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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 9巡目
- 502 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/29(土) 00:33:13.16 ID:eKuqHOL40
- 久しぶりの更新です。頑張ります。びょんびょこ頑張ります。
※
ワイズ「よ、よし――」
順調、順調。実に順調だ。
ツクヨミがすやすやと寝てしまったり色々とハプニングアクシデントはあったものの。これはかなりの成績――結構一位余裕なんじゃないだろうか?
そう、思って。心の中でガッツポーズをした瞬間――――。
クスノキ「――ふゃあ」
ワイズ「え…………」
隣のクスノキが膝カックンを食らったように、地面に倒れて――。
――――僕も、倒れた。
夢の世界に、誘われた。
すやすや、すぴすぴは――。
1〜8 1ターン!
9〜0 2ターン!
コンマ一桁直下
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 00:40:24.02 ID:oYWECOOfo
- すぴょろぴょろ
- 504 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/29(土) 00:46:22.85 ID:eKuqHOL40
- 結果 1ターン!
続いてコンマ
コンマ9以上で――――
コンマ一桁直下
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 00:51:08.49 ID:olZEpKhA0
- a
- 506 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/29(土) 00:53:10.16 ID:eKuqHOL40
- 結果 手裏剣
それじゃあ本当にこれだけですけど寝ます。予告も何もなしでしたがありがとうございました! おやすみなさい!
- 507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 00:54:20.30 ID:oYWECOOfo
- おやす
- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 02:07:44.79 ID:B7MAtCqEo
- み
- 509 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 00:29:13.21 ID:E8zbVWo80
- これは当然のことだった。
ツクヨミ「――――!?」
左右を後ろから支えてくれている二人が崩れ落ちる。ならばそれと同時に、騎手であるツクヨミも地面に――。
フラン「よーっと」
――落ちる。ということはなかった。
騎手のバランスが崩れたのを察知すると同時に、反射的にフランはそのまま後ろに向けていた手を上にがーっとツクヨミを持ち上げて――そのまま、肩車をした。
もはや、騎馬にはなっていないが――大会のルール的には、おそらく多分きっと、問題ないんだろう。
ツクヨミ「へっ、ぇ」
フラン「わっすれずにー」
ツクヨミが肩に乗っかったのを確認すると、フランは自然にしゃがみ込み、地面にキスをするように眠っている二人の片手を掴み取った――。
フラン「……寝ちゃったなー。ツクヨミー?」
ツクヨミ「ぅ、ぅむ――こんな睡眠魔法はきっとあやつらが――」
チラリ、と右斜め前方をツクヨミは確認すると。そこにはホイホイとMPなんて気にせず魔法を使っているゾラのチームがいた。
……流れ弾が恐ろしすぎると。ツクヨミは息を呑んだ。
- 510 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 00:30:04.69 ID:E8zbVWo80
- ツクヨミ「――――」
どうしたものか。
フランの方には騎手である自分が、両手には後馬であるワイズとクスノキが。そのせいで両手は使えないし、重しとなってフランの行動を制限するだろう。
フラン「んー?」
このままでは、勝てる試合も勝てなくなってしまう。オフダがあるとは言え、こんな状況では――。
フラン「なんだ? もしかしてフランがちゃんと動けるのかな? って心配してるのかー?」
ツクヨミ「へ――――」
下から、そんな声を向けられる……釣られるようにその人物の顔を覗き込むと、わはーっと笑っていた。
フラン「フランがちゃんと動けるところを証明してやろー。二人は寝てるけど大丈夫大丈夫――よし! じゃあツクヨミ! なんかチーム選べ!」
ツクヨミ「は、はあ?」
フラン「いいからいいから」
ツクヨミ「……え、ええ?」
…………唐突過ぎるお願い? に、ツクヨミは首を傾げることしかできない。
けど、もしチームを一つ選ぶとするならば――――。
1 そりゃああのゾラチーム――
2 ――――マッド死すべし
3 ……ふ、フランが好きなところで
先に二つとったものを採用
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:32:55.77 ID:Heb2FbzpO
- 1
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:34:35.57 ID:+Y0Oj/lU0
- 1
- 513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:34:48.33 ID:ysHG7G77o
- 2
- 514 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 00:38:10.52 ID:E8zbVWo80
- 結果 キノコのほうしは許されない
予告も何もなしにいきなりこんな時間に始まる……つまりそれはもう終わるということです。
というわけで今日はこれで終わりです。お疲れさまでした!
犠牲になるのは当然ワイズ。
- 515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:46:35.18 ID:Heb2FbzpO
- おつ
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 01:12:11.08 ID:ZRwkLntHo
- おつ
- 517 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 21:38:51.80 ID:E8zbVWo80
- ツクヨミ「そ、それじゃあ――」
あの、ゾラのチームかのぉ……。
と、そのチームを指さすと。ん、とフランの口から小さな声が漏れる。
そして――――。
フラン「えーい!」
ツクヨミ「は?」
何やら力を入れながらその場でくるんと一回転し――まるでハンマー投げのように、何かをゾラの騎馬に向かってぶん投げた!
――――ぐるんぐるんぐるんぐるんと手裏剣のように回転しながら、高速で伸びていく……。
ツクヨミ「……ふ、フラン? もしやとは思うが、いやいや妾の見間違えではあると思うのじゃが――今、何を投げた?」
フラン「ワイズ!」
ツクヨミ「うわぁああああああああああああ!?!?!? わ、ワイズ!? ワーイズ!?」
――――その叫びに答えるように、ワイズ手裏剣はゾラの騎馬に激突して、ボーリングのピンのように崩れていった。
…………ストライクっ!
- 518 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 21:40:17.57 ID:E8zbVWo80
- ――――
――
―
ワイズ手裏剣で――。
1〜5 鉢巻き取れなかったんだけど
6〜0 一つ!
ぞろ目 二つ――!
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:41:07.96 ID:+Osjx+1W0
- あ
- 520 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 21:45:40.82 ID:E8zbVWo80
- 結果 一つ!
それじゃあ続けて。
――ワイズが寝たことでターンが飛んでいく…………。
1〜3 プラス効果が発生していた
4〜0 マイナス効果です。無常。
コンマ一桁直下
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:54:21.45 ID:sgfBcMYDO
- はい
- 522 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 22:09:37.69 ID:E8zbVWo80
- 結果 肩車戦車でもさすがに駄目だった
その結果――――
1〜2 一つだけ!セーフ
3〜5 二つとられちゃったぁ
6〜8 三つだよ三つ
9〜0 四つ
コンマ一桁直下
- 523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:11:18.76 ID:xLwjuUCjO
- よよいのよい
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:16:40.51 ID:ysHG7G77o
- いたい
- 525 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 22:19:53.22 ID:E8zbVWo80
- 結果 三つも取られちゃったよ……。
※
騎馬戦・七
睡眠判定
1〜3 二人ともすやすや
4〜8 どっちか起きたよ!
9〜0 二人とも起きたよ! やるやん!
コンマ一桁直下
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:20:31.86 ID:+Osjx+1W0
- あ
- 527 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 22:28:34.18 ID:E8zbVWo80
- 結果 一人だけ!
どっち起こしたい?
1 ワイズ
2 クスノキ
先に二つとったものを採用
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:29:23.80 ID:4wwpm4k0O
- 2
- 529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:34:41.12 ID:sgfBcMYDO
- 2
- 530 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 22:38:26.03 ID:E8zbVWo80
- 結果 ワイズ君すやすや。けどもうスキップはないぞ!
と、いうわけで今日はこれで終わりにしたいと思います。突発ですが参加してくださった皆さんお疲れさまでした!
では、おやすみなさい……。
これワイズ君永眠してるだろ。
- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:45:07.05 ID:sgfBcMYDO
- 乙
おやすみなさい
- 532 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/30(日) 23:01:48.42 ID:E8zbVWo80
- ご報告。
色々あってTwitterアカウント作りました。こっちで報告できなかったりした時に使ったりすると思うので。そこまで見といてやるよっている凄い人だけフォローお願いします。
@nq0wl2ysns を検索してくれると多分出てきます。自分の酉でも大丈夫です。
- 533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 23:02:44.52 ID:ANlKBMQoo
- おつおつ
- 534 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 21:31:39.97 ID:hckbto9o0
- こんばんは、久しぶりの告知です。
今日は22時半くらいからちょっとだけやっていきたいと思いますので。参加してくださると嬉しいです。
けど、今日も短めです。
- 535 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 22:36:06.04 ID:hckbto9o0
- 人いますか(モスキート音)
- 536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 22:37:09.36 ID:9iBtT2iJO
- プーン
- 537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 22:38:11.65 ID:0HrRUeIPo
- いますん
- 538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 22:40:10.57 ID:xGvsVqmC0
- います
- 539 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 22:43:19.74 ID:hckbto9o0
- いますね。ほんじゃやっていきます。
※
クスノキ「んっ、んぅ……ふぅ――――うえっ!?」
フラン「あ、起きた」
我らがくノ一が――。
クスノキ「い、痛い痛い痛い痛いいたぁ!?!?!? ま、待って待って待って待ってぇ! ふ、フラン殿ぐあぁああああああ!!!」
――あまりにも痛々しい叫びとともに目を覚ました。
ツクヨミ「むっ! 起きたからクスノキ! 少し眠りすぎじゃぞ!」
クスノキ「は、えっ!? いや拙者引きずられて――ぐえぇ!」
離している途中でフランが急停止をし、ずざざざざ! とその顔面で地面を思いっきり擦ってしまった……。
クスノキ「…………ふーらーんーどーのー……」
フラン「ごめーん?」
ごめんと謝りながらもわはーっと笑っている彼女に、もうクスノキは怒ることすらできなかった。
ツクヨミ「んで、クスノキは起きたというのにまだワイズは寝ているのか――いやまてこれ、もしや永眠なのでは……?」
フラン「たまにぴくぴく動いてるから死んでないよ? ワイズ」
ツクヨミ「――それはそれで気持ち悪いの」
クスノキ「気持ち悪いとはそれまた酷い!?」
- 540 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 22:45:48.42 ID:hckbto9o0
- ツクヨミ「――と、言うわけで。現在鉢巻きは四つ。全く、睡眠魔法がなければあんな一気に三つも鉢巻きを取られることもなかったものを……」
フラン「ワイズ手裏剣でいい感じだったんだけどねー」
クスノキ「は? ワイズ手裏剣――」
ツクヨミ「あれはもう二度としてはいけないのじゃフラン? こほん。とにもかくにも、今妾たちに必要なのは一に鉢巻き二に鉢巻き――つまり?」
…………。
フラン「攻めて攻めて攻めまくる!」
ツクヨミ「ごーうかくじゃー! よぉし! それじゃあ行くぞフランにクスノキ! 起きたクスノキにもどんどん頑張ってもらうのじゃ!」
クスノキ「お、おー!」
寝起きで状況判断が上手く出来ないので、とりあえず流れに乗っておくくノ一が居た。
- 541 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 22:47:58.25 ID:hckbto9o0
- 1〜5 他チームイベント
6〜8 ワイズチーム劣勢
9〜0 ワイズチーム優勢
コンマ一桁直下
- 542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 22:48:22.92 ID:xGvsVqmC0
- あ
- 543 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 22:56:45.82 ID:hckbto9o0
- 結果 他チームが絡んできたぞ
1〜5 悪魔
6〜8 科学
9〜0 もう睡眠はいいよぉおおおおおおおおおおおお
コンマ一桁直下
- 544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 22:57:22.03 ID:9iBtT2iJO
- マーッド
- 545 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:22:33.06 ID:hckbto9o0
- 結果 ようやく出番ですね
ツクヨミ「――――ん?」
三人でえいえいおーっと掛け声をとっていると――パチパチと。辺りの空気が冷えてきた。
まるで冬のように冷え込んできて、どんどんと、どんどんと、気温が下がっていって――。
クスノキ「へっくちょん!」
フラン「……なあツクヨミ? なんか、お札が――」
ツクヨミ「……ふぇ?」
――辺りでバリアのように散らばっていたお札がカチンコチンに凍り付いてぽとぽとと地面に落ちていく。
ツクヨミ「ど、どうしていきなりこんな――」
レヴィア「そこの鉢巻き、貰ったぁああああああああああああああああああ!!!!!」
ツクヨミ「うわぁああああああああああああああああああああ!?!?!?」
- 546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:26:28.06 ID:2mJgjLYG0
- お札…いい奴だったよ…
- 547 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:27:42.28 ID:hckbto9o0
- ドロシー「はーっ……! はーっ……! ひょ、ひょっと待ってぇ……!」
ライラック「――おいおい、喋るとした噛むぞ」
辺りに冷気を撒き散らしながら、まるで騎馬とは思えないようなスピードでこちらに一直線で向かってくる騎馬。
サニャ「も、もうちょっとですからぁ!」
――その素早さは、おそらくサニャの魔法によるものだろう。
その速さはもうワイズでなければ対応することが出来ない――。
フラン「――――っ!」
クスノキ「つ、ツクヨミ殿――!?」
ツクヨミ「えっ――……」
騎手であるライラックの小さな手が、ツクヨミが持つ鉢巻きに伸びていく――。
結果
コンマ9以上でとられなかったよ!
コンマ一桁直下
- 548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:27:53.87 ID:4WNLUbcDO
- はい
- 549 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:31:04.40 ID:hckbto9o0
- 結果 魔法使いまくりチームには勝てなかったよ……
何個取られたよ
1〜2 一つ
3〜6 二つ
7〜9 三つ
0 よ、四つ――あれ? それって――。
コンマ一桁直下
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:32:35.74 ID:n69XsDKQO
- あふん
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:33:22.23 ID:vevE/8PtO
- がめおべら
- 552 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:35:58.54 ID:hckbto9o0
- 結果 二つ
というわけで今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れさまでした!
ではおやすみなさい……次の更新で騎馬戦は終わらせたいなぁ……。
- 553 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:37:02.01 ID:hckbto9o0
- また、明日は恐らく休ませてもらいと思います。ご了承ください。
- 554 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/08/31(月) 23:39:34.18 ID:hckbto9o0
- いや明日だけじゃなくて暫く顔出せないかもしれません……許して。
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:51:59.27 ID:n69XsDKQO
- 夏休みも終わるしね
- 556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:54:05.27 ID:4WNLUbcDO
- 乙です
- 557 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 00:57:31.65 ID:pjK5+iwV0
- こんな時間にこんばんはー、三日ぶりくらいですねー。多分今日は更新できるので宜しくお願いしまーす。
- 558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 01:00:49.95 ID:B9juwK91O
- オッケー
- 559 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 21:04:22.51 ID:pjK5+iwV0
- こんばんはー、今日は21時半くらいからやっていきたいと思いますので。よろしくお願いします……。
書き溜めは、いつも通りしていません。
- 560 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 21:31:15.73 ID:pjK5+iwV0
- 人いますかー?
- 561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:33:37.59 ID:yB2iPKano
- いますん
- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:35:54.30 ID:mKokXJjl0
- います
- 563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:36:10.00 ID:kG5+KXPDO
- はい
- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:36:46.87 ID:DDLldpxmO
- ワイズきゅんをいじめたい人でなしならここにいるぞ!
- 565 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 21:37:59.11 ID:pjK5+iwV0
- それじゃあ、ゆっくりとやっていきます。
※
ツクヨミ「ぃ――!」
伸びる手を躱そうと重心を後ろに移動させ身を反らす――が、それが少し遅かった。
ライラック「取ったぁ……っ!」
一番不味い結果に終わることはなかったが、鉢巻き二つを握られそのまま取られてしまう。
二つの鉢巻きを取ることが出来、相手の騎手はにぃっと口角を上げる。それと同時に、相手は何かの合図とともに横に逃げていく――。
ヒットアンドアウェイ、完全なヒットアンドアウェイだ――。
ツクヨミ「――――」
コンマ0以上で――――。
コンマ一桁直下
- 566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:38:25.88 ID:DDLldpxmO
- 00こい
- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:39:43.97 ID:yB2iPKano
- ゾロ目はなにかないんだっけ
- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:45:23.15 ID:DDLldpxmO
- このスレは何もなかったはず
難易度を下げるならゾロ目でなにか欲しい
- 569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 21:46:04.52 ID:zbU7j6tEO
- 00以外はないよ
- 570 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 21:46:22.59 ID:pjK5+iwV0
- >>567
ぞろ目は特に何にもないです。00はたまになんかあるけど。
※
結果 こんな大事な場面でぐーすか寝てる主人公が居るってマジ?
クスノキ「くっ――!」
勝ち逃げは許さないと言わんばかりに、相手の動きを止めるための手裏剣がクスノキの手から放たれる――。
ドロシー「ひっ――あぶ、ないですねぇ!」
――が、後馬のドロシーの炎魔法によってその手裏剣は勢いを落とし、そのままベトリと地面に落ちてしまった。
……風魔法で加速していく相手の馬が、どんどんと離れていく。
ツクヨミ「…………っ」
手元に残る鉢巻きは二つ。
…………制限時間は、残り少しだ。
- 571 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 21:57:23.33 ID:pjK5+iwV0
- 騎馬戦・八
ワイズ「ふぁああああ…………んぅ、あれ……?」
大きな欠伸とともに目を覚ますと、何というかチームの雰囲気が変っていた。
……てか、何か身体全体が凄い痛い。なんか打撲って感じの痛みが広がっている。
ワイズ「……だ、大丈夫?」
ツクヨミ「だーいーじょーうーぶーじゃーなーいーぃー!!!!!」
ワイズ「ふぇえっ!?」
ツクヨミ「うあぁあああ!!! どうしようどうしようどうしよう!? やばいのじゃやばいのじゃ!?」
今にも泣きそうなツクヨミの叫びで、申し訳ないが目がハッキリと覚める。
……あ、あうあうあうあ?
クスノキ「むぅ。ワイズ殿が起きていればあのチームに追いつくことが出来たかもしれませんが――もう過ぎたことを言ってもしょうがないですね」
ワイズ「…………ご、ごめん。それと、その今鉢巻きって……?」
フラン「にー!」
ワイズ「二!?」
ぼ、僕が寝てる間に何か凄い数が減ってる――てか何で僕寝てたんだ!? 睡眠魔法――睡眠魔法か!?
ワイズ「……ど、どうする……?」
ツクヨミ「どうするもこうするもないのじゃぁ! 二つぽっちじゃ最下位も最下位じゃぁ! 攻めて攻めて攻めて攻めて――攻めまくるのじゃぁ!!! それしかもう道はないのじゃ!」
フラン「おー!」
- 572 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 22:04:39.08 ID:pjK5+iwV0
- ツクヨミ「さぁて、じゃああの忌々しい魔法チーム……しかもあのチーム! ドロシーがおるのじゃ! 一緒にメイド喫茶を盛り上げた仲間だというのに……! のぉクスノキ!」
クスノキ「はっ! 拙者の手裏剣と溶かした報復は果たすべきであります!」
――クスノキのキャラが壊れてきている。
フラン「んー……でもフランはそっちよりも眠らせてくるほうのチームが良いなぁ。あの頭つるつるな人をもっかいパンチしたいな!」
ツクヨミ「むぅ、じゃあ――ワイズはどっちじゃ! あの悪魔魔法凍らせチームと催眠男チーム!」
ワイズ「……あ、あれ? マッドサイエンティストのチームは――」
ツクヨミ「あんな良く分からんチーム無視じゃ無視! 知ってるやつもおらんし!」
ワイズ「えぇ……?」
だ、だったら僕が選ぶのは――。
1 魔法チームにリベンジじゃあ
2 睡眠チームに復讐を
先に二つとったものを採用
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 22:05:20.16 ID:FgK5Fxkp0
- 2
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 22:09:42.74 ID:LoMpIrnio
- 1
- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 22:16:45.28 ID:zbU7j6tEO
- 2
- 576 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 22:28:30.11 ID:pjK5+iwV0
- 結果 何度も何度も眠らせてきて……許せねぇ……!
ワイズ「――ゾラの居るほうかなぁ」
さっきまで僕のことを眠らせていた張本人。そのチーム。
別にその……魔法チーム? でも良いんだけど、やっぱり個人的には睡眠チームのほうにリベンジをしたい……かな?
フラン「あーだよねだよね! ワイズもそっちのほうが良いよね!
ツクヨミ「むぅ、それじゃあこれで二対二じゃのぉ……ではここは公平にじゃんけん――」
フラン「よぉしー! じゃあ行くぞー! ごーごーごー!」
クスノキ「うぉおおっ!? ふ、フラン殿フラン殿いきなりそんな激しく――っ!?」
フラン「いっくぞー!」
その瞬間、他のみんなの言葉を聞かず。フランは目を輝かせてそのチームの元に走り出していく!
ぎ、ぎりぎり付いていけるけど――ま、待ってちょっと! 体力がぁ――――。
- 577 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 22:32:13.96 ID:pjK5+iwV0
- 結果は――。
1〜4 鉢巻き取られたぁ…………
5〜0 鉢巻き取れたぁ! 攻めろ攻めろぉ!
コンマ一桁直下
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 22:34:47.26 ID:yB2iPKano
- うりぃ
- 579 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 22:56:18.39 ID:pjK5+iwV0
- 結果 取れた!
イズル「――――ん?」
その異変に真っ先に気が付いたのは前馬であるイズルだった。
誰も気が付かないような足首、その違和感。ただのそよ風、温い風が足を通り過ぎているだけ――それだけなのに、それだけのはずなのに――――。
何故か、その風はじわじわと自分たちの動きを封じているみたいで――。
イズル「――っ! 不味い!」
フラン「ちょっと気づくのが遅いかなっ!」
ディアン「……なぁ――!?」
後馬であるディアンの背後からフランは腕をブン! と横に薙ぎ払いディアンを横に吹き飛ばす――それにつられるように騎馬全体が吹き飛ばされる。
「くっ!」
唯一名前がわからない男の何らかの魔法で吹き飛ばされた騎馬は宙でバランスを保ち、安全に地面に着地をする――が。
クスノキ「本来ならばツクヨミ殿の札で追撃をするつもりだったんですけどね――!」
その着地を狩るように、風を斬るような手裏剣が四方八方から襲い掛かる!
ディアン「我が闇よ! 全てを葬り全てを還せ――!」
イズル「はぁああああああああ!!!」
後方からの手裏剣はディアンが放つ闇が呑み込み、前方からの手裏剣はイズルが弾き飛ばす。が、全てを対処できるわけではなかった。
――何故背後からの気配に気が付くことが出来なかったのか?
何故、じわじわと自分たちの動きを封じてくる風が起きたのか――。
一人の仕業ではない、二人以上の魔法の組み合わせ――――っ!
ゾラ「くっ―――」
ツクヨミ「と、ったぁ――――!」
- 580 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 22:57:15.62 ID:pjK5+iwV0
- いくつとれた!
1〜2 一つ……
3〜6 二つ
7〜9 三つ!
0 四つ!!!
コンマ一桁直下
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 22:58:19.54 ID:mKokXJjl0
- あ
- 582 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:19:23.68 ID:pjK5+iwV0
- 結果 二つ
ゾラ「あぅ!」
――ゾラが持っている鉢巻きのうち二つをもぎ取る!
ツクヨミ「まだ取れるのじゃ――!」
が、二つだけで満足するツクヨミではなく、一位を目指してさらにその手を伸ばす……!
ワイズ「春疾風――っ!?」
それを補助するようにワイズはその呪文を唱える――が、それを邪魔するように。
ディアン「その口を閉じろっ!」
影のように伸びる闇がワイズの口を覆い塞ぐ。
ゾラ「――て、撤退撤退!」
ワイズの口が封じられたことで相手のチームの動きを封じていた風が無くなり。その瞬間、相手は逃げていった……。
- 583 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:28:55.87 ID:pjK5+iwV0
- 騎馬戦・九
ワイズ「んーっ! んーっ!」
ツクヨミ「うむぅ、逃げられてしまったか……」
相手から奪い取った二つの鉢巻きを握りしめて、ツクヨミは悔しそうにつぶやく。
フラン「むー、フランが思ったのとちがーう。もっと打撃したかったー!」
クスノキ「それは、背後から近づいて行ったフラン殿に問題があったのでは……? まあ、そのおかげでこっちとしては色々とやりやすかったわけですけど」
拙者の忍び足の忍法を皆に分け与えることによって相手にバレることはなかったわけで……と、クスノキは自慢げに言った。
ツクヨミ「……忍び足を分け与えるとはまた難解な……それに、ワイズもああやって動きを止めてくれていたのも――」
ワイズ「んんんっー! んーんーんー!」
フラン「……なにやってんの?」
ワイズ「んー!」
- 584 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:36:00.71 ID:pjK5+iwV0
- ワイズ「……んぁー……」
口を塞いでいた闇が消えて、ワイズは泣きそうになりながら呼吸をする。
はぁ……はぁ……と、口周りを涎でべたべたにしながら、肩で息をしている…………。
ツクヨミ「むぅ、それじゃあ次はどの騎馬を攻めたものか……」
クスノキ「もう鉢巻きは四つあるわけなので、もう守備に回っても良いのでは?」
ツクヨミ「なにっ!? しかしまだ四つじゃぞ!? せめて五つはないと――」
フラン「……ワイズだいじょぶ?」
ワイズ「だいじょばなーい……おえー……うぇー……なんか気持ち悪い……」
どうしよっか
1 攻めて攻めて攻めまくるのよ!
2 守備を固めるのよ! 安全よ!
先に二つとったものを採用
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 23:37:51.22 ID:DDlCtTOoO
- 1
- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 23:37:51.89 ID:zbU7j6tEO
- 1
- 587 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:43:25.66 ID:pjK5+iwV0
- 結果 攻めるわ!
誰攻めるよ
1 追い打ちをかけろ! ゾラぁ!
2 今度はお前だ! レヴィアぁ!
3 残ったモブを倒すしかねぇな
先に二つとったものを採用
- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 23:44:44.40 ID:yB2iPKano
- 2
- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 23:45:20.43 ID:FgK5Fxkp0
- 2
- 590 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:50:30.94 ID:pjK5+iwV0
- 結果 魔法を分からせる
結果は?
1〜5 鉢巻き取られたぁ…………
6〜0 鉢巻き取れたぁ!!!!!
コンマ一桁直下
- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 23:53:51.01 ID:LoMpIrnio
- とれたぁ
- 592 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/04(金) 23:59:48.58 ID:pjK5+iwV0
- 結果 取られたわ
いくつ?
1〜6 一つ
7〜9 二つ
0 み、三つ……
コンマ一桁直下
- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 00:00:32.21 ID:4TJnzK6tO
- がめおべら
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 00:00:32.23 ID:ijhQHHUj0
- あ
- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 00:00:33.40 ID:aXFfzdNvo
- おほ
- 596 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/05(土) 00:04:15.30 ID:HiJh9Vp80
- 結果 一つ
ちょっと休憩します。15分くらいには戻ってくると思います。
- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 00:15:04.42 ID:aXFfzdNvo
- たんおつ
- 598 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/05(土) 00:20:38.22 ID:HiJh9Vp80
- 再開していきます。けど今から書くのでちょっと遅れると思います。
- 599 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/05(土) 00:41:48.50 ID:HiJh9Vp80
- ライラック「……ん、おいお前ら! 敵が来るぞ!」
背後に回ろうと動いているところをライラックに見つかってしまうが――それはまだあまり関係がない。
サニャ「は、はい――って、この風は……!」
先ほどと同じように、春疾風を相手に使うことで動きを封じる――サニャは風魔法で自身たちを速くすることが出来るが相殺されて本来の効果を発揮することが出来ない。
クスノキ「ちっ! けどこれで――ツクヨミ殿!」
フランを主体に相手に接近して、ツクヨミはライラックの鉢巻きに手を伸ばす。
ここまでは、順調。だけど――。
ツクヨミ「これで――――ぇ!? うぉ!?」
――――カチン、コチン。と。
レヴィア「その手は使わせませんよ――!」
伸ばしたツクヨミの手の平が、一瞬で氷の塊に覆われてしまった。
氷の重みで伸ばした手の平が一気に落ちてしまう。前方に倒れるように重心がずれて、相手に頭を差し出す形になる。
フラン「――――!」
ライラック「いただきぃ――っ!?」
鉢巻きを一つ相手に取られる――と同時に、フランはどん! と足で地面を踏みつけて軽く相手を怯ませて――。
ワイズ「に、逃げろ逃げろー! 残りの鉢巻きを大事にー!」
戦略的撤退! これ以上の鉢巻きを取られたら負ける! と、言って逃げ出した。
- 600 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/05(土) 00:50:08.02 ID:HiJh9Vp80
- 騎馬戦・十 (最後)
ワイズ「……あー」
ツクヨミ「うみゃぁあああああああああああ!?!?!? わ、妾の手が!? 妾の手が!?」
残り時間もあとちょっとというところで、ツクヨミはかちんこちんに固まってしまった自分の右手を見つめて叫んでいた。
そりゃあ、自分の右手が氷漬けにされたら。涙目で叫ぶというものだ。僕だって泣きながら叫ぶ。
ツクヨミ「こ、これどうするんじゃ!? こ、これ妾――と、凍死!?」
フラン「フランが砕く?」
ツクヨミ「おおお主にやられたら妾の手ごと砕かれそうじゃ!? だ、誰か何とかできぬか!?」
ワイズ「……僕は、どうにもできないし……」
クスノキ「ふっふっふ……では拙者の火遁の術でその氷を溶かして――」
ツクヨミ「何でも良いから早くこの氷を――あっつぅ!?!?!?」
クスノキ「あっ」
- 601 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/09/05(土) 00:53:02.49 ID:HiJh9Vp80
- 騎馬戦の最後は――
1 最後の最後に負けたままでいられるかぁ! 攻めろぉ!
2 も、もう鉢巻きを取られないことを優先したほうが……
先に二つとったものを採用
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