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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason

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45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:30:54.09 ID:g50pFT6Mo
ある
46 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:38:20.44 ID:1yq03CYd0
P「....」

P「....ある」

幸子「」

まゆ「」

ゆかり「」

美嘉「」

智絵理「」

雫「」

美優「」

夕美「」

留美「」

菜々「」

アナスタシア「」

心「」

美穂「」

文香「」

茄子「」

響子「」

美波「」

友紀「」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:38:59.59 ID:YXHbf6QG0
どこから涌いてきた
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:05.54 ID:SC/W+gaM0
沸いて出すぎで草
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:27.50 ID:VdPt1R2Oo
アイドルワラワラで草
50 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:12.32 ID:1yq03CYd0
P「なんだか一瞬、やたらとたくさんの視線を感じたような....」

幸子「そそそそそそそそそそ」

P「傷ついたCDみたいになってるぞ」

幸子「そっ、それはお母さまの話ですよね!?」

P「自分でそれは抜けって言っただろ....」

幸子「じゃあ何歳の頃ですか!」

P「ええっと....」

何歳の頃? >>49
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:32.56 ID:OafEG4HDo
中学校のとき
52 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:34.04 ID:1yq03CYd0
訂正します
何歳の頃? >>52
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:42.85 ID:0OrqZj300
半年前
54 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:58.32 ID:1yq03CYd0
ずれましたが>>51を採用します
55 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:43:23.67 ID:1yq03CYd0
幸子「どうせ!幼稚園とか小学生の時の話でしょう!」

幸子「低学年の時に近所の女の子と遊んでいて汚れたからとかでしょう!」

P「....中学3年、卒業式の後だった」

幸子「」ブクブク

一同「」ブクブク
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:43:33.61 ID:VdPt1R2Oo
すまん
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:51:14.25 ID:EmMYfE/2o
Pの何気ない一言がいろんなアイドルを傷付けた
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:52:56.48 ID:TstSh+lXo
これは初体験だな
59 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:55:39.01 ID:1yq03CYd0
P「その頃、彼女がいたんだ」

P「小中って一緒で、家も割と近くて」

P「特別美人、ってわけじゃなかったかもしれないけど」

P「いい子だった」

P「卒業式の後、2人で歩きながら」

P「もう一緒に帰るのも最後かもね、とか言って」

P「違う高校って言っても、隣の市だし」

P「お互い自宅からの通学だったから」

P「別に今生の別れってわけでもなかったんだ」

P「でもなんだか無性に寂しくなっちゃってさ」
60 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:05.96 ID:1yq03CYd0
P「家が近づいてくるにつれて、お互いの歩みは遅くなっていって」

P「そしたら彼女が、家に誘ってきた」

P「寂しいのは俺だけじゃなかったみたいでな」

P「着いて行ったら、たまたま家の人は今日遅いって言うから」

P「そのまま2人で

幸子「ストップ!!!!やめ!終わり!このスレは完結!」

【完】
61 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:33.84 ID:1yq03CYd0
P「懐かしいなぁ」

P「今でもたまに思いだすんだ」

P「あいつの名前は

幸子「本当にストーーーーーーーップ!!!!!」

幸子「これ以上は危険です!生命の危機です!」

P「はぁ?」

P「なんで俺の過去を話したら生命の危機に瀕するんだよ」

幸子「Pさんじゃなくて元カノさんです!!!!」

P「?????」

幸子「次行きますよ次!!!」

第三の質問 >>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:39.50 ID:EmMYfE/2o
乙!
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:55.70 ID:gWhiCUJs0
運動会で活躍したこと
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:57:06.13 ID:EmMYfE/2o
すまん!
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:59:06.20 ID:5skrAFgho
完からの乙はズルい
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:00:31.83 ID:0OrqZj300
おつじゃなくてきのとだったりして
67 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:02:11.71 ID:1yq03CYd0
〜数巡後〜

P「....」ペラ

P「....」ペラ

P「やっと当たった!」

幸子「さあどうぞ!」

P「クエスチョンカード発動!」

『運動会で活躍したことは?』

幸子「....」

幸子「そんなのでいいんですか?」

P「俺が選んだんじゃねーよ!」

幸子が運動会で活躍した競技は? >>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:53.72 ID:DsG0LsA3o
借り物競走
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:56.60 ID:0OrqZj300
応援合戦
70 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:05:25.83 ID:1yq03CYd0
幸子「運動会....」

幸子「ボクレベルになると、当日不参加でも大活躍ですが」

P「どうなってんだよお前の学校は」

幸子「一番の活躍といえば、借り物競争ですかねぇ」

P「借り物競争か、今時まだやってるんだな」

借り物競争で幸子の引いたお題 >>71
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:06:14.52 ID:0OrqZj300
100kgのバーベル
72 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:29.35 ID:1yq03CYd0
幸子「ボクが引いたお題は100kgのバーベルだったんです」

P「どうなってんだよお前の学校は(リターンズ)」

幸子「さすがのボクも困りましたよ」

幸子「小学校に100kgのバーベルなんてありませんから」

P「だろうなぁ」

幸子「仮にあったところで、ボクじゃどうやっても持てませんし」

P「借りる以前の問題だし、借り物競争の趣旨がぶっ壊れるよな」

幸子「困ったボクは、呆然と立ち尽くしていました」
73 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:59.55 ID:1yq03CYd0
幸子「すると、突然地面が揺れ出したんです」

P「!?」

幸子「始めは地震かと思いました」

幸子「しかし、それにしては揺れが長く、そして不規則でした」

幸子「しばらくして揺れは治まりました」

幸子「そしてボクの目の前には」

幸子「100kgのバーベルを抱えた筋骨隆々の男たちが大挙していたんです」

P「!!?!??!?!?!????」
74 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:19:28.26 ID:1yq03CYd0
幸子「筋骨隆々の男たち曰く」

幸子「『ジムでトレーニングをしていたところ、』」

幸子「『突然100kgのバーベルをここに持ってこなければならない気がした』と....」

P「いや怖っ!」

P「お前人知を超えた力持ってるだろ!?」

幸子「ええ、ボクは無意識のうちに」

幸子「持ち前のカワイイパワーを全開にしていたみたいです....」

幸子「それが遥か先にいる筋骨隆々の男たちの無意識に作用してしまったようで....」

P「えぇ....」
75 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:20:30.84 ID:1yq03CYd0
幸子「ともかく、彼らは100kgのバーベルとボクを抱え、ゴールしました」

幸子「筋肉の壁に阻まれた他の参加者は、ゴールすることができず」

幸子「ボクが1位、その他は失格となり」

幸子「ボクの母校史上、最も一競技で獲得ポイントに差がつけた者として」

幸子「記録にも記憶にも刻まれました」

P「どんな記録だよ」

幸子「ちなみに、100kgのバーベルを全力ダッシュで運んできた筋骨隆々の男たちはもれなく」

幸子「どこかしらの筋肉や骨が千切れたり折れたりしていて」

幸子「筋骨隆々から筋骨ブチボキになっていたそうです」

P「そりゃそうだ....」
76 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:21:11.21 ID:1yq03CYd0
〜過去エピトランプ終了後〜

P「結局、幸子の圧倒的勝利で終わったなぁ」

幸子「ボクの、Pさんのことをもっと知りたいという願いが天に届いたんですね!」

P「まあこんなことでお前との絆が深まるなら全然いいけどさ」

幸子「充実した時間を過ごせました!」

幸子「ありがとうございました!」

P「こちらこそ、楽しかったよ」

P「しかしこのゲーム、絆を深めるには確かに良さそうだ」

P「他のアイドルも交えてまたやってみたいな」

幸子「そうですね!盛り上がること間違いなしですよ!」

P「機会があったらまたやろう」

幸子「はい!」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:27:05.59 ID:0OrqZj300
LiPPSが考えたにしては大人しい内容だな
もっとヤバいのが残ってそう
78 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:27:52.55 ID:1yq03CYd0
ガチャリ

幸子「いやー!大成功でしたね!」

幸子「Pさんの過去の話も色々聞けましたし!」

幸子「Pさんの言ったように、次は他の皆さんも交えて

まゆ「いいですねぇ」ニッコリ

美嘉「次は★」

智絵理「私たちも」

雫「混ぜてもらいましょう〜」

美優「名案です....」

アナスタシア「сука!」

ゆかり「ピーヒョロロ」

夕美「でも」

留美「この人数じゃ」

文香「一巡する前に」

響子「終わっちゃいそうですね♪」

美穂「だから」

美波「まずは」

友紀「予選会を開いて」

菜々「その勝者数人が」

心「Pとの最終決戦だな☆」

茄子「私が全て取ることになるのでそれは無意味です」

幸子「もう勝手にしてください....」

18日目に続く
79 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:29:18.45 ID:1yq03CYd0
本日はここまでとさせていただきます
スレを跨いだので不安でしたが、まだ人が残っていてくださったので安心しました
ありがとうございます
明日の夜に再開します
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:29:58.95 ID:EmMYfE/2o
改めて乙!
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:30:09.07 ID:VdPt1R2Oo
おつおつ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:31:35.68 ID:0OrqZj300
おつでした
質問の内容次第では絆バッキバキになりそう
83 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:12:22.63 ID:t931MqxS0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(さあ今日も構っていきましょう!)」

幸子「(Pさんもボクの構いを待っています!)」

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....待っています!)」

何をする? >>84
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:36.96 ID:zCgKOYE/0
あえて逆に放置
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:47.43 ID:3GwiqKB30
自作アクセサリーをプレゼントする
86 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:20:36.15 ID:t931MqxS0
幸子「(ここまでずっと構ってきたわけですし)」

幸子「(今回はあえて....)」

幸子「....」

幸子「(放置してみます!)」

幸子「(ボクは仕事をしているPさんの目の前に座っているのに)」

幸子「(いつものように構うことはありません!)」

幸子「(さて、既にPさんの身体にはボクの構いが染みついているはず....)」

幸子「(きっと耐えられないはずです....!)」ニヤリ

幸子「(それをボクは高みの見物と行きましょうか!)」
87 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:01.07 ID:t931MqxS0
〜数時間後〜

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「」

幸子「(お、おかしいです....)」

幸子「(Pさんに限らず、ボクが目の前で座っていたら)」

幸子「(世の中の男性は放っておかないはず....)」

幸子「(なのにPさんはなぜ!)」

幸子「(わき目もふらずに働いていられるんですか!?)」

P「....」カタカタ
88 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:28.40 ID:t931MqxS0
幸子「(困りました....)」

幸子「(放置という構いとは対極に位置する行為は)」

幸子「(本来、ボクの目的とは相反するもの....)」

幸子「(なのでこれは、Pさんが放置に耐えかねて構ってくることで)」

幸子「(ようやく完成するんです!)」

幸子「(でもこれではただの放置じゃないですか....!)」

幸子「(Pさんに構えていません!)」

幸子「....」
89 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:22:20.51 ID:t931MqxS0
幸子「(どうしましょう....)」

幸子「(一度決めたことを覆すわけにはいかないので)」

幸子「(ボクから構うことはできません....)」

幸子「(でもこのままじゃPさんに構えませんよ....)」

幸子「(何か膠着状態を打破する策を考えないと....)」

どうする? >>90
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:22:41.03 ID:pr+Kt77co
こっそり助けを呼ぶ
91 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:27:28.65 ID:t931MqxS0
幸子「(これはもう....)」

幸子「(こっそり助けを呼ぶしかありません!)」

幸子「(誰を呼びましょうか....)」

幸子「(この状況をすぐに理解してくれて、気の利いた助け方をしてくれる人がいいんですが....)」

幸子「(そんな人がこの事務所にいますかね....)」

誰を呼ぶ? >>92
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:40.64 ID:3GwiqKB30
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:41.51 ID:3f1s5dyZ0
フレデリカ
94 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:36:31.61 ID:t931MqxS0
ガチャリ

裕美「....」スタスタ

裕美「....」ポスッ

幸子「よくぞ来てくれました」コソコソ

裕美「別にいいけど....」

裕美「なんで小声?」

幸子「事情がありまして....」

裕美「ふーん」

裕美「それで、お願いって?」

幸子「実はですね....」
95 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:43:20.82 ID:t931MqxS0
幸子「というわけでして」

裕美「....」

裕美「ちょっと、よくわからないから整理させて?」

裕美「幸子ちゃんはプロデューサーさんに構いたい?でいいんだよね?」

幸子「その通りです!」

裕美「それじゃあどうして、あえて放置してるの?」

幸子「ぐっ....」
96 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:44:12.06 ID:t931MqxS0
裕美「一度決めたことは〜って言ってたけど」

裕美「そんなにプロデューサーさんに構いたいなら」

裕美「普通に構えばいいのに」

裕美「これまでもそうやって来たんでしょ?」

幸子「ちょ、ちょっと!」

幸子「ド正論藤川球児ばりの火の玉ストレートはやめてください!」

幸子「普通に考えたらおかしなことを言っているなんてわかってますよ!」

裕美「わかってるんだ」
97 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:20.25 ID:t931MqxS0
裕美「だったら

幸子「しかし!」

裕美「!」

幸子「....」

幸子「....アイドルには、引いちゃいけない時もあるんです」

裕美「今はその時じゃないと思うけど....」
98 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:46.41 ID:t931MqxS0
幸子「とにかく!」

幸子「裕美さんには!」

幸子「ボクの作戦を実行しつつ!」

幸子「現状を打開する策を考えてもらいたいんです!」

裕美「そんなの私にもわからないよ」

幸子「お願いします!」

裕美「うーん....」

裕美の策 >>100
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:45:53.86 ID:rfnCqpO2o
最近作った「付けたら(生物無生物問わず)いろんなものが構わずにいられなくなるようなオーラーを放つ(呪いの)ブレスレット」がある。定価¥4,980のところ友達価格で半額
学校でもクラスメイトに売って効果実証済み
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:05.28 ID:DjnB32fFo
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:43.55 ID:IzwajDBLo
そこにあの子がいるから協力してもらう
102 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:28.13 ID:t931MqxS0
裕美「....1つだけ、あるよ」

幸子「!!!」

幸子「そうですかそうですか!」

幸子「どんな策ですか!」

裕美「....これ」スッ

幸子「これは....」

幸子「ブレスレットですか」

裕美「私が作ったんだけど....」

幸子「さすが裕美さんですねぇ、売り物と見分けがつきませんよ!」

裕美「ありがとう....でもね」

幸子「?」
103 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:59.82 ID:t931MqxS0
裕美「そのブレスレット、呪われているみたいなの」

幸子「の、呪い!?」

裕美「....うん」

裕美「元々は、友達が材料費は出すから作ってほしいって言ってくれたから作ったの」

裕美「原価だけで4980円で」

幸子「おお....結構しますね」

裕美「でもそんなに払ってもらうのも悪いし、半額だけ受け取って」

裕美「ブレスレットを渡したら」

裕美「その子、すごく喜んでくれて」
104 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:58:39.50 ID:t931MqxS0
裕美「私の目の前で着けてくれたんだ」

幸子「いいお友達じゃないですか」

裕美「その後のことは全く覚えてなくて....」

幸子「え?」

裕美「気が付いた時には、虚ろな目をして壁に向かってブツブツと何かをつぶやき続けてるその子と」

裕美「いつのまにか腕から外されたブレスレット」

裕美「そして、私たち2人だけしかいなかったはずの教室に」

裕美「100人以上の生徒、先生、それに学校中の備品が集まってた....」

幸子「えぇ....」
105 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:59:53.70 ID:t931MqxS0
幸子「一体何があったんですか!?」

裕美「わからない....」

裕美「でも、その子はそれ以来」

裕美「『やめて』『来ないで』『助けて』」

裕美「しか言わなくなって」

裕美「学校にも来なくなっちゃった....」

幸子「こ、怖すぎますよ....」
106 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:04:58.76 ID:t931MqxS0
裕美「このブレスレットについて私なりに考えてみたり」

裕美「実験してみて分かったことがあるの」

幸子「なんですか?」

裕美「このブレスレットをつけた人は」

裕美「周りの全てから、構われる」

幸子「???」

幸子「言っている意味がよくわかりませんが」
107 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:05:46.06 ID:t931MqxS0
裕美「正確には、周りの全ては」

裕美「このブレスレットをつけた人に対して」

裕美「構いたくて構いたくて仕方なくなっちゃうの」

幸子「?????」

裕美「しかもそれは」

裕美「人間だけじゃなく他の生物、そして無生物も含まれる」

幸子「???????」
108 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:06:16.93 ID:t931MqxS0
裕美「確かにこれは、特性上」

裕美「幸子ちゃんの望みを叶えるかもしれない」

裕美「でもそれは一瞬だけ」

裕美「すぐに大変なことになるよ」

裕美「最悪、私の友達みたいに....」

幸子「....」

幸子「とりあえずつけてもいいですか?」

裕美「話聞いてた!?」
109 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:07:54.17 ID:t931MqxS0
幸子「大丈夫ですよ」

幸子「ボク、トップアイドルなうえにカワイイので」

幸子「構われることには慣れてます!」フフーン

裕美「いや、そういう次元じゃないんだってば!」

裕美「私も実験のためにちょっとだけつけてみたけど」

裕美「恐ろしすぎてすぐに外しちゃったんだよ!」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ10分だけつけます」

裕美「死にたいの!?」
110 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:14:14.55 ID:t931MqxS0
裕美「どうしてもつけたいなら4980円払って!」

幸子「どうぞ」スッ

裕美「....」

幸子「とりあえず装着っと」

裕美「ちょっ」

幸子「....」

幸子「....何も変わりませんけど?」

裕美「....」ジー

幸子「....」ジー

幸子「....?」
111 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:14:44.12 ID:t931MqxS0
幸子「なんですか?ボクの顔に何かついてます?」

裕美「....見てただけ」ニコ

幸子「?」

幸子「どうしたんですか突然」

裕美「....」グッ

裕美「....」チョコン

幸子「え、そんなに寄らないでくださいよ」

幸子「ちょっと狭すぎますよ」

裕美「....」ギュッ

幸子「....」

幸子「....もしや」
112 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:15:16.02 ID:t931MqxS0
裕美「....手、あったかいね」

幸子「ああ、まあそうかもしれませんね」

裕美「....」ニギニギ

裕美「....」チョンチョン

幸子「....」

裕美「....」

裕美「....ふふっ」ニコッ

幸子「カワイイ」

幸子「じゃなくて!!!」
113 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:25:33.71 ID:t931MqxS0
幸子「この甘々な感じ!」

幸子「もしかしてブレスレットの効果なんですか!?」

幸子「....」

幸子「いいじゃないですかぁ!」

幸子「これならPさんもイチコロ」バッ

幸子「!?」

P「だーれだ」

幸子「?」
114 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:26:10.57 ID:t931MqxS0
幸子「も〜」

幸子「何度この声を聞いたと思っているんですか?」

幸子「そもそもこの部屋には裕美さんとPさんしかいませんでしたし」

幸子「誰がやっているかなんてわかりきっているので」

幸子「早く手を目から外してくだ

P「本当に?」

幸子「へ?」

P「....」
115 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:26:45.60 ID:t931MqxS0
P「....」ギュ

幸子「!?!?!?!?!?!?!???」

幸子「ちょっとっ!?」

幸子「なに後ろから抱きしめてるんですか!?」

幸子「ボクはアイドル、あなたはPさんでしょう!?」

幸子「そんなことしたら

P「後ろの俺がプロデューサーとは限らないだろ」

幸子「はぁ?」
116 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:27:28.63 ID:t931MqxS0
P「....」

P「....プロデューサーじゃなかったら、こうやっててもいいだろ?」

幸子「何を言ってるんですか....?」

P「....お前が目を瞑れば、このままでいられるんだよ」ボソッ

幸子「っ....////」ビクン

幸子「そんなみ、耳元で、囁かないでくださいっ....」キュゥ

P「....」

P「幸子も、まだこうしてたいんじゃないか....?」フーッ

幸子「ボ、ボクは....」
117 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:06.15 ID:t931MqxS0
P「俺が誰かわからないままなら、いいだろ....?」

幸子「....」

P「後ろからならさ、顔も見えないし....」ギューッ

幸子「あ、当たってますからっ....////」

P「....当ててんだよ」

幸子「....////」

118 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:32.79 ID:t931MqxS0
P「....最後のチャンスだ」

P「だーれだ」ギュッ

幸子「....」

P「ん?」

P「わかってるんじゃないのか?」

幸子「....わ」

P「なんだって?」

幸子「....わか
119 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:59.18 ID:t931MqxS0
ギュギュギュギュッ

幸子「ちょ、抱きしめる力が強すぎません?」

P「え?俺は何も変えていないが」

幸子「!?」

ソファ「ギュルン!」

幸子「あぁっ!?」

幸子「よく見たらソファの形が変わって、ボクのことを飲みこもうとしています!?」

鳩時計「ポッポ!」ベシッ

幸子「うわぁ鳩時計の鳩がありえないくらい伸びてきてボクの頭を突いています!?」

床「ピカッ!」

幸子「ぎゃあ床が突然ピカピカになってボクのパンツを完璧に反射させています!?」

裕美「幸子ちゃん////」サワサワ

幸子「今となってはこのピュアな構い方があまりにも愛おしいです!?」

ギリギリギリギリギリッッッ

幸子「く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛!!!!!!!!」ジタバタ

プチッ
120 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:37:14.91 ID:t931MqxS0
ちひろ「もう!」

ちひろ「事務所内での呪われたブレスレットの着用は禁止します!」

幸子「すみません....」ショボン

裕美「だから言ったのに....」

ちひろ「幸子ちゃん!この流れは久々だからといって容赦はしませんよ!」

幸子「ひぇぇ....」

P「まあまあちひろさん、そのくらいで」

121 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:40:16.64 ID:t931MqxS0
ちひろ「Pさん!」

ちひろ「今回は過酷な体験に慣れている幸子ちゃんだから大事には至りませんでしたが」

ちひろ「他のアイドルの子たちがつけていたらどうなっていたか....」

P「その辺は2人ともわかっているでしょうから....」

ちひろ「もう....」

ちひろ「幸子ちゃん、今後は人の注意はちゃんと聞くんですよ!」

幸子「はい....」

ちひろ「裕美ちゃんも」

ちひろ「気軽に呪いのブレスレットなんて作ってばら撒いちゃダメです!」

裕美「私も作りたくて作ったわけじゃ

ちひろ「返事」

裕美「はい!」
122 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:43:56.23 ID:t931MqxS0
幸子「すみませんでした....」

P「謝ることはないさ」

P「むしろ俺は、お前が無事だったことを喜びたい」

幸子「Pさん....!」

P「ただな幸子」

幸子「....はい」
123 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:44:36.27 ID:t931MqxS0
P「どういう事情があったのかは知らないが」

P「危険だと分かっているのに、こんなのをつけちゃダメだ」

幸子「....」

P「どうしてもつけなきゃいけないことになっても」

P「まずは俺に相談してくれ」

P「俺のできることなら、協力するから」

幸子「....」

幸子「....じゃあ」

P「....うん」
124 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:45:37.10 ID:t931MqxS0
幸子「明日もPさんに....」

幸子「....」

P「どうした?」

幸子「な、なんでもありませんっ!」ダッ

P「....」

P「....ったく」ニコ

19日目に続く
125 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:46:04.24 ID:t931MqxS0
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 23:58:49.90 ID:vB340aODo
おつー
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:05:34.13 ID:oYWFHxjs0
おつでした
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:59:07.99 ID:zRs+F9Pro
SCPみたいなブレスレットだな
129 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 21:46:52.70 ID:hYFZNwZk0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は作戦立案の段階で少しだけミスをしてしまいました)」

幸子「(まあ結果的には成功だったのでOKですね!)」

何をする? >>130
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:48:03.25 ID:XUdYrrfo0
Pのデレステ垢で勝手に3天井くらい回す
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:48:16.11 ID:4MZrZ7tF0
ハンバーグをごちそうする
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:48:25.78 ID:HBQkrig6o
自作アクセサリーをプレゼントする
133 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 21:55:28.43 ID:hYFZNwZk0
幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回しますか!)」

幸子「....」

幸子「(さすがにそれはマズいのでは....?)」

幸子「(犯罪になりません?)」

幸子「(というか仮に犯罪にならなくても)」

幸子「(Pさんにめちゃくちゃ怒られるのでは....?)」

幸子「....」
134 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 21:56:31.28 ID:hYFZNwZk0
幸子「(しかし!)」

幸子「(一度決めたからにはやる女それが!)」

幸子「(輿水幸子です!)」ババーン

幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回す)」

幸子「(これは確定です)」

幸子「(ですがこの『構う』は)」

幸子「(Pさんとの関係を深めるためにやっていること)」

幸子「(関係を悪くするためにするものではありません)」
135 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 21:56:56.55 ID:hYFZNwZk0
幸子「(つまり!)」

幸子「(Pさんのデレステ垢で勝手に3天井くらい回しつつ)」

幸子「(Pさんを不快な気持ちにさせない!)」

幸子「(これが必須となります!)」

幸子「....」

幸子「(そんな方法あるんでしょうか....?)」

どうする? >>136
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 21:58:10.67 ID:V6b7UxxPo
お金は補填する
137 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:07:21.44 ID:hYFZNwZk0
幸子「....」

幸子「(....こうなっては仕方ありません)」

幸子「(回した分のお金は、ボクが全て補填します!)」

幸子「(ソシャゲのガシャで感情が揺れ動くのはお金がかかっているからです!)」

幸子「(そのお金さえこちらで出してしまえば)」

幸子「(Pさんがどうこう言うはずもありません!)」
138 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:08:07.74 ID:hYFZNwZk0
幸子「Pさ〜ん」

P「ん?」

幸子「スマホを貸してください!」

P「別にいいけど」スッ

幸子「いえ、そちらではなく」

幸子「個人の方のスマホを貸してほしくて」

P「えー?」
139 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:08:36.47 ID:hYFZNwZk0
P「それはちょっとなぁ、プライベートだし」

幸子「お願いします!ちょっとアプリを触るだけですから!」

P「んー....」

P「じゃあ電話帳と画像の入ってるとこだけは絶対見ないでくれよ?」

幸子「わかりました〜」

幸子「あ、ロック開けてください」

P「はいはい」

幸子「ではでは〜」ピュー

P「大丈夫かなぁ」
140 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:09:36.54 ID:hYFZNwZk0
幸子「Pさんのスマホを難なく奪取できましたね!」

幸子「りんごカードも27万円分買ってきましたし」

幸子「準備万端です!」

幸子「(絶対親に怒られますねこれ)」
141 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:10:08.35 ID:hYFZNwZk0
幸子「....まあそれはそれとして」

幸子「早速」ポチ

....アイドルマスターッシンデレラガールズ

スターライトステージ....

幸子「そういえば、Pさんのデレステのアカウントを見るのは初めてですね」

幸子「ゲーム内ではどんな事務所なんでしょうか」

PのアカウントのPレベル >>142
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/13(土) 22:10:40.29 ID:653sNxYRO
375
143 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/13(土) 22:17:59.64 ID:hYFZNwZk0
幸子「....」ポチポチ

幸子「....Pレベル375!?」

幸子「えぇ....」

幸子「あれだけ働いているのに、どうしてこんなにレベルが高いんですか....」

幸子「キチンと寝ているのか心配になりますよ....」

幸子「....」

幸子「まあそんなに頑張っているPさんのために」

幸子「ボクが自腹でガシャを引き!」

幸子「Pさんの事務所をはちきれさせてやりましょう!」

幸子「今やっているガシャは....」

アイドル名@ >>144
アイドル名A >>145
アイドル名B >>146
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 22:18:24.89 ID:4MZrZ7tF0
蘭子
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