園田智代子「私のアイデンティティ消滅の危機なんだよ!」福丸小糸「ぴゃ!?」

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1 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2020/05/30(土) 10:50:47.45 ID:lM+zf/PDO
智代子「さて……皆に集まってもらったのは他意ではございません」

智代子「もしかすると、我等が放クラの危機かもしれません」

夏葉「放クラの……危機?!」ゴクリ

樹里「なんだぁ、それは……?」

凛世「……」

果穂「危機……それはなんでしょうか、チョコ先輩!!」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 11:05:35.64 ID:lM+zf/PDO
智代子「それは……」

夏葉「それは……?」





智代子「お菓子をあげて可愛いと言ってもらえるキャラが、noctchillにもいるってことなんだよぉ!!」ジタバタ

樹里「おーし、解散っ!」ガタッ

夏葉「そうね、帰りプロテインバーにも寄ってかない?」ガタッ

果穂「はーい!」ガタッ

凛世「……」



智代子「……話を最後まで聞いてくれたら、帝国ホテル限定ケーキがあるけど」スチャ

樹里「放クラの危機とあっちゃ、仕方ねぇな」スチャ

果穂「何が原因なんですか?」スチャ

夏葉「まず、物事の説明は理路整然とよ。智代子」スチャ

凛世「……」

智代子「わかりやすい態度ありがとう」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 11:09:09.37 ID:lM+zf/PDO
智代子「それでなんだけど、私っていえばよくお菓子とか分けてもらっているじゃない?」

樹里「まぁ……たしかに」

夏葉「智代子。今日の体重は?」

智代子「で、noctchillの」シランプリ

夏葉「智代子」

智代子「……」

夏葉「智代子?」ニコッ

智代子「……ぷ、プラス2キロ……です」

夏葉「この話が終わったら、特別メニューよ」ニコッ

智代子「うわーんっ!」



樹里「自業自得だな」

凛世「……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 11:16:13.43 ID:lM+zf/PDO
智代子「で、私といえば……」

………………
…………

『ほわっ、おいしそうなケーキだよ!』

『本当に。ふゆ、楽しみですっ!』

『あ……あの。病院でのお見舞いにいった方が……パテシエさんの奥さんでした……ので』

『そうなの。じゃあ、みんなでいただきましょうね』

『はーい!』



智代子『あれー?おいしそうな香りが漂って……あ、ケーキ!』

『ほわっ、智代子ちゃん?』

『困ったわね。智代子ちゃんのケーキがないわ』

『あ、あの……私のでしたら……半分』サクッ

智代子『うーんっ、おいしーっ!』モグモグ

『あ、ならふゆのもどうぞ』アーン

智代子『あーんっ。うん、デリシャス!』

『なら、私も』アーン

『私も。どうぞ。智代子ちゃん』アーン

智代子『わーい!』

………………
…………

智代子「って、感じで」

樹里「何とは無しに、目に浮かぶな」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 11:24:26.37 ID:lM+zf/PDO
智代子「で、noctchillのその子は!」

………………
…………

シャニP(以下P)「おーい、小糸」

小糸「あ……はい、なんでしょうか……何か失敗でも……?」

P「いや、お前の好きなお菓子があってな」フリフリ

小糸「ぴゃっ!あああ、それ……し、新作…ですか?」

P「そうだ。岐阜の鶏ちゃん味と静岡の蒲焼き味だ」

小糸「わぁ……お、おいしそう」

P「というわけで」アーン

小糸「パクッ!……んーん、ほひひひれふっ」ポリポリ

P「今度はこっちを」アーン

小糸「パクッ!……ほ、ほっひふぁ、ほうふひぃれて」ポリポリ

P「今の小糸はハムスターみたいで可愛いな」ナデナデ

小糸「ふぇぇぇ……かかか、可愛いなんで……そんな……///」プシュウウ

P「よし、楽しく話せたな」

…………
……

智代子「って」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

智代子「あれ?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 12:51:12.43 ID:lM+zf/PDO
樹里「馬鹿っ!凛世の前でそんないちゃらぶ話を……」

凛世「ふふっ――大丈夫です――よ」

果穂「り、凛世さんの【……】が【――】になってます?!」

夏葉「り、凛世。落ち着いて……あれは…そう!犬よ、犬!私や果穂が犬を可愛がるように」

凛世「可愛がる――のです――ね」

樹里「余計にややこしくなったじゃねーか!」

智代子「えっと、noctchillの円香ちゃんもやっていたから、プロデューサーも真似しただけだと思うから!!」

凛世「ふふふ――うふふ――ふふっ!」



ギャーギャー





雛菜「やはー、あっちは楽しそうだね」

透「そうだね。きっと楽しくやってるんだな」

円香(あんなに大声で、私が小糸にしてることを……)

小糸「//////」

雛菜「ん?」



雛菜「んーん?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 12:56:51.08 ID:lM+zf/PDO
雛菜「それじゃあ、お疲れ様ーっ」

透「じゃあ」

円香「あ、浅倉。今日はトンカツだから」

小糸「……」

雛菜「小糸ちゃん?」

小糸「あ、あの……ちょっと……よよよ、用事があるから」

小糸「じゃあ」

タタタッ



円香「いっちゃった」

雛菜「あっちって、小糸ちゃんの家の方向じゃないよ?」

透「強いて言えば」





透「プロデューサーの家がある方かな?」

二人「っ!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 13:01:00.19 ID:lM+zf/PDO
コンコン

P「よく来たね。誰にも見つからなかった?」ガチャ

小糸「あ、は、はいっ!」

P「じゃあ、中へ入って。今日もするんでしょ?」

小糸「あ、あの……」

P「ん?まさか、玄関でしたいわけじゃないよね?」

小糸「ちちち、違います!……こないだみたいな……その…激し過ぎるのは……ちょっと」

P「え?でも、すごいよさそうだったけど?」

小糸「わわっ!そ、そうじゃなくて……その」

P「じゃあ、普通で……ね」

小糸「……はいっ!頑張りますからっ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 13:13:21.53 ID:glmVVHEn0
Pの家把握してるのはまずいでしょ…
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