庫へ行く
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:23:28.54 ID:hqt8un7X0
- ↓
- 181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:37:15.08 ID:/VpJSCgf0
- 見渡す
- 182 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 23:39:36.47 ID:jmlyayjf0
- >>163で成功してるので特にありませぬ
再安価↓1
- 183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:45:48.83 ID:BeeLbgHJo
- 家を一通り探索
- 184 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/01(木) 23:50:50.55 ID:jmlyayjf0
- 内容的に長くなりそうなので、今日はここで切りたいと思います。
いや、戦闘部分がグダグダしてしまい本当に申し訳ない...もうちょっと練っておくべきでした。
次回までにもう少しシステム面を考えておきます。
明日は普通に夜から始めますので是非お越しを
今日もお疲れ様でしたー
- 185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:57:13.69 ID:dfpTjc2H0
- 乙
- 186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 03:21:02.84 ID:/+fhUiqe0
- おー敗北でバッドエンドも覚悟してたが乗り切ったか
立ち向かう優希かっこええぞ
- 187 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:17:01.09 ID:9iTWaL+H0
- 前スレ>>873から
【カノジョカッコカリ】
【3日目 13:20】 旅館・本館 1階 玄関
主人「須賀様に竹井様、何か御用でしょうか?」
久「学校と両親に連絡を取りたくて、電話をお借りしたいんですが...」
主人「ああ、そういうことですか。事務所に入って手前にありますので是非」
久「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます」ガチャ
もっともらしい言い訳をして竹井先輩は事務所に入っていくが、嘘をあんなに平然とした顔で話せるのだから見事なものだ。
いや、恐らく竹井先輩は本当に電話をするつもりだろう...学校だけだとは思うが。
そうやって虚偽の中に真実を織り交ぜることで他人を、そして自分すらも騙すことが出来るのだ。知らんけど。
兎にも角にも、俺もそれに続こうとした。
京太郎「それじゃあ俺も」スタスタ
主人「お待ちを...お一人ずつでもよろしいですか?一応書類なんかがありますので...」
京太郎「え?そそ、そうですよね!アハハ...」ダラダラ
そうくるか...!マズい、何の言い訳も思いつかない。
竹井先輩に目線で助けを求めると、まるで「仕方ない」とでも言いたそうな顔で溜息をついた。
久「ごめんなさい、私たち...」ギュ
久「見ての通り仲が良くて...両親同士の付き合いもあるので、一緒に電話したいんです」
!?!?!?!?!?!?
瞬間、現実が脳の処理性能を大幅に上回った。取り敢えず落ち着いて、そして一つずつ整理しなければ。
まず竹井先輩が事務所に二人入ることの言い訳をした。これはいい。
次に俺の右腕に、竹井先輩が左腕を絡めてきた...?? 既に理解の境界線を越えてしまっているが、時にはそのまま前に進むことも人生には大事だ。
さらに竹井先輩は主人に向かってこう言った。「私たち、見ての通り仲が良くて」......「仲が良い」?ナカガイイって何?
そして現在、目の前には狐につままれたおっさん――失礼、主人――の顔。きっと俺も同じような顔をしているに違いないが、そんなことはどうでもいい。
今この場で最も重要なことは何か。つまり俺の右腕、特に肘の辺りには正体不明の柔らかい感触が............
〜〜〜
主人「.........本当ですか?」
久「...えっ?」
主人「いえ...こういった事をお客様に申し上げるのは無礼だとは分かっていますが」
主人「しかしここまで宿泊なさっている間のお二人を見る限り、とてもそうとは思えませんし..」
主人「それに、普段は須賀様のことを『須賀君』とお呼びになっていませんでしたか?」
久「え、あ、えーっと...そう!普段はほら、部活としての体裁がありますから」
久「これでも夏まで部長でしたし、みんなの前でそんなことしたら示しがつかないというか...」
主人「......その辺りの事情は存じ上げませんが、とにかくですね」
主人「機密の多い事務所にあなた方を二人とも入れるには、少々不審すぎるのです」
主人「よもや何かやましい事をするために二人で入ろうと、偽っているのではありませんね?」ギロリ
久「ひっ...」ギュッ
京太郎「......!」ハッ
竹井先輩に押し付け――腕を強く握られたことで、意識がようやくはっきりしてきた。
えーっと...要するに主人は、俺たちが事務所を物色しようと企んでいるのではないかと怪しんでいるらしい。図星です。
普通ならとんだ疑心暗鬼だが、今の主人はこの村で何かよくわからんがヤバいことをしようとしている可能性大なのだ。
チョロチョロと周囲を探っている俺たちに半ば勘付き、警戒していてもおかしい話ではないだろう。
- 188 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:17:56.12 ID:9iTWaL+H0
- 女将「なになに、何の話してるの?」ヒョコッ
主人「うおっ...ってお前、いつの間に...」
主人「いやぁ、大した話じゃあないんだが――」
全く気付かぬ間に主人の横に立っていたのは今まで姿の見えなかった女将だ。
主人が語るここまでの経緯を聞くにつれ、その顔はどんどん悪魔的な笑みを増していった......嫌な予感がする。
女将「つまりあなたは、この二人がカップルだって事が分かればいいのよね」
主人「いや、そういう話じゃ...」
女将「いいのよね」ニコッ
主人「......まあ、そうだな」タラッ
女将「なら話は簡単よ。ね?」
久「えっ...『ね?』と言われても......」
女将がこちらを向いて同意を求めてくるが、俺には全くその意図が汲めない。竹井先輩ですら分かっていないのだから当然と言えば当然だが。
結果的に俺たちは答え合わせを待つほかにすることがなかった。しかし、数秒後に女将の口から放たれた模範解答は――――
女将「チューしちゃいなさいよ、ここで」
――――予想の遥か上、無限遠点へ到達していた。
- 189 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:19:07.52 ID:9iTWaL+H0
-
京太郎「......マジでするんすか?」
主人「え、私に聞きますか...?」
京太郎「...」チラッ
女将「勿論!本当に恋人同士なら、そのくらいワケないわよね?」
京太郎「...竹井せ―― 「久」ボソッ ――久さんは?」
久「しょ、しょうがないでしょ!」
そう言いつつ竹井先輩――久さんは必死の目線を送ってきた。普段なら無視するところだが、今の俺には生命線だ。
その言わんとする内容が手に取るように理解できた。
久(いい?本当にやる必要はないのよ)
久(つくかつかないか。そこを攻めましょう)
京太郎(わかりました)グッ
あちらから顔を近づけてくるだろうと予想し、来たるべき瞬間に向けてジッと久さんの顔を見つめる...
しかし中腰のまま数十秒待っても、久さんが動く様子は全くなかった。
京太郎「久さん?」
久「...!私からやるわけないじゃない!」
久「男ならこんな時くらい、頼りがいあるとこ見せなさいよ!」
女将「そうだぞー青年!甲斐性見せろー!!」
京太郎(...はぁ)
こうなりゃヤケだ。覚悟を決めてやる。
京太郎「久さん...目閉じて」
久「んっ......」
くっつくかくっつかないか、そこを攻める。
だがその距離感を見極めようとすればするほど、嫌でも久さんの顔をまじまじと見ることになる。
こう改めて見るとやっぱり綺麗だよなぁ......
どこからともなく漂う甘い香りは嗅覚を無視し、その口から漏れ出る息遣いは俺の聴覚と触覚を通り越す。
そうして直接俺の頭に働きかけてくる度に、自分の鼓動が速く、大きくなっていくのが感じられた。最早女将の野次は聞こえてすらもいない。
鮮やかな赤をした唇と俺の唇との距離は、既に小指の幅ほどにまで縮まっていた。
自分が何をすべきなのかも忘れてしまった俺は、まるで吸い込まれるかのように――――
- 190 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:20:18.01 ID:9iTWaL+H0
- 【3日目 13:40】 旅館・本館 2階 廊下
京太郎「...先輩、本当にすみませんでした!」
久「いいわよ...一瞬だったし、作戦のための必要経費ってことにしてあげるわ」
京太郎「......怒ってますか?」
久「いえ、全然?」
京太郎「ならこっち向いてくださいよ」
久「そ、それは無理よ!」
京太郎「...ひょっとして初めてでしたか?」
久「まさか。私を誰だと思ってるの?」
久「き、キスくらい男でも女でもいくらでもあるわよ」
京太郎「そ、そうですよね......」
その後どうなったかはお察しの通りであるが、とりあえず真っ赤になった主人と半笑いの女将によって事務所への入室を許可された俺たちは
なんとか無事に情報と物品――従業員名簿やら鍵やら――を入手し、こうして203号室に戻ろうとしている。
だが今の俺の脳裏を占めているのはそれらのどれでもなく、まさしくあの瞬間に竹井先輩が見せた表情だった。
しかし竹井先輩は初めてじゃないのか......まあ、当然か。などと思っていたその時、竹井先輩が何かを呟いた。
久「―――――――」ボソツ
京太郎「え?」
久「――――――の?」
京太郎「すみません、もうちょっと....」
久「須賀君こそ、初めてだったのかって聞いてるのよ!!」
京太郎「............ええ、もちろんです」
久「そ、そう...残念だったわね、こんなことで」
京太郎「いえ、俺...竹井先輩だったし良いかなって思ってますよ」
久「...へえ、そういう言い方をするのね?」
京太郎「た、竹井先輩が相手で嬉しかったです!」
久「......まあ当然よね」フフン
急に機嫌を良くしたのか鼻歌を歌いながら歩みを早める竹井先輩。少し先に行ったと思えばピタリと止まり、その場でくるりと回ってこちらに向き直った。
先輩が――久さんがその顔を、照れたような幸せなような顔を見せたのは、これで二回目だった。
- 191 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:21:39.23 ID:9iTWaL+H0
- 【3日目 13:20】 旅館・本館 1階 食堂
咲「優希ちゃんも染谷先輩もヒドイよ、水持ってこいだなんて」
咲「確かこの辺にコップと水が......あれ?」
「――――――――」
「――――――――!」
「――――――――――――?!」
「――――――」
咲「すぐそこに誰かいる...」
咲「この声は旅館の人たちと......京ちゃんと竹井先輩?」ヒョコッ
咲「何してるん――――」
【3日目 13:20】 旅館・本館 2階 遊戯室
優希「ふっ!」パコォン
まこ「ハァッ!」スパァン
優希「うわっ!?」カツン
まこ「よし!!わしのマッチポイントッ!」
優希「くそぅ...まだまだだじぇ!!」
咲「」フラフラフラフラ
まこ「おお、すまんな咲......咲、おぬし水はどうしたんじゃ?」
優希「咲ちゃん口開いてるじょ?どうしたん...だっ!」スパァン
まこ「あ、ちょい待ちんしゃい!!卑怯なやっちゃ...!」パァン
優希「むふふふ...何とでも言うがいいじぇ!」カコォン
咲「京ちゃんが......」
優希「京太郎が?」パシンッ
咲「...京ちゃんが......」
まこ「京太郎...が?」スパコォン
咲「...京ちゃんが竹井先輩とキスしてた......」
優希「」スカッ
まこ「」ポロッ
咲「............」
カンッ
- 192 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 18:23:00.67 ID:9iTWaL+H0
- 前スレ>>1000でした
本編とは全く関係ありません、はい。
19時から開始します
- 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 18:27:52.02 ID:2yD6hTf5o
- 乙です!最高だぜ!!
- 194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 19:00:34.37 ID:JCJMeyHoo
- 京久いいよね
- 195 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 19:23:49.86 ID:9iTWaL+H0
- すみません、だいぶ遅れましたが始めたいと思います
>>179の続きから再開ー
- 196 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 19:28:02.05 ID:9iTWaL+H0
- 複雑に入り組む廊下に面した扉を開けて回ると、それぞれ全く異なる姿の部屋たちが現れた。
ガラッ
優希「寝室...何もなし」
ガチャッ
京太郎「ぐえっ、トイレか。もっと掃除しろよ...」
ガラッ
優希「茶の間だじぇ...色々と物が置いてあるけど、あんまり使ってないのか?」
ガラッ
京太郎「客室か。ご立派に床の間には掛け軸まで......でも、ホコリを被ってるな。勿体無い」
〜〜〜〜〜
京太郎「優希、なんかあったか?」
優希「ダメだな、どの部屋もあんまり使ってないみたいだじぇ」
京太郎「こっちもだ。柊さんちくらい家族が多ければともかく、一人じゃあなぁ...」
俺と優希が合流したのは応接間前の廊下から見えていた居間の扉のすぐ前。
1階はこの部屋以外、既に調べ終わっていた。
【3日目 16:10】 榎田宅 居間
この家の日本家屋的外見にそぐわず、居間は随分西洋的だった。リビングルームと呼んでもいいだろう。
床はフローリングで、脚のある椅子に座ることを前提とした背の高い家具たちが並んでいた。
優希「茶の間があったりリビングがあったり、ちぐはぐな家だじぇ」
京太郎「この辺の旧家はもう何回も修繕を繰り返してるって言ってたからな...まあ、そんなもんだろう」
ソファにはだいぶ汚れた作業着が上下投げ捨てられ、その横の机にはまだ中にコーヒーが入ったままのコップが。
さらに灰皿には、火が消えてからまだ時間はそう経っていないようなタバコが押し付けてある。
優希「仕事が終わってここで寛いでたのかな?」
京太郎「だとしたらちょっと悪いことしたかな」ハハハ
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
↓2
- 197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 19:32:17.92 ID:dw2nBJFS0
- たあっ
- 198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 19:33:19.31 ID:ftnXh78f0
- ほい
- 199 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 19:49:02.53 ID:9iTWaL+H0
- 31/80→成功!
京太郎「ん、作業着のポケットから何か...」
グレーのポケットから顔を覗かせていたのは白いプラスチックのキーホルダーだった。
引き上げると、妙に凛々しい表情をしたキャラクターと目があった。しかも顔の下に書かれている名前が......
優希「ぎゃははは!『白米くん』って...安直すぎだじぇ!」
優希「持って帰ってのどちゃんに見せよーっと」
京太郎「和がそんなんで笑うとは到底思えねーけどな」
そんな白米くんに引き連れられ出てきたのは、誰もが知る自動車メーカーのエンブレムが書かれた鍵だった。
そういえば、外に軽トラがあったな。
車の鍵(榎田)を手に入れた
居間の端には3、4人で着席できるくらいの食卓が置かれ、更にその向こうには台所が見える。
- 200 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 19:49:51.52 ID:9iTWaL+H0
- 持ち物
・携帯電話
俺のケータイ。高画素の背面カメラが自慢の機種だ。
・腕時計
旅行の時は身につけている腕時計。
普段学校に行くときはかったるいので着けないのが男子高校生。
・旅館の地図
泊まっている旅館の館内地図。流石にもう迷わない。
http://imgur.com/laCzxEN
・懐中電灯
俺の泊まっている部屋にあった懐中電灯だが、もはや私物化してしまっている。
結構酷使しているが電池は絶対大丈夫。
・小佐目村の地図
この村の簡単な地図。やけに手書きっぽく雑に見えるが目の錯覚である。
http://imgur.com/a/xUtc2WP
・電子メモ帳
神楽神社の縁台下に落ちていた電子メモ帳。充電ケーブルがあれば動きそうだ。
・曲げたヘアピン
優希から貰ったヘアピンを曲げたもの。
相当頑張れば、補正なしの【探索】でピッキングできるかもしれない。
・小さな鍵
小佐目山の炭鉱入り口で拾った、旅館事務所の金庫の鍵だ。
・古い新聞
とても古そうに見える英字新聞。1932年に発行されたアメリカの記事だった。
・麻酔薬
「ケタミン」という麻薬指定のアブナイ薬。茶色いビンに入っている。
・注射器
お医者さんごっこのおもちゃではない、正真正銘の注射器。
ビンから薬品を抜き出すのには多少手間取る。
・小瓶
注射一回分の薬品を入れることができる小瓶。
ここに入っている薬品はすぐに注射できる。
・車の鍵(榎田)
榎田の作業着に入っていた鍵。白米くんストラップ付き。
- 201 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 19:53:46.14 ID:9iTWaL+H0
- 【3日目 16:10】 榎田宅 居間
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>200
ステ :>>4
周囲 :
人 :
武器 :備中鍬(戦闘時、判定値+10・与ダメージ+1)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・2階の探索へ向かう
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(まだ行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
3. 自由安価
↓2
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 19:56:24.94 ID:JCJMeyHoo
- 2階の探索
- 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 20:04:51.52 ID:BX9Fro2Ro
- ↑
- 204 : ◆T3wZhmz5ZM :2020/10/02(金) 21:01:47.61 ID:eopGE7N30
- ××月××日
どうしようか…。こんなに悩んでいるのはある理由がある。プロとしての生活にもだんだん慣れてきて、時間に余裕がもてるようになった。
そんなときにモモから一緒に遊びましょうと誘われた。ちょうど用事もなかったので、すぐ返事をして一緒に遊園地に行った。コーヒーカップやジェットコースターなど久しぶりに行くとかなり楽しかった。
しかし、もう帰るというときになってそれは起こった。なんと、モモが俺に付き合って欲しいと告白してきたのだ。しかも、俺が返事をする間もなく走り去ってしまった。…俺は一体どうすればいいんだ。
ー
なるほど、この後、モモとも付き合うことになるのか。でも、どうして断れなかったんだろうか。俺には妻も恋人もいるの
- 205 : ◆T3wZhmz5ZM [sage]:2020/10/02(金) 21:02:22.60 ID:eopGE7N30
- すいません、誤爆しました
- 206 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 21:08:59.92 ID:9iTWaL+H0
- わたしは一向にかまわんッッ
1. 2階の探索へ
2階もやはりいくらか部屋があったが、1階に比べればかなり少なかった。
その中でも最も奥まった所にある和室。これが最後の部屋だ。
――いざ開けようと襖に手を伸ばした、その時だった。
優希「...!」
京太郎「どうした?」
優希「静かにっ......中に誰かいる」
京太郎「おいおい、嘘だろ...散々音たてちまったよ」
優希「こうなっちゃたものは仕方ないじぇ。京太郎、私が開けるから武器を」
京太郎「......わかった」
適当な紐で肩から掛けてあった鍬を取り、両手で構える。
早まった鼓動が落ち着いてきたのを双方目線で確認しあい、無言の合図を送る。
京太郎・優希(いち、に...)
京太郎・優希(さんッ!)ガラッ
京太郎「動くな!!」
優希「下手なことすると痛い目見るじょ!」
そんな威勢のいい俺たちの声が誰も居ない部屋に響き、虚しさと気恥ずかしさが襲ってきた。
おい優希、めっちゃ恥ずかしいじゃねえか!
優希「...いや、違うじぇ」
京太郎「は?何言って......!」
果たして優希がこちらを一瞥もせず、そう言って見つめる先にあったのは一組の布団だった。
――いや、この表現は正しくはあるが、本来主眼を置くべき部分からはズレている。
本当に最初からこの部屋に居たのだろうか。そこには、誰かが床に伏せていた。
老人「...騒がしい」
老人「......ん。見慣れない顔じゃな、若いの」
そういうしゃがれた声の主は少したりともこちらを見ていない。
そもそも、俺と優希の位置からは布団の膨らみから誰かがそこで寝ているということが分かるだけで、その顔は全く見えないのだ。
こちらから見えなければあちらからも見えぬのが道理だろう。
京太郎「あんた、何者だ?」
老人「くっくっく、ずかずかと踏み入ってきて随分な言い様じゃな」
老人「こちらへ寄って見るがいい。お主にも分かる」
京太郎「...?」
少なくともこの老爺が突然立ち上がって、俺たちに何か危害を加えるということはないだろう。
備中鍬を再度肩に掛け枕元に歩み寄ると、確かに見覚えがあった。
京太郎「あんたは...」
榎田爺「やあ若いの。息子が世話になったな」
半時ほど前に応接間にあったその顔は、写真より相当肉がそげていた。
- 207 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 21:09:44.46 ID:9iTWaL+H0
- 【3日目 16:10】 榎田宅 老爺の部屋
どうする?
同行者:優希
持ち物:>>200
ステ :>>4
周囲 :
人 :榎田爺
武器 :備中鍬(戦闘時、判定値+10・与ダメージ+1)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足)
1. 移動する
・榎田宅を出る
・邸内場所指定
(【行動(京太郎)】+【行動(優希)】× 0.5)× 8 = 64(行ったことのない場所)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする
(【交渉(京太郎)】+【交渉(優希)】× 0.5)× 8 = 72
3. 自由安価
↓2
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:11:21.09 ID:ftnXh78f0
- 優希に周囲を警戒してもらいつつ、京太郎が会話
- 209 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/02(金) 21:13:53.40 ID:9iTWaL+H0
- あ、ごめんなさい
会話内容は安価です
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(優希)】× 0.5)× 8 = 72
安価なら下
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