北条加蓮「藍子と」高森藍子「目先と足元を確かめ直すカフェで」

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32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 18:57:01.38 ID:ypMqto370
加蓮「いや……。ごめんね、藍子……」

藍子「か、加蓮ちゃん? あの、どうしてそんなに、つらそうな顔――」

加蓮「藍子の欲望を曝け出して思いっきり笑って、場合によっては店員さんも巻き込んでやろうって思ってたんだけど……そこまで真面目な返事が来るとは思わなかったから……」

藍子「……? …………加蓮ちゃんっ! これでも、私は真剣に考えているんですっ!」

加蓮「うん。分かってるんだけど……。ホントごめん……」

藍子「も〜っ! あっ、店員さん。ココア、ありがとうございま……」チラ

藍子「……♪」

藍子「店員さんっ。さっき、加蓮ちゃんとお話して、こっちのとびきり甘くしてもらったココアは、加蓮ちゃんが飲むことになりました♪」

加蓮「……は? え、ちょっと」

藍子「せっかくいれてくださったのに、なんだかごめんなさい。……気にしないでいい、ですか? ありがとうございますっ」

藍子「では、こっちの控えめな味の方を、私がいただきますね♪」

加蓮「ちょっと!?」

藍子「いただきます。……ふふ、おいしい♪」

加蓮「ちょっと!!??」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 18:58:00.24 ID:ypMqto370
>>32 申し訳ございません、下から4行目の藍子のセリフを一部修正させてください。

誤:藍子「では、こっちの控えめな味の方を、私がいただきますね♪」
正:藍子「では、こっちのひかめな味の方を、私がいただきますね♪」


藍子「加蓮ちゃん――」

加蓮「ぐ……」

藍子「ねっ?」

加蓮「……いただきます」ズズ

加蓮「あっっっっっっま! あまっ……甘いんだけど、これ!」

藍子「〜〜〜♪」ズズ

加蓮「優しくしてあげて損した! もう勝手に悩んで勝手に泣いてなさい! ばーかっ」

藍子「まあまあっ。飲めなくなったら、あとは私が飲みますから」

加蓮「ずずっ……うぇー。あー、もー……甘いけど、美味しいって言えば美味しいんだし、なんか最後まで飲まないと負けた気がするー……」

藍子「〜♪ ふふっ」


【おしまい】
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/02(日) 22:01:39.01 ID:Uii6OrW+O
作者です。
修正の脱字に気がつきました。
修正の修正をさせてください……。

>>33 の修正
誤:藍子「では、こっちのひかめな味の方を、私がいただきますね♪」
正: 藍子「では、こっちのひかえめな味の方を、私がいただきますね♪」
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