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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】
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306 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 01:20:45.43 ID:zaNLp+/00
今日はここまで
コメントなどあればお願いします
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 01:29:30.25 ID:OtggaJIDO
お疲れ様でした
キャラクターか…前にも言ってたね…
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 02:02:59.36 ID:cPSY4cIQo
乙乙
S朝s…敷島ちゃん!八島の手綱ぎちぎち握っといて!
キャラクター…メタ的な気付きを誰かがするんかな
309 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 19:35:39.08 ID:zaNLp+/00
ーー足りないもの鎮守府
菊月提督「やれやれ、俺が休んでいた数日の間に随分と面倒なことをしてくれたようだな」
提督「…すまなかった」
菊月提督「緊急事態だったのは理解できるがせめて俺に連絡はいれるべきだったな」
提督「冷静に考えられないくらい焦っていたんだ」
菊月提督「そうだろうな。まぁ丸く収まったのならこれくらいにしといてやる」
提督「……助かる」
310 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 19:39:07.42 ID:zaNLp+/00
菊月提督「深海棲艦化した夕張とはまた話しておく。お前は先に横須賀に帰るんだ」
提督「あぁ…」
菊月提督「借りていた家から荷物はもう引き上げてあるな?」
提督「用意は済ませてある」
菊月提督「龍驤も病院に帰るそうだな」
提督「退院はあくまで一時的なものだからな」
菊月提督「…俺の代わりに提督業をご苦労だった。幹部にも宜しく言っておいてくれ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/09/13(日) 19:48:39.84 ID:zaNLp+/00
あげ忘れ
安価 下2
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 19:50:24.09 ID:OtggaJIDO
帰る前にS朝潮の部屋に寄っていく提督
朝潮が帰って来たのは横須賀だから部屋はそのまま
いつからか色々な思いを吐き出したり確認する場所になっていた
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 19:58:01.82 ID:kwRkF0rIO
龍驤を病院まで送っていく提督
名残惜しいけどまた迎えに来る約束をする
314 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 20:03:29.29 ID:zaNLp+/00
ーー病院
龍驤「わざわざありがとう」
提督「……」
龍驤「やっぱりキミと居ると楽しかったよ。名残惜しいけどお別れだね」
提督「…また迎えに来るからな」
龍驤「司令官、無理をしてまでここに来ないでね」
提督「俺は龍驤の為なら…」
龍驤「それどころじゃないでしょ。霞のことも考えてあげて」
提督「……」
315 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 20:08:15.34 ID:zaNLp+/00
龍驤「霞だけじゃなくて朝霜も。司令官は私だけに構ってちゃいけない」
龍驤「私のことは忘れてもいいんだよ?」
提督「そんなことはできない!俺にとって龍驤は全てなんだ!」
龍驤「その考えがダメだって言ってるの」
提督「だが……」
龍驤「司令官」
提督「……」
龍驤「私のこと、忘れてくれないの?」
提督「無理だ……」
龍驤「司令官は私と一緒に居ると不幸になるんだよ」
316 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 20:15:22.95 ID:zaNLp+/00
龍驤「私は一人じゃ抱え切れないくらい因果を背負ってる。周りに誰か居ればその人も巻き込む」
龍驤「…霞の子どもにまで影響があるかもしれないんだよ?」
提督「何をどう言われても無理だ。龍驤を忘れることなんてできない」
龍驤「はぁ……本当なら喜ぶとこなんだろうけど、今は逆だよ」
龍驤「指輪…外して」
提督「できない」
龍驤「私のは電車に轢かれた時に粉々になったけど、司令官はずっとはめてた。その指輪がキミを苦しめる」
提督「絶対に外さない」
龍驤「外してくれないと別れる」
提督「……」
龍驤「霞の子どもの扱いがややこしいなら霞と籍を入れてね。私だけに構うのはもう終わりにしないと」
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 20:31:04.64 ID:OtggaJIDO
龍驤
こうして髪を下ろしても、話し方が違っても貴方や皆にとって私は「龍驤」なの
この意味が解る?と
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 20:54:21.42 ID:p5L2DqBOo
別れることだけは避けたい提督だけど指輪も身から離したくない
左手から右手の薬指へ
>>317
319 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 21:12:49.96 ID:zaNLp+/00
龍驤「こうして髪を下ろしても、話し方が違ってもキミや皆にとって私は『龍驤』なの」
龍驤「司令官、この意味は解る?」
提督「……」
龍驤「私という存在に因果が絡み付いている。姿形が変わっても逃げられない」
龍驤「司令官、霞の子どもに罪は無いんだよ。それなのに悲しい運命を背負わせるの?」
龍驤「お願い、私のことが好きなら早く指輪を外して」
提督「……」
提督「龍驤と……別れることだけは認められない」スッ
320 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/13(日) 21:16:26.74 ID:zaNLp+/00
龍驤「…指輪を右手の薬指にしたんだ」
提督「左手の薬指に指輪をはめると意味を成す。ならその指を避ければ意味は無くなる」
提督「これは……指輪だ。何の意味も無い…指輪なんだ」
龍驤「……それでもいいよ」
提督「……」
龍驤「言わなくても分かると思うけどキミのことは大好きだから。だからこそ私を忘れて欲しかった」
龍驤「司令官」
龍驤「幸せに…なってね」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 21:19:57.72 ID:cPSY4cIQo
ああ…絶対にお前と幸せになる、待っててくれ
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 21:23:03.02 ID:kwRkF0rIO
あぁ、幸せになるさ
みんなまとめて幸せにする(龍驤も)
323 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 21:28:38.47 ID:zaNLp+/00
提督「あぁ、幸せになるさ」
龍驤「……うん。じゃあ…」
提督「皆んなまとめて幸せになるんだ」
龍驤「……」
提督「龍驤にどれだけの罪や因果があろうと関係ない。俺が幸せにする」
龍驤「…現実はそんなに甘くないよ」
提督「俺はやる前から諦める馬鹿じゃないんだ」
龍驤「……」
提督「龍驤も絶対に幸せにする」
324 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/13(日) 21:32:36.58 ID:zaNLp+/00
提督「絶対に迎えに来るからな」ギュッ
龍驤「……」
龍驤「……ウチ…」
龍驤「ほんまはこんな事言うたらあかんけど……でも…言いたい…」
龍驤「司令官……ウチの事…忘れやんといて…」
提督「当たり前だ」
龍驤「ずっと好きでおって…」
提督「大好きだ」
龍驤「もっと…抱き締めて……」
提督「龍驤……」ギュゥゥ
龍驤「好き…好きやで司令官……」
325 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 21:34:47.04 ID:zaNLp+/00
龍驤「……キミのこの温もりはずっと忘れれへんよ」
提督「……」ギュッ
龍驤「……ここまでだよ」スッ
龍驤「もう行かないとダメなんでしょ。早く帰らないと」
提督「……」
龍驤「キミの活躍を祈ってるよ。じゃあね……司令官」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 21:43:03.37 ID:7Aa4+9iNo
深海夕張が行く前に会えないですか…と
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 21:55:40.24 ID:cPSY4cIQo
病院出てから連絡が来て出たら
>>326
328 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 22:00:34.60 ID:zaNLp+/00
ーー
提督「……もしもし」ピッ
深海夕張『提督、今どちらにいらっしゃいますか?』
提督「…龍驤を病院に送り届けた所だ」
深海夕張『良かった、まだ帰ってなかったんですね』
提督「……」
深海夕張『帰る前に会えないですか?』
提督「…すまない、鎮守府に寄る時間は無い」
深海夕張『鎮守府でなくとも構いません。どこかで待ち合わせれば会えますか?』
提督「……あぁ」
深海夕張『良かった!じゃあ待ち合わせ場所ですが…』
329 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 22:03:10.76 ID:zaNLp+/00
ーー駅
深海夕張「こっちです提督!」
提督「……」
深海夕張「こんな端っこですいません、この格好目立っちゃうので…」
提督「…気にしてないさ」
深海夕張「……あ、指輪…」
提督「……龍驤と少し、な」
深海夕張「…分かりました、深くは聞きません」
提督「…それで、用事か何かあったのか?」
深海夕張「安価」
下2 夕張の台詞やその他起こったことなど
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 22:18:38.88 ID:p5L2DqBOo
龍驤さんのこときちんと謝っていなかったので…
気にしない言うかもしれませんがケジメの為にも謝らせてください。
それと龍驤さんは自分が許されないって考えてますよね?
要因は人によって違いますけど誰かに何かに許されるだけでなく自分が自身を許せること、それが解決のために一番大切です。
身を持って理解したので伝えておきたかったんです。
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 22:21:37.52 ID:7Aa4+9iNo
>>330
332 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 22:31:08.00 ID:zaNLp+/00
深海夕張「龍驤さんのこときちんと謝っていなかったので…」
提督「いや……」
深海夕張「気にしないって言うかもしれませんけど、ケジメの為にも謝らせてください。本当にごめんなさい」
提督「……」
深海夕張「これだけじゃありません。提督に伝えたいこともあるんです」
深海夕張「龍驤さんは自分は許されないって考えてますよね?」
提督「そう言っていたな…」
深海夕張「要因は人によって違いますけど、誰かや何かに許されるだけでは足りないんです。自分が自身を許せること、それが一番大切なんです」
提督「……」
333 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/13(日) 22:40:14.66 ID:zaNLp+/00
深海夕張「私は身を持って理解したので伝えておきたかったんです。龍驤さんは何か言っていましたか?」
提督「自分は許されない、だから関わると不幸になると」
深海夕張「だから指輪を右手に…」
提督「龍驤は夕張の言うことの真逆だった。自分は決して許されないとまで言っていた」
深海夕張「それは……かなり良くありません」
提督「自分で自分を許す…簡単なことではない」
深海夕張「正当化とは違います。被害者がいるなら謝罪の気持ちを忘れてはいけません」
提督「……龍驤が心配だ…」
深海夕張「お気持ちは分かりますがもう時間が…」
提督「……」
深海夕張「…次に会う時にこの話をしてあげて下さい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/09/13(日) 22:54:34.10 ID:kwRkF0rIO
菊月が龍驤との会話を思い出す
龍驤は1億殺した。間接的に人々が産まれる可能性を潰した
ならワクチンや治療薬で救われた人々は…?
あのまま全人類が衰退して血で血を洗う戦争が起きれば低く見積もっても人類の半数以上は死んでいた、そしてその後生まれるはずだった命は、、、
回避できたのは富士の抗体によるものだが、一番重要なのは富士が人間と深海棲艦と艦娘ハイブリッドだったこと。龍驤が腕と足を捧げたからだ
龍驤は誰よりも殺してしまったがそれ以上に誰よりも救っている
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 23:02:46.66 ID:aKLaPlLBo
>>334
336 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 23:10:40.38 ID:zaNLp+/00
ーー
菊月「龍驤は一億殺した。全て直接殺したわけではないが間接的に人々が産まれる可能性を潰したんだ」
菊月「その因果は簡単には消えないだろう。そもそも一億を助けることは不可能だ」
菊月「だがそれは直接的な話だ。ならワクチンや治療薬で間接的に救われた人々はどうなる?」
菊月「あのまま全人類が衰退しき、血で血を洗う戦争が起きれば……世界は滅んでいた」
菊月「ワクチンは富士の抗体によるものだが、一番重要なのは富士が人間と深海棲艦の間に生まれ、龍驤が腕と足を捧げたからあの形、富士を保つことができた」
菊月「ならば……龍驤は一億殺してしまったがそれ以上に救っていると考えられる」
337 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 23:16:13.17 ID:zaNLp+/00
八島「きひひひ、随分と自分勝手な言い草だねぇ」
菊月「……」
八島「おっとと、あの笑い方は控えないと」
菊月「何の用だ」
八島「いやぁ〜扉の関係者が随分とアホなこと言ってるなぁと思ってね」
菊月「……」
八島「菊月提督と深海海月姫は殺した以上に救ってる。あの『富士』の親だしね」
菊月「龍驤も同じだ」
八島「違うよバーーーカ!」
菊月「……」
八島「腕と脚じゃなくても良かったし、そもそも龍驤である必要は一ミリも無かった。龍驤は何も関係ない」
八島「龍驤の命を貰ったとかなら話は別だよ?でもたかが腕と脚が無くなっただけ。しかも元々無かった所だしね」
菊月「……」
八島「因果をそう簡単に消せると思うな」
338 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 23:22:21.73 ID:zaNLp+/00
八島「因果は魂に纏わり付く。いくら偽善を積んでも消えることはない」
菊月「…どうすれば消える」
八島「そんなこと言ってる間はどうやっても無理だよね」
菊月「……」
八島「龍驤には関わるだけ損するよ。菊月提督が怪我したのも龍驤のせいだし」
菊月「あれは雲林院が狂ったせいだ」
八島「狂わせたのが龍驤なんだよねぇ」
菊月「……」
八島「ハッピーエンドが欲しいならもっと頭を使って考えなよ。油断してると菊月もやられちゃうかもね〜」
菊月「…もういい、消えろ」
八島「きひひ、本当のこと言っちゃってごめんね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 23:27:50.25 ID:OtggaJIDO
あたしもやばいかも…最近「八島」に引きずられてる
八島さんには私が居ます
そんな事にはさせませんと寄り添うS朝潮
司令官…頑張って…と呟く
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 23:28:43.12 ID:cPSY4cIQo
横須賀に帰ると真っ先に霞が人目を憚らず抱きついてきた
暫くこうさせてと
(融合…どっちもおる状態なんやな)
341 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 23:33:07.59 ID:zaNLp+/00
ーー横須賀鎮守府
提督「遅くなってしまったか…ここに帰るのも久しぶりだな」
霞「司令官!」
提督「霞…?」
霞「……っ!!」ダキッ
提督「お、おい…ここはまだ部屋じゃ…」
霞「暫くこうさせて…!」
提督「……」
霞「……」ギュッ
提督「……霞」ナデナデ
霞「ん……」
342 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/13(日) 23:38:07.81 ID:zaNLp+/00
霞「あなたが側に居なくてもお姉さまが居るから寂しくは無かった」
霞「けど……あなたの顔を見た途端…」
提督「……放ったらかしにしてしまったな」
霞「ううん…帰ってきてくれるって…待ってたから……」
提督「…あぁ」
霞「…ありがとう、もう大丈夫だから」スッ
提督「そうか」
霞「あ……指輪」
提督「これは…」
霞「もう…そこまで責任を取らなくていいのに」
提督「ん……?」
霞「龍驤さんに代わって、その…私との指輪を…左の薬指に……しなくても…」
提督「……」
霞「龍驤さんに悪いし……指輪も…必要ないわよ……」
提督「安価」
下2 提督の台詞やその他起こったことなど
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 23:52:58.88 ID:3Ok0cV70o
龍驤とのやり取りを話してすまんと提督
謝らないでとちょっと拗ねる霞だかすぐにいつもの調子でもう一つ同じ指に指輪しなさいよ!と言い放つ
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/13(日) 23:58:10.05 ID:p5L2DqBOo
提督は改めて霞を抱きしめて、いや、指輪は買おうって
だけどショックを与えるかもしれないがここは空けて置かないとダメなんだ
霞を蔑ろにするわけではなくて誰もを幸せにする決意の証だからわかって欲しい
霞も声色や言葉に秘めた強さ(いつもならここであやまりそうなのに謝らないから)を感じて
全くもうって感じでなら私も側で支えてあげるわよと
でも買ってもらえるなら指輪は給料何ヶ月分かしら〜♪なんて
345 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/14(月) 00:10:42.01 ID:28ss/dTp0
提督「……」ダキッ
霞「やぁん……どうしたのよ…」
提督「霞との指輪は買うが、ここは空けておかないといけないんだ」
霞「え…………」
提督「もちろん霞を蔑ろにするわけじゃない。皆んなを幸せにする決意の…証なんだ」
霞(いつもならすまないってまず謝るのに。こんなに真剣に言うってことは本気なのね…)
霞「…分かったわよもう。なら私も側で支えてあげるわ」
提督「…ありがとう」
霞「でも指輪は買ってもらえるのよね。なら給料何ヶ月分かしら?」
提督「…………すまない。ある事情で金は無いんだ」
霞「あ…………コスプレ…グッズ…」
提督「……気持ちは込める」
霞「……このクズぅ!!」
ーー
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/14(月) 00:13:24.18 ID:/DOUHM52O
終わる前にタメがあるときは何かある…
347 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/14(月) 00:14:58.44 ID:28ss/dTp0
八島「融合?違う違う、あいつはあたしの中にはいないよ」
八島「この物語の向こう側で名前を失ったあいつはもう何者でも無い。何もすることはできない」
八島「あたしが誰だか忘れたの?」
八島「八島は世界を滅ぼす。世界を破滅へと導く」
八島「まぁあたしってそういう存在だから。困ってる人に手を差し伸べることなんか簡単にはできないって」
八島「あたしの取り扱いには十分に気を付けてね」
八島「じゃ、またね〜」
ーー
348 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/14(月) 00:15:39.58 ID:28ss/dTp0
今日はここまでです
コメントなどなどあればお願いします
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/14(月) 00:18:22.68 ID:/DOUHM52O
絶対にハッピーエンドは迎えたい
だからしっかり考える!
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/14(月) 00:18:31.07 ID:uHtyM0PDO
お疲れ様でした
朝潮とのやり取りも結局無駄だった
そして仮に龍驤が龍驤を辞めてもこれも無駄と…
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/14(月) 00:21:40.88 ID:AZmn02Jho
おつでした
油断してたけどやっぱりまだ名前呼ばない方がええんか…?
今週もなかなか展開ハードだった…今はカスミチャンの心地よい罵倒に身を委ねたい…
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/15(火) 06:47:47.95 ID:QEUVT8I1O
過去スレ読み返してきたけど、雲林院さんの時の虫干し発言あたりから、特に今回は言動が変わってるわね
なんていうのかな、キャラクターとして安価操作される八島と、カミサマモドキとして世界の平衡(メタく言うと難易度調整?)を保つ××、みたいな?
物語の向こう側が「その後-1」(本線以外での殴り合い)なのか「その誤」(本当に違う世界)なのかピンとこないけど、Y子から八島を名乗った彼女なら、世界を滅ぼす云々を決めつける発言するかな?とは思う
融合ではなくそもそも××がいないのなら、あの時ひとつになったのは何だったのかな?それとも八島の因果に呑みこまれたかな?
そしてあの時の覚悟はその程度のものだったのかな?それともこれもまた龍驤の因果が引き起こしてる、絶対バッドエンドモードなのかな?
長文スマソ
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/16(水) 12:44:40.15 ID:6IN8znrIO
流れぶった切って申し訳ないがこの前書き込もうとしたのとその3の埋め立てレスが半分合ってた
wimは書き込もうとしたのでwayはわからない
まだヒントが足りないのかもしれない
354 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 18:40:56.00 ID:weu8WH5PO
ーー横須賀鎮守府
漣「さーて今日も忙しいですよ」
潜水新棲姫「提督は帰ってきたぞ」
漣「ご主人様は霞や朝霜さんのフォローで忙しいですからね」
潜水新棲姫「そういうことか」
漣「お二人とも龍驤さんに比べれば強いですが、放ったらかしにされてましたからね」
潜水新棲姫「連絡はマメにあっただろう」
漣「ご主人様は向こうであの女とイチャイチャ同棲生活を送ってましたから。そりゃあ怒りますよ」
潜水新棲姫「漣も怒っているのか」
漣「当たり前です。漣には貴女という大切な嫁が居ますが、まだご主人様とは関係が切れたとは思ってませんからね」
潜水新棲姫「……それをワタシの前で言うのか」
漣「言える自信があるからですよ。漣の絶対的な一位は貴女なのには変わりありません」
355 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 18:44:10.98 ID:weu8WH5PO
漣「貴女にはコソコソと隠し事をしたくもありません。だからこうやって包み隠さず言うんです」
潜水新棲姫「確かにそうだな。ワタシがコスプレして提督と愉しんでいたのも漣に報告していた」
漣「正直ご主人様と尻で楽しんだ後の貴女とヤるのは気持ち良くて仕方ないんすよ。あれはやめられませんね」
潜水新棲姫「お互いに得をするからWin-Winの関係というやつか」
漣「そうでしょうね」
潜水新棲姫「…そういう話はここまでにしよう。提督の分まで仕事を頑張るんだ」
漣「了解ですぞ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 19:00:28.42 ID:IknMniI7O
霞のお腹の成長具合はいかほどかな?
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 19:02:52.51 ID:sw93OUrDO
他のまだ戦力が整っていない鎮守符からの支援が欲しいとの要請が
これまではこちらが支援を受ける側でしたがこれも横須賀鎮守符の役目なんですかねぇ…と漣
358 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 19:21:58.40 ID:wvLrCKAA0
ーー
漣「他の鎮守符からの支援要請がきましたねぇ」
潜水新棲姫「これも横須賀鎮守府だからなんだろう」
漣「でしょうな。これまではこちらが支援を受ける側でしたが、これからはその逆なんでしょう」
潜水新棲姫「龍驤の映像もあって漣達は強者揃いと思われているのもある」
漣「それは否定しませんよ。皆さんの努力は側で見てきましたからね」
潜水新棲姫「漣、支援の内容によっては瑞鶴達を送ることになる」
漣「……ま、向こうもそれは分かってるはずです」
359 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 19:25:09.51 ID:wvLrCKAA0
潜水新棲姫「本来なら支援要請はもっと沢山来ても良かった。横須賀鎮守府はそういう立ち位置だからな」
漣「でも漣達がここに来てからは要請はありませんでした。ということは……」
潜水新棲姫「他の奴らもこの鎮守府の事情を知っていた」
漣「障害のある艦娘に支援なんて、というのもあったんでしょう」
潜水新棲姫「それなのに支援が来たということは漣達は認められたということ。もしくは…」
漣「そうも言ってられないくらい切羽詰まったか」
潜水新棲姫「どっちにしろ支援には応えるしかないな」
漣「当たり前です、バリバリ支援は出しますよ!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 19:28:26.65 ID:7B8KGZlPO
一応その鎮守府に知り合いがいないか横須賀組に聞いてみる
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 19:39:55.13 ID:MY8bT3n0o
>>360
蒼龍に感(反応)あり
362 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 19:54:33.32 ID:wvLrCKAA0
ーー
青葉「支援要請がきてる鎮守府に知り合いが居ないか、ですか」
名取「そこは知らないかな…」
山城「私は覚えはないわ」
秋雲「秋雲さんも無いよ〜」
Y朝潮「私もです」
蒼龍「……」
ポーラ「その鎮守府なら〜蒼龍さんが〜」
蒼龍「…」ビクッ
漣「蒼龍さん、お知り合いでも居るんですか?」
蒼龍「……一応ね」
漣「なら話が早いですね、そちらの方に向かってくれますか?」
蒼龍「…それは強制?」
漣「強制ではありませんよ。あくまで行ってくれたらいいなという提案です」
蒼龍「……」
363 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 19:57:10.17 ID:wvLrCKAA0
ポーラ「じゃあ〜支援にはポーラと蒼龍さんが行きます〜」
蒼龍「ちょっと…!」
漣「重巡と空母なら支援要請の条件を満たしますね。問題が無いならお二人にお願いしたいのですが」
ポーラ「いいですよぉ〜」
蒼龍「……」
漣「蒼龍さん本当にいいんですね?」
蒼龍「…ええ」
漣「分かりました、それでは向こうにはお二人が支援に向かうと伝えておきます」
蒼龍「……」
ポーラ「大丈夫ですよ〜ポーラが居ますからね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:01:19.06 ID:sw93OUrDO
あの反応…何かありますねぇ
ポーラさんも得体が知れないし
こちらでも調べてみた方がいいんでしょうかと嫁に相談する漣
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:04:31.45 ID:IknMniI7O
支援先は栄転した蒼龍が支援に来ると歓迎ムードで話題がもちきり
366 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 20:10:31.27 ID:wvLrCKAA0
ーー蒼鎮守府
「あの話聞いた?」
「聞いた聞いた!」
「横須賀に栄転した蒼龍さんが来てくれるんだって!」
「蒼龍さんが来るなら安心できる」
「なんたってあの蒼龍さんだもんね!」
「これであの海域も支配海域にできそうだね」
「あと一人強力な空母が居れば十分戦える!」
「蒼龍さん以外にも重巡が来るって、これはもう勝ったも当然だよ!」
367 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 20:13:55.77 ID:wvLrCKAA0
蒼提督「はいはい無駄話はそこまで!」
「提督!」
蒼提督「蒼龍が来るのは心強いけどそれに甘えてちゃ意味ないよ!」
「確かに…」
「蒼龍さんに情けない所は見せられないや!」
蒼提督「ほらさっさと訓練に戻る!」
「「「はい!」」」ダダダッ
蒼提督「全く…蒼龍が来るってだけで浮かれてちゃどうしようも無いね」
蒼提督「それにしてもあの蒼龍がねぇ…横須賀は知ってて寄越したのかしら?」
蒼提督「ま…戦力になってくれるならこっちは問題ないけど」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:26:08.32 ID:sw93OUrDO
蒼龍とポーラが到着
歓迎されるがやたらお菓子を渡される
蒼龍さんこれ好きでしたよね!とか食べてる姿がかわいいとか
しかし蒼龍は渋い顔
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:35:51.50 ID:PPnNX0yno
>>368
渋い顔はすぐに引っ込むけど
この子達私を優しい良いお姉さんだとずっと思ってるのよ!とポーラに後で漏らすくらい良心グサグサ来てる
370 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 20:41:58.56 ID:wvLrCKAA0
ーー数日後
「「「蒼龍さん!!」」」
蒼龍「…皆んな久しぶりね」
「蒼龍さんこれ好きでしたよね!良かったら食べて下さい!ー
蒼龍「…ええ」
「あの食べてる可愛い姿をまた見たいな…」
蒼龍「……」
「貴女も強いんですか?」
ポーラ「それなりですね〜」
「ふーん…」
「やっぱり蒼龍さんが一番だもんね!」
蒼龍「……」
371 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 20:44:33.46 ID:wvLrCKAA0
ーー
ポーラ「いやぁ〜熱烈な歓迎でしたね〜」
蒼龍「……ポーラ」
ポーラ「はい〜?」
蒼龍「あの子達は…私を優しくて良いお姉さんだとずっと思ってるのよ…」
ポーラ「そうでしょうね〜」
蒼龍「……」
ポーラ「あんな純粋無垢な子達を〜上手に騙しましたね〜」
蒼龍「…!!」
ポーラ「こう言われた方が〜楽ですよね〜」
蒼龍「………そうね、そうかもしれないわね」
372 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 20:46:57.69 ID:wvLrCKAA0
ポーラ「馬鹿みたいに〜全てをさらけ出す必要もありません〜支援に来てる間だけでも〜良いお姉さんを演じて下さいね〜」
蒼龍「…分かったわ」
ポーラ「それじゃあ提督さんに〜ご挨拶に行きましょう〜」
蒼龍「提督って…」
ポーラ「もちろん蒼提督のままですよ〜」
蒼龍「……」
ポーラ「実際にお会いするのが楽しみです〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:50:16.59 ID:sw93OUrDO
執務室に向かう途中
提督も女性で男の目がまったく無い鎮守府
ある意味無法地帯だった
廊下に下着が干してあるのを見てさすがのポーラもちょっと引いてる
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 20:56:09.22 ID:IknMniI7O
>>373
を見かけながら蒼提督のところへ行くと
ようこそというべきかおかえりと言うべきか我が元エースと迎えられる
375 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 21:02:21.09 ID:wvLrCKAA0
ポーラ「……これは?」
蒼龍「気にしないで、この鎮守府独特の文化みたいなものだから」
ポーラ「廊下の至る所に下着を干してあるのが?」
蒼龍「ここは憲兵も居ないし提督も女性。男の目が無いのよ」
ポーラ「だからってこれは……」
蒼龍「お風呂あがりに全裸なんかありきたりよ。それどころか部屋では皆んな服なんか着たないんじゃないかしら」
ポーラ「横須賀よりアレな鎮守府があるだなんて…」
蒼龍「昼間から喘ぎ声が聞こえる横須賀も大概よ」
376 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 21:06:40.39 ID:wvLrCKAA0
ーー執務室
蒼提督「ようこそ…というべきよりおかえりと言うべきね。元エースさん」
蒼龍「…お久しぶりです」
ポーラ「横須賀鎮守府から支援要請を受けてやってきたポーラと蒼龍です〜」
蒼提督「ありがとう。早速で悪いけど貴女は席を外してもらえるかしら?」
ポーラ「その必要はありませんよ〜」
蒼提督「どうして?」
ポーラ「ポーラは〜全部知ってますから〜」
蒼提督「そう、やっぱり確信犯だったのね。横須賀はやっぱりそういう鎮守府なのよ」
ポーラ「違いますぅ〜事情を知ってるのはポーラだけなんです〜」
蒼提督「信じられるはず無いでしょ。貴女が知ってて横須賀が知らないはず無い」
ポーラ「ポーラの口は〜ワインのコルクより硬いんですよ〜」
蒼提督「意味が分からないわ」
377 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 21:09:41.55 ID:wvLrCKAA0
ポーラ「だって〜あんなことを横須賀の人達に言いふらしても〜何も得しませんよ〜」
蒼提督「…そうね、確かにそうかもしれないわね」
ポーラ「ちらっとは言っちゃいましたけど〜何があったのかは推測できないようにしておきました〜」
蒼提督「貴女は一体何者?」
ポーラ「えへへへへ〜」
蒼提督「…まぁいいわ、事情を知ってるならそこに居てもいい」
ポーラ「はい〜」
蒼提督「蒼龍」
蒼龍「…………はい」
蒼提督「安価」
下2 台詞やその他起こったことなど
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 21:13:03.88 ID:sw93OUrDO
あの一目惚れして追いかけていった監査官とはその後どうなったの?
ああ…あの浮気男の事ですか…(ハイライトオフ
視察の先々で現地妻作りまくってたんですよあのクズ
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 21:34:59.44 ID:MY8bT3n0o
>>378
380 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 21:44:02.09 ID:wvLrCKAA0
蒼提督「あの一目惚れして追いかけていった監査官とはその後どうなったのよ」
蒼龍「あの…浮気男の事ですか……」
蒼提督「はぁ……だからやめとけって言ったのよ」
蒼龍「視察の先々で現地妻作りまくってたんですよあのクズ!」
蒼提督「知らないわよ」
蒼龍「私は…あんな男の為に……!」
蒼提督「この鎮守府を捨てた。書類やら何やら色々と誤魔化した甲斐があったんじゃないの?」
蒼龍「……」ギリッ
蒼提督「私の情けで皆んなは真実は知らないまま。どうせ帰ってくることは無いと思っていたのもあるけど」
蒼龍「…私だって帰ってくるつもりはありませんでした」
381 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 21:51:29.76 ID:wvLrCKAA0
ポーラ「嘘が誠になって助かったのは〜貴女もですよね〜」
蒼提督「何のこと?」
ポーラ「蒼龍さんが出て行った時に〜皆んなには栄転だって嘘付きました〜」
蒼提督「……どこまで知ってるの?」
ポーラ「全部です〜」
蒼提督「どこまでって聞いてるの」
ポーラ「ここを出ていって所属無しになった蒼龍さんが〜いつの間にか別の鎮守府に異動になってた所も知ってます〜」
蒼龍「え……」
ポーラ「貴女は優しい人なんですね〜」
蒼提督「……」
蒼龍「なにそれ……私…知らない……」
ポーラ「そうですよね〜帰る所の無くなった蒼龍さんは〜幹部さんを頼ろうとしました〜けど〜君には帰る場所があるって言われたんですよね〜」
蒼龍「幹部さんが……所属先を決めてくれたんじゃ…」
ポーラ「違いますぅ〜全部蒼提督が裏でやってくれてたんですよ〜」
蒼龍「提督が……どうして……?」
蒼提督「安価」
下2 台詞やその他起こったことなど
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 21:52:46.79 ID:PPnNX0yno
言わせないでよ…バカ
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 21:59:50.21 ID:IknMniI7O
蒼龍がそんなことになったらあの子達も悲しむじゃない
別に蒼龍のためなんかじゃないんだから!
提督…!
仲は良さそうですね〜
384 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 22:08:44.56 ID:weu8WH5PO
蒼提督「……あの子達が悲しむじゃない」
ポーラ「そうですかねぇ〜」
蒼提督「べ、別に蒼龍のためなんかじゃない……わよ…」
蒼龍「提督……」
ポーラ「えへへ〜やっぱりポーラは席を外しますね〜」
蒼龍「あ……」
ポーラ「積もる話もあると思いますよ〜」
蒼龍「……うん」
ポーラ「じゃあごゆっくりと〜」ガチャッ
385 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 22:11:26.58 ID:weu8WH5PO
ポーラ「お二人は仲が良さそうでよかったです〜」
ポーラ「廊下に下着が干してあるのはどうかと思いますけど………とにかく〜これで蒼龍さんも心配ありませんね〜」
ポーラ「さて〜それじゃあポーラもやりたいことをしましょう〜」
ポーラ「この近くにはアレがあって……」
ポーラ「ふん、ふん……」
ポーラ「…よし。ポーラも動きましょう〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 22:16:58.73 ID:MY8bT3n0o
ポーラによる横須賀鎮守府の評判聞き取り
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 22:40:13.06 ID:U/T2j/vHo
練度確認のため蒼龍とポーラを組み込んだ艦隊で演習を
388 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 22:46:51.81 ID:weu8WH5PO
ーー演習場
ポーラ「あの〜ポーラはやることが…」
蒼龍「まずは私達がどれだけやれるかを見たいそうよ」
ポーラ「だからって…」
蒼龍「貴女が何をしようが私は干渉しない。でも私達の本来の仕事を忘れないで」
ポーラ「……分かりました」
蒼龍「今日は珍しく素面なんでしょ、頼りにしてるわよ」
ポーラ「はい〜」
ポーラ(本当はワイン飲みましたけど、気付いてないなら言う必要はありませんね)
389 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 22:50:54.70 ID:weu8WH5PO
蒼龍「数では負けてるんだから油断しないで!」
ポーラ「二対六のハンデ戦くらい〜なんてことありません〜」
蒼龍「機動力では負けてることを頭に入れて」
ポーラ「勿論です〜」
蒼龍「後は…」
ポーラ「向こうの旗艦から叩く、ですね〜」
蒼龍「…そうよね、横須賀に配属されるくらいの実力はあるんだものね」
ポーラ「旗艦の蒼龍さん〜お願いします〜」
蒼龍「情けない所は見せられないのよ、完全勝利でいくから!」バシュッ
下2 この後の展開やその他起こったことなど
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 22:57:40.01 ID:PPnNX0yno
負けないけれど自分がいなくなってからの成長を確かに感じる蒼龍
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 23:12:38.40 ID:sw93OUrDO
>>390
の後
見慣れない子が居るわね
私が出て行った後に入った子かしら?と蒼龍
この子ドロップ艦娘なんですよ!珍しいでしょ?と他の艦娘が
392 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 23:18:48.33 ID:VkebXK7C0
ーー
ポーラ「やっぱり勝ちましたね〜」
蒼龍「…皆んな成長してた」
ポーラ「はい〜ノーダメージとはいきませんでしたね〜」
蒼龍「この私に一撃当てるなんて。私が居た頃に比べたら…」
ポーラ「皆さん頑張ったんですよ〜」
蒼龍「……」
ポーラ「そういえば〜ポーラの知らない子が居ましたね〜」
蒼龍「確かに…見慣れない子が居たわね。私が出て行った後に配属された子かしら?」
393 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 23:22:44.67 ID:VkebXK7C0
「蒼龍さんやっぱり凄いです!」
蒼龍「ありがとう。それより今演習に出てたあの子って…」
「あの子はドロップ艦なんですよ!珍しいですよね?」
蒼龍「ドロップ…それは知らなくて当然だわ」
ポーラ「その話詳しく聞きたいです〜」
蒼龍「ポーラ?」
ポーラ「蒼龍さんの歓迎会があるんですよね〜私も参加しますから、その時に色々教えて下さい〜」
「もちろんですよ!」
蒼龍「貴女、用事がどうとか言ってなかった?」
ポーラ「ポーラは〜より実入りのありそうな方を優先するんですよ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 23:37:03.05 ID:MY8bT3n0o
絡んで相手を酔い潰しながら色々聞き出していくポーラ
(駆逐艦って飲めましたよね…?)
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/17(木) 23:38:42.44 ID:PPnNX0yno
>>394
ポーラは飲めば飲むほど好調になってく
お酒はポーラの燃料なんです〜
396 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 23:47:57.76 ID:VkebXK7C0
ーー
「それれぇ〜気付いたらぁ〜あの子がドロップしてたんれすぅ〜」
ポーラ「なるほど…ありがとうございました」
「んえぇぇ〜〜」
ポーラ「やっぱりドロップには規則が…でも条件を満たしてもドロップしない時も…」ぶつぶつ
蒼龍「ポーラぁ…」
ポーラ「…蒼龍さ〜ん酔ってますね〜」
蒼龍「飲まされまくって…もう…」
ポーラ「仕方ありませんね〜」
蒼龍「駆逐艦達も…ベロベロよ…」
ポーラ「お疲れ様です〜」
397 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 23:52:27.98 ID:VkebXK7C0
蒼龍「貴女は…駆逐艦を酔わせて…何を…」
ポーラ「ちょっとした情報収集ですよ〜」
蒼龍「程々に…しなさいよ…」
ポーラ「もちろんです〜」
蒼龍「それにしても… 貴女…どれだけ飲んでるのよ…」
ポーラ「お酒はポーラの燃料なんです〜」
蒼龍「なによ…それ…」
ポーラ「飲めば飲むほど調子が良くなるんです〜!」
蒼龍「信じられないけど…その様子を見たら…嘘じゃ無いんでしょうね…」
ポーラ「あははは〜!」
398 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/17(木) 23:55:00.71 ID:VkebXK7C0
ーー
ポーラ「皆んな酔い潰れて寝ちゃいましたね。あれだけ飲んで騒いだら当然です」
ポーラ「さて〜これからはポーラの時間ですね〜」
ポーラ「朝までには帰れるように〜素早く済ませましょう〜」
ポーラ「…とその前に残ってるお酒を〜」グイッ
ポーラ「……ぷはぁ〜!」
ポーラ「燃料満タン〜出発〜!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/18(金) 00:03:02.53 ID:3R78ZR3DO
そんなポーラが僅かな敵意を感じ取る
視線を向けると件のドロップ艦娘が居た
気のせいか眼がオーラを纏っているように見えたがすぐに立ち去ってしまった
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/18(金) 00:09:18.22 ID:6U3by+0vo
この近辺で不穏な組織の芽がないかの調査
大きくなる前に美味しいお酒が飲めるように指導することでラブアンドピース
401 :
◆I4lwDj9Dk4S2
:2020/09/18(金) 00:18:43.48 ID:W1vHBDsJ0
ーー
ポーラ「旧大本営派全て滅んだわけじゃありません。あの組織だってそうです」
ポーラ「日本の各地に散らばって力を蓄えようとしている。そんなことは許しません〜」
ポーラ「不穏な芽がないか調べましょう〜芽は育つ前に摘み取るんです〜」
ポーラ「もし変なことを考えてたら〜皆んなで美味しいお酒が飲めるように考えを直してもらいましょう〜」
ポーラ「こんな都会から離れた場所は〜目立ちませんから隠れるには好都合ですらかね〜」
ポーラ「……やりましょう」
402 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/18(金) 00:23:01.23 ID:W1vHBDsJ0
ポーラ「情報によるとこの地域に怪しい集団がいるそうです」
ポーラ「それが旧大本営や組織に関係するなら対処しないといけません」
ポーラ「またあんなことになったら皆んなでお酒なんか飲めませんからね〜」
ポーラ「説得が無理なら仲間に入れてもらって、少しずつ情報を引き出しましょう」
ポーラ「そもそも何も無ければいいんですけど〜」
ポーラ「…この辺りですね」
ポーラ「何もないのが一番ですけど、どうでしょうか〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/18(金) 00:35:26.85 ID:3R78ZR3DO
監視カメラやトラップが仕掛けられているのを見付けるポーラ
割と厳重ですねぇ〜警戒心が高そうです〜
殲滅なら簡単ですけど手加減するとなると逆に大変かもしれません〜
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/18(金) 00:37:48.20 ID:CRa468pmO
情報を辿った先、建物の中で出会ったのは日用品とかの内職をしてる深海棲艦達のコミュニティ
アッ、イヤッ、私タチハ怪シイモノジャ…
バカ!ソレハアヤシイ奴ガ言ウコトダ!
スミマセン…ゴ迷惑オカケシテマスカ…?
友好的だけどコミュニケーションがうまくない子達の為に仕事を取ってきてた子がいたら噂がジワジワ広がった様子
405 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/18(金) 00:48:31.79 ID:W1vHBDsJ0
ーー??
ポーラ「これは…?」
「アッ…!!」
「違ウ!私達ハ怪シイモノジャナイ!」
「バカ!ソレハ逆効果ダ!」
ポーラ「内…職……ですか?」
「ウ……ソウダ…」
ポーラ「どうして…こんなことを……?」
「オ前ハ…私達ノ敵カ…?」
ポーラ「……違いますよ〜」
「分カッタ…ナラ全テ話ス」
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