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魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜

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231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:19:14.90 ID:xKqCyvWw0
1
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:19:38.12 ID:9GwOEk2DO
2
233 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 15:29:54.07 ID:grDVYom10
フィニー「リンナさん…大丈夫ですか?」


リンナ「…あんなのが、私の中にいたのね…」


フィニー「…はい」




リンナ「そして、記憶の改ざんも…」



フィニー「…」

リンナ「ほんと、私はバカね…ザルグはどうでもいいけれど、フィニーに、友達に不安を与えちゃうなんて…」

フィニー「ですが…私のことを考えて、やってくれたんですし、私はいいと思います」


リンナ「…それで、大丈夫なの、フィニー」

フィニー「はい」



リンナ「本当に、ごめんなさい…」



リンナ「ザルグにも、また謝らせてほしいわ」

フィニー「…そうですね。ところで…誰が付けたか、覚えていないんですか?」



リンナ「…私には、覚えがないわ」

フィニー「そうですか…」





リンナ「…フィニー。何かあったら、私に協力させて」


フィニー「…そうですね、いざという時、頼らせてもらいます」



判定↓1分×3、リンナ友好度+
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:31:58.60 ID:2nO1Xdiw0
第二王子関係の人かな?こっちにもまだ謎があるか
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:33:21.43 ID:2nO1Xdiw0
ちょうど内容に合わせて親友基準になったな
236 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 15:39:48.71 ID:grDVYom10
【夏休み 平日編1/4】


【3年生宿舎 サロン】



フィニー「ふー…」

ザルグ「それで、結局あの人は?」


フィニー「しばらく、学校にとどまるみたい。魔族の知識とかは先生たちには貴重なものみたいだしね」

ザルグ「そっか。レオリアンにとりついていたのも、あんな風にできなかったのかな…」

フィニー「そういえば、なぜレオリアンさんにとりついていた人は、狂気にとらわれてたのかな…」

ザルグ「そのあたり、少し聞いておいた方がいいかも…」




フィニー「…ま、とりあえず、夏休みだし…ね♡」

ザルグ「フィニー…」



ザルグ「とりあえず、それは学校ではなし、で」

フィニー「えー…」

ザルグ「せっかくの夏休みなんだし、いつもと一緒じゃつまらないでしょ」

フィニー「…それもそっか!」




安価↓2

1.誰かの領地に遊びに行く(女子のみ)
2.実家に帰省する(ザルグは必ずついてくる)
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:41:03.91 ID:2nO1Xdiw0
ksk
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:41:41.88 ID:NSXqBoxr0
2
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:41:52.24 ID:XVq+bjEnO
1 スリア
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:44:42.66 ID:2nO1Xdiw0
レオリアンについての聞き込みか
フロウ先生の研究の手伝いでフォスターから何か聞き出せるのかな?
241 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 15:46:16.88 ID:grDVYom10
フィニー「それでは…改めて、挨拶に行きませんか?」

ザルグ「うん、そうだね」



ザルグ「道中を調べておかないとね」

フィニー「はい♡」



「おおっと待ったなぁ!!!」




フィニー「安価↓2さん!?」



安価↓2もついてきます

ただし、ザルグと2人で行きたいのなら、『なし』と書いてもらえると。


ただし、ザルグと2人きりのメリットはありません。
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:47:22.41 ID:2nO1Xdiw0
アイリスかな?待ったいいそうなのは
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 15:48:39.22 ID:WMOsbgUiO
アイリス
244 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 16:01:25.55 ID:grDVYom10
アイリス「許せないわ!不純異性交遊は!」

フィニー「アイリスに言われたくないなあ」



ガレス「まあ、僕もアイリスの家に行く予定だしね。悪いけど一緒に行かせてくれ」

ザルグ「それは構わないよ。せっかくだし、フィニーの昔の話でも聞かせてもらうよ」




(そして…)



【帝国領 マーク・エル教会】


ザルグ「無事ついてよかったね」

フィニー「うん」


アイリス「うう、緊張してきたわ…」

ガレス「そうだね…」



ザルグ「なんでいるの…」


アイリス「フィニーを守るためよ!!」


ガレス「…といってはいるけど、さっき話したけれど、僕たちもよくここでお世話になったからね。シスターエルに挨拶に行こうと思ったんだ」

フィニー「まともなことしゃべってるー」

ガレス「変なことを言うのはアイリスだけだよ…」




エル「お帰りなさい。3人とも。そして…始めまして、になるかしらね」

ザルグ「はい…」
245 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 16:15:13.88 ID:grDVYom10
【客間】


ガレス「と、いうわけで僕はアイリスと結婚するつもりなんです」


エル「…おめでとう、2人とも」

アイリス「すごい複雑な顔に…」



シスターエル「なんというのかしらね…おいて行かれた感じしかしないわ!!」


フィニー「シスターエル…」

ザルグ(なんでこの世界の女性は結婚が怪しいんだ)



フィニー「ですが、シスターエルは私にとっては母親みたいなものです」

シスターエル「フィニー…」




ザルグ(実際は、おばさんなんだけれどね…)


シスターエル「今日は、ゆっくりと…話をしましょうね」





【夜 女子部屋!】



フィニー「はー、楽しかったね!」

アイリス「そうね…昔を思い出したわ」

フィニー「あー、そうだよね。昔は、よく泊ってたもん」


アイリス「…あの頃は、よかったわね」

フィニー「いうほどかな…」

アイリス「それもそうね」



フィニー「アイリスは、卒業したらどうなるの?」

アイリス「そうね…帝都で過ごすことになると思うわ。兄さんが領地を継がないのなら、ガレスと一緒にこの領地を…ってなると思うけれど」

フィニー「そっか…」



アイリス「フィニーは、クロウズ領の領主夫人でしょ?大変だと思うわ」

フィニー「そうだね…実際、まだクロウズ領は荒れてるし、尽力していかないと」

アイリス「ええ。嫌になったらこっちに帰ってきていいのよ?」

フィニー「帰らないよ…」




アイリス「ねえ、フィニー」

フィニー「?」

アイリス「安価↓2」

1.男の人って、何がスキかしら
2.ザルグと幸せになれそう?
3.ザルグから変なことされてない?
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:18:15.80 ID:WMOsbgUiO
2
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:18:28.47 ID:7QuvitiCo
一番言いそうなのは3だけどザルグが死ぬ
2
248 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 16:31:23.56 ID:grDVYom10
アイリス「ザルグと幸せになれそう?」

フィニー「うん。それは間違いないよ」


アイリス「そうなの…なら、いいのだけれどね」

フィニー「アイリスはどう?」


アイリス「もちろん、幸せになってみせるわ。ただ…ガレスが、私をそういう風に見ていたのが、一番のオドロキかしらね」

フィニー「…気が付いて、なかったんだ」

アイリス「え?」



フィニー「仮にも皇族がさ、とおい領地の孤児院訪問に何回もついてくるとおもう?」

アイリス「…あ」


フィニー「そういうことだと思うよ。アイリス、鈍感だね…」

アイリス「ふぃ、フィニーにこんなことを言われる時が来るとは思わなかったわ…」



フィニー「また、会えるといいんだけどね、アイリス」

アイリス「…そうね。といっても私たち4年ぶりの再開だったじゃない」

フィニー「うん。だからこそ…これからも、また会いたいよ」

アイリス「そうね。頑張って…機会を作りましょう」




【そのころ男子部屋】


ガレス「前立腺…?」

ザルグ「うん、きもちいいよ、アレ」

ガレス「勉強になるなぁ…」

ザルグ「だけれど、あんまり強要しない方がいいよ」

ガレス「フィニーって変態なんじゃないかな…って不安がでてきたけどな…」


アイリス友好度判定↓1×2分、+
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:32:03.99 ID:9GwOEk2DO
はい
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:39:46.94 ID:2nO1Xdiw0
横で男子がアレな会話しとるとは思うまい

それとめっちゃ上がったな
251 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 16:42:47.75 ID:grDVYom10
【翌日…】



フィニー「それじゃあね、アイリス」

アイリス「ええ」



ガレス「勉強になったよ、ザルグ」

ザルグ「???」←酒に酔っていたため、昨日の記憶がない





フィニー「さて、どうしましょうかね」

ザルグ「そうだなぁ…」



ザルグ「フィニーは、どこか行きたいところある?」

フィニー「うーん…安価↓2」


1.街をうろついてみましょうか
2.教会でのんびり
3.テクニックを磨こう
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:44:34.93 ID:2nO1Xdiw0
kskst
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:47:42.51 ID:WMOsbgUiO
2
254 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 16:57:29.80 ID:grDVYom10
フィニー「教会でのんびりしよう?」

ザルグ「そうだね。そういえば、ここって本とかないのかな。古い奴とか…」



シスターエル「ああ、そういえば書庫にあるかもしれないわね」

ザルグ「見てもいいですか?」

シスターエル「ええ、もちろんよ」





【教会 書庫】



ザルグ「ふむふむ…」

フィニー「どうかな?」



ザルグ「やっぱり古いだけあって、貴重なものがたくさんだね」

フィニー「そうなんですか?」

ザルグ「もらえたりしないかなぁ…」

フィニー「いえばもらえそうですけどね。ところで、どの本を?」


ザルグ「これとこれと…あとこれとか…?」



安価↓2

1.シスターエルの手記
2.魔動機の歴史
3.夜の本
4.刻印に関する非人道的な研究書
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 16:59:51.16 ID:9GwOEk2DO
1
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:00:09.60 ID:HeVojasW0
3
257 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 17:05:26.60 ID:grDVYom10
フィニー「…これは、ちょっと…」


ザルグ「ん…うわぁ!?ち、違うからたまたま取った本に混じってただけだから!」



フィニー「…ですが、勉強になりますね」

ザルグ「そ、そうなの?」



フィニー「なんだったら、ここで実践とか…」

ザルグ「だ、ダメだって!!」


フィニー「えー…しょうがない、ですねぇ♡」





シスターエル「お帰りなさい…どうしたの、うれしそうに」

フィニー「いえ、楽しかったですし、ザルグも悦んでくれたので♡」

シスターエル「?」




ザルグ「勉強になりました…」

シスターエル「そ、それならいいのよ…」



判定↓1分の半分、基礎魔力+

判定↓2の1の位分、テクニック+
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:11:25.36 ID:WMOsbgUiO
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:11:27.61 ID:9GwOEk2DO
はい
260 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 17:28:22.98 ID:grDVYom10

「フィニーねーちゃんのその人だれ―!?」

「彼氏―!?」



フィニー「そうだよー」

「えーっ、すごーい!!」

「メシマズでも彼氏作れるんだ!」


フィニー「誰!?今メシマズとか言ったの!?」


ザルグ(否定はできないなぁ)


「魔法学園に行くとこんなかっこいい人と出会えるんだ!」

「私も魔法学園に行くぞー!!」



ザルグ「かっこいい、か…」

フィニー「照れてる…」



シスターエル「学校でのフィニーの活躍とかを、よくこの子たちは聞いているのよ」

フィニー「そうなんですか…」

シスターエル「おかげで、まじめな子が増えて楽になるわ!」

ザルグ「まあ、魔法学園に行くのも簡単じゃないですよね…」



フィニー「…あ、そうだ。せっかくだし、私、練習してもいいですか?」

ザルグ「なるほど」



シスターエル「なるほど、魔法の私塾ね。いいわ、楽しそうだし」


フィニー「よーし、それじゃあ…」


判定↓1
00〜30:完璧に教えることができた!
31〜66:…まあまあだ
67〜90:う、うーん?
91〜99:完璧だ…!
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:31:01.75 ID:HeVojasW0
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:33:41.58 ID:SsV7dn+ho
最初はしゃーない
263 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 17:49:05.99 ID:grDVYom10
フィニー「…と、いうわけです!」


「わからないよー!!」

「というかカビ魔法って何!?」

「4大魔法から行こうよ!」




フィニー「はい」


ザルグ「ほんとなんで融合魔法だしちゃったの…」


フィニー「うっかり…ですね」



フィニー「もう一回!おねがいします!!」



シスターエル「はいはい、とりあえず、夜ごはん終わってからね」




(そして…)



フィニー「…と、いうわけです」

「魔法使えないよー!?」

「あ、俺は使えた!」

「なんでだろー」



ザルグ「フィニーさんを見てて忘れてたけどさ…魔法ってある程度適性が必要だよね」

フィニー「そういえばそうでしたね…」



判定↓1の1の位分、『指導』の能力+(以前に1年生に指導していたのもあり、初期値は判定↓1の10の位の2倍)
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:50:36.19 ID:WMOsbgUiO
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:51:58.60 ID:giA1HpydO
また2年生に教えに行ったら上がる?
266 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 17:57:25.05 ID:grDVYom10
【翌日!】



フィニー「それでは、シスターエル。ありがとうございました」

ザルグ「ありがとうございました」



シスターエル「いいのよ。フィニー。あなたの家は、ここよ。気軽にはこれないだろうけれど…また、帰ってきていいのよ」

フィニー「はい!」



シスターエル「ザルグ。フィニーをよろしく頼むわね」

ザルグ「はい。この命に代えても」




【帰りの馬車…】


フィニー「今から帰ると、お昼にはつきそうですね」

ザルグ「…せっかくだし、ちょっと寄り道していこうよ」

フィニー「いいですね♡」







【魔法学園 夜】


クラウス「おーい、スリア。フィニーたちって帰ってきたか?」

スリア「フィニーさんですか?そういえば帰ってきていませんわね」

テスラ「あっちで何かあったのかな」


レイン「うーん…」

ナンナ「実家へのご挨拶だから手間取ってるのかもしれませんわね…」



翌日朝、帰ってきた。
267 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 17:58:55.81 ID:grDVYom10
休憩入るので安価だけ投げます


フィニー「今日は、安価↓2!」


1.生徒と交流
2.街に遊びに行く
3.先生の研究の手伝い



>>265
上がりますね。まあ初期値1ということなので、できる人にしかわからない教え方なのかもしれませんが…
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:59:41.64 ID:giA1HpydO
2
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 17:59:47.55 ID:HeVojasW0
1
270 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 19:42:07.43 ID:grDVYom10
ザルグ「…」

フィニー「ザルグ…いやその…ね?」


ザルグ「アレは、本当にもう禁止だからね。次やったらボクですら怒るよ」

フィニー「はい」




そんな2人に、声をかけてきた安価↓2が!
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 19:44:22.05 ID:hdn/2ctD0
レイン
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 19:44:51.99 ID:0jxq+zdB0
スリア
273 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 19:57:09.88 ID:grDVYom10
スリア「どうしたんですの、ザルグさん。お尻を抑えて…」

ザルグ「…いろいろ、あったからね」


スリア「ザルクラ?」

フィニー「そんなことはしませんよ!」




スリア「前に言っていた…隠し部屋の件です」

フィニー「なるほど。フォン先生の話によると…この辺りですね、旧校舎」


スリア「ふむ…」

ザルグ「何かあるのなら…この辺りか、この辺でが怪しそうだね」

スリア「…職員棟、ですわね」






フィニー「…この辺、ですかね」

スリア「…おねがいします、フィニーさん」


フィニー「…ディヴェルド・ルナ」




ザルグ「小さくまとめたディヴェルド級…」

フィニー「コントロールしやすいんだよ、ディヴェルド。まあ下手に打つと学校消えちゃいそうだったけど…」

スリア「行きましょう!」


フィニー「あ、私が先頭に立ちますよ。暗視もありますし…」





【???】


フィニー「真っすぐな道ですね」

ザルグ「ただ、少し傾いてる、かな」

スリア「…今更ですが、本当にすいません。私の、わがままに…」



フィニー「いえ、私も気になるんですよ…ん?」

ザルグ「光が…!」

スリア「出口、ですわね」

274 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:03:00.39 ID:grDVYom10
【学長室】



「…」



フィニー「あの方は…」

ザルグ「もしかして、あなたが学長、ですか?」



アンゼリカ「ええ。私が、この辺魔法学園の学長である…アンゼリカです」




スリア「…」


アンゼリカ「…!」


スリア「…」



アンゼリカ「そうですか…」


スリア「お姉さま…なぜ…?いえ、そもそも、貴方はお姉さまなのですか?」



アンゼリカ「…そうですね。そのことについても、話しておかなければなりませんね。ルナにも…」


フィニー「お母さんを知ってるんですか!?」



アンゼリカ「え?」


アンゼリカ「…確かに、よく見たら身体が違いますね」

フィニー「…」

ザルグ「学長。ボクも聞いていい話ですか?ダメなら…」


アンゼリカ「いえ、貴方にも、聞いてもらっても大丈夫です」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 20:04:46.40 ID:giA1HpydO
これが姿を見せない訳か
276 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:21:24.25 ID:grDVYom10
アンゼリカ「…まず、この『身体』のことですが…この子は、昔魔法学園に通っていた人の体です」



スリア「ええ、わかりますわ。なぜ、今そのままなんですの?」



アンゼリカ「今から10年前…私は、本来の体でした」



アンゼリカ「ですが…」

フィニー「…?」



アンゼリカ「…どこまで信用してもらえるかわかりませんが、話を続けますね」



アンゼリカ「この国の、第2王子が…この方を見初めたのです」



ザルグ「それは、ありえる話だろうね…」

フィニー「美人なスリアさんのお姉さんですしね」




アンゼリカ「ですが、彼女はそれを断りました。あの王子は…あまり評判が良くなかったのですから」


スリア「そうですわね」



アンゼリカ「ですが、当然それに怒り狂った王子は…執拗に、この方…『フレーズ』さんに嫌がらせ…という表現は生優しいですね」


アンゼリカ「無理やりにでも、連れて行こうとしていたのです」



スリア「…その話は、兄さまから聞いたことがあります」



アンゼリカ「…ですが、私はアドラーの領主でもあり、生徒を守る立場でもあるので、過度な干渉はやめてもらいたい…言うように伝えたのです」



アンゼリカ「ですが…」




【10年以上前…魔法学園 中庭】



アンゼリカ「…フレーズさん?」

フレーズ「学長。本当に申し訳ないです」

アンゼリカ「いいのですよ。さすがに、彼のやり方は…」

フレーズ「私も、家のため…ならば構わないのですが…それでも、魔法学園を卒業するまで待ってほしい…と伝えているのです」

アンゼリカ「…彼は、そのような言葉、耳にしないでしょうね」

フレーズ「はい…」


アンゼリカ「ですが、大丈夫です。あなたもまた、自ら道を決めれば、それで…」


アンゼリカ(ルナお姉さまのように…)

277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 20:27:13.68 ID:7QuvitiCo
メリアとは別の姉妹?
278 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:29:12.08 ID:grDVYom10
(ガサガサっ)

アンゼリカ「!」


フレーズ「!?」



アリエース「よう、フレーズ。それに学長も」


アンゼリカ「どうやって入ったのですか?」


アリエース「いやだなぁ、俺は王族です。顔パスというものですよ」



フレーズ「アリエース様…申し訳ございません。学園を卒業するまで、待っていただけませんか?」


アリエース「ああ、その話か。もういいぜ」

フレーズ「え…!」



アリエース「てめえら気に入らねえからよ。ここで死ねや」



ギース「どうも、アンゼリカおばさん」


アンゼリカ「…誰?」


ギース「ああ、別に構いませんよ。気が付かなくても、いいので」



ギース「ディヴェルド・ソルディス・ルーチェ!」



アンゼリカ「どこを…あっ!!」


アンゼリカ(宿舎を狙って!?)


アンゼリカ「ディヴェルド・アー・ルーチェっ!!!」

フレーズ「学長!!」


アリエース「おめーも死ぬんだよ」

フレーズ「いやっはなしてください!!」


アリエース「ああ、でもせっかくだ。楽しませてもらおうかな」



アンゼリカ「この、魔力は…!!」

ギース「まあ、まっとうに戦えば五分五分でしょうけどね。守りながらの戦いなら…僕が勝ちますよ」



アンゼリカ「っ…」


279 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:32:48.07 ID:grDVYom10
アンゼリカ「あ…」



アンゼリカ(私は、もう体が、顔と右手しか残っていなかった)


アンゼリカ(魔族特有の生命力であっても…死ぬのは目に見えていた)



アンゼリカ「ふ…」


アンゼリカ(目の前には、フレーズさんの体が)


アンゼリカ「…!」


アンゼリカ(でも、私の光陣の大刻印で、わかってしまった)


アンゼリカ「し…」


アンゼリカ(フレーズさんは、殺された、あの、王子に)



アンゼリカ「…」



アンゼリカ(そんな時、私は、あることを考え付いた。寄生型の、魔族の真似事だ)


アンゼリカ「っ…!!」


アンゼリカ(フレーズさんも、刻印こそなくても…魔力を持っている。だから…)



280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 20:35:11.60 ID:2nO1Xdiw0
メリア誰かと思ったら最初出てきた姉の名前か....フレーズに変更あった感じ?

そういやアンゼリカもルナの姉妹なんだね...ローレとは別人?
281 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:44:31.19 ID:grDVYom10
>>277
やべえ普通に忘れてたよ…
フレーズ⇒メリアでお願いします…

>>280
7人姉妹+2人の男兄弟ですので別人ということで


【現代】

アンゼリカ「…」



スリア「…許せません、わね」


フィニー「ギース…私の、いとこになる人、ですよね」


アンゼリカ「ええ。私は生きていると伝わったようですが…彼らは、気にも留めませんでした」



ザルグ「今の話、証拠も何もない、ということなんですよね」

アンゼリカ「ええ」

スリア「ザルグさん…」

フィニー「…」

ザルグ「だけれど、それが真実なら…」

アンゼリカ「…」




アンゼリカ「…もう1つの話を。フィニーさん」

フィニー「はい。と、いっても今の話である程度わかりましたが…」



アンゼリカ「ええ、私は、ルナお姉さまの妹でもあります」

フィニー「と、いうとシスターエルやデナント卿の妹でもあるんですね?」

アンゼリカ「ええ、そうなりますね。デナント卿…兄さまはある程度交流もしていました」


フィニー「…」


フィニー「なんで、教えてくれなかったんでしょうか」

アンゼリカ「それ、私もなんですよね。ルナお姉さまの娘が入学してくるなんて聞いてませんし」

フィニー「…うーん?」


アンゼリカ「…スリアさん。貴女はどうしたいですか?」

スリア「え?」


アンゼリカ「この肉体を丁重に…という気持ちはわかります。ですが…私も、このまま渡すと、死んでしまうのです」

スリア「それは…」


フィニー「あの…フォン先生が前に作っていた魔法生物に乗り移るのはどうでしょうか」

アンゼリカ「え!?あの人そんなの作ってるの!?」

ザルグ「ホウレンソウが行き届いてない…」

282 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:52:17.45 ID:grDVYom10
アンゼリカ「もう少しだけ…この体をお借りしていいですか?」

スリア「…わかりました」


アンゼリカ「…フィニーさん。頑張ってくださいね」

フィニー「…はい!」




【魔法学園】


フィニー「ふぅ…」

スリア「…いろいろと解決しましたわね」

ザルグ「そうだね」


スリア「改めて…ありがとうございました」

フィニー「いえ…」


スリア「それでは先に戻っていますわね!」



ザルグ「フィニーさん」

フィニー「そうですね。デナント卿は、なぜ伝えなかったのでしょうか…」

ザルグ「…気にしない方が、いいのかな」



判定↓1×3スリア友好度+




283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 20:53:18.60 ID:91i4hxmg0
284 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 20:54:48.82 ID:grDVYom10
と、いうわけでお風呂タイムです


安価↓2の領地に遊びに行く感じで。


3週目は、クラウスのとこにみんなで行こう!のイベントになります
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 20:55:57.52 ID:91i4hxmg0
一旦乙
ksk
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 21:00:07.94 ID:0jxq+zdB0
テスラ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 21:01:32.30 ID:2nO1Xdiw0
女子限定だっけ?好感度どれくらいから領地いけるんだろ?とりあえずレイン

影響ありまくりなきょうだいだな
長男:トレズガー 先代魔族の王
次男:デナント卿
長女:シスターエル  
四女:ルナ    フィニーの母
王国ベルウォール家の嫁
帝国エラーディア家の嫁
公国メーデル家の嫁
ローレ   ルナの妹 現代にも似た感覚の人がいる
アンゼリカ アドラー領領主で学園長 ルナの妹
288 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 22:06:49.69 ID:grDVYom10
あー…

テスラ×ナンナと、ザルグ×フィニーのダブルデート編でいいですか?
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:14:25.97 ID:91i4hxmg0
OKです
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:16:04.13 ID:2nO1Xdiw0
>>286じゃないけどいいと思うよ
291 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 22:32:44.53 ID:grDVYom10
ナンナ「フィニーさーん」

フィニー「ナンナさん?どうしたんですか?」



ナンナ「実はですねー…」



ザルグ「なるほど。ダブルデート」

テスラ「う、うん。そんな感じかな」



テスラ(それで、期を見てその…チューとかしたいんだ)

ザルグ(OKだしてくれると思うけど)

テスラ(恥ずかしいんだよ!)



フィニー「でも、いいですね、クレストリアにいって、いろいろ見て回りましょう」







【クレストリア領行の馬車内】



フィニー(えっと…安価↓2としゃべろう)


1.テスラ
2.ナンナ
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:33:16.60 ID:2nO1Xdiw0
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:36:29.16 ID:9GwOEk2DO
2
294 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 22:52:41.12 ID:grDVYom10
フィニー「ナンナさーん」

ナンナ「は、はい。どうしましたか?」


フィニー(なんだかすごい緊張してますね…)


ナンナ「こういうの、まったく慣れてないんですよー…」

フィニー「ああ…なるほど」



ナンナ「…こ、こういうのって…その…」

フィニー「?」


ナンナ「キスとか求められたりするんですかねー…?」

フィニー「間違いないでしょうね…」

ナンナ「!」


フィニー「テスラさんも男子ですからね。もうナンナさんにキスしたがってますよ」

ナンナ「あうう…」





ザルグ(フィニー適当なこと言ってそう…)

テスラ「だ、大丈夫かな…家に来て、とか結構面倒なんじゃ…」

ザルグ「今更だなぁ…結婚してうんぬんまで話してるんだから今更だよ」

テスラ「そ、そうだよね…」




フィニー「…男はみんな野獣なんですよ」

ナンナ「…それ、ザルグさんもなんですか?」

フィニー「…そうですね!」



ザルグ(ツッコミ入れたいけれど、入れると面倒になりそうだし、いいや)


テスラ「そろそろ、つくかな」




295 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/19(日) 22:53:25.84 ID:grDVYom10
と、いうわけでこの辺で


また明日、になると思います
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:54:52.22 ID:2nO1Xdiw0
乙です
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:56:46.30 ID:9GwOEk2DO
乙です
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:57:30.18 ID:91i4hxmg0
299 : ◆50Z6EuXmS6 :2020/07/19(日) 23:33:34.15 ID:grDVYom10
大体の謎って解明しましたよね?
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 23:53:19.95 ID:7QuvitiCo
あとジエルグの王子くらい
ついでにジエルグ出身のウオヌマが魔法を使えるのは7姉妹のうち行方不明の一人がジエルグに行ったからと思ったけど、結局最後の一人はアンゼリカだったのでルーツが分からなくなったとか
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 23:54:19.76 ID:2nO1Xdiw0
多分ね。他に残りは
魔族を呼びだしてレオリアンに憑依させたというローレ似の人の正体
リュウの出自
500年前に他の妹たちは人として生きる道を選んだときいたけど、未だに元気そうなアンゼリカ学長(行方不明になった妹に該当するなら単にシスター達が知らなかっただけかもしれないけど)
存在だけ語られた王国にいったという火と水、公国にいったという土の魔族の末裔のその後
闇に比べてあまり出てこない光魔法
大陸歴350年に魔物の軍勢を呼びだした元凶
リンナの長兄は魔族に殺されたとして、変死を遂げたという次兄の真相
ぐらいか
あと1年時の遠足の襲撃犯の犯人って出てた?
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:00:37.75 ID:07ATJnsC0
と思ったらアンゼリカが持ってるのが光の刻印だったか
すべての魔法に適性がないと闇も光も使えないと聞いたけど、どっちに分岐するかの違いってなんだろ?
同じ風の一族で闇(エルとフィニー)と光(アンゼリカ)で分かれてるから血筋関係なさそうだし
303 : ◆50Z6EuXmS6 :2020/07/20(月) 11:19:27.58 ID:mfjKIDiF0
とりあえずもう答えちゃってもいい案件だけ
>>300
ジエルグの王子って?→リュウです リュウと仲良くなると分かる内容でした

ジエルグで魔法が使えるのは?→そもそもジエルグには普通に魔法があります インブリードが強まってるのでむしろ大陸よりも強いくらいです ウオヌマさんもフィニーと同じタイプの眼球に刻印があるタイプでした

>>301
アンちゃんがなんで学長してるの?→アンちゃんは何代も前のアドラー領の領主と結婚したからです 実はアンちゃんの子孫も普通にいるのですが第二王子襲撃があった事を警戒して領主に据えてません 生きてる理由としては、旦那に学校を見守って欲しい…と遺言を残されたからですかね


聖種の末裔は?→火はクロウズ領、水はベルウォール領、土は旧フィンドリング領に行ってます。その中で火だけはどうも血が分かれちゃってエンドの所が1番濃くなってしまった感じ

変死って?→実際は行方不明でルナとかの召喚の生贄にされてます

>>302
光か闇になるかは変わる前の刻印次第です
火・水→光
風・土→闇
です



304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 12:20:08.05 ID:Zo1/gDr3O
ヴェルドがアールグレイ家にたどり着いた経緯も謎かな
横領などの不祥事が続きかなり領地を失った家と最初のほうにあったけど、そんなダーティーなとこがよく養子にしてくれたね
305 : ◆50Z6EuXmS6 :2020/07/20(月) 12:36:14.85 ID:mfjKIDiF0
そもそもアールグレイ家の横領容疑自体が難癖なんです
養子に迎え入れれたのはフィンドリング商会の後ろ盾ですけどね ゼルドが利用できる、と判断して親に進言した形です
まあ6歳の判断がどこまで親に参考になったのかは不明ですが
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 17:17:25.97 ID:NJ6Owtum0
解答感謝、身近にいろいろな人いるもんだねぇ
それとアールグレイ家はまだわからんけど、今回判明したリンナの次兄、メリア、アンゼリカと今までの数々合わせて第二王子業積み過ぎだわ....
307 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 20:16:16.48 ID:foEfAFPi0
ルナを呼び出したのが、一番の目的ですからねぇ、第2王子。

まあ>>1としては都合の悪いこと全部押し付けてるんだがな!ガハハ!ガハハ!!



始めますかね
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:23:29.87 ID:NJ6Owtum0
アリエースって奴の仕業なんだ
了解
309 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 20:32:01.86 ID:foEfAFPi0
【テスラの家】

テスラ「ただいまー!!」



テスラ母「お帰りなさい…あ」


ナンナ「は、始めまして!!」



フィニー「お久しぶりです」

ザルグ「同じく、お久しぶりです」

フィニー「え?」



テスラ「前、夏休みに2人と泊まりに来たんだよ」


テスラ母「それよりあんた、あの子…」

テスラ「う、うん」


テスラ母「どこで見つけてきたの?すごい可愛い子じゃない!あ、フィニーちゃんも可愛くなってるわよ!!」

フィニー「あはは…どうも」



テスラ母「ザルグ君は相変わらず流されそうなタイプね!」

ザルグ「ひどい」




テスラ「それじゃあ、2部屋よろしくね…」


ナンナ「!」



フィニー(ここ、防音大丈夫かな…)

ザルグ(ストップストップ。というかフィニーとナンナさん、ボクとテスラじゃないの、分け方)

フィニー(…言われてみれば!!)




テスラ「そ、それじゃあ街を回ろうか!」

ナンナ「そ、そうですね!!」




フィニー(えーっと…どうしようかな…安価↓2…)


1.テスラにアドバイス
2.ナンナにアドバイス
3.ザルグと一緒に2人を尾行
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:33:11.08 ID:VP+W2g5g0
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:33:47.67 ID:ebsSURrN0
3
312 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 20:38:41.91 ID:foEfAFPi0
フィニー「それじゃ、行こ!ザルグ」

ザルグ「そうだね。2人とも、がんばって」




テスラ「お、おうよよっよよ…」

ナンナ「はっはいー!!」





フィニー(さて、と…)

ザルグ(うん、わかってる)






テスラ「そ、それじゃあ街を案内するね」

ナンナ「え、ええ!」





((尾行だ…!!))




フィニー(それにしても2人とも割と奥手なんだね)

ザルグ(…)

フィニー(ザルグ?)



ザルグ(フィニーが大胆すぎるんだよ…)

フィニー(う…)

ザルグ(ボクは、うれしかったけどさ…)

フィニー(…あの時は、想いが進み過ぎて…)

ザルグ(…いや、フィニーが後悔してないならいいんだよ。あ、動きが!)



判定↓1
00〜25:よさそうなお店に入った!(2人の仲進行度+1)
26〜50:ああっ!不良に絡まれた!(2人の仲進行度+2)
51〜75:困ってる人を助けて…(進行度+3)
76〜99:ラッキースケベだ!!(進行度+5)
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:39:12.71 ID:NJ6Owtum0
314 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 20:52:23.84 ID:foEfAFPi0
テスラ「あ、レストのとこのおばあちゃん。どうしたの?」



「実は、この辺りで落とし物をしてしまって…」


ナンナ「それは…」




フィニー(この人通りで落とし物かぁ…)

ザルグ(テスラにはきついかもね…)

フィニー(そうですね。私であれば、刻印でごまかしがききますけど…)


テスラ「わかったよ!僕も探すのを手伝うよ」

「えええ!?この人通りじゃあ…」

テスラ「いや、いいよ。おばあちゃん、ずっと探してたんでしょ?そんなに大切なものをなくしたのならほおっておけないよ」



テスラ「…ごめん、ナンナさん。2人と合流しても…」

ナンナ「ふふ、大丈夫ですよー」


ナンナ「私も、手伝いますから―」


テスラ「ナンナさん…」


ナンナ「その優しさ、とっても素敵ですよー!」

テスラ「ありがとう…!!」




フィニー(それじゃ、私たちも手伝いましょうかね)

ザルグ(そうだね。ああいうのは、ボクも見習わないと…!)





小一時間後…



テスラ「あったよ!」

「ああ、これだよ…ありがとう…ありがとう…」

ナンナ「あんまり汚れてなくて、本当に良かったですねー…」




判定↓1×2分、テスラ友好度+
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:53:08.19 ID:VP+W2g5g0
うりゃ
316 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 21:01:32.99 ID:foEfAFPi0
【夜…女子部屋】


フィニー「えーっと、このマスでランクアップですね。私のキャラは、最上級職、【魔法将軍】に成長です」


テスラ「ぬぐぐ…」


ザルグ「運いいなぁ…」


ナンナ「ふふふ…じつはこのゲーム、運だけじゃなくて本人の魔力も関係しますからねー」


「「そうなの!?」」

フィニー「いや、そんなのないですよ…」




(ボーン・・・ボーン…)


ナンナ「あら、もうこんな時間なんですねー」

ザルグ「そろそろお開きにしようか」

テスラ「自分が再開だからって…ふぁ…」


フィニー「あはは、テスラさんも眠そうじゃないですか」




ザルグ「それじゃあ…安価↓2」


1.テスラを連れていく
2.フィニーを連れていく
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 21:05:07.84 ID:ebsSURrN0
1
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 21:07:22.72 ID:Zo1/gDr3O
1
319 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 21:07:52.12 ID:foEfAFPi0
少し休憩です
320 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 22:04:57.04 ID:foEfAFPi0
ザルグ「おやすみー」

テスラ「また明日ね、ナンナさん」



ナンナ「はい、おやすみなさいー」

フィニー「一緒に…」



ザルグ「ダメだって。今日はテスラもいるんだから」

フィニー「…うん」




【男子部屋】



ザルグ「ふぅ」


テスラ「…やっぱり、やることやってる感じなの?」

ザルグ「…」


ザルグ「う、うん」


テスラ「そっかぁ…それって気持ちいい?」

ザルグ「そうだね。大切な人と、1つになってる感覚は、最高に気持ちがいいよ」

テスラ「そっかぁ…はぁ、ザルグは、すごいなぁ。女の子をちゃんとリードできるんだし」



ザルグ「…お、おうよ…」


ザルグ(フィニーに主導権握られてる気がするけど、まあいいや…)



テスラ「…そこのところ、いろいろご教授お願い致します!師匠!」

ザルグ「クラウスに聞いたりとかしないの?」

テスラ「クラウスは口だけヘタレホモだからね、しょうがないね」

ザルグ「ホモじゃない…よね?」




【魔法学園 女子寮】


スリア「ざ、ザルクラッ!!!」




テスラ友好+判定↓1
ナンナ友好判定↓2
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:10:07.44 ID:ebsSURrN0
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:10:16.07 ID:NJ6Owtum0
数日前姉の真相きいたけど案外平常運転で安心した
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:13:27.29 ID:ZSVJiD5no
慕ってた姉が実は死んでましたって衝撃の事実聞いても振る舞いが変わらなかったり、闇が解消するどころか深まってる気が……
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:20:26.44 ID:F9cQQ3FEO
同じく掛け算好きだったメリアの意志を継ぎ、より深みに迷い込んでしまったのかもしれない
325 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 22:24:18.41 ID:foEfAFPi0
【翌朝…】


テスラ「それで、今日はどうしようかなぁ」

フィニー「そうですね…また街に行きましょうよ」

ザルグ「そうだね。結局昨日はあんまり見れなかったしね」

ナンナ「いいですねー」




フィニー(2人ってじれったいですよね)

ザルグ(ま、いいんじゃないかな。気持ちの進展は人それぞれだしね)

フィニー(でも…このままだと自然消滅しそうで…)

ザルグ(まあ、それは、そうなんだけれどね…)



テスラ「それじゃあ、今日は…安価↓2で」




1.テスラにアドバイス
2.ナンナにアドバイス
3.ザルグと一緒に2人を尾行
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:25:34.73 ID:NJ6Owtum0
kskst
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:25:39.45 ID:mYKpOnZP0
3
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:25:49.77 ID:+uxb+MfDO
2
329 : ◆50Z6EuXmS6 [saga]:2020/07/20(月) 22:33:05.62 ID:foEfAFPi0
テスラ「昨日は回れなくてごめんね」

ナンナ「大丈夫ですよー。ま、今日こそお願いしますねー」

テスラ「うん、もちろんだよ」



フィニー(大丈夫かな…)

ザルグ(テスラなら大丈夫だよ)

フィニー(ザルグ…まあ、ザルグがそういうなら…)



ザルグ(昨日話をしてたけれど、気持ちは認めるよ、テスラの)

フィニー(そうなの?)

ザルグ(うん。とても大事にしてる、だからこそ…まだ何もできないんだよね)

フィニー(あっ…)

ザルグ(脳が破壊される)



判定↓1
00〜25:よさそうなお店に入った!(2人の仲進行度+1)
26〜50:ああっ!不良に絡まれた!(2人の仲進行度+2)
51〜75:困ってる人を助けて…(進行度+3)
76〜99:ラッキースケベだ!!(進行度+5)
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:34:21.29 ID:ZSVJiD5no
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