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花騎士 SS 団長「これはお見合いと言えるのか?」 安価
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1 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 18:28:28.56 ID:wXuzfzBKo
書いていきます
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1590485308
2 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 18:31:20.90 ID:wXuzfzBK0
注意。このSSは駄文、誤字、脱語、キャラの口調がおかしいなどあります
それでもよろしいなら読んで安価の参加などよろしくおねがいします
飯食って風呂から上がったら投下します
何か知らないうちに虹チケ3枚あったんだが(汗)
皆さんは好みと戦力、どちらで交換しましたか?
お待ちを
3 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 19:23:18.50 ID:wXuzfzBK0
とある日
執務室
ナズナ「お茶が入りました。どうぞ」
団長「ありがとう」
?「ありがとうね」
ナズナ「いえ。では団長さま、私は失礼しますね」
バタン
団長「で?どうして急に来たんだよ?母さん」
団長母「ちょっとね。母・・・お婆ちゃんがちょっと危ないのよ」
団長「!?前に会った時は元気だったんだぞ」
団長母「もう歳だからねぇ。それでお婆ちゃん、ひ孫の顔を見たいって言ってたの覚えてる?」
団長「あっ、ああ」
団長母「だからお願い。お見合いを受けなさい」
団長「お、お見合い!?」
団長母「そうよ。お婆ちゃんを安心させてあげたいでしょ?」
団長「そ、それはそうだが。だからって急にお見合いをしろって言っても困る」
団長母「それはわかってるわ。でもお願い」 ペコッ
団長「うぅ」
コンコン
団長「どうぞ」
ガチャ
ナズナ「団長さま。騎士団本部の人が来てます。なんでも緊急の会議をするらしいんですが」
団長「わかった。じゃあ母さん、そういう事だからこの話はまた!」
団長母「あっ。ちょっと」
バタン
団長母「・・・はぁ」
4 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 19:34:28.27 ID:wXuzfzBK0
団長母「・・・逃げたわね。全く」
ナズナ「あ、あのー」
団長母「あっ。ごめんなさいね」 ハァ
ナズナ「何かあったんでしょうか?いえ・・・部外者が口を出してすいません」
団長母「いえ、いいのよ。あの子にお見合いしなさいって言ったのよ」
ナズナ「お、お見合いですか!?」
団長母「そうなのよ」
ナズナ「何で急にお見合いを?」
団長母「実はね」
説明中
ナズナ「そうだったんですか。団長さまのお婆さまが」
団長母「そうなのよ。だからあの子にお見合いの話を持ってきたのよ」
団長母「あの子は危ない仕事をしてるから母も心配してるの。だからね」
ナズナ「あ、あのー。お相手は決まってるんでしょうか?」
団長母「アテは少しあるんだけどね」
ナズナ「で、でしたら提案があるんですが!」
団長母「?」
説明中
団長母「なるほど。それは中々面白いわね・・・あの子ったらモテるのねぇ」 ニヤニヤ
ナズナ「///」
団長母「だったら私が何が何でもお見合いをセッティングするわ。だからその時はお願いね」
ナズナ「はいっ!」
団長母「じゃあ私は帰るわね。旦那にも話さないといけないし」
ナズナ「わかりました。馬車を呼びますね」
団長母「ありがとう」
5 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 19:52:48.76 ID:wXuzfzBK0
その日の夜
ハートカズラ「その話はマジなの?だったらナズナちゃん、ファインプレーよっ♪」
カランコエ「この話が上手く行けば団長さんと子作り出来るの?」
リュウゼツラン「こ、子作りはまだ気が早いと思うわ///」
ナズナ「そ、それはまだ早いですよ///」
カランコエ「そうなの?」
マンリョウ「そ、それは///」
セルリア「しょ、将来はその///」 ゴニョゴニョ
キヌタソウ「しょ、将来設計は必要ですけど///」
ナズナ「で、団長様のお母さまと話し合った結果・・・」
ハートカズラ「それはわかるわ。このチャンスは大事すぎるっしょ」
エノテラ「問題は誰が団長のお見合い相手になるかですけど」
花騎士「・・・」
エノテラ「ふふっ。全員ピリピリしています。これは負けられません」
ステラ「ぼ、ボク達もお見合いしたいです!」
ペポ「そ、それはそうですけど」
ヘレニウム「あ、愛があれば大丈夫ですっ!・・・うぅ、でも」 グスッ
ナズナ「一応団長さまのお母さまにお会いして話す必要がありますが」
ロリ花騎士「・・・」
モモ「大丈夫よ。愛があれば無敵なんだから♪」
ハートカズラ「そうよ。皆平等にね」
カランコエ「じゃあ最初は誰が行くの?」
花騎士「・・・」
ナズナ「一応最初は一部の年齢の花騎士にしますか?」
6 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 19:53:28.96 ID:wXuzfzBK0
下1 いきなり安価はロリ花騎士Okにしますか?
風呂で来たので入ってきます
7 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 20:22:14.29 ID:wXuzfzBK0
やっぱりマイナーSSだし前に一ヶ月も生存報告なかったの悪かったかなぁ
すいませんでした・・・落とすかなぁ
下1 最初のお見合い相手は一定の年齢の花騎士のみに?
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/26(火) 20:24:08.08 ID:VYOBJIxg0
流石に最初からロリはまずいですよ!
9 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 20:28:23.80 ID:wXuzfzBK0
一定の年齢にしますね。下限は・・・
>>8
イフェイオンくらいですかね?イベリスはアウトっぽいし
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/26(火) 20:37:38.01 ID:VYOBJIxg0
それでいいかと。
シロタエギクは一応セーフぐらいで
11 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 20:37:53.13 ID:wXuzfzBK0
ナズナ「最初は一定の年齢の花騎士にしましょうか。団長さまのお母さまが倒れたら元も子もないですから」
モモ「うーん。それも一理あるわね」
ハナモモ「うぅ。団長さまとのお見合いが」
イベリス「私もアウトですか!?」
ロリ花騎士「・・・」 シーン
ユリ「もー。落ち込まないの。まだチャンスはあるんだから」
モモ「そうよ。諦めちゃ駄目よ」
ナズナ「では最初に団長様とお見合いする花騎士を決めましょう」
一定の年齢の花騎士「・・・」
12 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 20:38:47.00 ID:wXuzfzBK0
下1 ロリ以外の花騎士で
>>10
確かにシロタエギクは年長組ですからね
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/26(火) 20:42:21.11 ID:e4HiMcyx0
アネモネさん
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/26(火) 20:43:24.13 ID:VYOBJIxg0
サフラン
貴族だからどんな反応するか…
15 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 20:55:45.69 ID:wXuzfzBK0
ナズナ「最初に団長さまとお見合いするのは・・・アネモネさんです!」
アネモネ「わ、私!?///」
カランコエ「いいなぁ」
サンダーソニア「アネモネさん。おめでとうございます」
アネモネ「う、うん///」
サボテン「・・・羨ましい」
ナズナ「では団長さまのお母さまに手紙を贈りますね」
アネモネ「う、うん。あっ、私が書いてもいいかな?」
ナズナ「いいですよ」
そして数日後
団長母「今日はよく来てくれたわね」
アネモネ「は、はい」
団長母「それにしてもあの子もやるわねぇ。こんな可愛い子に想われてるなんて」
アネモネ「///」
団長母「で、あの子の何処が好きなの?」
アネモネ「そ、その。私のことを考えてくれて大事にしてくれるんです///」
団長母「あら♪ふふっ・・・その辺はあの人に似たのね」
アネモネ「あの人?」
団長母「私の夫よ」
アネモネ「そうなんですか」
団長母「そうよ。今日はよろしくお願いするわ」
アネモネ「は、はい」
団長母「じゃあ息子を呼ぶからお部屋で待っててね」
アネモネ「わかりました///」
16 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:06:18.28 ID:wXuzfzBK0
団長「はぁ。マジでお見合いするのかよ」
団長母「そんな事言わないの!それに相手のお嬢さんは物凄くいい子なのよ」
団長「はぁ」
団長母「あの部屋で待ってるから、失礼のないようにするのよ」
団長「へーい」
団長母「しゃきっとする!」 バンッ
団長「いてっ!わかったよ」
団長「この部屋か・・・はぁ、適当に話して終わらせるか。相手には悪いけどまだその気はないし」
コッ
「ど、どうぞ」
団長(・・・あれ?聞いたことがあるような声だが)
団長「失礼します」
シャッ
アネモネ「///」
団長「・・・はっ?」
アネモネ「ほ、本日はよろしくお願いします///」 フカブカ
団長「いや・・・何してるんだ?」
アネモネ「お、お見合いかな///」
団長「・・・何でお見合い相手が花騎士なんだよ」 ハァ
アネモネ「迷惑だったかな?」 シュン
団長「いや。アネモネもお見合いとか興味あるんだな」
アネモネ「あなたが相手だから」 ボソッ
17 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:27:04.02 ID:wXuzfzBK0
アネモネ「でもあなたもお見合いとかするんだね」
団長「まあ・・・事情が事情だがな」
アネモネ「事情って?」
団長「いや・・・婆ちゃんがひ孫が見たいって言ってるんだよ」
アネモネ「そ、そうなんだ」
団長「こんな仕事をしてるからな。不安なのもわかるが」 アハハ
アネモネ「そうなんだ」
団長「でも出来たら見せてあげたいって言うのが本音なんだよ。でも出会いなんてないしな」
アネモネ「・・・花騎士じゃ駄目かな?」
団長「花騎士が?でも部下だし・・・下手するとパワハラとセクハラになりそうだぞ」
アネモネ「そうかな?」
団長「そうだって」
アネモネ「・・・私は気にしないよ」
団長「そうなのか?」
団長「・・・へ?」
アネモネ「もう一度言うね。私はあなたの事が好き///愛してるの///」
団長「ななな、何を言ってるんだ!?」
アネモネ「これは冗談なんかじゃないから///」
団長「だ、だからって・・・俺!?何で俺なんだ?アネモネならいい男なんて沢山出会え・・・」
アネモネ「私の事を信じて、信じさせてくれるあなただから」
団長「だ、だからって。アネモネは可愛いし気立てもいいし」
アネモネ「私はあなたが思ってるほどいい人じゃないよ」
団長「えっ?」
18 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:41:42.78 ID:wXuzfzBK0
アネモネ「あなたが他の花騎士と仲良く話してると嫌になるし、小さい花騎士が無邪気にあなたにスキンシップしてるとモヤモヤするの」
団長「・・・」
アネモネ「私は本当は醜いのかもしれない」
団長「そんな事ないだろ!アネモネは気が利くし面倒見もいい!だからそんな事言うんじゃない!」
アネモネ「あなたは本当に優しいね」
団長「別に普通の事を言ってるだけだ」
アネモネ「そんなあなただから誰にも負けたくないの。だから・・・私と結婚を前提にお付き合いしてください///」
団長「っ!///」
アネモネ「私じゃ駄目かな?」
団長「いや・・・普通は逆だろ。俺なんかでいいのかよ」
アネモネ「あなたじゃないと嫌・・・それだけは譲れない」
団長「///」
アネモネ「・・・」 ジー
団長「・・・悪いが急すぎて決めれない。だから少し時間をくれるか?」
アネモネ「う、うん」
団長「はぁ。まさか知り合いがお見合い相手だった事も驚きだが告白までとは」
コッ
団長「あっ、はい」
団長母「お話は終わったの?」
団長「ああ」
シャッ
団長母「それはよかったわ」
団長「ふぅ」
団長母「で、今日は家でご飯食べてくでしょ?」
団長「そうだな」
団長母「アネモネちゃんは?」
アネモネ「いいんですか?」
団長「そうあな。折角だから一緒に行くか」
アネモネ「うん」 ギュ
団長「お、おいっ」
団長母「あらあら。お熱いのね」
アネモネ 団長「「///」」
19 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:52:44.63 ID:wXuzfzBK0
そして
騎士団 食堂
団長「・・・ふぅ。アネモネ」
アネモネ「どうしたの?」
団長「いや・・・実は美味しいケーキのある店を見つけてな。甘くないタイプで美味しかったから一緒に行かないか?」
アネモネ「・・・えっ?」
花騎士 ナズナ「「!?」」
アネモネ「そ、それってデートのお誘い?」
団長「あっ・・・そのな///」 ポリポリ
団長「まっ、まあ・・・そうだ」 プイッ
アネモネ「嬉しい。じゃあ用意するから待っててね///」
団長「ああ」
アネモネ「♪」
ナズナ「どうやら上手くやったそうですね」
カトレア「しかも団長からデートに誘うなんて・・・私を誘ったことないのに」 イライラ
セリ「くぅ。羨ましいぞ」
タタタ
アネモネ「あなた。お待たせ」
団長「よし。行くか」
アネモネ「うん」 ギュ
団長「お、おい///」
アネモネ「早く行こ///」
花騎士「・・・」 ギリッ
ユリ「む〜。ダーリンとあんなに!羨ましいわ!」
モモ「そうね。次のお見合いも早く手を打ちましょう」
ナズナ「そうですね」
20 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:53:55.99 ID:wXuzfzBK0
下1 次の花騎士はロリありに?
こんな感じで似たような感じで書くと思います。というか書く才能ないので(汗)
すいません
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/26(火) 21:54:51.77 ID:TcU2Wxt6o
ありー
22 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:55:20.25 ID:wXuzfzBK0
ありですね
次の花騎士かナズナ
下1
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/26(火) 21:56:03.51 ID:y/QmSlSA0
ニシキギ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/26(火) 21:56:08.02 ID:VYOBJIxg0
サフラン
25 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 21:59:51.28 ID:wXuzfzBK0
ニシキギですね・・・了解
今日はここまでにします
続きは明日に
虹チケ3枚・・・交換考えねば。好みか戦力か
では
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/26(火) 22:01:31.33 ID:e4HiMcyx0
それは、好みでありんす
乙です
27 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/26(火) 22:07:31.68 ID:wXuzfzBK0
>>17
すいません。ミスを
アネモネ「・・・私は気にしないよ」
団長「そうなのか?」
団長「・・・へ?」
アネモネ「もう一度言うね。私はあなたの事が好き///愛してるの///」
の辺
アネモネ「・・・私は気にしないよ」
団長「そうなのか?」
アネモネ「だって私はあなたが好きだから///」
団長「・・・へ?」
アネモネ「もう一度言うね。私はあなたの事が好き///愛してるの///」
が入ります。やっちまった
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/26(火) 22:21:08.01 ID:TcU2Wxt6o
おつー
29 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 02:14:27.56 ID:+Q4irVqk0
ニシキギ「ど、どうも初めまして。ニシキギと言います!」
団長母「あ、あらあら。まさかこんな可愛らしいお嬢さんが来るなんて思ってなかったわ」
ニシキギ「す、すいません」
団長母「いいのよ。恋してるんだから、ね」
ニシキギ「は、はい///」
団長母「じゃあお部屋で待っててね」
ニシキギ「わかりました」
ニシキギ「・・・」
回想
ニシキギ「つ、次は私ですか!?」
スズランノキ「わかってるでしょうけど失礼のないようにするのよ」
ニシキギ「わ、わかってますよ」
モミジ「不安です」
ニシキギ「だ、大丈夫だよ・・・うぅ、多分だけど」
スズランノキ「変なことをしないのよ。いいわね?」
ニシキギ「そこまで言わなくても」
モミジ「変な格好も駄目です」
ニシキギ「それはわかってるよ!」
回想終了
トッ
ニシキギ「ひゃ、ひゃい!どうぞ!」
シャッ
団長「失礼・・・えっ?」
ニシキギ「だ、団長さん。どうもです」
30 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 02:30:37.51 ID:+Q4irVqk0
団長「こ、これはどういう事だ?」
ニシキギ「わ、私がお見合い相手です///」
団長「マジかよ。母さん、何を考えてるんだよ」 ハァ
ニシキギ「そ、それは」
団長「まあいい。それでニシキギは誰かに頼まれてお見合いを?」
ニシキギ「そ、それは・・・そう!将来に向けての経験です!」
団長「なるほど」
ニシキギ「あ、あはは」
団長「はぁ。しかし・・・なぁ」
ニシキギ「ど、どうかしましたか?」
団長「いや・・・何でもない」
団長(まさか相手がまた花騎士なんて・・・何か企んで、いやそれは考えすぎか)
団長「しかしニシキギはしっかりしてるな。将来も考えて今のうちに経験とか」
ニシキギ「あ、ありがとうございます」
団長「それに比べて俺は」 フゥ
ニシキギ「だ、大丈夫ですか?」
団長「ああ。しかしこんな格好、暑苦しいな」
ニシキギ「じ、実は私も少し暑いです」
団長「なあ、着替え持ってきてるか?」
ニシキギ「えっ?持ってきてますけど」
団長「この辺で小さな屋台通りがあるから行かないか?」
ニシキギ「い、行きます!」
31 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 02:43:27.20 ID:+Q4irVqk0
ニシキギ「・・・」
団長「お、お前」
団長母「あ、あらあら。最近の子のファッションは攻めてるわね」
ニシキギ「」←パンツがギリギリ見えそうな丈のスカート装備
ニシキギ「ご、ごめんなさい///」
団長「はぁ。このカッターシャツ腰に巻いとけ」 ヌギッ
ニシキギ「そうします」 ズーン
団長母「あ、あはは」
ニシキギ(うわーん。完全に団長さんのお母さん、顔がひきつってるよ!)
ワイワイ
団長母「ふぅ。こんな風にあんたと屋台に来るなんて久しぶりね」
団長「そうか?」
団長母「そうよ」
ニシキギ「・・・」 トボトボ
団長「ニシキギ。元気出せ」
ニシキギ「うぅ。すいません・・・こんな格好で」
団長母「若い時は冒険するのも特権よ」
ニシキギ「そうですか?」
団長母「そうよ」
ニシキギ「はい。もう落ち込みません!」
団長「それでこそニシキギだな。何を食う?」
ニシキギ「じゃああのたこ焼きを」
団長「んっ?」
ロシアンたこ焼き
団長「・・・えぇ」
32 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 02:50:10.80 ID:+Q4irVqk0
ニシキギ「だ、だってロシアンですよ!ドキドキするじゃないですか?」
団長「いや、だからってなぁ」
団長母「ふふっ」 クスクス
ニシキギ「はわっ!ごめんなさい」
団長母「いえ。あの人もこんな無謀なチャレンジとか好きだったのを思い出してね」
ニシキギ「?」
団長「俺の父さんだよ」
ニシキギ「そ、そうだったんですか」
団長母「ふぅ。思い出したら食べたくなったわ。買ってきましょう」
ニシキギ「あ、ありがとうございます」
団長「で、6個入りだが中身は?」
団長母「タコにチーズ、エビにウインナー、お餅・・・そしてわさびね」
団長「わさびかよ」
ニシキギ「こ、これは大変ですよ」 ワクワク
団長母「じゃあせーので最初は選びましょう」
モグモグ
団長「・・・これはエビだな。中々美味い」
団長母「チーズね。これも美味しいわ」
ニシキギ「タコです・・・うぅ、普通です」
団長「と、言うことは」
団長母「お餅にウインナー、わさびが残ってるわ」
ニシキギ「これはドキドキが高まりますね!」
団長母「じゃあ・・・」
33 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 03:03:52.78 ID:+Q4irVqk0
そして
ニシキギ「あっ。ウインナー、美味しいです」
団長母「お餅もいいわね」
団長「〜っ!」 プルプル
団長母「あはは。あんたはやっぱりあの人に似たわね」
ニシキギ「だ、団長さん。大丈夫ですか?」
団長「ま、マジで・・・辛い・・・あ゛ぁ゛」
団長母「何か飲み物買ってくるから待ってなさい」
団長「た、頼む」 ヒューヒュー
団長「あぁ。マジで鼻と喉が痛い」
ニシキギ「あはは。でも楽しかったです」
団長「そうか」
ニシキギ「あ、あの!」
団長「んっ?」
ニシキギ「だ、団長さんは少し小さい子は嫌いですか?」
団長「えっ?」
ニシキギ「わ、私はまだ団長さんから見たら子供かもしれませんが団長さんが好きです!///」
団長「なっ!?」
ニシキギ「目立たなくて地味な私ですがこの気持だけは誰にも負けません!だ、だから・・・」
団長母「お待たせー」
ニシキギ「わわわ、私とお付き合い・・・」
ブワァ!
ピラッ
ニシキギ「っ!?///」
団長「」
団長母「」 ポロッ
ニシキギ「はわわ///み、見ましたか?///」
団長「」 絶句
団長母「あ、あはは。最近の子の下着は大胆ね///」
ニシキギわ・・・わーん!!///」 ダッ
34 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 03:10:18.41 ID:+Q4irVqk0
その日の夜
スズランノキ「だから変な事を考えないで行きなさいって言ったでしょ?」
モミジ「何をやってるんですか」
ニシキギ「うぅ。やっちゃいました///」
モミジ「はぁ。団長やお母さまに変な子と思われましたね」
ニシキギ「そんなー!」
スズランノキ「自業自得でしょ」
ニシキギ「・・・そ、それは」 ズーン
ナズナ「で、結局団長さまとは上手く行けましたか?」
ニシキギ「ああ!あの時恥ずかしくて逃げちゃいました!」
モミジ「何をやってるんですか」
スズランノキ「団長さんも告白されたの忘れてるかもしれないわね」
ニシキギ「そ、そんなー!」 シクシク
ナズナ「・・・つ、次の方に行きましょうか」
ニシキギ「モミジお姉ちゃん!」 ダキッ
モミジ「な、泣きつかないでください!」
35 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 03:11:19.14 ID:+Q4irVqk0
中途半端に目が覚めたので書きました
>>23
ギャグっぽくなってすいません
お休み
36 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 05:59:10.18 ID:+Q4irVqk0
おはようございます
次の花騎士を 下1
安価によっては保護者代わりの花騎士も出すかもしれません
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 06:19:25.82 ID:A9ABxpyPo
スイレン
38 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 06:28:06.78 ID:+Q4irVqk0
スイレンですね
今日の投下は休みかもしれません
では
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 12:24:16.15 ID:9ry5DCt4O
おつ
40 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 20:38:48.15 ID:+Q4irVqk0
数日後
団長「・・・」
団長母「ほら。相手さんが待ってるわよ」
団長「い、いや・・・何でこんなに短い日数で何回もお見合いしないといけないんだよ」
団長母「あんたが中々誰とも付き合わないのが悪いんでしょ」
団長「うっ・・・・だから今はその気は」
団長母「ひ孫は無理でも彼女くらいは母さんに見せてあげてほしいのよ」
団長「・・・」
団長母「ほら。ここから先は一人で行きなさい」
団長「わかったよ」
団長母「ふふふ」 ニヤニヤ
団長(何で楽しそうに笑ってるんだ)
団長「はぁ。アネモネの事もあるのに・・・そういえばニシキギもだな」 トボトボ
団長「気が重い・・・さっさと終わらせるか。ここだな」
カッ
「どうぞ」
団長「おい。この声って」
シャッ
スイレン「本日はよろしくお願いします。んふっ♪」
団長「」
41 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/05/27(水) 20:58:46.64 ID:+Q4irVqk0
団長「待て待て。何でスイレンがここにいるんだ?」
スイレン「何故と申されましてもここに来たのはお見合いをするためですよ」
団長「・・・それは、そうだが」
団長(まさか母さん・・・お見合い相手を花騎士に頼んだのか?もうそうとしか思えんぞ)
団長「後で問いたださないといけないな」 ブツブツ
スイレン「ご主人さま?」
団長「あっ。いや、何でもない」
スイレン「そうですか。では当初の予定通りお見合いを始めましょう」
団長「予定通りって・・・それはそうだが」
スイレン「んふっ♪ではご趣味は?」
団長「趣味?そういえば花騎士とかナズナには言った記憶ないな。読書や釣りだ・・・後は料理」
スイレン「なるほど」 メモメモ
スイレン「では好きな食べ物やお飲み物は?」
団長「あ〜・・・それは」
その後も質問は続き
スイレン「では好きな女性のタイプなどは?」
団長「あ〜、それはって・・・おいっ!そこまで答える必要はないだろ!」
スイレン「んふっ。残念です♪」
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