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勇者「安価とコンマで輪廻転生を繰り返して世界を救う」
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 11:09:56.17 ID:BPME93cdO
- 名前:アルシエル
性別:男
属性:闇
容姿:大きな黒翼と黒スーツをがっちり着た伊達男
特徴:コミュ強の陽キャであり、幹部たち全員や魔王にも軽口飛ばすようなちゃらんぽらんだが、魔王に対する忠誠心や幹部たちへの仲間意識は人一倍強い
人間たちへの感情は普通
悪魔の一人であり、純粋な魔翌力量が桁違いな幹部筆頭
- 748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 11:11:04.82 ID:Ib5NgzEI0
- 名前 クスノキ
性別 男
属性 斬(風属性の亜種)
容姿 黒髪ロングな美麗な男、長身痩躯だが引き締まった体をしており、身の丈程の太刀を扱う
特徴 ヒノモト出身、人の身ながら『最強の武』を求めて鍛え続けた結果『半仙人』と呼ばれる種族となる
無口で無愛想、強者との立ち合いでのみ笑顔を見せる
魔王軍に参加しているのは『世界全てを敵にすればいずれ最強になれる』と考えた為
戦闘スタイルは太刀に魔翌力を纏わせてぶった斬るオンリー、しかし【斬】の性質上、リーチも威力も通常の太刀とは比較にもならない
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 11:17:27.75 ID:kER4cSmF0
- 名前 怒海天
性別 男
属性 水
容姿 山10個分の大きさはあろうかという海蛇/人型のときは半魚人の漁師っぽい男性
特徴 漁師だったが近頃は収穫がよくなく魔王軍に志願し、実力で幹部にのし上がった
スライムマンと同じく新参だが、豪雨や津波を起こして敵軍や敵地を一掃できるので軍略面で重宝されている
田舎者丸出しのなまりがきつい話し方
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 11:20:01.75 ID:baCjx9pmO
- 名前:マルケ
性別:女
属性:空間
容姿:ただの美人
特徴:そこはかとなくボケキャラ、天然。
方向音痴を極めた古参魔王軍幹部
幹部に任命されてから今でも魔王城に辿り着けないため現幹部たちから認識されていない。人間たちへの攻撃命令も知らないので、意外に人間たちとも仲良く、放浪無職迷子旅を繰り返している。
空間属性が抑えられなく常に周りの空間が歪んでいるためこんなことに…
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 13:56:40.61 ID:FU0tQUCcO
- >>1が性格や特徴欄は短いと嬉しいって一度言ってるのお構いなしで長文安価取られまくってるの草生える
- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 14:01:56.56 ID:Pt66k5Ea0
- 長文ばっかの中クッソシンプルなネタキャラ枠クックパッドおじすき
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 16:48:37.69 ID:pk80oGyeo
- クックパッドは草
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 17:35:24.73 ID:S0i6ySwU0
- 途中から読み始めた人は読み飛ばすことも多いし、設定を短くして欲しいのなら安価の度にその旨を伝えた方がいいと思う
- 755 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:16:50.74 ID:MEO2UcIvO
- 今さらなんですが、アイリの名前を「アンリ」と表記してました。ごめんなさい。脳内で変換しておいてください。あと、この世界では「名前・名字」の形式です。アメリカ式。
キャラ安価ですが、長くてダメってわけじゃないですよ。設定が多すぎると生かしきれない可能性もあるかなーというだけで。
ではやるぜ。
- 756 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:21:33.04 ID:MEO2UcIvO
- ファイザー「……いいんですか? 本当に聞いても」
ククル「……もちろんですよ。知らなければ倒せないでしょう」
ファイザー「そうですか……」
ファイザー「……個人的には、知らない方が良いこともあると思いますがね」
ファイザー「では……お教えしましょう」
ファイザー「魔王軍には十体の幹部が存在しますが、十つの席全てが埋まったのは数年前のことです。今までは様々な理由で空席があったので」
ファイザー「その中でも……雷の女帝・麒麟后、暴虐の炎魔・アズール、殺戮の大賢者・ベルゼ、闇使いの悪魔・アルシエルは特に危険です」
ファイザー「彼らは昔から魔王に仕えており、忠誠心が強く、そして……桁外れに強い」
ファイザー「また、アルシエルはそうでもありませんが、麒麟后、アズール、ベルゼは人類を嫌っており、殺戮を好みます」
ファイザー「私も機嫌を損ねて何度殺されたことか……」
ダフク「……何度殺されても諦めんのは、流石は世界一の商会の総帥といったところか」
- 757 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:45:49.18 ID:MEO2UcIvO
- ファイザー「最近入ってきたのは三体。スライムマン、怒海天、そしてクスノキです。スライムマンと怒海天は実力で幹部までのし上がってきました」
ファイザー「ですがスライムマンは……まぁ、正直幹部の中では最弱でしょうね。強いモンスターといったところですか」
ファイザー「しかし、ゴーン神聖帝国に並々ならぬ敵意を持っていましてね……」
ファイザー「誰だったかな……帝国にいる有名なビーストテイマーは確か……」
ハスター「……もしかして、ジャコさん?」
ファイザー「ああ、そうそう。その人です」
ファイザー「ジャコを絶対に殺してやるんだと息巻いてましたよ。何か恨みでもあるんでしょうか?」
ハスター「さ、さぁ……?」
勇者2(……勇者を助けてくれた時のモンスターだっけ。まだ怒ってるんだ……)
ファイザー「問題はクスノキですね……。彼は元々ヒノモト出身で、妖怪王の説得に失敗した魔王が直々にスカウトしたんです」
ファイザー「彼は人間だったんですが、強さを求めて修業しているうちに『半仙人』となり、魔族と認められて魔王軍に入隊しました」
ファイザー「元人間の彼を快く思ってない者もいるようですが……彼の強さには並の魔族じゃ敵いませんからね。何も言えないというのが実情のようです」
ククル「幹部から袋叩きにあったりはしないんですかね……」
ファイザー「魔王が認めてますからね。幹部の多くは魔王に従いますから」
ファイザー「幹部の一人・ベルゼも元人間ですが、魔王に認められて幹部入りし、今では魔族の仲間入りです。幹部たちと楽しく人間をブチ殺していますよ」
アイン「怖いな……!」
- 758 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:47:37.64 ID:MEO2UcIvO
- 逆月「……ちょっと待て、クスノキと言ったか!?」
ファイザー「? ええ、言いましたが」
逆月「…………」
ハスター「どうかしましたか?」
逆月「……俺の知り合いに、剛拳という男がいる。そいつも仙人のような暮らしをしているんだが……」
逆月「そいつの知り合いにクスノキという名の男がいたはずだ……!」
勇者2「!」
ファイザー「なるほど……その人に話を聞ければ彼の攻略に一歩近づけるかもしれませんね」
ファイザー「残りの三体は……まぁいいですかね」
ビート「何でだよ!? ここまで来たら教えてくれよぉ!」
ファイザー「いや……彼らに関してはどう説明していいものか……」
ファイザー「一体はエリシア・ドリーマー。『夢の王』と呼ばれる魔族ですが、彼女は魔族とか人類とか……そういう区別が無いんですよ」
ファイザー「ただ、幸せな夢の中のように平和にいつまでも暮らせれば……そういう考えなんです」
フレア「何だ……良いヤツじゃないか」
ファイザー「触れた相手を夢の中に引きずり込み、一生目覚めないようにしたとしても、ですか?」
フレア「……前言撤回だ」
ファイザー「でしょうね」
ファイザー「もう一人は地獄の料理人・ククパド。どんな相手でも調理して『料理』にしてしまう恐怖のおじさんです」
勇者2「こわっ!」
ファイザー「ですが、全然厨房から出てこないんですよね……。なのでどれだけ強いのかは不明です。幹部なので弱いとは思いませんが」
ファイザー「そして、最後の一体は……エス。彼は……よく分かりません」
ファイザー「魔王軍の参謀として指示を出しているのですが、どういう存在なのかいまいち掴めないんですよね……」
ファイザー「私が会った時は、モヤモヤした白い霧の中に赤い眼のような光が2つ漂っていただけでした」
ハスター「…………」ゴクリ……
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:49:03.41 ID:FU0tQUCcO
- ククパド拾われてて草
- 760 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:49:11.77 ID:MEO2UcIvO
- ファイザー「……以上が十幹部の全容です。理解していただけましたか?」
ファイザー「より詳細なデータは後々お知らせしますが、全員が規格外に強いということが分かっていれば問題ありません。スライムマンでさえね」
ファイザー「ハスターさんなら知っていますかね……隊長と交戦したエターナルという元幹部をご存知ですか?」
ハスター「! はい」
ファイザー「彼、最近復活したようですよ」
ハスター「……!?」
ファイザー「新たな召喚者が現れたらしいです。しかし、彼は幹部にはならなかった」
ファイザー「……他の幹部に比べ、圧倒的に弱すぎたからです」
全員「……!!」
ファイザー「そして……魔王はその幹部が束になっても敵わないほど強いのですよ」
ファイザー「だから私は魔王軍に逆らうことを止めたんです。絶対に勝てるとは思えなかったので」
ファイザー「……ハスターさんに会ってしまったのが運の尽きですね。魔王に勝とうとしなければならないなんて……」
ハスター「いいえ……そのうちに良かったと思うようになるでしょう。我々の仲間になって、ね」
ファイザー「……だと良いんですが」
- 761 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:52:46.74 ID:MEO2UcIvO
- ファイザー「……話は戻りますが、十幹部に勝つことはほぼ不可能だと言わざるを得ません」
ファイザー「ですが、いつかはきっと勝たなければならないでしょう。魔王軍から世界を救うつもりなら」
ファイザー「そこで……勇者2さん」
勇者2「えっ、あ、はい!」
ファイザー「あなたが一縷の希望になると思われます」
勇者2「わ、私が!?」
ファイザー「先程誘拐して分かったのですが、あなたは強い。そこらの魔族なら余裕で屠ることができるでしょう」
ファイザー「……理由は分かりませんが、ハスターさんたちが目を掛けているようですし。何か特別な力を持つのでしょうね」
ファイザー「勇者2さん、あなたには……エルフ族の森に行って、最強の剣を手に入れてほしいのです」
ファイザー「そして───幹部の一人・クスノキを倒したください」
勇者2「!?」
逆月「な……何を言うんですかっ……!?」
ファイザー「そもそも魔王軍がその剣を手に入れようとしているのは、クスノキが倒される危険性があるためです」
ファイザー「彼は『最強の武』を目指しています。チートな剣には興味が無いようですが、その剣を手に入れた者と戦いたいと考えているようです」
ククル「……そうなると、クスノキの方が負ける公算が高いわけですか」
ファイザー「ええ……だから魔王軍は先手を打とうとしています」
ファイザー「誰かが剣を手に入れ、クスノキと交戦し、勝つ。それで魔王軍に大打撃を与えましょう」
ファイザー「いいですか……そもそも我々だけで魔王軍を倒すことはできません。必ず各国との連携が必要なんです」
ファイザー(……私もヨコハマ将軍と話をする必要がありますね。それはともかく……)
ファイザー「魔王軍の幹部を一体撃破したとなれば、手を貸してくれる勢力は格段に増えます。これを狙わない手は無いでしょう」
勇者2「わ、私にできるかな……」
第三王子『少なくとも、この中では勇者2が一番適任だろう』
ハスター「勇者2さん……私たちがサポートします。やってくれませんか?」
勇者2「……うんっ、分かった!」
勇者2「私……頑張ってクスノキっていう人を倒すよ!」
勇者2「その前に、まずはすごい剣ってのを手に入れないとね!」
【勇者2の短期的な目標】妖怪王を倒し、自らにかけられた呪いを解く
↓変更
【勇者2の短期的な目標】エルフ族の住む森に行き、チートな強さを持つ剣を手に入れ、クスノキを倒す
- 762 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/12(月) 23:53:40.98 ID:MEO2UcIvO
- 勇者「……それで、すぐ行くの? 私、神主様に挨拶とかしないと……」
ファイザー「どれくらいの猶予があるか……ヒノモトを消滅させる任務をこなさないわけですから、私がどこまで魔王軍を誤魔化せるかですね……」
コンマ判定です。コンマ一桁の数だけ、○週魔王軍を誤魔化せます。ゾロ目だと倍。
↓1
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:54:37.87 ID:FU0tQUCcO
- ほいな
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:54:44.41 ID:6XelRG5Qo
- ぞろぞろ
- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:55:15.80 ID:Yp1O71wBO
- 普通に有能商人
- 766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:56:04.89 ID:OkHyFojmO
- この有能ほとんどの確率で敵のままだったんだよな
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:00:38.90 ID:AJ+VF0xGO
- ファイザーは肉体の成長止めてたりすんのかな
もし人並にしか生きられないのであればファイザー的にはこの協力関係あまり旨味がなさそう(平和になるの待ってる間に寿命で死にそうなので)
- 768 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:14:52.23 ID:DtCx0Hh1O
- 7週間、つまり一ヶ月以上猶予があります。割と色々できそう。
ファイザー「……そうですね、実行日を一ヶ月ずらしたことにしましょう。そうすれば7週間ほどは誤魔化せると思います」
ハスター「そ、そんなに誤魔化せますか?」
ファイザー「おそらく問題ないかと。今までの実績がありますからね。誰も私が裏切るとは思っていないはずです」
ファイザー「……魔王の庇護が無いとなると、私も商売のやり方を変えねばなりません。しばらくは商会のあれこれで忙しくなると思います」
ハスター「ありがとうございます……! ファイザーさんのおかげで、綿密に計画を立てることができそうだ!」
ファイザー「……礼には及びません。私は自分の利益のためにあなたたちについただけですから」
ファイザー「拠点は私の船を使うと良いでしょう。ヨコハマ内よりも安全かと」
ククル「……そういえば、幹部たちはどこを拠点にしてるんですか?」
ファイザー「基本は世界の北西側……魔王軍が支配を拡大しているエリアにいますよ。彼らは魔王の指示が無い限りほとんど動きませんから」
ファイザー「……ああ、でも、スライムマンは実績を上げようと色んなところに行ってるようですが」
ククル「なるほど……何か無い限りは動かないんですね」
ファイザー「そうですね。正直、幹部たちは我々人類を舐め腐っています。だから未だ本気を出してないとも言える」
ファイザー「……そして、敢えて言うならばそこが狙い目かもしれません」
第三王子『ふむ……』
- 769 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:17:49.17 ID:DtCx0Hh1O
- ハスター「……では、ファイザーさんの話も一段落したところで……」
ハスター「話していただけますか、アイリさん」
アイリ「ん? 何っすか?」ゴクゴク
ククル「何を飲んでるんだお前は……!」
ビート「おおっ! これ美味いなぁファイザー!」
ファイザー「ああ、それはヒノモトのニーガタ産ですからね。米が違いますから美味しいでしょう」
アイン「いつの間にビートも!」
ククル「何じゃないだろう、何じゃ! お前がスパイだという話だぞ!?」
アイリ「ああ、その話っすか。完全に忘れてたっす」
アイリ「うーん、そうっすねぇ……何て言えばいいのかなぁ……」
アイリ「ウチは元々帝国の残党に向けて送られたエージェントなんす。知ってます? ゴーン帝国の残党のこと」
ハスター「……話には聞いたことがあります」
ハスター「魔王軍に占領された時は任務で他の場所にいたゴーン帝国の軍人たちが、現帝国を良く思っていないとか……」
アイリ「んで、ウチがそこに送り込まれたわけなんすけど……その組織のスパイもしたりしてるんすよね。今の帝国の情報を横流ししてたっす」
ダフク「か、軽くないかい?」
アイリ「いいんす。だって、ウチが忠誠誓ってるの他のところなんで」
全員「!?」
ファイザー「……ゴーン神聖帝国でも帝国の残党組でも無いのですか?」
アイリ「そうっす」
勇者2「い、一体どこに……!?」
コンマ一桁判定です。一桁の数によって忠誠を誓う相手が変わります。それにより交流できる種族が増えるかも。ゾロ目だとボーナス。
↓1
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:18:40.77 ID:XiD/NW6c0
- ん
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:20:04.42 ID:OVVcghLWO
- まーたゾロ目でてる
- 772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:21:02.14 ID:F2nxbPiH0
- もうおら慣れてきたぞ
- 773 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:30:52.82 ID:DtCx0Hh1O
- ゾロ目出すぎ! ゾロ目のため、砂漠の王国に住む獣人族との交流が深くなります。
アイリ「……真面目なとこだし、真面目になった方がいいっすね」
アイリ「───ハスター殿」
ハスター「!」
アイリ「私は東南にある砂漠の国から、ゴーン神聖帝国へと送り込まれたエージェントです」
アイリ「任務は『ゴーン神聖帝国が協力に値するかどうかを見極める』というものです」
アイリ「潜入の結果、ゴーン神聖帝国は協力に値する国であると判断しました」
アイリ「近いうちに、我が王国に使者をお送りください。正式な同盟の手続きを行います」
全員「……!?」
ハスター「な、何と……!」
ファイザー「……まさかこの段階で同盟を持ち掛けるところがあるとは」
アイリ「……まぁ、そんな感じっす。余裕あったら連絡ヨロっす」
フレア「……真面目なアイリの方が好きだな」
アイリ「えー、でも疲れるんすよねぇ」
- 774 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:32:49.76 ID:DtCx0Hh1O
- ハスター「こ、これは……! やることが山積みだな……!」
ハスター「皆にもかなり働いてもらうことになります。よろしくお願いしますね……!」
全員「はいっ!!」
アイリ「……あ、最後にいいっすか? ずっと気になってたんすけど」
ククル「どうした?」
アイリ「ファイザーって……男? 女?」
全員「!?!」
全員(み……皆聞きたくても聞けなかったことを!)
ファイザー「…………」
ファイザー「どっちがいいですか?」
アイリ「へ?」
ファイザー「男と女、どっちがいいですか?」
↓5まで多数決。3票集まった方の性別になります。決まらなかったらコンマの高い方を採用
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:34:16.14 ID:OVVcghLWO
- 男
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:34:19.92 ID:Eteytnumo
- おんにゃのこ
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:34:22.83 ID:F2nxbPiH0
- 男
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:34:34.28 ID:XiD/NW6c0
- 男
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:34:37.35 ID:jUqKEKy/O
- 女女女
- 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:35:56.34 ID:VAjCFV3mO
- 性別不明という性別がすき
- 781 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:43:54.24 ID:DtCx0Hh1O
- 多数決の結果、男になりました。
アイリ「じゃあ……男?」
ファイザー「……はい、なりました」
アイリ「え?」
ファイザー「私は今から男です」
ダフク「せ……性別ってそういうものだったか!?」
ハスター「ははは……相変わらず不思議な人だ」
ハスター「では、今日は解散しましょう。明日から忙しくなりますから」
ハスター「繰り返しになりますが、皆さんよろしくお願いしますね」
全員「はいっ!!」
- 782 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/13(火) 01:45:49.54 ID:DtCx0Hh1O
- そんなわけで本日はここまで。次回からは色々やらなきゃいけないことがたくさんですね。
ちなみにファイザーは、勇者が何度転生しても厄介な敵役として登場させるつもりでした。まさかこんなことになるとは。
まだまだ世界を救う足掛かりができたくらいなので、これから勇者の活躍はあると思います。多分。皆さんの安価やコンマで何とかよろしくお願いします。ではまた明日以降。
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:51:48.14 ID:Eteytnumo
- 乙乙
何度転生しても頼りになる仲間を得たのか幸先が良いのよ
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 01:59:58.63 ID:VAjCFV3mO
- 乙
アイリちゃんは何歳なんすかね
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 02:04:34.67 ID:F2nxbPiH0
- 乙
ラッキー
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 02:07:04.91 ID:XiD/NW6c0
- 乙
希望を持った瞬間にファイザーの生存√が消えたって事は魔王は運命を感知する力でもあるのだろうか。それともエスに監視させてる?
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 08:05:57.63 ID:uWj6LK6Wo
- 乙
ハスターは後世で英雄と呼ばれてそう
- 788 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/14(水) 09:55:15.73 ID:pWObsMdZO
- おはようございます。やります。
翌日。
勇者2たちは行動を開始した。ファイザーのおかげで7週間の猶予ができたとは言え、やることは山積みだからである。ハスターの指示のもと、皆はやることをしっかりとやっていく。
そんな中、勇者2は逆月と話し、彼が懐刀の一人・逆月その人であることを知った。
勇者2「あなたが……逆月様!?」
勇者2「私を守ろうと……?」
ファイザー「ええ。ヒノモトを消す起点となるのは構わないが、勇者2だけは助けてくれと言われましてね」
ファイザー「適性を持つ人物が彼しかいなかったので、条件を飲んだわけです」
逆月「……ただの罪滅ぼしさ。俺は裏切り者だからな」
勇者2「その……裏切り者っていうのはどういう……?」
逆月「……知る必要は無い。知ったところで何も変わらない、非合理だ」
ファイザー「……そんなことはありませんよ」
逆月「!」
逆月「……意外ですね、総帥がそんなこと言うなんて」
ファイザー「私は、ハスターさんの意志を知って確実に人生の歩む道が変わりましたよ。あなたもそうなる可能性はある。ならないかもしれませんが」
逆月「…………」
勇者2「教えて……くれませんか。知りたいんです、父上のことや、他の懐刀の皆さんのこと……」
勇者2(……私が、まだユウシャのことを知らなかった頃のことを)
逆月「…………はぁ、分かったよ」
逆月「言わなきゃ帰してもらえなそうだしな……」
コンマ二桁判定です。妖怪王はそこまで悪くないテイなわけですが、どこまで良い存在なのか。コンマが高いほど良いヤツ。ゾロ目だと守り神的な。
↓1
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/14(水) 09:59:41.87 ID:OPlo2CbB0
- おいう
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/14(水) 14:26:40.62 ID:c0vlnNYxO
- 女の時に恋人ができて男に転生して再会したらホモになるのか?
- 791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/14(水) 21:50:58.62 ID:yHowofcNo
- 結構いいやつなのかな
- 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 08:30:06.09 ID:ndh2Cz980
- いつの間にか戻ってた……これからの展開が楽しみだ
- 793 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 08:44:36.45 ID:8U8Kun6oO
- 昨日はすいません。続きをやっていきます。
コンマ87……妖怪王、実はめちゃくちゃ良いヤツ
逆月「……勇者2、ヒノモトに妖怪がどれだけいるか知ってるか?」
勇者2「へ? よ、妖怪?」
逆月「ヒノモトの人口と約同数だ。これは大陸における妖怪……モンスターのことだな、そっちの数を考えても異常に多い」
ファイザー「そうですね。ヒノモトにおけるモンスターの数はかなり多いです」
勇者2「そ、そうなんだ……」
逆月「だが、その反面ヒノモトでは妖怪による事件は少ない……。これがどういうことか分かるか?」
勇者2「……妖怪王が、他の妖怪たちを統制してるってこと?」
逆月「そうだ。妖怪の中でも危険なヤツは抑え、ある程度の自由を許し、人間たちに迷惑を掛けないように繁栄していく……」
逆月「妖怪王はそうやって人間と妖怪の中立を保ってきたんだ」
勇者2「逆月様は、そのことをどうして……?」
逆月「……勇者2父様はダテという城下町の将軍に仕えていた。その町は昔から妖怪王と交流があったんだよ。俺はそのことを知ってる唯一の懐刀だった」
勇者2「……! じゃあ、御父様は妖怪王のことを知ってて……!?」
勇者2「それじゃあどうして私に呪いなんか……!」
逆月「……魔王のヤツのせいだ」
勇者2「!?」
逆月「勇者2父様は、勇者2が生まれたくらいに一線を退かれた。子育てに専念したいと言ってな。俺たち懐刀もそれを受け入れ、共に暮らしていた」
逆月「そんな時だ、魔王が妖怪王のスカウトに来たのは」
逆月「妖怪王に拒否された魔王は……あろうことかヒノモトに呪いを掛けた。ヒノモトの人間たちがバケモノになる呪いをな」
逆月「名前は何だったかな……体が腐敗しながら生きているバケモノだったはずだが……」
ファイザー「……ゾンビですか?」
逆月「ああ、それだ。魔王は俺たちにゾンビになる呪いを掛けやがったのさ」
勇者2「ゾンビ……!」
勇者2(この周回でもゾンビが……!)
逆月「勇者2父様は、それを妖怪王から聞き……苦渋の決断を為された」
逆月「……ゾンビの呪いを勇者2父様の住む村にだけ凝縮することにしたんだ」
ファイザー「! それは……ヒノモトを救うために犠牲になった……と?」
逆月「……そうだ。妖怪王は呪いを消すことはできなかったが、一箇所にまとめることはできたんだ」
逆月「……俺が裏切り者と呼ばれるのはここからさ」
逆月「俺は……勇者2父様から命令を受け、懐刀たちを騙して村の外に出したんだ。あいつらを救うためにな……」
逆月「だが……あいつらからしたら、俺がゾンビになりたくなくて逃げ出したとしか思えない。妖怪王のことは知らないんだからな。嫌われて当然だ」
勇者2「そ、そんな……! 別に逆月様が悪いわけじゃ……!」
逆月「いいんだ……。結局は俺が主君を置いて逃げたことに変わりは無い」
逆月「勇者2のことだって、ゾンビ化が進んでいたから置いてきたんだ。何故か妖怪王が短命の呪いを掛けて人間にしたみたいだけどな」
勇者2「!」
勇者2(じゃあ……この呪いは私を助けるために……? どうして妖怪王は私にだけ……)
勇者2(……ううん、そんなことより……)
- 794 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 08:49:29.06 ID:8U8Kun6oO
- 勇者2「……話に行こうよ。そのことを他の懐刀の人たちに!」
逆月「!? バカな、何を今さら……」
勇者2「だって、皆仲間だったんでしょ? それが仲悪いままだなんて……御父様も悲しむよ」
逆月「しかし、それは……」
ファイザー「悪くないと思いますよ」
逆月「!? ファイザー総帥……!?」
ファイザー「勇者2父さんは非常に強い侍だったと聞いています。彼の懐刀があなたと和解し、もしこちらの味方になってくれるとしたらかなりの戦力になるでしょう」
ファイザー「それに、あなたが勇者2父さんへの不義理を悔い、侍であることを止め、銃を持ったことは知っています。そろそろいいのでは?」
逆月「……!」
勇者2「私をついてるし……きっと皆許してくれるよ!」
逆月「…………」
逆月「……ここで意地になっても意味が無いか」
逆月「……分かったよ。久しぶりにあいつらに会ってみるよ」
勇者2「! うんっ!」
逆月「しかし……いいんですか? 俺たちだけ私的な理由で動いて」
ファイザー「身辺の問題をきちんとしておくのも戦いの前には大切なことです。こちらの味方になるかもしれないという利益もある」
ファイザー「ただ、その代わりと言ってはなんですが……妖怪王とのコンタクトも取ってほしいところですね」
逆月「!」
逆月「……試してはみますよ」
勇者2「じゃあ、早速行こっ! 懐刀の皆のところに!」
コンマ二桁判定です。今から残りの懐刀9人に会いに行きます。コンマ50以上でこちらの仲間になります。なお、閃影だけは自動成功。
コンマなので、人少なそうだったら連投あり。
↓1 風切
↓2 玉藻前
↓3 剛拳
↓4 大樹
↓5 白鷺
↓6 雷蔵
↓7 紅蓮
↓8 弱
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 08:51:36.12 ID:2DLRjtsDO
- はい
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 08:56:04.36 ID:r6ItKJp6O
- えいやっ
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:13:10.91 ID:DkNgqme8O
- ナカーマ
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:24:45.85 ID:DkNgqme8O
- 人いない?
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:33:46.93 ID:2DLRjtsDO
- はい
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:43:10.96 ID:b+kVOGCOo
- ここに
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:43:40.64 ID:b+kVOGCOo
- いる
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:43:46.14 ID:DkNgqme8O
- 狙う
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:44:10.79 ID:b+kVOGCOo
- ぜ
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 09:47:13.89 ID:bLnQWd3I0
- どうだ
- 805 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 11:12:59.45 ID:8U8Kun6oO
- コンマの結果、協力してくれるのは剛拳、大樹、白鷺、雷蔵、紅蓮の5人。ここに閃影と逆月を足して7人の懐刀が協力してくれることとなりました。そこら辺の描写はもうちょい後で。
勇者2「行ってきます! 後のことよろしくねっ!」
ファイザー「はい、分かりました」
勇者2「まずは神主様のところに行かないと! 呪い解けたこと教えてあげるんだ! 早く早く!」グイッ
逆月「わ……分かった! 分かったから引っ張るな……!」
ファイザー「行きましたか……」
ポスドク「おい!」
ファイザー「おや……これは珍しい。あなたが研究室から出てくるなんて」
ポスドク「おやもクソもあるかよ! どういうことだ!」
ポスドク「オレの開発した大規模生命吸収魔法を使わねーだと!?」
ファイザー「……地獄耳ですねぇ」
ポスドク「ふざけんなよ! あの開発にどれだけ注ぎ込んだと思ってんだ!」
ポスドク「オレの共同制作者たちも黙ってねーぞ!」
コンマ二桁判定。コンマ30以上で○○○○が、60以上で○○○と○○○○が登場。
↓1
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 11:30:29.39 ID:b+kVOGCOo
- こん
- 807 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 13:17:22.00 ID:8U8Kun6oO
- コンマ39のため、デューカ再登場。ちなみに60以上だとザナフとメアリィも出てました。
ポスドク「なぁ、そうだろう!? デューカ!」
デューカ「フハハハハ! ここが東洋の魔地か! 思わず三度目の堕天を陥りそうなほどの美しさだ……!」
デューカ「……ムム! この芳香は……噂に聞く人を地獄に落とす悪魔の料理・ラメンではないか!?」
デューカ「こうしてはおれん……ボクの右手に封じ込められた悪魔の六六六柱の一体・≪悲劇の堕天使(ルシフェル)≫が疼いて仕方がない……!」
デューカ「ではさらばだ! 狂気の研究者に亡者の総帥よ! フハハハハー!」ダダダッ!!
ポスドク「あっ、おい! 何ちゃっかりメシ食いに行ってんだ!!」
ファイザー「……相変わらず自由な方だ」
ポスドク「魔法使いとしてはかなりの素質があるんだけどな……コミュニケーションが全然取れねぇ」
ポスドク「……あいつはあんな感じだったが、自分の研究が使われねぇことに怒ってるはずだ! そうに違いねぇ!」
ファイザー「使わないとは言ってませんよ?」
ポスドク「え?」
ファイザー「もっとも……使い道は魔王軍の殲滅に変更しますが」
ポスドク「は?」
ファイザー「ああ、言い忘れてましたね。私は生き方を変えたんです。これからは魔王軍を倒す正義の商人になろうかなと」
ポスドク「…………」
ポスドク「はああああああっ!?」
ポスドク「お、おいおいおいおいおいおいおいおい!!」
ファイザー「うるさいですね……。契約解除しますよ」
ポスドク「お、お前なぁ! 分かってんのかよ!?」
ポスドク「オレはお前の元にいりゃあ安全に研究できると思って契約したんだぞ!?」
ファイザー「そう言われても事情が変わったのだから仕方ありませんよ。諦めて協力してください」
ポスドク「がああああっ! クソォ! マジかよ!」
ポスドク(でもコイツがスポンサーになってくれてるおかげで助かってるからなぁ……!)
ポスドク「……分かったよ。協力すりゃいいんだろ!」
ファイザー「理解が早くて助かります」
ポスドク「チクショー……! オレもラメン食ってくるっ!」ドスドスドス……!!
- 808 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 13:18:43.52 ID:8U8Kun6oO
- ファイザー「……行きましたか。あの方も割と自由ですね……」
ファイザー「……では、私も向かいますか」
ファイザー「話をしなければならない人は私にもいるのでね……」
【ヨコハマ城:天守閣】
ファイザー「……お久しぶりですね、ヨコハマ将軍」
ヨコハマ将軍「…………」
安価です。ヨコハマ将軍の性格募集。
↓2
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:18:50.29 ID:r7M0i8VR0
- 俺も食ってくる!
- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:19:39.66 ID:/fzCgxtzO
- とてもシャイ。筆談じゃなきゃ喋れない
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:24:09.12 ID:896s+tUFO
- 33歳で厨二病はキツいっす……
- 812 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 13:34:16.85 ID:8U8Kun6oO
- そういえばデューカは33歳だったね。これは大変だ……まぁいいか。
ヨコハマ将軍「…………」
ヨコハマ将軍「…………」サッ……
ファイザー「……顔を隠さないでもらえますか」
ヨコハマ将軍「…………」サラサラサラ……
ヨコハマ将軍『仕方ないであろう。私は恥ずかしがり屋なのだ』
ファイザー(相変わらず筆談なんですね……)
ファイザー「……まぁ、いいでしょう」
ファイザー「今日来たのは、ヨコハマ将軍にお話しなければならないことができたからです」
ヨコハマ将軍『何だ。言うてみい』サラサラ……
ファイザー「ヨコハマで私が行うはずだった計画ですが……中止が決定しました」
ヨコハマ将軍「…………」
安価とコンマ二桁判定です。ゾロ目だとなんかいいことあるよ。
↓1のコンマ偶数でヨコハマ将軍は計画を知っていた、奇数で知らない
↓2のコンマ偶数でヨコハマ将軍はファイザーに友好的、奇数で敵対的
↓3で中心部に立っている高層ビルは何のためにあるのかを安価で募集。
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:36:43.21 ID:2DLRjtsDO
- はい
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:39:57.14 ID:r7M0i8VR0
- ん
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 13:41:02.56 ID:896s+tUFO
- 代々伝わる秘伝のラメン製造工場
- 816 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 15:37:57.58 ID:8U8Kun6oO
- みんなラメン好きだなぁ。美味しいもんね。
ヨコハマ将軍『計画?』
ファイザー「……ああ、そういえば説明してませんでしたね」
ファイザー(私がヒノモトを消そうとしていたと知ったら流石に怒るかもしれないな……)
ファイザー(黙っておきますか)
ヨコハマ将軍『あのラメン工場の一部を使って行っていたものか?』
ファイザー「ええ、そうです。しかし、もう終わったことなので……一応ご報告までに」
ファイザー「……あの場所ってラメン工場なんですか」
ヨコハマ将軍『そうだ。代々伝わる秘伝のラメン工場だぞ。我が町で一番重要な場所だ!』サラサラサラ!!
ファイザー(興奮している……ヨコハマの人たちは本当にラメンが好きですね)
ファイザー「そして……ここからが本題なのですが……」
ファイザー「私、そして私の率いるファイザー商会は……魔王軍と敵対することを決定しました」
ヨコハマ将軍「!!」
ヨコハマ将軍「…………」サラサラ……
ヨコハマ将軍『真か?』
ファイザー「はい」
ヨコハマ将軍「…………」サラサラサラ……
ヨコハマ将軍『貴殿のことだ。その決断がどんな結末を意味するか分からないわけでもあるまい』
ヨコハマ将軍『それでもやると言うのか』
ファイザー「……はい」
ヨコハマ将軍「…………」フゥ……
ヨコハマ将軍『あのファイザーともあろう人物が、まさかそんな決意をするとなぁ……。人とは分からないものだな』
ファイザー「自分でも驚いていますよ」
ファイザー「……そこで……」
ヨコハマ将軍『分かっておる。私たちにも手伝えというのだろう?』
ヨコハマ将軍『確かに鎖国しているとはいえ、ヒノモトにとっても魔王軍は脅威であるしな』
ファイザー「ええ……」
コンマ二桁判定です。ヨコハマ将軍は手伝おうかなーと思っていますが、他の将軍はどうでしょう。
↓1のコンマ50以上でオーエド将軍は勇者2たちに協力。ここが一応ヒノモトの総意となります
↓2のコンマ50以上でキョート将軍は勇者2たちに協力。また、↓1と↓2のコンマ一桁を足した数だけ他の城下町の将軍が協力
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 15:40:29.22 ID:RRfKdbtIO
- 99
- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 15:52:06.91 ID:896s+tUFO
- ナイスゾロ目!
- 819 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 16:08:48.57 ID:8U8Kun6oO
- ゾロ目なのでオーエドもキョートも協力してくれるし、ヒノモト全体も「魔王軍倒すで御座る」って感じです。
再び安価です。他に手伝ってくれる城下町は3つです。城下町の名前と特徴をお願いします。名前はオーエド、キョート、ヨコハマ、ダテ以外。特徴はシンプルでオッケー。
↓3まで
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 16:12:04.39 ID:SGyvRvHWO
- イガ
ニンジャがいっぱいいる
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 16:13:52.89 ID:b+kVOGCOo
- サツーマ
老若男女皆殺戮マシーンなやつらばかりの街
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 16:18:16.89 ID:dmJVnyaQO
- ビワ
中央に巨大な湖がある。この湖の上に空飛ぶからくりを飛ばして距離を競う行事があるらしい
- 823 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 17:55:17.01 ID:8U8Kun6oO
- ヨコハマ将軍『貴殿は運が良い』
ヨコハマ将軍『数週間前、将軍たちの秘密裏の会議にて、ヒノモト全体が魔王軍に対抗するために鎖国を一時的に中断することを決定した』
ファイザー「! それは……本当ですか!?」
ヨコハマ将軍『発案者はオーエド将軍だ。ヒノモトを治める将軍が言うことだ、誰も反対しなかった』
ヨコハマ将軍『ただし、全ての城下町が一度に魔王軍と対抗するわけではない。自国の防衛が第一だからな』
ヨコハマ将軍『まずは第一陣として、オーエドにキョート、我がヨコハマ……そしてイガ、サツーマ、ビワの六つが兵を送ることになっている』
ヨコハマ将軍『そちらの協力者は?』
ファイザー「ゴーン神聖帝国です」
ヨコハマ将軍「何……!?」
ヨコハマ将軍「あ……」
ヨコハマ将軍「……!」サラサラサラ!!
ヨコハマ将軍『失礼した。それは真か?』
ファイザー(別に喋ったっていいのに……)
ファイザー「はい、本当です。疑うなら使者を呼びますが?」
ヨコハマ将軍『いや、構わない』
ヨコハマ将軍『ゴーン神聖帝国の噂はこちらに入っている……強国が協力者というのは心強い。早速オーエド将軍に飛脚を飛ばそう』
ファイザー「飛脚ですか……ウチのを使いますか?」
紫電「お呼びで」シュン……!!
ヨコハマ将軍『……いや、申し訳ないが飛脚は自分のを使う』
ファイザー「おや、そうですか」
ファイザー「では紫電、帰りなさい」
紫電「…………はい」シュン!!
ヨコハマ将軍(可哀想に……)
- 824 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 17:56:36.89 ID:8U8Kun6oO
- ヨコハマ将軍『話は終わりか? ならば失礼する。貴殿らとの連携を進めるため、家老にも話を通さねば』
ヨコハマ将軍『そちらも帝国の使者に話を通しておいてくれ。いつか会合を開きたいのでな』
ファイザー「分かりました。話しておきましょう」
ファイザー(……ハスターさんは、今何をしているところでしょうか)
【その頃:ファイザー所有の船にて】
ハスター「よし……このルートなら安全にエルフ族のところに行けそうですね」
ククル「はい、調整は私がやっておきます」
ククル「……砂漠の王国への使者はどのように?」
ハスター「そちらは、帝国側で決めるようです」
ハスター「……あちらも話が盛り上がっていることでしょうね」
- 825 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 17:58:28.34 ID:8U8Kun6oO
- 【ゴーン神聖帝国:シャリーの部屋】
シャリー「まぁ……! ユウシャが!?」
シャリー「それは良かった……! 無事に会えたのですね!」
隊長「はい、そのようです」
隊長「しかし……にわかには信じられないな。『輪廻転生』のスキルとは……」
ジャコ「オレはユウシャちゃんに会えんなら何でもいいな! 覚えてっかなぁオレのこと……!」
ジャコ「でも今のユウシャちゃんは12歳なんだっけ? オレ今年で38だから厳しいか……?」
フェニックス「……この男は相変わらずであるな」
ローレンス「全くだ。年齢を考えろ、ジャコ」
ジャコ「う、うるせぇな! お前だってもうジジイだろうが、ローレンス!」
ローレンス「なにぃ!? 俺はまだまだ現役だぞ!」
シャリー「ふふふ……」
ローレンス「何を笑っているんだシャリー……」
ジャコ「お前がジジイすぎて笑えるんじゃね?」
ローレンス「そんなわけあるか!」
シャリー「いえ……久しぶりに皆さんに会えて嬉しいのです。このところ、忙しくて皆が集まることはありませんでしたから」
シャリー「これでハスターとハツモトが揃えば、もっと良いのですけれど」
ジャコ「あー、ハスターはともかく……ハツモトはなぁ。一体どこに行きやがったんだか……」
ローレンス「あの男のことだ。どうせ魔族やモンスターを屠っていることだろう」
隊長「ははっ、そうだな。また会えるといいけどな……」
シャリー「祈りなさい……そうすれば、いつか会える。わたしはそんな気がするのです……」
ジャコ「おお、聖女様の祈りは効果がありそうだぜ」
ローレンス「茶化すんじゃない……」
- 826 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 18:01:11.89 ID:8U8Kun6oO
- 隊長「しかし、ハスターさんはお手柄だな……。まさかあのファイザーを味方につけるとは」
ジャコ「その分余計な仕事増やしやがってよぉ……」
フェニックス「何だ、貴様が行くのか」
ジャコ「お前も行くんだよ!」
フェニックス「えー」
ジャコ「えー、じゃねぇ!」
ローレンス「そうか、砂漠の王国にはジャコと隊長が行くんだったか」
隊長「ああ、増員もあるかもしれないが、使者としては我々が行く」
隊長「……シャリー女王がゴーン帝国を救ってから18年。ようやく魔王軍から世界を救う足掛かりが見えてきた」
隊長「この仕事、必ずや遂行してみせる……!」
ジャコ「ったく、昔から変わんねぇなホントに。真面目だぜ隊長は」
ジャコ「……まぁ、オレもきちんとやってくるよ。女王のためにな」
シャリー「ありがとうございます」ニコ……
シャリー「……では……」
シャリー「おなかすいたー! ろーれんすー! ごはーん!」ぐでーん!
ローレンス「こ、コラコラ、はしたないぞ床に寝転がるなんて……!」
ジャコ「……うーむ、10歳の頃は良かったが、28歳の女が幼女の振る舞いをしてるとなると……」
シャリー「なにか……?」
ジャコ「きゅ、急に聖女モードになるなよ!」
隊長「はいはい、準備しに行くぞジャコ」
ジャコ「何でオレがあしらわれてんの!?」
安価です。アイリが忠誠を誓う砂漠の王国についての設定を募集。少しだけ決まっているので、そこには矛盾しないものをお願いします。
<今ある砂漠の王国の設定>
・人間族と獣人族が共存している
・過酷な環境を生き抜くためか、国民たちは皆バイタリティがある
・交易が盛ん
↓1〜5まで設定を募集。また、同時に王国の名前もお願いします。コンマの一番高いものを採用
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:04:07.61 ID:r7M0i8VR0
- 稀(10年に一度くらい)に全身が真っ白で赤い瞳の獣人が生まれ、神の子として神聖視される
王国名はタモタモ
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:15:32.91 ID:mN1fcUkdO
- 純度の高い魔石が多く採れる広大な鉱山を保有している
国名 カワキスタン
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:16:08.65 ID:dmJVnyaQO
- 交易が盛んなので料理は基本的に万人受けする物だが伝統料理の『シーモツ』だけは独特な味で外から来た人は大体がクソ不味いと感じる事で有名
国名 チョベリィ
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:17:55.66 ID:fEkRCLyDO
- 王国名:ベル王国
特徴:強さによる階級が存在する強さ至上主義国
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:22:03.04 ID:5c8c4MHxO
- 王政ルーム
秘境中の秘境である世界最大規模の大穴世界が地下に広がっている
- 832 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/15(木) 18:25:41.25 ID:8U8Kun6oO
- 安価をもらったところで本日はここまで。名前は>>828を採用。でもせっかくゾロ目なので>>830もどこかで出すかも。
勇者2が全然出てきませんが、次回は勇者2のターンになると思われます。多分。エルフ族のところに行けると思うし。ではまた明日以降。
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:39:20.15 ID:ndh2Cz980
- 乙です
- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:46:03.62 ID:5c8c4MHxO
- 乙
この面子も転生繰り返したら死ぬんか
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 18:55:40.31 ID:r7M0i8VR0
- 乙
シャリー女王はまあ、ギリギリ可愛いの範囲じゃないかな……
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 19:06:21.13 ID:mN1fcUkdO
- 乙
- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 20:25:14.61 ID:4d4rq+pEO
- 乙
そういえばスライムマンは聖女の歌をどうやって回避したんだろう
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 20:54:09.78 ID:kNb1SBRto
- 変にズル賢かったしジョジョばりの機転とひらめきで切り抜けてそう
- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 21:27:48.54 ID:nvEltZXE0
- スラ男「音波は効かねェ!スライムだから!」どん!!
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 21:38:18.85 ID:LkbvpkLeo
- やはりスライムは強属性…
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 22:49:36.46 ID:/+HLtCZ7o
- 不定形である以上(外)骨格等で形を保てる生物より音波の影響は大きいんだよなあ……
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/17(土) 09:01:48.92 ID:5UuLy3AA0
- そろそろ起きなさい
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/18(日) 14:15:05.63 ID:ydWVlWh00
- まだかしら
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/19(月) 10:57:49.14 ID:K9mjwkhk0
- ほぼ毎日更新するタイプの人って1週間更新途絶えるとそのままエタるイメージ
- 845 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/19(月) 11:07:08.65 ID:xJVK5DfuO
- おそらくですが、スライムマンは魔王軍のいる北西部まで逃げに逃げ、体がほとんど無くなりながらも何とか逃げ切ったと思われます。めっちゃ素早く動くモンスターに変化したりして。
懐刀たちのくだりが思ったよりも長くなって遅くなりました。やっていくぜ。
- 846 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/19(月) 11:11:24.94 ID:xJVK5DfuO
- 【ヒノモト:勇者2が居た神社】
その頃、勇者2と逆月は神主様のいる神社へと戻ってきていた。
神主様「」ポカーン……
勇者2「か、神主様!? 大丈夫!? 気をしっかり!!」
神主様「……はっ!!」
神主様「い、いかんいかん……危うく逝ってしまうとこじゃった」
神主様「えーっと、ちょっと待ってくれ、整理させてくれんかの……」
神主様「つまり……ハスターとやらのおかげで呪いは解け、勇者2は『輪廻転生』というスキルの持ち主で、実は妖怪王は良い存在で、逆月は裏切り者ではなく、ヒノモトは間一髪で救われ、魔王軍の幹部を倒しに行くために勇者2は異国の森に向かうんじゃな?」
勇者2「うん、まぁ、そういうこと」
神主様「…………」
神主様「」ポカーン……
勇者2「か、神主様ーっ!?」
神主様「……はっ!! いかんいかん……」
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