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勇者「安価とコンマで輪廻転生を繰り返して世界を救う」
- 430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 14:43:01.90 ID:lth2pwiSO
- 人殺した時に一番安全なのは3か
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 14:43:38.74 ID:xyYtFgRoo
- 1
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 14:44:40.72 ID:s8ULutzrO
- 2
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 14:44:48.64 ID:hTZG0AcI0
- 2
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 14:47:58.81 ID:gcJmzc0PO
- ゴーンに向かった人達のその後が気になるな
- 435 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 14:51:25.52 ID:KSMZSN62O
- コンマにより、東方の巫女見習いルートを選択します。
それでは、勇者2が前周回の記憶を思い出すまでをやります。しばしお待ちを。
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 15:03:38.12 ID:Y8iV68QtO
- 輪廻転生(殺人鬼の怨念が取り憑く呪い)
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 15:11:30.23 ID:7p06LefQ0
- 巫女ユウシャが今度はどこまで暴れるか……
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 15:20:46.01 ID:BV7rMYLGO
- ユウシャ人格、主目的と関係ないところでトラブル起こしまくるから早い所ご退場願いたいんだよな
- 439 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 16:22:09.97 ID:KSMZSN62O
- 【勇者二周目:太陽暦129年:春】
【クランディア王国第三王子殺害事件から6年後】
東方の小国、ヒノモト。四方を海に囲まれた島国であることや鎖国体制の外交を行っていることから、比較的魔王軍による影響の少ない国。
ヒノモトは桜の降る季節。村の小さな神社に巫女見習いとして一生懸命働く少女がいた。
名は勇者2。齢は十二。天真爛漫な村の人気者だ。
勇者2「むむー……全然お掃除終わらないよー」
彼女は極めて不器用である。二年ほど前から神社の手伝いをしているが、一向に改善する兆しが無い。賽銭箱を叩き割ってしまった時は、あの優しいと評判の神主様でさえ激怒した。
勇者2「はぁ……こんなのいつまで経っても終わらないよ」
勇者2「疲れたから部屋に戻っちゃおー」
勇者2「……!」
勇者2「ゴホッ! ゴホゴホッ……!」
ベチャ!!
勇者2「……まただ」
勇者2は、吐血した。
実はこれが……勇者2が巫女見習いとして働く理由である。
比較的魔族の少ないヒノモトであるが、やはり一部モンスターは存在する。しかし彼らは、この国では「妖怪」と呼ばれる。彼らは本土のモンスターとは違い、独自の進化を遂げているのだ。
勇者2は、とある大妖怪から短命の呪いを掛けられている。そのため、巫女として働き、何とかして呪いを解こうとしているのである。
安価です。何の妖怪から呪われている? 妖怪の名前を募集。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 16:22:58.30 ID:B8vLVz3VO
- イサノモノ
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 16:23:53.95 ID:BV7rMYLGO
- 妖怪王
容姿は真っ黒などらごーん
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 16:27:26.30 ID:2sxKjfic0
- 河童
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 16:35:58.10 ID:2sxKjfic0
- ユウシャは殺人衝動よりは生存欲求の方が先に来るタイプっぽいしただでさえトラウマな呪いの影響で余命幾ばくと知ったら巫女の使命に尽くしそう…w
- 444 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:09:36.68 ID:KSMZSN62O
- 通称「妖怪王」。圧倒的な力を持ち、ヒノモトの妖怪に絶大な影響力を与えている妖怪である。その姿は黒い龍のようであると言われているが、確証は無い。見た者のほとんどが殺されているからだ。
勇者2は、妖怪王によって滅ぼされた村の生き残りである。命こそ助かったが、妖怪王によって長く生きられない呪いを掛けられてしまったのだ。
勇者2「……まぁ、生きているだけで儲け物だと思わないとね」
勇者2「……やっぱり、もう少し掃除しようかな」
勇者2「……ん?」
勇者2「これは……御守り?」
神社で売っている安全祈願の御守りだ。神主様の微弱な魔力が込められているので、本当に少しだが危険から身を遠ざけることができる。誰かが落としたのだろうか。
勇者2「御守りかぁ……」
勇者2「……御守り? 御守り……おまもり……」
ビキッ!!
- 445 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:12:01.42 ID:KSMZSN62O
-
????「む○○○」
メ???「───うだ! そんな◇◆◆◆にプ☆€○○!」ゴソゴソ
○○○ぃ「じゃじゃーん!」
?!!!「? ????」
@@@@「これは@@!*───お守り! 持っていると魔力が─────────!」
○□▷▽「────────────されるよ!」
ゆ───「マジかよ!?○××▽▽▽ぇか!」
メア○○「あ、でも????たら!!!?!っちゃうけ??」
ゆう○○「何だよ……。でもまぁ、○○使えるだけでも儲けモンか。───★★★わせてもらうぜ」バシッ
めあ?ィ「あっ! もう……@○☆☆★って言ってないのに……。別にいいけどさぁ」
メアリィ「ねっ! ユウシャ!」
ビキッ……!!!
- 446 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:16:04.72 ID:KSMZSN62O
- 勇者2「───!」
勇者2「ああああああ───!?」
勇者2「オ……オエエエエエ……!!」ビチャビチャビチャ!!
勇者2の中で勇者の……いや、ユウシャの記憶が流れ込む。あまりの情報量に吐き気を覚え、勇者2は思わず吐いてしまう。
勇者2(そうだ、私は……アタシは……!!)
勇者2「……うううっ」
勇者2「はぁ……はぁ……はぁ……」
勇者2「うう……『輪廻転生』使うとこんな感じになるんだ……きもちわりー……」
吐き気は収まってきたが、頭の中がグルグルしてよく分からない。焦点も定まらない。
だが、一つだけ分かったことがある。
勇者2(すごい……私、勇者2でもあるし、ユウシャでもあるんだ……)
勇者2には、ユウシャの殺人衝動が芽生えている。だが、勇者2の理性がそれを抑えている。
勇者2には、ユウシャが人を殺した時の記憶も、勇者が処刑された時の記憶も、孤児だった勇者2が今の家に引き取られる記憶もある。
勇者2(なんか変な感じ……私、ユウシャでもあるし、勇者2でもあるんだ……)
前周回のユウシャには、勇者の記憶がある。だから、勇者2は前周回起こったことを全て把握できた。
だが……勇者2には勇者の人格は受け継がれていない。彼女の献身的な優しさは消え、ユウシャの残虐性のみがこの周回に現れている。
勇者2「……でも、これって……」
勇者2「……私にとっては、都合が良いかもしれない」
- 447 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:17:54.99 ID:KSMZSN62O
- 【境内:神主様の部屋】
神主様「ふむぅ……」
神主様(勇者2は今年で十二……後何年命が保つか……)
神主様(憎きはあの妖怪王……だが、ワシにはどうすることもできん……)
神主様(神社に働いてたとて、所詮は気休めじゃ。いずれ、あの子の命は……)
勇者2「失礼しまーす!」バァン!!
神主様「ぬおうっ!?」ビクッ!!
神主様「お、おお……勇者2か。ビックリしたではないか……」
神主様「どうかしたのかの?」
勇者2「はい……」
勇者2「私……呪いを解くために、もう一つ前に進もうと思います」
神主様「それは……」
神主様(……気休めかもしれんが、希望を持つことは悪いことではないな)
神主様「それは……ちゃんとした巫女になるということかの?」
勇者2「いいえ!」
勇者2「妖怪王を、ブッ殺しにいきますっ!!!」
神主様「…………」
神主様「…………」
神主様「…………」
神主様「……すまんのぉ。もう一回言ってくれるかの?」
勇者2「妖怪王を見つけ、この手でブッ殺し、呪いを解きますっ!!!」
神主様「…………」
神主様「…………」
神主様「ぬええええええええええええええっ!!?」
- 448 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:21:29.70 ID:KSMZSN62O
- 勇者2(ユウシャの人格と力があれば、私は今よりもさらに強くなる!)
勇者2(この力があれば……妖怪王を倒すことだって夢じゃない!)
勇者2(強くなるためにどんどん戦っていけば、ユウシャの殺人衝動だって満足するハズ!)
勇者2(我ながら……完璧な計画だ!)
勇者2(待ってろよ、妖怪王! 絶対にこの手でブッ殺してやるからなぁ!)
勇者2(アッ───ハッハッハッハッハッハッハッ!)
【勇者(二週目)】
【性別】女
【ステータス】
身体能力:6(割と動ける)
戦闘力:8(殺人鬼の力がなくても強い)
精神力:8(強靭)
知性:7(明晰)
器用さ:2(不器用)
感受性:9(前周回の引き継ぎ)
魔力:2(不得手)
幸運:9(スーパーラッキーガール)
魅力:9(皆から好かれる)
スキル適応力:4(平均)
【種族】人間族(種族補正:なし)
【年齢】12
【固有スキル】1つ
・『輪廻転生』……死ぬとその時点の能力の一部や記憶を次の周回に受け継ぐことができる。性別、種族、経歴などは毎回ランダムで決められる。
【職業】巫女見習い/薙刀使い/殺人鬼
【職業スキル】3つ
・『祈祷(初級)』……弱い霊魂であれば成仏させられる。
・『薙刀の心得』……薙刀を持っている時、戦闘判定にプラス補正がかかる。
・『殺人の人格+』……大体の戦闘判定が非常に有利になる。
【経歴】
『溢れる魅力や知性を活かして仲間を集める』『短命の呪いにかかって余命数年』『かつて孤児だったため食にがめつい』『東方の小国にて巫女見習いとして働いている』『実家は「戦士」の一族であるため自身も東方の特殊な武器「薙刀」を扱うことができる』『天真爛漫』『燃えるような赤髪』
【勇者2の短期的な目標】妖怪王を倒し、自らにかけられた呪いを解く
- 449 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/28(月) 18:22:14.59 ID:KSMZSN62O
- そんなわけでプロローグはここまで。実はユウシャの好戦的な人格と勇者2の天真爛漫で無邪気な性格は意外と合ってたりします。
短命の呪いを解くために妖怪王を倒すことになりましたが、果たしてどうなるのか。妖怪王めっちゃ強そうなんだよなぁ。続きはまた明日以降ー。
- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 18:25:56.20 ID:B8vLVz3VO
- おつおつ
おーいい感じに混ざった
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 18:28:53.26 ID:WJ8bN4zb0
- 乙です!
固有の名前って決めないんです?
なんか名前がただの記号にしか見えないんですが
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 18:37:06.09 ID:sIDji8kAo
- >>451
確かにこれ名前欲しいわね
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 14:24:00.02 ID:KTmMxeozO
- 今回も今回で世界全く救えずに死にそうだが大丈夫か……?
呪いと聞いてメアリィに会いに行こうとする展開も少しだけ見たかった
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 15:13:53.29 ID:/26TSTJLO
- 序盤で絶望するのは周回ゲーの醍醐味
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 23:35:30.84 ID:wpVlOIqo0
- これから何回か代替わりするのもあるだろうから本来の勇者の名前だけでもあるとしっくり来そう
- 456 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/30(水) 16:38:18.84 ID:HF9FF4SNO
- 名前は毎回決めるのが大変なので勇者2、勇者3、勇者4……と数字が増えていく感じにするつもりでしたが、固有の名前を決めてしまうのはアリかもしれませんね。多数決で決めましょう。
1.このままいく(勇者2、勇者3、勇者4……と数字が増えていく)
2.固有の名前を決め、どの周回でもその名前で呼ばれるようにする
↓5まで多数決。先に3票取った方。決まらなかったら下5でコンマの一番高いものを採用
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 16:46:24.15 ID:Efm3uMQ1o
- 2ゃんこそば
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:00:01.87 ID:JiEA+XbTO
- 毎回決めてぇなと思っていたけどそういう事なら1
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:01:01.96 ID:S3xmcyIoo
- 1
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:06:42.94 ID:aEZ59mceo
- 過去の回想とかでぐちゃぐちゃになりそうだから2
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:14:45.15 ID:9z+2h3o/0
- 1
- 462 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/30(水) 17:18:51.72 ID:HF9FF4SNO
- 多数決により1を採用。このまま勇者2でいきます。とはいえ、やっていく過程で変更するかもしれません。
では、本編やっていくぜ。
【しばらくして】
神主様「び、ビックリしたわい……心臓止まるかと思ったぞい」
勇者2「ご、ごめんなさい……」
神主様「……じゃが、本気なのじゃな?」
勇者2「……うん」
勇者2「私、決めたんだ。生きることを願うんじゃなくて、自らの手で命を掴み取るって」
勇者2(……前の勇者にも、次の私は幸せになってほしいって言われたもんね)
神主様「そうか……。いつのまにか強くなって……」ホロリ……
神主様「しかし……これからどうするか決めておるのか?」
勇者2「へっ? えーと、それは……」
勇者2「……妖怪王を見つけて、やっつける!」
神主様「ふむふむ……つまり全く具体的なことは考えておらんのじゃな……」
勇者2「うっ……」
神主様「そんな状態では……ワシもおいそれと送り出すわけにはいかんなぁ……」
勇者2「そ、そんな……!」
勇者2「で、でも、私本気で……!」
神主様「落ち着きなさい。ワシは反対しているわけではない。少し待ちなさい、と言っておるのだ」
- 463 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/30(水) 17:21:27.05 ID:HF9FF4SNO
- 神主様「辛いことを思い出させてしまうかもしれんが……勇者2の御父様のことは知っているな?」
勇者2「う、うん……。『戦士』の一族なんだよね? だから私も薙刀が使えて……」
神主様「左様。だが、タダの『戦士』ではない」
神主様「───『侍』じゃ」
勇者2「サムラ……?」
神主様「侍……武道を嗜み、この国の各地域を治める『将軍』に仕える強者のことじゃ」
神主様「御父様はその侍の一人であり、御父様の一族は代々とある『将軍』に仕えていたのじゃ」
神主様「……勇者2が産まれてからは一線を退いておったがの」
勇者2「そ、そうだったんだ……」
神主様「その御父様には十人の懐刀がおってのお……勇者2が幼い頃、引き取ろうとしたのじゃ。御父様の忘れ形見じゃからの」
神主様「だが……ワシが断った。ワシは、勇者2には血生臭い世界で生きてほしくなかったからじゃ」
神主様「……だが、本人がそれを望むなら……ワシが止めることはできぬ」
勇者2「神主様……」
神主様「勇者2よ、おぬしは今からその十人のところに向かうのじゃ。そして、それぞれから教えを請いなさい」
神主様「さすれば、おぬしは強者となり、妖怪王へと対抗できる存在へと成ろう」
神主様「……安心せい。おぬしが強者となるまで、ワシが必ずおぬしの呪いを食い止める。安心して修業に励みなさい」
勇者2「神主様……!」
神主様「さて、まずはあの十人に連絡しなければの……」
キャラクター安価。勇者2の父親の懐刀を募集。懐刀の通り名・性別・年齢・職業・性格・容姿を安価してください。
通り名は3文字まで。年齢は30歳以上。通り名と職業は戦国時代や江戸時代、明治時代の日本っぽいものでお願いします。
↓10まで。人いなさそうだな〜という時は連投ありですが、最大でも2つまでで。
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/30(水) 17:27:36.96 ID:/e5iBJGl0
- 通り名:風切
性別:男
年齢:32
職業:剣術道場師範
性格:酒と女と博打を愛する軽薄飄々としたナンパ者だが、武道・剣技に関しては紳士的で妥協を許さない
特徴:藍色の着物を着流した黒髪ロングの男、引き締まった体格をしている
専門は日本刀、特に抜刀術を得意とするが一通り長物も扱えるので、門下生には基礎を徹底的に叩き込んだ上で望んだ武器の扱いを教授している
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:49:31.09 ID:z7IpEcHXo
- 通り名:逆月 さかづき
性別:男
年齢:34
職業:間者
性格:合理主義者
特徴:海外の洋服を着た、懐刀最大の裏切り者と言われる伊達男。剣すら今は使わず銃を愛用している。今では謎の組織に席をおく
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 17:55:25.43 ID:aEZ59mceo
- 通り名:玉藻前
性別:女
年齢:31
職業:陰陽師
性格:母性溢れるが精神的に幼い、可愛いもの好きで世間知らず
特徴:巫女服を纏い黄金色の髪を結った出で立ち。呪符や使役した妖怪を操る。勇者2の父を慕っており、現在に至るまで独身を貫いてる。
- 467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:01:10.69 ID:0hFcCJ5c0
- 【通り名】剛拳
【性別】男
【年齢】120
【職業】世捨人
【性格】温厚。温厚が過ぎて感情の揺らぎが一切ない。
【特徴】一見してわかる好々爺。常に微笑みを絶やさない痩せぎすで小柄な爺さん。
剣の腕は勿論立つが、本質は名の示す通り素手による体術。戦闘時は筋肉が膨張し巨大化(1.5倍くらい)する。だいたいドラゴンボールの亀仙人みたいな感じ
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:01:10.97 ID:yuMA7tHNO
- 通り名:閃影
性別:女
年齢:秘密
職業:無職
性格:はっちゃけ変態ポジティブ陽キャ
特徴:黒い貴族服を羽織った美人
影潜りが得意
勇者2を引き取ることを拒絶されても諦めずに現在まで勇者2の影の中で暮らしていた変態
- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:11:16.03 ID:LD0ZiMq1O
- 通り名・大樹
性別・男
年齢・56
職業・僧侶
性格・普段は好好爺然とした人物だがスパルタな教育者
容姿
大柄で筋骨隆々とした体格。スキンヘッドの強面、整えられたあご髭など。
今は一線を退いたが僧兵上がり。
薙刀も扱えるが彼の本領は鎮魂や結界などの術にある。
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:11:33.75 ID:z7IpEcHXo
- 通り名:白鷺
性別:女
年齢:240
職業:松茸偽造
性格:俗っぽい、欲に忠実
特徴:人ならざる雰囲気を醸し出すミステリアスピチピチ美女
空飛べる
最近は収監脱獄をよく繰り返している
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:12:57.82 ID:9z+2h3o/0
- 通り名→雷蔵
性別→男
年齢→45
職業→刀鍛冶
性格→仕事中含め基本は頑固だが、勇者2といる時のみ
お菓子をあげる優しい性格
特徴→どんなになまくらな刀でも名刀レベルに仕上げられる実力持ち。
裏社会との繋がりも強く、情報収集能力も高い
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:20:19.02 ID:aEZ59mceo
- 通り名:紅蓮
性別:男
年齢:33
職業:義賊
性格:YESロリータGOタッチ
特徴:作務衣と下駄を履いた長髪の優男。二刀流の使い手で、常にへらへらしていて考えが読めない。勇者2父との死闘に敗れて懐刀に加わる
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 18:22:25.97 ID:WZp9BdIlO
- 通り名:弱
性別:男
年齢:30
職業:掃除夫
性格:無口穏やか、バカ
特徴:影の薄い優男
昔は大剣豪であったが勇者2の父親から、おまえ剣振ってないで掃除しろといわれそれが最期の言葉となってしまったため今でもバカ正直に約束を守り、戦のときでも剣を持たずにいるバカ
新たな主が命令しない限りいつまでもこのままだろう
- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:05:15.53 ID:9z+2h3o/0
- >>471
容姿を忘れてた……刀鍛冶のイメージ通り、頭に常に手拭いを着けていて、不精ひげを生やしているオッサン
- 475 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 00:12:26.44 ID:QbJnuXwTO
- みんな個性的だな〜、果たしてちゃんと修業できるのか。
神主様「……まぁ、一人はすぐに連絡がつくがのぉ」
神主様「ほれ、出てこんかい」
勇者2「?」
閃影「…………ウフフ」ヌウ……
勇者2「うわあああああっ!?」ビクッ!!
勇者2の影から……文字通り“影”から一人の女性が現れた。
勇者2「だ、誰!?」
勇者2「ていうか、ど、どこから出てきたの!?」
神主様「……彼女は閃影。御父様の懐刀の一人じゃ」
神主様「腕の立つ忍者だったが、御父様が亡くなってからは……こんなに嘆かわしいことに……」
閃影「失礼ね……私はただ、勇者2様を陰ながら見守っていただけよ」
閃影「ずっと、ずうっとねぇ……」
勇者2「ずっと……?」
勇者2「……どのくらい、ですか?」
閃影「そうねぇ……御主人様が亡くなられて、勇者2様がこの神社に来てからだから……」
閃影「……5年間くらい?」
勇者2「そんなに!?」
神主様「話は聞いていたじゃろう、閃影。勇者2を鍛えてはくれんか」
閃影「……ふぅん?」
閃影「それは虫の良い話なんじゃないの? 神主様」
閃影「今まで私たちに勇者2様には全く関わらせなかったくせに……」
神主様「……やってくれないのかの?」
閃影「やるわっ!!」
勇者2(やるんだ)
閃影「勇者2様の決意……! 懐刀の私が無駄にするわけないでしょう!?」
閃影「それに、これはいわば勇者2様との師弟関係……! そこからくんずほぐれつなことに……!」グフフ……
勇者2「よ……よろしくお願いします?」
神主様(……個人的には不安しかないが、まぁ、大丈夫じゃろ)
閃影「ゲフンゲフン……そうね、とにかく場所を移しましょうか」
- 476 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 00:15:06.05 ID:QbJnuXwTO
- 【神社近くの林】
閃影「では、改めまして……」
閃影「私は閃影。勇者2の御父様……御主人様の懐刀の一人よ」
閃影「私は忍者……影に生き、陰ながら御主人様をお守りするのが私の役目だったわ……」
閃影「そんな私が勇者2様に教えられるのは、忍術。影を生き延びるための力ね」
閃影「勇者2様が戦うのは強大な敵……。だけど、真っ向から立ち向かう必要は無いのよ。大切なのは勝利なのだから」
勇者2「は、はい……!」
閃影「忍術を習得するには忍者として修業に励む必要があるけど……勇者2様は大丈夫。私がずううううっと影にいたからねぇ……」
勇者2「ど、どういうことですか?」
閃影「ウフフ……」
閃影「……結論を言うと、そのままでも忍術を学ぶ素養は充分だということよ」
勇者2(過程を教えてよ!)
閃影「そうね……何を教えてあげようかしら……」
安価です。勇者2は感受性が9のため、閃影から3つの技術を教わることができます。「影に潜む忍術」は決定しているので、それ以外に教わる技術を安価してください。
↓3まで。閃影から教われそうなもの
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 00:18:18.01 ID:tgJdP1hy0
- 影で忍術と言えば影縛りは鉄板だよね
- 478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 00:18:43.63 ID:WyRNQsaI0
- かげうち
- 479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 00:19:35.17 ID:vIu5T7AWO
- 影分身の術
- 480 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 00:28:01.89 ID:QbJnuXwTO
- 閃影「……そうね、影に関する忍術を中心に教えていきましょうか」
閃影「影潜り、影縛り、影打ち、影分身……これらの術は、勇者2様の悲願達成を早めるに違いないわ」
勇者2「おおおっ……かっこよさそう……!」
閃影「ウフフ……では、まずは基礎中の基礎から学びましょうねぇ?」
コンマ二桁判定。コンマ10以上でこれらの忍術をスムーズに習得します。
↓1
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 00:30:38.84 ID:YfO5+Cwqo
- よゆう
- 482 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/10/01(木) 07:40:32.28 ID:RSDkmbpI0
- VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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- 483 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 11:30:37.54 ID:QbJnuXwTO
- めっちゃ寝てた。続きやるぜ。
【一ヶ月後】
閃影「…………」スヤスヤ……
神主様「……おい、閃影よ」
閃影「……あらぁ? なにぃ……気持ち良く寝てたのに……」
神主様「あのなぁ……寝とる場合じゃないじゃろう。勇者2の修業はどうした!」
神主様「勇者2も見当たらんし……まさかやめてしまったわけではないじゃろうな?」
閃影「……ウフフ」
閃影「その様子だと……気づかなかったみたいね」
神主様「?」
閃影「合格よ、勇者2様。これで『影潜り』は習得したと言っていいわね」
勇者2「───やったぁ!」ヌウ!!
神主様「のわああああああっ!?」
神主様の影から出てきた勇者2は、飛び上がって喜んだ。
閃影「一日中神主様の影に潜む……それが試練だったのよ」
神主様「い、いつのまに……」
勇者2「神主様にバレないようにコッソリ御饅頭食べたりもしました!」
神主様「な、なぬっ!? 饅頭の数が合わんと思ってたら、勇者2が食べてたのかの!?」
閃影「ウフフ……流石は勇者2様。それでこそ『侍』の末裔だわ」
閃影「『影縛り』と『影分身』は合格したから……いよいよ最後の試練ね」
閃影「最後の『影打ち』の試練は……私との実戦よ」
勇者2「……!」
閃影「ルールは簡単。制限時間内に私に『影打ち』でダメージを与えられれば勝ち。私は勇者2様に攻撃しない代わりに、全力で逃げるわ」
『影打ち』とは、相手の影に攻撃をし、本体にもダメージを与える幻術である。勇者2は既に高いレベルで『影打ち』を扱えるが、閃影と戦うとなると話は変わってくる。幻術を知り尽くした相手に幻術でダメージを与えるのは、至難なのである。
閃影「遠慮は要らない……殺す気で来なさい!!」
勇者2「……はいっ!!」
コンマ二桁判定。『影打ち』は他の技に比べて習得が難しいので、再度コンマ判定です。
コンマ20以上で閃影にダメージを与えます。ゾロ目だとかなりイイやつ。
↓1
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 11:32:48.39 ID:WyRNQsaI0
- あい
- 485 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 16:21:14.71 ID:QbJnuXwTO
- 勇者2「いきますっ……!」
素早い動きで勇者2は閃影の元に向かう。
閃影「ウフフ……!」
だが、そう簡単には負けてくれない。閃影は軽い動きにも関わらず、勇者2の何倍もの速さと距離を移動する。
勇者2「うぐぐ……!」
加えて、この場所は林の中。影がたくさんあるため、閃影だけを『影縛り』することはできないのだ。
勇者2(動きは止められない……だったら!)シュッ……!!
神主様「おお……! ゆ、勇者2が……増えた!」
勇者2は『影分身』を使った。5体ほどの勇者2で、閃影を追いつめるという作戦である。
閃影「やっぱり、体術は申し分ないわね……!」
閃影であっても、5体の勇者2から逃げることは難しかった。
勇者2「もらった……!」
近づいた一体の勇者2が、閃影に『影打ち』を見舞う。
……だが。
閃影「……ウフフ」
勇者2「あ、あれ!? 効いてない!?」
閃影「言ったはずよ? 達人は、来ると分かっている『影打ち』に対抗できる……と」
閃影「これは『影打ち』の試練だもの……タダの『影打ち』なんて予測済みよぉ」
勇者2「ぐぐぐ……!」
- 486 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 16:23:10.57 ID:QbJnuXwTO
- 勇者2「だったら……!」ヒョイ……!!
閃影「……!」
閃影(上に飛んだ……何をする気?)
閃影(……いえ、これは誘導ね! ということは、見えないところで『影打ち』を行うつもり……!)
閃影(悪くない考えだけど、その程度では私に攻撃など……)
……チクッ!!
閃影「……!?」バッ!!
閃影(何……!? 今、何かがチクッと……!)
閃影「……!」
閃影が見たのは、自身の影に刺さる……薙刀だった。
閃影「これは……勇者2様の薙刀? いつの間に……」
閃影「……そうか。『影分身』の時ね? 」
勇者2「はい! 閃影様に『影打ち』を成功させるには、閃影様の意表を突かなければと思ったんです!」
勇者2「薙刀はこの場に無かったので、閃影様もビックリするかなって!」
閃影「……ええ、とても良い判断だわ。ダメージはあまり無かったけど」
勇者2「うっ……」
閃影「でも、仮にも師匠の私に一太刀浴びせたのは事実」
勇者2「そ、それじゃあ……!」
閃影「ええ。『影打ち』の試練、合格よ」
勇者2「……!」
勇者2「やったあああああっ!!」
- 487 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 16:26:54.91 ID:QbJnuXwTO
- 閃影(……でも、驚いたわ。私が教えたのは素手での『影打ち』だけ。武器を用いた場合はまだ教えていない……)
閃影(流石のセンス……御主人様ゆずりと言うべきね……)
閃影(……それと)
閃影(閃影様! 閃影様ですって! あの勇者2様が!! 閃影様!! 閃影様よ!?)
閃影(ま、マズイ……! 鼻血が止まらないわっ……!)ドクドク……!!
勇者2「? どうしました、閃影様?」
閃影(ああっ!! ダメ!! そんな……そんな無垢な瞳で見つめないで!! 名前を呼ばないで!!)
閃影(お……おかしくなっちゃうわっ!!)
神主様(ダメじゃなコイツ。放っておこう)
神主様「おめでとう、勇者2」
勇者2「神主様……! ありがとうございます!」
勇者2「でも、まだ入口です。後9人から学んで、一人前にならないと」
神主様「そのことじゃが……」
神主様「勇者2よ、おぬしはこれから町に行きなさい」
勇者2「町に?」
神主様「他の懐刀のところに行くには、とにかく町に出る必要があるんじゃ」
神主様「……そういえば、勇者2には他の懐刀のことは話しておらんかったのお……」
神主様「では、説明がてら町についても話しておこうかの」
- 488 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [sage]:2020/10/01(木) 16:30:05.13 ID:1yInHrX7O
- 神主様「ここから一番近いところにある町が、オーエド。ヒノモトで一番大きな城下町じゃな」
神主様「各地域の将軍をまとめる『大将軍』がおられる。そのためかとんでもなく栄えておるぞ。ワシも一度行った時はその煌びやかさに目が点になったわい」
神主様「ここにいるのは……武器の扱いなら何でも御座れの剣士・風切と豪傑なる刀鍛冶・雷蔵じゃな」
神主様「クセのあるヤツらじゃが……まぁ、出会うことは容易じゃろう」
閃影「そこから大変そうだけどねぇ」
勇者2「そ、そうなんですか……」
神主様「そして、ここからは遠いが……オーエドに負けず劣らず発展しているのがキョートという町じゃ」
神主様「こちらはオーエドとは違って雅な雰囲気での。妖術やら何やら独特の雰囲気が漂っている」
閃影「キョートは妖怪との共存を目指している町なの。だから妖怪王の情報があったりするかもねぇ」
勇者2「……!」
神主様「ここには……妖艶なる陰陽師・玉藻前と精神も肉体も強靭な僧侶・大樹がいるのお」
閃影「……こっちはこっちでクセがあるわねぇ」
勇者2「な、何か……クセのある人ばかりじゃないですか?」
閃影「あら、まだマシな方よ? だって会おうと思えば会えるんだから」
閃影「世捨て人の爺さん・剛拳、欲に塗れた犯罪者・白鷺、変態義賊・紅蓮、バカ・弱はどこにいるか分からないもの」
勇者2「悪口ばっかり!」
神主様「変態はおぬしもじゃろ」
閃影「ハッ! 全然違うわよ! こっちはノータッチでやってんの! それなのに紅蓮ときたら……!!」ギリギリギリ……!!
- 489 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 16:30:40.88 ID:1yInHrX7O
- 勇者2「……あれ?」
神主様「どうした?」
勇者2「風切、雷蔵、玉藻前、大樹、剛拳、白鷺、紅蓮、弱、そして閃影様……」
勇者2「……一人足りませんよ?」
閃影「……いいのよ。懐刀は9人なんだから」
勇者2「え? あれ……」
神主様「閃影よ、おぬし……」
閃影「アイツは懐刀の裏切り者なの!! そんなヤツ……勇者2様に会わせられないわ!!」
勇者2「……?」
神主様「…………」
神主様「……勇者2よ」コソッ……
神主様「懐刀最後の一人は……逆月。彼は今発展中の港町……ヨコハマにおる」
神主様「じゃが、あやつに会うのはまだ早いじゃろう……。他の懐刀に会って、機会を待つと良い」
神主様「大丈夫じゃ……皆一癖も二癖もある連中じゃが、必ず力になってくれる」
勇者2「は、はい……!」
- 490 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 16:34:51.15 ID:QbJnuXwTO
- 勇者2「それじゃ……神主様、私、早速準備して出発しようと思います!」
神主様「そうかそうか。では、これを持っていきなさい」
勇者2「これは……御札?」
神主様「勇者2の短命の呪いを抑える札じゃ。残念ながら呪いを無くすことはできんが、ワシが本気で力を込めた物じゃ、効果は保証するぞい」
勇者2「神主様……! ありがとうございます!」
閃影「よーし、それじゃあ一緒に向かいましょうねっ!」
神主様「ぬおっ!? お、おぬし一緒に行く気か!?」
閃影「当たり前じゃない。勇者2様は町の知識が無いのよ? 教える人が必要でしょう」
閃影「それに、何かあった時に手取り足取りあんなことやこんなことをする人がいないと……神主様も安心できないんじゃなぁい?」
神主様「おぬしの方が安心できんのじゃが……」
閃影「ウフフ……大丈夫よ。本当は二人旅といきたいところだけど、そういうわけにはいかないわねぇ」
閃影「勇者2様。あなたは本当に優秀で、私の教えた技術を完璧に身につけたわ」
閃影「でも、だからといって修業を疎かにしてはダメ。勇者2様はもっと強くなる必要があるの」
勇者2「は、はい……!」
閃影「私は勇者2様の後ろから誰にも見られないようについていくわ。そして、基本的には勇者2様には干渉しない。勇者2様のためにね」
閃影「何か教えなきゃいけないことがある時や……どうしても危険な時はもちろん助けるわ。だから、安心して旅をしてねぇ」
勇者2「はい! ありがとうございます!」
閃影「うっ……! 何て可愛いの……! 食べちゃいt」
神主様「オイ」
閃影「何でも無いわ」
そんなこんなで……勇者2は、他の懐刀の元で修業をするため、一人で(見えないところにもう一人いるが)旅を始めた。
安価です。勇者2は町に向かいます。どの町に行くのか? 選択してください。
1.天下の城下町・オーエド
2.妖しげな幻術の町・キョート
3.絶賛発展中の港町・ヨコハマ
↓2
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 16:41:35.95 ID:5TB9IMJo0
- 1
- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 16:41:59.62 ID:HiZvGuAtO
- 1
- 493 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 18:50:15.94 ID:QbJnuXwTO
- 1選択
閃影「勇者2様はどこに向かうの?」
勇者2「うーん、やっぱりオーエドかなと思ってます。ここから近いし、一番大きいらしいし」
閃影「ふぅん……」
勇者2(あれ? いきなり話しかけられてるけど、干渉しないんじゃ……)
勇者2(……まぁいいか)
安価です。オーエドに行くまでに巻き込まれるイベント。良いことでも悪いことでも人間でも妖怪でもそれ以外でも可。ただし、コンマ50以上が出ないとそのイベントは発生しません。
↓3まで
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:56:37.31 ID:P7623a79O
- 妖怪王の手下襲来
- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 18:59:09.94 ID:CZTjU7GL0
- 竜巻のためオーエドと
全く違う場所に着いた
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 19:01:10.92 ID:Sd4fg7vwO
- 妖怪王(分身)と遭遇
- 497 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 22:11:57.55 ID:QbJnuXwTO
- コンマ判定の結果、>>495と>>496を採用。
勇者2「オーエドかぁ……どんな町なのかなぁ……」
勇者2は、引き取られた神社の付近から出たことが無い。妖怪王を殺すための修業とはいえ、勇者2は知らない大きな町に行くのが楽しみだった。
ヒュウウウ……
勇者2「あれ……」
勇者2(風が出てきた……さっきまで無かったのに……)
勇者2「雨降るかな……取り敢えず雨が凌げる場所までは早く着かないと……」
勇者2「……!?」ゾクッ……!!
勇者2(何……!? この感覚……!)
勇者2(何か……何かいる……!)
警戒する勇者2の目に映ったのは、黒い龍だった。
その大きさが、とてつもない。その龍は霞んで見えるほど遥か遠くにいるはずなのに、龍の頭は天まで届いているのだ。
勇者2「ま……まさか……!」
勇者2「あれが……妖怪王……!?」
ゴゴゴ……
天候が急に荒れ出す。強い雨が降り始め、強い風が吹き始め、雷がいくつも鳴り始める。
そして、ゆっくりと黒い龍がこちらを向こうとしている。
勇者2(ダメだ……! 絶対に目を見たらダメだ……!)
あの龍と目を合わせてはいけない。直感的にそう感じた勇者2は、目を逸らそうとした。
だが……
閃影「勇者2様! 危ないっ!!」
ビュウ!!!
突如、とんでもない強風が吹き、勇者2の体を持ち上げた。
勇者2(竜巻……!?)
こんな場所で、こんな竜巻が起こることなど無い。やはり、あの龍が起こしているのだろうか……!?
閃影「ゆ、勇者2様……!!」
閃影は手を伸ばすが、彼女の手は届かない。
勇者2(ヤバイ……! 意識が……!)
彼女の体は、竜巻で吹き飛ばされ……
───そうして、勇者2は意識を失った。
安価です。勇者2が飛ばされた町を決めます。
↓1 飛ばされた町の名前
↓1〜3 町の特徴
- 498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:13:32.36 ID:WyRNQsaI0
- モンジャ
- 499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:14:43.81 ID:YfO5+Cwqo
- 外国の実質的植民地と化した街
- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/01(木) 22:14:54.59 ID:qJ/6Eul10
- 寂れた漁村
- 501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:15:28.79 ID:OA+MhHD1O
- 豪華絢爛大都市
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:16:59.97 ID:BSQjNxvmO
- 妖怪王は何周目で勝てる相手なのかな(白目)
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:18:29.72 ID:OA+MhHD1O
- 魔王とどっちが強いんかな
- 504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:22:32.05 ID:YfO5+Cwqo
- 魔王軍の最高幹部の一人とか?
- 505 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 23:06:41.18 ID:QbJnuXwTO
- 安価の結果、>>500→>>499→>>501という過程の町、モンジャに流れ着きます。
【豪華絢爛な町・モンジャ】
勇者2「…………」
勇者2「……………………」
勇者2「…………んう?」
安価です。勇者2が目覚めた状況を選択してください。
1.とある人物に匿われている
2.どこかに幽閉されている
3.誰もいない場所で気絶していた
↓1 また、コンマが高いほど大きなことに巻き込まれる
- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:08:11.67 ID:OA+MhHD1O
- 1
- 507 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 23:12:25.77 ID:QbJnuXwTO
- 1選択で今日はここまで。修業の前に厄介なことに巻き込まれてしまいます。果たして一体どうなるのか、本当に分かりません。ではまた明日以降ー。
- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:14:09.36 ID:TmSSbESpo
- おつー
- 509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 23:14:23.62 ID:YfO5+Cwqo
- 乙乙
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 00:49:09.96 ID:puCeFq2O0
- >>497の絶望感漂う描写すき
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 12:45:07.39 ID:yBBNNpZxO
- そろそろ起きる?
- 512 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/03(土) 19:11:40.09 ID:XFKLTbrJO
- 起きました。やってくぜ。
勇者2「ここは……?」
ククル「ようやく目覚めましたか」
勇者2「……!?」
勇者2の近くにいたのは、聖職者の格好をした男だった。喋り口や表情は穏やかだが、どことなく粗野な雰囲気が漂っている。
ククル「ああ……安心してください。私は味方です。あなたを助けたんですよ」
勇者2「私を……?」
勇者2がいる部屋はどこかの宿のようだが、調度品や装飾がおかしい。
勇者2(この感じ……ユウシャの時に見たような……)
勇者2「あ、あの……ここって本当にヒノモト?」
ククル「……やはり、ここに来ようとした来た者ではないのですね?」
ククル「助けるのは失敗だったか……? いや、私は聖職者だし……それに、失敗というのはまだ早計かも……」ブツブツ……
勇者2「……あのー……」
ククル「……ああ、失礼。説明が必要ですよね」
ククル「ここはヒノモトの東の方……モンジャという町です。豪華絢爛な大都市ですよ……表向きはね」
勇者2「表向き?」
ククル「あなたも不自然さを感じたでしょう? この宿。ヒノモトの宿とは思えない、と」
ククル「モンジャは……外国の植民地なんですよ。元々は寂れた漁村だったんですが、とある外国から侵略を受けましてね……」
ククル「今の『将軍』はそれを良しとし、その外国からの支配を受け入れました」
ククル「聞いたことありますか? ゴーン帝国という名を」
勇者2「!? ご、ゴーン帝国……!?」
勇者2「あれ、でも……ゴーン帝国って滅んじゃったんじゃ……」
ククル「おや、ご存知なのですか? ヒノモトは鎖国状態で情報が入ってこないというのに……」
勇者2「えっ」
勇者2(しまった……ユウシャの記憶があるから知ってるんだけなんだよね……)
勇者2「……そ、そういうあなたも外国の事情に詳しいじゃないですかっ」
ククル「私ですか? それはそうでしょう。私はゴーン帝国から来たのだから」
勇者2「えっ……!?」
- 513 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/03(土) 19:14:52.16 ID:XFKLTbrJO
- ククル「申し遅れました……。私はククル。ゴーン帝国大教会の神官です」
ククル「私はゴーン帝国からの任務で、こちらに宣教師としてやってきました。まぁ、言ってしまえば侵略政策の一つですね」
勇者2「し、侵略って……」
ククル「侵略というのは、何も武力で圧倒するだけではないということです」
ククル「……残念ながら、状況は変わってしまいましたが」
勇者2「……ゴーン帝国の滅亡?」
ククル「ほう……あなたは賢い。その通りです」
ククル「ゴーン帝国はヒノモトを手中に収めるつもりでしたが、滅んでしまっては侵略も何もないでしょう? もう私がこの国にいる理由は無い」
ククル「だから大陸に帰りたいんですが……なかなか難しくてね」
勇者2「? どうして?」
ククル「モンジャの将軍が、ゴーン帝国がなくなったことを良いことに幅を利かせているんです。今ではゴーン帝国から派遣された人間たちは奴隷も同然ですよ」
ククル「実は、私もモンジャのヤツらから逃げてる最中でして……」
勇者2「そ、そうだったの!?」
ククル「はい、だからあなたに手を貸していただきたくて」
勇者2「……もしかして、自分が逃げるのに力を貸せって?」
ククル「まさしくその通りです」
勇者2「ええー……」
ククル「そう嫌がらないでくださいよ。あなたにとっても悪い話ではない」
ククル「モンジャは他の町からの余所者も捕らえますからね。あなたも警備隊に見つかれば御用ですよ」
勇者2「そ、それは困る……!」
勇者2「……分かったよ。ただし、条件が一つ!」
勇者2「私はオーエドに行きたいんだ。そこには連れてって!」
ククル「いいでしょう。私も大陸に戻るにはヨコハマを経由する必要があるのでね、道すがらオーエドに送りましょう」
勇者2「うんうん……同盟成立だね!」
ククル「では、早速脱出の話ですが……」
勇者2「うん、そんなに大変なの?」
ククル「ええ、そうなんですよ。警備隊のヤツらは雑魚同然ですが、それ以外に脱出を妨害するものがありましてね……」
安価です。ククルと勇者2の脱出を妨害するものを選択してください。
1.めっちゃ強い将軍の部下(コンマ偶数で一人、奇数で二人、ゾロ目だと将軍まで強い)
2.ゴーン帝国から送られてきた人型兵器(コンマ50以上だと……)
3.魔法による結界(コンマが高いほど破壊するのが厄介)
↓2
- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 19:16:20.11 ID:LwG0sjPGO
- 1
- 515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 19:18:05.90 ID:WMZjptpzo
- 1
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 19:30:06.03 ID:ZwCYPraYO
- またまともじゃない聖職者が出てきたな……
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 19:32:23.72 ID:ZwCYPraYO
- 死ぬとそのまま転生しかねない勇者との相性悪過ぎるな
- 518 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/03(土) 20:58:40.54 ID:XFKLTbrJO
- 1選択
ククル「将軍の部下の一人に、とてつもなく強いヤツがいるんです」
ククル「ヤツは将軍の命を受け、ゴーン帝国の残党やモンジャへの侵入者を捕らえようとしています」
勇者2「……そいつを倒せばいいの?」
ククル「簡単に言いますね……。それはそうですが、ヤツは本当に強いんですよ」
ククル「機を伺って、二人で何とか作戦を立てた方が……」
勇者2「いーや! 私がそいつを倒すっ!」
勇者2(そいつが本当に強者なら、閃影様との修業で習得したスキルを試すチャンス!)
勇者2「さぁ! そいつのとこに連れてって! ブッ殺してやるよ!」
ククル(……随分と好戦的な人だ)
キャラクター安価です。将軍の部下の通り名・性別・年齢・職業をお願いします。通り名は3文字まで。職業は日本っぽいやつで。
↓3まで。コンマの一番高いやつを採用。それ以外もまたどこで出します
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:12:47.58 ID:u0BlaKjMO
- 通り名:紫電
性別:女
年齢:22
職業:飛脚
- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:17:10.81 ID:WMZjptpzo
- 通り名:炎髪
性別:女
年齢:16
職業:処刑人
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:19:03.86 ID:9YzHePf6o
- 通り名:付喪神
性別:男
年齢:11
職業:からくり人形師
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:19:15.25 ID:JoFKtkhv0
- 通り名:お多福
性別:女
年齢:20
職業:芸人
- 523 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/03(土) 21:38:42.24 ID:XFKLTbrJO
- 【モンジャ:町の入口近く】
炎髪「…………」ギロッ……
入口の門の近くに、真っ赤な髪の女性が仁王立ちしている。勇者2とククルは、家屋の物陰からその少女を見ていた。
勇者2「……あの人が将軍の部下?」
ククル「はい、名は炎髪。モンジャ将軍に忠実な処刑人の女性です」
勇者2「しょ、処刑人!?」
勇者2(処刑はもうイヤだ……! 絶対に勝たなきゃ……!)
ククル「しかし……これからどうするんです? まさか正面から行くわけではないでしょう?」
勇者2「うーん……」
安価です。勇者2の戦闘方法を選択してください。
1.正面から薙刀でブッ倒す。
2.近くのモブに『影潜り』で近づきバレないように攻撃する。
3.その他自由に。勇者2のできそうなことで。
↓2
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:41:10.65 ID:VRxx+/pw0
- コンマ一番高いの>>521では?
- 525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:52:33.95 ID:JHAuZ8cuO
- 2
- 526 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/03(土) 21:52:54.63 ID:XFKLTbrJO
- >>524
あ、ホントだ!!! ちょっと待っててください!!! これは幻術なので!!! 書き直します!!!
- 527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 21:55:21.37 ID:3rDC9GH7O
- 幻術なら仕方ない
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 22:28:50.46 ID:ruEAV0r9o
- なんだ幻術か
- 529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/03(土) 22:31:35.92 ID:9YzHePf6o
- その術は俺に効く
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