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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason

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10 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/10(水) 23:19:55.88 ID:DLrnSX8X0
穴(?)
前前作の主人公
今回は割と無害だが、穴の先は異世界に繋がっている

巨大ヒョウ君(?)
幸子が辿り着いた異世界「お空(おから)」にいた謎の存在
高さは幸子4〜5人分、体長は7〜8メートルと実際のヒョウ君と比べてかなり巨大な上に人の言葉を話す
彼に食べられて胃の中に入ると、体のパーツを分解してカワイイ虫に変化させられる
虫になると急速に人間性を喪失していき、次第に虫になりたくて仕方がなくなる
また胃の中に来た時点で、必ず身体のパーツ1つが欠けてしまうため
それを補充しなければ外には出られない

バグズライフ(?)
巨大ヒョウ君の胃の中で、完全な虫になりかけていた幸子を救った恩人のおっさん
長期間胃の中にいるが、本人の努力のせいか人間性を保ったまま生きていた
最後は胸のパーツを幸子に引きちぎられた影響で人間性を喪失し、完全な虫となる

無(製作期間数年)
白坂小梅の開発した没入型のホラーゲーム
常人ならばショック死することが濃厚なクソゲー
Pによって発売禁止を宣言された
11 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/10(水) 23:21:47.95 ID:DLrnSX8X0
P(?)
どんな傷を負ってもスタドリを飲めば完全回復する謎の存在
人外化け物勢揃いの事務所で働くにはあまりにも相応しすぎる素質を豊富に持っている
基本的にはアイドルのことを第一に考え、全てを捧げる覚悟で全アイドルに接しているため
事務所内では、Pに対して好意を持つアイドルが後を絶たない
暗い過去があるようだが、それは誰にも気づかれていない

千川ちひろさん
怒るとすごく怖い
12 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/10(水) 23:23:30.95 ID:DLrnSX8X0
本日はここまでになります
キャラ紹介を書いていたら意味不明すぎて気が狂いそうになりました、皆さんもお気をつけください
明日から再開する予定なので、どうかよろしくお願いします
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:30:31.70 ID:NLu8op940
再開おつです
人物紹介だけでサイコすぎるw
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:46:02.22 ID:r2qsWjtGo
たておつ
いやーすごい(語彙)
15 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:22:26.99 ID:1yq03CYd0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(お久しぶりです!)」

幸子「(全人類のカワイイアイドル輿水幸子です!)」フフーン

幸子「(少し間が空いてしまいましたが)」

幸子「(またPさんに構ってあげますよ!)」

幸子「(待っていてくださいねPさん!)」バーン

何をする? >>16
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:23:12.04 ID:AMUukcaHo
Pのプライベートな過去を探ってみる
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:23:20.84 ID:gWhiCUJs0
自作アクセサリーをプレゼントする
18 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:41:10.23 ID:1yq03CYd0
幸子「(次スレに突入したことですし....)」

幸子「(ここは1つ)」

幸子「(Pさんと親睦を深めることにしましょう!)」

幸子「....」

幸子「(親睦)」

幸子「(深めるといっても、ボクとPさんの親愛度なんてとっくに天元突破してるんですけどどうしましょうか)」

幸子「....」
19 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:41:43.81 ID:1yq03CYd0
幸子「(そういえば、Pさんの昔の話って全然知りませんね....)」

幸子「(....ということは!)」

幸子「(まだまだボクとPさんの親愛度には伸びしろがある!?)」

幸子「(決まりです)」
20 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:42:25.65 ID:1yq03CYd0
幸子「P〜さんっ!」

P「幸子!?お前、前スレで埋め立てられたんじゃ!?」

幸子「あんなものはボクには通用しません!」

P「さすがトップアイドル」

P「次期シンデレラガール最有力候補」

P「カワイイ」

P「外ハネ食わせろ」

幸子「ありがとうございます!」
21 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:42:57.57 ID:1yq03CYd0
P「それで?」

幸子「ええ」

幸子「ボクとPさんの親愛度って既に天元突破してるじゃないですか」

P「してたっけ....」

幸子「しかしボクはですね」

幸子「それをさらに深めるための手段を思いついたんです!」

P「ほうほう」

幸子「それは....」
22 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:43:58.82 ID:1yq03CYd0
幸子「相手の過去のことを知る!」

P「....」

P「それが策なのか?」

幸子「はい」

幸子「ボクとPさんって」

幸子「スカウト直前から今に至るまでは大体お互いのことを知ってるじゃないですか」

P「まあそうだな」

幸子「でも、それ以前のことってあまり知りませんよね?」

P「それ以降と比べるとさすがになぁ」

P「一応俺は、お前をスカウトする前に事前情報には目を通しているが」

P「それでも出会った後ほど詳しくはないな」

幸子「そうでしょうそうでしょう!」
23 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:44:24.55 ID:1yq03CYd0
幸子「だからお互い、過去のパーソナルな情報をさらけ出し合うことで」

幸子「親愛度天元突破の先....」

幸子「グレンラガンへ行きましょう!」

P「いや先ってそっちの方かーい」

幸子「ですが、ただ漠然とさらけ出し合うのも面白くありませんし」

幸子「何よりテーマがふわふわとしていて話しづらい!」

P「まあな」

幸子「そこでボク、作ってきました!」

P「?」
24 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:45:07.11 ID:1yq03CYd0
幸子「こちらです!」ババーン

P「これは....トランプ?」

幸子「これは、過去エピトランプです」

P「過去エピトランプ?」

幸子「このトランプには数字やマークではなく」

幸子「過去に関する質問が書かれています」

幸子「全部で50枚ありますが、同じ質問が2枚ずつあるので」

幸子「カードは25種類です」

P「....なるほど、考えたな」
25 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:46:13.14 ID:1yq03CYd0
P「それで神経衰弱をするわけか」ニヤリ

幸子「その通り!」

幸子「通常の神経衰弱とは違い、揃えた場合は相手がその質問に答えなければいけません!」

P「突発的な思いつきにしてはなかなか凝ったゲームじゃないか」

P「面白い、受けてたとう」

幸子「Pさんの過去、全てさらけ出させてあげますよ!」

P「どうかな、お前のケツの穴までしゃぶりつくしてやる」ベロンベロン
26 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:47:02.21 ID:1yq03CYd0
P「そういえばこの質問って全部お前が考えたのか?」

幸子「いえ、この質問は全て」

幸子「LiPPSの皆さんに任せています」

幸子「なのでボクも内容は一切知りません!」

P「えぇ....」

P「よりによって一番任せちゃいけない連中に....」

幸子「関係ありませんね」フフン

幸子「ボクが全部揃えればいいだけですから」

P「すぐに泣きを見ることになるというのに」ニタァ

第一の質問 >>27
(安価のコンマが偶数なら幸子が、奇数ならPが答えます)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:48:30.67 ID:sWNHN60fo
小学校の頃の武勇伝
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:48:35.78 ID:gWhiCUJs0
杏のなまけクッションをこっそり使ったか?
29 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:52:40.77 ID:1yq03CYd0
幸子「ではボクから....」ペラ

幸子「....」ペラ

幸子「フフーン....」ニッコリ

P「なん、だと....」

幸子「トップアイドルの運を舐めないでください!」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『小学校の頃の武勇伝は?』

P「ぐぬぬ....」

幸子「さぁ!早く答えてください!」

幸子「Pさんが常に膝小僧を出していたあの頃の武勇伝を!」

P「そうだなぁ....」

Pの小学校の頃の武勇伝 >>30
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:54:25.26 ID:c6HxUW3Co
ヒステリー教師を辞めさせた
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:05:03.73 ID:EmMYfE/2o
怖い
32 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:12:59.24 ID:1yq03CYd0
P「小3の頃だったか」

P「俺はその時、級長やっててな」

幸子「へぇ〜」

P「んで、当時の担任が結構酷かったんだよ」

幸子「まあ学校の先生は当たりはずれが激しいですからねぇ」

P「40代半ばのおばさん先生だったんだが」

P「気に入らないことがあるとすぐに絶叫、体罰、最後は教室を出ていって職員室に籠る」

幸子「そういうタイプですか....」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:13:35.21 ID:YXHbf6QG0
よくいるよくいる
34 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:13:39.59 ID:1yq03CYd0
P「小3の子供なんてさ、大人が完璧に御せるわけないだろ?」

P「それも含めて小学校の先生のはずなんだが」

P「少なくとも、その先生はそうじゃなかったな」

幸子「困った先生です」

P「俺も、そして他のクラスメートもうんざりしていた」

P「だから2学期が始まったころ、みんなで話し合って決めたんだ」

P「あいつを辞めさせようって」

幸子「え」
35 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:14:06.93 ID:1yq03CYd0
幸子「や、辞めさせるって....」

幸子「それはあんまりじゃ....」

P「....」

P「どうしたと思う?」

幸子「....」

幸子「先生の酷いところを他の先生たちに相談した、とか?」

P「そんなことじゃまずやめないだろうな」

P「ああいうやつじゃ自分が絶対に正しいと思いこんでる」

P「そして学校側から辞めさせられるほどでもない」

幸子「....」
36 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:14:50.20 ID:1yq03CYd0
P「わからないか?」

幸子「はい....」

P「まあ難しいか」

P「正解はな」

P「毎日クラスメートの誰かが、その先生の家の近くで張り込んで」

P「奴の息子の写真を撮るんだ」

幸子「?」

幸子「なぜそんなことを....?」
37 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:15:43.58 ID:1yq03CYd0
P「毎日、毎日、欠かさず子供の写真を撮って」

P「次の日の朝、教卓の上に置いておく」

P「ポラロイドカメラだったからすぐに写真が出来るんだ」

幸子「....」

P「クラスメートは30人以上いたからな」

P「それぞれに何かしらの予定があっても」

P「持ち回りなら、誰か1人くらい先生の家に行く余裕はあった」

P「先生の家は学区外ではあったけど、同じ市内だったしな」

幸子「....」
38 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:17:00.93 ID:1yq03CYd0
幸子「それで、どうなったんですか....?」

P「当然最初の方はブチギレてたよ、いつものように」

P「俺たちはそれまでと全く変わらず、黙って奴に従ってた」

P「でも毎日子供の写真を撮って、教卓の上に置くのは」

P「絶対にやめなかった」

P「先生もキレ散らかしながらクラス全員を問い詰めてたが」

P「クラス全員がもれなく協力者だから」

P「口裏なんて簡単に合わせられる」
39 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:18:21.94 ID:1yq03CYd0
P「徐々に先生も、事の重大さに気付いてきたんだろう」

P「しばらくすると、以前のようにヒステリックに叫びながら怒ることはなくなった」

P「でも俺たちは絶対にやめなかった」

P「その後奴は、学校の上の方にこのことを訴えたらしい」

P「でも」

P「子供のすることだと、まったく取り合わなかったみたいだ」

P「あの先生自体が他の教師から疎まれていたってのもあったかもしれないな」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:18:45.31 ID:0OrqZj300
ヤクザの手口じゃねえかw
41 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:20:28.89 ID:1yq03CYd0
P「最後は警察に駆け込んだらしい」

P「でもそんなことで、当時の警察が本格的な捜査をするはずもない」

P「ストーカー規制法のない時代じゃ尚更だ」

幸子「....」

幸子「....どうなったんですか、その先生は」

P「何度も謝りながら辞めていったよ」

P「2学期が終わる少し前に」

幸子「....」
42 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:21:24.20 ID:1yq03CYd0
P「あの先生に限らず、ああいうタイプの先生ってのは」

P「自分よりも小さく弱い子供相手なら、多少の理不尽はまかり通るって」

P「理解した上でやってるんだ」

P「その子供達に追い詰められて」

P「最後は『子供だから』と取り合ってもらえず」

P「辞めていった」

P「当時はこんな言葉知らなかったが、今考えると」

P「皮肉だな」

幸子「....す、すごいですね」

P「....まあ、あんまりいい思い出じゃないな」

幸子「....」

第二の質問 >>43
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:21:46.21 ID:gWhiCUJs0
異性と風呂に入った経験は?
44 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:30:14.31 ID:1yq03CYd0
〜数巡後〜

P「なかなか揃わないな」

幸子「神経衰弱の序盤戦なんてこんなものですよ」

P「いきなり揃えてたくせに」

幸子「あれはボクだけの成せる」ペラ

幸子「技ですよ!」ペラ

P「あ゛っ!?」

幸子「おっと、連続ですみません」

P「くっそ〜」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『異性と風呂に入った経験は?』

P「ぐっ....」

幸子「先に行っておきますが、母親や親戚はNGですよ」

P「....」

Pは異性と風呂に入った経験がある?ない? >>45
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:30:54.09 ID:g50pFT6Mo
ある
46 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:38:20.44 ID:1yq03CYd0
P「....」

P「....ある」

幸子「」

まゆ「」

ゆかり「」

美嘉「」

智絵理「」

雫「」

美優「」

夕美「」

留美「」

菜々「」

アナスタシア「」

心「」

美穂「」

文香「」

茄子「」

響子「」

美波「」

友紀「」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:38:59.59 ID:YXHbf6QG0
どこから涌いてきた
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:05.54 ID:SC/W+gaM0
沸いて出すぎで草
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:27.50 ID:VdPt1R2Oo
アイドルワラワラで草
50 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:12.32 ID:1yq03CYd0
P「なんだか一瞬、やたらとたくさんの視線を感じたような....」

幸子「そそそそそそそそそそ」

P「傷ついたCDみたいになってるぞ」

幸子「そっ、それはお母さまの話ですよね!?」

P「自分でそれは抜けって言っただろ....」

幸子「じゃあ何歳の頃ですか!」

P「ええっと....」

何歳の頃? >>49
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:32.56 ID:OafEG4HDo
中学校のとき
52 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:34.04 ID:1yq03CYd0
訂正します
何歳の頃? >>52
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:42.85 ID:0OrqZj300
半年前
54 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:58.32 ID:1yq03CYd0
ずれましたが>>51を採用します
55 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:43:23.67 ID:1yq03CYd0
幸子「どうせ!幼稚園とか小学生の時の話でしょう!」

幸子「低学年の時に近所の女の子と遊んでいて汚れたからとかでしょう!」

P「....中学3年、卒業式の後だった」

幸子「」ブクブク

一同「」ブクブク
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:43:33.61 ID:VdPt1R2Oo
すまん
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:51:14.25 ID:EmMYfE/2o
Pの何気ない一言がいろんなアイドルを傷付けた
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:52:56.48 ID:TstSh+lXo
これは初体験だな
59 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:55:39.01 ID:1yq03CYd0
P「その頃、彼女がいたんだ」

P「小中って一緒で、家も割と近くて」

P「特別美人、ってわけじゃなかったかもしれないけど」

P「いい子だった」

P「卒業式の後、2人で歩きながら」

P「もう一緒に帰るのも最後かもね、とか言って」

P「違う高校って言っても、隣の市だし」

P「お互い自宅からの通学だったから」

P「別に今生の別れってわけでもなかったんだ」

P「でもなんだか無性に寂しくなっちゃってさ」
60 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:05.96 ID:1yq03CYd0
P「家が近づいてくるにつれて、お互いの歩みは遅くなっていって」

P「そしたら彼女が、家に誘ってきた」

P「寂しいのは俺だけじゃなかったみたいでな」

P「着いて行ったら、たまたま家の人は今日遅いって言うから」

P「そのまま2人で

幸子「ストップ!!!!やめ!終わり!このスレは完結!」

【完】
61 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:33.84 ID:1yq03CYd0
P「懐かしいなぁ」

P「今でもたまに思いだすんだ」

P「あいつの名前は

幸子「本当にストーーーーーーーップ!!!!!」

幸子「これ以上は危険です!生命の危機です!」

P「はぁ?」

P「なんで俺の過去を話したら生命の危機に瀕するんだよ」

幸子「Pさんじゃなくて元カノさんです!!!!」

P「?????」

幸子「次行きますよ次!!!」

第三の質問 >>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:39.50 ID:EmMYfE/2o
乙!
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:55.70 ID:gWhiCUJs0
運動会で活躍したこと
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:57:06.13 ID:EmMYfE/2o
すまん!
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:59:06.20 ID:5skrAFgho
完からの乙はズルい
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:00:31.83 ID:0OrqZj300
おつじゃなくてきのとだったりして
67 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:02:11.71 ID:1yq03CYd0
〜数巡後〜

P「....」ペラ

P「....」ペラ

P「やっと当たった!」

幸子「さあどうぞ!」

P「クエスチョンカード発動!」

『運動会で活躍したことは?』

幸子「....」

幸子「そんなのでいいんですか?」

P「俺が選んだんじゃねーよ!」

幸子が運動会で活躍した競技は? >>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:53.72 ID:DsG0LsA3o
借り物競走
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:56.60 ID:0OrqZj300
応援合戦
70 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:05:25.83 ID:1yq03CYd0
幸子「運動会....」

幸子「ボクレベルになると、当日不参加でも大活躍ですが」

P「どうなってんだよお前の学校は」

幸子「一番の活躍といえば、借り物競争ですかねぇ」

P「借り物競争か、今時まだやってるんだな」

借り物競争で幸子の引いたお題 >>71
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:06:14.52 ID:0OrqZj300
100kgのバーベル
72 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:29.35 ID:1yq03CYd0
幸子「ボクが引いたお題は100kgのバーベルだったんです」

P「どうなってんだよお前の学校は(リターンズ)」

幸子「さすがのボクも困りましたよ」

幸子「小学校に100kgのバーベルなんてありませんから」

P「だろうなぁ」

幸子「仮にあったところで、ボクじゃどうやっても持てませんし」

P「借りる以前の問題だし、借り物競争の趣旨がぶっ壊れるよな」

幸子「困ったボクは、呆然と立ち尽くしていました」
73 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:59.55 ID:1yq03CYd0
幸子「すると、突然地面が揺れ出したんです」

P「!?」

幸子「始めは地震かと思いました」

幸子「しかし、それにしては揺れが長く、そして不規則でした」

幸子「しばらくして揺れは治まりました」

幸子「そしてボクの目の前には」

幸子「100kgのバーベルを抱えた筋骨隆々の男たちが大挙していたんです」

P「!!?!??!?!?!????」
74 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:19:28.26 ID:1yq03CYd0
幸子「筋骨隆々の男たち曰く」

幸子「『ジムでトレーニングをしていたところ、』」

幸子「『突然100kgのバーベルをここに持ってこなければならない気がした』と....」

P「いや怖っ!」

P「お前人知を超えた力持ってるだろ!?」

幸子「ええ、ボクは無意識のうちに」

幸子「持ち前のカワイイパワーを全開にしていたみたいです....」

幸子「それが遥か先にいる筋骨隆々の男たちの無意識に作用してしまったようで....」

P「えぇ....」
75 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:20:30.84 ID:1yq03CYd0
幸子「ともかく、彼らは100kgのバーベルとボクを抱え、ゴールしました」

幸子「筋肉の壁に阻まれた他の参加者は、ゴールすることができず」

幸子「ボクが1位、その他は失格となり」

幸子「ボクの母校史上、最も一競技で獲得ポイントに差がつけた者として」

幸子「記録にも記憶にも刻まれました」

P「どんな記録だよ」

幸子「ちなみに、100kgのバーベルを全力ダッシュで運んできた筋骨隆々の男たちはもれなく」

幸子「どこかしらの筋肉や骨が千切れたり折れたりしていて」

幸子「筋骨隆々から筋骨ブチボキになっていたそうです」

P「そりゃそうだ....」
76 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:21:11.21 ID:1yq03CYd0
〜過去エピトランプ終了後〜

P「結局、幸子の圧倒的勝利で終わったなぁ」

幸子「ボクの、Pさんのことをもっと知りたいという願いが天に届いたんですね!」

P「まあこんなことでお前との絆が深まるなら全然いいけどさ」

幸子「充実した時間を過ごせました!」

幸子「ありがとうございました!」

P「こちらこそ、楽しかったよ」

P「しかしこのゲーム、絆を深めるには確かに良さそうだ」

P「他のアイドルも交えてまたやってみたいな」

幸子「そうですね!盛り上がること間違いなしですよ!」

P「機会があったらまたやろう」

幸子「はい!」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:27:05.59 ID:0OrqZj300
LiPPSが考えたにしては大人しい内容だな
もっとヤバいのが残ってそう
78 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:27:52.55 ID:1yq03CYd0
ガチャリ

幸子「いやー!大成功でしたね!」

幸子「Pさんの過去の話も色々聞けましたし!」

幸子「Pさんの言ったように、次は他の皆さんも交えて

まゆ「いいですねぇ」ニッコリ

美嘉「次は★」

智絵理「私たちも」

雫「混ぜてもらいましょう〜」

美優「名案です....」

アナスタシア「сука!」

ゆかり「ピーヒョロロ」

夕美「でも」

留美「この人数じゃ」

文香「一巡する前に」

響子「終わっちゃいそうですね♪」

美穂「だから」

美波「まずは」

友紀「予選会を開いて」

菜々「その勝者数人が」

心「Pとの最終決戦だな☆」

茄子「私が全て取ることになるのでそれは無意味です」

幸子「もう勝手にしてください....」

18日目に続く
79 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:29:18.45 ID:1yq03CYd0
本日はここまでとさせていただきます
スレを跨いだので不安でしたが、まだ人が残っていてくださったので安心しました
ありがとうございます
明日の夜に再開します
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:29:58.95 ID:EmMYfE/2o
改めて乙!
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:30:09.07 ID:VdPt1R2Oo
おつおつ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:31:35.68 ID:0OrqZj300
おつでした
質問の内容次第では絆バッキバキになりそう
83 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:12:22.63 ID:t931MqxS0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(さあ今日も構っていきましょう!)」

幸子「(Pさんもボクの構いを待っています!)」

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....待っています!)」

何をする? >>84
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:36.96 ID:zCgKOYE/0
あえて逆に放置
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:47.43 ID:3GwiqKB30
自作アクセサリーをプレゼントする
86 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:20:36.15 ID:t931MqxS0
幸子「(ここまでずっと構ってきたわけですし)」

幸子「(今回はあえて....)」

幸子「....」

幸子「(放置してみます!)」

幸子「(ボクは仕事をしているPさんの目の前に座っているのに)」

幸子「(いつものように構うことはありません!)」

幸子「(さて、既にPさんの身体にはボクの構いが染みついているはず....)」

幸子「(きっと耐えられないはずです....!)」ニヤリ

幸子「(それをボクは高みの見物と行きましょうか!)」
87 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:01.07 ID:t931MqxS0
〜数時間後〜

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「」

幸子「(お、おかしいです....)」

幸子「(Pさんに限らず、ボクが目の前で座っていたら)」

幸子「(世の中の男性は放っておかないはず....)」

幸子「(なのにPさんはなぜ!)」

幸子「(わき目もふらずに働いていられるんですか!?)」

P「....」カタカタ
88 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:28.40 ID:t931MqxS0
幸子「(困りました....)」

幸子「(放置という構いとは対極に位置する行為は)」

幸子「(本来、ボクの目的とは相反するもの....)」

幸子「(なのでこれは、Pさんが放置に耐えかねて構ってくることで)」

幸子「(ようやく完成するんです!)」

幸子「(でもこれではただの放置じゃないですか....!)」

幸子「(Pさんに構えていません!)」

幸子「....」
89 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:22:20.51 ID:t931MqxS0
幸子「(どうしましょう....)」

幸子「(一度決めたことを覆すわけにはいかないので)」

幸子「(ボクから構うことはできません....)」

幸子「(でもこのままじゃPさんに構えませんよ....)」

幸子「(何か膠着状態を打破する策を考えないと....)」

どうする? >>90
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:22:41.03 ID:pr+Kt77co
こっそり助けを呼ぶ
91 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:27:28.65 ID:t931MqxS0
幸子「(これはもう....)」

幸子「(こっそり助けを呼ぶしかありません!)」

幸子「(誰を呼びましょうか....)」

幸子「(この状況をすぐに理解してくれて、気の利いた助け方をしてくれる人がいいんですが....)」

幸子「(そんな人がこの事務所にいますかね....)」

誰を呼ぶ? >>92
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:40.64 ID:3GwiqKB30
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:41.51 ID:3f1s5dyZ0
フレデリカ
94 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:36:31.61 ID:t931MqxS0
ガチャリ

裕美「....」スタスタ

裕美「....」ポスッ

幸子「よくぞ来てくれました」コソコソ

裕美「別にいいけど....」

裕美「なんで小声?」

幸子「事情がありまして....」

裕美「ふーん」

裕美「それで、お願いって?」

幸子「実はですね....」
95 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:43:20.82 ID:t931MqxS0
幸子「というわけでして」

裕美「....」

裕美「ちょっと、よくわからないから整理させて?」

裕美「幸子ちゃんはプロデューサーさんに構いたい?でいいんだよね?」

幸子「その通りです!」

裕美「それじゃあどうして、あえて放置してるの?」

幸子「ぐっ....」
96 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:44:12.06 ID:t931MqxS0
裕美「一度決めたことは〜って言ってたけど」

裕美「そんなにプロデューサーさんに構いたいなら」

裕美「普通に構えばいいのに」

裕美「これまでもそうやって来たんでしょ?」

幸子「ちょ、ちょっと!」

幸子「ド正論藤川球児ばりの火の玉ストレートはやめてください!」

幸子「普通に考えたらおかしなことを言っているなんてわかってますよ!」

裕美「わかってるんだ」
97 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:20.25 ID:t931MqxS0
裕美「だったら

幸子「しかし!」

裕美「!」

幸子「....」

幸子「....アイドルには、引いちゃいけない時もあるんです」

裕美「今はその時じゃないと思うけど....」
98 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:46.41 ID:t931MqxS0
幸子「とにかく!」

幸子「裕美さんには!」

幸子「ボクの作戦を実行しつつ!」

幸子「現状を打開する策を考えてもらいたいんです!」

裕美「そんなの私にもわからないよ」

幸子「お願いします!」

裕美「うーん....」

裕美の策 >>100
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:45:53.86 ID:rfnCqpO2o
最近作った「付けたら(生物無生物問わず)いろんなものが構わずにいられなくなるようなオーラーを放つ(呪いの)ブレスレット」がある。定価¥4,980のところ友達価格で半額
学校でもクラスメイトに売って効果実証済み
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:05.28 ID:DjnB32fFo
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:43.55 ID:IzwajDBLo
そこにあの子がいるから協力してもらう
102 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:28.13 ID:t931MqxS0
裕美「....1つだけ、あるよ」

幸子「!!!」

幸子「そうですかそうですか!」

幸子「どんな策ですか!」

裕美「....これ」スッ

幸子「これは....」

幸子「ブレスレットですか」

裕美「私が作ったんだけど....」

幸子「さすが裕美さんですねぇ、売り物と見分けがつきませんよ!」

裕美「ありがとう....でもね」

幸子「?」
103 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:59.82 ID:t931MqxS0
裕美「そのブレスレット、呪われているみたいなの」

幸子「の、呪い!?」

裕美「....うん」

裕美「元々は、友達が材料費は出すから作ってほしいって言ってくれたから作ったの」

裕美「原価だけで4980円で」

幸子「おお....結構しますね」

裕美「でもそんなに払ってもらうのも悪いし、半額だけ受け取って」

裕美「ブレスレットを渡したら」

裕美「その子、すごく喜んでくれて」
104 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:58:39.50 ID:t931MqxS0
裕美「私の目の前で着けてくれたんだ」

幸子「いいお友達じゃないですか」

裕美「その後のことは全く覚えてなくて....」

幸子「え?」

裕美「気が付いた時には、虚ろな目をして壁に向かってブツブツと何かをつぶやき続けてるその子と」

裕美「いつのまにか腕から外されたブレスレット」

裕美「そして、私たち2人だけしかいなかったはずの教室に」

裕美「100人以上の生徒、先生、それに学校中の備品が集まってた....」

幸子「えぇ....」
105 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:59:53.70 ID:t931MqxS0
幸子「一体何があったんですか!?」

裕美「わからない....」

裕美「でも、その子はそれ以来」

裕美「『やめて』『来ないで』『助けて』」

裕美「しか言わなくなって」

裕美「学校にも来なくなっちゃった....」

幸子「こ、怖すぎますよ....」
106 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:04:58.76 ID:t931MqxS0
裕美「このブレスレットについて私なりに考えてみたり」

裕美「実験してみて分かったことがあるの」

幸子「なんですか?」

裕美「このブレスレットをつけた人は」

裕美「周りの全てから、構われる」

幸子「???」

幸子「言っている意味がよくわかりませんが」
107 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:05:46.06 ID:t931MqxS0
裕美「正確には、周りの全ては」

裕美「このブレスレットをつけた人に対して」

裕美「構いたくて構いたくて仕方なくなっちゃうの」

幸子「?????」

裕美「しかもそれは」

裕美「人間だけじゃなく他の生物、そして無生物も含まれる」

幸子「???????」
108 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:06:16.93 ID:t931MqxS0
裕美「確かにこれは、特性上」

裕美「幸子ちゃんの望みを叶えるかもしれない」

裕美「でもそれは一瞬だけ」

裕美「すぐに大変なことになるよ」

裕美「最悪、私の友達みたいに....」

幸子「....」

幸子「とりあえずつけてもいいですか?」

裕美「話聞いてた!?」
109 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:07:54.17 ID:t931MqxS0
幸子「大丈夫ですよ」

幸子「ボク、トップアイドルなうえにカワイイので」

幸子「構われることには慣れてます!」フフーン

裕美「いや、そういう次元じゃないんだってば!」

裕美「私も実験のためにちょっとだけつけてみたけど」

裕美「恐ろしすぎてすぐに外しちゃったんだよ!」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ10分だけつけます」

裕美「死にたいの!?」
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