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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」【安価】
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854 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:19:51.75 ID:ExKnsntQ0
由良「そうはさせない」シュバッ
響「由良さん…」
名取「私も居るわよ!」
響「名取さんまで…」
「これは……」
由良「貴方のは所詮瞞し」
由良「そんなトリック、忍なら見抜ける」
「そうか……君は中に四人……そして血が……毒されている……」
名取「なんでそれを…」
855 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:22:39.09 ID:ExKnsntQ0
「待っていなさい……すぐ……戻してあげよう……」スッ
由良「ぅぐ!?」
名取「由良!?」
響「由良さんがやられるなんて…」
「大丈夫だ……すぐに済む……」
由良「ガ……ぁ…!」
名取「か、体が!?」
響「元の艦娘の姿に……戻っていく……」
由良「ギ……いぃ…」
「終わった……これで彼女は……救われた……」
由良「……」ガクッ
名取「由良、しっかり!」
856 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:27:25.08 ID:ExKnsntQ0
響「こいつは…まさか本物……」
「私は生きたいのでは無い……生かされているのだよ……」
由良「何を…戯言……を…」
「私を待ち望む民は……いくらでも居る……医者が匙を投げた病人……腕を無くした人間……」
「これでもまだ……私を疑うか……?」
名取「由良、逃げよう!!相手は人間じゃない!」
由良「何を……」
名取「忘れたの由良!忍者の掟!!」
由良「……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
857 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:31:32.24 ID:Ht8Ft75FO
救えるなら何故司令官を助けてくれなかったと叫ぶ響を抱え脱出する名取と由良
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:32:31.64 ID:UJ3QFBy0O
望む人間がいるならなぜ外に出ないのか
目の前にお前が原因で悲しみを背負った女の子がいるというのに
今度は人生を寄越せとは虫がよすぎないか
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:32:33.24 ID:Bi81w2XDO
響を連れて逃げる二人
追っては来なかったが再びこの集落に潜入するのは難しいかもしれないと話す
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:33:38.29 ID:6esLfCaZ0
由良「生かされてる?貴方のバックにいる組織はなに?」
と誘導尋問
861 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:38:13.51 ID:ExKnsntQ0
由良「望む人間が居るなら…なぜ外に出ない…」
「私が表に出れば……またあのような教団ができてしまう……」
由良「お前が原因で…悲しみを背負った子が…居るというのに…」
響「そうだ…その力があるならなぜ司令官を助けなかった!?」
「私は死人を……完全に蘇らせることは……できない……」
「あの男を殺せと……私は言ってない……全て……勘違いした人間だ……」
響「ふざけるな!!」
862 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:42:42.38 ID:ExKnsntQ0
名取「由良、もう……!」
「これは……君を救う為だ……」
「君の魂は……間違い無くあの男の所に……向かう……」
響「な…」
「話して分かった……君はあの男を……愛していた……」
「君を代償とすることで……魂を自由にする……それが私なりの償い……」
「今目の前に……あの男の魂が……」
響「司令官……?」
由良「耳を貸さないで響…」
「響……俺だ……」
響「あ、あ、あ……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:47:52.11 ID:iTltzDjXo
「ひ、びき……にげろ…!」
司令官の体に突き飛ばされる響
これ幸いと煙玉はって響を抱えて逃げる二人
864 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:49:58.19 ID:Bi81w2XDO
逃げろ響
こいつは本気で案じてる訳じゃない
こいつは…甘言で惑わす悪魔だ
その後
>>863
865 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:54:04.58 ID:u3pfdUkAO
名取が二人を引っ張って逃げるが、再び響の腕は痛くなり、由良も元の姿に戻り、あれは一種の催眠術だったのかと疑う
866 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:00:01.76 ID:xyG4H+ug0
名取「……もうダメ!逃げるよ二人とも!」ガシッ
由良「……」
響「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ…」
「……」
「無駄な……ことを……」
「私は……救世主だと……言っているんです……」
「…………」スッ
867 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:03:09.89 ID:xyG4H+ug0
ーー
名取「ひとまずここまで来れば…」
響「痛い…痛いぃ……」
名取「響の腕が…!?」
由良「あぁぁぁ……!!」
名取「由良の姿が深海棲艦に戻った…」
響「腕が…痛い…痛いよ……」
名取「あれは催眠術だった…?いやでも響の腕は完璧に治ってた」
名取「それに由良の姿だって……」
由良「う、ぐ、ぅ……」
名取「……戻るしかないっていうの?」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
868 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:03:49.39 ID:Xo6aVoVDO
帰りが遅いのを心配したまるゆが単独潜入しようかという所で合流
一筋縄ではいきそうにないと得た情報を吟味する為に一旦帰還
869 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:05:44.22 ID:qvqCb21rO
>>868
由良の中で何が起きたのか緊急会議
870 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:22:03.73 ID:xwQTHyAUO
>>868
一方で救世主はまた祭るだけの人々に囲まれながらいつか苦難を超えて来る待ち人を待つ
871 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:25:41.61 ID:xyG4H+ug0
まるゆ「二人共!ここに居たんですね!」
名取「まるゆさん…」
まるゆ「あまりにも遅かったので単独で潜入しようとしていたんですが…」
響「う、うぅぅ……」
まるゆ「え、響さん!?」
名取「詳しい事はあとで話すから、今は一旦撤退!」
まるゆ「…はい、その方が良さそうですね」
由良「ぐ……」
まるゆ「待っていて下さい…必ず助け出しますからね」
872 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:32.77 ID:xyG4H+ug0
ーー
「ありがたやありがたや…」
「こんな所に神様が降りてきてくれるなんてなぁ」
「あの言い伝えは本当だったんじゃ、神木には神がついとる」
「「……」」
「またこうなってしまうのでは……意味がありませんね……」
「数千年生きて……やはり時代に干渉した時が一番良かった……」
「彼のように……苦難を乗り越え……私と共に歩もうと……言ってくれる……そんな人を私は……待つ……」
「彼とは……また……彼のような……時代人を……」
「ハイル……ヒト……」
「……」
ーー
873 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:58.98 ID:xyG4H+ug0
続く
コメントなどあればお願いします
874 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:33:57.43 ID:qvqCb21rO
おつ
>>1
から出してきた設定だからマジの神である可能性はあるなぁ
でもこんなトンデモ能力をこちら側のカミサマやアイツが知らない、狙わないはずがないのが気になる……
875 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:36:51.13 ID:oLQ/kN6lo
おつ
チョビヒゲかよ!
876 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:39:44.93 ID:mUgwKxSto
おつでした
扉が何回か開いてる事を考えると世界五分前仮説式か…?
…司令官の皮被ってる(物理)奴や巻戻る時間の中で自殺繰り返す司令官、拍手のかわりに手をひらひらさせる司令官などが出て来なくて良かった…
877 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:40:12.80 ID:Xo6aVoVDO
お疲れ様でした
詐欺師か本物かはこれからの安価で別れるかな
集落と聞いて某ホラーを連想
878 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:41:17.95 ID:kkvoAT/L0
総統閣下は「奴」と呼ぶ存在の声が自分にだけ聞こえたらしい
彼の行動にも影響したとも言われてその「声」で死の窮地を脱したこともあるとか
もしかしてその正体がこの男だったりして
879 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 19:24:24.44 ID:xyG4H+ug0
ーー
提督「響の様子はどうだ?」
由良『良くない』
由良『最悪腕を切断』
提督「……そうか」
龍驤「ごめんな、気付いた時にはもう鎮守府を飛び出した後やったんよ…」
由良『それはこっちも悪い』
由良『名取を置いていかなかった私の判断ミス』
龍驤「そうは言うても…ウチらは気付かなあかんかったんや…」
由良『起こってしまったことは仕方ない』
880 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 19:27:20.03 ID:xyG4H+ug0
まるゆ『提督さん、私は一度戻って応援を頼めないか相談してみます』
龍驤「無線か何かで呼ばれへんの?」
まるゆ『あの男が直接何かしない限りは難しいです…』
名取『響は自分で腕を折ったしね…』
由良『私達も少し考える』
由良『誰も失わないのを最優先にする』
龍驤「もちろんや頼むで…!」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
881 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:33:52.73 ID:YjMFF4Sro
まずは救世主とやらについて考察
882 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:39:09.81 ID:G9tHUIDgO
霞が精一杯もたせてるけど腕についてはやはりグラーフを頼るしかないのではと
883 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:53:45.12 ID:Xo6aVoVDO
>>882
884 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 19:59:09.35 ID:xyG4H+ug0
ーー
由良「ダメね」
由良「霞の薬で持たせているけど、限界」
名取「このまま病院に連れて行っても、意味は無いんだよね…」
由良「腕を切られてお終い」
由良「それくらい状態が悪い」
響「……」
名取「けど顔色も悪いし…ここにいつまでも居られないよ!」
由良「分かってる」
885 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 20:01:20.39 ID:xyG4H+ug0
由良「グラーフを頼る」
名取「菊月提督の所に居る、超能力艦娘…」
由良「彼女なら治せる」
名取「本当に?」
由良「治せない傷は無いはず」
由良「死体の傷も治せる」
名取「じゃあ響はそのグラーフさんに任せて、私達は…」
由良「もう一度。真実を確かめに行く」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
886 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:06:16.96 ID:lln0CSloo
人員を増やした方が安全だ、俺から由良の所の提督に手を貸して貰えないか依頼すると提督
887 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:08:01.36 ID:kkvoAT/L0
「私を理解してほしいとは言わない、しかし伝えることはできる」と
響の司令官の死の詳細を語り始める
888 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:23:27.18 ID:mUgwKxSto
>>886
889 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 20:27:23.22 ID:xyG4H+ug0
ーー
提督『菊月提督と連絡が取れた。そちらの住所を教えてくれればグラーフは向かえる』
由良「ありがとう」
提督『それと余計なお世話かもしれないが、増援を頼んだんだ』
由良「無理」
由良「ただの艦娘が来ても足手まとい」
提督『それは分かっている。だが忍びの艦娘ならどうだ?』
由良「練度が低いなら同じこと」
提督『なら大丈夫だ、あいつは強いからな』
890 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 20:31:05.04 ID:xyG4H+ug0
由良「提督の知り合いに、忍びは居ない」
提督『一人居るじゃないか。今は忍者提督の所で修行をしている彼女が』
由良「…川内」
提督『忍者提督に知らせたら川内が行きたいと。忍者提督も了承してくれた』
由良「…分かった」
提督『それと忍者提督からの伝言だ。三人で無理なら絶対に撤退だと』
由良「了解した」
由良「……」
名取「川内が来るの?」
由良「そう」
由良「川内と三人なら、なんとかなる」
由良「…かも」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
891 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:38:56.92 ID:kkvoAT/L0
例の男が「私を理解してほしいとは言わない、しかし伝えることはできる」と
響の司令官の死の詳細を語り始める
892 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:42:50.74 ID:G9tHUIDgO
川内が合流して作戦会議
893 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:46:40.85 ID:mUgwKxSto
会ってはっきりと川内の成長を感じる由良
894 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 20:58:45.05 ID:xyG4H+ug0
ーーーー
響『ここは…』
「君の……夢の中だ……」
響『お前……は…』
「そうだ……私だ……」
響『顔が………無い…』
「これが私の……本来の姿……顔や形は……飾りでしか無い……」
響『……』
「私を理解するつもりは……無いようだな……」
響『…当たり前だ』
「ならば……君には真実を……教えよう……あの男の……最後を……」
響『司令官……』
895 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:03:34.67 ID:xyG4H+ug0
「あの男は勇敢だった……私の信者が……不正を働いているのを……見抜いた……」
響『司令官が…』
「私を信じなかった連中が……私を使い不正な金を稼ぎ……それを街ぐるみで……行った……」
響『……』
「彼らは……あの男を殺してしまった……」
響『だから自分は悪くないって言うのか』
「そうだ……だから彼には天罰を下した……これで……」
響『終わりなもんか!!私の司令官は殺されたんだ!もう二度と会えない!!』
響『返せ!私の司令官を返せ!!』
「安価」
下1〜3高コンマ ????の台詞やその他起こったことなど
896 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:08:56.96 ID:Xo6aVoVDO
一人の人間に固執していたら世界は救えない
私はそれを知っている
常に人は個人的感情から救済の機会を逃してきたのだ
897 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 21:16:39.31 ID:G9tHUIDgO
できるならやっていただろう
だが私にそこまでの力はない
898 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 21:20:01.37 ID:Lo0GTpsqo
私は彼を聖別し、私の右の座に座らせた
彼は残された者たちを思い苦しんでいた
私が君に話すのも彼のたっての願いだったからだ
899 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:24:57.60 ID:xyG4H+ug0
「たった一人の人間に……固執していたら世界は救えない……私はそれを知っている……」
「人は個人的感情から……救済の機会を逃してきている……」
響『何が救済だ!私にとって司令官はこの世界そのものだ!』
「その感情が……人を破滅に導く……」
響『うるさいうるさい!他の誰かなんか関係ない!私は司令官を殺されたんだ!』
「そうか……君は救済は必要無いと……」
「ならやはり……君は……代償になるべきだ……」スッ
響『!!』
900 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:27:56.01 ID:xyG4H+ug0
ーー
グラーフ「響はどこ…?」
川内「お待たせしました師匠!お久しぶりです!」
由良「鍛錬は怠っていなかったようね」
川内「もちろんです!」
名取「……」
由良「名取、響は」
名取「消えた…」
グラーフ「逃げちゃった…?」
名取「違う……ずっと様子を見てたのに…瞬間移動したみたいに消えたの…」
由良「貴女達がやった?」
グラーフ「違う!この場所しか知らないから他の場所でどうにかなんかできない!」
川内「敵も超能力者ってこと?」
901 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:30:08.45 ID:xyG4H+ug0
名取「違う…あの男は本物だ……」
由良「あれは術か何か」
名取「タネがあるなら私にやってみせてよ!」
川内「まぁまぁ落ち着いて…」
グラーフ「超能力なら…こっちにも居る…」
由良「行くしかない」
名取「無理だよ……相手は…」
川内「とにかく響を回収しないと、逃げる云々はそれからです!」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
902 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 21:37:51.48 ID:Lo0GTpsqo
司令官のいた時の鎮守府の夢に取り込まれている響
施設も同僚もそして司令官も全てが記憶のまま蘇っている
903 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/06/09(火) 21:51:29.76 ID:G9tHUIDgO
個人に固執しないという救世主に対して響は個人の感情があるから人なんだと主張の問答が始まる
私が司令官を想わない世界や誰かが誰かを想わない世界はただの停滞しているだけ
そんなの全員が死んでるのと変わらない、お前はみんな殺そうとしているって
904 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 21:53:52.38 ID:TRVhU8w0O
>>902
905 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:00:13.96 ID:TRVhU8w0O
我こそが正義タイプに論戦は通じにくいと思うがどうだろうか
906 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:01:24.39 ID:xyG4H+ug0
ーー
響「ぅぐ…ううう……」
「……」
響「お前は…」
「私は……救世主……」
響「違う…お前は人を殺そうとしてる…」
「何を……」
響「 個人の感情があるから人なんだ…誰かが誰かを想わない世界は…死んだ世界だ…」
「死を……語るか……」
響「そんなの皆が死んでるのと変わらない…お前は皆を…世界を殺そうとしている……!」
「世界を殺す……言い得て妙だ……」
907 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:08:15.47 ID:xyG4H+ug0
「君は……正しいのだろう……」
響「そうだ、私は…!」
「だが……論理的に正しいに……過ぎない……」
響「なに…」
「生理的……刹那的……自然的……超越的……哲学的……強者的……」
「この世に……正しいはいくつある……?」
響「……」
「私は救世主……その意味が分かるだろう……」
響「…黙れ!お前はただの人殺しだ!」
「君が……君こそ……多くを殺した……」
響「そんな事していない!」
「深海棲艦も……生物だ……」
響「それは…」
908 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:10:08.48 ID:xyG4H+ug0
「君を……救う為に……代償とする……」
「さあ……こちらに……」
響「…」ジャキッ
「私に武器を……向けた所で……」
響「…司令官を返せ!この人殺し!」
「……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
909 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:13:37.40 ID:Lo0GTpsqo
響を何も知らない哀れな者と考えた救世主は代償とはせず
>>902
一方集落へは由良達が戻ってきた
910 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:14:38.38 ID:Xo6aVoVDO
私が憎いか
人の憎悪は感染しいずれ世界を終わらせるだろう
人らしくとはそういう事だ
いつか解る時が来る
その時に改めて代償を
その言葉を最後に響は元の場所へと戻っていた
腕も完治している
911 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:21:58.74 ID:mUgwKxSto
>>909
912 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:35:43.69 ID:xyG4H+ug0
響「司令官の仇…!」
「……」スッ
響「ぁ」シュンッ
「知らぬは……罪ではない……あの地で……全てを……」
シュバババッ
由良「居た」
名取「響は!?」
川内「こいつが…!」
「……」
名取「響が居ない!?」
川内「師匠、どうしますか?」
由良「…」
川内「師匠!!」
由良「……」
913 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:39:14.37 ID:xyG4H+ug0
ーーーー
響「ぁ……」
響「ここは……?」
響「私の腕が…治っている……」
響「…ここは鎮守府。私が居た…司令官と一緒に……」
「響」
響「司令官……?」
「響」
響「本物の…司令官……なのかい…?」
「ああ」
響「なら何か…証拠を……」
「改装する前の帽子、あそこに俺のメッセージを書いた」
「その帽子を…俺は持っている」
響「あ、あ、ぁ、ぁ……司令官…司令官!!」ダキッ
「…響」
響「うぅ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
914 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:42:42.14 ID:Xo6aVoVDO
司令官は響のよく知る司令官そのもの
しかしそれ以外の全てが微妙に違う
大本営はあの旧大本営のままで戦いも激化しているらしい
915 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:42:57.80 ID:YjMFF4Sro
過去に浸る響、ゆったりとした時間が流れていくけれど段々と違和感や居心地の悪さを感じる
寸分違わず本物と同じだけどこれは嘘、今を覆い隠す嘘なんだと
916 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:52:08.58 ID:TRVhU8w0O
>>915
917 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 22:57:37.45 ID:xyG4H+ug0
ーー
響「暖かい…」
「そうかそうか」
響「もう一度司令官に抱き締めてもらう…それをどれだけ夢見たことか…」
「こんな事くらい、これからいくらでもやってやる」
響「うん…私はずっとここに居るよ…」
「そうだ、お前はここに居ていいんだぞ」
「響」
響「…………違う」
「どうしたんだ響?」
響「お前は……司令官じゃない」
「何を言うんだ響、俺は…」
響「司令官は私の事を響と呼ぶのは人前だけだ。二人だけの時は…ちゃんと名前を呼んでくれていた」
「何を言ってるんだ、響?」
響「……違う」
918 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:01:22.61 ID:xyG4H+ug0
響「違うことが違う。この違和感はなんなんだ」
響「確かに司令官は二人だけの時でも私を響と呼ぶことはあった」
響「でも違う……これは違うんだ…」
「一体どうしたっていうんだ?」
響「やっぱり目の前に居るのは司令官だ。でも何かがおかしい…」
響「……」
響「これは…記憶……私の中にある……もの…?」
響「そうだ、それを確かめる方法がある……!」ダダダッ
「おいどこに行くんだ響…」
919 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:04:27.06 ID:xyG4H+ug0
ダダダダダッ
響「はぁ…はぁ……やっぱり…そうだ……!」
響「ここには…何も無い……!」
ズォォォォォ……
響「この工廠裏は…私は来たことも見た事も無い。だから真っ暗の闇がある!」
響「ここは私の記憶が再生された鎮守府だ」
響「あの男の仕業……なんでこんな事を」
響「こんな今を塗り潰すようなことをしても意味は無い!私には帰る場所があるんだ!」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
920 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:06:31.03 ID:kkvoAT/L0
響の強固な意志に次第に男も自分の行いに迷いが生じる
過去の行動が走馬灯のように流れ葛藤
921 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:09:00.32 ID:Xo6aVoVDO
響の記憶
そして司令官が殺された場面へとシフトしていく
922 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:10:36.29 ID:mUgwKxSto
なおも甘言を囁く偽司令官と振り払おうとする響
二人の前に人型の闇が現れる
923 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:19:01.65 ID:xyG4H+ug0
ーーーー
響「!景色が変わった…」
響「ここは……あの街だ、思い出したくもない…」
「……」
響「あそこに歩いてるのは司令官…」
響「……まさか!?」
「ふんふふ〜ん」
響「待ってくれ司令官!今すぐ引き返して鎮守府に戻ってくれ!」
「ん〜んん〜〜」
ブゥゥゥン…
響「司令官を狙った車が来てるんだ!司令官ーーーーー!!」
ドガッグチャッ
924 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:23:07.75 ID:xyG4H+ug0
「やったか」
「間違い無く轢き殺した」
「警察には金を渡してある」
「これで問題無しだ」
響「う……うぁぁ…………」
響「どうして……なんで……」
響「司令官…司令官…………」
響「司令官は何も悪く無かった……」
響「悪いのはアイツらなんだ…」
響「どうして…こんな事が……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
925 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:23:40.35 ID:kkvoAT/L0
>>920
926 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:24:49.21 ID:qvqCb21rO
さらに場面は進んでいく
狂信者一派の街が深海勢に壊滅させられるシーン
そして響が1人墓前に立ったところまで
何か飛ばしてたら補完してください
927 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:25:31.14 ID:CGbxbFDb0
>>926
928 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:32:46.15 ID:xyG4H+ug0
ーーーー
響「また……景色が…」
「助けてくれ!」
「深海棲艦はもう来ないんじゃなかったのか!?」
「奴らには金を渡した!」
「最初から守る気なんて無かったんだ!」
「あのフツセイキとかいう奴…!」
「もうダメだ!わぁぁぁぁーーーー!」
響「……アイツらが殺されていく…」
929 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:35:13.74 ID:xyG4H+ug0
響「……」
「……」
響「あそこに居るのは…私……」
「……」
響「そうだ…私は慰霊碑を撃って……自分も死のうとした…」
「……」
ガシャーン…
響「……」
響「死ねば…司令官に会える……」
「……」ジャキッ
響「そうだね…私に殺されるなら…文句は無い…」
「……」
響「やっぱり私は…司令官と……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
930 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:38:43.64 ID:Lo0GTpsqo
銃を自分に突きつけてる過去の響にむかって、半透明な姿をした司令官が必死に銃を取り上げようとしてすり抜けている光景が見える
931 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:38:59.41 ID:YjMFF4Sro
確かにそう思った…そう思っていたけれど
足元にせんせいとうすしおが
左右には暁型が
後ろにはガンちゃんが
更にその後ろ提督と続々とみんなが現れる
[
ピーーー
]のは簡単だけど皆と生きて行くって決めたんだ
932 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:47:16.43 ID:xyG4H+ug0
「にゃあ〜」
響「……」
「うにゃあ?」
響「……」
「響ちゃん」
「響!」
「何してるの響、全部お姉ちゃんに任せなさい!」
響「……」
「何をしているちっこいの」
響「……」
「響」
「どないしたんや響?」
「響」
「響……」
響「……」
933 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:47:26.50 ID:mUgwKxSto
>>931
934 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:50:23.55 ID:xyG4H+ug0
響「死ぬ事は簡単で、いつでもできる」
響「例え死んだとしても、一瞬苦しみから解放されるだけ」
「そうです、後に残るのは後悔しかありませんからね」
響「…私はそれを教えてもらった」
響「私は生きる必要は無い」
響「だけど」
響「生きると決めたんだ」
響「司令官も龍驤さんも、私の事を思ってくれてる」
響「ガングートや暁、雷、電」
響「うすしおに先生…」
響「私を待ってくれてる人が居る」
935 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 23:52:43.33 ID:xyG4H+ug0
響「もう死にたいだなんて思わない」
響「…私は生きるんだ!」
響「例えそれがどんなに辛いことでも、私はそうして生きていく!」
響「そうすれば、きっと……司令官が褒めてくれる」
響「ありがとう司令官…」
響「私は……大切なものに気付くことができた」
響「司令官は…私の心の中に居てくれていたんだ…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
936 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:53:21.10 ID:Xo6aVoVDO
君のように乗り越えていく人間は今までにも居た
しかしそれでも世界は変わらなかった
何故だか解るか?という声
問いかけというよりは詰問、まるで助けを求めるような
937 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:53:55.39 ID:Xi348od8O
ハレルヤ!彼の心残りはここで解消された!
あの時アレに抗えなかった私の役目はここで終わりだ!
938 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:08:32.28 ID:3CxFOTun0
ーー
響「……はっ!」
「己を知り……知を得ること……即ち……」
響「…もういい。お前の戯言は聞き飽きた」
「君を……代償とするのは……止めておこう……」
響「なぜ?」
「彼の姿を借りる……それと交換だ……」
響「……」
「それだけでは無い……彼の無念も……晴らした……」
響「デタラメを言うな!司令官は…」
「彼は……君が心残りで……彷徨っていたのだ……」
響「……」
939 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:14:53.26 ID:3CxFOTun0
「君への私の役目は……終わりだ……」スッ
響「あ、待て…!」
「私は……待つ……こんな村では無く……終わりの地で……」
「いや……終わりでは無い……」
「墓場であって……神聖でもある……」
「そう……懐かしの……」
「ゴ○○ダ……」
響「……!!」
940 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:17:10.41 ID:3CxFOTun0
ーー
響「う、ぅぅ……」
名取「……」
川内「……」
由良「…」
響「皆…寝てる……」
由良「私は起きている」
響「由良…さん……」
由良「…何が起こったのか私にも分からない」
由良「突然光に包まれて、ここに居た」
響「ここは…?」
由良「村の外」
響「……」
由良「あの男は…本物だというの」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
941 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:19:12.94 ID:o/9IS3T10
提督に報告をするがモヤモヤしたものだけが残る
942 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:19:49.02 ID:yYvi4g9po
まるゆの同僚が松葉杖を付きながら村を出ようとしてる
話を聞くとひどい怪我で動くことができなかったらしくこれでも奇跡的に回復したほうだと
>>941
943 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:20:46.74 ID:GTWFMK5CO
男はいなくなったが謎はまだ多い
結局消された男はどうなったのか
ボロい村に最新のタブレットがあったのはなぜか
男を利用した誰かが背後にいるのか
944 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:20:56.81 ID:r2qsWjtGo
謎は残るがひとまず帰投
945 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:32:22.00 ID:3CxFOTun0
ーー
龍驤(響らは全員無事、まるゆの同僚は脚を怪我して動けやんかっただけで、命に別状は無かった)
龍驤(これで万事解決や…とは言い切られへん)
龍驤(あの村はなんやったのか、響の司令官に似た男はどこに消えたのか)
龍驤(後からまるゆが村の人達に聞いた話やと、タブレットやパソコンやらは買った覚えが無かったし、使ったことも無かった。せやけどちゃんと使いこなせてた)
龍驤(でもあの男が消えてから使い方も分からんようになってしもたらしい)
龍驤(謎を多く残したまま、この事件は終わりそうや。ウチと司令官の心にはモヤモヤしたものが残る結果になった)
龍驤(それを裏付けるかのように、由良と響がこの事についてもう金輪際喋りたくないと言うてきた)
龍驤(あの二人は……一体何を見たんやろうか…)
ーー
946 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:37:47.33 ID:3CxFOTun0
ーー
Y子「ねぇお姉ちゃん…」
富士「貴女の言いたいことは分かる。けどこれだけは言わせて」
Y子「…なに?」
富士「触らぬ神に祟りなし」
Y子「……」
富士「あの男は自分が何者で、どういう存在なのかを自覚していた」
Y子「神様…?」
富士「そんなものじゃない。それよりもっと……ぐ…ううぅぅぅ……!」プルプル
Y子「怖いの…?」
富士「彼は……神からは遠い……けど……それ以上の……」
Y子「お姉ちゃん…」
富士「彼は…数千年生きている……言い換えれば……数千年前に…何かがあった……」
Y子「あ、あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
富士「私みたいな存在じゃ…語ることも許されない…」
ーー
947 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/10(水) 00:38:34.95 ID:3CxFOTun0
このスレはここまでです
また次スレで宜しくお願いします
948 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:39:42.92 ID:FMJe/khRO
乙です
彼の隣にブ○ダがいればまた違う道もあったのだろうか
949 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:40:55.36 ID:ImffuCiDO
お疲れ様でした
ええと…なんか元ネタが…?
どういう流れにしたらいいのか正直解らなかった
950 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:44:27.31 ID:4mCJmc2jo
自分を代償に人類の原罪を背負ったあのお方の模倣かな?
951 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:45:30.36 ID:r2qsWjtGo
乙
この人とあの人を結びつけるとはまたロックな…
響が段階上がった…?事を良しとしたい
952 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 19:44:31.80 ID:OKtsrGuzO
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591870259/
953 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 19:50:36.11 ID:oEIblufvo
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