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貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]:2021/03/14(日) 00:29:00.43 ID:cW32b/rq0
――――私の願いは復讐だった。
幸せすら奪われた私を更に不幸にした人への、『当然の報い』であった。
――――そして、願い<呪い>は叶ったのだ。
男たちもクラスメイトも、同業の魔法少女でさえも全て腐ってた。私はあの街の全てが嫌いだった。
あすみ(……本日の魔女発見か。ま、悪くはないわね? この街も)
この街は狙った通り魔女が居つきやすく、育ちやすい。魔法少女としてはそれだけで十分。
ここが私の新天地。この世界に綺麗な場所があるなんて期待してないけど、同業が少なくて腐ってなければもっと良い。
あすみ「キュゥべえからは一人だけしか聞いてないけど……」
結界の中、聞こえてきた“声”に振り向いた。そこに悪意はない。
なぎさ「あれっ! 巻き込まれちゃったひと――――じゃないのです?」
あすみ「なーんだ、こんな子供だなんて。警戒して損した」
なぎさ「いきなりなんなのです!? 初対面のひとにする挨拶じゃないと思うのです!」
あすみ「……ねえ、お嬢ちゃん。譲ってくれる気はある? この魔女と、これからこの縄張りに出る魔女の一部」
一応、向こうから来るならすぐに武器を振るえるくらいには警戒はしていた。
断られたからって激昂はしないさ。この魔女を取引道具として扱うならそれもやり方としては間違ってない。
あすみ「……」
この返答で相手を見定めていた。
見た目で侮って殺されるなんて愚の骨頂。そんな相手をたくさん見てきたから、その一員にだけはなりたくなかった。
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