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魔剣転生

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579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 19:30:53.51 ID:xuVZkDDyo
ここのイッチ運営だろ
どう考えてもコンマが異常
580 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 20:29:34.93 ID:53dk019UO
再開します。



暗い道


スタスタ

エルライザ「おー……雰囲気あるね、なんか」

ユリアーネス「う、うん……」

ユリアーネス(大丈夫なのかな……なんだか、変な感じがする………)

エルライザ「……お?」

ピタッ

ユリアーネス「エ、エルちゃん?」

エルライザ「また扉だ」

ユリアーネス「あ、本当だ……どうする?入る?」

エルライザ「そりゃ入るでしょ。じゃないとここまで来た意味ないもん」

ユリアーネス「……明らかに危なそうなのがあったら、すぐに逃げようね?」

エルライザ「ほいほーい」グッ

ガチャッ....


そこにあったものは………

91以上 異界のゲート
90〜60 邪神の祭壇
59〜10 虹色に光る石
9以下 学園のマスターキー

下1
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:29:46.54 ID:YtpZqC2J0
>>579
単にお前が俺君スレに毒されてるだけだろ
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:30:16.45 ID:UrEml1DDO
はい
583 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 20:38:27.15 ID:53dk019UO
キラキラキラ....


虹色に光る石の山『』


エルライザ「わっ、きれー……」

ユリアーネス「うん、綺麗だね……」

ユリアーネス(……でもこれ、何なんだろう?)

エルライザ「ねぇねぇどうする?あれ一個貰っちゃう?」

ユリアーネス「えっ?」

エルライザ「ん?」

ユリアーネス「え、いや、貰っちゃって良いの?」

エルライザ「良いでしょ、たぶん。なんかここだいぶ昔から出入りないみたいだし」

ユリアーネス「それはそうだけど……」

エルライザ「ま、なんか問題発生したら返せば良いでしょ。という事でもーらいっ!」

キラッ

ユリアーネス(私はどうしようかな……)


1 せっかくだし、貰っちゃおうかな
2 勝手に盗むのはダメだよね……

下1
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:40:26.69 ID:vhoNThnP0
1
585 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 20:46:21.30 ID:53dk019UO
ユリアーネス「………」

ユリアーネス「じゃあ、ひとつだけ……」

ヒョイッ

キラッ

エルライザ「おやおやユリちゃん殿、お主も悪よのう……」

ユリアーネス「…お代官様程ではございませんよ」

エルライザ「ぐっふっふっふっふ……まぁこんなコントしてないで出よっか」

ユリアーネス「うん。でも、結局先生にはどう報告しようか」

エルライザ「別に言わなくても良くない?私とユリちゃんの秘密ーって事でいーじゃんよ」

ユリアーネス「うーん……確かに、絶対に言う必要はないけど」

ユリアーネス(どうしようかな)


先生に言うかどうか。

1 言う
2 言わない

下1
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:49:02.02 ID:AJundJ8o0
言わんコフ
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:49:31.35 ID:UrEml1DDO
1
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 20:51:46.60 ID:cx0JRcdcO
コンマが良すぎると作者は結構困るんすよ……
589 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:03:01.56 ID:53dk019UO
ユリアーネス「……そうだね。別に言う必要もないしね」

エルライザ「さっすがユリちゃんっ、話が分かるね!そんじゃ帰ろっか!」

ユリアーネス「うん、そうだね」

ユリアーネス(……本当、綺麗だなあ)

虹色に光る石「」キラキラ



自宅 自室


マリア『風呂沸いたぞー!』

ユリアーネス「今行くー!」

ユリアーネス(ポッケのもの全部出さないと)ガサゴソ

コロッ

ユリアーネス「あ」

ヒョイッ

ユリアーネス(これポケットに入れたまんまだったんだ、どうりでないと思……)

ユリアーネス(……え?)

黒い石「」

ユリアーネス「……え?なんで、こんなくすんで………」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……なんか、私の羽根みたいだなぁ」

ハァ

ユリアーネス「………お風呂入ろ」


ユリアーネス・エルライザの死の運命が吸収されました。
意図的に死にに行かない限り、この2人は死にません。

エルライザと仲を深めました。
親友として、更に仲良くなれました。

また1ヶ月が経過し、ハルシオンが手もとに戻ります。
590 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:13:09.62 ID:53dk019UO
翌月 朝


マリア「出来たぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


ネスト「……もっと静かに言ってくれよ」

マリア「うっせえ、出来たもんは出来たんだ!ほら見てみろこれ、見事なガンソードだろ!?」

ハルシオン・ガンソード「」

ユリアーネス「……これ、偽装しても目立たない?」

マリア「寧ろ目立って欲しいな」フンス

ネスト「本末転倒だろ。ていうか朝ごはん作ってくれない?お腹減ってるんだけど」

マリア「今なんも作ってないからユリアにだけ作る。おめーは後でな」ビシッ

ネスト「ひどい……」

ユリアーネス(戦闘訓練、大丈夫かなぁ………)


ハルシオン・ガンソード完成。
基本性能は変わりませんが………?
一部戦闘にて、補正がある場合が。

また、場合によってはエンディングに影響します。
地味に重要です。
591 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:20:31.08 ID:53dk019UO
キーンコーン カーンコーン


エルライザ「終わったー」グダー

ユリアーネス「よりかかんないでよ……」

エルライザ「だってユリちゃんがやらかいのが悪いんだもーん」フニフニ

ユリアーネス「ほっへはははんはいへほ」

エルライザ「かわい」

ユリアーネス「ひーはははらひへほ」

エルライザ「あ!てかてかさ!」ガサゴソ

スッ

黒い石「」

エルライザ「私これ家に持って帰ったらこんなんになってたんだけど!」

ユリアーネス「…あ、これ私もだよ。エルちゃんもだったんだ」

エルライザ「へっ、ユリちゃんも?」

ユリアーネス「うん、ポッケに入れてたらこうなってたんだ」

エルライザ「へー……なんでだろうね?」

ユリアーネス「さぁ……?」
592 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:29:21.13 ID:53dk019UO
エルライザ「ま、考えても仕方ないか!」

ユリアーネス「うん……少し、悲しかったけどね」

エルライザ「え、なんで?」

ユリアーネス「……ほら」

エルライザ「え………あー。あーあー」

ユリアーネス「うん。前言ったでしょ?」

エルライザ「まだ言ってる奴いんの?ユリちゃん別に弱い訳じゃないんだから、ボッコボコにしちゃえば良いじゃん」

ユリアーネス「いや、私の家族はみんな問題抱えてるし……この先何か他にやっちゃったら、今度こそ村から出なきゃなんないよ」

エルライザ「ふーん……ま、そん時は私がお父さんに言ってあげる。私んちそこそこお金持ってるしねー、地元の領主に口利きくらいは出来ると思うよ」

ユリアーネス「……あはは。もしもの事があったらお願いしようかな」

エルライザ「うんうん、遠慮なく頼りたまえよ少女。じゃ、私部活あるからじゃーね!」

ユリアーネス「うん、行ってらっしゃい」



ユリアーネ「……何しようかな?」


ユリアーネスの行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
6 部活説明会(定期的に開催、その場で入れたりもします)

下1
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:30:45.02 ID:UrEml1DDO
6
594 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:39:24.96 ID:53dk019UO
ユリアーネス(……そろそろ、部活の事考えなくちゃね)

ユリアーネス(体育館でやってるんだっけ?見に行こ)スタスタ



体育館


「人間屠殺部いかがですかー!捕まえた人間を自由に拷問できますよー!」

「兵器開発部です!毒ガス兵器から爆発物まで何でも作ります!是非来てください!」

「魔導研究会でーす。現在焚書前の禁断の魔導書について調べてまーす」

「人間虐殺部いかがですかー!捕まえた人間を自由に虐殺できますよー!」

「サッカー部です!他の部と違って俺たちは普通なんで安心してくださいね!!」


ユリアーネス(い、いろいろあるなぁ……)

ユリアーネス(……でも、こうまで多いと気疲れしちゃうしなぁ)

ユリアーネス(今日は5つくらいに絞ろうかな。それ以上は、今度で良いかな)


安価です。
ユリアーネスが説明を受ける部活の名を好きに書いてって下さい。

下5まで
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:44:25.75 ID:uoGI6tKlo
芸術部
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:45:57.99 ID:vhoNThnP0
狙撃部
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:46:08.81 ID:UrEml1DDO
文芸部
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:47:29.66 ID:4Ls/AOhP0
人魔翌歴史研究部
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 21:48:19.28 ID:X/TmyGU3O
神話研究会(通称オカ研)
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2020/09/28(月) 21:51:01.35 ID:4Ls/AOhP0
翌入ってしまった
歴史研究部に訂正で
601 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 21:57:49.08 ID:53dk019UO
ユリアーネス「えーと、まずは……」


ダダダダダダダッ


「ちょっとそこの娘!ルックアットミー!!」ガシッ

ユリアーネス「……ふぇ?」

「も、もしかしてキミは……あの、美術室にデカデカと飾ってある神々しい絵を描いた生徒ではないのかッ!?」

ユリアーネス「……あー」

ユリアーネス(そういえば、私子供の頃から絵が得意だったんだよね……というか、音楽も、歌を歌うのも、何でも出来た)

ユリアーネス(だから中等部の頃は結構もてはやされたものだけど……今はもうみんなも先生も「はいはいすごいすごい、って感じだからなぁ)

「な、なぁ……?キミ……?」

ユリアーネス「……あ。えっと、確かに美術室にあの絵を描いたのは私ですけど………」

「や、やはりそうか!ならば是非、是非我が部に入って欲しい!!我が部は君のような真の天才を大いに歓迎するぞッ!」

ユリアーネス「我が部……?」

「ッと、言い忘れていた!大体察せるかもしれないが、私は美術部の部長だ!もし入部の意思があるのなら、いつでも美術室に来てくれたまえ!頼んだぞッ!」

ユリアーネス「は、はぁ……」
602 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 22:08:36.18 ID:53dk019UO
ユリアーネス(勢いが凄い人だったなぁ……)スタスタ

ユリアーネス「……ん?」


「こちら狙撃部です!射的用意してますよー、体験してみませんかー?」


ユリアーネス「狙撃部……」

ユリアーネス(ママが部活に入るなら一考しろ、って言ってた部活だったかな。ちょっと覗いてみよう)スタスタ

「おや?もしかして……」

ユリアーネス「はい、説明を受けに来ました」

「そうですかそうですか!いやあ、わざわざ1年の校舎からご苦労様です」

ユリアーネス「はぁ」

「あ、射的やってきます?まずご自分の腕前知るのも良いかもしれませんよ?」

ユリアーネス「あ……そう、ですね」

ユリアーネス(そもそもある程度できなきゃ意味がないしね……)

「じゃあこれ使ってください!あの的に当てて下さいねー」

ユリアーネス「はい」



チャキッ

ユリアーネス「」スッ

ユリアーネス(脇を締めて、腕を伸ばす。重心をズラさず…………撃つ!)

パァンッ!


ユリアーネスの射撃の腕前コンマ


91以上 天才
90〜60 才能有り
59〜20 凡人
19以下 流石にやめとけ

結果+10(マリアの影響)

下1
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 22:09:43.71 ID:T26CfTSCO
604 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 22:22:06.29 ID:53dk019UO
「……へぇ。トーシロでこれですか」

ユリアーネス「どう、ですか?」

「いや、才能有りますよ。真面目に欲しくなりました。いつも本校舎の2階の奥の部屋でやってますからね、やる気があるなら来てください。歓迎しますよ」

ユリアーネス(あれ演技だったんだ……)



ユリアーネス(他は何かないかな……)スタスタ

ユリアーネス「……ん?」ピタッ


「ぶ、文芸部でーす……ラノベとか割と部室に有りますよー……」


ユリアーネス(ライトノベルはあまり興味がないけど……そっか、文芸部も良いかな。本読むの嫌いじゃないし)

ユリアーネス(うん、ここもみてみよう)スッ


ユリアーネス「あの……」

「へ?あ……もしかして」

ユリアーネス「はい、入部を考えてます」

「そ、そうですか……えと、じゃあ、基本的に文芸部の教室でやってるんで。いつでも来てくださいね」

ユリアーネス「あ、はい」

「あ、あと古本一冊どうぞ。要らないの置いてるんで……」

ユリアーネス「古本……?」チラッ


ぎゃくさつ!べりおるくん!(2巻)
複合属性の謎
邪神と魔神
最強の属性、時間と空間
光属性を持つ魔族
………


ユリアーネス「………」


何か取りますか?

下1
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 22:23:06.10 ID:vhoNThnP0
複合属性の謎
606 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 22:42:20.25 ID:53dk019UO
ユリアーネス(………見なかった事にしよう)

ユリアーネス「あの、じゃあこれ貰います」

「ど、どうぞ」


スタスタスタ

ユリアーネス(次は歴史研究部に行きたいけど……遠いし、これ見ながら行こうかな)ペラ


『複合属性の謎』

『複合属性とは、一言で言えば、強者の持つ物である』

『例外的に運命に愛されている者や、神の寵愛を受ける者が持つ事もあるが、それは例外でしかない』

『また複合属性は先天的に持つ者が多く、それを持つ者の多くは幼い頃から頭角を現し始める例が多い為、複合属性を持った者は人生の成功を約束されたも同然と言えよう』

『それ程までに複合属性には優位性があり、オカルトじみた運命力の補正が存在する』

『が、これは先天的な例により成立するだけである。後天的な例……つまり、何かを極めて得る場合。その時は、少し毛色が違う』

『そう言った方向で複合属性を持つ者は、人生に艱難辛苦が多かったり、あるいは不幸な出来事が多く起こる者が多い』

『何故か、と問われれば単純だろう。やはり、そう言った苦難を乗り越える精神性、肉体、悪運を持っているからこそ、覚醒という形として、2つ目の属性が現れるのだろう』

『……今の言葉を見て、察しただろうか。そう、筆者が言っているのは、2属性による複合属性の話である』

『3つ目の複合属性を持つ者も、存在はする』

『ただ、それらのデータは非常に少ない。筆者が知る限りでは、魔王レオンと殲滅王ベリオル、今代の勇者、また一部の強者など……計、10人程度だ』

『が、それらの者を見て貰えればわかるだろう。筆者の考えと、この本を閲覧している諸君の考えは、きっと一致する筈だ』

『3属性を持つ存在は、総じて────世界を、動かす存在になっている』

『何故、3属性を持つ者は総じてこうなるのか。何故凡百の3属性の者は発見されていないのか』

『複合属性の謎は、深まるばかりである』


ユリアーネス「………」

ペタン

ユリアーネス(なかなか、興味深い内容だったな)

ユリアーネス「……そろそろ、歴史研究部のとこかな?」

スタスタ
607 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 22:52:51.86 ID:53dk019UO
「歴史研究部ですよー!ディベートいっぱい出来ますよー!」

ユリアーネス「あの……」

「ん?入部希望者かな?」

ユリアーネス「一応まだ決めてないんですけど、気になって」

「そーかそーか!歴史を知りたいというのは良い事だよ!ちなみに君は、歴史好きかい?」

ユリアーネス「はい、結構」

「はは、そうか!まぁ好きじゃなきゃこないもんな!まぁゆっくりしていけ、何なら議論もしてって良いぞ!」

ユリアーネス「ぎ、議論はあまり得意じゃないので遠慮したいですね……」

「んー?そうか?まぁ、そういう人も居るのか」

ユリアーネス(議論が好きな人なんて少ないと思うけど……)

「あ、でもウチは特殊な政治的思想に冒されてる奴も数人いるからな!部活の性質的に仕方ないが、反政権とか唱える奴が気に入らないなら来ない方がいいぞ!」

ユリアーネス「え?は、はぁ……」

ユリアーネス(政治はまだよく分からないけど……なんで歴史と政治が関わるんだろう?)

「まだ行きたいところがあるなら早く行ったほうが良いぞ!そろそろ中等部の子も押し寄せてくるからな!」

ユリアーネス「あ、はい……」
608 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 22:58:58.97 ID:53dk019UO
隅っこ


ユリアーネス「……って言っても」

ユリアーネス(別にもう行きたい所とかないんだよね……)

ユリアーネス「どうしようかな、もう帰………」

ユリアーネス「………ん?」チラ


「フフフフフ……遂に、遂に邪神様が降臨なされるぞ!」

「バッカお前、これ魔神様の術式になってるぞ!」

「は?そんな訳………あ」

「何やってんだよぉおおおおおおおお!!!4時間もかけたのに全部無駄になったじゃねえかああああああああああああ!!??」

「……い、今の今まで気付かなかったお前にも問題あるだろうが!」

「責任転嫁すんなや!!つか部長もうすぐ帰ってくるぞ!?もし失敗した、なんて言ったら………」

「………あ、あわわ。あわわわわわ」

「あわわじゃねーーーーよボケェ!!!!!」


ユリアーネス「………」

ユリアーネス(…………今日は変なのばっかに会うなぁ)スタスタ
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:02:35.40 ID:vhoNThnP0
主席を生かす(芸術部)かいずれのために狙撃部に入るか…悩むな…
610 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/28(月) 23:10:42.01 ID:53dk019UO
帰路


バサッ バサッ


ユリアーネス(それにしても、本当にいろいろあるんだなぁ)

ユリアーネス(エルちゃんは運動系だけど、私は文化系を回った感じかな)

ユリアーネス(まぁ、別に運動出来ないって訳じゃないけど……体動かすのが好き、って訳でもないんだよね)

ユリアーネス(だからまぁ……今日巡ったとこを中心として、どこ入るか決めるって形になるのかなぁ)

ユリアーネス(………)

ユリアーネス「……パパや、ママと相談する形になるけど。私としては、やっぱり………」


1 自分の一番得意な事ができる、芸術部かな
2 狙撃部……面白そうだなぁ
3 文芸部で、静かに本を読みたいな
4 歴史って、なんかワクワクする
5 最後のアレ……なんか、妙に心に残るんだよね
6 部活は、別に入らなくても良いや


下7まで多数決



学園生活の基礎を決めます。
そこそこ重要な選択肢になりますので、こう言う形式にしました。
ちなみに部活に入る利点としては、それら関係の仕事に就きやすいのと、交友関係が増えると言う事でしょうか。
具体的には友達キャラが生えます。

帰宅部の利点は、とにかく時間が増える事です。
エルちゃん以外の友達が出来る保証はありません。

ともかく慎重に選びましょう。
また、眠いのでこれで切ります。
お疲れ様でした。
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:13:58.85 ID:kthItu1X0
芸術面が天才的なのはいいけど本人は好いてるのかね芸術。
とりま1で
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:14:09.95 ID:+1JxkJ9DO
エルちゃん嫉妬しそうだから6
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:17:17.72 ID:vhoNThnP0
1にしようかな
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:19:41.64 ID:4Ls/AOhP0

3
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:19:53.79 ID:uoGI6tKlo
5に惹かれた、5
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:24:35.40 ID:hTZG0AcI0
狙撃の才能があったから2かな
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 23:25:25.12 ID:UrEml1DDO
1
618 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 00:27:49.34 ID:u24iqP+FO
下の階から謎の爆音がしたので起きてしまいました。
どうせなんでもうちょっと、ほんのちょっと続けます。

あと前の奴美術部ってやっちゃってますね。
芸術部美術科にするか普通に美術部にするか、どっちが良いでしょうか?
方向性としてはどちらも変わりませんが。
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 00:30:15.72 ID:q57pr7ts0
美術部で良いんじゃね?
分かりやすいし
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 00:33:41.03 ID:UymtAz1iO
美術でいいと思うよ
けど個性としての芸者分野最強は残すべき
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 00:45:04.74 ID:xAwgx+PT0
芸術部ってなると合唱部とか吹奏楽部とか華道部とか陶芸部とか混合されちゃうし美術部でいいと思いますわ
622 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 01:00:26.19 ID:u24iqP+FO
この時間帯ですし三票集まれば十分ですかね。
ご意見ありがとうございました。

それでは再開です。



ネスト「美術部?」

ユリアーネス「うん」

ネスト「……まぁ、別にいいんじゃないかな。ユリアは絵がすごく上手いし」

マリア「というかなんでも出来ただろ。音楽とかそういうのも凄かったよな」

ネスト「ああ、以前一度だけ魔王城の城下に行った時なあ。あの時のユリアは凄かったよ」

マリア「なんだっけ、初めてピアノを触ったのにすっげえ曲弾けたんだよな。向こうじゃ差別は無かったし、全員手放しで褒めてくれたのを覚えてるな」

ユリアーネス「え……そうだったっけ?」

マリア「なんだ、覚えてねえのか?」

ネスト「まあ5歳とかその頃だしな……覚えてなくとも仕方がないよ」

マリア「ま、あれだ。とりあえず美術部入るのは良いけどな、体も動かせよ?」

ネスト「あと勉強も頑張ってくれよ。学業を疎かにしたら、意味がないからな」

ユリアーネス「……う、うん」

ユリアーネス(これで私も明日から美術部の部員、なのかな?)


本来なら1ヶ月が過ぎます……が、部活に入る為今回は翌日になります。
623 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 01:07:25.66 ID:u24iqP+FO
マリア「ん?今日は休日じゃなか……ああ、部活入んのな」

ユリアーネス「うん。じゃあ、行ってきます」

マリア「おう、行ってこい!」

トッ

バサッ バサッ



学園 美術室前


ユリアーネス「………」

ユリアーネス(……き、緊張するなぁ)

ユリアーネス(私、普通にやってけるかな……というか、エルちゃんみたいな友達出来るのかな……?)

ユリアーネス「………」

フゥ

ユリアーネス(……うじうじしてても、仕方ないよね。取り敢えず、前に進まないと)スッ

ガチャッ


部長「……お?もしやキミは……」

ユリアーネス「ユリアーネス、です。入部希望者として来ました」

部長「……おお。おおおおおお。おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ガタッ
624 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 01:16:07.75 ID:u24iqP+FO
部長「いやぁありがたい!君が入れば我が部も更にレベルが上がる事間違い無しだろうッ!!」

ユリアーネス「あ、あはは……」

部長「おぉッと、そうだ!早速……ユリアくんで良いかな?君に顔合わせをさせておこう!」

ユリアーネス「…へ?顔合わせ……?」

部長「ああ!まず我々2、3年生……要するに先輩だな!彼らと顔を合わせておくべきだろう?」

ユリアーネス「あ。えと、そうですね」

部長「で次は君と同じ同級生!そして今年は何気に入部者が多くてな、実は内部進学者も外部進学者も10人以上居るんだ!!」

ユリアーネス「20人以上も……結構人気なんですね」

部長「まあ普段はこの1/4なんだがな!!ハッハッハ!!」

ユリアーネス(どこが今笑うポイントだったんだろう……)


〜自己紹介中〜
625 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 09:44:29.17 ID:obSSO1X7o
「へー、あの絵を描いた子なんだ!?」

「凄いね、今度一緒にデッサンしようよ!」

「え、え、どうやって描く派?やっぱりセンスだけで描いてるの?」

「すげー、俺にも色々教えてくれよ!」

ユリアーネス「あ、え、あっと」

部長「はいはいはいはいストップ!!ユリアくんが困っているだろうがッ!」

「えーだってさ、この子学園主席でしょ?」

「そりゃ気になりますよ部長ー」

「触らせてー」

部長「後で沢山話せるだろう!まずは同級生との顔合わせを優先せねばならんッ!」

「ぶーぶー」

「後で来てよねー!」

「かわいー」

ユリアーネス(………元気のある部ではある、のかな?)
626 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 09:52:50.62 ID:obSSO1X7o
部長「次は同級生……つまり、1年生と顔合わせだな!」

ユリアーネス「あ、えと……一つ質問、良いですか?」

部長「ん?なんだね」

ユリアーネス「私、少し入部遅かったですよね……他にも私の様な人って、居るんでしょうか?」

部長「うん?ああ、別に少なくはないぞ?7、8人、キミと同じ様にこの時期に入った子も居る!」

部長「なんなら1年の内であれば大体どの時期も入部してくる子は居るぞ。要するに1年の内に入れば間に合う訳だからな」

ユリアーネス「『間に合う』?」

部長「そうだ。やはり1年のうちならまだギリギリ関係が整っていない部もあるからな!まともな交友関係を部内で育みたいなら、1年の内に入部するのがセオリーなのだッ!」

ユリアーネス「ああ、なるほど」

部長「質問は終わりかな?なら、1年生の所に行くぞッ!」

ユリアーネス「はい」

スタスタ
627 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 09:58:50.58 ID:obSSO1X7o
「……え?部長、どうしたんですか?」

「課題の変更ですか?」

部長「いーや、新入部生の紹介だッ!」

「へ!?あ、新しく入る子が居るんですか!?」

「え、誰が……」

「………」

「………」

「………」


『『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!??』』


ユリアーネス「………」ソワソワ

「え、え、その子って……!」

「あの『天才』じゃん!?中等部の頃は部活入ってなかったのに、なんで……?」

部長「ハッハッハ!我が名勧誘のお陰だな!存分に褒めたまえッ!!」

「部長すごー」

「部長って本当に部長の器あったんですねー」

部長「何だか潜在的に舐められている感が酷いがまぁよしとしよう!………で、だ」
628 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 10:07:51.94 ID:obSSO1X7o
部長「基本的に、君達はまだ十分なスキルが整っていない者が多い」

「まぁ一年ですからね」

「中等部の方にも入ってた子は上手いけどね」

部長「故に、2人組を組ませて競わせ、互いのスキルの向上を目指す事を旨としているッ!」

「……あ、もしかして?」

ユリアーネス「……?」

部長「うむ、察しが良いな!早速、ユリアくんには組んでもらうが……まぁ、彼女は天才だ。正直、今からでも上級生の組に入れたいくらいにな」

部長「だが、それ以上に彼女は我が部でも最も高純度の見本であると言えるッ!つまり彼女をキミたちの育成に使えば、更なる効果が期待出来る訳だッ!!」

部長「よって」クルッ

ユリアーネス「……へっ」

部長「ユリアくん、誰が1人この中から選びたまえッ!!その子を1年生の内のパートナーとするッ!!」

ユリアーネス「え、えぇ……」

ユリアーネス(きゅ、急過ぎる……)


今後しばらくのパートナーを決めます。
名前、性格、特徴を書いてください。

下3〜5まで
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:15:27.74 ID:04Adpjg20
名前:シャニ・エンプレス
性別:男
性格:普段はヘラヘラとしているが、根は真面目で向上心が高い
特徴:子爵家の三男、優秀すぎる2人の兄に対してコンプレックスがある
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:29:03.95 ID:xAwgx+PT0
ローザ

引っ込み思案の事なかれ主義。悪く言うといじめの標的にされやすいタイプ

アルラウネの女の子。花の魔物だけあって美的センスは高いのだが方向性が前衛的すぎてなかなか理解してもらえない。
初等部と間違われる事すらままある貧相でちんちくりんな身体がコンプレックス。マスコット的に愛でる女子や逆にそれがいいとする男子は多く人気は高いのだが本人は知らない。
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:29:23.32 ID:k9qnrBiz0
フォルン

ド下手、でも向上心だけはある
勉強は非常によく出来る
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:30:25.49 ID:hZPPorcy0
名前:ベロニカ
性別:女
性格:マイペースで刹那的に生きており熱しやすく冷めやすく飽き性、人を顔色一つ変えずに殺める事が出来る
特徴:半人半魔で周囲から忌み子扱いされてるが本人は全く気にしていないが、直接危害を加えてくる相手は容赦しない
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:37:56.60 ID:wCmCEiCZO
名前:アレックス
性別:女
性格:寡黙でクール…にみえるが本当はかなりのコミュ障
特徴:銀髪青目の【雪女】と呼ばれる種族の少女
絵も同級生の中では上の方だが、友達がいない
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:38:52.91 ID:obSSO1X7o
「えーユリアちゃん私選んでよー」

「ユリアーネスさん、ボクと組みましょう!絶対良い作品創れますよ!!」

「ユリアーネスさーん」

「ユリアちゃん組もー」


ワイワイ ガヤガヤ


ユリアーネス「え、えっと……」

ユリアーネス(……あんまりこういうの慣れてないから、どうすれば良いのか分からなくなっちゃうな………)チラ

ユリアーネス「………ん?」


幾何学模様の絵「」


ユリアーネス「………」

ユリアーネス「あの」

部長「うん?」

ユリアーネス「あれを描いたのは、誰ですか?」

部長「……あぁ、アレは………」

スッ


「………ふぇっ?」
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:45:01.48 ID:obSSO1X7o
ユリアーネス「ありがとうございます」

部長「え?……まさか」

スッ

スタスタ

「えっ、えっ」

ユリアーネス「あの、名前を訊いても良いかな」

「わ、私の?」

ユリアーネス「うん」

ローザ「えと……ローザ、だけど」

ユリアーネス「そっか。……ローザちゃんが、あの絵を描いたんだね?」

ローザ「あ、うん……」

グッ

ローザ「え?」

ユリアーネス「凄いよ。多分、ローザちゃんの絵……この部でも、最高級のものだと思う」


部長「……ユリアくん、少し待ちたまえ」
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 10:55:30.87 ID:obSSO1X7o
部長「一応、訊いておこう。……本気で言っているのか?」

ユリアーネス「……? 何を、ですか?」

部長「……いや………」

部長「……うむ、だが天才がそう感じるのならそうなのかもしれないな……いや、だがアレは絵と言えるのか………? ううむ、しかし………」ブツブツ

ユリアーネス「…………?」

ユリアーネス(何か考え込んじゃった)

ユリアーネス「……まぁ、良いや。ねぇ、ローザちゃん」クル

ローザ「…………わ、私の絵が、最高級……? え、え、嘘、あの『天才』さんに……」

ユリアーネス(……どっちもトランス状態になってる)

ローザ「……はっ! あ、か、勝手に考え込んじゃってごめんっ!」

ユリアーネス「あ、ううん、別に良いよ」

ローザ「でも、さっきの言葉本当? 私の絵……正直、あまり理解されない様なものだと思うけど………」

ユリアーネス「そんな事ないよ。ただ、少し生まれるのが早過ぎちゃっただけだと思う」

ローザ「う、生まれ……?」

ユリアーネス「そう。多分あれだけ綺麗に描けるなら……普通の絵だって、描こうと思えば描けるでしょ?」

ローザ「……うん、出来なくはないけど………」

ユリアーネス「……やる気が起きないんだよね?」

ローザ「……そ、そう」

ローザ(な、なんで分かるの……?)
637 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:05:01.64 ID:obSSO1X7o
ユリアーネス「大丈夫。私は分かってるよ」

グッ

ローザ「あ、わっ」

ユリアーネス「ローザちゃん……出来れば、私と組んで欲しい」

ローザ「……え!?」

ユリアーネス「………あのね、こんな事言っちゃったら凄く失礼だと思う。でもね、今ここに飾ってある他の絵、実はあまり惹かれなかったんだ」

ユリアーネス「でも、ローザちゃんの絵だけは違った。多分、他の人には単なる線の絵にしか見えないと思う……けど、私は分かる」

ユリアーネス「あれは、無限の応用性がある。それこそ、模様のジャンルとして定義して良いくらいに」

ローザ「そ、そんな大袈裟な」

ユリアーネス「大袈裟じゃないよ。……ねぇ、どうかな。ローザちゃん」

ユリアーネス「私は、ローザちゃんの絵に惹かれた。だから、もっともっとローザちゃんの絵を見てみたい」

ローザ「………!」

ユリアーネス「代わりに、私は………そうだね、ローザちゃんの足りないところを、補ってあげたいと思う」

ユリアーネス「……私さ。昔から、絵とか音楽とか、芸術系の事は凄く出来たんだ」

ユリアーネス「だから、役には立てると思う。……ダメ、かな?」

ローザ「………」
638 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:10:17.21 ID:obSSO1X7o
グッ


ローザ「……ふ、不束者ですが」

ローザ「よ、よろしくお願いしますっ!」


ユリアーネス「……ありがとう」ニコ


「………マジか」

「ローザちゃん可愛いけどさ……あの模様?を絵って事にしてんのは………」

「いや、まぁ不思議な感じはするけどさ……絵ではないよな」

「………まぁ、あの天才が組んだんだ。何かしらの変化はあるんじゃね?」

「乞うご期待、ってか?」


ローザがパートナーになりました。
もしかしたら、エンディングに影響するかもしれません。

また、今後の行動表は部活が休みの日に行われるモノとして処理します。
部活の描写は授業くらいの頻度でやってく感じです。
639 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:15:03.37 ID:obSSO1X7o
昼頃 部活終了後


ユリアーネス「部活、終わったね」

ローザ「う、うん」

ユリアーネス「ローザちゃん、この後暇かな?」

ローザ「そう…だね。あんまりやることはないかも……」

ユリアーネス「じゃあさ……何処か行かない?せっかく組んだんだし、初日くらい遊びたいし」

ローザ「あ、うん!ユリちゃんがいいなら、私も良いよ」

ユリアーネス「決まりだね。どこ行こうか……?」


ユリアーネスの行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正) ×
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正) ×
5 帰宅(時間が過ぎます)

下1
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:16:07.47 ID:UDCRuqlDO
2
641 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:16:51.58 ID:obSSO1X7o
ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。

1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋

下1
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:17:34.04 ID:hZPPorcy0
643 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:18:12.90 ID:obSSO1X7o
ランダム来ました。
コンマによって行ける場所が変わります。
もう荒ぶらないでね……。

下1
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:18:24.74 ID:hZPPorcy0
645 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:26:21.57 ID:obSSO1X7o
なかなか良さげ。



ローザ「あれ?ここ……」

ユリアーネス「カフェテリアだよ。そこそこ遠いから、外進生はあまり知らないかもね」

ローザ「へー……ユリちゃんは内進生なんだ?」

ユリアーネス「うん、中等部からここに通ってる」

ローザ「良いなぁ……」

ユリアーネス「えっ、なんで?」

ローザ「だって、中等部から通ってたら友達多そうだし」

ユリアーネス「あぁ……まぁ、仲の良い娘は1人居るけど………他は、あんまりかな。別に、普通に話はするんだけどね」

ローザ「そうなの?ちょっと意外かも」


ユリアーネス(……最初会った時よりハキハキ喋ってる。これならすぐに仲良くなれそう、かな?)


ローザとカフェテリアでお茶をしました。
友達が増えました。

1ヶ月が経過します。
また、学期末試験があります。
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:28:16.81 ID:qY5GQSpeO
コイツ他に女作りましたよエルちゃん!
647 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:31:22.02 ID:obSSO1X7o
翌月


ネスト「今日が試験の日、だったか?」

ユリアーネス「うん、そうだよ」

マリア「自信あんのか?学園のテストって一応そこそこ難しいんだろ?」

ユリアーネス「まぁ、それはそうだけど……」

ユリアーネス(………実際のところを言うと)


91以上 満点行けそう
90〜70 更に高得点を取れると思う
69〜40 今まで通りかな
39以下 もしかしたら、危ないかも……

結果+25(優等生の為)

下1
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:32:02.00 ID:hZPPorcy0
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:33:49.98 ID:xAwgx+PT0
習ってない事まで完璧に書いて120点取りそうなコンマで草
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:37:06.26 ID:qY5GQSpeO
草草
651 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:37:28.35 ID:obSSO1X7o
油断してたらこれだよ。

で?
なんなの。


91以上 下+今後一部の授業が免除される(エルライザと触れ合える時間はちゃんとあります)
90〜60 次のテストも満点確定(理系学問優秀化、文系学問学年首席化)
59以下 いけるかも?違う、行けるのさ(理系学問優秀化)

下1
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:37:58.86 ID:MjKv8LxcO
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 11:39:00.14 ID:hZPPorcy0
まるでなろう系主人公みたいだぁ…(直喩)
654 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:41:28.18 ID:obSSO1X7o
理系学問:優秀
文系学問:学年首位
芸術系:学園首位
運動系:普通
魔法系学問:優秀

こうなりました。
ちなみに物理戦闘力は全く低くない(86)為、運動系に関して気にする事もありません。
あーあ。



ユリアーネス「……あんまり勉強はしてないかなぁ?」

ネスト「おいおい、頼むよ?高い学費払ってまで行ってる私立なんだからな」

マリア「まぁ別に低くても良いけどな。どうせどっかには就職出来んだろ」

ユリアーネス「そうだね」

ユリアーネス(……今回は、ちょっと自信あるんだけどね)ニヤ
655 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:48:38.04 ID:obSSO1X7o
エントランス


エルライザ「ねぇねぇユリちゃんっ、今回の首席ウチのクラスからなんだって!!」

ユリアーネス「へぇ……凄いね」

エルライザ「ね、ね、凄いね!ウチのクラスの誉れだよね!!」

ユリアーネス「そうだね……なんだか私たちのクラス自体まで頭良く見えちゃうしねぇ」

エルライザ「そうそう!あ、ちなみにユリちゃんどうだったの?」

ユリアーネス「私は今回あんまり勉強してなかったからなぁ」

エルライザ「とか言ってしてるんだろお前は!知ってるんだぞこんにゃろ!」フニフニ

ユリアーネス「ほっへはひはいほ」

エルライザ「へへ、相変わらずやわらけぇなオメー」

ユリアーネス「はらひへー……」

エルライザ「ひゃはは、もっとふにふにしてやん……お?先生来た」

ユリアーネス「………!」
656 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:51:59.76 ID:obSSO1X7o
エルライザ「だーれかな、だーれかな?」

ユリアーネス(………)


教師「離れろ、離れろ。貼り付けるぞー」


「退けハゲ!」

「頭光って見えないよー」

「このハゲーーーーーーー!!!」

「ハゲ!」


教師「うるさいぞお前らァ! 魔法弾撃ったろか!?」


「ひー」

「ハゲはんたーい!ハゲ辞職しろー」

「ハゲ!」


教師「煩い奴等め……ん?」チラッ

教師「………」ジッ


ユリアーネス「………え?」

ユリアーネス(……もしかして)


教師「」ニッ
657 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 11:55:22.87 ID:obSSO1X7o
教師「」スッ

ペタッ ペタッ


エルライザ「………ふぁ?」

ユリアーネス「………っし!」


ローザ「…………うそ?」


部長「ん?一年はここで貼り付けをしているのか………えっ?」



教師「結果はこの通りだ。今回の学年首位は────全教科満点、ユリアーネス君だ」


シーン....

……………。

…………………………。


エルライザ「…………お」


『『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!?????』』
658 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 12:02:09.27 ID:obSSO1X7o
「ぜ、全教科満点!?化け物かよッ!?」

「ぜ、全教科満点て……」

「頭良すぎだろ今年の一年……」

「えぇ………」

「これ設立以来一回あったかないかじゃなかったか……?」

「マジかよ………」


ザワザワ


エルライザ「なぁぁぁぁぁぁぁに満点取ってんだユリちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッッ!!!???」ガクガク

ユリアーネス「えへへへへへ……」ニヨニヨ

エルライザ「ちょっと待ってユリちゃん中等部の頃はそこそこ頭良いだけだったよねッ!?おかしいだろこれッ!!?」

ユリアーネス「あはは……私も努力してるんですよー」ブイ

エルライザ「努力ってレベルじゃねーーーーよ!!!???」



「………は?うそ…………?」

「負けた……? 私が…………?」



流石に新キャラ生えます。
今回蹴落とされた2位ちゃんです。
勿論男キャラでもおっけー。
名前、性格、特徴を書いてください。

下3〜5まで
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:14:45.20 ID:MjKv8LxcO
名前:ライザック
性格:紳士的で努力家。
特徴:青色の鱗を持つドラゴニュートの男子。どんな者にも敬語で話している。同級生の中でも結構負けず嫌いなところがある。
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:19:45.45 ID:qY5GQSpeO
ミセト
小人♂
非力で学力だけが拠り所だった屈折したガキ
将来の夢は魔王軍参謀長(人に褒められたいんです)
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/29(火) 12:21:53.75 ID:04Adpjg20
名前:アルフリード・フィン・エルーシャ
性別:女
特徴:銀髪黒目、色白の肌、スレンダーなモデル体系の美人で公爵家の次女
性格:貴族らしく傲慢だが努力家、兄と姉を尊敬しており、常に『一番』である事を心がけている
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:25:03.47 ID:hZPPorcy0
名前:アリス
性格:普段は物静かでクールだが事あるごとに祝いたがる、その時はテンションがおかしくなる
特徴:魔導人形職人、今まで負けなしだったので自分に勝ったユリアーネスを祝いたがる
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:28:51.98 ID:xAwgx+PT0
ビブリオ

合理的理論に基づいて行動する理論家。理論から外れた事態に陥ると狼狽して何もできなくなる

意志を持った魔導書がヒトの形を取ったモノ。極東地方で言うツクモガミの一種。歴は浅いので学園で勉強中。
中性的な顔立ちの美形だが無性。高等1年にして図書館の主であり、当然文芸部に所属、期待のホープ。
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:32:54.62 ID:UDCRuqlDO
名前 インク・ラウル
性格 物腰穏やかで冷静沈着
特徴 緑色の髪と眼鏡を掛けた貴族の優男 表情には出さないが、意外と感情的
学力だけでなく身体能力も高いが、それに似合わない小柄な体格が地味にコンプレックス
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:33:44.53 ID:obSSO1X7o
ミセトで行きます。



ミセト「は……?」

ミセト「この僕が……負けた………?」

ミセト(い、今まで負けた事がなかった、この僕が………)


「おい、ミセトが負けたぞ……!」

「ミセトは……満点から6点マイナスか!」

「ハハハ、あのチビ漸く負けやがった!すげえなあの鳥人の奴、最高だろ!」

「てかあの子アレじゃね、中等部の頃目立ってたメッチャ絵上手い子じゃね?」

「すげー……ああいうのを天才って言うんだろうな」


ミセト「あ、あ、あ……」

ミセト「あああああああ………」

ガクッ

ミセト「う、嘘だ………」

ミセト「…………う、ううううう」

ミセト「う………」

ミセト「嘘だぁあああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!」
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:40:03.62 ID:obSSO1X7o
「嘘だぁあああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!」


エルライザ「えっ、何この慟哭」

ユリアーネス「え……あ」

ユリアーネス(中等部で一番だった、ミセトくんだ……)


ダダダダダダダッ

「凄いじゃんユリア!」

「やっべーな!あのミセトを下すとはな!」

「つかこれから一年学費免除なんだろ?最高じゃねーか!」

「ユリアちゃんは俺らのクラスの誇りだぜっ!」


ユリアーネス「ふぉっ!?」

エルライザ「へへ、ユリちゃんは私が育てた!」フンス


「いやお前はバカだろ」

「500人中400位くらいじゃん」


エルライザ「………うるせー!それでも育てたんだよ!!」


「えー……」

「言うほど育ててるか?」


スッ

「ちょっと失礼」
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:46:25.62 ID:obSSO1X7o
ユリアーネス「………へっ?」

エルライザ「が、学園長?」


「………!」

「………え?」


学園長「ユリアーネス君だね?」

ユリアーネス「は、はい」

学園長「少し、来てもらおうか」

ユリアーネス「へ………」

ユリアーネス(え?え?)

学園長「……そう警戒しなくて良い。何、学費免除の話と……少々、別件をな」

ユリアーネス(…………別件?)

学園長「ともかく来てくれ、すぐにな」

スタスタ


エルライザ「あぁ、学費免除の話だったんだねー」


「ビビったなー」

「まぁ冷静に考えるとそうだよな……」


ユリアーネス「……取り敢えず、行けば良いのかな」

エルライザ「まぁ早く来いって言ってたしね。パパッと行って帰ってきたら?」

ユリアーネス「そう、だね。じゃあ、行ってくるね」タタッ




一旦休憩です。
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 12:57:46.05 ID:8oq5Aii30
乙。
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 13:07:30.57 ID:UDCRuqlDO
一旦乙
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 13:16:48.65 ID:qY5GQSpeO
たんおつ
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 16:45:13.93 ID:lZuLoDIko
再開です。



学園長室


「失礼します」

ガチャ


学園長「来たか。まあ、かけたまえ」

ユリアーネス「はい」

スッ

学園長「今日呼んだのは他でもない。まず、首席の件だが」

学園長「君には、近くある表彰式に出て貰う。そしてこちらが賛辞の言葉を述べるという形だ。出てくれるな?」

ユリアーネス「えっと……」

ユリアーネス(断れる雰囲気じゃないな……)

ユリアーネス「……はい」

学園長「ありがとう。では次に学費免除の件だが」

ユリアーネス「学費免除……」

学園長「まずこれは更新制だ。一度首席になる毎に、1年間の免除を行う」

ユリアーネス「はぁ」

学園長「まあ別に君が払う訳ではないから、この辺りはご両親に直接説明しよう」

学園長「……で、先程言っていた別件だが」


91以上 ???
90〜70 ……学校生活は楽しいか?
69〜30 あの『部屋』に入ったな?
29以下 君の持っている剣は、魔剣だな?

下1
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 16:46:33.40 ID:hZPPorcy0
673 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 16:55:59.26 ID:lZuLoDIko
学園長「………」

学園長「君は、あの部屋に入ったな?」

ユリアーネス「………え」

ユリアーネス(嘘、見られてたの……!?)

学園長「……その様子だと、入った様だな。では、あの術式反応は間違いではなかったという事か」

ユリアーネス「……あ、あの…ごめんなさい………」

学園長「いや、別に謝らなくとも良い。ただ……どうやって気付いた?」

ユリアーネス「どうやって、とは……?」

学園長「あの部屋は、複合属性による反応でしか開かない……というか、認識すら出来ない筈なのだよ。そしてここの生徒には、複合属性の者は殆ど居ない」

学園長「居ても、既に入学前に注意を行なっている。なのに開いたとは、という話だ」

ユリアーネス「複合属性………?」

ユリアーネス(………)

ユリアーネス(………! もしかして、ハルシオン……?)

学園長「中に虹色の宝石があっただろう?あれは対象の死の運命を吸収する石だ。高価だが、ここには良家の子息令嬢が多く通っているからな。ある程度保存していないと、貴族連中がうるさいのだよ」

ユリアーネス「はぁ……」

学園長「まあ、そういう事だ。兎に角、これからはあまり近づかないでくれ」

ユリアーネス「あ、はい」

ユリアーネス(……盗っちゃった事は、バレてないっぽい?)


夏休み開始前日の日に移ります。
674 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 17:04:22.68 ID:lZuLoDIko
マリア「今日から夏休みだっけか?」

ユリアーネス「ううん、明日から」

ネスト「夏休みか……今年は、何処か旅行でも行くか?」

ユリアーネス「うーん……夏休みも一応部活あるし、エルちゃんと遊ぶ予定もあるし……まぁ、少しなら良いのかな?」

マリア「そーかそーか!じゃあ近場の観光地でも行くか!」

ネスト「そうだねえ、何か良いところあったかなぁ……」ペラッ

ユリアーネス「何処行くか決まったら、教えてね」



ガチャ

スッ

バサッ バサッ

「行ってらしゃい黒羽根ちゃーーーーーん!!」

「んで死んでこいよクソ羽根ェーーーーーー!!」

「「ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!」」

マリア「テメェらぶち殺すぞゴラァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドォンッ!

「ひっ」

「ぎゃっ、羽負けの嫁だ!逃げろぉ!!」


ユリアーネス(………よくやるなぁ)ハァ
675 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 17:11:34.27 ID:lZuLoDIko
表彰式


学園長「……であり、我が学園での生活は………」クドクド


ローザ(……こういうのって、眠くなってくるよね)ボソッ

ユリアーネス(そうだね……凄く眠い………)ボソッ


エルライザ「zzzzz....」


ミセト(ぐぅうううう………僕があの壇上に登れないなんて………!!!)

ミセト(クソ、クソ、クソ!! つ、次こそは!! 次こそは絶対に返り咲いて、僕を馬鹿にする奴の鼻を明かしてやる……ッ!!!)ググッ


学園長「……である。故に、励む様に」

「……ありがとうございました。次に、各学年の代表者の言葉です」

ユリアーネス(……あ)

ローザ(あっ、もしかしてユリちゃんじゃない?)

ユリアーネス(うん……準備、しないとね)
676 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 17:35:04.38 ID:lZuLoDIko
すみません、少し外してました。
表彰式っていうか表彰式&終業式にしちゃいましょうか。



「……です。夏季休暇だからと言って勉学を怠らず、魔族として恥の無い生活を続けたいと思います」

「……ありがとうございました。次は高等部第一学年の、代表者の言葉です」

ユリアーネス(行ってくるね)

ローザ(うん、行ってらっしゃい)


カツン カツン

ユリアーネス「………」

ペコッ

ユリアーネス「……私は、この学園生活に於いて、さまざまな経験を得ました」

ユリアーネス「中等部からの友とはもちろんの事、高等部からの友とも関係を育み、広く、しかし深く交友を行いました」

ユリアーネス「そしてその結果、大きく得たものがあります。それは────」


ユリアーネスのスピーチ判定。
どれくらい良かったのでしょうか。
コンマです。

結果+10(エルライザとの日々)+5(部活での日々)+15(友人:良好による対人関係補正)

下1
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 17:35:48.02 ID:04Adpjg20
678 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/29(火) 17:44:25.03 ID:lZuLoDIko
設定遵守しますね……。



ユリアーネス「……で、です。ですので、ゆ、有益な日々を過ごしていきましょう」カミカミ


「ププッ……いえ、失礼。以上で、高等部代表者の言葉を終わります。次は、表彰です」


エルライザ(途中で起きたら面白い事になってて笑う)


ローザ(……ど、どんまい!)グッ


ミセト(……あんなのに負けたのか、僕は?)ギリリッ


部長(天才もああいう一面があったのだな……意外だ)


「ドジっ子萌え〜」

「なんか逆に好きになったわ」

「こういうの好き」

「……なんか、一気に身近に感じたわ」


ユリアーネス「……うぅ////」


一部の評価が上がりました。
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