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魔剣転生

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743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 01:54:11.67 ID:+hZ8MoPeO
>>742
特に決めてないです。
今のとこは決める必要もないかな?とは思ってますが……。
まぁ、希望が多ければ受理し、決める予定です。


ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。

1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋(死の運命を回避)
9 カフェテリア(交友を深められる)
10 目立たない部屋(秘密の話、非常の避難場所)

下1
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:14:40.53 ID:6IaMu5w/0
5ごごごご
745 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 02:21:01.32 ID:+hZ8MoPeO
図書館


ユリアーネス(やっぱり1人になるとここに来たくなるなぁ)

ユリアーネス(でも、何読もう?特に読みたいのはないけど……)

ユリアーネス(……ていうか、前のあれみたいなのはないよね?)スタスタ



ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……なんであるの」


何を読みますか?

1 歴代魔王の経歴
2 もし勇者に出会ったら
3 ぎゃくさつ!べりおるくん!(2巻)
4 完全ランダム(コンマで良し悪しが決まります)

下1
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:22:51.66 ID:irvcAWQk0
1
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:27:02.16 ID:+hZ8MoPeO
どれを読みますか?


1 吸血鬼の祖
2 堕天の覇者
3 世界最強のゴブリン
4 この世全ての悪意
5 太陽王

下1
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:31:25.98 ID:0hFcCJ5c0
太陽王って今代だっけ?関わるかもしれないし5
ひょっとしてぎゃくさつべりおるくん読破するとなんかスゲー特典があったりしそうな特にそんなことはなく徒労に終わるだけのような、どっちだろうね?
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:40:33.56 ID:KxCsjrzDO
個人的にはべりおるくん気になるけどね
著者これ本人なのだろうか
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:47:07.82 ID:+hZ8MoPeO
>>748
凄く言いたいですけど、敢えて明言は避けます。



『太陽王。それは、魔王レオンの異名である』

『その由来は、彼が持つ絶対勝利の魔法に起因するとされる』

『ただ、彼のそれを見て生き延びた者はただ一人として居らず、実際の理由は不明。また、それは先代の魔王とて同じである』

『先代の魔王はこの世の全てを悪意で満たし、世界を自らの欲求のみで破壊しようとした存在、絶望生命体グラージであった』

『魔王レオンはグラージが魔王を名乗ってから約10年後、自身を慕う者を中心とした義勇軍を結成』

『自らと四天王を前衛とし、後衛を義勇軍による遠距離攻撃作戦にて徐々にグラージを追い詰める』

『そして激闘の末、多数の犠牲を出しながらもグラージに勝利。とはいえ最後まで例の魔法は使わなかった事から、単独でも勝利していた可能性があると識者は言う』

『そして魔王になった彼であるが………その治世は、なんと歴代最高峰のものである。理由としては単純で、魔王としては珍しく政を行っているからであろう』

『また文官、政治屋としての才にも優れ、各地の有力貴族たちに隙を見せない事から、魔王でなくとも大成していたとされる』

『直近では、虐殺卿を討伐した。しかし遠征に向かっていた為、その間に四天王を失った』

『その為、今代の勇者は早期に彼を狙うのではないか、と言われている』


ユリアーネス(……へー)

ペタン
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:52:07.15 ID:+hZ8MoPeO
ユリアーネス(こういう伝記って、たまに読むと面白いよね)

ユリアーネス(でも……)チラッ

夕焼け「」

ユリアーネス「……時間が過ぎるのも、早いよね」

ユリアーネス(そろそろ帰ろ)

スタスタ


レオンに関する事前知識を得ました。
レオンとの会話時、何かしらの補正があるかもしれません。

また、1ヶ月が経過します。
そして………人間の襲撃が、あります。

実は次回美術部での活動を描写しようと思っていたのですが、美術部→襲撃が良いでしょうか?
それとも、襲撃→美術部が良いでしょうか?
一応愉悦部の方が居ると思って、聞いておきます。

下1
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:56:24.57 ID:0hFcCJ5c0
まぁここでもし「べりおるくん読破するとベリオルの魔翌力が手に入ります!超つえーです!」とか言われても興醒めなだけだし当然よね
今後二度と出てこないって辺りでネタバラシしてもらえると嬉しい

安価踏んだなら後者で
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 02:57:06.90 ID:0hFcCJ5c0
ってよく考えたらこれ連取りだ申し訳ない
安価下でおなしゃす
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 03:10:52.12 ID:irvcAWQk0
美術部→襲撃でぃ
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 03:21:24.61 ID:+hZ8MoPeO
美術室


ユリアーネス「……うん、これはもっと前面的にしちゃって良いと思う。というか、ローザちゃんも本当はそうしたいよね?」

ローザ「うん……けど、ヘンに思われないかな?」

ユリアーネス「………まぁ、正直変には思われるかもしれないけど」

ローザ「思われちゃうの!?」

ユリアーネス「でも、ローザちゃんの絵は唯一のものなんだよ?それに後世に残る絵ってやっぱり、一つの方向に突き抜けたものが殆どだと思う」

ユリアーネス「だから、きっとそのまま突っ切っていいと思うよ?」

ローザ「……そ、そうかな?」

ユリアーネス「うん、私が保証する」

ローザ「……えへへ。じゃあ、頑張ってみるね」ニコッ


部長(ううむ……相変わらず理解出来ないな)

部長(……やはり、ボクには才能がないのだろうか………?)

部長「………」

ブルブルッ

部長(い、いかんッ!きっと天才の推す絵なのだ、あの絵を理解すれば必ずボクだって伸びる筈なんだッ!し、しっかり観察しないと……!!)ジーッ


「また部長がなんかやってる」

「下級生の方見てるけどこれ大丈夫か?」

「ロリコンにしか見えねぇ……」
756 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 03:26:16.74 ID:+hZ8MoPeO
部活終了後…………


ローザ「あ、待ってユリちゃんっ!」タタッ

ユリアーネス「ん……? どうしたの、ローザちゃん?」

ローザ「えと、これから暇なら一緒に過ごせないかなって」

ユリアーネス「あ、うん、別に良いよ」

ローザ「ほんと?えへへ、よかったぁ……」

ユリアーネス「でも何しよっか。私は別になんでもいいけど……」

ローザ「あ……えっと、どうしよっか………」


ユリアーネスたちの行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)

下1
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 04:55:51.31 ID:KxCsjrzDO
2
758 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 08:31:08.27 ID:+hZ8MoPeO
寝落ちしてました。




ユリアーネスたちの行く場所を選んで下さい。

1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋(死の運命を回避)
9 カフェテリア(交友を深められる)
10 目立たない部屋(秘密の話、非常の避難場所)

下1
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 08:42:03.51 ID:38JWhUrl0
9
760 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 08:57:01.69 ID:+hZ8MoPeO
ローザ「あ……じゃあさ、前みたくカフェテリア行かない?」

ユリアーネス「……もしかしてハマった?」

ローザ「うん、あそこのって飲み物って美味しいしね」

ユリアーネス「そっか……じゃあ、行こっか。今日はごはんも食べてみる?」

ローザ「あ、サンドイッチとかトーストとか?ごはんも美味しいのかなぁ?」

ユリアーネス「うん、美味しいよ。ローザちゃんも気に入ると思う」

ローザ「……ふふ、楽しみだなぁ〜」

スタスタ


「……最近あいつら、一緒に居るのよく見るよな」

「ユリアってエルと仲良かったんじゃねーっけ?」

「そっちはそっちで仲良いままに見えるが……ああ、部活の方のか」

「あー」

「ま、男じゃなくて良かったな」

「それはマジに思う」

「……あいつらに男なんて出来たら、ショック死する奴何人か出るだろうしな」


ローザと食事をしました。
もうすぐで親友になれそうです。

数日が経過します。
761 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:04:31.02 ID:+hZ8MoPeO
……その日は、何だか異質だった。
ユリアーネスの剣となってから、一度もこんな日は無かった。
けど、俺でなくとも。
誰もが程度の差はあれど、感じてしまっただろう。

この、緊迫した空気。
張り詰める様な雰囲気。
大気に満ちる、謎の嫌悪感。

……そう。
これは、恐らく………。
………。
やはり、戦争が起きるんだろう。

人間と魔族は全面戦争状態にある。
ゆえに、互いにとって重要な施設を破壊したり、工作を行なったりするのは自然の事だ。
というか魔族だって同じ事をやってるんだから、人間に同じ事をされない理由はない。
結果────



学園 一年教室

ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


教師「────!」


「わッ、なんだぁ!?」

「きゃっ、何っ!?」
762 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:09:37.99 ID:+hZ8MoPeO
ユリアーネス「………!?」

ユリアーネス(これは……まさか………)

エルライザ「ゆ、ユリちゃんっ!これ……!!」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「うん、人間の襲撃だと思う」

エルライザ「だ、だよねっ!? こんなの2年ぶりじゃない……?」

ユリアーネス「そう、だね。最近は、あまり無かったのに……」


教師「……諸君、落ち着け!今から避難訓練通りに動き、体育館に避難する!すぐに一列になれ!!」


ザワザワ


「おいおいマジかよ……」

「なんで急に今襲撃?」

「四天王がみんなやられて不安定だからじゃないの?」

「……ラッキー」ボソッ

「お前、いくら授業潰れるからってなぁ……」
763 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:18:18.57 ID:+hZ8MoPeO
廊下


ゾロゾロ


エルライザ(……人、いっぱいだね)ボソッ

ユリアーネス(うん……)ボソッ

エルライザ(…ユリちゃん。私たち………大丈夫かな?)

ユリアーネス(………)


学園長『中に虹色の宝石があっただろう?あれは対象の死の運命を吸収する石だ。高価だが、ここには良家の子息令嬢が多く通っているからな。ある程度保存していないと、貴族連中がうるさいのだよ』


ユリアーネス(……私たちに関しては、平気だと思う)

エルライザ(えっ?なんで?)

ユリアーネス(……でも)


ローザ『んっ、美味しい! 美味しいよ、ユリちゃんっ』


部長『ハッハッハ! どうしたユリアくん、何か聞きたい事でもあるのかねッ!』


『ひまー』

『まんじゅう〜』

『うしさん〜』

『ここ美術室だぞオメェら!!!』


ユリアーネス(………)

ユリアーネス(……無事でいて、ほしいな)
764 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:23:44.43 ID:+hZ8MoPeO
体育館


学園長「……よく、迅速に動いてくれた。諸君らの動きのお陰で、多くの防衛魔法の展開が終了した」

学園長「が、いつ魔法を突破して襲ってくるか分からない。故に、その点は警戒を────」


ドォンッ!!


「うわぁっ!?」

「な、今の音何……!?」


学園長「………」

学園長「まさか」


ユリアーネス「………え?」

エルライザ「ちょ、嘘……!?」


ドォンッ!!

ドォンッ!!

ドォンッ!!

ドォンッ!!

……………………。


ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
765 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:32:39.16 ID:+hZ8MoPeO
学園長「馬鹿な……速過ぎる……!?」


教師A「……! 皆さん、固まって下さい!」

教師B「必ず我々の後ろから出るな! 戦闘の出来る者であろうが必ずだ!!」


ユリアーネス「………」

ハルシオン「」グッ

ユリアーネス(……大丈夫。もしもの時は────)

ユリアーネス(………)

ユリアーネス「……私なら、救える」ボソッ

エルライザ「……え?ユリちゃん、今な」


バタァンッ!!


兵士A「ヒャッハァ魔族だァ!!」

兵士B「へっへ、勝ったら隊長に現地のガキブチ犯して良いって言われてるからな!張り切っちまおうぜ!!」

兵士C「ヒューっ、上玉ばっかじゃねえか!さっすが学園は違うなァ、ええ!?」

兵士D「っしゃあ、行くぜおめェらァ!!!」


兵士が────

91以上 10人攻めてきました。
90〜50 100人攻めて来ました。
49以下 300人攻めて来ました。

下1
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 09:32:55.95 ID:NDekjz5A0
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 09:35:48.44 ID:KxCsjrzDO
さすが
ハルシオン出しちゃうと未来変わっちゃうよね多分…
768 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:37:31.10 ID:+hZ8MoPeO
学園長「くッ、すぐに魔法を展か────ん?」

教師A「……あれ?」

教師B「……は?」


兵士A「あ?なんだテメーら!」

兵士B「ビビってるんけ?お?」


学園長「……いや、つかぬ事を訊くが。他の軍勢は?」


兵士C「は?んなもんまだ来てねぇよ、ココ無駄に広いから迷ってんじゃね?」

兵士D「あーな、すげえ広いもんなココ」


学園長「……では、君たちのみで特攻して来たと?」


兵士A「おう、そうだぜ」


学園長「………」

学園長「総員、構え」


兵士たち『……お?』


教師A(馬鹿なのかな、この人たち)スッ

教師B(馬鹿なのだろうか)スッ
769 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:46:58.70 ID:+hZ8MoPeO
学園長「撃て」キィイイイイインッ


学園長の強化魔法・全!
教師Aの闇魔法弾!
教師Bの土魔法弾!
教師Cの闇魔法弾!
教師Dの闇魔法弾!
教師Eの風魔法弾!
教師Fの闇魔法弾!
教師Gの火魔法弾!
教師Hの闇魔法弾!

暗黒を孕んだ魔法弾の雨が兵士に降り注ぐ!!


ドドドドドドドドドドッ!!!!


兵士C「おっ、おわぁああああああああああ!!??」

兵士D「ちょこれ死っ────」


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


シュウウウウウウウウ......


兵士の焼死体『』


ユリアーネス「………えぇ」

エルライザ「人間ってバカなのかな?」
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 09:51:17.01 ID:NDekjz5A0
流石に人間さん池沼過ぎませんかね…
もっと魔族対策してください!
771 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 09:56:33.89 ID:+hZ8MoPeO
教師C「……これ、わざわざ避難しなくても良かったんじゃ?」

教師D「……い、いや油断してはダメだ。今襲って来た人間どもが単に知恵遅れだっただけだろう」

学園長「…恐らくその通りだ。次は100、200……下手をすれば、500まであり得るだろう」

教師A「………」

教師B(……今の様なバカどもばかりであって欲しいが)


ローザ「……えっ、これで終わり?」


ミセト「人間って、もしかしてここの奴よりかなり頭悪いんじゃないか……?」


……運が良かったですね。
ちなみに第三波まであるので、後二回耐え切れば終了です。
次の兵数を決めましょう。

次に来るのは……

91以上 10
90〜50 100
49以下 300

下1
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 09:59:37.19 ID:J8aUNlbD0
はい
773 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:06:41.84 ID:+hZ8MoPeO
バタンッ!

ザッザッザッ

兵士E「」

兵士F「」

兵士G「」

兵士H「」


学園長「………!」

教師A「………嘘」

教師B「……現実はそう、甘くないか」


兵長「総員、停止」


ザッザッ....ピタ!


兵長「魔族の諸君らに問う。早急に投降し、永久に我等の奴隷として生きる事を誓えるのなら、命だけは助けてやるが」

兵長「これを、誓えるか?」


学園長「拒否する。我々は未来の有力魔族を輩出する為の機関だ。貴様らの条件を呑む事は、主旨を逸脱する事になる」


兵長「……そうか」
774 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:16:38.73 ID:+hZ8MoPeO
兵長「なら、死ね」スッ

兵士たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!』

ダダダダダダダダダダダダダッ!!!!


学園長「────総員、構えぇいッ!!」

教師たち『』スッ

キュイイイイイイイイイイインッッ!!!!!

「………!」

「ひっ………」

「やぁっ………!!」


兵士「斬って斬って斬り刻めェえええええええええええええええええええええええッッ!!!!!」

ジャキンッ ジャキンッ ジャキンッ!


学園長「撃てぇええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!」

ドドドドドドドドドドッ!!!!


兵士達の数の蹂躙!


教師達の魔法弾の雨が兵士達に降り注ぐ!


15×300+25=475(人間物理戦闘値)
70×8+100=660(教師魔法戦闘値)

の為、
初手は勝利確定!
775 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:22:33.27 ID:+hZ8MoPeO
シュウウウウウウウウ......


兵士の死体の山『』


兵長「………」


ゾロゾロ

教師A「………」

教師B「………」

学園長「………何か、最後に言いたい事でもあるか」

兵長「無いな。殺せ」

学園長「そうか」スッ

ザシュッ!


「………勝った?」

「んな訳ねぇだろ!だって、だって!」

「せ、先生……?」


学園長「……勝利は出来たが。被害は、少なくなかった」

教師A「く………っ」グッ

教師B「………」


教師が……

91以上 いや生きてるけど?
90〜60 1人死亡
59〜20 2人死亡
19以下 3人死亡

下1
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 10:24:03.00 ID:NDekjz5A0
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 10:24:26.75 ID:JiEA+XbTO
おはようゾロ目様
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 10:25:06.56 ID:NDekjz5A0
教師が増えたのかな?
779 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:28:18.98 ID:+hZ8MoPeO
勘弁してください。
無傷で勝っちゃうじゃないですか。



91以上 ???
90〜50 学園長「まぁそういう時のた……え?」
49以下 学園長「まぁそういう時の為にこれがあるんだが」

下1
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 10:31:52.81 ID:NDekjz5A0
781 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:37:23.05 ID:+hZ8MoPeO
学園長「まあ、とはいえ」

教師A「えっ?」

学園長「これ、何だと思うかね」


虹色に光る石「」キラッ


教師B「……? これは、我々が就任式で頂いた……」

教師A「でもすぐに黒くなっちゃった、アレですよね……」

学園長「その通り。で、これの効果だが────起きたまえ、諸君」

ムクッ ムクッ

教師E「……てへぺろ☆」

教師G「い、生きてましたー」

『『えッッ!!??』』
782 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:42:52.51 ID:+hZ8MoPeO
「が、学園長! それどういう事だよッ!?」

「せ、説明して下さいよっ!?」

「な、なんで……??」


学園長「それについては後で話す。が……まあ、生徒のみなは安心していたまえ」


「え………?」

「へっ……?」


学園長「我々教師が、この先死亡する事は────間違いなく、有り得ない」

キラッ

学園長「そういう、運命なのだよ」


イージーモードで兵が再来。
でもこれ、死なないんならもうほぼ勝ち確の戦です。
あとは最後の撤退戦で追撃するか否かになりますね。

91以上 10
90〜50 100
49以下 300

下1
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 10:46:27.87 ID:NDekjz5A0
784 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:54:54.20 ID:+hZ8MoPeO
バタンッ!


兵長「ハッハッハァ!さすがに第三波まで来れば流石の魔族と言えど……」


学園長「」キィィィンッ

教師A「」スッ

教師B「」スッ


兵長「えっ」


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!



学園長「……終わった、か」

教師A「……か、勝った?」

教師B「その様だが……学園長、追撃はどうするので?」

学園長「ああ、それに関しては────」



ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!



学園長「………は?」


ユリアーネス「な、なんとか勝ったみたいだね……」

エルライザ「あー良かった……てか先生達以外と強かっ」



ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!



2人『!?』ビクッ
785 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 10:59:53.08 ID:+hZ8MoPeO
ヴゥンッ


「────残党は、私が片付けておいた」


学園長「………貴方は」

教師A「え……?」

教師B「………!」

教師C「わ………」

教師D「何……!?」


「え……本物?」

「えっ、マ、マジか……」

「すげぇ、マジもんじゃん……」

「現物はじめてみた……」


エルライザ「………え、な、なんであんな人が来てるの?」

ユリアーネス「……! あの人は………!!」


51以上 魔王レオン
50以下 新四天王

下1
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 11:01:16.46 ID:JiEA+XbTO
どっちか
787 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 11:04:30.66 ID:+hZ8MoPeO
新四天王ですね、残念。
ちなみにちょっと違和感覚える書き方なのは自分が31と空目したからです。

新四天王さんを安価で決めましょう。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてって下さい。

下3〜5まで
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 11:08:26.22 ID:NDekjz5A0
名前:ブッチャー
年齢:44
性別:男
種族:オーガ
性格:魔族には紳士的で優しいが人間を切り刻んで料理するのが趣味の狂気的な性格
特徴:外科医もやっていて刃物の扱いは慣れている
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 11:21:30.34 ID:JiEA+XbTO
名前:ナシュラ
年齢:300
性別:男
種族:手が六本の魔人
性格:性格も表情も固いが魔族には深い愛情を持っている。人間には冷酷
特徴:前出てきた指揮権譲渡されてた魔族近衛兵さん。魔王とは義勇軍時代からの付き合い
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 11:24:45.21 ID:KxCsjrzDO
名前:リリアン
年齢:23
性別:女
種族:人間
特徴:人間の魔法使い
魔王レオンに一目惚れして人間を裏切って追い掛けて来た
自らの魔法を非人道的な手段に利用されていた過去があり人間嫌いになっている
得意属性は水
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2020/09/30(水) 11:30:48.11 ID:0hFcCJ5c0
【名前】コード:H
【年齢】生後3ヶ月
【性別】男
【種族】ホムンクルス
【特徴】近代の生体研究によって人間の細胞から作り出された人造人間
外見は人間の胎児を一回り大きくしたものでしかないが、高い知能と魔力に加え、超能力という謎の力も操る危険な存在
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 11:42:23.22 ID:gIORH0LaO
名前 シャルル
年齢 24
性別 男
種族 人間
性格 魔王には忠実だが人間にも比較的寛容
特徴 生まれた時から高い力を持ち忌子とされた皇族で現皇帝と似ている。軟禁状態だったが魔王に救われたため恩義を感じている。しかし帝国の事も嫌いになりきれず勝利した暁にはうまく帝国民を管理できないかと模索している
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/30(水) 12:41:43.52 ID:skj/jw490
名前:シンドラ
年齢:24
性別 :女
種族:マンティコアハーフ(虫獣人との合いの子)
性格:狂気じみてる善人。
特徴:時空魔法に長けている。人間の脳みそが好物で、恐怖と絶望を味わった人間の脳みそを特に好んだり、敵対してきた者に卵を産み付けるのが趣味。
脳みそを吸う時は、燃え輝く尾の先端を広げて相手の頭に被せ吸い出す。胸部:三桁。
794 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:06:59.92 ID:Efm3uMQ1o
学園長「……魔王軍最古参にして、四天王の貴方がお越しくださるとは」

ナシュラ「私の事はどうでもいい。生徒は無事か?」

学園長「はい。例の石を教員に使い、既に死の運命を除去しておいた為」

ナシュラ「終始全力で戦えた、という事か。大変ご苦労であった」

学園長「は」スッ

ナシュラ「………しかし」

キョロキョロ


「え……?」

「な、なんだろ……?」


ナシュラ「………」


コンマ61以下で、ナシュラがハルシオン(の魔力)に気付きます。

下1
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 13:09:06.48 ID:NDekjz5A0
796 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:14:43.72 ID:Efm3uMQ1o
61未満ですねこの場合。
本来は60以下。
数弱がバレてしまった……。



ナシュラ「────ハルシオンッ!?」

学園長「はッ!!?」

教師A「えっ!!?」

教師D「何ッ!!?」


「ハ、ハルシオンッ!?」

「な、なんで急にハルシオン……?」

「ハルシオンが、ここにあるのか……?」


エルライザ「え?え?どゆこと?」

ユリアーネス「………!!!」


ナシュラ「な、なぜハルシオンの反応が……ど、何処だッ、何処にあるッッ!!?」

学園長「ハルシオンが、ここに……!!?」


ユリアーネス(……も、もしかして………バレちゃう………!?)


1 正直に言う為、自分から出頭する
2 隠し通す(判定有り)
3 逃亡(判定有り)

下1
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 13:15:57.13 ID:iEygylT20
1
798 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:20:09.69 ID:Efm3uMQ1o
ユリアーネス「………」

チャキッ

ハルシオン・ガンソード「」

ユリアーネス「………」


グッ

スタスタ


エルライザ「えっ?ユリちゃん……?」


ローザ「ユリ、ちゃん……?」


部長「……は?ユリアくん……?」


「ユリアーネスさん……?」

「何して……」


ナシュラ「………! まさか、君が……」

ユリアーネス「……はい。私が、ハルシオンの保有者です」

学園長「…………!!!」

学園長(まさか……あの部屋に入れたのは、ハルシオンを持っていたからか………!?)
799 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:26:31.17 ID:Efm3uMQ1o
エルライザ「………ふぁっ!?」


ローザ「……ユ、ユリちゃんが………ハルシオンを…………!!?」


ミセト「あ、あの女……あんなものを持っていたのか……!?」


ナシュラ「……そうか、君が………」

ユリアーネス「……はい」

ナシュラ「……取り敢えず、君には魔王城……と言っても以前の場所ではなく、遷都した方だが。そちらの方に来て貰う」

ユリアーネス「………」

ナシュラ「……ご両親にも、事情聴取をする事になるだろう」

ユリアーネス「………」

ナシュラ「………知っているだろうが、ハルシオンの所持は内乱罪に等しい。明確な刑罰として、それが定められている訳ではないが……場合によっては、君はもうこの学園に通えなくなる」

ユリアーネス「……は、い」

ナシュラ「………。 だが、君は自分からこうして出頭して来てくれた。それは素晴らしい事だと思うし、もしも何かあっても……相談くらいは、乗ろう」

ユリアーネス「……………」

ナシュラ「……来てくれ。先ずは君の家に行ってから、そのまま魔王城に向かう。良いな?」

ユリアーネス「」コク
800 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:35:09.32 ID:Efm3uMQ1o
ナシュラ「……私も、鬼ではない。君にも友は居るだろう? ……別れを、済ませてきなさい」

ユリアーネス「………はい」

スタスタ


エルライザ「……ユリ、ちゃん」

ユリアーネス「……ごめんね、エルちゃん」

エルライザ「ごめんねって……な、なんで」

グスッ

エルライザ「何で、教えてくれなかったの……?」ポロポロ

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「いつかは、教えようと思ったよ。それも、近い内に」

ユリアーネス「それに、今でもバレたら普通に教えようとも思ってた……けど」

ユリアーネス「………タイミングが、悪過ぎたね」

エルライザ「………」


関係度→大切な親友


エルライザ「………」グッ

ユリアーネス「……エルちゃん?」

エルライザ「……ちゃんと、戻ってきてよ。で、謝って」

ユリアーネス「謝るって言っても、多分もう私は………」

エルライザ「戻ってくるのっ! ………」

エルライザ「………」

エルライザ「……戻って、きてよ………」

ユリアーネス「……………」

ダキッ

エルライザ「………ユリちゃん?」

ユリアーネス「………頑張る。ちゃんと、ここに戻れるように」

エルライザ「………」

ユリアーネス「……待ってて」スッ

エルライザ「ぁ……」

スタスタ
801 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:42:22.24 ID:Efm3uMQ1o
ローザ「………」

ローザ「ユリちゃん………」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「ごめんね。もう、パートナー……組めないかもしれない」

ローザ「………」

関係度→いっしょだよ

ギュッ

ユリアーネス「!」

ローザ「……私はユリちゃんと会って……まだ、日は浅いけど」

ローザ「私の中では、ユリちゃんが一番の友達なんだ」

ローザ「だから、あんまり多くは言えないけど」

ローザ「……帰ってきてくれると、嬉しいな」ニコッ

ユリアーネス「……うん。ありがとう………」



部長「………か、彼女が……」

ミセト「…………」

ミセト(……あれ?これもしかして、次回のテストまた首席に戻れるんじゃ?)


「マジかよ……」

「犯罪者じゃん………」

「うわー……」

「羽根も黒けりゃ本人も黒いってか?」

「ひっでぇ……なんで言わねえんだよ………」


エルライザ、ローザ以外の評価がガクンと下がりました。
802 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:47:13.10 ID:Efm3uMQ1o
ナシュラ「……別れは、済んだか?」

ユリアーネス「…はい」

ナシュラ「では、行こう。……学園長、それでは」

学園長「は……」

学園長(………)


ヴゥンッ






マリア「あー、バレちゃったのな」

ネスト「…………」

ナシュラ「ああ。申し訳ないが、貴殿らにも出頭して貰う」

マリア「……別に出頭自体は構わねぇよ。でも、ユリアはどうするつもりだ?」

ナシュラ「………恐らく。投獄、だろうな」

マリア「………へぇ」

ネスト「……ユリアは、ハルシオンを一度も使用していませんが。それは、考慮されないのですか?」

ナシュラ「……人間の法に良くある、『銃刀法』と同じだ。所持しているだけで罪になる」

ネスト「……そう、ですか」
803 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:55:13.03 ID:Efm3uMQ1o
マリア「まぁ、素直に行くっきゃねえわな。別にアタシとネストがここで暴れても良いけどよ……多分アンタ相手には、アタシたち2人で掛かっても負けそうだしな」

ナシュラ「………賢明な判断、感謝する」

マリア「じゃあ、ユリア呼んでくるから待ってろ。ああ、家の中にある銃は触んなよ?売り物だからな」

ナシュラ「ああ」



ヴゥンッ

新魔王城


ナシュラ「ここだ。ご両親は、あちらの方に向かって貰いたい」

マリア「あっちだな?」

ネスト「ユリアは?」

ナシュラ「当然、私と共に来て貰う────」

ナシュラ「────魔王様の間まで、な」




短いですが、一旦休憩。
すぐに復帰すると思いますが。

たぶん、「少し大げさじゃね?」って感じた人も多いと思います。
でも、四天王5人も殺してる上、下手したら魔王殺しもしそうだった剣なんです。
これくらいの扱いが、現実的には妥当なんですね。
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 13:57:36.24 ID:cYNLENUX0
これ実際正解なんだったの
805 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 13:59:48.27 ID:Efm3uMQ1o
隠し通す→判定成功が一応の成功ルートです。
正直に出頭すればそりゃ邪剣ですし核持ってる様なものですからこうなります。
勿論人間的に正しいのはこれなんですが。
逃亡はもう論外です。
別に選ぶ人が論外って意味じゃなく、結果としてです。
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:00:32.47 ID:0hFcCJ5c0
隠したり逃げたりしてコンマ00を出すのが正解だったんでない?
コンマ00以外だとその場で殺されそう
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:01:11.29 ID:JiEA+XbTO
一旦乙
元はレオンが放り出したのが原因なのにお利口さんに持ってただけで投獄はあんまりだぁ!
助けて魔王様!
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:04:22.09 ID:0hFcCJ5c0
魔王は天帝剣の行方を知っておきたいから法にかけておいただけで実際は特に罰する気はない に1ガバス
たんおつ、このスレでこの章終わるかな?
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:12:16.62 ID:1TlCy9yDO
一旦乙
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:19:32.78 ID:NDekjz5A0
邪剣と分かってて何故か通報もせずに持って帰っちゃうユリちゃんがおかしいんだよなぁ
811 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 14:26:25.55 ID:Efm3uMQ1o
再開です。



魔王の間 扉前


ナシュラ「……ここからは、君一人で入れと言われている」

ナシュラ「私は、ここを見張っていよう。謁見をしてきなさい」

ユリアーネス「はい」

スタスタ


ガチャ....



「………」

「お前が、天帝剣の遣い手か」


ユリアーネス「………っ、はい」

ユリアーネス(これが……今代の魔王、レオン様………)スッ


レオン「良い。楽にしろ」


ユリアーネス「……はい」スッ
812 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 14:31:32.99 ID:Efm3uMQ1o
レオン「まず、先に言っておく事がある」


ユリアーネス「………?」


レオン「今回の件であるが。まず、処罰は一切無い」


ユリアーネス「へっ?」


レオン「更に言うと、私は意図的にそれを手放した」


ユリアーネス「ふえっ?」


レオン「お前が気付いているかは分からないが……その剣には、意思がある」


ユリアーネス(…………意思……………)


レオン「故に、私は天帝剣の意思を尊重し、世界という巨大な大河に放流した」

レオン「それだけだ。お前にも、お前の家族にも、一切罰が下る事はない」


ユリアーネス「………」

ユリアーネス「本当、ですか?」


レオン「魔王の名の下に、断言しよう」
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:33:49.63 ID:JiEA+XbTO
陛下バンザーイ!
814 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 14:36:32.19 ID:Efm3uMQ1o
レオン「……だが。ナシュラの報告によれば、お前は学園での居場所を失った様だな」


ユリアーネス「………」


レオン「それに関しても、こちらが対応しよう」


ユリアーネス「え?」


レオン「大元の原因は私にある。であるなら、私が解決するのも道理だろう」


ユリアーネス「……ええと」


レオン「具体的に言うと、だ」

レオン「お前に、魔王軍に仕官出来る権利を与える」


ユリアーネス(………!!?)


レオン「無論お前だけではない。父親、母親にもポストを与えよう」


ユリアーネス(!!!!???)
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:37:48.55 ID:NDekjz5A0
いよいよ以てなろう系主人公化してきて草
816 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 14:43:55.67 ID:Efm3uMQ1o
ユリアーネス(えっ、えっ、えっ?)

ユリアーネス(魔王軍って……この歳で、魔王軍………?)


レオン「無論、学園での生活を続けて貰っても良い。この事を原因とした退学は許可しない様に通達もする」

レオン「加えて技術職、戦闘職のいずれかの希望に関しても出来る限り尊重しよう」


ユリアーネス(………)

ユリアーネス(し、信じられないよ………)


レオン「これは依怙贔屓だとか、良心の呵責がどうと言った問題ではない」

レオン「飽くまで私に責任がある、という事から生じた話だ」

レオン「故に入軍後の補助は最低限に留める……そこから伸びるか腐るかは、お前次第という事だ」

レオン「とはいえ今日決めろ、と言われても困るだろう。入軍の際は、退学手続きの問題もあるだろうしな」


ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……あの」


レオン「む?」


ユリアーネス「その、色々して下さるのはありがたいです。でも……」

チャキッ

ユリアーネス「これは、どうすれば良いのですか?」

ハルシオン「」
817 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 14:51:25.26 ID:Efm3uMQ1o
レオン「………」

レオン「そうだな。お前が持っていて構わない」


ユリアーネス「え……」


レオン「だが」


スタッ

ギュオッ!


ユリアーネス「ッ!?」

クイッ

レオン「お前に、一つだけ問おう」

ユリアーネス「………え、え?」

レオン「お前は、正義を何であると思う?」

ユリアーネス「………正、義?」

レオン「そうだ。正義だ」

ユリアーネス「………正義……」


1 情報強者の編纂する事象
2 自らが認識した悪を正す事
3 強者が為す事全て
4 全てを救わんとする理想的なもの
5 そもそも正義とか悪とかというのはまやかしだ
6 邪神の名の下に執行される事全て
7 魔王様の為す事全て

下1、2で正解してる方



現代文みたいなタイプですので二度機会を出します。
合ってるのがあれば、それを採用。
マシなのしかなければ、そのマシな方を採用。
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:52:13.77 ID:TNoja9qT0
5
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:53:03.98 ID:NDekjz5A0
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:53:26.08 ID:1TlCy9yDO
4
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:54:09.60 ID:ySGmRbHV0
5被ってるし2
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 14:54:29.30 ID:NDekjz5A0
これ1だったかも知れへんな
823 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:00:55.29 ID:Efm3uMQ1o
ユリアーネス「………」

ユリアーネス「そもそも、正義とか悪って言うのは、まやかしなんだと思います」

レオン「ほう」

ユリアーネス「例えば、正義と悪の対比の最もな例……魔族と人間。これも、結局はどちらもポジショントーカーなんじゃないでしょうか」

ユリアーネス「自分に都合が悪いから、相手を排除する。相手を排除する事が利益に繋がるから、その風潮を大きくする」

ユリアーネス「でも、それって相手から見たら、単なる悪でしかないんです」

ユリアーネス「あらゆる事が、悪と表裏一体とは言いません。しかし殆どの事柄で、誰かが利益を得る事は、誰かの利益の損失につながります」

ユリアーネス「だったら、正義とか悪というのを、概念定義的に定めるのは意味が無い」

ユリアーネス「……確度はなくとも。実際にどうであるかは、分からなくても」

ユリアーネス「みんな、自分の正義に従って生きるしかないんじゃないでしょうか?」

レオン「………」


コンマ50以上で……

結果+15(伝記補正)

下1
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:01:19.44 ID:TNoja9qT0
ほい
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:01:21.01 ID:pBLfRrMAO
うん
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:02:01.61 ID:pBLfRrMAO
ぶねー
ゾロ目か
827 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:03:42.71 ID:Efm3uMQ1o
んでさあ!

なんで!!??

なんでこーなんの!!!???


81以上 レオン「フフ、気に入った」
80〜40 レオン「フ……」
39以下 レオン「そうか。……そうか」

下1
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:04:07.84 ID:f5DviwHQO
なろう
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:05:01.80 ID:0hFcCJ5c0
イッチがちょうど困惑するタイミングでゾロ引くの好きだなこのスレ!
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:09:39.52 ID:NDekjz5A0
天才芸術家で学年主席である日偶然魔剣を拾って魔王に気に入られて…何これ?
831 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:11:19.01 ID:Efm3uMQ1o
レオン「────」

レオン「……フフ。求めていた答えとは、少し違ったが」

レオン「お前は、面白いな」ニヤ

ユリアーネス「へっ?」

レオン「そうだな。確かに、正義というものは不安定だ」

レオン「故に誰もが設定出来、誰もに付帯出来なくなる」

レオン「したがって本当の正義などなく、ならば自分で決めるそれが正しい、か」

レオン「………」

レオン「そうだな、遠い昔の私も……こういう、考えだったな」



『ソーニアン、征くぞ!我らの正義を為しにな!』

『待って下さいレオン様ッ、そっちは崖ですぅうううううううううううう!!!!』

『向こう岸に渡れば良いだけだッ、さぁ来いッ!!』

『ホァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!???』



レオン(………少し、違うかもしれないな)

レオン(まぁ、良い)クルッ

ユリアーネス「……魔王、様?」

レオン「………」ジッ
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:17:24.27 ID:JiEA+XbTO
若い頃の魔王様やんちゃw
833 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:22:33.63 ID:Efm3uMQ1o
レオン「……予定が変わった」

ユリアーネス「はぇ?」

レオン「ユリアーネス────学園を辞めろ。そして、我が軍に来い」

ユリアーネス「え」

レオン「お前は、我が手で大成させてやろう。久しく、他者に興味が沸いた」

ユリアーネス「……えと、じゃあ学園は」

レオン「退学だ。だが、授業は我が軍の専門教官に担当する様言いつけておく」

レオン「私の手で育てるのだ、それが教養もない者であるというのは頂けない」

レオン「故に、英才教育を施す。私の側で、仕えられる様にな」

ユリアーネス「!? ちょ、ちょっと待ってください!魔王様のそば、って……もしかして、私」

レオン「その通り。お前には、将来的に我が右腕となって貰う」

ユリアーネス「え、え……えええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!???」

レオン「拒否権はない。さぁ、すぐに引っ越しの準備をしろ。家族共々ここで過ごして貰う」ヴゥンッ

ユリアーネス「え、あ、へ……わぁああああああああああああっ」シュウンッ



…………。

ガチャ


ナシュラ「………」

レオン「………」

ナシュラ「そこまで、気に入りましたか?」

レオン「ああ」
834 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:28:04.79 ID:Efm3uMQ1o
ナシュラ「………」

ナシュラ「彼女を、次の魔王にしたいのですか?」

レオン「分かるか?」

ナシュラ「ええ。長い付き合いですから」

レオン「そうか」

レオン「………」

レオン「彼女のデータを、少し見た」

ナシュラ「………」

レオン「あの学園で首席を取るポテンシャル、芸術面などの文化面にも通じる特異性」

レオン「また高い身体能力に、独特ではあれど真っ直ぐな精神」

レオン「ようやく見つけた。我が後継を」

ナシュラ「………左様で、ございますか」
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:33:59.75 ID:0hFcCJ5c0
部族の連中手のひら返すんだろうなぁこれなぁ
836 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:36:05.84 ID:Efm3uMQ1o
レオン「魔王というのは、基本的に1世紀程度で代替わりする」

レオン「それが征伐の結果であれど、隠居であれど、な」

レオン「……私が魔王になってから、随分な時が経った」

レオン「そろそろ、考えても良い頃だ」

レオン「そうは思わないか?」

ナシュラ「………」

ナシュラ「私は、魔王様のお言葉は、基本的に正しいと思っております」

ナシュラ「とはいえ、戦場である程度の人間は逃せとか、人間社会を完全には崩すなとか」

ナシュラ「そう言ったものには、疑問を呈したくなった時もあります」

レオン「………」

ナシュラ「ですが」

ナシュラ「彼女は、邪剣とは言え伝説のそれと、魔王様に選ばれたのです。……ならば、私に異論はありません」

ナシュラ「そして……」

ナシュラ(彼女は、自分から出頭してきてくれた。友も居た。ならば……)

ナシュラ「私自身も彼女が候補となる事に、賛意を表したく存じます」

レオン「………そうか」ニッ
837 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/30(水) 15:48:49.17 ID:Efm3uMQ1o
………そうして、数日が経った。
レオンと再び会えたのは驚いたが、相変わらず筋肉質で壮健そうだった。
あの様子じゃ、あと200年は元気だろうな。

って、本題に入らないとな。
あの後、ユリアーネスは正式に学園を退学した。
学園長は意外にも引き留めていたが(別に魔王軍に所属するという情報が出回ってもいないのに)。

その様子にはユリアーネスも何か思ったのか、最後に微笑みを返して去った。
無論途中でエルライザ、ローザにも会った。
ローザとはその場で何時間も……ひょっとしたら、十何時間も話した。
余程気が合ったんだろうな。

エルライザとは直接家に行って、またお泊まり会をした。
俺は立てかけてあっただけだが、枕投げをしていた2人を見て「すげえ仲良いなあ」と思った記憶がある。
最後は2人で抱き合って、いつかの再会を約束し、別れた。

あの様子じゃ年内にどっちかから会いに行きそうだったけどな。
ちなみに部長や美術部の他の奴等は会いに来なかった。
まぁ、別に会うほどの仲でもなかったしな。
実際、あの時「ああいう目」で見てた様な奴らだ。

別にそういうのが悪いとは言わない。
俺は邪剣だしな。
でも、やっぱり気分は悪いだろ。
それだけだ。

……で、本題は終わり。
今、ユリアーネスと俺は何処に居るのかと言うと────



ここで一旦ストップ。
ユリアーネスちゃんは、ひとつの区切りを終えましたね。
ですので、一度集計を取ります。

ここから、大まかな流れを決めていく方向にし、ユリアーネスちゃんが魔王となるまでの軌跡を定めていくか(つまりそれが終われば次周)。
もしくはユリアーネスちゃんの魔王軍での奮闘を、描いていくか。
ここで決めちゃいましょう。
多数決です。

下7まで採ります。
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:50:52.80 ID:0t64+C4i0
前者
スキルが手に入らないなら後者
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:52:40.68 ID:NDekjz5A0
前者でいいかな
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:55:39.20 ID:JiEA+XbTO
魔王になるの確定なら前者
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 15:56:12.48 ID:pBLfRrMAO
後者かな?
奮闘編はみてみたいかも
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 16:01:55.99 ID:ySGmRbHV0
迷うけど後者かな
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