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このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。
【安価】この闇に覆われた魔法の国で【コンマ】
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421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 20:17:41.01 ID:NJ6Owtum0
ああ
422 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 20:18:39.85 ID:gnMtmpR1O
>>420
>>421
ありがとうございます。
やってしまいましたなぁ…
ちょっと文考えてきます。
423 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 20:31:01.24 ID:gnMtmpR1O
順番を待ち、洞窟の中に俺たちも入る。
中はやはり明るい。
歩きながら周囲を見る
あちこちに照明が付いている、これらのお陰だろう。
しかし…こんな所に照明なんて、何だか無粋だな。
だが、そのお陰で洞窟の荒い道を踏み外す生徒もいないだろう。
そう考えていると、タイミングを見計らったかのように背後から人が倒れ込んで来た。
アシュリー「った!」
グリン「うわっ!?」
424 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 20:41:34.36 ID:gnMtmpR1O
これにはかなり驚いた。
右手で手すりを持っていなかったら二人揃って転落死するところだ。
アシュリー「ああ、ごめんなさい…」
グリン「…いいよ別に、気を付けろよ」
名前はアシュリーって言ったっけ…?
アシュリーは頭に包帯をグルグル巻いている子なので、印象に残っていた。
顔をよく見ると前髪を包帯と目が隠れるまで垂らしていて表情が良く読めない。
それで視界が悪く、足を踏み外したんじゃないのか…?
グリン「…」
指摘しようとしたが、怪我をしているなら仕方ないと思い直す。
俺も左腕が使えない事から人に迷惑を掛けそうだから。
425 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 21:02:10.69 ID:gnMtmpR1O
アシュリー「あのー…名前、何だっけ?」
歩いていると、アシュリーが声を掛けてきた。
グリン「俺?俺はグリン」
アシュリー「うん…グリン君ね、私はアシュリー」
グリン「アシュリーな。怪我してる者同士、よろしく」
アシュリー「怪我…ああ、うん。よろしくね」
…あれ、怪我じゃないのか?
426 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 21:04:15.99 ID:gnMtmpR1O
好感度+1
アシュリー 1 【知り合い】
427 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 21:09:35.12 ID:gnMtmpR1O
そうこうしていると
最後の階段を降り終えて、俺達は魔女の洞窟の底に辿り着いた。
さて、ここが精霊の溜まり場だというが
…何もいないぞ?
辺りは岩、岩、岩。
岩しかない。
生徒達がざわついている。
428 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 21:14:29.95 ID:gnMtmpR1O
最後のクラスが洞窟の底に到着した時、前方で誰かが出てきた。
その人は岩の壇上に上がる
コンマ1桁判定
0 温厚そうな人だった
1 成金だった。
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 武人だった
5 温和な人だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 天邪鬼な人だった
ゾロ目で特殊判定
↓1
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 21:15:23.95 ID:X1ISYomv0
せいいいい
430 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 21:21:28.18 ID:gnMtmpR1O
セシルさん把握しました。
一旦中断します。
再開後、ようやくグリンくんの属性判定をします。
431 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 22:33:43.28 ID:gnMtmpR1O
あれは確か黃のクラスの担任…
セシル「セシルです。皆さん、ここまでの長時間の移動、お疲れ様でした」
そう、セシル先生だ。
ロイアンが度々話題に出していたのを思い出す。
セシル「これから精霊達との契約を行う訳ですが、先ずは楽な体勢でお座りになって下さいね」
先生がそう言うと
生徒達は思い思いの姿勢で座りだした。
432 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 22:34:20.32 ID:gnMtmpR1O
セシル「座りましたね?」
暫くしてから先生はそう言って
上に何か合図を送る。
グリン「…?」
何が始まるのかと思った時
洞窟内の照明が全て消えた。
すると…
暗闇の中、色とりどりの淡い光が辺りを漂い始めた!
セシル「さあ、皆さん。目を閉じてください!始まりますよ!!」
433 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 22:41:34.36 ID:gnMtmpR1O
目を閉じる。
閉じ続ける。
すると目の前に何かがあった。
数秒間、向かい合う。
やがて、それが何なのか、俺は理解した。
グリン「─────────これは」
コンマ判定
01〜15 緑
16〜30 青
31〜45 黃
46〜60 赤
61〜75 紫
76〜98 白
ゾロ目 …?
00 色がない…!?
↓1
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:42:12.44 ID:n1fx5b75o
ぜろぜろ
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:42:13.04 ID:mYKpOnZP0
ん
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:43:16.49 ID:NJ6Owtum0
ゾロ目か
なんかヤバい?
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:43:27.89 ID:ctIzZ9TQo
お?
438 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 22:46:33.47 ID:gnMtmpR1O
四方八方から声が飛び交う。
望みの属性が手に入った歓声。
望まぬ属性が手に入った落胆。
はしゃいだ声色の話し声。
歌を歌っている奴までいる。
俺は一人、呆然としていた。
グリン「なんで…」
精霊は何も答えてくれなかった。
439 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 22:48:16.96 ID:gnMtmpR1O
属性も決まったところでグリン君のステータスを更新します。
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:50:29.86 ID:NJ6Owtum0
これは未覚醒かな?ハズレかな?
441 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:03:46.66 ID:gnMtmpR1O
グリン HP 20(【無の加護】+10)
防御 20(【無の加護】+10)
攻撃 15(【無の加護】+15)
素早さ 20(【無の加護】+15)
無属性
パッシブスキル
・魔物探知
・防御無視(魔法による防御補正を無効)
魔法
・無効化攻撃lv.1(確率で相手の攻撃魔法を無効化し、攻撃する。)
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 23:07:31.27 ID:NJ6Owtum0
結構上がったね
他のだったらどれくらい上がってたんだろ?
443 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:12:56.56 ID:gnMtmpR1O
精霊は俺の目の前で逃げてしまった。
あれは多分…黄色だった。
グリン「なんで…?」
先生達が何かを呼び掛けている。
色毎に集まっているようだ。
突っ立って見ていると、いつの間にか、集まっていないのは俺だけになった。
すると…
444 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:14:41.45 ID:gnMtmpR1O
コンマ1桁判定
0 温厚そうな人だった
1 成金だった。
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 武人だった
5 力こそ正義だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 天邪鬼な人だった
ゾロ目で特殊判定
↓1
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 23:14:55.15 ID:X1ISYomv0
虚無る精霊か
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 23:20:39.38 ID:NJ6Owtum0
黄色ということは本来は土の妖精だったのかな?
447 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:21:46.56 ID:gnMtmpR1O
?「おーう、どうした?」
教員の一人が俺の元に来た。
グリン「………」
?「もしかしてお前の精霊、色が無かったんじゃねぇか?」
グリン「色が無い…?いや、逃げてしまって…」
?「……………逃げたぁ?」
ちょっと来い。と俺はその教員に腕を引っ張られ、他の生徒達より先に洞窟を出ることになった。
448 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:22:47.12 ID:gnMtmpR1O
>>446
>はい。
赤=熱
青=水
緑=風
黄=土
柴=雷
白=光
となっていました。
449 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:29:26.96 ID:gnMtmpR1O
>>442
>他属性は各補正の平均が15になるように振り分けられる予定でした。
なので他と比べ少し低めですね。
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 23:34:57.82 ID:NJ6Owtum0
なるほど
451 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:37:47.93 ID:gnMtmpR1O
カール「どうすんだよ?」
オスカロ「私に言われましてもね…」
カール先生とオスカロ先生が俺の目の前に居る。
二人は透明がどうのこうと話していた。
透明…?
グリン「あの…俺は魔法が使えないんでしょうか…」
オスカロ「…ふむ、試してみるか」
452 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:52:58.92 ID:gnMtmpR1O
先生は人差し指を立てた。
オスカロ「まず、目を閉じる」
グリン「はい…」
先生は続ける。
オスカロ「次にイメージするんだ。自分がただの魂となり、自分の内側に入るイメージ。」
魂になり…自分の中に入っていく…
オスカロ「…やがて自分の肉体が何処にいったのか、感覚が無くなってくる」
オスカロ「そうしたら手を伸ばすんだ。」
手を伸ばす…?
オスカロ「実際に手を伸ばす訳ではない。イメージだよ、グリン。あるはずの無い手を伸ばすんだ」
そうか、手を伸ばす─────
オスカロ「やがて言葉が浮かんで来るはずだ。」
453 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/20(月) 23:58:42.13 ID:gnMtmpR1O
書き起こしてみればめちゃくちゃな文字列
しかしそれがどんな意味を持つのか
俺にだけは分かった。
グリン「【一切の無よ】」
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 00:08:48.22 ID:WEVfyrLY0
石川チックな魔法
455 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/21(火) 00:12:14.08 ID:J16V+G/HO
オスカロ「呪文がある!」
オスカロ先生の声にびっくりして目を開く
今のが…呪文?
カール「…しかし何も起こらないが」
オスカロ「何も起こらないが…興味深い…しかし、他の属性と比べてやけに短い呪文だったな…」
先生のテンションが高い
今までに見たことが無いくらいに。
それ程珍しい物なのか?
なんにせよ
ちゃんと俺にも精霊がいるらしい。
安心したら身体の力が抜け、尻もちを着いてしまった。
グリン「はぁ…なんなんだよ」
456 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/21(火) 00:13:14.51 ID:J16V+G/HO
今日はここまで!
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 00:13:43.74 ID:Ka1A1zjAo
おつ!
主人公っぽい!
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 00:16:25.25 ID:eOpmh7DiO
ステータス的には損だがキャラ的にはおいしいな
おつ
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 00:18:04.06 ID:WEVfyrLY0
おつ!
その精霊さん進化すると黄緑色に光らない?
460 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/21(火) 12:00:43.97 ID:FVRihNYUO
更新はまだですが、他の1年生の属性も決めておきます。
コンマ一桁判定
コンマ判定
01〜15 風
16〜30 水
31〜45 土
46〜60 熱
61〜75 雷
76〜98 光
ゾロ目 ??
レオン↓1
ロイアン↓2
ウータ↓3
ミナ↓4
レイア↓5
アシュリー↓6
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:01:43.85 ID:eOpmh7DiO
あ
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:02:52.83 ID:vMc/7GjSO
?
463 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/21(火) 12:03:43.45 ID:FVRihNYUO
あ…2桁判定の間違いです…
安価下にずれます
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:05:41.21 ID:mg6pXkN7O
あ
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:16:13.92 ID:6bMgBOBBO
よ
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:19:46.64 ID:WEVfyrLY0
ゲッタァァァァァァ
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:24:08.52 ID:JUNjPvZ3O
コンマ表の範囲から察するに光属性他より出現しやすいの?
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:24:38.98 ID:OTKBP4ONO
あ
469 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/21(火) 12:30:20.83 ID:FVRihNYUO
安価ありがとうございました。
ロイアン良かったな!
>>467
そうですね、そんなイメージでお話をこねこねしています。
考えているお話の都合上一人も居ないのが不味かったってのもありますが…
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/21(火) 12:37:34.18 ID:JUNjPvZ3O
希望通りってわけか
グリンは光だけは嫌い言ってたし、今後の展開楽しみ
471 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/22(水) 21:42:32.22 ID:/0EO8uLKO
すみません、更新明日になります。
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/22(水) 21:45:41.57 ID:GcO2Fuzdo
了解
473 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 22:23:05.86 ID:ZSCC7D7PO
オスカロ「明日、放課後私の部屋に来なさい」
生徒の集団から大きく遅れ学校に到着した俺は、帰り際先生にそう言われた。
グリン「………」
歩きながら振り返る。
カール?とかいう先生は俺にまずこう言った。
色が無かったんじゃないか?
確信めいたものを感じた。
そういう生徒が前例として居た?
俺は聞いたことが無かった。
グリン「…まあ、逃げられたっていうのも聞いたことが無いけどさ」
【6日放課後は強制イベントになります】
474 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 22:24:26.73 ID:ZSCC7D7PO
好感度+1
オスカロ 1 【興味】
カール1 【興味】
夕食
コンマ判定
80以上で描写
↓1
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 22:25:15.75 ID:/fyQrlDko
あ
476 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 22:37:22.55 ID:ZSCC7D7PO
飯を済ませ、部屋のドアを開けるとロイアンは居なかった。
グリン「…?」
まだ付き合いも浅いが
この時間には何時も部屋に居たので少し意外だった。
グリン「ウンコか…?」
ロイアン「ウンコじゃねえ!」
グリン「ひあ!!」
首筋に冷たい物が当たった!
ロイアン「うぉ…思ったより反応がでかい…」
グリン「いやふざけんなよ…」
こいつ…ドアの影に隠れてやがった…!
ロイアン「それより遅かったなグリン!」
477 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:09:08.28 ID:ZSCC7D7PO
グリン「あー…色々あったんだ」
ロイアン「色々?」
グリン「色々だよ」
これ…言って良いんだろうか?
先生達には口止めされてないけど…
目の前の男に言ったら間違いなく明日には広まっているだろう。
ロイアン「それよりグリン!属性何だったんだよ。俺は…光だ!!」
グリン「…光だったか、良かったな」
ロイアン「それで?」
グリン「………」
ロイアンに話す?
↓1
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 23:09:32.44 ID:ZaIedsQM0
話す
479 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:29:11.17 ID:ZSCC7D7PO
ロイアン「分からなかったぁ!?」
グリン「おい、深夜だぞ…」
俺は結局話してしまった。
精霊が逃げた事、しかし魔法は使えそうな事。
ロイアン「なんか面白そうな事になってるな…!」
グリン「他人事だと思って…俺は気が気じゃないんだけどな」
下手したら魔法が使えなくて落第だ。
目標にも届かない。
ロイアン「…で、明日先生に診てもらうんだろ?」
グリン「そうだけど、分かるかな」
ロイアン「分かるさ!そしたら俺にも教えてくれよ!」
ロイアンは必殺技も考えなきゃな…と呟くと欠伸をした。
グリン「俺の分は要らないからな。…そろそろ寝るか?」
ロイアン「そうするかぁ…」
480 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:35:20.75 ID:ZSCC7D7PO
1年目 6日
廊下は何時も以上に騒がしかった。
昨日の事も考えれば当然だろう、多くの生徒が属性の事を話している。
そんな事を考えながら教室のドアを開くと、中に居た生徒が静まり返った。
グリン「……」
朝イチだぞ?広まるの早すぎないか?
本日の授業です。
1限 数学
2限 歴史
3限 【基礎魔法学】
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 23:37:04.53 ID:dvqkUE/mo
2
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 23:37:34.92 ID:dvqkUE/mo
ごめん誤爆
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 23:41:55.17 ID:10CoU0r/0
2
484 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:42:18.73 ID:ZSCC7D7PO
【基礎魔法学】
例によってオスカロ先生はこの授業から元気を取り戻していた。
オスカロ「それでは、今日は呪文について話そうと思う」
オスカロ「まず、その唱え方だが…」
グリン「………」
そうか、まだ他の生徒は呪文を唱えていないようだ。
俺は昨日教えて貰った唱え方の説明をもう一度よく聞いた。
復習は基本だ。
485 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:43:52.48 ID:ZSCC7D7PO
コンマ判定
魔法理解度Lv1(25/100)
コンマ1桁、ゾロ目なら数字に+10
↓
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 23:44:45.82 ID:43+PDLrxO
あ
487 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:46:33.83 ID:ZSCC7D7PO
>>486
あまり理解出来なかった
魔法理解度Lv1(27/100)
488 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/23(木) 23:53:55.15 ID:ZSCC7D7PO
1年目 6日
放課後
酷い日だった。
休み時間はクラスメイトに次々に質問され息つく暇も無かった。
真っ黒な精霊だとか、虹色の精霊だとか、どうやら噂に尾ひれが付いて大袈裟な話になっているらしい。
放課後になった今も人が話し掛けてくる。
俺は先生に呼ばれてるからと、早々に教室から撤退した。
489 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/24(金) 00:09:14.73 ID:43GQIzJOO
オスカロ先生の部屋は近くの魔法研究棟にあった。
グリン「…」
俺はドアの前に立っていた。
教員の部屋を訪ねるなんて事は初めてだったので、自覚出来るくらいに緊張していた。
ドアノブに手を掛けると、力を入れていないのに回り、ドアが開いた。
オスカロ「来たか、まあ入りなさい」
490 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/24(金) 00:16:12.53 ID:43GQIzJOO
部屋の中は薄暗かった。
中に入ると、紙の匂いがする。
見回すと壁に本がぎっしりと並び、照明を塞いでしまっていた。
オスカロ「…少し置きすぎだとは思っているんだかね」
グリン「あ、いや…」
すると先生は机の方に行き、1つの光る玉を持ってきた。
魔石だ、青く光っている。
グリン「っ!?」
思わず後ずさる。
オスカロ「これは魔石だが…危険の無い物だよ。ほんの少ししか魔力を込めていないからね」
グリン「…この魔石で何を?」
491 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/24(金) 00:26:24.44 ID:43GQIzJOO
オスカロ「仮設を立てたんだよ」
グリン「仮設?」
オスカロ「君の言う事からだ、精霊が逃げたと言っていたな」
先生はそう言うと近くの椅子に腰掛けた。
手で俺も椅子に掛けるように合図を送る。
オスカロ「君の属性は、精霊の嫌がる性質を持っているんじゃ無いかと思うんだよ」
グリン「……」
オスカロ「精霊が嫌がる精霊…なんて、変な話だとは思うが」
先生は魔石を俺の前に差し出した。
オスカロ「例えば、魔法を消してしまうとかね」
492 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/24(金) 00:28:41.14 ID:43GQIzJOO
短いけど今日はここまで!
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/24(金) 00:31:35.12 ID:LVzOaOVco
おつー
494 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 22:44:25.07 ID:1LYcBTmoo
グリン「つまり…俺がこれに魔法を込めれば…」
オスカロ「込められた魔力は消える。かもしれない」
もう一度視線を下に落とす。
手の中にある魔石は淡く光り続けていた。
グリン「それじゃ行きます…」
グリン「【一切の闇よ】」
495 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:04:59.75 ID:1LYcBTmoo
俺は呪文を唱えた。
魔石の中の光は跡形も無く消え去っていた。
オスカロ「思った通りだ!」
先生はそう言うと、俺から魔石をひったくる。
魔石の中身を凝視してから、机に行き何かを走り書きする。
オスカロ「素晴らしいよ!間違いなく未知の全く新しい属性だ!!」
グリン「未知の…」
結局これが何なのか、先生でも分からない。
それでも、他と同じ魔法という事は間違いなかった。
グリン「しかし先生、楽しそうですね…」
オスカロ「当然だ!大発見だぞ!?」
そう言われれば確かに騒ぐ程の事かもしれないけど…
先生と俺はその後と、この属性の特性について調べる。
そして先生は、一旦の結論を付けた。
オスカロ「無属性。この呼称が相応しい」
496 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:10:52.56 ID:1LYcBTmoo
先生と別れた俺は
帰りの廊下を歩いていた。
グリン「無属性か…」
目で視認出来ないこの属性
作用するのは他人の魔法だけ。
今はどういう風に活用出来るのか、全く分からない。
グリン「俺、やっていけるのかなぁ…」
497 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:11:29.30 ID:1LYcBTmoo
好感度+1
オスカロ 2 【興味】
夕食
コンマ判定
80以上で描写
↓1
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/25(土) 23:12:03.49 ID:fXbgZETDO
はい
499 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:31:45.01 ID:1LYcBTmoo
就寝前
ロイアン「無属性かー…」
照明を消してこれから寝ると言うときに、ロイアンが呟いた。
グリン「…あんまり他の奴に言うなよ」
今日みたいな事になったら御免だ。
ロイアン「あーそれは無理だグリン」
グリン「なんでだよっ」
ロイアン「聞いといてくれって皆に頼まれてるんだなー、これが」
グリン「濁すとかさぁ…色々あるだろ」
ロイアンの返答は無い。寝やがった。
500 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:40:10.41 ID:1LYcBTmoo
1年目 7日
今日も何事も無く教室の椅子に座る。
レオン「はぁ…」
グリン「なんだよ、元気ないな」
レオン「いや、今日も体育があるなと思ってな…」
グリン「…?それが?」
レオン「俺、機械を壊しただろ?」
あぁ…そういえば
レオン「ユリアナ先生にあの後詰められてな…トラウマになったかも知れない」
確かにあの人が怒ったらかなり怖そうだな…
本日の授業です。
1限 【防衛学】
2限 体育
3限 歴史
501 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:46:42.31 ID:1LYcBTmoo
【防衛学】
防衛学という授業は初めてだ。
俺達は朝から教室を出て体育室に集まっていた。
クラスメイト達は防衛学とは何かを話し合っている。
暫くすると、入り口の方から誰か入ってきた。
コンマ判定
01〜20 ユリアナ
21〜40 カール
41〜00 知らない人
ゾロ目 獲得能力値ボーナス
↓1
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/25(土) 23:47:15.87 ID:wJj66SRQ0
あ
503 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:51:34.92 ID:1LYcBTmoo
コンマ1桁判定
0 温厚そうな人だった
1 成金だった。
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 武人だった
5 冷めた人だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 天邪鬼な人だった
ゾロ目で特殊判定
↓1
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/25(土) 23:53:26.91 ID:fXbgZETDO
はい
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/25(土) 23:53:30.99 ID:rPPkDvxxo
あ
506 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/25(土) 23:59:35.61 ID:1LYcBTmoo
ヨーク「皆さん、お揃いですわね!」
彼女はそう言うと勢いよく入り口のドアを閉める
ドアの音にクラスが静まり返った所で、こう続けた。
ヨーク「ヨーク・ゼレフィア。非常勤ですが、私が皆さんの防衛学を担当致しますわ、どうぞよろしく!」
グリン「ゼレフィア…」
どこかで聞いたような…?
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/26(日) 00:00:44.93 ID:SD/BD5jM0
知り合いの家かな?
508 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:09:33.91 ID:kIlQaBHso
ヨーク先生の授業が始まった。
ヨーク「防衛学とは、家族の命、仲間の命を守る為、いかなる時も最善の行動が出来る様に覚えるべき学問…」
ヨーク「しかし!1番に優先するべき命は…!!」
ヨーク「そこの包帯の貴方!」
アシュリー「ひゃい!」
アシュリーは良く先生に当てられる
包帯が目立つのだろう。
アシュリー「自分…ですか?」
ヨーク「そうですわ!その通り!!」
509 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:23:19.21 ID:kIlQaBHso
ヨーク「自分の身も守れない輩が、他の事を考えるなど言語道断!」
先生は拳を握りしめる。
ヨーク「逆に周りの迷惑になり、足を引っ張ってしまいます!」
アシュリー「はぇ…」
ヨーク「そう、各々が正しく自分の身を守れて、初めて他者の事を考える事が出来るのです」
その後、俺達は魔物が来た時の逃げ方、傷の手当、受け身のやり方などを教わった。
510 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:24:11.06 ID:kIlQaBHso
コンマ判定
コンマ下1桁/2、ゾロ目なら数字に+5
↓1 体力
↓2 素早さ
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/26(日) 00:25:22.07 ID:rZ2OEdLP0
あ
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/26(日) 00:27:53.67 ID:SD/BD5jM0
あ
513 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:30:26.23 ID:kIlQaBHso
身体能力が結構上がった!
体力 107+4 = 111
素早さ 27+4 = 31
514 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:33:55.14 ID:kIlQaBHso
1年目 7日
放課後
グリン「ふわぁ…」
今日は午前に連続で身体を動かす授業があったせいか
午後はずっと睡魔に襲われていた。
グリン「あとちょっとで寝るとこだった……さて」
1 誰かに会う(知り合い以上のキャラを記入)
2 どこかに行く
3 トレーニングする
4 ダラダラする
↓1
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/26(日) 00:34:02.59 ID:BsQxUbRDO
1アシュリー
516 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 00:58:50.43 ID:kIlQaBHso
教室を出て、廊下を歩き始めたところでアシュリーが視界に入った。
辺りを見回している。
グリン「どうしたんだよ?」
アシュリー「あ、グリン君…実は包帯、切れちゃって」
アシュリーは額を抑えている。
包帯が切れるって早々無いぞ…?
余程強く巻いていたのだろうか。
アシュリー「うぅ…替えの包帯持ってないかな…?」
グリン「あるけど…寮まで行かないと無いな」
アシュリー「それじゃあ悪いし…どうしよう…」
アシュリーはかなり困っているらしい
ふと俺は初日にお世話になった所を思い返した。
グリン「そういえば、保健室近くにあるぞ?」
アシュリー「え、そうなの?」
517 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 01:06:50.12 ID:kIlQaBHso
記憶を頼りに、俺は保健室にアシュリーを連れて行く。
グリン「えーっと…そうだ、ここだよ」
ドアプレートにも保健室と書かれている、間違いない。
アシュリー「ごめんね、ありがとう」
アシュリーはずっと額を抑えたままだ。
グリン「いいって。さて、包帯はあるかな…」
518 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 01:12:06.61 ID:kIlQaBHso
包帯は簡単に見つかった。
アシュリー「グリン君、本当にありがとう…」
グリン「気にすんなよ!じゃあ俺はこれで」
アシュリー「待って」
俺がドアに手を掛けようとするとアシュリーが呼び止めた。
アシュリー「私の額の事、聞かないでくれてありがとう…」
コンマ判定
ゾロ目、80以上で…?
↓1
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/26(日) 01:13:33.19 ID:IDWXQCqP0
ん
520 :
◆JK0uF1b7Y.
[saga]:2020/07/26(日) 01:21:19.15 ID:kIlQaBHso
好感度+1
アシュリー 2 【友人】
夕食
コンマ判定
80以上で描写
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