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設計者「安価で平和に町を作るよ」
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57 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/04(木) 23:32:40.58 ID:qj6rizG+o
設計者「秘書。先週訪ねた、品種改良の専門家に再度面会してきてくれないかな」
秘書「もう一度ですか?」
設計者「彼に開拓地に来てもらって、品種改良してもらおうと考えているんだ」
秘書「分かりました」
秘書「先方も、寒冷地での品種改良に興味がおありのようでしたので、良い返事がいただけるかと思います」
2週目結果
称号:荒野に挑む人間と生き物たち → 凍ってさえいなければの村
〜住民の声〜
釣り人「地衣類を餌にしてみたが……釣れないなぁ」
労働者「肥料にもならないし、排泄物は焼くか遠くに捨てるかした方がいいな……」
〜来訪者の声〜
無し
58 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/04(木) 23:42:38.97 ID:qj6rizG+o
2週目
称号:凍ってさえいなければの村
ランク:村
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・ハナゴケ栽培地……町になる予定の区域に緑を増やす。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培室……寒さに強い農作物を試験的に栽培している。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員……大規模建築や道路、橋などの大がかりな工事現場で働く。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
●その他
・農業と鉱業を育てるのは簡単ではない。
・石炭を使う暖炉が普及している。
●ステータス
第一次産業Lv.2
第二次産業Lv.1
第三次産業Lv.0
博士「オホン。それは無理だね」
秘書「そこを何とか、考えていただけませんでしょうか」
博士「凍土でも育てられる品種を作るとしても、凍土では作らないね」
博士「まずは、オホン、涼しい気候の土地で栽培して、低温への抵抗力が高い性質の株を選ぶという方法が一般的だね」
博士「どうしてもと言うなら、鋼鉄の都を訪れてみたまえオホン」
秘書「魔法による品種改良ならば可能性がある、と」
博士「ただし、私は詳しくないのだが……オホン、魔力の得られない土地では難しいと聞くね」
秘書「なるほど……参考になりました。お話ありがとうございました」
博士「オホン、役に立てずすまないね」
※雪山の町はまだできていません
59 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 00:06:57.68 ID:NjJhJAFro
秘書「良い返事はいただけませんでした……」
設計者「そうか……。この小さい栽培所だけで品種改良を頼むのは無茶だったかもしれない」
設計者「こんな時、開拓者たちだったらどうしたかな……」
設計者「僕にできるのは、建物を設計したり、頭を使うことだけだ……」
秘書「十分ではありませんか?」
秘書「設計者様は、設計者様の強みを活かせばいいのです」
設計者「うん。少し考えてみるよ」
設計者「意見を聞きたいんだけど、実際、魔法で品種改良ってどう?」
開拓団魔法使い「植物の性質をいじるわけですから、魔法でも簡単にはできませんよ」
設計者「たしかに、予期しない性質も付加されそうで怖いね」
設計者「トライ&エラーの連続……そこは普通の品種改良と一緒かな」
開拓団魔法使い「しかし、氷点下の土地で農作物を育てるなんて、マナタケを育てるくらい無謀でしょう?」
設計者「その例えはよくわからないけど」
開拓団魔女「魔界で農業をするくらい無理よ。諦めた方がいいわ、代表さん」
設計者「ああ、それは無理そうだ……」
開拓団魔法使い「その例えは分かるんですか?」
60 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 00:09:15.18 ID:NjJhJAFro
設計者「秘書の帰りが早かったから、週末少し時間が余ってるな」
設計者「やっぱり、農業を何とかしたい……」
1.栽培室を大きくする
2.魔法に手を出してみる
3.一旦考えを切り替える(建築ターンが1回増える)
↓1選択
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 00:11:41.87 ID:OTuUHbXW0
1
62 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 00:28:17.88 ID:NjJhJAFro
設計者「いや、僕は設計者だ」
設計者「設計で立ち向かうしかない……この逆境に!」
設計者「単純な話だ。栽培室の中で、寒さに強い植物の生存が可能だと分かったのなら、栽培室を大きくすればいい!」
設計者「問題は温度管理だ。太陽光じゃ足りない。火を焚いて、金属板からの放射熱で内部を温めよう」
設計者「昼間は太陽炉も使える……! だったらここの構造はこうして……」
●開拓地
・栽培棟……寒さに強い農作物を試験的に栽培している。中は常に0℃を下回らない。
●ステータス
第一次産業Lv.3
労働者「これで植木鉢全部か。栽培棟に移し終わったぞ」
設計者「全種類生きてる?」
開拓団農家「アワが耐えられなかったみたいだ。他は今のところ枯れてないな」
設計者「よしよし、いい調子だ」
設計者「普通の農地よりはまだ狭いけど、生産量の増加が見込める」
設計者「自給率100%にはほど遠いけどね」
63 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 00:31:37.96 ID:NjJhJAFro
設計者「さて、今週の建築だけど」
設計者「今ある施設の増築や内装の改良をすると、施設のレベルが上がる」
設計者「僕は設計が得意だから、最大で4段階まで上げることができる」
設計者「まあ、あまり4段階目までは上げることはないんだけどね」
設計者「下手すると他の施設の仕事を奪ってしまって、町のバランスが崩れるから」
安価↓1、2、3 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 00:39:26.58 ID:Net7rju9o
ソリ工場
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 00:43:22.03 ID:mnUMDs/2o
犬ソリ用の犬の飼育施設
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 04:26:33.07 ID:Ap0PRyE80
醗酵蔵(研究所)
67 :
短いけど進めます
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 22:04:09.37 ID:NjJhJAFro
設計者「栽培棟と同じ仕組みを使って、発酵蔵を建ててみた」
研究家「ならば、地衣茶と染料を」
労働者「やめてくれ」
釣り人「魚が長持ちするように発酵させてみるか」
労働者「すげー臭くなりそう」
ハスキー「バウッ」
サモエド「……」
開拓団飼育員「元気なそり犬たちです」
設計者「ハスキー犬とサモエド犬だね」
設計者「ハスキーだけで良かったんじゃない?」
開拓団飼育員「サモエド、可愛いじゃないですか。穏やかな笑みを浮かべていますよ」
68 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 22:08:03.99 ID:NjJhJAFro
●開拓地
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
●ステータス
第二次産業Lv.2
労働者A「食料と燃料が届いたぞ!!」
労働者B「川の氷が割れやしないかと冷や冷やした」
開拓団飼育員「犬ぞりで川を上る計画は大成功ですね」
設計者「氷が解けたらカヌーが使える。氷が張っていたら犬ぞりが使える」
設計者「氷が薄く張った時期は……犬ぞりで陸路を進むには雪が少ないな」
設計者「物資を多めに蓄えてしのぐしかないか」
69 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 22:09:10.45 ID:NjJhJAFro
設計者「職業も、施設と同じようにさらに専門的な教育によってレベルを上げることができる」
設計者「僕は労働者教育を不得手としているけれど、開拓団に教師がいるから、3段階まで上げられる」
設計者「知り合いの指導者と呼ばれてる女性は、4段階まで教育することができるらしい」
設計者「彼女が求職者に設計と都市計画を最大まで教え込んだらどうなるんだろう……。まさか僕を超えたりしないよな……」
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 22:12:23.54 ID:CHHbnzAjO
狩猟
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 22:26:15.87 ID:KKrFMeFk0
養殖
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 22:26:38.18 ID:9kw8CDdhO
地質調査
73 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 23:21:24.72 ID:NjJhJAFro
設計者「僕たち開拓団がここを離れても食料に困ることがないようにしよう」
設計者「今週の講習テーマは狩猟と養殖だ」
開拓団教師「狩猟はともかく、養殖は可能なんでしょうか?」
設計者「やってみないと分からないままだよ」
ハンター「……」
設計者「何かいた?」
ハンター「あの丘を越えてみようか」
ハンター「……」
設計者「何かいた?」
ハンター「もう一つ丘を越えてみようか」
ハンター「……」
設計者「野生動物が見当たらない」
ハンター「足跡やフンから、ウサギやヘラジカ、キツネ、オオカミ、クマがいるのは分かってるんだが……」
設計者「肉食動物が多いな。しかも寒冷地の哺乳類は体が大きくなる傾向がある……」
設計者「……町の防衛力を上げないと!」
ハンター「必要ない。この通り、滅多に遭遇しないし、柵がある」
設計者「でも、柵を壊されない?」
ハンター「よほど飢えていない限り、野生動物が進んで人間に接触することはない」
74 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 23:27:03.45 ID:NjJhJAFro
●住民
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
●ステータス
第一次産業Lv.4
養殖者「鮭もどきは籠の中で元気に泳いでいるぞ」
設計者「うん、養殖ってこういうことじゃないよね」
養殖者「川が凍っていて養殖場は作れない。大きな水槽も用意できてない」
養殖者「しかも水槽だと水温調節が難しいんだよ」
設計者「太陽炉でどうにかならない?」
養殖者「煮魚にする気か」
75 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 23:38:54.12 ID:NjJhJAFro
★ランクアップ★
村 → 田舎町
設計者「そうこうしている間に、開拓団の力で石畳の道ができた」
設計者「産業も、見込み値だけど第一次産業Lv.4を達成」
設計者「大きな町に近くて、普通の農業や漁業ができる地域なら、他の町に食糧を売れるくらいの生産量になる値だ」
設計者「これで開拓地のランクが田舎町になった」
秘書「おめでとうございます」
秘書「町へのランクアップ条件は、二種類の産業レベルがLv.5を達成することですが……」
設計者「……見込み値だけ提示して町を名乗るのは難しいだろうね」
設計者「開拓地ランクシステム、失敗か……」
秘書「いいえ、他の開拓地であれば十分に通用する制度です!」
76 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 23:56:07.78 ID:NjJhJAFro
開拓団教師「学校を開校しました!」
労働者「俺、小学校中退なんだ。親がいろいろあってな」
開拓団魔女「人間の知識……興味深いわ」
開拓団数学者「ボクは教育を受けるべき年齢ですから。先生、まずは初歩的な代数幾何学からでいいですか」
開拓団教師「生徒数は三人……」
設計者「開拓に子供を連れてこれる環境じゃないしね」
開拓団事務員「燃えないゴミは広場で回収いたします」
ハンター「獣の骨は燃やしていいのか?」
土木作業員「折れた釘と割れた鉄骨置いてくぞ」
開拓団事務員「廃水の汲み取り回収サービスも始めました」
労働者「ここの家の廃水だけ死ぬほど臭せぇ……」
ハンター「魚の血と内臓が入ってるからじゃないか?」
釣り人「あなたが獲ってきた動物の腸でしょ?」
開拓団飼育員「金属のゴミは再利用できる町に持っていけばいいんだね?」
土木作業員「ゴミが刺さらないように気をつけろよ」
設計者「田舎町になると、他の町への道路整備の必要があったけれど」
設計者「幸い、犬ぞりがあったおかげで何とかなった」
ランク:田舎町
交通……犬ぞり+石畳の道路
水道……氷を融かす+廃水汲み取り回収
医療……診療所
廃棄物……焼却炉+ゴミ分別
公共サービス……学校(初等・中等)・青年団
77 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/05(金) 23:57:56.28 ID:NjJhJAFro
秘書「今週は順調でしたね」
設計者「そうかな。農業や養殖が上手くいかなければ、最悪、産業Lvが下がるなんてこともありえるよ」
設計者「気を抜くには早すぎるね」
安価↓1 秘書への依頼
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 00:05:31.83 ID:aKzgGXELO
地質調査の専門家と機材の派遣
79 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 00:14:10.46 ID:SaH8Bo/do
設計者「ねえ、犬ぞりが使えるようになったってことは、開拓前に断念した地質調査ができるんじゃないかな?」
秘書「ええ、わたくしも同感です。しかし、川の氷が重機の重さに耐えられるでしょうか」
設計者「それは確かに考えられる」
設計者「その懸念も含めて専門家に相談してきてよ」
秘書「承りました」
3週目結果
称号:凍ってさえいなければの村 → 試行錯誤の食卓
〜住民の声〜
労働者「トナカイヨーグルトでも作ってみるか」
開拓団環境学者「水道が通せないのは厳しいですね」
〜来訪者の声〜
無し
80 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 00:18:51.32 ID:SaH8Bo/do
>>58
は3週目でした
81 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 00:25:33.14 ID:SaH8Bo/do
4週目
称号:試行錯誤の食卓
ランク:田舎町
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・ハナゴケ栽培地……町になる予定の区域に緑を増やす。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培棟……寒さに強い農作物を試験的に栽培している。中は常に0℃を下回らない。
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員……大規模建築や道路、橋などの大がかりな工事現場で働く。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
●その他
・農業と鉱業を育てるのは簡単ではない。
・石炭を使う暖炉が普及している。
●ステータス
第一次産業Lv.4
第二次産業Lv.2
第三次産業Lv.0
地質調査技師「ああ.。いいとも」
地質調査技師「氷の厚さ? そんなの、予備の機材で確かめながら進めばいいのさ」
秘書「二つ返事で引き受けていただけました」
設計者「そんなにあっさり? 品種改良は渋られたのに」
秘書「先方は興味津々といった様子でした」
設計者「前々から興味があったけど、調べに行くための手段がなかった、といったところかな?」
82 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 00:32:27.86 ID:SaH8Bo/do
地質調査技師「サンプルは無事に採取できた」
地質調査技師「オイルが凍結しないか、地盤が硬すぎないかが不安だったが、案外なんともなかった」
地質調査技師「あとは分析待ちだな。今週末には届けられるぞ」
設計者「ありがとう。結果が楽しみだよ」
地質調査技師「サンプル見て一つだけ分かったんだが、石油があるぞ」
設計者「石油! 王国ではまだ貴重な資源の!」
地質調査技師「まだ量は分からんがな」
地質調査技師「前々から、ここにはいい資源がありそうだと思ってたんだ」
83 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 00:35:04.94 ID:SaH8Bo/do
設計者「細々と農作物を栽培できたとして、ここに住むのを選ぶ理由はあんまりない」
設計者「その点、地下資源が見つかれば、町がこの地にある妥当性が生まれる」
設計者「本当に調査結果が楽しみだよ」
安価↓1、2、3 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 00:42:55.96 ID:n4Tst+sEo
発酵蔵の試作品が時々出てくるレストラン
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 00:44:30.94 ID:eBeNPIn00
養殖施設
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 00:48:03.53 ID:VkJDq1zHO
毛皮の加工場
87 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 21:06:45.12 ID:SaH8Bo/do
設計者「結果が出るまでは、引き続き生活基盤の安定化に力を入れよう」
養殖者「鮭もどきが水槽の中で元気に泳いでいるぞ」
設計者「産卵はした?」
養殖者「いや。人工孵化に挑戦するしかないな」
養殖者「なあ、もっと水槽を増やせなかったのか? これじゃ大した数は飼育できないぞ」
設計者「今の設備でこれ以上広くするのは簡単じゃないよ」
開拓団職人「毛皮の加工場を作ってもらった。今後はここで毛皮を買い取ろう」
ハンター「ちょうどいい。毛皮が余ってたんだ」
開拓団職人「近いうちにコートの販売を始める。どうぞよろしく」
設計者「毛皮の買い取りと毛皮の防寒具の普及で、狩りに行く人の数が増えた」
88 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 21:10:22.76 ID:SaH8Bo/do
●開拓地
・養殖棟……捕獲した魚を温かな部屋の水槽で飼育している。養殖場としては手狭で養殖の役目は果たせていない。
・毛皮加工場……ハンターの狩ってきた動物の毛皮を防寒具や家具に加工する。
・お試しレストラン……普通の料理の他にお試し料理が出てくる。どんな味かは食べてみるまで分からない。
●ステータス
第一次産業Lv.5
第二次産業Lv.3
第三次産業Lv.1
開拓団スタッフ「レストランChief Luisへようこそお越しくださいました」
労働者「店名が地衣類」
開拓団スタッフ「コケティッシュな創作料理をお楽しみください」
開拓団スタッフ「本日はこけら落としを記念した特別コースをご提供しております」
労働者「コケコケうるさいな……特別コースってどんなの?」
開拓団スタッフ「前菜の乳酸発酵コケサラダでございます」
労働者「うぉえっ!! 酸っぱい分、普通の地衣類サラダより不味い!」
開拓団スタッフ「お口直しに赤ワインをどうぞ」
労働者「ああ、ありがとう……ブフォッ!! 何か入ってるぞ……」
開拓団スタッフ「ブドウの絞り汁にみじん切りにした地衣類を入れ一晩漬け込む、独自の製法でございます」
労働者「アルコール発酵すらしてねぇのかよ!」
開拓団スタッフ「大変失礼いたしました! メインディッシュのトナカイチーズ、一口だけでも召し上がっていただければ……!」
労働者「本当に一口分しかねぇ!」
開拓団スタッフ「一日に作れる量がごく少量でございまして……」
設計者「いつか美味しい創作料理が出てくるといいな……」
89 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 21:15:44.39 ID:SaH8Bo/do
開拓団教師「今回は採掘と製錬の教本でいいですか?」
設計者「えっ、もう決まってるの」
開拓団教師「前もって準備した方がいいと思いまして。それでは私は教室に」
設計者「待つんだ、勝手に話を進めないで」
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 21:26:23.43 ID:FreM9Q5Po
防寒ファッション
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 21:42:46.49 ID:eBeNPIn00
では採掘と製錬(どっちかだけなら前者で)
92 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 22:22:44.05 ID:SaH8Bo/do
設計者「分かったよ、労働者に採掘の専門知識を教えていいよ」
開拓団教師「はい。それでは行ってきます」
設計者「待った。製錬の教本は置いていくんだ」
設計者「今回はこのファッションの本を使ってほしい」
設計者「見つかる地下資源が金属資源とは限らないからね」
設計者「確実に、この土地ならではの産業を生み出していくよ」
●住民
・ファッションデザイナー……防寒具にデザイン性をプラスする。
・鉱山労働者……掘る。
労働者男「おっ、それ今売り出し中の細見え毛皮コーデってやつ?」
ハンター女「便利よ。どこかに引っかかったりしにくいし。あなたのその靴もかっこいいね」
労働者男「これの良さが分かるか。オオカミの脚がモデルでさ。ワイルドだろ?」
鉱山労働者「掘る」
設計者「とりあえず調査結果を待とうか」
鉱山労働者「早く掘りたい」
鉱山労働者「ここ掘る」
設計者「ど、道路を掘らないで! 川の氷を掘ってきてよ」
鉱山労働者「川、掘る」
設計者「掘りすぎて落ちないようにね」
93 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 22:27:24.53 ID:SaH8Bo/do
地質学者「ちょっと、このサンプル間違ってない!?」
地質調査技師「はぁ!? この分析結果間違ってるだろ!?」
地質調査技師「申し訳ないな……どうやら調査サンプルに別のサンプルが大量に混ざってしまったようだ」
設計者「しっかりしてもらわないと困るよ。開拓の時間は有限なんだから」
地質調査技師「どこで混入したんだろうなぁ……俺にも、分析を頼んだ地質学者にも、心当たりが全くない」
設計者「……一応、その間違った分析結果見せてよ」
94 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 22:38:26.30 ID:SaH8Bo/do
・主要地下資源……石炭(超大量)・石油(超大量)・リン(超大量)
鉄(大量)・鉛(大量)・錫(大量)・亜鉛(大量)・コバルト(大量)・ニッケル(大量)・アルミニウム(大量)・タングステン(大量)
金(中量)・銀(中量)・銅(中量)・プラチナ(中量)・水銀(中量)・エメラルド(中量)・トパーズ(中量)
ダイヤモンド(少量)・ウラン(少量)
設計者「ありえない、この報告書は間違っている!」
地質調査技師「だよな。パッと思いつく限りで、載ってない金属資源はリチウムくらいか?」
設計者「他のサンプルが混ざったという見立ては正しいと思う」
地質調査技師「でもさっきな、念のためもう一度いくつかサンプルを取ってみたんだ。ほれ」
設計者「……サンプルのこの辺り、金色に光ってない?」
地質調査技師「ここの色違う部分が分かるか? ダイヤモンドの原石だ」
設計者「つまり分析結果は本物ってことかい?」
地質調査技師「ははは。そんな馬鹿な」
95 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 22:42:43.74 ID:SaH8Bo/do
設計者「だったら、正しい地下資源はこうだね?」
・主要地下資源……金(極微量)・ダイヤモンド(極微量)
設計者「まあ、これでも掘る価値はあるかもしれないな」
地質調査技師「極微量かどうかは分からないが、こちらのほうが現実的だ」
地質調査技師「ああ、一つ注意がある」
地質調査技師「一つの鉱山で地下資源が全部採れるわけじゃないからな」
地質調査技師「金鉱山の副産物で銀が採れたり、銅と一緒に錫やニッケルが採れることもあるが、絶対に出るとは限らない」
設計者「なるほど。ターゲットを絞って採掘する必要があるんだね?」
地質調査技師「でないと採算が取れないからな」
地質調査技師「じゃあな、俺はこのサンプルをまた届けてくる」
設計者「今度は他のサンプルが混入しないように気を付けてよ」
96 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 22:45:10.28 ID:SaH8Bo/do
設計者「ふう、焦った」
秘書「これは……あり得ない調査結果ですね」
設計者「秘書もそう思うよね」
鉱山労働者「おーい。さっき見つけた崖を掘ってみたら、銅鉱石があったぞ」
設計者「勝手に掘らないでよ」
安価↓1 秘書への依頼
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:23:30.31 ID:1pKsd7QXO
製錬について資源メジャーの力を借りさせてもらう
98 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 23:40:20.17 ID:SaH8Bo/do
設計者「秘書。資源の採掘、製錬に強い世界的企業の協力が得たい」
秘書「……!? つまり設計者様はこの報告書を信じたのですか?」
設計者「流石にあの報告書は盛りすぎだ」
設計者「でも、少なくとも開拓地の近くに、石油、金、ダイヤモンドがあることは分かった」
設計者「そして、地下資源があるのはこの辺りだけじゃない」
設計者「これほど広大で誰も手を付けていない土地に、地下資源が少ないわけがないじゃないか」
秘書「そうですね……。わたくしの考えが至りませんでした」
秘書「確認ですが、力を借りるのは世界的企業でよろしいのですね?」
設計者「うん。正確には製錬、精製の設備だけ使わせてもらう。採掘権は譲らない」
秘書「それならば、王国もしくは鉱山の町に依頼してはいかがでしょうか」
設計者「普通はそう考えるね」
99 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 23:55:30.45 ID:SaH8Bo/do
設計者「秘書。今回の開拓で、物資と人員はどこが提供してる?」
秘書「物資は設計者様のパトロンから。開拓団は募集に応じて集まった方々で構成されております」
設計者「そう。王国から助けてもらったのは、使者さんからご好意でいただいた開拓候補地のリストだけ」
秘書「お言葉ですが、開拓の権利も王からいただいたものではありませんか?」
設計者「おっと、秘書はもしかして僕が地下資源を独り占めしようとしてると思ったのかい?」
秘書「違いますか?」
設計者「いやあ、ただね……今はあまり王様や市長の力を借りない方が都合がいいと思っただけだよ」
秘書「今朝がた読んでいた新聞に関係がありますか?」
設計者「秘書は鋭いな」
設計者「気にしないで、とにかく秘書は企業に話を持っていけばいいんだよ」
秘書「承りました。理由は、いずれ分かることですね」
100 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/06(土) 23:56:04.30 ID:SaH8Bo/do
設計者「栽培棟に来てくれと言われたけど……」
開拓団農家「おお、設計者さん、待ってたぞ」
設計者「こ、これは……ほとんどの植物が枯れている!」
開拓団農家「水やりが少なかったか、中の気温も低すぎたか、」
開拓団農家「開拓中にだけ使う特別な肥料の影響で、無理をさせてしまったか……」
設計者「おや、生き残っている植木鉢もあるじゃないか」
生き残ったのは
1.ベリー類
2.穀物類
3.野菜類
↓1選択
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:59:15.10 ID:MiBynPDyo
2
102 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 00:19:15.35 ID:XYo/Mc2to
開拓団農家「それはヒエとライ麦だ」
設計者「穀物が生き残ったか」
開拓団農家「はじめは慣れないかもしれないが、小麦や米の代わりが務まる大事な作物だ」
設計者「もっと暖かくすれば育てられる農作物も増えるかもしれない」
設計者「水不足の問題は開拓地のランクが上がればいずれ解決する、かな……?」
●開拓地
・栽培棟……ヒエとライ麦を栽培している。中は常に0℃を下回らない。
●その他
・農業と鉱業が可能になった。
4週目結果
称号:試行錯誤の食卓 → 毛皮を着こなす村
〜住民の声〜
デザイナー「ウサギの毛皮は他の町でも売れそうね」
開拓団製錬工員「俺の出番だな……。えっ、町で製錬はしないって?」
〜来訪者の声〜
先住民「季節外れの洪水の兆候。気を付けて」
103 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 00:22:45.44 ID:XYo/Mc2to
5週目
称号:毛皮を着こなす村
ランク:田舎町
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・ハナゴケ栽培地……町になる予定の区域に緑を増やす。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培棟……ヒエとライ麦を栽培している。中は常に0℃を下回らない。
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・養殖棟……捕獲した魚を温かな部屋の水槽で飼育している。養殖場としては手狭で養殖の役目は果たせていない。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
・毛皮加工場……ハンターの狩ってきた動物の毛皮を防寒具や家具に加工する。
・お試しレストラン……普通の料理の他にお試し料理が出てくる。どんな味かは食べてみるまで分からない。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員……大規模建築や道路、橋などの大がかりな工事現場で働く。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
・鉱山労働者……掘る。
・ファッションデザイナー……防寒具にデザイン性をプラスする。
●その他
・石炭を使う暖炉が普及している。
●ステータス
第一次産業Lv.5
第二次産業Lv.3
第三次産業Lv.1
労働者「し、死ぬかと思った……」ガタガタ
設計者「犬ぞりが川に落ちたって!? 犬は無事か!?」
労働者「俺の心配は……?」
開拓団医者「皆、現在のところ命に別条はありません」
設計者「良かった……。でも犬が風邪をひかないか心配だ」
労働者「俺は……?」
104 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 00:40:47.21 ID:XYo/Mc2to
養殖者「明らかに川の氷が薄くなってるぞ」
開拓団飼育員「しばらく犬ぞりは出せないね」
設計者「恐れていたことが現実になった」
設計者「でもこれから冷えてくる時期なのにどうして?」
鉱山労働者「地質調査技師さんが機材を持ってこれない……」
ハンター「皆、大変だ! 今すぐここから離れろ!」
釣り人「川が増水してる! 割れた氷ごとあふれ出てくるぞ!」
設計者「なんだって!?」
翌日。
労働者「建物が水浸し……」
養殖者A「水槽から魚が逃げた……!」
養殖者B「その辺の水たまりに鮭もどきが残されてるから放り込んどけ」
開拓団農家「栽培棟もやられた……」
研究家「町にハナゴケを植えなおさなければ……」
設計者「急いで復旧工事だ。幸い、流された建物はほとんどなかった。人も犬も無事だし、被害は少ないよ」
土木作業員「ミステリーだな。凍った川でなぜ洪水が?」
設計者「上流の川の水が融けたんだよ。すると水量が一時的に増えて、氷の下からあふれ出すんだ」
設計者「春の洪水。山の麓の町ではよくあることだよ」
土木作業員「頭いいなー。ミステリー解決だ」
設計者「今は春じゃないというミステリーは残っているけどね」
105 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 00:43:12.41 ID:XYo/Mc2to
昔、とある土地での開拓中の出来事。
気候学者「か、乾季の最中に豪雨が降るなんて。こんなことあり得ない!」
開拓者「ほう、久しぶりに見たな」
気候学者「開拓者さん、何か知っているんですか?」
開拓者「これは俺が王国に雇われる前、流浪の開拓団にいた頃の話なんだが」
開拓者「俺たちの開拓は、半年以内の短期間で行われていた」
開拓者「あまり時間をかけすぎると、作った町がどこかの連中に乗っ取られてしまうからな」
開拓者「しかし世界には、季節によって全く姿を変えてしまう土地がある……」
気候学者「それではせっかく出来た町が季節の変化で水没することも起こり得ますね」
開拓者「ああ」
開拓者「だがそういう土地では、不思議なことに、開拓中に他の季節に変化することが稀に起こる」
開拓者「俺たちはその現象を『自然の悪戯』と呼んでいた」
開拓者「他の季節の様子が知れて開拓の役には立つのだが……急な現象だから、起こるたびに軽くパニックに陥っていたな」
106 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 00:45:53.77 ID:XYo/Mc2to
設計者「凍った川が融けて、カヌー水運の準備が始まった」
設計者「犬ぞりはしばらくお休みだ」
設計者「先住民の話によると、通常この時期に洪水は起きないし、本来ならこの開拓地の建物が沈むほど水量は増加しないらしい」
安価↓1、2、3 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:56:35.72 ID:epFjlQQiO
水路とかあったほうがいいのかな
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:58:51.69 ID:znFTmPRto
冬季と夏季に対応させた養殖場
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:59:23.39 ID:yjc3MOvdo
堤防ほしいな
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 01:01:01.46 ID:AdMeTeP+o
太陽炉大きくすればそれで温水を作って利用できたりするかしら
111 :
◆CpUz7d.S3o
[sage saga]:2020/06/07(日) 01:13:39.95 ID:XYo/Mc2to
水路・養殖場・堤防で確定して今夜はここまで
太陽炉に限らずなんでも大きくして質を向上させられます
異様に充実した地下資源は
>>17
の時点で決まっていました
道路かそれに類するものが出来た後に安価で地下を調査すると開示される設定でした
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 01:24:45.10 ID:U02CYLpjO
出来る限りの街づくりと鉱業の発展をさせんとレベル10もきつそうな
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 01:53:35.96 ID:znFTmPRto
極寒地が予想以上にきついな
114 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:52:44.32 ID:XYo/Mc2to
設計者「先住民の話を信じるなら、洪水のリスクはほぼ無いと考えてもいいんだけど」
設計者「こうして一度起きたからには備えが必要だ」
土木作業員「もう堤防工事初めていいですか?」
設計者「ああ、いいよ。でもあとで少し手直しできるように加減しておいて」
土木作業員「その図面は……建物には見えませんが」
設計者「開拓地の俯瞰図だ」
設計者「よし、完成だ」
開拓団建築士「開拓地の俯瞰図と鳥観図、それと建物の図面と、養殖槽の仕様書ですか」
設計者「今回は複数の設備をまとめて工事する必要があるからさ」
115 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:53:13.62 ID:XYo/Mc2to
土木作業員A「まず作るのは堤防か」
開拓団建築士「一般的な堤防を作ればいいとのこと。ただし、堤防の底には水門を用意します」
土木作業員B「俺たちの仕事は養殖場だな」
労働者「今回はガラスの水槽じゃなく、床をへこませて円形のプールを作るのか」
開拓団計器工「水温・水質調整機器を取り付けます」
鉱山労働者「掘る。……なぜ掘ってる?」
開拓団建築士「水路です」
土木作業員C「川と養殖槽を繋ぐのか」
釣り人「本当に川に網を張っていいのか? また水面が凍るんだろ?」
養殖者「ここは夏用の養殖場だからOKだ」
養殖者「川が凍る時期になったら、堤防の底にある水門から、水路を通して魚を移動させる」
養殖者「冬用の養殖場は水温が維持されてるから凍らない」
釣り人「ああ、夏場だけは自然の川で養殖できるようにしたのか」
116 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:54:11.09 ID:XYo/Mc2to
●開拓地
・堤防……開拓中のイレギュラーな洪水にも対応できる。
・養殖場(夏)……川の一部に網を張り、自然に近い環境で魚を育てる。
・養殖場(冬)U……精密な水温調節が可能な養殖施設。養殖場(夏)と水路でつながっている。
・上水道……水道管で川の水を引く。ただし夏限定。
●ステータス
・第一次産業Lv.6
開拓団開墾者「水道管と基本的なフィルターの設置は完了した」
開拓団開墾者「だが、この排水ポンプは何に使うんだ?」
設計者「冬場は水が凍って水道が詰まる可能性がある。それどころか水は凍ると膨張するからパイプが破損する恐れもある」
設計者「だから冬場は水道管から水を抜いておくんだよ」
レストランChief Luis。
開拓団スタッフ「お待たせしました。本日の日替わりメニューでございます」
労働者「今日こそまともな料理、来てくれ……!」
労働者「これは……丼ものじゃないか! あ、あったけぇ! うめぇ!」
労働者「……ん? いや、これ米じゃねぇな」
開拓団スタッフ「鮭もどきフレークのヒエ茶漬けでございます」
労働者「茶漬けにすればヒエも案外いけるもんだな。このために緑茶を取り寄せたのか、やるな」
開拓団スタッフ「いえ。発酵地衣茶を使用しています」
労働者「ブーッ!!」
117 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:57:56.68 ID:XYo/Mc2to
設計者「第一次産業Lv.6。町を支える一大産業になる見込みだ」
設計者「お試しレストランは、ついに正解の一つを見つけたらしい」
設計者「鮭もどきのうま味と塩気で、ヒエの食感と地衣茶の苦味をうまくカバーできている」
鉱山労働者「そろそろ地下を掘っていいか?」
設計者「あと少し待ってくれ。秘書と地質調査技師が帰ってきてから指示する。約束するよ」
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:19:20.79 ID:znFTmPRto
極寒地での土木作業の効率化
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:34:28.62 ID:IqsXWTjGo
寒くて陰気になるので娯楽でも
120 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 20:54:56.70 ID:XYo/Mc2to
設計者「工事の様子を見ていたけれど、やはり凍った地面での土木作業は、そうでない地面と同じようには進まないみたいだ」
設計者「土木工事用の機材を特注したから、操作の訓練をしっかりと行わせてほしい」
開拓団教師「はい。採掘用の機材の訓練はいりませんか?」
設計者「いや……ある程度は土木作業の応用が利くと思うけど」
開拓団教師「ではもう一冊はどうしますか?」
設計者「考えてなかったな……。ちょっと待って」
設計者「うーんと…………娯楽が欲しいかな」
設計者「こう寒いと気分も冷え込むだろ。こういう環境にこそ娯楽が必要だよね」
開拓団教師(テーマがおおざっぱ……設計者さんらしくない)
開拓団教師「皆さんは今日からエンターテイナーです」
開拓団教師「エンターテインメントを提供してください」
労働者→エンターテイナー男「あの、エンターテインメントって具体的には何ですか?」
開拓団教師「あなた方の心に聞いてください」
エンターテイナー女「そうよ……私達の思い思いのエンターテインメントを追求すればいいのよ!」
121 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 20:58:33.31 ID:XYo/Mc2to
●住民
・土木作業員U……土木工事の現場で効率的な作業を行う。
・エンターテイナー……エンターテインメントを提供する。
・凍原土木作業員U……施設を作るスピードが速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
※6週目、8週目の施設安価が1回増えます
土木作業員U「重機が届いたぞ」
開拓団メカニック「分解された状態で運ばれてきたな……カヌー水運の限界か」
開拓団メカニック「あっ大丈夫だ、組み立ては任せとけ」
凍原土木作業員U「うおおおおおお!! 燃えてきたああああ!!」
土木作業員U「あいつはどうしたんだ? いや、他にも熱くなってるのが何人かいるな」
開拓団老人「おおっ、あれは開拓魂に燃える建築系労働者!!」
土木作業員U「知っているんですか、おじいさん」
開拓団老人「何かのきっかけでスイッチが入り開拓魂に火が付いた彼らは、建築作業が素早くなるのだ!!」
開拓団老人「より正確に言うと、2週間につき1件、多くの工事をこなせるようになる!!」
開拓団建築士「す、すごいな! 次から開拓団には必ずあいつらを連れていこう」
開拓団老人「しかし、激しく燃える開拓魂の寿命は短い」
開拓団老人「開拓が終わると彼らは実力相応の建築系労働者に戻るとともに、しばらくの間やる気を失ってしまう」
土木作業員U「燃え尽き症候群か……」
122 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:09:49.22 ID:XYo/Mc2to
エンターテイナー男「……エンターテインメントってなんだ?」
エンターテイナー女「考えすぎてわからなくなってきたわ……」
エンターテインメントのヒントを求め、エンターテイナーたちはエンターテインメントとは何かを訪ねてまわった……。
1.腕を競う釣り人とハンター
2.暇そうにしているそり犬たち
3.外との寒暖差が大きい栽培棟
↓1選択
A.奇抜なファッションデザイナー
B.楽器を弾く先住民
C.天才児の開拓団数学者
↓2選択
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:11:32.51 ID:znFTmPRto
2
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:15:11.70 ID:IqsXWTjGo
2
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:17:05.44 ID:X5fQ7tneO
B
126 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:32:27.87 ID:XYo/Mc2to
1…スポーツハント 3…サウナ A…ピエロ C…遊園地のマシン でした
エンターテイナー男「なあ、エンターテインメントってなんだと思う?」
サモエド「……?」
ハスキー「バウッ」
エンターテイナー男「わかんないよなぁ……」
サモエド「……」
エンターテイナー男「お互い暇だなぁ……」
ハスキー「バウッワウッ」クルクル
エンターテイナー男「外で走りたいのか。よっしゃ、どうせ暇だし一緒に走るか!」
エンターテイナー女「開拓地の外を散歩してたら、丘の向こうから音がする……」
ポロロ ポロロロン
歌う先住民「おおトナカイよ走れ走れ〜♪ 森を乗り越え北限へ〜♪」
エンターテイナー女「……」パチパチパチ
歌う先住民「おや。王国の人の定住地に近づきすぎた。すまない、すぐに離れる」
エンターテイナー女「別にいいわよ、柵は超えてないでしょ」
エンターテイナー女「それ、変わった楽器を弾いてるわね」
歌う先住民「バラライカ。はじいて音を出す」ポロンッ
エンターテイナー女「もう一曲お願いしていいかしら?」
127 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:47:05.90 ID:XYo/Mc2to
ソリ工場が忙しくなった。
設計者「何が起きてるんだ?」
開拓団修理工「エンターテイナー改めレーサー達が無茶してるんだ」
レーサー「俺は凍原のスピード狂。そりが壊れても気にしねえ」
設計者「君は気にしなくても修理工と医者と僕らが気にするんだよ」
レーサー「誰に迷惑をかけても俺たちは意に介さない。犬たちが楽しければそれでいいのさ」
設計者「そうか、最近そり犬たちが元気だと思ったらこういうことだったんだ」
レストランChief LuisでBGMが流れるようになった。
シンガー「つれないあんた許さない♪ あたしの気持ち、コケにしないで♪」ジャン ジャン
研究家「『ツンドラ・ラブ』。心震える歌詞だ……」
開拓団スタッフ「ビューティフォー……」
設計者「エンターテイナー改めシンガーソングライター……素敵なエンターテインメントをありがとう」
労働者(えっ。ダサい歌だと思ったの俺だけ?)
●住民
・レーサー……犬ぞりで凍原を駆ける。他に人を乗せている時はスピードを抑える。
・シンガーソングライター……歌を作り、ギターを奏でながら歌う。
●ステータス
第三次産業Lv.3
128 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:39:33.38 ID:XYo/Mc2to
設計者「やあ、着いたんだね。地質調査技師。氷が融けていて驚いたんじゃないか?」
地質調査技師「…………」ズーン
設計者「どうしたんだ、いかにも聞いて欲しそうに落ち込んで」
地質調査技師「……とにかく、報告書を見てくれ」
・主要地下資源……石炭(超大量)・石油(超大量)・リン(超大量)
鉄(大量)・鉛(大量)・錫(大量)・亜鉛(大量)・コバルト(大量)・ニッケル(大量)・アルミニウム(大量)・タングステン(大量)
金(中量)・銀(中量)・銅(中量)・プラチナ(中量)・水銀(中量)・エメラルド(中量)・トパーズ(中量)
ダイヤモンド(少量)・ウラン(少量)
設計者「またサンプルが混ざった? 前回と全く同じ配合で」
地質調査技師「断言する。混ざってない」
地質調査技師「これは現実だ。えらいこっちゃ」
設計者「なるほどね。業者を呼んでおいて大正解だった」
129 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:45:17.66 ID:XYo/Mc2to
社長「君が設計者くんか。私はグローバルサイクツ社代表の社長だ。よろしく」
設計者「よろしくお願いします。思ったよりお若いですね」
社長「はは、もう40だよ。君こそ20代そこらで王都の都市計画者と開拓者を歴任とは、今後の成長が怖くなるな」
設計者「ありがとうございます。さて、相談の件ですが」
社長「ああ。わが社の設備を全面的に提供しよう」
社長「未開拓領域の地下資源が手に入るならば安いものだ」
設計者「おや、社長さん。契約書を読まれましたか? 鉱山の採掘権は開拓団が所有します」
社長「言葉の綾だよ設計者くん。では、利益の取り分について詳細を確認させてもらおう」
設計者「ええ、なんでも質問してください」
秘書「商談の結果はいかがでしたか?」
設計者「Win-Winだ」
秘書「オーライでございますね」
設計者「地下資源の分析は正しかった」
設計者「鉱山労働者がいる」
設計者「地質調査技師から資源ごとの採掘に適した地点を聞ける」
設計者「製錬、精製の準備は整った」
設計者「もはや掘らないという選択肢はないね」
130 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:50:51.69 ID:XYo/Mc2to
石炭(超大量)・石油(超大量)・リン(超大量)
鉄(大量)・鉛(大量)・錫(大量)・亜鉛(大量)・コバルト(大量)・ニッケル(大量)・アルミニウム(大量)・タングステン(大量)
金(中量)・銀(中量)・銅(中量)・プラチナ(中量)・水銀(中量)・エメラルド(中量)・トパーズ(中量)
ダイヤモンド(少量)・ウラン(少量)
設計者「副産物に期待するなら、似た性質の資源がないものは狙わないほうがいい」
設計者「資源によっては、町の産業や暮らしが大きく変わる」
設計者「何を掘るべきかな……」
安価↓1
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:51:53.34 ID:LoCU2fRRO
石油
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:54:48.72 ID:IqsXWTjGo
金属が多種ってことは黒鉱の関係とか?
小坂精錬ばりの精製技術があれば全部一気に取り出せるんだが
133 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:17:13.92 ID:XYo/Mc2to
設計者「この際、全部一気に掘り出す装置か仕組みを設計した方が早いかもしれない」
地質調査技師「一か所掘ってもこの報告書通りには出てこないぞ」
地質調査技師「鉄が大量の地点だとアルミニウムが少量しか出ない」
設計者「一応少しは出るんだ」
地質調査技師「結構遠くの方まで行ってあちこちでサンプルとってきたからな」
地質調査技師「この開拓地を中心にした、凍原の一定範囲の資源をまとめたのがその報告書だ」
設計者「よく短期間でそんなに広範囲を移動できたね?」
地質調査技師「開拓団に一台しかないトラクター車両に乗せてもらったのさ」
開拓団ドライバー「オレの私物だよ」
設計者「なるほど、それで資源を一つ狙うのが効率がいいわけだ」
設計者「だったら、まず石油にしよう」
地質調査技師「石油ならここら一帯どこでも汲みだせるぞ」
地質調査技師「環境のことを考えるならここから少し離れた、下流の方がいいな」
設計者「そうだった、鉱業に手を出すともれなく町の環境が悪化するのを失念していたよ」
地質調査技師「んなこたない。これだけ広ければ影響は無いさ」
設計者「本当、こういうところも特殊な開拓地だ……」
134 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:26:53.43 ID:XYo/Mc2to
鉱山労働者「ほ、掘る。ほっ、ほほほほほ掘るぅ!!」
設計者「鉱山労働者、出番だ!」
設計者「と思ったけど、つるはしや火薬はいらないな」
鉱山労働者「掘れなぁああああい!!」
地質調査技師「油田用の機材は用意してるのか?」
設計者「抜かりないよ」
開拓団開墾者「どちらかというと井戸掘りに近いな」
鉱山労働者「掘りたぁあああい!!」
●開拓地
・油田……石油がたくさん取れる。
●ステータス
第二次産業Lv.4
設計者「汲みだした石油はドラム缶に入れて集めておこう」
鉱山労働者「わかった、集める」
設計者「あとは定期的に、カヌーか犬ぞりで運んで、グローバルサイクツ社の設備で精製してもらうことになる」
設計者「王国では石油はまだ貴重な資源。これは大きな進歩だ!」
135 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:31:05.92 ID:XYo/Mc2to
設計者「秘書、お疲れ様。社長に話をするまで大変だったろう?」
秘書「設計者様に仰せつかった重要な仕事。苦労などございません」
設計者「無理しなくていいよ」
秘書「正直に言うと、緊張しました……」
設計者「そうか。秘書が頑張ってくれたおかげで助かったよ、ありがとう」
安価↓1 秘書への依頼
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:32:29.44 ID:J2wdyKe20
近隣各都市への鉄道網の整備
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:36:50.48 ID:rN2a0iLkO
掘りホリック?
138 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:02:42.00 ID:3/d4eE1do
設計者「悪いんだけど、続けて大きな仕事を頼んでいいかな」
秘書「何なりと」
設計者「近隣の各都市への鉄道網を整備したい」
秘書「それは……大きな目標ですね」
設計者「そうだね。近隣には村一つ無いからね」
設計者「この地域にいくつも都市ができて、それぞれが鉄道でつながっている、そんな未来も実現不可能ではないと思う」
設計者「その第一歩として、ここから一番近い都市への鉄道を敷きたい」
秘書「一番近いのは、州都の中で最も栄えていないことで知られている、端っこの都ですね」
設計者「あれでも州都だ。交通網が整備されていて利便性の高い都市だよ」
設計者「さて、僕は王国および市長の力を借りたくない気分なんだけど」
秘書「では、わたくしはまず鉱山の町のINKレールウェイ社へ行ってまいります」
設計者「聞いたことのない会社だな」
秘書「田舎の鉄道開発と鉱石運搬用トロッコに秀でた会社です」
設計者「なるほど、最適解」
5週目結果
称号:毛皮を着こなす村 → アクセルを全力で踏み始めた町
〜住民の声〜
レーサー「地面、ガタガタで、酔う……うぷっ」
養殖者「鮭もどきの正体が分かった。こいつは、鮭の仲間だ!」
地衣類研究者「ハナゴケが今にも開花しそうです!」
〜来訪者の声〜
歌う先住民「ご清聴ありがとう」
社長「実にユニークな味の料理だ」
139 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:10:20.27 ID:3/d4eE1do
地衣類研究家「ハナゴケが満開です!」
開拓団農家「満開でこんなものか……」
ハンター「不毛の土地では十分鮮やかだ」
設計者「かなり小さいけど、可愛らしい花だと思うよ」
●開拓地
・花咲く町……花を咲かせる地衣類が植えられており、夏になると慎ましく町を彩る。
140 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:10:54.84 ID:3/d4eE1do
6週目
称号:アクセルを全力で踏み始めた町
ランク:田舎町
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・花咲く町……花を咲かせる地衣類が植えられており、夏になると慎ましく町を彩る。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・堤防……開拓中のイレギュラーな洪水にも対応できる。
・上水道……水道管で川の水を引く。ただし夏限定。
・養殖場(夏)……川の一部に網を張り、自然に近い環境で魚を育てる。
・養殖場(冬)U……精密な水温調節が可能な養殖施設。養殖場(夏)と水路でつながっている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培棟……ヒエとライ麦を栽培している。中は常に0℃を下回らない。
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
・毛皮加工場……ハンターの狩ってきた動物の毛皮を防寒具や家具に加工する。
・お試しレストラン……普通の料理の他にお試し料理が出てくる。どんな味かは食べてみるまで分からない。
・油田……石油がたくさん取れる。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員U……土木工事の現場で効率的な作業を行う。
・凍原土木作業員U……施設を作るスピードが速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
・鉱山労働者……掘る。
・ファッションデザイナー……防寒具にデザイン性をプラスする。
・レーサー……犬ぞりで凍原を駆ける。他に人を乗せている時はスピードを抑える。
・シンガーソングライター……歌を作り、ギターを奏でながら歌う。
●その他
・石炭を使う暖炉が普及している。
●ステータス
第一次産業Lv.6
第二次産業Lv.4
第三次産業Lv.3
141 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:16:05.99 ID:3/d4eE1do
設計者「農業、養殖、鉱業、娯楽」
設計者「伸ばしたい分野はいっぱいあるけど、時間がない」
凍原土木作業員U「工事やるぞやるぞやるぞ!!」
設計者「でも、やる気に満ち溢れた土木作業員はいる」
※凍原土木作業員Uの力で、施設の建築・増築が一回増えます
※土木作業が関係なさそうな施設ばかり指定しても増えます
安価↓1、2、3、4 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:17:50.71 ID:SxX56LIuo
鉱物の採掘施設
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:19:39.99 ID:Fwgs8lcZ0
図書館
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:33:34.64 ID:tyJXr4Y2o
服屋
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:44:41.91 ID:0WyobREGO
犬ぞりレース用の道の整備
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:13:46.28 ID:6/VEZgGio
はい
147 :
◆CpUz7d.S3o
[saga sage]:2020/06/08(月) 21:35:16.86 ID:3/d4eE1do
今日は無しです
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:55:38.15 ID:Ht8Ft75FO
ゆっくりおやすみくだせぇ
149 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:12:07.70 ID:95m70SNto
設計者「ファッションデザイナーが活躍できるように、会社を立ち上げて店舗を構えた」
設計者「そして、レーサーとそり犬の安全のため、そして競技の活性化のために、犬ぞり用のレーンを用意した」
●開拓地
・アパレルショップ……凍原ブランドの直営店。おしゃれな防寒具を販売中。
・犬ぞりレーン……犬ぞりが走りやすいように路面を平坦に整えた競技場。
●住民
・レーサー……犬ぞりの速さを競う。川が凍る季節には運送業も担う。
・ファッションデザイナー……デザイン性の高い防寒具を販売する凍原ブランドの社員。
●ステータス
第三次産業Lv.4
労働者女「工事してた場所、ここだけ急にオシャレなお店が出来てる」
開拓団スタッフ「いらっしゃいませぇ〜」
開拓団スタッフ「何かお探しですか?」
労働者女「いえ、新しいお店なので見に来ただけです」
労働者女「へえ、ハナゴケ柄の長袖カットソー、コートの袖から覗く長さになってるんだ」
労働者女「……えっ、高っ」
デザイナーA「値段設定間違えたかしら」
デザイナーB「あんまり安くするとブランドの価値が下がるからダメだって、設計者さんが言ってたんだよ」
レーサーA「おおっ、走りやすい!」
レーサーB「粒の細かい砂を取り寄せたんだってさ。犬が滑りにくくて、そりを傷つけない、ちょうどいい粒径の砂を」
150 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:13:00.87 ID:95m70SNto
設計者「せっかく鉱山労働者がいるから、早めに鉱山整備にも取り掛からないといけない」
設計者「しかし選ぶのが面倒だ。時間が有限じゃなければ片っ端から採掘させるのに」
設計者「僕が去った後も継続して採掘事業を拡大できるように準備するべきか……?」
地質調査技師「悩んでるようだな」
地質調査技師「鉱山労働者も土木作業員もやる気に溢れてるし、全部掘っていいんじゃないのか?」
設計者「今週は他にも設計するものが三件あるから、どれもこれもとはいかないんだよ」
地質調査技師「そんなお前のために追加で調査を行ってきたんだ」
地質調査技師「この地図に、複数の鉱石を掘るのにベストなポイントをいくつか選定してきた」
設計者「あらためて、広いな……」
設計者「鉱山一か所ごとに一つの町を作ってもいい距離だ」
設計者「全種類まんべんなく掘れるポイントは無い?」
地質調査技師「広く浅く掘ると、パッとしない鉱山町になるぞ」
151 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:13:54.99 ID:95m70SNto
ポイント1:鉄-銅-錫-タングステン
地質調査技師「鉱山の町でもよく掘れる金属だ。埋蔵量では凍原が圧倒的だが」
設計者「これぞメタルって感じの金属類だ。重工業向きかな」
ポイント2:鉛-亜鉛-ニッケル-コバルト-アルミニウム
地質調査技師「詳しく知らないが、電池の材料になると聞いてる」
設計者「アルミニウムとマグネシウムは軽量金属だね。便利な材料だけど、加工に大量の電力が必要だから王国では普及してない」
ポイント3:金-プラチナ-銀-水銀
地質調査技師「貴金属の出やすい地点だ。儲かるぞ」
設計者「銀と水銀はどちらも伝説の多い金属だね。でも今では医療の役に立ってるから、伝説もあながち間違っていなかった」
ポイント4:石炭-リン
地質調査技師「どこでも出てくるが、この地点で掘ると一番効率がいい」
設計者「手っ取り早く産業Lvを上げるならこれか……将来性を考えると微妙だけど」
152 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:17:50.07 ID:95m70SNto
設計者「まだ選択肢が多い……! どれが最善の策だ……?」
地質調査技師「どれか一つ限定じゃないから、そこまで悩まんでも。まだ二週間あるんだろ?」
1.工業ポイント
2.電力ポイント
3.貴金属ポイント
4.石炭ポイント
5.広く浅く掘る
6.鉱業事務所を設立する
↓1 選択
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:19:45.32 ID:4mmxmDSM0
2
154 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:33:57.67 ID:95m70SNto
設計者「決めた。まずは電池の材料が多く取れる、ここにしよう」
設計者「種類が多いのも魅力だ」
地質調査技師「発電方法のあては……石油があったな」
設計者「ウランを採掘して利用するという手もある」
地質調査技師「まさか、核分裂を使うのか。制御が難しいと聞くが」
設計者「僕になら可能だよ」
設計者「なんにせよ、電線になる金属も欲しいところだ」
地質調査技師「少しなら銅も出るぞ」
設計者「それは助かる。足りなかったらグローバルサイクツ社から買えばいいか」
155 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:36:56.28 ID:95m70SNto
秘書「ただいま戻りました」
設計者「おかえり。首尾はどうだったかな?」
秘書「設計者様の名前を出すと、すぐに取り掛かるとおっしゃっておりました」
設計者「僕の名前も案外知れ渡っているんだな」
秘書「ええ。わたくしもとても嬉しいです」
秘書「しかしながら一つ問題が。INKレールウェイ社の総力をもってしても、この長距離路線の整備には数か月を要するとのこと」
設計者「うちの土木作業員を貸し出そう」
秘書「では、そう連絡しておきます」
設計者「そうだ、図書館に入れる図書の選定を手伝ってほしいんだけど」
秘書「図書館を建てるのですか?」
設計者「このタイミングで、意外だろうね。特に意味もなく図書館なんて作らないよ」
設計者「僕の設計した図書館には特別な機能を持たせている」
秘書「寒冷地に対応した空調システムでしょうか?」
設計者「それはもちろん完備してる」
設計者「特別に用意したのは、個室型のブックカフェだ」
設計者「リラクゼーション効果の高い椅子と、集中力を高める色彩の壁」
設計者「眠気対策で、空気を循環させて酸素濃度を維持、暖かいと感じない程度の気温に調整し、コーヒーを提供する」
秘書「まるで自習室ですね」
設計者「その通り。自習を促すためのブックカフェなんだ」
156 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:40:11.59 ID:95m70SNto
設計者「そこで、より多くの住民に当てはまる本のテーマを一緒に考えて欲しい」
秘書「例えば『発声法』だと、仕事に活かせるのはシンガーソングライターの方のみになるので、ふさわしくありませんね」
設計者「『仕事』『やる気を出す方法』で全住民を狙うと、それはそれで上手くいかないと思う」
秘書「難しいですね……」
設計者「二つの職業までなら簡単だよ。『魚類』か『犬』でカバーできる」
↓3まで 図書館の目立つ棚に置く本のテーマ (影響する住民が一番多いものが採用されます 同数なら↓1採用 20:10締め切り)
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