貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」

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718 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/05/29(土) 01:14:39.12 ID:TAt5j0GZ0


モモ「……本当にごめんなさい、女神様。全然信仰を増やせなくて……。こんなに良くしてくれてるのになにもできてないです」

なぎさ「そ、そんなの、全然気にしてないのです……! ――――あ、というか……」


 なんと言っていいかわからず、言いかけた言葉を引っ込めます。それと同時に胸が痛みました。

 こうやって申し訳なさそうにされると困ってしまいます。

 なぎさは本当は女神様じゃないから……。


モモ「このままじゃうちは教会じゃなくなってしまうかもしれません……だから、少しでいいので、協力してもらえませんか?」

なぎさ「ええと、なぎさはなにをすれば……?」


 モモのことは今ではただ純粋に、なぎさのお友達だと思ってます。

 だから、神も魔法少女も関係なく、できることなら協力はしたいと思うのです。……でも、何か嫌な予感がします。


モモ「『神様として』布教を手伝ってほしいんです!」

なぎさ「でも、それは……」

モモ「お願いします! こんなにすごい神様がいるんだって知ってもらえれば、みんなも信じてくれるはずだから……!」


 いつになくモモは食い下がります。

 当たり前です。自分の家の命運がかかっているのですから、そう簡単には引けません。

 なぎさが『神様として』魔法少女の力を見せつければ、信仰してくれる人は増えるかもしれません。モモの家は教会を続けていけるかもしれません。


なぎさ「……………あの、ですね」


 ……でも、もう限界だと思いました。

 これ以上自分を神様だなんて言い続けたら、人を騙してるのと同じ。



 そう思って言いかけた言葉は、不意に表のほうから響いた声のせいで遮られました。


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