バニル「安価式占い」カズマ「なんだそれ」

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225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:38:25.50 ID:tUULRsn00
追う
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:46:40.17 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「何か手がかりが掴めるかもしれない、追うぞ」

ダクネス「わかった、幸い今日の私は軽装だ。音は立たないだろうが、気づかれないよう追おう」

カズマ「よし」










ダクネス「随分歩いたが…ここは…」

カズマ「キールのダンジョン、か?なんでここに…」

ダクネス「追って正解だった、あのフードの男は手ぶらだったな、丸腰でダンジョンに行くなど自殺もいいところだぞ…怪しいな」

カズマ「いくら初心者用ダンジョンでも死ぬときは死ぬしな…でもここって確かバニルが人形使ってダンジョン内のモンスターは一掃されたんじゃなかったっけ?」

ダクネス「そういえば…ここは初めてバニルと会った場所でもあったな」

カズマ「とりあえず丸腰なのは俺たちも同じだ、フードの奴がキールのダンジョンに入っていったという情報だけでも十分だしな、今日のところは引き上げようぜ」

ダクネス「…ん、わかった」

227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:55:22.66 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さて、部品も買えたし今日はもう帰るか?」

ダクネス「あ、帰る前にウィズの店…元だが。少し様子を見てみないか?」

カズマ「りょーかい」


ドオオオオオオオオオオオン!!!!


カズマ「んー、今のはめぐみんだな」

ダクネス「昨日のアクアじゃないが私たちも随分爆音に慣れてしまったな…」

カズマ「俺たちどころかアクセルの街全体がもう慣れてるだろ、今の音聞いても街の喧騒は一瞬とて止まなかったし」





カズマ「おー…昨日と変わらず更地のまんまだな」

ダクネス「あそこにバニルとウィズがいる」

カズマ「本当だ」

ウィズ「あ、カズマさん、ダクネスさん!」

カズマ「バニル達の方はもう予定終わったのか?」

バニル「うむ、被害総額を聞いて流石の我輩も目ん玉ひんむいたわ、隣の顔面蒼白店主は先ほどまで気絶しておった」

ウィズ「本当にすみませんバニルさん…そして借金の件、ありがとうございます…」

バニル「礼ならそこの小僧に言え、我輩は占っただけだ」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:02:12.39 ID:WtKQ7ANO0
バニル「しかし…そうか、我輩の見通しも絶好調なようで何よりだ」

カズマ「何のことだ?」

バニル「店の更地化が衝撃的すぎて忘れているかもしれんが貴様にポーションを渡した際に見通しをしただろう?」

カズマ「そういえば…あっ!」

バニル「そういうことだ、いらっしゃいませお客様…売る商品も店もないが」

ウィズ「すみませんすみませんすみません!」

カズマ「いや、でもすっかり忘れてた。だから持参すると良いって言われてたけどポーションは持ってきてないんだよ」

ダクネス「あ、そうだ。カズマに言うのをすっかり忘れていたな、このポーションカズマのだろう?」

カズマ「えっ、なんでダクネスがそれ持ってるんだ?」

ダクネス「食卓の上に置いてあったぞ?」

カズマ「そんなとこ置いたっけ…?でもわざわざ持ってくることはないだろうに」

ダクネス「…言われてみればそうだな。なぜか持っていかないとと思い込んでしまっていた」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:06:45.98 ID:WtKQ7ANO0
バニル「店に来る、声をかけられた方を連れてくる…以上の要素から導き出される結論があるな、小僧」

カズマ「結論…」

バニル「わかるであろう?」

カズマ「そうだな…」

カズマ(つまり、このポーションはダクネスとの関係が進展する方のポーションだったのか)

カズマ(昨日あんなことがあってからのこれか…)

バニル「だが本来ここで我輩がもう1つのポーションを持っているはずだったのだがな」

ウィズ「ああ、見覚えがあると思ったらひょいざぶろーさんのポーションだったんですね」

バニル「このポンコツ店主が絡むと見通し結果がずれるからな…」

カズマ「もう1つの方はもう爆散したんだろ?」

バニル「綺麗さっぱりな」

バニル「ところでーーーーーーー
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:13:35.15 ID:WtKQ7ANO0
バニル「中々面白いことになってるな?」

カズマ「…」

ダクネス「?」

バニル「そこで、占いだ」

カズマ「いやなんでだよ」

バニル「今、この場で占いをすると良いと我輩が判断したまで」

バニル「拒否権は与えんぞ?」

ダクネス「私も占い対象に含まれているのか?」

バニル「無論」

カズマ「俺もだろ?」

バニル「当然」

ウィズ「えっと」

バニル「当面占いはしないと言っただろう爆砕店主、占い関係なく大惨事おこしよってからに」

ウィズ「はいぃ…」

バニル「よし、やるぞ」



占い対象>カズマ
占い結果>カズマとダクネスに関すること>>232

占い対象>ダクネス
占い結果>クリスとダクネスに関すること>>235



制限安価です、制限の中での安価よろしくお願いします
今日はここまで!ありがとうございました



231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:26:12.55 ID:rRicL0LuO


二人で手をつなぐと肉離れする体質になる
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:28:17.22 ID:B2lKa0jAo
中身が入れ替わる
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:38:13.31 ID:SzzUCLuy0
踏み台昇降
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:41:15.50 ID:VJUOuZgDO
身体はカズマ中身はダクネスの状態でクリスとデートすることになる
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:44:43.89 ID:Eij2nOgzO
借金が増える
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 18:34:17.03 ID:IzkBFipQ0
一夫多妻が認められるとかでもいいのかな
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:35:03.65 ID:WtKQ7ANO0
>>236
バニルさんが何とかしてくれるから大丈夫





バニル「…なるほど」

カズマ「どんなのが見えたんだ?」

バニル「まずは小僧と娘、今後2人の精神が入れ替わる事態になるだろう」

ダクネス「精神が…入れ替わる?」

カズマ「何だその同人誌的展開は」

バニル「大方何かしらの魔道具による作用だろう」

ウィズ「そんな凄い魔道具が世の中にはあるんですねえ」

カズマ(多分日本人が持ち込んだチートアイテムだろうな…)
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:36:15.85 ID:WtKQ7ANO0
バニル「そしてこっちは…娘、貴様とその友人だというクリスとやらに関係する結果が出た」

ダクネス「クリスが?」

バニル「ずばり、2人の間で借金が増える、と」

カズマ「増える?なんだダクネスお前借金あったのかよ」

ダクネス「身に覚えがないのだが!?」

バニル「ならそのクリスとやらが持ち込んできてそれを一緒に背負う、そんな形で占いの結果につながるのだろう」

ダクネス「ああ…なるほどな、確かにクリスが借金を背負っているなら私としても見過ごせないな」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:37:02.98 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さっきからクリスとやらってずっと言ってるけどバニルは会ったことないのか?」

バニル「ない。が、少し気になる」

カズマ「というと?」

バニル「以前クリスとやらを占った際に、結果の一部がぼやけて見えないことがあった。後にも先にもその時だけ見えなかったのだ」

カズマ「…」

バニル「貴様何か知ってるな?」

カズマ「まあ…でも多分俺見通しても意味ないんじゃないか?」

バニル「…今の貴様の言葉でなんとなく事情は掴めた」

カズマ「え、マジ?」

バニル「マジだ。我輩とクリスとやらは会わん方が吉。そうだろう?」

カズマ「うーん、まあ…確かに会わない方がいいな。クリスが何するかわかんないし」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:37:31.25 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「で、結局ポーションはどうするのが正解なんだ?」

バニル「以前言ったよう、取っておくがよい。今この場にあるのは見通した結果が働いているのだろうが…使用の際にはやはり2つ揃って必要だ」

バニル「それにそれを持ち帰った昨日、イベントがあっただろう?」

カズマ「…あったけどさ」

バニル「そういうことだ、もう1つのポーションは爆破店主に再度持って来させる故気長に待つがよい」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:38:32.78 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さて、屋敷に帰ろうか」

ウィズ「すみません、今日もお邪魔します…店の再建の目処はすぐ立てますので!」

ダクネス「早く元の生活に戻れるといいな」

バニル「そういえば小僧、宝くじはどうした?」

カズマ「ああ、あれ受け取りは後でもいいらしいからバニルも来て欲しくてさ。当てた本人がいないと問題だから俺も一応行くけど」

バニル「御意」

ダクネス「そういえば、今日ウィズの店に爆破スイッチを持ち込んだのと同じだと思われるフードを被った奴を見かけたぞ」

ウィズ「えっ?そうなんですか?」

ダクネス「ああ、キールのダンジョンに入っていった。個人的にはかなり怪しいと思うが…バニルはどうするつもりなんだ?」

バニル「…時が来るまでは静観するが吉。爆破スイッチを店に恣意的に置いた報いは当然受けさせるとしてそれはすぐではないな」

カズマ「なんだ、もう見通してるのか」

バニル「無論…まあ?スイッチを持ち込んだところで押さなければそもそも被害がでることはなかったのになあ?」

ウィズ「ずびばぜん…」

ダクネス「バニルすら被害に巻き込まれるほどの爆発か…」

バニル「爆発自体は鎧を着た汝なら笑顔で耐えれるレベルかもしれんレベルだぞ?被虐趣味にはちと物足りないだろう」

ダクネス「べ、べべべべつに私は爆発を喰らいたいなんて一言も…」

バニル「爆発自体大したことないのに店が全て吹っ飛んだのは店に置いてあった爆薬が原因だ、あれさえなければ…」

ダクネス「それで凄まじい威力に…」ゴクリ

カズマ「ゴクリ…じゃねえよ!本当お前それさあ!」

ダクネス「や、やめろお!耳を引っ張りゅな!!!い、いた…いけどこれもカズマにやられてると思うと中々…」

カズマ「こ、こいつにはどんな仕置きも通じねえ…普段から昨日のような態度でいてくれればなあ…」

バニル「それより我輩はネタ種族の娘共があそこで固まっている方が気になるが」

ウィズ「あれは…ゆんゆんさんとめぐみんさん?」



ゆんゆんとめぐみんは何をしていたか
安価下2
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:40:33.13 ID:N/TaA4fC0
a
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:44:16.46 ID:SzzUCLuy0
やつあたりにゆんゆんの乳をしばき回していた
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:48:27.33 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「無駄に!でかい!乳を!しおって!この!この!」

ゆんゆん「痛い痛い!なんで胸を重点的に叩くの!」

カズマ「…」

ダクネス「ガン見するな」

カズマ「痛たたたたたたたた!!!」

ウィズ「えーと…お二人ともどうしたんです?」

ゆんゆん「あ、ウィズさん…」

めぐみん「おや、4人一緒ですか」 バチ-ン!

ゆんゆん「ひにゃあああ!」

カズマ「おおっ!」

ダクネス「だからゆんゆんの胸をガン見するな!」

245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:55:22.03 ID:WtKQ7ANO0
ウィズ「け、喧嘩ですか?」

ゆんゆん「喧嘩というか…」

めぐみん「先程爆裂魔法を放ってきたのですがその衝撃でジャイアントトードが目覚めてしまいまして。そのまま一目散に他の冒険者を襲いかかろうとしていたところを」

ゆんゆん「わ、私が倒したらとっても感謝されて…えへへ」

めぐみん「ずっと自慢してくるので乳を叩いて黙らせようとしたところ喜んでたので更に叩くともう歓声をあげ続けて…次第にむかついてきたところで4人が来たというわけです」

ゆんゆん「歓声なんかあげてないわよ!」

カズマ「ほぼ八つ当たりにしか見えなかったが」

めぐみん「八つ当たりではありません。無駄にスタイルが良いのにむかついたりはしてません」

ゆんゆん「え、私スタイル良い…かな」

めぐみん「無自覚っぽく振る舞うのが1番アウトです!この!」

ゆんゆん「やめてえ!身体弄らないでえ!」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:00:52.65 ID:WtKQ7ANO0
バニル「スタイル、な…我輩昨日までスタイルの良くなるという眉唾物みたいなポーションを持っていたが」

めぐみん「くわしく」

バニル「燃え尽きた」

めぐみん「」

ゆんゆん「めぐみんも燃え尽きたわ…」

ダクネス「そういえばカズマのポーションはどんな効果なんだ?」

カズマ「え?」

バニル「おっと効果は内密にしておくように」

カズマ「だ、そうです」

めぐみん「そ、それよりバニル?燃え尽きたというそのポーションの製作者に心当たりはありませんか?」

ゆんゆん「めぐみん必死ね…」

めぐみん「その余裕な態度はやめてもらおうか!私が爆裂魔法を極める過程にスタイル抜群になることは必須事項!」

バニル「製作者は貴様の父だが」

めぐみん「ええ!?」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:04:29.95 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「…するとスタイル抜群になる代わりに多分とんでもない副作用があるのでしょうね」

バニル「父親のことをよくわかってるではないか、ちなみに飲むと発情するそうだ」

めぐみん「我が父はなんというものを…副作用抜きには作れないのでしょうか」

ダクネス「つまりそのカズマのポーションもめぐみんの父君が制作したものなのか?」

バニル「そうだ…しかし貴様やけにそのポーションを気にかけるな」

ダクネス「…なぜだか気になるのだ」

めぐみん「どうせろくでもない副作用ついてますしカズマも捨てた方がいいと思いますよ?」

カズマ「いやあ…ははは」

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:08:58.86 ID:WtKQ7ANO0
カズマ(ダクネスとの仲が進展するって聞いてるんだ、副作用がなんだろうとぜってー捨てねー!)

バニル「ではそろそろ戻ろうではないか」

めぐみん「そうですね、誰かさんのせいで無駄に体力使ってしまいました」

ゆんゆん「あんたが自分でやったくせに!」

ゆんゆん「というか…あれ?ウィズさん達の店ってそっちの方角でしたっけ?」

ウィズ「実は…






ゆんゆん「お泊まり…!」

ウィズ「ええ、しばらくの間…カズマさん達には本当に助けられてます」

ゆんゆん「…」チラッ

めぐみん「なんですその目は」

ゆんゆん「お、お泊まりかあ〜」

めぐみん「うわなんと白々しい」

ゆんゆん「だ、だって…」

めぐみん「…はあ」


ゆんゆんを泊めてあげるorあげない

安価下
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:09:21.94 ID:N/TaA4fC0
あげる
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:27:30.25 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「泊まりたいなら準備してからうちに来ればいいじゃないですか、まったく」

ゆんゆん「いいの!?や、やぅた!今すぐ準備してくるわ!」

ゆんゆん「あ、あれからめぐみんのためにおむつまた買ったからそれも一緒に持ってくるわね!」

めぐみん「…」

ゆんゆん「え?めぐみんも私の準備てつだってくれ…ん?ちょ、ちょっと目が真っ赤!なんで!?」

めぐみん「ブッコロ」

ゆんゆん「お、鬼の形相で追っ掛けてこないでえええええ!!!」


ダクネス「…私達は今度こそ屋敷に戻るとするか」

カズマ「そーだな…ってやべ、忘れてた」

ダクネス「ん?」

カズマ「ほら、アクアの土産だよ」

ウィズ「あ、バニルさんを泊める対価にシュワシュワが必要なんですよね。私もお供します!」

カズマ「ほんとか?助かるよ、じゃあ」

バニル「我輩も行こう」

カズマ「バニルも?俺これからアクアへの土産買いに行くんだぞ?」

バニル「わかっておる。娘、先に部品等々持ち帰りを任せる」

ダクネス「別にかまわんが…どういう風の吹き回しだ?」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:45:09.79 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「シュワシュワに何か入れようとか企んでんの?」

バニル「入れたところでどうせ煩くなるだけだ、無駄なことはせん」

バニル「屋敷に戻ったら低俗女神に思考を邪魔されそうなのでこちらに混ざったまで」

カズマ「思考ねえ…何考えてんのか知らんけど俺らにとってろくでもないことなんだろうな」

バニル「そうとも言い切れんぞ、占いのことだからな」

カズマ「占いがどうかしたのか?」

バニル「うむ、我輩は今まで計20回占ったわけだがどうやら熟練度でも上がったのか少し効果が上がったように感じる」

カズマ「熟練度とかあるのか」

ウィズ「効果が上がったというのは具体的にどういう…?」

バニル「占い結果を意識的に限定できるようになった」

バニル「例えば今後売れる商品は、という目的を持って小僧を占うとその商品が出る」

カズマ「すげえ!」

バニル「が、そんな都合の良い話ではない。確率で売れる商品を占っても売れない商品が出てくることもある」

バニル「しかも、占いが成功したか否かは我輩にはわからん。売れる商品で爆薬が出ても我輩達が本当に売れるのか判断しなくてはならない」

ウィズ「随分博打的になりましたね…効果が上がったとは言えないような」

バニル「今まで通りの占いがしたいなら何も意識せずやればそれで大丈夫だ、あくまで意識的にやる場合にそのような足枷がつく」

カズマ「確率とはいえ占いの範囲を限定的にできるなら確かにそれは効果が上がったと言えそうだな」

バニル「だろう?まあ我輩も先程把握したので思考の時間を必要としたわけだが…小僧」

カズマ「まーた俺に実験台になれって?」

バニル「そういうことだ」

カズマ「1番最初の占いの時は有無を言わさずやったくせに…いいよ、実験台になるよ」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:50:56.17 ID:WtKQ7ANO0
バニル「では何を占おうかは選ばせてやろう」

カズマ「そうだな…」


以前何か売れそうな商品と制限して安価出しましたが、これに成功判定をつけました、効果が上がったとか言ってますがこちらからの視点じゃ弱体化です



カズマ「>>253について占ってくれ」

占い対象>>253、コンマ50以下で失敗、51以上で成功
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:58:56.29 ID:ZGsfMZ3oO
ウィズのパンツ
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:06:54.53 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「ウィズのパンツについて占ってくれ」

ウィズ「カズマさん!?」

バニル「…ふむ、至って普通の白色の下着とでたが」

カズマ「さて、これは当たってるのかな?それとも外れているのかな?」

ウィズ「これセクハラですよね!?」

バニル「貴様の悪知恵の働き方は尊敬に値するな」

カズマ「ほめんなほめんな…で、今ウィズはどんなパンツ穿いてるんだ?」

ウィズ「ひっ!下着に視線を向けないで…ください!」

カズマ「んー?答えてくれればいいだけだろう?ほおら…白色の下着穿いてるのか…それとも違うなら何色なんだ…?」

バニル「清々しいクズさだな…この通りに人が少ないとはいえ街中でよくやる」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:15:39.37 ID:WtKQ7ANO0
ウィズ「外れてても色を答える必要なんてないですよね!?あ、ちょ、み、みないで!そんなに視線を向けない…で///」

カズマ「…なんか想像以上の反応なんだけど」

バニル「言ってなかったがこの店主、以前飲んだポーションの副作用で身体のとある部位が敏感になっている」

カズマ「ほう」

バニル「時間や日によって部位は変わるらしいが今は貴様の見つめる先がそうなのかもしれん」

カズマ「…」ジイイイイイ  

ウィズ「う、っん…あ、はぁっ…///」

カズマ「ほらウィズ!何色の下着穿いてるんですか!答えてくれないとバニルの占いが成功してるのか失敗してるのかわからないだろ!?」

バニル(占いが失敗してるのであれば否定すればいいだけで色まで答える必要はないが敏感店主は小僧の圧に飲まれているな…)

ウィズ「う、ううう…っ!は、はぁっ…!は、、ふ///」

カズマ「ウィズの今穿いている下着は…白色か!?」

ウィズ「黒ですうううううううう!!!!///////」


ウィズ「あ、あああああっ、ああああ!!////」ガクガク

カズマ「そうか…占いは失敗したようだな…」

バニル(この小僧面白すぎだろう)
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:19:34.97 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「ねえちょっと奥さん、ウィズめっちゃガクガクして涎まで垂らしてるんだけど副作用強すぎない?俺これ普通に考えてやばくない?」

バニル「誰が奥さんだ、我輩としては失敗した結果がわかれば良いので後処理は任せた」

カズマ「うそん」

バニル「この状態のウィズといるより狂犬女神に土産を買う方が良いと我輩は判断したので任せた」

カズマ「」

ウィズ「はぁ…はぁ…///」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:23:14.45 ID:tUpLS/YgO
バニル(その後氷漬けにされた小僧を抱えてウィズは屋敷に帰ってきて、すぐに風呂へ向かった)

めぐさん「前衛的な芸術作品ですねえ」

ゆんゆん「カズマさん何やったんだろ…」

ダクネス「どうせろくでもないことだろう。それよりゆんゆん、料理はできるか?今日は私が当番なんだがもしできるなら手伝ってはくれないだろうか」

ゆんゆん「あ、喜んで!お手伝いしますね!」

バニル「さて、我輩は仮面制作の続きを」







258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:34:10.89 ID:tUpLS/YgO
やべまたID変わった、>>1です





ゆんゆん「みんなで食卓を囲んでご飯を食べる夢が叶って私今とっても幸せ…」

めぐみん「ちっさい夢ですねえ…」

ゆんゆん「それでね、今日のお風呂一緒に入らない…///?」

めぐみん「あ?発育を私に自慢しようと?」

ゆんゆん「違うわよ!普通に一緒に入りたいだけ!」

めぐみん「別にいいですけど…テンション高いですね」

ゆんゆん「お泊まりなんてテンション上がらない方がどうかしてるわよ!」




アクア「ウィズに聞いたけどあんたうらないの範囲をげんていできるようになったんですってええ?」

バニル「そうだが…何の用だ酔いどれ女神」

アクア「わたしをうらないなさいな!!悪魔がうらないなんてそもそもわらえるじょうきょうだけどね!プ-クスクス!!!」

バニル「おい保護者、鬱陶しいこいつを捨ててこれんのか」

カズマ「無理です。すみません」

バニル「マジギレ店主に凍らされてからどうにもダメだな…」

アクア「こら無視してんじゃないわよ!」

バニル「我輩の占いは例え貴様であろうとも未来を確定できる超すごい代物だが無償でやるとでも?」

アクア「え〜っとね、私は>>259を占ってほしいんでした!」

バニル「聞けえええええええええ!!!!!」



アクアの占ってほしいこと>>259、コンマ80以上で成功、79以下は失敗
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:35:33.92 ID:BV5rDqJw0
向こう5年の信者増加数
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:38:34.40 ID:tUULRsn00
これは成功も失敗もわからんなあ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:40:30.21 ID:tUpLS/YgO
成功するのか(困惑)




アクア「向こう5年の信者増加数をうらなって!」

バニル「はぁ…不運女神対象の占いなので失敗するだろうな、やるだけやって黙ってもらうか」



今後5年で増えるアクシズ教徒の数、安価下
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:40:45.09 ID:ZGsfMZ3oO
信者がどれだけ増えようと駄女神がアクアだと認識されないしな…
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:41:40.98 ID:tUpLS/YgO
あ、成功した場合はこんな感じで再度安価を取ります
失敗した場合は安価なしで勝手に話が進みます
被ったら安価下
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:42:27.99 ID:tUULRsn00
1000万人
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:48:13.96 ID:tUpLS/YgO
増えすぎぃ!




バニル「5年間で1000万人増える」

アクア「うっそ!エリスのとことどっちが多くなるかしら!あっはっはっは!!!楽しみねええ!!!!」

バニル(…失敗だろうな?成功してた場合、本当に5年で1000万人増えるぞ…?アクシズ教徒は我輩ですら関わりたくないと思うような狂人の集まりだぞ…?)

アクア「気分良いからあんたにもシュワシュワ分けてあげるわ!こうえいにおもいなさいな!」

バニル「土の身体で酒なんぞ飲んでもな…」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:55:46.12 ID:tUpLS/YgO
次の日の朝





カズマ「…なにごと?????」

ゆんゆん「あ、え、えっと…おはようございます…」

カズマ「ええと…なんで俺の下半身が剥き出しになってるの?」

ゆんゆん「あの…その…お、襲いに…きました」

カズマ「なずぇ…?」

ゆんゆん「カズマさん…めぐみんと、どこまでいったんですか…?」

カズマ「へ?めぐみん?」

ゆんゆん「そうです、めぐみんです…ど、どこまで男女の関係が進行したんですか!?」

カズマ(朝から下半身剥がれるわ身に覚えのない男女関係を問い詰められるわどうなってるのか)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:05:12.21 ID:7fZsB9ygO
カズマ「落ち着こう、落ち着こう。ゆんゆんに襲われるのは後に回すとしてまずは俺を襲うことになった経緯を聞きたい。ほら、訳がわからない状態でハジメテなんてお互い嫌だろ?」

ゆんゆん「あ、そ、そうですね…ごめんなさい、焦っちゃって……え?襲われるのは後に回す?」

カズマ「いいから!何があったのか3行で!」

ゆんゆん「短い!!!!」





カズマ「つまり…昨日めぐみんと一緒に風呂に入ってる時に俺の話題が出てからめぐみんが挙動不審になったと」

ゆんゆん「はい、私それでカズマさんと既に色々進んじゃったんだと思って…このままだと本当に1人ぼっちになってしまいそうで、それで私もカズマさんと…って」

カズマ「変なところで行動力あるなゆんゆん…一応言っておくと別にめぐみんとはなんもないぞ?どころかあいつ最近お漏らしが酷くて俺とは距離とってるし」

ゆんゆん「そ、そうなんですか…おむつ買っておいて正解でした」

カズマ(しかしゆんゆんは本当にめぐみんが大事なんだな…行動の基軸にめぐみんを置いてるようにすら思える。めぐみんと結ばれるともれなくゆんゆんがついてくるんじゃないか)

ゆんゆん「えっとカズマさん…早とちりしてしまったとはいえ寝込みを襲う真似してすみませんでした」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:09:00.61 ID:7fZsB9ygO
カズマ「それはいいけど…寝込みを襲うなら普通夜じゃないか?」

ゆんゆん「え…そうなんですか…///」

カズマ「まあ俺は朝だろうと構わないけどな、じゃあ続きをしようかゆんゆん」

ゆんゆん「で、では失礼しましたーーー!あ、めぐみんにはどうか秘密に!!お願いします!!!」

バタン!


カズマ「…ふうむ」

カズマ「最近お色気イベントが多すぎて嬉しいですね」

269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:16:45.31 ID:7fZsB9ygO
バニル「起きたか猥褻小僧」

カズマ(デジャヴ)

バニル「試作段階ではあるがバニル式仮面が今日完成する、動作確認等色々手伝ってもらうぞ小僧」

カズマ「ああ、もうその段階か。設計図くらいしか担当してないな俺」

バニル「動かすために我輩の魔力が必要故、元々製作は我輩がやる予定だったので気にするな」

カズマ「なら良いけど…じゃあできるまで俺はスケボーの方にとりかかるか」







バニル「フハハハハハハハ!!!凄い、凄いぞ我が魔力!これからは空中都市が栄える時代になるか!?誰もが空を飛べる時代の開幕だ!フワーッハッハッハ!!」

カズマ「ちょっと待てええええええ!色々危なすぎるだろ!これ売っちゃダメなやつだ!」

バニル「占いで売れると出てるんだ、売るにきまってるだろう」

カズマ「安全面の確保が終わるまで売らせねーぞこんなもん!技術力は確かに凄いけど俺の設計したやつどこいった!」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:25:37.49 ID:7fZsB9ygO
ダクネス「庭の方が騒がしいな…」

ウィズ「空を飛べるようになる装置ですか…ぜひ完成したら乗ってみたいですね!」

めぐみん「空に何か思い入れでもあるんですか?」

ウィズ「特にあるわけじゃないですが…飛べたら楽しいと思いません?」

ダクネス「確かに、楽しそうではあるな」

めぐみん「お2人はそうなんですねえ…まあ私もいつか空を割るような爆発魔法を放ちたいなと考えているので思い入れがないわけじゃないですが」

ダクネス「やめろ」




アクア「ここね!ここを叩けば私の勝ちになるとみているわ!」

ゆんゆん「えっと、テレポート」

アクア「なあああああんでよおおおおおおお!!!」



ウィズ「あちらはあちらで楽しそうですね」

ダクネス「ゆんゆんもあのボードゲーム強いんだな」

めぐみん「紅魔族は知力が高い種族ですからね」

ウィズ「懐かしいですねえ、あのボードゲーム」

ダクネス「懐かしいということはウィズはやったことあるのか?」

ウィズ「ええ、何十年前かは忘れちゃいましたけどね」

めぐみん「…ウィズの年齢って…あ、なんでもないです。なんでもないです、本当です」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:30:39.62 ID:7fZsB9ygO
ウィズ「さて、じゃあ私はちょっと紅魔の里まで出かけてきますね」

めぐみん「え?紅魔の里行くんですか?」

ウィズ「はい、バニルさんに頼まれたものもあるので。後はバニルさん達が作った商品を買って販売してくれる商人の方達にもお話してきます!」

めぐみん「バニルが頼んだもの、ねえ…突然ですがウィズ、私の父の作品をどう思いますか?」

ウィズ「時代の開拓者だと思ってます!」

めぐみん「手遅れですね…まあウィズが父から作品を買ってくれないと我が家が困窮するのでありがたいんですけども」

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:33:20.20 ID:7fZsB9ygO
ねみいのでここまで
このすば世界だし占いも都合よくいくはずがないよねってことでコンマ判定つけたけど結果的に書く量増えて自分の首を絞めてるだけかもしれない
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:39:00.43 ID:qBAyo1pv0
じゃあ元に戻そう
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 00:42:41.04 ID:ByS7gDNAO
安価を繰り返してレベル上げることで元に戻す方針でいこう、安価スレだもの



数日後


カズマ「売れたなあ…」

バニル「買えば空を飛べるのだ、売れるに決まってたな」

カズマ「飛ぶ際の衝撃がかなり強いのを除けばまあ良い商品にはなったと思うけどさ」

バニル「あれは設計上どうあがいても仕方ない部分なので受け入れるが吉、ここ数日は宣伝に販売に技術の伝達に大忙しだったがよくやく休めそうだ」

カズマ「軌道に乗ったししばらくは大丈夫だろうな…」

バニル「これで負債店主が借金を作っても何とかなるだろう…店の再建も見えてきた、貴様らには世話になったな」

カズマ「世話になったと言われても今回は特に何かやったわけじゃないしな、商品販売まで漕ぎ着けたバニルと売り手を探し出してくれたウィズ達が頑張ってたわけだし」

バニル「こいつなら頭のおかしい商品でも何だろうと買ってくれると期待されてのパイプだろうが、役に立つとはな」

カズマ「たまには褒めてやれよ?」

バニル「褒めてもつけ上がるだけだ」

カズマ「一見ツンデレっぽいけどそんな風には…うん、見えねえ」

バニル「それに結局のところ、貴様らに世話になったのは変わらんからな」

カズマ「まあ…そう、ビジネスだよビジネス、俺らのとこにも利益回ってくんだし手伝うのは当然だ」

バニル「その金にがめつい性格はやはり悪魔向きだな」

カズマ「金にがめついとか言うな、欲望に忠実と言え」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 00:43:41.75 ID:ByS7gDNAO
バニル「どちらにしろ悪魔向きだが。して、最近やっていなかった占いをしばらくは進めたいと思っているのだが」

カズマ「ああ、忙しくてやってなかったな…というかなんだよ進めたいって」

バニル「成否の可能性こそあれど結果の対象
を限定的にできるようになったのだ、繰り返せばいつかは成否の可能性すら消せるやもしれん」

カズマ「もうそれ占いじゃないよなって言って良い?」

バニル「安価式占いである、さて誰を占うか」

カズマ「俺は散々やってもらったし俺以外で」

バニル「なんだ貴様はいいのか?」

カズマ「ほら、めぐみんとか占ってもなぜか俺が出てくることが多いし…」.

バニル「貴様がそういうなら構わんが」



占い対象>>276
占い結果>>277

占い対象>>279
占い結果>>280

276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:45:06.29 ID:JkJKSbvEo
ゆんゆん
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:50:56.03 ID:DM2i0w2K0
めぐみんのおもらしの気配で絶頂する体質になってしまう
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:05:23.65 ID:4XDXelJIO
加速下
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:05:33.20 ID:cfDQplyU0
アイリス
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:06:05.50 ID:4XDXelJIO
カズマの家に引っ越す
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:26:37.31 ID:ByS7gDNAO
書き始めたばっかで申し訳ない、続きは明日というか今日というか
安価は了解しました、何気にアイリス出てなかったなこのスレ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:28:20.48 ID:FDYRcTLR0
『ゆんゆんがめぐみんのおもらしの気配で絶頂する体質になってしまう』

『アイリスがカズマの家に引っ越す』


カズマ「お、う、お、あ、あ?」

バニル「1つ目と2つ目の占い結果の格差
が凄まじいな、おい小僧戻ってこい」

カズマ「はっ…えーと、まずゆんゆんだな?これ…絶対起こることなんだよな?」

バニル「なんどもそう言ってるであろう」

カズマ「う、うーん…絶頂と聞くと前にウィズの下着の色聞いたときのこと思い出す…あの時は死ぬかと思ったしすっげえ怖かったなあ…」

バニル「氷の魔女の異名を特等席で味わえて良かったではないか」

カズマ「良くねえ…しかし…ゆんゆんが絶頂する機会が今後絶対訪れるということだろ?仕方ない、しばらくの間見張るとするか」

バニル「見張る必要あるか?」

カズマ「あるに決まってんじゃん何言ってんの」

バニル「なんとまあ…澄んだ目をしたクズだろうか」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:29:13.17 ID:FDYRcTLR0
カズマ「それでもう1つだよ!アイリスが!?引っ越してくるだって!?」

バニル「みたいだが…一国の王女がこの屋敷に泊まりに来るとは中々凄まじい事態になりそうで何より」

カズマ「凄まじい?ただ引っ越すだけだろ?」

バニル「王女が引っ越すという字面に疑問すら持ってないな貴様、我輩の予想でしかないが王都が陥落して苦肉の策で王女だけでもここへ、という流れを占いが王女が引っ越してくるという結果で出したとも考えられる」

カズマ「なるほど、そういう可能性もあんのか」

バニル「あの王女、我輩が見通しにくい人物の1人なのでそう簡単に王都も陥落する事態にはならんだろうがな」

カズマ「アイリスやっぱ強いんだな、てかお前見通せるかどうかわかるってことは会ったことあるんだな」

バニル「ハチベエとしてな」

カズマ「ハチベエ?…俺が話してあげた水戸黄門のやつかな」

バニル「臨時収入が入ったのでまたハチベエ役をやってもよい頃かもしれん」

カズマ「それよりお前と会ったってことはアイリスはここにきてたったことだろ!言えよ!」

バニル「言えと言われても…というかなぜそんな悪感情を出しておる、美味ではあるがこんなことで得れるのか」

カズマ「アイリスに関することなら俺は常に全力でいたいので。というかアクセルに来たならアイリスも声かけてくれればいいのに…!でも今後引っ越してくるんだよな、うへっへ」

バニル「うむ、気色悪い」

カズマ「何かいった?」

バニル「なにも。さて、占いはやったことだし我輩ちと出かけてくるぞ」

カズマ「おーう」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:30:07.66 ID:FDYRcTLR0
バニル「さて、と」

バニル「スタイルが良くなる代わりに発情するふざけたように見えて我輩にとって超重要なポーション制作を紅魔の里にウィズが聞きに行ったところ」

バニル「>>285>>286が必要と出たのだったな」

バニル「…ウィズに取りにいかせるか」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:32:55.37 ID:evC60VHQO
オークの雄の血
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:36:49.98 ID:7l0BouRzO
サキュバスの体液

雄のオークとかこのすば世界じゃ激レアなんじゃ……
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:45:46.71 ID:FDYRcTLR0
バニル「『オークの雄の血』と『サキュバスの体液 』…ウィズに取りにいかせるなら前者だな」

バニル「サキュバスの体液に関しては我輩が欲しいと言えばす手に入るだろう…我輩が下級悪魔に物を乞う姿勢をとる必要があるのが釈だが」

バニル「だがオークの雄の血は難易度が遥かに高い…この世界での雄のオークは産まれては絶滅、産まれては絶滅の繰り返しだからな…雌オークに搾り取られて」

バニル「ふーむ、どうしたものか」

バニル「…そうだ、占いがあったな。対象をオークの雄にして…今現在生息している地域を割り出し…」

バニル「ウィズに取りに行かせれば良いな…どうせ雌オークが周りを囲っているだろうが、こちらも餌を用意すれば良いだけだ」

バニル「見えた、雄オークの生息地はーーーー

安価下、雄オークの生息地
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:56:11.15 ID:DM2i0w2K0
キールのダンジョンの奥の方
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 00:05:40.99 ID:ZvFlz8470
『キールのダンジョンの奥の方』

バニル「キールのダンジョン…?あそこは我輩がモンスターもあの不届き者も殲滅したはずだが…」

バニル「…」

バニル(きな臭いな、あの爆破スイッチを寄越した輩といい…あの場を何かの実験台にでもしているのか…?前に行った際に見通しておくのが正解だったか)

バニル「何にせよウィズを向かわせるか」








ウィズ「え、あそこに雄のオークがいるんですか?」

バニル「占いによるとそのようだ」

ウィズ「えっと、確かポーション制作の際に必要なんですよね、2つありましたけどもう一つの方は」

バニル「我輩が担当する、我輩が前につけていた量産型仮面の1つをくれてやれば喜んで差し出してくるだろう」

ウィズ「サキュバスさん達バニルさんに心酔してますもんね…分かりました、私はダンジョンに行ってきますね」

290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 00:12:57.70 ID:ZvFlz8470
めぐみん「おや?どこかに出かけるのですか?」

ウィズ「はい、キールのダンジョンに雄オークがいるらしいので血を分けてもらいにいってきます!」

ダクネス「雄オークだと!!!!????」

めぐみん「むぎゅ」

ダクネス「ほ、ほほほ本当か!?雄の!?オークが!!」

ウィズ「ダクネスさん落ち着いて!めぐみんさん潰してますから!」

ダクネス「はっ…私としたことが…失礼。で、本当にいるのか?」

ダクネス「雄の!!オークが!?」

めぐみん「だああああ!うるさいですよダクネス!」

ウィズ「バニルさんの占いによるとダンジョンの奥にいるそうですが…」

ダクネス「ふむ…ウィズ、私も連れて行け」

めぐみん「うわぁ…」

ウィズ「一緒に来てくれるのはありがたいのですが…いいんですか?」

ダクネス「いい。雄オークに捕まりあれやこれやをされるのは女騎士の役目だ。血が必要なのだろう?私が囮になれば無駄な戦闘をする必要もないだろう」

めぐみん「全国の女騎士に心の底から謝罪した方がいいと思いますよ」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 00:19:08.96 ID:ZvFlz8470
ダクネス「では支度をしてくりゅ!」

めぐみん「あれはもうダメですね」

ウィズ「テンションがとても高かったですね…」

めぐみん「で、アクアは何やってるんですか?」

アクア「それがカズマさんがオークの単語を聞いた瞬間震え上がって縮こまってしまったのよ」

めぐみん「ああ…紅魔の里に向かう時の」

アクア「大丈夫よ、大丈夫よカズマ」

カズマ「はぁ…はぁ…」

アクア「よしよし、嫌なことは忘れましょうね…」

ウィズ「アクアさんが優しい…」

めぐみん「傷ついた相手にはアクアはだいたい優しいですよ、治してもらった後は一転して恩着せがましく振る舞うものでそこが残念なところではありますが…」

ダクネス「待たせたな!」

めぐみん「…いつもより鎧が小さくありませんか?」

ダクネス「気のせいだ」

めぐみん「はぁ…ウィズ、ダクネスは頼みましたよ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 00:24:17.14 ID:ZvFlz8470
>>291
ウィズ「アクアさんが〜」

ウィズ「アクア様が〜」
に訂正






キールのダンジョン


カズマ「で、何だ俺がここにいるんだよ!」

ダクネス「野生の雄オークは雌の存在に強く怯えるらしいから仕方ないだろう…女を怖がるなどそれでも男か!」

カズマ「俺にキレるなよ!オークに言えよ!」

ウィズ「すみません、無駄な警戒心を抱かせないためにもどうしても男性の方は必要で…」

カズマ「…血を取るだけでいいんだな?」

ウィズ「はい!」

カズマ「ならぱっと行ってぱっと帰ってくるぞ!絶対長居はしないからな!」

ウィズ「ありがとうございますカズマさん!」




293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:10:43.85 ID:ZvFlz8470
カズマ「そうだ…おいダクネス」

ダクネス「なんだ?」

カズマ「ほら、前にウィズの店にスイッチ置いた奴追いかけてここにきたことあったろ」

ダクネス「…そういえばそうだな、あれから動きを見せてないとすると…」

カズマ「ここにいるかもしれない」

ウィズ「?何がいるんですか?」

カズマ「ウィズの店を爆破した奴がいるかもしれないんだよ」

ウィズ「…私のことですね…すみません…」

カズマ「言い方が悪かった、ウィズの店にスイッチ売りに来た奴がいるかもしれないってことだ!」

ウィズ「えっ」

ダクネス「以前私とカズマでそいつがここに入っていくのは確認したんだ」

ウィズ「そういえばそう仰ってたような…」

カズマ「バニルから何か聞いたりしてないのか?あいつ時が来るまでは静観とか言ってたけど」

ウィズ「特には…聞いてないです。ここにオークがいるから行ってきて、とだけ」

カズマ「バニルならそこらへんのことわかってるはずだし…うーん」

ダクネス「警戒するに越したことはないからな、慎重に行こう」



294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:11:19.22 ID:ZvFlz8470
カズマ「結局雄オークがここに逃げ込んだだけだったな」

ダクネス「ああ…私とウィズを見ただけであの震え上がりよう、相当雌オークにいたぶられていたのだろうな」

ウィズ「カズマさんがいてくれて良かったです」

カズマ「俺はなんというか同情しちまったというか…まああそこにいればしばらくは安全だろうし、あのオークにとっては良い隠れ場所だな。オーク以外モンスターほとんどいなかったし」

ダクネス「爆弾魔は見当たらなかったな」

カズマ「爆弾魔って…その通りかもしれんが。実際いたとしたらバニルがなんかしら言ってきてただろうし取り越し苦労だったかな」

ウィズ「爆弾魔の方は少し気になりますけど…今日のところは帰りましょうか」

ダクネス「そうだな、ところでウィズ。その血は何に使うんだ?」

ウィズ「これはですね、ひょいざぶろーさんにポーションを作ってもらうために必要な素材なんです」

カズマ「…どんな効果の?」

ウィズ「えーと、この血を使うポーションは…発情してしまう代わりにスタイルが良くなる…だとか」

カズマ「ああ…バニルが前持ってたやつか…そうか、揃うのか」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:11:49.83 ID:ZvFlz8470
ウィズ「それ以外にもバニルさんか色々注文したらしいです、私はただその注文内容が書かれたものを渡しただけなので」

ダクネス「前にも聞いたがめぐみんの父君は凄いものを作るのだな…」

カズマ「副作用で身体が敏感になるとか男からすれば夢のようなポーションを作ってくれる神様みたいなもんだよ」

ウィズ「な、なんでこっちを凝視してるんですかぁ…」

カズマ「いや、なんでもない。また行きすぎると怖いし」

ウィズ「…副作用まだ残ってますので、あまり私に触れないよう…」

カズマ「触れなくても視線当てただけで」

ウィズ「カズマさん!!!」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:14:01.83 ID:ZvFlz8470



バニル「というわけでポーションを仕入れてきたぞ、小僧」

カズマ「…多くね?」

バニル「注文したのでな。製作者の本人が言うには作ろうと思って作るのは久しぶりだとか言っていたが」

カズマ「つまり俺が今持ってるダクネスとの仲が進展するやつだったりスタイル良くなる代わりに発情するのは偶然の副産物だと…紅魔族ってすげえな」

バニル「紅魔族の独特な感性と知力があるからこその産物だな、さて小僧よ待たせたな。これがそのポーションである」

カズマ「これがあれば…」

バニル「貴様はあの紅魔族の娘に襲われるし、貴族の娘との仲は進展する。前々から言ってる通り揃って使うのが効果的だ」

カズマ「…今更だけど揃って使う必要あんの?いや俺はね?片方ずつの効果だけでも嬉しい結果になるからいいんだけどね?」

バニル「我輩が楽しむために揃って使う必要がある。安心しろ、紅魔族の娘に襲われてる最中にバニルさん登場など野暮なことはせん」

カズマ「それやったら本当に許さねえからな」

バニル「だから安心しろと言ってるだろうに」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:14:44.46 ID:ZvFlz8470
バニル「そして手元にもまだポーションがあるが、この内2つをまた無償で提供してやろう」

カズマ「え、いいのか」

バニル「宝くじだったり仮面製作だったりで世話になったからな、悪魔は貸し借りについてはうるさい種族故、ありがたく受け取るが吉」

カズマ「効果は?」

バニル「1つは漏らし癖が治る効果がある。副作用は力のステータスが落ちることくらいだ」

カズマ「漏らし癖って…」

バニル「お宅の娘が悩んでますよ的な話をウィズにしてもらったのでな」

カズマ「力のステータスならめぐみんにとってそこまで重要じゃないし、飲んでもいいやつだなこれ」

ウィズ「うむ、敏感店主は私もそっちの効果の方が良かったと泣いていたが」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/11(木) 22:20:13.04 ID:ZvFlz8470
バニル「そしてもう1つ、こちらの効果は…」


ポーション系の安価はこれが最後です、安価回収の難易度を劇的に下げるアイテムみたいなもんになってるので悪しからず…

ちなみに今の時点で回収されてない安価は以下の通りです


・めぐみんに性的に襲われる
・めぐみんはスタイル抜群になる
・ウィズの借金が100万エリス増える
・ダクネスの目が覚めてまともな人間になり今までの自分の言動を恥ずかしく感じる
・ダクネスがカズマと結婚する
・クリスがダクネスと結婚したカズマと既成事実(証拠写真付き)を作る
・クリスが貧乳を隠すための胸パッドと失禁癖を隠す尿取りパッド両方を買いに来る(エリス用の買い物)
・カズマとダクネスの中身が入れ替わる
・クリスとダクネスの借金が増える
・アクシズ教徒は5年間で1000万人増える


このうちめぐみんのスタイル、襲うの項目とダクネスの目が覚める云々の項目は既に持ってるポーションで回収予定です

ちなみに長々と安価回収がどうのこうの述べてますが今まで通り特に制限しませんので安価内容はとりあえずなんでも良きです

ポーションの効果>>300

ポーションの副作用>>302
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:22:55.45 ID:X69zozbe0
a
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:24:32.35 ID:SC/W+gaM0
筋力、体力、魔翌力、速力、運、その他諸々ありとあらゆるステータスが向上、絶対的な全能感に溢れる


…気がするだけで特に意味はない
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:31:17.60 ID:X69zozbe0
a
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:49:28.97 ID:SSjVVkpOO
>>300の作用が続く間、よく考えずに善意で相手にトラブルや試練、いばらの道を持ってくる、どこかの水を司るなんたら様みたいな性格になる。

作用がアレなのに副作用をどうすればいい!?
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:49:54.35 ID:FqlK4VyRO
自分にかけられたバフデバフの効果が乱れるようになる。
強化がさらに強まったり、減衰したり、弱体化が無効になったり、あるいは全然別のステータスが影響されたりする。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:07.51 ID:ZvFlz8470
『筋力、体力、魔翌翌翌力、速力、運、その他諸々ありとあらゆるステータスが向上、絶対的な全能感に溢れる …気がするだけで特に意味はない』

『上記の作用が続く間、よく考えずに善意で相手にトラブルや試練、いばらの道を持ってくる、どこかの水を司るなんたら様みたいな性格になる』

安価ありがとうなんだぜ、これらを踏まえてちょいと書き溜めしてくるのでまた今度!
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:14:05.53 ID:Ng+p6Yon0
アクア様量産するだけじゃないか…w
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:17:29.95 ID:j3/TQLCNO
むしろステータスがアクア並みってわけじゃない分アクアよりたちの悪いのができる
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:19:44.89 ID:SC/W+gaM0
実質ただ傲岸不遜になるだけの薬だこれ!どこのどいつだこんな効果にしたやつ!
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:32:05.03 ID:j3/TQLCNO
でもアクアみたいな性格なら仕事は真面目にするってことだろうか
たぶん女神の仕事はちゃんとしてたしバイトもサボらず頑張ってたよね?

ただそれ以上にツケとかで借金を作るってだけで
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:42:08.04 ID:Tx7XKX3mO
逆に考えるんだ、能力自体はめちゃくちゃあるけど引っ込み思案な奴に使えばいいと
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:04:02.21 ID:FxDANqipO
『筋力、体力、魔力、速力、運、その他諸々ありとあらゆるステータスが向上、絶対的な全能感に溢れる …気がするだけで特に意味はない』


『上記の作用が続く間、よく考えずに善意で相手にトラブルや試練、いばらの道を持ってくる、どこかの水を司るなんたら様みたいな性格になる』


カズマ「アクアを増やすだけじゃねーか!いるかこんなもん!」

バニル「まあ待て小僧、使いようによっては中々の効果を見込めるとは思わんか?」

カズマ「使いようったってなあ…例えば?」

バニル「それは自分で考えるが吉。それが悪い方に転ぶか良い方に転ぶかは汝次第だ」

カズマ「自分で考えろって言われてもなあ…アクアを量産するメリット…」

バニル「くれ悪じゃぞ」

カズマ「やかましい」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:04:34.31 ID:FxDANqipO
カズマ「うーん…」

ダクネス「どうした、困った顔をしてるようだが」

カズマ「ダクネスか、少し考え事をな」

ダクネス「手助けは必要か?」

カズマ「いや、自分で考えるのが正解らしいから大丈夫だ、助けてくれようとした姿勢だけ受け取っておくよ」

ダクネス「そうか…しかし最近のカズマは朝からちゃんと起きてるな、前までの生活習慣の乱れは正直目に余っていたがこの調子なら大丈夫そうだな」

カズマ「そういや朝から起きてんな…この前もダンジョン行ったり商品制作してたり働き過ぎてる気がする」

ダクネス「いいことではないか」

カズマ「いーや、俺の性根は腐ったまんまだ、しばらくは昼に起きるし屋敷から出ることもしない!」

ダクネス「また前の生活に逆戻りか?」

カズマ「おう、止めてくれるな」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:05:06.26 ID:FxDANqipO
ダクネス「うーむ」

カズマ「なんだよ」

ダクネス「…私は、今のカズマの方が好き…だ、ぞ?前の生活のカズマより」

カズマ「…」

ダクネス「…」

カズマ「…」

ダクネス「…///」

カズマ「す、すすすすすす好きとか簡単に言うんじゃねーよ!!!!」

ダクネス「言った私が言うのも何だが、凄い動揺してるな…」

カズマ「動揺!?そらするわ!もっとこう、ロマンチックな…」

ダクネス「ロマンチックな?」

カズマ「…」

ダクネス「ん?」

カズマ「ナンデモナイデス…」

ダクネス「何でもなくはないだろう?ほらなんだ?ロマンチックな場所と雰囲気で?」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:06:13.32 ID:FxDANqipO
カズマ「一転攻勢のつもりかこの野郎!お前責める側じゃなくて責められる側だろ!」

ダクネス「ふふ、焦ってるな」

カズマ「よ、余裕の態度がムカつく…!お前いいか?最近の健康な生活サイクルで俺絶好調だぞ?スティールなんて目当てのもん絶対奪えるくらいには絶好調だぞ?いいのか?」

ダクネス「何を奪うんだ?」

カズマ「…ほら、いつもの」

ダクネス「下着か…?」

カズマ「上目遣いで俺を見るな!悪かったから!スティールしないから!」

ダクネス「カズマには普段責められてばかりだからな、それは大いに構わないしもっとやって欲しいが…たまにはこういうのも」

カズマ「よくない」

ダクネス「拗ねるな拗ねるな、こういうところは年相応というか…ん?カズマ、それは…」

カズマ「あん?ああ、バニルから貰ったポーションだよ」

ダクネス「前に私が見たやつと同じのだな」

カズマ「そうだな、こっちが前にダクネスがみたやつでこっちがさっきバニルから貰ったやつ。他にも貰ったけどそれは部屋に置いてきてる」

ダクネス「…なんだか無性に気になるな、それ」

カズマ「それ前も言ってたな」

カズマ(ダクネスとの仲が進展する効果を持つポーションの方をじっと見てるが…実際に使ったわけでもないのにこの反応、やはり本物か…さすがバニル先生だ)
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:06:52.93 ID:FxDANqipO
ダクネス「で、そっちは…」

カズマ「これはまあ、なんだ…うん」

ダクネス「なんだその歯切れの悪さは…ん?待てよ、確かウィズとお前と一緒にダンジョンに行った際に…」


ウィズ『えーと、この血を使うポーションは…発情してしまう代わりにスタイルが良くなる…だとか』


ダクネス「とかなんとか…まさか、それが」

カズマ「こいつ変なところで鋭い…!」

ダクネス「その反応はつまりそういうことだな!?バニルめ、よりにもよってカズマに渡すか!」

カズマ「よりにもよってとは言ってくれるじゃねーか!俺が悪用するとでも!?」

ダクネス「そっち方面には謎の行動力を持ってるカズマなら悪用するだろうさ!そのくせいざそういう雰囲気になってもヘタレる男だがな!」

カズマ「言ったなおいコラ!」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:07:46.18 ID:FxDANqipO
ダクネス「先程絶好調とか宣ってたな!表に来い、相手してやる!」

カズマ「お前何剣持ち出そうとしてんだ!スティール!」

ダクネス「あっ!表に出る前に攻撃とは卑怯者!」

カズマ「ばーか!地球からすりゃここも表だわ!このまま勝ち逃げさせていただきます!」

ダクネス「意味のわからん理屈で投げ出すな!お、おい本当に逃げる奴がいるか!」

カズマ「やっべポーション回収しないと!」

ダクネス「隙あり!」

カズマ「うわあぶね…あっ!」

ダクネス「うわあっ!?」

バシャッ

カズマ「あー!ポーションが!全部かぶっちゃったのか!」

ダクネス「……?な、なんともない…」

カズマ「へ?なんともない?」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:08:23.50 ID:FxDANqipO
ダクネス「発情がどうとかの方ではなく私が気にしてた方を被ってしまったのか…うん、なんとも…ないな」

カズマ「ええ…?何かしら効果出ると思ってたんだがな…」

ダクネス「よし、なら第2ラウンドといこうか!」

カズマ「いかねーよ!普段はただのドMのくせになんでこういう時めっちゃ責めてくるんだ!」

ダクネス「…!」

カズマ「え?き、急に止まってどうしたんだよ」

ダクネス「…あ、あああ、ああああああ」

カズマ「…ダクネス?」

ダクネス「あ、あああ!!!うわあああああ!あああああああァァァァ!」

カズマ「ダクネス!?おいどうした!」

ダクネス「がああああああああァァァァァァァァッ、あああああ!!!」

カズマ「なんでそんなに頭を掻き毟ってるんだよ!なにがあった…まさかポーションか!今になって効果が出たのか!?」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:08:54.06 ID:FxDANqipO
バニル「ふーむ、些か拒絶反応が強すぎる…相変わらず欠陥の部分が極端に大きい商品だな」

カズマ「バニル!?おい、あのポーションは具体的にどんな効果だったんだよ!この急な荒れようの原因はあれだろ!」

バニル「説明の前にこれを浴びせるとしよう」

バシャッ

ダクネス「あああ…ああ…」バタリ

カズマ「ダクネス!」

バニル「安心しろ、すぐ目を覚ます」

カズマ「バニル…あれはダクネスとの仲が進展する効果だって言ってたな?」

バニル「そうだ。ちなみにアレの効果は被虐趣味を無くすというものだ」

カズマ「被虐趣味を…?」

バニル「自分の被虐趣味を思い出すと拒絶反応が起きて今のような状態となる。我輩が浴びせたのは拒絶反応の緩和が期待できるポーションだ」

カズマ「ポーションからポーションでわけわかんねえ…ダクネスは結局どうなるんだよ」

バニル「先ほどの反応は貴様がドMというワードをあの娘にぶつけたから起きたものだ。目を覚ましたときには拒絶反応から恥ずかしく感じる程度には緩和してるだろうて」

カズマ「お前な…」

バニル「我輩とて理由もなく汝らを傷つける真似はせん。今のは我輩の想定以上に拒絶反応が強かった。緩和ポーションを持って準備していたがまさかこうなるとは、な…詫びを入れよう」

バニル「我輩が見通せない商品というのは怖いな」

ダクネス「う、うーん」

カズマ「ダクネス、起きたか」

ダクネス「カズマ…それにバニルも?私は…ええと」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:09:27.49 ID:FxDANqipO
ダクネス「…///」

バニル「というわけだ、緩和に成功したようで何より」

カズマ「ドMじゃないダクネス…だと?」

ダクネス「ドMとか言うな!あれは忘れてくれ!」

カズマ「確かに恥ずかしがる程度には治ってはいるけど…」

バニル「うむ、羞恥の悪感情がひしひしと伝わってくる、大変、大変美味である」

ダクネス「うううううう…」

カズマ「ダクネス、さっき頭掻き毟ってたけど痛くはないのか?」

ダクネス「掻き毟ってた…?ああ、髪がボサボサになってる!な、なぜ…」

バニル「拒絶反応時の記憶はないみたいだな」

カズマ「良かった…おいコラバニル、お前悪感情美味であるじゃねえ、何美味しい思いしてんだよ…あのままダクネスに何かあったらどうするつもりだったんだコラ」

バニル「我輩の想定では軽い拒絶反応を緩和ポーションで治した後散々弄りまくって悪感情を大量にいただくつもりだったのだが、流石に自重している、美味しい思いはそこまでできてはいない。ちなみにあのポーションが関わる部分は見通せないがこの先ピンピンしている娘が我輩には見えたため特に問題はないと判断していた」

カズマ「ぜーんぶお前の掌の上で転がされてる展開だよなあ…」

バニル「この後貴様も悪くない思いをするのだ、期待しておけ」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:09:56.80 ID:FxDANqipO
バニル「で、だ。我輩は汝にポーションは揃って使うように言ったな?」

カズマ「…ああ、そういえば」

バニル「この事態は仕方のないこと、もう一つの方は保管しておけ。いつかは使う機会が来る」

カズマ「わかった」

バニル「さて、我輩は去るとしよう」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:10:46.29 ID:FxDANqipO
カズマ「本当に大丈夫か?」

ダクネス「そんなに心配しなくても平気だ。私は人の何倍も頑丈だからな、ちょっとやそっとじゃ傷はつかん」

カズマ「ならいいけど」

ダクネス「…ところで、あの」

カズマ「ん?」

ダクネス「わ、私が今まで…その、攻撃を受けたがったり…色々迷惑かけたな」

カズマ「別に今更迷惑だとか言われてもな…ダクネスはそういうもんだって受け入れてたし」

ダクネス「いや、流石に行きすぎてた時もあってだな…ああ恥ずかしい…」

カズマ「顔真っ赤じゃん」

ダクネス「そ、そこでだ。迷惑をかけたお詫びをだな…」

カズマ「?」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:11:14.00 ID:FxDANqipO
ダクネス「カズマと2人でアクセルを歩くのは、新鮮な感じがするな」

カズマ「普段4人で歩いてるしな」

ダクネス「ところで…詫びがで、デートで良かったのか?」

カズマ「詫びでもデートでも何でもなくただダクネスと歩きたいなって思っただけだよ、さっき下らん言い争いしてたし気分転換にな」

ダクネス「でも…今までの私の非礼を考えると…」

カズマ「いいから気にすんなって」

ダクネス「…デートだと意識してるのは私だけか?」

カズマ「と、唐突になんだよ…いくらドMを恥ずかしがるようになったからって攻めすぎではありませんこと?」

ダクネス「ぷ、なんだその口調…ふふ…」

ダクネス「そうだな、今までの私の言動が恥ずかしかったのはそうだが…そんな私でも面倒を見ていてくれたカズマが、今までより…こう、感謝の念が強くなったというか…」

ダクネス「と、とにかくこれはデートだ!」

カズマ「お、おう…」

カズマ(仲が進展するってこういうことか…拒絶反応の時はどうなるかと焦ったが結果オーライ、かな?)
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:12:50.36 ID:FxDANqipO
クリス「あれ?カズマくんとダクネス?」

ダクネス「ん?おおクリス!戻ってきてたのか」

クリス「あははー、少し前にね…ちょっと、(女神の時に必要な)買い物してたから」

ダクネス「そうか、声をかけてくれても良かったのに」

クリス「…ダクネス?」

ダクネス「?」

クリス「…なんでカズマくんの手を握ってるの?」

ダクネス「ハッ、ち、ちちちがー!じゃない、す、すまないカズマ」

カズマ「もっと握ってくれてもいいのよ」

ダクネス「カズマ!?」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:13:40.14 ID:FxDANqipO
クリス「おお…?私が見ない内に君たちになにがあったのかね」

ダクネス「そ、それは…まあ…色々と…」

カズマ「今までドMの私の面倒見てくれてありがとうって言ってきてその流れでね」

ダクネス「全部言う奴がいるか!」

クリス「ドMの面倒って…なら私にも感謝してほしいかな!カズマくんの前任者は私だし!」

ダクネス「く、クリスも変なことを…だが、感謝は本当にしてるぞ。あんな痴態を晒していた私と友人でいてくれてありがとう、クリス」

クリス「…」

ダクネス「クリス?」

クリス「カズマくん、ちょっと?」

カズマ「え?あ、はい」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/14(日) 01:14:47.28 ID:FxDANqipO
クリス「ダクネスに何やったのさ」

カズマ「なんで何かやったのが前提になってるんだよ」

クリス「だって普段のダクネスならあんな痴態を晒していた私、なんて言わないし…カズマくんが何かやったからでしょ?流石にダクネスの急変には気づくよ」

カズマ「何かやったと言われてもなあ…」




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