【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その2【安価】

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66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:26:10.15 ID:Fy3ZGzbpo
>>65
演習のあとは龍驤の手料理で空いたお腹をふくらませる
卵焼きでは勝てへんけど料理もできるんやで
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:26:54.58 ID:vB340aODo
龍驤が見えなくなってから>>65
ばっちり多数に聞かれてる
68 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/12(金) 00:37:47.60 ID:vQz+TkIk0
龍驤「…さて、お腹も減ったしご飯にしよか。今度はウチが作るわな」


瑞鳳「龍驤さんが…?」


龍驤「玉子焼きでは負けるけど、これでも料理はできるんやで?」


瑞鳳「…はい、ご馳走になります!」


龍驤「よっしゃ、ほな先に行って支度するわな。瑞鳳はゆっくりでええで〜」


瑞鳳「……」


瑞鳳「……ん!!」パチンッ


瑞鳳「やっぱり龍驤さんは本物だ。あの体でも諦めるって事を知らない」


瑞鳳「それに比べて私は……」


瑞鳳「…負けない。絶対に負けない!」


瑞鳳「龍驤さんに負けるもんかーー!」


ーー
69 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/12(金) 00:38:26.98 ID:vQz+TkIk0
新スレでも宜しくお願いします
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:41:06.58 ID:Fy3ZGzbpo
おつです
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:58:43.57 ID:vB340aODo
おつおつよろしくお願いします
オサレ眼鏡隊長の言葉を思い出す
陽炎は社長と会ってたんだやったね!
72 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 18:39:34.80 ID:iPUb2fKy0
ーー足りないもの鎮守府


多摩「どこに何をしに行く気だにゃ」


菊月「人探しだ」


多摩「そんなことよりこっちの仕事を手伝えにゃ。大好きな提督とタップリ仕事できるにゃよ?」


菊月「……お前は信濃を知っているか」


多摩「話を逸らすにゃ」


菊月「知っているかと聞いてるんだ」


多摩「信濃……確か新型の艦娘で専用装備や艤装があるらしいにゃ」


菊月「他に特徴は?」


多摩「さあ、知らんにゃ」


菊月「そうか、やはりそうなんだな」


多摩「一体なんなんだにゃ」
73 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 18:45:48.25 ID:iPUb2fKy0
菊月「人間が艦娘になっていた。その事実は扉の影響で無くなった」


菊月「信濃という艦娘の存在は変わらない。だがその人間の未来は大きく変わることになった」


菊月「扉の影響というなら私がやらなければいけない。私がアイツを…」


多摩「まさか助けるとか言うつもりじゃないにゃ?」


菊月「……」


多摩「おみゃーが今更人助けだなんて信じられないにゃ。その人間を見つけて何をするつもりにゃ?」


菊月「…数日鎮守府を空ける。理由は説明したからな」


多摩「はぁ…話くらい聞けにゃ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 18:50:52.08 ID:IJBDrtRDO
人間信濃(仮)は元帥で被曝して亡くなった祖父の墓参りをしている所だった
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:02:31.67 ID:V6b7UxxPo
みんなに相談して付いていく(見張っておく)かか決める多摩
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:04:26.25 ID:e0GlKzk8O
>>75
77 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 19:10:36.61 ID:iPUb2fKy0
ーー


多摩「…というわけで菊月がまた一人で何かしようとしてるにゃ」


リュウジョウ「アイツはほんま懲りへんなぁ」


曙「なんであたし達に相談しないのかしら」


多摩「自分一人の責任だと思ってるんだにゃ」


望月「そんなこと無いのにねぇ〜」


千代田「菊月のああいう所はほんと変わらないのよ」
78 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 19:15:08.62 ID:iPUb2fKy0
多摩「神威の能力でなんとかできないかにゃ?」


リュウジョウ「神威は瞬間移動や、単独やと知ってる場所にしか飛ばせれへん」


曙「あたしの千里眼を使おうにも、菊月の場所が分からないと」


望月「菊月に発信機か何か持たせてもいいんだよね?」


千代田「菊月がそんなの持っていくはず無いじゃない」


多摩「とにかく一人で行動させるのは色んな意味で危険にゃ。どうにかして誰かを連れて行かせるか、場所を確認する方法が必要だにゃ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:22:21.41 ID:e0GlKzk8O
ぼのたんがついていくわって立候補
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:34:31.74 ID:H4MSrzsTo
>>79
付いていかなくても見つけれるし覗き見よりいいでしょと
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:39:19.52 ID:O5VYPyO5o
何をするくらいはどうしても聞いておかないとまずい気がすると
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:41:41.17 ID:HcpnIDEXo
ぼのたんは千里眼持ちでしたね
83 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 19:45:47.98 ID:iPUb2fKy0
ーー


曙「菊月、あたしも付いていくわよ」


菊月「ダメだ」


曙「あんた一人で行かせられるわけないでしょ」


菊月「お前達はここに残っていろ」


曙「そう言われて黙ってると思う?」


菊月「ならば力づくで黙らせる」


曙「ここにはクソ提督がいるのよ?あんたがそんなことできるわけないじゃない」
84 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 19:48:58.68 ID:iPUb2fKy0
曙「そもそも付いていかなくても見つけれるのよ。覗き見よりいいでしょ?」


菊月「無理だ。お前は誰がどこに居るかを分かっていなければ正確な場所を見ることはできない」


曙「裏を返せば大体分かってれば見えるんだけど?」


菊月「憶測で当てられるものか」


曙「へえ、ならやってやるわよ。そして神威の能力であんたを回収してやるわ」


菊月「……」


曙「お互いに手の内は分かってるの。無駄に頑張る前にさっさと認めなさい」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:57:59.25 ID:IJBDrtRDO
あんたにとって私達ってなんなの?相談する価値も無い訳?
ちょっと怒ってる曙
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:58:33.36 ID:HcpnIDEXo
それにクソ提督にはもう外泊許可貰ったし
菊月の事は信じてるけど危ないことにならないよう任せたって言われてるから
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:02:17.00 ID:V6b7UxxPo
>>85
88 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 20:06:18.69 ID:iPUb2fKy0
菊月「……」


曙「なによ、ここまで言って何も言わないわけ!?」


曙「あんたにとって私達ってなんなの?相談する価値も無いの!?」


菊月「…そうだ」


曙「はぁ!?」


菊月「お前達のことは司令官を取り戻す為の道具としか見ていない。目的が達成された今、もう価値は…」


バッチーン!


菊月「……」


曙「あんた…あんたねぇ!!」
89 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 20:11:00.05 ID:iPUb2fKy0
曙「あんたがそうやって一人で行動しようとしてる時は、決まって危険なことがあるからよ」


曙「そう言ってあたし達を遠ざけようとしてるのは見え見え」


曙「でも……だからといって言っていいことと悪いことがあるでしょ!!」バッチーン


菊月「……」


曙「あたし達はどれだけあんたと頑張ってきたか!!その苦労をあんたが一番知ってるはずよ!!」バッチーン


菊月「……」


曙「あたし達を否定することは自分を否定することにもなるのよ!」


曙「クソ提督だってそう、手に入れてもう終わりなの!?」


菊月「……」


曙「なんとか言いなさいよクソ菊月!」


菊月「安価」


下1〜3高コンマ 菊月の台詞やその他起こったことなど
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:16:49.98 ID:IJBDrtRDO
殴りすぎだこのバカ…!バッチーン
ああもう解った好きにしろ後で後悔しても遅いからな!
その後ぼそりと小声で悪かった…と
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:23:23.67 ID:H4MSrzsTo
>>90
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:25:30.17 ID:k4hr0/sVo
逆ギレした菊月、二人で取っ組み合いになって周りに止められる
けど菊月から勝手にしろって言質は取ったぼのたん
93 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 20:32:16.75 ID:iPUb2fKy0
菊月「殴りすぎだこのバカ…!」バッチーン


曙「な……なによ!この分からず屋!」バッチーン


菊月「お前……!」


曙「言って分からないならこれしか無いじゃない!」バッチーン


菊月「こ、この……!」バッチーン


曙「あんたのなんか、痛くも無いわよ!」バッチーン


菊月「……!」


曙「……!」
94 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 20:38:47.15 ID:iPUb2fKy0
ーー執務室


多摩「…ということで殴り合ってた二人を多摩が止めてここに持ってきたにゃ」


菊月提督「二人共…」


菊月「……」ボロボロ
曙「……」ボロボロ


多摩「早めに気付けて良かったにゃ。下手したらグラーフの世話になる所だったにゃ」


菊月提督「菊月……」


菊月「例え司令官の頼みでも聞けないものもある」


曙「あんた、この期に及んで…」


菊月「私が決めたことを覆した事があるか?」


多摩「ほんとにコイツは、もういい加減に…」


菊月「私は曙を連れて行かない。だが付いてきたいなら好きにしろ」


多摩「……はぁ〜〜…」
95 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 20:41:35.44 ID:iPUb2fKy0
菊月「付いてきた後悔しても遅いからな、私は一切責任を取らない」


菊月提督「…だそうだぞ曙」


曙「分かってるわよ」


菊月「ふん、なら勝手にしろ」


多摩「菊月提督の艦娘はどうしてこんなにも拗らせたのが多いんだにゃ?」


菊月提督「俺に言われてもな…」


菊月「曙……悪かった」ボソッ


曙「何か言った?」


菊月「……」


曙「…全くもう」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:54:45.61 ID:O5VYPyO5o
菊月が何かを考えてる事は菊月提督の耳にも入れることに
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 20:58:23.30 ID:e0GlKzk8O
どーやって探すのって言われて聞き込みだって返す菊月
あたりはついてるのって聞かれて、………ってなる
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:06:17.77 ID:H4MSrzsTo
>>97
>>96
99 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 21:11:36.02 ID:iPUb2fKy0
ーー


菊月提督「結局は二人で行ってくれて何よりか…」


多摩「まだ安心はできないにゃ。菊月は何かを考えてるにゃ」


菊月提督「それくらい分かる。だがそれが何か分からないんだ」


多摩「それは分かってないのと一緒にゃよ」


菊月提督「……」


多摩「荒潮を呼んでおいた方がいいかもしれないにゃ」


菊月提督「それ程危険な目に遭うと?」


多摩「可能性はあるにゃ」


菊月提督「…分かった、俺から連絡しておこう」
100 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 21:13:45.81 ID:iPUb2fKy0
ーー


曙「菊月、どーやって探すのよ」


菊月「聞き込みだ」


曙「あたりはついてるの?」


菊月「……」


曙「呆れた、それでよく一人でやるって言ってたわね」


菊月「アイツの苗字は分かっている。血筋の奴を辿っていけばいずれ辿り着く」


曙「本当にそうなんでしょうね…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:22:22.71 ID:V6b7UxxPo
珍しい名字なので結構楽に辿れた(合ってるかはわからん)
ご立派な豪邸の門前で立ち尽くす二人
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:28:23.29 ID:e0GlKzk8O
>>101
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:30:54.40 ID:IJBDrtRDO
辿り着いた先は元帥の屋敷だった場所
今は誰も住んでいないとの話だったが不思議と掃除が行き届いている
あいつの名字を知ったのはつい最近だ…まさかあいつが血縁とはとひとりごちる菊月
104 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 21:38:11.15 ID:iPUb2fKy0
ーー某所


曙「あっさりと来れたわね…」


菊月「アイツは死んだ元帥の血族、しかもその苗字が変わっているとなれば容易い」


曙「よく言うわよ、たまたまじゃない」


菊月「偶然でも何でも良い。とにかくこの屋敷にはたどり着いた」


曙「で、ここからどうするのよ」


菊月「一人でなら手荒なことも考えたが、ここにはお前がいる」


曙「はぁ?」


菊月「中の様子を見ろ」


曙「こんな所来たこと無いんだから無理よ」


菊月「大体分かればいいんだろう?目の前に屋敷がある」


曙「……分かったわよ、やればいいんでしょ」
105 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 21:41:08.62 ID:iPUb2fKy0
曙「菊月が探してる子の見た目は?」


菊月「さぁな」


曙「さぁなって……」


菊月「私も忘れかけている。詳細は思い出せない」


曙「よくそれで探す気になれたわね……」ブツブツ


菊月「……」


雲林院邸ーー


菊月「お前の事を忘れてしまう前に…助けてやる」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:47:05.82 ID:IJBDrtRDO
屋敷の中を視ようとした曙が頭を押さえて蹲る
視ようとしたら強い思念のようなものに弾かれた感覚だったと
聞いた話では死んだ元帥の怨みの声が聞こえてくるらしいと周辺住民は怖がって近付かないのだと
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:49:38.88 ID:H4MSrzsTo
家主と思われる女性が一人と女中が数人いるのが見える
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:51:09.97 ID:O5VYPyO5o
>>106
109 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 21:55:51.70 ID:iPUb2fKy0
曙「……ぅぐ!!」ガクッ


菊月「どうした曙?」


曙「ぁ……ぐ…う……っ!」


菊月「なんだ何があった、何が見えたんだ?」


曙「み…見えなかった……」


菊月「なんだと?」


曙「強い力……信念…怨念とか……そんなのに…弾かれたような……」


菊月「死んだ元帥の怨念とでも言うのか?」


曙「とにかく…これ以上は……」


菊月「分かった、ここは一旦引くぞ」
110 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:04:02.86 ID:GZ2vtbxbO
ーー


菊月「この近くの住民に話を聞いたが、ここは幽霊屋敷らしいな」


曙「もうここには誰も住んでいないみたいね。元帥が死んだ後売りに出そうとしたけど、変な声が聞こえるから無理だって」


菊月「その話が近所にも広まり誰も近付かなくなった…か」


曙「元帥が死んだのはそこまで前じゃないからまだ屋敷も荒れてないのね」


菊月「……」


曙「菊月、ここには誰も居ないわよ」


菊月「曙、中を調べるぞ」


曙「…あんた話聞いてた?」


菊月「誰も居ないのなら好都合だ。何かが残っている可能性があるしな」


曙「…あたしは止めたわよ」


菊月「そうか」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:05:27.33 ID:/UM22gjzO
ポルターガイスト現象のように窓がガタガタと音を立てたり、棚の中の皿が落ちて割れたりする
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:10:44.71 ID:e0GlKzk8O
門を開いて屋敷に向かう途中窓から人影のようなものがみえる
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:11:14.37 ID:V6b7UxxPo
敷居を跨いだ途端感じる、明らかになにかが居る…
114 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:14:42.19 ID:GZ2vtbxbO
ーー屋敷内


曙「……」


菊月「……」


曙「家具もある程度は残ってるのね」


菊月「運び出そうとしたが、止めたんだろう」


曙「それ程怖いっていうの?」


菊月「さぁな、私には生きた人間の方がよっぽど怖い」


曙「それは私もよ」
115 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:16:59.81 ID:GZ2vtbxbO
菊月「……」ピクッ


曙「どうしたのよ」


菊月「…今人影が見えなかったか」


曙「あたしは見てないわよ」


菊月「気のせいか…」


曙「ここには誰も住んでないんでしょ?」


菊月「……屋敷の中を徹底的に探すぞ」


曙「それ本気?ここって結構広いわよ?」


菊月「二人でやればすぐ終わる」


曙「終わるわけないでしょ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:19:04.84 ID:H4MSrzsTo
グルーっと屋敷を回ると間取り的に空白の部分がある
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:21:28.65 ID:IJBDrtRDO
そもそも元帥にまで上り詰める程の人間だ、死後に何になっても不思議じゃないかもな
善悪は別としてなと話す菊月
そして鍵の掛かった扉から赦さんぞ若造め…と声が聞こえる
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:31:45.39 ID:uzz4RlCR0
>>116
119 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:35:02.19 ID:GZ2vtbxbO
ーー


菊月「……」


曙「こっちには変な所は無かったわね」


菊月「私もだ。ここ以外におかしい場所は無い」


曙「この壁、明らかにおかしいのよね。上の階の部屋の間取りも考えると、ここに壁は不自然」


菊月「ということはここに何かがある」


曙「隠し部屋なら入り口があるはずよ、この壁に面した部屋を探しましょう」


菊月「私は向こうを探る」


曙「ならあたしはこっちね」
120 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:38:12.43 ID:GZ2vtbxbO
菊月「この部屋は和室か。何もおかしい所は無さそうだが…」


菊月「この壁の後ろがあのおかしい空間になっているが、家具が邪魔だな」


菊月「あの空間は出入りするものならこんな家具は置かないか…いや待てよ」


ズズズ…


菊月「…動く。見た目よりもかなり軽い」


菊月「この家具の後ろの壁が扉か何かになっているのか?」


菊月「ここに一体何があるんだ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:40:04.69 ID:/UM22gjzO
銀行の金庫のような暗証番号つきの重い鉄の扉がある
錆びさせればなんとかなりそうだ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:40:54.05 ID:uzz4RlCR0
自身の計画を事細かに記した手帳が見つかる(和風の書斎のようなう空間)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:41:53.89 ID:IJBDrtRDO
地下への階段を見付ける
下りていく毎に重圧感が増していく
本能的にこのまま進むのはまずいと感じる二人
その時外から車の音が聞こえた
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:42:46.96 ID:kt++PF2eo
奥には人が1人暮らせそうな感じのスペースが
125 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:44:42.11 ID:GZ2vtbxbO
菊月「これは…」


曙「そっちはどう?」


菊月「こっちが当たりだ。見てみろ」


ズォォォォォ…


曙「地下への階段…」


菊月「あの空間の正体が分かったな。この部屋から出入りしていたんだろう」


曙「この下に何があるのかしら…」
126 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:47:58.36 ID:GZ2vtbxbO
曙「何…ただの階段なのに……この雰囲気は…」


菊月「……」


曙「菊月、このまま進むのは何か嫌な雰囲気がするんだけど」


菊月「怖気付いたのか」


曙「そうじゃなくて…」


キキィッ


菊月「…車の音?」


曙「この屋敷の前に止まったみたいね」


菊月「ここに入ってくるつもりか?」


曙「誰が、何の為に?」


菊月「私に聞くな」
127 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 22:50:39.28 ID:GZ2vtbxbO
曙「もし警察にでも通報されたら厄介よ」


菊月「……」


曙「どうするのよ、このまま進むの?」


菊月「……」


曙「それとも車の方を見に行って様子を見てくる?」


菊月「……」


曙「一人ずつ行動するのは危険よ、どっちかを二人でやるの」


菊月「安価」


下1〜3高コンマ 菊月の台詞やその他起こったことなど
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:51:45.60 ID:e0GlKzk8O
車の方に行くことに
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:55:48.98 ID:5M7Rbc9wo
車で
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:59:48.53 ID:H4MSrzsTo
車の様子を見に行くと和装の女性が降りているところ
131 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:05:13.66 ID:GZ2vtbxbO
菊月「車の方にする。警察を呼ばれるのは面倒だ」


曙「そうね、私もそう思うわ」


菊月「まずは私が様子を見る、お前は戦闘になりそうなら…」


曙「ほんと……車の方で良かった」ボソッ


菊月「………おい曙、今自分の事を私と…」


曙「ふんっ!」ドガッ


菊月「…」ドサッ


曙?「危なかった、間一髪って所ね」


「コイツの名前が分からなかったからどうしようかと思った。私が化けた方の名前は曙…ね」
132 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:08:01.55 ID:GZ2vtbxbO
「黄色い方の名前は菊月よ。私はそう言ってたじゃない」


「え、それ私聞いてないわよ?」


「……まあ結果オーライってことで」


「ちょっと!」


「まあまあ、なんとかなったんだしこれでいいわよ」


「全く…それで、コイツらはどうするの?」


「とりあえず地下に放り込んどく」


「迎えが来たし、連れて行ってもいいんじゃない?」


「そうね……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:09:30.04 ID:e0GlKzk8O
目覚めた曙と菊月、それぞれ能力で拘束を説いて状況確認
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:10:26.51 ID:/UM22gjzO
>>133
気圧から地下に移送されたのが分かる
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:14:34.78 ID:H4MSrzsTo
>>133
本物だろうなとお互いを確認してこんなことできる艦娘あたし達の他にいる?と
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:17:01.03 ID:IJBDrtRDO
車から降りて来た女性は菊月の顔を見て何処かで会ったような…と考え込む
とりあえず丁重にお願いしますと言って別の部屋へ消えた
137 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:25:05.29 ID:xONAV0ms0
ーー


菊月「……」ピクッ


菊月「ここは……ぅ…頭を……やられたか…」


ガシャッ


菊月「手錠に足枷……こんなもの…」ズズズッ


カランッ


菊月「錆させてしまえば…こんなものだ……」


菊月「……ここは独房のようになっているのか」


菊月「この扉も……錆させれば意味も無い」ズズズッ
138 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:28:20.35 ID:xONAV0ms0
菊月「……次は…」


曙「!」


菊月「……お前は偽物か」


曙「こっちの台詞よ!よくも菊月に化けてあたしを騙したわね!」


菊月「…お互い同じ手でやられたということか」


曙「何よ白々しい!不意を突かれない限りあたしは…!」


菊月「炎で燃やすんだろう?」


曙「……」


菊月「手錠と足枷を燃やしたように、お前は炎を操ることができる」
139 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:31:26.69 ID:xONAV0ms0
曙「…あんたは全てを錆させることができる。だから独房の旅も開けることができた」


菊月「お互いに本物のようだな」


曙「どうやらね…」


菊月「敵は二人以上だ。二手に分かれるのは愚策だったか」


曙「こっちも応援を呼んで一気にやっちゃう?」


菊月「まぁ待て、この地下を調べてからでも遅くはない」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:37:30.64 ID:kt++PF2eo
地下室は和の雰囲気漂う人が住める空間になってる
どうやら地下シェルターのよう
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:38:43.73 ID:uzz4RlCR0
地下の女の子らしい部屋には一人本を読む少女が
二人を見てきょとんとしている
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:42:02.99 ID:e0GlKzk8O
>>140
>>141
二人が身構えるけど女の子に敵意はない
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:42:18.16 ID:hqV2ieD/O
>>141
部屋を薄汚い書庫にして閉じ込められてた感じで
144 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:50:56.47 ID:xONAV0ms0
ーー


曙「ここ…刑務所みたいな所かと思ったけど違う、シェルターよ」


菊月「あの独房は後付けか」


曙「それで説明はつく、けど…」


菊月「この広さはなんだ。地上より大きいんじゃないか」


曙「元帥が逃げるにしては大き過ぎる…」


菊月「その家族を含めるなら納得できないことも無いが…」
145 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:53:17.84 ID:xONAV0ms0
「ねぇ」


菊月「誰だ!?」


曙「女の子……?」


「貴女たちはどこから来たの?」


曙「菊月、敵意は無さそうよ」


菊月「……」


曙「聞いてるの菊月?」


菊月「時間が巻き戻った?いや、辻褄を合わせるにはこうなるしか無かったのか…」


曙「何をブツブツ言ってるのよ」


菊月「…お前はいつからここに居る?」


「私?分からない。でもここには本が沢山あることは分かる」
146 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/13(土) 23:55:40.88 ID:xONAV0ms0
曙「あんた、名前は…」


菊月「雲林院だな?」


雲林院「うん」


曙「この子が探してた人間だっていうの!?こんな子どもが!?」


菊月「そうだその顔だ、完全に思い出した」


雲林院「?」


菊月「お前はここに閉じ込められているんだな」


雲林院「分からない」


菊月「…曙、こいつを連れて逃げるぞ」


曙「はあ?あたしにちゃんと説明しなさいよ!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:04:21.73 ID:Lg5kUPKOO
菊月?曙?が現れて
やっぱりお嬢様を狙っていたのか!お嬢様が少し特殊だからって!と敵対心

雲林院ちゃんは仲良くしてほしいとお願い

なんか話が噛み合わないのでお互い一旦冷静になる
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:04:34.05 ID:oIBtBeT10
なんとか帰還したあとで冷静に今の状況を分析する
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:07:19.86 ID:UTdoGbY7O
>>147
150 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:14:13.76 ID:NxyYDp5J0
シュバッ


曙?「……」


菊月?「……」


曙「あんた達は…!」


曙?「コイツらやっぱりお嬢様を狙っていたのか!」


菊月?「お嬢様が少し特殊だからって…許さない!」


菊月「何の話だ?」


雲林院「喧嘩しないで」


曙?「お嬢様を守るためなんです!」


菊月?「悪党どもめ、覚悟ーー!」
151 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:20:23.64 ID:NxyYDp5J0
菊月「待て、私達も雲林院を保護しに来たんだ」


曙?「嘘つくな!」


菊月?「お前達もさっきの輩と同じだ!」


曙「なによそれ!」


曙?「車でやってきた連中だ!迎えなんかじゃなくて私達の…お嬢様を拐いにきた悪者だ!」


菊月「それは違う。私達とは関係ない」


菊月?「問答無用!だぁーーーー!」


雲林院「待って」


曙?「敵を庇うの!?」


雲林院「話し合って。どっちも悪い人じゃない」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:23:50.25 ID:389dZZNAo
曙「菊月、知ってること全部話して。あと偽物!あんたらもよ!!」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:24:35.04 ID:UTdoGbY7O
とりあえず車の連中とは違うことは分からせた
居処がすでにバレてるのでとりあえず全員で脱出する
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:25:10.08 ID:zXmRlFdAo
>>152
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:25:25.75 ID:53z+7/woo
>>152
>>153
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:25:56.90 ID:bOxXw9wDO
もう…やめなさい!!!と一喝する雲林院
窓ガラスがその一喝で全部割れた
あああ、お嬢様ごめんなさい!と狼狽える二人と呆気にとられる菊月曙
157 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:31:10.11 ID:NxyYDp5J0
曙「菊月、知ってること全部話して。あと偽物!あんたらもよ!」


曙?「そっちを信じられないのに言えるはずあるかぁ!」


菊月?「お嬢様、やっぱりコイツらは…!」


菊月「…私は雲林院を助けに来た。それは元帥が関係している」


雲林院「続けて」


菊月「私が知っている雲林院は元帥に恨みを持っていた。それこそ殺してやりたいくらいに」


菊月「雲林院は自分を犠牲にし復讐の機会を待った。だがそれは叶わなかった」


菊月「元帥は被曝し、死んだ。復讐を成し遂げることができなかった」


菊月「……そうか、そういうことなんだな」
158 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:34:49.71 ID:NxyYDp5J0
曙「なによ、何一人で納得してるの?」


菊月「お前も私達と同じか」


雲林院「うん」


菊月?「お嬢様、なにを…」


菊月「能力は?」


雲林院「いくつも使える」


菊月「……そういう能力か」


雲林院「そう」


曙?「お嬢様…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:37:16.30 ID:UeOUIszzO
今日のところは引き上げる
今度はゆっくり話をしようと
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:38:43.58 ID:bOxXw9wDO
お祖父様は元帥となってから人が変わってしまった
私はお祖父様を止めたかった…どんな事をしてでも
でも…こうして亡くなってからは…と言葉に詰まる
憎しみと愛情は表裏一体かと悟る菊月
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:40:05.64 ID:53z+7/woo
目の前で能力を見せてやって同じだということを見せてやる
お前たちのように誰かの姿を真似られる仲間もいる

全て見せて信頼を得ようとする菊月を信じることにする
162 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:48:33.08 ID:NxyYDp5J0
菊月「私の能力はこれだ」ズズズッ


曙?「床が……!シェルターの壁が錆ていく!?」


菊月?「そんな!コイツもお嬢様と…!」


菊月「こっちにはお前のように誰かの姿を真似られる仲間もいる」


雲林院「だって」


曙?「……」


雲林院「この子達に変身能力は無いの。私の能力」


菊月「そうだろうな」


菊月?「…そうです、お嬢様の力を借りました」


曙?「分かりました、信じましょう。目の前で能力を見せるということは敵意が無い証拠です」


曙「なら一旦引くわよ、また変な奴らが来るかもしれないんでしょ」


雲林院「うん、そうした方が良い」


ーー
163 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/14(日) 00:49:14.54 ID:NxyYDp5J0
続く

昨日今日と外伝ネタを使いました


コメントなどあればお願いします
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:50:51.29 ID:53z+7/woo
おつでした
やっぱ外伝ネタですよね
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:53:23.28 ID:bOxXw9wDO
お疲れ様でした
荒潮の人今も見てるかな…
怨霊元帥の構想だけはあった、構想で終わってしまった
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