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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その3【安価】

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484 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:29:09.10 ID:Kl4XQswU0
漣「なにもタダとは言いません。話せばある人物に頼んで指を治してもらいますよ」


伊400「あぁぁ…?」


漣「まぁ個人的にお話したいと言ってたので、どっちみちあの人とは会うでしょうけど」


伊400「なんだよそれは…」


夕雲「ひ…ひぃぃ……」


漣「それより問題はこっちですな…」


夕雲「殺さないで殺さないで……」ガタガタ


漣「仕方ありませんね…」
485 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:36:25.63 ID:Kl4XQswU0
ーー


早霜「何を聞き出したいの?」


漣「旧大本営についての情報全て」


早霜「分かったわ、この子の脳が覚えていることを全て吐き出させる」


夕雲「……」


漣「早霜さんを使って暗示をかけてもらう…最初からこうすればよかったですな」


早霜「こんなのマインドコントロールに比べれば楽よ」


漣「お願いしますね早霜さん」


漣「……」


漣「この手を使えば殺す必要は無かったのか…」ボソッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:52:55.88 ID:kvi8RKKko
夕雲自身も思い出せないほど奥の記憶から旧大本営派の避難拠点を引き出せすことに成功
ついでに夕雲自身はもう全く抗う気がないこと、世界征服を企んでたのは脅かされない安住の地が欲しいことの裏返しだったこともわかる
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:56:25.77 ID:qSOLu9e+O
>>486
拠点でできるのは整備くらいで生産はできない最低限の設備しかないからこそ見つけにくい様になっている
488 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:05:48.63 ID:V2dqcRRB0
ーー


早霜「旧大本営派の避難拠点を聞き出せて良かったわね」


漣「……」


早霜「避難拠点だから武器や何かの生産はできないみたいね。だからその拠点はあくまで避難用」


漣「コイツは…やっぱり情報を知ってた」


早霜「知ってても覚えていないのよ。この記憶は脳の奥底にあった、本人も覚えていない」


漣「その証拠は?」


早霜「私の腕を信じられないの?」


漣「……」


早霜「いくら痛めつけてもあの情報は聞き出せなかったわよ。それくらい僅かな痕跡しか残ってなかったのよ」
489 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:10:12.37 ID:V2dqcRRB0
早霜「それとこの子はもう全く抗う気がないわ」


早霜「世界征服を企んでたのは、脅かされない安住の地が欲しいことの裏返し。この子はずっと何かに怯えていたのよ」


漣「そんなの関係ありません」


早霜「…どうしたの漣?いつもの調子はどうしたのよ」


漣「貴女には関係ありません」


早霜「……貴女が手を汚すと悲しむ人が大勢居るわよ」


漣「そんなことくらい分かってんですよ。それを天秤にかけてでも、やらなければいけないと思っただけです」


早霜「一体どうしたのよ漣…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:11:29.55 ID:B8mRYi6DO
ひとまず自室に戻った漣に重巡が声を掛けるがうるさい、黙れと一喝
記憶が戻りかけている
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:18:53.22 ID:0uvhFycco
確かに龍驤のこともあったけど一旦無事が確認できた今はあの兵器が量産化されたらと気が気ではなかった漣
得た情報をすぐに報告
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:25:56.89 ID:V2dqcRRB0
ーー


幹部『報告感謝するよ。これはずっと探していた情報なんだ』


漣「なら早く旧大本営派を殲滅して下さい」


幹部『漣君、そう焦る必要は無い。あの兵器はこちらが保管しているんだ』


漣「何を言ってるんですか、奴らはアレを作り上げたんですよ。複数個持っててもおかしくはありません」


幹部『それは無い、少なくともそう言い切れるよ』


漣「なぜですか」


幹部『もし複数機完成していたなら、あの時援護に来ていたはずだ。それをしなかった…できなかったということは、あれはあの一機しか存在しない』
493 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:29:38.61 ID:V2dqcRRB0
幹部『…だが設計図や細かいデータは回収できなかった。つまりまたアレを作れる可能性はある』


漣「分かってんでしょうね、アレが量産されればもう終わりですよ」


幹部『分かっているさ…』


漣「アレは艦娘を兵器として完成させる悪魔です。そうなれば漣達は戦争の道具にされるでしょう」


幹部『艦娘が陸でも使えるとなれば、各国は喜んで開発に取り組む』


漣「ここが瀬戸際ですよ。なんとしても旧大本営及び大和を消して下さい」


幹部『最善は尽くす。それは約束するよ』


下2 この後の展開やその他起こったことなど
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:35:52.47 ID:1IwXBspKO
夕雲達を殺める決意をするほどの緊張の糸が切れて漣がふらっとしたところを潜水新棲姫が支える
提督に負けず劣らず頑張りすぎるのはいいところだが悪いところでもある、だから今はゆっくり休め
あと一人で勝手に突っ走るなと
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:37:53.76 ID:zE7sGp9Io
>>494
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:38:37.52 ID:B8mRYi6DO
それとそちらの二人の処遇だがこちらで預かろう
君達が割りを食う可能性は排除しておきたい
整備士君も会いたがっているしねと幹部
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:38:50.36 ID:LVzOaOVco
最悪の未来を想像してしまっている漣、重巡に促され提督の様子を見に行く
新姫、提督、そして皆を見て幾分落ち着きを取り戻す
498 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:43:31.95 ID:V2dqcRRB0
漣「……ぅ…」フラッ


潜水新棲姫「ここで倒れるよりベッドで寝た方がいいぞ」スッ


漣「……」


潜水新棲姫「緊張の糸が切れるというやつか。本気で夕雲達を殺すつもりだったんだな」


漣「……」


潜水新棲姫「提督に負けず劣らず頑張りすぎるのは良い所だが悪い所でもある」


潜水新棲姫「提督も休んでいる、だから漣もゆっくり休め」


漣「……」ガクッ


潜水新棲姫「……一人で勝手に突っ走るな、ばか」


ーー
499 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:44:11.69 ID:V2dqcRRB0
続く


コメントなどあればお願いします
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:50:32.99 ID:B8mRYi6DO
お疲れ様でした
戻ると言って島風提督の名前が出るのは夕雲が知らないだけなのか
整備士パートで言及が無かったのが気になる
急に漣が残虐行動し始めたのが一体どうしたのかと思ったけど焦ってただけか…
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:55:14.77 ID:LVzOaOVco
おつ
横須賀鎮守府の面々はその傾向強いけど漣は特に最善と決めたら突っ走りがちだなあ(龍驤が帰って来ない時などなど)
夕雲は隠遁生活に疲れ切ってしまっているご様子
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 02:37:57.09 ID:NvXLD4iuO
>漣「この手を使えば[ピーーー]必要は無かったのか…」ボソッ

えっ…
もしかして整備士に頼んで…
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 08:53:36.82 ID:URckvInTO
まあそれはないでしょ…
一日でできることじゃないし整備士が請け負うとも思わない
504 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/07/24(金) 19:56:58.01 ID:GJH0mitjO
ーー


朝霜「漣もアウトか」


潜水新棲姫「心労でダウンだ。提督よりは軽いらしい」


朝霜「マズイな…これじゃ仕事が回らねぇぞ」


潜水新棲姫「前と同じようにワタシが書類仕事をできれば良いんだがな」


朝霜「横須賀じゃそうはいかねぇよ。どんな書類でも誰がどうしたとか記録が残るんだよ」


潜水新棲姫「ワタシのような深海棲艦が横須賀鎮守府で、書類仕事をするのはまだ難しいか」


朝霜「難癖付ける連中がうるせぇんだよ。司令の為にも波風を立てたくねぇ」


潜水新棲姫「その気持ちは分かる。だが実際大丈夫なのか?」


朝霜「大丈夫じゃねえって言ってんだろうがよ」
505 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:00:28.55 ID:GJH0mitjO
潜水新棲姫「朝潮はどうなんだ?足りないものの方の朝潮は秘書艦の経験があるんだろう?」


朝霜「あいつの所属はややこしいんだとよ」


潜水新棲姫「そうか…記録の上では朝潮は自殺のままか」


朝霜「あたいがやるしかねぇ…それしか方法がない」


潜水新棲姫「お前まで倒れたら終わりだぞ」


朝霜「あたいが終わるか仕事が終わるかのどっちかだ」


潜水新棲姫「おい」


朝霜「死ぬ気でやってやる。パパの鎮守府はあたいが守るんだ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:04:55.08 ID:6I8u/4DsO
変態三銃士(白露型)が私達のこと忘れてない?って参上
頭の中身はピンクでも流石は特務艦といったところ

(今日は金曜だけど休みだからやるのかな?)
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:08:09.66 ID:r9NWVxPVo
>>506
名目上の秘書艦だけで何もしないのも嫌だよねと皐月もやってくる
508 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:14:28.41 ID:GJH0mitjO
白露「いっちばーーん!」バターン


村雨「私達のことを忘れてない?」


春雨「ふふふふ…」


潜水新棲姫「出たな変態白露型」


皐月「僕もいるよ!名前だけの秘書艦じゃない所を見せてあげる!」


朝霜「……そうか、村雨はそういうのが得意だったか」


村雨「何度か秘書艦もしてたじゃない。忘れてたの?」


朝霜「……」


白露「忘れるくらい追い込まれてたってことだよね」


春雨「私達に任せてゆっくり休んで下さい」
509 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:17:43.38 ID:GJH0mitjO
潜水新棲姫「医務室へはワタシが連れて行く。あとは頼むぞ」


朝霜「待てよ…」


皐月「朝霜、幻肢痛で辛いんだよね?脂汗かいてるもん」


朝霜「……」


春雨「……じゅるっ」


白露「春雨、ステイ」


村雨「貞操帯を付けてても安心できないのが凄いわよね…」


潜水新棲姫「皐月がいるなら書類上でも安心だな」


皐月「司令官も漣も朝霜ももっと休むべきなんだよ。全部こっちに任せてね!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:21:45.90 ID:0uvhFycco
霞に無理しちゃだめよって諭される朝霜
だから司令官のところで一緒に休んでらっしゃいって
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:35:11.09 ID:OhEioAnko
↑霞のヘルプとして来てもらった千歳に主な対応は任せて霞はアドバイザーとしてラフにくつろぎモードで応対してる
512 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:41:47.91 ID:GJH0mitjO
ーー医務室


霞「無理しちゃダメって言ったでしょ。司令官のところで一緒に休んでなさい」


朝霜「……」


霞「なによその目」


朝霜「随分と…くつろいでやがるな…」


霞「私だって休む必要があるのよ」


千歳「そうよ、霞は相変わらずここの大黒柱なんだから。一番無理させちゃいけないの」


朝霜「千歳を…わざわざ呼んでか…」


千歳「どっちかと言うと私が手伝うって言い出したのよ?」


朝霜「……」
513 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:45:18.63 ID:GJH0mitjO
霞「ふぅ…少し寝させてもらうわね」


千歳「ええ、後は任せておいて」


朝霜「あたいは…」


千歳「仕事なんかさせないわよ?薬を飲んで寝てなさい」


朝霜「チッ…」


千歳「病気もそうだけど、休もうとしないのもこの鎮守府の悪い習慣よね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:51:34.83 ID:0uvhFycco
提督のところへ行くとソファでくつろいでるところだった
パパのために何かしたいのにと言う朝霜に対して提督がじゃあここに来てくれと膝の上を指す
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:55:38.96 ID:LVzOaOVco
>>514
提督は朝霜が自分も提督の役にたちたいと焦燥感持ってると察する感じ
516 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:00:11.34 ID:GJH0mitjO
ーー


朝霜「んぁ……司令…」


提督「朝霜…?」


朝霜「起きてて…大丈夫なのかよ…」


提督「寝てばかりだと体が痛むからな」


朝霜「でも…座ったままなのも…体に悪い…」


提督「心配してくれるのは嬉しいが、これくらいなんともない」


朝霜「んぅ……あたいは…パパの為に何か…したい…」
517 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:04:50.15 ID:GJH0mitjO
提督「なら俺の膝の上に座ってくれ」


朝霜「パパの…」


提督「さぁ早く」ポンポン


朝霜「……」スッ


提督「よしよし…」ナデナデ


朝霜「パパぁぁ……」


提督「俺を手伝おうとしてくれるのは有り難い。だがまずは自分を大切にしてくれ」


朝霜「ん…」


提督「いつも有難うな…」ナデナデ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:17:55.90 ID:6I8u/4DsO
一緒にお茶を飲んだりお菓子を食べたりしてこうやって一緒にいてくれるだけで凄く安心できると提督が話す
朝霜も幻肢痛が和らいでゆっくりできる
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:28:59.82 ID:OhEioAnko
↑朝霜が俺を心配するように俺も朝霜が心配なんだ
朝霜が体調を崩したら気が休まらなくなってしまう
だから程々でいいんだみんながいるんだから
520 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:34:04.26 ID:GJH0mitjO
ーー


提督「ほらあーん」


朝霜「あー…」


提督「うん、市販品のクッキーも中々美味いな」


朝霜「ん…パパのが美味しいぜ」


提督「それはそうだ、俺のは大量生産じゃないから味がきめ細かいんだ」


朝霜「なるほどなぁ…」


提督「ん……もうこんな時間になってたのか」


朝霜「ほんとだ…パパの膝の上にいると時間を忘れちまうな」


提督「居心地がいいなら何よりだ」
521 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:40:32.73 ID:GJH0mitjO
提督「幻肢痛も辛く無かったようだな」


朝霜「パパ…やっぱりあたいの幻肢痛って気のせいなのかな?ママとは症状が違うし…」


提督「そんな事は無い、幻肢痛は人それぞれなんだ」


朝霜「でも…」


提督「朝霜が俺を心配するように、俺も朝霜が心配なんだ。幻肢痛の苦しみは本人にしか分からない」


提督「それだけじゃない、体調を崩したりしたら気が休まらなくなってしまうんだ」


朝霜「それは…パパもそうだろ」


提督「あぁそうだ、程々でいいんだ。遅過ぎるがやっとそれに気付けたよ。ここには皆んながいるんだから、頼ればいい」


提督「適度に休んで家族との時間を大切にする…俺が最も欲しかったものだ」


提督「龍驤も朝霜も俺の大切な家族だ。だからもう無理はやめてくれよ?」ギュッ


朝霜「…仕方ねぇな、司令の為だもんな!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:46:09.00 ID:LVzOaOVco
ヘルプに読んだ白露型の様子も見に行こう
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:51:05.48 ID:0uvhFycco
>>522
独特のペースだけど確実に仕事が進んでいく
なんであれで進むんだろう?って思いながら皐月はハンコ押してる
524 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:55:58.80 ID:GJH0mitjO
ーー執務室


白露「一番やばいのってどれ?」


村雨「この書類じゃないかしら」


春雨「この資料からはエッチな香りが…」


白露「するわけ無いからね〜」


春雨「……ぁはっ」ピクッ


村雨「貴女…もう何でもいいの?」


春雨「色々想像しただけですから…」


皐月(……なんであれで仕事が進むんだろう)
525 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:01:24.76 ID:GJH0mitjO
白露「…よし終わりっ!」


皐月「えっ!?」


村雨「今日の分はこれで終わりよ」


皐月「……」


春雨「これでも特務艦ですからね」


村雨「春雨は元、でしょ」


春雨「さて、仕事も終わりましたし、ご褒美に軽くつまみ食いでも…」じゅるっ


皐月「…司令官だけは絶対にやめてね」


春雨「え?皐月さんを食べてもいいんですか?」


皐月「僕には……潮がいるから」


春雨「残念ね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:13:00.75 ID:r9NWVxPVo
すっかりいい関係になってる皐月と潮の一幕
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:17:12.15 ID:6I8u/4DsO
>>526
潮とも「黒」潮ともいい感じ
当初は身体だけの関係みたいだったけどそれ以上に仲は深まってる
528 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:26:46.88 ID:GJH0mitjO
ーー


皐月「あ、潮!」


B潮「なんだ、もう終わりか?」


皐月「白露達が手伝ってくれたからね!」


B潮「げ、あのピンク共と…」


皐月「大丈夫何もされてないから」


B潮「…そうみたいだな」クンクン


皐月「匂いを嗅ぐのはやめてよ!」


B潮「これが一番早いだろ」


皐月「もう……」


B潮「ちょうど昼時だ、一緒に飯でも食べようぜ」
529 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:31:04.82 ID:GJH0mitjO
ーー食堂


潮「今日の日替わりも美味しい…!」


皐月「……何がきっかけで深海潮から変わるの?」


潮「それは私の気分というか…」


皐月「漣みたいに他の人が居るんじゃないんだよね?」


潮「一応は…」


皐月「気分…気分かぁ……」


潮「怒った時とか悲しい時とか…感情によって変わる時が多いかも……?」


皐月「ふーん…コントロールは難しいんだね」


潮「ちょっと難しいです…」


皐月「ま、どれも潮だから僕は気にしてないよ!」


潮「皐月さん…!」


皐月「潮は僕にとって大切な友達だからね!」


潮「はい!私も皐月さんは親友だと思ってます!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:50:51.10 ID:0uvhFycco
食事が終わって二人でのんびりと過ごす午後
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:55:41.75 ID:LVzOaOVco
>>530
横須賀の秘書艦となって何かと忙しい皐月を今だけは独り占めとくっつく潮
532 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:03:01.45 ID:GJH0mitjO
ーー皐月の部屋


皐月「ふぅ、こんなに早く仕事が終わると思ってなかったから午後はゆっくりできるね」


潮「……」ダキッ


皐月「潮?」


潮「今だけは皐月さんを独り占めできますね」


皐月「…ごめんね最近忙しくて」


潮「皐月さんは横須賀鎮守府の秘書艦なんです。色々と忙しいのは理解してます」


潮「けど…やっぱりちょっと寂しいです」


皐月「…午後の予定は無いから、二人でゆっくりしようよ」


潮「…はい!」
533 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:07:41.52 ID:GJH0mitjO
潮「…皐月さん、こういう関係も有りですよね?」


皐月「正解って無いと思うよ。司令官だって色んな子とエッチしてるでしょ?」


潮「……はい」


皐月「潮と僕は友達で、エッチなこともする。それで良いんだよ」


潮「皐月さんの負担にはなってませんか…?」


皐月「正直…最初はちょっと嫌だったかな。乱暴で僕のこと考えてくれて無かったし」


潮「うううぅ…ごめんなさい…」


皐月「でも今は大丈夫。僕のことをちゃんと考えてくれるってよく分かるし!」


潮「皐月さんのことはずっと大切でした!でもお、おちん…ちん…が生えてエッチなことしか考えられない時があったから…!」


皐月「分かってるよ、もう平気だから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:24:34.09 ID:OhEioAnko
じゃ、じゃあ久しぶりに…って切り出す潮さん
かなーり我慢してた模様
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:26:56.09 ID:Qbk9cgfi0
↑を快諾し二人でしっぽり
536 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:33:34.65 ID:V2dqcRRB0
潮「じゃ、じゃあ久しぶりに…」ススッ


皐月「…スカートが盛り上がるくらい溜まってたんだね」


潮「はい!我慢して我慢して我慢してたんです!」


皐月「…いいよ、僕の体貸してあげる」


潮「皐月さん…!そんな台詞、あそこに悪いです!」


皐月「その変わり…僕も楽しませてね?」


潮「……っ!!」ガバッ


皐月「ん、もぅ……がっつきすぎだよぉ…」
537 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:37:30.85 ID:V2dqcRRB0
ーー


Z1「はぁはぁはぁ…!」ダダダッ


春雨「ふふふふふふふ…」ダダダッ


Z1「まずい…逃げ切れない…!」


春雨「なんで逃げるんですかぁ…?」


Z1「春雨さんだけは絶対に捕まっちゃいけない!皆んなにそう言われてるもん!」


春雨「大丈夫ですよぉ…鍵はかかったままなので…全身舐め回すだけですからぁ…」


Z1「ひぃーーーー!」


春雨「心は男の子だなんてなんてレアもの…ヨダレが止まりません…」ジュルッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:46:03.99 ID:6I8u/4DsO
レーベくん、大(変態)魔王からは逃げられない
ペロペロされちゃた後で保護される
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:53:37.44 ID:Kgi3oL65O
↑春雨が襲ってるうちに恋心が芽生えてしまって、襲うはずのつもりが途中で優しい行為になる
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:54:08.01 ID:0uvhFycco
>>538
なんとか脱走して逃げてたらおっぱいクッションにぶつかる
おっぱいに埋まってたら私じゃなかったら危なかったわと声がして保護される
541 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:00:27.44 ID:fXPuRIRY0
ーー


Z1「お"っ!!」ビクビク


春雨(随分と可愛らしい反応…ずっと一人でシてたんですね」ジュルジュルジュルジュル


Z1「〜〜っ!!」ビクンッ


春雨(気持ちよくなるまでこの早さ。ダメですよぉ…私、こういうの一番弱いんです)ポッ


春雨(これは定期的に…楽しむ必要がありますね…)ジュルジュル


Z1「ぉっ!!も、もぅ……やめ…!!」


春雨(レーベくんの液体を全部飲み干したら止めますよ〜)
542 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:06:10.71 ID:fXPuRIRY0
富士「いい加減にしなさい」


春雨「あはぁ…!!」ガバッ


富士「ふんっ」ベシッ


春雨「あいたたた…」


富士「気安く私に触れるとは思わないで」


春雨「でも以前は富士の清水を…」


富士「……」スッ


春雨「え、えええ!?わ、私の体が浮いて……!」フワッ


富士「頭でも冷やしてきなさい、この年中発情艦娘!」ブンッ


春雨「きゃあぁぁぁぁぁぁーーー」ガシャーンッ


…………バッシャーン


Z1「え、えへぇ……」ビクンッ


富士「…可哀想に。せめて部屋に戻してあげるわね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:19:57.80 ID:A/ETwpmEo
愛宕となっちに進展が!
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:19:58.72 ID:mr50fj4ro
ひょっこり現れるY子さん
おねーちゃんも大分馴染んできたねー前なら顔真っ赤っかにして動けなかったでしょ!
545 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:32:21.62 ID:fXPuRIRY0
Y子「お姉ちゃんも大分馴染んできたね〜前なら顔真っ赤にして動けなかったでしょ?」ひょこっ


富士「私だって成長するのよ」


Y子「へぇ〜?」


富士「あ、れ、だ、け!毎日見せつけられたら慣れるわよ!!」


Y子「凄いよね〜皆んな遠慮無しだもんね〜」


富士「朝から晩…いえ一日中誰かがヤってるって異常よ!」


Y子「それはそういう考えもあるってことだよ〜」


富士「考えられないわ…!!」


Y子「ん〜…」


富士「なによその表情は」


Y子「いい機会だからさ、お姉ちゃんも経験しとく?」


富士「何をよ」


Y子「セックス」


富士「あ、貴女ねぇ!!」
546 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:36:22.14 ID:fXPuRIRY0
Y子「そりゃあさ、ずっとヤり続けるのはダメだけど、愛を確かめ合うには必要な行為なんじゃない?」


富士「その行為はそんな目的じゃないの、子孫を残す為に必要な行為なのよ!」


Y子「古いねぇお姉ちゃんは。そんなんじゃ富士の名が泣くよ?」


富士「…そういう貴女はどうなのよ。まさか自分が経験が無いのに私に言ってるわけ?」


Y子「……ふっ」


富士「な、なによ…!なんだっていうのよ!」


Y子「…行き遅れないでねお姉ちゃん?」


富士「……!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:40:27.41 ID:lNTaTRDbO
霞さん週末に向けて全力で休息中
周期的に1番当たる日、体調は万全にできる、提督は今禁欲中
すべてが好条件…!
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:46:12.85 ID:A/ETwpmEo
>>547
それとなく提督にも想いが伝わってる
549 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:55:49.12 ID:fXPuRIRY0
ーー


榛名「霞ちゃんが休むようになってくれて榛名も嬉しいです」


霞「私が理由も無く休むはずないわ。これも全て週末の為なのよ」


榛名「霞ちゃんの…子ども……」


霞「この週末が周期的に一番いいし、司令官も私も体を休めてる。これ以上いい条件は無いんじゃないかしら」


榛名「提督もそれを知ってるんですよね…?」


霞「多分そうね。だから潜水新棲姫とも遊ばずに我慢してるらしいわ」


榛名「榛名は複雑な気持ちです。けど霞ちゃんが望むのなら応援します」


霞「司令官は私との繋がりが欲しいと言ってくれた。それがどれだけ嬉しかったか…久しぶりに悲しみ以外で涙を流したわ」


霞「紛い物じゃなくて、本当に司令官の母親になれる…それも嬉しいのよ」


榛名「…頑張って下さいね霞ちゃん」


ーー
550 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:56:14.02 ID:fXPuRIRY0
続く


コメントなどあればお願いします
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 01:10:10.69 ID:mr50fj4ro
おつです
ほっこり回(断言)
榛名は生まれて来る子のおばさんになるんだ…!
、あ、いやそういう意味でh
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 06:46:44.24 ID:HYl6hSODO
あー昨日来てたのか…完全に見逃してた…
そういえば夕雲って元々は組織側で洗脳されてたのを幹部が引き取ったんだよね
その後どうなったんだっけ…
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 06:56:12.32 ID:1DmaJpR1O
やっぱこういう雰囲気の時が1番好きだなぁ…
554 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 18:11:14.07 ID:iKKzgyIx0
ーー


秋雲「はい集合〜」


ポーラ「お酒は出ないんですよねぇ…」


蒼龍「真面目な会議だから我慢してて」


山城「誰にも見つかってないでしょうね」


名取「別に知られてもいいじゃないですか」


Y朝潮「……」


青葉「全員集合してますよぉ!」


秋雲「よっしゃ、じゃあ横須賀組で会議を始めるよ〜」
555 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 18:22:19.04 ID:iKKzgyIx0
秋雲「まずはさ、この鎮守府の評価ってどんなもの?」


蒼龍「練度の偏りが気になるわね。雲龍は素質のせいもあるけれど」


ポーラ「重巡が戦力外なのは問題ですね〜」


山城「戦艦は榛名以外はなんとかなりそうよ」


名取「軽巡もまぁ…神通さんが頑張ってます」


Y朝潮「…駆逐艦は問題ありません」


秋雲「なるほど、総合すると鎮守府を代表する横須賀鎮守府としてはイマイチってこと」


ポーラ「否定はできませんね〜」
556 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 18:25:44.99 ID:iKKzgyIx0
秋雲「青葉さん、何か情報掴んでる?」


青葉「はい〜!そりゃあもうスクープだらけでネタには困りませんねぇ!」


秋雲「だよねぇ、あれはちょっと異常かな」


山城「同性愛や恋愛は自由よ。でもここは横須賀鎮守府」


ポーラ「一定の規律は必要ですよね〜」


Y朝潮「…司令官達を追い出しますか?」


秋雲「うーん……やろうと思えばいつでもできるけど、それをやると秋雲さん達が悪者になっちゃうしなぁ」


名取「やるならタイミングを見てとかに…?」


蒼龍「その辺は秋雲に任せるわよ」


秋雲「…おっけ、ちょっと色々考える時間ちょうだい。なるべく早く結論は出すから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 18:36:34.44 ID:T2RWJAG8O
日常生活ではみんないい人なので本質を探ることにした秋雲さん
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 18:40:13.66 ID:tJzPeQG6o
↑まずは特に親しい飛鷹と清霜の二人から
559 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 18:44:22.65 ID:iKKzgyIx0
ーー


秋雲「おいーっす二人とも〜」


清霜「あれ秋雲どうしたの?」


秋雲「いやぁ〜二人の様子を見にくればネタの回収にもなるじゃん?」


飛鷹「またネタ切れで悩んでるの?」


秋雲「いやいやいや、秋雲さんは歩くネタの宝箱だからね〜」


飛鷹「調子だけはいいんだから」


秋雲「えっへっへっ〜」


秋雲(とりあえず身近なこの二人から探っていこうか。全員悪い子じゃないのは分かってるのが辛いよねぇ)
560 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 18:49:38.58 ID:iKKzgyIx0
清霜「そういえば飛鷹さん…」


秋雲(この二人はお互いを大切に思ってていいカップルなんだよ。でも軽空母と駆逐艦ってのがなぁ…)


飛鷹「〜〜」


秋雲(うーん飛鷹さんは美人で外面もいいけどロリコン…横須賀にふさわしいのかと聞かれたらそうじゃない)


秋雲(私生活にはちょっと問題あるけど戦力は間違いありません!とはお世辞にも言えない。それが言えるのは皐月くらいかな?)


秋雲(保身に走るなら間違いなく切るべきなんだよ。でも世論があっちに傾いたら厳しいよなぁ…)


秋雲(とにかく現状維持はまずい。足りないもの組の味方か敵かのスタンスだけは決めるべきだよね)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 19:04:33.19 ID:A/ETwpmEo
でもなんで戦力的にはまだ足りない部分があるのにあの戦いを戦い抜けたんだろう?と気になる秋雲
飛鷹と清霜の馴れ初めから遡って行けばわかるだろうかと考える
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 19:09:47.67 ID:mr50fj4ro
>>561
資料にする体で聞き出しにいく
563 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 19:15:41.02 ID:iKKzgyIx0
秋雲(そもそもこの戦力でなんであの戦いを戦い抜けたんだろ?)


秋雲(数字だけで考えるなら潰されて終わってたし…ここに来る前にやった演習でも似たようなことはあった)


秋雲(あの時は練度が低いくせにやるなくらいにしか思わなかったけど…)


秋雲(これは要取材かな、この二人になら好感度稼いでるから色々答えてくれるでしょ)


清霜「……さっきから秋雲は黙り込んでどうしたの?」


秋雲「いやさ、割とガチで二人に話聞きたいんだよね」


飛鷹「私達のこと本当にネタにする気?」


秋雲「あくまで資料って形だからさ。秋雲さんに教えて欲しいな」


清霜「秋雲にはお世話になってるから別にいいけど…」


秋雲(よしよし、日頃の行いは嘘をつかないってね)
564 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 19:21:43.76 ID:iKKzgyIx0
ーー


秋雲「なるほどねぇ……飛鷹さんも清霜も、背負うものがあったと」


清霜「心の中にあの時の武蔵さんはずっと居る。だから下手なことしないように出撃も頑張ってるんだよ!」


飛鷹「私もそうね…清霜と結ばれたけど、あの子のことはまた別。辛かった時期もあるけど今は乗り換えて、強さの源になってるわ」


秋雲「ただの思い出が?」


飛鷹「秋雲には分からないわよ。数字や具体的な物だけじゃないものに、確かに力はあるの」


清霜「秋雲はオカルトも信じないからイメージできないかもね」


秋雲「当たり前じゃん、オカルトとかそういうのは専門外だからね〜」


秋雲(ふぅん…話を聞いといて正解かな。やっぱこの二人は役に立つね〜)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 19:31:27.56 ID:mr50fj4ro
他に話してくれそうな人を二人に聞く
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 19:35:43.75 ID:T2RWJAG8O
足りないもの鎮守府の誰もが壁にぶつかって時には乗り越えれそうもない壁もあった
でも誰もが立ち止まらず前に進んできたってことを話す二人

どんどん興味が湧いてきて>>565
567 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 19:40:25.03 ID:iKKzgyIx0
飛鷹「足りないもの鎮守府の誰もが壁にぶつかって、時には乗り越えれそうもない壁もあったわ」


清霜「でも誰も立ち止まらないで、前に進んできたんだよ!」


秋雲「…うん、かなり面白い話が聞けたよ」


飛鷹「ネタにするのは構わないけど、名前は隠しなさいよ」


秋雲「分かってるって〜」


清霜「どう見ても分からないようにしてよ!」


秋雲「秋雲さんってそんなに信用無い?」


飛鷹「そっちの方の信用は全く無いわね」


清霜「平気で身内も売りそうだもん」


秋雲「ちょっとぉ、そんなこと言わないでよ〜」


飛鷹「日頃の行いが悪いのよ」
568 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 19:45:28.08 ID:iKKzgyIx0
ーー


秋雲「あの二人に話を聞いて、仮説を立てることはできた」


秋雲「要は火事場の馬鹿力ってことね。あれをいつでも出せるような感じだと」


秋雲「そうだとしたら練度以上の動きをしてたって説明はつくし、オカルト的な話も説得力がある」


秋雲「思い出が力になるねぇ…信じられないけど、秋雲さん達は見ちゃってるからなんとも」


秋雲「よし…なら次はあの二人にしよう。那智さんと愛宕さんならまた違う話が聞けそう」


秋雲「那智さんは新人で足りないものに配属されてる。飛鷹さんとかみたいな話は無い」


秋雲「これは楽しみですな〜っと」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 20:02:06.38 ID:mr50fj4ro
那智から訝しがられてしまう秋雲先生
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 20:12:50.61 ID:A/ETwpmEo
自分自身新人として面を食らったから横須賀組がどう受け止めているかはわかる
だがあの鎮守府でなければ分からなかった事があるしそれが強さの理由だと那智が話す
愛宕についてはフォローを入れようとするけど愛宕自身が語りだす
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 20:13:02.56 ID:UUrLoul6o
愛宕と那智の微妙な距離感に趣味方面の興味が湧く
572 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 20:20:14.07 ID:iKKzgyIx0
ーー


那智「私もあの時は面を食らった。だがあの鎮守府でなければ分からなかった事がある」


秋雲「ほうほう」


那智「それが何か分かった今言える。それが強さの理由だ」


秋雲「数字は嘘を付かないって言葉があるけど?」


那智「数字だけでこの強さを語れるなら語ってみろ」


秋雲「うぅん…それを言われると弱いなぁ」


那智「深海棲艦の成虫も新兵器も、数字の上では私達は太刀打ちできなかったはずだ」


秋雲「あの化け物も亜也虎も捻り潰されて終わってないとおかしいもん。本当不思議だよねぇ」
573 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 20:23:51.53 ID:iKKzgyIx0
秋雲「じゃあ次は愛宕さんに話を聞こうかな」


那智「待て、愛宕は…」


愛宕「大丈夫…自分で喋るから」


那智「…なら止めないぞ」


愛宕「私は戦力にはなれていないけど、なれるように日々努力はしてるわ」


秋雲「ちょっと遅くない?そういうのは横須賀に来る前にやるべきことだよ」


愛宕「秋雲の言うことは正しいわ。でも提督がそれでも構わないって、連れて行きたいって言ってくれたの」


秋雲「なるほど、横須賀には相応しくない自覚はあったと」


愛宕「…ええ」


那智「おい、言葉の一部を切り取るな」


秋雲「それは秋雲さんの自由じゃ〜ん」
574 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 20:27:09.92 ID:iKKzgyIx0
那智「これ以上お前に話すことは無い。いくぞ愛宕」


秋雲「ちょっとちょっとぉ、話はまだ途中だよ?」


那智「私はお前を信用していない」


秋雲「酷いなぁ、同じ鎮守府に所属してる仲間じゃん」


那智「お前達横須賀組の考えそうな事は分かっている」


秋雲「またまた〜そんなブラフ、秋雲さんには通用しないよ〜」


那智「……」スタスタ


愛宕「あ、那智……待って…」スッ


秋雲「…やれやれ。一応警戒しといた方がいい感じかな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 20:44:34.09 ID:mr50fj4ro
戦艦にも聞き込みだ
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 20:46:36.15 ID:E/fYGl1oO
>>575
そういえば榛名は霞と組むことでめちゃくちゃに活躍するとか
577 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 20:52:50.52 ID:iKKzgyIx0
ーー


アイオワ「ハロー秋雲!今日もハッピーね!」


秋雲「うぅん相変わらずテンション高いねぇ」


アイオワ「イエス!ミーがハッピーなら周りもハッピー!」


秋雲「正直アイオワさんに文句は無いんだよね。あの強さと対空は他の戦艦と比べてもダンチだし」


アイオワ「ンーそうとも言い切れないわ。榛名もやる時はやるわよ!」


秋雲「霞と組む時でしょ?それは分かってるけど、肝心の霞が改二じゃないからプラマイゼロだよね」


アイオワ「二人がハッピーならノープロブレム!」


秋雲「そうはいかないんだよ、ここは横須賀鎮守府だからねぇ〜」
578 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 20:57:10.70 ID:iKKzgyIx0
秋雲(戦艦に聞いても似たような事しか言わないならもういいかな。あ、ついでにアイオワさんは仲間にしとくか)


秋雲「ねーねーアイオワさ〜〜ん」


アイオワ「ハーイ秋雲!」


秋雲「秋雲さんね、知ってるんだ」


アイオワ「ワッツ?」


秋雲「靴の中にヘロイン隠し持ってたでしょ」


アイオワ「…」ビクッ


秋雲「もう処分しちゃったかもしれないけどさ、こっちは証拠掴んでるんだよね〜」


秋雲「アイオワさんにその気が無くても、それってドラッグの密輸入になっちゃうんだよぉ、知ってる?」


秋雲「大丈夫大丈夫、大袈裟に騒いだりしないから。たださ…何かあったら秋雲さん達の味方して欲しいわけ」


秋雲「悪い条件じゃないっしょ?これから宜しくねアイオワさん」


アイオワ「安価」


下2. アイオワの台詞やその他起こったことなど
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 21:05:25.04 ID:T2RWJAG8O
アンサーはノーよ
ミーがどうなっても仲間は裏切らないわ
誰もがそうよ
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 21:13:07.30 ID:zpgXI91Co
なにを考えているか知らないけどノーよ〜……オイタは
皆、仲間は裏切りたくないわ、ユーも仲間よ、秋雲
581 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 21:19:14.70 ID:iKKzgyIx0
アイオワ「何を考えているか知らないけど、アンサーはノーよ」


秋雲「へえ〜」


アイオワ「仲間は裏切りたくないの。ユーも仲間よ、秋雲」


秋雲「はいはい、よーく分かったからもういいよ」


アイオワ「ミーはどうなってもいいのよ。仲間を裏切るくらいなら捕まった方がベター」


秋雲「もういいって、じゃあねおバカなアメリカさん」


アイオワ「…オバカなのはユーよ秋雲」
582 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 21:23:13.51 ID:iKKzgyIx0
ーー


秋雲「うん、今は動くべきじゃないね」


秋雲「良くも悪くもお互いに信頼し合ってる。これを崩すのはかなり厳しそう」


秋雲「秋雲さんとしてはここの皆んなが強くなって、規律を守って生活してくれたら文句は無いんだよ」


秋雲「せっかく横須賀鎮守府に所属できたんだし、できればずーっとここに居たいもん」


秋雲「とりあえずは足りないもの組の味方で、状況次第ではコソコソ動くと」


秋雲「よし決まり!これで秋雲さん達も安泰ってわけだ!」


ポーラ「秋雲さ〜ん」


秋雲「お、ポーラさんじゃん。ご機嫌そうだけど何かあった?」


ポーラ「安価」


下2. この後の展開やその他起こったことなど
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 21:33:31.04 ID:mr50fj4ro
ポーラ「エヘヘ〜金剛さんや羽黒さんと飲んでたんですよ〜
お二人も初めはここの方針と相容れなかったみたいです〜」
秋雲「へーそりゃよかった……って、お二人『も』……?ポーラさん何喋ったの?」
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