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【モバマス安価】P「プロデューサーレンタル(社内向け)始めました」
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70 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:18:58.18 ID:qrOQ0V+e0
あきら「どーも」
P「おぉ、あきら」
P「どうも、レンタルプロデューサーです」グッ
あきら「....」
あきら「行きましょ?」
P「あ、あぁ」
71 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:19:25.21 ID:qrOQ0V+e0
スタスタ
スタスタ
P「んで、1時間って話だったが」
P「俺は何をすればいいんだ?」
あきら「名前を考えて欲しいんデス」
P「何の?」
あきら「この子」サスサス
P「???」
72 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:19:56.87 ID:qrOQ0V+e0
P「え?あきらって自分のお腹に名前つけるの?」
あきら「....」ゲシゲシ
P「いていて」
あきら「....実は」
あきら「子供ができちゃって」
P「....」
P「....」
73 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:20:33.37 ID:qrOQ0V+e0
P「お、俺との?」
あきら「Pサンとの子ができる理由あります?」
P「だ、だよな、よかった〜」
P「いや全く良くないわ!?」
P「子供ぉ!?」
あきら「はい」
74 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:21:13.42 ID:qrOQ0V+e0
P「おま、おまえ、いくつだっけ!?」
あきら「15デスけど?Pサン、自分の担当アイドルの年も覚えてない?」
P「いやいやいやいやいや!!!」
P「忘れてるとかじゃなくて確認な確認!」
P「子供が出来ていいかどうかの!」
あきら「はぁ、それでどうなんデスか?」
P「どう考えてもマズいだろ!」
あきら「?」
75 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:21:41.41 ID:qrOQ0V+e0
P「なんで『へ?』って顔ができるの!?」
あきら「え、だって兄ぃとの子なんで」
P「!!?!?!?!?!?!?!??!?!??」
P「近親!?近親なの!?」
P「15で孕んだ子の親は近親」
P「アイドル妊娠の結果が謹慎」
あきら「#Pサンラップ #微妙」
P「いけないいけない、取り乱し過ぎてラップ調に驚いてしまった」
76 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:22:08.49 ID:qrOQ0V+e0
P「....あきらよ」
あきら「?」
P「とりあえず落ち着いて話さないか」
あきら「静かなところの方が名前を考えやすいデスか」
P「いや、ちょっと色々ありすぎて理解が追い付かないから」
P「しっかり腰を据えて話したい」
あきら「なるほど」
77 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:29:12.81 ID:qrOQ0V+e0
〜あきらの部屋〜
あきら「どーぞ」
P「....」
P「(....こ、このベッドであきらが)」ドキドキ
あきら「そんな感じデスね」
P「頭の中を読むな!」
あきら「だって、入った途端にベッドを舐め回すような視線で見たかと思いきや」
あきら「次の瞬間にはシーツをしゃぶってるんで」
P「無意識って怖いな」
あきら「....」シラー
78 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:30:02.30 ID:qrOQ0V+e0
P「....」
P「それで、その、どこまで聞いていいのかはわからないが」
P「ど、どうして、そんなことになってしまったんだ?」
あきら「....えっと」
あきら「その前に、うちの家庭環境について説明していいデスか?」
P「それって複雑な話?俺聞いていいのか?」
あきら「まあ、あんまり人に話すようなことじゃないけど」
あきら「これを話さないと始まらないんで」
P「....わかった、話してくれ」
79 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:30:49.21 ID:qrOQ0V+e0
あきら「まず、うちのお母さんはサキュバスなんデス」
あきら「お父さんは普通の人間で」
あきら「お母さんの血を引いた兄ぃはインキュバス」
あきら「自分はお父さんの血を引いた普通の人間デス」
P「....」
P「それはゲームの話だよな?」
あきら「いえ現実デス」
P「....」
P「!?!?!?!?!?!??!??」
P「あきら!今すぐ精神病院に行こう!お前は妊娠のショックで狂ってしまったんだ!」
あきら「自分は正常デス」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 22:33:46.23 ID:efK5i+LDO
あれ?サッキュバスの息子って、まんまインキュバスになるんだっけ?
何か別のがいたような覚えが……
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 22:35:23.17 ID:b3zOnWKs0
話が明後日の方向どころか再来年ぐらいの方向まですっ飛んでったな…
82 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:36:18.53 ID:qrOQ0V+e0
すみません、その辺のところはファンタジーの存在なので適当にしています
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 22:40:33.45 ID:efK5i+LDO
ガンダムXにセラヴィーガンダムとジェガンを足したら、ブラストマスターが生まれたようなもんだな
うん
84 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:49:17.24 ID:qrOQ0V+e0
P「んっ....んっ....」ゴクゴク
P「ぷはぁ」
あきら「落ち着きました?」
P「いや全然」
あきら「デスよね」
あきら「でも時間がないので話進めます」
P「勘弁してくれよ....」
85 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:49:49.21 ID:qrOQ0V+e0
あきら「兄ぃはインキュバスなので、女性の夢の中に入って性交することが出来ます」
あきら「そして、夢の中での行為で相手を妊娠させることも出来るんデス」
P「えぇ....」
P「そんなのやりたい放題じゃねえか....」
あきら「実際、中世頃の夢魔はそんな感じだったみたいデスけど」
あきら「現代を生きる夢魔、自分のお母さんや兄ぃは違います」
P「そうなのか?」
86 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:50:29.97 ID:qrOQ0V+e0
あきら「だって、現代社会でそんなことしてたら倫理的にマズいデスし」
P「あ、そういうのは通用するタイプなんだ」
あきら「だからお母さんも兄ぃも、普段は一般人として暮らしてて」
あきら「自分も2人の種族のことは、あんまり気にしたことがないデス」
P「そうか、なんか俺の考えって偏見にまみれてたな」
P「ごめんな」
あきら「いえ、普通はそんな反応でしょ」ニヒヒ
87 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:51:10.09 ID:qrOQ0V+e0
あきら「それで、昨日の夜」
あきら「突然下半身裸の兄ぃが夢に出てきたんデス」
P「....インキュバスが夢に出てくるということは」
あきら「はい、兄ぃもそのことはわかってるんで」
あきら「兄ぃ自身は必死で抵抗してたんデスけど」
あきら「自分の方が理性を保てなくて、結局デス」
P「しゃーないわそれは、俺も夢にサキュバスが出て来たら速攻襲うもん」
P「(あれ?でもインキュバスって相手が一番魅力的に思う姿で夢に現れるんじゃ....)」
88 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:52:21.13 ID:qrOQ0V+e0
あきら「で、朝起きたら妊娠してました」
P「!?」
P「ごめん、あんまり妊娠とかその辺の話に詳しくないんだけど」
P「そういうのってそんなに早くわかるもんなの?」
あきら「どうでしょ、自分の場合はこれで3回目なので」
あきら「起きてすぐ産婦人科に行って確認してもらったんデス」
P「3回目!?」
89 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:53:02.69 ID:qrOQ0V+e0
あきら「兄ぃに強いストレスがかかったり、何かしらの欲求を我慢してたりすると力が暴走してしまうらしいデス」
P「暴走って....周りの女性は大丈夫なのか?」
あきら「魔導士のおじいちゃんの呪いで、もしもの時は兄ぃの力の矛先は自分に向かうようになってます」
P「それはそれで大丈夫じゃないだろ!?」
あきら「別になんともないデスよ」
90 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:53:42.52 ID:qrOQ0V+e0
あきら「お母さんも純粋なサキュバスではない上に」
あきら「兄ぃの血はさらに薄まってるから」
あきら「インキュバスとしての力も弱いんデス」
あきら「妊娠したところで、生まれてくるのは初めから魂のない抜け殻」
あきら「無精卵みたいなものデス」
あきら「それに、妊娠後すぐに出てくる上に大きさも小さいんで、体への負担もほぼゼロ」
P「いやそういう問題か....?」
91 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:56:10.70 ID:qrOQ0V+e0
あきら「それに兄ぃは遠慮してるけど」
あきら「兄ぃと由愛の中で交わるの、自分は嬉しいんで」
あきら「もっとしてくれてもいいんデスけど....////」ポッ
あきら「実家に帰った時はいつも誘うのに、全然乗ってこなくて」
あきら「だから、兄ぃの前でワザと露出を多くしたり、接触を増やしたりして」
あきら「力を暴走させてます」ニコ
P「あっ....」サッシ
92 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:56:53.26 ID:qrOQ0V+e0
訂正 由愛→夢
あきら「それに兄ぃは遠慮してるけど」
あきら「兄ぃと夢の中で交わるの、自分は嬉しいんで」
あきら「もっとしてくれてもいいんデスけど....////」ポッ
あきら「実家に帰った時はいつも誘うのに、全然乗ってこなくて」
あきら「だから、兄ぃの前でワザと露出を多くしたり、接触を増やしたりして」
あきら「力を暴走させてます」ニコ
P「あっ....」サッシ
93 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 22:57:20.62 ID:qrOQ0V+e0
あきら「そうだ」スック
あきら「....」ガサゴソ
P「?」
あきら「あった」ヒョイ
あきら「これとか」スッ
P「なんだこれ、ちっちゃい子のフィギュア?」
あきら「自分の長男のはく製デス」
P「え゛っ」
94 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:02:08.45 ID:qrOQ0V+e0
あきら「口だけじゃわかりづらいかなって」
あきら「ほら、これくらい小さいんデス」
あきら「出てくる時も一瞬だし」
あきら「だから出産って感じはしないデスね」
P「....お、お前、自分が産んだ子の遺体をはく製にしてんの....?」ビクビク
あきら「え、だって兄ぃとの子供デスよ?」
あきら「捨てるの勿体ないでしょ」
P「えぇ....」ドンビキ
95 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:03:29.76 ID:qrOQ0V+e0
あきら「裏垢に上げたら結構バズりました」
P「それ本当にバズってんのか!?」
P「通報の嵐のことじゃねえだろうな!?」
あきら「次男はこれより小さかったんでストラップにしてスマホにつけてます」
P「お前のスマホのあれキユーピー人形じゃなくて本物の胎児なの!?」
あきら「カワイイでしょ」
P「何も知らなかったらな....」
あきら「卵のストラップとかあるじゃないデスか」
あきら「あれが無精卵なら、これと一緒デスよ」
P「そのイコールは絶対にイコールではない」
96 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:05:33.61 ID:qrOQ0V+e0
あきら「あ、出そう」
P「何が?」
あきら「三男」
P「!?!?!?!?!??!?」
P「出るの早いって言ってたけどそんな数時間で出てくんのか!?」
あきら「Pサン、名前」
P「ええ?話が衝撃的過ぎる上にほぼ聞きっぱなしだったせいで何も考えてねえよ....」
P「あ、そうだ!」
P「長男と次男の名前は?」
長男の名前
>>97
次男の名前
>>98
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 23:06:23.68 ID:6v0K6P24o
あすか
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 23:06:58.40 ID:vFxgdkxe0
あむり
99 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:13:30.43 ID:qrOQ0V+e0
あきら「長男があすか、次男があむりデス」
P「由来は?」
あきら「どっちも頭の『あ』は自分の名前『あきら』の『あ』から取ってて」
あきら「『すか』は中身が空っぽの『スカ』」
あきら「『むり』はこの子が生まれた段階で世界からリムられてたってことで、それを逆にして『ムリ』」
あきら「こんな感じデス」
P「お前の名付けセンスどうなってんだよ....」
あきら「どうもデス」
P「....」
100 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:14:13.30 ID:qrOQ0V+e0
あきら「てか、もうあと数十秒で出るんで早く決めてください」
P「えぇ〜!?」
P「お前の名づけが参考にならな過ぎて一切前進してねぇよ!」
あきら「早く!出るのと同時に名前を叫んでください!」
P「どういう出産なの....」
三男の名前
>>101
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 23:16:28.58 ID:2JUh0yzIo
ユナ
102 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:23:31.66 ID:qrOQ0V+e0
あきら「3、2、1」
あきら「んんっ」
シュポン
P「....スゥ」
P「ユナーーーーー!!!!!」
あきら「....」パシッ
あきら「ユナってどういう意味デスか?」
P「俺マンチェスターユナイテッドのファンだから、それから取った」
あきら「なんでそっちから取っちゃうんデスか」
あきら「せめてマンチェスターの方からでしょ」
P「お前が焦らせるからだろ!」
103 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:25:44.64 ID:qrOQ0V+e0
あきら「じゃ、どーもデス」ペコ
P「おう、なんかわけのわからないことが起こりすぎて未だに感情が整理できてないわ」
あきら「すみません」クスクス
あきら「あ、報酬いるんデスよね」
P「ん?ああ、まあ一応な」
P「別になんでもいいぞ、気持ち的な奴だから」
あきら「ん、じゃあユナを」
P「それはちょっと勘弁してもらえるかな」
本日の依頼完了!
104 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/27(月) 23:26:33.77 ID:qrOQ0V+e0
本日はここまでになります
2話目から少し飛ばし過ぎてしまいました、申し訳ありません
大体こんな感じで続けていきますのでよろしくお願いします
明日の夜に再開します
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 23:29:02.05 ID:6v0K6P24o
おつです
結構内角に厳しめの球きたなーって思ってたらキレイに流し打ちのホームランされてた、そんな感じ
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/27(月) 23:56:35.03 ID:qf5RgVTIo
乙です
話と全く関係ないけど夢を由愛と誤字ったところに一流プロデューサーらしさを感じた
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 01:15:56.84 ID:6iosLEDDO
由愛の膣内(なか)なら出したいな
108 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:08:00.21 ID:hTVIlRvy0
P「朝っぱらからヘビーな依頼だったぜ....」
P「....」カラカラ
P「もう入ってる....」
P「こりゃ連戦だな....」
P「敏腕事務員ちひろさんのおかげでこれをやる時間が出来てて助かった」
本日2人目の顧客
>>109
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/28(火) 21:08:14.58 ID:fNEeyICtO
まゆ
110 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:10:04.02 ID:hTVIlRvy0
P「次はまゆか....」
P「どんな依頼が来ることやら....」
依頼内容
>>111
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 21:10:25.82 ID:YKb4QJLY0
一緒に実家に帰ってほしい
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 21:10:28.77 ID:OeYpSGE60
恋人のフリして両親にあって欲しい
113 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:40:12.84 ID:hTVIlRvy0
P「時間は....∞?」
P「....」
P「ま、まああいつなりの洒落なんだろう」
P「とりあえず....」
まゆ「呼びましたか?」ニコニコ
P「まだ呼んでないけどいいか」
114 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:40:44.19 ID:hTVIlRvy0
P「んで、俺をレンタルしてどうするんだ?」
まゆ「プロデューサーさんなら知っていると思うんですけど」
まゆ「夏休みに入ったので、今から帰省します」
P「そうだったな、仕事も割と長めに空けてるし」
まゆ「....でも」
まゆ「1人で帰るのが心細いので」
まゆ「一緒に帰って欲しいんです....」ニコ
P「???」
115 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:41:13.99 ID:hTVIlRvy0
P「でもお前、ちょくちょく1人で帰ってただろ?」
P「なんで今更そんなこと」
まゆ「....」
まゆ「プロデューサーさんをレンタルできるんじゃなかったんですか....?」ジィ
P「うっ、それは....」
116 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:41:48.64 ID:hTVIlRvy0
ちひろ「いいじゃないですかPさん、行ってあげれば」
ちひろ「担当アイドルを家に送ってあげるなんて普段からやってることじゃないですか」
P「家は家でもまゆの実家は仙台ですよ....」
まゆ「ダメ、ですか....?」ジー
P「....わかった、行こう」
P「その代わり、俺はあんまり長居できないからな?」
P「仕事もあるし」
まゆ「はい、問題ありません」ニッコリ
117 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:43:37.94 ID:hTVIlRvy0
P「よし行くか、出る前にまゆの部屋よった方がいいか?」
まゆ「いえ、必要な荷物は全てまとめてきたので大丈夫です」
P「そっか、じゃあ俺準備してくるから待っててくれ」
ガチャリ
まゆ「....」
まゆ「....戻ってきて」
シュルル
118 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:44:39.15 ID:hTVIlRvy0
ちひろ「....」ボー
ちひろ「....ハッ!?」
ちひろ「いけない、居眠りしちゃった!」
まゆ「....お疲れですか?」ニコ
ちひろ「最近なかなか疲れが取れなくて....」
ちひろ「あ、私寝言とか言ってませんでした?」
まゆ「....」
まゆ「言ってませんでしたよ」ニッコリ
まゆ「....ちひろさんは」
ちひろ「そうですか?」
まゆ「はい」ニッコリ
119 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:45:12.44 ID:hTVIlRvy0
スタンド名-リボンインザスカイ
本体-佐久間まゆ
破壊力-E スピード-D 射程距離-B
持続力-A 精密動作性-C 成長性-B
能力-左手首に巻かれたリボンを自由自在に操る。リボンの一部が巻き付いたものならば、
生物・無生物を問わず思いのままに動かすことができない。視界の範囲内であれば、
リボンはどこまでも伸びてゆく。しかし真の想い人だけは操ることができない。
120 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:45:40.34 ID:hTVIlRvy0
訂正
スタンド名-リボンインザスカイ
本体-佐久間まゆ
破壊力-E スピード-D 射程距離-B
持続力-A 精密動作性-C 成長性-B
能力-左手首に巻かれたリボンを自由自在に操る。リボンの一部が巻き付いたものならば、
生物・無生物を問わず思いのままに動かすことができる。視界の範囲内であれば、
リボンはどこまでも伸びてゆく。しかし真の想い人だけは操ることができない。
121 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:48:01.89 ID:hTVIlRvy0
P「お待たせ、そんじゃ行こうか」
まゆ「はい」ニコ
P「新幹線でいいよな?」
まゆ「プロデューサーさんとなら何でもいいですよ」
P「オッケーってことで」
122 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 21:55:53.43 ID:hTVIlRvy0
〜仙台〜
P「やっぱ新幹線だと早いな、あっという間だ」
まゆ「まゆは、もっと時間がかかってもよかったんですけど....」
P「?」
P「移動時間なんて短い方がいいだろ?」
まゆ「....」
まゆ「そうですね、おかげでたくさん時間ができました」
P「おう、まゆも早く実家でゆっくりしたいもんな」
まゆ「....そうですねぇ」ニコニコ
まゆの実家の特徴
>>123
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 21:58:21.87 ID:ORCoV440o
無人の廃墟
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:01:17.07 ID:6iosLEDDO
逃げてー
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:02:11.18 ID:utz2DOKfO
あっ、これヤバいやつだ
126 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:04:12.21 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....」ザッ
まゆ「....」ザッ
P「はぁ....」ザッ
P「はぁ....」ザッ
P「まゆ、本当にこっちであってるのか?」
まゆ「どうしてですか?」
P「や、別に疑ってるわけじゃないんだが」
P「なんというか、結構な山奥まで入って来たなと思って」
まゆ「....」
127 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:04:58.72 ID:hTVIlRvy0
まゆ「うふふ、生まれ育った場所は間違えませんよ」ウフフ
P「だよな、でも意外だったな」
まゆ「そうですか?」
P「なんかまゆの持つ雰囲気と、こういう自然豊かな感じってあんまり結びつかなくてさ」
まゆ「こっちに住んでいる頃からすると、成長したのかもしれません」ニコニコ
P「女の子だもんな、垢ぬけて見違えるなんてことはよくあるよくある」
128 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:10:29.39 ID:hTVIlRvy0
〜無人の廃墟〜
まゆ「お疲れ様でしたプロデューサーさん」
まゆ「ここがまゆの生まれ育ったお家です」ニコ
P「ん?」
P「俺の目には森に飲み込まれかけてる廃墟しか見えないんだが....」
まゆ「....」
シュルリ
P「うわ、なんか赤い蛇みたいなのが巻き付いてきた!?」
まゆ「....」
129 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:11:08.41 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....やっぱりプロデューサーさんには、効かないんですね」
P「へ?」
まゆ「....でもっ」シュルシュル
P「!?!?!?!?」
グルグルグル
まゆ「リボン自体で物理的に干渉することができるのも」
まゆ「確認済みです」
P「な、なんだよこれ!?」
まゆ「....プロデューサーさん」
P「?」
130 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:12:05.89 ID:hTVIlRvy0
まゆ「まゆのリボンインザスカイの力は効かないようなので」
まゆ「プロデューサーさんがまゆを選んでくれるまでは」
まゆ「そうしておきますね」ウフ
P「はぁっ!?」
まゆ「安心してください、まゆもずぅっと傍にいます」
まゆ「これからここで暮らしましょう」
まゆ「命果てるまで」ニッコリ
P「」
131 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:26:07.26 ID:hTVIlRvy0
P「....」
まゆ「....」
P「....」
P「....なぁまゆ」
まゆ「なんですか?」
P「この家は、本当にまゆの実家なのか?」
まゆ「?」
132 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:26:39.47 ID:hTVIlRvy0
まゆ「そうですよ?」
P「だったらなんでこんな状態なんだ」
P「よく見たら壁や屋根はそこまで古くないようだが」
P「普通に人が住んでいたら、ここまで荒れ放題にはならないだろ?」
まゆ「....」
133 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:27:40.07 ID:hTVIlRvy0
まゆ「まゆがプロデューサーさんのところ」
まゆ「今の事務所に移る時」
まゆ「パパもママも認めてくれませんでした」
P「でもその時は説得してきたって言ってたじゃないか」
まゆ「説得しようと思ったんですけど、ほとんど話も聞いてくれなくて」
まゆ「....その時に、この力」
まゆ「リボンインザスカイが、発現したんです」シュルシュル
P「なんだって....!?」
134 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:28:17.84 ID:hTVIlRvy0
まゆ「強い負の感情があふれ出してしまったみたいで」
まゆ「気が付いたら、パパとママが倒れていました」
P「た、倒れてたってまさか....」
まゆ「....いえ、命に別状はありませんでした」
まゆ「ただ、私に関する記憶だけが」
まゆ「すっぽりと抜け落ちてしまって....」
P「....能力の暴発、か」
まゆ「....はい」
135 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:29:20.43 ID:hTVIlRvy0
まゆ「今はこの家を出て、別の場所で暮らしています」
まゆ「まゆがいなければ、パパとママは家族になれますから」ニコ
P「....」
まゆ「でもあれは必要なことだったんだと思います」
P「....必要?」
P「ご両親がまゆのことを忘れることが?」
まゆ「そうです」
136 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:30:01.49 ID:hTVIlRvy0
まゆ「あの出来事のおかげでこの力が発現し、今では自由に操ることができるようになりました」
まゆ「人は悲しみを乗り越えて成長していく生き物です」
まゆ「パパとママは、愛を持ってまゆを新たなステージへと導いてくれた」
まゆ「そう思うんです」ニッコリ
P「....そんなことは
まゆ「プロデューサーさん、お腹すきませんか?」
まゆ「ご飯作りますね」
P「....」
137 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:40:25.25 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....」シュコシュコ
まゆ「....」シュコシュコ
プス....
まゆ「付いた!」
まゆ「火口!」
シュルシュル
まゆ「ありがとう」
P「....」
138 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:40:51.88 ID:hTVIlRvy0
P「ガス通ってないのか....」
まゆ「電気も水道も止まっています」
まゆ「誰も住んでいませんでしたから」
まゆ「突然だったので開通が間に合わなかったんです」
まゆ「業者の方が来るまではプロデューサーさんに不便をかけてしまいます、すみません」
P「そういうことを気にするならこの拘束を解いてほしいんだが....」
まゆ「....」
139 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:43:22.26 ID:hTVIlRvy0
まゆ「どうぞ」スッ
P「....」
P「....いただきます」アム
P「....ボンカレーはどう作ってもうまいな」
まゆ「うふ、ありがとうございます」
P「ボンカレー自身も、まさか焚火の上で作られるとは思ってなかっただろうがな」
まゆ「すみません、こんなものしか用意できなくて....」
P「別に買ってくりゃいいのに」
P「いくら山奥って言っても、買い物くらいいけるだろ?」
まゆ「ずぅっと傍にいると言いましたから」ニッコリ
P「....」
140 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:49:12.21 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....」
まゆ「....あれ」
P「どうした?」
まゆ「おかしいです」
P「....何が」
まゆ「どうしてプロデューサーさんは、まゆのリボンインザスカイが見えるんですか?」ジー
P「リボンくらい誰でも見えるだろ」
まゆ「いいえ、この力は普通の人には見えません」
まゆ「見ることができるのは本人か」
まゆ「他のスタンド使いのみ....」
P「....」
141 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 22:50:20.34 ID:hTVIlRvy0
P「....迂闊だったな」
まゆ「....まさかプロデューサーさん」
P「....」
まゆ「....」
まゆ「....出してください、あなたのスタンドを」ジィー
P「....」
Pのスタンド名
>>142
Pのスタンドの能力
>>144
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:50:51.72 ID:OeYpSGE60
ザ・セブン・オーシャン
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:53:07.98 ID:FUgVrHeL0
無限に魚を出せる
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:53:55.99 ID:YIo8BmSc0
アイドルのことならなんでもわかる
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 22:58:54.98 ID:06YF5QYu0
七つの海…?
146 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:03:02.56 ID:hTVIlRvy0
P「....ザ・セブン・オーシャン」
ヌッ
まゆ「!?」ビクッ
まゆ「凄く大きな....Pの文字!?」
P「アイドルとの信頼関係が第一のこの仕事をやる以上」
P「心の中を覗き見るようなこの力は使いたくなかったんだが....」
P「まゆに頼まれてしまったなら仕方ないな....」
まゆ「....素敵なスタンドですね」ニコ
P「ありがとう」
147 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:04:05.28 ID:hTVIlRvy0
スタンド名-ザ・セブン・オーシャン
本体-P
破壊力-A スピード-A 射程距離-B
持続力-C 精密動作性-D 成長性-D
能力-巨大なPの文字をかたどったスタンド。自分が担当しているアイドルの全てを見通し、
理解することができる。スタンドパワーは担当しているアイドルの人数に比例する。
Pは現在、大量のアイドルを担当しているため、パワーは非常に高くなっている。
148 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:14:02.98 ID:hTVIlRvy0
P「さて」
ブチブチブチィ
まゆ「あっ!」
P「悪いなまゆ、このままじゃエコノミークラス症候群になっちまう」
まゆ「....」
まゆ「....もう、帰ってしまうんですか」
P「....」
まゆ「....」
149 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:14:29.95 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....そうですよね」
まゆ「プロデューサーさんは忙しい方ですし」
まゆ「....まゆと一緒に暮らすなんて、無理だってことくらい」
まゆ「頭のどこかではわかっていましたから....」ニコ
P「....」
まゆ「....こんなことをしてしまって、すみませんでした」
まゆ「謝っても許されないことをしてしまいました....」ウルッ
P「....」
150 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:15:14.58 ID:hTVIlRvy0
P「....まゆ」
P「俺の方こそ謝っておく、本当にすまない」
まゆ「え....?」
まゆ「ど、どうしてプロデューサーさんが謝るんですか....?」
まゆ「悪いのはまゆなのに....」
P「....このスタンドを発動させた瞬間、近くにいるアイドルの全てが頭の中に流れ込んでくるんだ」
P「だから俺は、まゆの全てを知ってしまった」
まゆ「....」
151 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:15:57.84 ID:hTVIlRvy0
まゆ「謝る必要なんてありません....」
まゆ「プロデューサーさんがまゆのことを分かってくれるなんて....嬉しい....////」
まゆ「想い、伝わりましたか....?」ニコニコ
P「あぁ」
P「お前の気持ち、苦しいくらいに伝わったよ」
まゆ「////」
P「....そして」
P「ご両親への想いも」
まゆ「!!!」
152 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:23:10.56 ID:hTVIlRvy0
P「....」ギュッ
まゆ「プロデューサーさん!?」
P「行こう」スタスタ
まゆ「行くってどこへですか!?」
P「ご両親のところだ」
まゆ「....」ピタ
まゆ「....行きません」
P「....」
153 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:23:40.69 ID:hTVIlRvy0
P「....まゆ、お前の心を俺に隠し通すことはできない」
まゆ「....」
P「お前がわざわざ俺を、実家まで連れてきたのは」
まゆ「....やめてください」
P「幸せに暮らしていたあの頃を」
P「失った家族の穴を」
P「埋めたかったからなんだろ」
まゆ「....違います」
P「違わない」
154 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:24:26.93 ID:hTVIlRvy0
P「口では成長に必要なことだとか言っていたが」
P「お前はご両親に忘れられてから」
P「一切前に進めてはいない」
まゆ「進んでいます!」
まゆ「まゆは、プロデューサーさんと」
まゆ「一緒に....」
まゆ「一歩ずつ....っ....」ポロッ
P「....」
155 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:25:04.44 ID:hTVIlRvy0
P「早く行こう、日が暮れちまう」
まゆ「ダメです!」
まゆ「確かに、まゆはまだパパやママのことを忘れることはできません」
まゆ「でも、2人は違います」
まゆ「新しい時間を生きているのに」
まゆ「身に覚えのない子供が現れても」
まゆ「戸惑わせるだけじゃないですか....!」ポロポロ
P「....」
156 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:25:51.14 ID:hTVIlRvy0
P「俺に任せろ、まゆ」
まゆ「えっ....?」
P「....行こう」スタスタ
まゆ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん....!」
157 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:29:28.24 ID:hTVIlRvy0
〜両親の家〜
P「ここか....」
まゆ「どうしてここを....」
P「言っただろ、お前の全てを知ったんだ」
P「ご両親の住んでいる場所くらいわかるさ」
まゆ「....」
まゆ「それで、何をするんですか....?」
P「まずは」ポチ
ピンポーン
まゆ「!?」
158 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:29:59.88 ID:hTVIlRvy0
まゆ「どうしていきなりチャイムを鳴らすんですか!?」
P「必要なことだ」
まゆ「???????」
ガチャリ
まゆママ「どなた?」
まゆ「....」
まゆ「....あの、お久し
P「まゆ、まゆママをリボンインザスカイで操ってくれ」
まゆ「!!?!?!??!」
まゆ「プ、プロデューサーさん、一体何を....」
P「いいからいいから」
まゆパパ「どうしたんだ?」
P「まゆパパも操ってくれ」
まゆ「!!?!?!?!?!!??!」
159 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:40:30.06 ID:hTVIlRvy0
まゆママ「....」ボー
まゆパパ「....」ボー
P「.....」ガサゴソ
まゆ「....あの」
P「お、あったあった」
P「じゃあ2人を操って」
P「この書類に、印鑑を押させてくれ」
まゆ「!?!!??!?!?!?!?!?!?!?!」
160 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:40:55.61 ID:hTVIlRvy0
まゆ「プロデューサーさん!」
まゆ「そろそろ何をするつもりなのか教えてください!」
P「....」
P「これは契約書だ」
まゆ「契約書?」
P「うちの事務所のな」
まゆ「....?」
まゆ「勝手に持ち出して大丈夫なんですか....?」
P「使うつもりはなかったが、緊急事態だししょうがない」
まゆ「....」
161 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:41:25.58 ID:hTVIlRvy0
まゆママ「....」ペタ
まゆパパ「....」ペタ
まゆ「....押させました」
P「ありがとう」
P「....よし」
P「これでまゆのご両親はうちの事務所所属のアイドルになり」
P「それと同時に俺の担当アイドルとなった」
まゆ「!?」
162 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:41:54.86 ID:hTVIlRvy0
P「ザ・セブン・オーシャン!」
P「ふむ....」
P「なるほど、ここか」
P「まゆ、頭のこの部分にリボンインザスカイを使って攻撃してくれ」
まゆ「えぇっ!?」
163 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:43:33.69 ID:hTVIlRvy0
まゆ「そんなところを攻撃しても....」
P「記憶を失うといっても、何も完全に消えてしまうわけじゃない」
まゆ「どういうことですか....?」
P「記憶の入った引き出しが開かなくなっているようなものなんだ」
まゆ「....」
P「だからこのまゆの記憶が入っている場所を、記憶喪失の原因であるまゆの力で刺激すれば」
P「開かなくなった引き出しは再び開き」
P「ご両親の記憶は元に戻る!」
まゆ「!!!」
164 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:44:46.92 ID:hTVIlRvy0
まゆ「で、でもそんなことをどうして....」
P「担当アイドルのことを全て知り、理解できるのがこのザ・セブン・オーシャンの能力」
P「記憶している場所を探し出すことくらい簡単だ!」ニヤリ
まゆ「だからさっき契約を....!」
P「さぁまゆ、後はお前の番だ」
まゆ「プ、プロデューサーさん....!」
P「行け!」
まゆ「....ママ、パパ」
まゆ「リボンインザスカイッ!!!」シュルリ
165 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:51:45.00 ID:hTVIlRvy0
〜翌日〜
P「いやあまさかまゆのご両親がうちの事務所に所属することになるとはなあ」
P「俺としてはあの時だけの仮契約のつもりだったんだが」
まゆ「なぜか社長のお眼鏡にかなってしまいましたから....」
P「まあでも言われてみれば....」チラ
まゆママ「?」
まゆママ「どうかしましたか?プロデューサーさん♪」ウフ
P「....」
P「いける」
まゆ「むぅ....」プクー
166 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:52:22.76 ID:hTVIlRvy0
P「やっぱまゆのご両親だけあって美男美女だなぁ」
まゆ「ママ、あっちいって!」シッシッ
まゆママ「あらあら、これは失礼しました〜」サッ
P「?」
167 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:52:49.49 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....プロデューサーさん」
P「どうした?」
まゆ「本当にありがとうございました」
まゆ「あんなことをしてしまったのに、ママとパパの記憶まで....」
P「いいんだよ、俺もまゆの中を勝手に覗き見ちゃったし」
P「それでお互いさまってことにしよう」ニコ
まゆ「....」
168 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:53:26.78 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....プロデューサーさんは」
まゆ「まゆの想いも全部、知ってしまったんですよね?」
P「....」
P「....なんのことかな」シラー
まゆ「大丈夫です、返事を聞くつもりはありませんから♪」ウフフ
P「ホッ....」
まゆ「これからまゆはもっと頑張って」
まゆ「いつか、プロデューサーさんの方から言わせて見せます」ニッコリ
P「....」
P「フッ、せいぜい頑張ってくれ」クスリ
まゆ「はい」ニコニコ
本日の依頼完了!
169 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/07/28(火) 23:55:11.85 ID:hTVIlRvy0
本日はここまでになります
書いていて楽しかったです
明日の夜に再開します
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