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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その3【安価】
- 29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 22:46:27.87 ID:UfOAZQVQo
- 初雪が再度古鷹に面会に行くと今模範囚なんだよと伝えられる
後ろ指を刺されずにここを出たいから仮釈放を目指すんだって
- 30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 22:51:24.54 ID:G3pD0IfFO
- >>29
今すぐ出たくないのと聞かれると今すぐ出たら私は「特別」って思われちゃうと言う
- 31 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/05(日) 22:57:30.83 ID:TGz3LfTn0
- ーー
古鷹「私ね、今模範囚なんだよ」
初雪「模範囚……」
古鷹「このままいけば仮釈放までもうすぐかな」
初雪「…今すぐ出たくないの。古鷹さんは何も悪くないんだよ」
古鷹「私は特別って思われちゃわない?誰にも後ろ指を指されたくないの」
初雪「古鷹さん……」
初雪「…分かった、待ってるね」
古鷹「うん、ここから出たらすぐ会いに行くからね」
- 32 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/05(日) 23:01:05.20 ID:TGz3LfTn0
- ーー
初雪「……私が間違ってた?」
初雪「ううん、結果的にそうなっただけ。間違いじゃなかった」
初雪「でも…正しくも無かった」
初雪「古鷹さんのこと…何も分かってなかった」
初雪「……帰ろう」
初雪「帰って……加古と提督に謝ろう」
初雪「…私が悪かったし」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:09:21.15 ID:mH1uDueBo
- 出口にいた加古、ああ言ってたけど初雪は大丈夫、暴走しないから私に任せてと提督に告げて来た
二人が帰ったらツテを当たって電話掛けまくっている提督を発見
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:15:27.47 ID:ysoaAg9uo
- >>33初雪が帰ってきたことや古鷹の様子を喜ぶと同時に他の艦娘のことも忘れちゃいけないと
- 35 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/05(日) 23:33:46.53 ID:TGz3LfTn0
- 加古「謝るならあたしもかな」
初雪「加古…」
加古「提督にはあたしに任せてって言ってきたけどさ。本当ならあそこで止めないといけなかったよね」
初雪「……」
加古「初雪が古鷹のことを大切なのはよーく分かってる。だから責めたりなんかしない」
加古「…一緒に帰ろうな」
初雪「…ん」
- 36 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/05(日) 23:39:45.28 ID:TGz3LfTn0
- ーー横須賀鎮守府
加古「提督、帰って来た…」
初雪「待って」
提督「…そうですかありがとうございます」
提督「よし、次は……」
初雪「なに、してるの」
漣「古鷹さんの為に色んなとこに電話してんすよ。タテを頼るってやつですな」
加古「提督が……」
漣「ご主人様を舐めないで欲しいですな。障害艦娘をわざわざ引き取るようなお人好しなんですぜ?」
初雪「……」
漣「まあご主人様は古鷹さんのことだけを考えてるんじゃないですけどね」
- 37 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/05(日) 23:44:17.70 ID:TGz3LfTn0
- 漣「古鷹さんと同じ境遇の艦娘を、模範囚にできないかを交渉中です」
加古「仮釈放させる為に…」
漣「そうです。強引な手段よりは速度は遅いですが、ご主人様は言葉だけの人間じゃないんですよ」
初雪「……」
漣「…ご主人様、二人が帰ってきましたよ!」
提督「…初雪、加古!良かった、心配してたんだ。捜索隊を編成しようと考えていてだな…」
加古「…な?」
初雪「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:52:05.94 ID:yh0Lp0iq0
- 初雪
(謎ツンデレを発動し)提督が働き過ぎて潰れたら困るから私は何をすれば良い?
- 39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:55:03.53 ID:yAPxTGbDO
- >>38
- 40 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/06(月) 00:05:04.32 ID:IJTPalLh0
- 初雪「…私も手伝う」
提督「は?」
初雪「提督が…働き過ぎて潰れたら困るし。何をすれば良い?」
加古「初雪が…仕事を手伝う…?」
漣「…まさかご主人様を狙ってんすか?そう簡単に……いきそうですねぇ。ご主人様の大好物のまな板ですもん」
加古「提督、初雪に手を出すのは違うから」
提督「もちろんだ、だが初雪が……まさか…」
初雪「……私のことどう思ってるのぉ!」プルプル
ーー
- 41 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/06(月) 00:05:47.03 ID:IJTPalLh0
- 新スレでも宜しくお願いします
コメントなどあればお願いします
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:13:17.78 ID:PRiuZHKto
- 初雪さん!?
- 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:19:41.50 ID:Vxt+HaJMo
- 新スレでも乙です
どんな所でも大天使フルタカエル
初雪は…(まあ提督への姿勢が)跳ねっ返りだから…
- 44 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 18:21:11.85 ID:vRAno/rx0
- ーー
漣「お疲れ様ですご主人様」
提督「…これくらいどうということは無い」
漣「頑張るのは大切ですが、やり過ぎは問題です。一旦ここまでにして休んで下さい」
提督「だが…」
漣「休んで下さい。無理矢理にでも休憩してもらいますよ」
提督「……分かった」
漣「聞き分けがよくて助かります。お茶でも用意するんで少し待ってて下さいね」
提督「あぁ…」
- 45 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 18:27:23.12 ID:vRAno/rx0
- 漣「…こういう状況って久しぶりですよね」
提督「ん?」
漣「ご主人様と二人だけで執務室で仕事なんて。向こうに居た時以来ですよ」
提督「…そうか?」
漣「そうですよ。横須賀に来てからもたまに秘書艦代理として仕事はしてましたけど、完全に二人きりは無かったですね」
提督「……龍驤か」
漣「はい、あの人が入院してますので。こうやってご主人様を独占ですね」
提督「……」
漣「せっかくなのでご主人様の隣を堪能させてもらいますよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 18:30:35.25 ID:MNrZ01k0O
- ksk
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 18:39:40.18 ID:foYj61qDO
- まだ二人だけの時のように弱音を吐く提督にそれを受け止める漣
霞がママならこちらはまるで姉のよう
- 48 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 18:52:22.04 ID:vRAno/rx0
- ーー
漣「すいませんねぇ、英国淑女じゃないので本格的な紅茶は勘弁して下さい」
提督「……」
漣「おっと、ちゃんとした紅茶が飲みたかったと?」
提督「いや……少し、な」
漣「今なら誰も居ませんぜ。漣で良ければ話を聞きます」
提督「…こんな気持ちになるのは久しぶりだ」
提督「漠然とした不安…焦燥感とはまた違う。大きなものを見て怯える小動物のような気持ちに近いのかもしれない」
提督「俺は横須賀の提督という地位を手に入れた。これ以上無い待遇にも関わらず…」
漣「ご主人様は頑張ってきたんです、何度も倒れたりしながら。漣からすればやり過ぎなくらいです」
- 49 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 18:57:12.55 ID:vRAno/rx0
- 漣「龍驤さんが入院したからじゃありません。ご主人様は働き過ぎです」
漣「ご主人様、以前のように出撃が忙しいという事態はありません。漣達に仕事を回して半日休む、なんて日を作ってもいいと思いますよ?」
提督「だが…」
漣「ご主人様がそんなことを言い出すと倒れる兆候があるんですよ。無理矢理入院させられたくなかったら言うことを聞いて下さい」
提督「…努力する」
漣「ほんっとにもうこの人は…なまじ分かってしまうのが悲しい性ですな」
提督「…漣とは付き合いは長くなるからな」
漣「ええ、だからご主人様の操縦方法もある程度分かってますよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:07:07.64 ID:/T8y7cJso
- 提督を休ませ隊結成!
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:11:22.46 ID:TCdsKFl2O
- ↑隊員は……みんなです!
- 52 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 19:16:55.22 ID:vRAno/rx0
- ーー提督の部屋
提督「休めと言われて部屋に帰されたわけだが…どうしたものか」
提督「時間は昼過ぎ。寝るには少々早すぎる」
提督「…やはり仕事をしよう。やることが無いわけじゃないんだ」
提督「確認用の資料が確かここに…」ガラッ
朝霜「よぉパパ」
提督「うおぉぉぉぉっ!?」
朝霜「休めって言われたなら素直に休まないとダメだぜ」
提督「い…いつからそこに!?」
朝霜「喜べパパ。この鎮守府であるものが結成された」
提督「あるもの……?」
朝霜「その名も、『提督を休ませ隊』だってよ」
- 53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:19:36.54 ID:xur/1qVco
- 朝霜は棚にスタンバってたんか…w微笑ましい
- 54 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 19:20:19.45 ID:vRAno/rx0
- 朝霜「隊員はここの全員だ。深海棲艦の連中も手伝うってよ」
朝霜「パパはさ、誰から見ても頑張り過ぎなんだよ。だからこうやるしか無かった」
提督「だ、だが…提督が仕事をしていないと…」
朝霜「そういうのはもう古いぜ?」
提督「……」
朝霜「無理にでも仕事をしようとすれば、隊員に捕まっちまう。そうなったらどうなるか分かるだろ?」
提督「……」
朝霜「じゃ、大人しく休んでてくれよパパ〜」ガチャッ
提督「大人しく休む……か」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:23:09.62 ID:foYj61qDO
- 仕事漬けだった提督、休み方が解らない
同じように無理矢理休まされた霞と遭遇
ホリック二人で休むという概念に悩む
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:28:42.28 ID:xur/1qVco
- >>55から
取り敢えずベッドに二人でただ横になろうとすると漣「休めっつってんだろご主人様はともかく霞は休めないのでヤルのも禁止!」
- 57 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 19:39:23.53 ID:vRAno/rx0
- コンコン
提督「…誰だ?」
霞「私よ司令官」ガチャッ
提督「霞か……」
霞「貴方と同じで無理矢理休まされたのよ。私の部屋には仕事道具しか無いからって…」
提督「それで俺の部屋に来たのか」
霞「貴方も休まされてるって聞いたから。何か面白いことでもしてないかと思ったんだけど」
提督「……恥ずかしい話だが休み方が分からない」
霞「私もよ。何をしたらいいかさっぱり」
- 58 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 19:42:30.58 ID:vRAno/rx0
- 霞「こんな時間から寝れないし…」ポスッ
提督「…そうだな」
霞「……隣、座って」
提督「……」スッ
霞「司令官……」
提督「……」
漣「おらぁぁ!休めっつってんだろうがよぉ!!」ガチャッ
霞「!!」
漣「ご主人様はともかく霞は休めないのでヤルのも禁止!分かりましたね!」ガチャッ
霞「……考えてることは筒抜けみたいね」
提督「…漣とは付き合いが長いからな」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:50:54.86 ID:t4xpYqE9O
- おもむろにネコミミ装着な霞
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:53:30.23 ID:TCdsKFl2O
- ちょっと提督の身だしなみに気づいてわざわざ爪切りしてくれる霞
パチパチと気持ちのいい音が響く
- 61 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 19:58:27.76 ID:vRAno/rx0
- 霞「…司令官、爪伸びてない?」
提督「そういえば…最近切ってなかったな」
霞「それはいけないわ、身嗜みは大切よ」
提督「わかった、すぐに切るから…」
霞「爪切り」
提督「んん…?」
霞「私がやってあげるから、爪切りを貸して」
提督「それは…」
霞「いいから早く貸して!」
提督「…分かった」
- 62 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:00:53.35 ID:vRAno/rx0
- ーー
パチンパチン
霞「……」
提督「……」
霞「逞しくて…男の人の手ね」
提督「男だからな」
霞「そうね、司令官が男だっていうのは嫌ってほど教えられたわ」
提督「……」
パチンパチン
霞「…はい、次は左手を出して」
提督「……」スッ
霞「じゃ、やっていくわね」
- 63 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:08:38.83 ID:vRAno/rx0
- 霞「…ヤスリは無いの?」
提督「一緒に出すのを忘れただけだ、そこの引き出しに入っている」
霞「……これね」スッ
霞「爪を切ったあとはちゃんと手入れをしておかないと」
提督「……」
霞「……」カリカリ
霞「…司令官」
提督「どうした?」
霞「好き」
提督「……」
霞「私だけじゃなくてここの皆んなも同じ気持ちよ。だから貴方には休んで欲しいって言ってるの」
提督「…ありがとう霞」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 20:14:54.89 ID:xur/1qVco
- 提督
お菓子作りをしようか、最近忙しくて全然やってなかったしな
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 20:17:36.13 ID:/T8y7cJso
- こんどは提督がなにかしてあげる番で↑
でもなんだかんだで二人でキッチンに立ってやる
- 66 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:25:53.08 ID:vRAno/rx0
- ーー食堂
提督「手伝わなくても良かったんだぞ?」
霞「私がやりたいのよ」
提督「今度は俺の番で、お菓子を作ろうとしたんだがな」
霞「一人で待ってるのも暇なのよ。邪魔はしないから」
提督「…やってもらうことはある。手伝ってくれ」
霞「もちろんよ」
- 67 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:28:38.20 ID:vRAno/rx0
- 霞「……司令官、一つ聞いてもいい?」
提督「なんだ?」
霞「どうしてお菓子作りが得意なの?」
提督「……」
霞「え…何よその表情。聞いちゃいけないことだったの?」
提督「…誰かに聞かれた時は甘党だからだと答えていた」
霞「でも本当は違う理由があるのね?」
提督「……あぁ」
霞「教えてくれるなら聞いてみたいわ」
提督「…………」
- 68 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:32:09.06 ID:vRAno/rx0
- 提督「その理由は龍驤にすら言っていない」
霞「じゃあいいわ、そんな大切なことなら…」
提督「いや、霞になら言ってもいい。逆に龍驤には言えない」
霞「なによそれ……全く分からないんだけど」
提督「……」
霞「ここまで来たんなら聞かせて。どうしてお菓子作りが上手なの?」
提督「……お菓子作りは学生時代から練習したんだ。その結果皆んなも美味しいと言ってくれるものが作れるようになった」
霞「そんな昔からなのね」
提督「あぁ……そうなんだ」
- 69 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 20:35:58.31 ID:vRAno/rx0
- 霞「理由は昔から同じなの?」
提督「今は違うが…昔はある目的の為だった」
霞「ある目的……?」
提督「…小さい子はお菓子や甘いものが好きだろう?」
霞「あんたねぇ!!」
提督「……」
霞「絶倫誘拐犯はあながち間違ってないじゃないの!!」
提督「……」
霞「まさか本当に…いや、違う。漣とヤるまで童貞だったってことはうまくいかなかったのね」
提督「……」
霞「…本物のクズにならなくて良かったわね」
提督「…あの時の俺はどうかしてたんだ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 20:49:19.38 ID:TCdsKFl2O
- 料理も進んでいい匂いがしてくる
でも理由はどうあれ得意なこともできてこうしていられるんだから結果オーライよねって霞が
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 20:57:58.54 ID:64EKGbVJo
- うえ
- 72 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:02:10.93 ID:vRAno/rx0
- 霞「甘い香りがしてきたわね」
提督「……」
霞「理由はどうあれ得意なこともできて、こうしていられるんだから結果オーライよ」
提督「…そう思っておこう」
霞「それしか無いわよ!」
提督「……」
霞「完成まであと少しでしょ、頑張って司令官」
提督「そうだ…あとは仕上げだ」
- 73 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:08:04.96 ID:vRAno/rx0
- ーー
霞「なんであんたが居るのよ」
潜水新棲姫「いい匂いがした」
提督「量はある。潜水新棲姫も食べるといい」
潜水新棲姫「なら遠慮なく食べるぞ、甘いものは好きなんだ」
霞「…司令官、ある意味目標は達成ね」
提督「……」
霞「小さな子は釣れなかったけど、潜水新棲姫が釣れたんだしそれで満足でしょ?」
提督「満足かどうかは別に…」
霞「知ってるのよ。漣と一緒になって潜水新棲姫と色々シてるの」
提督「……」
潜水新棲姫「甘い…美味い……」パクパク
霞「黙っててあげるから、潜水新棲姫で満足しておきなさいよ」
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:12:48.22 ID:t4xpYqE9O
- 色々はしてるが前はやってないぞと潜水新棲姫さん
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:13:52.25 ID:foYj61qDO
- 一方
お菓子の香りで回想する漣はばっちり理由に気付いていたようだった
- 76 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:20:36.80 ID:vRAno/rx0
- ーー
漣「お、この匂いはご主人様が何か作ってますな」クンクン
漣「ご主人様はちょっとしたスイーツ職人ですからね。匂いだけでも美味しそうなのが丸わかりです」
漣「いやぁ……しかしよくもまあ今まで捕まりませんでしたよね」
漣「ロリっ子を甘い物で餌付けしてヤることヤろうとしてたって。ほんとにご主人様はガチのロリコンですな」
漣「あれで顔が怖くなかったらとっくの昔に捕まってましたね間違いなく」
漣「ある意味これで良かったと思うしかないでしょうねぇ……」
- 77 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:26:38.66 ID:vRAno/rx0
- 漣「この前の出張の時、ホテルの近くにあった海防艦風俗。あれにもクラッときてたっぽいですよね」
漣「下手に放置すると危険かと思ったんで、うちの嫁に協力してもらってますけど…効果はあるみたいですね」
漣「お尻でしかヤらせてませんけど、そもそもガチのロリっ子で前は無理なんで、その辺は分かってるでしょうね」
漣「ええそうなんですよ、ご主人様は分かってるからタチが悪いんですよねぇ…」
漣「……ご主人様宛てに届いたこの荷物」ゴソッ
漣「ご主人様……中身を隠してもらうの忘れたら終わりですよ」
漣「園児が着るようなスモックとランドセルって…………」
漣「…漣は優しいですから。この伝票は見なかったことにします」ビリビリ
漣「……うちの嫁と園児プレイかぁ〜…」
漣「ご主人様なら…ギリギリ許せるか……な」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:30:00.00 ID:t4xpYqE9O
- 龍驤の一時退院の日取りが通知される
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:32:11.66 ID:/T8y7cJso
- 霞がお菓子あーんしてくれる
美味しい?って聞かれるので提督も霞にあーんしてどうだ?って聞く
- 80 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:39:46.91 ID:HVcOEa3tO
- ーー
霞「司令官、あーん」
提督「ぁ……」
霞「出来はどう?」
提督「…悪くないな」もぐもぐ
霞「手伝った甲斐があったわね」
提督「霞の手伝いは助かったからな」
霞「じゃあ次は司令官ね」
提督「次?」
霞「あー……」
提督「…そういうことか」
- 81 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:41:57.09 ID:HVcOEa3tO
- 提督「あーん……」
霞「……」もぐもぐ
提督「どうだ?」
霞「いつも通り美味しいわよ」
提督「それは…良かった」
霞「ならまた私ね」
提督「いや一人で食べられるから…」
霞「私がそうしたいのよ。ほら口を開けて」
提督「……」
霞「はい、あーん……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:50:07.09 ID:xur/1qVco
- お菓子は皆も食べに来た
満足そうな提督
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 21:51:33.65 ID:TCdsKFl2O
- >>82
あーんしてほしい人が並んで待ってる
- 84 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 21:58:07.85 ID:HVcOEa3tO
- ーー
朝霜「ん〜甘くて美味しいぜ。流石はパパだな!」
提督「それは良かったんだが…」
朝霜「どうしたんだよ?」
提督「どうして皆並んでるんだ?」
金剛「決まってマス!提督にあーんしてもらう為デスよ!」
提督「おいおい…」
神通「冗談じゃなくて…本気です…」
提督「……」
雲龍「諦めるしかないわね提督」
- 85 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:01:37.45 ID:HVcOEa3tO
- 提督「どうして…」
朝霜「どうして?それを言っちゃおしまいだぜ!」
アイオワ「ヘーイAdmiral!!」
提督「……」
朝霜「パパのことは皆んな慕ってんだから当然だな」
早霜「ねぇ朝霜姉さん…」
朝霜「あたいはやんねぇからな」
早霜「……残念だわ」
提督「これだけの人数に……か」ズラッ
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:07:06.93 ID:foYj61qDO
- 何故か富士さんも居る
こういうちょっとしたイベントにも参加しないとねーとY子さんに引っ張られてきた
顔が真っ赤だ
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:11:10.83 ID:64EKGbVJo
- 各々のアーンの反応なんかを
- 88 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:19:57.62 ID:HVcOEa3tO
- ーー
神通「あ、あん……あの……んん……」
金剛(……恥ずかしくて何も言えまセン)
アイオワ「ンーAdmiralは中々のテクニシャンね!」
雲龍「ん……ありがとう提督」
龍田「提督〜随分と素敵なことをしてるみたいね〜」
天龍「……ん」
ポーラ「あら〜これはお酒の入っていないスイーツでしたか〜」
- 89 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:21:57.52 ID:HVcOEa3tO
- ーー
提督「……」
早霜「随分とお疲れみたいねぇ」
提督「…何人にやったんだ?」
朝霜「ほとんど全員だろうな」
提督「……」
早霜「人気者の辛いところかしらねぇ」
朝霜「もう日が沈んじまったな」
提督「何時間やってたんだ……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:31:54.83 ID:xur/1qVco
- 朝霜「じゃー風呂行こうぜ! パパの背中流してやるぜ!」
なおそれ以上しないように早霜監視付き
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:36:17.22 ID:foYj61qDO
- これじゃあ休んでる意味が無いわね…と残ったお菓子を食べている霞
その後>>90
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:37:09.09 ID:+FXFFN6wo
- 上でなんだかんだ早霜も流してくれる
- 93 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:42:14.01 ID:HVcOEa3tO
- 霞「これじゃあ休んでる意味が無いわね…」もぐもぐ
朝霜「じゃー風呂行こうぜ! パパの背中流してやるからさ!」
提督「…百歩譲ってそれはいいとしよう。だが場所は…」
朝霜「そんなのパパが普段使ってる方に決まってんだろ」
提督「やっぱりか…」
朝霜「あたい達が使ってる方だと愛宕と鉢合わせするかもしれねぇからな」
霞「…絶対背中を流すだけじゃ済まないわね」
提督「……」
- 94 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:44:02.23 ID:HVcOEa3tO
- 早霜「安心して…私が監視役として一緒に入るから」
霞「それなら安心ね。いいわよね朝霜?」
朝霜「早霜なら一緒でも別にいいぜ〜」
早霜「決まりね、司令官」
提督「……」
朝霜「ほら早く着替え持ってこいって!パパと一緒にお風呂だぜ!」
提督「…早霜も居るなら大丈夫か」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:52:18.29 ID:+FXFFN6wo
- ダイナミックに背中を流してくれる朝霜と痒いとこに手が届く感じの早霜
なんで早霜も流してくれるのかって聞いたら別にいいじゃないって返される
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 22:54:56.72 ID:/T8y7cJso
- >>95
そんなに嫌かしらって言われてただ驚いただけで全くそんなことはないって返事
- 97 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 22:59:13.04 ID:HVcOEa3tO
- ーー風呂場
朝霜「具合はどうだパパ〜」ゴシゴシ
提督「…汚れがよく落ちると思う」
朝霜「そりゃ良かった!もっと力を込めて洗うぜ!」ゴシゴシ
提督「……」
早霜「こっちはどうかしら…?」ゴシ…ゴシ…
提督「…早霜も洗ってくれるのか」
早霜「別にいいじゃない……の」ゴシ…ゴシ…
提督「……」
- 98 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:02:19.17 ID:HVcOEa3tO
- 早霜「…自分に好意が無い艦娘に体を触れられるのは嫌?」
提督「そうじゃない、ただ驚いただけだ」
早霜「ふふ…そうね、確かに驚いて当然かもしれないわねぇ」
朝霜「早霜はパパのこと別に好きじゃないんだよな?」
早霜「ええむしろ嫌いよ」
提督「……」
朝霜「じゃあどうしてだよ?まさか…殺すとか……」
早霜「ふふふふふふ…あながち間違ってはないわねぇ」
朝霜「やめろ!!パパはあたいより大切な人なんだ!」
早霜「ふふふ……司令官そのものを殺すんじゃないの」
朝霜「どういうことだよぉ…」
- 99 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:06:08.64 ID:HVcOEa3tO
- 早霜「そんな顔しないで朝霜姉さん。司令官には危害は加えてないから」
朝霜「ほんとかよぉ…」
早霜「ええ、むしろ…イイと思ってるかもしれないわね」
提督「……」
朝霜「あ、え……嘘だろ…早霜…も……?あたいは…用済み…?」
早霜「早とちりして絶望する姉さんもいいわね…」
提督「……早霜」
早霜「分かってるわ、朝霜姉さんを悲しませるようなことはしないわ」
朝霜「あたいの思ってることとは違うんだな…?」
早霜「勿論よ。だから姉さん司令官の娘のまま」
朝霜「よ…良かったぁ……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:11:24.01 ID:xur/1qVco
- お風呂上がりに誰かが耳かきして上げるってさ
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:15:02.48 ID:OZvU+EahO
- 早霜も言うモノは姉さんに無駄打ちされた提督の「アレ」だって
- 102 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:19:39.22 ID:HVcOEa3tO
- 早霜「…朝霜姉さんには言っておいた方が良さそうねぇ」
朝霜「教えてくれないと寝れねぇよ……」
早霜「私が殺してるのは1人や2人なんかじゃないの」
朝霜「意味わかんねぇよ……」
早霜「ざっと1億…だったかしら?」
提督「……」
早霜「ふふふふ…分かったかしら姉さん?」
朝霜「それって…」
早霜「ええ、司令官から出たモノよ」
- 103 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:22:17.41 ID:HVcOEa3tO
- 早霜「口でモノを飲んで胃の中に入る……たったそれだけで1億も殺せるの」
早霜「これに気付いた時……絶頂で身体が震えたわ」ゾクゾク
朝霜「……司令とはヤってはねぇんだよな?」
早霜「ええ、でも無駄打ちはさせてるわねぇ」
朝霜「…ならいい。パパが危ない目に遭わないなら許す」
早霜「ふふ…姉さんにお墨付きをもらったわね?」
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:24:01.49 ID:3PhJMu4yo
- 満ち足りた一日だったが何か決定的な物が欠けていると思う提督
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:26:36.81 ID:/T8y7cJso
- >>100
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:27:33.04 ID:RqtLp2bLo
- >>104
考えなくても龍驤の事とわかる
退院の日程を幹部と相談しよう
今度は龍驤とも休暇をすごそう
- 107 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:40:26.23 ID:HVcOEa3tO
- 朝霜「……そうだ忘れてた」
提督「何がだ?」
朝霜「風呂から出たら耳かきしてくれるらしいぜ」
提督「…誰がだ?」
朝霜「さぁな、忘れちまった」
提督「……」
早霜「姉さんの目の前で他の女のことを考えちゃダメ」
提督「そう言われても気になるだろう」
早霜「その時になれば分かるわよ…ふふふふ」
- 108 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:43:02.07 ID:HVcOEa3tO
- ーー
提督「…こうなるとは」
S朝潮「少々出遅れましたので、ここで挽回できたらなと」
提督「…好きにしてくれ」
S朝潮「なら私が耳かきをさせてもらいます。さぁ私の膝に寝て下さい」
提督「……」ゴロン
S朝潮「司令官を膝枕する…こんなに幸せなことはありません」
提督「……」
S朝潮「…動かないで下さいね司令官……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:45:18.44 ID:+FXFFN6wo
- 順調にかいてたら手強い大物が立ちふさがる
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:46:41.44 ID:t4xpYqE9O
- 反対側になって提督の頭をかき抱くS朝潮
- 111 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/09(木) 23:58:33.96 ID:u3LxQvrI0
- ーー
S朝潮「…こちら側は終わりました。こっちを向いて下さい」
提督「……」ゴロン
S朝潮「……」
提督「…どうした朝潮。ひょっとして汚かったか……?」
S朝潮「…綺麗ですよとっても」
提督「な、なら良かったが…」
S朝潮「……司令官」ギュッ
提督「な…おい……」
S朝潮「このまま…聞いて下さい」
提督「……」
- 112 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:01:44.93 ID:n1fq49hu0
- S朝潮「司令官には何度も言っていますが、感謝してもしきれません」
S朝潮「貴方は私を救ってくれました。本当にありがとうございます」
提督「…頑張ったのは朝潮だ」
S朝潮「頑張らせてくれたのは司令官です」
提督「俺は…」
S朝潮「司令官にとっては当然でも、私にとってはどれだけ嬉しかったか……」
S朝潮「そしてまた同じことを言いますが……自殺なんかしてごめんなさい」
提督「……」
S朝潮「何度も手を伸ばしてくれたのに。私はその手を握れませんでした」
- 113 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:04:34.43 ID:n1fq49hu0
- S朝潮「…怖かったんです」
提督「怖い?」
S朝潮「人を信じるという行為が怖かったんです。龍驤さんとのいざこざもありましたが、こっちの方が大きかったですね」
提督「そうだったのか…」
S朝潮「そんな私に手を握らせたんです。簡単には離しませんから…覚悟して下さいね?」
提督「…もちろんだ」
S朝潮「司令官はやっぱり…私にとって一番大切な人です」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:05:47.67 ID:2p43stYTO
- >>106
- 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:07:05.19 ID:fp68nVqvO
- 部屋に戻ると霞が待ってておかえりなさいってお出迎え
- 116 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:15:48.57 ID:n1fq49hu0
- ーー提督の部屋
提督「……」ガチャッ
霞「お帰りなさいあなた」
提督「…あぁ」
霞「疲れてない?今日はもう休む?」
提督「…少しなら大丈夫だ」
霞「そう。なら準備するから少し待ってて」
提督「……」
- 117 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:18:23.08 ID:n1fq49hu0
- 霞「……お待たせ。準備できたわよ」
提督「霞…」
霞「今は霞ママ、でしょ」
提督「霞…ママ……」
霞「なぁに?」
提督「俺は……」
霞「…やっぱり何も言わないで。全部ママに任せればいいから」
提督「……」
霞「今夜も頑張って…私を本当のママにしてね」ボソボソ
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:26:41.37 ID:fgcf8K7go
- 事後
霞にどこか元気がない事、その理由も見抜かれる
龍驤さんが帰ってきた時にそんなしょぼくれた顔はだめよとたしなめられる
- 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:27:12.31 ID:4zYygzmro
- しっかり休んだのでなんか糊みたいなすごい濃いのが発射される
>>118
- 120 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:34:43.74 ID:n1fq49hu0
- ーー
霞「しゅごい……濃いのがぁ……私の中にぃ……」
提督「……」
霞「…………」
霞「…何よ……こんなにシておいて…不満…?」
提督「いや……」
霞「なんてね、原因は分かってるわよ。龍驤さんでしょ」
提督「……」
霞「今日一日…いや半日ね。癒されたはずなのにどこか満たされない」
霞「それは龍驤さんが居ないから…ね」
提督「…その通りだ」
- 121 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:39:48.95 ID:n1fq49hu0
- 提督「龍驤が居ないと…俺は…」
霞「だからっていつまでもそんな顔してちゃダメ。龍驤さんが帰ってきてそんな顔で迎えるの?」
提督「……」
霞「司令官」
提督「…そうだな、これじゃいけないな」
霞「その調子よ、明るい顔で迎えてあげないと」
提督「ありがとう霞。そう言ってもらえて元気が出たよ」
霞「まぁでも…私とスる時にランドセルを背負うようになったのは黙ってるべきかもしれないわね」ガシャッ
提督「……」
ーー
- 122 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/10(金) 00:40:27.97 ID:n1fq49hu0
- 用意するからちょっと待ってて→ランドセル
コメントなどあればお願いします
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:41:48.36 ID:4zYygzmro
- 乙
このロリコン!
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:48:55.74 ID:fgcf8K7go
- おつです
提督さぁ……龍驤と結ばれなかったら歴史に名を刻んだんじゃない?最悪の絶倫誘拐犯として……
癒し回でほっこり成分補給できてよきよき、明日も頑張ろう……!
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:51:06.93 ID:/kOLVmIDO
- お疲れ様でした
何だか平和だった
龍驤が居ないから…?
ギリギリ許せる…それでもギリギリかあ…
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 02:10:04.85 ID:PxI+rtKxo
- え?
霞ママに甘える為に、提督が自分でランドセル背負っちゃったの?
- 127 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/11(土) 19:09:03.30 ID:jdziIx1E0
- ーー
霞『叢雲は手術、龍田は司令官に依存することによってある程度安定はしてした』
霞『響もそう。何かが影響したみたいで以前と比べるとかなり安定してきてるのよ』
霞『そうなると次に不安定なのは朝霜なのよ。本当なら龍驤さんなんだけど、今は入院中だし』
霞『龍驤さんの退院の目処が立った今、朝霜が一番危ないの』
霞『朝霜は司令官だけというより龍驤さんの事も慕ってた。本当の親子みたいにね』
霞『私も気を付けておくけど、朝霜はよく観察しておいて』
- 128 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/11(土) 19:13:51.87 ID:jdziIx1E0
- ーー
提督(霞からそう言われて朝霜を普段より気にかけようとしていたんだが…)
朝霜「痛い…痛いよパパ……」
提督(執務室の外から物音がして、様子を見てみると朝霜が蹲っていた。体には痣ができているのを見ると何度も転びながらここまで必死に歩いてきたのだろう)
朝霜「脚…脚が……右脚が…痛い…」
提督(朝霜は重い幻肢痛で苦しんでいる。薬を飲んでも多少マシになるだけで痛みが取れることは無いそうだ)
朝霜「パパ…パパぁ……」
提督「…大丈夫だからな朝霜」
提督(俺にできることは朝霜を抱きしめることだけだ。このまま不安定なままなら、朝霜を膝に乗せて仕事をすることになりそうだ…)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
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