【シャニマス】P「よし、楽しく……」- Straylight編- 【安価】

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236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/21(土) 01:14:04.56 ID:qQJmCYDOO
P「3人揃って笑顔……ってわけじゃないな。まったく」

P「冬優子なんてほら、顔が引きつっt――って痛い。痛いから。叩くな叩くな」

冬優子「あんたが余計なこと言うからでしょ!」

P「悪かったって。……うーん、愛依は全然変わらないな。それに――」

冬優子「あ、ごめん。悪いんだけど、夕飯のテイクアウト頼んでおいて」

P「――っと、そういえば結構いい時間帯だもんな」

P「冬優子は何が食べたい?」

冬優子「激辛麻婆豆腐」

P「中華ね。はいよ」

P「注文終わったら手伝いに戻るから。ちょっと待っててくれ」

P スタスタ

冬優子「……」

冬優子「ほんと、いつぶりなんだか」

冬優子「懐かしいなんてもんじゃないっての」

冬優子「……」

冬優子「……あんたは」

冬優子「あんたは、それでよかったの?」

冬優子「納得の行く結末だと、心から思えたって言うの?」

冬優子「……」

冬優子「……っ。なんてね、ふゆがそんなこと言うのは変な話よ」

冬優子「そう。本当……」

冬優子「……やめやめ! 他にも荷物はあるんだから、これ1つに構ってらんないわ」

冬優子 ガサゴソ

冬優子「あ」

冬優子「これ、……ふふっ」

冬優子「そっか。ふゆ、これも大切だったんだ」

冬優子「1人でユニットを代表した大会に出て優勝したときの……写真」

冬優子「これも、懐かしすぎるっての」


冬優子『あんたがいてくれたから、ふゆはここまで来れた』

冬優子『みんなを笑顔にできるようなキラキラしたアイドルになれたのよ、あんたのおかげでね』

冬優子『感謝してもしきれないわ』ギュウウウッ

P『そう言ってくれるのは……嬉しいな。けど――』

P『――他の誰でもない、冬優子の努力と想いもこの優勝には欠かせなかった』


冬優子「そうね、あの時は――」


冬優子『だから、今日は、その……ふゆの抱き心地でも覚えていってから帰りなさいよね』

冬優子『………………ふふっ、だいすき』ボソッ


冬優子「――っ!!! 〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」プルプル

P「冬優子、注文終わったぞ」スッ

冬優子「うわぁっ!?!?」

P「ど、どうした?」

冬優子「な、なんでもないっ!!」
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